真・東方夜伽話

酒三杯にして酒、妖精を飲む

2009/01/04 23:25:18
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酒三杯にして酒、妖精を飲む

下級奉仕種族

※サニーxルナ…だと?
※ネチョ薄め
※誰てめぇ



































「だからさぁ!温泉なわけよ、温泉!」

サニーミルクがドン、とお猪口を木のテーブルに叩きつけて叫ぶ。
いつもは健康的な色の肌が赤く染まり、すわった目で正面のルナチャイルドを睨んで……早い話が泥酔していた。

「温泉!そうね、サニー!それなのよ!……で温泉ってなんだっけ!?」

向かい合うルナチャイルドもぐい、と酒をあおってから叫び返す。
こちらもサニーミルクに負けず劣らずの泥酔ぶりで、真っ赤な顔でふらふらと身体が揺れている。

「あの巫女が神社の間欠泉を使って温泉を作ってる、って話でしょ?」

奥から日本酒のビンを持ってスターサファイアが姿を現した。スターサファイアは給仕をしているためか、
顔色に変化はなく至ってしっかりした足取りで二人がいるテーブルまで酒ビンを運ぶ。
彼女は栓抜きを使ってビンのふたを開け、二人のお猪口に酒を注いだ。

「そうよ!巫女が温泉を作ってるのよ!だから皆で一番風呂を頂こうってわけ!」
「なるほど!つまり巫女が温泉を作ってるから先に一番風呂をもらっちゃうってことか!
流石サニー、日光の妖精は伊達じゃないなぁ!温泉には一家言あるってことね!」

何がおかしいのか、日光の温泉……日光の妖精……とつぶやきながらケタケタと笑い始めるルナチャイルド。
意味もなく大声で会話をする二人を横目に自分用のお猪口にも酒を注いだスターサファイアはいつものように会話に入る。

「でも、あの巫女に見つかったらひどい目にあうわよ?逃げるにしても裸じゃちょっと……ねえ?」
「なあに、スターは嫌ってわけ?あの巫女に見つかる前に逃げればいいじゃないのよー
 大体、私がいるんだから見つかりっこないわ、大丈夫よ、だいじょーぶ」

絡むサニーを無視して、スターサファイアはまだくつくつと笑っているルナチャイルドに話を振る。

「ルナは?サニーと一緒に温泉、入りに行くわけ?」
「サニーと二人で温泉入るんでしょ?それで巫女の鼻も明かせるんだし、ねえ」

妙に据わった目で自分を見つめるルナチャイルドに、スターサファイアは気圧引きつった笑いを浮かべると
ちょっと目を泳がせた後に答えた。

「そうねえ、行くなら私は見張りかしら。ほら、巫女が来る前に二人に警告しないといけないし」
「スターは偉い!大好き!やっぱり私達の絆はぁー、そんじょそこらの妖精とはちがうわけよー
 ……そーよね、ルナ?ルーナー?」

酒臭い息をはきかけながら横から肩を組もうとするサニーミルクの腕をさりげなく振り払いつつ、
スターサファイアは酒を一口、口にする。ぴたりと静かになったルナチャイルドの方は、あえて、見ない。

「どーしたのよ、ルナ?やっぱり三人一緒がよかった?」
「……別に」
「なによ、不機嫌?」

むっつりと黙りこくり、ちびちびと酒を煽るルナチャイルド。
そんな彼女にサニーミルクは陽気に語りかけながら、テーブルを回り隣に移動する。
彼女達を横目でチラチラと追いながら、スターサファイアは全神経を集中させた。
会話、目線、手の動き、息遣い、全てを見落とさないように。

「ほら、そんな顔してないで、笑いなさいよー、うりゃ!」
「ちょ、なに、あははは、やめ、やーめーてー!あはははは」

ルナチャイルドの後ろに回ったサニーミルクが掛け声と共に脇に手を差し込み、脇腹をくすぐり始める。
髪を振り乱しながらルナチャイルドは暴れるが、巧みに身体を入れ替えくすぐり続ける彼女を振りほどけない。
服の上から肋骨に指を立て、グリグリと揉むようにくすぐるサニーミルクをなんとかしようと腕を振り回すが、かすりもしなかった。
ルナチャイルドはくすぐったさに耐えられず足をばたばたと暴れさせ、その動きにあわせてスカートがバサバサと音を立てる。
暴れる二人の動きにあわせて、がたん、がたんと椅子がゆれた。

「あはははは!やだ、サ、サニー、駄目、駄目だって……」
「いつもむっつりしてるから、ルナにはこれくらいがちょうど……きゃあ!」

どすん

二人がもつれ合い、床に転倒する音が響く。
それを見てスターサファイアは自分の椅子の位置をさりげなく二人がよく見える場所に移動させた。

「うーん……いたた、サニーの馬鹿ぁ、なにするのよう」
「ふっふーん、上を取ったわよ?ルナ」

床に大の字になっているルナチャイルドにまたがり、勝ち誇った顔で手をわきわきさせるサニーミルク。
二人とも先ほど暴れたせいで息が上がっており、ますます酔いが回ったのか目の光がおかしい。
調子に乗ったサニーミルクがさらにくすぐろうと、効果的な場所を探してルナチャイルドの身体に目を落とすと、
先ほど暴れた時に引っ掛けたのか胸元のボタンが盛大に吹き飛び、キャミソールが露出していた。

顔を赤くして(酒に酔っているから当然だが)涙目のルナチャイルドを見て、サニーミルクの酔いが急に覚める。
まだ視界がぐらぐらするものの、僅ながら冷静な思考能力を取り戻したサニーミルクの心に罪悪感が生じた。
流石にちょっとやりすぎた、と。

「えっと、その……ごめんね、ルナ」

気まずい沈黙。
ルナチャイルドは黙ったまま口をへの字にして、潤んだ目でサニーミルクをにらむ。
まだ酔いが回っている頭で、どうしよう、と暫く考え、これは謝り倒すしかないかな、と結論付ける。
そう思うならルナチャイルドの上からさっさと退くべきなのだが、酔っ払っているサニーミルクにはその考えが浮かばない。

「ごめん、調子にのりすぎたわ……背中、痛くなかった?」

まるで怒った猫のような、ルナチャイルドのふー、ふー、という鼻息が聞こえてくる。
これは、自分の好きなものを諦めて珈琲豆を盗むの手伝ってあげるくらいしなきゃ駄目かな、と思った時。
ルナチャイルドが掠れた声で、答えを返す。

「胸が、痛いわ」
「え?」

その言葉を聞いたとたん、ぎくり、とサニーミルクの身体が揺れる。
何故だかわからないけど、胸の奥がざわめく。
こんな声色は聞いたことがなかった。いつもの不機嫌に文句を言う時とも、機嫌がいい時とも違う。
サニーミルクの、聞く者の心をざわめかすような、艶のある声。

それがどのような時に発せられる声色なのか。
それがルナチャイルドから発せられるのを初めて聞くサニーミルクにはわからなかったけれども、
『普通』ではないということだけはわかった。そして、その声が何か自分に影響力を持つ、ということも。

「あ、え?何を……」
「胸が痛いの。サニー、さすって」

潤んだ目。不機嫌そうに結ばれた口元。ひそめられた眉。ルナチャイルドは何一つ変わらないように見える。
ただ、声が。その声が発せられた時から、サニーミルクにとってのルナチャイルドが変わった。
はじけ飛んで役に立っていない服や、薄い胸を包むキャミソールが斥力を獲得したかのように、サニーミルクの視線を弾く。
そこに目をやると、燃える様に耳が熱くなり長く正視していられない。
サニーミルクの視線が泳ぎ、先ほど獲得した僅かながらの冷静な思考がどこかに吹き飛んでしまった。

「え、胸?打ったの背中じゃあ……」
「胸、打ったの。早くさすって」

力強く断言される。なんでこんなに自分が緊張してるのか、サニーミルクにはさっぱりわからなかった。
手が、震える。酒の所為ではないことはわかっていた。喉がカラカラで、無性に酒を煽りたくなる。
心臓が激しく踊り、呼吸が荒い。

(別に、ルナの胸をさ、さするだけじゃない。巫女に追っかけられてるわけでも、吸血鬼に捕まったわけでもないわ)

そう自分に言い聞かせるも、頭が真っ白になって手が動かない。
サニーミルクが酔っていなければ、あんな声で囁かれていなければ、
明るく冗談のひとつも言ってルナチャイルドの上から立ち上がり、いつもの二人に戻れていただろう。
でも、ここにいるのはいつものサニーミルクでも、ルナチャイルドでもなかった。

ごくり、と唾を飲み込む。

ゆっくりと、泳いでいた視線をルナチャイルドの胸元に移す。
キャミソールに微かに浮かぶ二つの小さな突起が目に入った瞬間、何故か鼓動が激しく早くなった。
まるで先ほどまでの斥力が引力に変わったかのごとく、サニーミルクはそこから目が離せなくなる。

「サニーの好きに、して。どんな風にされても、いいから」

ルナチャイルドに鼻にかかったような声色で、求められる。
さするだけでそんな言い方をするものだろうか、という疑問がふと浮かぶが、
サニーミルクの頭はそれ以上その疑問を追及することができなかった。

ゆっくりと、とてもゆっくりと。
サニーミルクの両手が吸い付くようにルナチャイルドの胸にふれた。

***

「んぅ!」

キャミソールを押し上げる小さな突起に手のひらが触れた瞬間、ルナチャイルドは小さく呻いた。
反射的に手を引こうとするサニーミルクの腕をとっさに押さえて、ルナチャイルドは囁くように言う。

「駄目。やめないで」
「……あ、でも」
「続けて、欲しいの」

すべすべとしたキャミソールの感触と薄く肉付きのある胸に指が沈む柔らかい感触がサニーミルクに伝わる。
それと同時にルナチャイルドの激しい鼓動と、浅く早い呼吸も。

「や、優しく……するね」

潤んだ目でこくり、と頷くルナチャイルドを見て、サニーミルクは何故か自分の股のあたりが疼くのを感じた。
ゆっくりと、ルナチャイルドの胸を両手でさする。力を入れすぎないように、ゆっくりと。
求められるままに円を描くようにすると、ルナチャイルドは鼻にかかった声で短く、声をあげる。

「んっ、はぁっ!んっ、んっ、んぅ!サ、ニー……」

ルナチャイルドの声を聞きながら行うその行為で、
彼女に跨ったサニーミルクの股が腹にすれ、ジンジンとする疼きが激しくなっていく。
それをどうしたらいいのかわからず、サニーミルクはただ黙々とルナチャイルドの胸をさすった。

ふと、さする手を押さえられる。

「あ、もういい……の?」

どこか残念な、でも解放されたような気持ちで聞くサニーミルクにルナチャイルドは首を振る。

「サニー、脱がせて……直にさすって」

またルナチャイルドの言葉がサニーミルクに突き刺さる。
自分が自分でなくなったような感覚。
ルナチャイルドの身体を目にするたびに、声を耳にするたびに心がざわめき身体の奥が熱くなっていく。
まるで催眠術にかかったかのように、サニーミルクはその声に逆らえない。

言葉のままにゆっくりとルナチャイルドの上着を脱がしキャミソールの肩紐を外す。
万歳させてキャミソールを一気に脱がすと、ルナチャイルドは自分でスカートのホックを外し、脱いだ。

ルナチャイルドの白い裸体が目に眩しい。
胸にはうっすらと肉がつき、その頂には控えめなピンクの突起が自己主張をしている。
あくまでも白い肌は緩やかなカーブを経て、可愛らしいおへそを見せたあと、ドロワーズに隠された下半身へと続いていた。

サニーミルクの口からため息が漏れた。
ルナチャイルドの裸体など、お風呂で飽きるほど見ているはずなのに。
何故かその身体から目を離せない。今のルナチャイルドがとても綺麗に……見える。

官能的という言葉を知らないサニーミルクにとっては、それは定義不能の感覚であったが、
その心の奥から身体全身にざわめきが伝わるような気持ちは、確かに感じていた。

そんなサニーミルクに羞恥心を刺激されたのかルナチャイルドが腕で顔を隠して、彼女の視線を恥ずかしそうに避ける。
その様子にサニーミルクはきゅう、と胸が締め付けられるような感覚を覚えた。

「ル、ルナ?胸、さする、ね?」

こくり、と頷くルナチャイルド。
滑らかな素肌にゆっくりと指がふれ、その汗ばんだ皮膚に僅かに沈む。
ルナチャイルドのインナー越しとは違ったその感触に酔いしれ、夢中でもみしだく。
胸の二つの突起が手のひらですれるたびにあの甲高く鼻にかかった声が響く。

「ん、ひぅ、サニー、さ、にー……きもち、んんっ……いいよぅ」
「ルナ、その……い、痛く、なくなったら……言って、ね?」

もう、痛みをとるためにさすってるのか、そうでないのかサニーミルクにはわからなかった。
ルナチャイルドにこの声を出させると心地よく、気持ちがとても……高揚する。

胸をさすりながらそんなことをぼんやり考えていた彼女にルナチャイルドが甘えたような声で、ねだる。
そんな甘い声を聞いたことがなかったサニーミルクは、
またしても自分の心にジクジクと疼きをもたらす楔が打ち込まれたのを感じた。

「ね、さにー、もっと下をさすって」
「え?あ、そう、もっと下ね?」

胸の膨らみに未練を残しながらも肋骨のあたりをくすぐったくないようにさする。

「違うの。もっと下」
「……ル、ルナはお腹がいたいの?」

滑らかなお腹に手を滑らせ、柔らかさを感じながら撫でさする。
だが、それに追い討ちをかけるようにルナチャイルドは要求を繰り返す。

「ううん、もっと、もっと下」
「こっ……これ以上、下へ行くとドロワーズの中いっちゃうけど!」

声が裏返るのを感じながら、サニーミルクは抗議の声をあげる。
そして同時に、彼女はその行為に甘い期待を抱いている自分を発見してしまった。

(やだ、私……ルナのおまたをさすりたいなんて……おまたをさすったら、ルナはどんな声を出すんだろう、なんて考えてる)

「さにー、私のお……をさすって」

顔を隠したまま、小声でルナチャイルドが囁くように言う。
サニーミルクにはよく聞こえなかったが、それがドロワーズの中に手を入れることを示唆してるのは明確だった。
ぴたり、とルナチャイルドのお腹をさすっていた手が止まる。

サニーミルクは無言で身体の向きを変え、ルナチャイルドの腰を締め付けているドロワーズの紐を緩めた。
そのまま、五指をそろえてゆっくりと腹を滑らせドロワーズに進入していく。
滑らかな下腹部を過ぎ、そのまま明らかに触感が違うやわらかくぷっくりと膨らんでいる部分に達した。

「んっ……はぁー」

感極まったようにルナチャイルドがため息をつく。
だが、サニーミルクはそこの熱く、ぬるりと湿った感触にひどくうろたえてしまった。

「え……あ、あれ?おしっこ?」
「ち、ちがっ……違うの、サニー、違うのっ!」

思わずルナチャイルドを見るサニーミルク。
顔を隠していた腕を下ろし、こちらもうろたえたように言い訳をするルナチャイルド。
そのまま、か細い声でルナチャイルドはサニーミルクに訴える。

「サニー、お願い。そのまま、強く、こすって。辛いの……そのままだと、とっても辛いの」

潤んだ瞳で、縋る様な声で懇願されてサニーミルクはその小水とも違う粘性の液体の正体などどうでもよくなってしまう。

ルナチャイルドの甘い声を聞きたい、というのも勿論ある。
ここを擦ったらどうなってしまうのか、興味もある。

でも、そうしようと決めたのはルナチャイルドが本当につらそうだったから。
縋りつくように懇願するルナチャイルドを楽にしてやれるなら、それをするのがリーダーたる自分の務めだと、そう思ったから。
サニーミルクは三妖精のリーダーを自認しており、つまり二人の仲間が大好きだったのだ。

「い、行くよ、ルナ……嫌だったら言ってね?」

震える声で宣言し、ルナチャイルドの要求どおり強く擦り始める。
そこをどう弄るのか知識が皆無なサニーミルクだったが、自分にもある器官なだけに、強くしすぎるのだけは本能的に回避できた。

「あっ、あっ、あっ……んぅ、ひぅ、さにー、さにー!きもちいいよおっ!」

そろえた指が突起や、柔らかい部分をこねるたびにルナチャイルドから切羽詰った声が搾り出される。
目を潤ませ、うっとりと蕩けた表情が苦痛を感じているわけではないことをあらわしていた。
直線的に擦りつけたり、先ほど胸にしたように円を描くようにしたり。
そのたびに、にちゃにちゃと水音がドロワーズから響く。

そんなルナチャイルドを見て、サニーミルクは異常なほどの興奮を覚え、腰をモジモジさせる。
指が柔らかく、熱く濡れている部分にふれるたびに甲高い声がその先を求める。
こね回す指先に硬くこりこりしたものが触れると、ルナチャイルドは腰を跳ねさせ恍惚の表情でサニーミルクの名を呼ぶ。

「あ、ひぃん……さにー、いいよ、いいよう……もっとして、ひぅ、あぁっ、もうすこし、もうすこしだからぁ」

甘えた声で呻きながら、ルナチャイルドの靴を履いた足がモジモジとすりあわされる。
その虚ろな目でうっとりとした表情を浮かべ、腰をゆるゆると動かす姿に『なにか』の終わりが近いことをサニーミルクは悟った。
ルナチャイルドの反応が強くなるこりこりした部分を中心に指を円運動させる。

サニーミルクの目には、ドロワーズ越しに蠢く自分の手が何か卑猥なもののように映った。

股を大きく開いて、指の動きにあわせるように腰を動かすルナチャイルド。
それに止めを刺すように手の平でぐいと、腹の方にこりこりとした部分を引っ張る。
その瞬間、にゅるり、と固くしこった熱いものが飛び出し、それがサニーミルクの指に触れた。

「あっ、あっ、ああぁぁ―――、あぁぁ――――っ!さにー、さにーっ!!」

びくん、とひときわ大きく痙攣するルナチャイルド。
それで、『なにか』が終わったことをサニーミルクは理解し、ゆっくりと指をドロワーズから引き抜く。
指にはべっとりと白い粘性のある液体が付着していた。

とりあえずそれの処遇は無視し、ルナチャイルドの様子を見る。
呼吸は酷く荒いものの、彼女はうっとりとした幸せそうな表情で何かをかみ締めていた。

「……ルナ、大丈夫?」

異常なまでの興奮が収まりつつあるためか虚脱感に襲われながらサニーミルクは心配そうにルナチャイルドに話しかける。
いまだ股がジンジンと疼いていたものの、それよりルナチャイルドが心配だったのだ。

「ん……サニー……指」

ルナチャイルドは、うっとりとした表情のまま、サニーミルクの手を取る。
その瞬間、サニーミルクはずくん、と心臓が疼くのを感じた。

「あ、や、そんな……汚いよ、ルナ!」
「サニーの指、綺麗に、してあげる」

ぴちゃぴちゃと、白い粘液がまとわりついた指がルナチャイルドの舌によって清められていく。
人差し指と、中指と、薬指を丹念にねぶり、指の股に舌を這わす。
酔いのすっかり抜けた頭で、指から送られるなんともいえない感覚にサニーミルクは戸惑い、手を引き戻すことが出来ないでいた。

「んっ……ふぅ、んん……サニーの指、おいひぃ……」

うろたえつつも、なすすべもなくルナチャイルドに指をすみからすみまで味われるサニーミルク。
清め終わった指をちろちろと舌でくすぐるルナチャイルドの口から指を抜くとちゅぽん、と音がした。
ほう、とため息をつき、満足げなルナチャイルドの顔をサニーミルクは直視できない。

「じ、じゃあ、もうおしまいね!明日も早いしもう寝ましょう!」

サニーミルクは不自然に明るい声で何かを断ち切るように立ち上がった
……つもりが、ぐい、と腕を引っ張られて姿勢を崩す。

「あ、え?」
「サニー、ね……サニーにもしてあげる」

ゆっくり覆いかぶさってくるルナチャイルドに、
僅かな恐怖、そして期待と興奮に縛られたサニーミルクは抵抗も出来ず床に押し倒された。

***

「……みたいな話には、ならないわよねえ」

床に寝転がってイビキをかいている二人を見つめながら、スターサファイアは一人ごちる。
二人が散らかした食器類の洗いぬけが終わった彼女は、エプロンを外したいつもの服装で
あきれたようなため息をついて床のサニーミルクとルナチャイルドを見下ろしていた。

「あのみこをだしぬいていちばんぶろぉー…」
「さにー、そんなよらないでよぉ……ちかいってばぁ」

酒に酔った真っ赤な顔でニヤニヤしながらつぶやく二人。その前で思案顔のスターサファイア。

「風邪をひかれても困るのだけど……あ!そうだわ!!」

スターサファイアは暫く考えたあと、にこりと笑う。そのまま、サニーミルクの両脇に手を入れ、
床を引きずってルナチャイルドの隣まで移動させ、二人の右手と左手を組ませて丁寧に指を絡ませていく。
最後に顔の位置を調整して、半裸のルナチャイルドにしな垂れかかるサニーミルクという構図を完成させた。

「ふう、二人とも寝相悪くないといいんだけど。
 せっかくだからルナが先に起きて欲しいわね……ふふふ、どうなるか楽しみだわ」

悪戯を完遂したいい笑顔で、二人にかける毛布を取りに部屋を出るスターサファイア。
残された二人は恋人同士のように寄り添い、寝息を立てていた。
今年の目標:スター先生の妄想を挟まずに二人をちゅっちゅさせる。

2009/01/05 追記
とりあえず修正だけ。

ChangeLog
- 2009/01/04 1.00
 リリース
- 2009/01/05 1.01
 表現修正
- 2009/01/11 1.02
 いくつかの表現・タグ修正

>n様
一身上の都合にて年内に妄想なしでネチョらせられなかった
不甲斐ない私ですがそういっていただけると大変励みになります

三月精の作品、増えるといいですねえ…
下級奉仕種族
http://byakhee.blog13.fc2.com/
コメント




1.名無し削除
作者とタイトル見てから三月精妄想余裕でした
相手しか見えなくてスターさんを忘れて始めちゃう二人が可愛い過ぎて、いつ気付くのかと思いきや。ちょwwスター先生www
次の日の話が「ルナが明確に恋心を自覚する話」ですね、わかります。
>今年の目標
逆に言えば今年中には見れるってことですね。wktkしながら待ってます。

あと少し気になった誤字?を
>気おされた
気圧されたの方がわかりやすいのでは?
>呼ばわった
?

長文失礼しました。そしてお年玉ありがとうございました
2.名前が無い程度の能力削除
さすがスター先生!新年早々煩悩全開やで……。
3.名前が無い程度の能力削除
ついにルナがサニーと結ばれるのかと思ったが
そんな事はなかったぜ!
4.卯月由羽削除
二人が結ばれる日を正座しながら待ってます。
5.監督削除
勝手な解釈かもしれませんが。
段落記号の中『だけ』がスター先生の妄想だとすると……。
いやいや、実際の二人も結構進展しているようではありませんか。

このシリーズのお話、大いに楽しみにしています。
6.謳魚削除
サファイア教授は今日も絶好調!
サファイア教授総受けが好きな私は悶えるしかない……っ!
7.下級奉仕種族削除
> 名無し様
おお……ついに憧れの誤字・わかり辛い表現の指摘が
ありがとうございます。冗談抜きで、とても嬉しい

年内までにぎこちなくちゅっちゅする二人をお見せできる…と良いのですが

> 2. 点 名前が無い程度の能力様
スター先生の煩悩は多分、108個以上あるのでしょう
あるいは幻想郷に寺が無く、除夜の鐘が鳴らないという可能性もありえます

> 3. 点 名前が無い程度の能力様
スター先生の妄想で二人が結ばれると信じて…!
ご愛読ありがとうございました!

> 卯月由羽様
年内までに(ry
正座はお辛いでしょうから、足を崩して気長にお待ちください

> 監督様
私のような駄文書きにはもったいないお言葉、ありがとうございます
なんと言うか、挙動不審になりそうです

二人の仲が進展するのはいいのですが、このままでは年内にちゅっちゅできるか怪しいので
もっとこう、急速に近づくイベントがあるといいですね

> 謳魚様
自分の願望を形にすれば、それによって現実が変わるかもしれないじゃない
ってスターサファイア先生が言ってた

ぶっちゃけ、三月精を書く人はもうちょっと増えていいと思うのです
8.削除
さて、あなた様の三月精作品を全部拝見してまいりました。
何回か抜いたので口調がおかしくなってしまいましたが、大変素晴らしかったです。
それでは、スター先生の妄想を挟まない次回作を心よりお待ちしております……