真・東方夜伽話

地獄の釜の、底の底

2009/01/04 16:43:56
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地獄の釜の、底の底

ひととせ
ふたなり有り。
霊烏路 空 × パチュリー というあり得ない組み合わせ。
パチェマリ/マリパチェは宇宙の真理、パチェはオレの嫁。という方には合いません。
エロスが薄いかもしれません。
陽子一個分でも楽しんでいただけたらと思います。


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「レイウジ ウツホ?」
 小脇に抱えた本が燃えないように注意しながら、もやしの様に線の細い一人の少女が地の奥底に降り立った。もう一方の声をかけられた女は、濡羽色の翼をはためかせ振り向いた。
「いかにも、私が火焔地獄跡の火力を調整している空です」
「霊烏路 空。貴方にお願いがあります」
「………………………………誰?」
「パチュリー・ノーレッジ! 前に会ったでしょう!」
 初めて会うかのように言われて思わず叫んでしまう。そこで、ハッ、と正気に戻る。
(そんな事で来た訳じゃないでしょう?)
 三本目の足とも言われる巨大な右腕で、頭をゴリゴリと掻いている空に向かって、パチュリーは言う。
「で、お願いってなんなのさ?」

 ――スペルカード戦をしましょう?

 言うや否や、空の左手が天を指し、強烈な光を発する。
「いきなり弾幕!?」
 パチュリーは急上昇、急転換を繰り返して、初撃――光の球を鎖状に繋げて放射線状に発射する通常弾――を回避する。
(しかも通常弾。これなら、研究も進む!)


 遡る事数日前。
 核融合の力を操る空の力を見たパチュリーは、利用する事を決意した。
 日符『ロイヤルフレア』――パチュリーの中では最上位級の威力を誇るスペルカードである。
 威力、範囲共に文句はなかった。
 威力を超える砲撃も、より広範囲な弾幕も、宇宙人のように「そもそも使わせない」戦法をとる相手など、局所的に自分に勝つ相手は沢山いた。が、それでも及第点には達していると思っていた。
 だが、地獄の烏退治の為に魔理沙についていった時に、『太陽』を見た。
 そして、思い知らされた。
 自分の技は――日符『ロイヤルフレア』は、ただの爆発だと。
 太陽の残り糟、フライパンから油が跳ねた程度のものでしかないと。
 だから、改造する。
 スペルカードを。
 問題提起、原因追求、原因判明、対案作成、情報収集、材料収集、スペル構築、実験、反省……。
 全ての過程を消化し、天に浮く太陽に近づくため、地の底まで再び来た。
(日符『ロイヤルフレア』の改造で、また一つ知識も知恵もつくんだ!!)


 放射線状の初撃を回避して姿勢を整えると、
『ヘルズ――――――――――』
 空の頭上に、黒い太陽が宙に浮いている。
 瞬間、

 ヴィー……………………!
 ヴィー……………………!
 ヴィー……………………!

 身の毛のよだつ、いまだかつて聞き覚えのない警告音が脳内に響きわたり、
「えっ!? えっ!? えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
 パニックに落ちるパチュリー。
『霊烏路 空』の原点――吉兆の獣・八咫烏の、相手を守る本能がその音を強制的に鳴らしているのだが、パチュリーはそうとはわからない。
 相手を一撃で燃やし尽くす――それどころか、灰も残さない強烈なスペルだという事を、思い出した。
 月符、土水符、金水符etc。
 いくつかの防御方法を思い浮かんだが、

『――――――――――――――トカマク』

 空のスペルは発動する。
 その体が巨大な熱を持った光の球――太陽になる。
 また、同じような光の球がパチュリーの後方にもでき、挟まれる形となる。
(なによ。弾幕じゃなくて範囲攻撃じゃない!!)
 なんて事を思いながら、さらに拡散する弾幕を避け続けようとする。
 上昇、
 下降、
 旋回、
 停止、
 転進、
 何度も何度も回避運動を繰り返す。
「――――――!?」
 が、
 気がつけば、目の前に巨大な『太陽』があった。
「詰み」だった。


「さて、どうしたものかね?」
 空はしゃがみこんで、倒れているパチュリーの顔を覗き込む。
「…………というか、なんで戦ってたんだっけ?」
 とりあえず、目の前にいる女は自分の「所有物」だと認識する。
「わかんねぇや。でも、この女はキレイだな」
 紫外線も見える四色型色覚の影響を受けている空は、紫色のパチュリーを見て、思わずそう思った。
 さながら、真紅のルビー、深緑のエメラルド、群青の瑠璃と同じ様に、パチュリーをアメジストやスギライトの様な、紫の宝石に見えていた。
 ふと、空は考える。

   戦う
   ↓
  勝った
   ↓
 自分のもの
   ↓
巣作りは終わった
   ↓
ご飯でもない
   ↓
  なら?

 古今東西、勝者が敗者に行う事は大抵、決まっている。
 巨大な右腕を一度取り外し、口の端を大きく歪めて空はいった。
「さぁ、フュージョンしましょう?」


 空はパチュリーの襟元をつかむと、
ビリィィィィィィィィィィ!
 と、叫び声のような音を立てて力任せに引きちぎった。
「ヒュ~♪ 絶景かな絶景かな」
 着痩せする性質だったのだろう、パチュリーの上に大きく、たわわに実った乳房があった。
「いっただきま~っす」
 その大きな乳房に手をかけると、グニグニと柔らかく、それでいて張った弾力のある感触が空の手に伝わる。
 が、パチュリーの胸が大きく、空の掌では収まりきらない。
 外側から寄せて、そのまま下から持ち上げるようにして、乳房全体を揉みしだく。
 寄せる、上げる、上から押しつぶす、
 何度も、何度も、しっかりと、丹念に、なけなしの愛情を混ぜ、瞬間的な衝動を混ぜ、時には指先だけで乳房に薄く浮かぶ血管をなぞり、時に破裂するんじゃないかと思うぐらい歪にさせ、乳房をもみしだく。
 パチュリーの頬に赤みがさしてきた。
 乳首を摘み上げると、
 ピクッ!
 と、大きく快感で体が跳ねる。
 見れ肩で息をしている。
「………………ニッ♪」
 バサッ! と空は自分の服を脱ぐと、獣欲をむき出しにして覆いかぶさって、片方の乳首にむしゃぶりつく。
「……ヒッ」
 小さく、パチュリーの喉が小さく鳴る。
 チュウウウウウ、ズッ!、チュパ、
 大きな音を立てながら、乳首を吸う。
 そのまま指は、下の方に伸びて、
 クチュ
 と、音を鳴らした。
「ん……んん……?」


 目を覚まし、気絶する前の瞬間を思い出す。
(たしか、ウツホとスペルカード戦をして……負けて)
 その時、クチュ、と、下の方から甘い快感がくる。
 ハッと目を開くと、目の前には勝者が立っていた。
「霊烏路 空」
「やぁ、お姫様」
 上から愛情が混ざった口と、獣欲の混ざったギラギラした眼差しを送ってくる。
「どいてくれないか――」
 すぐさま火符を用意するが――空の左手の方が早かった。
「アタシは勝った。お前は負けた。敗者は勝者のいう事を聞く。何か問題は?」
 パチュリーは「グ」と言葉を飲み込んだ。
(元々、わたしが利用しようとたくらんでいた。自業自得か……)
「で、なんでカラダが目当てなの?」
「巣作りの道具でもないし、食事にも燃料にもならない。じゃあ、カラダしかなでしょ? 安心しなさい。ちゃんと楽しませてあげるから――!」
 言って、パチュリーの『女』の部分を激しくかき回す。
「い……や、ああああ……や……あぁぁぁ、あぁぁぁ!」
「ホラホラ、気持ち良い?」
「や! やめ……て……あ……あはぁぁぁぁ……あぁぁ……ふ……あぁぁ……」
「ホントに止めるの? 洪水みたいにグチュグチュになって、アタシのスペルみたいトロトロに熱くなって、指を離さないようにギュウギュウ締め付けてるのに、ホントに止めるの?」
 空の言葉に、パチュリーは頬をさらに紅く染める。
「やめ……言……わない……で……あぁぁ……恥ずか……し……!」
「第一、地獄中に聞こえる声を出してて、コッチは上の口よりも大きな声だしてるのに、何がイヤなのかねぇ?」
「ほん……と……! 止め……て……! イ……!」
 空にグチャグチャにかき混ぜられながら、我慢するが
「~~~~~~~~~~~~~~~~!」
 あえなく、我慢の限界はやってきた。


「ハハハ! イッたイッた」
 肩で息をしているパチュリーは、空がそう言っているのを聞いた。そのまま空はパチュリーにまたがる。
「それじゃあ、アタシも気持ちよくしてくれよ?」
「――!」
 空が服を脱ぐと、屹立した『男』の物があった。
「なんでそんなのがあるのよ!?」
「生まれた時からこうなのよ」
(地獄烏がメスで、男神の象徴たる太陽の力を得ているからそうなったの?)
「考え事は済んだ?」
 パチュリーがハッと気づくと、空は両手からこぼれそうな大きな乳房で、屹立した自分の物を挟んでいた。
 いわゆる、パイズリ、という奴である。
 ゆっくりと、腰を降り始める空。
「いいねぇ~、膣内とも口とも違う感触だねぇ~。タプタプ柔らかいのに、ギュ~……と抱きついてきてるみたいだ」
 快感をかみ締めるように目を閉じて、腰を振る。
「どうでも良いけど、実況は止めてくれない?」
「いいじゃない……ねぇ?」
「ヒ♪ や……やめ……て……コリ……コ……リ……しない……で……」
「どう考えても、乳首イジられて悦こんでるじゃない? ほら、自分で挟んでよ」
 パチュリーの手を取って、自分で挟ませる空。
「ほら、こうやって腰を振るとさ、あなたの大きなおっぱい犯してるみたいじゃない?」
 恥ずかしさが込み上げる。
 込み上げて、頬を染めて――下も濡れる。
「ついでだから、舐めてよ」


 なに言ってんのよ、と言う前に、口の中に突っ込まれた。
「口の中もあったかいねぇ~。ほら、しっかり舐めて」
 そうは言っても、腰は振られて、乳首も刺激させられて、下の方がイジられないのだから、舐めにくい事この上ない。
 とはいえ、出させれば満足して解放してくれるかもしれない。
(むきゅ~……)
 色々気に食わない部分も出てくるが、パチュリーは舐め始める。
 ペロ、チュ、ブプ! チュウウゥゥゥゥゥゥ……
「お♪ そうそう、やる気になってくれて嬉しいよ」
 パチュリーの乳房の圧力と、舌遣いと、唇で、早くもイキそうになる空。が、負けじと空も乳首への刺激を忘れない。
「乳首コリコリしたら体が跳ねてる。そんなに気持ち良いの?」
 相変わらず止まらない実況に、吸い付いて返すパチュリー。その強い刺激に、ゾクゾクと快感が背中から脳髄へと駆け巡る。
 実況もできないぐらいの快感で支配してしまえば良いんでしょ? と言わんばかりの姿勢に、空の獣欲が刺激される。
「……ちゅば……ちゅ……ちゅぷ……ん♪……」
「はぁ……はぁ……っ……はぁ……あぁぁぁぁ」
 いつしか二人とも、声を出さずに、快感に正直になっていった。
 だが、パチュリーは気づいていた。
 空の動きがどんどん、腰の動きだけになっていったのである。
 チャンス!
 そう思ったパチュリーは鈴口を刺激しながら、自分からも乳房を寄せて前後にしごいて刺激する。
「お……おぉ……あ……あ……あぁ……あぁぁぁ……」
 瞬間、空の腰が引かれる。
(え?)
 パチュリーが呆気に取られた瞬間、
「~~~~~~~~~~……!」
 どぴゅっ! ぶびゅっ!
「……はぁぁ~……気持ちよかったよ?」
「なにすんのよ?」
 顔中に白濁した精をかけられたパチュリーが怒り気味に言う。
 とはいえ、満足したようだからあまり責めるのは止しておこう、とも思う。
 顔を洗う水を出すために水符の呪文詠唱を始めると――


 ペロ。
 頬を舐められた。
「――!?」
 思わず距離を取るパチュリーに空は言う。
「ちゃんと舐め取ってあげるよ?」
 その後も、犬や猫が頬ずりするように肌をすり合わせ、肌を密着させながら顔中の精を舐めていく。
 空の舌が頬や鼻、顎に走る、小さい天道虫が張っているような、こそばゆい感覚を作っている。
(原始的な愛情表現? でも、平気なのかしら?)
 ある程度舐めきった所で、パチュリーは水符で円柱状の水を出して、洗面する。
(髪の毛はもう諦めようかな……?)
 とりあえず、粘り気を全部落とした所で、空が肩をつついてくる。
 ん? と振り向いたところで、口を塞がれた。
 いつの間にか背に手をやられ、半ば抱かれる形で――王子と姫のような姿勢で口づけをされた。口付け程度なら何一つ問題はなかったのだが、
「んー!? ん、んー!! んんんんんんー!!」
 口の中に精が流れ込んできた。
 相手のイチモツから出されて、自分の顔に付着して、相手の口を経由した精が。
 なだれ込んできた。
「………………………………!」
「~~~~~~~~~~~~!」
 一方は精神汚染にも似た屈辱から逃れようと苦悶の無言を繰り返し、
 一方は幼児染みた無邪気さと絶対的優位性に満足な無言を繰り返す。
「――♪」
 パチュリーがなんとかして逃げ出そうとすると、


 再び乳房をイジられる。
 その快感で身をよじる。
 背中に手をやられ、口付けをされて、もう片手で乳房を刺激される。
 チュク……チュ……プハァ、ンチュ……
 舌と舌を絡ませあい、舌が舌の裏をくすぐり、指が大きな乳房にめり込み、時に乳首を刺激する。
 そんな事を繰り返し、ようやく満足した空がパチュリーを開放する。
「ちょっと……何すんのよ?」
「いやぁ、飲みたいかと思って」
「……飲みたくないに決まってるでしょ?」
「そうかい? でも――」
 プチュ
「下の方は相変わらず洪水だよ?」
「ちょっと、急に……刺激し……ないで……!」
「抱きついてきて、かっわいいー♪」
「から……か……はぁん……ない……ヒッ♪」
「ほら、クチュクチュ音立ててるよ? もっと激しくしてあげる」
「フザ……け……はぁぁん、はぁぁ、ひ、はぁぁぁ……!」
 パチュリーが壊れるんじゃないかというぐらい激しく攻め立てる。
「ホラ、我慢しないでいいよ」
「気持……ち……イィ……いい……あは……はぁぁぁ……」
 パチュリーがさらに身をよじり、空に抱きつく。
「~~~~~~~~~~~~~~~~!」


「イク時はちゃんと言わなきゃダメじゃない」
 グッタリしたパチュリーが考えていると、空が脚の間に割って入る。
 そのまま腰をつかまれ、逃げられなくなった。ついでに、『男』の部分を、パチュリーに照準を合わしている。
「待……」
「さ、フュージョンしましょう?」
 言うや否や、空は腰を前に突き出し、パチュリーの中に挿れていく。
「ああああああぁぁぁぁ!」
「ああ……! はぁぁぁぁ……!」
 深く息を吐く空。
 挿れられるんだろうな、とは思っていたが、いざ本当に入ってくると一線超えてしまった実感が湧いてくる。
「入ったぁ……良いね、気持ちいいよ」
 空のモノをズブズブと全部飲み込んで、最奥に到達する。
 パチュリー本人を押し出すんじゃないかというぐらいに強烈な異物感が存在している。けれど、どことなく悪い気がしない。
「凄いね。ギュゥゥゥゥゥって抱きしめてくるよ。ヌルヌルで、トロトロなのに、おっぱいみたいに吸い付いてくるんじゃなくて、このまま食べられちゃいそうなぐらいガチガチに離さないのね」
「だから、実況は止してってば」
「じゃ」


 そういうと、腰を振る空。
「んはっ! あはぁ……ひっ……ひゃあ! あぁぁ……ああぁ……ん……」
 水の爆ぜる音、肉のぶつかり合う音と一緒にパチュリーの嬌声が響き渡る。
「ほら、今度は自分で実況してみてよ」
「あぁぁあぁ……ああぁ……ん……あぁ……はあぁ……っ……はぁあ」
「ほら、どう? アタシのは? 大きい? 硬い? 熱い?」
 そんなの、わかるわけない。
 意識が追い出されそうな位大きくて、
 絶対に砕けない金みたいに硬くって、
 最初のスペルカードみたいに熱くて、
 何がなんだかわからない。
 ただ、わかることが一つだけある。
「気持……ち……はぁぁ……イィ……」
「先にイキたい?」
 大きく頷くパチュリー。
 それを見た空はパチュリーの脚を抱え、大きくのしかかる。
「じゃ、そうしようか?」


 口付けがたやすくできる距離でそう言われて恥ずかしくなって、顔が火照るのが自分でもわかる。
 恥ずかしさから顔を背けようと思ったが
「あはっぁぁぁ!」
 空の腰の方が幾分早かった。
「あっはぁぁ、ん、きゃ、ふっ、っは、ひゃあぁぁぁぁ!」
 先ほどとは比べ物にならない早い振りで攻めたてる空。
 寝台があったら、たとえソレがどんな寝台であっても壊れてしまうんじゃないかというぐらい、強烈な攻めだった。
「やっやぁぁっぁぁ……はぁぁ……ひぃぃ……んっ……きゃあぁぁ!」
 肉のぶつかりあう音がする。
「あぁぁぁ……あぁぁぁ……や、あぁぁ……はぁぁぁぁ……」
 水が爆ぜる音がする。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……!」
 嬌声が響く。
「イ……! ダメ……! イ……! ぁ! イ…………ク……………ぅ…………!」
「あ、締ま……出……! あぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ!」
 びゅびゅぅぅ! びゅる!


 空の攻めに堪えきれずにイッたと思った瞬間、白濁した精を注ぎ込まれた。
「あ…………! か……っはぁ! っ……!」
 そのまま体を突き破って頭から出るんじゃないかと思うぐらい、直線的で、獰猛な瞬間だった。
 あまりの衝撃に、天を――自分と天の間にある「空」を凝視する。
「あれ? ちょっとキツかったかな?」
 そのまま空の顔が近づき、
「でもまぁ、ちゃんと言えたね。エラかったよ?」
 口付けをする。
 唇と唇が触れ合うだけの、軽い口付け。
「……あなた……強すぎ……」
 徐々に回復し始めたパチュリーが、息も絶え絶え、といった状態で言う。
「性分ですから。フュージョンしたからいいじゃない?」
「ホントに妊娠したらどうするの?」
「お燐にしても平気だったから大丈夫だって」
 パチュリーは精一杯不機嫌な顔をするが、空はいたって普通に接してくる。
「それより、さ……」
 グイっとパチュリーを抱き起こし、
「二回戦、だろ?」


「……はぁ……はぁ……ぁ……ふああぁぁ…………」
「あぁぁ~……イイよ」
 二回戦。
「ホラ、今度はちゃんと実況してよ。折角――」
 球のような汗を周囲にまきながら、熱心に腰を振る、
「上になってんだからさ」
 パチュリー。
「熱……い……の……カラ……ダも……ふぅぅ……暑いのに……もっと……っぁ……熱いの」
「それでそれで?」
「カ……ラダ……の奥……か……ら……っぁはぁ……ジンジンして……何が……なんだか……わかんな……っ!」
 フニ
「きゃ♪ ひ、ふあぁぁぁ……ひうぅぅぅ……ふやぁぁぁ……揉ま……ない……でぇぇ」
「いや~、揉まれたそうにフルフル動いてたから」
 必死に唇を噛んで快感に耐えるパチュリー。
 小さくブルブルと震えて耐えたというのに、いまだに腰はモノをねだるように動く
「こし……かっ……て……に……ふあぁぁぁぁ……動……く……ぅぅん……!」
「じゃ、止めてあげる」
 がしっと、空がパチュリーの腰に手をやって動きを止める。
「いやぁ……なんでよぉ……」
「おねだりしてごらん?」
 イタズラ小僧のような笑みを浮かべて、空が言う。
「え……や……でも……」
 恥ずかしさで頬を高潮させるパチュリーに、空は続けて言う。
「ほら」


 精神的な不安と、恥ずかしさもあってか言うのをためらっていたが、気持ちよくなりたい方が勝っているらしく、
「動かさせてぇ……お願い」
 空には目を合わさないように目線を逸らして言う。だが、
「もっと」
 あまりの事に空を見るパチュリー。
 折角、恥ずかしいのを我慢しているのに、それでもまだ、
「え?」
「もっとヤラしく」
 空は手加減をしてくれない。
 さらに顔が高潮していくパチュリー。
 恥ずかしがっている間にも、空の「モノ」はパチュリーの中で、ぴくんぴくん、と跳ねて刺激と挑発を続ける。
「わたしの……腰を振らせ……て……ィヵ……せて……下さい」
 あまりの恥ずかしさに、誰かが死んだようにうつむいて顔の紅潮を隠す
 恥ずかしさに耐えて、気持ちよくなりたいのを耐えて、蚊の鳴くような声で喉から言葉を搾り出したパチュリーに空が声をかける。
「もっと」
 説教魔の裁判官が有罪判決を下すよりも、凶悪に聞こえた。


「もう良いじゃない……」
「だ~、め♪」
 頭にきたパチュリーが、完全にヤケになって叫ぶ。
「わたしのイヤらしい腰を激しく振って、あなたの逞しいモノで一番奥を激しく突いて、イキたいです!」
 空が口を開く。
「で、それで良いの?」
 その瞬間、
「もぅ……これで良いじゃないの~……なんでよ」
 パチュリーの目から大粒の涙が溢れ出した。
 それで慌てて空が起き上がり、抱きしめる。
「ごめんごめん、イジめすぎた」
「むきゅぅぅ~……」
「で、それで良いの?」
「……」
「睨まないでったら。で、ホントに上で動きたいの? それとも――」
 獣欲とイタズラ小僧の笑みを足した形に口を動かして、空が言う。
「下から突き上げられたい?」
 その問いの意味を理解したパチュリーが、また頬を紅潮させる。
「……ふゅーじょん、したい」
 すなわち、任せる、という意味らしい。
「フュージョンしましょう?」


 ぬちゅ、とも、ぐちゅ、とも聞こえる粘着質の強い音が響く。
「あぁぁぁ、は、あっあはぁ、ぁぁ、んぁぁぁぁぁ……!」
 一段と細く見える腰をガシっと捕まれて、中を激しく突かれるパチュリー。
「腰ぃ……だ、ぇ……立てな……ぃ♪」
「立ってないと、突けないよ」
「や、やぁぁぁぁ! もぅ、腰だめぇぇぇ……中が……突かれ……て……あぁぁぁぁ!」
「また寝っころぶ?」
「おくぅぅぅぅ! おくまで、突いてぇぇぇぇぇ!」
「も……ぅ……奥まで突いてるじゃないか」
 洪水のようにあふれ出る愛液。
「もっとぉ、もっと、もっとぉぉ! あぁぁぁぁぁ! だめ! だめぇぇぇぇ!」
「ぐねぐね……動いてるのに……ギュウギュウ締まる……ぅ……!」
 徐々に早くなる突き上げ。
「イッちゃう! イッちゃうぅぅう! イ……ク……あぁぁぁぁぁあぁぁぁ!」
「アタシも、アタシも! あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 びゅるるるぅぅぅぅぅぅぅぅ……!
「…………………………………………!」
 びくん! と、大きくカラダを痙攣させて果てるパチュリー。
「んふぅ~……はぁぁ……あぁぁぁぁぁ~……気持ちよかったよ」
 パチュリーはその声を聞いた直後、地獄の底で、眠りにつく。


 翌日。
 隣で寝ていた空を横目に、本で破れている場所を隠して帰途に着く。
(……なにやってんのよ)
 寝起きもあって、呆けている頭が正常回転を始める。瞬間、自分のやった事がバカバカしくなってそんな事を思う。
 それでも、心地よい甘い倦怠感が下腹部に滞留している。
「……ふん」
 それで、パチュリーは思い出す。
(そういえば、核融合の研究進まなかったな……)
 まあいいや、と心の中で思い返す。
(また来ようかしら?)
 チロリ、とパチュリーが唇を舐める。
 どこか妖艶な、獣欲を感じさせる舐め方だった。

 ――今度は着替えも持って、ね。
fin
 陽子一個分でも(ry
『スペカの効率化→核融合→ウツホ』の順で考えるとこんな二人に。
 あとは実験もかねてネチョ化したんですが、陽子(ry
 というか、個人的にウツホは某『魔界戦記の主人公:R』とそっくりで
「岩に片足乗っけて手を腰に当てて、ψ(`∇´)ψな悪事をたくらむ顔で『ハーッハッハッハ! 地上はアタシの物だ!』 ……で、部下は誰だっけ? 忘れた」
 というキャラの筈なのに……下手に原作に似せようとするからダメなんだろうか。
ひととせ
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
太陽繋がりか、なるほど。

このお空なんか良いです。気に入りました。
あと、”お燐にしても平気だったから”について詳しく。
2.名前が無い程度の能力削除
久しぶりにM心をくすぐってくれる作品に出会えました、多謝。
3.名前が無い程度の能力削除
そういやラ○ールも無茶苦茶でかい火の玉をバンバン撃ってたなww
二人とも可愛くて良かったですです。
4.名前が無い程度の能力削除
この空、すごく良いです
こんなキャラでもう一本書いてほしいぐらい