真・東方夜伽話

2008/12/17 11:20:02
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「あら、切れちゃった」

ぷつりと、指先に絡めた髪の毛が切れる感触。
宙に泳いだ手を止め、もう一度、自分の長い黒髪の先をたぐりながら私は言った。

「輝夜……もうやめない?」

遠慮がちな、永琳の声。
永琳の乳房は赤みがかって、その根元、ぐるりと一周、一際赤く跡が残っている。

「やだ」

そう短く答えて、今度は、数本。
白い乳房の根元、くるりと巻き付ける。
指先に髪を絡めて、今度は切れないよう、ゆっくりと引っ張った。

「っ……」

微かに、苦しそうな声。
顔をしかめた永琳の様子を見て、少し可哀想かな、と思う。

「大丈夫?」

聞いてから、後悔した。
どうせ止める気なんかないのだ。

「もう……」
「ごめんね」

何か言いかけた永琳の言葉に重ねて、私は謝罪の言葉を口にする。
一瞬不満そうな顔をして、諦めたように永琳は目を伏せた。

ゆっくりと、手に力を込める。
きちり、と僅かに輪が狭まって、乳房の赤みが一層強くなる。
今にも切れて、傷ついてしまいそうな、きめ細かい、柔らかな肌。

「んっ……!」

永琳がまた苦しそうな声を上げて、伏せた目をぎゅっと閉じた。
そんな反応を無視して、興味の赴くまま私は静かに、ゆっくりと黒い輪を絞り上げていく。
赤く染まった乳房の中心、充血して勃ちかけていた乳首が、びくりと震えた。



ぎちりと、永琳の乳房を結わえた髪の輪を、少しずつ引っ張って、狭めていく。
締め付けられるたび、ほんのりと赤く染まった乳房は一層張りを増し、私が何もしなくても、黒い輪の束縛を強靱なものとしていく。

「輝夜っ……止め……」

焦ったような、永琳の声。
これ以上引っ張り続ければどうなるのか、永琳にもわかっているのだろう。
それでも、私はそんな事は無視して、また、少し、髪の毛の先を引っ張る。

「いっ……!」

白磁の肌に、赤い線がくっきりと。
その線から、ゆっくりと真っ赤な液体が流れ出る。

「ごめんね」

私はもう一度、謝罪の言葉を口にする。
永琳の反応を確かめないままに、永琳の乳房、傷口の少し横に舌を這わせた。
傷口をそっと舌でなぞると、治っていく傷口の感触を感じる。
その感覚が、私は好きなのだ。
何か違和感を感じるような、奇妙な感覚。
とろりと、乳房をつたい始めた血を舐め取って、傷口にそっと舌を当てる。
舌先が傷を捉えた瞬間、びくりと、永琳の体が震えた。
やっぱり、傷口を舐められるのは痛いのだろうか。
それでも永琳は何も言わず、私にされるがままになっている。

「あぁっ……」

そうしたまま、少し、時間が経って。
永琳が目を閉じたまま、甘い声を漏らした。
ゆっくりと動く私の舌の先、傷口がふさがって、なめらかな肌の感触。

「んっ……」
「ひぁっ……!」

ぴちゃりと、最後、大きく一舐めして舌を離した。
一瞬、唾液が糸を引いて、すぐに、ぷつり、と切れる。
唇の端、僅かに垂れた涎を舐め取って、顔を永琳の胸に埋めたまま私は口を開く。

「動いちゃ駄目よ」
「え……?」

不安そうな、声。
上目遣いに見た永琳の顔は、さっきの安心しきった顔とは、明らかに違っていた。
困惑の色をはっきりと浮かべて、永琳の目が私の顔をじっと見つめている。
私としても、ほっとしている永琳にこれを告げるのは、本当に心苦しいのだけれど。

「次は乳首だもの。動いたら危ないわ」

そう言って、ゆっくりと永琳の胸から顔を離す。
動き方を忘れてしまったかのように硬直したまま、首だけを弱々しくふるふると横に振る永琳を無視し、はらりと乱れた黒髪をたぐり寄せて。
私の指先は器用に動いて、今度は一本だけ、くるりくるりと、髪の毛先を巻き取った。



そのまま、勃ちきっている乳首を絞り上げるように、根元に巻き付けた。
軽く結わえられた胸の頂は、いっそうその張りを増して、もう限界だと言うようにびくびくと震えている。

「っ……!……輝夜、もうやめましょう?」

せっかくここまで準備したのに、何を言っているのかしら、と思う。
永琳自身もここでやめられたら辛いだけでしょうに。

「輝夜……っあぁっ!」

返事のかわりに、胸の頂を、ちょん、と舌でつついた。
途端に甘い声が部屋の中に響き、永琳の本音を余すところなく私に伝えてくれる。

「輝夜、今のは……あぅんっ!」

何か言おうとする永琳の乳首を、かぷ、と甘く噛む。
そのまま、頭の上にある永琳の顔を上目遣いに見つめる。

「だめ?」

たった一言だけ、私は聞く。
顔を耳まで赤く染めた永琳は、それでも、仕方ないわね、という表情は崩さないまま、こくりと頷いた。



「ああんっ!引っ張られてぇっ!きついのがいいのぉっ!」

左手に持った髪の端を、少し引っ張るたびに、すっかり素直になった永琳は大きな声をあげて悦ぶ。
本当は、永琳は私よりこういうのが好きなのだ。
いつも、私が望んでいるから仕方なく、と言っているけど、結局は自分が一番楽しんでいる。
まあ、私も好きなのは否定しないし、永琳が喜んでくれれば私も嬉しいから別にいいのだけれど。

「っあ!あ、ひぃっ!もうっ!」

永琳のあげる嬌声が、次第にせっぱ詰まったものになってくる。
そろそろかな、と思って、甘噛みすると同時、胸の頂を捕らえている輪を、ぎゅっ、と引っ張った。

「ひああぁっ!も、だめ、だめぇっ!」

永琳の体が大きく痙攣し、そのままゆっくりと、仰向けに倒れていく。



仰向けに……?

「あ……」

離れていく永琳の体を見ながら、なにやら間抜けな声を上げる私。
ぶつん、と手に伝わる、嫌な感触。

ああ、どうか――これが髪の毛の切れた感触でありますように。
そう祈りながら、私は思わずつぶった目を、ゆっくりと開いた。
黒髪
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コメント




1.名前が無い程度の能力削除
永琳の乳首が大変な事にw
こういうストーリーものじゃないさっくりしたやつ大好きです
お互い慣れた感じが良かった
2.名無人形削除
いっでぇ・・・
俺もぶつんって感触は髪の毛が切れたものだと思いたいぜw

長ったらしくなくて読みやすい、いいものだと思いました。GJ
3.名前が無い程度の能力削除
いたたたた…
いや、でも不安がる永琳可愛かったです。

永琳の乳首の無事を祈るぜ。
4.名前が無い程度の能力削除
むしろ乳首だったとしたら髪の毛の硬さがヤバいw