真・東方夜伽話

酔ったみすちーとイチャ甘えっち

2020/08/10 00:14:52
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酔ったみすちーとイチャ甘えっち

し~

名華祭で出した薄めの本の全文になります。

ライブが終わり、そのテンションの高さと酔いによっていつも以上に甘えてくるミスティア。
そんな彼女に迫られるうちに、朱鷺子の身体は昂りのあまりに劣情の象徴たるものが生えてきてしまい……

甘えたモード全開なミスティアと生えてしまった朱鷺子がひたすらイチャイチャしながら甘いえっちをするお話です。

「えへへぇ、今日もライブ頑張ったよぉ~ みすちー、えらいでしょ~」

 ぐでんぐでんに酔っ払ったみすちーが、真っ赤な顔で私の肩にしなだれかかっていた。

「うんうん。そうだね、頑張ったね。だからみすちー、少し離れよっか」
「やだぁー」

 頭をふわふわと頼りなく揺らしているみすちー。
 もう自分だけで身を起こしているのもままならないらしく、彼女は全体重をかけて寄りかかってきている。
 酔って絡まれるのはいいけれど、さすがに重い。しかも火照った身体をくっつけてくるもんだから、暑くて仕方がない。
 たまりかねて押しどかしてみた。けれど、みすちーは逆に私へしがみついてくる有様だ。

「にへへへぇ~ ときこ、しゅきしゅき~」
「痛い痛い! 羽が折れ曲がってるっ!」

 やや背中側に回って、両腕を強く肩口に回してくる。変な形で翼が挟まれて、悲鳴交じりの声を上げる。
 それでもみすちーは密着を緩めてくれなかった。翼の位置を直すだけの隙間くらいは作ってくれたけれど、無理のない形になったのを見はからうと、またすぐに強く抱き着いてくる始末なのだ。

「ときこ~♪ ときこ、ときこっ♪ えへへ……」
「ああもう……」

 これでは引っぺがすのは無理だろう。もともと私の前では甘えた気質なところはあったけれど、今日はいつにも増してタチの悪い甘えっぷりを見せてきている。
 たぶん、ライブによる高揚感が残っていたり、それが終わった解放感に満たされているせいなんだろう。その上私の部屋でふたりきりという状況で、人目を気にすることもないからだろう。
 みすちーの甘えたモードは、完全にリミッターが吹き飛んでしまっているみたいだった。

「はぁ…… ときこ、いいにおいすりゅぅ……
 すぅ、はぁ…… すぅぅ……はぁぁ……っ♡」
「やめてって、言ってみてもいい?」
「やめないも~ん」
「知ってた」

 タチの悪い酔っ払いが、後ろ髪に顔を埋めて深呼吸をしている。まだシャワーも浴びれてない状況でこんなことをされるのは恥ずかしくて仕方ないけれど、今の私はされるがままでいることしかできない。
 とはいえ心の片隅には、こうされていることを嫌だと思えないところがあった。

(みすちーも、いい匂いする……)

 ライブの後にシャワーを浴びた、いわば湯上りと言える状態。そんな彼女がお酒に酔って身体を火照らせて、かすかに汗ばんでいる。
 せっけんの爽やかな匂い。香水の甘い匂い。そして、しっとりとした湿っぽい匂い……
 それらが、みすちーの髪や身体からいっぱいにあふれて周りを満たしているのである。
 私の匂いを嗅がれるのは恥ずかしかったけれど、みすちーの匂いをいっぱいに感じられることは正直嬉しかった。

「ねー、ときこぉ」
「……なぁに、みすちー」

 そんなときに、ふにゃふにゃな酔っ払いが仔猫のように頬を擦り付けながら呼びかけてきた。
 私に体重をかけて、後ろから身を乗り出して、首を伸ばして顔を覗き込んでくるみすちー。

「ときこ、どうして深呼吸してるのぉ?」
「………っ!」

 そうしてから彼女は、そらとぼけたような調子で問いかけてくる。くりくりとした目をパチクリとさせて、幼い子どもが疑問を口にするような仕草。それをごく自然な様子で、そして狙ってやってのけてしまうのだから、本当に彼女は小悪魔的だと思う。

「……みすちーと同じだよ」

 ぷいっとそっぽを向いて呟く。

「わたしとおなじー? どーいうことぉー?」

 だけどそれで許してくれるわけがない。
 タチの悪い酔っ払いの小悪魔は、私の視線が逃げる先へ身を伸ばして回り込んでくる。

「重い重い。重いってばみすちー」
「だってときこが逃げるんだもんー」

 危うくみすちーごと潰れてしまいそうになる。
 懸命に身体をもがかせ、体勢を戻そうとしてみる。
 けれど、今度は逆に後ろのほうへバランスが崩れてしまった。

「ふにゃ~ た、お、れ、るぅ~っ♪」
「ちょ……暴れないでよ! じっとしててってば!」

 楽しげにバサバサと翼をはためかせるみすちー。
 彼女は私を引きずり倒そうとしているようで、その全体重を背中側へかけてきている。

「や……っ ちょっと、ひゃぁぁっ!?」
「にゃ~っ♪ おおなだれ~♪♪」

 耐えられるわけがない。
 私は両腕をわたわたさせて抵抗しようとしてみたものの、あえなく後ろへ引き倒されていってしまった。

「にへへ~ ときこ、ぎゅー♪」
「………」

 みすちーを押し潰す形になってしまったけれど、心配はしなくてもよさそうだ。背後から相変わらずの調子でくっついてくる彼女に、呆れ混じりの吐息をつく。
 もういっそ、このまま何も受け答えもしないで抱き枕にでもなっていようか。そんなふうに考えて、私は頭をカラッポにして天井を見つめていく。

「ねえ。朱鷺子もさっき、私の匂い嗅いでたでしょ」
「う……」

 だけどそれは許してもらえなかった。
 彼女はどこまでも私に構ってもらいたいらしく、黙り続けていられないことを囁きかけてくるのだ。

「やめて、なんて言ってたくせに、おかしーんだ♪」
「悪かったってば……」
「素直に、みすちーもいい匂い、とか言ってくれればいいのにねー♪」
「そ、そんなこと……」

 もぞもぞと背中の下から這い出てくるみすちー。
 そのままクスクスと笑いながら、上に覆いかぶさる形になるように身体を乗せてくる。

「えへへぇ~♪」

 無邪気に、なにかを企んでいる笑みを見せる。
 私を包み込むようにしながら顔を近付けてくる。

「とーきこっ♪」
「な、なに……?」
「みすちーはぁ、キスが欲しいです♪ ときことちゅーしたいなー♪」
「………」

 そのおねだりは、断ることのできない脅しが込められていた。こっそりと彼女の匂いを嗅いでいたこと。それへのお詫びをしなさいと求めてきているのだ。

「もう……」

 その要求には大人しく従っておくことにした。言い返すこともできるし、言い負かす自信もあったけれど、今のところは受け入れておくことにした。
 だって、みすちーとのキスは嫌いじゃなかったから。
 仔猫のように甘えてくるみすちーが可愛いと思えてしまっていたから。
 だから私は小さく笑みをこぼし、じっと見つめてくるみすちーに額をくっつけていくのだった。

 ちゅ……っ

「んっ……♡」

 軽く短く、柔らかく唇を重ね合わせる。
 みすちーの口から可愛らしい声がこぼれ、そしてお互いに視線を絡め合わせながらくすぐったそうに笑い合う。

「ね、もっと……♡」
「いいよ……♡」

 ちゅ…… ちゅっ……♡
 おねだりに応えて、二度、三度と唇を重ねる。

 そうしていくうちに胸の中に火が灯り、指を絡めて手を繋ぎながらキスの時間を長くさせていく。

「ちゅ……んちゅっ……♡ はぁ、すき…… 朱鷺子とちゅーするの、大好き♡」
「私も…… みすちーが喜んでくれるから、いっぱいキスしたくなっちゃう」
「キスが好きって言ってくれないのー?」
「キスされて喜んでくれるみすちーが好きなの」
「そんなこと言うなんて、朱鷺子ってばずるいよぉ♡」

 砂糖菓子みたいな囁きを交わしながらキスを重ねる。
 その感触をいっぱいに味わうように、角度を変えて柔らかい唇を吸っていく。舌を絡ませるような濃厚なものじゃなく、ついばむようなキスを繰り返す。
 胸に灯る火を少しずつ燃え上がらせていくような口づけを重ねながら、私たちは確実に気持ちを昂らせていた。その昂りは身体の芯にも火をおこし、くすぐったいような疼きを覚えさせていた。

「ね、朱鷺子……」

 そうしている内に、目をトロンとさせたみすちーが切なそうな吐息をこぼしながらなにかを訴えてくる。モジモジとしながら、胸の先や下半身を私の身体にこすりつけてくる。
 どうしたのかなんて訊く必要はなかった。彼女も私と同じく、身体に切ない痺れを覚えているわけなのだ。

「みすちー、可愛い」
「あっ……」

 そっと手を動かして、控えめな胸を包み込んでみた。
 嬉しそうな甘い声を耳にしつつ、服の中へ手を潜り込ませて直接触ってみた。

 くり……っ♡

「んっ、くぅぅんっ♡」

 先端のつぼみに触れたと同時に、甘く上ずった声がこぼれていく。

「乳首、硬くなってるよ?」
「だって、キスして幸せになっちゃったんだもん……」

 そこはもう、すっかり尖りこわばっていた。
 その小さな突起を指先で転がすと、腕に抱かれる小鳥は切なげに眉を寄せて可愛く鳴いてみせてくれた。

 くり……くにっ♡ くにゅ……っ♡

「あ……やっ……♡ ときこ、乳首ばっかり、ずるいっ
 んっ、くぅんっ♡」
「嬉しそうにしてるくせに、そういうこと言うんだ?」
「だって…… ん、むぅっ♡」

 はぁはぁと熱い吐息をこぼす口を唇で塞いでみる。
 すっかりスイッチが入ってしまったらしいみすちーは、深く腕を巻き付かせながら舌を割り込ませてくる。
 でもそれは、私の口の中を味わおうとしているわけじゃない。潜り込ませた舌を絡め取ってほしい、可愛がってほしいという、おねだりのサインなのだ。

「ときこぉ、もっとぉ……♡」
「欲張りさんな悪い子だね、みすちーは」
「うん……♡ 私、おねだりばっかりな悪い子なの♡
 だから朱鷺子、欲張りな私にお仕置きして……♡」
「言われなくてもしてあげる」

 くちょ、ねちょ……♡
 ぬりゅ、ずりゅりゅりゅりゅりゅうぅぅぅっ♡♡

 それに応えて、温かくヌルついた粘膜を唇で捕らえて吸い上げていく。

「あっ♡ はぁぁぁぁぁんっ♡♡」

 いかがわしい水音と一緒に歓喜の声がこぼれ、欲張りな小鳥がビクビクと全身を震わせていく。
 きゅっとこわばってから、やがて脱力していく身体。彼女が小さい絶頂を迎えたことは、訊く必要もなく解ってしまっていた。

「ふふっ お仕置きのキスでイっちゃうんだ?」
「だって……意地悪されると心が気持ちよくなっちゃうんだもん……
 あっ♡ 乳首、いじめちゃ……♡」

 自分がM気質であることを素直に認めだしたのは、絶頂したからなのか酔いのせいなのか。胸の先をこね回される感覚に身をくねらせるみすちーは、うっとりとした目を向けてきている。
 たぶん、ソコが痺れてしまって仕方がないんだろう。彼女は両脚で私の太ももを強く挟み込み、下半身の中心をこすりつけてきていた。

 くちゅ……っ♡

 ソコはヤケドしてしまいそうなくらいに灼熱して、たしかな水気を含んでいた。

「みすちー、可愛いよ」

 指の間で肉粒を挟みながら、控えめながらも柔らかな膨らみを揉みしだく。
もう片方の手も脚の間へ潜り込ませ、すべらかな肌を味わうようにまさぐり回していく。

「朱鷺子が愛してくれるからだよぉ♡」

 それと同じように、みすちーも私の身体に手を這わせてきてくれていた。着衣越しの背中を、スカートのめくれた脚を、温かい手で撫でてきてくれていた。
 それによる心地よさが、目の前にいる小鳥への愛しさが、私の心を昂らせてくる。もっとみすちーを感じたい、ひとつに繋がってしまいたいという気持ちが、身体を強く痺れさせていく。

 ズクン……ズクン……

(あ…… この感覚、は……)

 下半身の中心が、きゅうっと疼きながら熱くなっていった。その部分がムズ痒くなり、脈を打ちながらムクムクと腫れ膨らんでいく気がした。
 この感覚は知っている。
 そういう欲求が強くなってしまうあまりに、身体が変異を起こしてしまっているときの感覚なのだ。

「朱鷺子、なにか膨らんできてるよ?」

 私たちのような妖怪は概念の存在であるために、精神的なことが大きく作用する。
自分の中で心が大きく動けば、身体がそれにふさわしいものになっていく。

「ん……わかってる。みすちーのせいだよ」

 ソレが生えるのに大した時間はかからなかった。
 本来なら私には備わっていないハズである雄の器官。それはみるみる内に大きくいきり立ち、なにかを求めるようにみすちーの下腹部に先端を押し付けている。

「私のせいなんだ……♪ じゃあ、責任もって鎮めてあげなくちゃ♡」

 初めのときほどふにゃふにゃになっていないけれど、まだまだだいぶ酔っているんだろう。
 いつもはもっと受け身な彼女が、今ばかりはとても積極的になっていた。

「まずはお口でしてあげるね♡」
「挿入れるのはおあずけなんだ?」
「いっぱい楽しみたいもん♡」

 はにかむように笑いながら私の下半身のほうへ動いていって、脚の間に位置をとる。それからそっと両手でスカートをめくりあげて、薄絹に収まりきらなくなった怒張をあらわにさせていく。
 するりと下着が脱がされる。腰を浮かせてそれを手助けする。

「えへへ……カチカチになってる♡」

 指をソレに絡みつかせながら顔を近付けるみすちー。

「んっ、くぅ……♡」

 優しく両手を添えられた硬肉に吐息が吹きかかり、思わずうめき声がこぼれてしまう。
 お尻にきゅっと力がこもり、身体の芯から熱いものがこぼれていった。それは亀頭の先でぷくっと水玉を膨らませ、やがて形を維持できずにトロリと竿肌を伝い流れていった。

「ん……もったいない♡」

 れろ……っ♡

「やっ、あぁぁぁっ♡」

 その粘液が舌ですくい取られていった。
 一回だけで舐めとれなかったのか、そのまま二度三度と舌が肉竿を這いあがっていった。

「えへ……えっちな味がする♡
 朱鷺子のおつゆもおちんちんも、すっごくおいしい……♡」

 ぬる……♡ にゅる、ちゅぷ、れりゅっ……♡

「あ、んぅっ♡ きもちい…… そこっ、きもちいっ♡
 やっ、あぁぁぁんっ♡♡」

 とめどなくあふれてしまう先走りの粘液。しみ出てきては竿肌へ流れていく体液を、みすちーは丁寧に丹念に舐めていく。
 根元のほうから先端へ。裏筋のところや竿の側面を。
 何度か繰り返しながらも変化をつけてくる舌遣いに、私はすっかり喘ぎ悶えさせられてしまっていた。

「ときこっ♡ ときこ、ときこっ♡
 いっぱいしてあげる♡ みすちーが、いっぱいぺろぺろしてあげる♡」

 ちゅぱ♡ ちゅぷ♡ ぬるっ、にゅるっ♡
 ぬりゅ……にゅるるるるるぅぅぅぅぅ……っ♡♡

「やっ、あぁぁぁぁぁっ♡
 ず、ずるいっ 私の弱いとこばっかり…… そんな、あぁぁっ♡♡」
「だってみんな知ってるもん♡
 朱鷺子の好きなところ、みーんな知ってるもん♡」

 先端を舐め上げていくうちに心がとろけていったのか、それとも小悪魔的なスイッチが入ったからなのか。
 再び口調をふにゃふにゃにさせていきながらも、甘えた気質の小鳥は的確に私を攻めたててくる。

「先っぽをぱっくんしてもらうのも大好きだよね♡
 えへへ、こんなに大きいの、お口に入るかなぁ……♡
 あーむっ♡ はむはむ、はむぅ……っ♡」

「あ……や……っ やぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡」

 そうしている間に、刺激に弱い先端の粘膜が口の中へ捕らえられていった。敏感なところが熱くてヌルヌルしたものに包まれて、思わず腰がガクガクと震え上がってしまった。

「朱鷺子、喜んでくれてる……嬉しいな♡
 もっとしてあげるから、いっぱい気持ちよくなってね♡♡」

 ちゅっ♡ ぢゅずずっ♡ ぢゅるるるるぅぅぅっ♡

「はぁぁぁぁっ♡ みすちー、それ……激しすぎっ
 あ、あぁぁぁぁぁぁっっ♡♡」

 もちろん、咥え込まれるだけで済むハズがない。
 小悪魔スイッチの入った彼女は口をすぼめて亀頭に吸いつき、そうしながら激しく舌をまとわりつかせてくるのだ。
 腰奥から啜り取られていく粘液。竿の中をドロリとしたものが甘い感覚を残しながら昇っていき、それが搾り取られていく。

 ぬりゅ……♡ ず、りゅっ♡ ぢゅるるるっ♡♡

 そんな貪欲な唇が、吸引を加えながら怒張を飲み込み始めていった。口の中がいっぱいになるまで頬張ったところで一度息をつき、それから今度はしゃぶりつきながら硬肉を引き抜いていく。

 ちゅ……ぽ……っ♡

「ひあぁっ……」

 ようやく解放してもらえたときには、思わず安堵の声がこぼれてしまった。与えられる快感があまりにも強烈すぎて、それこそ息をつく余裕もないくらいだったのだ。

「朱鷺子、このままイかせてあげるね♡」
「み、みすちー…… あっ、そんな……またっ♡」

 だけど、そうして休ませてもらえたのはほんの一瞬だけだった。
 愛しい小悪魔はすぐに私を咥え込み、そして今度は早いペースで抽挿を始めていったのだ。

 ぬちゅっ♡ ずりゅっ♡
 にゅる、ぬるっ、ぢゅるるるるるぅぅぅぅぅぅっ♡♡

「やぁぁぁぁっ♡♡ そ、それ……すごいっ
 そんなにされたらっ、出ちゃうから、イっちゃうからぁっ♡♡」

 ピンク色の髪が揺れている。汗の湿っぽさと甘い匂いを振り撒きながら、頭が激しく上下している。

 ――いいよ、出して♡ 口の中で出して♡ 全部受け止めてあげるから……♡

 彼女がそう言っている気がした。
 口は塞がっていて言葉は出せなかったけれど、そんな声が聞こえてくるような気がした。
 両手を硬肉の根元に添えて、一心不乱に私をしごいてくれるみすちー。もたらされる快感と、一途な彼女の姿に、私の中でなにかが一気に沸き上がってくる。

「あっ……やっ…… みすちー、みすちー……!
 あ、あぁぁぁぁ……やぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 どくんっ! びゅくるるるるるっ!
 びゅっ、ぶびゅるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅっ!!

「んむぅっ!? んっ、むぅぅぅぅっ♡♡」

 それこそあっという間だった。
 熱いものがこみ上げてきたと思ったときには、私はみすちーの温かい口の中へ白いものを溢れさせてしまっていた。

「う、あぁ…… みすちー……」
「んっ……♡ むぐっ……んくっ♡」

 こくん……こくん……♡

 全身からくたりと力が抜けていく。そんな私の前で、みすちーが嬉しそうに目を細めて精液を飲んでいる。
 たぶんきっと、その粘ついた白濁は青臭い臭いを放ちながら喉に絡まり引っかかっているだろう。みすちーに生えたときに彼女のを飲むことがあるから、その感覚はよく解っているのだ。

「ごめんね、みすちー。無理して飲まなくていいよ。美味しくないでしょ?」

 あんなもの、とても好きこのんで飲めるものなんかじゃない。それを知っている私は申し訳ない気持ちを覚えずにいられないでいた。

「むぅー……っ」

 だけどその言葉は、逆に彼女の機嫌を損ねることになってしまったようだ。
少しだけ力を失った肉竿を咥えたまま残滓を吸い上げていたみすちーは、眉を険しくさせながら私を引き抜いていったのだ。

「ひどいよ。どうしてそんなこと言うの?」
「え……っ だって……」

 その声にはかなり本気の色がにじんでいた。
 軽くヘソを曲げた、というレベルではない。心の底から怒っているのだ。
 いったいなにが気に障ったんだろう。
 思わぬことに動転し、その理由にまったく見当がつけられない。

「ご、ごめん。私、なんでみすちーのこと怒らせちゃったかわからないよ……」

 困り果てて正直なところを口にする。
 うわべだけ謝って済ませるようなことはしたくなかったのだ。

「むぅー……っ」

 そんな私に、みすちーはぷくっと頬を膨らませる。
 その顔は不満でいっぱいだけれど、そうやって子どもみたいな反応を見せられるくらいには怒りが落ち着いてきているらしい。
 そしてそれから、ふくれっ面が寂し気な表情へと変わっていく。

「ねえ朱鷺子。いつも朱鷺子は私のを嬉しそうに飲んでくれてたけど、心の中でそんなこと思ってたの?」
「あっ……」

 その言葉で、ようやく理由を理解することができた。
 さっきの私がそうだったように、みすちーも自分の精を飲んでもらっているときのことを頭に浮かべたようなのだ。

「そんなことないよ。みすちーのなら、私……」
「私だっておんなじだよっ!
 朱鷺子のだったら、嫌だなんてことないもん。それなのに……!」
「ごめん、本当にごめん。
 みすちーのじゃなかったらみすちーのじゃなかったらとても飲む気になんてなれないなっていつも思ってたから、つい……」
「その気持ちも解るけどさ……」

 感情が落ち着いてきたことで、気まずさを覚えてソワソワし始めるみすちー。目を泳がせ、声をボソボソとさせてから、またみすちーはぷくっと頬を膨らませる。

「とにかくっ 朱鷺子は私を悲しい気持ちにさせたのでお詫びをしてもらいますっ! 朱鷺子は、一途で可愛いみすちーにいっぱい気持ちいいことをして、幸せ気分でいっぱいにするのですっ! わかりましたか!」
「ふふっ、はいはい」
「返事は一回っ!」

 照れ隠しに芝居かかったことを口にする彼女に、クスっと笑みをこぼしていく。さらにムキになって私をぺちぺち叩いてくるけれど、そうして打たれる感覚ですらこそばゆい。

「それじゃあほら、横になって。
 いつものいつもの私みたいに自分が上になりたいって言うならそのままでいいけど」
「みすちーは朱鷺子みたいにえっちじゃありませーん」
「自分から『いっぱい気持ちよくして』なんて言う人はえっちじゃないんだ?」
「うるさいうるさいっ 朱鷺子のばかぁ」

 甘えた憎まれ口を叩きながら、ころんと横たわっていくみすちー。
 そんな小憎らしい恋人の腰元に座って、翼の位置に気を付けながら彼女をそっと仰向けにさせていく。

「背中、大丈夫?」
「うん……」

 変な形で挟み潰される形にはなっていないらしい。
 それを確かめたところで、お互い見つめ合いながらみすちーのスカートをめくり上げていく。

「ぐしょぐしょだよ?」
「朱鷺子のせいだもん。んっ……♡」

 隠しているところが透けて見えるくらいに濡れた薄絹を指先でなぞってみると、上ずった甘い声がこぼれていった。もう期待でいっぱいで、早く欲しくてたまらなくなっているのがよくわかる。

「ねえ、いっぱい気持ちよくって、どういうことしてあげればいいの?」
「いじわる。えっち。ばか」

 少し焦らしてみようと思ったけれど、手ひどく罵られてしまった。

「……朱鷺子のおちんちん、挿入れてほしい」

 けれどそれからすぐに、意地っ張りな小鳥は恥じらいながらもおねだりの言葉を口にしていった。
 なんだかんだ言うけれど、やっぱりこうして私に意地悪されるのが好きなのだ。

「どこに挿入れてほしいの?」

 そんな彼女が可愛くて、ついついいじめてしまう。

「……ばか」

 すると彼女はそっぽを向いていきながらも、おずおずと下着をずらして秘密の花を割り開いていく。

「よくできました。いい子だね、みすちーは」

 それだけで十分だった。
 恥ずかしそうに顔を背け、その一方で秘裂を広げて見せている姿。それは本当に可愛らしくて、私を満足させてくれたのだ。

「ね……もういいでしょ? だから……」

 ソコは、ヌラヌラと妖しく照り光ながら小さく息づいていた。割れ目の中に閉じ込められていた蜜がトロトロとこぼれ、甘酸っぱい匂いを溢れさせていった。
 その中心でヒクついているすぼまりに向けて硬肉を差し出していく。恥じらうみすちーに昂りを取り戻したソレは、柔肉の中へ潜り込むことを期待して熱く脈を打っている。

「ふふっ、いじめたりしてごめんね」
「悪いなんて思ってないくせに。ん、くぅ……っ♡」

 つぷ……っ♡

 先端が、ヌルつく粘膜に触れた。
 腰奥がふやけるようなズクズクした痺れが疾り、みすちーが鼻にかかった切なげな声をこぼす。
 指で広げられた花びらがわなないて、私を抱き包んできてくれた。それだけで脳がとろけそうになってしまい、全身に甘い痺れが広がっていく。

「みすちー……」
「ときこぉ……♡」

 どちらからともなく両手を繋ぎ合わせて指を絡ませる。熱のこもった目で見つめ合い、小さな頷きを交わし合う。

 ず……ぶ……っ♡ ずりゅりゅりゅぅぅぅぅ……♡

「んっ、くぅぅぅぅぅっ♡ とき、こぉ……っ♡♡」
「は、あぁぁぁっ♡ みすちー、熱い……っ♡♡」

 腰を突き込むと、腫れ上がった怒張が狭く柔らかい粘膜の中へ押し込まれていった。たくさんの愛液に濡れた膣肉が、私に割り広げられながらピタリと吸い付いてきていた。

「あは、あ……は……っ♡
 入ってくるっ ときこが、私のなか、にぃぃっ♡♡」

 歓喜の声をこぼしながら、快感を受け止めかねて背を反らせる愛しい小鳥。
 そうすることで自然と彼女の腰が浮き上がり、結合が深くなっていく。

「あ、うぅっ…… みすちーの膣中、とろとろで……っ
 やあっ♡ 気持ちよすぎちゃうぅっ♡♡」

 びゅくっ びゅうぅぅ……っ

 限界が迫る予兆はなかったハズなのに、精がわずかにこぼれてしまった。
 ひとつに繋がった悦びと快感が、知覚できる間もないうちに軽い射精を迎えさせていったのだ。

「えへ……私の膣中、そんなによかったんだ?」

 幸せでいっぱいそうな顔で揶揄してくるみすちー。
 ちょっと悔しかったけれど、本当にその通りだったからなにも言い返すことができない。

「相性ぴったりなんだもん。仕方ないよ……ねっ」
「ひゃうぅっ♡♡」

 その代わりに、腰に角度をつけて膣奥をえぐりこんでやった。繋がっている深さを考えれば、ちょうど彼女の好きなところに当たるハズだ。

「ひあっ……♡ や、あぁぁっっ♡♡
 ときこっ…… そこ……ずる、いぃっっ♡♡」

 精をこぼしてしまったとはいえ、肉茎はまだまだ硬さを保っている。そんな怒張で弱点を攻められているのだから、もう喘ぎ悶えることしかできないだろう。
 たった今までの挑発的な態度は、あとかたもなく消え去っていた。みすちーは可愛らしく鳴きながら、いいように膣壺をかき混ぜられるばかりになっていた

「ん、あ……っ♡ だって、みすちーのことなら…… んぅっ♡
 なんでも知ってるも、んぅっ♡♡」

 だけど、それは同時に私も強烈な快感に襲われることになる。
 刺激に弱い先端の粘膜で媚粘膜をこすりたてているのだ。そうなると当然、神経が直接舐られるような感覚を味合わされることになってしまう。

 ぐぢゅ、ぐりゅっ♡ にゅぐ、ぢゅぶ、にぢゅっ♡♡

「は……あ……っ♡ と、ときこっ、はげし……っ♡
 なかっ、きもちいいのっ♡ もっとかきまぜてっ♡♡」
「あぅっ……♡ あ、んっ、くぅんっ……♡
 みすちー、みすちー♡ どうしよ……腰、とまんな……あっ♡♡」

 膣中をかき混ぜる動きが深く大きくなっていく。それはいつしか抽挿動作へと変わっていき、愛しい小鳥の一番深いところを小突くようになっていく。

「あ、は……♡ おくっ、とどいてるぅっ♡
 おなかのおくっ とんとんって♡ これ、すき……すきぃ♡♡」

 先端が、すぼまったところを突き上げていた。
 そのたびに、甘いさえずりがこぼれていた。
 ぴったりと硬肉に吸いついてくるヌルヌルの膣壺。亀頭も、竿肌も、すべてが隙間なく密着されていて、動くたびに舐められしごかれていく。

「み、みすちー……そんなにきゅうきゅう締め付けられたら……っ」
「しらないもんっ かってにアソコがきゅうってなっちゃうんだもんっ
 あっ……♡ おく、きもちいっ♡ もっと、もっとしてっ♡♡」

 どちらかの身に変異が起きるたび、何度も身体を重ねてきた。受け入れる側になるのはその時々で違ったけれど、お互いの形は相手とピッタリ合うようになっている。
 鍵と鍵穴が合うように。
 パズルのピースが嵌るように。
 欠けていたものが埋められるように。
 それは直接的な快感だけでなく、心までもが幸せで満たされているような気持ちを覚えさせてくれた。膣奥をかき回すことで、身体と心がとけ合い混ざり合っていくような感覚がした。

「ときこっ♡ ときこっ♡
 ね……ちゅーして♡♡ ときこ、いっぱいちゅーして……♡♡」

 幸せそうに顔をとろけさせながら、大きく腕を広げてくるみすちー。光の当たり加減のせいなのか、彼女の瞳にはハートの形が浮かんでいる。
 それを見ていると、無性に心が昂ってくる気がした。みすちーが愛しくてたまらなくなって、それ以外なにも考えられなくなってしまうのだ。

「みすちー…… すき、すき……っ♡
 いっぱいキスしてあげる♡ やめてって言われても許してなんてあんげないんだから♡♡」

「ふあぁぁぁぁ……♡ ときこぉ♡♡」

 求められるまま誘われるまま、彼女に覆いかぶさって唇を重ねていく。広げ伸ばしてきていた両腕が、悦びながら私の背中に絡みついてくる。
 もちろん、その間だって腰を動かすことは忘れない。むしろ止めようとしたって勝手に身体がくねってしまうだろう。

 ぬりゅ、ずにゅっ♡ たちゅ、ぱちゅ、ずちゅっ♡♡

「ちゅ……♡ ん、ちゅ……っ♡ あ……は……♡
 ときこ、なかでビクビクしてるっ♡ すっごくおおきくなってりゅぅっ♡♡」
「ちゅむ……れろ、にゅるっ……♡
 うん……私、もう出ちゃうっ♡ 熱いの、すぐそこまできてて……
 や、あぁぁぁっ♡♡」

 私の中で、なにかがグツグツと沸きたっていた。
 それは今にも激しく噴き出そうと、強く力を溜めていた。

「うん、ちょうだい♡ わたしのなかで、このままだしてっ♡♡
 みすちーのおなかに、ときこのせーえきいっぱいちょーらいっ♡♡」
「あ……っ」

 膣中での射精をねだるように、両脚が腰に絡みついてくる。それこそ全身が隙間なく密着するような形になる中で、私は絶頂へ向けて膣壺をかき混ぜていく。

「みすちー、みすちー♡
 くるのっ、きちゃうのっ♡ すごいのが、きちゃう……
 あ、あぁぁぁぁぁっ♡♡」

 ぢゅっ♡ ぢゅぶっ♡ たちゅ、ちゅぷっ♡
 たんっ、たんっ、たんっ、たんっ♡♡

 そして……身体も、手も、唇も結合部も、なにもかもをピッタリとくっつかせながら怒張を突き込んでいった瞬間に。

「あっ、やっ……でるっ みすちー、でちゃうっ♡♡
 みすちー、みすちー♡ みすちー……っっ♡♡」
「きてっ、ときこっ♡ わたしに、ぜんぶちょうらい♡
 ときこ、ときこ、ときこぉぉぉぉぉぉ♡♡♡」

 どくんっ! びゅくるるるっ!
 びゅ……びゅるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅっっ!!

 私は愛しい小鳥の名を呼びながら、熱い想いを盛大にあふれさせていったのだった。

「あ、は……♡ でてる……
 わたしのなかで、どくんどくんって……♡」
「ん、うぅ……♡
 みすちー、そんなにきゅうきゅう締め付けられたら…… あっ♡」

 びゅっ、びゅぅぅぅぅぅ……

 うっとりとしたみすちーが、身体を小さくわななかせている。そうすることで私を咥え込んだままの膣壁が収縮して、さらに白濁を吸い出していく。

「えへへ……ぜんぶしぼりとっちゃうもん♡
 ときこのえっちなミルクはぁ、みすちーがみんなごくごくしちゃうんだもん♡♡」
「あ……やぁっ……♡」

 背中を抱く腕に、腰に巻き付く脚に、ぎゅっと力がこもっていった。
深いところでの吐精を促すように、すべてを出しきるまで離さないように…… そんな調子で強く密着してくる彼女の子宮へ、私は幸せな気持ちで精液を注ぎ込み続けていた。

「み、みすちー…… 私、もう……」

 そんな幸福感に満ちた射精も、やがてゆっくりとおさまっていく。何度も何度も脈打って白濁を注ぎ込んでいた怒張が、力を使い果たしたように小さくしぼんでいく。
いつもならそのまま小さくなって、普段通りの陰核に戻っていく肉茎。それがまだいくらか大きさを残しているのは、ひとつになったままでいたかったなんだろうか。膣壺を精液で満たしたままでいたいという気持ちがあったからなんだろうか。
 もうなにも出なくなってからも、私たちは抱き締め合ったまま繋がりつづけていた。

「はぁ、はぁ、はぁ……♡
 ふふっ♡ 朱鷺子の精子、子宮の中で元気の泳いでるよ♡
 私の卵子が捕まえられちゃうね♡」
「捕まえてほしいクセになに言ってるのよ♡」
「えへへっ……♡」

 こんな囁きを交わしているけれど、私たちは人間のように妊娠するわけじゃないことは解っている。妖の存在にとって、精液というのは養分と同様なものでしかなく、私の白濁はみすちーの子宮で吸収されていくだけなのだ。

「ねえ、みすちー。私の精液、美味しい?」
「うん♡ すっごく濃くて水飴みたいにネバネバしてて……子宮にべっとりくっついてきてる♡」
「そっか……じゃあ、今度はみすちーのを私にちょうだいね♡」
「えーっ、やだぁ♡ 次も朱鷺子のごくごくしたい♡」
「欲張り……♡」

 なにかを飲み干すようにうごめく膣壁と子宮。
 出したものが愛しい相手に取り込まれるのを実感しながら、私の心は悦びでいっぱいに満たされていた。
 汗で濡れてピタリと密着する肌と肌。それがとけあって、ひとつになっていくような気がした……
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