真・東方夜伽話

天狗共用性処理玩具・射命丸 文

2020/06/04 00:07:15
最終更新
サイズ
32.63KB
閲覧数
960

分類タグ

天狗共用性処理玩具・射命丸 文

喚く狂人

妖怪の山の上層部に目を付けられている射命丸文さんが、宴会に呼び出されてパワハラセクハラの限りを尽くされ尊厳を踏み躙られたあげく最終的におファックされるスケベです

 天狗は宴会を好む。特に秋は、紅葉狩りと称して連日酒盛りが行われる。会場は大抵、九天の滝のほとりだ。風光明媚さにおいては一番の場所だ。
 男尊女卑がまかりとおっているため、お酌や芸は女の仕事だ。世話係は上から直接指名され、断れない。文とて、例外ではなかった。
 場に連れられてきたときには、すでに宴もたけなわだった。おのおの楽な姿勢で敷物に座り、杯を傾けている。ずいぶん酒が進んでいるらしく、数名は赤ら顔を晒していた。
「おッ、今日の世話役かのぉ?」
 視線が向けられる。参加しているのは、大天狗を最上位として、妖怪の山でも要職を占める鴉天狗たちだ。年功序列が基本なので、総じて老いている。
 しわくちゃの顔をニコニコと、いやニタニタと歪めていた。目には悪意と侮蔑、好色がはっきりと浮かんでいた。
「ほれぇ、射命丸、皆様に挨拶をせんか」
「……本日皆様のお世話を務めます、射命丸文でございます」
 大天狗に命じられ、ずらりと並ぶ長老らを前に、深々と頭を下げる。男どもに見えぬ角度で、奥歯を噛みしめた。
 もう何度、宴に連れてこられたか。これ以上誰にも下手に気に入られず、だからといってつけ込まれる粗相もせず切り抜けねばならない。容易ではないが、できなければ尊厳はもっと喪われるだろう。
「来たなぁ射命丸。ワシがくれてやった服は、ずいぶん似合っておるなぁ」
 いちおう職務の一環なので、着ているのは普段の服ではなく天狗装束だ。ただし、幹部連中から渡された特別仕立てだった。
 襟がなく、肩口は大きく開いている。腕を上げれば腋窩が露出するし、横乳房も垣間見える。胸元は大きく広げられ、谷間が姿をちらつかせている。
 本来なら行灯袴を着用するのだが、今日はない。極めて短い前垂れだけで下腹を隠している状態で、黒の長足袋を履いた美脚が曝け出されていた。
 セクシーを通り越して、もはや品がなかった。もちろん、好きで着ているわけではない。呼び出しのかかる数日前に、たかが一記者にお偉方がわざわざ贈ってきたのだ。空気を読まねば、どんな目に遭わされるかわからない。
「はい。素敵な贈り物を、どうもありがとうございました」
「そうかぁ、そうか。今度また、別なのを着せてやるからのぉ」
「ありがとうございます」
 また別なのを着せる。つまり、あと最低一回は呼び出される。嫌悪が滲み出さないよう努めながら、うわべだけの感謝を返す。
 老人共の目は、意地汚い色を孕んでいた。目の前の獲物をどう嬲ってやるか、思案しているのだ。
「……で? ちゃんと言いつけは守っておるんじゃろうな? 皆で確かめてやるべきではないか?」
「じゃな。どうもこやつは我々に対する奉仕の意識が薄いし、仕事にも不熱心じゃからの。サボっておっても仕方ないわい」
「あり得るのぉ。ずる賢いからのぉこの女は。ワシらをナメておる」
「いえ、そんなことは」
「おう、言い訳か? よけいに怪しくなってきたのぉ。なおさら、全員で見てやらにゃあいかんわなぁ、コレは」
 唇を噛む。何を言ったところで、妖怪の山を牛耳る連中に逆らえるわけもなかった。
 諦めると、装束の前垂れを指で摘まむ。持ち上げ、はしたない部位を自ら晒した。
「……かしこまりました。どうぞ、射命丸文の忠誠の証をごらんくださいませ」
 上層部の定めた規則により、宴会に参加する女達は下着の着用を認められない。むろん、文もだ。恥部を隠すにはあまりに心許ない布の下に、ショーツなど存在しなかった。
 剥き出しになった恥丘には、黒々とした毛がぼうぼうと生い茂っている。剃るべからずと命じられてから、数ヶ月ほど経っていた。もともと体毛の濃い体質だったため、もはや密林と化している。
「言いつけは守っておるようじゃな。どれ、もっと近くで見てもらえい。一人一人にの」
「かしこまりました」
 たくし上げた前垂れを下ろすことすら許されない。上座から順に、座席を巡るよう命じられる。屈辱だ。虫けらを見る目を向けられても、にこやかに対応せざるを得なかった。歯向かえば、よけい酷い結果を招くからだ。
「はーっ、メス臭いのぉ。毛が濃いのは淫乱じゃというが、本当なら貴様はどうしようもない女ということになるのぉ、ええ?」
 縮れ毛に占領された三角地帯を、まったく無遠慮に見つめてくる。鼻息がかかるほど近くで、匂いまで嗅がれる。片手には杯があった。女性の貞操を、酒の肴感覚で扱っている。
 宴会の世話係とは、しょせん建前だ。下衆を煮詰めた連中が、お酌をさせただけで満足などするわけもない。実態は、大天狗をはじめとした長老の玩具だ。
 特に文は、もとからお偉方に目をつけられていたのもあり、狙い撃ちにされた。若手で頭角を示しており、上に対しては反抗的で、誰もが抱きたいと思うほど見目麗しいからだ。
 今までに何度も呼び出されては、おつまみ感覚で尊厳を蹂躙されてきた。今日も同じだ。恥辱の時間は、まだ始まったばかりだった。
「下ッ品なビラビラじゃのぉ。昔はもうちょっと可愛らしかった覚えがあるが」
「そりゃあおぬし、宴のたびにワシらがマワしまくっとるからじゃろ。緩くなるのも当然じゃな。まっ、名誉じゃろ、長老勢の寵愛を賜っとるわけじゃからな。ガハハ!」
 己の性器を他者の視線に晒しては、扱き下ろされる。吐き捨てられた罵倒を、隣の席の天狗が混ぜっ返した。声色からして、こちらを意思ある生物とは認めていなかった。
 実際、彼女の陰裂は、かつてと様変わりしていた。美しくひっそり咲いていた小陰唇は、見るも無惨に踏みにじられている。色素が沈着し黒ずんだ花弁は剥き出しで、ピンク色の粘膜を晒していた。
 ひどいときは小一時間も責められ続けた淫豆は、今や小指の先ほどのサイズになっていた。一目で弱点と分かる。
 酔っ払いに犯されたのも、一度や二度ではなかった。たいていは周りで見ている連中も混ざってきて、何度も輪姦された。まごうことなきレイプだが、訴える先などない。ただ泣き寝入りするばかりだ。
「これ射命丸や。わしゃ腋と乳が見たいんじゃがのぉ?」
「かしこまりました。どうぞご覧下さい」
 内心でどう思っていようが、命じられれば笑顔で受け入れるしかない。面積の小さな装束をはだけ、肌を露わにする。
 右腕を持ち上げ、腋窩を見せつける。つるりとした窪みはフェチズムの対象だ。好色な視線が這い回る。
 乳房はカップでいえば大きめのD程度で、豊かさと形のバランスを両立させていた。つんと上向いた曲線は、見る者を魅了する。白く滑らかな肌もあいまって、実に見事だった。
 柔らかな山の先端、乳輪はこんもりと膨れている。濃い褐色だった。もともとは今より平坦で、色も淡かった。何度も弄ばれ、蹂躙されたが故だ。
「おほほ、悪くないのう。味のほうはどんなもんか」
「ッ、は、う」
 本人の許可など取り付ける必要なしとばかりに、むぢゅぅう、と吸い付いてくる。舌で舐め回され、アルコール臭い唾液まみれにされる。
 気を許してもいない輩に体を弄ばれるのだ。嫌悪して当然だ。一方で肉体は、じくじくと響く官能を見出す。数え切れないほど陵辱されるうちに、ほんの少し触れられただけでも感じるほどに造り替えられてしまっていた。
「ぢゅるッ、ぢゅッ、れろッ、カリッ」
「ッひんッ!」
 れろれろと舐められ、先端を甘噛みされる。気色悪いと思っていても、ソリッドな刺激には声を抑えられない。
「ほれぇ、何を間抜けな声をあげとるか。気合いを入れんか、気合いをぉ」
「もっ、うしわけ、ございませ、っは、ぁ、くぅうう」
 別の天狗が揶揄しながら、剥き出しの恥部を指先でなぞってくる。下半身から上る恍惚が、腰を震わせる。思い通りの反応をしてなるかと思っても、甘い吐息を抑えられない。
 意思と裏腹に、乳首が充血し始めた。芯が通って硬くしこりはじめた先端を、キュっとつねられる。蕩けてしまいそうだ。
 情けないのぉとあざ笑いながら、男達は離れ、ひらひらと手を振る。人の貞操を弄んでおいて、興味がなくなったから失せろというのだ。ありがとうございましたと頭を下げ、次に向かう。
「どうぞ、ごらんくださ、ッひぃ!」
「濡れておるではないかぁ。この淫乱がぁ」
 クリトリスに酒臭い吐息を浴びせられ、さらには指先でぴぃんっと撥ねられる。嬲られ続けて肥大化した弱点を持て遊ばれ、目の裏に響く性感が走り抜けた。
「なんじゃこの程度でヨガりおって。根性が足りんのじゃ、根性が。ワシら世代はこんなもんで動揺せんぞ、若造がぁ」
「ッう、ぁ、はい、すみませ、ッ、あ、ああッ」
 親指と人差し指で摘まみ上げられ、クリクリクリと転がされる。膝がカクつき、姿勢が崩れそうになる。どうにか堪える。
 性刺激を与えられ続け、ねとつく汁が体内から分泌され始める。もちろん、意地の悪い彼らが見逃さないわけもなかった。
「すぐ濡らしおる。なっとらんぞ、ええ?」
「う、はッ、あ」
 滴る蜜を指で掬い上げ、見せつけてくる。にちゃッ、にちゃッと糸を引く蜜は、感じていることのなによりの証拠だ。
「ッふ、はッ、はぁッ、ひぃ、はぁ、あぅッ、あああ」
 肉体は意思に背き続け、快楽に溺れている。前垂れを落とさず、体勢を保つのに必死た。なにか粗相をすれば、罰と称して弄ばれるのは目に見えている。
 まだまだ甘い考えだった。なにもせずとも、悪意は向こうからやって来る。
「どら、そんなもんでええじゃろ。貴様の忠誠心はよぉく分かったぞ? 射命丸よ」
 ようやく解放されたと安堵するには早い。宴会が終わるまでは、手を変え品を変え貶められるのだ。老いぼれたちが愉悦を味わうためだけに。
「では貴様には、芸のひとつでもやってもらうとするか」
 大天狗が持ってきたのは、ペニスを模した玩具、いわゆる張型だった。瑪瑙でつくられており、上位天狗の成金趣味を示している。全長二十センチ以上、太さにして五センチほどもある大業物だ。幹にあたる部分には襞と瘤があしらわれている。挿入すれば、えげつなく膣肉を抉るだろう。
 間違いなく上級者向けの逸品を、散歩するくらいの気楽さで差し出してくる。拒まないよな? と、目には無言の圧力があらわれていた。
「ただマンズリをこくだけではつまらんからのう。貴様が本気を出せるよう、ちょっとした余興を用意してやったぞ」
 宴会場の真ん中に、書道で使う画仙紙が二枚並べられた。片方は、水でもぶちまけたのか、濡れた染みが残っている。
「潮を噴くまでマンズリせい。片方は前の宴で、貴様のお友達の犬走とかいうイヌコロにやらせたときの記録じゃ。まさか鴉天狗が、白狼天狗に負けたりはするまいなぁ?」
「……は、もちろんです」
 いち天狗の交友関係まで把握しているのか。山を率いる立場なのだから暇ではあるまいに、人を卑しめることにかけては余念のない連中だ。
 自分が勝てば、椛が踏みにじられるのだろう。が、だからといって手を抜くわけにはいかなかった。誰しも、最終的に一番かわいいのは自分だ。
「では皆様、ここで余興として、わたくし射命丸文がこちらの張型にておマンズリを披露させていただきます。どうかこの淫乱な鴉天狗のどうしようもないザマを、笑ってやってくださいませ」
 深々と頭を下げる。無数の視線を受けながら、画仙紙の前に腰を下ろし、蹲踞の姿勢を取る。さらに、大きく脚を広げた。M字開脚のポーズだ。短い前垂れでは秘部を隠すのに足りず、下着をつけない秘裂が剥き出しになった。
「何をしとるんじゃぁ、もっとちゃんとおめこを見せんか、使えんのう」
 野次をぶつけられる。繁茂した陰毛に守られる、爛熟し黒ずんだ陰唇に指をかけ、自ら割り開く。先ほどの露出行為と愛撫で濡れた粘膜は、ねっとりした蜜を分泌しながらヒク、ヒクッと蠕動していた。
 好色な目が浴びせられる。質量があるのではと思うほど、ぎらぎらとした目を。精液をぶちまけられているかのごとき感覚に、子宮は意思を裏切り熱を孕む。とろみを帯びた蜜が溢れ、地面に滴る。
「はッ、ァ……れろっ、れろれろれろれろ……」
 石造りの張型の、先端に舌を這わせる。挿入にともなう性器への負担を軽減するため、唾液で濡らしておく。フェラチオを連想させる淫らな様に、男達から歓声が漏れた。彼らを楽しませるためではなかったのだが、勝手に満足してくれるぶんにはむしろ助かる。
 竿全体を舐め回し、十分に濡れたのを見計らい、膣口に押し当てる。にちゃぁ、と卑猥な水音がした。九天の滝から響く音に掻き消されなければ、全員に聞かれていただろう。
「ふッ、お、おッ、くふッ、おぉ……っ」
 自らの体内に潜り込ませる。巨大な亀頭部が狭穴を押し広げていく。何十回、何百回と異物を受け入れてきた膣肉は、本来あるべき状態に戻ったのだといわんばかりに悦ぶ。脳に快楽信号が送られ始める。
 分かっていたが、玩具はやはり太かった。みちみちと肉が拡張される感覚に、低い声を抑えられない。下品な声じゃと冷やかされたが、聞いている場合ではなかった。
「っふ、ッは、ァ」
 やがて、二十センチを越える疑似巨根が、すべて体内にねじ込まれた。取っ手の部分が膣口からそびえたつ様は、間抜けであり退廃的だ。
 先端部が子宮口を圧迫し、腰の抜けそうな性感をもたらしてくる。崩れてしまいそうなのを、気合いをいれて堪える。全員の見ている前でそんな無様を晒せば、罰と称して何をやらされるか分からない。
「ッ、ぉッ、っはぁ、あッ! あッ、ひッ、ぉッ、ぉおおんッ!」
 もちろん、挿入れて終わりではない。むしろ今から始まるのだ。手を繰り、張型を抽送させる。ぐぽッ、ぬぽっと空気混じりの猥褻音をあげ、膣口は異物を受け入れる。
 太い幹が隘路をみっちりと埋め尽くしている。あしらわれた瘤が、性感粘膜をごりごりと抉る。脳味噌に叩きつけられる性感が、膝を笑わせる。
 いきなり激しいオナニーだった。理性のトんだ声が響く。天狗の丈夫な体でも、相応の負担がかかる。が、己を気遣っている場合ではない。下手に手を抜いてつまらないと判断されれば、もっと酷いことをさせられるに違いないのだ。
「はひッ、ひい、ぉおッ、あはぁッ、くふッ、おお、ッ、ぉおん!」
「かーっ、なんじゃありゃ。下品なマンズリじゃのぉ。おしとやかさの欠片もないわい」
「これだから若いのはいかん。特に射命丸みたいなこまっしゃくれたあばずれは最悪じゃ。どこにも嫁の貰い手がないわい」
 ぐぽぐぽと淫音を鳴らし淫蜜をまき散らす肉穴をあざ笑い、口々に好き勝手を抜かす。エクスタシーと悔しさで頭がぐちゃぐちゃになる。気が狂いそうだった。
「ひぃ、ひぃ、ッ、はぁ、あぅッ、お、おッ、くふぅう」
 ちょっと触れられただけで悶絶するほど敏感になったクリトリスを、親指で揉み潰す。腰がガクガクと震えている。目を白黒させながら性感に溺れる文へ、さらなる悪意がぶつけられる。
「射命丸ゥ。貴様そんなもんで満足できるのかァ? 性欲旺盛な貴様が。ホレ、ええもんを見せてやろう」
 おもむろに近づいてきた天狗は、下半身を丸出しにしていた。
 雄々しき男根が、勃起し逞しくそびえ立っている。今使っている張型を上回る巨根だ。亀頭は大きく張り出し、雁首は深く刻まれている。凶悪に反り返ったボディはどどめ色に染まっていた。何十人と女を食い物にする中で愛液を浴び続け、淫水焼けを起こしたのだ。
「はぁッ――はッ、あッ、はッ」
 視線をそらせない。むわりと漂う雄の臭いは不快なはずだが、鼻孔はヒクついていた。何度も快楽を刻みつけられ、服従を擦り込まれてきた肉体が、ご主人様を歓迎している。
 陵辱される身の上をどう思っていようが、性感には抗えない。アレにほじくられたらどうなるだろうと、想像せずにはいられない。自然と、張型を操る腕の動きが激しくなる。ぢゅぶぐぷぬぶと、愛液がこねられ卑猥音を奏でる。
「ぐふっ。夢中じゃのう」
 シュッシュッシュッと、目の前で見せつけながら扱いている。玩具で喘ぐメス天狗の痴態を肴に、オナニーしているのだ。対する文も、その様に興奮し、自涜のペースを上げていく。いわば相互の自慰行為だった。
 男が手を上下させるほど、むせ返るほどのペニス臭がまき散らされる。知らず知らず、唇を尖らせていた。決して、不満に思っていたわけではない。
 宴のたび、下手をすれば二桁の回数、フェラチオさせられていた。結果として、雄臭をトリガーとして、無意識に奉仕を始めようとするほどになっていた。パブロフの犬と同じ、条件反射だ。
 どうしようもなく堕落した様に、男は愉悦を見出したらしい。柔らかで艶やかなリップに、汚らしいモノの先端を押し当てる。
「ちゅっ、ぅ」
 触れたことで、文もようやく、自分が何をしていたか気づいた。あらわれた動揺を笑いながら、彼はさらに何度も、男根で唇を汚していく。
「ッは、ッぅ、ちゅ、っ、むちゅ、んちゅ、んッ、フゥ、フゥ、フゥウっ」
 押しつけられるたび、蕩けそうな熱が唇から伝わってくる。次第に、自ら雄杭にむちゅむちゅとキスし始める。
 興奮をふぅふぅと鼻息に乗せる様に、普段見せている余裕や威厳はない。目は見開かれ、瞳孔も開いていた。
「えぁ――」
「何をしゃぶろうとしておるか」
 むらむらとこみ上げてくる欲望に負け、口を開く。が、奉仕はさせてもらえなかった。ぶるんと振るわれた肉竿で、頬をべちんと叩かれる。
 屈辱的な扱いにすら、甘い官能を覚えてしまう。張型で自らを嬲るかたわら、がに股を押っ広げ、へこへこと腰を躍らせる。
「まったく、隙を見せればコレだ。どうしようもない雌天狗だの、お前は」
「んちゅ、ちゅっ、ちゅっ、申し訳、むちゅぅ、申し訳ございません」
 謝罪の合間にも、竿全体に唇の雨を降らせていた。その様に、普段見せる余裕や威厳は欠片もなかった。自分が嫌になるほど、どこまでも惨めだ。
「うぅッ、はぁッ、ちゅッ、はぁ、むちゅッ、ぁぁ、ちゅぅ、はぁ、ッ、ぉッ、おッ、おッ……!」
 差し出された肉魔羅に接吻しながら、玩具を操り続ける。オナニーは当初に比べてすら、なお激しくなっていた。本物のペニスを前にして昂ぶった性的興奮に駆り立てられている。
 乳首も淫核もこれ以上なく硬く勃起し、激しく自己主張していた。全身には汗が浮かび、血行の良くなった肌が朱に染まっていた。
「おッ、くひッ、はおッ、おぉん、っはぁあッ、イ、イくゥ、イくイくイくイくぅう……!」
 ぢゅぼぐぷぬぼぐぬぐぼと、えげつない抽送を繰り返す。体内の水分が干上がるほどにまき散らされる愛蜜がなければ、擦り切れる勢いだ。
 当然、覚える快楽も大きくなる。聞き苦しい声で喘いだ先に訪れるのは、強烈きわまるアクメだった。
「おほッ、ええぞ、イけイけ。みっともなくイきちらせぇ」
「気張れよぉ、犬コロに負けるなぁ」
 宴会場が下卑た笑いで満ちる。己の痴態をげたげたと嘲笑われながら、なおも自らを嬲り続ける。快楽の頂点へ至るのに、さほど時間はかからなかった。
「おッ、ひッ、ぉおおッ、くは――イくぅううううううううううううッ――!」
 エクスタシーの波に合わせて、張型を最奥まで突っ込む。ぶぢゅんッ、と聞き苦しい音とともに、子宮口を先端が小突き上げる。さらに、ぷっくり膨れたクリトリスを、自らの指でつねり上げた。最大の弱点たる性感帯を、一切の容赦なくだ。
 腰ががくんと跳ねる。快楽に狂った声が九天の滝に響き渡る。視界が白く染まり、思考を吹き飛ばす官能が全身を満たしていく。同時に、牝臭漂う愛蜜がぶしぃッと噴き出した。物理法則に従って放物線を描いて飛び、彼女の前に敷かれた画仙紙を濡らす。
「ひぃッ、はひッ、はぁッ、はゥ、ッ、はぁ、あぁあ」
 がくッ、がくッと、駆け抜ける性感で体は二三度痙攣した。反動で力が抜け、ぐったりと崩れ落ちる。消費した酸素を取り入れるべく、肩が上下する。柔らかな乳房がふるん、ふるんと震えている。汗で前髪が額にはりつき鬱陶しいが、直すのも億劫だった。
「また随分と、派手に気をやったのう。余興にしても激しかったが」
「天性の淫乱じゃからな。売女の本性を発揮したってところじゃろ」
 口々に好き勝手を囁かれている。漂白された思考では、悔しいと思う余裕すらなかった。ただぼんやりと、生物の本能に従って呼吸を整えるばかりだ。
 手から解放された張型が、膣圧に押し出されて雌穴から抜ける。瑪瑙でできたボディは、蜜に濡れててらてらと輝いていた。
 自分自身にほじくられた穴は、もはや閉じなくなってしまっていた。ピンク色の内側を晒しながら、ネトつく汁を垂れ流している。くぽっくぽっと収縮する様は、黒く色づいた陰唇の印象もあって、水揚げされた貝を連想させた。
「ほほ。ずいぶん飛んようだの。あの犬コロもそうじゃったが、みっともなくイき散らしおって。雌臭くてかなわんわい。一発芸にしても下品きわまるしのぉ」
 ぞろぞろと、長老どもが集まってくる。二枚の画仙紙に、下卑た目をやる。つぅん、とオンナの香りを漂わせる染みを見比べている。
 紙が持ち上げられ、並べられる。潮の痕がくっきりと残されている。それとは別に、文が座っていたあたりは特に濡れていた。自涜の最中に飛び散った蜜だ。一生モノの恥が、一枚の紙に刻まれていた。
「のう、犬走のが飛ばしてないか、こりゃ」
「はぁ? いやあ、こんなバカみたいな勝負とはいえ、鴉天狗が犬に負けはせんじゃろ……あ、いや、ホントに負けとるなコレ。おい射命丸ゥ、どういうつもりじゃァ貴様ァ」
 脇腹に蹴りを入れられ、たたき起こされる。痛みに身をくねらせる暇もなく、引き起こされた。ぐるりと取り囲まれている。
 嗜虐的な目が注がれる。付けいる隙を見せたな? と言わんばかりだった。
「せっかくワシらが目をかけてやっておるのに、何じゃあ、情けない」
「地べた虫の連中に負けるとは、許されんことじゃ。もはや鴉天狗である資格もないわ。どうする? 羽ェ抜くか? 犬コロどもや皿つきと一緒に、地べたで生きるか、んん?」
「お、お願い致します、どうか翼は」
 慌てて地に伏し、頭を下げる。普段ならば土下座など決してしないが、今だけは別だった。黒い翼は鴉天狗の誇りだ。羽をむしられるのは、実質的な死刑に近い。「羽無し」は周囲から村八分にされるからだ。
 頭を踏みつけられる。額が地面にめり込むが、声を上げることも許されなかった。
「ふん、さんざん無様によがって、あげく負けておいて、ずいぶん都合のええことじゃの。まあワシらも鬼ではない。別の罰で許してやるわい」
「ご厚情に、感謝いたします……」
「言うとる暇があるなら、仰向けになって股ァ開かんか。気がきかんのう」
 罵られながらも、言われるまま従う。閉じられぬよう、両脚を左右から抱え込まれた。未だ絶頂の余韻にヒクついている陰裂に、下卑た目が注がれている。
「これだけ濡れとりゃあ、クリームも要らんなぁ。つるっつるの、恥ずかしいマンコに造り替えてやるからのぉ」
 彼らが持ち出したのは、剃刀だった。下腹に押し当ててくる。雌蜜に濡れててらてらと輝く、くろぐろと茂った陰毛を狙っているのだ。
 剃るなと命じたときから、最終的にこうするつもりだったに違いない。いったいどれだけ悪趣味なのか。湧き上がる嫌悪を、胸の中で抑える。
「ッ、あ、ありがとう、ございます。どうぞ射命丸文のおまんこを、罰として童女のほとのようにしてくださいませ……」
「動くなよぉ? 汚いビラビラを切られたくなかったらなぁ」
 刃が肌の上を滑り、しょりしょりしょり……と小気味よい音がたつ。密林のごとく生い茂った毛が、一本残らず剃り上げられていく。
「しっかしまぁ、えらい剛毛じゃの。刃が通りにくくてかなわんわ」
 縮れ毛をつまみ、思い切り引っ張ってくる。痛いが、顔が歪まぬよう努めた。この扱いはまだマシだと、己に言い聞かせる。「羽無し」にされれば、もはや山では生きてゆかれぬのだから。
「ほほ、堪えるのー。ならこれはどうじゃ」
「ィひぃッ!?」
 痛みにも似た強烈なエクスタシーに、腰が浮く。勃起しっぱなしのクリトリスを、ぴんと指先で弾かれたのだ。堪えられるわけもなく、みっともない声が漏れた。
「じっとしとれと言うとろうに。おめこごとばっさり剃られたいんか? 天狗でも流石に痛いぞぉ、たぶん」
「ぅッ、うう、うううう」
 目には笑えない光が籠もっていた。あまり動けば本当に「事故」を起こすつもりだろう。眉尻を垂れ下げながらも、どうにか堪えようと奥歯を噛みしめる。
 咲き誇る陰唇を撫で回し、陰核をこねながら、刃を進めてくる。執拗なまでに何度も。毛がちぎられるぷちぷちという感覚をはっきりと感じた。
 刃先が陰裂からほんの数ミリほどの距離を通ってゆく傍らで、小指の先ほどもある陰核を刺激される。本能的恐怖と快感が同時に襲ってくる。頭がおかしくなりそうだった。
「どれ、こんなもんか」
「あぅッ」
 狂いそうな時間も、ようやく終わった。三角地帯をまんべんなく剃刀が這ったのだ。仕上げとばかりに、ぴしゃりと大陰唇を叩かれる。
 酒がぶちまけられ、剃り落とした縮れ毛の滓が洗い流される。露わになったのは、今までと打って変わって、つるりとした陰部だった。密林に覆い隠されていた、なだらかな恥丘が露わになっている。さながら二次性徴を迎える前だ。だからこそ、だらしなく熟れきった花弁の様子が対照的で、異様に見える。
 あおあおとした剃り跡に無数の目が向けられている。指先で擦られ、嬲られている。ぞくぞくとこみ上げる感覚に、意思と裏腹に淫蜜が滴る。
「おーおー。我ながらええ仕事をしたわい。つるっつるの恥ずかしいパイパンじゃ。誰が見ても頭おかしいマンコじゃぞ、よかったなぁ? 射命丸よ」
「ちょうどいい記念じゃ。今日から射命丸だけは、宴以外でも下着着用を禁止にするか。誰にも説明せずにな。幻想郷じゅう飛び回って、使い込まれたビラビラのくせにツルツルのマンコを、皆に見てもらえい。変態じゃと思われながら過ごせ。嬉しかろう?」
「か、……かしこまりました。本当に嬉しいです。ご高配に、感謝いたします」
 いったいどれだけ、尊厳を奪われるのか。それでもなお、卑屈にへりくだるしかない。
「いやあ、感謝するには早いぞぉ射命丸よ。なんせ、お前が一番大好きなことを、今からしてやるんじゃからのう」
「そうじゃな。せっかくどこに出しても恥ずかしい下半身にしてやったんじゃ。使い心地を試さんことにはのぅ」
「……ッ」
 言って、長老共が服をはだける。下衣を下ろし、褌を解く。露わになったのは、えげつなく反り返り、そびえ立つ勃起した男根だ。ぐるりと取り囲まれる。三百六十度、どちらを向いてもペニスがある。逃げ場などどこにもない。
 かつては麗しかった秘裂を、黒ずんだあばずれの穴に造り替えたのは、他ならぬ彼らだ。またいつものように、男共が欲望を放ちきるまで、輪姦されるのだ。
「どうしたぁ? 貴様の好きなモノをくれてやるというとるんじゃ。言うことがあるんじゃぁないのか、ええ?」
「あっ、あ、あ」
 にたにたと笑いながら、鼻先に亀頭を近づけてくる。呼吸のたびに、雄臭が鼻孔に流れ込む。脳味噌にキく匂いだ。
 ゾクッ、ゾクッと、腹の奥が震えた。数え切れないほどほじくられ、踏み躙られてきた体が、己のなんたるかを思い出す。無意識のうちに、地に膝と手をつき、額を擦りつけた。何度も何度も何度も、悪夢のごとく繰り返されるうち、魂の髄に刻み込まれた服従の仕草。すなわち、土下座だ。
「皆様、本日は私、鴉天狗の恥こと射命丸文に格別のご配慮を賜りまして、どうもありがとうございます。皆様の御手で新たに生まれ変わらせていただいたパイパン変態おまんこで、たっぷりとヌキヌキさせていただきます。今も皆様のご立派を欲しがって涎を垂らす肉穴を、どうぞたっぷり、ずっぽり奥までご賞味くださいませ。お金玉の中身が空になるまで、いやらしく締め付けてご奉仕いたします」
 言い切ってから、自らが何を口にしたか気づく。もはや遅かった。男どもは皆、邪悪の権化のごとき表情を浮かべながら、彼女ににじり寄っていた。
「はん。誇り高き鴉天狗ともあろうものが、チンポ狂いの変態に成り下がるとはのう。我々全員で教育的指導をしてやらねばならんか。どれ、まずはワシから」
「お主はそっちを持て、よし、よし、ええぞ」
 乱暴に抱えられ、仰向けに転がされる。両足首を掴まれ、広げさせられる。ささやかな抵抗として、股を閉じようとすることすら許されないのだ。
 大天狗が乱暴に覆い被さってくる。アルコール臭い息を、顔面に吐きかけられる。酔いの回った目に、理性の色はなかった。慈しみなどは存在せず、相手をいたぶり楽しむ嗜虐心だけがうかがえる。
「そぉら、貴様の好きなチンポじゃろうが。出迎える準備をせんか、愚か者」
「あぁッ! ど、どうぞ、おまんこの奥までご覧下さいませ……」
 打擲音が響いた。不手際への喝として、頬を叩かれたのだ。遠慮も容赦もない、頸椎に負担を感じる威力だった。
 痛がっている暇はない。己の下腹に手を伸ばす。黒ずんだ陰唇に指先を引っかけ、割り開く。にちゃぁ、と粘っこい水音が開いた。
「まったく、汚い穴じゃのう。どれ、先にチンポの臭いでも染みこませてやるか。歩いてるだけでチンポ臭をふりまくようになれば、どういう女か誰にでも分かるじゃろ」
「は、っ、あ、くぅ、ああん」
 好き勝手を口にしながら、濡れきった秘唇に男根を擦りつけてくる。にちっ、にちっと、愛蜜がこねられ卑猥音をたてる。
 ぞくぞくとこみ上げる官能の中に、裏筋にクリトリスを刺激されて、ソリッドな性感が混じる。意思とは裏腹に、腰はゆるやかにうねっていた。
「ほ。穴ポコが犯されたがっとるわい。まったく貴様は、鴉天狗の汚点じゃの。どら――よぉく味わえい!」
「アッ、はゥ、ひッ――あぉおおおッ!」
 あざ笑い見下しながら、陰裂に対し亀頭を垂直に押し当ててくる。次の瞬間、文の貞操は、一息で深々と刺し貫かれた。めりめりめりッ、と、こなれた雌穴を雄棒が割り開く。なんの遠慮も思いやりもなく、ずっぽりと奥まで侵入する。
 天狗は種族として巨根だ。長くを生きてきた長老ともなれば、種馬と見紛うほどになる。魁偉なる大業物が女穴を押し広げる感覚には、目を見開いてよがるほかになかった。
 まして今は、陰裂を最低限でも守る下腹の茂みすら喪っている。守るものなきパイパンは、犯される性感をダイレクトに伝えてきた。
「ッおお……ガバガバに見えて、よく絡みついてきおるわ、まったく。ほぉれ分かるかぁ射命丸。貴様の穴に、ワシの金魔羅がずっぽり入っておるのがなぁ」
「はひッ、ひぃッ、あぁッ、ああッ、あはぁあッ」
 またしても犯された。生きとし生けるものとしての最低限の誇りすら奪われ、踏み躙られた。だというのに、涙は流れない。喉から漏れるのは嬌声で、スレンダーな腰はくねっ、くねっとうねっていた。
 快楽への敗北を何度も脳幹の底にまで刻みつけられ、本性はすっかり雌となり果てていた。ペニスをねじこまれれば、肉体は悦び、奉仕しようとするに決まっていた。
「おほほ。ええぞええぞ、そりゃ、好きなだけくれてやるわいッ、ほれッ、ほれッ」
「アッ、あ! ひッ、はッ、あぅッ、ひぃいッ! はッ、ああッ、あぁあ!」
 甚だしい反応に気をよくしたか、男は腰を振りたくり始める。亀頭が抜ける直前まで腰を引いたかと思いきや、膣穴の最奥まで叩きつける、重量級のストロークだ。
 ごりごりごりと、膣襞が蹂躙される。何度も犯され開発されきった雌穴は、己をほじくり倒してくれる素敵なモノに絡みつき、締め付ける。腰がぶつけられると、結合部からは愛蜜がぶぢゅぶぢゅと音を立ててまき散らされていく。
「はひぇッ、あひッ、ひぃッ、おおッ、ほッ、ひッ、ぅはああ」
「きったない喘ぎ声じゃの。猿かなにかか」
「天狗の納める妖怪の山にはまったくふさわしくないのぉ。やはり身内の恥じゃなぁ」
 バシッ、バシッと下腹が打ち付けられあうたび、堪えがたい快楽が脳天を直撃する。躾けられてきた脳髄が、意思に背いて白旗をあげる。普段なら出さない声で喚き、全身を痙攣させてよがる様を、両手で足りぬ男達が口々に嘲笑っていた。
「ほれほれ、こういうのがええんじゃろうが、淫乱」
「いッ、アッ、アッ、ひぃッ、あくぅうッ、ひぃいいいんッ……!」
 反応に気を良くしたか、男は手を変え品を変え、文にエクスタシーを叩きつけてくる。ピストンの様子が変化していく。体重全てをぶつける荒々しい動きから、奥を執拗に狙う狡猾なストロークへ。
 赤子の腕ほどもある長太竿は、最奥の行き止まりまで簡単に届く。子を成す聖域への入口、やわらかな子宮口を、コンコンコンコンと何度も何度もノックしてくる。
「はへッ、あひッ、ひい、ひぃッ、っくはぁッ、ぉッ、おッ、あぅうううッ」
 ポルチオはデリケートな部位だ。乱暴に小突くなど、まったく論外の行いだ。生殖機能が駄目になってもおかしくない行為であり、普通なら覚えるのは痛みだけだ。
 が、彼女は違った。何十回、何百回と穿たれほじくり返されてきた。もちろんそこも、開発済みだ。神経の集中した敏感きわまる性感帯は、逞しき男根の執拗なピストンに屈従していた。
 突き上げられるたび、目の裏がチカチカと光る。剥き出しの淫豆に男の陰毛が擦れては、ゾクゾクと堪えがたい快感が上る。噛みしめた奥歯の隙間から、聞き苦しい声が漏れる。もはや何を考える余裕もない。意識にしがみついて、官能の暴虐が通り過ぎてくれるのを待つだけだ。
「なぁにを一人だけよがっておるか。根性を見せい、根性を!」
「あぉおおおおッ!」
 もちろん、そんな消極的なありかたを、連中が許すはずもない。気合い注入とばかりに、膣道半ばの腹側を亀頭でゾリゾリと擦り上げてくる。いわゆるGスポットを思い切り刺激され、尿道から濃い飛沫がぶしぃと噴き出した。
 たたき起こされた雌の本能が、躍起になって仕事を始める。細い腰がうねり、くねり、踊り始める。男を悦ばせる、卑猥なムーブメントだ。レイプされているにもかかわらず、本気で性交を望んでいるかのごとき振る舞いだった。
「おほッ、おッ。そうじゃそうじゃ。それでええんじゃ。ほぉれ、続けいッ。続ければ、ご褒美をくれてやるぞぉ」
「あはぁッ、あんッ、あひぃッ、はッ、あッ! くふッ、はぁッ、あぁぅッ」
 スパンスパンッと腰をぶつけながら、勝手を抜かしてくる。褒美とやらがろくでもないものなのは理解しながらも、うねうねと媚びた腰使いを披露してしまう。
「わはは。ええのぉ。酒の肴にぴったりじゃの」
「ほぉれ射命丸ゥ、貴様も呑め、呑め。貴様のような変態にお誂え向きの酒じゃぞ?」
 朱塗りの大盃を差し出される。なみなみ注がれた酒には、白いモノがどろりと浮かんでいた。言うまでもなく、精子だ。何人もの男共がせんずりを扱き、ぶちまけたのだ。獲物と定めた女に、異常な形で呑ませるためだけに。
 誰もが嫌悪する汚汁を、恍惚の瞳で見つめる。ペニスに暴かれた本性が、あれがほしいと訴えかけていた。女として最大の弱点を凶器でほじくられる今、抗う余裕などどこにもなかった。
「はッ、ちゅッ、ちゅるッ、ぢゅぞっ、ぢゅるるるっ」
 音を立てながら、白濁の浮かぶ汚汁を啜っていく。天狗の酒は呆れるほど強い。決してこんなペースで呑む品ではない。喉が灼けそうだが、気にも留めなかった。でろでろと咽頭に絡みつく、精液の最悪の喉越しがたまらなかった。
「気ッ色悪いことをしおって。セックスに集中せんか! ええッ!?」
「んぉおおうッ!」
 アルコール混じりの精虫の味を堪能する間も、ピストンは決して止まらない。むしろ、こっちを見ろとばかりに激しさを増す。内側からめくれ返るほどの勢いには、喉の奥からくぐもった声を漏らさずにはいられなかった。
「ンぐっ、ぢゅるッ、ぢゅぞッ、ぢゅるるッ……んはぁあ」
 やがて、杯は乾される。どろどろと浮かんでいた、何人ぶんかも分からぬ精虫とともに。げぇっぷと、下品な音が喉から溢れた。吐息から、酒とスペルマの匂いがぷぅんと漂った。
「はん。あんなもん呑むなんぞ、いよいよ気が狂ったか。まあ、穴が使えるならどうでもええがの。おッ、そろそろ上ってきたぞ、おッ、おおお……!」
「んはぁあッ、ひぃッはッ、おッ、くふぅうう……ッ!」
 抽送は激しさを増していく。ばすんばすんと、貫く相手をも吹き飛ばす勢いだった。大天狗の声が詰まり、焦燥を浮かばせる。膣内では肉棒が膨れ上がり、危険なほどの熱を孕み始めていた。
 間違いなく、射精が近いに違いなかった。ごりごりと急角度で抉られ、文はもはや夢心地だ。男根に屈した肉体がすることは、たった一つだった。腰を躍らせ、穴を締め付け、より気持ちよくぶっぱなしていただくのだ。
「はへッ、あっはっ、だして、出してくださいませぇ、淫乱変態駄目天狗の射命丸文にぃっ、大天狗様のお種をくださいませッ。ゴスゴス突かれてよがるだらしない子宮にっ、どろっどろのザーメンぶちまけて、イかせてくださいませぇえっ!」
「そうかあ、そうか。そこまで頼まれれば仕方ないのぉ。可愛い部下のお願いじゃァ、聞いてやろうじゃないか、そらイくぞ、イくぞぉ、出すぞォ、おッ、おおおッ!」
「あはッ、あぉッ、イくッ、イくイくイくイくイくぅうううううっ――あっへァあああああああああああッ!」
 どぢゅんッ、と、体内から肉の潰れる嫌な音が響いた。柔らかな最奥を、これ以上なく硬くなった雄杭が思い切り突き上げたのだ。子宮口が亀頭と熱烈なキスを交わし、むぢゅうと音をたてる。同時に、最後の瞬間が始まった。
 天狗は極めて好色な種族だ。精液も、おそろしい程に濃厚だ。溶いた澱粉糊ほど白く粘ついた汚濁が、鈴口から勢いよく放たれる。どぶどぶと、腹の奥を満たしていく。
 間歇泉センター奥のマグマですら、これほど熱くはないだろう。夥しい精虫が鞭毛を蠢かして生まれた熱が、子宮を堕落させていく。
 当然、アクメを迎える。押し寄せる快楽の波に、一瞬で呑み込まれる。間抜け極まる嬌声をあげ、半ば白目をむく。腰は反り、全身痙攣し、雄を咥え込む肉穴から濃厚な愛蜜が噴き出した。
 見下され、踏み躙られ、陵辱の果てに子種まで植え付けられた。間違いなく最悪だと理性は告げている。一方、雌としての本能は、身から溢れんほどの快楽を間違いなく最高だと告げていた。相反する感情に、気が狂う。暴力的なオーガズムの前にひたすらよがり狂う以外、なにもできなかった。
「はひっ、はひぇ、あへ。……ぅひぃい……、えへっ、えへぇ」
 やがて、絶頂が引いていく。知性を破壊された文は、ただただ虚ろな笑みを浮かべるばかりだ。口端から、涎が零れている。
「ぉお、出した出した。まったく、ほとんどどうしようもないくせに、穴の具合だけは一丁前だの」
 グリッ、グリッと、最後に腰を押しつけてくる。たっぷり余韻を味わってから、大天狗は腰を引いた。吸い付いていた膣口が男根を喪い、ぶぽっと聞き苦しい音を立てる。
 太棒で乱暴に穿たれ続けた肉穴は、もはや閉じなくなっていた。黒ずんだ花びらやピンクの粘膜を晒し、ネトつく雌汁を滴らせては、ぐぱぐぱと収縮を繰り返している。どろぉ、と白濁が垂れた。望んでもいない種を植え付けられたことの、何よりの証左だ。
 ゴシゴシと己の魔羅を扱き上げ、尿道からでろぉ、と快楽の残滓を吐き出す。大陰唇に滴らせる。パイパンに生まれ変わった恥丘が、白く汚されていった。
「何を惚けとるか間抜け。早う掃除せんか。気がきかんのう」
「あはぁ、あは、むちゅっ、んちゅ、んちゅぅ、ちゅぅ……」
 そうさせたのが誰かというのを棚に上げ、大天狗は肉竿を文の眼前に突きつける。半萎えになった雄竿は、複数の汁でべとべとに汚れていた。
 もはや日本語を理解するだけの思考もないのに、自然とソレに口づけていた。無意識の底にまで擦り込まれた作法ゆえだった。
「いやぁ、流石大天狗殿。小生意気な雌天狗に己の分際を教えてやったようで。どれ、次はワシが」
「おいおい、待たんか。序列から言えばワシが先じゃろうが」
「ええい黙っとれ粗チンが。お主が使った女は臭くてかなわんのじゃ」
 大天狗が「使い終えた」のを見て、老人共が白い肌へ次々群がり始める。股座のモノは一様に膨れ上がり、獲物に狙いを定めていた。
「あは……えへっ、えへ、あはぁ……ッ」
 彼らが飽きるまで、悪夢の時間は続く。全てが終わったとき、自分はいったい、どうなっているか。意思は黒く塗り潰される一方で、口には好色な笑みが浮かんでいた。
基本的に陵辱モノでも女の子が心から悦んでる感じで書くんですが
今回は若干趣向を変えました。
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
コメント




0. コメントなし