真・東方夜伽話

ルナティックふたなり触手タイム

2020/05/23 06:12:15
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ルナティックふたなり触手タイム

喚く狂人

触手とたわむれるふたなりのクラウンピースのスケベ

 霧の湖の畔に、小さな洞窟がある。入口が木立で隠れており、ほとんど知られていない。
 中はちょっとした隠れ家にできる程度には広いが、湖の水が流れ込み、半分沈んでいる。じめじめしていて、住むには向かない。ロケーションは心躍るのになと、クラウンピースは少し残念に思っている。
 といっても、今日ここに来たのは、家探しのためではない。会いたい相手がいるのだ。
「ふふふ」
 くりっとした瞳は、普段は天真爛漫たる無邪気さを湛えているのだが、今は本人の幼げな顔立ちと正反対の印象をうかがわせる。いやらしく、退廃的だ。
 洞窟の奥は水没している。夜なのもあり、反射した光が壁面に映る様は中々美しかった。
 手に持った松明を掲げ、照らす。途端、静かだった水面が荒れる。豪快に水音をたて、飛沫を散らし、潜んでいたものが姿を現わした。
 幻想郷に住まう人外にもいろいろある。人に似た者、似ていない者。洞窟の主は後者だ。うねうねと蠢く無数の触手からなる、巨大生物だった。暗緑や葡萄色の触腕が、中心から放射状に伸びている。短いも長いも、太いも細いもよりどりみどりだ。
 触手はこちらを認めるなり、しゅるしゅると腕を伸ばしてくる。目もついていないのに正確な動きだった。腕と脚に絡みつき、行動の自由を奪う。
 クラウンピースは妖精としては相当に強い。こいつの拘束を解くくらいなら造作もない。にもかかわらず、されるがままに手足を差し出した。
「は……ん」
 触手の表面は、うっすら白濁した得体の知れない粘液でヌルついている。ぬるぬると体を這い回られ、擦りつけられる。かなり粘っこく、洗ってもなかなか落ちないだろう。
 不快に感じるのが当然の場面で、少女らしい柔らかな唇はつり上がった。漏れた声は、期待を示している。
 この洞窟と触手を見つけたのは、地獄を出た直後、宿を探してぶらついていた頃だった。水浸しの洞窟は住居にはならないが、彼は素晴らしい。とっても楽しくきもちいい、狂気の遊びを教えてくれるからだ。
 以来、定期的にここを訪ねては、彼と戯れている。主人も知らぬ、自分だけの秘密だ。
 触手はクラウンピースの両手足を絡め取り、Iの字に固定する。身動きの取れない少女の全身に、自らを擦りつけ、粘液を塗り込んでいく。頭頂から爪先まで遠慮なくだ。
 まず顔だ。腰まで届く長髪、可愛げな瞳を形作る瞼、つんと高い鼻。ほっぺと表現するのがぴったりの頬に、少女らしく瑞々しい唇。全てに触手が這い、濁液をまぶしていく。
 もちろん体もだ。上から下へ、べとべとにしていく。最初は首だ。ぷにぷにした触感にくすぐったさを覚える。身をよじったが、許してくれるわけもない。
 小さな撫で肩へ、デコルテマッサージでもするような動きで汁が塗られていく。衣服を着ていようがお構いなしで、襟元のラフカラーまで汁まみれだ。ぴんと立っていた襞襟が萎れてしまった。
 星条旗を模した特徴的なショートタイトワンピースの上から、ボディラインをぬるぬる撫で回す。布が汁気を帯び、肌に張り付く。瑞々しい胸のラインが、くっきりと現われる。相当にフェティッシュな光景だった。
「や……ん」
 乳「房」と称するには、いささかなだらかな膨らみだ。そのぶん、神経が集中している。触手が這うたび、じんじんと甘い感覚が走る。喉から漏れるのは、異形に弄ばれる嫌悪の声などではなく、ほんのり潤んだ溜息だった。天真爛漫たる美少女がそうした声を漏らす様には、たまらない背徳がある。
 続いて腹回りだ。やはり衣装が汁気を帯び、肌と密着する。胸から地続きの平原の輪郭が、すっかり露わになる。くりっと窪んだ臍の形まで、明確にわかるほどだった。強く抱かれれば折れそうな、華奢で可憐なウェストは、妖精ならではだった。
 触手が腰回りに至る。骨盤は緩やかに広がっていた。成熟しきってはいなくとも、子を孕み育めると示している。つんと上向いた、小ぶりで形のよい臀部は、あえて「お尻」と呼ぶのが相応しい。肌が張り付き、マニア垂涎の形状をはっきりと露わにしていた。
 最後に、脚だ。ほっそりしながらもしなやかで、健康的だ。年齢相応の自然な肉体美を感じさせる。怪物の濁液に塗れ、ぬらぬらと輝きを放ちはじめる。
 一通りクラウンピースを汚すと、身体を這い回っていた触手はやっと離れた。しかし、まだ終わりではない。
「んぷぅ……」
 でろぉおおおお、と、頭の上から今まで以上の汁が浴びせかけられる。思わず瞼や口を閉ざすほどだ。文字通りに、全身を汁塗れにされてしまった。
「ぷはぁ」
 どうにか口を開き呼吸をすれば、唇まわりの汁が口内に流れるが、気にしない。むしろ、体に籠もる熱のほうが気になる。体表からじりじり浸透して、芯の部分を燃え上がらせてくる。特に、腹の奥が切ない。きゅうんと疼く感覚に、太腿同士を擦り合わせたくなる。自由が効かないので、できない相談だったが。
 彼の粘液には、媚薬に似た効能がある。彼女自身は、なんだかふわふわする汁だなぁと脳天気に捉えている。それが無害で、自分を気持ちよくしてくれると本能で察していた。
 上ずった呼吸を繰り返しているうちに、地面と天井の中ほどの高さまで吊り上げられた。下は水面で、鏡のように彼女の顔を映す。
「あ、や、だぁ」
 映り込んだ顔は、ほんのりと上気して、紅潮していた。発情している顔だった。
 クラウンピースは妖精の中でも特に奔放だが、年頃の娘並の羞恥心だってもっている。こんなやらしい顔をしているなんてと、自らの痴態を恥じる。同時に、己のはしたなさを自覚し、更なる興奮を感じていた。
 興奮は、肉体反応として現われる。両手両脚をXの字に固定される。大きく広げられた股の間、汁まみれにされたタイツのクロッチ付近には、大きな膨らみができていた。
 細い触手が二本、股へ近づき、タイツに取り付く。ビィッと音を立て、クロッチを左右に引き裂いた。内側からぷるん、と姿を現わしたのは、少女――生物学上のメスには存在しないはずのモノだ。すなわち、勃起したペニスだった。
 長さでは十センチ強、色素沈着もしていない、可愛らしいモノだった。亀頭は半分ほど皮を被っており、まだまだ未熟であると分かる。
 それでもやはり、生殖器官だった。持ち主の興奮に合わせて、ぴくッ、ぴくっと小さく跳ねている。溜まっているものを出したいと言わんばかりに。
 妖精は自然から発生する現象で、一般的な生物とは生態が異なる。出身が地獄なせいか、クラウンピースは輪をかけて特殊だ。女でありながら男性器をもつ、いわゆるふたなりだ。本人は「気持ちよくなれるところが多くてラッキー」と気楽に考えていた。
「やっ、何するのぉ」
 とはいえ、こうして本来は隠すべきモノだけを露出させられるのは、流石に恥ずかしい。抗議するが、伝わるわけもない。どうにか隠そうと身をよじるものの、硬くなった陰茎がぷるんぷるんと揺れるばかりだ。
 口では文句を垂れつつも、実は内心わくわくしている。この敏感な棒に粘液をたっぷりかけられ弄ばれるのが、触手との遊びでの一番のお気に入りだ。だが、期待は裏切られる。
 衣服を切り裂いて、ペニスを露出させるだけさせておいて、触手はそちらにはまったく手をつけようとしなかった。大きく持ち上げられた腕の下、可愛げな腋窩の窪みを、触手の先端がなぞる。僅かなくすぐったさに、思わず体をくねらせる。
「や、ん。そっちじゃなくて、あっ、ん、やぁ」
 平たい触手が胸に覆い被さってくる。小豆サイズの無数の粒が接触面に備わっており、感じやすい双丘をぬるぬると刺激してくる。
 甘い声が漏れた。媚毒の染みこんだ肉体は、少なからず敏感になっていた。性的刺激をはっきり感じ取って、官能として伝えてくる。狭い洞窟の中に、少女の熱い声が木霊した。
「はっ、そこじゃない、違うの、なんでぇ……っ?」
 そっちじゃない、と主張しているのに、触手は全く聞き入れてくれない。未発達なバストをヌルヌルと擦り上げては、じんじんと甘く痺れさせてくる。
 肉体の興奮は最高潮に達しており、乳首は痛いほどに膨れている。ペニスなどは僅かな空気の動きにすら反応して、ぴくっ、ぴくっと震えているほどだ。今、弄ってもらえたら、とっても気持ちよくなれるはずなのに。
「おねがいっ、おねがいだからぁ、こんなのっ、やぁあっ」
 こうしている間にも、粘液の毒が全身に回っている。昂ぶって代謝が高まっているぶん、なおさらだ。
 ――おちんちん丸出しで、胸ばかり弄られて気持ちよくなって。こんなの、ヘンタイだ。
 体は焦れる一方で、呂律も回らなくなっている。舌っ足らずな声で懇願しても、やはり触手は取り合わない。つるりとした腋や柔らかな胸を、衣服越しに擦りつけるばかりだ。
「うーっ、うう、ぅうう」
 頭がどうにかなってしまいそうだ。奥歯を噛みしめて呻く。彼とは今まで何度も気持ちいい遊びをしてきたが、意地悪されるのは始めてだった。
 汁を吸い込んで重くなった髪を振り乱し悶える。不意に、口元へ触手が差し出される。暗い紫色に緑のまだら模様で、太さは指三本ぶんほどだ。
「んむぅうッ、んっ、んぅう」
 口内に侵入しようとする異形を、咄嗟に口を閉じて拒む。見るからに毒々しく、咥える気にはなれなかった。
 が、触手は諦めなかった。閉じた唇に、先端を押しつけてくる。むちゅっ、ちゅっと、こねられた粘液が音をたてた。ぷるんとした瑞々しい唇が汚される。執拗にアタックし、唇の二枚貝をこじ開けようとしてくる。
 何を求められているかは、流石に分かる。従えば弄ってもらえるだろうかと、淡い希望を抱いた。結局、抵抗を解き、口を開いた。途端、触手が潜り込んでくる。
「くぅううん……」
 美味くはない。饐えた臭いがうっすら薫る。食感もぶにぶにして、悪い。が、同時に、どこか胸を高鳴らせる。いっぱい舐めたい、しゃぶりたいと思わせる。動物的本能に従い、クラウンピースは彼を受け入れる。
「ん……ふ、ん……んぅ」
 むちゅ、むちゅと、粘っこいリップノイズが響く。やらしい音だ、と直感した。自らがいやらしい音をたてていることに、得体の知れぬ興奮を覚えた。知らず知らず、口淫にも熱が籠もっていく。
 口内では自然と舌が踊り、侵入者を舐め回す。表面から滲む汚汁を舐め取る羽目になる。生臭くて不味いのに、心が躍る。中毒患者のごとく依存し、もっと欲しいとちゅうちゅう吸い付いていく。
 こくん、こくんと、白い喉が蠢く。たっぷり溜まった濁汁を飲み下しているのだ。食道にへばりついて、喉越しは最悪だ。なのに、美味だと感じる。
 粘液に体を昂ぶらせる効能があるのは、彼女も察している。肌に塗られただけでも全身が熱くて仕方ないのに、体内に取り込んでしまったら、いったいどうなってしまうのか。
「ふぅ、んぅ、んんっ……!」
 結果はすぐに現われる。全身の汗腺が開き、瞳が蕩ける。乳首が服の上からでも分かるほど尖り、両脚の狭間、少女の裂け目から愛蜜が溢れだす。お漏らししたような勢いだ。
「ン、んぅ、んっ、く、んく、っ、んぅう……!」
 ペニスの疼きも強まる。ぶっ放したくて仕方がなくなり、腰をしきりにモジつかせる。ぷらっ、ぷらっと、硬くしこる棒が揺れる。
 呑めば呑むほど辛くなる。やる前から分かりきった話だった。それでも、嚥下し続けている。毒液を体内に取り込んでは、発情するのをやめられなかった。
「ふぅう、……んぅう……くぅうん……」
 白い喉から漏れるのは、捨てられた子犬に似た、切なげな鳴き声だ。眉尻は垂れ下がり、目は今にも泣きそうなほど潤んでいる。
 誰が見ても哀れで、手を差し伸べたくなる姿だ。あてられたのではないだろうが、触手は一つ、アクションを起こした。親指程度の細い腕を、股座のあたりに近づけてくる。
 ぴくりと、華奢な体が反応を示す。やっと弄ってくれるのだろうかと期待したものの、また裏切られる。
 触手は確かに股間へと向かった。ただし、到達地点はペニスではなかった。陰茎の根元からやや下、クラウンピースを少女たらしめる裂け目だ。
 秘部を覆うタイツは、濁液にまみれて肌にぴっちり張り付いている。布の上から、性器の形を確かめるように、ゆっくりとなぞり上げてくる。
「んぅうッ、ふッ、んぅ! くゥ、んっ、んぅ、んぅう!」
 快楽信号が背骨を伝わって、脳味噌にまで響いてくる。びりびりと痺れる感覚に、高くくぐもった声が漏れる。
 くち、にちと、汚汁を塗り込みながら擦りつけてくる。爪先がきゅうと収縮し、ぴんと伸ばされる。上がる声は、段々と熱を増してくる。音が、ぐちゅ、ぐちっと汁気を増す。粘液以外の汁が、彼女自身から分泌されているがゆえだ。
 散々擦られて、タイツは肌に密着していた。やんごとなき裂け目の形状が、くっきりと浮かび上がるほどに。ぷっくり膨れた大陰唇、まだ未発達な小陰唇まで、わざわざ脱がずともどんな形か分かるほどだ。
「くぅん、ぅう、んぅっ、くぅううん」
 自らの下半身がどれほど卑猥になっているかも知らず、クラウンピースは切なく鳴く。腰が、へこっ、へこっと情けなく踊っている。動きに合わせて、可愛らしい竿がぴこっ、ぴこっと揺れている。そっちではなく、こっちを弄ってほしいとアピールする。奇しくもはしたない素股奉仕になっていると、彼女は気づいていなかった。
 思いが通じたのか、新たな触手が近づいてきた。先端が平べったくなり、さらに五つに分かれている。人間の掌を思わせる形だ。
 手に似た形状で、今の彼女が連想する行為は一つだ。しゃぶっていたものから口を離し、恥も外聞もなくねだり始める。
「おねがい、しこしこしてっ、あたいのおちんちんゴシゴシ扱いて、いっぱいびゅーってさせてっ。じゃないとおかしくなる、ぱーになっちゃう、ねえっ、お願いだからぁっ!」
 怪物が言葉を理解できるわけはない。そもそも耳があるのかも分からない。だが、彼は望まれたとおりの行動に出た。掌のごとき触手で、敏感極まる棒を包み込んだのだ。
「ひゃあぁああッ……!」
 別に何も弄られてはいない。ただ包まれただけだ。とはいえ、散々焦らされたペニスにとって、ぷにぷにヌルヌルした感触は堪えがたかった。焦がれる声とともに、背を震わせ、ようやく訪れた快楽を享受する。目尻から涙すらこぼしそうな勢いだった。
「あ、ッ、ひゃ、あ、はぅ! アッ、あ、すご、あぁっ、おちんちん、あぅッ、あ、あ、ひゃ、ぁああ!」
 根元から先端にかけて、順番に圧がかけられる。さながら牛の乳搾りだ。散々我慢してきた陰茎が堪えられるわけもない。どうしようもない性感に、ただよがる。
 先ほどまで焦らしていたのが嘘のように、触手は次々責めを繰り出してくる。ぐぢゅッぬぢゅっと音を立て、粘液を擦り込みつつ竿全体を扱いてくる。自分で扱くのとはまるで違う、目の裏がチカチカするエクスタシーを、涎すら垂らして深く味わう。
「はひゃあ、はひっ、あふうっ、あぅっ、いいよぉ、おちんちんいいよぅっ、あぁあ!」
 下半身全体が蕩ける感覚に酔いしれ、はしたなく声を上げ続ける。異形による性行為を、すっかり受け入れていた。頭の中にあるのは、気持ちよく精液をぶっ放すことばかりだ。
 へこっ、へこっと、細い腰が前後にくねっている。己の性器を包んだ触手めがけ、腰を振っているのだ。ぶぢゅぶぢゅと粘っこい音をたてては、竿に走る性感を楽しんでいる。亀頭から、とろとろと透明な汁が滲んでいた。カウパーだ。
 さらに触手が近づく。乳房まわりの布を、びぃっと切り裂いた。柔らかな双丘が剥き出しになる。触手の体液に濡れてぬらぬらと輝いている。
 ワンピースの上からでも分かってはいたが、やはり形が良い。ほんのりと膨らんだ姿は、少女の可愛らしさを煮詰め形にしたかのようだった。先端は淡い桜色で、乳頭がぷっくり勃起している。弱点ですよと、百の言葉より分かりやすく主張している。
「あっ、あっ、今そんなのされたら、あぁっ」
 剥き出しになった少女のバストへ、先ほど散々焦らしてきた、平べったい触手が近づく。摩擦用らしき粒が、うぞうぞと蠢いている。布越しでも切なさで狂いそうになったのに、直に擦られたらどうなってしまうか。想像し、生唾を呑み込んだ。
「んきゅぅううッ! ひゃッ、あう、アッ、ああッ、あぁああああ!」
 媚毒が染みきった性感帯を、ゴシゴシと擦られる。自分で触れるのはおろか、今までの乳房愛撫とすら、比較にならない。目の裏に閃光が走り、思わずのけぞるほどだった。
 触手はお構いなしに、クラウンピースに性感を与える。ぬぢゅぬぢゅと音を立てて弱点を刺激されては、もはやまともな言葉すら口にできず、嬌声を垂れ流すばかりだ。
「はぅッ、あ、っはッ、あッ、ああッ、ひぃぅ」
 一方で、男根を扱いていた触手は離れていく。あれほど弄ってほしいと懇願していたにもかかわらず、助かった、と感じていた。胸部と陰部への二重の責めが、堪えがたいほど強烈だったのだ。
 もっとも、彼は陰茎への責めを止めたわけではなかった。今、中断したのだって、より激しく虐めるための布石に過ぎなかった。
「えっ、あ、なに、それ」
 また新たな触手が、目の前にぶら下げられる。小豆より小さい玉が、十個ほど数珠繋ぎになっている。ソレは、股間へと向かっていく。
 ぞくりと、体が震えた。覚えたのは、一種の戦慄だった。うどん麺よりやや細い程度の触手が、どこにねじ込まれようとしているか、察したがゆえだった。
「待って、待って、無理だよ!? そんなとこ、絶対、やだっ、やだってば」
 身をよじって逃れようとしたものの、許さないと言わんばかりに、腰へ触手が絡みつく。ゆらゆら揺れていた竿にも紐状の触手が絡みつき、ぴったりと固定する。
 ビーズ状の触手が、小さな出口へ押し当てられる。可愛げなペニスの先端、尿道口へ。
 当然ながら、尿道は何かを挿入れる作りにはなっていない。が、彼は気にも留めない。ぐっと、自らを陰竿に押し込み、とうとう侵入を果たした。
「ッイ、ァ、アアアアア――ッ!」
 ぬるん、と、体内で音が聞こえた。同時に、少女の顔が歪む。走ったのは猛烈な違和感、痛み、そしてほんの一握りの性感だった。
 軽く意識が飛ぶほどの衝撃を与えながら、触手はなおも止まらない。さらに自らを押し出して、珠をひとつずつ、陰茎へ潜り込ませていく。
「やッ、だッ。おちんちん、こわれっ、はひッ、ひ、やッ、ああああッ」
 全身が痙攣する。目は見開かれており、虚ろを見つめている。声は本気で懇願していた。が、あちらに聞き入れるつもりはないらしい。ぬるんっ、ぬるんっと、珠をねじ入れる。
 鈴口は大きく広がって、ぎちぎちと悲鳴をあげている。下手をすれば裂けてしまいそうだ。それでもなお、触手は侵入を止めない。
「ひぃい、ッ、あ、ぅうううッ、アアアアッ」
 まったく未知の感覚だった。痛いのか、苦しいのか、はたまた気持ちいいのかすら分からない。涙と涎と鼻水を垂らしながら、粘液が纏わり付いて重たくなった髪を振り乱す。
 たっぷり数分かけて、十いくつあった珠は全て小さなペニスに潜り込んだ。ぼこぼこと、ねじ込まれた珠の輪郭がペニスの下部に浮かんでいる。もともと液体しか通らないはずの隘路に、固形物が無理矢理入り込んでいるのだから、当然だ。
「あぅッ、あ、ぁッ、ああああッ!? ああッ、ひッ、あああああ!」
 肩で呼吸を繰り返す彼女に、さらなる責めが加えられる。触手が自らを、鈴口から抜き差しし始めたのだ。ぬぷぷぷっ、ぬぷぷぷっと小さな音を立てて、尿道が刺激される。
 排尿行為に本能的快感があるのは、誰もが頷く事実だろう。ではもし、吐き出されるのが液体でなく固体だったら、一体どうなるか? 今のクラウンピースの様子が、まさに答えだった。
「あーッ! あぅううッ、はん、あんっ、ひっ、あっ、あッ、あぁん、やぁ、はぁん、あっ、あっ、ああーっ!」
 あがる声は悲鳴じみたものから、明確な嬌声へと移り変わりつつあった。珠が突き込まれ、引き抜かれるたび、びくッびくッと何度も全身が跳ねる。見開かれた瞳は恍惚に蕩け、ハートマークが浮かんでいる。
 ぬぽぬぽと、抽送は絶え間なく行われる。まっとうな性行為では絶対に使わない部位が、異形によって開拓されていく。感じられる性感が、どんどん大きくなっていく。
 並行して、胸も擦り上げられていた。ぬるぬるぬるっと、無数の粒の備わった触手が、柔らかな双丘や乳首を刺激して躾けていく。口は嬌声をあげるのに忙しく、開きっぱなしになっている。はっ、はっと、甘く浅い呼吸を繰り返している。
 触手はまだ満足していなかった。彼女の穿いたタイツの、クロッチを引き裂く。露わになるのは陰唇、そしてアヌスだった。
 普段ぴっちりと閉じている秘裂は、先ほど散々虐められだいぶ綻んでいる。粘液と愛液にまみれ、ヌラヌラと妖しく輝いている。少女の恥部にしては、あまりに退廃的だった。思わず潜り込みたくなる肉穴だ。
 突如として外気に触れた肛門が、びっくりして収縮している。色素沈着もほとんどしていない、薄灰色の窄まりがヒクつく様は、誰であっても悪戯したいと思わずにいられない。
「まっ、て、今は、いまは、そんなのッ、だめぇえっ……」
 何をされるか分からないほど、彼女は愚かでない。体を好き放題にし、ペニスにまったく未知の快楽を刻みつけながら、両穴をも嬲ろうとしているのだ。
 そんなのされたら、ほんとうにこわれちゃう――。
 どう考えたって、キャパを超えている。駄目、と口にするのも当たり前だった。一方で、口元は笑みを形作り、瞳は期待を浮かべていた。わずかに自由のきく腰を振り、ねだっているようにすら見えた。
 いずれにせよ、相手が何を思っているかなど、彼には関係がない。ただただ無慈悲に、指三本分ほどの太さの触手を、剥き出しになった二穴へそれぞれ近づけていく。
「やッ、はッ、あ、あ、んッ、ひッ」
 二本の触手が、生殖の穴と背徳の穴にぴとりと押し当てられる。どちらも汁にまみれてヌルついており、何の抵抗もなく挿入できるだろう。
 詰まった吐息が、喉から漏れた。次の瞬間、ぬぶんっと音を立て、両穴は異形に侵入された。
「ッ、あ、ひゃあああああああーッ!」
 あられもない悲鳴が、洞窟内に反響する。声量の甚だしさときたら、凪いでいた水面をびりびりと震わせるほどだった。
 触手は一発で、彼女の奥深くまで入り込んでいた。体の中が押し広げられ、一杯になっているのが分かる。性感の嵐が体内で吹き荒れている。
「ひゃあッ! やぁッ、アッ! アッ、やッ、ひッ、はぁッ、アッ、や、こわれ、ッ、あああああ!」
 一息つく余裕など与えられなかった。間髪を入れず、抽送が開始される。少女の二穴を、怪物がほじくり返し、耕していく。
 ぬぢゅぐぶぶぢゅぬぼぐぶと、激しいピストンサウンドが響く。粘液をまき散らしては、膣襞と腸壁を擦り上げる。がくがくと、下半身全身がしきりに痙攣している。
 どだい、未発達な体で堪えられるわけもなかった。目を白黒させ、脳味噌が灼けそうな性感に悶えるばかりだ。
「あぅううっ、きもちいっ、きもちいっ、きもちいいっ、きもちいいよぉっ!」
 壊れたラジオよろしく、きもちいいきもちいいと繰り返す。甘ったるい声は、誰が聞いても快楽に溺れていると分かるものだった。
 両穴への責めに、クラウンピースはもはや夢見心地だ。が、まだまだ行為は終わらない。
「ッあああああん! はひっ、ひゃあッ、あぅッ、はぁああんッ! アッ、あああああッ!」
 胸への摩擦、そしてなにより、尿道への抽送も再開された。しかも、先にも増してペースが速い。ぬぷぷぷぷぷッ、ぬぷぷぷぷぷッと、連なった珠が連続して鈴口へ抜き差しされる。男の快楽と女の快楽を同時に与えられては、もはやどうしようもなかった。
 薄暗いはずの洞窟内で、視界は白熱している。脳味噌で処理しきれない快楽信号がスパークしているのだ。さらに、己の中からぐつぐつとこみ上げてくる衝動を感じていた。射精が近いのだ。
「アッ、アッ、でも、ッ、あ、えッ、そんな、やッ、だ、えっ」
 嬌声に困惑の色が混じる。体の中で性感が高まって、出口を求めてうねっている。だが、どこからも出られないのだ。本来の排出口である尿道は、触手によって塞がれていた。
「やッ、そんなっ、イけないっ、これじゃイけないよぉっ!」
 お構いなしといわんばかりに、触手は彼女を嬲り続ける。乳房を弄び、両穴をほじくり、ペニスを駄目にしていく。一秒経つごとに欲望は煮えたぎり、今にもはち切れんほど膨れ上がっていく。本当なら、とっくに数度果てている頃だった。
「はひッ、あッ、あぅッ、こわれ、こわれるぅ、アッ、あッ、ああああッ、ひぅうう、ううぅううううッ」
 がくがくと、おこりのように全身が痙攣する。見開かれた瞳は何も見つめていなかった。脳味噌の全てが、暴れ狂う性感の処理に向けられている。
「おねがッ、ださせてぇっ、しゃせいっ、しゃせーさせてよっ、びゅるびゅるってさせてよぉっ、きもちよくなりたいよぉっ、イきたいよぉ、イかせてよぉッ!」
 涙すら流しながら頼み込む。細い腰をへこへこ踊らせ、肉棒を揺らしてアピールする。世界一哀れで惨めな懇願だった。
 触手によるピストンは激しくなっていくばかりだ。ぶぢゅぬぐぶぽぐぷぬぽぬるずぼと、えげつない抽送音が洞窟内に響く。とうとう最高潮に達した瞬間、クラウンピースの願い通りになった。尿道を閉塞させていた触手が、勢いよく引き抜かれた。
 先端の珠が出ていく瞬間、ちゅぽんっ! と、可愛い音が鳴った。十いくつの珠で敏感な鈴口を刺激されて走った性感は、決して可愛くなどなかったが。
「ッ、あッ、はッ、かは――ああああああああああああああああああああああああッ!」
 あまりに強烈な性感に、声が詰まった。一瞬間をおいて、今日一番の嬌声が飛び出した。彼女の声帯が出せる、限界の声量だった。
 煮えに煮えた欲望が、ようやく見つかった出口めがけて殺到する。散々開発されまくり広がった尿道を通って、思い切り解き放たれる。
 ブビュルッ、ブビュルッと音を立てて、白濁液が空中へまき散らされる。綺麗な放物線を描いて、水面に落下していく。雪のごとく真っ白で、餅ほどに濃厚だった。一発に数回分の射精が濃縮されているのだから、無理もなかった。
 当然、吐き出されるにあたって覚える快楽も相応だった。白熱した視界が暗転し、また白く染まる。許容量を超えた快楽に意識が落ちては叩き起こされるのを繰り返していた。
 達したのは男の部分だけではなかった。女の部分もまた、アクメに至っていた。異形を咥え込んでいた未熟な膣口から、ぷしぃッ、と濃密な潮が噴き出す。両穴はきゅぅうんっと収縮して、己を蹂躙してくれたモノを抱きしめるように締め付けた。
「はひゃぁッ、はひッ、あぅッ、あくぅッ、あぅっ、あああ……ッ」
 十数秒もかけて、ようやく絶頂は終わった。本人からすれば、数時間ほども経ったように感じられた。
 気づけば、地面に下ろされていた。縛られていた手足も解放されていたが、完全に腰が抜けており、立てない。そもそも体力も使い果たして、指一本動かすのすら億劫だった。
 散々虐められ、一度に数回分の精を放った竿は、すっかり縮み上がっていた。尿道口はぽっかり広がって、くぱっ、くぱっと開いては閉じを繰り返している。
「あ、はあ、おちんちん、こわれちゃったぁ」
 虚ろな顔で、ぽつりと呟く。大事な部分を無茶苦茶に蹂躙されたというのに、怒りも悲しみもしていなかった。ただただ茫漠とした幸福感が胸を満たしていた。
 触手との遊びは、いつもこうして終わる。誰にも秘密の、クラウンピース最大の楽しみだった。
「ん、ぅ、何、あっ」
 が、今日はまだ終わらないらしい。細い触手が、剥き出しのままの膣口に潜り込んだ。やめさせる体力など、どこにも残っていない。
「ひゃ、ッ、あ、はっ、だめ、おちんちんこりこりって、アッ、あっ」
 膣道半ばの腹側を、こり、こりっと刺激してくる。ちょうど肉竿の裏側あたりだ。予期せぬところから男性機能を弄ばれ、水分の抜けた獅子唐のように萎えきっていたペニスが、再びムクムクと膨れ始める。
 とはいえ、もう何も出ない。完全な打ち止め状態だ。大きくされてもしょうがない――そう考えているのは、クラウンピースだけだった。
「うくぅ、ッ、ひ」
 先ほど尿道をほじくり倒した触手が、また鈴口に押し当てられる。期待半分、恐怖半分の声が漏れる。が、今度は、ほじくりに来たわけではなかった。
「はひッ、ああッ、ひぃいッ、アッ、なに、何っ?」
 ヌルヌルヌルッ……と、何かが侵入してくる。つぶつぶしたものがいくつも、腹の奥に押し込まれている。
 何をされているのか、本能で悟る。卵を産み付けられている。この数珠つなぎの触手は卵管で、先ほど尿道をほじくったのは、寄生可能にするための下準備だったのだ。今まで気持ちよくしてくれたのは、宿主候補を油断させるための餌に過ぎなかったのだろう。
「あぁ、いいよぉ、あたいのおちんちんに、いっぱい産んで。孵化するまで、ちゃぁんと育てたげるから」
 己の体を、巣として造り替えられている。危機的状況で、口元はへらりと歪んでいた。膨れ上がるペニスを、期待の色の籠もった瞳で見つめている。
 だって、どこに拒否する必要がある? 彼はとっても、本当にとっても気持ちよくしてくれた。お礼に「住処」を提供してあげるくらい、わけもない。なにより、狂気の沙汰は、このクラウンピースの十八番だ。
「うふ、ふ。どんな子が、産まれるのかなぁ。孵化したら、あたいのせーえきと一緒に、いっぱいびゅるびゅるって射精出産してあげるからねぇ……っ」
 スペルマを放つ瞬間すら、頭がおかしくなるほど気持ちいいのだ。出るのが触手の幼生ともなれば、どんなに気持ちいいか。
「あはっ、あはっ、あは」
 せっかくなら、誰かの腹に出して、お家にしてあげるのも悪くない。ご主人様か、友人様か、はたまた妖精仲間か。霊夢なんかもいいかもしれない。そのとき彼女らは、どんな顔をするのか。壊れた笑みを浮かべながら、クラウンピースは出産プランを練るのだった。
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1.性欲を持て余す程度の能力削除
尿道責め好き!
何かしら新しい変態的行為があると嬉しいです!