真・東方夜伽話

片想いの少年がリリーホワイトに逆寝取りされる話

2020/03/17 22:06:20
最終更新
サイズ
35.11KB
閲覧数
1289

分類タグ

片想いの少年がリリーホワイトに逆寝取りされる話

し~

リリーブラックに想いを寄せ、いつも彼女を見つめていた少年。
そんな彼のところへやってきたリリーホワイトは、こんなことを口にしていく。
「ブラックちゃんのことがどれだけ好きなのか、確かめさせてもらっていいですか?」
じっと見つめられた緊張からか、胸をドキドキとさせてしまったいた少年は、流されるままにそれを受けることになってしまう。
キスをするように顔を近付けるリリーホワイト。いけないと思いつつも動揺を覚えてしまう少年。
彼女の吐息や匂いに心が揺らぎかけてしまう彼の前で、少女はすべてを見透かしたようにクスっと笑い……

無邪気で無頓着な調子で振舞いながらも少年を惑わすリリーちゃんを書いてみたくなって作ったお話です。
じわじわと、少しずつ確実に心を侵食していくリリーちゃん。楽しんでいただければ幸いです!

 みんなが帰ったあとの誰もいない教室。そこで僕は、掃除をするフリをして外を眺めていた。
 寺子屋の二階にあるこの場所からは、窓の風景はとても広い。中庭全体が見通せるし、そこでなにか活動をしている人を観察するにはもってこいだ。

「やっぱり、ブラックさんって素敵だな……」

 視線の先で、ダンスクラブの練習に励んでいる妖精の女の子。その姿に見とれながら深く吐息を漏らす。
 僕が密かに想いを寄せている相手……リリーブラックは、スラリとした身体をしなやかに伸ばし、綺麗なダンスを魅せていた。
 動きやすいようにシャツとショートパンツ姿になっている彼女。きゅっと引き締まった白い腕や脚は、陽の光を浴びて眩しく輝いている。
 身体が動くたびに大きく揺れる金色の髪。きびきびと踊る様を見ていると、思わず時間を忘れて見入ってしまう。
 そんな彼女のことをこうして見つめるのが、すっかり習慣になってしまっていた。

「……そろそろ掃除しておかなきゃ」

 やがて流れていた曲が終わり、ダンスクラブのメンバーたちがひと息つこうと座り込んでいく。
 ゆったりとした様子で休憩に入っていく好きな人を見つつ、思い出したかのように床を掃き始めていく。
 彼女たちを見るための口実として買って出た掃除当番とはいえ、それなりに片付けておかなくてはいかない。申し訳程度には綺麗にしておこうと、僕は雑に箒を動かしていくのだった。
 ……そんなとき。

「あっ、やっぱりここにいましたー」

 教室の入り口から、ほわほわと間延びした女の子の声がした。

「……?」

 床に落としていた視線をそちらへ向ける。その先には、ゆったりとした装いの白い服に身を包んだ妖精少女の姿。

「リリー……?」
「今日もここにいるんだろうなーって思ったら、大正解でしたぁ」

 とろんとした印象を与える大きな目。おっとりとした性格をよく表している丸い顔だち。ふわふわとボリュームのある金髪と、ちょこんとかぶった白い三角帽子。
 そんな彼女リリーホワイトは、屈託なく笑いながら窓の近くへと歩いていく。
 たぶん、中庭にいるブラックの姿を見てるんだろう。帽子や胸元を飾る大きな赤いリボンと長い髪を風にそよがせながら、リリーはダンスクラブの少女たちへ目を向けていた。

「あ、あの……?」

 想い人であるリリーブラックと同じ名前を冠している少女。ふたりがどんな関係なのかはよくわからないけれど、彼女たちは姉妹のように親しい間柄だ。
そんな相手のダンスをリリーも見に来たんだろうか。
 僕はここで別段やましいことをしていたわけじゃないけれど、それでもこうして彼女がそばにいる状況は、どうにも気持ちがソワソワしてきてしまう。

「ブラックちゃんのこと、見てたんですかぁ?」
「え……」

 どうしてわかったんだろう。
 のんびりとした、どこか気の抜けたような雰囲気の彼女から図星を突かれ、僕は言葉を失わずにいられなかった。

「えへへ、またまた大正解ですー♪
 リリーはぁ、これでも鋭いんですからねっ」
「………」

 こちらに向き直り、得意げに胸をそらして見せるリリー。
 見た目の年齢や幼げな言動とはまったく不釣り合いな膨らみ。それが誇示されるような形になって、ついつい視線が吸い寄せられてしまう。
 だけど、そこに見とれている場合じゃない。
 女の子の胸をじろじろと見るなんて失礼なことだし、それになにより隠していたことを見抜かれてしまっているのだ。どうしてブラックのことを見ていたのかと尋ねられたときの言い訳を考えておかなけばいけなかった。

「ブラックちゃんのこと、好きなんですよね」
「んなっ……」

 だけど、そうして理由を用意しようとするのは無駄なことだったらしい。
 リリーは正確なところを真っ直ぐに貫いてきて、僕は二の句もつげないようになってしまったのだ。

「そ、そ、そ、そんなこと……っ」
「リリー、知ってるんですよぉ。あなたがいつもブラックちゃんを見てること。
 そのために、こうして掃除当番も引き受けてるんですよねぇ」

 春を告げる妖精、リリーホワイト。その通り、春の穏やかな陽射しのような、ほわほわとした眠気を誘う空気感をまとう少女。
 そんな彼女だけれど、意外に鋭い観察眼を持っているらしい。完全に不意打ちをくらう形になった僕は、ただただ言葉を失って立ち尽くすことしかできなくなっていた。

「それもこれも、ブラックちゃんのことが好きだからですよねー」

 そんな僕の前で、リリーがちょこんと身を屈めながら目を覗き込んでくる。
 子どもっぽい調子で頓着なく距離を縮めて、じっと真っ直ぐに青い瞳を向けてくる。

「そ、それ……は……」

 顔の近さに、たじろがずにいられなかった。
 それこそ彼女の息づかいが聞こえてくるくらい、瞳に映る僕の姿がわかるくらいに、リリーはすぐ目の前にまで迫ってきていたのだ。
 肩から流れ落ちているサラサラの髪。そこからは爽やかで柔らかい、花のような匂いがいっぱいにこぼれてきている。

「隠すことなんてないですよぉ。
 別に言いふらしたりなんてしないですからぁ」
「う、あ……」

 それはきっと、緊張のせいなんだろう。
 口の中がカラカラになっていた。呼吸が早く深くなっていた。胸の鼓動も、ドキドキとせわしなく打ち付けていた。

「ふふっ みんなみーんなリリーの思った通りですねー♪
 ブラックちゃんはリリーのこと鈍いって言うけど、そんなことないんですからー」
「………」

 そんな僕の前で、リリーがクスっと笑いながら姿勢を伸ばし戻していく。
 思わぬ急接近から解放されて、ほっと安堵の吐息をこぼしていく。
 だけど、そのときに彼女が含み笑いを浮かべていたことに、僕は気付くことができなかった。
 深呼吸をして落ち着こうと視線を落としていたせいで、その妖しげな気配を察しとることができなかったのだ。

「それじゃあ…… あなたがどれくらいブラックちゃんのこと好きなのか、確かめさせてもらってもいいですかぁ?」
「へ……っ?」

 どういうことなんだろう。
 理解できないような言葉に顔を上げ、目をしばたかせながらリリーを見つめる。

「だってそうじゃないですかぁ。リリーもブラックちゃんのこと大好きなんですからぁ。
 そんなブラックちゃんのこと、中途半端な気持ちで好きになられるのなんてイヤですもん」
「それは、そうだけ……ど」

 目の前の少女は、ニコニコと無邪気に笑っていた。
 だけどその言葉には、拒むことのできない不思議な圧力が備わっていた。
 でも、確かめるだなんて何をするんだろう……
 そんな疑問を覚える僕に、リリーは心を見透かしているように言葉を続けていく。

「心が揺らいだりしないか確かめるってことですよぉ。
 どんなことをされても平気でいられるかどうか……♡」
「……っ!?」

 それと同時に、僕の顔が彼女の両手でふわりと包み込まれていった。
 ぽわぽわな目をした顔がすぐそばに近付いてきて、至近距離から見つめられる形になっていった。

「本当にブラックちゃんが好きなら、なんとも思わないハズですもんねぇ♡」
「う、あ…… ちょっ、リリー か、お……近……っ」

 鼻先が当たっている。吐息が吹きかかってくる。
 リリーが囁くたびに唇と唇が触れるようで、思わず心が跳ね上がってしまう。
 このままじっとしていれば…… むしろ、ちょっとでも顔を上に上げれば……
 でも、やっぱりそんなのはダメだ!

「うっ、くぅぅ……っ」

 すんでのところで、僕は理性を取り戻して顎を引き下ろしていった。
 視線をそらし、深く息をついて、どうにか気持ちを落ち着かせようとする。

「……逃げちゃうんですかぁ?」

 心の底から寂しげで悲しげな声がした。
 それはキスできなかったことを本当に残念がっているような声だった。

「だ、だって……っ」

 冗談じゃない。
 好きな人がいるっていうのに、ほかの女の子とキスするだなんて、それはあってはいけないことなのだ。
 ましてや、僕はまだキスなんてしたことがない……
 それを、ブラックへの気持を試すだけのために交わすだなんて、そんなこと絶対にしたくない。

「いいじゃないですかぁ、キスくらい。
 そのくらいじゃ心が揺らいだことになんてならないですよぉ♡」

 だけど、リリーの言葉はツタのように心へ絡みついてくる。
 ギリギリのところで踏みとどまった僕を試そうと、どこまでも誘い惑わしてくる。

「キスくらいって、そんなっ」

 彼女は無邪気で無頓着で子どもっぽい雰囲気をまとっているのに。そんなセリフが出てくるということは、もう何度もキスをした経験があるってことなんだろうか。
 そんな思いををチラリとよぎらせているところへ、リリーは目を背けた先へ顔を回り込ませ、再び真っ直ぐに視線を注ぎ込んでくる。

「ね……リリーはキスしちゃいたいんです。
 あなたも本当は、してみたいって思ってるんじゃないですかぁ?」
「そんなこと……な、い……」
「キスって温かくて気持ちよくて、心がふにゃふにゃになれちゃうんですからぁ♡
 ほら、見てください。リリーの唇……」

 囁きを聞いてはいけないと解っていた。
 それなのに、言われるままに目が口元へ吸い寄せられていってしまった。

「う、あ……っ」
「大きくて、ぷくっとしててぇ……とっても柔らかそうだと思いませんかぁ?
 ここにあなたの唇をちゅってくっつけたらぁ…… きっとすごく幸せになれちゃうハズですよぉ♡」
「う、くぅっ…… や、やめ……」

 ぽってりとした唇が、小さな音をたてながらかすかに開いていった。
 そしてそのまま僕を待つように、彼女はゆっくりと目を閉じていった。
 こんなのずるい。
 こんなことされたら、我慢なんてできるわけがない。

(で、でも……っ!)

 だけど、誘惑に流されるわけにはいかない。
 そんなことになったら、僕は自分で自分の気持ちを裏切ることになってしまうのだ。
 ぎゅっとこぶしを握りしめる。奥歯を硬く食いしばる。
 身体の下のほうがジンジンと痺れを訴えているけれど、それを殴りつけるような気持ちで抑え込んでいく。

「………」

 そんな僕の前で、妖しい誘惑者は静かに目を閉じてなにかを待ち続けていた。
 キスしてもらえることを信じているように、なにも言わず同じ姿勢を取り続けていた。
 風がそよぐ。サラサラな金色の髪が揺れる。
 柔らかい毛先が頬を撫でていった。甘く爽やかな匂いが鼻をくすぐっていった。

「あ……っ」

 心が揺れる。
 声がこぼれる。

「ふふっ……」

 それを聞いたリリーが、わずかに目を開いて笑いをこぼしたかと思うと。

「んっ……むぅぅっ!?!?」

 彼女は動揺する瞬間を狙いすましていたかのように、その唇を熱く重ね合わせてきたのだった。

「むうぅっ!! むぐ……んむぅぅぅっっ!!」

 ちゅ……ちゅぅっ♡ ちゅぷ、ちゅぱ、ちゅうぅ……っっ♡♡

 ぷっくりとした、ふわふわで肉厚な唇がはり付いてくる。
 僕の口を塞ぐように、上下の唇を吸い上げるように、何度も何度もキスの雨が降り注いでくる。
 や、柔らかい…… 女の子の唇って、こんなに柔らかかったんだ……
 リリーの言う通り。いや、それ以上に気持ちのいい感触に、僕は頭をふにゃふにゃにとろけさせてしまう。

「ん……ちゅっ♡ どうですかぁ?
 ブラックちゃん以外の女の子とキスしちゃう気分は……♡」
「く、うぅ……っ そ、それは…… む、ぐぅぅぅっ!?」

 現実に引き戻す言葉が聞こえたけれど、彼女を振り払うことはできなかった。
 まるで身体と心がツタでがんじがらめにされたみたいで、身動きすることができなくなっていたのだ。

「でも、こんなことくらいじゃ揺らいだりなんてしないですよねぇ♡
 あなたは、ブラックちゃんのことが好き。そうですよねぇ♡♡」
「そ、そう……だ、よっ ぼく、が……好きなの、はぁ……っ」

 ちゅうっ……♡ ちゅむ、ぷちゅっ♡ ちゅうぅぅっ♡♡

 頭が両手で抱え込まれている。
 熱っぽく切なげな吐息をこぼしながら、リリーが執拗に唇を吸い上げていく。
 気持ちいい…… ずっとこうしてキスされていたい……
 そんなふうに頭をふやけさせながらも、それでも心の中で想い人のことを必死に思い描いていく。

「ふふっ、ちゃんとガマンできたみたいですねぇ」

 そうしている内に、ようやくキスの嵐が通り抜けていった。

「お、終わった……やっと……」

 安堵の声をこぼし、荒く息をつく僕。
 その前でクスクスと笑みを見せているリリー。
 きっと彼女はまだまだ誘惑手段を持っていて、さらに僕を追い詰めてくるつもりなんだろう。だからこそ、こうして余裕の笑みを浮かべているんだろう。
 このままでいたらダメだ。
 早くここから逃げてしまわないと、きっと僕はリリーに、そして自分に負けてしまうことになる……

「じゃあ、今度はこういうのはどうですかぁ?」

 だけど、彼女が次の行動を起こすほうが早かった。
 僕の手はするりと掴みとられ、柔らかく包み込まれてしまったのだ。

「な、なにを……」

 逃げられない……
 気持ちはもう駆けだそうとしていたところだったのに、温かい手で握りしめられてしまってしまったせいで足がその場に張り付いてしまう。

「こうするんですよぉ♡」

 思惑を訊こうとしながらも口にできなかった言葉。それを汲み取ってリリーがニコリと笑う。
 そうしたかと思うと、彼女は僕を見つめながら掴んだ手をゆっくりと持ち上げていき……

 ふにゅ……♡

「……っっ!!」

 てのひらが、温かでボリューム感のある膨らみに押し当てられていった。
 それがなんなのかは目を向けるまでもない。
 胸元でたわわに実っている、女の子の象徴ともいえるところに僕の手があてがわれているのだ。

「どうですかぁ? リリーの胸、ブラックちゃんより大きいんですよぉ♡」
「う、あ…… そんな、こんなことって……」

 服の上からなのに、その柔らかさや温かさがよく伝わってくる。
 膨らみのほとんどは下着の硬さの中に守られているけれど、それがかえって素肌だけの部分のふわふわした感触を引き立たせてくる。

 ふにゅ……むにゅ♡ たぷん……っ♡

「む、むね…… 女の子の……あぁぁっ」

 夢かなにかを見ているような気分だった。
 だってそうじゃないか。女の子がニコニコと笑いながら手をとって、それをそのまま胸の膨らみの中へ押し当てているだなんて。
 とうてい現実とは思えない事態に、僕はめまいを覚えながら絶句することしかできないでいた。

「もう、せっかく触らせてあげてるのに何も感想言ってくれないなんてひどいですよぉ。
それとも、服の上からじゃ物足りないってことなんですか?」

 けれど、そんな信じがたいことはこれだけにとどまらなかった。
 小悪魔のような妖精少女は器用にも片手で服のボタンを外していき、白い肌を少しずつはだけさせていくのである。

「え……ちょ、まっ…… リリー、なにするの……」
「あなたの思ってる通りのことですよぉ♡」

 前面がすっかりさらけだされていく。
 それだけに飽き足らず、彼女は手を背中に回し、服の上からブラのホックを外していく。

 ゆさっ…… たぷんっ♡

 あてがわれたままの手の中に、大きな膨らみが重たくのしかかってきた。
 服の合わせの間で薄ピンクの可愛らしい下着が締め付けを緩め、たっぷりとしたふたつの乳肉がこぼれ落ちていった。
 そして……

「ほら、こうすれば触り心地がよくわかりますよねぇ♡♡」
「……っっ!!」

 ふにゅ……♡ むにゅぅぅぅ……っ♡♡

 や、柔らかい…… こんなにふわふわしてるだなんて……
 思い描いていた以上に弾力のある感触に、意識がクラっと遠のきかけた気がした。
 服の中へ差し込まれ、女の子の象徴である膨らみに直接あてがわれたてのひら。
 そこでは、小さな肉粒がぷにっとした感触を伝えてきていた。僕の指が大きな膨らみの中に沈み込み、どこか頼りなさを覚えさせるような柔らかさを感じさせてきていた。

「どうですかぁ? リリーのふわふわおっぱい、気持ちいいですよねぇ♡」
「う……うん…… あったかくて、柔らかく、て……
 これが、女の子の……」
「違いますよぉ。リリーの、です。
 ブラックちゃんのはこんなに大きくないですもん♡」
「う、あ……っ」

 いつの間にか存在を忘れかけてしまっていた人のことを思い出す。
 この行為に、感触に、心を奪われてしまっていたことへ罪悪感がこみ上げてくる。
 そうだった。これはブラックへの気持ちの強さを確かめるためにしていたことだったんだ。それなのに僕はこんな……

「ふふっ おちんちん、大きくなっちゃってます♡」
「く、うぅっ……!」

 そんな自責の念にかられているところへ、下半身に妖しいムズ痒さが疾っていく。
 胸の内を見透かした春告げの小悪魔が、イタズラっぽく目を細めながら僕の股間を手の中に包んでいったのだ。

「いや…… こ、これは、その……あの…… う、くぅぅっ」

 どんなことをされても平気でいられるか。それを試すために、リリーは様々な誘惑をしかけてきていた。
 だけど、ソコを膨らませてしまっているのがバレてしまったら、気持が揺らいでしまっていることを知られてしまうことになる。そんなの情けなさすぎるし、自分で自分が許せなくなってしまう。
 そんなの認めたくない。これは誘惑に屈して興奮しているからなんかじゃない……
 そうした思いから、僕はどうにか言い訳をしようと必死に思考を巡らせていく。

「大丈夫ですよぉ♡」

 そこへ、優しげな表情を見せたリリーが穏やかな声で囁きかけてきた。

「男の子なんですもん。キスしたりおっぱい触らせてもらったりしちゃったら、おちんちんが大きくなっちゃうのは仕方ないことじゃないですかぁ♡♡」
「う、あ……っ」

 むにゅ……たぷっ……♡

 胸に押し当てられたままの手が、膨らみをこねさせるように丸く動かされていく。

 する……しゅる……っ♡

 服ごしにソコを包む手が、その硬さを確かめるように柔らかく這い回っていく。

「だからぁ、これは心が揺らいじゃってるわけじゃないんですよぉ♡」

 ちゅ……っ♡

「あ……」

 唇が触れた。
 電気で撃たれたように全身が跳ね、腰の奥から熱くて粘ついたなにかがトロリと流れ出ていった。
 それがなんなのかは解っている。劣情が強く昂ったあまりに、白いものがあふれ出そうになっている前触れなのだ。

「心が揺らぐっていうのはぁ、ブラックちゃんのことを忘れちゃうこと……♡
 ブラックちゃんよりも、リリーのほうが好きになっちゃうってこと……♡」
「あ、うぅっ…… やめっ、さわらな……あぁぁっっ!」

 腰帯がするりと解かれる。
 パンパンに膨れ上がった下帯が手で包まれて、その中の黒い濡れ染みが指先でこねくり回される。

「このくらいならまだ大丈夫なんです♡
 どんなにおちんちんを大きくさせてもぉ、えっちなおつゆをトロトロさせててもぉ…… これは心が揺らいじゃったことにはならないんですよぉ♡」
「あ……あ…… あぁぁぁぁぁ……」

 ソコをいじる指が持ち上がっていった。
 下帯にたっぷりと染み込んだ粘液が、ぬとぉっと糸を引いていった。

「そういうわけで、さっきの続きです♡」
「え……」

 そして、目の前の小悪魔がニタリとなまめかしく笑みを見せたかと思うと。

「ま、待って! それは……あっ」

 しゅるっ……

 彼女は慣れた手つきで下帯を解き、熱く腫れ上がる僕をあらわにさせていってしまった。

「今度はおちんちんをおっぱいで包んであげますねぇ♡
 リリーに負けてブラックちゃんのこと忘れないように、頑張ってくださいねぇ♡♡」
「おっぱいでって、そんなこと…… あ、あぁぁぁぁぁ……!!」

 逃げるスキなんてない。拒む余裕だってない。
 ねっとりと心に絡みつくような視線に射すくめられた身体は、身動きひとつとれないままにソコをリリーの胸に捕らえられてしまう。

「でも大丈夫ですよねぇ♡ あなたはブラックちゃんのことが好きなんですもん。
 好きでもない子のおっぱいでどんなことされたって、なんとも思わないハズですもんねぇ♡」
「あぁぁぁぁぁ……っ ブラックさん、リリー……ブラック、さ……あぁぁぁぁぁっっ!!」

 たぷっ♡ たぱっ♡
 ふに、むに、むにゅぅぅぅぅぅっっ♡♡

 僕の前にしゃがみ込んだ少女が、上目遣い気味な視線を向けながらおちんちんを胸の中に挟み包んでいる。
 破裂してしまいそうなくらいに腫れ上がったものを豊かな膨らみの中でこね回しながら、心へクサビを突き込んでくる。

「でも、ブラックちゃんはこんなことしてくれないですよぉ?
 これは、リリーだからしてあげられることなんですから♡」
「り、リリー…… ブラックさん…… あ、あぁぁぁぁぁっっ!!」

 脚がガクつく。お尻にきゅっと力がこもり、膨らみの中に捕らえられたおちんちんが震えながら悲鳴を上げていく。

 とろ……っ とぷっ……

 熱いヌルヌルがとめどなくあふれ続けていた。
 そのせいでぬめりをまとった柔肌が、僕に隙間なくピタリと吸い付いてきていた。

「ほらぁ、温かくてふわっふわなおっぱいでぇ……ふにゅふにゅ♡ たぷたぷ♡
 ガチガチのおちんちん、むにゅむにゅ♡ ごしごし♡
 気持ちいいですよねぇ♡♡」
「く、あ…… きもちい…… きもち、い…… い、ひぃぃぃぃっっ!!」

 おちんちんが、おっぱいで舐め上げられている。
 すべすべな素肌で吸い上げられている。
 めくりとられる先っぽの皮。刺激に弱い粘膜を守るものがはがされて、無防備になった敏感なところがふわふわな乳肉でこねくり回されていく。
 こんなの耐えられるわけがない。このままじゃ、リリーの胸の中で白いものを思いっきり噴き出させてしまうことになる。

「だ、だけどっ だけどぉぉっ
 ぼ、く……はぁっ ブラックさんが、ブラックさんがぁぁぁぁっっ」

 頭の中で好きな人の姿を描いて、必死に耐えようとしていた。
 涼し気な笑顔を見せて髪をかき上げるリリーブラックのことをイメージして、それに縋りついていた。
 お腹に力をこめ、こぶしを強く握り込み、こみ上げてくる粘ついた衝動を抑え込む。
 そんなところへ容赦なく押し寄せてくる、むにゅむにゅとした快感。僕の頭は、その感触でぐちゃぐちゃにかき混ぜられていくみたいだった。

「はぁ、ちょっと疲れちゃいました。休憩ですぅ」

 だけどそうしたギリギリなところでの抵抗は、どうやら実を結んでくれたらしい。
 心と身体を絶え間なく攻めたてていた春告げの小悪魔は、荒く息をつきながらおちんちんを解放していってくれたのだ。

「ぜぇ、はぁ……ぜぇ、はぁ……っ
 た、助かっ……たぁ」

 立っていることなんてできなかった。
 出してしまわずに済んだ。激しすぎる快感から許された。そんな安堵感から、僕は力なくその場へへたり込んでしまう。
 だけど、情けないことにソコは硬く猛り狂っているままだった。
 出したくないとは思っているけれど、身体のほうは沸き立っているものをあふれさせたいと求めてきているのだ。

「よく頑張りましたねぇ♡
 リリーのおっぱいに負けたりしない、えらいおちんちんです♡ よしよしなでなで♡」
「ひうぅ……っ!? だ、だめ……っ 触らな、いでぇ……!」

 そんなところへ、熱っぽく頬を上気させたリリーが僕をねぎらうようにおちんちんを撫でていく。
 出したいという気持ちと出したくないという想いに震え悶えるアソコが、甘い刺激に跳ね上がっていく。

「じゃあ、ここまで頑張ったお利口さんおちんちんには、リリーがご褒美をあげますねぇ♡」
「え……ごほうび、って……」

 そこへ囁きかけられた言葉は、嫌な予感を覚えさせるものでしかなかった。
 そしてリリーは、その予感通りの動きをしてみせていく。

「大丈夫ですよぉ、ここまでガマンできたんですからぁ♡
 リリーにどんなことされたって、あなたはブラックちゃんのことを忘れたりなんてしませんよぉ♡ そうですよね♡♡」

 ぷつ…… しゅるり……っ

 スカートの留め具が外される。
 下半身を隠していたものが床へ落ち、白く柔らかそうな脚や薄ピンクの下着があらわになっていく。
 脱ぎ去られる上衣。すっかりさらけ出される桜色に染まった素肌。

「そ、そんな…… そんな、まさか……」

 肩口を覆うケープの下から、豊かな膨らみと小さな肉粒が顔を出していた。
 それは目の前でたぷんたぷんと重たげに揺れながら、僕のしみ出させた粘液にまみれてヌラヌラと照り光っていた。

「リリーと……気持ちいいこと、しちゃいましょ♡」

 少女が身を屈める。
 肩口から金色の髪がすべり落ち、汗の匂いと混じった花の香りを広げていく。

 する…… するするする……っ

「あ、あ……あぁぁぁぁぁ……」

 ボリューム感のある丸い腰から、秘密のところを守る薄絹が下ろされていった。
 たっぷりとした肉感的な身体のほとんどがあらわにされていき、僕の目はただ一点だけに釘付けになっていた。

「ほら…… リリーのアソコ、期待してトロトロになっちゃってます♡」

 その視線の先で、緩みほぐれた割れ目が指で押し広げられていた。
 綺麗なピンク色をした粘膜がのぞき、その奥の小さなすぼまりが粘液の糸を垂らしながらヒクヒクと息づいていた。

「だ、だめだよ……こんなっ」

 理性が、制止の声を絞りだした。

「でも、おちんちんはそう思ってないみたいですよぉ♡」

 だけど、身体はそれに従ってくれなかった。
 本当にダメだと思っているなら逃げだすことができたハズなのに。だというのに、僕はその場からまったく動くことができなかったのだ。

 くにゅ……っ♡

「うあ……」

 脈打つモノが、温かい指で絡めとられていく。
 その先端が、リリーの身体の中心へ向けられていく。

 ぽた……っ

 妖しい割れ目からしたたる粘液が、先っぽに落ちてきた。
 それだけで腰奥がとろけてしまいそうで、思わず僕はうめき声をこぼす。
 いけないのに…… これは、愛してる人とするハズのことなのに……
 なのに僕はすっかり期待して、リリーに身体を委ねようとしてしまっている。彼女からされるがままになることで、これは自分の意思によるものじゃないと言い訳を作ろうとしている。その上で、繋がってしまいたいと考えている……

「そうですよぉ♡ これは、リリーが強引にしようとしてることなんです♡
 ダメだって思ってるのに犯されちゃうだけ……♡
 だから、あなたは少しも悪くないんですよぉ♡」
「ど、どうしてそれを……」
「わかりますよぉ、そのくらい♡」

 そのすべてを見透かして、春告げの小悪魔がクスクスと笑いながら腰を落としてくる。
 僕はあわあわとしながら、大きく見開いた目でソコの距離が縮んでいくのを見つめていくばかり。

 つぷ……っ♡

「く、あぁぁ……っ!」

 刺激に弱いところが、トロトロになった熱い粘膜に包み込まれていった。

「あは……っ♡ リリーのアソコ、おちんちんとキスしちゃいました♡」

 くに……くにゅっ……♡

 そこで腰を沈めるのを止めて、そのまま彼女は身体をくねらせて粘膜同士をこね回していく。

「あぁぁぁぁぁっっ とけるっ! 先っぽ、とけちゃ……あぁっ!!」

 ぬちゅ……くちゅっ♡ ちゅぷ、くちょ、ちゅくぅぅっ♡♡

 リリーからじわりとこぼれる甘い蜜。
 僕からどろりとあふれる妖しい粘液。
 それは混ざり合いながら敏感な先端に塗り広げられていく。
 もうたまらなかった。
すぐそこまでこみ上げている熱いものが噴き出してしまいそうだった。
 ガクつく背中。跳ね上がる腰。
 おちんちんがビクビクと暴れ、僕は口からヨダレを垂らしながら喘ぎ悶えていく。

「は、早く……はや、く……うぅぅぅ!!」

 犯すなら早くしてほしかった。挿入(い)れるならすぐに済ませてほしかった。
 このままじゃ繋がる前に限界を迎えてしまう。
 昂りきったものを、外へ空しく放ってしまうことになる。
 そんなの嫌だ。
 だから、だから……っ

「早く、どうしてほしいんですかぁ?」

 寒気すら覚えるようなニタリとした笑みがあった。
 それはいつもの無邪気そうな子どもっぽい表情とは違う、人を堕とす夢魔のような顔だった。
 そんな女悪魔へすがりつくように、震える手を伸ばしていく。
 そうした様子を心の底から楽しむように、リリーが満足そうに目を細めていく。

「お……犯して、くださ……いっ」
「それじゃわかりませんよぉ♡
 どうしてほしいんですかぁ??」

 くち……♡ にちゅ、ぬちゅうぅぅ……っ♡♡

 前後に揺れる腰。
 ヌルヌルでこすり削られる粘膜。
 首筋の神経がザリザリと甘くそぎ取られていくようだ。

「ぃ……れ、て…… くださ、いぃっ」
「なにをですかぁ?」
「おちん、ちんを……っ リリーの……なか、にぃっ……!」
「リリーのおまんこにぃ、おちんちんをずぶずぶーってさせてほしいんですかぁ??」

 結局、自分の口から求めさせられることになる悔しさ、情けなさ、罪悪感。
 それにさいなまれ、たまらずにギュッと目を閉じる。
 だけど、それもすぐに快感と劣情に押し流されていく。
 挿入(い)れてほしくて、犯してほしくて、僕はもうなにもかもをかなぐり捨ててリリーに必死の懇願を向けていってしまう。

「は……はい、そうですぅっ! 犯してください、ズブズブしてくださいっ!
 僕のおちんちんを……リリーのアソコに、挿入(い)れてくださいぃぃぃぃぃっっ!!」
「はい、よく言えました♡」

 つぷ……♡ ずっぷうぅぅぅぅぅぅぅっっ♡♡

「あ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」

 どくん! どびゅるるるるっっ!
 びゅぶ……びゅるるるるるるるるるるうううぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!

 僕の半分くらいが、熱くとろけたふわふわな粘膜に包まれたところで。腰奥から白いものが激しく噴き出していった。
 焦らしに焦らされ、溜まりに溜まっていたもの、それは、繋がった感触と悦びによって、あっという間にあふれ出ていってしまったのだ。

「ん……っ♡ 熱くてドロドロなのが出てきてます……っ♡
 リリーのお腹の中で、トクン、トクン……って♡♡」
「あ、あぁぁぁ……」

 柔らかく弾力のある粘膜が、きゅっきゅっと僕を締め付けてくる。
 ヌルヌルの粘液でたっぷり濡れた肉の壁が、敏感な先っぽを甘く絞りこねていく。
 それはあまりにも気持ちよすぎて、精を放ったハズの僕に力を失わせるスキを与えてくれなかった。リリーのアソコで温かく抱きすくめられているおちんちんは、その大きさをほとんど保ったままだった。

「う、うぅ…… 出ちゃった……リリーの中で、出しちゃった…… うぅぅぅっ」

 だけど、心だけは急速に熱を失っていく。
 射精を迎えたことで頭が一気に冷静さを取り戻し、自分がなにをしてしまったのかを理解していったのである。

「ぼ、僕は…… ぼく、は…… う、くぅぅぅ……!」

 ブラックのことを思っていたハズじゃなかったのか。
 それがいい加減な気持ちなんかじゃないことを示すために、リリーからの誘惑に耐えようとしていたんじゃなかったのか。
 それなのに……

「どうしたんですかぁ? 涙なんか浮かべちゃって」
「だ、だって……っ」

 目の前の小悪魔は、どんなつもりで囁きかけてきているんだろう。
 どこか空とぼけたような調子で笑う彼女の顔へ、僕は暗い瞳を向けていく。

「もしかして、ブラックちゃんを裏切っちゃったって思ってるんですかぁ?
 リリーとえっちして、膣中(なか)でびゅっびゅーってしちゃったから、心が揺らいじゃったんだって考えてるんですかぁ?」
「え……」

 だけど、どうやらそれは僕をあざ笑うつもりのものじゃないみたいだった。

「それは考えすぎですよぉ♡
だってそうじゃないですか。いっぱい気持ちよくなっちゃったら、おちんちんミルクがこぼれちゃうのは当然のことなんですから♡
 これも仕方ないことなんです。ブラックちゃんから心が揺らいじゃうのとは、ぜんぜん違うことなんですからぁ♡♡」
「う、あ……本当、に……?」

 うちひしがれる僕を慰めるように、優しい声が囁きかけられる。
 リリーは繋がったまま上体を屈め、そっと僕の髪を撫でながら唇を重ねてきてくれる。

「あなたの心には、ブラックちゃんがいる。あなたが好きなのはブラックちゃん。
 好きな子とは違う女の子とえっちして、膣中(なか)でミルクをぴゅるぴゅるってしちゃったけどぉ……♡ あなたはブラックちゃんを忘れちゃったわけじゃない。そうですよね♡」
「う……うん。うん! ぼ、僕はブラックさんのこと、が……あぁぁっ!!」

 くい……っ♡ くにゅっ♡

 心の中でじんわりと温かさが広がってくると同時に、リリーが腰をくねらせ始めていった。
 優しい言葉に救われたような気持ちの中で、おちんちんが再びヌルヌルの粘膜でこねくり回されていった。

「そういうことですからぁ……このまま一緒に、気持ちいいこと続けましょ♡
 リリーのことをブラックちゃんだと思ってぇ、おちんちんでおまんこをズプズプかき混ぜちゃいましょ♡♡」
「り、リリーを…… ブラックさんだと、思……うぅぅぅぅっっ!!」

 ずぷ……♡ ぢゅ……ぬっ♡

 半分くらいまで繋がっているところが、小さく出入りさせられていく。
 柔らかく抱きすくめられる先っぽが、小刻みにしごきこすられていく。

「あ、ん……っ♡ リリーのおまんこ、硬いのでごりごりって……♡
 あはっ、気持ちいいですっ♡ リリーも、気持ちいいですよぉっ♡♡」
「うあっ あ、あぁぁぁぁぁっ
きもちいっ おちんちん……きもちいっ あぁぁ……!」

頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。
思いを寄せるブラックの姿があって、妖しく腰を振るリリーが目の前にいて。
 僕は彼女の囁き通り、リリーではなくブラックと身体を重ねているような錯覚に陥ってしまっている。

「は……あぁんっ♡ も、もうだめ……こんな半分だけじゃ物足りないですっ♡
 奥まで……リリーの一番奥まで……♡
 おちんちんで、リリーの子宮をとんとんってしちゃいたいですっ♡
 い、いいですよね♡ ダメって言っても聞いてあげないですから♡ えい……っ♡♡」

 ず……にゅ……♡ ずっぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ♡♡

「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!
 ぜ、ぜんぶっ、ぜんぶぅぅぅぅぅぅぅっっ!!」

 途中までだった結合が、一気にひと息で深く突き込まれていった。
 おちんちんの根元までもがずっぽりとリリーの胎内に飲み込まれ、熱いヌルヌルの中に抱きすくめられていった。

「あ、は……♡ どうですかぁ? リリーの子宮口とちゅーしちゃった気分はぁ♡♡」
「いぎ…… ひ、ぎ…… 吸われてるっ 先っぽ……吸われ……うあぁぁぁっ」

 こんなに気持ちいいことがあったのか。
 心の中が温かい粘液に浸されているような幸福感。それにたっぷりと満たされつつ、僕は陸に上がった魚のように口をパクパクとさせていく。
 彼女の奥深くで、生き物のようななにかが先端に吸いついてきていた。それは僕から何かを搾り出そうとするように、刺激に弱いところへかぷかぷと甘噛みをしてきていた。

「ふふ……♡ 膣中(なか)でビクビク震えてます♡
 またびゅっびゅーってしちゃいそうになっちゃってますよぉ♡」
「あ……あ…… 出したい、だした……い……
 また、中で……イっちゃい、たいぃ…… あぁぁぁぁぁっっ」

 さっきまで見せていた妖艶な表情はすっかり消え去っていた。
 目の前の少女は、どこまでも優しげな、包容力にあふれた顔を見せていた。
 きっとあの女悪魔のような顔は、僕の気のせいだったんだろう。本当のリリーは、今みたいな優しさに満ちた顔をしていたんだろう。
 そんな思いが浮かび上がり、僕は心を彼女にすがりつかせていく。

「いいですよぉ♡ このままリリーの膣中(なか)でどろどろミルクを出しちゃいましょうねぇ♡
 子宮におちんちんをきゅーってくっつけてぇ……♡ ブラックちゃんがダンスしてる曲を聴きながら、びゅっびゅーってしちゃいましょうねぇ♡♡」
「……っ!!」

 けれどそこへ、夢心地を現実へ引き戻す言葉が聞こえた。
 それと同時に、聞き憶えのあるメロディが耳に流れ込んできた。

「あ、あ、あぁぁぁ…… ブラック、さ……ん……」

 好きだった人の姿がよみがえってくる。
 音楽に合わせてしなやかに踊る少女の姿が思い描かれていく。
 だけど、腰奥でこみ上げてきているものはおさまりようがない。
 僕は、ひとりでにあふれてくる涙を流しながら、リリーの動きに合わせて腰をくねらせていく。

「やっ、んぅ……♡ 上手ですっ♡ 気持ちいいとこ、当たってますぅっ♡
 イっちゃいましょ…… このまま、びゅーって♡
 リリーのことをブラックちゃんだと思ってぇ……♡ びゅっびゅーって♡♡」
「あ、あ……ブラックさんっ リリー、ブラック……さ、んっ
 くっ、うぅぅぅっ でる……でちゃ……
 リリー、リリー…… あっ、あっ…… あぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」

 たちゅ、ちゅぷっ、ずちゅっ♡
 ぬちゅ♡ ずちゅ♡ たんっ、たんっ、たんっ、たんっ♡♡

 なにもわからなかった。わけがわからなかった。
 目の前に誰かがいる。けれどそこには好きな人の姿が重なっている。
 なら、それはブラックさんだ。僕の好きな人だ。
 僕は、想い人のリリーブラックさんと身体を重ねているんだ……

「あんっ♡ や、んぅっ……♡ きもちいっ、きもちいっ♡
 好きです♡ リリーを気持ちよくしてくれる人はぁ…… リリー、大好きですよぉ♡♡」
「す……すき、しゅき…… ぼくも、すきですっ
 あっ、あっ……うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ」

 頭の中で、なにかが弾けた。
 僕の中で、なにかが決壊した。
 せきとめていたものがあふれていく。
 それは心の中で大切にしていたものを押し流し、別の色に塗り返させていく。

「リリー、リリー! リリーっ!!
すきでしゅ、すきれしゅっ……だいしゅ、き……れしゅぅぅぅぅぅぅっっ!!
あっ、あっ…… でる、でりゅっ あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」

びゅくんっ! びゅぶるるるるっっ!
どびゅっ、びゅっぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!

二回目となる白濁の奔流は、さっきよりも激しいものだった。
 それも当然だろう。僕は好きな人の一番深くまで繋がって、そしてその子宮いっぱいに精を注ぎ込ませてもらっているんだから……

「あは……♡ あなたの精液、お腹の中にとぷとぷ流れ込んできてますぅ♡
 すっごくあったかい……♡」

 たちゅ……ぬちゅ……♡

 胎内であふれている白濁を確かめるように、おへその下あたりを手で撫で回す少女。そうしながら彼女は、さらに精をねだるように腰を前後に揺らめかせていく。

びゅっ、びゅぅぅぅ……

 好きな人の求めに応えて、僕は熱いものをさらに注ぎ込んでいく。
 そうして出したものを、彼女はアソコや子宮を収縮させながらごくごくと飲み干していく。

「り、リリー……さ、ん…… う、うぅぅぅ……」

 僕が想いを寄せていた人は、なんて名前だっただろう。
 今ひとつハッキリ思い出せないけれど、たしかリリーなんとか……という名前だったハズだ。
 その人は長い金色の髪がとても魅力的だった。ヒラヒラとした服と、赤い大きなリボンがよく似合う人だった。それで……あとはなんだったっけ……

「リリー……さん…… すき、です…… 好き、で……す…… うぅっ」

 びゅーっ……

 ぽっかりとした空間の中を漂うような頼りない感覚。
 そんな中でも心を満たしてくれる幸せな気持ち。
 それに包まれる中で、僕は好きな人と深く繋がりながら何度も何度も精をこぼし続けていくのだった……



「あはっ♡ あ、はぁん……♡ きもちいっ おちんちん、きもちいいですっ♡
 ふふ……もっとしてあげますね♡ リリーのふわふわおまんこでぇ、あなたのおちんちんをいっぱいごしごししてあげます♡ や……あぁぁんっ♡♡」

 あれからどのくらいの時間が経っただろう。
 ずっと身体を重ね続け、いつしか僕は、自分からリリーのことをかき混ぜるようになっていた。

「リリーさん、リリーさん……っ すきですっ、すきですっ!
 すき、しゅき、らいしゅきぃぃぃ……」

 さっきからそれしか言っていない気がする。
 だけど、好きという気持ちがあふれてしまっているんだから仕方がない。
 僕は夢我夢中になって、ひたすらに腰を前後させていく。

 ずる……っ

「うあ……っ」

 けれど、あまり激しく動いたせいで、おちんちんが抜けていってしまった。
 途端にこみ上げてくる寂しさ。もうわずかなあいだでさえも、僕は彼女と繋がっていないと気が済まないようになっていた。

「あん……抜いちゃダメですぅ♡ 早くぅ……♡」

 誘われるままに、おちんちんを割れ目にあてがっていく。
 すると、僕はリリーの中へヌルリと吸い込まれていってしまう。
 ピタリと形が合うように、隙間なく咥え込んでくるヌルヌルの粘膜。それは僕のために作られているかのようで、もう動かないままでいてもたまらなく気持ちよくなれてしまう。

「……呆れた。ホワイトってば、またこんなことして」
「あ、ブラックちゃん」

 そんなときに、リリーとは違う女の子の声がした。

「リリー、リリー……っ もっと、もっと……もっとズプズプするっ
 あっ、あっあっ…… あぁぁぁぁぁぁ……!」

 だけど、そんなものどうでもいい。
 それよりもなによりも、僕はリリーとひとつになってその中をかき混ぜることしか考えられなくなっていたのだ。

「この子はたしか……いつも私のダンス見てた子よね。掃除当番するフリして」
「うん。だからこうやって、リリーに溺れさせてあげたの。んぅっ……♡
 だってしょうがないよね。ブラックちゃんのことを好きになっていいのは、リリーだけなんだから。あっ、はぁんっ……♡」
「……まぁ、いいんだけどね。どうでも」
「えへへ…… ちょっと待っててね。もうじき終わると思うから。
 あはっ♡ おく、ぐりぐりって……♡♡」

 ずぶっ、じゅぶっ♡ たちゅ、ぷちゅっ♡
 びゅうぅぅぅぅぅぅ……っ

 リリーの胎内深くまで突き込んだところで、何度目かわからない射精を迎えていく。
 心の中で何やら重たく温かいものがずしりと広がっていき、それに引きずられるままに僕は強い眠気を覚えていく。

「り、リリー……さ、ん…… す、き……れすぅ……っ」

 力尽きるように、リリーの上へ崩れ落ちていく。
 温かくて柔らかくて肉感的な身体で受け止めてもらいながら、僕は意識を手放していく。
 ぼんやりと向けた視線の先。そこにはヒラヒラとした装いの黒い服を着た少女が映っている。
 誰だっただろう。それは僕にとって大きな存在だった気がする。
 だけど、いくら思い出そうとしても、それがなんだったのかはわからないままだった。
 僕は愛おしい人の体温と柔らかさでいっぱいに包まれながら、幸福感の中で眠りに落ちていくのだった……
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
ブラックでなく大妖精だったらやばかった(個人的趣味)
この誘惑寝取りシチュはいいね
2.性欲を持て余す程度の能力削除
この魔性っぷりが文字通り妖精って感じで好き