真・東方夜伽話

蓬莱の膣の形

2020/03/01 00:08:47
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蓬莱の膣の形

喚く狂人

性奴隷に堕ちた藤原妹紅さんが野良妖怪にドスケベ行為をしてもらうスケベです

 深夜の竹林を、妹紅は一人歩いていた。教師の友人に一杯どうだと誘われていたのに、断ってしまった。最近つきあいが悪くなったと、寂しがられた。いい人ができたのか? などとからかってきたので、本気ではないのだろうが。
 誤魔化したが、思い返すとつい笑ってしまう。確かに、非常に重要な異性ができたのは間違いないだが、自分と彼は、もっと素敵な関係だ。
 自宅から小一時間ほど歩き、竹林の深く、ちょっとした洞窟に辿り着く。隠れ住むにはちょうどいいサイズだ。
 扉代わりに置かれた木板を除け、中に入る。豚小屋を思い起こさせる、つんと刺す臭いが鼻をついた。快いものではないが、胸は自然と高鳴っていた。この場所で重ねてきた素晴らしい経験と臭いとが、結びついているのだ。
「あぁ……? なんだぁ?」
 外から差し込んできた月光に、住人は眉をひそめた。現れたのが妹紅だと気づくなり、ニタニタと気色の悪い笑みを浮かべた。
 野良妖怪だった、豚を思わせる、醜悪な外見だ。瞳に知性はなく、愚鈍であると一目で分かる。底抜けの好色さも伝わってくる。
 かなりの巨躯で、身長は妹紅一人半ほどもある。でっぷり太っており、前後と横幅は相当なものだった。衣服と呼べるものは身に着けておらず、腰に布を巻き付けている程度だ。何日も使い回しているらしく、得体のしれない染みにまみれていた。
 仲良くしたいとは間違っても思わない、近寄ることも忌避される輩だ。けれども妹紅は、醜い姿を見るなり、熱い吐息を漏らした。
 今夜もまた、色々なことを教えてもらえる。考えるだけで、腰が砕けそうだった。
「でへへっ、来たなぁ、おれの奴隷が」
「うん、来たよ。約束だったもんね」
「ちゃぁんとそれも、着けてきたんだなぁ? えらいぞぉ」
 視線は首元に向けられている。細く白い首に、首輪が嵌まっていた。彼女が誰の所有物であるかを思い知らせる、ごつい拘束具が。
 えらいぞ、とは口にするが、とても褒めているときの口調ではない。にちゃにちゃした、性欲が透けて見える声色だ。馬鹿にしているのかと怒るくらいが、まっとうな反応だ。だが彼女は、咎めるどころか、瞳を潤ませた。
 一歩一歩、男に近づき、座り、擦り寄る。体格差ゆえ、娘が父親にじゃれついている風に見えなくもない。怪物が乙女を捕食しようとしている、の方が、絵面としては近いが。
 何日風呂に入っていないのか、きつい体臭が鼻を刺激する。にもかかわらず、顔はうっとりと惚けていた。
「ほれ、口開けろよぉ」
 しおらしい態度に気を良くしたのか、男は目に喜色を浮かべる。嗜虐心と助平心もだ。ぶはぁ、と、異臭漂う吐息を浴びせながら命令する。誰からも侮蔑される身なりのくせに、随分と見下した声色だった。
 けれども、従う。言われるまま、艶めく唇を開く。途端、顔ごと押しつける勢いで、口づけてきた。吐き気を催させる腐臭が、肺に広がる。外見からして不潔な男が、口内衛生など気にするわけもなかった。
「んっ、ふ、んぅ……」
 振り払ってしかるべき場面で、妹紅は、眉をひそめることすらしない。むしろ、積極的に彼を受け入れた。
「れろぉおッ、れろッ、れるッ、れろぉお」
 蛭を思わせるヌルついた舌が、口内を舐め回してくる。歯や歯茎、口蓋を、隅々に至るまで探ってくる。蹂躙されているといって良い状況だが、嫌だとは全く思わなかった。どころか、自分から舌を絡ませ始める。
「んちゅっ、くちゅっ、んぅ、ふ、んふぅ、んむぅ」
 口内粘膜を触れあわせる。ぬちゅ、むちゅっと、唇の隙間から音が響く。ディープキスにしても熱烈なリップノイズだった。口内を貪られるかたわら、喉の奥から官能の吐息を漏らしている。
「んッ、ん……んくぅ、んぅ」
 不意に、妙に脂っこい液体が口腔に流し込まれる。ぎとぎとした、ヘドロじみた汚汁が。彼の唾液だ。漂う臭気は、真夏にゴミ袋の中で放置されていた生魚を連想させる。嬉しげに嚥下する。こくん、こくんと、喉が蠢く。
「ぢゅるぅうッ、ぢゅるッ、れろぉお」
 もちろん、与えられてばかりではなかった。こちらからも送りつける。というか、半ばブンどられる形だったが。
 男は愚鈍な瞳をニタニタと歪めながら、美少女の唾の味を楽しんでいる。とんでもなく思い上がったことをしながら、なおも満足していないらしかった。
 目の前の肢体に、手を伸ばす。ずんぐりとした太い指を、這わせ始める。衣服越しに、滑らかな輪郭を堪能する。
「んッ、ん、ふ、んぅ……んっ」
 性欲にまみれた、下卑た手つきだった。触れられた瞬間に怖気が走るものだ。けれども、覚えるのは悦びだった。もっと、と求めて、自分から身を押しつけていく。
「ぶはぁああああ……」
「ぷはッ、……はぁ、あは」
 やがて、口が離れる。ねっとりとした唾液の糸が伝った。白く透き通る頬は、すっかり紅潮している。
 柔らかな唇がなんとも艶めかしい。ピンクベージュのヌーディな輝きが、たまらない瑞々しさを与えている。つい吸い付きたくなるのも、頷ける話ではあった。今日のために、新しく紅をおろしたのだ。自分ではよく分からないので、友人に選んでもらったのだ。
「まだ口開けてろよぉ、上向け、上」
 言われるまま頭を傾ければ、覗き込まれた。突き出したベロから、でろぉ、と、粘液を滴らせてきた。汚らしい唾が、舌に落とされる。
 拷問じみた行為だ。けれども、瞳はとろんと蕩けていた。嬉しげに、彼から与えられるものを飲み下していく。
「でへ、相変わらずだなぁ? おめえは」
「ん、私は変わらないよ」
「そりゃーいいやぁ。女ってのはすぐ壊れっちまうから、困るんだよな」
 ほう、と熱い溜息を漏らす様を、底意地の悪い顔で眺めている。投げかけられる視線は、やはり侮蔑を孕んだ、ひどく見下したものだった。
「脱げよお、ハダカ見せろ。命令だぞ」
 高圧的な声色で告げてくる。ああ、命令。なんて素敵な四文字なのか。胸を高鳴らせ、深く頷いた。
 衣服に手をかける。サスペンダーの肩紐を下ろし、ブラウスのボタンを一つずつ外す。ズボンを下ろし、もちろん下着も脱ぎ捨てる。「ほとんど」、生まれたままの姿になった。
 竹林で一人、隠居暮らしを送っているわりに、藤原妹紅の名は里ではずいぶん知られている。というのも、道を歩くだけで噂されるほどの美少女だからだ。
 腰あたりまである銀の髪はさらさらとして、決して絡まることもない。月光に晒せば輝く様は、宿敵である月の姫にも負けぬものだ。
 キツそうにも見える切れ長の瞳は、一方で穏やかな色を湛えている。白い肌が象る頬は瑞々しく、今はほんのりと朱に染まっている。口紅の艶などは改めて語るまでもあるまい。
 一見すると人を寄せ付けない雰囲気を纏いながらでありながら、話すと存外に気さくなところも、ファンにとっては重要だった。
 身体もまた、美しいものだった。友人の教師と違って、出るところの出たダイナマイトボディではない。だが、すらりとした華奢な体つきにも、女らしい肉体美は宿る。細くも脂肪を適度にまとった、無駄のない輪郭は、ひどく感心させられるものだ。
 ましてそれを象るのが、光に晒せば透けそうなほど瑞々しい肌とくれば、なおさらだ。ほんのりと赤らんでいることから、性の期待に昂ぶり、血行が良くなっていると分かる。
 ネックラインはほっそりとして、女性であれば誰もが羨むものだ。無慈悲に戒める首輪と、図らずも対比を描いている。
 うっすらと浮かぶ胸鎖乳突筋と鎖骨のラインが、フェミニンな魅力を振りまいている。肩はなだらかで狭く、スマートな印象を強めている。
 バストについて、結構あるんだなと友人に驚かれたことがある。普段はサラシで抑えているために、実際より小さく見えるのだろう。柔らかなDカップの丘は、つんと上向いた理想的な曲線を描いていた。肌の滑らかさもあって、愛くるしい乳房をなしている。
 魅力的な柔肉を、冷たく戒めるものがある。ほんのり色づいた乳輪の先端、乳首を貫く金属、金のリングピアスのことだ。じくじくと疼く刺激でもって、敏感きわまる性感帯を常に勃起したままに保っていた。残酷な二つの輪を愛おしげに眺め、なぞっては、甘い吐息を漏らす。
 蓬莱人にとって、槍や丸太で身体を貫かれるのは本当に辛いことだ。肉体が元に戻ろうとする作用が阻まれ、塗炭の苦しみを味わう羽目になるからだ。そんな弱点が、性感帯に限っていえば、えもいわれぬ官能をもたらすことになると、いざ着けてみるまで知らなかった。回復する肉がもたらし続ける掻痒感は、二四時間ずっと、切ない性感を生み続けていた。
 腹回りはすらりとして、無駄な肉など全くない。一方で極めて女性らしく豊かな、絶妙なウェストラインを描いていた。縦に走った臍が、美しさを際立たせている。
 さらに下れば、当然下半身に行きつく。そこは、無慈悲な金属の輝きに覆われていた。貞操帯を穿いていたからだ。もちろん、自分から着たわけではない。着けて過ごすよう、目の前の男に命令されていたのだ。
 性という、自身を構成する中で非常に大きな部分を占める要素が、他者の管理下にある。明らかに異常な状況に、しかし妹紅は、薄暗い被虐の悦びを覚えていた。
「いつ見てもいいカラダだなぁ、でへっ。おめぇみたいなのが手に入って、おれは運がいいなぁ、ぐふ。ほれ、こっち来いよぉ」
 言われるままに、また彼に擦り寄る。今度は、肌と肌の触れあいだ。胡座をかいて座り込んだ太腿を、己の脚で挟み込む。鉄に覆われた股間を、ゆっくりと擦りつける。太い腕を抱きしめながら、柔らかな双丘を押しつける。
「あ、はッ、あん」
 熱烈な抱擁、あからさまな性的アピールに、男は大いに気を良くしたらしかった。腰のあたりに、我が物顔で手を伸ばしてくる。
 貞操帯によってくっきり分かたれた尻たぶの左側を、手垢を擦り込むように揉んでくる。それだけで、腰が軽く浮いてしまう。うずっ、うずっと、尾てい骨付近に疼きを感じる。ほう、と甘い溜息が漏れる。
 素敵なことをしてくれたから、お返ししなくては。男の股に手を伸ばす。薄汚い腰布の上から、ソレの輪郭をそっとなぞる。布越しでも伝わる存在感には、むしろこちらが呑まれてしまいそうだった。
「ぐへ、躾のできた奴隷じゃねぇかぁ。だれのおかげだぁ? おれだぁ、うへへっ!」
「うん、あなたのおかげだよ、だから、……ね?」
 彼と知り合った日――初めて犯された日のことを、今でも鮮明に覚えている。宿敵と殺し合った後、指一本動かすこともできないほど疲れ果てていたとき、拾われたのだ。
 元気なときならともかく、ボロ負けして疲弊しきった状態だ。マッチの先ほどの火すら出せないのに、抵抗などできるわけもない。結局、このねぐらに文字通り持ち帰られて、性のはけ口にされた。一度や二度ではない。丸一週間もだ。
 普通の女なら、途中で壊され死んでいた。はっきり言い切れる、ハードな陵辱だった。だが、妹紅は死なない。延々と欲望を上から下から注ぎ込まれていくうちに、身体も心もすっかり造り替えられた。快楽を望み性交に悦び精に達する、淫乱な牝穴に。望まれれば進んで股を開き一物を受け入れる、性奴隷に。
 男も、どれだけ雑に乱暴に扱っても壊れない彼女を、ひどく重宝した。結局、溜まればいつでも呼び出せる都合の良い穴として、放し飼いすることに決めた。
 以来、この洞窟に定期的に通い、色々なことをしてもらっている。胸のピアスや貞操帯も、調教の一環だった。千年近く生きてきたが、こうも何かに恋い焦がれたことはない。
「ホレ、立て立て。それ外してやるよ。一週間も着けっぱなしだと、マンコが疼いてしょうがねぇだろぉ? マンズリぶっこけねぇもんなぁ。ぐへッ、今日は一晩中、ハメてやるからなぁ」
「うん、私にいっぱいハメて。他の子じゃ壊れちゃうくらい、いっぱい、あはぁ」
 一晩中セックス。あまりにも甘美な空想は、考えるだけで濡れてしまいそうだ。声は、恋するように熱いものだった。心の底から快楽を望んでいることがよく伝わってくる。
 実際、言うとおりだったのだ。一週間、自らの性を封じての生活というのは、思い返すのも恐ろしいほどに辛かった。いやらしい雌にとって、どれほど肉欲に焦がれても慰めることすらできない日々は、発狂ものだった。だからこそ、今こうして彼と逢えることが、嬉しくてたまらない。
「あ、は、それ、あぁ……」
 いそいそと立ち上がる。臍の下のあたりに、鈍い金色の輝きがある。鍵穴の装飾だ。男は鍵を取り出し、目の前で見せつける。それだけで、腰が砕けてしまう。胸が高鳴り、瞳は蕩けた。
 穴に、鍵が差し込まれる。かちりと音が鳴る。一六八時間も妹紅を拒み続けた鋼鉄は、ようやく肌から離れていった。
 内側に封じられ続けていた、下腹が露わになる。緩やかに広がる骨盤が形成する、魅惑の三角地帯が。卑猥どころではない姿を晒していた。
 陰毛は滑らかな銀色で、あまり体毛の濃い体質でもないため、ふんわりと控えめに生い茂っている。形はハートに整えられていた。どうぞ弄んで下さいね、と言わんばかりだ。しかもしっとりと濡れて、濃厚な雌臭を漂わせている。
 何故濡れているかといえば、答えは簡単だった。秘められるべき裂け目は、むしろ自らの存在を主張するかのごとくヒクついている。淫らに咲いた花びらは、とろぉ、とろぉと、ねっとりとした蜜を溢れさせ、次から次に涎を滴らせる。太腿から下腹にかけ、べとべとになっているほどだった。まるまる七日間、物理的に焦らされ続けた果ての姿だった。
「でへっ、でへ、良い具合じゃねぇかぁ。こりゃぁ、ハメたら締まって最高だろうなぁ」
 男の目はぎとぎとしていて、質量を持っているかのようだ。しかも、股布には大きなテントが浮かんでいる。目の前の女のはしたない姿に、興奮してくれているのだ。
「はぁッ、あ、あっ」
 もう駄目だ。無意識のうちに、指が己の股へ伸びていく。やっと自由を得た裂け目を、自分自身で嬲り、慰めるために。だが、叶わない。彼の太い腕が、細腕を掴んで止めた。
「なにしてんだぁ、おめぇ。奴隷のくせに勝手にマンズリしようとするなよ。我慢させてきた意味がなくなるだろうがよぉ。何考えてんだよぉ」
「あぁ、ッ、ごめんなさい」
 顔をしかめている。怒っている。下手するとセックスしてもらえなくなるかもしれない。最悪の想像が脳裏に浮かび、涙が滲んだ。
「ふん。しょうがねぇ女だ。暇さえありゃマンズリか? 好き者らしいなぁおい。そんな女の腕は、縛っとかないとなぁ」
 洞窟の隅から引き寄せたのは、一本の麻縄だった。身体中縛られたり、鞭代わりにして叩かれたり、色々な思い出が詰まった逸品だった。
「後ろ向け、後ろ」
 言われるまま、背中を向ける。両腕を後ろ手に縛り上げられる。自らを慰めるどころか、何をされても抵抗できない状況だ。
 そう、何をされても。
 こくんと、喉が鳴った。腹の奥が疼いている。
「あはッ……」
「でへっ、なぁに想像してんだぁ? エロ女。まぁ大体分かるけどなぁ。エロいことだろ。ほれ、縛られてこういうことされるのがいいんだろぉ? マゾだもんなぁ、おめえ」
 もにゅ、もにゅっと、両乳房を下から掬うように揉み上げられる。柔らかなDカップは、指の動きに合わせて柔軟に形を変える。
 まさに我が物顔だ。そして、たまらなくよかった。さらなる快感を求め、ついつい空腰をくねらせてしまう。
「なんだぁ? 弄ってほしいってか。しょうがねぇなぁ、ちょっとだけだからな」
 太い右手がゆっくりと下がっていく。期待と共に、腹を疼かせる。でっぷりと太った、フランクフルトじみた指が、今や彼のものとなった土地へ近づいていく。
「あっ、あ、あはぁあッ……!」
 指先が触れる。にちりと音がした。どれほど濡らしているか、分かりやすく示している。明らかな声が続いた。一週間ぶりの性感に、感動すら覚えていた。
「良い反応だなぁ。寂しかったろぉ? たぁっぷり可愛がってやるからなぁ、今夜は」
「あんっ、はぁッ、あ、はッ、うん、いっぱい、いっぱいして、あッ、あぁッ」
 言いながら、裂け目の入口に沿って、指を踊らせる。毛虫が這い回るような手つきだ。甘く蕩けた声をあげて、彼女も細身を前後にくねらせる。やんごとなき裂け目を、自ら太指に擦りつけていく。
「おーおー、もうトロトロだなぁ。やらしいオンナだなぁ、ホントに」
「あッ、あ、あぅッ、はッ、ああ、あぅッ、あああッ」
 はいともいいえとも言わなかった。というか、言えなかった。言葉は嬌声に成り代わるばかりだった。ただただ首を上下に振り、同意を示すばかりだ。私ははしたない女です。ですからどうか、もっとたくさん、いやらしいことをしてくださいと。
「そうかそうかぁ。ならもっといいことしてやるからなぁ」
 いいこと、という言葉に、胸が高鳴る。とろりと、蜜がさらに溢れだした。
 ぐっと、指先に力が込められる。解れ始めた膣口に、ぬ、ぬぬ、と侵入していく。体格の大きさゆえに、指も相当に太い。一本一本が、成人男性の勃起したペニスほどもある。ねじ込まれれば、軽くセックスするくらいの官能を生む。一週間も性から離れていた妹紅が、堪えられるわけもなかった。
「アッ、は、ッ……あぁああ! はッ、あ、あ、あーッ!」
 くちょッ、くちょっと指が踊る。たまらない、という声をあげてよがる。洞窟内で卑猥音がデュエットを奏で、男の耳を楽しませる。
「いい声だなぁ、エロい音だなぁ、もっと聞かせろよぉ、ほれっ」
「あぅッ! あッ、くひぅ、は、あッ、あくぅうん! あッ、や、はぁあ!」
 指の動きは激しくなる。ぬぽッ、ぐぽっと、膣口から淫音が響く。太い人差し指が体内をほじくり、膣襞をめくり返していく。涎すら垂らして、ただただ法悦によがる。
 嬌声を垂れ流し、背筋を反らす様は、乳房愛撫を求めている風に見えなくもない。彼もそう感じたのだろう、空いた左手で、ふるふると震えていた柔肉を揉みしだく。ぷっくり尖っていた先端を、親指と人差し指で潰すように摘まむ。と思ったら、ピンッと弾く。
 ピアスを通したことで、乳首の皮膚は薄くなり、神経はさらに集中している。輪をかけて敏感になった性感帯を弄ばれ、まさに夢心地だった。
「おもしれぇなぁおめえは、乳首弄るとマンコがキュッキュッって締まるんだもんなぁ。ほぉれ、こういうのも好きだろぉ?」
「ッ――あッ、は、それっ、あ、あ、あぁーッ! くはぁあッ、あぅ、ひんっ、はあ!」
 指が深くまで潜り込んでくる。太く長いために、普通よりもずっと奥まで届く。女の道の最奥、神聖なる行き止まり、子宮口を、指先でとん、とんと刺激してくる。
 そこへの愛撫は、性行為においてもかなりの上級者向けだといわれている。よほどの開発を経なければ、基本的には痛いだけだ。
 もちろん、妹紅は「よほどの開発」を経ていた。最高の快楽を与えてくれるポルチオの責めに、いまや夢中だった。
「おお、ちゅうちゅう吸い付いてくるじゃねぇか。でへっ、とんでもねぇスケベだなぁ」
 官能の極地を何度も何度も、小刻みに小突かれながら、彼女は夢見心地になっていた。腰は娼婦のようにうねり、ただただはしたなくも官能を求めていた。
「あッ、あッ、は、あ、あぅぅッ、は、くぅ、ぅううんッ……!」
 激しい責めに声が上ずり、切なさを帯びていく。甘ったるくも焦がれる、独特の声音だ。
 子宮の奥底から、こみ上げてくるものを感じていた。とても大きな官能のうねり、一週間ぶりの波を。絶頂が近づきつつあるのだ。一体どれほど、待ちわびたことか。高い声をあげながら、腰をくねらせる。
 もう少し、あと少しでイける――。
「おおっと」
「あ、あ、あ……ッ、えっ? ッ、は、あ」
 だというのに、指は引き抜かれた。
 ぬぽッ、と、膣口は粘っこい音をたてる。引き換えに訪れたのは、身を焦がす切なさだった。
「あ、え、え? そんな、やだ、あ」
 期待が大きければ大きいほど、裏切られたときの反動は大きくなる。強烈な疼きが全身を襲う。滅多に泣かない妹紅が、涙を滲ませるほどだ。はぁッ、はぁッと、溢れる吐息は、燃え上がる性欲に押し潰されそうになっていることを物語っていた。
「まだ駄目だろぉ、何一人で勝手にイこうとしてんだぁ?」
 振り返れば、彼はニタニタと、気色と意地の悪い笑みを浮かべていた。自分が気持ちよくなるよりも、他にやるべきことがあるだろと、己の股間を指さす。巻いた股布には、あからさまな膨らみが出来上がっていた。
「今日はまだ、奴隷の挨拶してないよなぁ? 挨拶もできないやつが、何かしてもらえると思ったら大間違いだぞぉ?」
 眉尻が、雨の中の捨てられた子犬のように垂れ下がる。切なくて、今すぐ弄ってもらわないとどうにかなってしまいそうだ。けれども、彼の言うこともまた、正しかった。
 ふらつく脚を支えながら、向き直った。跪き、胡座をかいた股間に顔を埋める。
「失礼します……あぁ……っ」
 腰布の端を、唇で食む。ゆっくりと解いていった。
 現れた魔羅の勃ち姿に、思わず驚愕の声が漏れる。何度も何度も見て、受け入れてきたモノだというのにだ。恐ろしいほどに逞しく、強烈な存在感を放っている。おどろおどろしく恐ろしいフォルムは、まさに魔物と呼ぶに相応しい。
 亀頭は大きく張り出して、女を貫くためにあるのだと主張している。まるで槍の穂先だ。生々しい肉色でなければ、とても肉体の一部だとは信じられない。エラは千尋の谷ほども深く刻まれていた。
 幹はえげつないく太く、赤子の腕ほどもある。大立柱を思わせる、荘厳なたたずまいだ。表面を這う血管はくっきりとシルエットを浮かばせている。ギリシャ彫刻の細かな装飾を連想させた。
 根元の密林はみっしりと生い茂っており、濃厚な雄のフェロモンを蓄えている。根元の玉は拳ほどもサイズがある。どれだけのスペルマを貯蔵しているか、想像もつかなかった。
 ペニスを男の象徴、雄のシンボルなどと呼ぶ。目の前のものは、比喩でもなんでもなく、実際にあらゆる男性を代表しているかのようですらあった。性器のサイズは体格の大きさに比例するとはいえ、それ以上だった。
 類い稀なる剛直を大業物に仕立て上げているのは、纏う臭気だ。じめじめした洞窟で、年がら年中不衛生な生活を送る彼のモノは、当然、臭う。圧倒的な雄臭をぷんぷんとまき散らしている。
 しかし、妹紅にとっては嗅ぎ慣れた大好きな香りだった。こうして姿を現しただけで、胸がきゅぅん、と疼いていた。両脚をしきりに擦り合わせる。内腿の柔肉にこね回された愛蜜が、にちっ、くちっと粘っこい音をたてていた。
 一目見ただけで、もう駄目だった。表情はだらしなく崩れ、瞳が蕩ける。ソレの姿と、与えてくれる快楽とが、脳味噌の中で密接にリンクしていた。すっかり条件付けされている。
 顔が、自然と近づいていく。気づけば頬ずりしていた。猛々しい竿に、柔らかな頬肉を捧げる。どっ、どっ、と脈動している。大地の唸りのごとき、力強い鼓動だった。
 顔面に陰茎臭が染みつくことも厭わなかった。いや、むしろ染みついたほうが嬉しいとすら考えていた。己が誰の物であるのか示すのに、こう分かりやすいサインもあるまい。
 はぁ、と、甘ったるい息を吐きかける。ゾワリと、陰嚢周りの毛が逆立った。
「おほッ……へへッ、好き者がよぉ。ホレ、何してんだ? さっさと挨拶しろよ」
 髪を鷲づかみにされ、ぐいっと上向かされる。興奮に蕩けた卑猥顔を、じろじろと観察される。
 見てくれている。嬉しさが弾け、股からはいっそう蜜が溢れていく。床代わりに敷かれたゴザに滴って、ぐしゃぐしゃに濡らしていく。
 ともあれ、挨拶だ。ゆっくりと、男根の先端、赤黒い兜に唇を近づけていく。
「はッ、は、あは、は」
 恋人との初デートのときのように、心臓が脈打っている。近づくほどに、むわぁ、と、濃厚な男根臭が薫る。トリップしてしまいそうだ。はっはっはっと、距離に反比例して、呼吸は浅くなっていく。
「ちゅっ……」
 やがて、最先端、小さく開いた鈴口に口づけた。今からご奉仕させていただきますねという、男性自身に対する挨拶だ。同時に、興奮が爆発した。もはや我慢ならなかった。
「ちゅっ、むちゅッ、んちゅッ、ちゅむ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅ、むちゅぅうう」
 何度も何度も、ソレに口づける。亀頭の先から竿の根元まで、唇を押しつける。
 むちゅっ、むちゅっと、濃厚なリップノイズが洞窟内に反響する。まさかあの藤原妹紅があげているのだなどと、本人と目の前の男以外は誰も信じまい。
 ベーゼの雨を降らせるたびに、鮮やかな唇の痕がペニスにいくつも残っていく。今日のために選んだ口紅の痕が。一回一回の接吻がどれほど熱烈なものかを端的に示していた。
「ちゅ……んっ、は、えぁあッ」
 やがて、挨拶を終える。大きく口を開いた。友人の前で同じことをしたら、はしたないから止めなさい、と窘められるだろう。許して欲しい。こうでもしないと、彼の雄々しきモノを迎えるなど到底無理なのだ。
「あむぅうぅ、んふぅううッ……」
 ぱくりと、一口で咥える。同時に、目を見開いた。
 強烈な男根臭が、口腔いっぱいに広がった。理性を腐らせ、建前を崩壊させ、女を淫乱な雌に堕落させる、麻薬じみた危険なアロマ。何度も何度も何度も味わってきた、大好きなフレーバーだ。
 頭を金槌でブン殴られたような衝撃だった。いや、もっとだ。我慢など、できるわけもない。する必要もなかった。
「ぢゅるッ、ぐぽッ、ぐぷッ、ぢゅるッ、ずよッ、ぢゅるる、れろッ、れろぉお」
 頬をすぼめ、唇で吸いつきながら、舌で舐め回していく。ぐぽ、ぐぽっと、頬から空気の抜ける音が響く。唾液が溢れ、おとがいへ伝っていくが、気にも留めなかった。そんなことより、誠心誠意尽くすことだった。
「んむぅうッ、くぅッ、んもッ、んぅう」
 とはいえ、目の前のモノは大きすぎる。口腔という鞘では足りなかった。奥まで咥えるのは容易ではなく、全体の三分の二ほどをしゃぶれている程度だ。水位線として残る口紅の痕が、努力を示していた。
「あもっ、んもぉッ、んくッ、ぢゅるッ、ぢゅぷ」
 ならばせめて楽しんでもらおうと、手を尽くすことにする。猛々しき槍を横向きに咥え、口壁と歯茎とで亀頭を扱きたてる。歯を磨いているかのようだ。興奮で朱に染まる頬に、男根のシルエットが浮かび上がっている。
 歯周に陰茎臭が染みて取れなくなるだろうが、気にも留めない。たっぷり集めた唾液をまぶしながら、ぢゅるぢゅるとフェラチオを続ける。
「おッ、お、おおぅッ」
 熱烈な奉仕の甲斐あって、男は少なからぬ性感を覚えているらしかった。腰がぶるりと震えていることからも明らかだった。
「んはぁッ、ちゅ――れろぉお……ッ」
 一度、口を離す。唇と亀頭の間で、興奮にネバついた唾が糸を引いた。
 唇で竿を挟み、横向きに舐めていく。根元の密林に顔を埋める。衛生に気を遣わない男の、濃厚極まる体臭が、肺一杯に満ちる。
 誰もが顔をしかめ、鼻を摘まむだろう。彼女だけは例外だった。うっとりして、鼻孔をヒクつかせている。フーッ、フーッと、漏れる息が、これ以上ない昂ぶりを示していた。
 唇と舌が、もさもさと生い茂る縮れ毛をかき分けていく。目的は、奥に鎮座する柔らかな袋だ。陰嚢を、れろれろと舐め回していく。皮越しに精液貯蔵庫を唇で食み、マッサージしていく。
 睾丸の内部で、ごうごうと炎が燃え盛っているのを感じる。まるで製鉄炉だ。性的刺激を受けたことでスイッチが入り、フル稼働してスペルマを急造しているのだ。ぐつぐつと煮えたぎる様は、さながら地獄の大釜だった。そうして作られた濁液の行き先はどこか?考えるまでもない。期待に、また蜜が溢れた。股の下に、雌臭い染みができていた。
「おうおう、どうしようもねぇマンコ顔さらしてよぉ、こりゃ躾けてやらねぇとなぁ」
「あッ、あはッ、あ、あんっ、あぁッ」
 べちんッ、べちんッと、顔全体を叩かれる。手で、ではない。彼はそんな心ない暴力を振るう輩ではない。唾液にまみれた男根で、だった。
 額から顎まで、あらゆるところに肉竿を押しつけられていく。あまりに最高で、どうしようもなくて、たまらなかった。
「はむッ、んむぅうッ、ぢゅるッ、ぐぽッ、んふぅッ、んもぉお」
 興奮のままに、またしゃぶりつく。元々熱烈だったフェラチオは、一際情熱的になっていた。あがる音は、口淫の範疇すら越えて卑猥なものだった。
「うーん……」
 藤原妹紅にそれだけされるのだ。人里の男なら、一分も経たないうちに一生分の精液をブチまけてもおかしくない。が、男はどことなく不満げだった。全体的に素晴らしいが、だからこそ欠点が目立つと、表情は語っていた。
「やっぱおめえの口、せめえんだよなぁ。根元までしゃぶれねぇのかよぉ、ええ? おれは根元までたっぷりしゃぶってもらわねぇと、イけねぇんだよなぁ」
 無理もない話だ。規格外であるモノを全て受け入れられる女など、どこにもいないのだ。努力云々というより、肉体のサイズ上の問題だった。
 ――なので、申し訳ないけれども手伝ってもらうことにする。媚びた上目遣いで、ちら、ちらと視線を送る。
「なんだぁ? まぁたアレやってほしいんか。おめえは本っ当にマゾだなぁ、ええ?」
 僅かに、首を上下に振る。マゾというのは本来なら屈辱的な罵倒だ。けれども彼に言われると、どうしようもない悦びが胸に満ちた。
 ならしょうがねぇと呟きながら、男はがっしりと、後頭部を掴んでくる。早く、早くと、視線で訴えかける。想いが通じたのか、彼はそのまま、抱えた頭をぐんと、己の方に引き寄せた。
 当然、妹紅の頭も引き寄せられることになる。咥えていた肉棒が、本来ならば異物の入ってこない領域にまで侵入する。すなわち、喉奥に。
「がぼッ、ごッ、ぐぅ――!」
 排水溝に水を流したときのような音が鳴った。ごりごりと、亀頭が喉を拡張する。口蓋扁桃が、咽頭が押し広げられる。粘膜が容赦なく抉られる。
 棒付きの飴を舐めていて、棒で喉を突いたことが、誰にでも一度くらいはあろう。あれをとてつもなくひどくした感じだ。
 普通なら激痛が走り、悶絶するだろう。妹紅も、はじめのうちはそうだった。けれども、何事も慣れる。奴隷として躾けられるうちに見出したのは、官能だった。喉奥をほじくられて、たまらない悦びを覚えるようになっていた。まさに、マゾと罵られても仕方のない性嗜好だ。
「おお、締まる締まる」
 耐えられるわけもない虐待をしておきながら、男はペニスに伝わる快感に、無邪気に喜んでいた。異物を排除せんとする喉の動きが、先端を良い具合に刺激したからだ。
「んぶぅッ! ぐッ、ぶ、ぅぐッ、んぐぅッ、ぐッ、ふぐぅうッ!」
 無論、突っ込んだだけで終わるわけもない。がっしり掴んだ少女の頭を、道具のように前後させて、肉棒を扱くための道具にする。
 喉奥が亀頭にゴリゴリと抉られていく。粘膜を破壊されていく。がぼッ、がぼッと、便所の詰まりをラバーカップで抜くときに似た音が響く。くぐもった呻き声もだ。白い喉が、うごうごと蠢いている。男根のシルエットが浮かんでいるのだ。
「おほほッ、こりゃいいなあ」
 声の振動が雄竿に伝わり、ムズムズする性感を与えたらしい。男はたまらんという顔を浮かべ、何度も何度も少女の頭でペニスを扱いていく。まるでオナホールだ。
 性処理用の玩具にされているという事実に、ひどい昂ぶりを覚える。己に与えられた「機能」を、進んで果たさんとする。
 頬が窄められる。むぢゅぅッ、むぢゅぅと、熱烈なリップノイズが鳴る。あろうことか彼女は、口虐を加えられている最中に、一生懸命奉仕していた。彼をより気持ちよくしてあげるために、誠心誠意を込めて尽くしていた。
 努力は、一定の成果をあげていた。男は低い唸り声を上げ、腰をぶるりと震わせる。
「おう、やるじゃねぇかぁ。ちょっとご褒美だなぁ、こりゃぁ」
「んッ、ぐぶッ、ごッ、んぅうううッ!? んふッ、んぅう、ぉんッ!」
 無意識のうちにくねっていた腰が、大きく跳ねる。腕が下半身に伸ばされていた。先ほど、実に中途半端なところで焦らされたままだった穴を、太い指がかっぽじる。ぐぢょッ、ぶぢょっと、粘っこく汁っぽい音が響く。夢見心地の声をあげながら、性感によがる。
 もちろん、惚けてばかりではなかった。これはあくまで、ご褒美だ。気持ちよいからといって、本来すべきことを忘れたら、あっという間に無かったことになってしまうものだ。
 だからこそ、奉仕に一層熱をいれる。がぼがぼと、聞き苦しい音を立てながら、イラマチオの苦しみを受け入れていく。喉輪を締め付け、愛撫していく。
「ふぅッ、ふぅッ、んごッ、ぐ、ッ、おんッ、ぐぅッ、んぐぅうッ……!」
 ぬぽッ、くぽっと、体内から卑猥な音が二重に聞こえてくる。上下から与えられるたまらない恍惚に、夢中になっていた。自ら積極的に、ペニスをしゃぶるための生き物に成り果てていく。
 振る舞いに、日頃の冷淡さなど全くなかった。高級娼婦よりも艶やかであり、そこらの男なら一目見ただけで勃起を余儀なくされるだろう。
 むぢゅッ、ぐぽッ、ぬぼっと、とても口腔から鳴っているとは思えない音が響く。くぐもった、呻きに近い嬌声が続く。
 男は妹紅を、本気で道具のように扱っていた。脳震盪を起こしてしまうほどの勢いで、頭を揺さぶり、己のモノを扱く。同時に、下半身を躾け続けていた。
「ふッ、ぐッ、うぐッ、ゴッ、ぉ、んッ、んぅうう……!」
 目に涙を浮かんでいた。弄ばれ性玩具にされるのが、悲しいわけではない。深い悦びのあまりに、自然とあふれた涙だった。
「ほぉれ、そろそろ出すぞぉ。全部呑めよぉ。でないと窒息しちまうぞ、うへへっ!」
「ぐッ、ご、が、ォゴッ、――ぉぶぅうッ!」
 下卑た声をあげて、男は口腔の最奥まで、男根を勢いよく突き入れる。下腹部と顔面が、ぴったりと密着する。剛槍に串刺しにされたかのように感じながらも、妹紅は瞳を閉じ、最後の瞬間を待ち受ける。男性が欲望を解き放つ、もっとも素敵な一瞬、射精を。
 肉棒が根元から膨れ上がっていく。もともと大きかったものが、輪をかけて大きくなり、弾けた。
「ぐッ……」
 どくッ、どくっと、雄茎は鼓動する。以前、レシプロエンジンなるものが動くところを見た。外からの漂着物を、河童が修理したのだ。なんちゅう力強さだと当時は驚いたが、今にして思うと大したことはなかった。これのほうが、よほど素敵で、立派だ。
 野球ボールほどもあった睾丸が収縮し、溜め込んでいたスペルマを吐き出して、彼女の口腔を満たす。ひどく雄臭く、苦み走って、強烈にえぐい。
 他人の体液だし、普通なら嫌悪を覚えて吐き戻すのだろう。無論、そんな無作法をするわけもない。うっとりと、顔全体を蕩かして、何度も飲み干してきた汚泥を味わっていく。文字通りに無数の精虫が、舌の上で踊っているのが分かる。卵子と結合するために、鞭毛を蠢かし、頭部を押しつけてくる。舌を刺す刺激の出所だ。たまらなかった。
「んぐッ、ぐッ、んぐッ、んぐッ、んくぅう……っ」
 自らが丹念に奉仕した証、男性が気持ちよくなってくれた証拠を、飲み下していく。といっても、簡単ではなかった。汚泥と表現したが、スペルマはまさに泥ほども濃厚で、重たく、もったりと粘っこかった。餅を丸呑みするのに近く、窒息しないようにするだけでも大変だ。
 んぐッ、んぐっと、喉が鳴る。雄汁が胃袋に落下していく。いつまでも絡まりへばりつく最悪の後味に、すっかり魅了されていた。膨らんだ頬はリスを思わせる。実に勢いの良い射精に、嚥下の速度が追いついていない。口内一杯を濁液まみれにされながら、白い喉を蠢かし続ける。
「へへッ、いいぞぉ、ほれ、とどめだ、イけ!」
「ッ、ぅ、んぅうううううううッ!」
 男の指が、深々とヴァギナを貫く。肉穴の最奥、秘めやかなる小部屋を叩く。
 もう堪えられなかった。一際高く、くぐもった声をあげて、アクメの波に押し包まれる。脳味噌を焼かれるほどの、強烈な快楽電流が流れ込んでくる。筋肉に逆流し、全身ががくがくと痙攣する。深い悦びに、腰が卑猥にくねる。膣口から濃厚な雌汁が、潮のように噴き出した。
「オッ、オッ、オッ。……はぁー。へへ、すげぇ出たなぁ」
 普通の人間何十人分ほども精を吐き出して、肉棒の脈動はようやく止まった。
 男は深い息をつくが、まだ彼女を解放はしない。後始末がまだだからだ。
「んくッ、ん……れろっ、ちゅっ、んくぅ、んむっ、んぅう」
 口内の濁液を飲み干す。胃袋の中が、ずっしりと重たかった。続けて、舌を蠢かす。射精を終えたばかりの魔羅を、ねっとりと優しく舐め回していく。労っているのだ。自らの消化器官に種付けしてくれた、素敵で格好良いモノに、感謝を捧げている。
 いたわる舌使いによって、半萎えになっていた肉竿へ、再び血が巡り始める。びきびきと己の口中で勃起していく様は、熱い期待を抱かせた。
「よぉし。もういいぞ」
「んぽぉっ」
 自らの魔羅が再び臨戦態勢に入ったところで、男はようやく、少女の頭を解放した。
 口が離れる。唇の先端から亀頭にかけて、粘っこい汁が伝っている。唾液、精液、喉粘膜の残骸が混じった、えげつないミックスジュースだ。
「えぁ……」
 大きく口を広げて、彼に口内を見せつける。一切白いものが残っていないことを、つまり濁液を全て飲み干したことを照明するために。
 はぁ、と息を漏らす。拡張された喉の奥から、海鮮風の蛋白臭が漂った。
「よぉし、全部呑んだな、いい奴隷だなぁ、おめえは。どんだけやっても壊れねぇもんなぁ」
「うん、私は、どれだけされても大丈夫だから。だから続き、ね……?」
 一度アクメしたとはいえ、一週間もの禁欲生活で煮詰められ続けた性欲は、滅多なことで解消されるものではない。瞳は情欲に染まっていた。
 太腿をしきりに擦り合わせ、腰をゆるやかにくねらせて、男を誘う。漂う甘い体臭は、彼の鼻孔を楽しませた。力強く反り立っていた男根が、いっそう膨れ上がる。
「いいぞお、それなら、ホレ」
 言って、己の股座を示す。何を許され、何を求められたか、妹紅は正しく把握していた。跨がり、腰を振れと言っているのだ。
 これだけ人様を昂ぶらせておいて、自分からは動くつもりがないというのだ。まったく本当に素晴らしい男だと、心を深く疼かせながら、頷いた。
 胡座をかいた彼に、背中を預けるたっぷりとした肉が体重を支えてくれる。芳しい香りが鼻をつく。背もたれとしては最高だった。
「あんッ……」
 陰茎の先端を、陰唇に押し当てる。大層な熱が伝わってきた。思わず、小さな声が漏れる。灼けた鉄棒を当てられているかのようだった。
 といっても、痛みと熱さに悶絶することはなかった。覚えたのはどうしようもなくはしたない期待だった。陰裂から、雌汁が溢れだし、亀頭を濡らした。
 はぁ、はぁと、熱い吐息を零す。ゆっくりと、腰をゆらめかす。にちっ、にちっと、竿の先端が、神聖なる隘路の入口を擦り上げる。えもいわれぬ官能に、蕩けた声を漏らす。
 もちろん、いつまでもそんなことをしてはいられない。命じられたのは、ペニスを自ら受け入れ、尻を踊らせ悦ばせること。すなわち、奴隷としての義務だ。
 義務は果たさなくてはならない。じわりじわりと腰を下ろしていく。
 といっても、簡単なことではない。なにせ腕ほどもある、大業物という表現ですら足りないほどの一物なのだ。じっくりと、ぬる、ッ、ぬるっと咥え込んでいく。
「あッ、くぅ、うっ、は、あ、ぁ、あ、アッ、あ」
 詰まった息が溢れる。己の体内から、みちみちと音が聞こえてくるのが分かる。肉が、悲鳴をあげている。
 膣という器は、とてつもないモノを受け入れるには、いささかならず狭すぎた。自分もはじめのうちは、痛みに泣き叫んだものだ。蓬莱人でなければ壊れてしまっていただろう。けれども今は、猛烈な圧迫感を、楽しめるようになっている。ペニスの形を穴で覚えた、彼専用の卑猥女だ。
「あはぁあ……」
 やがて、魁偉なる男根は、根元まですっかり膣内に埋められた。自分が男根の鞘になったような感覚に、強烈な安堵を覚える。あるべきものがあるべきところに帰ってきたようだった。愛おしさとともに腹を撫でる。腹膜を隔てても、圧倒的存在感は伝わってきた。
「はッ、あぅッ、おッ、んッ、くふぅッ、あッ、はッ、くふッ、んぉ、あぁ!」
 もちろん、じっとしてはいられない。彼を気持ちよくするのが、己に与えられた使命だ。自らの仕事を放り出すようでは、奴隷ではいられない。柳腰をくねらせ、男を悦ばせる。
 ぢゅぽッ、ぢゅぽっと、卑猥な音が響く。はしたない、詰まった嬌声もだ。
 男根はゴリゴリと膣内を擦り上げ、襞を捲り、蹂躙してくる。何度も何度も何度も何度も味わってきた感覚だ。素敵で、素晴らしくて、一度味わえばもう離れられないエクスタシーが脳味噌を駆け巡る。
「ほれぇ、もっと頑張れよぉ」
「んあぁああッ!」
「おほ。やっぱ乳首虐めてやると締まるなぁ」
 叱咤するように、後ろから乳房を揉み上げてくる。ピアスを摘まみ上げ、ひねり、勃起した乳首を刺激してくる。ただでさえ膣穴奉仕でよがっているところなのに、堪えられるわけもない。声のトーンが一段高くなり、身体を震わせる。口端から、ねっとりとした唾液が滴った。もはや、頭の中はペニスで一杯だ。無我夢中で、彼を求める。
「はぁッ、はあ、んぁッ、ぉッ、くひッ、はぁッ、あはッ、あ、あ、あ、あ!」
「頑張ってんなぁ。ならおれも、手伝ってやるかなぁ!」
「え、あ、あぁあああッ!? あッ、はッ、おッ、くひッ、あぉおおおッ!」
 男も、なかなかの満足を得てはいるようだった。けれども、彼は貪欲だった。より己が気持ちよくなるために、あろうことか自ら腰を振り始める。
 勢いのよい抽送だった。相手のことなどまるで考えていない、己が気持ちよくなることだけ狙ったピストンだ。とんでもない勢いに、膣穴はえげつない汁音をたてる。ぶぢゅッ、ぼぢゅっと、一度耳に入ればしばらく聴覚にへばりつく音だ。
「ひぃッ、あはぁッ、あんッ、あ、あ、あああ! あぁ、いいッ、いい、あああ!」
 あがるのは、けたたましい嬌声だった。この世に生まれた悦びを歌い上げる、熱く濡れきったセクシャルボイスだ。
 声は彼の耳を悦ばせ、ストロークをさらに激しいものにさせていく。オナホール同然の扱いだ――いや、オナホールとて、こうも乱暴に扱えば、間違いなく壊れてしまう。
 性虐を受けながらにして、覚えるのはどうしようもない悦びだった。他の女に同じことをしたら、間違いなく死んでしまう。蓬莱人の身だから耐えられる。
 彼の奴隷でいられるのは、自分だけ。だからきっと、これからもずっと使ってくれる。
「あはぁあッ……」
 他人に性玩具にされ続けるなど、本来でいえば悪夢でしかないはずだ。だというのに、浮かんだのは、心底からの幸福な表情だった。
「なんだぁ? やけに締まるなぁ。何考えてんだ? え? 言ってみろよぉ、どんなスケベなこと考えてんだぁ?」
「ひぃいいいッ!?」
 白状しろよと言わんばかりに、腹側をペニスで擦り上げてくる。ちょうど臍裏あたりの、ザラついたところ。膣内の最大の弱点だ。
 そんなところを雄の象徴でこねられるのだから、もうたまらなかった。どのみち、奴隷は主人に絶対服従するものだ。思うところを、素直に述べる以外になかった。
「ご主人様、これからもっ、私のこと使って、いっぱいお射精させるから、だから私のこともっと、もっときもちよくしてぇ!」
「当たり前だろうがぁ、せっかく拾った壊れなくて締まりのいいマンコだぞぉ? 捨てるわけないだろうがよぉ」
 ブフンと鼻息を吹きかけてくる。湿った匂いがした。
 つまらないことを言った罰だ、といわんばかりに、しゃくり上げる腰使いを繰り出してくる。一番弱いところを集中的に責める、悪魔じみたストロークだ。
「あひゃあああッ! はッ、ひぅ、ぉッ、くひッ、あぉおんっ!」
 当然、妹紅が堪えられるわけもなかった。みっともない声をあげながら、全身をのけぞらせる。開きっぱなしの口腔から、ピンクの舌が突き出された。
「あ? 何やってんだよぉ。ちゃんと腰振れよぉ、腰。はやくしろよ、役目だろぉ?」
 腰使いが止まる。あまりのエクスタシーに、腰が抜けてしまったのだ。男は不満げに唇を尖らせ、柔らかな乳房をギュッと鷲づかみにする。気付け代わりに乳首をつねり上げるが、どうしようもなかった。性感が原因である以上、むしろ逆効果とすらいえる。
「はっ、ひっ、はひぇ、はふっ、あぅ」
「なんだよ、腰が抜けちまったのかよぉ? なっさけねぇ奴だなぁ。しょうがねぇ、なら、こうだ」
「へ、あ――ぶっ」
 言葉を返すことすらできず、頭を上下に揺らす。彼はぶふんと、まさしく豚じみた吐息を漏らした。
 途端、視界がぐるんと回転する。床代わりに敷かれたゴザが、一気に近づいてくる。そのまま顔から落下した。後ろから押し倒されたのだ。
「こうすりゃ、おめえが腰振れなくても関係ねぇな? おれがお前のマンコ、使えばいいだけだもんなぁ」
「あは……ッ」
 奴隷なのに、主人に手間をかけさせている。申し訳なさを感じずにはいられない。一方、使う、という響きの甘やかさと退廃は、彼女を心から蕩かした。
 ずっしりとした重みが、身体全体にかかる。巨躯を活かし、覆い被さってきたのだ。
 苦しさとともに、ご主人様に包まれている悦びに、幸福感を覚える。が、そんなささやかな嬉しさも、次の瞬間やってきた強烈な性感により吹き飛んだ。
「ッ、あ、ッひゃああ! あッ、ぉッ、ぅぐッ、ぐッ、あ、ッ、ひッ、おぉお!」
 えげつないピストンが繰り出される。ギリギリまで引き抜いて、一番深くまで貫く、王道のストロークだ。普通といえば普通だが、なにせ一物がとんでもない。膣粘膜をごりゅごりゅ拡張し、ほじくり倒しながら、藤原妹紅の性感帯を自らの形に造り替えていく。
 己の体内が粘土のようにこねくられているのを感じながら、ひたすらによがる。押し倒されて床に突っ伏し、両腕の自由は効かず、さらにのしかかられている。性感を逃がす手段がなく、ただただ喘ぐ他に道などなかった。
「へへへ、こういうのはどうだぁ?」
「ッ、あ、アッ、……! あひッ、はッ、ひぃッ、あぅッ、ああああ!」
 しかも、まだ終わりではなかった。抽送が小刻みなものに変わっていく。秘めやかなる道の最奥、子宮口を執拗に小突き上げるストロークだ。
 女としての最大の性感帯を、ごすごすと乱暴に叩かれている。上がる声は、どうしようもなく色づいた、あられもないものだった。
「くふぅうッ、あぅッ、はッ、ひぃッ、あ、ぅッ、あッ、あッ、ああぉッ」
 ドヂュッ、ドヂュッと、まな板の上で肉を潰すのに似た音が、体内から聞こえる。そのたびに、目の裏で火花が散り、恍惚が全身を駆け巡っていく。
 目を見開き、よがり続ける。自分が今、どうなっているかも分からない有様だ。坂道を転げ落ちる感覚に、ただただ意識を揺さぶられている。
 そんな中でも、一つだけ分かることがある。己をほじくり返し、専用の穴に造り替えている男根が、次第に熱を増していること。段々と膨れ上がっており、ピストンのスピードも上昇していること。
「あはッ、出してッ、出して。わたしに、あなたの奴隷の私に、あなたの濃ゆい精子、ぜんぶぶちまけてッ。きもちよくなって、きもちよくして、中出しでイかせてぇえっ!」
 何の予兆か、分からない妹紅ではなかった。熱い疼きにきゅん、と腹を疼かせながら、喚き散らす。
「へへッ、上等じゃねぇかあ、そんなに言うんなら、ブチまけてやんねぇとなぁ、ほれ、イくぞ、イくぞ、イくぞぉ……!」
 何を言おうと言うまいと、最終的に至るところは一つだっただろう。だが、熱烈極まるおねだりには、彼を大いに昂ぶらせたという点で意味があった。
 睾丸が膨れ上がる。会陰ごと、ぎゅうっと収縮する。ぐつぐつと煮えたぎった、クリームシチューほども濃い欲望が、輸精管を通って尿道になだれ込む。
「ほれ、イけエロ女ァ!」
 タイミングを合わせ、男は腰を突き出した。押さえつけられていなければ、細身の身体ごと吹き飛んでいきそうな一撃だった。ごぢゅんッ、と、亀頭が子宮口と密着し、熱烈なキスをかわす。そうして、最後の瞬間が訪れた。
 腹の中で、爆発が起きた。膣内射精の比喩としては大げさながら、実際、例えるに値するだけのものだった。
 並外れたペニスの、並外れた陰嚢から放たれるスペルマだ。量も勢いも、尋常ではない。しかも、二度目の射精にもかかわらず、薄くなることが全くない。餅かゲルかと思うほど粘っこい、夥しい精虫を含んでいるのだ。沸騰するほど熱した泥を、子宮一杯に注ぎ込まれているかのようだった。
 最奥の小部屋はあっという間に埋め尽くされ、ぎとぎととしたDNAによって蹂躙されていく。二度と他の雄が侵入する余地など与えないと言わんばかりだった。
 何億匹、何十億匹という精子が、鞭毛を蠢かしている。卵子に向かって、殺到していくのが分かる。
「ッはッ、あ、あ、あ、ああああ……ッ、ああああああああああああああッ!」
 蠕動が生む熱量は、妹紅をたやすく絶頂せしめた。
 たやすく、とはいうが、本人が感じたものはたやすくなどない。天地がひっくり返った感覚に放り込まれる。弾幕ごっこの最中に、上下感覚を失ったときの気分に似ていた。違うのは、爪先から頭頂まで、危険なくらいの幸福感に満たされているということだ。
 上がる声は、千年間生きてきた中で最高の至福を物語っていた。全身が痙攣し、汗が珠となって散る。結合部から溢れだした蜜は、一六八時間焦らされ続けた彼女を寿いでいるかのようですらあった。
「おおッ、おお、おお、どんだけ搾るつもりだよぉ、エロ女ぁ」
「はひッ、ひぃ……ひぃッ、はぁッ、あぁ、ああ……」
 やがて、射精が終わる。やれやれといった風に、男は息をついた。
 軽い態度と対照的に、妹紅はぐったりとしていた。床に突っ伏したまま、動きもしない。ときおり、身体がビクッ、ビクッと震えているのだけが、生きていることを示していた。ただの人間なら三回くらい壊れているようなセックスを、最初から最後まで味わったのだ。無理もなかった。
「なんでぇ、だらしのねぇ奴隷だなぁ。壊れねぇだけいいけどな、うへへ」
 ゆっくりと、肉棒を引き抜く。半萎えの魔羅が、ぬっ、ぬぬっ、と姿を現していく。
 ぶぽぉッ、と、風呂の栓を引っこ抜くときに似た音が鳴った。ぎりぎりまで押し広げられていた膣が、最愛の人と別れることを惜しみ、ぎりぎりまで吸い付いていた結果だ。
 散々ほじくり倒された膣口は、もはや閉じなくなっている。くぽっ、くぽっと妖しく収縮している。ぬろぉお、と、黄ばんだ濁液があふれた。藤原妹紅が、下衆な野良妖怪専用の牝穴に造り替えられた、何よりの証拠だった。
「おい、なにボケッとしてんだぁ? 仕事がまだ残ってるだろうがよぉ」
「ッ、あはッ、あ……うん、お掃除、するね」
 高く掲げられていた柔らかなヒップを叩かれる。気付け代わりの一発に、意識がようやく覚醒する。疲弊した身体に鞭打って、のそりと起き上がる。彼の言うとおりだった。最後の仕事をこなさねば。
 あれほど立派だった肉棒は、情けない姿になっていた。萎えかかり、べとべとの粘液にまみれている。とても見ていられない。自分が、世話をしなくてはならない。
「えぁ……むッ、んぷッ、んむぅ、くぽっ、んむ、んむぅう」
 大きく口を開き、ソレを迎え入れる。ぬぽッ、くぽっと音を立てて、しゃぶりついていく。舌を這わせ、ゆっくりと汚れを舐め取っていく。
 先ほどと同じ、労をねぎらうためのフェラチオだ。違うのは、より熱烈だった、ということだ。種付けをしてくれたという事実が、口淫を一層熱心にさせている。
「ん、んぅう……」
 もの惜しげな声が漏れる。腹はぽっこりと膨れている。大量射精による白濁が、内側から腹腔を押し広げているのだ。当然、スペルマが収まりきるわけもなく、どろどろと溢れて止まらなかった。
「なんだぁ? もったいねぇってか? 心配するのなよぉ、一晩中ほじくり返してやるんだから、もっともっとそのハラん中に詰め込んでやるからなぁ」
「んふぅう……」
 お前を女性として終わらせるぞと言われているに等しい、悪魔じみた宣告だった。けれども、覚えるのは彼への崇敬だ。肉欲が、彼女を満たしている。
 ぐぽ、ぢゅる、と音を立てながら、いつまでも尽くし続ける。先ほどたっぷりと貫かれたはずの牝穴が、また疼いていた。
何事もなければ例大祭S02aで新刊「プレ淫エイジア」が出ます
上白沢慧音先生のドスケベです
藤原妹紅さんもでます
シクヨロ
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
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