真・東方夜伽話

ハード調教妖夢/蝋燭で遊ぼう

2019/11/26 22:15:45
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ハード調教妖夢/蝋燭で遊ぼう

ぴあき

妖夢が蝋燭責め何かに目覚めるSS

◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ハード調教妖夢……蝋燭責め


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「ふふ、二人とも仲がいいわねぇ」

枯山水を覗く茶間。霞がかった冥界の空を横目に見ながら、
白玉楼の主、西行寺幽々子は従者と猫の戯れる様を眺め、笑った。

「えへへー」

笑い返したのは、友人の飼う化け猫、橙だ。
にっこりと屈託無く浮かべる笑みの口隙からは、なるほど妖獣らしい牙が覗く。
一方で緑色のスカートの膝間に埋もれながら頭を体を擦りつけるその様子は、
ほのぼのとした愛らしさを感じさせる。妖怪ながら、なかなかどうして小動物的だ。

「こら、御二人の前だから……もっとしゃんとして」

そうした橙を押しのける手。私の愛すべき飼侍、魂魄妖夢のものだ。
困ったように頬を掻くその表情は相変わらずの仏頂面で、その物言いといい、いささか余裕に乏しい印象を与える。
しかし、この気真面目さと橙の奔放さが相俟ってか、決して場の空気は壊さない。贔屓目に見ても、いいコンビだろう。

「ねえ紫? あの猫、家に置いとく気はないかしら」

「冗談。元々あの子は放し飼いでね、私に決定権はない」

ぱさ、と扇子を開く音が場に幽雅な情緒を齎す。
私の親友、八雲紫こうした演出が上手い。
要所要所で会話の間を置き、合の手を入れ──憎らしいまでの心地よさを作り出してくれる。

「それに、勝手に置いていったら藍が怒るわ」

「あらあら。お宅の従者は子離れが出来ないわねぇ」

「そう?それを言うなら幽々子のところの丁稚奉公もほら、猫離れが出来ない」

「あれはどちらかと言うと猫離れないねぇ」

猫……橙と妖夢は、自分らの主人そっちのけで遊んでいる。
橙は妖夢にじゃれついて止まらないし、妖夢は妖夢で……まんざらでもないのだろうか、
やんわりと止めるものの突っぱねたりはしていない。

「橙。妖夢の所でお世話になる?」

目を細め、皮肉っぽく橙に冗談を言う紫。
それを聞いた橙は、慣れているのだろう、どこ吹く風に冗談を重ねてこう答える。

「いやー、むしろあれです。この人、私が世話してあげないとですよ」

「誰が。猫の手なんて要らないわ」

つんとそっぽを向く妖夢。
照れているのか、怒っているのか、耳が仄かに赤い。
家の従者の憎めないところは、こういう分かりやすさにある。

「でも橙。本当の話、今日置かせて貰いたい?
なんだったら藍にも話を通しておくけど」

「あっ、いいんですか?
私もできればもっと遊んでたいなーって思ってたんです。
幽々子さんは……」

「私なら構わないわ。どの道、家のあれこれは妖夢に任せてるもの。
ねぇ妖夢?」

「私は……。私は、別に、構わないですけど……」

ぱちん、と扇子の締まる音。

「決まりね。幽々子、私達は里まで買い物にでも行ってきましょうか?
二人には遊ばせておきましょう」

「やった! 紫様、ありがとうございますー!
ね、妖夢、これで夜まで遊べるね!」

「……えぇ、まぁ」


即席の玄関口に立つ私達を見送る妖夢と橙。
この二人なら相性も良さそうだし、留守を任せて大丈夫だろう。

隙間口が閉じ、両貌が空間の向こうに消えていく。

「……あら?」

「ん、どうかした?」

「いえ……いや、なんでもない」

しかし、気のせいだろうか?
隙間が完全に閉じ切り、彼河の断絶される刹那……

橙が、獰猛な笑みを浮かべたような気がしたのだ。
それは今までの小動物に、まるで似合わない…………



◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「うぐっ……!」

日陰になった寝室の緑畳に擦れ、妖夢の二の腕に疼々と赤い傷筋が写った。
倒れ込んだ反対側、障子戸の向こうには、白い靴下で包まれた足裏。

「…………」

橙だ。
逆光に著しく暗い影を落とした黒猫が、双眸の昏月を爛々と輝かせそこに居た。

幽々子たちが居た頃とは打って変わり、陰間に瞳孔を開かせ、口端から鋭利な
牙を覗かせ──妖夢の視点からは、蹴り上げたスカートの内側もが露わになっている。
床上に這いつくばり、膝で斜体を支えている妖夢の視線は、自然とそこに向かう。

「つ゛っ…!!」

その妖夢の鼻先を、細い光条が焼いた。
橙の指先からは煙が出ている。

「……~!! ぅ…!」

弾幕を放ったのだ。それも、ごっこ遊び用に結界下で低減されたものではない。
生の妖力が込められた、人体を容易に傷つけうるエネルギー弾。

橙はゆっくりと脚を降ろした。そのまま畳を踏みつけ、
鼻先を抑え悶えている妖夢の下へ近づいていく。

妖夢の薄灰、手入れされ甘くシャンプーの香りを漂わせる髪房が、
先ほど光弾を放った妖獣の、まさにその手に乱暴に鷲掴みされた。
ぐいっと引っ張り上げられ、乱暴に立ち上がらされる妖夢。
ぷちぷちという音は、妖夢の毛髪が抜ける音か、それとも橙の怒りの顕れか。

「痛っ…い、痛いっ……!」

「さっきの態度、何?」

苦痛に歪む妖夢の顔と対照的に、橙の表情は無色だ。
瞳孔を目一杯に開かせ、それでいて最小限に開かせたその口裂。
言葉を発していながら、無言の圧力がそこにある。

「ぶっ!!」

視界に捉える橙の顔が少し揺れたかと思うと、妖夢が情けない声を挙げた。
空いた方の橙の手に、透明色の糸引く液体が付着している。
目にもとまらぬ速度で、鼻頭を叩かれたのだ。

思わぬ打擲に、赤く充血し体液を分泌する鼻孔。つつつ、と垂れる薄赤の混じった水液。
鼻水を垂らし、苦痛に皺根を寄せている妖夢の有様は、普段の凛然とした姿からは想像もできない。

「うっ、うううっ」

妖夢の頭に、鼻汁で汚れた橙の手甲が擦り付けられる。
今日も早起きをし、寝癖を直し、ヘアバンドで止め、丁寧に乾かし……思うようにセットしたのだろう。
彼女の見せるなけなしの女の子らしさの証が、自身の汚液と額の汗にブレンドされぐしゃぐしゃに乱されていく。
それに呼応するように、妖夢の瞳が揺れ、怯えの香る青色に染まっていく。

「返事しなよ。 さっき、なんだっけ? 猫の手なんて要らない、だっけ」

「ふーっ……ふっ……ぅぅぅ……」

「…………」

「あっ、や、やめてっ」

「やめてくださいだろっ!」

「いぎっ!!」

脅して見せるように掲げられた橙の拳が、詰まり声を出す妖夢の頬にそのまま振り下ろされた。
ゴッ、と頬の内壁と歯が挟み込まれる鈍い音。数本の前髪と同時に、再び畳の上に倒れ伏す妖夢。
唇を切り、赤々とした血液が畳の緑に染み込んだ。

「あーあー、どうすんの? 血のシミって中々落ちないんだけどさ。」

「ふっ……ふっ……」

他人事のように手を振り、妖夢を詰る橙の表情は、漸く僅かな感情を見せ始めた。
それは、血を見たことに対する本能か、それとも妖夢の無様な姿への情動か。

橙の頬肌もまた、紅く染まりつつあった。

口の端を甘く噛み、傷口を唾液で濡らす妖夢。
かたかたと震える指先が、その心情を口以上に物語る。


橙がこのような行為に及ぶのは、今に始まったことではない。
来る日も来る日も、人目の隙を狙っては、橙は妖夢に暴力を加えている。

その目的は、ストレスの発散か? それとも、妖夢への憎しみか?

「まぁいいや。あいつら夜まで帰ってこないって言ってたし……
今日はたっぷり遊んであげられるからね?」

いずれも否。橙の目的は当初のまま。
妖夢『で』遊ぶこと。この一点である──


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


口の端が傷む。

先ほど殴られたとき、切ったらしい。
口内に鉄錆びた味が混じり、ずくずくとした痛みと伴に不快感が募る。

……今日は、思いの外冷えるな。
一糸纏わぬ素肌には、冬の室気さえ応えるものだ。

私は今、裸にさせられ茣蓙(ござ)上に寝かされている。
大小さえも手許にない。ただ、文字通り自分の分身──半霊が浮かんでいるのを眺めるのみだ。

半霊は、私のこの様を見て何を思うのだろう?
たかが妖獣風情にいいようにされ、耐え難い辱めを受けているこの私を──


「お待たせー。待った?」


声。
わざとに全開にさせた障子戸の向こうで、場違いに暢気な、間外れに高い声。

「なかなかいいのが見つからなくてねー。白いのしか無かった」

……橙は、小脇に蝋燭を抱え、にこにことした笑みで私を見下ろした。
その視線は顔から首筋……胸板、乳頭へと……その更に下へと移っていく。

「……今度は、何を……するつもりなの」

「敬語?」

「あぐッ……」

脇腹につま先が突き刺さり、呼吸が止まる。
機嫌良さげだった橙の表情は、一瞬のうちに猛禽のそれに変わっている。

「……ッ、ぅ…
…なに、を……する、つもりですか……」

「これ。一回やってみたかったんだよねぇ」

呼吸を整えつつ、途切れ途切れに伺いを立てる。
力では圧倒的に劣るはずのこの妖獣が、今に限っては絶対的優位者だ。

「……ろう、そく……?」

「そ。蝋燭蝋燭。ほら、寒いでしょ?」

悪戯っぽく笑って見せる橙の様子は、あまりに急落的で対応が追い付かない。
ピンと立てた指先に、オイルライターか何かのようにぼぅっ、と狐火が灯る。

蝋燭に火がつけられた。
先端からじわじわと溶け始める蝋燭は、炎の温度を感じさせる。
だが……蝋燭?寒いだろう、という橙の言葉と、どうにも関連性が──

「あつ゛ッ……!?」

身体がびくんと跳ね上がる。
私の胸板に、何か熱いものが当たった。

見れば、蝋。
炎に溶かされ、滴った真っ白な蝋滴が、私の肌を焼いていた。

「あっ、あついっ、ぃっ!?」

続けて、ぽたぽたぽたと更に数滴。
私の身体に、蝋燭が、熱い、溶けた蝋が……

「あははっ。暖かいでしょ?妖夢風邪引いちゃうかなーって思って」

「や、やめッ、あ、あッ……!!」

熱い!

液状化した蝋が、それだけに効率良く熱を私の肌に伝道させていく。
外の空気に冷え切っていた私の身体は、いっそ過剰なまでに蝋燭がいかに熱いかを、
電気信号に変換し脳髄に情報送致してくる。

また、数滴、もう一滴……!
蝋が垂れた個所が赤く蚯蚓腫れになっている。
滴が素肌に触れる度に、神経が反射し、上体を海老ぞりに持ち上げさせていく……

「次、やったら顔ね?」

「ひっ………!?」

本能的に身体を守ろうとした腕を──橙が咎めた。
二股の尻尾が手首を絡めとり、床に磔にする。
蝋燭がうつ伏せになった目先に突き付けられ、とろりと溶けた蝋が今にもしたたり落ちそうに──

「ッ……!!」

思わず目を閉じる。
が、これは、まずかった──

「だから、顔行くって!」

「づっ……!!」

瞼の表を何かが焦がす。
被膜に覆われ光を写さない筈の瞳孔が、瞼の皮膚の裏で何か白いものをぼんやりと写す。
目だ……目に、蝋が垂らされたのだ。

「あっ、うっ、うーっ!」

必死に顔を捩るが、蝋は無情にも瞼の切れ目へ向かい垂れ進んでいく。
このまま行けば、隙間を割り、その内の眼球をも焼くだろう。
そうなれば、失明……?

「ふ、拭いてッ、拭いてくださいッ」

「…………」

思わず手が伸び掛けるが、今度庇う真似をすれば橙がどんな行動に出るか分からない。
真っ暗闇の中、私は橙の許しを請う外なかった──

「は、はやくっ…!目、目ぇっ…!!」

「それがご主人様に対する態度?」

「あ、あっ……!!」

今度は、乳首に蝋が垂らされた。
寒さと暑さとで敏感に固くなっていたそこに、予想外の熱刺激が加わり──
私は、よくわからない感覚をっ、いや、熱さ以外の何物でも、これは──

「『ご主人様、ごめんなさい』? 言ってごらん?」

「あーっ…!! あつっ、熱いっ! ひっ……!」

「『ご主人様』だよ?『私のご主人様は橙様ですー』って。
『幽々子なんかじゃありませんー』ってさ、ほら、言ったら許してあげるよ。」

両目を瞑り何も見えない中、却って研ぎ澄まされた表皮の、突起の感覚は
断続的に与えられる蝋燭の熱をありのままに伝えてくる。
両乳首に何滴も蝋が滴り、それを押しのけるように乳頭が屹立し──

「ご、ご主人様ッ、ふっぁ…ゆ、ゆる……あっ!!」

「ほら、目に入っちゃうよ~。剣士生命終わっちゃうよ~~。」

……炎が、先端を、過敏になったそこを、直接炙る!!

「あああーーーっ!!!?」

「ほーら、暖かいねぇ。乳首も喜んでるよ。
暖かいですーって。あははっ」

「ひぎぁっ!!あッ!!ゆるして、くださっ、あ!!」

下向きになった蝋燭の先端、炎は重力に逆らい直立、蝋を焼き数段早く溶け──
ぽたぽたぽたと、何滴もの滴が、炎と共に私を責め立て……

「あぐぅぅぅ!! ぅぅーっ!!! ごめんなさいっ!! ごめんなさいぃぃっ!!」

「何?何で謝ってるの。妖夢何も悪いことしてないよね?」

思考がまともに働かない。
自分が何で謝っているのかわからない。
真っ暗闇の中で、橙の声と、熱と、甘い熱……
橙の声、快感、熱い、……。
──快感?

「わ、わたしがっ、ひぃっ、手ぇっ、使ったからっ、だめ、なのにっ」

「うんうん?」

「おしおきなのに、っ、あッ!! おしおきなのにっ、ずる、しましたぁっ」

「なんでお仕置きされてるの?」

「わ、私が、ようむが、なまいきだったから、ですぅぅっ!!」

「あははっ、ばかみたい」

熱刺激と、何か理解したくない感覚に掻き回されていた私の脳髄が、新たな感触に気づく。
それは、柔らかな布の触り心地だ。

「はい、目開けていいよー。」

「ふッ……ふッ……」

おそるおそる目を開けると、満足気な笑顔がそこにあった。
眼球を焼かんとする蝋汁は、橙の服袖に奇麗に拭き取られていた。

「妖夢って面白いよね。全然悪くないのに謝っちゃって。
お仕置きって何さ、私が勝手にいじめてるだけじゃん?」

「ううッ……」

気づけば、乳首を直接炙っていた蝋炎も遠ざけられ床に立てられていた。
火傷を負うぎりぎりまで苛まれていた私の乳頭は、白い蝋痕と対照的に真っ赤に充血している。

「やっぱり妖夢、素質あるんだよ。
こういうのさ、ピッタリなんだって」

「あううぅぅっ!!?」

その、充血した乳首を、今度は橙の鋭利な爪が掻いた。
すると、炎のじりじりとした感覚とは異なった、鋭い電流のような痺れが私の背筋を駆け上るのだ。

「ほーら、かりかり~」

「ひあッ、ぁ、ああんっ!!」

間接がかくかくと往復運動し、先端部分を引っかき続ける。
電流は、私の頭を麻痺させ、声を鼻にかかったものにさせていく──

「ここで、ぎゅっ」

「うあああぁぁッ!!!!」

身体が大きく反る。
潰さんばかりに両蕾を摘まむ橙の指先が、ぐいっと引っ張り上げるように上に向かって行く。
それに、なにか、離れたくない?わからない──体が、かってに、ついていく…

「あははは……妖夢釣れたー」

「ふーーッ!!ふぅぅーーッ!!」

限界まで噛みしめた口の端から、涎が糸を引いて茣蓙に垂れていく。
両乳首だけを視点にする形で、まるで吊るされてもいるかのように私は背筋を反らしきっていた。
重力と指圧で二重に引っ張られた乳首が、限界だと──私の頭に、痺れを、切ない感覚が、高まって──……

「あッ…… ぐぇっ!?」

「さ。休憩できたよね?続き行きまーす」

途端、橙が手を放し──
重力に従い、私は強かに背中を打ち付けた。
肺から一気に空気が抜け、瞬間的に呼吸が出来なくなる。

まだまだ蝋責めは続く。
すぐには楽にして貰えない──


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



私の視界一杯に、柔らかそうな双丘が映っている。
といっても、おっぱいの類じゃない……妖夢のお尻だ。

「はい、行くよー」

「ふっ゛…!!」

手許に垂らしたロウソクから、お尻の天辺めがけてロウ垂れを落とす。
すぐに割れ目に落としてあげたら妖夢も焦れないだろうし、技術の見せ所だ。
こんなの、始めてやったんだけどね。

妖夢は敏感に反応してくれている。
額とお尻とその隙間にたっぷり汗をかいて、柔らかそうなお尻をぴくぴく
振動させながらロウソクの熱さに耐えている。

「どう?感想とかある?」

「ッ゛ぁ……あ、あつ、ぃ……ッ」

落す量を増やしていく。透過距離も近くして、ロウの温度を高める。
そうしたら、滴が垂れる度に妖夢のお尻にぎゅっと力が入って、別の生き物みたいで面白い。

「あついじゃ普通過ぎるよ。もっとないの?」

「……あッ!!あつッ……ぐぅっ……」

可愛い顔に目一杯皺を寄せて、歯を食いしばってうつ伏せに耐える妖夢。
一応、話しかければ反応してくれるけど……言葉のリアクション自体は、あまり向いてないみたいだ。

「ほら、もっとしてー、とかさ? あるでしょ?」

「……うぅ…………あッ……ぅ…………ううううっ!!」

直接お尻に炎を掠めると、流石に声が大きくなる。
でも、やっぱりお尻のたぶだから鈍いよね。
さっきの乳首責めみたいには反応してくれないみたい。

「全く、贅沢だなぁ」

「……? あッ、何を……」

ロウの空いた手で、妖夢のお尻を開く。
ちょっと力を籠めて抵抗したみたいだけど、無駄だった。
ぱっくり開いた妖夢のお尻の割れ目には、控えめな蕾がきゅんきゅん疼いていた。

「ここに欲しいんでしょ。なんだか、不満そうだもんね」

「な……そ、そんなわけ……」

「ほら?」

「ひぃぃんっ!!」

お尻の穴にロウソクを垂らして見るとやっぱり、妖夢がいい声で鳴いてくれる。
もともとお尻の穴なんて神経の多い所だからね。やっぱりこうなる。

「どう?お尻暖かい?気持ちいい?」

「ひッ、なにを、ばかなっ、ひぃッ」

「ばかぁ?反抗的だねー?」

「ひぁぁあっ!!」

ばちーん、といい音。
感度もよければ、叩き心地もやっぱり良かった。
怪我しない程度に思いっきり平手を振りぬくと、妖夢のお尻が大きく波打つ。
汗と、ロウと、たぶんあそこのおつゆがゴザの上に飛び散っていく。

「ふーっ……!ふーっ……!」

「立場、わかってないよねぇ。もう妖夢は、私の奴隷なんだからさー」

「ふぅッ……!!」

もう一発。
今度は予想できてたみたいで、声を耐えた。
でも、叩けば叩く程妖夢のお尻は、熟れた桃みたいにいい色になっていく。

「ふッ、あっ、あっ、あっ」

「おしりぺんぺんの刑だよね。破れるまで叩いてあげるからね」

「あっ、あっ、あっ!!」

ぱちーん、ぱちーんと、何回も何回もお尻を叩き続ける。
そうすると、妖夢の途切れ途切れの声が、どんどん甘くなっていく。

「なーな、はーち。まだ叩くよ?」

「あっ……ぅ、や、やめてっ…」

ちょっと叩くのを止めると、妖夢が物足りなさそうな感じで、形ばかり降参してきた。
でも、わかるんだ。こういう声は、もっとやって欲しいときの声。

「やめませーん。ほら、ロウソクもあるからね?」

「ああっ!!あっ、あつっ、あ、あんっ…」

あん、だってさ。もう悦んでるじゃん。
アナルのとこにロウソクを垂らして、挟み込むようにスパンキングすると
妖夢が身体を反らして鳴く。結構感じてきてるみたい。

「ねっ、熱いし、痛いし、どんな気分? 子供みたいにお尻叩かれてどんな気持ち?」

「ひああっ、あっ…!! いたっ、いたいですっ……いたくてあついですぅっ………!」

「そのまんまじゃんさあ!!」

「ひああぁぁっ!!」

……でも、やっぱり言葉の方はダメダメみたい。
こういうのってお互いの高め合いが大事みたいなとこあるし、もうちょっと覚えさえたいとこだよね。
…………まあ、これだから可愛いのかな?

お尻ぺんぺんしながら妖夢の姿を観察してると、なんだか太ももに力が入ってる。
ロウ責めから逃げる……というよりは、むしろゴザに押し付けてこすこすするのが目的みたい。
床に触れたおまたの所に、ロウソクでも汗でもないねばねばしたおつゆが垂れてるのが分かる。

「オナニーしてるの?」

「ッ!!?」

びくんっ、と妖夢の腰が跳ねて、不自然なくらいに中腰になった。
でも、床と体とに糸の橋が引いていて、かえってどうなってたのか丸わかり。
ほんと、分かりやすい子だなあ。

「気持ちよくなりたいんなら言ってよ。そこもロウソクしてあげるのにさ?」

「あ、ち、ちがっ……こ、これ、はっ……」

妖夢のお尻も真っ赤だけど、それと同じくらい顔も真っ赤だ。
ロウソク責めの最後は、やっぱりあそこだよね?


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「うぅ……うぅぅ……!!!」

心臓の音が、痛いくらい早くなっている。

私は、今度は非常に屈辱的な体勢でで……
いわゆる、まんぐり返しの──なんでこんな言葉を知っているのかは聞かないで欲しい──
……体勢で。両手で太ももを押し開いて、あそこを橙の前におっ広げて……
…………おねだりを、させられている。

「よくできました。妖夢は物覚えがいいね」

「はぅ……」

橙が蝋燭片手に私の頭を撫でてくる。
両手両足を塞がれた私は、甘んじて撫でられるしかない。
その上、ただでさえ変な気分だと言うのに──
今、頭など撫でられたら、……こいつは、私に暴力を振るってばかりなのに……

「……おつゆが垂れてるよ?撫でられると興奮するの?」

「…………」

唇を噛み、じっと耐える。
蝋燭を、そこ、にしてもらうには、こうしている他ない……

「ふふ……偉いよー、偉いよー。妖夢、すっかり覚えたね?」

橙が私の秘所を覗き込んでくる。
……そう言えば、今日は洗っただろうか?
昨日は、湯に入ったけれど……厠に行ったっきりといえば、そうなる……
…………別に、気を遣う必要なんてないのだが……

「そうだよ?従順にしてればご褒美が貰えるからね。
早く終わるし、いいことだらけだよ。」

橙が新しい蝋燭に火をつける。
嫌が応にも、胸が高鳴っていく。

「……違う。こうしないと、ばらされるから…………」

「ん?ああ、あの写真の話?あれならもう、古いよ」

そもそも、私が橙にこんな辱めを受けているのは例の写真のせいなのだ。
部屋で自分を慰めていたのを、いつの間にか訪れていた橙に目撃され──
それ以来、橙は今のような本性をむき出しに私を…………古い?

「ほら、だって今新しい弱みゲットしたし。
これで尚更逆らえなくなったねぇ?」

「あっ……!?」

「あははは、やっぱり妖夢って抜けてるんだよ。
私がちゃんと調教してあげないとだめだよ、やっぱ」

ひらひらと扇ぐようにした橙の指先には、新しいポロライドが握られていた。
それはまさに今、屈辱的体勢でおねだりをさせられている私の写真だ……!

「そ、それは……!」

「また新しい弱みが増えたねー。
どんどん私に逆らえなくなるね?」

「ッ……」

歯噛みする私を眺め、ニヤニヤと厭らしい笑いを浮かべる橙。
だが、いくら睨んでやってもこの格好では……情けないだけだ。

「あ……」

気づけば、蝋が私の股の間に垂らされつつある。
つつつ…と尾を引き、滴となって、今にも垂れ落ちて来そうだ。

「でも安心して?
私に従っていれば、ご褒美をあげるからね」

「あっ……」

ついに蝋が垂れ、私の陰毛の上に垂れかかる。
毛がクッションとなって熱さは然程感じないが……
粘性のある蝋が毛と絡み、却って焦れったい衝動を湧き起らせる。

「あー、毛かぁ。
私そういうのまだだし、気づかなかったなぁ…
切る?」

「…………」

橙が、なんだか素っぽい感じになっている。
いや、この蝋責め一貫の橙もたぶん橙そのものなのだろうが……

「まあいいや。
毛があるなら、避けて通ればいいだけだよね」

「……っ」

指が私の茂みを掻き分け、陰唇を開き性核を露出させる。
そのまま蝋燭をあてがい、直の蝋責めを開始する──

「うあッ…… ぁぁ……」

恥ずかしさに萎縮していたクリトリスに熱い蝋が垂らされていくと、
私は不本意にも苦痛以外の感情を励起させられていた。
息が荒くなり、心拍数が危険なまでに高まって行く。

「妖夢ってさ、結構変態入ってるよね。
ロウソクでおっきくなってきてるよ?」

垂らし、炙り、焦らし……橙の蝋捌きに、私の淫核は充血度を高めていった。
蝋と外気の温度差に、ぴくぴくと小刻みな反応を返してしまう。
それが橙を喜ばせ、更なる蝋責めへと続かせていく……

「ひ、……ひぅぅ……っ」

「流石に、穴の中には垂らせないねー。
出て来なくなったら大変だし」

息を荒くし仕置きに耐えている私を見降ろしながら、橙がそう呟く。
何となく、残念なような──いや、そんなわけはないが、ともかく
膣内まで蝋責めされることは無しで済みそうだ。

「でも、生ならいいよね」

「ひあぁぁっ!?」

油断した瞬間──、私の穴に、何か異物が挿入された。
見れば、蝋燭……火をつけていない蝋燭が、私の膣口に侵入してきたのだ。

「ほら、こっちでポタポタ、こっちでズポズポ。
至れり尽くせりだね?」

「ふッ!?ふあッ、あッ!!!」

内壁のざらざらを擦り取るように動かされる蝋棒は、膣内の温度で程よく
柔らかくなり滑りが良い。まるで、粘液の指で中をいじられているかのような感触だ。

私の陰核を苛む蝋滴も、その動きを止めない。
次第に、熱いのか、痛いのか、……気持ちいいのか、分からなくなってくる。
と、いうか──

「ね、どう?ロウソクバイブってどう?」

「きッ、きもち、いいっ……」

「あっはは、気持ちいいの? 素直な子にはもっとしてあげるね」

「っ……んあっ………!!」

気持ちいい、と言葉に出してみると不思議と頭が痺れ、
橙しか目に入らなくなり……このまま、もっとされたいという気分になってくる。
こんな辱めは、不本意で、望んでない筈なのに……
ここまで来たら最後までやりたい、そう思っている自分もいる。

くちゅくちゅくちゅと、蝋燭なのか汗なのか愛液なのか分からない液体音と共に、
私の内側が掻き混ぜられ、外皮を熱で犯される。もはや明確な快感となって私の
頭を埋め尽くし始める感覚刺激は、正常な思考を不可能とさせていく。

「どう……?いいでしょ……?」

「いい…………いいです、ッ、ぅ………」

太ももを抑える手に力が籠り、下腹部の奥の奥で高まりつつある何か弾けそうな感覚に耐える。
何より、一番敏感な陰核が未だ蝋で責められるだけで、直接触られていない……
そんなもどかしさに、脂汗が滲むのを感じながら、私は全裸で目を瞑りながら耐えている。

「クリちゃん、きゅっきゅしてほしい……?」

橙がすっかり仕上がった様子で、私の顎を撫でる。
抜き差しされていた蝋棒も挿しっ放しにされ、私は昂ったまま一時停止状態にされたも同然だ。

耳を犯す橙の吐息、声……。熱を持った熱い呼吸が、ぞくぞくとした震えを全身に伝播させ。
共鳴するように下腹部の衝動が限界まで高まって行く。

「し……してくださいっ………」

「んー?違うよね。私にお願いするときはどうするんだっけ?」

覆いかぶさるように私の太股の間に入り込み、体ごとしなだれかかって顔を近づけてくる橙。
昂りきったそこに薄く橙の衣服が擦れると、私の頭が一杯になっていき、もはやまともに物を
喋ることができないまでになる。

「ご、ごしゅじんさまっ…し、して、くださいっ…」

「ご主人様ってだあれ?何をして欲しいの?」

「ち……、……橙、さまっ………… きゅっ……きゅって……」

「妖夢のご主人様は幽々子でしょ? 何言ってるの? ねぇ」

私に鼻をくっ付けんがばかりまでに近づいた橙は、わざとらしく私の股座に腰を押し当て、
頬を撫でながら私を挑発し続ける。……理性の綱が切れ、思わず太ももで橙の身体を挟み込んでしまう。
腕も回し、丁度橙を正常位のように抱き抱えてなけなしの圧迫快楽を味わう。

「はぁー……っ はぁー……っ」

「ふふふ……私のおまんこにすりすりして満足するなら、それでもいいよ?
妖夢がそれでいいなら、イっちゃいなよ」

「ううっ……うー……っ………!」

予想に反し、橙は私を殴ったりしない。
ただ身を任せ、オナニー道具に使うのをさせるがままにしている。
それが私にどこか背徳的な興奮と、狂おしい切なさを与える。

腰をぐいぐいと上下に擦ると、スカートの奥で重く湿った橙の女陰と私のソコが
布越しに触れ合う形になり、摩擦刺激と橙で擦っている興奮とでどんどん高まって行く。
ホールドした橙の身体は小柄でいて柔らかく、のしかかった重さが私の奥を刺激する……

「いやだ……っ、ふっ、あっ………やだ、やだっ………」

「ヤならちゃんとおねだりしてよ。腰止めて脚離してよ。ね?」

「やだやだ、やだぁ…!!」

こんな終わり方は望んでいないのに──
私は刹那的な快楽を得ることを止めることが出来ない。
無慈悲にも膣奥が疼きはじめ、うっすらとオーガズムの予兆を発し始める──

「イかせてっ……ひぐッ…くだっ、さいっ……!!
わたし、むりっ……とまんない、むりぃ…………!!」

小柄な体を精一杯抱き締めながら、橙に最後の慈悲を懇願する。
今ならまだ間に合う、まだイってない、はやくシてもらえば間に合う……!
しかし……

「…………♪」

橙はぼうっとしたままで、橙でオナニーを続ける私の顔を眺め続けるだけだ。
一切、動かない。反応しない。私に身を任せるだけだ。

「はッ、あッ、やだっ、イ、イくっ、やだッ…ぁ」

橙の顔を見ながら……私の身体は、激しくズるように橙の身体を犯し、
うずうずとした衝動を開放へと導いていく。

「あーッ……!!あ、ぁ、ぁ゛…!!!」

「……イってよ」

その言葉を聞いた瞬間、
頭の奥でパチン、と何かが弾けるような音がして──

「う゛!!!…………うふッ゛……ぅぅ゛ぅ゛…………ッ」

橙を絞殺さんばかりに体中の筋肉が硬直し、腰が突き上がり……
膣奥が痙攣して、私は橙を抱き締めながら呻くように果てた。

「よしよし……きもちよかったね……がまんできないよね……」

「ふッ゛……ぐ、……ぅぅッ゛……」

イっている間、橙は、自分も苦しいだろうに、
そんな素振りは欠片も見せないで私の頭を撫でてくれる。
一日中拷問みたいにされたのに、最後の最後で優しくしてくれるから──
イくのが止まらなくなり、私は橙を体全体で味わいながら、長い間達し続けた。


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「ただいまー」

「あっ紫様!おかえりなさい」

買い出しから帰ってくると、早速うちの猫が出迎えてくれた。
隣には幽々子のお抱えも一緒だ。

「ただいまー。妖夢、今日はお鍋よ~」

「……はい。ただいま用意いたします…………」

幽々子が呼びかけると、妖夢が買い物袋を受け取り、いそいそと台所へと向かって行く。
なんだか妙に……余所余所しい感じがしたが、何かあったのだろうか?
のほほんとした幽々子の表情からは何も読み取れないが、どことなく纏う雰囲気がしゅんとなっている。

「別に、なにもありませんよぉ。
たぶん、遊び疲れて気が回らないんだと思いますよー」

「……貴女、地獄出身だっけ?」

私の思考を悟りでもしたかのように、橙が先回って疑問に答える。
まあ、ともかくも……奔放不羈な橙のことだ。一日中妖夢を振り回したというのは、そうなのだろう。

だが……この猫の、まん丸とした目。
実は私は、この目があまり得意ではない。

全ての面で私が上であるはずなのだが、この目が……
──黄月を連想して、何か見透かされているような心地になる。


「橙ー、ちょっと手伝ってー」

「はーい」

妖夢に呼ばれ、橙は台所へ走っていった。
……今日一日、幽々子の買い物に付き合ったし、気疲れしているのだろう。
まして、従者の従者。そう邪険にするものでもないか。


「……あら?」

橙のスカートから、なにかが剥離するように……落ちた。
何となくそれを拾い上げて、眺めてみる……


「これ……蝋燭?」

幽々子の仏壇でも拝んだのかな。
私の猫も、なるほど教育がなっているではないか。

そんなことを言ったら、幽々子に鼻で笑われた。
本人(?)が其処に居るのに仏壇参りと言うのも、言われてみれば考えものだ。
お風呂に浸かりながら書きました
ぴあき
everandanons88@gmail.com
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
うおおたまりません…
橙のゾクゾクする様なサドっぷりもさることながら妖夢のリアクションがそれに対する“受け”として満点ですねえ…
悦ぶばかりでもなく、嫌がるばかりでもなく、内心は主人にズブズブに依存していながら生意気な態度も見せるというまさにいちばんイジメ甲斐のある姿。
非常にグッと来ました。