真・東方夜伽話

紫苑と雛の幸せ♡ダンボールハウス生活

2019/06/17 00:25:54
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紫苑と雛の幸せ♡ダンボールハウス生活

シャーリーン

超不幸体質に苦しむ貧乏神の紫苑。紫苑のダンボールハウスへ突然現れたのは、厄を引き受けてくれるという厄神の雛だった♡はたして紫苑は厄を全部射精して幸せになれるのか♡


「おい紫苑、お前しばらくどこかへ行ってなさいな」

 きっとその言葉は、大した理由などなく発せられたものだったのだろう。
 口にした天子自身には全く何でもない、親しい者にかける日常的な一言のつもりだったのだろう。
 その証拠に、天子は去り際に一度振り返って手を振ってくれたし、その振り方はどちらかといえばバタバタと慌ただしく、お別れというよりは助けを求めているようだった。自分の腕を掴んで強引に引っ張っていくこの龍宮の遣いをどうにかしてくれと、天子は困った表情を浮かべていた。
 しかし、その後に一人残され、天子の去っていく空に向かって細い手を振り続けた紫苑にとってその言葉は……

「ううっ…! 天人様…天人様ぁ…どうして、どうしてぇ!」

 そこは幻想郷の人里の外れ、里の者たちでさえほとんどは訪れることのない、貧しく荒れた区域である。

「置いていかないでよぉ…私を見捨てないでよぉ…!」

 夜。
 暗くジメジメとした一帯の中でも、ひときわ淀んだ空気を漂わせる路地裏の奥から、ゾッとするほど陰気な涙声が聞こえてくる。
 声の主は依神紫苑、不幸をもたらす貧乏神である。

「やっぱり…やっぱり私なんか天人様のお気に召さなかったんだ……、やっぱり私は幸せになれないんだ……」

 もしも誰かが今、路地裏を覗き込み、この涙声を聴いてしまったとしたら、きっとそれだけで一週間は悲しい響きが耳に残り続け、何をしても幸せなど感じられなくなってしまうだろう。
 路地裏に隠したみすぼらしい小さなダンボールハウスの中に身を横たえ、紫苑はもう半日以上も泣き続けている。おかげで半径十メートル以内は黒々とした負のオーラが立ち込め、壁は腐り、植物は萎れ、宵闇妖怪は上空を飛ぶことを避けていた。紫苑の居る場所はまさに幻想郷のどん底、最底辺になっていた。

「もうやだぁ…私だって…私だって幸せになりたいよぉ〜!」

 自分自身を含めて周囲の者を誰でも不幸にしてしまう厄介中の厄介者……貧乏神。
 しかし、ここ数ヶ月はある事件をきっかけで出会った不良天人の比那名居天子にくっついて幸せな生活を送っていた。天界を追放された身とはいえ天人である天子は天与の天運を持ち、しかも紫苑のもたらす不幸を意に介さないほどのお天気娘であった。そんな天子のおこぼれにあずかることで、紫苑は貧乏神としての不幸続きな人生の中で、はじめて能力を安定させて暮らすことができていた。紫苑にとって「天人様」は、始めてできた友人であり、そして文字通り天からの救い主であった。
 だが、紫苑はやはり貧乏神…そんな幸せな日々は長続きしなかった。

「総領娘様、ご家族の皆様からお話があるとおっしゃっています。すぐに行ってお許しをいただくのですよ」

 その日の昼間、緋色の羽衣をまとった美しい妖怪が雲の上から降りてきてそう言った。天子が衣玖と呼んだその妖怪は本当に天上の芸術とでも言うべき美しさで、みすぼらしい紫苑は見ただけで縮み上がってしまった。
 そして衣玖は「だれが行ってやるもんか」と意地を張る天子を無理やり引っ張って天界へと連れ去っていった。

「素直に一言反省したとおっしゃれば、追放も解けて天界へ帰れますよ」

 そう言って。

 ようやく出会えた救い主に見捨てられたという思いは、紫苑のネガティブな性格を普段以上にネガティブにして自らを苛んだ。
 なぜ自分は置き去りにされたのか。
 なぜなら自分は不幸しか呼ばない貧乏神だから。
 なぜ自分は連れていってもらえなかったのか。
 なぜなら自分は貧相な地上の邪神で、天界で連れ歩くにはみっともなさすぎるから。
 なぜ天子は衣玖の手を振り払わなかったのか。
 なぜなら衣玖は女神のように美しいから!

(そうだ、きっとそうなんだ)

 紫苑の骨ばって青白い手に比べて、衣玖の手はふっくらと柔らかそうで、陶器のようになめらかでもあった。その手に触れられたとき天子はいつもと違って大人しく、口では拒んでいても内心では誘いを受け入れたがっている恋人のように紫苑の目には映った。

(きっと、絶対そうなんだ)

 希望を失った飢餓感に加えて、深みにはまっていく妄想の作り出した嫉妬心までが紫苑を包み、周囲の空気はさらに淀んだ。

(天人様と衣玖さん、お似合いだもの。私なんかとよりずっと……)

 泣き疲れた紫苑はわざと衣玖のことを考えて自分の劣等感を刺激した。不幸な者は自分の不幸を仕方のないことと納得しようとして自分を慰めるのである。
 紫苑は思い出す。
 衣玖は優雅な身のこなしに加えて、どこまでも官能的なカラダをしていた。
 羽衣の上からでもはっきりとわかるあの大きすぎる胸……脱げばきっと両腕に持ち抱えてもあふれんばかりであろう。
 薄い生地の衣装が、静電気を帯びたようにパツパツと張り付いて強調している尻や太ももの肉づき……全身あらゆる部位がオスの性欲を刺激する誘惑と挑発の甘い罠のよう。
 何もかも紫苑が持っていないものばかり。
 紫苑は気がつけば自分のスカートの中に手を伸ばしていた。

「こんなこと…天人様が見たら、軽蔑するだろうなぁ……」

 下着を履かない紫苑のスカートの中で脈打つモノ……
 羽衣に包まれた衣玖の体を想像すると、紫苑は屈辱感を伴う性欲を抑えきれなかった。
 惨めで、悔しくて、それでも追い払えない生臭い衝動。
 涙で滲んだ視界に、衣玖の柔らかそうな胸がちらついて離れない。そのまま紫苑はそっと股間の脈動に指を這わせ始めた。

「ハァ♡…ハァ…♡気持ち悪いよね、私…。捨てられるのも、不幸になるのも、仕方ないよ、ね……」

「あら、そんなことはありませんよ?」

 紫苑の嗚咽に痛々しい官能の吐息が混ざり始めたそのとき、どこからか鈴を転がすような涼やかな声が降ってきた。

「わ、わあ! だれ! 誰? っていうかどこ?!」

 紫苑は飛び上がって驚き、慌てて立ち上がろうとするが、そこは狭いダンボールハウスの中。ただ寒さをしのぐだけで、寝ているかしゃがんでいる程度しかできないダンボールの棺桶なので、紫苑はゴトンゴトンとあちこちに頭をぶつけて中からくぐもった音を立てた。

「うふふふ、そんなに驚かないでよ。ここよ、ここ」

 声の主は紫苑を落ち着かせるようにそう言うと、ダンボールの天井をめくって中を覗き込んできた。
 驚くなとは無理な話だろう。
 現れたのは黒みがかった赤のワンピースを着、頭には高々と派手なリボンを結ったゴスロリファッションの少女である。特徴的な二本のおさげ髪を胸元でまた一つにまとめてある。
 恐ろしい瘴気が充満する、虫でさえ寄り付かないこの路地裏に、こんな身綺麗な子が平気で踏み込んでくるなんて絶対にありえない。まして愉快そうに歯を見せて笑っているなんて。

「私、鍵山雛。流し雛の厄神よ」
「ヤク、ジン……?」
「あなたのそのヤクい雰囲気を感じて助けに来たの」
「ヤクい? 私を助けに?」
「そうよ。引き受けてあげるの。まあまあ、そう警戒しないで…よっと♡」

 そうやって紫苑があたふたしている間に、雛はひょいっとダンボールの風除けを飛び越えて、狭いダンボールハウスの中に入り込んできた。
 とにかく狭い、横になって寝るだけの空間にためらいなくカラダを滑り込ませ、紫苑を包むように上にのしかかる。

「うあ、わ…そんな、急に、当たって♡…お、おっき…♡」
「うふふ♡」

 紫苑の顔の上に、ズッシリと重い二つの柔肉が乗っかってくる。夜闇の中で最初はよくわからなかったが、雛の赤黒い服の下は衣玖に負けず劣らずの巨乳だった。胸だけではない。継ぎ接ぎだらけの薄い服越しに密着しあった体同士、紫苑は雛の二の腕や腰やヘソやふくらはぎや恥丘の形までを全身に感じ取って顔を赤くした。
 沈み込むような柔らかさと、甘い香水の香りが紫苑の緊張を一気に融かし、あっという間に抵抗する意思をなくさせた。

「怖がらないで♡身を任せていいのよ♡安心していいの♡あなたは幸せになっていいの♡私はね、あなたみたいな不幸な人の厄を体内に引き受けて、流して浄化するのが仕事なの♡ね、こんなふうに♡」
「ひゃ、ひゃあ♡」

 いきなり雛が股間のイチモツに触れてきて(しかもスカート越しではなく直接)、紫苑は軽く叫び声を上げてしまう。白い絹で編んだ雛の手袋が、蠱惑的に紫苑の感覚をくすぐってくる。自分でさえいじるときは罪悪感を感じる恥部を、初めて会った他人の手が触れているという今の状況が信じられない。恥ずかしくて隠れてしまいたいとも思ったが、金縛りにあったように動けなかった。

「そのかわいー反応♡さてはドーテーさんかな? 全く本当にヤクいんだから♡ どれどれ〜?」

 雛は起き上がって紫苑の脚の上に座ると、お人形遊びでもするように紫苑のスカートをめくり上げ、その下のモノを露わにした。

「おお〜♡なるほどなるほど♡これはなかなか…♡流石にヤクいわね〜♡」

 紫苑のふたなりペニスは、太さはないものの長身に見合った長竿で、雛の手が両手で握っても先端が隠れないほどだった。普段どういうオナニーにふけっていたのか、少し猫背気味に下曲がりになった竿を余りまくった包皮が包んでいる。
 そんな鬱屈した劣情の化身のような貧乏神ペニスが、今にも射精しそうなほどガチガチに硬くなって、覗き込んでくる雛の人形のような整った顔を狙って勃っているのだった。

「あなたのちんぽ、形を見ただけでヤクいオーラをビンビンに感じるわ♡それにこの硬さ♡どうやら予想以上に溜め込んじゃってたみたいね♡」
「な、なんなんですかぁ! そんな、そんな恥ずかしいこと言わないでください…♡」
「あーん♡可愛いんだから♡遠慮しないで♡溜めすぎドーテーちんぽの隠れてるお顔、雛ちゃんに見せて♡ね?」
「や、だめ! だ、めぇ♡」

 紫苑の制止を無視して、白い手袋の指が紫苑の包皮をつまみ、そのままゆっくりと剥き上げていく。

 メリュンッ♡

「うっ…わぁ…♡なに、これ…♡」

 包皮の下からそれが露出した瞬間、雛は息を飲んだ。

「や、見ちゃだめぇ♡」

 剥いた瞬間、包皮の中に溜まっていたドロリとした白濁液が雛の白い手袋に垂れかかってきた。それも普通に手入れを怠った程度の量ではない。まるでたっぷり射精した直後のコンドームを裏返したような量と濃さがべっとりと雛の手袋全体を汚した。
 それに周囲に広がる強烈な青臭い性臭……密閉した狭いダンボールハウスの中では、それはまるで脳まで犯されるかと思うような目眩をおこさせる激臭になっていた。
 敏感そうに赤く腫れ上がった大きめの亀頭を一目見て、雛の心臓がドクンッ♡と高鳴る。流し雛としての長い経験の中でもダントツで最悪の災厄が目の前にそびえ立っていることを確信して、雛は思わず舌舐めずりした。

「フーッ♡フーッ♡ちょっとあなた…♡やっば…♡何よこのひっどいヤクちんぽぉ♡どうなってるのよぉ♡信じらんない…こんな穢れたモノおっ勃ててよく生きてられるわねぇ♡」
「うううぅ…だめぇ…そんなこと言わないでよぉ…」
「こんなの見たことないわぁ♡臭いもエグすぎて…♡頭おかしくなっちゃいそう♡どんな人生歩んできたらこんな凶悪ちんぽになるわけ?」
「言わないで♡あっあっ♡だめだめ♡触っちゃ♡だめっ♡だめえええぇっ♡♡」

 ビュルルルッ♡ビュクッ♡ビュルルッ♡ビュ〜ッ♡ドクッドクドクドクッ♡

 雛がからかいの笑みを浮かべながらツンッ♡ツンッ♡と紫苑の竿を指で突いた途端、紫苑はそれだけで前触れもなく射精してしまった。経験の浅い紫苑にとって、全てが刺激的すぎたのだった。
 その射精の勢いはまるで詰まりを取り除いた直後の噴水のようで、抑えに抑えてきた紫苑の負の感情がゾッとするような黄ばんだ粘液となって次々と溢れ出し、雛の手の純白の手袋を包み込んで見えなくなるほど汚し尽くした。

「やだ♡よ、予想はしてたけど…ザーメンはおちんちん以上にひっどい臭いね♡私じゃなかったらこの臭いで狂ってるかも♡しかもまだ全然萎えてないし、ヤクの極みだわ……」
「だから見ちゃダメって言ったのにぃ…なんで、なんで私ばかりこんな目に…んんムゥ♡」

 あまりの惨めさに顔を覆って泣き出した紫苑の唇に、雛のプックリした唇がいきなり吸いついてきた。
 柔らかいのに、弾き返すように張りが強く、心なしかほのかに甘い雛の唇…これが紫苑のファーストキスだった。
 紫苑の薄黒く汚れた顔も、洗われていない油じみた髪も雛は意に介さず、たっぷり十秒ほど吸いあってから唇を離した。

「ごめんなさいね♡あまりに大物さんだからびっくりして言い過ぎちゃったかしら。泣かないで♡私がもっと気持ちよくしてあげる♡」
「あ…あ……」
「実は私ももう我慢できないの♡ね、コッチでシましょう♡」
「う、うん…え…?」

 キスで呆然として思考が停止してしまった紫苑に対し、雛はなにもかもすっかり心得ているらしい。再び紫苑の脚の間に潜り込むと、強烈なフェロモンを放つその下反り貧乏神ペニスの前で長いスカートをたくし上げた。その光景に紫苑は目が釘付けになる。
 レース編みの黒ソックスを引き上げているガーターベルトが魅惑的な脚線美を強調し、そこから続く雛の秘部に視線を誘導している。雛の下着は明らかにベッドでオスを挑発する目的であつらえられた際どい黒のTバックであり、しかも肝心な前面には挿入用の切れ込みが入っている。
 淑女のような顔をした雛とその淫乱な下着姿とのギャップに興奮し、紫苑のイチモツは早くも鈴口から粘ついた糸を垂らし始めていた。

「これだけザーメンまみれならローションは必要ないわね…私ももうさっきの見てけっこう濡れちゃってるし…んっ♡」

 グッ…チュウゥ…ッ♡

 上からゆっくりと、雛は腰を下ろして紫苑のふたなりを挿入していく……。これが紫苑の童貞喪失だった。
 雛の膣内は紫苑の細身なふたなりをもってかき分けても十分食いつく締め付けの良さで、膣道全体が脈動しているような細かなひくつきまでが紫苑の方にはっきりと伝わってくるほどだった。
 濡れ具合の方は、雛の言うような「けっこう」なんてものではない。触れられる前からまるで何時間もオスの愛撫に悶え狂っていたかのような、熱い淫蜜で満たされていた。

「くうぅ♡あなたのおちんちん細いけど…やっぱり長いぃ♡まだ奥まで…奥まで潜ってくるぅ♡」
「ハーッ♡ハーッ♡はひぃっ♡ひいぃ♡」

 初体験の膣の味に紫苑は頭の線が弾け飛びそうになる。思わず顎が上がって情けない声を漏らした拍子に、上でプルンッ♡と揺れている雛の小生意気な巨乳が目に入った。その両乳房の先端は服の下からピンと尖り、じっとりと黒く湿っていた。

「ほ、ほら♡先っぽに柔らかいのが当たってるの、分かる? これが私の子宮口だよ♡あなたのおちんちん、私の奥まで入ったよ♡」

 雛はそう言いながら紫苑の上に腰を下ろし、ニュルン♡ニュルン♡と腰をひねりながら愛おしそうにナカのペニスをなじませていく。その顔は涼しげに装ってはいるが興奮で上気しており、厄を引き受けるというより無理やり奪い取る快感に打ち震えているかのようだった。

「ヤクジンさまの子宮…♡子宮…♡うっ♡うううっ♡ウウアアアァッ♡♡」

 ドビュルッ♡♡♡

 しかし、そんな雛の余裕の表情をまたしても不意打ちの脈動音が崩した。挿入を終えただけで快感に耐えきれず紫苑が二発目の射精を始めてしまったのだった。

 ドビュルルルルルッ♡♡ビュグルル♡ドップッ♡ドブンッ♡ブビュグルッ♡♡ビュルルルッ♡♡

「はうぅ♡あ、熱♡♡え、えっ! 早い! 早いよぉ! いくらなんでも早漏すぎでしょ! せっかくイイとこだったのに!」
「ハーッ♡ハーッ♡ご、ごめんなさい♡で、でも、止められないよぉぉ♡」
「も〜、いいわよ。それなら好きなだけ出しちゃって……んんっ♡」

 ドクッ♡ドクッ♡ドクッ♡

「はっ♡ハーッ♡ハーッ♡」

 ドップッ♡ビュグンッ♡♡ビュ〜〜ッ♡♡

「ちょ、どれだけ♡出し、てぇぇっ♡♡」

 紫苑の射精の勢いはなかなか衰えず、延々と生臭い欲望の凝縮液を初めて味わう膣内にひり出し続けた。
 あまりの早漏ぶりにはじめはあきれていた雛だったが、紫苑の溜め込んでいる厄の量は、雛の予想さえはるかに超えて膨大だった。まるで全幻想郷、否、全人類の不幸を一身に負ってでもいるかのような無尽蔵の厄の奔流……、まだセックス開始から一二分しか経っていないというのに、あっという間に雛の子宮内は紫苑の子種に制圧され、入り切らない厄ザーメンが隙間から溢れ出していた。
 流石の雛といえど、こんなえげつない厄の暴力に長く耐えられるはずがない。

「はぎゅぅ♡…お゙ッ…おお゙ぉん゙♡♡んほお゙おおぉぉ♡♡♡」

 全身をビクンビクンと波打たせながら雛は絶頂に達した。それはもうごまかしようもなく、童貞の早漏射精で、百戦錬磨の流し雛が無様にもイかされてしまっていた。

「オ゙〜〜♡でる♡せーしでる♡でっ♡♡るぅ♡♡」

 ドブッ♡♡ドッグッ♡ビュルルルッ♡ビュルルルッ♡♡♡

「だ、だししゅぎぃ♡こんなちんぽ♡はんそくよぉ♡イッ♡♡イグッ♡まらイグゥッ♡♡♡」

 なお終わることのない紫苑の追撃種付けに、二度目の絶頂へ登らされてしまう雛。仰向けに身を反らせてビクビクと痙攣しはじめたその最中、雛の胸元のボタンがいきなり二つ三つと弾け飛んだ。

 ミチッ♡ミチミチィッ♡♡

「わっ、わあっ! ヤクジンさまの胸が急に…大き、く…?!」

 そう、雛の両乳房は元の巨大さにも増してこの瞬間に急速に膨張していた。薄い布を突き破らんばかりに膨れ上がり、射精が終わったときにはまるで二個のスイカを抱えたようにズッシリと重たげに紫苑の目の上に揺れていた。
 紫苑から引き受けて体内に溜め込んだ厄があまりにも膨大だったため、通常の容量を超えてしまい、全身の肉づきを、特に大小しやすい乳房に集中して貯蔵域を押し広げたのだった。

「ハーッ♡ハーッ♡ハーッ♡や、やってくれたわね…♡この雛ちゃんの許容量を一発目でブッ飛ばして♡そのうえおっぱいまでこんな変態みたいなデカさにされるなんて初めてだわ…なんて厄の量なの…♡」

 子宮が重い。煮えるような熱さの塊がグチャグチャに溶けて雛の愛液と絡み合い、胎内から雛を支配しようとしている。すさまじい精臭がダンボールハウス内に満ちていく。
 雛は驚愕していた。
 雛の経験数はダテではない。鬱屈した劣情を溜めに溜め込んだヤクい人間や妖怪たちの「世話」をし続けて、攻めに回り受けに回り、あらゆる相手から厄を吸収してきたのだ。虚無と堕落のどん底に這い回る怪物たちも、呪いに近い不幸に憑かれた人間の残骸たちも、搾り尽くして受け止めてきた。
 しかしこの紫苑だけは……レベルが違う。
 量だけではなく熱さ濃さ粘りにおいても全てが規格外である。挿入しただけで限界を迎えてしまった情けない早漏射精ではあったが、紫苑の厄ザーメンはこれまで受け入れてきたどの凶悪射精とも比較にならない最凶最悪さ……比べることができないので全容の検討さえつかないまさに別次元であった。

(し、しかもこのヤクちんぽ…あれだけ出したのにまだまだ全然固いじゃない♡)

 紫苑は初めての膣内射精でついに心のタガが外れたのか、自分からも上下に不器用な腰を動かしながら目の前にぶら下がっている雛の乳首に必死でむしゃぶりつきはじめた。その乳吸いは愛撫と呼ぶには稚拙すぎたが、吸いかたがいかにも懸命で、まるでそこから出る何かを確信しているかのように雛には思えてならなかった。

「なによ、ヤル気になってきたじゃない♡……いいわよ♡こうなったらとことん付き合ってあげるわ♡流し雛の意地にかけて、ぜ、絶対にあなたの厄を全部搾り尽くして♡幸せにしてあげる♡今まで何百と人の厄を引き受けてきた手練手管、なめないでよね…!」

 絶頂の余韻から少し回復して、雛は覚悟を決めた。これは雛にとってチャンスでもあるのだ。これだけ多くの厄を吸収することができれば、当然雛の力は強まり、神としての格もそれこそ今より桁外れなほど上がることになる。

 夜の路地裏に、再びくぐもったあえぎ声と水音が絡み合いはじめた。そしてまた、数十秒と続かないうちにそれは途絶え、二人のあさましい吠え声とおぞましい射精音がはじまるのだった……



 ◇◇◇



 最初のうちしばらくは誰も、気にかける者などいなかった。
 なんと言っても彼女たちはそこにいるだけで周囲に不幸をもたらしてしまう体質であり、居なければ居ないでありがたい存在である。本人たちもそれを気にしていて人前に出てくることはもともと少なかった。
 それでも一週間が経ち、二週間が経つ頃には話題にする者も中には現れてくる。

「ねえ、最近、鍵山雛の姿を見てない?」

 そうたずね始めるのは、妖怪の山の河童や天狗など、普段からすみかの近い者たち。

「あのヤクジンさま、近ごろ出てこなくなったね……」

 それに地底の橋姫や妖怪寺の幽霊船長など、過去に雛の「世話」になったことのあるヤクい者たち。

「もう我慢できない…溜まりすぎておかしくなりそうよ。どこでちんぽあさってるか知らないけど、今度あったらハンパじゃ終わらせないわ…!」

 そんな言葉が少しずつ、聞かれるようになってきた。
 しかし、雛が姿を消している本当の理由を分かる者はいなかった。
 姿を消している神様が、雛の他にもう一柱いることには、まだほとんど誰も気がついていなかったのだから……。


 ◇


 昼なお暗い路地裏の奥、一個の箱がまるでうずくまる大きな生き物のようにモゾモゾと揺れ動き、くぐもった声を漏らしている。

 グッポッ♡グッポッ♡グブチュッ♡♡グブッ♡グッポッ♡ジュブン♡ジュボッ♡ジュポッ♡♡ボチュッ♡ボチュッ♡ボチュッ♡ボチュッ♡

 あの夜の出会いから二週間後、ダンボールハウスの中は一変していた。

「ヤクジンさま♡ヤクジンさま♡きもちーよ♡気持ちいいよ♡」
「ンホォおおおおぉぉ♡♡ヤクちんぽズボズボくるううぅぅ♡♡」

 紫苑と雛の上下関係はもはや完全に逆転していた。何日目の夜からか、セックスの主導権は紫苑に移り、雛はダンボールを重ねた床に組み敷かれて紫苑にむさぼられるがままになっていた。
 汗まみれで歯を食いしばり、交尾に没頭する豚のような獣性むき出しの表情で腰を打ち付ける紫苑。その腰使いには最初のようなぎこちなさはなくなり、満たされない飢えに駆り立てられた本能そのままの勢いでひたすら激しく雛の膣内をほじり回していた。
 半ば白目をむき、口から舌を突き出した無様なアヘ顔で震え悶える雛。今では全身の肉が紫苑というオスの襲来に降伏し、奥を強く突かれるたびに媚びきった子宮をキュンキュンとうずかせてしまう。紫苑の細腕を振り払うことすらできない、ダッチワイフ同然の一方的なヤラレようだった。

「ヤクジンさま♡すっごくエッチです♡もっともっと♡も〜っとエッチなカラダにしてあげます♡」

 雛の服は全て剥ぎ取られ、眩しい全裸体を紫苑の前に惜しげもなく晒されている。そしてその胸は…すでにカップ数で言えばPカップを優に超え、注ぎ込まれた紫苑の欲望ではち切れそうに膨らんでいた。
 紫苑もボロボロの衣服を脱ぎ捨てて雛の巨大な乳房の中に全身包み込まれるようにしてしがみつき、覚えたばかりの腰使いをひたすら繰り返している。紫苑の頭の中からは、あの衣玖の官能的ボディすら忘れ去られていた。そして……

 ジュップ♡ジュボッ♡ジュボッ♡ジュップ♡

「んお゙っ♡オ゙オぉ♡長ちんぽピストン深いぃい♡♡」
「アッ♡アッ♡アッ♡またでる♡せーえきまたでるぅ♡♡」

 ビュッ♡ぶびゅるっ♡♡ゴプ♡ゴプ♡ゴプ♡ビュグンッ♡ビュルルルル〜ッ♡♡

「ひぎゅっ♡♡ひにゃぁああ〜♡♡ま、またぁ♡浮浪者ザーメンびゅるビュルでてるうぅ♡♡雛の子宮にビチビチたまってるうう♡ん゙お゙おおオッ♡♡♡」

 長年溜め込まれ続けた紫苑の厄は全く尽きることがなく、勢いが衰える兆候すらなかった。もう二人とも数えることなどとっくに諦めてしまっていたが、子宮から溢れて箱中にぶちまけられたリットル単位の白濁液は、優に三桁の射精数を超えていることを物語っている。

「だ、め♡これ以上、出されたら♡おっぱいが♡またぁ♡♡ん゙お゙♡オオッ♡♡オッホオ゙オオオオオオオオ♡♡♡」

 プシッ♡ビュッ♡♡ビュルル♡ビュルッ♡♡♡ビュウゥッ♡♡

 普段の優美さからは想像もできない下品なよがり声とともに、雛の両乳房から大量の母乳が噴きだした。練乳のように濃厚な白濁液が二人の裸体の間に飛び散り、床の厄ザーメン溜まりにボチャボチャ♡と音を立てて落ちる。
 密閉したダンボールハウス内にはおぞましい精臭と二人の体臭に加えて、異様な甘い香りが充満し、二人の脳内をさらなる淫欲の坩堝へと引きずりこんでいく。
 紫苑の送り込む莫大な厄に対して雛の体はとっくに貯蔵限界を迎えており、ついに抱えきれないエネルギーが母乳となって排出されたのだった。本来なら体内で厄から変換した幸運を川で搾り出し、人里全体へ送り返すための能力だが、この場合は自分の意思とは無関係に体が荒れ狂うエネルギーに耐えきれず自己防衛のために選択した逃避行動。いわば敗北宣言。

 ビュウゥッ♡ビュウ〜ゥッ♡ブピュッ♡ブッピュゥ♡ブリュブリュッ♡♡♡

「イッグッ♡イグッ♡♡ん゙オッ♡こ、壊れるううぅ♡♡♡わたしの、おっぱいがぁ♡ごっお゙お゙お゙おおおぉぉ♡♡♡」

 幸運に変換した濃厚な厄エネルギーを乳首から噴くには、自分の意思で搾るときでさえ強烈な快感が伴う。体内で醸成された幸運の素が乳内を通過するたび、まるで男性の射精を巨大な両乳房で二発同時に味わっているような恍惚を感じるのである。
 それを今、雛は限界まで盛りきり膨張した爆乳で味わっている。自分の意思によらず延々と味わされている。それもすでに今日だけで十回目のことだった。
 しかし紫苑はこれだけで止まってはくれない……

「はぁっ♡はぁっ♡もう二人とも全身せーえきとミルクまみれでヌルヌルですね♡ヤクジンさまの幸運ミルク、すごく甘くて良い匂いがして、私どんどん幸せになっていくみたいです♡だからもっと…もっと私に…ちゅぶっ♡ぢゅるる♡んくっんくっ♡♡ゴグッ♡♡」
「ああぁ…♡私のミルクの、飲まれて…♡ンッ♡ンッ♡ンッ♡ハーッ♡♡ハーッ♡イッグッ♡♡イグッ♡ひぃっ♡ひいぃぃっ♡♡♡」

 雛の爆乳にしゃぶりついた紫苑は、濃厚な母乳をむさぼり飲み、それが噴き出す以上の速度で貪欲に吸い出そうとする。ただでさえ凄まじい噴乳アクメの最中である雛はたまったものではない。悲鳴をあげてのたうちながら、この快楽地獄が過ぎ去るまでただ紫苑のミルクサーバーとして母乳をひり出してイキまくるだけの存在となる。
 快感の絶頂にいるのは紫苑も同じだった。雛の母乳はかつてない上質な、あるいは劣悪な厄を溜め込んで変換することで、反転してこの世の最高の幸福を液体の形に凝縮させたほどの甘蜜となっていた。それを独り占めして思う存分喉を鳴らし飲める紫苑は全人格が悦びの中に溶けて解放され、全能感を伴いながら勃起にもさらなる力がみなぎっていた。

「ハーッ♡ハーッ♡ハーッ♡」

 グチッ♡グッチュゥウ♡♡

 数日ぶりに紫苑が雛のナカからそのふたなりペニスを引き抜いて見せた。その形は最初の夜に見せた痩せ型では全くない。下反り気味で汚れやすくカリの張った鬱屈ぶりはそのままに、力強さに満ち満ちた勃起は馬並みに太く張り詰め、ふとぶとと肥えている。
 雛はこのイチモツを見せ槍されただけで軽くイッてしまった。流し雛としてではなく、メスとしても堕ちたのだ。恋愛経験など全くない紫苑にもそのことは本能的に理解できた。

「ヤクジンさま…♡いま、私のおちんちん見て、もっとこれが欲しいって思いましたよね♡これでもっともっとすごい種付けされて孕んで、幸せミルクいっぱい飲まれたいって思いましたよね♡」
「ヒュー…♡ヒュー…♡…う…うん…♡…はい…♡お、思った♡思いました♡…もっと…紫苑ちゃんの最凶最悪ちんぽでおまんこほじられて…♡一生紫苑ちゃんの専用にされたい…です♡」

 紫苑は貧乏神である。当然、こうして手に入れた幸運も、彼女の手の中ではあっという間に厄に変わってしまう。だが今の紫苑には雛がいる。不幸は雛が引き受けて幸福に変えてくれる。
 こうして二人は二週間以上もの間まぐわい続けていたのである。
 紫苑が雛を満たし、雛が紫苑を満たす……終わりのない陰と陽の循環……一度味わったが最後、二人は永遠に離れられない不変の恋人同士になってしまった。

 グチュウゥゥッ…♡ドチュンッ♡♡

「オ゙オ゙お゙お゙オ゙おおぉ…♡♡♡ヤクちんぽ♡一気に奥までぇぇ♡♡」
「ヤクジンさま♡もう絶対離しません♡ずーっといっしょに気持ちよくなって欲しい♡だから次の一発で確実にそのことを焼き付けます♡♡ヤクジンさまの子宮に一生消えない烙印押して私のものにします♡♡」

 グブジュッ♡グブジュッ♡♡ジュルルッ♡ジュブッ♡♡ドチュンッ♡♡ドッチュッ♡♡

 紫苑のピストンがこれまで以上に激しく速くなる。「種付けして孕ませたい」という原始的な衝動だけに駆り立てられた、路地裏でサカる野良犬の交尾の動き。そんな野蛮な攻めもしかし、噴乳絶頂直後の雛の膣をイキ散らかすには十分すぎるシロモノだった。

「ヤクジンさま♡雛さん♡♡雛♡♡私のモノにしたい♡私のお嫁さんにしたい♡♡なれ♡♡♡孕め♡♡♡」

 不器用で卑猥極まる愛の告白をわめき飛ばしてから一分後、相変わらず短い我慢時間を終え、紫苑はこの世の不幸を煮詰めたようなゴッテリ濃厚ザーメンをぶちまけた。

 ビュッ♡♡ビュルルルッ♡♡ブビュグルッ♡♡♡ドプッ♡♡ドップッ♡ドクッッ♡ドクッッ♡♡ブボッ♡ドグンッ♡ドグッ♡♡♡

「あ゙っ♡♡あ゙っ♡♡あ゙あ゙ああぁぁっ♡♡♡オ゙オ゙オ゙オ゙オオッ♡♡オ゙オ゙オ゙オオォ♡♡♡オお゙オオおおおぉ♡♡♡」

 紫苑の本気の射精は一回で一リットルを超え、ザーメンだけで雛の下腹部を妊婦並みのボテ腹にした。当然雛の爆乳は再び弾け、ドロリとした母乳をメス牛のようにひり出しながらイキ狂った。
 人間離れした量の淫液たちがダンボールハウスの内側を覆っていく……その狭い密閉空間内は、もはや現実と隔絶された二人きりの愛欲の異世界である……


 ◇


 紫苑は雛を知ってしまった。雛は紫苑を知ってしまった。もう二人とも、決して戻れはしない。戻れるはずがなかった。
 幻想郷の片隅で、二人はいつまでも幸せに暮らしたという。




密閉空間でグチャドロ♡イチャラブ♡交尾♡がやりたかったんです♡
絶対相性イイから雛×紫苑増えて欲しい♡
シャーリーン
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
おおうこれは素晴らしいですねえ…!
冒頭の一人途方にくれてる惨めな紫苑の姿がとてもかわいくて幸せになって欲しい気持ちにさせてくれるので、その後のイチャラブドロドロの乱れっぷりにとてもカタルシスがありました。
とにかく汁気の多い擬音のラッシュに狭いダンボールハウスというこれまた汁気を溜めそ〜なシチュが相まって「二人の密閉空間」がどれほど凄まじい事になっているか否が応にも想像させてくれます。
大変興奮いたしました。