真・東方夜伽話

八雲紫のペットプレイ

2019/04/07 16:10:30
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八雲紫のペットプレイ

喚く狂人

ペットとして飼ってる人間の男に逆にペットにされる八雲紫さんのスケベ

「らぁん、あの子の様子はどう?」
 式と顔を合わすのも久々だった。貧乏神・疫病神の姉妹の後始末で色々大変で、ろくに休みがとれなかったのだ。ようやく落ち着いたので、今日は一日オフである。
 たまの休暇にはこうして屋敷に戻ってきて、ペットと触れあい癒やされる。それが紫のストレス発散法だった。
「地下のアレですか。ええ、元気にしておりますよ。紫様に会いたくて、仕方がないという様子でしたね。……ちょっと私じゃ手に負えなくなってきたところです」
 従者は苦々しい顔を浮かべる。自分以外の獣が屋敷にいるのが落ち着かないのだろうか。いい加減慣れてほしいものだった。
「そう。それは楽しみね。しばらくアレと遊ぶから、湯浴みの用意をよろしくね。そうね、二四時間後に出てくるから」
「かしこまりました」
 恭しく礼をする藍を置いて、歩を進める。彼と遊ぶのも久しぶりだ。足取りは軽やかで、どことなく急いているようでもあった。
 八雲邸には地下室がある。ペットのために特別にあつらえたものだ。ひたすらに頑丈で、多少暴れたくらいではびくともしない。階段を降り重厚な鉄扉を開け、中に滑り込む。
 妖術動作の常夜灯が薄暗く照らす、板張りの八畳間だ。申し訳程度にラグが敷かれている以外に、装飾の類はない。殺風景極まる、牢屋のごとき光景だった。実際問題、「彼」からすれば檻も同然だが。
「ぐぅううううう」
 扉が閉まるなり、鎖の音が響いた。獣じみたうめき声もだ。くだんのペットが、久々に姿を見せた飼い主にじゃれつこうとしているのだ。
 それは人間の男だった。素っ裸で、せいぜい首輪を嵌めているくらいだ。飼い犬に服を着せるのは、紫の好みでなかった。
 もちろん、大妖怪が飼うのだから、ただの人間ではない。泥のように濁った目も、ぐるぐると唸る声色も、理性を全くうかがわせない。身体はいびつなほどごつく、まるで筋肉の鎧だった。丸出しの陰茎は一般的なサイズを逸脱している。既に恐ろしいほど硬く勃起しており、赤子の腕ほどもあった。睾丸も、ちょっとしたテニスボールぐらいはある。紫が、好みに合わせて「弄って」きた結果だった。
 監禁と人体改造。非道なことをしているようだが、紫からすれば善行だ。外の世界で屍のように暮らしていた奴を拾って、生きる理由をくれてやったのだから。いいことしたから死後減刑してねと、閻魔に報告してもいいくらいだった。
「はぁい。久しぶりねぇ、いい子にしてた?」
 にやにやと薄笑いを浮かべながら問いかける。言葉の意味を理解しているのかいないのか、男は応えるように、こちらに飛びかかろうとする。首輪から伸びる鎖がぴぃんと張り詰め、首を絞めるだけに終わった。
「ぐぅううう、ううっ」
 彼はなおも諦めず、じたばたともがいている。とろりと、剥き出しのペニスの先端から透明な汁が伝う。知性を感じない瞳には、獣欲がありありと浮かんでいた。欲情している。大妖怪たる八雲紫を、精を放つ穴として見ているのだ。
 藍が手に負えないと言っていたのも分かる。おかげで今日も、たっぷり楽しめそうだ。
「なんてまあ、大それたことを考えるのでしょうね。そんなのはお前だけよ?」
「ぐぅっ!」
 タイツを穿いた足で、勃起したモノを軽く蹴り上げる。嫌がるどころか、男は勃起をびくんと跳ねさせた。浅ましさを好ましく感じる。
「けれど、その考え方は好きよ。飼い主の期待に応えるお前に、ご褒美をあげましょう」 部屋には飢えた獣と女一人。いくら紫が強大な妖怪といっても、危険なことに変わりはない。だが彼女は、あえて油を注ぐ。己の肉体という餌を、男に与えるのだった。
 ドレスに手をかける。何の躊躇いもなく、するりと、脱ぎ捨ててみせた
 もともと紫は、ずば抜けた美貌の持ち主だ。全てのパーツは寸分の狂いもない造形で、一ミクロンのズレもなく完璧な位置に配置されている。その調和たるや、一流の彫刻家が一生の仕事として取り組んだような、まさに完璧なものだ。
 肉体も同様だった。数学的理想を体現した輪郭を、最上級の絹より滑らかで白い肌が覆っている。美を追究する営みの極致にある、女性の肉体の最適解だ。神が七日目を丸一日費やして設計し、己の血肉で作り上げたかのようだった。
 胸鎖乳突筋や鎖骨が、常夜灯の光を受けほんのりと姿を浮かばせている。少し視線を下らせると、乳房に行きつく。房というより山といったほうが適切なほど豊かで、女たることの根源的美しさを、これ以上なく誇示していた。掌にあまるほどたわわな膨らみは、しかし全く垂れることはなく、幾何学理論に基づいて形成されたようなラインを描いている。一方で、人工物臭さを漂わせることは全くない。見るからに弾力のある肉で作られながら、沈み込むような柔らかさをうかがわせる。今も、呼吸のたびに小さく震えているほどだ。
 先端はうっすらと色づいている。色合いとしては淡いものだが、肌が極めて白いために十分目立っている。乳首はぴぃんと尖っていた。八雲紫が、性的に興奮しているのだ。
 さらに下、腹部にて描かれる曲線は、石膏から削り出したようなソリッドなものだった。アスリート的な要素を備えつつ、一方でどこまでも女性的である。平たい面積の多い部位であるため、皮膚本来の美しさが大変よく映える。常夜灯の明かりと臍の窪みが生み出す陰影は、老若男女を問わず魅入られずにはいられないものだった。
 腰回りは豊かに広がっており、異性の視線を容赦なく惹きつける。蛾が本能として灯りから逃れられないように、ペニスをもつ者であれば目を離すのは不可能だろう。
 下腹の茂みは濃くもよく整えられ、さながらマリーゴールドを敷き詰めた庭園のようだ。美しくもどこかインモラルな様は、それだけで男を勃起させるだけの淫靡さを秘めていた。
 女性を女性たらしめる裂け目は、卑猥に花開いて、強烈なフェロモンを振りまいている。世界に並び立つ者はないほど魅力的でありながら、食虫花のごとき危険な印象も与える。一度突っ込んだが最期、二度と引き抜くことかなわず、快楽のまま死ぬまで精を搾られる――そんな危惧さえ抱いてしまうほどだ。
 尻もまた、見事なものだった。むっちり詰まった肉が、垂れることなく、満月のような曲線を描いている。余計な装飾物を身に着けずとも、並び立てる女などいないほどの美だ。そんなヒップを引き立てるのが、脚部だ。すらりとして長く、無駄な肉が全く存在しない一方で、呆れるほどにむちむちとしている。相反する概念が同居しており、矛盾しているのだが、一目見れば誰もが納得することだろう。
 どのような存在であっても、このような肉体を作り出すことは叶わないだろう。まさに女としての究極の美であり、同時に究極の猛毒でもある。なにせ、ちらりと見ただけで目に焼き付き、一生他の女を綺麗だと感じられなくなるのだから。
「ぉおああああっ! おおおおお!」
 大妖怪直々に獣にされた男が、そんなものを見て反応しないはずがなかった。目の色を変え、首が絞まるのもいとわずこちらに手を伸ばす。股間のモノは今やはち切れんほどで、ほんの僅かな刺激でも精を解き放ちそうなほどだった。鈴口からはとめどなく、涎のように先走りが垂れている。
「くくっ……焦らないの。今私に指一本触ろうものなら、お前は死ぬわよ。飼い主の手を噛む犬は、捨てられて当然でしょう?」
「ぐぅっ……」
 躊躇いもせず性欲を向ける雄に、小さじ一杯分ほどの――少なくとも紫にとっては――妖力をぶつける。獣と化しているからこそ、何を浴びせられたか分かるのだろう。彼は息を飲み、後ずさりした。
「賢いわね。その調子で『待て』を続けなさい。できたらもう一つ、ご褒美をあげるわ」
 男の首輪を外す。動けるようにはなったが、彼は何もしない。目の前の存在が、自分を指先一つで抹消できることを思い出したのだ。飼うなら賢い動物に限ると、紫は上機嫌で頷いた。
 外した首輪を、自らの首に巻きつける。かちりと音がした。ただ行動の自由を捨てただけではない。ペットとは、首輪を巻かれるもの。つまり今、ペットなのは己だ。
 男へのもう一つのご褒美とは、主人の座であり、飼い犬としての八雲紫だった。野性を得ているぶん、誰が上で誰が下は良く理解しているらしい。俺がアルファだと言わんばかりに、一目散に飛びかかってくる。
「があああああああ!」
「あはっ!」
 押し倒される。いくら無茶苦茶な改造で筋肉達磨になっているとはいえ、所詮人間のすることだ。払うのは簡単だが、甘んじて受け入れる。なんといっても今の己はペットなのだから。己は主の手を噛むような悪い犬ではない。従順に過ごし愛玩される。それが正しいありかたというものだ。
 大妖怪を性の対象で見るのはお前だけだと彼に言った。それがまさに、紫の悩みだった。己とて生きているのだから、相応にムラムラもする。とはいえ、適当な男を捕まえて発散というわけにはいかなかった。幻想郷の管理者として、体面を保たなくてはならないからだ。何より、絶対的強者かつ類い稀な美貌の持ち主である八雲紫は、あまりに畏れ多いからと、抱ける対象として見られない。
 つまり彼女は、端的にいって、セックスに飢えていたのだ。だからペットを、とびきりの獣を飼うことにしたのだ。畏れ多いなんて思うことのないよう、頭を弄り理性を吹き飛ばした。大妖怪の強烈な性欲についてこられるよう、下半身も徹底的に強化した。獣の本能で上位者を避けるようなことがないよう、自らが下の立場に降りた。
 これでようやく、条件は整った。あとはたっぷりと可愛がられ、つかの間の快楽を楽しむだけだ。
 仰向けに転ばされる。頭と股間が互い違いにくる、いわゆるシックスナインの体勢だ。男が上で、紫が下だった。今の互いの立場を示している。
「あぁん、早くぅっ……」
 彼が股間に顔を埋める。気に入るよう、自ら両脚を開いてみせる。すらりとした長い脚が開かれる様は、誘惑しているようであり、蟷螂が鎌を持ち上げるようでもあった。
「あっ、は、あぁあッ……!」
 ねっとりした舌が、秘貝の上を這う。生理的嫌悪感を伴うぞくぞくとした性感に、喉からたまらないという声があがる。
 ずっとこれを求めていたのだ。ようやく味わえた肉の悦びは、肉体と精神を否応なしに昂ぶらせる。震えた身体に、乳房が小さく震える。乳首は性的興奮にしこっていた。
「れろッ、ぢゅるッ、ぢゅぅうううううッ」
「あぁッ、あん、あはぁ、ああ、ああ!」
 舌先で淫貝を舐め回すだけでなく、肉豆も嬲ってくる。じわじわ広がる快感に時折混じる痺れるエクスタシーに、紫は既に夢中だった。
 そうこうしているうちに、身体の奥からとろりとした蜜があふれ出す。八雲紫のラブジュースだ。味わわせろというように、舌が体内に入りこんでくる。卑猥汁を分泌する襞を、一枚一枚めくり返してくる。
 両脚の鎌で男の首を抱くようにしながら、快楽を一心に味わう。艶やかな声が、地下室内で反響する。
「あはッ、あぁ、んはぁッ、アァ、もごッ」
 もちろん、男は満足していない。紫の嬌声が途切れる。彼が腰を下ろしたからだ。大地に打ち込まれる杭のごとく、硬く張った肉棒は、開いた口へ吸い込まれた。
「んふぅッ……」
 ――これこれぇ。
 紫の瞳が蕩けた。
 生ける屍のごとき外界人、すなわちペット候補など、何万人といた。その中から特に彼を選んで連れてきた理由は、竿がとにかく好みだったからだ。
 雄大に張り出した亀頭に、千尋の谷のごとく深いエラ。茎は太く、僅かな弧を描いており、真っ直ぐ貫くのもしゃくり上げるのも自由自在だ。表面をぐねぐねと這い回る血管が、感触にアクセントをつけていた。
 改造前から、ドンピシャだった。細部に手を加えた今は、特注の肉バイブといっていいほどのできばえになっている。八雲紫特攻といってもいいほどだった。
 濃厚な雄の味と匂いが口内に広がる。カウパーをだらだらに垂らした、限界直前のペニスだから、当然といえば当然だ。だがそれ以上に、飢えた女の身体がそう感じさせていた。
「ぢゅるッ、ぢゅるぅッ、んふぅッ、れろッ、ぢゅるぅ」
 ずっと味わいたかったものを味わえたのだ。いくら大妖怪であっても、恍惚を抑えられるはずもない。己の欲望を満たすべく、そして主を満足させるべく、口奉仕を始める。
「んぅ――んぐぅッ! ごッ、んぐッ、ぐぶぅッ!」
 だが、男はなおも不満なようだった。あろうことか、組み敷いた紫の顔面めがけ、腰を叩きつけ始める。
 およそ相手への気遣いなど欠片も存在しない、自らが気持ちよくなるためだけのピストン。立派すぎる魔羅は喉奥にまで入り込んで、粘膜をごりごりと抉る。肉竿が侵入するたびに、食道がめりめりと拡張される。口内を、文字通りに蹂躙されている状態だ。
「んぐぅうッ、ごッ、ぐ、んふぅうッ、んぅうううッ」
 残虐ですらあるイラマチオ。本来ならば苦痛しか伴わない行為だ。だが妖怪の頑丈な肉体が、純粋な快楽だけを提供する。
 肉竿を口いっぱいに味わわせてもらえるなど、なんて心優しいボスなのだろう。奉仕、そしてお礼の意味を込め、頬を窄めてちゅうちゅうとペニスに吸い付く。
「ぢゅるぅッ、ぉゴッ、ぐぶ、ぐえ、んふぅうッ」
 口内では水揚げされた魚のように舌が躍り、陰茎を舐め回している。口端から涎が垂れ、美貌を台無しにする。けれども、その淫らな様は、誰しもが魅入られずにはいられない類いのものだった。
「うぉおおッ、っぉおおおッ、ぢゅるッ、れろッ、ずぞッ」
 陰唇を舌で責め立てながら、男は執拗なほどに腰を振りたくってくる。激しい上下動に、陰嚢がふわりと浮いては叩き落とされる。
 テニスボールほどもある睾丸が、ぺちぺちと彼女の顔面に押しつけられる。女の命とも呼べるパーツをそのように貶められていることに、被虐の悦びを覚える。
「ンゥウウウウッ……」
 玉裏特有の饐えた匂いが、鼻から流れ込んでくる。肺いっぱいに満ちる雄臭に、彼女はもうめろめろだった。男の下半身で塞がれていなければ、淫猥なる一匹の雌に堕ちた表情を拝めたことだろう。
「ぉおッ、ぢゅるるッ、ぉお、ぉおおお、ぐるるるるぅッ、ううううううッ!」
「ん、ごッ、ぐッ、ずぞッ、んふぅうッ、ぐぅt、うぅッ、んぅうう――ッ」
 ピストンが速くなっていく。ぐるぐると、うめき声も大きくなる。膣内をこねくり回す舌の動きも、どんどんと速く激しくなっている。
 それが何を意味しているか、分からない紫ではなかった。つまり、射精が近いのだ。彼が気持ちよく達せるよう、ぢゅう、と強く吸い付く。元々ギリギリだったペニスが限界を迎えるには、十分すぎた。
「ぉオッ、ぉおおおおおおおおおッ!」
「んぶグぅ……ッ!」
 腰が思い切り叩きつけられる。後頭部が床に押しつけられる勢いだった。彼の下腹と紫の顔面が密着し、目や鼻筋を陰嚢が塞ぐ。肉棒が膨れ上がり、そして弾けた。
 握りこぶしほどもある睾丸がきゅうっと収縮する。同時に、どぷどぷと、濃厚なる種汁が解き放たれていく。無数の精子は口内をあっという間に埋め尽くす。
「んふぅううッ……」
 舌を刺すようなスペルマ特有の味わいに、紫の瞳が蕩けた。喉を鳴らして、餅のように濃厚な汚濁を飲み下していく。
 そんなものを味わわされたのだから、アクメを迎えずにはいられない。腰が軽く反り、びくっ、びくっと震える。愛の蜜が噴き出して、彼の顔面を汚す。誰がどう見ても分かる、はっきりとした絶頂だった。
 久方ぶりのオーガズムは、とろけるような官能を彼女にもたらす。ふわふわと己の身体が浮かぶような感覚を、紫は満喫していた。
「ぉおッ、おお、ぅ」
 やがて男は射精を終える。出すものを出し終えると、男はさっさと紫の上から退いた。引き抜かれる陰茎が、置き土産のごとく食道粘膜を抉る。ぶぽっ、と、唇から空気の抜ける音が響く。
「……はッ、はぁッ、かは、くひぃ……」
 紫の姿は、大層ひどいものだった。べっとりとした得体の知れない粘液が、顔中に張り付いている。口端からは涎と白濁の混合液が滴っていた。格好は道ばたで潰れた蛙のようだ。荒い呼吸のたび、放り出された乳房が小さく震えている。
 美貌が台無しだ。だが同時に、無様さが大変淫らでもあった。男も、彼女の様にあてられたようだった。萎えかけだったイチモツが、あっという間に元の姿を取り戻す。いや、元々以上の姿に。
 普通は射精すれば萎えるのだから、驚くべきことだ。一方で、当然でもあった。なんといっても、先ほどまでのはあくまで前戯に過ぎない。本番はこれからなのだ。
 全力を出すのは本番。脳味噌を弄くられ野獣同然に堕ちても、当たり前のことだ。
 そして彼はこれから、全力を出そうとしていた。
「アッ……」
 ぐるんと転がされ、四つん這いにされる。いわゆる獣の姿勢だ。首輪を巻いた己にはお似合いだと、紫は腹を疼かせる
 賢者たる彼女は、何が行われようとしているか当然理解している。己の股間に手を伸ばし、秘唇を割り開いてみせる。とろりと、涎のように蜜が滴った。どれだけ行為を待ち望んでいるか、百の言葉より分かりやすく示していた。
「はッ……あ、あぁあああああああああああああああッ!」
 男が竿を押し当てる。覚悟を決める暇すら与えられなかった。腰が勢いよく突き出される。ずぶん! と、泥沼に杭を打ち付ける音が響いた。雄茎が膣肉を押し広げる。雄々しく張り出した肉傘が、襞を盛大にめくり返す。走った快楽は、八雲紫をして強烈な性感に悶えさせるだけのものだった
 一際高い嬌声が地下室にこだまする。目の裏がちらつくような快感に、彼女は翻弄される。同時に、心は悦びに満ちていた。管理者として仕事をしている間、これこそをずっと楽しみにしていたのだ。股座をほじくられるエクスタシーは、他の何をもってしても得られない、此岸も彼岸もひっくるめて最上のものだった。
「ぉおッ、ぉおッ」
「あッ! はぁ! はひッ、あふぅッ、あはッ、あぁあッ!」
 間髪を入れず、抽送が開始される。引き抜ける直前まで腰を引き、密着するほど深々と貫く、大きなピストンだ。
 膣穴の入り口から行き止まりまで全て使う腰使いは、肉欲に飢えた雌を一発で魅了する。膣襞は己を蹂躙するペニスに絡みつき、きゅうきゅうと締めつけることで愛撫していく。
「はひぃ、あぉッ、んはぁッ、くふッ、ンアぉっ、くひぃいッ!」
 ぶぢゅっ、ぶぢゅっと、耳の裏にへばりつくような音が響く。腰が突き出されるたび、愛の蜜がこねられているのだ。さらに紫の嬌声、肉同士がぶつかる破裂音、首輪の鎖が擦れる金属音まで加わり、卑猥なるハーモニーを奏でる。
「はぁあッ、あはぁッ、いいッ、すごい、ンァァッ、くふぅうっ!」
 はっきり言って、男の腰使いには技術の欠片もない。知性などありはしないのだから、当然のことだ。代わりにそのピストンからは、目の前の雌を己のモノに仕立て上げるという圧倒的意思が感じられた。
 そのような考えのもと叩きつけられる快楽は、八雲紫という女を堕落させるには十分すぎた。久々のセックスだったのもあり、今や彼女自身、獣のごとく腰を振っている。たっぷりとした腰や尻肉がくねる様は、一流のストリッパーのダンスよりも卑猥だった。もはや、ここにいるのは大妖怪ではなく、はしたなく股を開いて雄を誘う淫猥なる雌に過ぎない。
「はッ、くああッ!」
 男が腰を突き出すたび、豊満なる乳房がふるんっ、ふるんっと震えている。彼はそれを鷲づかみにし、好き放題に揉みしだく。快楽を与えるためではなく、目の前の雌が己の所有物であることを示すための行いだ。だが紫は、そんな乱暴な行為にもしっかりと性感を見出し、嬌声を垂れ流す。
 さらに男は、彼女の後頭部を掴み、乱暴に床へ押しつけた。誰が上で誰が下か、この際はっきりさせてやろうといわんばかりだった。
「嗚呼……」
 床を舐めながら、恍惚に浸る。屈辱と快楽を同時に与えられ、彼女の心の中に被虐性感がはっきりと刻まれていく。
「ぉおッ、ぐるるるるッ、あぉッ、ぉお、ぉおッ、あぉおおおッ!」
「はぁあッ、あッ、くッ、んああッ、あひぃッ、は、くッ、あぉッ、んぅううッ……!」
 次第に、男の声が大きくなり、腰使いが激しくなっていく。意味するところはひとつ、目の前の雌に種を付けるつもりなのだろう
 淫らなる肉がこねられ、ごぢゅごぢゅと、体内からはしたない音が響く。室外にまで聞こえそうな嬌声を垂れ流しながら、紫は己が、そして主がより快楽を得られるよう、懸命に腰を振る。
「ぉお、ぉおおおおおおおおッ――!」
「んはぁあッ、ああああああああッ!」
 献身的な奉仕の甲斐あってか、とうとう彼は限界を迎えたようだった。肉棒がいっそう深く突き出される。ペニスの先端、鈴口と、子宮口とがキスをする。同時、白濁は解き放たれた。
 室内に、獣二匹の声が反響する。会陰が収縮し、睾丸がきゅうっと縮む。輸精管から尿道に侵入した濃厚きわまる白濁が、勢いよく解き放たれ始めた。
 無数の精子は八雲紫の子宮に注がれ、彼女を蹂躙する。卵子と結びつくべく奥へ奥へ泳ぎ始める。激しい鞭毛の動きがすさまじい熱量となって、マグマを注ぎ込まれているかのように感じさせた。
 本日二発目であるというのに、スペルマは極めて濃く、液体というよりもゲルと呼んだ方が近いほどだった。当たり前だ。今こそが本番であり、全力を尽くす瞬間なのだから。
 肉欲に飢えた一匹の雌が、それほどの膣内射精を受けて絶頂せずいられるはずもない。紫はもはや、正体を無くしてよがっていた。背中を反らし、全身をがくがくと暴れさせる。首輪に繋がる鎖が、じゃらじゃらと金属音を立てる。雄に精を注がれるという、女として最高の悦びに、雌穴から蜜がぶしぃっと噴き出した。
「ぉおッ、ぉおおぅ、ぐぅううう……」
「あはぁ、はへ、はひぃ、あはッ……」
 激しい射精は随分長く続いたが、やがて終わりを告げる。少し遅れて、紫もようやく快楽の波から下りてくる。床に崩れた拍子に、肉竿が抜ける。
 ぬぽんっ、と、コルク栓が抜けるような音が響いた。よほど膣圧があり、男の竿が大きくなければこうはならない。どれだけ彼女の膣穴が悦び、男のモノを締め付けていたかを、わかりやすく示していた。
「あぁんッ……」
 たいへん素晴らしい交わりだった。仕事で抱えたストレスを、何もかも吹き飛ばすようだった。これだから、セックスはやめられないのだ
 紫はほう、と溜息をつく。だが一方で、まだ満足していないのがいた。
「ぐるるぅッ……」
「あんッ……」
 床に突っ伏していたところを、転がされる。仰向けにされ、股を開かされる。陰毛は卑猥なる蜜にまみれててらてら輝いており、裂け目からは今まさに注ぎ込まれたばかりの白濁がとろりと溢れだしている。どんな春画よりも男を興奮さえる光景だった。
 男は相変わらず、獣じみた呼吸を繰り返していた。股間のモノは、既に二度射精しているにもかかわらず、全く萎えていない。目の前の雌に、己の所有物に、出せるうちに出しておくのだと言わんばかりだった。
「くくッ……」
 こちらとしても、実に好都合だった。藍には、二四時間後に湯浴みすると伝えてある。それまではたっぷり楽しむつもりだったのだ。一発や二発で満足されては、困るというものだった。
「さあどうぞご主人様、貴方様の雌犬である八雲紫を、どうぞお使いくださいませ……あ、はぁあああああああああああッ!」
 秘唇を自ら割り開く。すぐさま狙いを定められ、貫かれる。
 肉の宴はまだまだ終わらない。
次は魔理沙

例大祭でます。
ぬ20aで新刊「オールユーニードイズ恥部」が出ます。シクヨロ
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
コメント




1.とくめいきぼう削除
おもろしろかったです。
男に犯され快感に悶えるゆかりんエロいですな。
エッチの主導権を男が握っていると思ったらいつのまにか(最初から)ゆかりんにおどらされていたなんてさすが妖怪の大賢者だけあります。
ぴくしぶに投稿されている作品  霊夢の触毛ssをここでも読めるようにしてほしいのですが・・・・。