真・東方夜伽話

パチュリーと強制魔力供給

2018/10/26 22:53:43
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パチュリーと強制魔力供給

し~

 秋例大祭・紅楼夢に参加された方々、お疲れさまでしたっ! 今回コピ本を出したのですが、それの全文となります。

 ある日、魔界のハーブを使ったお茶の効果によって、なにかが生えてしまったパチュリー。突然の異変に慌てふためき、その異物を人に見られないようにとそれを必死に隠そうとするものの、お茶を飲ませた張本人である小悪魔にはすべて見透かされてしまいます。
 スカート越しにそれをもてあそばれ、あえなく果ててしまい放心しながらぐったりとするパチュリーに小悪魔はニタリと笑いながらあることを囁きかけ始めます。
 ――魔力供給
 この世界で自力での魔力回復ができない小悪魔に、重ねた唇を介してそれを補填させる行為をふたりは日頃から交わしていました。
 その魔力供給には、キス以外にも方法がある。例えば絶頂した際に発散される気からの吸収。粘膜同士を触れさせての吸引。そして、体液を飲み込むことでの摂取……
 そうしたやりかたを一方的に教えられながら、パチュリーは生命力に等しい魔力を吸われていってしまいます。
 このまま吸われていてはいけないのに。それなのに身体は快感を覚え、もっと魔力を吸ってほしいと求めてしまうパチュリー。
 やがて彼女はそのまま快楽に溺れ、小悪魔に誘惑されるがまま魔力を吸われ続けていき……

 そんな、ある意味エナジードレイン的な要素のあるお話になります。

 以前、こちらで「小悪魔で書いてほしい」とのリクエストがあり、それで書こうとしながらドM向けな話の練習としてやってみました。うまく描けていれば嬉しいところですが、さてさて…

 お茶を用意してきた小悪魔が、なにかを求め待っているように意味ありげな微笑を見せていた。

「まったく…… そんなところで立ってたんじゃなにもできないでしょ。欲しいならこっちに来なさい」

 欲しいものがあるなら素直に言ってくればいいものを、察しろとばかりに黙っているのがとても鬱陶しい。そんな不愉快さとわずらわしさにため息をついて、私は投げ遣りに彼女を呼び招く。

「ふふっ、ありがとうございます♪ でも、たまにはパチュリー様のほうから来てくれてもいいんですよ?」
「はいはい」

 どこまでが本気なのか冗談なのか判らないことを言いながら、ニコニコとそばへやってくる小悪魔。それに返事をすることもなく、私は赤く長い髪の少女へ一瞥だけをくれてやる。
 私は本を読んでいるのだ。いつまでも付き合ってやるつもりはない。
 望むものがあるならさっさと済ませてほしいとばかりに、私は彼女のほうへと顔を向けてやるのだった。

「じゃ、いただきますね♡」

 イタズラっぽく、そしてどこか媚びをにじませて笑いながら、小悪魔が顔を近付けてくる。私はそれを、なんの表情も感情も浮かべないまま受け入れる。
 唇と唇が重なった。そのまま私の唇が軽く吸い上げられていった。
 魔力供給。
 これは、この世界で自前での魔力回復ができない小悪魔に、それを補わせるためにやっている行為だった。
 なぜわざわざ唇を重ねなければいけないのか……という疑問はある。けれど彼女いわく、他にもいくつか方法はあるが、これが一番手軽かつ効率のいいやりかたであるらしい。
 その言葉にどこまで信ぴょう性があるのかはわからない。だが本人が納得しているのだからあながちウソばかりでもないのだろう。
 魔力の受け渡しという理由だけの、なんの感情もない口付け。それが、私たちのあいだで儀式的に交わされる行為だった。

「ちゅ……ちゅうっ♡ んっ、ちゅうぅぅ……っ♡」
「………」

 早く終わらないだろうか。まるで蜜をすするように嬉々とした様子で、それでいて無意味にいかがわしさをにじませて吸い付いてくる小悪魔を乾ききった気持ちで眺めていく。
 唇を介してなにかが身体から搾り取られていく感覚がする。それが吸われる量や行為を交わしている時間から、そろそろ終わってくれるだろうと見通しをたてていく。

「ん……、ぷはっ♡ ふふっ、ごちそうさまでした♪ 今日も美味しかったですよ、パチュリー様♡」

 その目算はおおむね正しかったらしい。
 やがて小悪魔は口を離しながら要りもしない世辞をこぼし、満足したような表情を見せていったのだった。

「そう、よかったわね」

 それへなんの興味も感心も向けず、本へと視線を戻す。視界の端で小悪魔がティーカップを机に置くのを見て、それを手に取っていく。
 今日はなんのハーブティーをいれてきたのだろう。口元に近付けたお茶からは、あまり味わったことのない甘ったるい香りがした。

「これはなに?」

 ひと口飲んでみてから尋ねてみる。薬草の特性によるものなのか、心なしかお茶にとろみがあるように思える。

「血行を良くさせたり、気分を高揚させる効能のハーブを使ってみたんです。薄暗いところでじっとしてるから、血の巡りが悪くなったり鬱屈したりしちゃうと思って。ふふっ」
「そう」

 余計なお世話だと思いながら、黙ってそのお茶をもうひと口飲んでいく。甘い香りが口の中で広がり、それが鼻から抜けていく。
 どうやら、早くも効果が出てきたらしい。身体の芯がぽかぽかしてきたような気がした。

「じゃ、ありがたくいただくわ。しばらくしたら下げにきてちょうだい」
「わかりました。失礼しますね、パチュリー様♡」

 どういうつもりかはわからないが、妙にクスクスと笑いを浮かべている小悪魔。とはいえ、普段から彼女は無意味になまめかしい素振りを見せることがあるので、それを相手にすることなく適当に追い払ってやる。
 それにヘソを曲げることもなく、小悪魔がちょこんとお辞儀をして立ち去っていく。その動きを気配だけで感じ取りながら、私はお茶を片手に本へと意識を向けていく。
 カップからたちのぼる甘い香りが、不思議なくらいに身体の中でじんわりと広がっていくような気がした。




……

………


 それから半刻くらいが過ぎただろうか。
 私は不可解な感覚によってすっかり集中を失い、深いため息をついていた。
 パタンと音をたてて本を閉じ、気持ちを静めようと目を閉じる。そのまま胸いっぱいに空気を吸い込んで、ゆっくりとそれを吐き出していく。
 けれど、このそわそわとした気持ちは少しも落ち着いてくれなかった。それどころか自分自身へ意識を向けたために、心が昂っていることをハッキリと認識させられることになってしまった。

「はぁ…… なんなのよ、これ」

 恨めしげな声がこぼれる。それとともに漏れる息が荒くなっているのがよくわかる。
 身体の芯が、不自然な火照りを抱いていた。具体的に言ってしまえば、下腹部の奥が熱く疼いてしまっていた。
 たぶんこれは、さっきのお茶のせいだと考えてしまっていいだろう。血行を良くしたり気分を高揚させたりすると言っていたし、まず間違いないハズだ。
 心の中で舌打ちをする。しかしそんなことをしても身体が鎮まってくれるわけがなく、逆に時が経つにつれて昂ぶりはますます熱くなっていくばかりである。
 全身の血液が、下腹部の一点へと集まっているような感覚がした。
 股間がビリビリと痺れるほどに熱くなり、脈を打ちながら疼いていた。
 ソコでなにかが大きく腫れ膨らんでいるように思えるのは、陰核が充血してしまっているせいだろうか。
 身体になにが起きているのかはわからないが、ともかく私は今まで感じたことのないような不自然な昂ぶりに襲われていた。

「ダメね、これは。おさまりそうにないわ」

 面倒だが、処理をしない限りはどうにもならないだろう。そう考えて自室へ向かおうと席を立つ。

「……?」

 そうしたところで、下半身でなにかが引っかかるような感覚がした。

「なに……?」

 違和感に引かれ、視線を下ろしていく。
 そしてその先にあるものを目にした瞬間に。

「ちょっと……! これ、どういうこと!?」

 私は動揺のあまりに、思わずそんな声を上げてしまっていた。

「な、なんで……!? どうしてこんな……っ」

 頭がパニックを起こしてしまっている。身体に起きている異変の前で、ただただうろたえるばかりになってしまっている。
 慌ててキョロキョロと辺りを見わたし、股間を両手で覆い隠しながら座りなおす。その手には、本来そこにあるハズのない硬い感触がハッキリと伝わってきていた。

「どうして…… こんなこと、ありえるわけが……」

 なにかの間違いじゃないだろうか。
 お茶のせいで幻覚でも見たんじゃないだろうか。
 祈るような気持ちで恐る恐る手をどけてみる。

「……っ!」

 しかし残念なことに、ソレは確かに私の下半身に存在していた。
 私の股間には、本来あるハズのないものが熱く大きく自己主張して、スカートを押し上げて膨らみをつくっていたのだ。

「と、ともかく、早くなんとかしないと……」

 気を落ち着かせようと深呼吸する。そうして少し冷静になったところで、ともかく身体を鎮めてみようかと考えてみる。
 それで元に戻るかもしれないなら、やることは通常の身体のときとほとんど同じだった。秘部をいじることになるのか、男性器……つまりペニスをいじることになるのか、それだけの差でしかないのだ。
 けれど問題はあった。出るだろうと思われるものを出すことで、これが治まってくれるのかどうかはわからないのだ。
 出すとすれば一回で済むのだろうか。はたまた何度か出さねばならないのか。そもそも出すことができるのだろうか。
すぐに治るのか、それともしばらくはこのままでいなければいけないのか……
 これから試そうとしていることが上手くいかなかった場合を想定して、あらかじめリカバリーの方法をいくつも用意していく。
 身体の異変はもはやどうしようもない。しかし、こうなってしまっているのを人に知られるのだけはなんとしても避けておきたかった。こんなみっともない姿を見られることだけは、絶対に回避しておきたかったのだ。
 けれど……そう思うのならばいつまでも考えてなんでいないで、早く自室に籠っておいたほうがよかったのかもしれない。

「あれ? パチュリー様、どうしたんですか?」
「……っ! こ、小悪魔……!?」

 心臓が止まってしまうかのようだった。
 あまりにもタイミングがよすぎて、狙っていたのではと思えてしまうほどだった。

「……? あの、本当にどうしたんですか?」
「い、いえ……なんでもないわ。なんの用?」
「なにって……言ったじゃないですか。あとでカップを下げにくるって」
「そう…… な、なら早く持っていっちゃってちょうだい。私はやることがあるから」
「……?」

 下半身でいきり立つものをどうにか誤魔化そうと身を前屈みにさせる。そうしながら小悪魔を追い払おうとするものの、動揺を隠しきることができずにそれが声ににじみ出てしまう。
 怪訝そうな顔をする彼女と視線を合わせないように目を閉じる。早く行ってくれと強く願いながら、小悪魔の気配をうかがっていく。
 こんなときだというのに、股間の異物はビクビクと震えて疼いていた。極度の緊張下にあるせいなのか、私のペニスはさきほどよりも大きく腫れ上がっているような気がした。
 そして……

「ふふっ……」

 私の耳は小悪魔の口からこぼれた不穏な笑いを聞きとり、それによって全身がじっとりとした汗を噴き出させていった。

「パチュリー様、なにを隠してるんですかぁ?」

 嫌らしい、ねばついた声が向けられてくる。

「なにも隠してないわ。いいから早く下げなさい」

 目を閉じたままその言葉を否定する。

「そんなこと言ってぇ、バレバレですよぉ?」

 背後に誰かが近づいてくる気配がする。
 手が私の肩に乗り、それがするすると胸元へと伸びてくる。

「な、なにを言っているのよ」

 指が服越しに身体を這う感触にゾクリと背筋が跳ねてしまう。それと同時にムズ痒い痺れが下半身に疾り、ペニスがビクンとわなないてしまう。
 とぼけてもムダなのは解っていた。
 けれど、認めることなんてできなかった。
 耳を塞いでしまいたい衝動にかられながら、閉じたまぶたに力をこめる。
 震えるペニスの先端から、熱くぬるついたものがしみ出ていくのがわかる。

「パチュリー様、自分でわかってます? いつもより変に口数が多くなっちゃってること♪」

 細い手がさらに伸びてくる。
 胸の膨らみがむにゅりと揉みしだかれて、その刺激によって下腹部がきゅうっと痺れていく。

「いつもだったらぁ……『やることがあるから』って理由なんて言ったりしませんもんね。もっと端的に、『早く下げなさい』としか言わないハズですし♪」

 耳元に口が近付いてきた。
 熱い息を吹きかけるように囁きかけられてから、耳たぶが甘く噛まれていった。

「あ、うぅ……っ や、やめさないっ! やめなさいったら…… あ……っ♡」

 ぬるぬるとした熱いものが耳を這い回っていく。
 乳房の頂きにうずくまる肉粒が指先で意地悪く転がされていく。
 ゾクリと跳ねる身体。ビクンと跳ねるペニス。
 抑えようとしているハズなのに、上ずった声がひとりでにこぼれていってしまう。

「こーんなに前屈みになっちゃってぇ♡ 身体が疼いちゃって仕方がなくなっちゃってるんですねぇ♡」

 身体に絡みついてくる小悪魔を、心に押し寄せてくる快感を振り払おうと、大きく首を横に振る。
 股間のものだけはなんとしても隠し通そうと、ソコへ両手を固く宛がわせていく。

「小悪魔っ さっきのお茶、なにを入れたの……っ!」

 そこを懸命に守る防壁に、小悪魔の手が伸びてくる。
 守りを破られないように全身へ力を込めながら、彼女を鋭く睨みつける。

「なにも入れてなんてないですよぉ? 血行が良くなって、気分が高揚するハーブを入れただけなんですから」
「よくもそんなウソをっ!」

 背中へ、弾力のあるふたつの膨らみが押し当てられていた。
 甘ったるさを強調した香水の香りが私を包んでいた。
 そして……

「ウソなんかじゃないです。本当にあれはただのハーブティーなんですから。ちょっと面白い効能のある、魔界から取り寄せたハーブなんですけどねっ♡」
「そ、そんな……」

 私は、睨みつけた先でニタリと笑う小悪魔の言葉を聞き、それによって全身から力と抵抗の意思を失っていってしまった。

「ふふっ、うまくいってくれて嬉しいです♪ あのハーブ、パチュリー様に効くかどうかわからなかったんですよねー」
「あ……あぁっ、あ……っ」

 ゆっくりと手がどかしのけられて、みっともなく膨らむスカートが露わにされていく。
 そこへ小悪魔の手がするすると伸びてきて、怒張に指が絡みつけられていく。

「わぁっ♡ すごいですね、パチュリー様の。すっごく大きくて硬いです♡ ほら、握っても弾き返されちゃうそう♡」
「あ、うっ…… い、いったいどういうつもりで…… あっ、くぅ……んぅっ……♡」

 ペニスがきゅっと締め付けられて、そこから腰奥へ、腰奥から全身へ、妖しくいかがわしい電流が疾り抜けていった。それは私の脳神経を焼き焦がし、甘い喘ぎをこぼれさせていった。

「どういうつもりだと思いますぅ? 聡明なパチュリー様ならぁ、ご自分でわかると思うんですけどねぇ♡」
「ふざけるのも……あぅっ いいかげん、に……っ♡」

 耳がにゅるにゅると舐められている。
 乳首がくりくりと転がされている。
 ペニスの先端がかりかりと甘く引っかかれている。
 考えを巡らせることなんてできなくなっていた。次々に襲ってくる快楽が、私から思考力を完全に奪っていたのだ。

「ほらほらぁ、どうしちゃったんですかぁ? 腰も身体もくねくねさせちゃってぇ♡ もしかしてぇ、気持ちいいことしか考えられないおサルさんになっちゃいましたかぁ……?」
「そ、そんなことっ、そんなこと……お……っ♡ あっ、はぁん……っ や、やめ…… あたまっ、へんに……っ んうぅ……っ♡」

 にゅる……っ れろれろっ ぬるるぅぅ……っ
 耳が舐められ、恥ずかしさがはぎとられていく。
 くり……っ くりくりっ くにゅ……っ
 乳首が転がされ、憤りが塗り潰されていく。
 かり……っ かりかりかりっ くりゅっ……
 亀頭がくすぐられ、悔しさが押しやられていく。

「あははっ、おちんちんビクビクしてもう爆発しちゃいそう♡ ねぇパチュリー様、このままスカートの下でびゅーびゅーしちゃいましょ♡ 気持ちいいよーってことだけ考えてぇ、白いねばねばびゅくびゅくーってしちゃいましょ? ねっ♡♡」
「う、うぅっ…… はっ、あぁん……っ♡ き、きもちいい……きもちいい……っ♡ い、嫌ぁ…… こんなの、嫌なのにっ…… あっ……♡ で、でも…… おちんちん、きもちよくってっ……♡♡ あっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁ……っっ♡♡♡」

 頭の中でなにかが弾けたような気がした。
 腰奥へぎゅうっと力がこもり、背筋が大きく仰け反っていった。
 そして、ペニスが大きくわななき跳ね上がったかと思うと……

「く、くるの……なにかくるの……っ! きもちよくって、きもちよしゅぎてっ、なにか……で、ちゃ……っ ああああああぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 私はみっともない嬌声を上げながら、スカートの下でペニスを激しく爆発させていったのだった。
 びゅくんっ! びゅぶるるるっ
 びゅるっ、びゅるるるるぅぅぅ……っ!!

「あはっ、出たっ♡ パチュリー様のどろどろ精液、びゅーびゅー出たあっ♡♡」

 嘲笑の中に歓喜の混ざった声が聞こえる。
 それをぼんやりと耳にしながら、私は何度も何度も精を吐き出していく。

「う、あぁ…… 止まらない……熱いのびゅくびゅく止まらな……いぃ……」

 下半身で、熱く粘ついたものがじわりとにじんでいくのがわかった。
 それと同様に、心の中では情けなさと悔しさがしみ広がっていた。
 こんなことありえない。
 こんなこと、あっていいことではない。
 私の身体にオスの生殖器が生えて。
 それを小悪魔からいいようにもてあそばれて。
 そのまま直接触られてもいないのに射精させられてしまうなんて。
 そんなこと、とても認めたくなかった。
 悪い夢かなにかでも見ているのかと思いたかった。
 けれど……

「ふふっ、そんなに気持ちよかったんですかぁ? まだ数分も触ってなかったのに♡」
「うぅ……く、うぅぅ……っ」

 クスクスと笑う小悪魔の声は、挑発的に押し当てられてくる胸は、夢でも幻でもない現実のものとして知覚されていた。
 信じたくなかったが、なにかの間違いだと思いたかったが、これはすべて本当に起きたことだったのだ。

「こ、小悪魔…… どうしてこんなマネを……」

 自尊心を深く傷つけられたせいだろうか。正常な身体のときに昂ぶりを鎮めたときよりも、やたらと強い疲労感に襲われている気がする。
 そんな中で、出せる限りの力を込めて小悪魔を睨みつけ、その意図を問いただす。今さらその答えを知ったところでどうとなるわけではなかったが、それでも理由を聞いておかねば気が済まなかったのだ。

「あれ、もしかしてまだわかってなかったんです?」
「わかるわけないでしょう。あなたみたいな、ふしだらで好色な淫蕩悪魔の考えることなんて」
「ひどいですねぇ。その淫蕩悪魔に触られて可愛く喘いでたのは誰でしたっけ?」
「だ、黙りなさいっ そんなことより、早く白状しないと……」

 どこまでもそらとぼけた態度の小悪魔がクスクスと笑っている。
 その振る舞いに、私は忘れてしまっていた怒りをこみ上げさせ、視線に圧力を加えていく。

「もう、せっかちなんだから。魔力供給ですよ」
「……はい?」

 そこへ返されてきた短い言葉。
 それをすぐに飲み込むことができず、私は思わず間の抜けた声をこぼしてしまっていた。

「もう、パチュリー様ってば、魔力供給のことなんにも解ってなかったんですか? てっきりご自分でもう調べてらっしゃったかと思ってたのに」
「そ、そんな……そんなことって……」

 少し意外そうに、そして半ば呆れたように小悪魔が言葉を続けていく。それを聞きながら、ようやく私は今の行為の意味を悟っていく。
 我ながら、あまりにも迂闊な話だった。くだらない行為を伴うことだったからといって、小悪魔の言うことだけを漠然と信じてしまい、そのまままったく調べもしないでいたなんて……

「それじゃあ、そんなパチュリー様のために教えてあげちゃいますね♡ 魔力供給をするには、どんなやりかたがあるのかってこと♡」
「う、うそよ……うそよ、こんなこと……」

 なんともお粗末すぎる失態をさらしたことに心が打ちのめされていた。
 なにも解っていないままにもてあそばれ、挙句魔力を吸われてしまったことが情けなくて仕方がなかった。
 自室呆然とする中で、笑みを含んだ小悪魔の声を聞いていく。そうしているあいだに彼女はねっとりとした視線を向けながら正面に回り込んでくる。

「じゃあまずはひとつ目の方法。それはもうご存知ですよね。粘膜を触れさせることでそこから魔力を吸い取るんです」
「………」

 手がゆっくりと顔へと伸びてきて、頬が柔らかく包まれていった。

「で、それ以外のやりかたなんですけどぉ…… その前にちょっと問題です♪ たぶん今、パチュリー様はすっごく身体がぐったりしちゃってると思うんですけどぉ…… それはいったいどうしてでしょうかっ♡」
「それは…… イかされたことで疲れてるから……」
「ぶっぶーっ♪ ハ・ズ・レ、ですっ♡」

 そうした中で、囁きかけられる言葉を必死に拒んでいく。無駄なこととは解っていたが、認めることなんてできなかったのだ。
 けれど……やはりそんなことをしても事実を誤魔化すことなどできるわけがない。

「それは魔力がごっそり減っちゃってるから……♡」
「あ、ありえないわ」

 ニタニタとした目で小悪魔が私を覗き込み、顔を近付けてくる。

「イっちゃったときに、いっぱい放出されてっちゃったんです。発散されてく気や、びゅーびゅーあふれた精液と一緒に……♡」
「そんなこと、ありえるわけ……っ」

 もう片方の手が身体に触れて、胸から下腹部、そしてペニスにかけてするすると這い回っていく。

「そうやって周りに放出されてった魔力を吸収させてもらったんです♡」
「や、やめて……離して……!」

 青ざめた顔で小さく首を振り、許しを請う。
 けれど、その願いは聞き入れられなかった。

「だ・か・らっ、もっと吸わせてくださいね♡♡」
「いやっ、やめ……んっ、むぐぅ……っっ!」

 柔らかく、しかし強引に唇が重ねられていく。
 そのまま唇がちゅうちゅうと音をたてながら吸い上げられ、身体の中から魔力が奪われていく。

「んっ、ぐむぅ……っ! ぐっ、むぅぅ……っ!!」
「あんっ、そんなに暴れちゃダメですっ♡ そんなふうにされたら私、ゾクゾクしてもっと吸いたくなっちゃいますっ♡♡」

 捕食者を振り払おうともがいてみるが、それは無駄なことでしかない。私は頭をしっかりと抑えつけられ、貪欲に魔力を貪り取られるばかりだった。
 ぬるついた舌が口の中へ潜り込んでくる。それはにゅるにゅると私の舌に絡みつき、さらに口の中をかき混ぜてくる。

「うっ、あ……っ♡ や、やめ……小悪魔……っ! あっ……♡」

 いつもの無機質な口付けとは比べ物にならない、激しく濃厚なキス。まるで頭の中を妖しくかき回すかのようなそれは、心を甘くとろけさせてくるようだ。

「ふふっ♡ パチュリー様、また可愛い声出してくれちゃってますっ♡」

 じゅるっ、ぢゅるるるっ ぬるるるるるぅぅぅっ
 唾液が吸い上げられ、魔力が奪われていく。
 にゅるっ、くちゅくちょっ ずぢゅるるるぅぅっ
 どろりとしたものが身体の芯からずるずるとすすりとられる感覚がする。

「ち、ちがっ…… そんな声っ、出してなんて…… あっ……♡」

 身体の芯がムズ痒く疼いてしまっていた。ペニスが硬さと熱さをすっかり取り戻してしまっていた。
 唇や口の中を貪られるたびに、思考が快楽に塗り潰されていく。
 魔力を無理矢理吸われることで、理性までもがすすり取られていく。
 いつしか私は、小悪魔から蹂躙されることに強い快感と悦びを覚えるようになっていた。

「ん……、ぷはっ♡ ふふっ、パチュリー様、目がトロンってしてすっかりいい具合になっちゃってる♡ じゃあ、気持ちよくなってきたところで、私と一緒に魔力供給のお勉強をしちゃいましょうねぇ♡」

 そんな中で、不意に唇が解放されて何事かを囁きかけられる。それをぼんやりと耳にしているあいだに、小悪魔が指先に魔力を込めて私の服を静かに切り裂いていく。

「あ……っ」

 たぷん……っと、胸の膨らみが重たげに揺れながらこぼれ出ていった。
 そればかりか、下半身で熱くいきり立ったペニスまでもが露わにされていった。

「わぁ……♡ おっぱいもおちんちんも大きい♡ どっちも魔力がいっぱい詰まってそうで美味しそう……♡」
「そ、そんな…… まさか、そこから……」

 胸元からあふれる湿った汗の匂い。
 下半身から広がる青臭い精液の匂い。
 それらに羞恥を煽られて私は小さく首を振るが、身体の芯はなにかを期待するように切なく疼いてしまう。

「そうですよぉ♡ 魔力供給するためのほかの方法その一は、粘膜から直接ちゅうちゅう吸うことなんです。唇だけじゃなく、おっぱいやおちんちんから……♡」
「ひ、う……っ」

 無防備な乳首がこね回されて、上ずった声がこぼれた。
張り詰めたペニスが撫でられて、背筋が大きく跳ね上がった。
 このままではいけない。そう解っているのに、身体のほうは快感を求めてしまっているのだろうか。なにかを必死に叫ぶ理性とは裏腹に、私は小悪魔へおねだりをするように身をくねらせてしまっている。

「ふふっ、どっちからがいいですかぁ? おっぱいと、おちんちんと……どっちからちゅうちゅうしてもらいたいですかぁ?」
「だ、だめ…… そんなことされたら……っ」

 なんとしても拒まなければいけないハズだった。
 彼女からされるがままでいては、間違いなく快楽に溺れてしまう気がした。そして空っぽになるまで魔力を吸い尽くされてしまう気がした。

「怖がらなくても大丈夫ですよぉ♡ 魔力を吸われてるときはぁ、とってもとっても気持ちよくなれちゃうんですからぁ♡」
「や……っ お、おっぱいこねられたら…… あっ♡」

 それなのに……身体は理性に従ってくれなかった。
 魔力は私の生命力に等しいハズなのに、それを吸い尽くされるというのは命に関わることであるハズなのに……
 なのに私は吸ってくださいと懇願するかのように、乳首をいじられる胸を突き出してしまっていた。

「うんうん、身体は正直ですねぇ♡ それじゃ、たっぷり吸ってあげちゃいますねっ♡♡」
「い、いやっ! やめ、やめて……っ あ……っ♡ やっ、あ……っ ああぁぁぁぁぁぁっっ♡♡」

 そして、小悪魔がニタリと笑みを見せたかと思うと。
 彼女はことさらゆっくりと口を開けて乳首を覆っていき、そのまま敏感な肉粒へ吸い付いてきたのだった。

「や、めっ……だめっ! あぁ……っ♡ すっ、吸われるっ、吸われてるぅ……っ♡ いやっ、揉まないでっ こねられながら吸われたりなんてしたら……っ いっぱい搾り出されちゃうぅ……っ♡♡」

 肉粒がくにくにと転がされていく。
 乳房がむにゅむにゅと揉みしだかれていく。
 胸の先端がちゅうちゅう音をたてて吸われていく。

「どうですかぁ? 気持ちいいですよねぇ♡ もっといっぱいちゅうちゅうしてあげますからねっ♡♡」
「ひああぁぁぁっ!! だめ、ちゅうちゅうだめっ♡ あたまっ、へんになっちゃうぅぅっっ♡♡」

 まるで母乳が搾り吸われているようだった。固く尖りこわばった乳首からなにからしみ出て、それがそのままごくごくと呑み干されていくようだった。
 もちろんそれは母乳などではない。貪欲にすすり取られていくそれは私の魔力であり、このまま吸われ続けていてはいけないものなのだ。
 それなのに……

「ほら、ちゅうちゅうっ♡ ちゅっ、ぢゅうぅぅっ♡ふふっ、気持ちいいですねぇ♡♡」
「あっ、あぁぁぁっっ♡ きもちいっ、ちゅうちゅう、きもちいっ♡ ダメなのにっ、吸われちゃダメなのにっ なのに……気持ちよくなっちゃうのぉぉっっ♡♡」

 身体はは、心は、すっかり悦んでしまっていた。
 もっと吸ってほしいと求めて、手が小悪魔の服をぎゅっと掴んでいる。
 熱く猛るペニスがビクビクと震えながら、先端からとろとろとなにかをとしたたらせている。
 全身を疾り抜けていく妖しい電流。
 それによって白く焼かれていく脳の神経。
 私はもうなにもかもをかなぐり捨てて、はしたない喘ぎをこぼすばかりになっていた。

「ふふっ、大きいおちんちんビクビクさせながら喘いでるパチュリー様、とっても可愛い……♡ それじゃ、次はこっちからちゅうちゅうしてあげましょうねぇ♡」
「こ、こっち……おちんちんから、ちゅうちゅう……」

 そして、そんな私へさらなる快楽の触手が伸ばされてくる。
 唾液による糸を引きながら乳首から口を離した少女は、まるでご褒美を与えるかのように優しげな笑みを見せ、ペニスへと指を絡み付かせてきたのだ。

「はっ、ううぅぅっっ……♡」

 ショーツから頭を出す形になっていた肉柱が、ビクンと歓喜に跳ね上がる。細く柔らかい指で優しく撫で上げられ、先端からは大量の淫液がどぷりとあふれだしてく。

「こんなにおねだり汁たらしちゃってぇ……♡ でも、これからいっぱい気持ちいいことしてあげちゃいますからね♡」

 熱い粘液を指ですくいとり、竿肌全体へぬりたくっていく。そのぬるぬるとした感触に私とペニスはムズ痒い疼きを覚え、さらに蜜をにじみ出させていく。
 何度も何度も、なにかの準備をするかのようにぬるぬるをまぶしつけていく温かな手。それだけで私はすぐに果ててしまいそうになっていたが、目の前の少女はニタニタと意地悪く笑いながら手を離し、絶頂を許してくれないでいた。

「だっ、だめ…… もう、許し、てぇ……っ」

 出してしまいたい。
 出させてもらいたい。
 射精とともに魔力が大量に放出されてしまうとしても、それでも思いっきり精を噴き出してしまいたい。
 もどかしさのあまりに腰をガクつかせ、だらしなくヨダレを垂らしながら、私は懇願の目を向けていく。

「だめですよぉ。気持ちいいのはまだまだこれからなんですからぁ♡ いっぱい我慢していっぱい気持ちよくなってぇ…… それからいーっぱいびゅーびゅーしちゃいましょうねぇ♡」
「そ、そんな…… あっ。あぁ……っ♡」

 そんな様子から、焦らし続けるのもそろそろ限界だと悟ったのだろうか。目の前の淫魔はわななくペニスから手を離し、精液と先走り汁に濡れた指を舐めしゃぶっていく。

「ふふっ 魔力のにじんだおねだり汁、美味しい♡ 早く魔力いっぱいなどろどろ精液、呑みたいです……♡」

 そして、それをひと通りすすり尽くしたところで。

「ということで、次の魔力供給のやりかたです♡ こっちのおちんちんからも、おっぱいと同じようにちゅうちゅうすることもできるんですけどぉ…… このえっちなおつゆにも魔力がにじんでて、それを舐めたりすることでも魔力を吸収することができるんです♡」

 少女は、求め望んでもいない解説を始めていった。

「もちろん、えっちなおつゆなら女の子の身体からのでも大丈夫です♡ いっぱい気持ちよくさせて、とろとろにしたおまんこからおつゆすするのでもいいんです。でもぉ……♡」
「あっ、うぅ……っ♡」

 彼女が言葉を区切り、再びペニスへ指を絡みつかせ始めていく。

「それよりも、おちんちんからびゅくびゅくさせた精液のほうが、いっぱい魔力が含まれてるんです……♡ それをごくごくしたらぁ…… あんっ、想像しただけでゾクゾクしちゃうっっ♡♡」

 肉茎の裏筋を指先でなぞりあげ、そうしながら彼女が昂る身体を震わせていく。

「それも、いっぱいいっぱい気持ちよくさせればさせるほど、魔力もたっぷり入った精液が出るようになるんです♡ だ・か・ら……」
「………」

 恍惚とした表情を見せながら、ゆっくりと服をはだけさせていく少女。そうして豊満な胸をあらわにさせる淫魔の姿を、放心しつつ見つめる私。

「たーくさん気持ちよくなれるように、おちんちんをおっぱいでむぎゅむぎゅしてあげますねぇ……♡♡」
「お、おっぱい、で……っ」

 その言葉で、心がドキリと跳ねたのがわかった。
 張り詰めたペニスのせいで、感性がオスのそれと混濁しているのだろうか。乳房なんて自分にもあるハズなのに、小悪魔のそれでしごかれるという言葉に対して、私はいいしれない期待を抱いていってしまう。
 下着が外れ、カップの中からふたつの膨らみがたゆんとこぼれ出していく。汗の混じった甘い匂いを強く感じてしまい、頭の中がクラクラとしていく。
 私のショーツがゆっくりと脱がされる。
 ペニスが解放され、竿肌がすべてさらけ出される。

「ほら……パチュリー様みたいな大きいおっぱいじゃないけど、それでもこれでふわふわ挟まれたらすっごく気持ちよくなれちゃうんですからねぇ♡」

 そして、ぷるんと揺れる双丘に覆いかぶさられていく熱い剛直。そのすべらかな肌と柔らかな乳房に包まれて、私は感極まった熱い吐息をこぼしていってしまうのだった。

「あ……っ、ああぁぁ……っ♡ おっぱいっ、あったかい……っ♡ ふわふわおっぱいに包まれて……っ おちんちん、きもちいいのぉ……っっ♡♡」

 まるで、腰の奥がとろけてしまうようだった。
 ペニスがふやけ、双丘の中に取り込まれてしまうようだった。
 絶頂にいざなうような直接的な快楽とは違う、温かく溶けあうような幸福感。それは、かなぐり捨ててしまった理性や知性を、もう二度と拾えなくさせるようにとろけさせていくかのようだった。

「ふふっ、そのふわふわおっぱいで……おちんちんをぎゅうぅぅってしたら……どうなっちゃうかなぁ♡♡」
「はぁぁぁんっっ♡♡ おちんちんがっ、おちんぽがっ、おっぱいでむにゅむにゅ潰されちゃってるぅぅっ♡♡」

 そこへ左右から加えられえる柔らかな圧迫。
 そのままふたつの膨らみが上下に揺らされてペニスがぐにゅぐにゅとしごかれていく。さきほど塗りたくられた淫液が潤滑油となって、双丘の中で剛直がぬるぬるとこすられていく。

「どうですかぁ? おっぱいでむにゅむにゅされて、おちんちん気持ちいいですよねぇ♡」
「は、ひ……っ♡ きもちいっ、おちんぽにゅるにゅるされるの……きもちいいっ♡♡」

 たぷん、むにゅん……っ♡
 ふわふわできめ細やかな素肌の中、硬肉が何度も跳ね上がる。
 たちゅん……っ、ぷちゅんっ……♡
 とめどなく淫液があふれだし、ぬるつきを増した柔肉が竿肌や亀頭に吸い付いてくる。

「あっ……は、あっ♡ も、もう、むり…… もう、でちゃうっ せーえき、でちゃ……♡ はひぃっ♡」

 やがて、腰の奥へぎゅうっと力がこもり、ペニスの根元でなにかがグツグツと煮立ち始めていく。それはもはや押しとどめることもできなくなり、今にも灼熱したものを噴き出させようとペニスが震えていく。

「あはっ♡ おちんちん膨らんできてるっ♡ 魔力もいっぱいこもってそうだし、そろそろいい具合な頃ですね……♡」

 淫魔が舌なめずりをしながら目を細めていった。そうかと思うと、彼女は双丘の中から硬肉の先端だけを覗かせて、そこへ向けて舌を伸ばしていった。

「はひぃぃぃっ♡♡ さきっぽちろちろ、らめぇっ♡ とけちゃうっ、とけちゃうぅぅっっ♡ ダメなのにっ、ダメなのに……っ! おちんぽ、びゅくびゅくバクハツしちゃうっ♡ あっ、やっ……もっと、もっとぉっ! もっとちろちろしてほしいのぉぉぉっっ♡♡♡」
「はい♡ いーっぱいちろちろれろれろしてあげますよぉ♡ そのままお口でぱっくんもしてあげるのでぇ、たっぷり魔力のぬるぬるせーえき、たーくさんびゅーびゅーしちゃいましょうねぇ♡♡」

 そしてその囁き通り、震えわななく怒張が温かな口いっぱいに咥え込まれていく。それと同時にペニスへじゅるじゅると深い吸引を与えられた瞬間に……

「あっ、あぁぁぁ……っ でるっ、でちゃうっっ♡♡ 魔力いっぱいのどろどろせーえきっ、でちゃうっ♡ やっ、あ…… はひゃああああぁぁぁん……っっ♡♡」

 どびゅっ、ぶびゅるるるるっっ!
 びゅるっ、びゅぶるるるるるぅぅぅぅぅ……っっ
 私はこみ上げてくる射精感のままに、勢いよく白濁を噴き出させていったのだった。

「んむぅっ♡ んぶっ……ふっ、ぐむぅ……っっ♡♡」

 赤い髪の淫魔が、くぐもった声をこぼしながら射精を口で受け止めている。その声には明らかに歓喜と恍惚の色が混ざっているのがわかる。
 当然だろう。脈打ち跳ねるペニスが吐き出す白濁には、たくさんの魔力が含まれているらしいのだから。
 彼女はごくごくと喉を鳴らしながら、うっとりと目を細めて私の精液を呑み込んでいた。私の半身は、まるで魔力を呑まれるのを悦ぶように、何度も何度も精を吐き出し続けていた。

「う、あ……あぁ……」

 やがて、体内の魔力のほとんどありったけを精液として出し尽くして。私は身を起こし続けている力すらも失い、ぐったりとソファへもたれかかっていく。

「ふふっ、みんなみーんな出しちゃいましたね♡ ごちそうさまでした♡」

 そんな私を見上げながら一度口を離し、そう囁いてから再びペニスを奥まで咥え込んでいく小悪魔。そのまま彼女はぢゅうぢゅうと音をたてて吸引を加え、肉柱の中に残った精液を搾り出していた。

「あ……っ♡」

 ムズ痒い快感をもたらしつつ、身体の奥からなけなしの魔力がずるりと搾り出されていく。もはや私は息も絶え絶えになるほど消耗しているハズなのに、それなのにわずかに残るだけの魔力を奪われて悦びを覚えてしまっている。
 胸が苦しい。
 身体が重い。
 頭はズキズキと痛み、目の前はチカチカとくらみ、鼓動もドキドキと早まって命の危険を訴えているというのに。
 それなのに私は、それが他人の事であるかのように感じていた。

「あらあら、ぐったりしちゃって。ちょっと吸い過ぎちゃいましたかねぇ。でも大丈夫ですよぉ♡ 時間が経てば、ちゃーんと魔力も回復してくれますからね♡」

 朦朧とする意識の中で、少しも悪びれた様子のない声が聞こえてくる。

「でもぉ…… 私、いいものを持ってたりするんですよねぇ……♪」

 その声の主がクスクスと笑いを浮かべながら、なにやら含みを持たせた言葉を囁きかけてくる。

「いい、もの……」

 わけもわからないまま、ぼんやりとした意識の中で声をこぼす。

「はい♪ さっきのお茶に、魔力回復の強壮剤を入れたものがあるんです♡」
「さっきの……お茶……」

 少女の手の中へどこからともなく現れるお茶。
 それを揺らしながら、「いいもの」の説明をしていく小悪魔。

「もっと、気持ちいいこと……しませんか?」
「……っ」

 私の股間がズクンと疼いたのがわかった。

「これを飲めばぁ、もっーと気持ちいいことができますよぉ♡」
「も、もっと……気持ちいいこと……」

 力が尽きてしまったハズなのに、ペニスが勃ち上ろうとしているのがわかった。

「パチュリー様もご存知ですよね♡ おちんちんは、どう使うのかっていうこと♡」

 水筒が手渡される。
 そうしてから淫らな悪魔が目の前でゆっくりと立ち上がっていく。
 たくし上げられるスカート。
 露わになっていく下半身。
 彼女は私に見せつけるようにしながら、煽情的な黒い下着に包まれた秘部に妖しく指を這わせていく。
 くちゅ……っ
 かすかな水音がこぼれ、薄絹に濃い濡れ染みが広がっていった。そのまましばらく秘裂をまさぐってみせてから、少女はその手をペニスへと絡みつかせていった。

「どうしますかぁ? 無理に、とは言いませんけど♡」
「う、うぅ……っ」

 選択肢を与えるように見せかけていながらも、細く白い指は明らかにこちらを誘惑してきている。
 その挑発の前に、ペニスは力を失いながらもうずうずと期待を抱いてしまっている。

「パチュリー様がしたいって言うんなら、いっぱい気持ちいいことしてあげますよぉ?」

 水筒が開けられ、お茶が注がれていく。
 嗅いだ憶えのある甘ったるい香りが広がっていく。

「お、お茶……魔力の回復するお茶……っ」

 ごくりと喉が鳴った。
 差し出された水筒の蓋を手にしようと、力の入らない腕がわずかに持ち上がった。

「ふふっ、大丈夫ですよぉ♡ 私が飲ませてあげますからねぇ……♡」

 それを見た小悪魔がにんまりと笑って口元へお茶を寄せてくれる。
 そうしてもらったところで、私は夢中になって貪るようにハーブティーを飲んでいった。

「ん……っ、んくっ、んくっ! ごくっ ぷはっ…… も、もっと、もっと…… これだけじゃ足りないっ!!」

 瞬く間に一杯を飲み干し、次を求める。
 二杯目が注がれるのを見るや、私は水筒の蓋を奪い取ってお茶を流し込んでいく。
 小悪魔の言っていた強壮剤は、確かに魔力回復の効果があるものだったらしい。渇ききっていた身体に潤いが戻り、ずしりと横たわっていた重いけだるさもウソのように軽くなっていくのが実感できた。
 そして……それと同時に下半身にもズクズクと熱く血液が集中していき……
 力を失っていたペニスは、早くもたくましい力強さを取り戻していた。

「わぁ……♪ パチュリー様ってば、もうこんなにカチカチにさせちゃって♡ そんなに私と魔力供給せっくすしたかったんですかぁ?」
「はぁ……はぁ、はぁ……っ あ、熱い…… 身体、熱いのぉ……っ」

 このお茶には、血の巡りを良くする効能があると言っていた。そのせいか、まるで火を抱いているかのように全身が熱く火照りあがっている。

 だが、それと同時に大きな負担が身体にかかっているのだろう。心臓が狂ったかのような速さで鼓動を打ち鳴らしていた。

「大丈夫ですよぉ♡ その煮えたぎってるどろどろの精液、ぜーんぶ私が搾り尽くしてあげますからねぇ♡ だ・か・ら…… パチュリー様もここにいっぱい注ぎ込んできてくださいねっ♡♡」
「は、うぅっ は、早く……早く挿入れさせて…… 早くおちんぽずぼずぼさせてぇっ!」

 しかし、そんな身体の悲鳴はもう心に届かない。なまめかしい笑みを見せながら自身の下腹部をさする小悪魔の前で、私は盛りのついた獣のようにみっともなく腰を前後させてしまう。

「あらあら、そんなに欲しがっちゃって。魔力を吸われたくて吸われたくて仕方なくなってるんですねぇ♡」
「そうなのっ、吸ってほしいのっ! いっぱいちゅうちゅうしていいから、いっぱいびゅーびゅーするからっ だから、気持ちいいのいっぱいちょうらい……っっ!!」

 張り詰めきった肉茎が柔らかい指に絡めとられる。その感触だけでペニスが震え、先端から大量の蜜があふれていく。
 もうたまらない。
 もう我慢できない。
 早く快楽が欲しくて、私は壊れたように小悪魔へ乞いすがっていく。

「いいですよぉ♡ 私が、最後の一滴までみーんな吸い尽くしてあげますからねえ♡♡」
「あっ、あぁぁ……♡」

 その懇願へ返ってきたのは、とても甘くて優しい囁きだった。
 締まりをなくした口元からヨダレを垂らす私。
 その前で下着をずらし、ぬらぬらと濡れ光る秘裂を露わにさせる小悪魔。
 視線がその一点に集中する。
 凝視する先で、蜜をしたたらせる割れ目が怒張の上へ跨っていく。
 つぷ……っ

「はっ……くぅぅぅ……っっ!」
「あんっ♡ すっごく熱い……っ♡」

 ぬるぬるの淫花が肉茎にあてがわれた。
 たっぷりの粘液にまみれた柔らかい粘膜が触れた感触だけで、腰がくだけてしまいそうだった。

「じゃあ……挿入れちゃいますねぇ♡ がっちがちになってるパチュリー様のおちんちん、私のどろどろおまんこで食べてあげちゃいます♡」

 そして、手を添えられた剛直に少女の体重がかけられていったかと思うと。

「あ、あっ…… おちんぽっ、私のおちんぽが……っ あ、あ……あああああぁぁぁぁぁ……っっ♡♡♡」

 熱くいきり立ったペニスはずぶずぶと淫裂の中へ呑み込まれていき、私は押し寄せてくる強烈な快感によって狂ったような嬌声を上げていってしまった。

「はあんっ♡ すご……っ♡ 硬くて大きいっ♡ 私の膣中っ、ぐにぐに広げられてくぅっ♡♡」

 ずぶ、ずにゅる……っ にゅるるるるるぅぅ……っ
 肉柱が、柔らかく蠢く媚粘膜に咥え込まれていく。
 たっぷりの蜜に満たされた肉壺は、わななくペニスにぴたりと吸い付きはり付き、甘い抱擁をもたらしてきてくれる。

「あっ♡ ひ、あ……っ♡ 入ってく、入ってく…… おちんぽ、おまんこに食べられて……っ♡」

 みるみるうちに淫花の中へ埋もれていく肉竿。それはほとんど時間も要しないあいだに、ずっぽりと小悪魔の胎内深くまで身を沈めてしまうのだった。

「あ、んぅっ……♡ ほら、見えますかぁ? あっ♡ パチュリー様のおちんちんが、根元までぜーんぶ私のおまんこに呑み込まれちゃいましたよぉ♡」
「あぁぁ……っ♡ ちんぽっ、ずっぽり入ってるぅっ きもちい、きもちい……っ♡ おちんぽ、きもちいっ! はひぃ……っ♡♡」

 その淫穴は、たくさんの魔力が含まれた精液を期待して悦んでいるのだろう。いきり立つ剛直を奥深くまで咥え込んだどろどろの肉壺は、きゅうっと甘い締め付けを加えながら貪欲に吸い付いてきている。
 まだ挿入れただけなのに。
 まだ動いてもいないのに。
 それなのに、私はそれこそペニスや脳がとろけてしまうかのような快感を味あわされてしまっていた。小悪魔の胎内にぱっくりと捕らえられた半身から、甘くとろけた私の意識や魂といったものすべてが吸い取られていくかのようだった。

「あんっ♡ 膣中でびくびく震えてるっ♡ おちんちんが、私のどろどろおまんこに食べられて嬉しいよーって悦んじゃってるんですねぇ♡」
「は、う……っ くぅ、ん……っ♡♡ そ、そうなの、そうなのっ♡ おちんぽ、ぬるぬるのおまんこに挿入れさせてもらってすごく幸せになっちゃってるのっ♡」
「ふふっ♡ それじゃあ……その幸せおちんぽをずぼずぼして、もっと気持ちよくさせてあげますねぇ♡」
「あっ、んぅっ♡ ちょ、ちょうらいっ! きもちいいのっ、もっとちょうらい……っ♡ きもちいいの、いっぱいいっぱいほしいのぉっ♡♡」

 ずりゅ……っ にゅるるるるっ♡
 ゆっくりと腰が持ち上がり、熱くとろけた淫穴が半身から引き抜かれていく。

「あっ♡ ああぁぁぁぁ……っ♡♡」

 そのあいだも貪欲な肉ヒダは私を離さないようにちゅうちゅうと吸い付いて、温かくぬるついた甘い摩擦をもたらしてくる。
 たちゅん……っ♡
 そうして先端だけを残すところまで引き抜いて、それから再び腰が落ちてくる。

「はひぃ……っ♡」

 ひと息で蜜壺の最奥まで突き込まれた肉竿は、胎内深くで待ち構えていた媚粘膜によってにゅるにゅると絡めとられていく。
 ずりゅりゅりゅ……っ♡
 引き抜かれるたびに、腰奥からなにかがずるずるとすすり取られていく気がする。
 たちゅん……っ♡
 腰が打ち付けられるたびに、津波のような快感が脳髄へ叩きつけられてくる。

「あんっ♡ は、あぁん……っ♡ すごいっ♡ おちんちん、私の奥、ずんっずんって突いてくれてるっ♡ あはっ、気持ちよくって……腰、止まんないっ♡」
「はひっ♡ あ、ひぃぃ……っ♡♡ きもちいっ、おちんぽずぼずぼ、ひもちいっ♡♡ これ、しゅきっ♡ あたま、ばかになっちゃう……っ♡ あ、は……っ♡ はひゃああぁぁぁん……っっ♡♡」

 ぐねぐねと蠢く胎内に呑み込まれたペニスから、どろどろと魔力がこぼれていくのがわかる。それとともに、私の知性までもが流れ出ていくような気がする。
 ずりゅりゅりゅ…… たちゅんっ♡
 ぬにゅるるるる…… ぱちゅんっ♡♡
 私からなにもかもを搾り取ろうとするかのように、腰が上下運動を繰り返していく。
 ずにゅ、ぐにゅぬぬぬ……っ♡
 ずりゅっ、ずぷぷぷぷ……っ♡♡
 そして、一番のお目当てである射精を誘い求めるように下半身が淫らな円を描いていく。

「あは……っ♡ 膣中っ、硬いのでぐりぐりえぐられてるっ♡ 気持ちいいとこ、ぐにぐにこすってくれてるのっ♡ どうしよっ 私、すっごく気持ちよくなっちゃってるぅっ♡♡」

 小悪魔が、赤い髪を振り乱しながら歓喜の表情を浮かべていた。彼女は単純に射精を促すためばかりでなく、この行為によって味わうことのできる快楽を愉しんでいるかのようだった。
 けれど、対する私にはそんな余裕などまったく残されていない。

「は、ひぃっ♡ きもちいっ、きもちいい……っ♡ もうきもちいいことしかかんがえられないのっ♡♡ ちんぽっ、ずぶずぶぐにゅぐにゅ、きもちいいのっ!もっと、もっともっとぉっ♡ ちんぽ、ちんぽぉっ あひぃぃぃぃっっ♡♡♡」

 知性のかけらもないような喘ぎがこぼれていた。
 目は虚空を見つめ、口元からはヨダレがこぼれ、私は力なく腰をへこへこと動かすばかりになっていた。
 じゅぷ……っ♡
 ぶぢゅるるっ♡ ぢゅぶ……っ♡♡
 ペニスを根元までずっぽりと咥えた肉壺が、熱い蜜をじゅわっとしみださせていく。
 その淫液でいっぱいにまみれた粘膜が、私の半身をしっかりと捕らえながらぐねぐねと蠢いていく。
 ちゅぷっ♡
 にゅる……っ♡ ぐぢゅる……っ♡♡
 小悪魔の腰が前後左右へ妖しく踊るたびに、いかがわしい水音がはじけていた。
 その膣中に絡めとられた肉竿の先端が、折り重なる肉ヒダへぐにぐにとこすりつけられていた。
 きゅう♡
 きゅっ、きゅうっ♡ ちゅうぅぅっ♡♡
 膣道が、膣口が締まり、甘い圧迫が加えられる。
 私の腰奥からなにかを搾り取ろうとするその動きに、硬肉が悦びわなないて蜜をあふれさせていく。

「あひっ♡ は、ひぃ……っ♡ も、もう、らめっ♡ ちんぽ、バクハツしちゃうの……っ♡♡ おまんこのなか、ひもちよしゅぎて……っ どろどろせーえき、びゅーびゅーしちゃうのぉぉっっ♡♡」

 身体がひとりでにガクガクと震えていた。
 腰奥でなにかがぐらぐらと沸きたって、もう今にも激しく吹き出しそうになっていた。

「あはっ♡ 出るんですか? もう出ちゃいそうなんですか? いいですよっ♡ 魔力たっぷりのねばねば精液、私の子宮でぜんぶごくごくしてあげますから♡ だ・か・らっ♡ いーっぱいびゅくびゅくしちゃってくださいねっ♡♡ あっ、あはっ♡ 精液、せーえきっ 早くちょうだいっ♡ 早く、早くっ、早くぅぅっ♡♡」

 膣中の締め付けがひときわ強くなる。
 抽挿する動きがいっそう激しくなる。
 もうなにも考えられなかった。気持ちよくなりたいという本能しか働いていなかった。
 たちゅんっ、ぱちゅん……っ♡
 ぷちゅっ、たちゅっ、ずちゅん……っ♡♡
 射精を求めてリズミカルに跳ねる下半身。
 射精を迎えようとデタラメに上下する腰。
 いつしか私は小悪魔の骨盤を掴み、夢中になって膣奥へペニスを突き込むようになっていた。
 そして、そんな調子で激しく何度も小悪魔の最奥を突き上げていったところで……

「あっ……♡ あひっ は、ひぃ……っ♡ でるっ、でちゃうっ♡♡ せーえき、びゅーびゅーでちゃう♡ あっ、はぁ……っ♡ でる、でる、でちゃうぅぅっ♡ はひゃあああああああん……っっ♡♡♡♡」

 どぶっ、ぶびゅるるるるるっ!!
 びゅぶるるるるるるるぅぅぅぅぅぅ……っっ!!
 私は嬌声を上げながらペニスを膣奥深くへ突き入れて、大量の魔力とともにありったけの精液を噴き出し注ぎ込んでいった。

「あはっ♡ きたっ、せーえききたぁっ♡♡ 魔力いっぱいのせーせき、きたぁぁっっ♡♡♡」

 小悪魔が歓喜の声を上げ、両足を私の腰に絡みつかせ、胎内で射精を受け止めていく。その貪欲な淫穴はごくごくと白濁を呑み込むように脈動し、子宮いっぱいに魔力精液を満たしていく。

「う、あっ 吸われる……私の魔力、吸われてく…… で、でも…… 気持ちいい……♡」

 射精が止まらない。ペニスが何度も何度も跳ねわななき、そのたびにどぷどぷと白濁は吐き出されていく。
 だがそれは、生命力を削る危険な吐精である。このまま精液を注ぎ込み続けていけば、私の命を支える魔力はいつか完全に枯渇してしまうことになるのだ。

「ふふ……♡ ほらパチュリー様、このままなにも考えないでもっとどくどくさせちゃいましょ……♡♡ 私のお腹で、最後の一滴までぜんぶごくごくしてあげますから♡♡」
「あ……は…… このまま、ぜんぶ……ぅ♡」

 だというのに、身体は射精をやめてくれない。そればかりか、脳までもがこのまま快感に身をゆだねていたいと考えてしまっている。
 どくん……っ
 また一度。魔力が、生命力が、小悪魔の胎内でこぼれだしていく。けれど私は、そうして精や命を搾り取られていくことにさえ快感を覚えてしまっていた。
 こんなに気持ちいいことを味わっていられるなら、もうこのままなにもかもを吸い尽くされてしまってもいい……
 そうぼんやりと考えながら、私は自分の身体の中でなにかが空っぽに近付いていくのを感じていた。
 ……と、そんなときに。

「ふふっ♡ ひとまずはこのくらいまでですかね」

 吸精の淫魔はクスリと笑みをこぼしたかと思うと、ずるりと秘裂をペニスから引き抜いていった。

「あっ……」

 解放された男根はくたりと力なく倒れ、そこへ淫花からあふれる白濁がどろどろとこぼれ落ちてくる。
 それを見ながら私がこぼした声は、安堵のものだったのかそれとも未練のものだったのか。自分のことながらどちらともわからないまま、私はただただ意識を虚空に漂わせたまま力の果てたペニスを見つめていくのだった。

「はぁ、危ない危ない。ついつい全部吸い尽くしちゃうところでした。せっかくの美味しい魔力タンクなのに、すぐにダメにさせたりしちゃったらもったいないですもんねぇ♡」

 立ち上がり、私を見おろしているであろう小悪魔がなにかを言っているのが聞こえる。
 ほとんど機能を停止してしまっている私の頭ではその言葉の意味はいまひとつ理解できなかったが、とりあえず命ばかりは助けられたらしい。

「ともかく。ごちそうさまでした、パチュリー様♡ 回復して魔力が溜まってきたら…… そのときはまたいっぱい吸わせてくださいね♡」
「………」

 イタズラっぽい笑いを含んだ声がして、頬に柔らかくキスをされる。
そうしてから彼女まそのままどこかへ去っていったのだろう。動くこともできずに力なくソファへもたれかかる私の耳が、軽やかな足音を感じ取っていた。

「う、あ……」

 思い出したかのように身体がビクンと跳ね、うめき声がこぼれる。
 私以外に誰もいなくなったこの空間は、まるで何事もなかったかのようにシンと静まりかえっていた……




……

………


 自分で動くことができるくらいまで回復するのに、どれだけの時間が経ったのだろう。その頃には下半身に生えていた異物は消えていて、私の身体はすっかり元通りになっていた。
 しかしただひとつだけ……以前とは変わってしまったものがあった。それは一見しただけではまったくわからないものだったが、確かに私の中に深く刻みつけられ残されていた。

「はぁ……」

 それから数日後。
 変調を起こしてしまった身体を持て余し、私は物憂げなため息をこぼす。それは鎮めたり誤魔化したりできるようなものではなく、私はただ紋々とした日々を送り続けることしかできなかった。

「………」

 身体の芯がムズ痒く疼いている。それを慰めようと、そっと胸元や下腹部に手を伸ばしてみる。
 敏感なところを自らまさぐり、刺激を与えてみる。けれどそれによってもたらされる感覚は弱くもどかしいものでしかなく、かえって身体の疼きを大きくさせるばかりになってしまう。

「だ、だめだわ……これじゃ……」

 物足りない、という言葉をどうにか飲み込む。けれどそうしたところで腰奥の痺れがおさまるわけではなく、私は切なさに身をくねらせてしまう。
 あのときの快感を、また味わいたくて仕方なくなっていた。私の身体や心は、強制的に魔力を吸われたときの強烈な快感をすっかり刻み込まれてしまい、それを欲し求めるようになっていたのだ。
 その疼きに耐えかねて、私は自分から小悪魔に懇願の視線を送り向けてみたこともあった。けれどそれなのに、なぜか彼女は知らないフリをきめ込んでくるばかりだった。
 こちらのほうから「魔力を吸ってほしい」とハッキリ求めなければ応えてくれないつもりなのだろうか。自分の手で身体をまさぐり続けながら、唇を噛みしめつつ考えを巡らせる。あの快楽をもう一度味あわせてもらうためには、恥やプライドを投げ捨てなければいけないのだろうか……
 疼く身体に悶えながら、私は心の中で理性や自尊心が少しずつ確実に崩れ落ちていくのを感じていた。

「パチュリー様、お茶をお持ちしました」
「………」

 そんなときに、私をこんな身体に変えてしまった張本人の声が聞こえた。
 秘部をいじる手をのそりとした動きで戻し、小悪魔がやってくるのを迎える。
 彼女は、私がひとり身を悶えさせていることに気付いているんだろうか。恨めし気な気持ちを込めた視線の先では、無意味に媚をまとった少女が素知らぬ顔でカップにお茶を注いでいた。

「じゃ、しばらくしたら下げにきますね。ふふっ♡」

 思わせぶりな含み笑いを意味もなく残し、小悪魔が去っていく。それに応えないまま彼女の気配が消えるのを待ち、ため息をついてからカップを口元へ運ぶ。

「……!」

 嗅いだことのある、甘ったるい香りがした。
 その匂いは、いつか飲んだハーブティーと同じ香りだった。

「これ、は……」

 ごくりと喉が鳴る。
 まだひと口も飲んでいないのに、鼓動が早くなり、身体の芯が熱く痺れだしていくのがわかる。
 じっくりと味わうようにお茶を少しずつ飲んでいく。胸の中では、この後与えてもらえるだろう快感に期待が大きく膨らんでしまっている。

「は、早く、早く……っ 私、もう我慢できないっ♡」

 股間がビリビリと痺れ、なにかが膨れ上がっているのがわかる。全身の血液がソコへ集中していき、そしてやがていつかのようにスカートが膨らみ上っていく。
 身体の準備はできている。あとは捕食者によって魔力を吸ってもらうのを待つだけだ。
 まだだろうか。まだ彼女は来てくれないのだろうか。
 私はもう待ちきれずに胸をこねまわしペニスを握り、すぐにでも魔力を吸ってもらえるようにと身体をいじり始めていた。

「失礼します、パチュリー様」

 そして。ようやく待ちわびていた淫魔が姿を見せてくれる。

「やっと来てくれたのね、待ってたわ。お願い、早く私の魔力を……」

 そのときには、もう私は恥もプライドも投げ捨てて切ないおねだりの声と視線を捕食者へ向けてしまっていた。

「ふふ……っ♡」

 少女がねっとりとした笑みを見せ、ゆっくりとこちらへ近付いてきてくれる。
 それを見ながら私は自ら服を脱ぎ捨てて、一糸まとわぬ姿をさらけ出していく。
 今日はどれだけ魔力を吸ってくれるのだろう。
 今日はどれだけ快感を味あわせてくれるのだろう。
 露わにさせたペニスがビクンと跳ねて、先端からなにかがとろとろとこぼれ出ていった。

「もう……自分からおねだりしてくるなんて、いつからそんなに欲しがりさんになったんですかぁ?」
「だ、だって……」

 目の前までやってきたところで、待ち望んだ捕食者がニタリと目を細める。その目を見ただけで、身体の奥がどうしようもなく甘く痺れてしまう。
 腕を広げ、全身を完全に無防備にさせていく。
 そうして私は、悦びの気持ちの中で淫魔へと身体を委ねていくのだった。

「お願い……魔力ならいくらでも吸っていいから…… だから、いっぱい気持ちいいの、ちょうだい……♡ 私から、たくさんたくさんちゅうちゅうして……♡♡」
「ふふっ、いいですよぉ♡ 今日もいっぱい楽しみましょうねぇ……♡♡」
「あぁ……っ♡ 気持ちいいの、好きっ♡ 魔力ちゅうちゅうされるの、大好きになっちゃったのぉっ♡♡ お願い、お願い♡ いっぱい吸ってぇ……っっ♡♡♡」
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
ショタと小悪魔だったら最高だった