真・東方夜伽話

やらしろにとり

2018/10/24 00:09:30
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やらしろにとり

喚く狂人

オナニーのしすぎで性欲をこじらせたふたなりの河城にとりちゃんがオナホールを自作して使ってみたところドハマりするスケベ

「できたぁ、へ、へへ、できたできた、へへっ」
 奇妙な声をあげ、笑みを浮かべながら、小躍りする。やっと完成したソレに、恭しく頬ずりする。奇妙な行動だが、発明品が完成した河童というのは大なり小なりこんなものだ。にとりも例外ではない。
 三日間、ろくに飯も睡眠もとっておらず、「大好きなこと」も我慢していたので、肉体的には疲労している。けれども、新しい玩具を与えられた子供のようなわくわくが、そんなものを吹き飛ばしていた。
 作ったからには、性能テストしなくては。
 もう我慢ならぬと、作業着を脱ぎ捨てていく。服を着ていてはテストにならないからだ。息は荒く、頬は紅潮している。早く試したい、畳む暇も勿体ないと、そこらに放り投げる。あっという間に、一糸まとわぬ姿になった。
 にとりは背丈が低く、また童顔なのもあって、実際より幼く見られることが多い。が、ひとたび作業着を脱げば、身体はしっかり女性として育っているとわかる。出るところの出た均整のとれた体つき、いわゆるトランジスタグラマーだ。河童全体にいえることだが肌が白く、滑らかでしっとりとしており、身体の美しさを引き立てていた。
 白い首は鎖骨へといきあい、なだらかで丸い肩の稜線を描いている。乳房は体格に対しずいぶん豊かであり、またもっちりと柔らかなものだった。中身のつまった感じで、見るからにずっしりとしているが、同時にマシュマロよりも柔らかで、荒い息づかいのたびにふるん、と揺れているほどだ。乳輪はやや赤みの強い色合いで、先端は野いちごのようだ。ぷっくりと膨らみ、しこり始めており、彼女の興奮を示している。
 視線を下へと向ければ、腹へいきつく。くびれていながら、脂を蓄えている。摘まめる程度の腹肉はもちもちとしており、触れる楽しみを与える。河童特有のすべすべとした肌のおかげで、腹部だけ抽出しても芸術的だ。白く照り映える全体の印象において、やや横気味にくぼむ臍が重石となり、引き締めていた。
 顔つきの幼さと裏腹に、骨盤は豊かに左右に広がって、女性らしく主張している。陰毛もしっかりと生え揃っている。というか本人の無精さゆえ、やや繁り気味だった。ただしそれは、外見とのギャップを醸し出して、かえってなんともいえぬ魅力を醸し出していた。
秘裂はほどよく綻び、ひらひらと美しい花びらを晒している。男性経験はないのだが、既に膜は喪われている。
 臀部はむっちりと肉を蓄えて、顔立ちに似合わぬ豊満なヒップを形成している。太っているというよりは、河童の生態ゆえのことだった。つまり、よく泳ぐゆえに大臀筋が発達した上から、水中でも体温を維持できるよう脂肪を蓄えているのだ。結果として、熟れたメロンのような両尻たぶが形作られているというわけだった。脚も同様だ。水をかき蹴るために、内転筋や大腿四頭筋、大腿二頭筋、下腿三頭筋がしっかりと発達している。体温維持のために脂肪を蓄えているのも同様だ。腹やヒップと合わさって、むちむちした魅力ある下半身を形成していた。
 総合して、幼げな顔立ちとグラマラスな体つきというギャップが、にとりの肉体の魅力といえる。だがそんなバランスに対し、知ったことかとぶち込まれたものがある。股間にそびえ立つ塔、女にはありえないはずのモノ。つまり、ペニスだ。
 黒ずんだ肉竿に、赤黒く張り出した亀頭。ぐねぐねと這い回る血管に、立ち上る雄臭。太く、硬く、雄々しく反り返り、体格に対して恐ろしく立派だ。特に今は、三日の作業中弄っていなかったために、はち切れんばかりだった。
「あは、すぐ、気持ちよくなるからねぇ……」
 どう考えても、にとりのような美少女に生えているべきものではない。しかし彼女は、自らの肉体の異常ともいえるソレを、期待の籠もった目で見つめていた。コレと、新たな発明品を組み合わせたなら、いったいどれくらい気持ちよくなれることだろうと。
 にとりはいわゆるふたなり、半陰陽と呼ばれる体質だ。肉体的には女であるが、ペニスが生えている。日常生活において困ることはそうないのだが、厄介なのは性欲だ。コレはちょっとした刺激ですぐに勃つし、そうなると鎮めないことには収まらない。なかなか人にも説明しづらいので、自分で弄くるのが日課になっていた。
 そうやって勃っては擦って射精し、勃っては擦って射精しというループを繰り返すうち、いつしか彼女は、自慰と射精の魅力に取り憑かれていた。今では四六時中ペニスを弄くり回し、いかに気持ちよく射精するかに腐心する毎日だ。おかげ様で、かつては肌色だったペニスも、一度も異性との経験などない童貞だというのに、やけに黒ずんでしまっていた。
 さながら、猿である。猿と違うのは様々な道具を作り出す卓越した知力であるが、今の彼女はそれすら、オナニーのための道具に振り向ける始末だった。実際、三日使って作り上げたのは、ピンク色をした筒――オナホールだった。完全に自分用だからこそ一切妥協せず、素材から内部構造までこだわりにこだわった。まさに、彼女専用の逸品だ。
「はぁ、ッ、はぁ」
 はやる気持ちを抑えながら、オナホールにローションを垂らしていく。ソフトシリコン製のぷるぷるとしたホールなので、微妙に難しい。気持ちが焦っているため、なおさらだ。だが、ここが重要だ。理論によれば、ローションの差し具合で気持ちよさの八割が決まるといって過言ではなかった。分量が多すぎても少なすぎてもいけない。
 緊張しつつもどうにかやりとげ、最適な分量をホール内部に染み渡らせる。完璧だ。
「うふッ、ふひ」
 ペニスは既に勃起して、ホールの準備も万端。いよいよだ。興奮のあまり、変な笑みが漏れる。なんせ開発に費やした三日間は、完成を優先するためにオナ禁をしていた。正直、もうはち切れてしまいそうだったのだ。
 そんな状態で味わう、未知のオナニー。理論上では気持ちいいと分かっている。どうか理論が正しくありますようにと願うばかりだ。もし気持ちよくなかったら、どうしてくれよう。
「はひッ」
 先端が触れる。にゅるりと伝わるひんやりした感覚に、ぞくっと腰が震える。
 腰を前に押し出していく。ソフトシリコンをかき分けて、肉棒が内部に入り込んでいく。内部にたっぷり仕込んだ襞が、思惑通りにぞりぞり肉竿を刺激して、えもいわれぬ快感を与えてくる。
「あへ、あは、へぁ、あはっ」
 やばい。
 ローションのヌルつきに、襞の刺激。手で擦るのとは大違いだ。理論は正しかった。変な声があがってしまうほどだった。こんなのでしたらオナニー中毒になるんじゃないか、などという考えが脳裏をよぎる。なっちゃってもいいと思えるくらいの出来なのだから、まさに傑作だった。
「はっ、ひ、ふぅ、ゥッ」
 ぬるぬると、ペニスはホールの奥まで入り込む。ソフトシリコンが、みっちりと肉棒を包み込んでいる。ホールから手を離すと押し出されてしまいそうになるあたり、襞の設計も想定通りにいっている。
 ということは、ここから腰を引くと――、思わず、喉が鳴る。
「ッ――ァ!」
 肉棒を咥え込ませていたホールを、思い切り引く。内部に仕込まれた襞が、肉棒を思い切り擦りあげる。ローションでヌルつく襞の一枚一枚が、神経の集中する敏感な棒を刺激したのだ。頭を真っ白にさせるような性感に、声にならない声があがった。
 ――コレ、作ってよかった。
「あっは! あはぁッ! ひ、はひッ、あぁ、あはッ、あぁ、ッ、ひぃ、ッ、んああ!」
 あとはもう、ひたすら猿のように腰を振りたくるだけだった。こんなに気持ちいいことが目の前にあると知ったら、そうもなる。まして今の彼女は、三日間欲望を溜めに溜め、性欲の獣といってもいいような状態だったのだ。理性がトぶのも、無理のないことだった。
「はひッ、ひぃッ、へひ、ッ、あぁ、すごいぃ、おちんちんとけるぅうッ」
 ぱちゅん、ぱちゅんと、肉棒がホールを押し広げるたび、情けない抽送音が響く。一方、与えられる性感は情けないものなどでは決してない。にとりは嬌声をあげ、涎まで垂らし、ペニスに走るまさに蕩けるような性感を受け止める。
「んーッ、はぁああッ、あひ、ひッ、ぞりぞりって、ひッ、あは、おほぉおッ」
 腰が突き出され、引かれるたびに、ローションがぐぷぐぷと音を立てる。乳房が、尻が、ぷるぷると震える。
 ――「私の」、こんなすごかったんだ。
 まともに物を考えることすらできない頭に、そんな考えがよぎる。
 オナホールとは性交を再現するための玩具であり、性交とはペニスを膣に挿入する行為を指す。つまりオナホールとは膣の模型だ。今回作ったコレのモデルは、他ならぬにとり自身だった。オナホ作りたいから膣のサンプルを取らせてとは、流石に誰にも頼みようがなかったのだ。自分で自分のヴァギナの型取りをしているときは、我ながら何をしているんだろうと疑問に思ったりしたものである。こうまで良い思いができたのだから、結果オーライではあったが。ともかく、ペニスを求めて貪欲にしゃぶりたてる己の膣の味を、にとりはすっかり気に入ってしまっていた。
 自分は今、自分とセックスしている。自分で、童貞を喪失したのだ。
「あはっ、あはぁあッ、わたし、私のおまんこ、すごっ、きもちいぃッ」
 己のヴァギナに対して腰を振るという退廃に興奮を覚える。初めての快楽に酔いしれるオナ禁三日のペニスが、長く堪えられるはずもない。
「ひぃッ、ひい、あは、あへ、はひッ、あはぁああッ」
 ぐちゅぐちゅとローションの音をたてながら、狂ったように腰を打ち付ける。ぺちゅんぺちゅんぺちゅんと、下腹とシリコンがぶつかって、なんとも情けない音を立てている。そのたびこみあげてくる、じりじりと、焦がれるような感覚が意味するところを、にとりはよく知っていて、同時に知らなかった。
 間違いなく、射精の兆候だ。毎日毎日、気が向いてはせんずりをこき、気が向かずともマスをかいてきた経験が告げている。けれども、今までになく強烈だ。手淫とは比べものにならないオナホールでのオナニーでは、射精もそれだけ凄まじいものになるということなのだろう。
 このままぶちまけたら、いったいどうなってしまうのだろう。脳がぶっ壊れちゃうかも、本気でそう思った。そう思ったにもかかわらず、それも素晴らしいことだと思えた。
「アッ、は、あああああああああああああああああああああッ!」
 腰を一番奥に叩きつける。と同時に、ペニスが、疑似ヴァギナの中で弾けた。
 ぶびゅるッ、ぶびゅるッと、本当の男よりも濃厚なスペルマをぶちまけていく。白濁がシリコンの襞の隙間まで染み渡り、文字通り無数の精子がびちびちびちと泳ぎ回っていく。存在しない卵子と結合するために。
「あはッ、あぉっッ、おひぃ、おおおおおおおおおおおおおッ」
 獣じみた声をあげ、にとりはひたすらよがる。なんせ七十二時間もの間溜められ続けたスペルマだ。ぎっちり精子が詰まっており、ゲルという表現すら生ぬるい。もはや固形のようなものを尿道からぼびゅるぼびゅると解き放っているのだから、快楽が相当のものになるのは当然だった。まして今相手しているのは、せんずりにずっと使ってきた己の手でなく、ぬるぬると密着して精を搾り取ってくるオナホールなのだ。
「いひぃッ、はひ、あぁぁあああッ、止まらない、止まらない、止まらない、止まらないのぉ、無理無理無理無理ぃいいいァおおおおおおおッ」
 脳味噌が白く灼けるようであり、ばちばちと視界が明滅するのを感じながら、にとりは全身を痙攣させ悶える。射精しながらも、その腰は振りたくられ続けていた。意識してのことではない。今や彼女を支配している肉棒が、もっと気持ちよく白濁をぶちまけるために、そうさせているのだった。
「ひぃいいいいいッ、ひい、ひぃいいいいいいいッ」
 悲鳴じみた声をあげ、ぐちゅぐちゅと自らの膣を模した玩具をレイプし続ける。下半身が、快楽のプールに浸かったかのようだった。
「はひッ、ひぃッ、あひ、は、あ、は、あッ、あぁ、あああ……」
 何秒、何十秒経ったろうか。気づけば、床に仰向けに倒れていた。過ぎた性感に、姿勢を維持できなくなったようだった。全身は汗まみれで、胸郭が呼吸のたびに上下している。体格に似合わぬ豊満な乳房が、ふるん、ふるんと揺れていた。
 ――すっごい、出た。
 そうとしか、表現できなかった。身体の中の何もかもを吐き出すかのような射精だった。あんなに気持ちいいのは、一週間我慢した末のせんずりでも味わえなかった。射精という現象に対する価値観が変わってしまいそうだった。
「あぁッ……」
 自分の才能が恐ろしかった。だが同時に、まるで満足できていなかった。人間ならいさ知らず、河童の性欲は非常に強烈だ。いくらオナホールでの射精が未曾有レベルで気持ちよかったといっても、三日も溜めたとなったら、一発や二発ぶっこいたくらいではまるで足りないのだ。
 勃起は、まるで治まっていない。
 つまりもう一回、出せる。
「えへへぇ」
 崩れた笑みを浮かべて、オナホールを見やる。もちろん二度目も、この子で楽しむんだ、たっぷりおちんちんを突っ込んで、いっぱいびゅるびゅるするんだ。
 とはいえ、単に挿入れただけでは芸がない。自分の疑似おまんこに突っ込むという退廃的なプレイに見合う、トッピングが欲しかった。どうしたものかとしばし思案し、ふと、天才的な発想に至る。
「えッ、やば、それは、それはヤバいんじゃない!?」
 思わず、誰に聞かせるでもなく呟いてしまうほどだった。己の思いつきの異常さを理解しながらにして、忌避する様子はまるでなかった。むしろその異常さに取り憑かれ、実行せねばという強烈なモチベーションを得る。
「ええと、アレ、アレどこ、ここだよね、どこ? ローターなんか今はいいから」
 ガラクタ箱――作ったはいいがしまい込まれている発明品――を、がちゃがちゃと漁る。
取りだしたのは、一本のディルドだった。しまいこんでいたのは、作ったはいいものの、正直穴より竿を弄るほうが好みで、あまり使わなかったからだ。けれども、今は使い道がある。
 大事なのは、コレが彼女の股ぐらのモノにそっくりだということだった。オナホールを作るにあたって自分の膣で型を取ったのと同様、自分をモデルにするしかなかったのだ。おかげで、すごいプレイができる。つまり、自分のペニスで自分のヴァギナを犯しながら、自分のヴァギナで自分のペニスを咥え込む、という。気が狂っているかのようで、だからこそこの瞬間においては、最高のアイデアだと感じられた。
「あはッ、あは」
 病的な笑みを浮かべながら、にとりは工具箱に手を伸ばす。ここからさらに一工夫だ。もっと、頭をおかしくしよう。
 ディルドには、簡単な射精機能がついている。ボタンを押すと、カートリッジに入れておいたローションがびゅるりと飛び出す、ジョークグッズ的な要素だ。少し改造すれば、とっても素敵なことになる。
「ふん、ふんふんふん」
 股間のモノをぶらぶらと揺らしながら、しばし全裸でにとりは工作に熱中する。今にも猿のようにモノを扱き初めてしまいそうな性的興奮に包まれながらも、鼻息交じりで作業できるのは、流石河童といったところだった。
「できたぁ」
 怪しげな笑みを浮かべて、にとりは呟く。あっという間だったが、やったこととしては、ディルドとオナホールを、チューブで繋いだくらいなものであり、河童にとっては朝飯前だった。
 新たな射精機能のトリガーは、オナホールに液体を注ぐことだ。すると、注いだ液体がディルドから飛び出すようになっている。つまり、先のように中出しをすれば。
 ごくりと、喉が鳴った。もう、試さずにはいられない。
「んッ、は、ん、んん」
 ディルドに、ローションをたっぷりとまぶしていく。透明の液体にまみれてぬらぬらとテカるペニスは、それだけでいやらしく思え、にとりはソレにモノを擦りつける。即席の、自分自身との兜合わせだ。
 それはそれで楽しいプレイだが、いつまでもやっているわけにもいかない。もっと凄いことが待ち構えているのだから。既にとろりと蜜を帯びていた秘裂に――男性経験皆無でありながら、一人遊びの激しさゆえにすっかり花開いている秘唇に、玩具をくぐらせる。
「あはぁあ、はぁああああッ……」
 ぬるぬると、玩具が膣肉をかき分けて、体内に入り込んでくる。甘く痺れるような快感に、声が漏れる。
 やはり、ペニスによる電撃的性感に比べると、いささかパンチが足りない感じがする。しかし、裏側から肉棒を圧迫されるような感覚は、オナホールであってすらも味わえない、ふたなりならではのものであり、なかなか悪くなかった。
 さて、次はペニスだ。
 オナホールを手に取り、竿を入り口に押し当てる。腰を前に押し出して、挿入していく。初体験を終えたばかりの疑似膣は、散々突かれたことでほぐれたか、心なしか先ほどより柔らかく肉棒を受け止め、包み込むように己の中に呑み込んでいく。
「あ、アッ、何、何コレ、何、コレぇッ」
 裏返った声があがる。設計時点では、このような感触になるなど想定していなかった。悪いというのではない。思考もなにも奪われてしまいそうなほどによかった。魔性の経験といってもよかった。
「は、ひッ、きゅッ、あ、ひぃいい」
 ローションと精液が混ざり合う液体の絡みつく襞は、先ほど射精してまだ幾ばくか敏感な肉竿を、ぬるぬると容赦なく愛撫してくる。ぞるん、ぞるんと襞にカリ首を撫で回され、にとりはぞくぞくと腰を震わせる。
 ――めっちゃ、ヤバい。
 たった一度使っただけでここまで使用感が変わるなんて、思ってもみなかった。しかも今から、ディルドまで加わるのだ。ちょっとやりすぎたかもしれない。いや、そんなことはないと、すぐに思い直す。オナニーは、気持ちよくなれればなれるほどいいのだから。快感に、やり過ぎなど存在しない。
「は――はひッ、あひ、あへ、ひ、あぁッ!」
 期待を胸に、抽送を開始する。腰を押し出し、引く。押し出しては引く。そのたびに、ぬるるるッ、ぞるるるッと、ミクロの誤差なく正確にコピーした己のヴァギナが、肉棒を刺激してくる。潤滑液として精液が加わったためか、ぬるぬるした感触がやけに生々しくなっており、それがまた本物のようなリアルな性感をもたらしてくる。にとりのペニスは本物のヴァギナなど知りはしないのだが、きっとこういうものに違いなかった。
「あはぁあッ、なに、これ、あはぁああッ、これすごいよぉ、私のおまんこすごいのぉ、あぁッ、これ、ぬるぬるって、ひぃッ、あひ、はぁああッ、あひぃッ」
 涎すら垂らしながら、夢中になって腰を振りたくる。ピストンは己が快楽を得るためにだけ繰り出される、極めて独りよがりなものだった。その勢いたるや、先の疑似性交よりさらに激しい。挿入圧に負けて、膣口――オナホールの挿入口から、ローションと種汁がぷちゅぷちゅ溢れるほどだ。本当のセックスであれば、猿みたいに腰振ってばっかの奴と、相手から最低ランクの評価を受けていたことだろう。だが、今はソレで構わない。なんといってもこれは、オナニーなのだから。
「あは、おまんこ、おまんこもぉッ」
 オナホールは素晴らしい。だが、貪欲なにとりは、一つだけで満足しない。ディルドも抜き差しし始める。ヴァギナがごりごりと、己のモノを模した玩具に抉られていく。
「いひぃいッ!?」
 思わず背中を跳ねさせる。いつだったか使ったときは、こんな電撃じみたエクスタシーは得られなかった。きっと、あのときは男根の方には触れていなかったからだ。男と女の両方を弄ったときにだけ得られる、目の裏がちかっ、ちかっと明滅するような素敵な感覚は、半陰陽にだけ味わえるものに違いなかった。
「あっはぁああッ! あはぁ、はひ、へひッ、ひぃ、ひぃッ、あっはぁぁああッ!」
 ただでさえペニスに、肉欲に脳味噌を支配されている彼女が、それを我慢していられるはずもない。猿のように腰を振りながら、ぐちゅぐちゅぐちゅと己のヴァギナもこねくり回していく。事前にたっぷり潤滑液をまぶしていたが、必要なかったと断言できるほど、愛液が溢れだしている。ぐぷぬぷぬちゅぬぢゅぐぷぬぶと、卑猥な音が、二つの肉穴からそれぞれ響いている。
「あぉお、ぉひぃ、あぉッ! ひぃッ、あぁッ、あぉおおお、あぉおおんッ」
 獣じみた声があがる。魔性の快楽が肉棒を包み込みつつ、裏側――ヴァギナの位置からごりごりと抉ってくるのだ。
 そのような責めを、彼女の小さな身体が受け止められるはずもなかった。目尻から涙を、口からは涎を垂らし、にとりは嬌声を垂れ流す。己の姿勢すらも維持できず、うつ伏せで、腰だけ上げた姿勢でいる。
「はひぃいッ、ぉおお、へひ、ッ、ぉあ、おちんちん、おまんこ、あぁあああッ」
 そんな状態だというのに、彼女は相変わらず手を止めない。ぬぷぬぷぬぷぬぷ、ぐちゅぐちゅぐちゅと、己の竿を、穴を虐め続ける。最後の瞬間まで、もう止められないのだ。
「あっあっあっあっ、おっきいのくる、あっあっあっあっあっ、あああああああッ!」
 壊れたラジオのように、声が垂れ流される。彼女が直感したものを、端的に示していた。
「出しちゃう、出しちゃう、はひっ、中出ししちゃうのぉ、じぶッ、じぶんにぃ、ひぃ、あひぃいッ、あぁぁああッ」
先ほどの疑似性交と比較してすら比べものにならない「なにか」が、ひたひたと静かに、しかし圧倒的な存在感を示しながら近づいているのを、にとりはしっかり感じ取っていた。
「あはぁッ――」
 どのような生物であれ、己に対してあまりに大きなものを目の当たりにすると、恐怖を覚えずにはいられないしかし、にとりの顔に浮かんでいたのは、壊れた笑みだ。どれだけ気持ちよくなれるだろうという期待の籠もった笑みだった。
 期待のままに腰を突き出し、己の奥へディルドをねじ込んだ。それが、呼び水となった。
「あぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
 肉棒が根元から先端にかけて膨れ上がり、そしてとうとう炸裂する。どくん、どくんッと大型バイクのエンジンのように脈動して、ポンプのように白濁をぶちまけていく。本日二発目であるが、そんなことは関係ない。ただひたすらに濃厚で、ぎっちり精子を詰めたスペルマが、思い切り解き放たれていく。
 そしてそれは、先ほどのようにホールの内にとどまる――ということはない。にとりが企画したとおり、差し込まれたチューブに、白濁はどくどくと注がれていく。肉穴に差し込まれたディルドから、そのままの勢いで放たれていく。
 男汁を放てば放つほど、熱いものが己の女に注ぎ込まれていく。精子はそこが自分自身の穴であるということなどお構いなしに泳ぎ回り、卵子と結合せんと鞭毛を蠢かして奥へ奥へと向かっていく。その焼け付くような性感は彼女に腰を振らせ、さらにびゅるびゅるとスペルマを放たせる。男の快楽が女の快楽を、女の快楽が男の快楽を助長する、快楽の永久機関がそこには存在していた。
「ひぃッ、ひぃいいッ、あぉ、ぉおッ、ぉひぃいいいいいいいッ」
 そんなものに巻き込まれたにとりが、平気でいられるはずもない。河童どころか獣とも思えないような悲鳴をあげ、半ば白目を剥きながら、全身をがくがくと痙攣させる。そのたび、たわわな乳房や尻肉もふるふると震える。
 圧倒的な性感に意識が白熱し、思考回路がばちばち焼け落ちていくのが分かる。明らかに危険な状態だが、それでも自らを止めることができなかった。ただただ、荒れ狂う快楽の海で翻弄されるしかなかった。
「ッあ、ひッ、ひいいッ、はぁ、ぉ、ひッ、ひぃッ、あぉ、ぉ……」
 どれくらい経ったろう。ようやく、絶頂が終わった。彼女が体力の限界を迎えたことで、強制的に。
 酷い有様だ。全身、汗や涎、その他の汁でぐしょぐしょに汚れている。かろうじて息はしているが、指一本動かす体力すら残っていなかった。
 萎えた肉棒が、オナホールから抜ける。にゅるん、と飛び出したソレは、精という精を放ったことで、すっかり情けない姿になっていた。白濁やローションでどろどろに汚れているのが、それを助長していた。
 続いて、ヴァギナからもディルドが抜け落ちる。ぬぽぉ……、と、なんともいえない、耳にへばりつくような音がした。どろりと、収まりきらなかった彼女自身の子種が溢れる。その感覚に、彼女はぴくりと身体を蠢かす。
 こぼれてしまっている。気持ちのいい、白いのが。それはいけない。あの永久機関は、白いのが出て入ることで成立するのだ。こぼれたら、ループが壊れてしまう。
 指一本動かすことすら大儀であるはずだというのに、彼女はむくりと起き上がり、自らの股から床にこぼれ落ちたそれを眺める。
「あはぁ……」
 思考する精神力などないはずだというのに、この状況でもっとも興奮できる異常なことを、彼女は自然と選択していた。床に這いつくばり、零れた自らのスペルマを、ぴちゃ、ぴちゃと音を立てながら舐め取っていく。しびれるような苦みが舌に走るが、それすらも恍惚を覚えさせるためのスパイスにしかならなかった。
「あは、あは、あは、あん、あん」
 そうしている間にも、へこへこと、床に腰を擦りつけている。ローションで滑る感触が、心地よい気持ちよさを与えた。いつしか、萎えていたはずの一物は、再び勃起していた。
 ――勃っちゃった。
 ――じゃあ、また弄らないと。
「あは、あは、あはぁあ」
 虚ろな瞳で、にとりは再びオナホールを手に取る。いきりたつ魔羅を挿入し、かくかくと、ソフトシリコンへ腰を振り続ける。彼女のオナニーは、もうしばらく続きそうだった。
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
トランジスタグラマーのにとり、いいすね
本物もやってみたいとかそういう続きも見たいっす
2.性欲を持て余す程度の能力削除
早苗とか襲って欲しい