真・東方夜伽話

孕み腹のファックフィールド

2018/10/11 21:21:46
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孕み腹のファックフィールド

喚く狂人

茨木華扇ちゃんセックスのしすぎでボテて

 半年ほど前、最近身体が重いのよね、と言った覚えがある。何の気なしの発言だった。あんたバカスカ食ってるから太ったんじゃないの? とからかわれた覚えがある。
 さきほどまで開かれていた宴会で、華扇は当時とまったく同じことを言った。周囲は、今度はからかいはしなかった。ただそうでしょうねと言って、なんともいえない顔をした。実際、暴飲暴食で太ったわけでないのは誰の目にも明らかなので、流石にからかえまい。
「んふぅッ――ぢゅうるッ、んぅ、んふ、んぅう」
「ぐぷッ、ぢゅるッ、ぢゅるるッ、ずぞッ」
 そうして空気をやや微妙なものにしてしまったり、あんまり呑むんじゃないと気遣われたりしながらも、宴会はつつがなく終わった。屋敷に帰ってきてまず寝室へと向かい、何をしているかといえば、ナニだ。今は前戯の真っ最中――ご覧の通り、口づけを交わしているところだ。男と華扇、どちらから始めたわけでもない。ただ酒が回り、ムラムラしていたのもあり、気づけばこうしておっ始めていた。
 お相手の男は、ここ一年ほど弟子として教えている青年だ。仙術の覚えもなかなかよい、将来有望な男だ。とはいえ、彼を最も評価している点は、仙術の出来ではなかった。
「ぢゅるッ、れるッ、くぷ、んふぅ」
 舌と舌とが絡みあい、ぬちゅっ、ぬちゅっとぬるついた音を立てている。宴会で随分と呑んできたものだから、今の華扇の吐息はだいぶ酒臭い。それでも、彼に気にした様子はまるでなかった。華扇のほうも、彼がそんなことを気にするタマでないのを知ったうえで、接吻に及んでいた。
「あはぁ……ッ」
 が、それも、そのうちに終わる。どちらからともなく唇を離した。粘度の高い唾液の糸が、二人の間を伝う。彼女は赤い舌で、背徳的な橋を自ら舐め取った。
「あら、駄目よ」
 男が、服に手をかけてくる。続きをしようというのだ。さっと払いのける。もっとも、拒否したわけではない。単に、今日は自分から脱ぎたい気分だというだけだった。青年も理解しているようで、こちらから少し離れると、腕を組んでじっと見つめてくる。
「よぉく、見ていなさい、お前の敬愛する、師の身体よ」
 着慣れた道士服風のドレスに手を掛け、一枚一枚、自身の肉体から引っぺがしていく。前掛け、内着、スカート。下着はつけていない。社会生活を送るうえでは必要だろうが、彼との暮らしの中においては、最も不要なものの一つだからだ。なんといっても、着けていたとしても、すぐどろどろになってしまうのだから。
 ともあれ、たっぷり一分は時間をかけ、彼女は即興のストリップショーを終える。露わになったのは、豊満極まる肉体だった。
 全体を見れば、むっちりしているという印象を誰もが抱くことだろう。太っているわけでは決してないのだが、脂肪が多めであり、曲線的で女性的なラインを描いている。一方、特に脚などは筋肉も備えており、それが脂肪を垂れさせず、女性として美しく保たたせていた。結果、そこにある肉体は非常に男好きのするモノとなっており、十人中十人が涎を垂らして欲しがるようなセクシーボディが生まれていた。
 わりあい小柄であるので、首も肩も細めに見える。鎖骨のラインがすぅっと、細く見えながらもしっかりと左右へ伸びている。
 彼女の身体で最も目を惹くのがどこかといわれれば、多くの男は乳房だと応えるだろう。元々たわわであったが、ここ半年ほどでとみに大きくなった。掌に溢れださんばかりだ。輪郭は、かつては美しい流線型を描いていたのだが、今は大きくなって重量が増しただけ、やや垂れている。もっとも、醜くなってしまったというわけではない。また新たな魅力を手に入れた、または魅力の方向性が変わったと考えるべきだろう。乳輪はかなり濃い焦げ茶色で、うっすら赤みがかった白い肌との良いコントラストを描いている。ここも以前はもう少し薄色だったのだが、半年ほどでぐっと色素が増した。ぴぃんと尖った先端からは、じわりと、白いものが滲み出している。乳首がから滲む白い液体が何であるかなど、説明するまでもないだろう。母乳だ。子をはぐくむ証たる汁が、彼女の乳首からはとろとろと溢れていた。
 もちろんその汁は、なにもなしに出てくるようなものではない。妊娠、出産、そういうことを経験した者の、ある意味特権ともいえる。では彼女はどうであろうか? 答えは、乳房のすぐした、腹部にある。
 そこはかつてきゅっと引き締まっていて、あんだけバカスカ食っといて何なのと霊夢に八つ当たりなどされたこともあるような部位だった。それが今では、まるまると膨らんで、前方に突き出していた。肌の滑らかさゆえに、つるりと膨れたそこがよく目立つ。無論、漫画ではあるまいし、食べ過ぎてそうなったわけではない。その内にいるのは、他ならぬ彼女の子であった。
 既に八ヶ月になる胎は、誰が見ても明らかに妊婦だと分かるようなものになっている。もちろん道士服の上からでもだ。隠せるものではない。隠そうとも思っていなかったので別にかまいはしないのだが、周囲はそうもいかないようだった。
 さらに下を見る。元々華扇は骨盤が広めで、体格のわりに豊かな下半身の持ち主だった。今ではさらに広がり、まるでセックスのためにあるような下半身を形作っている。陰毛はなかなかに濃く、生い茂って秘裂を守っている。守られているはずの裂け目はといえば、すっかり淫らに花開いており、彼女の性経験の豊富さを示している。かなり濡れそぼっていて、今も奥から奥からヌチョついた愛の蜜を分泌していた。
 後ろに回って尻を見れば、とんでもなく丸くたわわなバットがいきなり目に飛び込んでくる。もともとツンッと上向いた形良いヒップだったところに、妊娠によって脂肪が蓄えられたことで生まれた、奇跡の尻肉だった。初見では乳房の豊満さが目を惹くが、彼女のヒップもなた、ファンを多く獲得する男狂わせの部位であった。
 脚も大概だ。もともとかなりむちむちとしていた方だ。乳房と同じく、栄養が向かう先だったのだろう。そして最近になり、輪を掛けてセクシーさを増していた。男なら誰もがしゃぶりつきたくなるような、淫脚中の淫脚だった。
「さあ、修行を始めましょうか?」
 言って、今にもこちらに飛びかからんばかりの勢いな彼を、華扇は妖しくベッドに誘う。ぎしっ、と、スプリングが音を立てる。彼女の額には、汗がうっすら、珠のように輝いている。緊張しているのではない。むしろ興奮しているのだった。
 華扇とて、最初からこのようにただれた修行をしていたわけではなかった。むしろ教え始めたころは、相当気合いをいれて指導していたものだ。そんな関係が崩れたのは、修行内容が房中術に至ったときだった。
 ここで快感に溺れて身を持ち崩す仙人は多いし、彼が心を奪われることのないよう、気合いを入れて指導してやらねばと思っていたものだった。結論、溺れたのは、自分だった。弟子も弟子でまんざらではなかったようなのもあって、今ではすっかり、ただれた生活を送る仲間になっている。
「あはッ……」
 宴会場からくすねてきた酒瓶を、己の身体に傾ける。ぴちゃっ、ぴちゃっと、豊満なる肉体を、酒精で濡らしていく。ひんやりとした感覚に、思わず吐息が零れる。たっぷりとした乳房が、まるまる突き出した腹が、陰毛の生い茂る下腹が、てらてらと輝いていく。
「ぅ、おお、ぢゅるッ、ぢゅむぅう」
「ンッ! あはッ!」
 男は目を血走らせながら、華扇の右乳房に吸い付いた。たわわなる柔肉は彼をしっかり受け止め、包み込む。そのまま彼は、ぢゅうぢゅうと音をたてながら、赤子のように――赤子以上に必死に、既に尖っていた先端を吸い上げていく。酒精混じりの母乳の薫り高き味わいを、愉しんでいるようだった。敏感な先端を口内で甘噛みされ、舌先で舐り回され、授乳の快感に甘い声が漏れる。
「あは……もう大きくしているの?」
 ふと見れば、彼の下衣に、大きなテントが浮かんでいた。悪戯な笑みを浮かべ、撫でる。彼はそれだけで、びくりと腰を震わせた。
 敏感なことだが、一方で当然のことともいえた。仙人の体液を取り込むと、ひどく精がつくのだ。これでは苦しかろうから、脱がせてやることにする。
 内側から膨れあがるものがあるので、脱衣させるのも簡単なことではない。しかし華扇は、手慣れた手つきでするりと彼の衣服を下ろす。ぶるんッ! と、バネのように跳ね上がって現れたソレは、そんじょそこらのモノとは一線を画している。半年以上にわたり、女仙人と来る日も来る日もセックスしてきたイチモツだ。恐ろしいほど立派に反り返っており、表面を太い血管がぐねぐねと這い回っている。びきびきと勃起の音が聞こえてくるかのようですらあり、まさに剛直と呼ぶにふさわしいペニスであるといえた。
「はぁ……」
 溜息がこぼれる。もちろん落胆ではなく、期待によるものだ。つまりはコレが、彼最大の評価点であった。本当に、いつ見ても立派だった。コレがこんなだから自分はセックスをやめられないのだと責任転嫁しながら、奉仕を始める。
「は、あぁ、ん」
 指先を、類い稀なる肉幹に絡めていく。根元から先端まで、ゆっくりと扱き上げていく。指先・掌から伝わる熱は、それだけで女を感じさせるに足るものだった。華扇の唇の隙間から、甘い官能の吐息がこぼれている。
「フゥッ、フゥ、ぢゅるるゥ」
 そうしている間も、男は彼女の乳房を夢中で味わっている。右乳房全体が、酒とはまた異なるぬらぬらした輝きを放っている。彼の唾液だ。もう片乳房はといえば、我が物顔で揉みしだかれている。柔肉はずぶずぶ指を受け入れて形を変えている。やや黒ずんだ乳首からは白い液体がとろとろこぼれている。彼はそれを指ですくい取っては、乳全体に塗り広げていた。
「はッ、あは……いいわよ、いらっしゃい」
 さらに彼は、空いた片手を、こちらの両脚の狭間へと忍び込ませてくる。なにをしようとしているかは考えるまでもないことだった。好きにすればいいと、脚を僅かに開く。
「は、ッ、あ、はぁん……ッ」
 既に濡れそぼっていた淫貝に、指が入り込んでくる。相手しているのがデリケートな孕み腹であることなど忘れたかのように、くちゃくちゃと、指は自在に、激しく踊り回る。
「あはッ、あぁ、ッ、あぁ、そこ、いいッ……」
 華扇もまた、自らが孕み女であることなど忘れてしまったかのように、甘い声をあげて性の悦びに浸っていた。
「はぁ、ッ、あん、はぁ、あぁッ、あぁ」
 乳房の快楽に、膣穴の快楽。指先から伝わってくるペニスの逞しさ。
 それらは全く悪くないものであったが、それでも少し、彼に嫉妬する。房中術とは陰陽の交合すなわち異性の気を自らの体内に取り込んで調和をなすことを目的としている。彼は乳房に吸い付いて、こちらの陰気をたっぷりと取り込んでいる。だというのに、自分はまだ味わえていない。これは不均衡というものだろう。
「ほら、お前ばかりずるいわ。私にも気を味わわせなさい」
 ベッドの上で体勢を入れ替える。互い違いになるような格好、いわゆるシックスナインの姿勢だった。華扇の目の前に、先ほどまで指で愛撫していたペニスが現れる。
「あはぁ……」
 それはそれは立派な、ともすれば自分の顔よりも長い大業物だ。間近でみるに凄まじく、今まで数え切れないほど味わってきたはずだというのに、思わず息を呑んでしまう。
 一方で、彼女の秘裂もまた、見られていた。かつてはぴっちりと閉じた一本筋だったが、何十、何百回とセックスしていれば、ほころび花開きもする。そこはいまや、妖しく蠢く肉の園といった風情になっている。快楽を求めてぐぱぐぱと収縮を繰り返す様は、さながら何かの食虫植物のようですらあった。
「あぁ――いただきます――んふッ、ぢゅるッ、んふぅう」
 大口を開ける。品のない様だったが、こと閨においては、品がないくらいがちょうどいい。根元まで咥え込むと、強烈な雄の香りが味覚と嗅覚に流れ込んでくる。
 ――ああ、これだ、これが肉棒、男の味だ。
 下腹を強烈に疼かせる、魅力的な味わいだった。これがたまらなく好きで、房中術をやめられないのだ。官能をかきたてる味覚に、もっともっとと本能が疼き始める。本能の獣であるところの華扇が、逆らおうはずもなかった。
「んふぅッ、がぽッ、ぐぷッ、んふぅッ、れるッ、ぢゅるッ、ぢゅぼッ」
 頭を上下に揺さぶる。ひょっとこのように窄められた頬から、空気の抜ける音が響く。口内では口壁や舌先を余すところなく使い、亀頭を、肉竿を愛撫し、唾液をまぶしているじゅるじゅると唾液の音をあげながら、弟子の気をみずからの気と合一させていく。
「んはぁッ――ほら、こういうのはどう?」
 一旦、口を離す。たっぷりとした乳房でもって、肉棒を包み込んでやる。先ほどまぶした酒や彼の唾液、華扇自身の汗が潤滑油代わりとなり、摩擦はほどよいところまで減じている。両乳房を上下互い違いに擦り合わせて、肉幹を責め立ててやる。にちっ、にちっと、汁がこねられて小さく音をたてる。
 彼のモノはまずお目にかかれないほど立派であったが、華扇の乳房のたわわさときたら、そんなモノですらほんの先端しか見えなくなってしまうほどに豊かであった。たっぷりした乳肉は全て彼の陰茎を覆い隠すために使われ、そうしているうちに溢れた母乳が、肉竿にまぶされている。それでも隠しきれない先端へ彼女は舌先を這わせ、ちろちろと舐め回している。犯罪級の性技といっても過言ではなかった。
「んふッ、れるッ、ん! は、そうよ、お前も舐めるの。お互いに、ね」
 彼とて、茨歌仙の弟子である。されるばかりではなかった。なんといっても、目の前に美味そうな貝が放り出されているのだ。これを放っておくなど、男のすることではない。
「はぁッ、れろッ、んちゅ、あはッ! んッ、はぁ、あぁ」
 れろれろと、己の最も大切なところを舌先で舐られているのを感じる。子を宿している淫裂の中に、ぬるついた異物が入り込み、襞をめくるように舐め回してくる。孕んでいるはずの淫裂はしかし、舌のもたらす刺激にしっかりと快感を覚え、華扇を悶えさせる。腰がくねり、孕み腹の白いシルエットが踊る。陰毛を濡らすのは、先ほど垂らされた酒か、男の唾液か、はたまた溢れだした彼女の蜜か。たしかに言えるのは、華扇が性感を覚えているということであり、男が彼女の愛蜜の味をたっぷりと愉しんでいるということだった。妊婦特有の愛液の味は、万人を魅了してやまないものだ。
「はぁッ、んは、ぁあッ、あぁ、んふッ、れる、ぢゅうぅ」
 そうこうしているうちに、華扇はある予兆を感じる。つまり、彼の射精と、自らの絶頂の予兆を。望むところであった。男と女が快楽の頂点にいたること、それこそが房中術においては最も重要なことなのだから。
 ゆえに華扇は、積極的に彼を最後の瞬間へ追いやる。肉棒を深く深く咥え込んでは唇で先端にかけて扱き上げてやる。男も、されてばかりではなかった。ぷっくりと膨れていた陰核や、ヒクついていた肛門まで舌先を伸ばし、舐め回す。そうしている内にも、指を裂け目へ差し込んで、ざらついた天井を細かな指のストロークで散々に擦り上げる。
「ゥッ、ぉおッ、ゥウ、おおおおおおおッ――!」
「んふう、んッ、んぅうううッ――!」
 男が腰を跳ねさせる。と同時に、根元から先端にかけて陰茎が膨れ上がり、爆発した。どぷッ、どぷんと、粘つく液体が口腔へと流れ込んでくる。おそろしく熱く、臭く、かつ魅力的な濁液、雄の欲望そのものが。
 無数の精子が、口内を泳ぎ回っているのを感じる。今の華扇にとっては、なによりの甘露であるように思えた。
 そんなものをぶちまけられてしまったのだから、華扇もまた絶頂せずにはいられない。背が反り、豊満な乳房が、孕み腹が、はちきれんばかりの尻がゆさっと揺れる。己を散々になぶってくれた舌に、膣襞はきゅうきゅう絡みついて礼を伝える。子を宿しているからこそ、膣道は快楽に対し正直かつ純粋に悦んでみせる。女貝からは熱い汁が音をたてて噴き出し、彼の顔面を汚す。彼は気にしていないどころか、むしろ自ら舌を伸ばして、己の顔を濡らす蜜を舐め取った。
「ンッ、ふ、はぁ……」
 肉棒の脈動を口粘膜でしっかり味わった後、ようやく口を離す。絶頂の余韻に、どちらもなんとなく疲労した様子をみせていた。金剛の肉体もつ仙人であっても、和合の悦びは受け止めるのに体力を使うものなのだ。
「えぁ――ふふふ」
 姿勢を戻し、彼に己の口内を見せつける。白いものが、たっぷりと溜まっている。れ、と、それを己の掌に吐き出した。ついでに、自らの母乳もだ。二種の汁が混ざり合い、なんともいえない独特の白さの液となる。
「ちゅ、ずる、ずる」
「ぢゅるッ、ずるる」
 二人はそれに口をつけ、音をたてて啜っていく。口づけ、舌を交わらせて、互いに送りあう。陽の気と陰の気が自らの肉体にて調和し、他のいかなる手段でも得られない悦びに昇華されていく。満たされていくのを感じる。味わっているそれが半分は己の体液であることなど、どちらもまったく気にした様子を見せていなかった。
「んはぁ……ふふ、元気ねぇ」
 やがて、どちらからともなく口を離す。華扇は男の股ぐらに指を伸ばし、ソレを一撫でした。今し方、呆れるほどの量を放ったばかりであるはずだというのに、ソレはすっかり元の威容を取り戻していた。今味わった混合液には、それだけの効能があったということだ。弄ぶように指でなぞりながら、ときおり爪でかりかりと優しく引っ掻いてやると、彼はたまらないというように腰を震わせる。
「私も、だけどね」
 そういう彼女の淫裂は、堰の壊れた川のごとく、だらだらと涎を垂らしていた。陰唇はひくッ、ひくッと朱祝を繰り返しており、己を埋める相手をしきりに求めている。男が指を差し入れて、浅いあたりをくちゃっ、くちゃっとこね回してくる。熱い吐息がもう一度零れる。
 ともかく、勃った男と濡れた女がいて、することといえば一つだった。どちらからともなく、次の行動にうつる。
 男は仰向けになった。華扇が、その上に跨がる。どちらがどうするという相談は、一切なかった。ただ二人とも、どのようなセックスをしたいか、どのようなセックスが行われるべきか自らの考えに従って動いただけだ。それが、完全に一致していただけのことだった。
「あはぁ――」
 これで、普段の華扇は理知的なほうだ。食べ物のこととなると箍が外れがちだが、それでも賢者と呼ばれてよい程度には己を律することができる。
 そんな彼女の表情が、今やすっかり崩れている。発情しきった雌のそれになっていた。普段しか知らぬ者が見れば、仰天するほどに。だが、誰も彼女を責めることはできまい。興奮した女とペニスというのは、目玉焼きに醤油をかけるくらいの最高の組み合わせなのだ。
「は、あッ、はぁ」
 指を肉棒に絡ませ、膣口に先端を導く。期待に、淫肉がきゅうっと収縮するのを自分でも感じた。熱い吐息が漏れる。腹の中には子がいる状態ではあるが、そんなことよりも今はセックスのほうがずっと大事だった。
「あ、は、は」
 ゆっくり、腰を下ろしていく。ず、ぬ、ぬ、と、己の恥肉が割り開かれていくのを感じる。途中で、もどかしくなってしまった。一息に腰を下ろす。
「あッ、はぁああああああッ!」
 ずぶん、と、沼地に杭を打ったような音がした。それが、性交の始まりとなった。
「あはぁッ、あはッ、あっくぅ、はぁッ、はぁッ、あぉッ、ぉおんッ」
 ぐちゃッ、ぐちゃッ、ぐちゃッ、ぐちゃっと、捌いたばかりの血の滴る生肉をこねくり回すような音が室内に響く。男と女が交わることで生じる、この世の何よりも猥褻な音だ。それを鳴らしているのは、彼女の腰の動きだった。上下に前後に左右にと、子を成してからいっそうたっぷりとし始めた尻が自由自在に踊っている。それはまるで、そういう独立した生き物であるかのようだった。
「あはぁッ、あぉッ、あんッ、はぁッ、ぉお、は、はぁあ」
 腰が上下し、ぶちゅぶちゅと秘貝が音をたてるたびに、彼女はたまらないという声をあげる。おうおうとよがるその様は、さながら獣のようだった。いや、獣よりも淫らといっても過言ではないだろう。
 そして、男もまた獣だった。本能のままに雌を求め、その穴をほじくる獣だ。
「あはぁッ! あッ、はぁッ、あぁんッ、あぁああッ!」
 男は身体全体を跳ねさせるようにして、華扇を下から突き上げる。膣奥の最も感じるところへ、執拗なまでにペニスをぶつけていく。
 彼女の身が、何度も跳ねる。聞き苦しいようでありながら魅力的な嬌声を垂れ流しにして。ぶるんぶるんと、重量級の放埒な乳房が揺れ、そのたびに白く甘い魅惑の乳汁が滲み出す。子を宿す胎も、尻も、同じようにゆっさゆっさと揺れている。膣襞は己を犯す魔羅にねっとりと絡みついてしゃぶりたて、淫口は腰がたたき込まれるたびにぶちゅぶちゅと音をたてていた。
「はぁッ、あはぁッ、あぉ、あぁあんッ、ひい、はぁ、ぉッ」
 そんな状態にありながら、彼女もまた腰を止めなかった。むしろ、男のピストンに合わせるようにしながら、娼婦よりもさらに淫らに、身体全体を踊らせていく。否、娼婦など勝負になどなるはずもない。彼女らはしょせん、生活のためにセックスをしているに過ぎない。ただただ快楽を目的としてよがる華扇とは、貪欲さの桁が違うのだ。
「はぁッ、あはぁッ、感じるわ、射精そうなんでしょう、いいわ、果てなさい、私の中で、師が許しますッ」
 そうこうしているうちに、肉棒が膣内で膨れ始める。射精が近いのだというのは、考えるまでもなく明らかなことだった。
 その瞬間に訪れるだろう快楽を想像すると、それだけでぞくぞくと震えがくる。赤い舌でれろりと自らの唇を舐めながら、彼女はさらに腰を振りたくっている。
「ほら、ほらッ、いつ射精してもいいわッ」
 身体を倒し、両乳房で男の顔面を挟み込むようにしながら、快楽のための孕穴で繋がり合う。ピストンは際限なく速まっていき、ぐぢょぬぶずぶずぼぬぶと、結合部からえげつのない音が響く。
 そのようにしていたものだから、最後の瞬間が訪れるまでに、そう時間はかからなかった。
「ォ、オオ、ぉおおおおおッ――!」
 男がやかましく叫ぶ。孕み腰を、がっしりと掴まれる。逃がさないつもりだと察するのと同時に、一番奥へ腰が叩きつけられる。ぬぢゅっと、肉を潰す音が胎内で響く。子宮口を、肉棒が小突いたのだ。と同時に、子がいることなど忘れたかのような勢いで、精が解き放たれる。
「あっはッ……!」
 マグマのように熱くヘドロのように粘っこい液体が、勢いよく放たれて、己の聖域へ注ぎ込まれているのを感じる。子を宿している小部屋が、欲望によって真っ白に染め上げられているのが分かる。無数の精子が、己の誕生のため、一心不乱に泳ぎ始める。半年以上遅いことなど、知りもせずにだ。
「あは、あぁああああああッ……!」
 ただただ快楽のためだけに行われた膣内射精、それにより注ぎ込まれる「雄」の存在感で、華扇もまた絶頂を迎える。背が弓なりに反り返り、全身ががくがくと痙攣する。
「あはぁッ、ああッ、アォッ、ひぃいいいッ」
 騎乗位の姿勢でそのようにしていると、乳房と腹の化け物のように見える。絶頂の快楽に体ががくがく震えるたび、豊満な乳房はたゆんたゆんと揺れる。溢れだした乳汁が二人の身体を、シーツを汚していく。丸い腹の存在が、胴体が反り返ったことでさらに強調されている。両脚はこれ以上ないほど大きく広げられて彼女の覚えている感覚の強烈さを強調する。ぷしぃいっと、濃厚な雌蜜が音を立てて噴き出した。
「あはッ、あぁッ、はぁ……ああ」
 どれくらい、イッていただろうか? 二三秒だろうか、それとも十秒、三十、はたまた一分、もっと? 強烈な快楽は、肉体時計を狂わせる。
 ともあれ、彼女は快楽の波からようやく降りてきた。ぐったりと、男に身体を預けるようにする。彼は身をよじって、華扇の下から抜けだした。未だアクメに半ばある膣穴から竿が引き抜かれる瞬間、ぬぽっ、と、なんとも例えがたい猥褻なるノイズが響いた。
「あは……ふふ」
 流石に半萎えになったペニスは、愛液と精液でどろどろになっている。オーガズムの余韻に惚けていた華扇だったが、彼が不遜にも口元にソレを突き出してきたことで、不敵な笑みを浮かべた。
「師にこんなものを始末させようだなんて、なんて弟子なのかしら」
 などと言いながら、拒むことはない。己の孕み腹より溢れた愛液と、たくましき濁液がミックスされてまぶされた肉棒に、ちゅうちゅうと吸い付いていく。
「んふッ……れるぅっ、ちゅぷ、ちゅるぅ、んふぅ、くちゅ」
 疲労している状態ではあるが、口淫は極めて丁寧だった。なんせ達したばかりの魔羅であるから、扱いは丁寧にしてやらなくてはならない。そのあたりを間違えるほど、華扇は愚かな女ではない。
 それに、そのようにして和合の汁を味わうことは、自らにとって良いことでもあるのだ。陰と陽が身体に満ち、疲れが癒えていくのが分かる。困ることといったら、興奮も際限なく高まっていくことだろうか。気づけば、己の指を先ほどアクメしたばかりの穴にくぐらせ、くちゃくちゃと音を立てて掻き回していた。
「んふぅッ、ぢゅる、れるッ、ぐぷッ、ぐちゅぅ」
 はしたないなどという発想は、男女どちらからも出てこない。ただただ、肉欲が燃え上がるばかりだった。
「ぢゅるッ、れろッ、ちゅぅう……んはぁ、あは、元気ね、やっぱり」
 掃除が終わり、華扇が口を離すころには、肉棒はすっかり元の姿を取り戻していた。いや、ともするとそれ以上に立派になっているといっていいほどだ。
 また、華扇も昂ぶっていた。淫裂は先ほど激しい絶頂を迎えたっばかりだとは思えないほど貪欲にヒクついて、己を埋めるものを求めている。
 埋めるものなら、目の前にある。あちらもそれを求めている。なら、どうして、ぐずぐずする必要があるだろうか。
「さあ、もっともっと修行しましょう。次はどうする? 正常位、それとも後背位かしら?」
 妖しく異性を誘い快楽を求める華扇を、男は押し倒す。楽しい修行は、まだまだ終わりそうもなかった。
Twitter見てたら茨木華扇ちゃんのドスケベなイラストが流れてきて思わず「コレで小説書いていいですか」って尋ねて許可いただいたのが始まり
感謝
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
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