真・東方夜伽話

壁の向こうの幻想郷

2008/08/04 03:20:24
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壁の向こうの幻想郷

yuz
多少キャラが壊れております。
ふたなり注意






「美鈴さん、美鈴さん。始まりましたよ」
 小悪魔が空中でとんぼ返りを打った。
「ええっ、またですか」
「毎度毎度、うちのパチュリー様がお世話になっております」
「いえいえ、こちらこそ」

 二人は顔を見合わせて笑った。
「場所は」
「いつも通りに」
 二人は静かにある一室へ入ると、素早く壁際に移動して壁にコップを押し当てた。


<咲夜、我慢出来ないの?>

<パチュリー様から誘ったんじゃありませんか。>

 荒い息遣い。


「聞こえましたか」
「はい、聞こえました」


<早く入れさせてください>


「今日は咲夜さんが男役ですか」
「お盛んですなあ、お盛んですなあ」
 再び、音も立てずに小悪魔が空中でとんぼ返りを打った。


<焦らさないで>


「そりゃ、私達のセリフです」


<味見するわよ、咲夜>

 水音。

<あ、ああっパチュリー様っそこは駄目です>


「うわぁ、卑猥」

 
 しばらく水音。
息遣い。


「進展しませんねえ」
 小悪魔と美鈴は耳元に囁き合いながら話しているため、お互いの呼吸音がいやというほど伝わる。


<あ、だめっ。パチュリー様、いやっいっちゃう。あっ>
 静寂。


「口の中ですかね」
 小悪魔がべぇっ、と舌を出した。


<まだこんなに元気じゃない。私に何をしたいの?>

 更に荒い息。

<咲夜は、咲夜は、中に入れたいです>

<何?聞こえないわよ>


「いや、聞こえてますよ」
「いじめっこですねえ」


<咲夜の汚いおちんちんをパチュリー様に入れさせてください>

<はい、よく出来ました>

 衣擦れの音。


「着衣で口淫でしたか」
「パチュリー様らしいですね」


<あっ、入れさせてくれるっていったじゃないですか痛いっ痛いっ>

<メイドには足で十分でしょう>


「これは酷い」

 
 悲鳴。


「そんな」


<足はっ足はっやめてえっ>

<ほら、ほら>

 苦悶の声。


「咲夜さんって足でする方のイメージがあったんですがね」
「ええ、私もです」
 ぱたぱたと小悪魔の羽が頭の上の空気をかき回した。


<痛い痛い>

<それが直に気持ちよくなるのよ>


「しかし、今日はやけに聞こえがいいですね」
「実はですね、こんなこともあろうと思ってあちら側の壁に細工をしておきました」
 間抜けに語尾を伸ばした小悪魔は得意げだった。
「器用なメイドに金を握らせてですね。壁の形状を一部変えてその上から壁紙を貼って偽装しました」
「つまり」


<気持ちよくなんかならないですっ>

<ビンビンにしちゃって>

 笑い声。


「あちらからは聞こえにくく、こちらからは聞こえやすいと? 」
「そうです。紅魔館の防音は中々なもので苦戦しました」
 二人はコップを捨てて壁に直接耳を押し当てた。


<らめえ>


「今の咲夜さんですよね」
「そうですね」


 静寂。


「いっちゃった」


<何、勝手にいってるの。お仕置きよ。お尻をこっちにむけなさい>

<ふぇぇっ>


「ふぇぇっ」
「ふぇぇっ」

 
 再び衣擦れの音。

<覚悟はいい?>

 絶叫。


 二人は青ざめた
「私、お尻を叩くんだとばかり思ってました」
「私もです」
「だけど、これは」
「入ってますよね」


<入ってる、パチュリー様の入ってますぅ>

<入れてるのよ>


「ええ、入っているそうです」

 
 嬌声。


「美鈴さん」
「何でしょう」
「興奮しませんか」
 美鈴はぶんぶん首を振った。
「そんな事はありません、絶対に」

 興奮しているのだ。
お互いの呼吸音がもろに聞こえる距離で覗き見などしているのだから、しない方がおかしい。

「私、いつも覗きの後は自分の部屋で、一人で慰めているんですよ。美鈴さんはそうじゃないんですか?」
「それは、私だって」
「それじゃあ」
 小悪魔が部屋のベッドを指さすと、美鈴は誘われるままにその端っこに腰掛けた。

 そして、直後にはもうお互いの唇を貪り合っていた。
柔らかく暖かい感触を楽しんでいた美鈴であったが、太ももに違和感を覚えた。
「あの」
「はい、何でしょう」
「さっきから私の太ももに何か当たってます」
 見れば小悪魔のスカートが不自然にふくらんでいる。

「当ててるんです」
「いえ、そんな。これは、その、やっぱり生身の」
「そうですね」
 小悪魔がスカートをずらしてそれを取り出すと、美鈴は悲鳴を上げた。
「我慢できません、何とかしてください」
「は、はい」
 小悪魔のペースに乗せられた美鈴はいつの間にか彼女の男根を握りしめていた。
右手全体でそれを包みながら、恐る恐る上下に動かす。
「美鈴さん、もっと強く」
「はい」
 促されるままに手の動きを早めたが、美鈴は何やら小悪魔が自分の顔を窺っているのに気付いた。

「もしかして、口でして欲しいんですか」
 美鈴は小悪魔が首をちぎれんばかりに振ったのを見て、彼女の股間に顔を埋めた。
 張り裂けそうなほど膨張したそれの付け根から先端まで舌で舐め上げたっぷり唾液で濡らしてやり、覆う様にして先端から徐々に口に含んでいった。
「あっ、いいです美鈴さん」
 小悪魔が両手で美鈴の頭を軽く押さえた。
 そして、それを喉の奥までくわえ込み少し締め付けてやると小悪魔はあっけなく絶頂を迎えた。
「早すぎでしょう」
 美鈴は喉の奥に流し込まれた精液をさらに胃へと追いやりながら小悪魔を見上げた。
「ごめんなさい、それと、美鈴さんそのアングル」
「きゃ」
 小悪魔が美鈴の肩を掴み、一気に押し倒した。
「悪魔的にそそられるので止めてください。あとあんまり声出しちゃ駄目ですよ」

 徐々に服を脱がせ惜しみない賛辞を送りながら、小悪魔は美鈴の肌に吸い付いた。
「美鈴さん、門番だってのに白い肌で羨ましいです。私やパチュリー様の白さじゃなくてもっと健康的で」
「そりゃ、咲夜さんが見に来た時以外は日陰で遊んでますから」
 小悪魔の手が美鈴の乳房をなで回した。
「そんなに大きく見えないのに、着やせするんですね」
 美鈴は自分の上にもたれかかる小悪魔を愛おしく感じその頭を撫でると、小悪魔がさらに頭をすり寄せて来た。

「私、したいんですけどいいですか?」
 待ちわびていた美鈴は頷いた。
すぐに美鈴は濡れた秘所に圧迫感を感じ、小悪魔の手を掴んだ。
「あふっ」
 美鈴は必死に声を出さない様にしたが、時折嬌声が漏れた。
「美鈴さんの中、すごくきつくて気持ちいいです」
「あんまり言わないでください」

 小悪魔が美鈴の最奥まで自身を進めてからしばらく二人は動かず抱き合った。
「小悪魔さん。正直な所、私は初めて覗きをした時からこうしたいと思ってました」
「美鈴さん。嬉しいです、何かひっかかってたんです。まるで、その半ばレイプみたいで」
 小悪魔が腰を動かそうとしたその時、部屋がノックされる音が二人の耳に届いた。
今度は耳を押しつけるまでもなくはっきりと咲夜とパチュリーの声が聞こえた。

「殺すぞ」
「開けろっ」

「ありゃ、ばれましたか」
「ごめんなさい、多分私の声です。殺すって言ってますけど、どうしますか」
「こんなこともあろうかと思って逃げ道を用意してあります。続きをしましょうよ」
「ええ、それならしましょう。気が済むまで」

「いるのは分かってんだ。開けろめっいっりん」

 美鈴の中が擦られ、奥に何度も剛直が突き立てられた。
「あぁ、気持ちいいです」
「美鈴さん、私もうイキそうです」
「いいですよ。扉がどうにかなる前に」
 美鈴が膣内に吐き出される熱を感じると同時に扉が大きく軋んだ。
 そして、余韻に浸っている美鈴をよそに小悪魔は服を着始めた。
美鈴も慌てて服を着ると、扉が木っ端微塵に爆砕し怒り狂った二人がなだれ込んできた。

「こ、小悪魔さん」
 小悪魔は一目散にパチュリーの所へ走り寄るや否や泣き出した。
「私、美鈴さんにレイプされました。嫌だっていったのに覗きの同伴を強制されて、怖かったです」
えーんえーん。

 噴飯物である。
美鈴は飛び上がった。
「嘘だあっ」
「死ねっ、美鈴」
 美鈴の叫びも空しく咲夜とパチュリーの弾幕がただ一人美鈴を狙って展開された。

「この、悪魔っ」
えーんえーん。

 次の瞬間、美鈴の視界は大量のナイフと弾に覆われた。
「うわ」
 色とりどりの弾幕、赤、紫、黄、青、白、水色、橙、緑。
 どばどばどばどばどばどばどばどば。

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
壁越しってのをやってみたかったんです、はい。

どう表現するか迷って結局こんな感じに


<おまけ>
半年後、そこには元気に覗きをする美鈴の姿が!
「もう小悪魔はこりごりだよ」
これには咲夜とパチュリーも苦笑い。
yuz
コメント




1.名無し削除
壁越しって妙に興奮するよね。
小悪魔が小悪魔すぎるw
2.七紙削除
絶妙のテンポがたまらない。

小悪魔ひでぇ
3.とおり削除
あ、うん!
こういうの好きです!
新しいね
4.匿名削除
今度は誰を覗いてるんだ!?
咲夜とパチュリーが覗くの許可したか?
5.削除
哀れ蜂の巣にされてしまった美鈴
しかしこれも紅魔館の厳しい掟なのである
6.魔砲削除
どこかシュールさを感じてしまったワタクシ
てか 何 故 気 づ い た し
咲パチェも楽しんでるんじゃないのかw
こぁと中はコップを通してでしか聞こえなかった壁の向こうのネチョを感知するとは恐ろしい子w
7.削除
小悪魔ひでえw
8.七品のサー削除
何か…ワロタwww

マイナーカップリング?で、見る気はあまりなかった…しかし…
見て良かったーーーー!
9.名前が無い程度の能力削除
まさに小悪魔