真・東方夜伽話

まぶしく、まぶしく、月夜より

2018/07/12 20:59:24
最終更新
サイズ
21.16KB
閲覧数
769

分類タグ

まぶしく、まぶしく、月夜より

KRNN

※影狼ちゃんがケモノになっちゃいます、注意
わかさぎ姫にもちんちん生やし隊

 私にとって丈の長い――それこそ体をすっぽりと覆い隠せるような、くるぶしまで届くドレスは相棒とも言える一品だった。
 動きにくそうと言われたこともあるし、事実狼の機動力を妨げる服ではあるのだが、慣れてしまえばそう不便でもない。
 私の暮らす竹林の床は概ね平坦で草もなく、歩きやすいし裾が引っかかることだって、そう多くはない。
 これが魔法の森なんかだったら話も違うだろうなぁ、とは思わなくもないが。

 まあそれでも、降り積もる竹の葉にドレスが擦れてしまうのは仕方のないことだった。
 霧の湖を目指して歩く私の後ろを、ガサガサとした音がピッタリついて回る。

 なら着替えれば良いんじゃないかって?
 そうは行かない。着替えたら手足が晒されてしまうから。
 長いこと手足を隠してる内に、胴体よりも腕や脚のラインを見られることに恥じらいを覚えるようになってしまった。
 我ながら冗談みたいな話だと思うけど、露出した手足を見られると無性に落ち着かなくなるのだ。まだ開いた胸元でも凝視されてた方がマシ、なぐらいには。

 なら飛んで行けば良いんじゃないかって?
 それも出来ない。飛べば光を遮る竹藪が薄くなってしまう。
 妖怪に対して密接な関係を持つ月。人狼を人の体から異形の物へとすげ替える月光。
 高く飛べば飛ぶほど光は強まり、その影響は色濃く私にも現れる。体を、秘匿すべき肉体に変える。

 ――今宵は満月であった。



 そんな日に出歩くのが間違ってるのかもしれないが、そんな日"だからこそ"出かける必要がある。
 霧の湖を目前にして、竹林が終わる。この先には光を遮るものはなにもない。
 歩みを止めて、一旦大きく深呼吸。覚悟を決めて、進む、進む。
 全身に光を浴び、狼へ近づく。妖怪としての感情が昂る、興奮する。
 満月と言うだけで尋常じゃなく溜まっていた高揚感が、更にむくむく増幅されるように。
 その興奮具合は、ドレスの前にそびえ立つ"こんもりとした山"を見れば誰にも一目で悟られてしまうだろう。

 そして、霧の湖近づく事はさらなる"影響"を私に与えるのだ。
 夜は波一つ立たない美しい水面。
 それは明鏡となって――夜空の満月を映していた。
 つまり。
 私は霧の湖の側では二重の月光を浴びる事となる。一つでもお腹いっぱいな光が、倍。
 その強すぎる変化は私に普段以上の変異をもたらし……

 ざわざわと。
 服に包まれた体が肌色を失っていく。見ずともわかる。
 ありえない速度で毛が生え、伸び、毛並みとなって体を包み込んでいく。
 茶色の侵食は手足にすら及ぶ。びっしり短い毛が生え揃い、肉球が生成され、僅かだけ、指が長くなる。爪も長くなる。
 本当に狼に近づくなら――指は短くなって然るべきだろうに。でも私が成りつつあるのは狼ではなく、狼女。
 手袋なんて付けてはいないから、ここまで変化してしまえば正体を隠すことはもう出来ない。
 より大きくなった尻尾がばさりとスカートの膨らみから飛び出る。自身を狼であると主張するよう。
 体の前面の膨らみも増々猛り、いい加減スカートと先端が擦れてるだけでも我慢できなくなってしまいそうだった。
 狼の本性を、荒ぶる獣欲を解放しろと月が呼びかける。
 まるであの異変の時のように気が大きくなった私は、その誘いに乗りたくてたまらなくなる。
 だけど。でも。
 もう少し我慢。


 首元も毛皮に覆われ、はぁーっ、はぁーっと興奮に荒くなる口元がぐぐっと前に伸びる。
 視界に映るマズル。見慣れたものだった。
 水面の黄色いまんまるへ近づく頃には、私は完全な"狼の獣人"と化していた。
 自身の意志で狼へ変身するのとは違う、強制的な獣化。
 それが、私が狼女である限り逃れられない、二つの月の、倍化した影響。


 辿り着いた湖の畔には青く、淡い人影が一つ。
 童話から抜け出てきたようなお姫様が、くるりとこちらを向いて。
「こんばんは、影狼ちゃん」
 魔性の。そう、人魚らしい魔性の声で、言葉を掛けてきたのだった。



 ふわふわの青い縦ロール、どことなく"和"を彷彿とさせる彼女によく似合った着物。
 その着物は着崩れており、肌蹴た胸元から私より余程豊満な胸がちらついている。
 大人の色香に溢れた人魚。されど少女の見た目をした、人を拐かす人魚が畔に佇んでいた。
「こんばんは、姫」
 姫の隣に腰掛け、挨拶を返す。スカートを濡れないように避け、毛皮に覆われた脚を水に浸けた。
 彼女の視線が水を吸っていく脚に移るのがわかる。普段の脚ならまだしも、完全に獣と化した脚を見られるのは、やっぱり恥ずかしかった。

 わかさぎ姫。
 普段は虫も殺せないほど気弱でお淑やかな人魚。
 そんな彼女が満月の夜にだけ見せる、色欲に囚われた姿。
 姫も、月の魔力にあてられているのだろうか。
 わからないけど、私はすっかり一夜限りの幻に魅了されてしまい、満月の度に足繁く通っていたのだった。おとぎ話の人魚に惚れ込む男の子のよう――なんて例えるには、少々お下劣な欲望が入り混じりすぎているけれど。
 満月の度に開かれる、お互いの昂る欲望のありったけを吐き出すための逢瀬。重い発情期じみた情欲を毎月毎月、望むがままにぶつけ合っている。


「待たせちゃったかしら?」
「ちょっとだけ。でも、楽しみにしてたから、あっという間だったわ」
 そう返す姫の頬は、ほんのりと赤く染まっている。
「ふふ、影狼ちゃんも準備万端って感じね。すっかり狼になっちゃって……"ここ"も、こぉんなに大きく膨らませちゃってるし……」
「やっ、ぁんっ……姫、いきなりすぎよぉ……」
 姫の嫋やかな手が、私のスカートの大きな膨らみを愛おしそうに撫でてゆく。目を細め、うっとりと。大好きだって感情を込めるみたいに、掌でくりくりと。
「だってぇ、影狼ちゃんも我慢なんて出来ないでしょう? 先走りでぐっしょぐしょの、可愛い可愛い、でも大きさはとっても立派なおちんちん……」
 言って、熱と湿り気の篭った吐息を漏らす。

 そう、男性器。
 姫が撫でているそれは、私に備わっているそれは、妖怪なら誰もがぶら下げている男性器だ。
 妖怪としての格を示し、柔らかい女性の体には不釣り合いな、それでいてよく似合う、ここ幻想郷では女にも付いているのが常識である"雄の"器官。
 布地をこんもりと押し上げるほどに大きく屹立し、ガチガチに硬く、エラを際立たせてしまう程に張り詰めた肉の竿。二つの月の力が、狼に近づいた体が、逸物をいつも以上に凶暴に怒張させていく。

 布越しに伝わる姫の柔らかな手が気持ちいい。亀頭を撫でられいるだけで、湧き水のような我慢汁がスカートに染み込み、ピクッと腰を跳ねさせてしまう。
 たわみが出来てしまうほどにドレスを持ち上げている棒状のソレ。テントの先端からは、たっぷり先走りを吸い取った円状の染みが広がっていて、ドレスの赤色をずっと色濃いものに染め上げいた。
「うぅー、確かに我慢なんて出来ないけど……来る時も、ずっとずっとちんちんがスカートの裏地に擦れてて、大変だったんだもの。びくんびくんって、勝手に跳ねちゃうし」
「でしょう? ならいいじゃない、私も影狼ちゃんのこゆーい"おつゆ"、早く欲しくて堪らないものっ」
 パチリと色目を使ったウインク。
 色狂いの淫魔でも乗り移ってるんじゃないか。心の中に留めておくが、そんな感想すら浮かぶ。

 でも。
 抗えない。どきりと恋するように胸は高鳴ってしまうし、肉棒は殊更とあっつあつに熱を高めていく。
「んふふっ、今、おちんちんがピクってなった。うれしいっ……」
「姫がぁ、んっ、エッチなのが悪い……んゃっ、あっ、しこしこっ、しこしこすきぃ……」
 じゅぷじゅぷ音を立て、姫が布越しに逸物を扱き始める。待ちくたびれた肉棒にその超直接的な刺激は効果覿面で、もうぐつぐつと熱いものが込み上げてくるようだった。
「ひめっ、ひめぇ……もう出ちゃうっ、まだちょっとしか触られてないのにっ」
「それじゃ、早速一発出しちゃいましょうか。 どうせ、この後もいっぱいいっぱい出すんですもの、我慢しなくていいのよ?」
 射精に備えぷっくり肥大した逸物を、素早く彼女の手が往復していく。私の顔に注がれていた視線が肉棒に集中し、射精を今か今かと見定めている。
 ビクビクと跳ね回る陰茎の挙動も、すっかり先っぽの浮き出た亀頭の形もつぶさに観察されている。
 恥ずかしい。
 恥ずかしくてしょうがないけど、それがむしろ快感の波を押し上げるようで。頭の中がちかちか瞬く。
「ほぉら、イッちゃえ♡」
 そして、まさに出る瞬間。
 それを見定めた姫が、ぎゅぅぅっと強く逸物を握りしめた。
「んい゛っ――っ!? あーっ、あっ、でるっ、もうイッちゃうっ、あっ、やっ……っっ――!!?」

 びゅるるるっ ぶびゅっ びゅぶぶぶっ びゅーーーっ びゅっ びゅるるっ!

 日がな一日、どっぷりと溜め込んだ白い欲望が、今日の初物精液がどぷんどぷんと撃ち出されていった。
 何度味わったって飽きることのない、むしろ中毒になるほどの射精の快感が全身を貫いて痙攣させていく。
「んぅ~~っ、んお゛っ、おっ……あふっ! んあぁ、ぁっ、はっ……はっ……♡」
 姫に強く握られた肉棒は、圧迫されたホースの口のよう。狭くなった尿道を濃厚な精液がずくずくせり上がる感触がまた気持ちいいし、噴き出る精液はスカートを叩くどころか濾して滲み出るようにこぷこぷと、ゼリーが湧き出るみたいに山の先端から溢れ出ていった。
 赤い生地からぴゅっぴゅと粘ついた液体が迸り、服を汚し姫の手をもどろどろに彩っていく。
「んっ、手の中でドクドクって、影狼ちゃんのおちんちんの中を精液が昇ってくのがよく分かるわぁ♡」
 姫はにまにま愉快そうな笑みを浮かべつつ、尾っぽを水面に。ゆらゆらと、ちゃぷちゃぷと無意識にか躍らせている。
「ふふっ、ちょっと味見するわねっ」
「んぁあぁっ――!? ひめっ、そんな、おくちっ……ふわぁぅっ、ちゅるるってぇ、吸わにゃいでぇっ」
 隣から身を乗り出し、姫の可愛らしいお口が、精液噴き出す突起をぱくりと咥えこんでしまった。
 一旦落ち着きを見せた――とはいえイッたばかりのペニスへの不意打ちは電流でも走ったよう。私は哀れに体を震わせて、次の射精に備えていたはずの子種をも姫の口内に搾取されていくのであった。
「じゅるっ……ちゅっ、ふっ、んぅ……ぷぁっ……んふっ、今日も影狼ちゃんの精液、とぉっても濃かったわ」
 顔を離し満足気に舌なめずり。
 清楚な姫の垣間見せる一面はとびきり淫猥で。肉棒は萎える様子を見せやしなかった。


 片や童話のヒロインのような儚い人魚。片や童話の悪役として名高い人狼。
 傍から見ればその関係は捕食者と被捕食者だろう。
 ――でも。実際のところはどっちがどっちに"食べられて"いるんだか……
「さ、影狼ちゃん。まだまだこんなじゃ物足りないでしょう? 続き続きっ」
 姫はちゃぷんと湖に飛び込み、上半身だけを水から出して私の真正面に居座った。
 その期待に満ちた瞳は。物言わずとも何を訴えているのか私には分かってしまう。
「……ちょっと、横向いててよ」
「嫌よ。可愛い影狼ちゃんから、目なんか離せないわ」
「うぅ……」
 じっと、急かすような目のわかさぎ姫は、動じない。
 結局、根負けした私は顔を逸しながらスカートに手をかけ。
 肌を見せないための服を。獣の身体を隠すための服を、たくし上げていくのであった。

 スカートに閉じられた秘密の空間が、開かれる。
 ほかほかと熱がこもり、じっとり湿っていて、それからケモノっぽい匂い、タンパク質の生臭い匂い、発情したメスの匂い。
 ただまあ全体的に。今しがた放ったばかりの種付け汁で大惨事を起こしていた。お股の周辺にはべっとり濃厚な精液が茶色い毛皮にへばりついていた。ゲルみたいに濃厚な白濁が毛に絡みつき、こうなっては簡単には落ちてくれないだろう。
 たくし上げていたスカートからは、張り付いていた粘液が自重に耐えきれなくなって、ぼたりと重っ苦しく滴り落ちてきた。

 それから、その下半身の中心にそびえ立つのは。
 私の欲望の全てを凝縮したような、へそを軽く越すほどに反り返る、凶悪な逸物。
「すんすん……あぁ、影狼ちゃんの匂いだ……こってりしたオスのフェロモンも、しとしと湧き出るメスのフェロモンも、全部ぜーんぶ影狼ちゃんの」
「ひめぇ、恥ずかしいから、嗅がないでっ、そんな事細かに言わないでぇ……」
 顔が火照っているのがわかる。今なら毛皮の上からでも赤い頬が見えてしまうかもしれない。耳も尻尾もぺたんと垂れてしまっているのは自覚できた。
「ごめんね? 恥ずかしがってる影狼ちゃん、可愛すぎて。つい、いじわるしたくなっちゃう」
 だから、これはお返し。
 そう言って姫は、着物をより肌蹴させて――
 ぷるんと露出した大きな乳房で、私の肉棒を挟み込んできたのだった。


 それはもう、筆舌に尽くしがたい程に、すごかった。
 見た目と違わぬやわっこさ、ふかっふかな果実はオスを責め立てる極上の性器。
 両手で揉み込むようにすると、お餅みたく柔軟に形を変える乳がペニスを挟み込んで、たまらないほど気持ちいい。
「ひぅぅんっ、しゅっ、しゅごっ、ひめのおっぱいっ……やわらかすぎるよぉっ」
「ほらほら、もっと私を感じてね? あっ、先走りがぴゅるるって……んふっ」
 もっちり柔らかな刺激が、だけど激しく快感を与えてくる。
 きゅっきゅと圧迫されれば搾り取られるよう。こんなのちょっとだって耐えられるはずがない。実際耐えられそうにない。
 左右の乳房を掴んでは、互い違いに上下に揺する。むにゅむにゅと断続的な快楽を、竿全体で感じ取っていく。
「やぁぁっ……こんなっ、気持ちよすぎぃっ――!? はっ、んぅっ……ひめっ、ひめぇ……はっ、はっ、ん~~っ!」
「あはっ、かげろーちゃん、随分と積極的、ねっ……」
 気づけば、私は自分から腰をゆさゆさ振っている始末だった。
 だって。こんなの。
 ただ受け取ってるだけで我慢できる訳がない。もっと、もっともっと欲しくて欲しくて、貪るように、おっぱいの間を犯すように猛る逸物を前後させる。
 にゅぷにゅぷ。
 浅ましいこの体が止まってくれることは決して、ない。

「あっ、あふっ、いいっ、いいよぉっ……もっと、もっと、ふーっ、ふっ、あぁっ♡」
「んっ、んっ……私も、だんだん気持ちよくなってきちゃったわ、くぅっ、ん……」
 姫の汗ばんだ体と肉棒の我慢汁が擦り込まれるように広がっていく。潤んだ肌は、増々吸い付くようで、ぱちゅん、ぱちゅんと。弾む、たわむ。
 ちょっとずつ、わかさぎ姫の口からも可愛い喘ぎが漏れるようになっていった。顔も赤らみつつある。
 おっぱいで感じてるんだ。そう思うと嬉しくなっちゃって、もっと激しく腰を振りたくる。
「んぁっ、はっ、はっ、あぁぁ――っ! ひめっ、ひめっ、来てるっ、根本までっ、おーかみの子種っ、きちゃってるっ♡」
「ふふっ、言わなくてもわかるわ……おちんちん、ぷくぅーって大きくなって、びくんびくんしてるもの」
 暴れる。膨れ上がる射精欲求に体もペニスも支配されて暴れまわる。
 とうに閉まらなくなった口から、獣の口からよだれが滴っていく。糸を引いて落ちたそれは、下半身を濡らす様々な液体の一つとして混じっていった。
 姫が射精の予兆を見せる逸物を挟み込むように、ぎゅっと左右からむにむにのおっぱいを押し付けてきた。
 乳圧がぐんと増す。絶頂へのスイッチを押し込まれる。ぶわぁっと漠然とした感覚が、込み上げてくる。
「あっ、あっ、あぁぁあぁっ……イクっ、イクっ、ひめのっ、やわいおっぱいにっ、イカされちゃうっ♡」
「はっ、んぅっ……私も、ちょっとイッちゃいそ……ねっ、一緒にイこ、かげろーちゃん?」
 ――澄んだ声が、少しだけ上擦った誘いが。
 頭の中を反響する。
「うんっ、うん、出すっ、いっぱい出すっ、ひめにぶっかけっ――んっ、やぁぁぁぁあぁっ♡」

 ぶびゅぶっ びゅうううううっ びゅるるるっ ぶびゅぶるるるっ どぷぷっ!
 
「あ゛ぁーーっ、あ゛っ、びゅーって、びゅうううってぇ……でりゅっ、まだでりゅっ♡」
 鋭い快楽が頭のてっぺんから足の爪先までを駆け抜けていった。全身の毛が逆立つ。耳も、尻尾も、つま先も、ピンと伸びる。
 二度目の射精、姫の乳房も顔も着物も染め上げるぶっかけ射精。量も濃度も熱さだって一回目に劣りはしない。
 見れば。
 彼女も軽く目をつむってふるると体を震わせていた。軽くイッてしまったらしい。
 そんな顔も可愛らしくて、欲望を煽りに煽って。イッてる途中なのに亀頭がぷっくり熟れ、鈴口がぱくっと開いてはどぷどぷ吐精していった。
 長引く射精に、姫はうっとりとした表情で狼の子種を受け止めていく。
「んっ、んっ、んおっ♡ ……くふぅ、んっ……あっ、は、あぁ……気持ち、よかったぁ……」
 ビクッと最後に大きく跳ねてから、どろりと残滓を垂れ流し。
 私の心は心地よい疲労感の中を泳いでいた。



 二度の射精を経て、流石に荒ぶる獣欲も少しは落ち着きを見せた。
 ただし。
 あくまでそれは――オスとしての直情的な欲望。
 月に誘起された欲望はもう一つ、メスとしての本能的な欲望が、まだまだたっぷりと燻っている。
 僅かに萎えた肉棒の下、ひくひくと物欲しげな秘所が早く穿って欲しいと、突いて、満たして、注いで欲しいと泣いていた。
「ちょっとは満足してくれたかしら? うふふっ、今度は発情した女の子の顔してる……」
「……うん、欲しい……姫のが、欲しい――っ! 欲しくて欲しくて子宮が疼いちゃってるの、わかるの」
 正直に、告白した。どうせ隠したってバレバレなんだから。
「丁度いいわ……んっ、そろそろ収まっててもくれなさそうだったし……」
 そう言って、背泳ぎのように水面に浮かぶ姫。
 すると、ずっと水の下にあって見えなかった魚体部分があらわになった。
 綺麗な鱗に覆われたそれは、月光を浴びて眩しく美しく照り返す。生足じゃあないけども、こんな綺麗な娘。そりゃあ誰だって魅惑されても当たり前だ。
 中心線にはすらっと長くぴっちり閉じた桜色の割れ目。凹みにそって水が溜まっているが、多分湖の水だけじゃない。ちょっとだけ粘度のある、女の子のつゆも、混じってる。
 でも、それは腰と魚体の境目――人体で言う股の位置よりはもう少し低い。

 じゃあ境目部分には何があるのか。
 鼠径部の名残のような窪みの先。そこにはもう一つスリットが存在していた。スリットを中心に、何か大きな物が埋まっているような不自然な膨らみ方をしている。
 小さく息を漏らした姫が、下腹部に力を込めると同時に。
 ――肉を押し分けて"赤い先端"が顔を出した。
 最初は小さな突起。でもそれは氷山の一角に過ぎなくて。
 みるみるうちに埋没していたモノが姿をあらわす。圧倒的な形を持って外界へ顕現する。
 ずりゅりゅ。
 そんな音すら伴っていそうで。いや、本当に幻聴じゃなかったのかもしれない。
 ぐんぐんと硬く、いやらしい曲線を描いた"肉"が産まれていく。
「今度は――、私をたぁっぷり満足させて頂戴ね?」
 そうして、わかさぎ姫の魚体との接合部に。でろんとそびえ立っていたのは、
 大きな大きな海獣の陰茎だった。


 妖怪なら誰もが持つモノ。勿論、人魚だって例外ではない。
 鮮やかなピンク色、粘液の被膜に覆われて、つるてか触り心地良さそうな肉棒はずっしり充血して重そうで。
 私のなんかよりも長く、逞しく。先端は尖っていて、中腹はぷっくり肉の詰まった太い逸物。根本は腹部より僅かだけ細く、スリットの肉のピンクと魚体の青の間で余った皮が襞を作りグラデーションしていた。
 緩いS字を描くようにくねっていて、それが尚のこと魅力的に映る。
 あぁ。
 すごい。見てるだけで、ぞくぞくする。うずうずする。きゅうぅっとお腹が切なくなる。
 釣られるように、放出した興奮がぶり返すが如く、逸物もビキッビキに硬度を取り戻していく。
「はっ、はぁっ、はぁっ……ひめ、の……ひめのおちんちん……っ」
 ――欲しい。早くアレが欲しい。突き挿れてほしい。
「どぉしても欲しい?」
「うんっ、欲しい、どうしても欲しいっ!」
「そう、それじゃ……おいでっ」
 姫に腕を掴まれ、引っ張られる。
 骨抜きにされていた体では当然ろくな抵抗も出来ず、私は湖へと落っこちた。


 ざぶんと蒼い水中へ。
 慌てて水面へ浮上しようとする体をわかさぎ姫が優雅にやんわりと制す。
 なんで。と思うも、水の中では彼女の力には勝てない。
 それから、手を繋いだまま顔を寄せてきた姫が、キスをしてきた。
 色欲に満ちたねっとりとしたそれではなく、恋人同士のするような淡く、軽い口付け。
 すると。
 不思議と水中でも呼吸が出来るようになった。人魚の力を注がれた……んだと思う。
「水の中は私の領域。オスに傾いた影狼ちゃんに、自分がメスの体だってことを……たっぷり思い出させてあげるっ♡」
 私の足の間を通るように丸まっていた尾びれが、一気に背面側に反り返る。
 その反動で。姫の胴体が一気に密着した。

 当然、巨大な肉塊も、一息に。
「かっ、ふっ――っ!?」
 凄まじい圧迫感に目を見開いた。
 目の前を、口から溢れでた気泡がぷくぷく昇っていく。
 水中では機敏な動きが出来ないから、魚体を器用に使って一回一回力を込めた、激しいストロークが繰り返される。
「んっ、んんっ……影狼ちゃんのなかっ、とろっとろのきっつきつでぇ、蕩けちゃいそっ……ひゃうぅ……」
「ぎっ――っ! あっ、くふぅぅっ、おなかっ、ひめのかたちにっ、されちゃうっ!」
「ふふっ、いいよっ、私のっ、私専用の女の子にしてあげるっ、私専用のかげろーちゃんにっ、開発してあげるっ♡」
 弛緩した体は、ぽこっとお腹に浮かび上がってしまう程の逸物も難なく受け入れてしまって。
 だけど、突かれる度突かれる度反射的にきゅうっと膣が締まり、姫の海獣ペニスをぎちぎち刺激していく。

 規格外だ。
 弱点を突かれてるとかそういうんじゃなくて。大きすぎるから、弱いところもひっくるめて全部が全部ごりごりと刺激されていく。浅いとこから奥深くまで、気持ちいいって信号をパンクするほど送りつけてくる。
「あっ、あ゛っ、あひっ、あぁーーっ……いいっ、気持ちよすぎるよぉっ、ひめのっ、ひめのちんちんっ、すごいぃっ♡」
 快感を伝える神経が焼ききれるんじゃないかと思うほどだった。
 全身に掛かる水圧。それもまた、わかさぎ姫に全てを包み込まれているようで胸が高鳴ってしまう。
 髪も。毛皮も。胸も膣も逸物も。全部姫の物になってしまいそう。

 ずぷずぷと、姫は何度も何度も執拗に、突く、穿つ。
 その度その度、体がガクガクと跳ねる、震える。
「はぅんっ、締まるっ、キュンキュンしてるっ……ひだひだも絡みついてきてっ、あぁっ……影狼ちゃんっ、もうっ、出しちゃいそうっ……」
「うんっ、出してぇっ、ひめのぉ、大好きな姫のせーし――っ! たっぷり中出ししてぇっ!」
 中出しって。自分の口から自然に零れ落ちたのを自覚して。
 姫に種付けされちゃうんだって、メスの心が限界まで昂ぶって。
 ごりゅごりゅと。
 膣壁を襲う凄まじい摩擦。交互にやってくる圧迫感と喪失感。引き抜かれると物足りなく、でもその分打ち込まれた時の幸福感も、また格別。
「ひぐっ、うぅっ、んうぅぅ~~っ……あ゛っ――っ! はっ、はんっ、はふっ……ふっ、ふっ」

 背筋をきりりと反らし、体の芯からぶるりと震え。
「ひめっ、もうっ、らめっ……イクっ、イクっ、ひめっ、大好きっ、あ、あ、んやぁぁぁあぁぁっ♡」
「私もっ、濃ゆいのっ、根本までずくずくって昇ってきてるぅっ……んあぁっ、でるっ、かげろーちゃんにっ、種付けっ、中出しっ、はらめっ、はらんじゃえっ、んぅぅぅうぅっ♡」

 ぶびゅるるるるるっ!! びゅーーーっ びゅぶぶっ ぶびゅううううっ!!
 どぷどぷぅっ びゅるるるっ ごぽぽっ びゅーーっ びゅっ どくっ どくっ

「ひあぁあっ、あついのっ、ひめのあっついせーえきっ、注がれてるぅ――っ! あぅぅ、私もっ出ちゃうっ、どぴゅどぴゅ出しちゃうっ♡」
 姫の先尖りペニスから、それはもう、叩きつける程の勢いで精液が迸っていった。
 半ば子宮にすら突っ込んだような肉棒から、直接。ごぷんごぷんと粘っこい白濁を撃ち込んでいく。
 腹をぼってり膨らませ、それでも出し足りないと底なしに射精し続け、ぎちぎちと肉で詰まった膣内を無理やり通って接合部から溢れ出していく。
「んふぅ~~っ、あっ、ふぁぁっ、んっ、でてるっ、まだでるよっ、影狼ちゃんっ……受け止めてっ」
 ギュッと抱きしめ、顔を擦り寄せ、ビクビクと互いに体を震わせ。
 私の逸物からもびゅくんびゅくんと出来たての精子を、空になるほど撃ち尽くし、水の中へ拡散していく。
 姫のお陰で溺れやしないけど、心はすっかり姫の中。宣言通り専用のメスにされてしまったも同然だった。





「あーっ、綺麗な石発見! んふー、私のコレクションがまた増えるわー」
 昼間。
 朗らかな太陽の下で、いつもどおりのお淑やかな姫が趣味の石探しに没頭していた。
 にこにこ微笑む彼女の姿からは、満月の夜の淫猥っぷりなんて一切窺うことも出来ない。
 ――こんな姫と、ふたなりペニスでまぐわり合う密会を開いているなんて、誰も信じやしないだろうなぁ。
 なんて、そんな事を思いながら、元の姿の私はぼんやりと湖を眺めていた。

 そうそう。
 "間違ってわかさぎ姫を食べようとしたことがある"って話があるけども。
 実はあれは嘘である。
 情事の途中に気持ちよさを堪えるために噛んでしまったのだ。
 それで、姫の首元に噛み跡が残ってしまった。それを周囲に誤魔化すための、言い訳。

 ――結局、食べられちゃうのは私の方なのにな。
「ん? 影狼ちゃん、どうかした?」
「ううん、なんでもないよ」
 不思議そうにこっちを見る姫は、相変わらず清楚そうな、曇り一つ無い顔をしていた。
実用性重視のふたなりSSを目指しています。
獣化は趣味です。普段はこんなシチュの作品をよく書いてます。
影狼ちゃんにちんちん生えることは多々あれど、姫に生えることはめったにないですよねぇ。
なので海獣ちんちんを生やしていただきました。魚だけど。
お読みいただきありがとうございました!

※別所でも投稿しております

>>1
コメントありがとうございます!!
立派なちんちんを持っていても何故か影狼ちゃんは受け側に回りがちなんですよね、自分の中では……
わかさぎ姫の海獣巨根ペニス登場シーンをねっとり描写できて非常に満足しております。
動物っぽい表現は悩みどころですねー……変化シーンはともかく、ご指摘の通りその後も表現を工夫しないとケモノっぽい容姿にした意味が無くなってしまうので。
なのでそこをお褒めいただけたのはとても嬉しいです!!

>>2
今回も詳細な感想に誤字報告ありがとうございます!!
メイン性癖としてふたなりとケモノを拗らせているので、その両方を強欲に詰め込んだ作品が大好きなんです…
着衣射精良いですよね……服越しに精液が溢れちゃうのも好きですが、下にどぼどぼと垂れていくのが大好物なので今回はそんな描写にしてみました。
射精後のスカートの中の空間は幻想郷の中の桃源郷の如し……
イルカペニスはデカイし射精量も勢いも凄いし、何より造形がすこぶるエッチですよねぇ。
そんなブツが姫に生えて膣内どちゅどちゅされちゃうんですから、そりゃあ影狼ちゃんも病みつきですよ!!
はい、この幻想郷では秘め事が見つかったってなんら問題ありません。みんなそこらじゅうでふたなり交尾繰り広げてますからね!

>>3
コメントありがとうございます!!
わかかげの両方ふたなりエッチが書きたい一心で頑張りました。
色々と特殊なシチュを突っ込みましたが、気に入っていただけたようで何よりです!
KRNN
http://twitter.com/rabbit_KRNN
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
影狼ちゃん獣化してて立派なブツを持ってるものだからてっきり入れる側だと思ってたら入れられる側だった事にとても興奮しました。巨乳で淫乱おねえさんタイプで海獣巨根なわかさぎ姫とか素晴らしすぎるね…。
獣化状態でエッチしているという事をテキストでみせるのは中々難しいと思うのですが、「精液が股周辺の毛皮にへばりつき毛に絡みついて簡単には落ちなさそう」というくだりが獣化ならではのエロスがあり、影狼ちゃんが動物の姿なのが自然に再生されて実に良かったです。
2.性欲を持て余す程度の能力削除
毛深い通り越してケモナー影狼ですとぉおお!?んんんんんんん!?!?!?(チンコビンビンですよ神)獣娘とか大好物ですよふぅ……(LOMのシエラとかポ○モンのイーブイ(←???)とか)
満月で性欲ましましになってスカートから先走り滲ませるのスケベすぎません???狼だと美人系なスリムで長めなマズルをしてそうでライカンスロープして頬や顎も触り心地も良さそう。生え揃った鋭い歯並みはフェラには不向きそうなのに長くて薄そうな舌をべろんて出されてたらムラッときそう、てかする(シココココ)。んんん、なんだかこの影狼ちゃんはヒゲの一本一本ですら性感帯になってそうでモフりながら肉級の出来た手で自分のおちんちんしごかせたいですぞぉおおお!?
ふたなり幻想郷の月夜の逢瀬、少女たちが出会えばなにもないはずがなく……亀頭の形すら浮かんでいそうな膨らみをスカート越しからごしごししちゃうのエロい、気持ちよさそう、てか先走りでぬるぬるになってるから絶対気持ちいい。生地から濾されるように出てくる白濁とか集音マイク近づけて恥ずかしいくらいに濁った音をスピーカーから聴かせたくなりますねぇ。味見と称した着衣越しのお掃除フェラとかフェティッシュすぎてGNちんちんソードがトランザム状態でたまりませんでした。たくしあげて見えない頬を紅潮させる影狼ちゃんも可愛いですが、射精したばかりの雄のにおいと元々の体臭か高ぶりつつある雌の部分から立ちのぼってきたにおいを嗅いで喜ぶわかさぎ姫がいい…ふたなりっ子の下半身に頭突っ込んで思い切り深呼吸したい…(変態)
着物からこぼれるほどの巨乳なわかさぎ姫も実にけしからん、デカ乳姫に改名すべきですぞ!自身の精液を潤滑液にされてのパイズリは果てたばかりのおちんちんの熱と水に浸かっていた彼女の低めそうな体温とが程良く解け合っていそうで、いやらしい音と息づかいにお互いがあてられたみたいに体を火照らせていって、乳首や乳輪もぷっくりと膨れあがっていそうで……乳たぶを突きあげる影狼ちゃんの喘ぎも、乳への摩擦と精液を浴びて達してしまうわかさぎ姫もどっちもえりょすぎる
このまま影狼の性欲を受け続けるばかりかと思われたわかさぎ姫のおちんちんの登場にスタンディングマスターベーション不可避でした。だって獣娘にイルカちんぽなんですよ!?異種姦や獣姦を思わせる倒錯感が非常におちんちんに悪いです(ボブは苛立たせた陰茎をしごきまくった)。水面で抱き合うようなセックスかなという予想が覆された水中セックスは呼吸という命綱を握られているようで、こちらも拘束的なフェティッシュがあり好みでした。妖怪とはいえ内蔵を突きあげるどころか突き抜けかねない規格外の海獣ちんぽは腹部がボコォとなる絵面の想像も容易で、痛みと快感がない交ぜになっているであろう影狼の様子もありありと浮かびます(シコッ)。裂けた口元から気泡がごぽごぽあふれていそうでたまりませんねぇ、シコいですねぇ、目を見開きながらも水中で尻尾をぴんと伸ばしていそうでめちゃシコですねぇ……んふふ、勃起しちゃいます
人間であればイルカの射精は膣を貫通するほどの勢いらしいですが、彼女の射精も同じくらいだとすれば影狼ちゃんのドスケベ妖怪ボディはこの強力な孕ませ欲抜群の射精に病みつき確実ですね。中出しキメられて射精しいちゃう影狼も、結合部からあふれて水中に白い帯を揺らしていそうな大量精液もどっちも大好物で最高でした。首筋に噛みついちゃう影狼ちゃん(獣人状態)の裏話可愛い
月が満ちるたびに繰り返されるふたりの秘め事はいつかばれやしないかと不安ですが、知られても彼女たちやこの幻想郷でならなにも問題はなさそうだと安心してシコシコできますね(寧ろ見つかって大乱交スマッシュガールズになってほしいかも)
獣娘化などの珍しさもあり、とてもエロくて楽しめました。やっぱり速射砲のごとく連射できるふたなりおちんちんは最高です、ありがとうございました
誤字脱字報告にて終わります↓

吹き出る精液はスカートを叩くどころか濾して滲み出るようにこぷこぷと、→噴き出る
ゆらゆらと、ちゃぷちゃぷと無意識にか踊らせている。→躍らせ
とは言えイッたばかりのペニスへの不意打ちは電流でも走ったよう。→とはいえ
方や童話のヒロインのような儚い人魚。方や童話の悪役として名高い人狼。→片や・かたや
上半身だけを水から出して私の真正面に居を構えた。→居住まいを直す?
見た目と違わぬやわっこさ、ふかっふかな果実はオスを攻め立てる極上の性器。→責め
3.性欲を持て余す程度の能力削除
わかかげ非常においしゅうございました…エロい…ふたりともエロ可愛い…
御馳走さまでした