真・東方夜伽話

ハメられる怪力乱神

2018/03/28 00:05:33
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ハメられる怪力乱神

喚く狂人

「星熊勇儀フェラチオしづらい問題」に対するアンサー

 旧都の鬼たちにとって星熊勇儀とは、尊敬や憧れの対象であったはずだ。ところが今、こうして道を歩くと、すれ違う鬼達からは侮蔑の視線を向けられる。ときおり、舌打ちも聞こえてくる。
 ほんの一年も前にこんな目を向けられれば、舐めんじゃないよとシメていたところだ。けれども今の彼女は、申し訳なげに身を縮めて、なるべく目立たないよう道の端を歩くばかりだった。
 歓楽街の外れ、橋に着く。友人が欄干で頬杖をついている。声をかけたが、返事はなかった。一瞥するなり眉をひそめ、視線をそらせる。関わらないでちょうだいと、全身が語っている。
 かつて親しくしていた相手につれなくされるのは辛いが、そうさせたのは自分だ。仕方がないと受け入れる。関係を修繕することはきっと不可能だろう。なにより、友情を切り捨ててでも手に入れねばならないものがあったのだ。この橋の向こうに。
 橋を渡れば、旧都の外になる。地獄でも爪弾きにされるような連中のたまり場だ。空気はよどんでおり、饐えたような匂いがする。建物と呼べるかも怪しい、今にも崩れそうなぼろ屋が建ち並んでいる。陰から、無数の目が覗いている。よそ者が訪ねてくることなどめったにないために、警戒しているのだ。勇儀だと気づくと、警戒の目は納得に変わり、そして侮蔑を孕んだ。そこには、好色も含まれている。女を穴としか見ていない、下衆な目つきだった。
「ごめんよ」
 すれ違うことすら困難な路地を縫い、一件のあばら屋を訪ねる。玄関などという立派なものはなく、入り口には染みだらけの布が垂らされているばかりだ。外から声をかけると、男がぬるりと顔をのぞかせた。
 この貧民窟における、平均的な身なりの男だった。つまり、汚らしく、みすぼらしい。少ない頭髪はごわごわに固まっており、うかがえる地肌にはふけが浮かんでいる。顔が浅黒いのは、行水すらろくにできていないからだ。体は痩せ細り、あばらが浮かんでいる。まともな衣装など身に着けているはずもなく、服と呼べるかすら怪しいぼろきれを巻き付けているありさまだ。
 勇儀を見るなり、下唇の突き出た口を、ニカッとゆがめてみせる。並びの悪い黄ばんだ歯が見えた。笑顔にしては、邪気が多すぎる。
 明らかに見下されながら、しかし彼女は文句を言わない。そんなことよりも注目すべきものがあった。男の股ぐらだ。細い体型に不似合いなほどのテントができあがっていた。鬱屈した生活を反映したような強烈な勃起に、思わず息を呑む。
「ひひ、また来たのかよ。どうしようもねぇやつだな」
「ンンッ……」
 骨の浮かぶ手が伸び、あろうことか乳房に触れてくる。当然のように、揉みしだかれる。柔らかな乳肉は爪の伸びた指を受け入れ、形を変えてみせる。
 ずいぶんな挨拶だった。かつてなら、こんなことをした舎弟は、頭蓋骨の形が変わるほどの力で殴っていた。けれども彼女は、殴るどころか、文句一つ言わない。喉の奥から小さな声をこぼして、されるがままになっている。
 胸のあたりに、布越しに小さな突起が浮かんでいる。乳首だ。ブラやさらしといったものは、着けていなかった。その突起のあるあたりが、じゅくりと湿り気を帯びた。
「大分育ってきたじゃねぇか。お前みたいなクソマンコでも、ガキ育てることくらいはできるんだなぁ? え?」
 腹を撫で回される。かつては、筋肉に覆われていたところだ。今は丸く膨らみ、前方に突き出している。彼女は、妊娠していた。
 三十週目の突き出した腹は、いつもの衣装で覆うにはいささかサイズが大きすぎ、腹部は丸出しになっている。マタニティ用の衣装は色気がないという理由だけで、身に着けることを禁じられているのだ。おかげで二十四時間、この腹を常に露出することになっている。浅ましく快楽を求めた結果こんなことになりましたと、主張させられているも同然だった。
「脱げよ」
「……はい」
 あごをしゃくられる。実力差を考えれば、しゃくる側としゃくられる側が逆だ。それでも勇儀は、言われるがまま、自らの服に手をかける。
 まずは、上からだ。めくれた裾に手をかけ、持ち上げていく。もともとこぼれんばかりの巨乳だったが、子をなしたことで乳腺が発達し、さらにサイズアップしている。当然、布地がひっかかる。ぐ、ぐぐと、上へ上へ乳肉が持ち上がっていく。重力と布との均衡が、重力の側に傾いた途端、たわわな乳房はぶるんッ! と勢いよく姿を現した。
 星熊勇儀といえば、かつては鍛え上げられた、女にして鎧のような肉体の持ち主であった。だが、この男と出会ってからというもの、女としての快楽をたっぷりと刻み込まれ、体のほうも相応のものに仕上げられている。今の彼女のカラダは、たっぷり、むっちりと肉の載った、存在するだけで男を誘うようなものだった。
 乳房はその象徴だった。元々掌からあふれるほどだったのが、今では谷間に人の頭を挟めそうなほどになっている。自重に耐えられるはずもなく、垂れ下がってしまっているが、むしろなんともいえない淫靡さをかもしだしていた。乳輪は黒ずみ、モントゴメリー腺がぶつぶつと浮かんで、存在を主張している。先端は勃起しており、性的興奮をはっきりと示している。やや黄みがかったミルクが、じわりと滲んでいた。これから生まれてくる子のための栄養剤は、今はもっぱら、男を悦ばせるために使われていた。
 見事なまでのシックスパックを浮かばせていた腹部は、今はまるまると膨らんでいる。ただ快楽を貪ってきた結果としてつくられた命は、己の誕生に関するゆがんだ事情など知りもせず、ただすくすくと成長している。かつて縦に走っていた臍は、内側から圧迫されることで、どことなくコミカルさのある楕円形になっていた。
 男はへばりつくような視線を、容赦なくこちらに向けている。もちろん、上を脱いだだけで満足するはずもない。スカートに手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。下半身が、剥き出しになっていく。ブラの着用すら許可しないような男であるから、下着など、穿いて良いというはずもなかった。
 露わになった下腹において目につくのは、密林のように生い茂る陰毛だろう。剃るなと言われてから、もう何ヶ月目だろうか。相当にだらしなく、みっともない有様になっていた。生え放題の縮れ毛からは、濃厚な雌の匂いがぷんぷんと漂っている。髪と同じ黄金色で、収穫期の小麦畑を連想させた。
 恥毛のジャングルに埋もれている裂け目は、黒ずんでおり、大陰唇をはみ出させている。人の体というのはどこも少なからずグロテスクであるが、ここは群を抜いていた。無論、最初からこんな有様ではなかった。性感の虜にされ、何十、何百回とセックスを繰り返してきた結果であった。肉体というのは、そんな回数の交尾を想定して作られてはいないのだ。
 すぐり色の粘膜からは、ねっとりとした蜜がとめどなくあふれている。陰毛から漂う雌臭の出所だった。繁茂する草むらを潤すばかりでなく、太腿、ひいてはふくらはぎのあたりまで滴り、透明な筋をつくっていた。
 かつてはきゅっと引き締まりアスリート然としていた尻は、すっかり衰えている。たっぷりと肉をまとったことで、存在するだけでセックスをねだっているかのような淫尻に仕上がっていた。
「助平な体しやがってよぉ、誘ってんのか? 誘ってんだろ、え?」
 じろじろと見つめられながらも、恥部を隠すことすらしない。すれば彼は機嫌を損ねるだろうし、それは自分にとって非常に困った事態を招きうるからだ。ただ、直立していた。
「おい、どうなんだよ。誘ってるって言ってみろよ」
「誘っていますッ」
 焦れたのか、乳房を軽く平手で叩かれる。乳腺にたっぷりとたまったミルクが、乳頭から滲み出した。
「そうかよ、そうかよ。そうだろうな、お前みたいな淫乱はな。よし、じゃあ脚開け、確かめてやるからよ」
 男が屈み、股の間に顔を埋めてくる。立ち上る淫臭を、鼻孔を膨らませて楽しんでいる。もっとも恥ずかしいと言っていい体臭を嗅がれながらにして、言われるがまま、両脚をいくらか広げる。彼が、顔を挟み込みやすいように。
「ひひ、くっせぇマン汁だなァ、相変わらずよぉ」
「ッ、はッ、あ、はッ、くぅッ」
 くちゃっ、くちゃっと、水音が響き始める。苔の浮いた男の舌が、淫裂をなぞっている。陰毛の茂みがたっぷりと蓄えた蜜を、舐め取っているのだ。ナメクジに這われるような生理的嫌悪感とともに、甘い快感が訪れる。求めていたものだ。思わず、熱い吐息をこぼす。
 周囲から視線を感じる。貧民窟の住人達だ。めったに見られない本物の女の痴態を、拝もうというのだ。好奇と好色の目を容赦なく浴びせかけられながら、勇儀は女穴をきゅうと疼かせた。
「何だぁ、汁あふれさせやがって。またあいつらに『レンタル』されてぇのか? え?」
「はッ、うぁ、はぁッ」
 是非ともそうしてくれよというように、周囲からの視線が強まった。
 レンタルの四文字に、今までにされたことを思い出す。名も知らぬみすぼらしい連中に、タダ同然の値段で貸し与えられたことを。屈辱を覚えると同時に、同時にそれ以上の恍惚に浸る。
「へへ、まあ、そいつは今度のお楽しみだ。今日はとりあえず、俺が楽しんでからだな。……そういうわけだからお前ら、散れ、散れ! こっからはプライベートタイムだからよ!」
 しっしっと、男が手で追い払うと、出歯亀どもは不満げながらも立ち去っていったようだった。
 安堵すると同時に、名残惜しさと期待を覚える。もっと見て欲しいという思いと、プライベートタイムという言葉――うさぎ小屋同然のあばら屋で、いつものように激しく陵辱されることへの期待を。
「たっぷり、可愛がってやるからなぁ」
 言い聞かせるように耳元でささやきながら、腰を抱き、あばら屋の内へ引き込んでくる。当然のように、尻を撫でられ、揉まれた。
 この男に抱かれるようになってから、はや一年ほどが経っただろうか。こういうことになった経緯は、もはや覚えていない。なにかひどく卑劣な手段を使われた気もするが、どうでもいい。重要なのは、もはや彼なしで生きていられないほど、依存させられているということだ。人格が最低であろうと、外見が醜悪であろうと、関係を保つなかで周囲からの評価をすべて失うことになろうと、離れることができないでいた。他では得られない快楽を提供するという強烈な価値が、星熊勇儀を縛り付けていた。
 室内は狭っ苦しく、家具と呼べるようなものは何もない。腐りかけささくれだった床板に、カビの生えたゴザが敷かれている程度のものだった。
「そうだな、とりあえず、しゃぶれ」
 身にまとうぼろきれを脱ぎ捨て、男は一物を取り出す。露わになったのは、醜悪極まるペニスだった。ろくに身を清めることもできない生活の結果、恥垢がべっとりと付着し、悪臭を放っている。しかし何より印象的なのは、その存在感だろう。サイズとしては子供の腕ほどもあり、凶悪にねじくれている。女を犯し、己のものにするという強烈な意思を感じさせる一物だった。
 自らの喉が鳴るのを感じた。コレから、離れることができないでいるのだ。今も、目にしただけで、膣穴から淫蜜をあふれさせてしまっている。
 自然と、男の前に跪いていた。かつての凜とした星熊勇儀は、どこにもいなかった。ここにいるのは、性的快楽の前に屈服し堕落した、一匹の雌でしかない。
「すぅっ……」
 間近で見るに、圧倒的だ。怒張という言葉がぴったりだった。鼻から、息を吸う。強烈な匂いが肺を満たした。生理的嫌悪を覚えるような、それでいて夢中にならずにはいられない、芳香であった。
「失礼します」
 かつて旧都のまとめ役として鳴らしていた彼女が、誰かにへりくだることなどまずなかった。だというのに、今やペニス相手に敬語を使っている。当たり前だ。女である以上、こんなモノを目の前にして、畏敬を抱かずにいられるものか。
「んぁッ――」
 大口を開ける。なにせ規格外のモノであるから、顎が外れる勢いでないと、到底迎えられない。正面から見れば、口蓋垂まではっきりとうかがえるだろう。
 鬼にとって、角というのは自己の誇りに等しい。勇儀も自らの一本角を自慢に思っていただ。だが、今の彼女の角は、すっかりちびて小鬼のようになっている。しゃぶるときに邪魔だろうがと言われ、ヤスリで丸めさせられたのだ。プライドを捨て快楽に走った彼女の浅ましさを、端的に示していた。
「んぐむぅッ」
 そういうわけで、一息にソレを根元まで呑み込んでも、男の腹を角が貫通するようなことは一切なかった。口腔だけでは足りないので、喉までしっかり使う。口内に、痺れるような苦みがいっぱいに広がる。脳味噌がくらくらするようだった。最初のうちは、生理的嫌悪に吐いてしまっていた。今は、股ぐらから汁があふれるようになっている。
「んぐぷ、ぢゅるッ、ぐぽっ、ぉグッ、ぐぶ、んむぐぅ」
 頭を、前後させていく、痩せこけた体格に不釣り合いなほど巨大な魔羅を、しっかりとしゃぶりたてていく。唇の端から、がぽっ、がぽっと音が響く。空気のたまった頬が、齧歯類のように膨らんでいる。
「ぢゅるるッ、れるぅッ、ぐぶッ、んぢゅるぅ、れるっ」
 口腔内で、舌をねっとりとうごめかしていく。唾液をたっぷりとまぶしながら、肉竿を丁寧かつ情熱的に愛撫していく。カリに舌先を這わせて、たっぷり付着した恥垢を舐め取っていく。汚物そのものだが、今の彼女にはご馳走だった。反吐の出るようなおぞましい味を大切に楽しみながら、ゆっくりと時間をかけて嚥下していく。
「がぽッ、ぐぶ、ッ、んぢゅるッ、ぐぷッ、ずよよッ」
「なんだそりゃ、ひょっとこかよ」
 頬を思い切り窄めて、肉幹を唇で扱きあげる。口端から涎が滴った。男はへらへらと笑っていたが、罵倒の言葉と裏腹に、奉仕を悪からず思っているようだった。腰が時折びくびくと震えているのが証拠だ。
「んふぅッ、んぅッ――」
 奥まで咥え込むと、当然、鼻先が男の下腹に埋もれることになる。生い茂り、ごわごわに固まった陰毛に。その状態で呼吸すると、汗と尿の混じった激臭が肺になだれ込んでくる。脳味噌を金槌で殴られたような衝撃に、目の裏がチカチカと光る。これはヤバいぞと生存本能が危険信号を出すが、気にせず鼻孔をうごめかす。
「ンッ、ふぅッ、ぢゅるぅッ、んぅ! んぅううッ――」
 ぐちょッ、ぐちゃっと、口淫とはまた異なるはしたない水音が響いていることに気づく。自分でも気づかないうちに、オナニーを始めていた。高まりすぎた性的興奮が、自然と指を動かしていたのだ。秘貝に指をねじ込んで、これでもかというほど激しく引っかき回している。
 既に子を宿している以上、そこは「孕む」という本来の目的を果たせない。だからこそ、快楽器官としてより純粋に存在し、勇儀にひりつくような快感を与えていた。肉棒奉仕の恍惚と合わさって、彼女を蕩かしていく。
「はッ、なんだ、チンポ咥えてオナってんのか? どんだけ淫乱なんだよ。終わってんな、お前」
「んぅッ――」
 人を見下しきった罵倒の言葉を、瞳を閉じて受け止める。貶められることは、今の彼女にとっては性感の対象であった。
「そんなにイイなら、ホレ! こういうのはどうだ!」
「んぐぶッ、ごッ、おぐッ!」
 喉から鳴っていた嬌声が、えづくときのそれに変わる。男が自ら、腰を叩きつけ始めたのだ。喉奥が亀頭に小突かれ、粘膜がカリに抉られていく。痛みを覚えてしかるべきところだが、鬼の肉体は頑丈である。何百何千回と魔羅をしゃぶってきた中で開発されきっていたのもあり、快楽を覚えて脳に伝えてくる。
 口腔と脳とは、物理的に近くにある。だからこそそこで得る快感は、より強烈なものとなって意識をノックする。下半身を弄くる指の動きが加速していく。淫蜜が飛び散って、腐敗した床板を濡らしていく。
「オラオラッ、コレがいいんだろうが!? あなっぽこに雑にチンポねじ込まれんのがよォッ!」
「ぐぼッ、が、おごッ、ぐぶぅッ!」
「ほぉれッ、こいつはどうだァッ?」
「んぐぅうッ――」
 ばつんばつんと、顔面に腰を叩きつけられる。頭をぐいと引き寄せられ、一番深くまで魔羅を咥えた状態で固定される。鼻筋が下腹によって押しつぶされ、まともに呼吸ができない。酸素不足に意識が遠のき、視界が暗くなったところで解放されるが、すぐさま激しい抽送が繰り出される。鬼でなくては耐えられない、乱暴極まる責めだった。
 そんなものにさらされながらも、彼女は自らの肉体を嬲り続けていた。もはや無意識の行為だった。ぐちゃぐちゃぐちゃと、裏返って中身が出てきそうな勢いで、指は淫裂を掻き回していた。
「ほぉれッ、射精すぞ、受け止めろッ!」
「ぉグッ――!」
 ばちぃんと、顔面に下腹が叩きつけられる。と同時に肉竿が膨らみ、炸裂した。
 喉奥に、熱いものが叩きつけられている。何十、何百、何千回と味わってきたものだ。濃厚で、ひどい悪臭をまとい、味もおよそ味わえたものではない。けれども、女に対しては、どんな酒よりも美味であると感じさせる――スペルマが、どくどくと注がれている。
 性処理のための穴として、汚らしい欲望のはけ口にされる。この瞬間が、勇儀は何よりも好きだった。目を蕩かせ、濁液を嚥下していく。母の乳房に吸い付く赤子のように、ちゅうちゅうと肉棒を吸い立てる。
 その間も、自慰は続いていた。中指と人差し指は、壊れ暴走する機械のように、黒ずんだ淫裂をぐちゃぐちゃと掻き回し続けていた。ねっとりした汁で、床はべとべとになっていた。
「っふぅ、まずは一発目か」
「んぷぅ――」
 余韻を楽しむように、ぐりぐりと勇儀の顔へ腰を押しつけた後、男はようやく口腔から魔羅を引き抜いた。肉棒奉仕の虜になっていた彼女は、最後まで竿に吸い付いていた。唇から、ぢゅぽんと栓の抜ける音が鳴った。
 口を開く。頬に陰毛の張り付く雌の顔と、男の欲望を搾り取ったばかりの口内を、男に見せつける。彼がうなずいたので、口を閉じて飲み干した。フェラチオにおける、後始末の作法だった。
「チンポ咥えながらオナり狂いやがって、ハメてほしいんだろう? ハメてほしいんだろうが、言ってみろ、え?」
 ぶんぶんと、首を縦に振る。ゴザの上で四つん這いになり、彼に尻を向ける。びらびらと淫唇の広がる裂け目と、薄灰色のすぼまりの丸見えになる姿勢で、性交を自らねだる。
「ハメ、ハメてください、星熊勇儀の淫乱孕みクソマンコに、どうかチンポをお恵みください、お願いしますッ」
 地底における絶対的強者であり自信家であった星熊勇儀にとって、自己卑下などは考えられないことだった。だが、角とともにプライドを売り飛ばした今の彼女には、こびへつらうことなど何でもない。そんなことで性交してもらえるというのなら、安いものだと言わんばかりだった。
「そうかよ、そんなにハメてほしいか。じゃあ、ホレ」
「えっ……」
 手渡されたのは、一年ほどですっかり見慣れたもの――コンドームだった。思わず、男の顔を見る。彼が避妊を試みるなど今までなかったし、だからこそ妊娠という結果を招いた。既に孕んでいる以上、もはや避妊したところで意味はない。
 いや、そんなことはこの際どうでもいい。膣内射精の圧倒的な快感が味わえないということが最大の問題だった。彼とて、ゴムの内に射精するようなのはつまらないと感じるはずだ。意図がつかめず困惑するが、ニヤニヤとした笑みが返ってくるばかりだった。
 失礼しますとつぶやき、激しい射精の後も未だ萎えぬモノに、無粋な防壁をかぶせていく。生性交の快感を味わえないことに、若干の悲しみを覚えないではないが、文句でも言ってセックスしてもらえなくなりでもするほうが問題だった。
「モタついてんなよ不器用かよ。ホレ、終わったらとっととまたがれ」
 およそ寝転びたいと思わない不潔な床に寝転ぶと、彼は自らの股間を指さす。
「バックからハメ倒してやってもいいが、その腹だ。ヒヒ、母体はいたわってやんねぇとなぁ?」
 大嘘であるのは明らかだった。単に女に腰を振らせ、辱めたいだけだ。けれども、文句をつけるつもりなどなかった。セックスの快楽を味わえるならなんだってよかった。
「あんッ」
 言われるがまま、男の上にまたがる。かぶせものをした魔羅を指先でつまみ、膣口にあてがう。小さな声が漏れた。期待に、腹の奥がきゅうきゅうと疼いているのが分かった。
「ッ、あ、はッ、あ、――ぉッ、あぉおおおッ!」
 腰を落とす。ぶぢゅッ、と、聞き苦しい音がした。大きく広がった肉傘が、使い込まれた膣口を割り開き、体内に侵入したのだ。
 ごりゅごりゅと、男の太魔羅が膣肉を割り広げていく。既に数え切れないほど経験してきたことではあったが、もたらす快楽は変わらない。獣じみた声をあげて、快楽に悶える。
 ゴムを着けていることを不満に思っていたが、間違いだった。避妊しようがするまいが、ペニスはペニスだ。圧倒的な存在感は、色狂いに堕ちた女を狂わせるには十分すぎる威力をもっていた。
「はぁッ、あぉおぅッ、ひぃッ、あぁッ」
 喉粘膜は脳に近いので、得られる快楽も強烈である――間違ってはいない理論だが、一つ見落としていることがある。ヴァギナから伝わるセックスの快感は、物理的な距離を無視して、女が得られる中で最高の悦びを与えてくるのだ。目を白黒させながら、至高の法悦に酔いしれる。
「おい何してんだ、さっさと腰振れ猿みてぇになァッ!」
「あはぁッ、はひぃッ!」
 怒鳴りつけられ、命じられるまま腰を振り始める。上下に前後に左右にと、別の生き物のように下腹がくねり回る。膣穴が肉竿をしゃぶりたて、ぐちょッ、ぬちょっと音を立てる。
「あっはぁッ、あんっ、ぉひぃッ、ほひッ、あぉッ、おぉおッ!」
 膣襞がめくり返され、脳髄がびりびり痺れるような性感が走り抜ける。涎を垂らし、待ち望んでいたものを享受する。あえぎ声は、さながら白痴のようだった。
 膨らんだ腹と乳房が、体を上下させるたび、ゆっさゆっさと揺れている。母体保護など、まるで頭にない動作だった。男も、別段気遣いなどしない。仕込んだ子供がどうなろうと、知ったことではないと言わんばかりだった。
「あっはッ、あぁんッ、あはぁッ」
「ははッ、噴水か? てめぇは」
 腰を落とす。子を宿す聖域の入り口を、肉棒の先端がコツンと小突く。腰を浮かせては、おなじことを繰り返す。そのたびに、あふれんばかりの乳肉の先端から、黄ばみがかったミルクがびゅくん、びゅくんとあふれてくる。どうしようもない有様を、男はせせら笑っている。
「ホレッ、俺も手伝ってやるよぉッ」
「あぉッ! ひッ、はッ、ひぃいいぃッ!?」
 腰を下ろすたびに母乳をまき散らす様を面白がったか、男自身も腰を突き上げ始める。勇儀の動きと合わされば、セックスの激しさは単純に考えても二倍だ。当然、強烈な性感が襲いかかってくることになる。声はいっそう甚だしいものになる。
「あっはぁッ、ひぃいッ、ぉほぉッ! あぉッ、ぉおッ、ぉおおおんッ!」
「へっ、なんだそりゃ、犬の遠吠えの真似かァ? 似てねぇっつうんだよ!」
 ごちゅごちゅと、体内から嫌な音が響いている。孕んだ女の膣穴を、男はオナホール程度にしか認識していないようだった。乱暴に腰を振りたくり、勇儀を快楽に悶えさせてくる。
「それにしても締まりがわりぃなぁこのクソマンコは、もっと、締めろやッ!」
「あッ、ひぃいいいいッ!?」
「おッ、こりゃわりといいな」
 ぱぁんと、風船の破裂するような音が響く。尻に、平手をたたき込まれたのだ。痛みと裏表の快楽に体が跳ね、膣穴が収縮する。それに味を占めたか、男は何度もスパンキングしてくる。
「こうしねぇと使えねぇとか、最低のマンコだなッ、お前みたいな、腐れた穴っぽこ、使ってもらえるだけありがたいと思いやがれよ、聞いてんのかッ!?」
「はひッ、はひぃっ! どうもッ、どうもありがとうございますぅううッ!」
 ぱぁんッ、ぱぁんッと、小気味よい音が断続的に響く。一瞬遅れるようにして、勇儀の悲鳴が狭い室内を満たしていく。
「ほれほれほれッ、ここだろうが、ココがイイんだろうがッ、ぉお!?」
「あぁあッ! ひぃッ、いひぃッ、ぉはぁッ、あぉッ、ォおおッ!」
 ごんごんごんと、女の弱点を突かれ、勇儀の顔は既に崩れきっている。突き上げられるたびに乳房がぶるんぶるんと震え、母乳があたりにまき散らされる。壊れた蛇口のような有様だった。
「おらッ、おらオラオラッ、クソマンコがッ、ハメてもらえるだけ感謝しろぉッ」
「ひぃッ、ひいいッ、あぁああああッ!」
 もはや彼女は、自分が何を言われているか理解できていなかった。男から与えられる強烈な性感が、意識を揺さぶっていた。それでも、この後に控えている出来事は、予測することができた。ヴァギナ内部で肉棒が膨らんでいるのを、はっきりと感じていた。
「おらッ、射精すぞ、射精すぞ、お前もイけクソ女がッ、おらッ、これでも食らえッ!」
「あひッ、ぉッ、はッ、あぁああああああああああああああッ!」
 肉棒が、体内で脈動する。幾度となく味わってきたもの、射精だ。根元から先端にかけて竿が膨れ上がり、限界を迎えてはじけ飛ぶ。
 本来であればこのすぐ後に、子宮に濁液が流れ込む最高の感覚が続くはずだった。女の思考を焼き絶対の服従を誓わせる強烈な感覚が。しかし今は、ゴムに阻まれ、最もおいしい部分を味わうことはかなわない。
 それでも、その快楽は、勇儀を絶頂に至らしめるには十分すぎるほどだった。精を解き放つ瞬間、孕んだ子宮に雄槍を思い切り叩きつけられたのを呼び水に、彼女はオルガズムに至っていた。折れそうなほどに背が反り、ぷるんッ! と震えた乳房から、母乳が噴き出す。膣穴が肉竿にきゅうきゅうと絡みつき、熱い潮を噴き出す。奇しくも、男が揶揄として使った「噴水」という言葉がぴったりの有様だった。
「おぉ、ぉぉッ、ぉッ、……はぁ、まあまあの射精だな」
「あっはッ、あぁッ、あはッ、あぁん、はぁッ、あはぁ……ッ!」
 喉の奥から絞り出したような声を漏らし、彼は全身の筋肉を緊張させた後、やがて脱力した。射精の波から、ようやく降りてきたのだ。体を揺すり、未だ快楽の波から降りられない勇儀を退かせると、さっさとゴムを取る。
「ぉお、すっげぇ量」
 緑色のかぶせものの先端には、白いものがどろりと溜まっていた。クソだクソだと罵りながらも、目の前の女の肉体で楽しんでいた証拠だ。浮かんだ表情は、まさに悪事を企む小悪党のそれだった。
「はひッ、ひはぁッ、あひぃっ……」
「よぅ、お前のマンコがこんな大量のザーメン搾り取ったってよ。嬉しいか? 嬉しいよなぁ」
 惚けた表情で寝転ぶ勇儀に、男は使用済みゴムを見せつける。どろりとしたそれを見るなり、無意識のうちに口を開いてみせた。膣で味わうことは無理でも、せめて口でと、深層心理が望んだ結果だった。しかし男は、そうさせてくれない。
「は、それも面白いがなぁ、こうすりゃ、もっと面白いだろうぜ」
 男が、額のあたりに手を伸ばしてくる――正確には、すっかりちびてしまった角に。快楽と引き換えに売り渡したとはいえ、未だ誇りであると言えるところに、男は汚物と言えるものをかぶせてきた。
「よし、ピッタリだ。……いいか、今から二十四時間、ソレ着けたまんま過ごせ。どうだ、最高だろうが?」
 とんでもない提案だった。こんなものをぶら下げたまま、旧都に戻れというのか。ただでさえ、鬼にとって命ほども大事な角を自ら折ったことで、白眼視されているのに。一体、どんな目で見られることだろう。
「あぁッ……」
「お前、なんか勘違いしてねぇか?」
 法悦のため息をこぼす勇儀に、男は呆れた調子で声をかける。何を、と疑問に思う必要もなかった。旧都に戻すつもりが彼にないと、すぐに気づいたからだ。
「お前が猿みたいに喘ぐから、コイツらがサカっちまったろうが? お前が責任もって、なんとかしてやらねぇとなぁ?」
 あばら屋の外に詰めかけた無数の男どもを見れば、誰であっても気づくというものだった。おすそわけしろよと言わんばかりだ。これで素直に帰しなどすれば、彼がボコボコにされるだろうし、彼自身、そんなつもりははなからなかったに違いなかった。
 立たされ、背中を押される。逆らうことなく、自ら男達に近づいていく。手が伸び、あっという間に群衆に呑み込まれる。
「あっはッ、あはぁああアッ!」
 快楽狂いの雌に堕ちた女の嬌声が、地底じゅうに響き渡った。
数日前にpixivに投稿して満足しちゃってこっちに投げるの忘れてましたテヘッ
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
勇儀姐さんの角削っちゃったら69時に男のケツマンコ掘ってメスイキさせられないじゃないですかやだー!(泣)
貴族だとかある種の信念持った人物が恥も外聞もなく性欲に溺れていくのいい……下着もつけずに母乳や愛液垂れ流してる変態性は彼女らしからぬ痴態で、冒頭の時点から使い込まれ具合がわかってしまいますねぇ。しっかりと孕まされているところがたまらない
スタイル抜群か筋肉質だったのか、男との出会いを機に徐々に女の肉体へと変貌しつつあったのでしょう、それが妊娠して一気に加速して、乳首が黒ずむばかりか腹にも尻にも贅肉をつけていってって、レンタルの言葉の端もそうですがなんでもいうことを聞く状態にしたという事実も相まって、この女を肉体的にも精神的にも〝物〟にしたって感じがしてめっちゃ征服感がありますねぇ!
性的欲求を言葉にさせるのってのが最高に燃えるし汚チンポと呼ぶに相応なモノをしゃぶらせるのもフェティッシュで素晴らしい。客観的に見れば男に対しての敬語だとわかるのに、チンポ堕ちしてるからマジにチンポに対して敬語言ってる感の説得力がやばい。しゃぶりながら自慰をするだけでも倒錯的なのに、ひょっとこ顔まで加わった絵面はもう反則でしかなくシコい。なにがシコいって頬が窪むほどにおいや味を求めてるのがひしひしと伝わってくるのがシコい(シココココ!)
イラマチオの激しさのなかで激臭でトリップきめてるのもエロくてタマランチ。唇の隙間とか鼻息に恍惚な声が混ざってるのが脳内再生余裕すぎてカウパー止まりません。口型オナホール扱いを受けての射精もごっくんの許可があたりまえに染み着いてるの調教度合いが見て取れてドチャクソにシコすぎますね
騎乗位で腰を振りながら母乳撒き散らかすさまは完全に色狂いで、鬼の、しかも四天王としての矜持も面影もない淫乱な痴態がたまらなく性欲を煽ってくるドスケベさ。突き上げられつつスパンキングの衝撃を快感に変換して獣みたいな喘ぎ声あげちゃうくらいなら、首輪と鎖をセットであばら屋の前に繋いでいたいくらいですね!その場合餌(チンポとか精液)を与えないでくださいって看板立てなきゃだめでしょうけど。しかし、最初は子供のことを気遣っているのかなと思われたコンドームがまさかこんなことに使われるとは……粗角だからできないけど、角が元の長さくらいあったらそこに括りつけたくなっちゃいますねぇ。貧民窟の連中に犯されて子供は大丈夫なのか、彼女自身そんなのは気にしないのか、それに本当の父親もそのなかにいるのではないのかなどなど、想像も自家発電もすこぶる捗る濃厚さでした
今回もとてもエロくてめちゃシコでした、ありがとうございました
誤字脱字報告かもしれません↓

恥毛のジャングルに埋もれている裂け目は、黒ずんでおり、大陰唇をはみ出させている→小陰唇?
勇儀も自らの一本角を自慢に思っていただ→いた?