真・東方夜伽話

【番外編】砂糖菓子と草の根妖怪ネットワーク その1

2018/03/16 23:57:22
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【番外編】砂糖菓子と草の根妖怪ネットワーク その1

オルテガ

東方キャラ×オリキャラ男なので苦手な方は注意!

注意)男のオリキャラと東方キャラがネチョい事になる話です。苦手な方は引き返した方がいいかもしれません。
   本作は砂糖菓子シリーズの番外編となっております。そんなシリーズは知らんな!という方でも本作単品で読める内容かと思いますので是非。
   この番外編は、洋菓子屋が幻想郷にいた頃のごく平凡な日常の1ページを綴ったものです。肩の力を抜いてお楽しみいただければ幸いです。










「突然ですが、明日は強い台風が幻想郷を通過します。今日のうちに備えを済ませておくことをお勧めします」

 通りすがりの衣玖さんがそう伝えてくれた通り、今日は朝からひどい暴風雨だった。
 ごうごうと風が吹き荒れ、横殴りの豪雨が雨戸をバンバンと容赦無く叩く。

「凄い雨だな‥‥。雨漏りしなけりゃいいけど」

 雨戸の隙間から外を覗くと、暴風に木が今にも折れんばかりにしなり、どこぞの看板が吹き飛んで行くのが見えた。この家は果たして大丈夫だろうかと、少しだけ不安になる。
 とはいえ、店の営業も外出もできないこんな日に、怯えて閉じこもっているだけでは時間の無駄というもの。

「そろそろいい感じに冷えたかな?」

 氷室で冷やしておいた試作品が食べ頃になっただろうと思い、キッチンへと向かう。新鮮な枇杷が手に入ったので、コンポートにしてロールケーキを作ったのだ。できれば知人の女性でも試食に招きたかったのだが、この台風では自分で食べてみる他ない。
 俺は包丁を握り締め、いざロールケーキをカットしようと力を込めた。――その瞬間だった。

「かげ‥‥‥ん‥‥‥‥ちゃん‥‥たすけ‥‥‥‥わ‥‥」

 嵐が吹き荒れる音に混じって、微かに外から女性の声が聞こえたような気がした。
 こんな大荒れの日に外出を、しかもこんな里の外れに出て来る人がいるとは思えない。しかし聞き間違いとは思えないような、はっきりした声のようにも感じた。俺は包丁を置き、裏口のドアに近付いて外の音に意識を集中させる。

「うわああぁん、影狼さぁん、ばんきちゃん! 誰か助けて! このままじゃ人間に見つかるか、干物になって死んじゃいます! しくしく‥‥」

 なんだか聞き慣れない名前と、おかしな発言が泣き声に混じって聞こえる。人間に見つかる、という発言からして妖怪のように思えるがそれならこんな嵐で死にはしないはず。しかし干物になる、というのは一体どういうことなのか。いやまあ、ごちゃごちゃ考えている場合ではない。

「‥‥とりあえず行くしか無いか」

 どんな妖怪かはさておき、女性が助けを求めている状況を見過ごすわけにはいかない。人間に見つかるのを恐れているのであれば、おそらく容赦無く人食いを働くようなものではないだろう。俺は雨用の蓑を羽織り、意を決して裏口から嵐の中へと足を踏み入れた。

「うおっ‥‥」

 一歩踏み出した瞬間に、横殴りの風雨でよろめいてしまう。足を踏ん張り、なんとか体勢を立て直して声のした方角へと視線を向ける。ひどい雨で見えづらいが、確かに少し離れた所で倒れているような人の姿があった。ちょうど俺に背中を向けたような位置であるため、こちらに気付いたような様子は無い。

「うわああん、やっぱりこんな所に影狼さんもばんきちゃんも居るはず無いわ‥‥。このままいずれ雨が止んで、わかさぎの天日干しになる運命なのね。それとも人間に見つかってお刺身になるのかしら‥‥」

 随分とおかしなことを言う妖怪だ、と思いながらも俺は嵐の中をなんとか進み、その女性のすぐ近くまで辿り着いた。そしてようやく、その発言の意図を理解した。

「に‥‥人魚!?」

 下半身が完全に魚だったのだ。あまりの驚きに俺が声を上げると、その女性も驚いた表情でこちらを振り向く。ぱっちりとした綺麗な瞳に深海のような美しい青髪が印象的で、思わず息を呑んでしまう。俺がそうして我を忘れていると、女性は不安げに怯えたような視線を俺に向けつつ後ずさりをする。

「わ、私悪い妖怪じゃありません‥‥。どうか天ぷらだけは勘弁してください!」

 いくら半分は魚の姿とはいえ、こんな美人を天ぷらにして食べようというチャレンジャーはこの世にいないだろう。

「俺は近くの家に住んでいる者です。助けを求める声がしたので、様子を見に来ました。事情はわかりませんが、よければ俺の家で雨宿りしていってください」

「え!? わ、私の姿を見て驚かないんですか? か、下半身が、その‥‥」

「いやまあ、正直最初はちょっと驚きました。でも俺は妖怪の知り合いが多くて、化け猫や鴉天狗、ネズミ妖怪なんかとも友人なんです。それを考えると、まあ大差ないですよ」

「そ、そうなんですか‥‥。妖怪に理解のある人間さんで良かったです。私はわかさぎ姫といって、普段は霧の湖で暮らしているんですが、竜巻で飛ばされて気付いたらここにいたんです。ひ、ひとまず嵐を避けられればどこでもいいので、助けてください」

 霧の湖というと、紅魔館近辺の湖だ。ここから結構な距離はあるが、竜巻で飛ばされて生きているあたりさすがに妖怪といったところか。

「わかりました。ええと‥‥自分では歩けないですよね。俺に捕まってください」

 俺は身を屈め、わかさぎ姫さんをお姫様抱っこするようにぐっと持ち上げる。

「わっ‥‥す、すみません。私重くないですか?」

 正直に言うと重い。下半身が大きな魚の姿なので、仕方ないだろう。しかし女性に向かってそんな無神経なことを言うわけにもいかない。

「いえ、大丈夫です。しっかり掴まってください」

 俺が言うと、わかさぎ姫さんは首の後ろに手を回しつつ顔を少々赤らめる。ここに至って俺ははじめて、緑色の和服を大きく盛り上げるその胸の膨らみに気付いた。でかい、圧倒的にでかい。胸元からは谷間がちらりと覗き、一歩進むごとにたゆん、たゆんと柔らかそうに揺れ動く。

「あ、あの、人間さん? 大丈夫ですか?」

 無意識に胸を凝視していた俺は、その声で慌てて我に返る。

「は、はい、もうすぐそこです」

 なんとか嵐の中を進み、我が家へと辿り着いて俺はドアを閉めた。わかさぎ姫さんをひとまず土間の段差部分に降ろして、びしょびしょになった蓑を脱いで掛ける。

「ええと‥‥わかさぎ姫さんは水の中にいなくて大丈夫なんですか? 風呂場があるのでよければ水を張りましょうか?」

「あ、ありがとうございます。あんまり長時間水の外にいたら干涸らびちゃうけど、半日くらいなら平気よ」

「わかりました。じゃあ温かいお茶でも淹れて来るので、よければ上がってください」

 俺は大きめの手拭いを重ねて畳の上に広げ、再度わかさぎ姫さんを持ち上げてそこまで運ぶ。

「なんだか申し訳ないです‥‥そこまでしてもらって。こんな人魚の妖怪なんて、気持ち悪くないですか?」

「いえ、俺は妖怪や神様の知人が結構いますので、全然平気です。それに、あなたのような美人をこんな台風の中に放置しては、男が廃るというものです」

「び、美人!? そ、そんなことを言われたのはじめて‥‥というか、人間さんとこうして話したこともあんまり無いけど。えへへ、でも褒めてくれて嬉しいです」

 ここに来てはじめて、わかさぎ姫さんは表情を崩して屈託の無い笑みを浮かべた。これまた無邪気で可愛らしい笑顔で、なんとなく親しみやすい性格の妖怪なんだろうと察する。とりあえず物騒な人食い妖怪じゃなくて良かった。

「そうだ、ところでわかさぎ姫さんは甘いものとか食べたりしますか?」

 俺はふと、キッチンに置いたままの試作品の存在を思い出した。しかし人魚というものが人間と同じ食事をするかわからない。そう思って尋ねたのだが。

「えっ、甘い物!? はい、大好きです! でも湖に住んでいてこんな体なので、お友達がたまにお土産で持って来てくれた時しか食べられなくて‥‥」

 予想以上に目をきらきらと輝かせつつ、そんな答えが返ってきた。
 これは好都合。

「ちょうど試作品のケーキを作ったところだったんです。よければ味見してもらえませんか?」

「試作品? ケーキ? ええと、ここは一体‥‥」

「ここは洋菓子店で、俺は洋菓子職人なんです」


◇◇◇


 俺が持って来た枇杷のコンポート入りロールケーキを一口食べると、わかさぎ姫さんは蕩けたような恍惚の表情を浮かべた。

「ふぇ‥‥な、なんですかこれ‥‥美味し過ぎます。生地はふんわり柔らかくて、クリームは口の中で甘くとろけちゃいます。それが枇杷の爽やかで優しい風味と絶妙に調和してます‥‥」

 うっとり夢心地といった様子で、次々にロールケーキを口に運んで行く。分厚く切ったはずのそれは、あっという間に全てわかさぎ姫さんの胃の中に消えてしまった。

「ごちそうさまでした。はじめて洋菓子というものを食べましたけど、凄く美味しかったです!」

「いえ、こちらこそ試食に付き合っていただいてありがとうございます。その反応なら、お店に並べても良さそうなので安心です」

「お店‥‥。あ、あの、今度お友達を連れてお邪魔してもいいですか? お店の中で洋菓子を食べたりする場所はありますか?」

「ええ、喫茶スペースを用意してあります。‥‥まだ当分嵐は止みそうもないですし、よければご案内しましょうか?」

 俺の申し出にわかさぎ姫さんは笑顔で答える。

「ぜひ見てみたいです! ふふふ、影狼さんとばんきちゃんにこのお店のことを早く教えてあげたいです。‥‥ところで、案内といっても一体どうやって?」

「ちょっと失礼しますよ」

 俺は身を屈めてわかさぎ姫さんの肩を抱き、人間で言う腰の辺りに手を回して一気に持ち上げる。

「ひゃぅっ!? お、重いから無理しなくても‥‥」

「いえ、大丈夫です。それじゃあ、ご案内します」

 先ほどまでの嵐の中とは違い、落ち着いた室内の空間でこうして密着するのはやけに緊張する。人魚といっても上半身は人間の女性と何ら変わりなく、豊満な乳房が俺の胸板にむにむにと当たってしまう。わかさぎ姫さんも恥ずかしいのか、顔を赤らめて視線を泳がせている。

「ここがうちの店の喫茶スペースです。このテーブルで売り物のケーキを食べたり、紅茶を飲んだりできます。事前に言っておいてもらえれば、席を予約しておくこともできますよ」

「わぁ、素敵ですね! でも、お友達は二人とも妖怪なんですけど本当にお邪魔していいんですか? 私もこんな体ですし‥‥」

「人間に危害を加えなければ、問題無いですよ。妖怪や神様のお客さんもよく来ますし、遠慮せずお友達と一緒に来てください」

「わかりました! ふふ、次回の会合はこのお店で決まりです! 今から楽しみだなぁ」


◇◇◇


 夕方を迎え、夜の帳が降りはじめる頃合いにようやく台風が通り過ぎた。風雨は止み静かになったものの、辺りは暗くなりこれから外出することは難しい。まして、わかさぎ姫さんを連れて霧の湖まで行くことなど不可能と言っていいだろう。簡単な夕食を一緒に済ませてから、俺は口を開いた。

「さて‥‥どうしようかな。わかさぎ姫さんはここから自力で湖まで帰れますか?」

「うう、すみません‥‥。何しろこんな体なので、とても無理です」

 そりゃまあそうだろう。妖怪だから飛べるかもしれないと思ったが、そういう能力も無いのだろう。

「それでは、明日の朝寺子屋あたりで台車を借りて来ますので、それで湖までお連れしますよ。あのほとりにある館に時々配達もしているので、迷わず行けますから」

「そ、そんなの悪いです! ‥‥と、とはいえ自力ではどうにもできません。うぅ‥‥すみませんが、お願いしてもいいでしょうか?」

「ええ、もちろんです。こうして俺の家の近くに飛ばされたのも、何かの縁かもしれません。遠慮しないでください」

 俺の言葉に、わかさぎ姫さんは申し訳無さそうに俯きながら頭をぺこりと下げる。
 そして勢い良く顔を上げたかと思うと、何やら決意のこもったような視線を俺に向けた。

「洋菓子屋さん! このままお世話になりっぱなしでは、人魚の名折れです! 何か恩返しをさせて下さい!」

「え!?」

 恩返しと言われてもまあ、当然その豊満な乳房へ無意識に視線が向かってしまう。が、そんな風に下心を丸出しにしては駄目だ。おそらくわかさぎ姫さんは純粋な心で、恩返しと言ってくれているのだから。

「お、恩返しというと例えばどんなことですか?」

「え、えーと‥‥。湖のお魚をいっぱいとって来るとか‥‥で、でもお魚さんも友達みたいなものだし、それはちょっと‥‥。き、綺麗な貝殻を差し上げることも‥‥いやでも、それは私の宝物だし‥‥うぅ」

 正直、魚も貝殻も特段欲しくはない。というか、半分魚類であるわかさぎ姫さんの前で魚を食べるのもどうなんだ。

「き、気持ちだけで結構ですよ。お友達を連れてケーキを食べに来てくれれば、それが何よりも嬉しいことです」

「な、なんて謙虚で誠実な! でもそれじゃあいけません、ちゃんとお礼をしないと私の気が済まないんです! だから洋菓子屋さんはどうすれば嬉しいのか、正直に答えてください!」

「しょ、正直に、ですか?」

「はい! だってお礼なんですよ! 相手が喜んでくれることが一番ですから!」

 確かに、ここで俺が適当にお茶を濁して欲しくもない物をもらっても、それはわかさぎ姫さんの気持ちを無下にすることになってしまう。であれば、ここは正々堂々と俺が心から欲しているものを答えることが、むしろ誠実というものに違いない。きっとそうだ。

「‥‥なら、一つお願いしてもいいですか?」

「はい、どうぞ!」

「わ、わかさぎ姫さんの‥‥む、胸を見たいです」

 俺の言葉に、わかさぎ姫さんはきょとんと呆けたような表情を返し、自分の胸元に視線を落とす。そして次の瞬間、俺の言葉の意味することを察したのか頬を猛烈な勢いで赤く染め、両手で自身の胸を覆い隠しつつ答えた。

「む、むむ胸って、そのつまり、お、おっぱい‥‥ですか?」

 無言で頷きを返す。

「で、でも、私は人魚ですし、その、人間さんから見たら気持ち悪いんじゃないですか?」

「気持ち悪いだなんて、最初にわかさぎ姫さんを見た時から全く思いませんでした。むしろ、凄く綺麗なのに明るくて親しみやすくて、とても魅力的だと感じていました」

「え、えええっ!? ど、どうしよ、男の人にそんなこと言われたのはじめてです‥‥。す、凄く恥ずかしい‥‥」

 わかさぎ姫さんはもはや頭が沸騰したかのように顔を赤くして、困惑した様子を見せる。
 しかしやがて、視線をゆっくりと上げて俺の反応を窺いつつ、再び声を上げた。

「ほ、本当に私の胸なんかが見たいんですか?」

「はい、今この瞬間、俺がそれ以上に喜ぶことは存在しません」

「うぅ‥‥そ、それなら恥ずかしいけど‥‥助けてもらったお礼に、特別ですからね‥‥」

 そう言い終わると同時に、わかさぎ姫さんは衣服の胸元に手をかけて、ゆっくりとはだけさせはじめる。その目は羞恥のためかやや細められており、頬は先ほどから赤いまま。その色気に俺は無意識に生唾を飲み込み、眼前の淫猥な光景に目が釘付けになる。

「それでは‥‥ど、どうぞ」

 緑色の衣服が肩からはらりと降りて、それまで隠れていた豊満な乳房がどたぷんと揺れながら露わになる。その非常に豊かな膨らみは見るからに素晴らしく重量感に溢れ、先端の乳首も綺麗な桜色で凄まじく劣情を誘うものだった。当然俺の股間はむくむくと熱を持ちはじめてしまう。

「す、凄いです、わかさぎ姫さん‥‥。綺麗で、めちゃくちゃエロいです」

「あんまり凝視しないでくださいっ‥‥」

 そう言われても、この最高の光景から目を逸らすことのできる男がこの世に存在するとは思えない。無意識のうちに俺はわかさぎ姫さんの方へ近付いて行き、間近でその張りのある乳房を観察していた。

「い、いつまでこうしていればいいんでしょうか?」

 顔を真っ赤にして恥ずかしそうに目を伏せつつ、わかさぎ姫さんが尋ねる。俺が決めていいのなら、何時間でもひたすらに見つめ続けたいところだ。‥‥いや、それは不可能かもしれない。なぜなら、いつまでも見ているだけで我慢できるはずが無いからだ。

「あ、あのう、わかさぎ姫さん。ちょっとだけ触ってもいいですか?」

「触る‥‥って、えええ!? 触りたいんですか?」

「はい、とても。どうか‥‥お願いします! 触らせて下さい!」

 この反応は押せば行ける。そう確信した俺は一瞬で土下座の姿勢を取り、額を畳みに擦りつけながら懇願する。するとわかさぎ姫さんは困惑した表情で、それに答えた。

「ちょ‥‥ちょっとだけですよ? 誰にも触らせたことが無いから、優しくお願いします」

「ありがとうございます!」

 がばりと顔を上げて、俺はわかさぎ姫さんのすぐ傍へとにじり寄る。わかさぎ姫さんは目を閉じ、体を微かに震わせながら緊張しているようだった。そこに手を伸ばして行き、そしてとうとうその豊満な双丘へとゆっくり触れる。

「んっ‥‥」

 しっとりと吸い付くような、ややひんやりと冷たい肌の感触がまず手の平に伝わってくる。少し力を入れると、指先が乳房の柔肉へと沈み込んで行く。むにむに揉みしだくと適度な弾力性が指を押し返し、俺は夢中になってその官能的な揉み心地に没頭していく。

「はっ、あ、んんっ‥‥洋菓子屋さん、もっと落ち着いて‥‥」

「す、すみません、あまりに触り心地が良すぎて指が止まりません」

 むにゅむにゅ、くにくにと俺が揉みしだくのに合わせて、大きな乳房は淫猥に形を変えていく。その光景がまた凄まじいエロさで、我を忘れてひたすらに揉み続けてしまう。
 次第に桜色の乳首もピンと硬さを増して行き、俺は乳房をこね回す合間に乳首を指先で摘まみ、手の平で転がしてじわじわと刺激を与えていく。それに合わせてわかさぎ姫さんの唇からは、徐々に悩ましい吐息が漏れはじめていた。

「はぁっ、んっ、やぁっ、洋菓子屋さんっ、何か、乳首が痺れて、変な感じが‥‥」

 その姿がたまらなく色っぽく見えて、胸をどきりと高鳴らせてしまう。
 ‥‥もはやこれ以上欲望の制御が利くわけも無かった。俺は両手をわかさぎ姫さんの背中に回すと、抱き寄せながら不意打ちで唇を重ねてしまう。

「んむっ!? ん、んん‥‥ちゅぷ、ちゅっ‥‥」

 ぷるんと張りのあるその柔らかな唇が、俺の唇と密着する。突然のことにわかさぎ姫さんは当然戸惑った様子で固まってしまう。しかし特に俺の体や唇を避けようといった様子は無く、むしろ俺の背中にもわかさぎ姫さんの両手がそっと回されていた。これは同意とみて問題ないと思い、俺はより強く唇を密着させていく。

 ちゅぅっ、ちゅぷっ、ちゅっ、ちゅっ

 しばらくの間、体を寄せ合って何度も優しく唇を重ねて抱きしめ合う。やがてわかさぎ姫さんは唇を離し、そしてうっとりとした表情で口を開く。

「あ、あの、キス‥‥ですよね、これって。はじめて男の人とキスしちゃいました。こうやって求めてくれるのは嬉しいけど‥‥でも、その、私人魚だから、男の人とそういうことはできないと思うんです」

「そんなことは関係ありません。妖怪だろうが人魚だろうが、あなたが魅力的なことには変わりませんから」

「そ、そうですか‥‥ふふっ、とっても嬉しいです。私はこんな体だから、男の人にこうして愛してもらえるなんて思ってなかったから。ねえ、もっとキスしてください‥‥」

 俺は再びわかさぎ姫さんを抱きしめ、唇を重ねる。今度は遠慮せずに唇の間へと舌を割り込ませ、舌先をちろちろと絡めていく。わかさぎ姫さんも慣れない様子ながらも、俺の動きに合わせて舌先を懸命に絡めてくれる。

 れろっ、ちゅぷっ、れるっ、ちゅむっ、じゅぷっ、れるるっ

 次第に二人の唾液が口内で混じり合って、じゅぷじゅぷと淫猥な水音も響いていく。わかさぎ姫さんは少しずつ口付けにも慣れはじめ、互いの舌がれろれろといやらしく絡み合い、口内の粘膜に痺れるような快感が広がっていく。

「ちゅっ、れろっ、ちゅぅっ、じゅぷ‥‥ぷはっ。す、凄く気持ち良くて、ぼうっとしちゃいます‥‥。洋菓子屋さんも気持ちいいですか? 生臭かったりしないですか?」

「いえ、そんなことは全然。凄く気持ち良くて、夢中になってました」

 そう話しながらも、俺達は抱き合って密着し続ける。当然、俺の股間では熱く怒張した逸物がズボンをパンパンに盛り上げており、それがわかさぎ姫さんの下腹部に当たってしまう。

「あら? この硬いのはひょっとして‥‥お、おちんちんというやつですか? 確か男の人が興奮すると大きくなるっていう‥‥」

「え、ええまあ、そうです。すみません、わかさぎ姫さんがエロ過ぎてこんなになってしまいました」

「ふぇ、そ、そうなんですか。確か影狼さ‥‥ゴホン、私のちょっとエッチな友達から聞いた話では、これを刺激してあげると男の人は気持ち良くなって精子というものを出すとか。や、やっぱりこれって私が出してあげた方がいいんでしょうか?」

「‥‥お、お願いしてもいいですか?」

 俺の問いに、わかさぎ姫さんは即座に頷きを返す。

「えへへ、まさか影狼さんから教えてもらったことを実践する日が来るとは思いませんでした」

 かげろうさん、というのはわかさぎ姫さんの友達なのだろう。話の内容から察するに、性的な知識のある人なのだろう。などと思っていると、わかさぎ姫さんは俺のズボンへと手を伸ばし、そしてぎこちない手つきながらも何とかベルトを外し終える。

「ふう、人間さんの衣服は構造が複雑です‥‥えいっ」

 一気に下着ごとズボンを脱がすと、そこからギンギンに怒張した肉棒がビンと勢い良く露わになる。

「ひぅっ‥‥お、思ってたより大きい‥‥」

 突如眼前に現れたその凶棒に、わかさぎ姫さんは唖然とした様子でしばし固まってしまう。しかし意を決したかのようにそっと手を伸ばすと、竿をきゅっと優しく握り締める。

「わ、わわっ、凄く硬くて、熱い‥‥。そ、それじゃあ洋菓子屋さん、お友達から聞いた知識しかないから、下手くそだったらごめんなさい」

 その言葉を合図に、わかさぎ姫さんは一物を握ったその白く細い指をゆっくりと前後に動かしはじめる。そして唇を近付けて行き、亀頭の先端へちゅっと軽く唇を触れさせる。

 しゅっ‥‥しゅっ‥‥ちゅっ、ちゅぅっ、ちゅっ‥‥

「えっと、確か最初に先っちょにキスをして、それから舌を‥‥」

 ぶつぶつと手順を呟いてから、今度は舌先を亀頭の裏側へと伸ばしてチロチロと舐めはじめる。その間も手を肉棒の根元付近で絶えず緩やかに前後させ、じわじわと刺激を高めてくる。‥‥かげろうさんというのが何者か知らないが、かなりの使い手であることは間違い無いだろう。男のツボを絶妙に心得た、うまい焦らし加減の責め具合だ。

「んっ‥‥れろっ、れるっ‥‥ちゅぷっ」

 続いてわかさぎ姫さんは舌を徐々に下部へと向かわせて行き、そして玉袋を唇で甘噛みするように挟み、あらにねっとり舌を這わせる。こうしている間もやはり手の動きは止めずに、優しく包み込むように肉棒を前後に擦り続ける。ゆっくり、じんわりと快楽が高まって行く感覚に、無意識に腰が浮いてしまう。

「わ、わかさぎ姫さん、凄く気持ちいいです」

「れろっ、ちゅっ‥‥本当ですか? 嬉しい‥‥」

 そう言うと、わかさぎ姫さんは俺の玉袋を口の中にすっぽりと収めて口内で舌を絡めつつ、手で一物を前後する速度も徐々に早めていく。ぴくん、ぴくんと素晴らしい快楽に一物が震えはじめてしまう。

「じゅぽっ、れろっ‥‥それじゃあ次は‥‥」

 ちゅぽんと音を立てて、わかさぎ姫さんは玉袋を口内から解放し、手コキの動きも止める。そして上目遣いで一度俺の表情を確認してから、笑顔を浮かべて亀頭の先へと唇を近付けていく。

「んっ‥‥あむっ、ちゅぽ‥‥」

 わかさぎ姫さんのぷるぷるで柔らかな唇が、俺の亀頭をゆっくりと咥え込んでいく。肉棒は温かく淫猥な感触な口内粘膜に包まれ、痺れるような快楽で危うく腰が砕けそうになる。また何よりも、わかさぎ姫さんのような美しい人がうっとりした表情で一物を咥えているという、この光景がもう最高過ぎるのだ。

 ちゅぽっ、じゅぷっ、じゅぽっ、れろっ、ちゅぷっ、じゅぽっ

 さすがにやや不慣れな感じはあるものの、それでもわかさぎ姫さんは懸命に顔を前後させて唇で肉棒を刺激していく。眼科では青いロール髪がゆらゆら揺れ、さらにその下では豊満な乳房がゆさゆさと前後に動いている。俺はわかさぎ姫さんの唇の感触や口内の温かさを肉棒で味わいながら、手を下に伸ばして乳房をむにむに弄り回していく。

「じゅぽっ、じゅぷっ‥‥んんっ、はぁっ‥‥あむっ、じゅぽっ、じゅぽっ」

 胸を刺激された快楽のためか、わかさぎ姫さんは少しだけ肉棒から口を離して喘ぎを漏らし、そして再び咥え込むとさらに情熱的に唇を前後させていく。静かな部屋の中で淫猥な水音だけが、じゅぽじゅぽと鳴り響いていた。

「くっ‥‥そろそろ出そうです、わかさぎ姫さん」

「じゅぽっ、ちゅぷっ‥‥ぷはっ。出そうって、ええと、精液というものが出るんですよね? はい、ぜひこのまま出してください!」

 それだけ答えると、俺の腰に両手を回しながら再度一物を咥え込む。そして唇をしっかりと竿に密着させ、口内で舌を絡めつつ顔を前後に動かして容赦の無い刺激を与えてくる。

 じゅぶっ、じゅぽっ、じゅるるっ、ちゅぅっ、じゅぽぽっ、じゅぽん

 その情熱的な動きに、一物はみるみる快楽に墜ちて行き腰の奥から熱いものがどんどんせり上がってくる。

「ぐっ‥‥」

 びゅっ、びゅるるるるっ、どぴゅっ、びゅくくっ、びゅるっ、どくどくっ

「んむぅっ!? んっ、んん‥‥ごくごくっ、ごくん、ごく‥‥んっ、けほっ、けほっ」

 俺は大量の精液をわかさぎ姫さんの口内へと迸らせて、あまりの快楽に一瞬腰が砕け、頭も真っ白になってしまう。射精量も凄まじいもので、わかさぎ姫さんは頑張って途中まで飲み続けてくれたものの、途中でむせて口元から溢れて乳房に垂れていた。

「す、すみません、大丈夫ですか?」

「はぁっ、はぁ‥‥思ったよりいっぱい出て、びっくりしちゃいました。でも気持ち良くなってくれたみたいで、本当に良かったです。これでおちんちんも落ち着きますよね?」

 と言ってわかさぎ姫さんが向けた視線の先には、射精直後であるにも関わらず再度怒張しつつあった俺の肉棒があった。なにしろわかさぎ姫さんが口から精液を溢し、乳房に垂らす光景を見てしまったのだ。再勃起も仕方がないというものだろう。

「あ、あれ? また大きくなってるような‥‥」

「いやその、これはあの、わ、わかさぎ姫さんが魅力的過ぎて一回では収まらなかったようです」

「そうなんですか!? そ、それならまたお口で‥‥いえ、そういえば影狼さんからこんな話を聞いたことがあります。男の人は胸でおちんちんを挟むとすごく喜ぶって。洋菓子屋さんはどうですか?」

 なんという素敵な提案。まだ見ぬかげろうさん、本当にありがとうございます。

「はい、最高に喜びます。お願いしてもいいでしょうか?」

「もちろんです! こうなったら、洋菓子屋さんが満足するまで私も頑張ります!」

 そう言うと、わかさぎ姫さんは俺の体をゆっくりと押し倒して腰のあたりにのしかかってくる。

「それじゃあ洋菓子屋さんは、楽にしていてください。うまくできればいいけど‥‥えいっ」

 豊満な乳房をぐっと肉棒の方に近付けて、その谷間へと導いていく。ぽよんと柔らかく、ややひんやりしたその素肌に熱く怒張した一物が包み込まれる。わかさぎ姫さんは両手で自身の乳房を横からおさえて、しっかりと乳房の柔肉で竿を挟みこむ。先程までの口淫により肉棒は唾液でぐっしょり濡れそぼっており、それが潤滑油がわりになって抵抗なく乳房の間に収まっていた。

「よいしょ、ええと‥‥これでおっぱいを動かせばいいんですか?」

「は、はい、上下に動かして胸の間で扱くような感じでお願いできれば」

「わかりました! えっと、こんな感じかな?」

 ぬちゅっ、ずぷ‥‥ゆさっ、ゆさっ、たぷん、たぷん

 眼前で揺れるその大きな乳房は、まさに圧倒的な迫力だった。ギンギンに硬く勃起した一物はむにむにと柔らかな膨らみにすっぽりと覆われて、それが上下に揺れるたびにぬちゅぬちゅと唾液が絡みつつ扱かれていく。わかさぎ姫さんは俺の反応を見ようと上目遣いでこちらを窺っており、その光景がまた俺の劣情を容赦無くかき立てる。

「よいしょ、よいしょ‥‥あっ、胸の間から先っぽが出て来ました。ふふっ‥‥ちゅっ」

 谷間から亀頭が顔を覗かせると、わかさぎ姫さんはその先端に悪戯っぽくキスをする。こんな姿を見せられては余計に興奮してしまう。一物も先端から先走り汁をだらしなく溢れさせ、わかさぎ姫さんはそれを舌先でちろちろと舐めとっていく。

「う、うぉっ‥‥」

「ふふ、気持ち良さそうな顔ですね。影狼さんからいろいろと教わっておいて良かったです」

 言い終わると、今までより強めに乳房をおさえて一物を挟み込み、勢いをつけて乳房を上下に揺らしはじめる。

 たぷん、どたぷん、ぬちゅっ、ずちゅっ、にゅぷっ

 豊満な乳房が上下に激しく揺れ動き、その間で肉棒はたまらない快感に包まれながら扱かれる。みるみると快楽が高まって行き、柔肉の中で一物がびくびくと激しく震え上がる。

「で、出ますっ、わかさぎ姫さんっ」

「はいっ、おっぱいの中で思いっきり出してくださいっ、洋菓子屋さん」

 どくどくっ、びゅっ、びゅーっ、どぷん、どぷぷっ、びゅるっ、どくん、どくん

「わっ、わわっ、熱いですっ‥‥」

 俺の一物はわかさぎ姫さんの乳房に包まれたまま、尽き果てて大量に射精してしまう。その勢いもかなりのもので、谷間から次々に白濁液が溢れ出してくる。わかさぎ姫さんは、射精が続いている間まるで肉棒を抱きしめるかのように、ずっと乳房で包みこんでくれた。やがて射精が収まって肉棒を解放すると、左右の胸は大量の精液でべとべとに汚れてしまっていた。

「ふふっ、うまくできたみたいで良かったです。どうやら洋菓子屋さんも満足していただけたみたいですね」

 わかさぎ姫さんの言うように、さすがに二連発の射精により俺の一物は何とか落ち着いたようだった。我ながら節操の無い性欲には困ったものである。

「すみませんでした、調子に乗っていろんなことをさせてしまって」

「いいえ、私も嬉しかったんです。こんな人魚の体でも、こうして女として見てくれる男性がいてくれて。しかも、おっぱいを弄られてすごく気持ち良かったですし。洋菓子屋さんさえ良ければ、またこういうエッチなこと‥‥して欲しいかも」

「い、いいんですか? そんなこと言うと本当に霧の湖まで遊びに行っちゃいますよ?」

 俺のその問いに答える代わりに、わかさぎ姫さんはそっと顔を近付けて来る。俺はその意図を察して、唇をそっと重ねる。軽く啄むような口付けを交わしてから、わかさぎ姫さんは悪戯っぽくウィンクして口を開く。

「約束ですよ。絶対に遊びに来てくださいね」


◇◇◇


 その晩は風呂場に水を張り、そこでわかさぎ姫さんは一夜を明かした。翌朝早い時間に俺は寺子屋へと向かい、慧音さんに頼んで台車を貸してもらい店へと戻った。

「よいしょ‥‥っと。途中少し揺れるかもしれませんが、湖まで我慢してください」

「ありがとうございます、洋菓子屋さん。えへへ、ちょっと楽しいですね、これ」

 明るく陽気なわかさぎ姫さんは、こうして話すだけでもとても楽しい。魅力的な女性と知り合えた幸運を神に感謝しつつ、俺は霧の湖への道のりをガラガラと台車を運び、わかさぎ姫さんと談笑しながら進んで行った。

 やがて目的地の湖へと到着し、俺はわかさぎ姫さんを湖に降ろす。ちゃぽんと水中へ入ると、わかさぎ姫さんはスムーズに泳いで上半身を水面から出した。

「えへへ、それじゃあ近いうちにお友達を連れて洋菓子を食べに行きます! 三日後は大丈夫ですか?」

「ええ、もちろんです。夕方に来てくれれば、貸し切りにできますよ。皆さん妖怪だと思うので、人目につかない方がいいですよね?」

「貸し切りですか!? わぁい、楽しみです! じゃあ三日後の夕方に必ず行きます!」

「はい、美味しい洋菓子と紅茶を用意してお待ちしています。それじゃあ今日のところはこれで」

 俺はわかさぎ姫さんに別れを告げて、軽くなった台車を引いて人里へと帰って行った。
 わかさぎ姫さんのお友達というのは、どんな人達なのだろうか。三日後が楽しみである。


 続く
皆様お久しぶりです。エロい文章を書きたい気分になったので、僭越ながら帰って参りました。
番外編のトップバッターは姫ちゃんとなりました。最近草の根組が好きで好きでたまらないので、番外編の被害者に彼女達を抜擢する運びとなりました。
わかさぎ姫の体に関しては、下半身は完全に魚だよ派と女性器もあるよ派に分かれると聞いていますが、自分は完全に魚だよ派です。
とじーもそうですが、そういう体だからこそ自分にできる精一杯の奉仕をしようという姿がエロいと思う次第です。

番外編に関しては不定期でのんびり更新する予定ですが、ばんきちゃんの処女喪失ックスと影狼さんの発情獣ックスは書きたいと思っております。
が、他に書いているものとの兼ね合いで結構先になる可能性もあるので、期待せずお待ちください。
それではここまでお読みいただき、ありがとうございました。
オルテガ
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
洋菓子屋が帰ってきましたか
あいかわらずの人外コマシぶりに脱帽です
ばんきちゃんは頭を抱え込んでのフェラも是非お願いします
2.シリウス削除
オルテガさんおかえりなさい!
また砂糖菓子シリーズが読めて嬉しいです。
にしても洋菓子屋は相変わらずですね。
最後には草の根組と4Pになるんでしょうか・・・。
3.性欲を持て余す程度の能力削除
またこのシリーズが読めるのがとても嬉しいです。
わかさぎ姫はやっぱりお胸が豊かなイメージですよねw