真・東方夜伽話

アリス・マンコトロトロ

2018/03/09 00:05:29
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アリス・マンコトロトロ

喚く狂人

2018年このタイトルが既にオチてる賞ノミネート

「自己紹介、必要ないと思いますけど一応。今日の施術を担当します、鈴仙・優曇華院・イナバです。よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくね」
 診療の他に新しくヒプノセラピーを始めたとかで、永遠亭から一回無料のお試しクーポンが届いた。魔女に肉体的なメンテナンスは不要だが、精神面のケアは欠かせない。アリスは、記念すべき顧客第一号となった。
 かつてやりあった相手に、当時苦しめられた能力で治療してもらうというのは、なんとも奇妙な気分である。素直に伝えたところ、苦笑された。
「まあ、アリスさんの場合はそうですよね。お代はいただいてますから、ちゃんとしますよ」
 もらったクーポンを早速使ったので、びた一文払っていないのだが、伝わっていないのだろうか。いちいち指摘することでもないだろうから、黙っておく。促されるまま、施術台という名のベッドの上に仰向けになる。
「じゃあ、始めますね。私の目を見つめてください」
「近くない?」
「すみません、このほうが術の通りがいいもので。特にアリスさんみたいな魔女は、精神干渉に抵抗がありますから」
 息がかかりそうなくらい間近で、目をのぞき込んでくる。見つめろと言われたので視線をそらすわけにもいかない。どうにも落ち着かない気分でいると、鈴仙の瞳が赤く輝いた。ああ、術が始まったのだなとぼんやり思ったのを最後に、意識は失われていった。

***

「おほッ、ほ、本物のアリス・マーガトロイドちゃんだ、おぉお」
 気づけば、起き上がって、施術台から降りていた。目の前には、知らない男がいた。人間、だと思う。ひどく醜く、しかも肥満体であるので、豚か何かの妖獣かと思った。
「これ、もう言うこと聞く状態なの? なんでも?」
「もちろん、お代はいただいてますから、ちゃんとしますって」
 横に鈴仙も立っていた。二人の関係が分からず、首をかしげる。助手という風にも見えないが、この男は誰なのだろう。
「じ、じっ、じゃあ、アリスちゃん、ぼッ、ぼくとチューしてくれるかな、チュー」
「いいけれど」
 男はやけに興奮しているようだったが、いったいどうしたのだろう。なんだか妙な感じだったが、キスしてほしいというのであれば、することに異論はない。
「じゃあ、失礼するわね。……んっ、む」
 彼に近づくと、腐った玉葱のような臭いが鼻腔をくすぐった。体臭だろう。気にすることなく、たらこのような唇に接吻する。当然の作法であるので、舌を相手の口腔へ忍び込ませる。
「んふぅッ、ぢゅる、んむぅ」
「んむぉおう! んふッ、んふッ、んぅッ」
 口内から、夏場のドブ川、あるいは放置した水槽のような臭いがした。何が気になるのか、男は聞き苦しいうなり声をあげる。肩をがっしりと掴んでくる。一体どうしたというのだろう。何も変なことはしていないと思うのだが。別段不快に感じている様子もないので、続ける。
「ぢゅるッ、ふむぅ、くぷっ、んぅ」
 相手の舌に舌を絡ませ、口壁や歯茎を舐めしゃぶっていく。レディとして、当然の作法だった。彼は付き合ってくれず、されるがままになっている。この程度では不満であるのかと、舌技を駆使して悦ばせていく。
「んふむぅ、ずぞっ、んくっ、んぅ」
 相手の唾液をすすり取り、喉を鳴らして嚥下していく。ヘドロのように粘ついていた。代わりに、自分の唾液を送り込む。向こうが付き合ってくれないので、まるで独り相撲だ。少しばかりさみしさを覚える。相手するに値しない程度のキスしかできていないということなのだろうから、もっと努力しなくてはなるまい。
「ぶ、ぶはッ、はぁッ、すごいな、本当に言うこと聞いてくれるんだ!」
 そのうちに、あちらから口を離した。唇の間を、ねっとりした唾液の糸が伝う。自らの口元を拭い、男はオーバーリアクションで喜んでみせた。ぶふぅッ、と、豚鼻から荒い鼻息をこぼす。キスの一つくらいでここまで喜ぶのは大げさな感じもするが、悪い気はしなかった。
「分かってもらえたようで何よりですよ。では後はごゆっくりどうぞ。時間が来たら声をかけますから、延長される場合はそのときにお伝えください」
「う、うん。ありがとうね」
 鈴仙はにこやかに言って、診療室を後にする。二人だけが残された。
 男はしばらくの間、何か言おうとしては口をつぐんでいた。ホントに大丈夫かな、などと小さく呟いている。
「何か、してほしいことでもあるの?」
「エッ! あ、そ、その……怒らない?」
 怒らないか、と聞かれても、内容によるとしか言いようがない。男はなおも迷った後、ようやく口を開いた。
「あの、じゃ、じゃあさ、ヌッ、ぬぬ、脱いで、くれないかな、お洋服、ウフッ」
「はあ?」
「ヒィッ!」
 尋ね返すと、小動物のように体を跳ねさせる。図体はでかいのに、心臓はやたらと小さいようだ。その程度のことなら、断る道理などあるはずもないのに。
「何かと思ったらそんなこと……断るわけないでしょう? ああでも、ちゃんと見ててちょうだいね?」
 にこやかに返すと、信じられないという表情を浮かべた。自分が頼んだのだろうに、変な奴だった。
 衣服に、手をかける。一枚一枚、脱ぎ捨てていく。隠されるべき肢体が、露わになっていく。
 美しさのたとえとして「人形のような」というのがあるが、彼女の場合は不適切だ。どんな人形師も、これほど整った造形を生み出すことはかなわないだろうから。全身の、スレンダーでありつつも女性らしさを漂わせるラインは、神が己の全能を振り絞って作りたもうたようだった。肌は白く、下を通る血管が透き通って見えるほどだ。上等なシルクよりよほど滑らかで、ごくわずかな傷一つついていなかった。
 わずかに静脈をうかがわせる額、細く柔らかなまつげに象られた、上品な二重まぶた。すっと通った鼻筋に、やや薄くも艶やかな唇。引き締まった曲線を描く頬には、ほんのりと朱が差している。顔面のありとあらゆるパーツが、寸分違わぬ位置、形、大きさ、厚みだった。まさに完璧なる美貌だ。くびれば折れてしまいそうなほどほっそりした、白さが目を惹きつける首に支えられている。
 しゃぶりつきたくなるなだらかな肩のラインから下へ向かえば、乳房が目に飛び込んでくる。薄青色の、シルクレースのブラに覆われている。他人に見せることを前提としたものではないが、上品で、アリスには似合っている。いかにも柔らかで、触れてみたいという欲望を喚起する。
 腹はほんのりとくびれており、一方で女性らしく皮下脂肪を蓄えることを忘れない魅惑のウエストラインを描いていた。どこまでも肌が白いため、なだらかな腹においては、己の位置を見失いそうに感じる。縦にすっと走った臍が目印になっていた。
 さらに下へ向かえば、素敵な三角地帯を、上と揃いのレースパンティが覆い隠している。やんごとなき裂け目と小ぶりながら弾力ある尻を、しっかりと防護していた。大人らしい品をもちながら、少女としての可愛らしさを失わない、アリスに絶妙にマッチするデザインだ。本人のセンスをうかがわせる。
 脚を形容する言葉として、カモシカのようなという表現があるが、彼女に適用すれば失礼になるだろう。カモシカなど、彼女の脚部の足下にも及ばないからだ。レッグラインに無駄は一切存在せず、脚線美のイデアとでも称するべきしなやかな輪郭を描いていた。
「おほッ、ぉぉおおおッ」
 男はどんぐり眼を見開いて、目の前の光景に見とれているようだった。そうまで興奮するようなものだろうかと疑問に思いつつも、下着を外していく。
 まずは、ブラからだ。ホックを外すと、胸当ては床に自然落下し、小さな音を立てた。下着を着けていても美しいと思われた乳房だったが、いざ取り払われてみると、アレは台無しにされた姿だったのだということがはっきり分かる。平皿を伏せたような程よいサイズの乳房は、母性と少女性を両立させた、誰もが魅了されるものだった。見ているだけで息を呑むほどの幾何学的均整を保っている。触れたいという欲望を湧き上がらせる一方で、それは芸術品に素手でべたべた触れるような暴挙だと思わせる。乳輪は桜の色合いで、グミのような尖りが先端に存在していた。
「しッ、下も、下も」
 そんなに必死に主張せずとも、もちろん脱ぐつもりでいる。大切なところの守護者に自ら指をかけ、ゆっくりと下ろしていく。まずは、左脚。次に右脚を抜く。秘部が露わになり、下着はただの布きれに成り下がる。
 露わになった陰毛は、髪色を少し薄くしたような黄金色をしている。よく整えられており、ふんわりと育った様は収穫期の小麦畑のようだった。
 女性を女性たらしめる裂け目は、穢れなど知らないと言わんばかりの無垢な姿をさらしている。究極的には子を孕むためにあるはずだが、そのような生物的な行為のために存在しているなどとはとても思えない様で、ただぴっちりと口を閉ざしている。
「うッ、後ろも見せて見せてッ」
「はいはい」
 くるりと振り返る。無防備で吸い付きたくなるうなじに、肩甲骨の膨らみ、背骨の窪み、骨盤の輪郭が、よく見える。しかし何より男の視線を惹きつけたのは、臀部だ。きゅっと引き締まった、小ぶりな尻だった。筋肉の上に脂肪を適度にまとい、弾力と柔らかさを両立させている。まだまだ成長の余地をうかがわせつつも、子をなせるということをしっかりと示した素晴らしいヒップだった。
「ふぅッ、ふぅうッ」
 豚のような吐息をこぼしながら、鼻先が触れそうなほど近くで、下半身を凝視してくる。なんだか異様な勢いだったが、見てもらえること自体は悪い気はしない。
「ぱ、パンツッ、もらっていい?」
「ええ、いいわよ」
 尋ねられる。そんなものでいいならと、快く差し出す。まだ温かみの残る布きれを、男は鼻先に当て、ふごふごと香りを楽しんでいるようだった。そんなことをしなくても、もっといいものが眼前にあるだろうに。
「ねえ、あなたも脱いでくれないかしら。私だけだと、不公平だわ」
「エッ!」
 男は自らの下衣のうちに手を忍び込ませ、ごしごしとやっていた。尋ねると、目を丸くする。でもなぁ、などとしきりに呟いていたが、とうとう覚悟したのか――なにを覚悟する必要があるのか分からないが――えいやと脱衣してみせた。
 見苦しい肉体である。全身贅肉まみれだ。胸部は女かと思うほど肥大しており、乳輪を囲むように黒々とした毛が生えている。腹はでっぷりと前方に突き出しており、余りまくった肉が横に線を走らせている。何より目を引いたのは、股間だった。黒々と生い茂った陰毛から、勃起した黒光りするモノが姿をうかがわせている。しかしソレは、皮に覆われていた。包茎なのだ。
「ぼ、僕のはこんなのだからさ」
「別にいいじゃない。人それぞれだわ。……そんなことより、こっちに来て、座って。ソレ、自分で扱くなんてもったいないでしょう?」
 包茎であることに、一体何の問題があるのか分からない。同じペニスではないか。どちらかといえば、自分で扱いていることのほうがよほど問題だ。酒の席で手酌するようなもので、あまり良い作法とはいえない。手近な女に扱かせてこそだろう。そして、この場に女といったら、自分しかいない。
 施術台に腰掛け、隣をぽんぽんと叩いて示す。言われるがまま、男は隣に腰掛けた。重量に、ぎしりとベッドがきしむ。
「い、いいの? 触ってくれるの?」
「当たり前でしょうに」
 肩に乗った糸くずを取るくらいのことで、そうまで感動されると、なんだか困ってしまう。いちいち反応が過剰な男だった。感受性が凄く強いのだろうか。悪い気はしないが。
 ともあれ、今はこの硬くなったモノを、宥めてやることだった。皮被りであるし、刺激には慣れていないだろう。まずは、羽毛のように優しく触れる。
「お、ほぉッ」
 男が体を跳ねさせる。ベッドが軋んだ。力が強すぎた、ということはないだろう。続ける。竿に指を絡め、根元から先端にかけて、ゆっくりと擦る。
 肉棒の熱が、掌に、指に伝わってくる。好ましい感触だった。どんなものであろうと、やはりペニスなのだ。女を夢中にさせる力にあふれている。
「ぉ、おっ、ほッ、ぉおおう」
 聞き苦しいうなり声をあげながら、彼はされるがままになっている。やはりオーバーリアクションだが、悪い気はしなかった。性技に対して感じてもらえるというのは、美しさを褒められるようなものであり、ある種の承認に他ならない。
「れる、えるっ」
 いったん、手を離す。まさに今まで男の恥部を撫で回していた己の掌を、指を、れろれろと舐め回す。少しばかり、生臭いような香りがした。
 爪の隙間にまで舌を這わせ、たっぷりと唾液をまぶす。十分だと判断したところで、再び肉棒に指を絡ませた。ねちゃっ、と耳に残る音がした。
 付着した唾液をローション代わりに、もう一度扱き上げていく。唾液がこねられ、にちっ、にちっと音をたてる。男の荒い息づかいが重なる。距離が近いので、体臭と口臭が漂ってくる。芳香であると感じた。
「うぉおッ、これが、これが、アリスちゃんの手ッ、ぁあッ、あああ」
 彼は時折腰を震わせながら、されるがままになっていた。アリスは元々、器用な方だ。人形劇で鍛えた手技・指技を、ここぞとばかりに駆使していた。手首のスナップをきかせながら扱きつつ、にじむ先走りを指先で潤滑油のように引き延ばす。睾丸を陰嚢ごと、優しく弄んでやる。全てに、男は敏感に反応して見せた。
「んッ……」
 知らず知らずのうちに、太腿を擦り合わせていた。腹の奥が熱を孕んでいるのが分かる。男のモノを鎮めてやっているうちに、昂ぶってしまっていたらしい。
 少しばかりはしたないことではあるが、疼くところへ指を伸ばす。下腹の裂け目に、指を這わせる。既に湿り気を帯びていた。自分で思っていた以上に興奮している。
「は、んぅッ、はぁ、あ」
 左手で彼のモノを、右手で自らの秘部を弄くっていく。こんな淫らなことで、呆れられたりしないだろうか。不安ではあるが、やめられなかった。奥から熱い潤みがあふれ、くち、くちっと、小さな水音を立て始める。
「あ、アリスちゃんッ、そんなことしなくても」
 恥部をまさぐる手を、ウインナーのような指で絡め取られた。やはり、品がなかったか。反省するところに、思いがけない言葉が投げかけられる。
「ぼッ、ぼぼ、僕がしてあげるよ」
「……いいの? なら、お願いしようかしら」
 こんな淫らな女の相手をしようなど、親切なことだ。挙動不審なところもあるが、根は良い人のようだと、彼のことを見直す。微笑みかけると、豚鼻からぶふぅっと荒い息を吹き出した。
 触れやすいように、脚をわずかに広げる。丸々とした手が、空いた隙間へと入り込む。おっかなびっくりといった様子で、秘唇に触れてきた。
「あッ、はぁっ」
「ごごッ、ごめん、痛かった?」
「いえ、違うわ……イイの。続けて」
 自分で触るのと人に触ってもらうのとでは、感じ方がまるで違う。今のようなソフトタッチですら、ぴりぴりとするような刺激に声があがってしまう。苦痛を感じているわけではないからと、腰を突き出すようにして続きを求める。彼は嫌な顔一つせず、行為を再開する。
「はッ、あぁ、んッ、はぁ、んぅッ」
「ムふぅッ、アリスちゃん、アリスちゃんのお、おっ、オマンコ、これがオマンコ、おほっ、おおぉ」
 淫唇を、中指が尺取り虫のように這う。にち、にちっと、滲んでいた愛のジュースが粘つく音をたてる。彼は目を血走らせながら、行為に夢中になっていく。
 正直にいって、あまり巧みな方ではない。だが、一生懸命さには好感が持てるし、手淫しただけで濡らすこんなはしたない女に一生懸命になってくれるという事実に感じてしまう。甘い声を漏らすと、男はさらに興奮したように、指を踊らせる。
 一方のアリスの手つきも、情熱的なものになっていた。愛する者に尽くすように、根元から先端まで、白く細い指でたっぷりと奉仕する。互いに快感を与え、与えられていく。
「はぁッ、んあッ、あぁ、はっ、あぁッ!」
 ウインナーのような指が、膣内へと入り込んでくる。十分に潤んでいた体内は、大した抵抗もなしに異物を受け入れる。むしろ、きゅうきゅうと締め付け、しゃぶりたてまでしてみせた。
「ああッ、これが、アリスちゃんのナカ、おぉおお」
「あッ……は! あんっ、あぁッ、は、くはぁ、いいっ」
 感極まったような呟きをこぼしながら、男は我を忘れて指を踊らせる。くちゃくちゃくちゃと、口を開けて肉を噛むようなだらしのない音が響く。お前は淫らな女なのだぞと思い知らせるような、卑猥な音だった。はしたないことこの上ないが、それでも彼は、呆れもせず続けてくれるのだろう。安心して、身を任せることができる。
「ねえ、おねがい、こっち向いて?」
「んんッ? 何――んむっ」
「んぅッ、ぢゅるっ、ふむっ、んぅう」
 堪えきれなくなり、男の顔を引き寄せる。自ら、唇を重ねた。舌を差し込み、口内をぢゅるぢゅると味わう。二度目になると余裕もできてきたか、彼も応えてみせた。舌と舌が絡み合い、お互いに高め合っていく。
 一方で、手技も止めていない。肉棒を擦り立てる動きは、快感でいくらか雑になってしまっている。しかしそれが、完璧な手淫に混ざるランダムなノイズとなって、むしろ彼を喜ばせているようだった。
 男による膣愛撫も、激しさを増していた。くちょくちょと汁っぽい音を立てながら、狭穴をこねくり回してくる。下半身が、熱い風呂に浸かっているようだった。腰が、小さくカクついてしまう。甘くくぐもった声があがった。
「んぢゅる、くぷッ、んぅ、ちゅうっ、くぷ」
「フゥッ、フウウッ、ずぞぞっ、ぢゅるるるるッ」
 耳障りな音とともに、唾液を吸い上げてくる。欲しいのならあげると、身を委ねる。男は音を立て、こちらの唾液を嚥下する。反対にこちらも彼の口内を吸い、唾液を味わう。相変わらずヘドロのようで、興奮によってさらに粘度を増しているようだった。生臭く、不快感を催す汚泥を、甘露のように感じながら飲み下していく。
「ぷはぁッ」
 やがて息が続かなくなり、どちらからともなく口を離した。アリスの表情は、すっかり蕩けていた。もうそろそろ限界が近いことを感じていた。
「ねぇ、イきそうなんでしょ? 射精して、びゅーって、していいからぁ」
 蕩けているのは、口調もだった。普段見せる理知はどこへやら、駄々っ子が甘えるような声色になっている。
「あぁぁぁッ、アリスちゃん、分かった、射精すよぉ、いっぱい射精すよぉッ!」
 ギャップが、男の何かを強烈にかき立てたようだった。自ら腰をへこへこと振り、ベッドを軋ませながら、こちらの手にモノを擦りつけてくる。さらに自らの指の動きを激しくし、しぶきが立つほどの勢いで膣穴をこね回す。そんな有様であったから、オーガズムに至るのはあっという間だった。
「ぉッ、ほ、アリスちゃん、射精るよ、射精るよ、射精るよ、んフぅううううッ!」
 手の内で、肉棒が膨れ上がった。亀頭を、掌で包み込むようにする。放たれるだろうものを、少しも無駄にしないようにという心遣いだった。
 男が、腰を突き出す。同時に、熱いものが鈴口から解き放たれた。汚らしい、男の欲望、精液。名も知らぬ醜い男の白濁を受け止めながら、しかしアリスは、微笑みを浮かべる。精液は、男が性的興奮の頂点に達したという証だ。女にとって、自らの性技で男が射精するというのは、容姿を褒められるくらい嬉しいことである。
「あはぁッ……!」
 熱いものを掌で受け止めながら、アリスもまた、腰を震わせて絶頂していた。背中が小さく反り、びくびくと震える。上がった声は彼ほど甚だしくはなかったが、それでも、性の悦びを覚えているのが一発で分かる、幸せそのものといったものだった。
「ふぅうッ、ふぅッ、ふぅッ、ふぅッ」
「はっ、あはぁ……」
 やがて、逞しき肉棒の脈動が終わる。余韻に浸っているのか、男は肩で呼吸を繰り返しながら、肥満体を震わせていた。全身に汗が浮かんでおり、独特の臭気が漂う。
 一方のアリスも、オーガズムから下りて、呼吸を整えていた。髪が額に張り付いており、なんとも艶やかだった。
「あはっ……お疲れ様」
 男の頬に、小さく口づける。彼は赤くなってみせた。もう二度もディープキスした仲だというのに、今更何が恥ずかしいのか。
 掌を見つめる。白いものがへばりついている。二、三度、手を握っては開き、握っては開く。手首から指先にかけて、白濁が広まった。
「れ、えるっ、んふ、ちゅぷ」
 舌を突き出して、それを舐めとっていく。痺れるような苦みと、臭みが口に満ちる。素敵だった。味わっているだけで、また達してしまえそうだ。
「あ、アリスちゃん……ッ」
 男が惚けたように呟く。やはり少し、はしたなかっただろうか。けれども、しょうがない。見つめていると、なんだか舐めてみたくてしょうがなくなってしまったのだ。
 視線をよそに、れろれろと舐め続ける。べっとりと付着した濁液を、舌先でこそげ取っていく。
「そっ、そ、そ、そんなことしちゃっていいの、アリスちゃん」
 何を当たり前のことを聞いているのだろう。せっかく射精してもらったものなのだから、全てこうして体内に収めてしまうのが道理というものだろうに。時には舌を咥え、唇で吸い付いて、精虫一匹にいたるまで味わっていく。
「……それ、おいしい?」
 もう一度、頷いた。どうも彼は、当たり前のことを尋ねたりするのが好きなようだ。そりゃあ、彼はあまり「イケてる」部類には入らないだろう。けれど、精液の味や匂いに、そんなことは関係がない。素晴らしく濃厚で、くらくらしてしまいそうだった。こうして舐めているだけで、達してしまえそうだった。
「ぷはぁッ……ふふ、ごちそうさま」
 男に、掌を見せつける。先ほどまで肉棒を弄くりまわし、濁液を受け止めた掌を。今は持ち主の唾液にまみれ、てらてらと輝いていた。白濁は、どこにも見当たらない。全て彼女の、胃の中だ。
「ね、続き、しましょうか」
「続き?」
 何のことだろうという表情だった。野暮な奴だ。男と女が出会って、キスをして、ペッティングをしたのだ。AとBが終わったのだから、続きといったらCしかあるまいに。それとも、言わせたいのだろうか。
「ほら、見える……?」
 ベッドの上で、両脚を広げる。視線を受け止めながら、先ほどまで愛撫されていたことでとろとろに濡れた、食べ頃の穴を、指先でチョキを作るようにして自ら割り開いた。ねっとりとした愛液が糸をひく。露わになった彼女の体内、膣粘膜は、男であれば子供から老人まで広く魅了してやまない、サーモンピンクだった。
「あ、ああ、ああッ」
 無論、彼のような男であれば、誘われないはずがない。我を忘れたように、顔を近づけてくる。両脚の間に顔を差し込み、舌を伸ばせば届きそうなほど近くで凝視してくる。
「ぴちゃッ、くちゃッ、くちゅっ」
「あはッ! あぁッ、あ、やぁんっ、もうっ」
 本当に、舌を伸ばしてきた。唾液の音を立てながら、秘貝をねぶってくる。まるで犬のようだ。ぷっくり膨らんできた淫核を舌先が往復し、背筋が震える。先ほど達したばかりの恥部には、なかなか強烈な刺激だった。
 やはり一生懸命だ。美徳であり、好感がもてる。思わず体を委ねたくもなるが――しかし今は、もっと別の方法で、そこを悦ばせてほしい。彼を押しとどめた。
「それじゃなくて、コレが欲しいの」
 手を伸ばし、彼の股ぐらのモノに触れる。いいのか、と目で聞いてきた。逆に、挿入れずに済ませられるのかと問いたくなる。勃起したペニスと、濡れたヴァギナがあって、何も起こらずに終わるなんて馬鹿な話があるはずないだろう。
「ふ、フヒッ、セックス、アリスちゃんとセックスだ、ひひっ」
 異様な興奮が男を包んでいる。奇妙な笑みを浮かべながら、覆い被さってくる。肥満体であるために、肉の布団を被っているような様になる。
 大きく広げられた両脚の狭間、期待にヒクつく淫裂に、肉棒の先端が押し当てられる。胸が高鳴る。男が、腰を前に突き出す。だが、挿入らない。
「あ、アレッ」
「ンッ……」
 膣口を、皮被りの亀頭が滑った。もどかしいような性感に、小さな声があがる。二度、三度と、男は同じ動作を繰り返した。この期に及んで素股で焦らすなんてと恨めしく感じたが、どうも違うようだった。単に、うまく挿入れられないだけのようだ。
 男は何度も腰を前後させる。焦っているものだから、うまくいくはずもない。少しばかり、申し訳なさを感じた。どうやら初めてであったようだ。こちらがリードしてやるべきだった。
「ほら、こうよ」
「はうんッ」
 肉棒を軽く握り、膣穴に導く。落ち着いて腰を押し出すよう伝える。先端が、狭穴をゆっくりと割り開いていく。
「はっ、あ、ンッ、あぁ……ッ」
 ぬ、ぬぬ、と、肉棒が女穴をこじ開けていく。ペニスが、挿入ってくる。熱い溜息がこぼれる。気を抜けばまた滑ってしまうのだといわんばかりの、必要以上の慎重さで、男はゆっくりと体全体を前方に押し出していく。やがて、二人の下腹が、ぴったりと密着する。
「あはっ、挿入ったァっ……」
「おぉッ、ほぉぅッ、これが女の人の、アリスちゃんのッ、おまんこぉッ」
 二人して、熱い溜息をこぼす。腹の中に、猛烈な存在を感じる。腹の中が、蕩けそうだった。皮を被っていようとなんだろうと、ペニスであることに変わりはない。つまり、女を感じさせる力が、ちゃんと備わっている。
 男は何か感動しているようで、半分涙ぐんでいた。苦笑する。本当に素晴らしいのは、これからだというのに。
「動くッ、動くよぉ、アリスちゃんッ」
「あは、いいわ、きてッ、あ! はっ、あぁんっ!」
 男が抽送を繰り出してくる。体全体を揺さぶる、芋虫のような動きだった。ベッドがやかましく軋む。実に不慣れでぎこちないが、疼くヴァギナは悦び、確かな性交の悦びを伝えてくる。
「はぁんッ、あぁッ、はッ、んぅッ、あっ、ああ!」
「あーッ、ォオッ、ぉおッ、すごい、これがオマンコッ、これがセックスッ!」
 たっぷりと濡れた膣内を、肉棒はにゅるにゅると擦り上げてくる。彼女も腰をくねらせ、応える。膣襞がきゅうきゅうと締まり、竿に絡みつくことで、男の包皮は自然と剥けていた。
 引きこもっていた亀頭は、女の穴をこねくり回すという本来の役割を存分に発揮していた。突き込まれるたび、引き抜かれるたび、目の裏がちかちかするような快感が走り抜ける。思わず、蕩けた声があがる。もっと聞かせてほしいというように、男は腰を送り出してくる。
「はぁッ、あぁんっ、はぁ、ああ、んぅうっ」
「あぁあッ、アリスちゃん、いい匂いッ、いい匂いッ」
「やだっ、嗅がないでぇッ」
 男はアリスの首筋に顔を埋め、ふごふごと鼻孔をひくつかせる。さながら、トリュフを嗅ぎ当てる豚のような仕草だった。キスもペッティングも、セックスだって構わないが、それはいささか恥ずかしい。首を振って拒否しようとするが、彼は許してくれなかった。夢中で、鼻を蠢かしている。
 体同士を密着させているので、二人の汗が混じり合う。腐った玉葱を連想させる男の体臭と、かぐわしいアリスの香りが混じり合う。そこへ性交特有の匂いも加わり、室内の空気は独特の臭気を帯び始める。
「ふぅッ、ふぅッ、ふぅッ」
「あ! はぁッ、あぁんッ、はげしっ、あッ、ああ! はぁッ、ああーッ! あ、やだ、いいっ、そこっ、やぁんっ!」
 ばすんばすんと、肉を打ち付ける音が響く。がむしゃらで技術もへったくれもなく、人生初の快感に振り回されているようなピストンだ。しかしその必死さと乗せられた体重は、拙さをカバーしてあまりある。男の下でアリスは体を震わせ、悦びの声をあげ続ける。脚がぴぃんと伸ばされては、くたりと弛緩する。
「あッ、アリスちゃん、僕のことスキッ? スキッ?」
「あはぁッ、あんっ、はッ、あぁぁッ」
 肉棒でぐちゅぐちゅと胎内を掻き回しながら、尋ねてくる。ちょっといただけないことだった。なんて野暮なことを聞いてくるのだろう。言わずとも、分かるだろうに。だから、答えてやらない。代わりに、再び唇を重ね合わせる。
「んくぷっ、んむ、ちゅる、んぢゅる」
「ンムゥウッ、ぢゅるるるッ、れろッ、ぐぶぅうッ」
 そもそも、接吻とは恋人同士の行為だ。それを最初に選んだ以上、自分たちは恋人ではなかったのか。恋人同士が好きあっていないなんて馬鹿な話、いったいどこにあるというのか?
 というわけで、今の質問はやや興ざめだったのだが、確認しないと不安だという気持ちも分からないではない。直接答えてやる気持ちにはならないが、代わりに情熱的なベーゼを回答とした。好きでもない相手と、こうして舌を絡め合わせるはずもない。
 彼にも伝わったのだろう。腰を振りたくりながらも、れろれろと口内を舐め回してくる。三度目ともなれば流石に慣れたもので、アリスに確実な口腔快楽を与えてくる。先ほど己の精液を味わった口腔内だというのに、まるで気にしていない風だった。
「んむぅッ、くぷっ、ちゅむぅ」
「ンフゥウッ、ふぅっ、フゥッ、ぢゅるるるるる」
 べろべろと、舌同士を重ねあう。つながりあう口の端から、どちらのものともとれない唾液がこぼれ落ちた。
「んぅッ! んむっ、ふゥッ、んぅうう!」
 その間も、ピストンは止まらなかった。人生初の性感に振り回されている男が、キスの一つや二つで抽送を止められるはずもなかった。ずんずんずんずんと、しつこいくらいに突き上げてくる。受け入れるように、腰をくねらせる。
「ンフゥウッ、んふぅうッ、ンッ、フゥッ、ウウウウッ!」
 腰の動きが、速くなっていく。くぐもった声が、次第に苦しそうなものになっていく。気持ちよいことは間違いあるまい。気持ちよすぎるのだろう。あまりの性感に高まる欲望を、吐き出したくて苦しいのだ。ならば自分は、その手助けをしなくてはならない。セックスする上において、当然の作法だ。精を求めるように彼を抱きしめ、脚を、彼の腰に絡ませる。膣内射精を受け止める用意ができていますので、どうぞ受精させてくださいという、言葉によらないメッセージだ。
「ンゥッ!?」
 いいのかというように、文字通り目の前にある彼の瞳が問うてくる。もちろん、と答える代わりに、きゅうきゅうと膣穴を締め付けた。これが初めてのセックスである彼にとっては、射精を迎えるのに十分すぎるほどの刺激だった。
「んむッ、んぅううッ、ぶはッ、あぁぁああアリスちゃん、射精るっ、射精るッ、射精すよぉッ、アリスちゃんのオマンコに僕の精液びゅるびゅるぅうううううッ」
「ぷはっ、きて、射精して、精液ちょうだいっ、あなたのあっついの私のおなかの中にっ、あっ、はぅっ、あッ、あああああああああーッ!」
 下腹と下腹が、思い切りぶつかり合う。男が、両腕で抱きすくめてくる。愛する者同士に許される、膣内射精にふさわしい姿勢だった。輪郭も溶け合って混ざり合いそうなほど密着しながら、彼は己の欲望を解き放つ。
 びゅるびゅると、子宮のうちに白濁が解き放たれていく。猛烈に濃厚な、ヘドロのようなスペルマが。文字通り無数の精子によって構成される、女を孕ませるためのリキッドだ。
 精虫一匹一匹が、必死になってびちびちと泳いでいるのが分かる。彼が何十年と生きてきたなかでようやく訪れた、千載一遇の、下手をすれば人生で最後の、己の遺伝子を残すチャンスなのだ。逃してなるものか、ということなのだろう。生存のために、精子の一つ一つが、鞭毛を振り回していた。圧倒的な熱量が、マグマを注ぎ込まれているような感覚を、アリスに覚えさせる。
 こうまで強烈な射精を受けて、女が達さずにいられるはずもなかった。彼の腕の中で高い声をあげ、背を反らし、全身を痙攣させて絶頂に達する。脳内が、幸福に満ちていた。この快感さえあれば、他に何も要らないと言ってもいいくらいだった。幸せだということを世界に示すように、肉棒とつながりあった膣口から、熱い女の汁がぶしぃっと噴き出し、シーツを汚していった。
「フーッ、フーッ、フーッ、フーッ、フーッ!」
「はぁぁあッ、あぁッ、すごい、すごいのぉっ、こんなのッ、はじめてぇッ」
 鼻息荒く、男はアリスを抱きしめる。蕩けた声を上げながら、アリスも男を抱きしめる。腰が、ぐりぐりと擦りつけられる。男の会陰と陰嚢が収縮し、己の中身を全て、目の前の女へと吐き出していく。至福に浸る彼女の声は、他では決して聞けない類のものだった。
「ふぅッ、ふぅッ、ふぅッ、――ううッ」
「あはっ、はぁッ、あ、はぁッ……ああ……」
 いつまでも続いて欲しいと願ったが、あいにくと叶うことはない。絶頂には、終わりがあるものなのだ。何もかもを呑み込むほどの快楽の波は次第に引いていき、残ったのは、強烈な余韻だった。
 体力を消耗し尽くしたか、男はぐったりと全身脱力する。わずかに身じろぎしたことで、役目を果たして萎えたモノが、膣穴から引き抜かれる。収まりきらなかった真っ白な精液が、どろりとあふれ出した。
「あはっ……お疲れ様、気持ちよかった?」
 男の脂ぎった前髪を整えながら、尋ねる。がくがくと、首を縦に振る。それはなによりとバードキスをして、彼の体を離す。体勢を入れ替えて、一物に顔を近づける。
 ソレは萎え、白濁と愛液とにまみれ、先ほどまでの逞しい姿を失っていた。萎えてしまうのは生理的反応だから仕方ないとして、汚れてしまっているのは自分のせいだ。このままでは申し訳ない。掃除して清めるのが、淑女としてのたしなみだろう。
「アッ、アッ、アリスちゃんッ、そんな、あぁぁあッ」
「ちゅ……ふっ、むぅっ、くむ」
 射精したばかりのモノというのは敏感であるから、優しく、いたわるような口使いで愛していく。一生懸命頑張って、貴重な精子を二回も解き放ったモノだ。労をねぎらうのは、当然のことだった。
 丁寧に、慎重に行ったが、それでも、男は腰を震わせる。ただこれは、刺激が強いというより、感動によるものだろう。気に入ってもらえているようで、なによりだった。
 唇と舌とを全体に這い回らせて、汚れをこそいでいく。精液と愛液のミックスジュースを、喉を鳴らして嚥下していく。恋の味がした。
「んむ……ぷはぁ」
 口を離すころには、萎えかけだった一物は、すっかり元の姿を取り戻している。アリスの膣内で包皮も剥けており、真に立派な、ペニスらしい姿になっている。
「あ、アリスちゃん、その」
「失礼しまーす、そろそろお時間ですけど、どうします?」
 言葉を遮るように、鈴仙が顔をのぞかせる。男は呆然としていた。時間のことを、すっかり忘れていたようだった。あれだけ夢中になっていたら、当たり前か。こちらを振り返り、尋ねてくる。
「アリスちゃん、も、もう一回、その」
 つくづく、野暮なことを聞くやつだった。こんなに硬くして、びくびくと脈動させて、それ以外の選択肢などあるはずないだろうに。
「こんなに立派になってるんだもの。出さないと苦しいわよね?」
 言って、彼の胸に顔を埋める。延長で、という言葉が聞こえた。

***

 終わりましたよと声をかけられ、アリスはまぶたを開く。壁にかけられている時計を見ると、いい時間が経っているようだった。
「……悪くないわね」
「もっちろん。ちゃんとお代をいただいてますからね。今回はストレスや心理的不安を取り除きました。自覚がなくてもそういうのが結構あるのは、アリスさんなら分かるでしょう?」
 この兎はどうもおっちょこちょいなところがあるので、実のところヒプノセラピーとやらの効果も半信半疑だった。しかし、中々どうして悪くないようだ。干し立ての布団でぐっすり眠ったあとのような気分だった。
 今服用している胡蝶夢丸もいいお値段であるし、今後はこちらに切り替えてもいいかもしれない。通院を検討しつつ、上機嫌で起き上がった。
「今日はどうもありがとうございました。今後ともごひいきに。できれば口コミとかもお願いできれば」
「ええ。これなら、人に紹介してもいいわね」
 鈴仙に見送られ、上機嫌で施術室を後にする。スカートの内側、何も身に着けていない股ぐらから白いものがどろどろとこぼれていることには、全く気づいていなかった。
アリスと催眠
鉄板の組み合わせでした
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
永遠亭の闇商売だこれぇ!?やっぱりツケじゃやっていけないのか……
催眠特有の異常性がたまらんエロいのすこ。肉感的よりも神秘性の勝るアリスの体は一日中傍らに置いておきたいほど魅力的で、そんな彼女がキスしてくれたり裸になってくれたら男同様の反応を見せちゃいそう(おちんちんってのは感受性強いもんね!)。下着もらっちゃうのわかりすぎますね変態仮面ですね、クロッチ射精して返したいくらいです
濃厚なキスをくれながらの彼女最大のチャームポイントである手コキは最高にエロすぎて、思わずちんちんが自立型ちんちんに進化してしまうところでした。施術台に誘う仕草はバブみを覚えさせてきて、隣り合いながらの手コキ手マンは高ぶり具合が半端ない。アリスみたいな綺麗な手は男の象徴を握るために存在しているんじゃないかと思えてしまいますねぇ
包茎チンポのひと際キツそうな臭気までまとっていそうな射精で汚れた手を舐めるためらいのなさは、催眠関係なしに彼女自身が持つスケベ心からくるものではと感じるほどでした。もたつく包茎チンポを導いてくれるお姉さんなところもまたよくて、性的に余裕を見せていたくせに体臭を嗅がれることは恥ずかしがるなんて最高過ぎません?この豚って言われたいし言いたいですね
抽送しながらのキスは恋人セックスみたいて燃えますし大量中出しやむなしですわ。醜悪な男の胸に頭を預けて子作り延長を受け入れるアリスは、心身ともに妊娠を望んでいるのではないかと思わされますしそうだったら最高だなと口元がいやらしく歪んでしまいますねこれは。帰り道にノーパンやこぼれている精液に気づかなかったことは催眠の名残かそういう措置だったとしても、本当に着床してしまったらどうするんでしょうか……興奮してきた(シココココ!)
訪れるたびに顔も覚えてない男たちのだれかが父親になる可能性を孕んだ破廉恥な商売なのに、こんなの口コミで広まったらいまいる幻想少女たちみんなママになっちゃうよ!とりあえず予約入れたいので幻想郷の入り口どこですかねほんと…
トロトロマンコの名に恥じないエロさで今回もドビュッシーで精虫がアニマートでした、ありがとうございました(シコッ)