真・東方夜伽話

蓬莱のペット

2018/03/04 02:53:38
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蓬莱のペット

喚く狂人

今年なってから10作品目って書こうと思ったら1個前のやつが10だった
ウケる

 永遠亭の奥、厳重に隔離された区域で、輝夜は個人的にペットを飼っている。そろそろ遊んでやる時間だからと、しっかり鍵のかけられた扉を開いた。
 途端、黒い影が飛びかかってきた。鎖のついた首輪が引っかかり、首を圧迫され奇妙な声を上げる。いつもの流れだった。まるで学習していない。
「馬鹿な子だこと」
「うぅううううう」
 それは、人間の男だった。外から来たところを、永遠亭が保護したものだ。当初はきちんと言葉を発し、人らしく過ごしていた。今やぐるぐると唸り、口端から涎を垂らしている。濁る血走った目がぎらついている。全身から、鼻を刺す嫌な匂いが漂っていた。
「ああ、汚らしい。お前のようなのが、この私に触れようって? 思い上がりも甚だしい」
 彼は奇妙な四つん這いで、股ぐらのものは勃起し、ぶらぶらとぶら下がっている。目の前の女が手の届く範囲に来れば、すぐにでも押し倒して交尾してやると言わんばかりだった。
 無価値な獣風情が、蓬莱山輝夜相手に大それたことを考える。思い上がりも甚だしいが、無理もないことだった。治験と称した人体改造と薬物投与とで理性も人格も剥奪され、今や女を犯すことくらいしか頭にないのだろうから。第一、こちらの格好も格好だ。こんな肉体を見れば、ペニスのあるものなら飛びつかずにはいられないだろう。
 輝夜は、何一つ身につけていなかった。一糸まとわぬ彼女の肉体は、尋常の美しさではなかった。国一つ傾けておつりがくるほどの美貌と合わさっているのだから、かつて貴族や帝がこぞって求めたのも頷けるというものだ。
 夜空に浮かぶ満月のように、僅かな余分も不足もない、美そのものだ。月光に透かせば輝くほどの白い肌は、ミクロの傷一つすらついていないと思われるほど滑らかだ。見ていて緊張感すら覚えさせるほどでありながら、不健康な印象はまったくなかった。
 ほっそりした首に、柔らかな線を描く肩を下れば、乳房が目を惹きつける。成人男性の掌にすっぽり収まるサイズだ。少女と大人の境界上にあり、どちらかに少しでも寄っていれば、天秤はあっという間に傾いてしまうだろう、ぎりぎりのバランスだ。膨らみかけで、揉みしだくには肉が足りていないが、そもそもそんなことは恐れ多いと、見る者に思わせる。芸術作品にべたべた触れることに心理的抵抗を覚えるのは、当たり前のことだ。
 先端は桜色で、つん、と尖っている。そんな敏感そうなところを剥き出しにしてしまって大丈夫か、と思わせ、見る者の庇護欲をかき立てる。
 ウエストラインは年頃の少女らしい、ゆるやかな曲線を描いている。腹部は平坦で、筋肉の形もほとんどうかがえない。肌がひたすら白いのもあって、今どこを見ているのか分からなくなりそうな印象がある。中央をすっと走る臍なしには、腹の上で遭難してしまうだろう。
 骨盤はまだ発達しきって折らず、腹から腰にかけては寸胴に近い。セックスアピールには欠けるが、引き換えに強烈な少女的魅力を醸し出している。もう少し時が経てば失われる、桜の儚さを思わせる。ただし彼女の場合は、それが永遠に保たれるのだ。
 下腹を見れば、ふんわりと生える黒い陰毛はよく整えられている。肌の白とのコントラストは神秘的ですらあり、人体の芸術に息を呑んでしまう。秘裂はぴったり閉ざした蛤の口のような一本線を描いている。彼女が無垢なる乙女であることを、沈黙によって雄弁に語っている。だというのに、なにか極めて淫らな雰囲気を感じずにはいられない。外見と経験回数とが比例していないのだ。蓬莱人として肉体だけが巻き戻ってきたことによるものだった。
 後ろを見れば、濡れ羽色と例えるのすら失礼に思えるほど艶やかな髪が、視界を埋め尽くす。少し身じろぎすれば、どきりとするうなじや、小さくも可愛げな背中が露わになるのだからたまらない。尻はまだ小ぶりながら、脂肪を蓄え始め、女性らしさを備えつつある。若々しい臀部はきゅっと上向いており、見るなり顔を埋めたくなるようなものであった。
 地上の者では決して敵わないと一目で確信させる美を見せつけながら、彼女は男と対峙する。がきっ、がきっと、鎖の擦れる音がする。男はぎりぎりまで手を伸ばし、指先一つでも輝夜に触れようとしていた。己の首が絞まることなど、まるで気にしていない。
「下劣な犬。お前には、コレで足りると思わない?」
 床に、腰を下ろす。同じ高さで、目線を合わせる。血走る目は、交尾がしたい、する、絶対に、と告げていた。嘲笑う。畜生ごときが、汚らしいモノを蓬莱山輝夜にねじ込むなど、分をわきまえぬにも程がある。姿を拝めるだけでも、上等すぎると知るが良い。
 とはいえ、一応はペットだ。愚にもつかぬ存在ではあるが、小さじ一杯程度の愛着はある。情けをくれてやろうと、しなやかな脚を伸ばした。大地を踏みしめるという本来の用途に使うにも勿体無い美足を、眼前にくれてやる。
「うぅうッ、あぐッ、ぢゅるぅッ」
 足を舐めさせる。本来であれば屈辱を与えるための行為だが、させているのが彼女となると、意味合いは変わってくる。なにせ、かつて帝ですらも、そんな光栄を賜る機会はついぞ与えられなかったのだ。それほどまでに貴重なものを、道理の分からぬ畜生にくれてやっていると思うと、ぞくぞくと身体が震えた。
 自分がとてつもなく恵まれていると分かっているのかいないのか、彼は飛びつくようにして、一生懸命に、目の前の柔肌を舐めしゃぶり始める。珠を磨いたような爪に舌を這わせ、肉との隙間を味わう。
「あはッ」
 爪先とはいえ、下等生物の唾液に汚されているのを感じながら、輝夜は口端を吊り上げる。目の前の男の、必死さが笑える。何をこうも夢中になっているのだろう。目まで血走らせて、みっともないことこの上ない。
「ほら、もっと頑張りなさい?」
「むぐぅッ」
 尊き足裏を、顔面に押しつける。するとすぐにぬるぬるしたものが這い回り始める。舐めているのだ。べろべろと。そこまでするとは思っていなかった。愉悦とくすぐったさに、笑いがこみ上げてくる。
 やはり、こいつは良い。そうでなくては、飼ってやる甲斐もないというものだった。
「どこを見てるのかしら、けだもの風情が」
 舐めなければ死んでしまうのだとでも言わんばかりに舌を這わせつつ、彼の目が決して足そのものを向いていないのを、輝夜はちゃんと分かっている。己の股ぐらに、獣の視線が注がれているのを、強く感じていた。一メートルにも見たぬほどの距離にある裂け目にペニスをねじ込みたいという大それた考えを、未だに捨てていないのだ。
 愚劣・愚鈍も極まれりといったところだ。しかし、今は気分がいい。ペットの世話は、飼い主の義務である。気分が良いし、挿入はともかく少しくらい情けをくれてやっても構わない。
「お前が欲しいのは、これでしょう?」
「おぉッ、おぉおッ」
「舐めなさい、許すわ」
 腰を、前に突き出していく。途端、がきんッ、がぎんッと、鎖が耳障りな音を立てる。一生懸命に、首を、顔を前に伸ばしている。生肉を前にした、飢えた狼のようだった。ヒトとしての尊厳など、どこにもありはしない。こんな輩に恥部を好きにさせるなどどうかしているが――だからこそ、暇つぶしにはちょうど良い。
「あぁあああッ、ぢゅるッ、れるッ、ぢゅるるるッ、んむぢゅッ」
「あ、はっ、ああっ、んはぁッ……」
 顔を股ぐらに埋めるようにして、舌を這わせてくる。蛞蝓のようにぬるついた、生温かなものが、輝夜の神聖なる裂け目を行き来する。時折、中に浅く潜り込んでは、小汚い唾液を塗り込み、引き換えに滲む芳醇な蜜を舐めとっていく。
 猛烈な勢いだった。目の前の秘肉をしゃぶり尽くすことしか頭にないようだ。それでいて、巧みだ。当然だ。でなければつまらないからと、永琳と自分とで、たっぷり仕込んできたのだ。飼い主を愉しませるのがペットの仕事、彼の技術は、蓬莱山輝夜を悦ばせることに特化している。
「はッ、ああッ、あはッ!」
 腹の奥から、蜜が溢れるのを感じる。性的快感に、淫核がぷくりと膨らみ始める。すぐ、舌で重点的にこねくってくる。びりびりと脳に響く快感に、嬌声があがる。
 悪くない。ちょっとした褒美をやってもいいが、だからといって、調子に乗せるわけにはいかない。躾ひとつできないようで、なんで飼い主と名乗れよう。
 両脚を、大きく広げる。鎌のように振り下ろし、彼の首をロックした。いわゆる、三角絞めの形だ。これが褒美であり、躾だった。
「好き放題に舐めてくれて。そこは本来、お前ごときの唾液で汚されていいところではないのだけど?」
「グゥウッ、ぢゅるぅッ、んぐぅうッ」
「あはッ! んぅッ、なに? その態度。反省する脳味噌もないのかしら」
 獲物を捕らえた蜘蛛のように、しっかり抑えつける。首元をぎりぎりと圧迫されながらも、男はなおも目の前の裂け目に舌を這わせ続けていた。両脚に押しつけられることで、むしろ勢いは増したといってもいい。頭を掴み、引き寄せる。くちゃくちゃと咀嚼音が響くたび、輝夜は快感に背を跳ねさせる。
「あぁッ……、良いわ。続けなさい」
 頭を掴み、ぐいと引き寄せる。ぬちゃぬちゃと音を立てて、男はひたすらクンニリングスを続ける。音に汁気が増しているのを、彼女自身分かっていた。濡れてきているのだ。蓬莱山輝夜ともあろうものが、獣と区別のつかないような輩によがらされている。なんてどうしようもないのだろう。陶酔にうち震える。
「こんなことされても、まだやめないの。処置なしね、じゃあ、コレならどう?」
「んぐゥウウッ!」
 男が全身を跳ねさせる。彼女は三角絞めを解き、脚を男の腰へ伸ばしていた。ぶらんぶらんとぶら下がる、勃起した一物に、両の足趾を絡める。親指と人差し指で、器用に弄んでいく。
「ぉううッ、うぉおおッ」
「口がお留守ね。すべきこともせず、気持ちよくしてもらえるとでも思ってるのかしら」
「グゥ!」
 舌の動きが鈍ってきたので、足指でつねり上げる。良い発破になったか、またくちゃくちゃと舐め始める。快感に酔いしれながら、肉棒を弄んでいく。
 とんでもないことをしていると、分かっている。こんな下等生物のペニスなど、いくら足先であっても、蓬莱山輝夜がわざわざ触れるようなものではない。だからこそ良いのだ。己を汚す愉悦と快感とに酔いしれながら、肉棒奉仕を続ける。足裏を筒のようにして竿を包み込み、根元から先端にかけて擦り上げていく。
「ぉうッ、うぉおッ、おぉうッ」
「あはは、無様ねぇ」
 ぢゅるぢゅると秘貝を舐める一方で、彼は腰をへこへこと上下に振っていた。足と性交でもしているつもりなのだろうか。笑ってしまう。
「うぐッ、ぢゅるぅッ、うぅうううッ」
 にちゃっ、にちゃっと、竿を扱くたびに音が響く。先ほど舐めさせた際に付着した唾液の音だけではない。好き放題に弄ばれる竿から、先走りが滲んでいるのだ。汚らしい汁で身体の一部を汚されているというのに、輝夜は倒錯的な笑みを浮かべ、悦んでいる。 だが、遊んでやるのも、もうそろそろお終いだ。足首のスナップをきかせて、足を巧みに上下動させていく。彼は腰をぶるぶると震わせる。足裏から伝わってくる肉棒の脈動が、次第に激しくなっていく。そしてとうとう、限界を迎えた。
「ぉッ、ぅおおおおッ!」
 二度、三度、男の腰が跳ねた。あわせて、一物が、ビクッ、ビクッと、強く脈打った。ポンプのような役割を果たし、尿道から欲望を吐き出している。穢らわしい欲望を。それは物理法則に従って自然落下し、板張りの床を汚していく。
「あはははッ、もう出たの? それっぽっち? なんてまぁ、情けないこと。ほらほら、もっと出せるでしょう?」
「ぉうううううッ」
 精を放つ魔羅を、容赦なく擦り続ける。男はくぐもったうなり声をあげ、身悶える。絶頂したペニスが敏感になるということを、輝夜はもちろん知っている。分かった上でのことだった。お前は所詮ペットに過ぎず、調子に乗ることは許されないと、念には念を入れて教え込む。それが、躾というものだろう。
「ほぉら、分かるかしら? お前の汚らしいもので、汚れてしまったのが」
 満足げな溜息をつき、輝夜はようやく男を解放する。呆けたような顔の前に、再び足を突きつける。涎と子種でべっとりと汚れてしまった、美しい素足を。
「うぅうううッ、あぁぁぁあッ、あぅううッ」
 彼のモノが、ふたたびいきり勃つ。先ほど射精したばかりだというのに、現金なことだった。射精はできたが、あれでは意味がない、交尾がしたいのだと、充血した目が語っている。もちろん、許してやるわけにはいかない。こんな下賎な獣を受け入れるなど、あってはならない話だ。
 あってはならない話だが――それはおそらく実に愉しく、永遠の暇を小指の爪の先程度でも、癒やしてくれることだろう。
「下郎にしては、悪くなかったわ。束の間の自由を、くれてやりましょう」
 ペットと遊んでやるのは、主人の義務である。首輪に手をかけ、外す。どのような意味をもつか、どのような結果を招くか、分かった上でのことだった。
「おおおおおおお!」
「あっは!」
 ペットといっても、理性なき獣だ。檻から解き放たれ、目の前に美味そうな肉があるとなれば、食らいつくに決まっている。
 勢いよく、仰向けに引き倒される。逃れられぬよう、馬乗りになって両腕を封じてくる。知性なき獣のくせに、妙に知恵の回ることだ。とはいえ、効果的だった。蓬莱人といっても腕力は人並みである。この程度の奴相手でも、マウントをとられてしまえば、もう抵抗は困難だ。
「ぐるるッ」
 口端から涎を垂らし、ぐるぐるとうなりながら、己の一物を見せつけてくる。先ほどよりも猛々しくなっているようだった。目の前の雌に種を植えるチャンスが訪れたとなっては、奮起せずにはいられないのだろう。
「それで? その貧相なもので、どうするつもりかしら?」
 貞操の危機にありながら、輝夜は態度を崩さない。知性などろくにないはずだろうに、言葉が気に障りでもしたか、彼はこちらの頭を両手で挟むように掴んできた。
「ああ、やりたいようにやりなさい。蓬莱山輝夜の名において許可するわ。なにより、お前はそのためだけに、飼われているのだかモゴォッ」
 言葉は最後まで紡がれなかった。彼が腰を叩きつけるようにして、口腔にペニスをねじ込んできたのだ。
「お、ゴ」
 顔面に下腹を押しつけてくる。容赦ない挿入だった。喉ばかりか食道まで、一気に肉棒に埋め尽くされる。勃起した一物の臭気が、口腔に満ちた。
「うぉおおおッ」
「ごっ! おぐッ、ぐぼッ、ぉぐッ、ォ!」
 男はすぐさま、ピストンを開始する。両手で固定した頭に、体重全てを乗せるように腰を叩きつけてくる。ばむッ、ばむッと、鼻先に腹が何度も打ち付けられる。コレを求めていたのだと言わんばかりの、まるで容赦のないストロークだった。ねじ込まれては引き抜かれる肉棒が、喉の粘膜を抉ってくる。痛みに、目の端から涙がこぼれる。
 奥の奥まで、みっちりペニスが埋め尽くしている。えずきそうになるが、嘔吐することすら許されない。突かれるたび、脳味噌がシェイクされ、思考が掻き乱される。頭の中をペニスに犯されているかのようだった。
「おぉおおおッ、おおおおおおッ」
「ごぶッ、ぅゴッ、ぐぉッ、ぐえッ、ぉおおッ」
 自暴自棄のような勢いで、腰を振りたくってくる。彼女の口腔から与えられる快楽に、酔いしれているようだった。こっちが噛み千切ってくるかもしれないなどとは思ってもいないか、快感への欲求が危機感を上回っているのだろう。浅ましいことだ、所詮は、獣に過ぎない――容赦ない口陵辱を受けながら、彼女は精神的優越に浸る。
 この高貴なる月の姫に、こいつはなんということをしているのだろう。だが、だからこそ飼っている甲斐があるというものだった。誰も彼もが蓬莱山輝夜を崇め傅くが、こいつにはそんなことは全く関係がない。穴がある者は雌という原始人じみた認識しかなく、雌であれば交尾をするというアメーバ並の行動原理しか持ち合わせていないのだから。
 普通に過ごしていては決して味わえない、もののように扱われる興奮に浸る。なにより重要なのは、どれだけ酷い扱いを受けようとも、己の格が決して落ちないということだった。所詮は、じゃれつくペットと遊んでいるにすぎないのだから。
「ごふッ、ん! ごッ、ふぅッ、んむぅッ、ぢゅるぅッ、んふむぅッ!」
 そう、もののような惨めな扱いこそが、この遊びでは肝要だ。だから自分も、自分自身を粗末に扱う必要がある。
 自らの両脚の狭間、唾液にまみれた秘裂へと、指を伸ばしていく。既に濡れそぼっていた秘貝へ指をくぐらせ、くちゅくちゅと音を立てて弄くり回していく。
 口を犯されながらにして自涜するなど、とても姫のすることではない。だからこそ、素晴らしかった。こんな風に己を貶められるなど、自分は天才であるに違いなかった。
「ぉおッ、ぐおおッ、おおおおッ」
「ぢゅるッ、ふむぅッ、んむぅッ、んむッ、んぅッ! ちゅくっ、んふむぅ」
 中指と薬指とで、濡れた裂け目をほじくっていく。細い手首をしならせながら、己自身を蹂躙する。ほんのりくびれた腰が、悩ましげにくねっている。
 ただ犯されているだけというのもつまらないからと、口陵辱を、輝夜は自ら受け入れ始める。口を窄め、ぢゅるぢゅると唾液の音を立てながら、突き込まれる竿に奉仕し始める。舌を絡め、無垢なる唇を、穢らわしい肉の棒のために使う。
 技巧が気に入ったのか、男は抽送をさらに速めていく。相手の身体を気遣うことなど、一切考えていない、自分勝手極まるピストンだ。こうでなくてはならないと、こちらも一層、奉仕に熱を出す。がぽぐぽと唇は音を立て、口端からは涎がこぼれる。
 すればするほど、口内を肉棒の味が満たしていく。えげつない獣臭が、肺を侵食していく。己が犯されているのを強く自覚し、指の動きがより速まっていく。
 視界が明滅する。呼吸もろくにできない状態で、このような運動をしているのだ。酸欠に陥るのは当然のことだった。危険を和らげるために脳が快楽物質を分泌し、恍惚を与えてくる。
「ぉおッ、うおッ、うううう!」
 うなり声が、次第にやかましくなっていく。比例するように、腰の動きも激しくなっていく。腰を落とした反動で持ち上げ、自由落下の勢いに乗せて叩きつけるのを繰り返してくる。床と接する後頭部に重みがかけられる。
 何が起こるか、当然、理解している。口内を、体内を汚される――取り返しのつかないことだというのに、むしろ胸はときめきを覚えている。勃起していた淫核を、空いていた片手が擦り上げ始める。膣襞を蹂躙する二指の動きと合わさり生じる、蕩けるような快感に震える。
 最後の瞬間を促すように、頬を窄め、舌を踊らせる。喉を使って、肉竿を締め付ける。限界に近かったモノが堪えられるはずも、堪える必要もなかった。
「ぉっ、おおおおおおおおッ!」
「ゴッ――!」
 下腹と顔面とを密着させ、彼は己自身を解き放った。舌で、口壁で、喉で、ペニスの脈動を感じる。食道まで入り込んでいた亀頭が、そのまま濁液を注ぎ込んでいく。汚されざるべき姫の肉体に、雄の欲望がどうしようもないほどに刻み込まれていく。
「おぐぅッ!? ぉッ、ぐぶッ、うぅうッ!」
 精を放ちながらも、男はピストンを止めなかった。口腔にまで、白濁が放たれていく。痺れるえぐみと鼻を刺す臭みに襲われる。たっぷりと味わっていく。ペットの世話をするのは、当然のことであるから。
「んふぅううッ……! くぅううッ……!」
 口腔に子種を植え付けられながら、彼女もまた、絶頂する。腰が浮かび上がり、ブリッジしているような形になる。両脚はびくびくと痙攣し、得た性感の大きさを告げている。しかし、性感よりも強烈だったのは、恍惚だった。この蓬莱山輝夜が、口を犯され、自涜する様を晒したあげく、あまつさえ射精を受けて絶頂している。直面した事態のどうしようもなさに、エクスタシーを覚えていたのだ。
「ぶはッ!」
 勢いよく、肉竿が引き抜かれた。返しのように張り出すエラがごりごりと粘膜を抉り、鋭い痛みが襲った。
 目からは涙、口からは涎が滴っている。口端には、出されたばかりの白濁と、男の陰毛が張り付いている。無様だが、気にしている場合ではない。肩を上下させ、新鮮な酸素を取り込もうとする。口内や食道にへばりつくスペルマのせいで、猛烈な精臭を纏ってしまう。
「あはッ、あぁッ、はぁぁッ」
 絶頂したばかりで、少なからず疲労もしているにもかかわらず、彼女はくちゃくちゃと秘貝をこねくり回し続けていた。欲望が身体の中でぐるぐると渦巻き、指の動きを止めさせなかったのだ。
「ぐるぅううッ」
 その間に、男は輝夜の上から退いていた。むろん、今ので終わりでないだろう。あれほどの射精の後だというのに萎えないどころかさらにいきり立つペニスを見れば、猿でも分かるというものだった。
「あぁッ……あはッ、あぁ」
 男が、覆い被さってくる。両脚を抱えられ、押し広げられる。正常位の形だ。犯される。胸が高鳴った。姫として、絶対にあってはならないことだ。だが、そう、ペットの世話をするのは、飼い主の仕事なのだから――性欲を受け止めてやるのだって、飼い主の義務というものではないか?
「ほら、来なさい。その薄汚い欲望を、私の中にぶちまけなさいな……アハッ」
 腰をくねらせ、誘う。言われずともといったところなのだろう、膣口に亀頭を押し当ててくる。だが、大人になりきっていない輝夜の体格では、ソレはあまりに大きすぎた。ましてこうも濡れそぼった膣口であるから、つるりと滑ってしまうのも無理はなかった。
「うぅ、ううううッ」
「んッ……あはッ」
 何故挿入らないか理解していないというように、何度も擦りつけてくる。悪くない快感があったが、今欲しいのは別のものだ。愚鈍な獣には、一生原因が分からないだろうからと、手を貸してやる。
「ほら、こうすればどうかしら? ……あ、はぁっ」
 両手で、左右から陰唇を割り開く。にちゃぁ、と音がして、濃い愛液を分泌する淫穴が奥を晒した。
「あ……、ッ、は、あ」
 導かれるように、腰が突き出される。先端がほんの少し挿入される。あまりの熱さに、息を呑んだ。雌と交尾する、膣穴を徹底的に蹂躙し種を付けるという圧倒的意思を感じさせられる。こうでなくてはならない。こうだから、こいつを飼っているのだ。
「あ、あ、ッ……あ、あっはぁぁぁああッ!」
 男の腰が、思いきり前方に突き出された。狙いが定まっているので、今度は滑ることもない。ペニスは根元までしっかりと、輝夜の体内にねじこまれた。ぼぢゅッ! と、聞き苦しい音が鳴り、遅れて嬌声が響いた。
「かはッ、あ、あぁああッ」
 とうとう、挿入れられてしまった。下賎な獣畜生の、汚らしいものを。だが、陶酔している余裕はなかった。輝夜の体に、肉棒は合っていないのだ。膣穴がみちみちと音を立てている。あまりの圧迫感に、目を見開いた。
「グルるるるぅッ!」
「あはぁあああッ!?」
 彼にとっては、関係のないことだ。交尾をするという目的を単に果たしたいだけなのだから、相手を気遣う必要などないのだ。ピストンが開始される。一気に引き抜き、叩きつけるような、一切容赦のない刺突が繰り返される。覆い被さる形で抑えつけられていなければ、身体が浮いてしまいそうなほどだった。
「あっはぁッ! あぁッ、ひぃ、あはッ、あぁッ、はぁぁあッ!」
 肉棒が抜き差しされるたび、ごりゅっ、ごりゅっと、体内から音が響く。亀頭が肉穴を割り開いたかと思えば、エラが膣襞をめくり返していく。ごつんごつんと、子宮口が何度もノックされるたび、頭を真っ白にさせる快楽が叩きつけられる。蓬莱人でなければ、生殖機能がダメになってしまいそうなセックスだった。
「あひぃいッ、ああぁッ、いいッ、あああッ! はッ、あぅあッ、はぁッ、ああんッ!」
 ばちゅばちゅと腰が叩きつけられるたび、輝夜は甲高い嬌声を垂れ流す。一突き一突きされるたび、思考が押し流されるようだった。この快感の前には、姫など何だのということもどうでもよくなってくる。ただただ、よがり狂うばかりだった。
「あっは、あはぁんっ、あはッ! はぁッ、ああッ、がッ!?」
 だが、それを良しとしないものがいる。男だ。やかましい、雌はただ交尾されろとでもいうように、首を絞め上げてくる。
「かッ……はッ、あ、ひッ」
 首絞めというのは知識の必要な技で、闇雲にやっても効果は得にくい。だが、こうも力任せで遠慮のない圧迫であれば、話は別だ。ぎりぎりと絞められ、呼吸ができない。脳への酸素供給が滞り、視界が明滅し始める。
「ぐぅうッ、ぐぅぉうううッ」
「ッ、あ! か……ひ! はッ、ぅ、ア」
 その間も、抽送は止まらない。むしろ、一層激しくなっているようですらある。立場というものを、教え込むかのようだった。酸欠に喘いでいようと、快楽信号は容赦なく脳に届く。臨死の恍惚とない交ぜになった快楽に、知性ががりがりと削られていく。半ば白目をむいていた。目の端から、涙がこぼれる。圧倒的悦楽の前に流れる、生理的なものだった。
「は、ッ、ひぃッ、あッ、かッ、ぐむぅッ」
 無意識のうちに、大きく口を開き、舌を突き出していた。本能がせめて少しでも空気を得ようとした結果だが、飢えた獣にとっては格好の獲物だった。塞ぐように、接吻してくる。舌が入り込み、口内を弄んでくる。
「ぐむッ、ぐッ、ぐぅッ、ふ、ぅッ、うううッ」
「ぢゅるるるッ、ぅううッ、ぐるッ、ぢゅる、ぢゅぶッ、ぐむッ」
 お互いの愛を確かめ合うような性質のものでは、当然ながらない。単に目の前のうまそうな穴を味わおうとしただけなのだから。先ほど自分がそこに散々ペニスを突っ込んだことなど忘れたかのように、彼は舌でもって口内を蹂躙してくる。
「ふむぅッ、んむっ、んうッ、んぅ」
 思考する余裕など輝夜にはないはずだが、相手に合わせ舌を絡ませていた。快感の前に与えられた、生理的なものだった。いつの間にか、男に抱きついている。腕を背中に回し、腰に脚を絡めていた。さながら、主人に餌をねだるペットのようだった。
 そんなに欲しいなら応えてやろうとでもいうように、抽送が一層激しくなっていく。ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと、体内で音が響いているのを感じる。もはやほとんどブラックアウトしている脳味噌が、唯一感じられるのが快楽だった。視覚聴覚味覚嗅覚と、種々の感覚がシャットダウンされている中で、膣穴をほじくられる感覚だけが、はっきりと感じられる。 
 むしろ、他が落ちているからこそ、鋭敏になっているようですらあった。抽送のリズム、突き込む動き、肉棒の太さ、硬さ、熱。総合して、本能は一つの結論に至る。こいつ、射精しようとしている。己の欲望を膣内で解き放ち、蓬莱山輝夜を屈服させようとしている。
 許すわけにはいかない。蓬莱山輝夜の子宮とは、神聖なる一つの宝といっても過言ではない。穢すなど、誰であっても許されるはずがない――本人を除いては。
 つまり、本人さえ良いというのなら、構わないのだ。彼女は男に抱きついたまま、自らも腰を振りたくっていた。こんな雄々しいものの前には、月の姫だろうがなんだろうが、従う以外にあり得ない。
 獣はこの場に、二匹いる。どちらも交尾を、濃厚なる膣内射精を望んでいた。
「うぉおッ、オオオオッ、オオオオオオオオオオオッ!」
 狼の遠吠えのような声とともに、いっとう深く、腰が突き出された。ゴッ、と、何かを叩くような音が、体内に響き渡った。子宮口を、亀頭が突き上げた音だった。
 そのまま、離れない。むしろ、ぐりぐりと押しつけてくる。と同時に、根元から先端にかけて、肉竿が膨れ上がっていく。
 来る――覚悟を決めるよりも先に、射精は始まった。鈴口からどぼどぼと放たれた欲望が、下賎なる白濁が、高貴なる月の姫の子宮を、穢していく。無数の精子が、この雌を孕ませてやろうと、鞭毛を自在に振り回し、卵巣へとまっしぐらに向かっていく。この世に生まれ落ちるためのレースが始まったのだ。
 量が、今までとは比較にならない。数度目の射精であることなど関係ないのだ。雄とは、雌を孕ませるためにある。であれば、今最も濃く大量の精を放たないでどうすると話だ。「ッ、あッ、ひッ、あ、ッ、かはッ――!」
 意識が白熱する。世界から、何もかもが消え失せたかのようだった。快感の奔流の前に、全部押し流されてしまったのだ。残ったのは、雄との交尾だけだった。かくして、一匹の獣が産まれた。雄を求め、受け入れ、孕まされるための雌が。
 ぐるんと、目があらぬ方向を見る。背は海老のように反り、全身は危険薬物の禁断症状のように痙攣する。両脚はぴんと伸ばされては、絶対に逃がさないというように男の腰に絡められる。両腕はあらんばかりの力で、彼の背中を抱きしめていた。
「ぐるるるッ……」
「かはッ、かひッ、ああッ、はあああぁッ、ひぃッ、ひぃいッ――」
 絶頂は、たっぷり数十秒は続いた。ようやく終わった頃、男は輝夜の首を放し、腰をゆっくりと引き抜いていった。アクメの余韻に痙攣する膣は、己を屈服させたモノと別れたくないというかのように、最後まで吸い付いていた。一本線だったはずの膣口はすっかり形を変えられてしまい、閉じなくなってヒクヒクと収縮を繰り返している。
 輝夜は、ひどい有様だった。限界ぎりぎりまで責め立てられたことで、体力も気力も使い果たしていた。半ば白目をむいており、涙に涎に鼻水とで美貌が台無しだ。身体は未だ痙攣を続けているし、緩んでしまった膣からは、収まりきらなかった子種がごぼごぼと泡立ちながら零れている。
 休憩、なんなら治療を受けるべき状態だと、素人でも分かる。もっとも、獣にそんな概念はない。彼は呼吸を軽く整え、輝夜の身体にまた手をかけた。
「あぁッ……」
 転がされ、四つん這いの姿勢にされる。といっても、手をついて支える余力もないので、尻だけ掲げたような状態だ。彼には、十分なようだった。ペニスを挿入れやすいかどうかだけが、重要なことなのだろうから。
 もう限界であり、もう一度交尾する余裕などどこにもないのは、一足す一の足し算より簡単に分かる。だから、さっさと彼に首輪を付けて、一休みするべきだ。だというのに輝夜は、そうしない。ペットの世話は、主人の勤めである。ペットが餌を求めるならくれてやろうし、雌を求めるのであれば、やはりくれてやるべきなのだ。
「さぁほら、挿入れ方は分かってるでしょう? 早くねじ込んで、中がめくれ返るくらい激しく犯すがいいわ」
 自ら、膣口を割り開く。先ほど交わった証が溢れる穴に、未だ萎えぬ一物が押し当てられる。
 今日はあと何度、楽しめるだろうか――そんな考えを最後に、彼女の思考は再び、快楽へと沈んでいった。
輝夜はサドもマゾも似合うから強い
喚く狂人
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コメント




1.ななし削除
良かったよー
2.性欲を持て余す程度の能力削除
もう10発も射精したのですか!精虫の数だけ孕みますよ!?
ペットタグがついていたので獣姦物かと思ったらまさかの人間、改造の果てに野獣化した姿は獣と変わらないですが、輝夜の(というか永琳も大概だけどw)暇を持て余した遊びは姫がやることではないですねぇ。まあそこがいいのですけど(シココ)
変わらない肉体故の物足りなさや未完成のままでいる芸術的な体は、めちゃくちゃにしてやりたい暴力的な性欲を煽ってくるようでたまりません。くびれのない寸胴な幼さを犯すのって理性あったらすっごい背徳感で滾りそうですよね…というか滾りますね
足を差し出してくる高慢ちきさはなんとも生意気だけど、老いることも汚れることもない彼女の生足が味わえるのならば一時的だとしても汚さずにはいられなくなりそう。ぴっちりと閉じた神聖マンコクンニとかうらやますぎますね!理性があれば菊舐めに移ったあとにぶち込まれていたかもしれませんが、犯し尽くされたあとにそれもやられていそう。永琳が一枚噛んでいるなら個人的には彼女のほうがアブノーマル好きな印象なので、そちらで躾されていると妄想しちゃいます
経験豊富な子の足コキって最高に気持ちよさそうですよね…そこにいわゆるお嬢さま属性が付くのですから興奮しないわけがない!そう考えれば輝夜の「高貴な自分が汚されている」という快感も頷けるもので、ただ大人しいだけの子よりも思いあがった箱入り娘的な子が襲われるほうが絵面もシチュもそそりますから、彼女も同様かそれに近い高ぶりを抱いているのかもしれないですね(いや絶対してるね、淫乱!)
イラマチオの容赦のなさっぷりはかなり苦しいはずなのに、自分は天才であるに違いなかったなんてアホな思考する輝夜は変態の間違いだろとスパンキングをくれてやりたいほどに愚かで、蓬莱人でなければ死んでるであろう首締めやピストンに快楽を見出していることから、普通のセックスではもう満足できない感がひしひしと伝わってくるのが素晴らしいです
月人の、それも姫である自分が理性もないけだもの遺伝子、つまり最大の穢れともいえる孕ませが行えないのは残念に思っているのでしょうか。そうであるならば果たしてこのまま飼い続けていくのか、さらなるハードプレイに耽るのか、それとも別のペットを作るのか……妄想が止まりませんね
今回もパワフルスケベで精虫スプラッシュで最高でした。氏の作品でEDが治りました(嘘ウサ、現役ビンビンです(チョロロ…))、ありがとうございました