真・東方夜伽話

くらく、くらく、闇夜より

2018/02/12 20:11:41
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くらく、くらく、闇夜より

KRNN

ふたなりるーみすによる相思相愛セックスのお話。

  くらいくらい森の向こうに、それより暗い闇の塊が見えたなら。それが私にとっての営業終了の合図。
 
  今日はぼちぼち売れたかな、と本日の客足を振り返りつつ屋台の提灯を降ろした。
 この屋台に明確な営業時間なんて存在しない。そもそも、明確な時間のわかる存在が少ないんだから当然とも言う。時計を持ち歩いている妖怪なんていないし、里では超が付くほどの高級品。あの赤いお屋敷のメイドは懐中時計を持ってたっけ、とその程度だ。
 だから、私は出したい時に屋台を出して、終わりたい時に終わらせる。その終わりたい時ってのが、まさしく今だった。ここからは、プライベートな時間が待ってるから。
 まんまるな闇が危なっかしくブレながらこちらを目指して近づいてきた。右へ左へ、木にぶつからないか見ていていつも不安になる。やっぱり提灯を降ろさないで目印にしたほうが良かっただろうか。いや、どちらにせよあの闇の中にまで光は届かないでしょう。
 真っ黒な球体。純然たる黒。一切の光も反射しないそれは、空間に穴でも空いたよう。
 もし、何も知らない人間がアレを見たら、中に可愛い女の子がいるなんて想像もしないだろうな。



「みーすーちー、こんばんは!」
「いらっしゃい、ルーミア」
 ようやく屋台の前まで辿り着いた闇は、その形をどんどん萎ませていく。
 中から現れた金髪の少女は、両手を左右に広げたポーズで可愛らしく挨拶してみせた。
「まだ残ってる?」
「ちゃんと用意しといたわよ、ほら。座って座って」
「やったー! ありがと、みすちー!」
 椅子はそれなりに高く、席についたルーミアは足をぶらぶらとバタつかせていた。ほんと、見た目通りの幼い女の子そのものだ。
 そんな彼女を落ち着かせる方法は一つしか無い。私はそっと、焼きたての八目鰻を差し出した。
 遠くに彼女が見えた頃に焼き始めたから、丁度いい塩梅だろう。
「わっ、いいにおい! いただきまーす」
 串を取り、もきゅもきゅと蒲焼きを食べ始めるルーミア。食べるのが大好きな彼女は、いつだって幸せそうに頬張ってくれる。
 癒されるようなその顔が見たいから、毎日少しだけルーミアの分を残しておいているのだ。餌付けではない――多分。
「んー、おいしー! 柔らかくて、臭みもなくて、お肉と同じくらい美味しい! あとタレ、タレが良いよね。ねえみすちー、これどうやって作ってるの?」
「残念、いくら褒められてもこのタレは企業秘密よー」
「むー」
「そんな拗ねてほっぺ膨らませても、だめー」
 ま、そんなに大したことはしてないんだけどね。醤油ベースのタレはここじゃ珍しいから、気に入ってもらえてるのかもしれない。
 比較対象がお肉なのは、どうだろう。肉食系女子、いつでもお肉一番、お肉大好きなルーミアが同じくらい美味しいと言ってくれるんだから、きっと光栄な事――なのかな。


  ルーミアがこの屋台を訪れるようになったのは、一年くらい前からだった。
 元々、昼間にはチルノやリグルと一緒に遊ぶ仲ではあったけども大人数で会うことがほとんどで、こうやって二人きりになることはそれほど多くなかった。
 そんな中、彼女がここに通うようになった切っ掛けはなんだったっけ。この鳥頭に入れておけるほど激的なイベントってわけでは無かったように思う。
 なんにせよ、今ではこの時間はすっかり私の生活の一部となっていた。
 いつだって腹ペコな彼女は、毎日欠かさず食べに来てくれる。だから私も欠かさず用意する。
 ときには八目鰻が売り切れて、代わりのおでんだったりすることもあるけども。



  お猪口を片手にケラケラと笑うルーミア。注いだのはとびっきり甘口な、飲みやすいやつだ。
 別に辛いのも飲めるみたいだけど、甘いならその方がいいとのことで。そんなとこは女の子らしい。
 すぐにがっつく癖や落ち着きのない性格はお淑やかやとは程遠いけど、そんな彼女も少女であることに変わりはないのだ。
 煌めくような金髪のボブヘアー、くりくりとした赤い目。ほんのり頬を赤らめ無邪気に笑う顔は愛嬌に溢れていてついつい眺めてしまう。
 白黒のツートンのスカートは彼女お気に入りの服で、線の細いルーミアにはよく似合う。
 肌は羨むほどに真っ白。陽の光が苦手だし、普段から闇を纏ってるから日焼けしないんだろうな。
「みすちー、おかわり!」
「はいはい」
 親指と人差し指でお猪口を上から摘み、揺すってアピールしてみせる。手先も同じように白く、スラッとして繊細な指先だった。

  なみなみと日本酒を注いであげると、ルーミアは満足したように続きを喋りだす。
「それでさー、チルノちゃんったら本当にキス魔だよねー。あれ、誰が吹き込んだんだろう?」
「里の男の子とかじゃないの? あのままだと大ちゃん、のぼせて倒れちゃいそう」
「クスッ、本当にねー」
 覚えたてのチルノちゃんは、所構わずチューをするようになった。大方、マセた少年に吹き込まれた物だろうから、ほっぺにするような軽いものだけど、私もルーミアもリグルも、会う度にキスされている。
 特に大ちゃんなんかはいつも被害を受けていて――チルノちゃん好きの彼女がいつもドギマギしてるのを傍から見るのは、ちょっと面白かった。
 
  と、目を細めて笑っていたルーミアが、ふと何か考え込むように黙り込んだ。
 そんな表情は中々見られるものではなく、凛とすましたお人形のように整った顔は――そう、里で公演を開く人形師の使う、仏蘭西人形みたいだなぁ。なんて、ぼんやりと。

「どうしたの?」
 と、声をかけてみる。するとルーミアはカウンターから身を乗り出して、
「みすちー、キスして」
 などと唐突な要求をしてきたのだった。

「また……急ね」
「私達の仲を見せつけてあげようかなって」
「肝心の観客がいないじゃないの」
「みすちーは、したくない?」
 ……まったく、ズルい質問をするんだから。上目づかいで儚げに聞いてくる彼女は、きっとわかっててやってるに違いない。
「いつだってチューしたいくらいよっ」
 こちらも身を乗り出して、ぷるんと弾力のあるほっぺに、ちゅっと唇を当てた。
「ふふっ……みすち、もっと、おかわり」
 欲張りさんに応えてあげるように、何度も、何度もキスしてあげる。その度ピクンと体を震わせるルーミアがいじらしい。
 遂には、チルノちゃんは絶対知らないような口同士でのキス。
 ルーミアの薄くて艶やかなそこに、啄むような軽い口付けを幾度となく繰り返した。
「んっ……くぅんっ……はふっ……」
 少し辛い体勢だからか、わかり易いほどに吐息が漏れ出してくる。だから、それを塞ぐように、たっぷり愛情を伝えるようなバードキスから、本格的なものへ。
「んぅー……はっ、ちゅっ……んあっ……ふぅーっ、ふぁ……」
 数分に及ぶほど繰り返す頃には、二人共とろとろにふやけてしまっていた。
「あっ、はっ……はふぅ……まだ、足りない?」
「最後に、とびきりのが欲しいな。この体勢じゃ、キツいから……そっち行くね」
 しゅたっと椅子から降りたルーミアが、横から回って私のいる側へとやって来る。

  ――当然、そうなるとカウンター越しで見えなかった下半身も見えるようになるわけで。
「あはっ、みすちー、もうギンギンに勃っちゃってるねっ」
 さぞ愉快そうに言うルーミア。そんな彼女も黒いスカートを大きく持ち上げるような山を作ってしまっていた。


  ゆっくり近づいてきたルーミアが、膨らみの先端同士を優しく重ね合う。
 服越しでも熱く滾った逸物は、確かな熱を伝えてきた。
「んっ……こっちでもキスしちゃった……でも、まずはお口に、お願い……」
 私のほうがちょっと身長が高いから、おねだりするルーミアは少しだけ背伸びをしていた。

  目を閉じて私を待つ幼い妖怪。頬に手を添え、魅惑的な唇に私の口を重ねる。
 もう遠慮なんて必要ない。舌を入れて、絡ませ、お互いを貪るように堪能していく。
「くふっ、んーっ……ふっ……んふぅ……んんっ!」
 併せるように、下では待ちきれないおちんちん同士が擦り合わされる。亀頭のぷにっとした感触に、布の裏地のざらざらも混ざって切ない刺激が込み上げてきた。
 背伸びしてる分、ルーミアの体は少し不安定で。だから、上下にブレるペニスが絶妙に私を焦らすように攻めてくる。それに気を取られると、キスでの主導権を奪われて、ちょっとだけ悔しかった。
 口の端から涎が伝うほど深く求め合い、息が苦しくなった頃にようやく顔を離す。燃えるような体の暑さは、きっとお酒のせいだけじゃない。
「ぷはっ、はっ、はっ……はぁっ……これで、満足……」
「ほんと、大食らいよね。……でも、今度は私のほうが我慢効かなくなっちゃった……」
 重みのある和服だから目立ってこそいないが、生地の下では、それはもう我慢出来ないと言わんばかりにビクビクと男根が跳ねていた。
 ぽうっと蕩けたような顔を見せるルーミアに、自分の中のオスの心がぐずぐずと、煽られて、くすぐられて、まるで女の子の心を塗りつぶしていくみたい。勃起した逸物がより一層反り返っていくのが手に取るようにわかる。
「……えへっ、じゃあ私が責任持ってみすちーのおちんちん、処理してあげないとね?」
 呆けていた彼女の口角がゆっくりと上がって、さも嬉しそうな笑みを作った。欲望まみれなのに無垢にも見えるその表情。純粋で、爛々とした笑顔は頬が上気していて――


  口元を拭ったルーミアは、未だ触れ合ったままのペニスに被さる服をバサリと捲り上げてしまった。
 私のも、ルーミアのも、一緒に。
 充血しきった二本の肉棒が、今度は肌同士でくっつき合う。ぷりぷりに熟れたピンクの亀頭は、まるで相性バッチリであるかのように、ぴとりと吸い付きあった。
「んひゃっ、兜合わせのままでも良いけど、今はみすちーにご奉仕してあげたいしなー」
 そう言って、彼女は私の肉棒を掴み始めた。
 とは言えども、まだ掴んだだけだ。動かすこともせず、ジロジロと私のペニスを眺めている。
「いつ見ても、みすちんちんは立派だよねぇ……私の指じゃ回りきらないし、ほら、長さも余裕でおへそ越しちゃってるもん」
「そんな細かく言われると恥ずかしいよ……ルーミアのだって体躯の割に大っきいくせに。しかも真っ白で可愛いんだよねぇ、羨ましいな」
 ルーミアも私も、ちんちんの大きさにはそれなりに自信がある。ただ、形と色はそれなりに違いがあり、ルーミアは真っ白で、もちもち、触ると気持ちよさそな茎をした可愛い包茎、私は――バキバキにそり立って、若干浅黒い、それこそオスの象徴みたいなズルムケのおちんちんだった。
「いいじゃん、凶悪で、エグそうで、女の子を喘がせちゃう感じ。私も見てるだけでキュンキュンしちゃう」
 うっとりと喋るルーミアが、私の亀頭を撫でるように触れていく。つるつるでぷにぷにな手が、もどかしくも甘美な快感を与えてくれる。
「あふっ、んぅ……でも、なんで私だけなんだろ。ルーミアだって、一人ですることもあるでしょ?」
「そりゃ勿論。寂しい時は、いっつもみすちーの事思ってしこしこ慰めてるよ」
 再現するように、空いた方の手でルーミアは自身の竿を数回扱いてみせた。

 ――ドキッと、した。
 私を想ってくれていることとか、オカズにされちゃってることとか、仕草とか色々相まって、唾をごくりと飲んてしまう。

「そこまでストレートに言われると恥ずかしいけど……ちょっと嬉しいわね」
「でしょ? だから、たっぷりみすちーを堪能したいな……」
 再びルーミアが竿を掴む。ただし、今度は二人の竿を一緒に、両手で挟むようにだ。
 小さな手が――手に余るような長い肉棒に奉仕するよう――懸命に往復していく。
「んやっ、あっ、はっ……ルーミアのちんちんと……一緒に扱かれちゃってる……っ」
 流石に、兜合わせしながら一緒に扱くなんて行為は初めてだったのか拙い動きだったけど、それがまた新鮮で、不思議と気持ちいい。
 こしゅっ、こしゅ、と。慣れてきたのか手の動きが段々早くなっていく。送り込まれる快感も増して、ビクン、ビクンと互いの腰が跳ね、それが動きを単調にさせないスパイスになる。
 気づけば二人の肉棒は亀頭から尿道、その付け根までピッタリと重なり合い、押し合うように刺激しあっていた。
「ひゃふっ、ふぁぁっ……みすちぃのっ、どくどくって脈打ってるの……凄い伝わってくるよ……ひんっ」
「手もちんちんも、ルーミアのぷにぷにに包まれてっ……やぁぁっ、気持ちいいっ、しこしこ気持ちいいよぉっ」
 羽がバサバサと無意識のうちに揺れてしまう。
 蕩けるような快感がお腹のそこに降り積もるように溜まっていった。
 ふわふわにふやけてしまった口から喘ぎ声を垂れ流すルーミア。夢中で止まらないと言った風な手の動きは、もう奉仕してるつもりなのか自慰をしてるだけなのかもわからない。
 まあ、どっちだって良い。お互い気持ち良くなれればそれが一番なんじゃないかな。
「ルーミアっ、ルーミアっ、もう、出そうっ、白いのっ、出しちゃうっ!」
「いい、よっ……先に出しちゃってっ……んあぁぅっ、私も、もうすぐだからっ……」
 ぷるりと体が震え、更に一回り大きく逸物を膨らませてしまう。海綿体の隅々まで血液が送り込まれ、限界と思える程に。
 硬度を増した肉棒がゴリゴリと擦られ、貫くような快感とともに私はあっさり果ててしまった。
「イクっ、イッちゃうっ!! ルーミアに白いのぶち撒けちゃうっ、ひゃっ、おあっ、あっ、でるうううっ!!」

 ぶびゅううううぅっ ぶぴゅるるっ びゅーーーーっ!!

  先走りを押しのけて、欲望の塊が勢い良く射出されていく。ごぷごぷと下品な音を立て、鈴口から飛び出した白濁は二人の胸をどろどろに汚していった。
「はぁっ、くふんっ、あっ、あ゛あ゛ぁっ……全然っ、とまんなっ、やぁぁぁっ!!」
 一度、二度、何度肉棒が跳ねて精液を出しても、身を苛むとてつもない射精感は消えることがなくて。焼け付くような快感に背筋が反れ、ぐりぐりとモノを押し付けるような体勢になる。そうこうしているうちに、ルーミアの肉棒も射精間近でぷっくりと膨らんでいくのがわかった。
 ルーミアもイキそうなんだ、って思うと嬉しくて、その高揚感が更に精液の飛沫を上げさせる。
「ふわぁぁっ、みすちのっ、あっついのでっ、ひゃぁんっ! 私も、くるっ、おちんちんからっ、みすちぃぃぃっ!!」

 どびゅうううっ びゅぶぶっ びゅるるるるっ びゅーーーっ!!

  暴れるルーミアの逸物からも濃厚な精液が吐き出されていった。着崩れた和服の隙間から肌に降りかかる種付け汁は、私のそれよりも、触れ合う肉棒よりも熱く滾っている。
 絶頂したって、扱く手が止まることなんてなくて、射精中のペニスをより一層刺激して吐精を促していった。ガクガクと体を痙攣させ、二つの噴水のように湧き出るどろどろが、混ざって、散って、降り掛かって――


  ようやく落ち着いた頃には、地面に水たまりが出来てしまう程だった。
「はーっ、あっ、はっ、はぁっ……ふぅ……いっーぱい、出しちゃった……」
「はふぅ……ふふっ、ルーミアの服、真っ白。ほら、拭いて拭いて」
 特徴的な黒い服も、お互いの精液で真っ白けだ。新しいお手拭きを出してぽんぽんと拭いていく。
「あふんっ……みすちー、こそばゆいよぉ」
 下ろされたスカートも拭いてあげると、ルーミアの切なそうな声。あれだけ激しく出しても、萎えること無い逸物がこんもりと膨らみを作り上げていた。
「私もまだまだ行けるけど……ルーミアも全然出し足りないって感じよね」
「うん。でも……その、ね、みすちー……今日は、挿れてほしいな……」
 甘えるように囁くルーミアが、スカートをたくし上げていく。
 内股にもじもじと身動ぎする彼女の太腿には、精液とは違う、透明な液体がつうっと滴っていた。



  脱いだ服は屋台の椅子に掛けておいた。
 暗い闇夜の中、私とルーミア、二人で産まれたままの姿を晒す。
 暗いったって、ルーミアの闇に比べれば全然。なんせ月が見守ってるほどだ。
「ルーミア、おいでっ……」
 ぺたんと座り込むと両手をルーミアの方に差し出して、私の上に招待する。彼女はその手を取って上に跨ると、いきり立つ肉棒の下、こんこんと蜜の湧く幼い割れ目を私の剛直へあてがった。
 視線を上げれば、潤んだ瞳と目が合う。
「いくよっ、みすちー?」
 そうやって確認するけど、我慢できないのはお互い様だ。
 私が頷くとともに、ルーミアはゆっくりと腰を下ろしていった。

「んっ、ふぅっ……」
 つぷぷ、と。ペニスの先端がルーミアの中へ埋まっていく。
 小さな体はその印象通りにキュンキュンと締め付けてきて、我慢してないとすぐにイッちゃいそうなくらいだった。
「くぅぅっ……すっごい締まる……なか、とろとろで、暖かくて……ふっ、んぅっ……」
 八割も入ると亀頭の先がコツンとぶつかる。奥まで入ったみたいだ。
「ふわっ、あぅぅ……あと、一息?」
「無茶しなくても大丈夫なのに」
「みすちーを全部、味わいたいから」
 そう返したルーミアは、足から力を抜いてしまった。
 軽い体重とはいえ、私の手だけじゃ支えられない。対面座位、抱っこするような姿勢にストンと体が落ち、ズッ、っと根元の方まで一気に咥え込んでしまう。
「――ッ!? んんぅ――ッッ!!」
 声にならない嬌声が、食いしばられた口から溢れ出た。よっぽど衝撃が強かったんだろう。
 後ろに回された手が強く私を抱きしめ、男性器に比べて控えめな乳房同士がむにゅっと形を変える。
「大丈夫?」
「うう、ん……気持ちよかった、だけだから……んっ、はっ、あぁっ……」
 身を貫くような快感に、ふるふると震えるルーミア。こうしてると、まるで兎とかの小動物みたいだ。

  一旦欲望とかは脇に置き、彼女が落ち着くまで待っていると、ふと。
 ルーミアの体から闇が溢れ出して、あたりを覆っていった。丸く広がっていくそれは次第に濃度を増し、ルーミアの顔も見えづらくなる。
「……? 私に見られるの恥ずかしい?」
「ううん、そうじゃないの。……私と繋がってるみすちーをね、誰にも見せたくない。キスとは違うの、一人占めしたい」
「私達同士でも見えなくなっちゃうじゃない」
「それでいいの。私だけは、見えなくても、触って、繋がって、みすちーの存在がわかるから。私一人だけがみすちーを感じられるの」
 熱い吐息を漏らしながら、細い声で彼女が呟く。二人をすっぽり包んだ闇は、詰まるところルーミアの独占欲の権化だった。
「そっか。……じゃ、私も手伝ってあげる。この闇に比べたら微々たるもんだけど、もっと、くらく、くらく」
 私は、鳥目にする能力を辺りに無差別にバラ撒いていった。これで、外の誰も、人間も妖怪も、私達を見ることは出来やしない。
 夜より暗い闇の中に私達二人っきり。

「嬉しいな……みすちっ、大好き」
 視覚を閉ざされたせいか、甘いルーミアの声がよりはっきりと、鮮明に聞こえる。
 それと同時に彼女は腰をゆっくりと揺さぶり始めた。急に強まった刺激に、しばし忘れていたペニスは今までの分を取り戻すかのように気持ちいいと言う信号を送りつけてきた。
「んぁぁっ……私もっ、ルーミアのこと、好きっ……」
 負けじと私も腰を打ち付け始める。
 ルーミアから伝わる好意が、欲望が、私を満たすようで。高鳴る鼓動に同期するよう、肉棒がはち切れんばかりに膨張していく。
 頭が働かない。熱に浮かされ発情したみたいだった。
 コツコツと何度も最奥を突き、その度鈴口の先をキスされているみたいな感覚が襲ってきた。収縮するひだの一つ一つが攻め抜くように、亀頭から雁首、竿の全部を余すところなく揉んでゆく。
「ふきゅっ、すごいっ、みすちのっ、ビクビクしてるの……わかっちゃうっ、ひぁぁんっ!!」
 ルーミアに言われるほど、私の肉棒はビクビク激しく脈動する。でもそれを押さえつけてしまう程に膣内はキツキツで、抜き差しを繰り返す度絶頂の高みへ近づいていった。
「ルーミアぁ、好きっ、すきっ、もっと声聞かせてっ、んやぁっ、見えない分っ、声っ、ききたいっ」
「みすちーっ、みすちぃっ、大好きっ、激しく、もっと強くても、大丈夫だからぁっ!!」
 甲高い声が、私の羽の耳を通って脳を犯す。
 いつしかルーミアの脚も私の腰に回されていて、ギュッとホールドされるような体勢になっていた。
 見えなくとも、しっとり汗ばんだ肌が密着して小さな存在を確かに感じ取る。失った視覚を補うように、聴覚も嗅覚も触覚もフルに使ってルーミアを感じ取れる。
 ルーミアのおちんちんも二人のお腹に挟まれ、激しい摩擦にとぷとぷと先走りを垂れ流していた。
「ひぃぃぁっ!? みすちのっ、まだ、おっきくなって……らめっ、おかしくなっちゃっ……ふぁぁっ!」
 最早自分を抑えることなんて出来やしない。ルーミアの腰に手を当て、自分の突きに合わせて上下に揺さぶってあげる。
「――っ!? っ、はぁぁっ、はふっ、はっ、あぁぁっ――!!」
「くぁぁっ、ひぁっ、ルーミアっ、るーみあぁっ……んあっ、あっ、あぁぅっ!」
 じゅぷじゅぷとした挿入音に、形にならないような喘ぎ声だけが闇に溶けていった。
 過敏に研ぎ澄まされた神経は、逸物の送る刺激さえ倍増させるようで。無茶苦茶な快感に、出したい、出したいと射精欲求がガンガン溜まっていく。どちらのペニスもぱんぱんに張り詰めていて、イク寸前なのは言うまでもなかった。
 そして、キュウゥっと駆け上る射精感が限界を迎える時。

  ルーミアが私の首筋に、ぱくりと噛み付いた。

「んふぅぅぅっ、――っ!! んんーーーーっ!! ふぅっ、んっ、――っ!!」
「ひゅぁぁっ! あっ、らめっ、それっ、ああぁぁぁっ、でりゅ、るーみあの中にっ、びゅるびゅるっ、せーえき出しちゃうっ、やぁぁぁぁっ!!」

 ぶびゅううううううっ ぶびゅーーーっ びゅぶぶぶっ びゅーーーびゅるるっ!!
 びゅくっ どぴゅるるっ ごぷっ とぷっ とぷっ ぶびゅるるっ

 今度の絶頂は同時だった。意識が飛びそうなほどの絶頂感に体がガクガクと揺れる。
 ルーミアの肉棒がビクビクと精を放つ度に、膣がキュッと締り搾られるようだった。その上、脚はガッチリと絡みついていて子宮の奥底に注ぎ込めと言わんばかり。
 本人は甘噛のつもりだったんだろうけど、身を襲う快感を堪えるため、食いしばるよう噛み付く力も抱きつく力も強くなって、跡になっちゃいそう。でも、そんな痛みも愛おしくて。
「まだでりゅっ、あっついのっ、るーみあにっ、中出しっ、きゅぅっ、んんぅぅぅぅっ!!」
 溢れるほど出したって止まる気配がない。ルーミアへの愛情をぶつけるように、ゼリーのような精液が吐精されていく。
 それは、何も見えずとも視界が真っ白に染まったかと思うほどだった。




  そういえば……提灯を降ろしたは良いけど明かりを消してなかったっけ。
 光量ゼロの世界から抜け出した目には、その光がとても眩しく見えた。
「はふぅ……今までで、一番良かったかも……」
 目を擦るルーミアがくたりとカウンターの椅子に座る。流石にアレだけ盛大にイッちゃうとお互いヘトヘトだった。
 このまま寝る訳にも行かないから、疲れた体にムチを打ち、どーにか屋台を片付けようと、頑張る。
「見えなくはしたけど、あれだけ叫んじゃったら誰かに聞こえてたかなぁ」
 手だけは止めずに、でも暇だったからぼんやりと頭を回していたらなんとなくさっきの情事を思い出して、ボヤいてみた。
「そうかも」
「そこは、一人占め出来なくてもいいの?」
「……そりゃ、したいけどさ」
 一旦ルーミアの言葉が止まった。
 一度俯いて、すぐに顔を上げる。

  そして、はにかむような、困ったような、どっち付かずの顔をしてルーミアが言った。
「みすちーから"声"は奪えないよ」

  ――ほんっっと、もう。可愛いんだから。
 私は、顔が自然とニヤけてしまうのを隠すことができなかった。
こちらでは初投稿となります。実用性重視のふたなりSSを目指しています。
とびきり甘いふたなりるーみすが見たい一心で書きました。
お読みいただきありがとうございます!

※別所でも投稿しております

>>1
ありがとうございます!!
ふたなり同士の掛け合いが大好きなんです、満足して頂けてなによりです……!

>>2
わー、めっちゃ長い感想ありがとうございます!!
カウンターに手を付いてめっちゃ背伸びしてるイメージでした、キスするために頑張るルーミアちゃん可愛い……
ちんちんの差は各キャラに対するなんとなくのイメージだったんですが、この二人はいい感じに差異が出て良かったです!
KRNN
http://twitter.com/rabbit_KRNN
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
るーみすでラブラブでふたなり同士、内容も程よく濃密なふたなり描写に大満足です、
2.性欲を持て余す程度の能力削除
るーみす尊い…尊い……
お肉大好きルーミアちゃん可愛い、いっぱい餌付けしたい…晩酌後のキスは焼けた息のにおいや熱さが互いの肺を膨らませているに違いなく、唇の隙間からこぼれていく熱っぽいふたり分の吐息に糖度計を当てたらどれくらいの数値がでるのか。ストローを近づけて吸い込みたいですねぇ!(百合に乱入する無粋おじさん感)
カウンターを挟んでのキスは身を乗り出し合ってても少ししづらそうだから(もっとも彼女たちは飛べるのですけれど)、きっとルーミアはつま先立ちになっているに違いない、そう考えたらもう、もう…!尊いっ!
みすちーの大人ちんちんと幼さが残るルーミアの未熟ちんちんでする兜合わせは、ふたりの差異が明確になっている分倒錯的でエロティックに映りました。手淫まで混じり、射精で互いを汚し合いながら快感に震えるさまがたまらなくいい…
「おいでっ」と誘うみすちーマジお姉さん。対面座位で大人ちんちん食べちゃうルーミアが闇を広げて独占しようとするのがまたいい。中出しされて女の子絶頂と男の子絶頂を同時に味わっていそうな感じも大変好みでした
声は奪えないのセリフが素敵
とても良きるーみすで楽しめました、ありがとうございました