真・東方夜伽話

ハメる魔法図書館

2018/02/05 00:44:42
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ハメる魔法図書館

喚く狂人

「ファックドガール」ってタイトルにしようと思ってたんですが同人誌ですでに使ってました(うっかり)
キャラによって曲とかスペルカードのもじりやすさがダンチ

 室内はたいして暑くもなかったが、パチュリーは大汗をかいていた。髪が額に張り付くのは不快だが、それどころではなかった。
 インセンスが焚きしめられている。独特な甘ったるい匂いが、鼻を通じ頭の中にまで入り込んでくる。知性を狂わせるような香りで、催淫作用がある。
 香のひとつやふたつどうということはなさそうなものだが、ただの人間が今この部屋に入れば、悶絶することだろう。直接害のある成分は含まれていないが、魔女のもつ薬毒耐性を貫通する程度には凶悪な調合なのだ。
 媚毒にたっぷり漬けられてきた彼女は、当然、ひどいありさまになっていた。呼吸は荒く、動悸も激しい。全身に火がついたかのようだった。肌寒くなってきた時季に水風呂に飛び込むのは正気でないが、やってもいいと思えるくらいだ。
「ふぅッ……――ふぅっ、じゅる、ふッ、う」
 呼吸はくぐもっており、唾液の音がときおり混ざっていた。嵌められたギャグボールによるものだ。唾液が滴り、非常に鬱陶しい。
 自らの寝室に、彼女は拘束され、監禁されている。目隠しをされており、今が朝なのか夜なのかも分からない。口枷によって呼吸もままならず、助けを呼ぶこともできないでいる。
 全身はいつものローブではなく、過激なボンテージによって飾られている。布というよりも全身に這わされたベルトといったほうが近く、およそ衣服としては機能していない。乳房や秘部、尻を剥き出しにするどころか、むしろ強調している。露わな白い肌は香の淫毒によって紅潮し、珠のような汗を浮かべている。
 両腕は革製のアームバインダーによって後ろ手に拘束され、指の一本も自由にならない。しかも肩を通じて口枷に接続されており、もがけばギャグが口に食い込むおまけ付きだ。痛みにはもう慣れたが、頑丈で、破壊はできない。魔女というのは、肉体面はただの人間と大差ないのだ。
 では魔法はどうかといえば、放つことができない。嵌められたごつい首輪から、鎖が壁に繋げられている。アースのような役割を果たし、放つ魔力を軒並み逃がしてしまうのだった。
 まさに、八方塞がりの状況で、既にどれだけ経ったろう。自分以外に誰もおらず、視界も奪われた状態で、身体の疼きをただ抱えていては、時間感覚など失われて当然だ。ただ己の呼吸だけが聞こえる中、ずっと捨て置かれている。
 だから、がちゃりという音とともに、扉が開かれたときには、見えてもいないのに反射的にそちらを向いた。
「お邪魔しますね?」
 聞き慣れた声だった。拘束と興奮の苦しみに喘ぐパチュリーと裏腹に、ひどく上機嫌な声色だった。
「三日と三時間ぶりですねぇ。お元気でしたか?」
 鼻歌交じりでこちらに近づいてくる。かつっ、かつっという靴の音も、今にも踊りだしそうに聞こえる。向こうにとってみれば、今の状況は楽しくて仕方ないだろう。なんといっても、彼女に悪気はないのだ。
「どうされました? ご自分の部屋なのに、なんだか居心地が悪そうじゃないですか。私のサプライズはお気に召しませんでした? ……っと、そっか、見えてないんでしたっけ」
 目隠しが外される。久方ぶりに流れ込んだ光に、視覚が驚く。三日と三時間という言葉が真実か不明だが――なんせ悪魔という生き物は大嘘つきであるので――少なくとも、短い時間でないのは確かだ。
 目蓋を二三度しばたかせ、声の主を見る。己の従者、小悪魔の姿を。
 彼女は雑種だが、比較的淫魔の血が濃い。そのため妖艶なところがあったが、さらに拍車がかかったようだった。顔立ちは男女関係なしに見とれてしまうほど整っており、瞳の奥にはルビーの色を窺わせている。紅もひいていないのに艶やかな唇の隙間から、鮮やかな色合いの舌がのぞいている。
 身体は、サキュバスが混ざっているだけあって、匂い立つような性的魅力に溢れている。男を誘って手玉に取ることに特化しているような肉体が、パチュリーと同じくボンテージで飾られている。根っからの快楽主義である本人の性格もあいまって、退廃的なものを漂わせていた。
 特に目を引くのは、鎖骨の下のあたりに刻まれた、ハートの紋様だった。呪術の類で、性的魅力と性欲を増強させる。奴隷を作るために生み出された、忌むべき外法のひとつだ。むろん、自分の使い魔にそんなものを施すほど、パチュリーは暇でも下衆でも酔狂でもない。本人が自分で入れたのだ。
 印象的なシンボルからすこし下に目線をやると、露わな乳房が視界に映る。主人のそれほどではないにせよ、豊かな部類であった。縄のように全身を戒めるボンテージによって強調されているため、なおさらだった。それでいて均整もとれているのだから、誰であっても羨まずにはいられない。美醜に興味のないパチュリーであってもだ。しかも、見るからに柔らかで、触れ心地の素晴らしさを視覚からも伝えてくる。特に男は、見ただけで射精するほどに情欲を刺激されることだろう。
 豊かな双山の先端には、やや広めの乳輪がある。ぷっくりと膨れた乳首は、金色の輪で飾られていた。リングピアスだ。宝石のあしらわれたチェーンで繋がれている。女体を飾るだけが目的でない。見たところ、異性を魅了する魔法が込められているらしい。かつては、こんなものを着けてはいなかった。胸元の紋様といい、彼女が言うには「通過儀礼」として必要だったのだそうだ。
 乳房から目線をずらせば、細く白い腕は、黒いエナメルのロンググローブに覆われている。着用者の美貌もあいまって、特定の層は強烈にフェチを刺激されることだろう。
 寄り道を終えて胴体に戻れば、腰回りのくびれが強烈なセックスアピールを醸し出している。滑らかな肌にボンテージの食い込む様には、たとえようもない倒錯感がある。
 視線を、さらに下へ向ける。普段ならロングスカートでしっかりと隠されているあたりだ。ボンテージが被覆の役に立つはずもなく、今は何もかも露わになってしまっている。
 ふんわりとした陰毛は、髪よりもやや暗めの色合いだ。根が几帳面な彼女らしく、よく整えられている――ハートの形に。己がどういった主義であるかを、言葉以外の手段で主張していた。
 衣服や陰毛に守られるべき秘裂は、今は剥き出しになっていた。陰唇は既に潤いをたたえて綻んでいる。視線が吸い寄せられるように、パチュリーは感じていた。あらゆる者を惹きつけてやまないフェロモンが、むわりと漂っている。嗅覚ばかりか、視覚にも作用するほどに強烈なものが。
 ぬかるむ沼地の端、肉の真珠は、彼女の性的興奮を示すようにぷっくり膨らんでいる。乳首と同様に、ピアスで飾られていた。ハート型にカットされた、彼女の髪色に近いルビーが嵌められている。やはり呪物で、性感増強のエンチャントがなされているようだった。
 こういった呪いの品は装着部位を問わないので、指輪にでもすれば事足りる。だのに、穴を開けるにも負担の大きいだろう性感帯にわざわざ取り付けるのだから、「通過儀礼」とやらを課した連中は相当に趣味が悪い。
 彼女はくるりと周り、尻を見せつけてくる。小ぶりながらきゅっと引き締まっており、形が良い。弾力のあるのが一目で分かる、良い尻だ。染みの一つもなく、やはり男を誘って余りあるものだった。
 再び前を向く。すらりとした長い脚は、黒いエナメルの、絵に描いたようなピンヒールのサイハイブーツが覆っていた。腕といい、末端はしっかり覆われているのに、肝心の胴体はあってないようなボンテージによって剥き出しにされている。その対照が、彼女のただでさえ強烈な色香を際立たせていた。
「どうですか? パチュリー様から見ても、魅力的でしょう?」
 口枷のせいで、答えることはできない。代わりに睨み付けた。魔法さえ使えれば――と言いたいところだが、難しいだろう。小悪魔は以前よりもずっと強力になっている。「小」の接頭辞をつけるのが不適切なほどだ。準備を整えているならともかく、体力を消耗している中でやりあっても、勝てるかどうか怪しい。
「あっ、話せないですよね。すいません」
 いかにもうっかりしていたと言わんばかりにつぶやき、やっと口枷を外してきた。新鮮な空気を吸い込みたいところだったが、香の毒が肺いっぱいに満ちることになるだろう。
「楽しそうね、小悪魔」
「もちろん! とっても楽しいです!」
 満面の笑みで言ってのけた。皮肉でも強がりでもなんでもなく、本気で言っている。口枷のことにしても、本当にうっかりしていたのだろう。一切、悪気はないのだから。
「最近は人生がバラ色って感じです! やっぱり良質な魔力が得られると違いますねぇ、お肌つやつや、毎日活力が溢れてますよ。この幸せを早くパチュリー様にも分かっていただきたいですよ」
 しみじみと言ってのける様は、実に無邪気だった。狂っているわけでもなんでもなく、彼女は善意で、幸せのお裾分けをしようとしているだけなのだ。主の寝込みを襲ったり、しばらく監禁したりしているが、すべては自分が味わっている幸福を分けるための「説得」に過ぎない。ただちょっと価値観が淫魔基準のもので、なまじ「説得」を実行できるだけの実力を身につけてしまっているものだから、たちが悪いのだ。
「それでパチュリー様、そろそろお水の時間ですから来ましたよ」
 言って小悪魔は、液体の入った小瓶を差し出してきた。以前――彼女の言が正しければ、三日と三時間前――飲まされたのと同じものだ。
「お薬と、そうじゃないの、どっちがいいですか」
 返答に窮した。以前は、薬を選択した。「そうじゃないの」がなんであるか知っている身からすれば、ほかに選択肢などないも同然だった。
 そして酷い目にあった。あれの中身は香と同じ、極めて強力な媚薬だ。今でこそ多少効果が薄れてきたが、服用直後は気が狂ってしまいそうだった。
 「そうじゃないの」を選ぶのには抵抗を覚える。だが、あれをもう一度飲むことには、正直いって恐怖すら覚える。選択肢はなかった。残っている方は、前回とは逆だ。
「……そうじゃないのの方で、お願いするわ」
「うんうん! そろそろそう言っていただけると思ってましたよ! 今のパチュリー様、とってもいやらしい顔になってますものね!」
 言っていろと、心中で吐き捨てる。では早速と、小悪魔は自らの股ぐらに手をかざし、小さく呪文を呟いた。
「ンッ、あッ、は、あぁんっ」
 艶やかな声があがる。手が離れたときには、彼女には本来あり得ないはずのものが、下腹に現れていた。つまり、ペニスが。
 相当に立派だ。赤黒い亀頭は大きく張り出しており、エラは海溝のように深い。肉幹は反っており、ぐねぐねと血管が這い回っている。まさに業物だ。男であってもなかなか持ち合わせてはいないだろう。
 部分的な性別の変更。図書館に、そんな魔法の載った本があった気がする。くだらない、作った奴は大馬鹿者に違いないと一笑に付して書架に運ばせた記憶があるが、まさか苦しめられることになるとは思ってもみなかった。
「さ、お水……というか蛇口ですよ。しっかり吸ってくださいね」
 眼前に、ソレが突き出される。目の前で見るに、恐ろしく思えてくるほど太く、硬い。媚薬漬けにされた頭が、目の前の男の象徴に対し、大いなる期待を覚える。腹の奥がきゅうと疼く。冗談ではなかった。このパチュリー・ノーレッジが、性欲ごときに振り回されるなど、あっていい話ではない。首を振って自らの感情を否定する。
 自分から肉棒を咥えるなど、とんでもないことだ。だが、やらなければまた薬を飲まされる。だからやるのだ、仕方がないのだ、うれしさを覚えているのは、全くの気のせいなのだと自らに言い聞かせながら、口を開く。従者のモノを、口腔に迎え入れていく。
「あっ、は、パチュリー様の、おくちぃ」
 普段の小悪魔からは出てこなかった、色に狂った声があがる。腰がぞくぞくと震えている。
 一方のパチュリーは、それどころではなかった。確かあの魔法は、生やすモノの形状をある程度コントロールできたはずだ。なんだって立派にしやがったのか、理解に苦しむ。おかげで、顎がしんどくてしょうがない。断じて、口腔内に入り込むペニスの逞しさを、喜ばしく思ってなどいない。
 今まで一度もしたことがないほど、品なく大口を開け、ソレをしゃぶる。舌を這わせ、唾液をまぶして、唇で竿を扱いていく。気の進まない――そう、進まないのだ――作業だったが、腕は確かだった。今までにも何度か、似たようなことは強制されてきた。小悪魔仕込みの技術なのだから、本人を満足させるに足る程度のものであることは間違いなかった。
「ぢゅるッ……くふ、ッ、くぷッ、んふッ、んぅうッ」
 身体が熱い。媚毒はじくじくと、確実にパチュリーの肉体を冒していた。せめて香炉の火を落として換気してほしいものだったが、してはくれまい。
 頭がぼんやりする。風邪を引いたときのように、思考をまとめることができないでいる。口腔を出たり入ったりする肉棒が、情欲を刺激してくるように感じられる。いつの間にか、嫌悪感が薄れている。無心で、ソレに奉仕していく。じゅるじゅると、音を立てて舐めしゃぶる。雄の匂いが口腔に満ち、腹の奥からぞくぞくしたものが昇ってくる。
「あはぁ、いい顔ですよ、パチュリー様。それです、そういう顔が見たかったんですよ……ッ」
「……ぢゅるっ、んく、言ってなさいよ、ン……こっちは、さっさと終わらせたいんだから」
 小悪魔の呟きに、我にかえる。あくまで、強制されてやっていることだから、自分をしっかり持たなくてはならない。自らに言い聞かせる。だが、目の前の剛直に尽くすほどに強くなる肉体の疼きや、股ぐらの裂け目からあふれ出す蜜のことは、もはや否定しようもない。
 使い魔に寝込みを襲われ、自らの寝室に監禁されるハメになってから、もうずいぶん経つ。来るたび小悪魔が申請してきた経過時間を全て事実として足し合わせると、一ヶ月ほどになる。
 その間、ずっと抗い続けてきた。だが肉体は、こうして薬や香に漬けられ、定期的に性的調教を受ける間に、すっかり造り替えられてしまっていた。心は身体に引っ張られる。いくら相当な精神力の持ち主でも、意地を張り続けるのも限度がある。
 外堀は埋められてしまっており、状況は極めて不利。彼女も分かってはいるが、だからといって逃げ出す手段も思い浮かばない。どうにもならないとはこのことだ。
 ぶるりと、小悪魔の身体が震える。裏筋のあたりを舌先で弄くられるのが、彼女はお好みのようだった。いつの間にか、求められるまま、好きなところを責め立てていた。その方がことが終わって好都合だからか、はたまた、自分自身がそうしたかったからか、媚毒にやられた頭では判断できない。
「アッ、そこッ、いいですよパチュリー様、もっと舐めてッ、あっ、あはあっ」
 こんな切ない声も、どれだけ聴いてきたことだろう。こういう声を上げるのは、そろそろ達してしまいそうなときだと、経験によって学んでいた。
「はッ、あ、あ、もうだめ、パチュリー様、でます、お水あげますから、全部っ、ぜんぶのんでくださいっ、あはァッ、ほらッ、あッ、はぁ!」
「んぐッ――」
 くぐもった声が、パチュリーの喉からあがる。口内に、熱くねっとりとした濁りが、流れ込んできた。射精したのだ。迸る濁液を、受け止めていく。
 本来の性別を裏切って生やされたモノのくせに、放たれる精液は極めて濃厚で、特有の匂いを放っている。今までの調教がなければ、間違いなく反射的に吐き出してしまっていたことだろう。
「ぅ、んぐっ、んく」
 さながら餅のような粘度で、飲めと言われてそう飲み干せるようなものでもない。咽せてしまいそうだが、どうにか堪えて、嚥下していく。咽せようものなら、水で洗い流しませんととか言って、薬を飲ませてくるのだ。なんのために努力したのか分からなくなってしまう。
 体液であるので、美味いはずもない。むしろ不愉快ですらあるはずだ。にも関わらず、腹の奥がきゅうきゅうと疼く。たっぷり仕込まれてきた肉体は、今自らが飲んでいるのが何であるか、しっかりと理解しているようだった。
「ん、グ――ぷはッ」
 放たれたものをどうにか飲み干す。剛直から口を離す。唾液にまみれて、てらてらと輝いている。
 小悪魔は未だに、射精の快感に惚けているようだった。元々射精を経験できる性別ではないので、なおさら鮮烈に感じられるのだろう。彼女のような美女が恍惚に震える様は、実に絵になるものだった。巻き込まれたパチュリーをして、見とれさせる程度には。
「あはっ……パチュリー様、どうでした? おいしかったですか?」
 口を開きかけて、返答を噛み殺す。今、なんと答えようとしていた? ああ、まずい、だ。そうに決まっている。だがそんな答えを返せば、ではお口直しにとか言って薬を飲まされることになる。だから答えなかったのだ。それ以外にない。
 理由を後付けし、自らに言い聞かせる。
「おう、ヤッてんなぁ」
 耳障りな声が、部屋の入口から投げかけられた。眉をひそめる。小悪魔をこんな風にし、自分が監禁されることとなった元凶、ホフゴブリンどもが、ニヤニヤと笑いながらこちらを見つめていた。
「ええ、ヤッてます。パチュリー様ったら、すっかりお口上手になっちゃって、これはきっと、私たちの仲間になってくれる日も近いですよぉ」
「そりゃいい。魔女様がこっち側になってくれりゃ、俺らも色々ことが進めやすくなるからなぁ」
 彼女は、本人曰くこいつらに「協力」している。股を開いて使われて、主人の寝首をかいて監禁するのを協力というのなら、の話だが。
 吹けば飛ぶような雑魚どもが、こともあろうに紅魔館転覆を目論んでいる。噴飯物だと思っていたが、今や現実味を帯びてきている。パチュリー・ノーレッジが陥落すれば、天秤は一気に傾くだろう。
 連中に大義などあるはずもない。ただ自由に使える性奴隷がほしいだけだ。聞いただけでも嫌気がさすような話だが、小悪魔はノリノリだ。淫魔としての価値観に立つなら、楽しくセックスして気持ちよくなれて、しかも周囲にもお裾分けできるなんて、手伝わない道理がない、ということだった。
「さあて、じゃあ俺らも手伝ってやるとするかなぁ。小悪魔ちゃんも参加するだろ?」
「もちろんですよぉ、だって気持ちいいですし」
「そうかい。そう言うと思ってたぜ、じゃあ口開けほら」
「あはっ……んちゅッ、んふッ、ぢゅるっ」
 ホフゴブリンの一体が、無遠慮に小悪魔の腰へ手を回す。当然のように、唇を奪う。舌を差し込み、口内をたっぷりと味わっている。彼女の方も、抵抗もせず、むしろ自ら進んで受け入れているように見える。下衆の手が尻へ伸び揉みしだいてこようと、股ぐらの間に忍び込んだ指が秘裂をなぞろうと、甘い声を漏らしこそすれ、抵抗はしない。
 もちろん、彼女一人のことで終わりはしない。ホフゴブリンは、他にも大勢いる。両手両足の指を使っても、まだ足りないだろう。忌々しいことに、頭数だけは鼠のように揃っている。いくら性豪であるといっても、小悪魔だけでは足りるはずもない。あぶれた者がどこにいくか? 考えるまでもなく、自分だ。
「んじゃぁよ、パチュリー様よぉ、今日も俺たちからの勧誘活動、受け止めてくれや」
「枷を嵌めて、自由を奪って、部屋に押し込めて。それがお前達にとっての勧誘というのかしらね」
 ぐるりと、輪を描くように取り囲まれる。どいつもこいつも、腰布にテントを張っている。目の前の女を、早く食い散らかしたくて堪らないというようだった。覚えるのは嫌悪であるべきだと、自らに言い聞かせる。期待など、存在していない。彼らから漂う汗と雄の匂いに、欲情などしていない。
「ホレ、立てよ」
 肩を掴まれ、無理矢理に立たされる。全身を、舐めるように見つめられる。欲望がありありと込められた、へばりつくような視線を浴びせかけられる。あまりに粘っこく、質量をもっているかのようだった。
 素ではやや険のあるパチュリーの顔は、今は媚薬の影響もあり、女の色を覗かせている。先ほどまでモノをしゃぶっていた唇はぷるんと艶やかで、異性を誘っているようにも見える。いつもは血色の悪い頬は、今は性への期待により紅潮しきっている。本人の思いはともかく、明らかに、性的な行為の準備を整えている。
 視線が胴体へと向けられる。拘束具によって戒められた、汗に濡れてきらめく肉体へ。
 長きにわたる監禁生活にもかかわらず、肉付きは非常によい。日頃から図書館にこもりっきりで、ひたすら栄養を蓄えることで形成された身体だ。余り気味の肉はだらしなさすら感じさせるが、ことこのような場においては、匂い立つような性的魅力を醸し出している。
 猫を思わせる撫で肩から下に向かうと、乳房にいきつく。あからさまに豊かで、大の男の掌にも余るだろうほどだ。胸囲でいえば、館の誰にも勝るだろう。普段なら衣装がゆったりしているので目立たないが、今はボンテージによって強調されているので、なおさらだった。
 果実のような双つの肉塊は、明らかに柔らかで、熟れているのを視覚からも伝えてくる。これほどたわわであるものを支えきれるはずもなく、自重によって下向いている。均整という点では小悪魔に劣るが、このだらしなさはむしろ長所ですらある。
 乳輪は広く、色も濃い。乳房の曲線に対して一段盛り上がった、いわゆるパフィーニップルだ。孕めば、濃厚なミルクを生産すること請け合いだ。
「相変わらず、お前の乳首は恥ずかしがり屋さんだなぁ、え?」
 持ち主がこれだけ性的に興奮していれば、先端は勃起していて当然だ。しかし実際には、姿を主張してはいない。あまりにたわわな乳肉の中に、埋もれてしまっている。いわゆる陥没乳首というものだった。
 美醜にこだわりのないパチュリーだが、そこに関してはコンプレックスに感じている。文字通りの恥部をたっぷりと視姦されては、羞恥に目を逸らさずにはいられなかった。
 はち切れんばかりの乳房から下へ向かえば、腹へ行き着く。滅多に外に出ないため、肌は実に白く、透き通っている。美しいのは美しいが、やや不健康にも感じられる。余り気味の肉が凹凸を形づくり、横に一本線をひいたような臍を中心として、饅頭に似たシルエットを形作っている。まるで肉の布団だった。
 さらに下って陰毛を見れば、ぼうぼうと生い茂っており、さながら密林のような有様になっている。汗と愛液とに濡れて、キツい女の香りを漂わせている。元々無精なところのある彼女だが、虜囚として扱われている中では、最低限の手入れすらもできなかった。
「へへ、もう涎ダラッダラだな。期待してんのか?」
「……人のことを薬漬けにしておいて言うことがそれ? 都合のいい脳味噌だこと」
「お前はそう言うがなぁ、俺らが交渉を始めたころは、同じ薬漬けでもここまで酷くなかったんだぜ? 本性が現れてきてんだよ、本性が、な」
 唇を噛む。いずれにせよ、自らの秘裂の有様について、否定することなどできるはずもなかった。香に燻され薬に漬けられ、そこは欲情し、綻びきっていた。とろとろと溢れる蜜が、恥ずかしい毛や太腿を濡らし、床にまで滴っている。セックスがしたいと全力で主張し、持ち主を裏切っている。
 淫核は元々人より大きいが、監禁生活を通じて、さらに膨らんでいた。性的興奮によって充血したそこは、ぷっくりと、本物の真珠のように己の存在を主張している。
「こっちもすげぇぞ、イヒッ」
 後ろに立つホフゴブリンがこぼす。彼女の尻肉はたっぷり肉を載せた、むっちりという擬態語がまさに似合うものだった。両尻たぶが互いに押し合い、盛り上がり、はみ出している。歩けば、乳肉同様にゆさゆさと揺れることだろう。盛り上がった肉が太腿と押し合いへし合いして、一本線を形成していた。
 その太腿はといえば、鳥類を思わせるほどの肉付きだった。内腿は彼女自身の淫蜜にまみれている。小悪魔のそれとは方向性が異なるものの、独特のセクシーさがあった。
「いいねぇ、いいねぇ、エロ肉の塊みてぇじゃねぇか。お前みたいなのは他に館にいねぇからよ、俺らの計画が成った後も、重宝するだろうぜ」
「実現しないことを話すのが好きなのかしらね、非生産的だわ」
「するんだよなぁ、コレが」
 首もとに、顔を埋めてくる。衛生観念の薄い彼らは体臭もキツく、汗と垢の匂いが鼻をつく。嫌悪するべき悪臭だというのに、腹の奥が疼くのを感じている。こいつらに散々「説得」されてきたせいで、体臭と快楽がセットで本能に刻み込まれてしまっているのだ。こんなところで、監禁されてからの時間を思い知るハメになるとは――唇を噛む。
「おお、雌くせぇ。俺ら好みになってきたなぁ、お前」
 鎖骨に沿って、舌を這わされる。窪みに溜まる汗を舐め取られ、代わりに唾液を塗りつけられる。ぬるぬると、蛞蝓に這われるようなもので、不快でしかないはずなのだが、躾けられてきた肉体はぞくぞくと期待を覚えてしまう。
 舌はそのまま、デコルテのラインから離れ、下っていく。たわわすぎるほどの乳房の谷間へ顔が埋められ、谷間に溜まった汗が舐め取られる。
「おお、この蒸れた乳のたまんねぇこと。やっぱいいぜお前、男好きするカラダしやがってよぉ」
「ッ……勝手に、言ってなさいよ」
 ホフゴブリンはニヤニヤと笑いながら、汚らしい手で、掬い上げるように柔肉を揉みしだいてくる。自らの手垢を、乳肉へ擦り込むような手つきだった。
「おい、俺にも触らせろよな」
 さらにもう一体、右乳を弄んでくる。こちらはより乱暴で、愛撫というよりも、自らが触りたいから触るというような手つきだった。柔乳は指の圧力によってむにゅむにゅと自在に形を変え、触れるものの視覚と触覚を楽しませる。
「ッ、く、はッ、ふッ、……く」
 吐息が、喉から零れる。噛み殺すものの、彼らには聞こえていることだろう。見透かしているぞと言わんばかりのにやにやとした笑みが、こちらに向けられている。
 乳房というのは性感帯であるが、サイズに応じて神経も分散される。彼女ほど豊かであれば、本来、触れられて快感などほとんど生じないだろう。
 そうならないのは、一つには媚薬のせいだ。もはや血液の一部となったと過言でもない淫毒は彼女の身体を蝕み、本来ならばあり得ないほど刺激に敏感にさせている。そして何より、彼らの努力がある。ホフゴブリンというのは、力量でいえば鼻くそほどのものだというのに、異常なほどに執拗で、いやらしい。ここ一ヶ月ほどの彼らの責めは、パチュリー・ノーレッジの肉体を、すっかり開発しつくしていた。今のような、児戯に等しいような行為で性的快感を覚えさせるほどには。
「そぉら、お前はココが好きなんだろうが?」
「ひッ……!」
 奥歯を噛みしめて、上がりかけた声を強引に潰す。結果、切なげな悲鳴のようになった。
 乳房の先端、控えめな窪みに、人差し指が潜り込んでいた。中に隠れてしまっている乳首を、ほじくるようにくりくりと刺激してくる。
 普段から埋もれてしまっているだけに、そこは刺激に対して弱く、ちょっとした愛撫でびりびりと脳に響くような快感を与えてくる。身体が震える。
「恥ずかしがってねぇでよぅ、好きなだけ感じてりゃあいいんだよぅ」
「アッ、このッ」
 また別のホフゴブリンに、たっぷりとした尻肉を揉みしだかれる。むにゅん、むにゅんと、そこは柔軟に形を変える。身じろぎするが、両腕を束縛された状態で、どうこうできるはずもなかった。
「そう嫌がるなよ、気持ちよくしてやるってんだからなぁ」
 両脚を閉じるよりも先に、手は股間へと忍び込んでくる。目指すところは一つ、彼女の最も大切な、肉の貝だった。
 汚らしい指が、ピンク色の粘膜に押し当てられる。ぐ、と力が込められ、体内へと入り込んでくる。すでに濡れきっていた肉壺は、大した苦もなく異物を飲み込んでいく。むしろ、自ら歓迎するかのようですらあった。
「ッ、あ、この、ッ、は、ッ、く、ああぁッ」
「へへ、もうトロットロだな、エロ女がぁ」
 指はそのまま、膣襞をゆっくりと擦り上げてくる。誰がお前の主人か教えてやると言わんばかりの、傲慢な手つきだった。こんな行為で感じてなるものかと思いながらも、肉体は持ち主を裏切って、脳髄に響くような性感を伝えてくる。この一ヶ月の間で、たった指一本でよがらされてしまうほどにされてしまっていた。
「お、なんだ、もう下責めんの? ならこっちも負けてらんねぇな」
「ッ、あ、ひッ、あ! っく、はっ、ああッ、ひッ、はッ、ッ、ゥ、ううッ!」
 くちゃっ、くちゃっと音を立てて、蜜壺が掻き回される。負けてなるものかというように、両乳が揉みしだかれ、先端を弄ばれる。もはや声など殺せるはずもなく、切なげな嬌声が喉の奥から溢れてくる。全身から汗が噴き出す。
「いいヨガり具合だな、ホレ、もっと感じさせてやろうか?」
 感じてしまうほど、連中は調子づく。調子づいた彼らは、責めの手をより強めていく。何本もの手が伸びてくる。たっぷりと余る腹肉や尻肉を、たぷたぷと揉みしだいてくる。性とはほとんど関係のないはずの行為だというのに、開発された肉体は快感を覚えてしまう。
 膣内を弄ぶ指が、もう一本追加される。中指と人差し指の合わせ技だ。時にはバラバラに、時には一緒になって、膣内を引っかき回してくる。
「はっ、ひ、あぁッ、あ、くああぁッ」
「おっ? なんだ、ケツ振りやがって、誘ってんのか?」
 両腕を後ろ手に戒められて、抵抗もできるはずはない。せめて逃げるように腰をくねらせるが、彼らは一笑に付す。逃がさないというように身体を抑えつけ、女の敏感な穴をさらに掻き回してくる。
「そんなにイイんなら、こっちにもくれてやるかぁ、……拡げにくいなこの、ホレっ」
「あ、やめ、そこ、ッはぁ」
 たっぷりとした尻たぶが割り開かれる。やや色素沈着した、こんもりと盛り上がった肛門が露わになる。外気に触れたことで、ひくっ、ひくっと収縮している。
「まぁそう嫌がんなって。オラ」
「ッ、あ、あぁッ、ひ、ぃッ」
 排泄のためにある穴に、異物が入り込んでくる。ローションかなにかをまぶしてあったのか、指を入れられても、大した抵抗はなかった。
 裏返った声が、噛みしめた歯の隙間から漏れる。一ヶ月の間にここを責められることも多々あったが、未だに慣れなかった。背骨を直接撫でるようなアヌスの快感には、知性を腐らせるような危険なものがある。知識の蔵たるパチュリー・ノーレッジにとっては、天敵にも等しい。
「ッアアッ、ひ、あぅッ、あぁ、あああ~ッ……!」
 ぬぶ、ぬぽっと、狭穴から粘っこい音が響く。額に脂汗が浮かぶ。
「ッはぁあッ! あひッ、ぉ、ひぃ、ッ、あぉッ、ぅうううううッ……!」
 アヌスをほじくりながらも、彼らは当然、他の部位への責めをやめることはない。乳房を弄ばれ、膣穴を蹂躙される。指が抜き差しされるたび、愛液がしぶく。時折、女の弱点たるクリトリスをこねられ、腰が跳ねる。そこへ、頭を馬鹿にするようなアヌスの快感が襲いかかる。
 いくら抵抗しよう、屈するものかと思っていても、平静など保っていられるはずもない。品のない嬌声が漏れ、口端から涎が垂れる。
「けけっ、いいザマだねぇ。おい、あっち見てみろや」
 言われるがまま視線を向ければ、小悪魔が彼らに奉仕していた。何本もの肉棒に取り囲まれながら、次から次へ、差し出されるままにモノをしゃぶりあげている。
「んふぅッ、ぢゅるっ、んくッ、れるッ、あはッ、おちんちん、んふ、素敵ぃ、んむっ、ぐ、ぢゅるるるッ」
 奉仕は実に熱心なもので、喉の奥までペニスを迎え入れては、舌や唇で舐め回して刺激を与えている。ボンテージに身を包んだ格好だけを見ればまるきり性奴隷だというのに、恍惚に浸る様は、幸福だと言わんばかりだった。淫魔として、何人もの男を相手にできるという状況は、幸せ以外の何物でもあるまい。
「んふぅッ、ぢゅぷッ、ぐぷッ、んっ、グ、んふぅう……ッ」
「オッ、おっほ、いいぜ、もっとだ、もっと奥まで咥えろぉッ」
 整った顔面を、自ら男の下腹に押しつける。口いっぱいを使って、肉棒に尽くしている。一方で、他の竿を相手することは忘れず、片手は手近な男の肉棒に絡みついて、根元から先端にかけてゆっくり扱きたてていた。
 もう片手はといえば、彼女自身のモノに添えられている。先ほど射精したばかりだというのに、また勃起している。フェラチオすることに興奮を覚えているのだ。彼女は自らの手でソレを扱き立て、自涜にふけっている。
「チンポが好きでたまんねぇって顔だな、そんなに俺らのが美味いか? ん?」
「ぢゅるっ、んふ、当たり前じゃないですかぁ、ぢゅぷッ、私が淫魔じゃなくったって、大好きに決まってますよ、ぐぷっ、んぷ、んっ、だって、こんなに素敵なもの、一回味わったら、もう離れられません、ぢゅるるッ、だから」
「だから、館の皆さんとこの幸せを分かち合いたいんです、だろ? 分かってる分かってる、そのために俺らも頑張ってんだからよ、ヒヒッ!」
 答える時間も勿体ないと言わんばかりに、彼女は竿にむしゃぶりつく。口端から涎が垂れる。唾液の音を立てながら、とっかえひっかえ、魔羅という魔羅にキスし、口腔で快感を与えていく。ときおり鼻をひくつかせているのは、漂う臭気を楽しんでいるのだろう。自らのモノを扱く手の動きも、次第に激しくなっていく。
「どうだぁ? アレがお前の行く末だよ。悪いもんじゃねぇだろ?」
「……ッ、誰、が」
 声をかけられ、ようやく我に返った。彼女の痴態に、見入ってしまっていた。首を振り、己を強く保つ。媚薬にやられた頭は、少し性的なものに触れただけで、あっという間に忘我してしまう。こいつらの前では、避けなくてはならない。
「まぁそう言うなって、ホレ」
「何ッ、……ぐ、ムッ、んぐぅッ」
 口腔に、指が突っ込まれる。舌や歯茎を擦り上げてくる。とっさに噛みちぎりそうになったが、報復として何をされるか分かったものではなかった。
 口中を、ホフゴブリンの指が這い回る。唾液を絡めるようにしながら、口の中のあちこちを撫で回してくる。歯医者ですら若干嫌なのだから、全くの他人にそのようなことをされるのに、嫌悪感を伴わないはずがない。だというのにパチュリーは、嫌だと感じられなかった。自らがされていることを、目の前の光景と重ねてしまう。
「ンッ、……ふ、ぢゅるっ、んぷッ、ふ、む」
 思考力の鈍った頭は、男に尽くす小悪魔の様を、そっくり真似しようとする。いつの間にか、唇を窄め、ちゅうちゅうと指に吸い付いていた。舌を蠢かして、第一関節と第二関節の間をなぞっていく。生まれたての赤子のように、差し出された指をしゃぶりたてる。
「へへ、いいぞぉ、いいことしたら、ご褒美があるからなァ」
「んぅうっ、ふ、んむっ、んぅう……」
 無意識のうちに奉仕していると、応じるように、ホフゴブリン達も愛撫してくる。乳房を掬うように揉み、両穴を指で掻き回してくる。行為の内容は先ほどと大差ないが、責め立てるような手つきではなく、むしろ快楽に慣らすような手つきだった。奉仕することと快感とセットで本能に刻み、しゃぶるだけで感じる体質に仕立て上げようとしているのだ。
「ぢゅるるっ、んふぅッ、あは、もっとおちんちんくださいな、ぢゅぷっ、んふ、あはっ、いくらでもしゃぶってあげますから、あはっ」
「ぢゅっ、ふむっ、んむぅうッ、く、ふ」
 彼らの思惑など知らず、目の前の光景をぼんやりと眺めながら、パチュリーは指に吸い付き続ける。知らず知らずのうちに、物足りなさを感じていた。
 指は、本物ではない。小悪魔はああしてペニスにしゃぶりついて、本当に楽しそうにしている。自分も似たようなことはしているが、咥えているのはしょせん指、まがい物に過ぎない。彼女の口内はきっと、汗や雄の濃厚な匂いで満ち満ちているに違いない。それは一体、どんな感じだろうか。
「うらやましいんだろ?」
 指が引き抜かれる。ささやかれた。ようやく、自分がしていたことを思い返す。なんと破廉恥な真似をしていたことか。
「……まさか」
 否定するが、先ほどまでの威勢が、言葉にこもっていない。口腔の疼きや、腹の奥の熱をないものとするのは、快感に飢えた今の彼女には到底できない真似だった。
「ほーん。そうかよ。まあ別にどっちでもいいけどな。どっちにしろお前にもしゃぶってもらうんだからな」
「ッ……」
 本当にどっちでもいいのだというような口調だった。そして眼前に、肉棒が差し出される。
 息を呑む。これが、小悪魔が咥えているモノだ。見るからに硬く反り返り、ときおりびくっ、びくっと震えている。
 先ほど小悪魔のモノをしゃぶらされた。無駄に再現性が高いと思っていたが、本物を目の前にすると、まるで違うと認めざるを得ない。あれは所詮、魔法で作り出したまやかしに過ぎなかった。こうして見ているだけでも伝わってくる、むわりと漂う雄のフェロモンや濃厚な臭気までもは、真似できていなかった。
 ただでさえ女としての疼きに灼かれている今、こんなものを体内に迎え入れたら、一体どうなってしまうことだろう?
 小さく、喉が鳴った。恐怖か、期待か、自分でも分からなかった。
「……嫌だって言っても、どうせ無駄なんでしょう?」
「おう、そうな。だからさっさとしてくれや、ホレ」
 どうにかこうにかひねり出せたのは、それだけだった。字面こそ皮肉めいたものだったが、声色は弱々しく、惑っていた。
 口を開く。太く硬く反り返っており、品なく大口を開かなければ、到底咥えることなどできないだろう。しゃぶり始める時点で、女に恥をかかせようとしているのだ、ペニスというものは。
「はむぅッ――んぐッ」
 咥える。といっても、体格に不釣り合いなほど立派な魔羅を、一息で全て咥えられるはずもない。頑張っても半分ほどだった。
 半分でも、十分すぎるほどだった。猛烈な雄臭さが、口中を満たした。衛生観念の薄い彼らの、一日中腰布の中で蒸らされたペニスから漂う、汗の匂いだ。普段ならば間違いなく顔をしかめていたし、何なら吐き出していた。しかし今、彼女の脳味噌は、これぞ求めていたものであると叫んでいた。
「ぢゅるっ、んふ、ぐぷっ、くぷ、んっ、むぅ」
 砂漠をさまよっていたものが、水の入った水筒を与えられたとして、どうするだろう? もちろん、吸い付くに決まっている。パチュリーも同じだった。腹を減らした乳飲み子のように、肉棒に吸い付いて、じゅるじゅると唾液の音を立てながらしゃぶり立てていく。
「オッ、こいつなかなかうめぇ、さっすが小悪魔ちゃん仕込みだなッと」
 夢中になっているパチュリーは、小悪魔に仕込まれた技術を、遺憾なく発揮していた。本人が欲望に惑わされているので、なおのことだ。ホフゴブリンの無駄に肥えた眼鏡にかなう程度には巧みになっている。
「んふぅ、ぢゅぷ、ぢゅるるッ、んぅッ、じゅぷ、ふむぅッ、んぅう」
 自ら頭を前後させ、唇で肉幹を扱き立てる。エラに沿って舌を這わせていく。男の味をもっと感じたいというような仕草だった。
 奉仕すれば奉仕するほど、ペニスが頭の中を埋め尽くしていくように感じられる。つい先ほどまで、ごめんだと思っていたはずだというのに、そんな考えはどこかへ飛んでしまっていた。
 男根の味には、香りには、知性を腐らせるような強烈な依存性があった。麻薬も同然だ。散々に弄ばれ、焦らされていた彼女には、空きっ腹に酒を叩きこむようによく効いた。肉竿に依存していくことが、実に心地よく感じられる。それが本当に正しいことなのか深く考えることもできないまま、ずぶずぶと泥沼にはまっていく。
「んぅう――……」
 恨めしげな声が、喉から漏れる。撫で肩が蠢いていた。腕を動かそうとして、アームバインダーに戒められている。
 男に傅いて悦ばせるのは実に心地よかったが、一つ困ったことがあった。腹の奥が疼いて疼いて、仕方なくなるのだ。しょうがないので自ら鎮めようとしたのだが、緊縛されている状態では無理な話だった。
 だが、救いは与えられる。
「ほれ、巧くやれば、ご褒美をくれてやるからなぁ」
「んふぅッ、ンッ! ぢゅるッ、んぅう」
 相手がしゃぶっていようと何だろうと、ホフゴブリンが愛撫を止めるはずもない。埋もれた乳首をこりこりと弄くられ、淫裂や菊穴に指を抜き差しされる。淫核が親指で弾かれ、電気的な刺激が全身を駆け巡る。
 身体の奥から、蜜が留処なくあふれ出す。膣愛撫されるたびに、じゅぷっ、ぐちゅっとはしたない音を立てている。掻き回された愛液が、膣口近くで泡になっている。
「おほッ、いいぞ、いいぞ、オイそいつもっと感じさせろ、喘ぎ声がいい感じにチンポに響くんだよッ」
「ンッ、ふッ! んぅ! ぢゅるッ、んぅ、んぅうッ」
 快感に弱くなった彼女のことであるから、そのようにされて、喘ぐことを抑えられるはずもない。喉の奥からあがるくぐもった声は、ホフゴブリンにも好評であるようだった。責めの手はより激しくなり、あがる切なげな声が、口内の肉棒を悦ばせていく。
「オッオッオッ、やっべ、小悪魔ちゃん、そろそろ射精るぞ、こっち咥えろこっち」
「ぢゅるッ、んふッ、んぅ、分かりました、どうぞ射精してくださっていいですよぉ、ぢゅぷっ、私にごはん、くださいな、ぢゅるるッ」
「っとぉ、こっちも射精すぞオイ、喉あけろオラ、全部飲み干せよオイッ」
 そうこうしている内に、男達が限界を迎える。二人とも瞳を蕩かせ、とても素敵なことだと言わんばかりの表情で、彼らの射精を待ち受ける。
 ほんの少し前であったなら、顔をしかめていたことだろう。しかし今は、期待が胸を満たしている。小悪魔が強くなったのは、彼らの濃厚きわまる――つまり良質な魔力を含む――精を一日に何十発と受け止めてきたからだ。そんなものを、今の疼く身体で受け止めたら、一体どうなってしまうことだろう?
「オッ、オッオッオッ、おおおおッ――!」
「ホレ射精すぞ雌豚、受け止めろ、ォオッ!」
「んはぁッ、お精子ッ、きたあっ」
「んグゥッ!?」
 先に始めていたほうが、最初に限界を迎える。当たり前のことだった。夏場の犬のように大きく口を開いた小悪魔めがけ、白いものが迸る。口だけでなく、彼女の額、目蓋、頬、唇と、顔面を余すところなく汚していく。美貌が白濁によって台無しにされていくが、同時に、彼女を例えようもなく淫らに、美しく飾り立てていくようでもあった。穢される快感によって絶頂を迎えたのか、彼女もまた、おっ勃てた自らのモノから、びゅるびゅると白いモノを放って床を汚している。
 一方のパチュリーだが、使い魔が汚されていく様を気にする余裕など全くなかった。ホフゴブリンは最後の最後で、自らに尽くしていた女の頭を、ぐいっと思い切り引っ張っていた。結果、喉奥を亀頭が、思い切り突くことになる。
 痛みは、さほど感じなかった。痛いと思うよりも先に、エクスタシーが全身を満たした。喉を埋め尽くすと同時に、肉棒が容赦なく射精を始めたのだ。肉幹が根元から先端にかけて膨れ上がるのを感じた。膨らみが鈴口に至るのと同時に、熱いものが思い切り解き放たれていく。
 どぼどぼと、熱く粘っこいものが食道めがけて注ぎ込まれていく。と同時に、今までとすら比較にならない雄臭が口内を、肺を、脳味噌を満たしていく。これが男の射精、これが本物の精液か。小悪魔のそれとは、まるで比較にならなかった。女を蹂躙し、屈服させるためのものだと、本能で理解する。抗えるはずもない。ただただ射精されるための穴として、彼が満足するまで付き合うしかない。
「っはぁ、射精た射精た」
「ッ……ぶはッ! げほッ、げほッ!」
 ホフゴブリンが食道に種を植え付け、余韻を味わって竿を引き抜くまでの数十秒間、呼吸すらもままならなかった。竿が口腔から引き抜かれるなり、激しく咳き込む。肉棒は粘液にまみれ、ぬらぬらと輝いている。
「ダメじゃないですかパチュリー様。精液はちゃぁんと味わって、射精してもらったあとはちゃんとお礼を言うものですよ? っていっても、初めてじゃしょうがないですよね、ほら、んふぅッ」
「げほッ、んぐぅッ!? ぢゅ、ぐっ、んむぅうッ」
 咽せるところに、唇を奪われる。小悪魔だった。白濁まみれの顔が、眼前にあった。悪戯な目を向けてくる。口腔に、何かが流し込まれる。唾液ではない。混じってはいるだろうが、もっと粘っこく、そして酷い悪臭――だというのに素敵に思える香り――を放っている。間違いなく、先ほど放たれたばかりのスペルマだった。
 お裾分けするので、今度はちゃんと味わってくださいねと、目は語っていた。無理矢理にでも味わわせますよというように、舌を絡ませて、白濁を塗り込んでくる。
 味蕾で味わう精液の味は、苦く、臭みも強く、間違っても美味だとは思えない。だというのに、飢えた肉体には、最高の甘露に思われた。
「ぢゅるっ、んふ、ッ、んぷぅ、んっ」
「ちゅく、んむぅッ、んぅ、ンッ、ふ」
 気づけば、自ら舌を絡ませ、彼女の口に吸い付いていた。もっとこの美味なる粘液がほしいというように。さながら、親鳥に餌を与えられる雛鳥だ。
 小悪魔はパチュリーの豊満な身体に自らの肉体を絡ませる。乳房同士がふれあい、むにゅん、むにゅんと自在に形を変える様は、極めて卑猥だ。乳首が擦れ、ぴりぴりとした快感を与えてくる。下腹に、小悪魔のモノが押しつけられる。つい今し方射精したはずだというのに、全く萎えていない。この程度で淫魔の欲望が鎮められるはずもないのだ。熱く硬い感触は、ほんの十数分前なら顔をしかめていたものだろうが、今は好ましく思えた。
「お二人さんよ、レズりあうのはいいんだけどよ、こっちのことを忘れてもらっちゃ困るんだよ」
「んぅ――ぷはっ、それはどうも、失礼しました。パチュリー様、そういうことですから、ごめんなさい」
「あ……」
 唇が、小悪魔の身体が離れてしまう。とても惜しい気持ちになり、眉が下がる。
「そんな顔しないでくださいよ。代わりに、もっといいものを見せてあげますから」
「そうだぜ、へへッ、お前は間違いなく気に入るだろうし、自分もヤりたいと思うだろうなぁ。ま、口寂しいってんなら、コレでもしゃぶってな」
 口元に、また新たなペニスが突きつけられる。自分がしてきたことのとんでもなさを、彼女はようやく自覚する。けれども、もう止められない。疼きは、本物の精液を味わったことで、火が付いて止められなくなってしまっていた。
「あむんぅ、んふッ、ぢゅる――んむっ、んぅッ、ぢゅるるっ……」
 大口を開いて咥えこみ、奉仕する様は、先ほどの小悪魔そっくりだった。頬を窄め、音を立てて肉棒に吸い付いていく。瞳は蕩け、幸せだと語っている。
「おお、イイねぇ、そのチンポ大好きだって顔、お前に最ッ高に似合ってるぜ。まぁでも、ソレに夢中にばっかなってないでよ、あっちもちゃんと見とけよな」
「んぅッ……?」
 言われ、小悪魔のほうに目をやる。そういえば、もっといいものを見せてあげる、などと言っていたろうか。けれども、こうして竿をしゃぶること以上に、素敵なことなどあるだろうか。
 疑問は、すぐに氷解した。彼女は仰向けになって、床に寝転がっていた。顔は見えない。大きく広げられた脚の間、守られることもなく剥き出しの秘部と、黒のサイハイブーツに覆われたふくらはぎから下だけが窺える。
 何故かといえば、ホフゴブリンが彼女に覆い被さって、視界を遮っているからだ。股ぐらのモノは反り返り、重力に従ってぶらぶらとぶら下がっている。彼はその先端を、小悪魔の秘唇に押し当てていた。
「あんッ……」
 今までですら聞いたことのない、艶やかで淫らな声が聞こえた。顔は見えずとも、声色で今の彼女の表情を想像することは難しくなかった。きっと、女としての幸福に蕩けきった、雌の顔になっているのだろう。
「はやくッ、はやくぅ、おちんちんブチ込んで、私のこと滅茶苦茶にしてくださいよぅ」
 媚びるような駄々が聞こえる。己の言葉が何の裏もないものであるということを証拠づけるように、秘唇はヒクヒクと蠢いて、しきりに涎を垂らしまくっていた。
 間違いない。二人は今から、セックスをするのだ。
「まぁそう焦るなって。一にの三でいくぞ? 一、ほれにィッ!」
「アッ、――あっはぁああああッ!」
 カウントは正しく行われなかった。二つ目で、ホフゴブリンは思い切り腰を落とした。綻んでいた肉貝を、ペニスが思い切り割り開く。どちゅッ! と、沼地に杭を打つような音が響いた。一瞬遅れて、耳をつんざくような小悪魔の声が室内に響いた。
「オッ、ホォ! まったくなんつうマンコだよ、うねってチンポに絡みついて締め付けて、全力でザーメン搾り取ろうとしてきやがる、ホレ! そんなにいいのか、ア!?」
「あはぁッ! いいですッ、おちんちんすごいッ、おチンポいいぃッ! あはッ、ああぁんッ!」
 間髪を入れず、ホフゴブリンはピストンを開始する。どちゅっどちゅっと、重たい音が響く。腰と腰が激しく打ち付けられ、乾いた破裂音が響く。肉竿が激しく出入りし、秘貝を蹂躙している。彼女の淫裂は大きく口を開き、蜜をしぶかせながら、肉棒をしゃぶりたてている。
「あっはぁッ、ああぁッ、はひぃ! あくッ、あはぁんッ、いいっ、いいッ、あはぁああッ!」
 ホフゴブリンの見苦しい身体が邪魔で、小悪魔の顔はこちらからは窺えない。だが、もちろん声は聞こえる。獣が交尾しているような、けたたましい喘ぎが。
 理解が及ばなかった。一体、どうなっている? 彼女も雑種とはいえサキュバスの端くれ、性豪と呼べる程度には場慣れしているはずだ。なのにどうして、こうも余裕を無くして、乱れさせられている?
 一つ、仮説を立てた。きっと、そんなことは関係がないのだ。女である以上、セックスを始めれば、誰でもこうなってしまうのだ。快楽に狂い、悶え、ただ男を悦ばせるための穴に成り果てるしかないのだ。
 だって、考えてもみるがいい。ああも張り出した肉傘に、湾曲したフォルム。女の最大の弱点、ヴァギナをほじくるのに特化しているようではないか。咥えているだけでも大好きになってしまうようなものなのだから、膣穴に入れられたりした日には、どうにかなってしまってもおかしくない。
 なんとも、恐ろしい推測だった。けれどもパチュリーの喉は、知らず知らずの内に鳴っていた。もしあれが、自分だったら――と、考えずにはいられなかった。
「おいおいパチュリー様よ、見とれるのはいいんだけどよ、お口が留守になってっと、俺が困っちゃうんだけどよォ?」
「ンッ、ふ、ぢゅるっ、んぅう」
 声を掛けられ、慌てて口奉仕を再開する。心理的抵抗など最早蕩けていた。しかし、どうにも集中できなかった。これ以上なく素敵な行為だと思っていたというのに。当然だ。「これ以上」が存在していたということを、目の前の行為から知ってしまったのだから。
「んぅっ、ンッ、くふッ、んぅうッ、んぅうう」
 くぷくぷと口腔奉仕を続ける間にも、愛撫は続いて彼女を責め立てる。堪えられないほどの快楽だったはずなのに、今となってはかつての鮮烈さを失ってしまっている。
「んぅ、……ンッ、ぢゅる、んぅう」
 指に膣穴を掻き回される。びりびりした快感が脳を巡るが、物足りない。人差し指・中指・薬指を駆使した巧みな責めであるといっても、所詮は指によるものでしかないのだ。女穴をほじくり返すためのモノで抉られるのに比べたら、屁のようなものだ。
 穿たれたい。
 抵抗しようとしていたのも忘れ、そんな願いを抱いていた。だが、口に出すことははばかられた。セックスは、間違いなくとてつもない快感を己にもたらすだろう。味わったが最後、一発で中毒になって、彼らの奴隷に堕ちてしまうだろう。そうなるわけにはいかない。パチュリー・ノーレッジであることを手放すわけにはいかないのだ。
 欲しいものを欲しいと口に出せば手に入るのに、そうすることができない――もどかしかった。だが不意に、彼女は天恵を得た。
 肉棒から口を離す。そして、言う。
「私も、貴方たちに、協力するわ……」
 蚊の鳴くような声だった。だが、ホフゴブリン達は、一斉にこちらを振り返った。
「だから、小悪魔と同じことを、してほしいのだけど」
 言ってしまった。けれども、しょうがないのだ。身体の疼きを抑えることなど、もうできるはずがなかった。
 それに、合理的に考えてみるがいい。とっくの昔に詰んでいるのだ。なにせ連中にはタイムリミットがない。こっちが堕ちるまで、ずっと同じことを繰り返せばいいだけなのだから。ああ、今回は堪えられたとしよう。だが次回は? その次は? さらに次は? 今大丈夫であることと、ずっと大丈夫であることは異なる。どうせいつかは、堕とされてしまうだろう。
 だったら今のうちだ。早い内に、奴隷としてでなく、小悪魔のような「協力者」として、少しでもましな立場を確立するしかない。パチュリー・ノーレッジであり続けるためには。
 何より、奴隷だろうが協力者だろうが、得られるものは変わらないのだから。
「だってよ、小悪魔ちゃん。どうする? ちょっと待ってもらう?」
「んぅう……いいところだったのに。でも、しょうがないですね。パチュリー様に私たちを手伝ってもらうためのことですから、そっち優先です。……後でいっぱい、ずこずこお願いしますね?」
 目の前で繰り広げられていたセックスは、こちらの宣言と共に中断されていた。小悪魔の上からホフゴブリンが退く。
 起き上がってきた彼女は、頬を紅潮させ、息を乱れさせていた。額が髪に張り付いている。先ほどまで男根を咥え込んでいた膣穴は、そりゃないよと言わんばかりにひくついている。悪いことをしてしまったかと、申し訳ない気持ちになる。
「ようやく決心してくださったんですね! パチュリー様ならそうしてくれると、信じていましたよ」
 拍手をしてくる。エナメルグローブを嵌めているので、音は乾いていた。
「セックスが、したかっただけだわ。お前達の考えに共感したわけではないから」
「ええ、ええ。最初はそれでいいと思いますよ。じっくり、この生活の素晴らしさを知っていきましょうね。だけどパチュリー様、このままでは仲間になれません。通過儀礼を、こなしませんと」
 ホフゴブリンが近づいてくる。指が摘まんでいるのは、硬質な金属細工――ピアスだった。
 そうだったと、小悪魔の身体を見やる。冷ややかな輝きが、乳首を、クリトリスを飾っている。女を玩具にするような、趣味の悪い装飾。こいつらの仲間になるために、彼女が強制されたものだった。
「ヒヒッ、お前のデカチチなら、コイツが似合うだろ」
 呟く彼が摘まむピアスには、小型のカウベルがぶら下がっている。軽く揺らすと、からん、からんと音を立てた。
「……本当に、着けないとだめなの?」
「ええ、もちろんです。ゆくゆくは館の皆さんにそれぞれ着けていただくつもりだそうですよ」
 パチュリーは口調こそ躊躇っていたが、内心、ぞくぞくとしたものを覚えている。魔道具にも精通する彼女のことだから、当然、カウベルに付与された術も鑑定できている。性感と性欲の増強だ。媚薬漬けの状態であんなものを着けられたら、どうなってしまうことだろう。
「分かってると思うけどよ、動くなよ、ズレると大変だからな」
「ッん――」
「動くなっての」
 乳輪を拡げられ、埋もれていた乳首が外に露出される。狙いを定めるために摘まんでくる。神経の集中するところであるので、少し触れられただけでも刺激が走った。
「ッ、いッ、ァ、ッうぅ!」
 針が押し当てられ、ぷつん、と音がした。鋭い痛みに、顔が歪む。ズレると大変だということは言われずとも分かっていたので、どうにか奥歯を噛みしめて堪える。
 ピアスが通される。即座に小悪魔が回復魔法をかけ、傷口を塞ぐ。後に残ったのは、これまでに無かった装飾を施され、生まれ変わった彼女の左乳房だった。
「ッは、あ、ンッ」
 身じろぎする。外気に触れることがほとんどなかったので、乳首がくすぐったくてしょうがない。回復魔法は副作用として掻痒感をもたらすので、なおさらだ。弄くりたかったが、アームバインダーが邪魔だった。
「小悪魔、この枷、外してくれないかしら。……ほら、協力者の身体を束縛しているっていうのは、どうかと思わない?」
「ええ? パチュリー様、オナニーするつもりだったでしょう? まだダメですってば。終わったら外してあげますから、それまでは我慢しててください」
「仲が良いのはいいことだけどよ、次は右だぜ」
 恨めしく思い睨み付けるが、どこ吹く風だった。右乳首を露出され、針が押し当てられる。先ほど味わったので、いくらか心の準備が出来ている。唇を強く噛み、今度も堪えた。ピアスが通され、血が滲む。回復魔法が傷口を綺麗に塞ぐ。
「よっし、上は完成だな。便利なもんだねぇ、魔法ってのはよ」
「ええ、便利ですよ。皆さんも覚えてみては?」
「遠慮しとくよ。出来る気がしねぇし、俺らにはコイツがありゃ足りるからよ」
 彼の言うとおりだと、パチュリーも頷く。種族としては貧弱極まるホフゴブリンでは、学んだところで大したことはできまい――それに、彼が「コイツ」といって自らの股ぐらを指さした通り、あの女狂わせの凶器があれば、大抵のことはゴリ押せてしまうだろう。自分に対してしたように。
「よっし、次は下だ。脚開け、脚」
「あ、痛いんで覚悟してくださいね?」
「言わなくていいわ、そういうのは。分かってるから」
 両脚を開かれる。通過儀礼というのは、あれで終わりではない。小悪魔がしたようにするのであれば、淫核にもまた針を通す必要があった。
「お前のは小悪魔ちゃんのよりデケぇからな、やりやすくて助かるよ。もうこんなに勃起してやがるしな」
「ッ、あ! はっ、ちょっと、弄らなくてもッ、いいでしょうッ」
「まぁそう言うなって」
「んぅうッ」
 彼の言葉の通り、パチュリーの淫核はぷっくりと膨れており、普通よりも二回り程度のサイズがある。軽く摘まむようにされただけで、身体が跳ねるほどの快感が走る。
 これほど敏感なところにピアスを施すのだから、覚悟を決める必要がある。正直、全く気が進まない。だからといって、やめることはできない。もうセックスしなければ、色欲で狂ってしまいそうだったのだから。
「動くなよ……っと」
「ッ、ア、ッ、ヒィッ、ッぅうううううッ!」
 ぶつんと、音がしたのを感じた。脂汗が噴き出し、身体が跳ねる。他のゴブリンたちがすぐさま抑えつける。
「はい、パチュリー様、終わりましたよ。よく頑張りましたね」
「ッ、……はぁッ、はぁ」
 丸一日労働した後のようなしんどさがあった。回復魔法のおかげで痛みが後をひくことはないが、あの一瞬はもう味わいたくない。これで失敗したと言われたら、こいつら全員ぶっ飛ばしているところだ。
「お疲れのところ申し訳ないですけど、最後にもういっこ、してもらわないといけないことがありまして」
「それでしょう? 分かってるわよ。やりなさい、抵抗しないから」
 それ、というのは、小悪魔の胸元にある、紋様のことだった。かつて何人もの娘を拉致しては性奴隷に仕立て上げたという狂魔術師の術だ。忌むべきものだと、数十分程前は思っていたのだが、もうどうでもよかった。身体に三つも穴を開けておいて、今更忌むべきもくそもあったものではない。
「では、失礼して」
 頬に、手がかざされる。小悪魔から魔力が流れ込むのを感じる。建物の隙間を雑草が縫うように、魂にまで届く。パチュリー・ノーレッジを、変質させようとしているのが分かる。
 人格を全て破壊するようなものではなく、ただ価値観を少しばかり変えて、性欲を強めるものだ。ただし、一度受け入れてしまったが最後、取り返しはつかない。だが、それが何だというのだろう。協力すると口にしてしまった時点で、もう取り返しはつかないのだ。全くもって、今更という以外になかった。最後まで、術に身を委ねた。
「これでおしまいです。さ、パチュリー様。生まれ変わったご自分の姿、ご覧になってくださいな」
 首輪の鎖が外される。部屋の隅の姿見にまで連れて行かれる。久方ぶりに歩いた気がした。
 己の姿が映る。両乳房には、重たげなベルがぶら下がっている。呼吸の僅かな動きでも、からん、からんと小さく音が鳴る。歩いたりすればなおさらだった。乳輪に埋もれていた先端は、ピアスが妨げとなることで、もはや肉に埋もれることはない。カウベルは存外にしっかりした作りで、重たさの分だけ、元々垂れ気味の乳肉がさらに垂れ下がっていた。
 淫核に嵌められたピアスは、小悪魔のものと同じデザインだ。ただしこちらは、使われている宝石がアメジストだった。髪色に合わせる目的があるのだろう。
 そして、自らの顔。紅潮した頬に、ハートを模した紋様が鈍く輝いている。入れ墨と同じで、二度と取ることはできない。コレを受け入れるくらい、コイツは淫らな女なのだと、主張しているかのようだった。
「……ねぇ、これ、もう少し目立たないところにできなかったの?」
「というと?」
「いや、これじゃ色々困るでしょ? 隠せないし。もっとこう、服とかで隠れるようなところにすればよかったじゃない。今更どうしようもないけど」
「ああ……なるほど。パチュリー様ったら。服なんて着るつもりでいたんですか?」
「あっ、くぁッ」
 いつの間にか、小悪魔がすぐ後ろに立っていた。腰から前に腕を回し、剥き出しの秘部をなぞり上げてくる。ほんの僅かな刺激だというのに、身体がぞくぞくと震える。通過儀礼で得た、諸々のものの影響だ。
「彼らに協力するってことは、毎日朝から晩までセックス漬けってことですよ? 服を着る機会なんてあるわけないじゃないですか。それこそ、こういうやらしい格好が、これからの私たちにはぴったりなんです。……だから、どこに術を施そうが、変わらないと思いません? むしろ目立つところのほうが、こういう女ですって伝わって、いいと思うんですよね」
「ッ、あ、はっ、あぁ」
 とんでもない話だったが、反論はできなかった。通過儀礼を経て生まれ変わった乳房を、淫核を、軽く弄んでくる。それだけで、今までの愛撫と比較にならない、蕩けてしまいそうな快感を覚えていた。
 なにより、期待していた。朝から晩までセックス漬けという言葉に。セックスがしたいしたいと焦がれていた自分が、ばかみたいに思えてきた。簡単なことだったんじゃないか。一つ、彼らを受け入れてさえしまえば、願いは叶ったのだ。
「さ、パチュリー様」
 ぱちんと音がした。散々彼女を戒めてきた、アームバインダーが外されたのだ。一ヶ月間、両手が自由になったら、何をしようと思っていたのか。頭の中で何度、連中を焼いたり凍らせたりしてきたことか。実行に移すならまさに今だが、もちろん、しない。
 代わりに、小悪魔の身体に手を伸ばす。下半身から伸びるモノに指を絡め、ゆっくりと扱き始める。
「あはぁっ、ンッ、は、くぅッ、んぅう、あぁ、ゆびッ、すべすべで、気持ちいいです」
 鼻がかった甘い声を漏らして、彼女は腰をくねらせる。お返しだと言うように、秘裂の浅くに指を抜き差ししてくる。これもまた、施した装飾品のおかげで、今まで以上の快感をもたらしてくれる。
 それにしても、小悪魔の気持ちよさそうなこと。男根を弄くられる彼女の顔は、まさに至福と言わんばかりだった。うらやましさを覚える。ばかな魔法だと嘲笑ったが、ああも人を幸せにできるのであれば、案外素晴らしいものだったのかもしれない。
 ――自分も、幸せになれるだろうか。
 どういう原理のどういう術かは、頭の中に残っている。いかに興味がなかろうと、魔法である限りは、頭の中にちゃんと残されている。記憶の書庫から引っ張り出して――一ヶ月でずいぶん知性も腐ったように思っていたが、意外と覚えているものだ――式を組み立てる。股ぐらにくすぐったさを覚え、詠唱する声が上ずる。唱え終えたころには、立派なモノが己の股間を飾っていた。
「あは、パチュリー様もコレの良さが分かってきたんですね」
「ひッ!?」
 身体が跳ねる。小悪魔の指が、屹立の先端に触れていた。たったそれだけだというのに、走った刺激は極めて大きかった。
「ちょ、っと待って、小悪魔。心の準ッ、ああアアッ!?」
 待ちませんと言わんばかりに、指は竿に絡められ、扱き始める。ずいぶん優しい、ゆっくりとした手つきだった。それでもパチュリーにとっては、目の裏がちかちかするほどの快感に感じられた。なにせ、男根を弄くられるなど、全く初めての経験だったのだ。
「ふふ、サキュバス混じりの私の前でおちんちん生やしちゃうなんて、ちょっと油断が過ぎるんじゃないですかぁ? それとも、こうやって弄くり回されたかったんですか?」
 耳元で何事か流し込まれているが、聞いている余裕はない。未知の感覚を受け止めるのでいっぱいいっぱいだった。男というのは、こんなものと付き合って毎日生きているというのか。女を抱くことしか考えていないような生き物になるのも当然だった。
「お二人さんよぉ、仲睦まじいのはいいんだけどよ、俺らのことを忘れてもらっちゃこまるんだよなァ」
 ホフゴブリンが間に入り、行為を止めさせる。小悪魔は不服げであったが、正直、助かった。あのまま続けていて、うっかり射精するところまでいこうものなら、おかしくなってしまっていただろう。
 しかし、状況は彼女にとってより悪く、あるいはよくなっていくばかりだ。
「オラ、魔女様よ。約束通り、たっぷりハメ倒してやる。覚悟しろや」
「えっ……」
 先ほどまで、待ち望んでいたことだ。瞳を蕩かせて歓喜してもよい話だったが、彼女は絶句する。
 ハメ倒す? こんな状態で?
 彼女は認識を改めていた。どうも自分は、セックスというものを甘く見ていた節がある。今肉棒をねじ込まれたりしたら、もう二度と戻ってこれなくなってしまいそうだ。
 喉が鳴る。一つは戦慄によるものだった。そしてもう一つは、期待によるものだった。淫紋とピアスとで増強された彼女の性欲は、あろうことか壊れてしまいそうな快楽を前にして、欲しいと感じさせていたのだ。
「オラ、二人揃って四つん這いになってケツ向けろ。お前らにゃそれがお似合いだよ」
「あはっ、さっきの続きするんですね、どうぞ、私のおマンコをほじくって、いっぱい種付けしてください」
「――あぁっ……」
 押し倒される。乳房を飾る双つのベルが、からん、と音をたてた。手足は自由で、いくらでも抵抗できるが、もはやされるがままだ。自分はここで彼らとセックスし、壊れるほどの快感に飲み込まれる。それが良いことか悪いことかは判断できないが、とにかくそうなりたいという思いだけが、彼女の中で渦巻いていた。
「あはっ、きて、来てっ、はやくぅッ」
「アッ、は、あ、あ……」
 二匹のホフゴブリンが、それぞれの後ろに立つ。ぴとりと、陰唇に、猛々しい肉棒の先端が押し当てられる。
 思わず、息を呑む。下の口で感じる肉棒は、フェラチオしていたときとは比べものにならないほどの存在感を放っていた。
 やはり自分は、セックスを甘く見ていた。こんなものが入るというのか? 大丈夫なのか? こんなにも熱く、太く、硬く、雄々しく、逞しく、反り返ったものを入れられて、あまつさえ抜き差しされてしまったら、自分という存在が根底から覆されて、書き換えられてしまってもおかしくないのでは?
 一体どうして小悪魔は、ああも楽しそうにしていられるのか。あまつさえ、自ら秘部に手を伸ばして、挿入しやすいように秘貝を割り開きまでしている。心底ハッピーといった感じだった。もっとこう、セックスというのは、一大事であるように思えるのだが。
 彼女を見やる。そして理解する。彼女は既に、覆されて、書き換えられた後なのだ。女が一度肉棒を味わったが最後、何もかもを投げ出してソレに媚びることしかできなくなってしまう。そういうイベントを、彼女はとっくの昔に経験しているのだ。
 そして自分も、これから経験することになる。
「――あ、はっ、きて、おチンポ、つっこんで」
 パチュリーの表情が歪み、崩れた。それと同時に、彼女にとっての終わり、あるいは始まりが訪れる。
「そらお待ちかねのチンポだアバズレども、とくと味わいやがれ、オラッ!」
「あはッ、ちんぽ、おチンポきたぁあッ!」
「ッ――……ア、はッ、ああああああああああッ!」
 無慈悲な宣言の一瞬後、どちゅっ! と、沼地に杭を打つ音がふたつ響いた。二人の女の嬌声が、部屋中にこだました。
 子供の腕ほどもあろう太くえげつのないものが、膣肉を割り開き、一撃で、己の中を埋め尽くす。先端が肉穴の最も奥、子宮口を小突きあげる。容赦ない刺突だった。
 と同時に、意識を焼き尽くすような快感が、全身を駆け巡る。目の裏が白く光り、視界が弾ける。気持ちいいと感じる余裕すらないほどだった。彼女に出来ることといったら、割れんばかりに喉を震わせ、己が感じているものを主張することくらいだった。
「ホレホレ、挿入れただけじゃ終わんねぇぞオイ、こっからがセックスの始まりだっつうの!」
「ひぃッ、あはッ! ッくひ、あああッ、あくッ、アッ、ひぃ!」
「あぉッ! ひぃッ、ひっくッ、あひッ、あぁぁッ、あぉおッ!」
 間髪を入れず、抽送が開始される。どちゅどちゅと、容赦なく突き上げては引き、突き上げては引いてくる。そのたび、それぞれ嬌声を上げて、至高の快楽に身を震わせる。
 小悪魔の交尾する様を見て、うらやましいと感じていた。どれだけ気持ちよいのだろうと思いもしたし、想像もした。だが、甘かった。実際に味わうセックスは、そんな想像を遙かに上回っていた。膣穴を肉幹が擦り上げ、めくり返し、蹂躙して、躾けていく。己が根底から覆されてしまうのではないかと思っていたが、確かに覆されてしかるべき、鮮烈極まる経験だ。
「はへぇッ、あひッ、あぅぁッ、あぉッ、おおおッ」
「おっ、コイツ、突くたびに音がして面白ぇな、ホレッ! もっと鳴らしてみろよ!」
「あぁあああッ!」
 突き上げられるたび、放埒な乳房はぶるんぶるんとはしたなく揺れる。ぴっ、ぴっと、全身に浮かぶ汗が珠となって散る。当然、先端に取り付けられたベルも、からんっ、からんっと乾いた音を立てる。面白がったホフゴブリンが、しゃくり上げるようなストロークを突き出す。膣内の弱いところを擦られ、パチュリーはひたすら身もだえる。
「あっは、どうですかパチュリー様ぁ、それが私が、あはっ、パチュリー様にお伝えしたかったことですッ、素晴らしいでしょ、最高でしょぉッ!?」
「ホントうるせぇなお前は、黙ってハメられとけよ」
「あああッ!」
 小悪魔が何事か喚いている。やかましがったホフゴブリンが、彼女の尻に平手を叩き込む。ぱちぃんという音と共に、彼女は快感に背を逸らした。
 確かに、小悪魔の言うとおりだった。セックスというのは素晴らしく、最高のものだった。かたくなに拒否し続けた自分が、これ以上ない愚か者に思えてきた。何が知識と日陰の少女だ。セックスの悦びもしらないで知恵者を気取るんじゃない。恥ずかしい。
「ホレ何怠けてんだ、ただハメられてりゃいいってもんじゃねぇんだぞ、協力者気取るんだったらもっとケツ振ってチンポに媚びろよ使えねぇな雌豚がァッ」
「はひッ! ああッ、あくぅッ!」
「お、ケツが波打つ。すげーな」
 尻に鋭い痛みが走る。小悪魔が受けたのと同様に、スパンキングされたのだ。豊満極まる彼女の尻肉は、衝撃を波のようなシルエットとして浮かべる。面白がったホフゴブリンは、二度、三度と、馬に鞭を打つように、平手を繰り出していく。
 屈辱的な扱いをうけながらにして、パチュリーは求められるまま腰を振りたくっていた。これほどの快楽をもたらしてくれた相手の要求なのだから、従わずにはいられない。スパンキングの痛みも、ピアスや紋様が快楽として覚えさせていた。
「はぁッ、あは、アァッ、ああぁんッ」
「へっ、ハメられながらチンポぶらんぶらん揺らしやがって、先走りが漏れてんだよ、この変態女どもが」
 傍観していたホフゴブリンの言うとおり、二人の肉棒は、抽送されるのにあわせて前後にゆらゆらと揺れていた。鈴口からはカウパーが滲み、時折垂れて床を汚している。ふと、思いついたという表情を彼は浮かべる。
「そうだ、お前ら、さっき楽しそうなことしてやがったな。よし、互いのチンポを扱け」
「あぁッ――」
 ただでさえ性交の快楽に狂っているのに、このうえ男根を弄ばれろ? 正気の沙汰とは思えなかった。そんなことをすれば、本当にぶっ壊れてしまうだろう。――なんと、素敵なことか。
「はヒッ!?」
 何事も、こうやって考えを巡らせるのが、パチュリーの悪い癖だ。その間に、小悪魔が動いていた。淫魔の指が、竿に絡みつく。根元から先端にかけて、弧を描くような手つきで扱きあげてくる。思わず腰が浮く。
「あはぁッ、どうしたんですかパチュリー様、ダメじゃないですか、言われたことは、即ッ、実行、あぁんッ! そんなの、当たり前の、ことですよぉッ?」
「ひぁッ、あぁぁあッ、こ、のぉッ、ヒッ、は、アアッ!」
「あぁあんっ! あぁんッ、あぁッ、ゆびぃっ、パチュリーさまのてのひらあっ、あはっ、やわらかッ、あぁんッ!」
 お返しだと、彼女のモノに手を伸ばす。肉幹を掌で包み込み擦り立てながら、先端を指先でこねくり回す。小悪魔と技巧に差があるのは否めないが、なにせ一ヶ月間、散々相手してきたモノだ。扱いにも慣れたものだった。
「うわ、マジでヤりはじめやがったよ、とんでもねぇな、このチンポ女ども」
「へっ、チンポが気持ちいいのかもしんねぇけどよぉ、自分が女だってこと、思い出させてやろうかァッ!?」
「ひッ!? アッ、あはぁッ、すごっ、チンポでごりごりってッ、あひ、ああああッ!?」
「あはあぁッ! あぉッ、ぉあッ、ひぃッ、ひはあぁッ、あああ!?」
 そうこうしている間も、彼らは容赦をしない。ごつごつと、抉るようなピストンでもって、二つの膣穴を蹂躙する。じゅぼッ、ぐぼっと、汁気の多い音が鳴る。激しく肉棒を抜き差しされる膣口では、掻き回された愛液が泡立ち、飛沫をあげている。
「はあああッ、あううッ、あひッ、この、ッ、あぁッ、ひぃいいッ」
 ペニスで突かれ、ペニスを扱かれ、ペニスを扱いている。頭の中は肉棒のことでいっぱいだ。抽送のたびに淫らに狂った声があがり、からん、からんとベルが音を立てる。そのさまは、彼らが雌豚と表現するにふさわしいものだった。
 パチュリーの心は、至福に満ち満ちていた。これがセックス。性の喜びの頂点。これがきっと終着点だろう。これ以上に気持ちよいことなど、きっと存在しないに違いない――そんな予想は、あっさりと裏切られる。
「あっは、ぱちゅりーさまぁッ、んふッ、んぐッ、ぢゅるっ」
「んぐうぅッ!? ンッ、ふッ、んぅううッ」
 小悪魔が顔を近づけてくる。何事かと思う暇もなく、唇を奪われる。舌が口腔に入り込み、唾液を啜ってくる。歯茎や口壁を舐め回され、脳味噌の蕩けるような快感を押しつけられる。
 自分もセックスによって狂わされているだろうに、実に巧みな技術だった。あるいは、狂わされているからこそできることかもしれなかった。いずれにせよ、されるがままではいられなかった。この一ヶ月間たっぷりと磨かされた技術で、お返しをする。彼女の舌に動きを合わせて、こちらも舌を絡ませる。さながら、ペアでダンスを踊っているようなものだった。
「ぢゅるッ! んふッ、ぐぷッ、んふぅッ、んぢゅる、んぅう」
「ぢゅぷぅッ、んぅ、く、ぷ、んふッ、んぅう」
「なんだぁ? まーた突然レズりあい始めやがって、こうしてセックスしてやってんのによぉ、全く、妬けちまうね!」
 言いながらホフゴブリンは、容赦なく腰を繰り出してくる。それだけに留まらず、ゆさゆさと揺れていた乳房を揉みしだいてくる。覆い被さるように上体を倒し、汗の溜まった腋窩に舌を這わせてくる。それら全てが性感となって、パチュリーを、小悪魔を悶えさせる。
 そんな状態にありながら、彼女らはただされるがままにはならなかった。自ら腰を振り、男を悦ばせる。小悪魔は淫魔の血にふさわしい動きで、パチュリーは拙いながらも貪欲な動きで。さらに、互いに互いの男根を扱きあげる。先走りが指や掌に絡みつき、にちゃっ、にちゃっと音を立てている。
「へへへッ、いいじゃねぇか、おい顔こっち向けろ、ぶっかけてやるからよ」
 なにせホフゴブリンは両手両足を使っても足りないほどいる。二人の雌穴にありつけなかった者たちは、二人の痴態を肴に、己の一物を扱いていた。何人かが時折限界を迎えては、彼女らの身体に精を吐き出していた。熱心な接吻をする二人の唇へ肉棒を挟み込んでは、顔面に子種をぶちまける。どろどろとしたものが、頬や目蓋を汚していく。パチュリーの頬の紋様が、白濁を受けて鈍く輝く。
 彼らはそれだけで満足せず、肩や背中、腰に尻に足にと、およそ後背位の体勢でぶちまけられそうなところは全て、己の精で汚していく。中には、小悪魔が身につけているロンググローブや、サイハイブーツの内側に射精する輩までいた。
「んふぅうッ、んぅッ、ふぅッ、ふ、んぅううううっ」
「ふぅッ、んぢゅるっ、ぢゅぶ、ッ、ふぅ、うううッ」
 二人の鼻腔が、トリュフを求める豚のようにヒクつく。何発何十発という精液を放たれたことで、全身からスペルマの匂いが立ち上っている。その臭気を少しでも楽しもうとしているのだ。
 ふぅ、ふぅと鼻から息を吸うたびに、濃厚な精の香りが肺を満たす。胸の中を精液漬けにされているかのようだ。脳味噌にまで白濁が回ってきたかのような感覚に、二人はさらに興奮する。狂ったように腰を振り、互いの肉棒を扱き、唇を貪っていく。
「ヘッ、お似合いだぞお前ら。ホレ、そろそろぶちまけてやるぞ、マンコ締めろマンコォッ、ありがたく受け取りやがれド淫乱がよぉッ」
「こっちもだ、オラ魔女様改め雌豚よぉ、俺らの協力者就任記念に景気づけの一発ぶちまけてやっから、心の準備済ませとけよ、一生忘れねぇようになァッ!」
「んふぅうッ――」
 ぶちまける。
 何を、と無粋なことを聞く必要などない。燃え上がるようなセックスの最後に、何が待ち受けているべきかなど、こうして性交の快楽を思い知ったばかりのパチュリーですら、考えるまでもなく答えを導き出せる。
 膣内射精。
 それ以外にはあり得ないし、彼らもそれ以外は考えていないだろう。
 ではそれを前にして、女はどのように行動すべきか? 無論、媚びるのだ。全身全霊で。膣穴を締め付け、腰を淫らにくねらせ、私は貴方の子種をヴァギナで受け止めたいですと主張するのだ。
 二人とも、実に熱心だった。当たり前だ。自分たちは、彼らの協力者である。力を貸す者として、それくらいの誠意は、見せるのが当然というものではないか?
「オッ、すっげ、膣内射精期待してマジで締めてやがるッ、オオッ、射精る射精るッ」
「やっべ、なんだこのマンコ、絡みつきやがって、このッ、おっ、おっ、おおおおっ」
 狂ったようにスペルマを求める有様であったから、男達が限界を迎えるのに、さほど時間はかからなかった。そして、その瞬間は訪れる。
「オッ、射精る、射精る、射精る、ッ、お、ぉおおッ、おおおおおおおッ――!」
「射精るぞ射精るぞ射精るぞ、子宮開いて受け止めろや雌豚ッ、おおおおおッ!」
「んぐうぅううッ、んんぅッ、ぶはっ、あはっ、くる、お精子くるッ、ざーめんくるぅうッ、あはっ、あぁああああああッ!」
「んぐっ、ぢゅるッ、んぅう、ぷはあ、ああッ、イく、イく、イく、おマンコっ、おチンポ、ああああッ、あああああーッ!」
 ばしぃんと、平手を叩き込まれたときよりも強烈な破裂音が響いた。尻肉と下腹とが、文字通り密着していた。今まで以上に強烈な刺突だった。肉棒は雌肉を思い切り割り開き、めくり返し、亀頭が撞木のように子宮口を突き上げた。
 そのまま、離れない。子をなすための聖域への入口に、鈴口がぴったりと触れ、むぢゅううううう、と熱烈な接吻をする。彼らの会陰が収縮する。睾丸から輸精管を通り、白濁が尿道に侵入する。肉幹が根元から膨れ上がり、先端へと伝わる。そしてとうとう、欲望が解き放たれた。
 どぶん、どぶんと、腹の奥に衝撃を感じる。射精されている。無数の精子が、最も大切なところに放たれては、卵子を蹂躙すべく泳ぎ回り始める。子宮内壁の細胞一つ一つまで己を刻み込むと言わんばかりに鞭毛を蠢かしていく。
 ホフゴブリンの濃厚かつ多量の精を受け止めるには、それでも足りない。膣内にまで、白濁は溢れていく。膣襞の隅々にいたるまで、白濁がたっぷりとしみこんでいく。コイツの所有者は俺なのだといわんばかりに、己の臭気を刻み込んでいく。
 肉棒を挿入れられた瞬間に、意識が灼けるようだと感じた。嘘だった。この鮮烈な感覚に比べれば、あくびが出てしまうようなものだった。
 小悪魔が自分に何を伝えたかったのか、ようやく理解した。これだ。気が狂うほどのセックスの前に屈服させられた後に待ち受ける、最後の瞬間だ。ピアスを通すのが、淫紋を刻むのが通過儀礼? ご冗談を。これこそ、まさしく通過儀礼ではないか。女としての己に別れを告げ雌に成り果てるためのイニシエーションだ。
 そんなものを受けて、二匹の雌が絶頂しないでいられるはずもなかった。がっちりと繋がっていた唇は離れ、生誕の悦びを歌い上げる。背はバイオリンの弓のごとく反り、全身が痙攣する。乳房のカウベルが、からんからんからんと、何のくじに当選したのかというほどに鳴り響く。膣穴は、祝砲だとでもいうように、濃厚な雌汁をぶしぃっと噴き出した。
 極まった二人の快楽は、全身を駆け巡って最も敏感な箇所のひとつへ向かう。すなわち、ペニスに。びゅくり、びゅくりと、濃い濁液が吐き出される。受け止められることもなく、惨めに床にぶちまけられる。だが己の子種の行く末など、気にしている場合ではなかった。雌としての絶頂と、雄としての絶頂、二種類を同時に味わっている最中に、それ以外のことを気にしている場合ではなかった。
「ッ、はぁ。あー、射精た射精た」
 狂ったように射精したがるわりに、目的を達成した後の男というものは、実にあっさりとしたものだ。満足げな溜息をつくと、二人して目の前の雌から肉棒を引き抜く。媚肉は離れたくないのだというように最後まで吸い付き、栓の抜けるような音をたてた。
「はひッ、はへッ……あひぇっ、ひぃ、ひへっ……」
「あへっ、ひぃい……おちんぽぉ、おまんこぉ……」
 対する雌のほうは、酷い有様だった。全身白濁にまみれ、収まらなかった子種を、緩みきった膣口からだらだらと垂れ流している。生やした竿はぴくぴくと震え、ときおり絶頂の残滓を零している。瞳は虚ろであらぬ方を向き、口は笑みに似た奇妙な形でひくついている。
「あーあー、酷い有様だな。オイコラチンポ女が、寝てんじゃねぇぞ」
「んひぃッ!」
「あッひ!?」
 無防備にさらけ出された竿に、足が乗せられる。ぐっと体重を掛けられ、二人とも覚醒した。達したばかりの敏感な魔羅をそのように扱われては、炬燵の猫も飛び起きるというものだ。
「まだ仕事があるだろうが。お前らが汚したチンポ、どう落とし前つけてくれんだ?」
 目の前に、肉棒が差し出される。先ほどまで、己を穿ち耕していた肉棒だ。今は半萎えの状態で、白濁と愛液とにまみれてどろどろになっている。見る影もないとはこのことだった。
 お掃除を、しなくては。
「あはぁッ……んむッ、ぢゅるぅ」
「んむっ、ぢゅぷっ、んぅう」
「そうそう、それでいいんだっつの。どうだよ、互いのマンコにぶち込まれたチンポは。美味いだろうが?」
 こくこくと頷いた。乳房のベルが音を立てる。小悪魔の体液とホフゴブリンの体液がミックスされて、美味であるはずもないのだが、疲れた身体にこれ以上なく効くように感じられた。向こうも同じように感じているらしく、頷いているのが見えた。
「んふぅ、ぢゅるっ、んむぅ」
 美味であり、もっと味わいたいのだが、自制する。射精したあとのペニスが敏感であることは、先ほど踏まれてよく分かった。清めることが目的なのだから、自分の欲望よりも、労ることを重視しなければならない。優しく舌を這わせて、表面を覆う粘液をこそげとっていく。喉を鳴らし、飲み下していく。
「ぷはぁっ……」
 やがて、どちらからともなく口を離した。どろどろに汚れていた二本の肉棒は、本来の姿を取り戻し、雄々しく反り立っていた。今すぐにでも、女を貫けそうなほどに――貫いて欲しい。
「あはぁっ」
 二人して脚を拡げ、秘貝を割り開く。先ほど射精された子種が、とろりとあふれ出る。勿体ないと舐めとりながら、腰をくねらせて、彼らを誘う。
「まぁ待てや。他にもチンポは何本でもあるんだからよ。順番通りにそっちからやるべきだろうが。……それに、その前に、もう一個やることがあんだろ」
「何、かしら?」
 他にもチンポはある、順番通り。それは、彼ら全員とセックスすることになるということを意味している。とても素敵なことだった。
 そして、その前にしなくてはならないこと。何かと思い、彼の指さす先を見る。ぷるんとした白濁が、床に溜まっていた。先ほど二人が絶頂した際、吐き出されたものだった。
「お前らが考えなしにぶちまけるからよぉ、床が汚れっちまっただろうが、お前らは猿かよこのチンポ女どもが。考えてもみろ、この館は最終的に俺らのもんになるんだぞ? 今から汚してんじゃねぇっつの。分かったらまず掃除しろ、掃除」
 下卑た、相手を見下しきった顔で、ホフゴブリンはこちらを見つめている。
 小悪魔と、顔を見合わせた。あっけにとられたというよりも、確認のためだった。彼らが何を求めているか、正しく答えを導けているか。どうやら、正しいようだった。
「そうね、その通りだわ。貴方たちに力を貸す立場として、館を汚してしまうのは、いけないことね……」
「おっしゃるとおり、掃除させていただきますね……私たちの、お口で」
 床に這いつくばる。舌を伸ばし、己の濁液を舐め取っていく。舌を刺すような苦みと、臭み。だが、このように屈辱的なことをさせられているということも含めて、やはり素晴らしいものに感じられる。
「ぢゅるっ、れる、んふっ、んぅッ、れるぅ、んっ」
「れろっ、んちゅう、んふっ、おいし、っ、んぅう」
 舐めとりながら、ついへこへこと腰を振る。いつの間にかふたたび勃起していた一物を、床に擦りつける。硬い感触が心地よい。
「っは! こいつらマジでやりはじめやがったぜ、まともな頭なんか残っちゃいねぇな!」
「上等だよこのド変態どもが。時間もねぇからよォ、ソレ舐めながら、ハメられとけや」
「あはっ……」
 四つん這いで床を舐める二人の後ろに、またホフゴブリンが立つ。先ほどとは異なる者だ。期待に、腰をくねらせる。応じるように、秘貝が開かれ、肉棒が押し当てられる。
「アッ――は、ああぁ、おチンポ、あはぁあンッ!」
「んひっ、チンポ、きたッ、でかいのッ、ア、は!」
 たまらないという声をあげて、抽送を受け止める。ピストンを受け、よがり狂い、己の竿を扱き立てる。
 やはり小悪魔は、真実を口にしていた。彼らに協力することは、これ以上ない幸せだった。
 この幸せは、独り占めしてはいけない。友人達にも、お裾分けしてあげなくては。そんな善意百パーセントのアイデアを思いついたのを最後に、パチュリーの思考は性交の悦びに埋め尽くされていった。
美鈴のやつhttp://easy2life.sakura.ne.jp/yotogi2/index.php/49/1516544555
咲夜のやつhttp://easy2life.sakura.ne.jp/yotogi2/index.php/49/1517231320

レミリア編に続く

>>1
いつも(たぶん同一の方ですよね)長文のコメントありがとうございます。毎回読ませていただいてます
その二つは誤字脱字でなく意図したものですのでこのままにしておきます
喚く狂人
http://twitter.com/wamekukyouzin
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
肉棒、肉棒、肉棒!醜悪な野郎が屹立させる凶悪チンポも、スタイル抜群の美女が滾らせる長大チンポもどっちもエロくて大好きでっせ!
水の代わりにはなり得ないだろう特濃精液を流し込まれてむ噎せかえっているのに、本当に欲しい場所が疼いてるとわかる描写がたまらない。ボンテージに強調された両者のめちゃシコな体の差がまたいい、出るところが出ているスレンダーな小悪魔もいいけどお腹に横線入ってる少しだらしなさがあるパチュリーがやはりツボで、生え茂った陰毛といい充血しきった陰核といい実に肉感的で、パフィーニップルなだけでもエロいのに陥没乳首まで兼ねていたらこんなんもう勃起不可避でしょう(吸い甲斐ありそう)
催淫効果の染み込んだ体に受ける刺激に思考だけの抵抗を見せていても、隣ではじめられたドスケベ行為に羨望覚えちゃうほどに本能部分は求めているから自然と指を舐める仕草はあでっぽくなって、雄の味を求める感情が理性を徐々に飲み込んでいくさまがほんとエロい(女の子の唇が指入れたときに歪んだり歯が見えるのってエロいよね……)
一度火がついたら消せない雌の疼きがその言葉を口をついてしまったらもう戻れないのにいちいち自分の体裁を繕う言い方選んでるのが彼女らしい(生意気レイプ!)。どうなるかと思われた通過儀礼はなんとカウベル!息をするだけでも音が鳴っちゃうとか最高や!
ふたなり化してチンポの快感に痺れるまま臨むセックスは性的倒錯をなんとも煽られる。スケベな尻肉を波打たせながら言われるがままにレズ手淫を素敵だなんて思いながらはじめちゃうふたりのチンポ奴隷感、浴びせられる汚い言葉と白濁にとろけて膣内射精に期待して締めあげちゃう雌の貪欲さも、その熱を受けて達してしまう淫乱さも素晴らしい
定番のお掃除フェラからの追加お掃除まで受け入れる堕ちっぷりがこれからの転覆劇を想像させてくれて最高にぞくぞくしますねぇ!
今回も煩悩に着床展開で大変ドスケベでした。次回がどうなるのかがとても楽しみです、ありがとうございました
脱字っぽい報告にて終わります↓

いくら抵抗しよう、屈するものかと思っていても、→抵抗しようと?
膣愛撫されるたびに、じゅぷっ、ぐちゅっとはしたない音を立てている。→膣を?

どちらも少し自信がないのですが(特に前者は)どちらも違ったらごめんなさい汗