真・東方夜伽話

目覚める従者と眠れる悪魔

2018/01/31 21:11:30
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目覚める従者と眠れる悪魔

缶田一斗

咲夜さんとお嬢様がヤってるだけ

「はぁ? レミィを犯したい?」
 
 何言ってるのよ貴女は、と呆れかえった様子で手にした書物から目線を持ち上げたのはパチュリー・ノーレッジ。
 幻聴でも聴こえたのかと彼女は自分の耳を疑うものの、目の前の十六夜咲夜の眼差しは真っ直ぐと魔女を捉えている。
 いつものように紅茶とお茶請けの給仕をしたかと思えば、咲夜が口にしたのは従者にあるまじき言葉。一人の従者、ましてやメイド長という主人に認められたからこそ得られた立場を持つ者が発していい言葉ではない。
 
「聴かなかった事にしてあげるから、早く仕事に戻りなさいな」
「それではご相談に来た意味がありませんので」
「私はこの館のご意見番じゃないわ。そもそも、レミィと房事に及びたいなら直接頼んでみればいいじゃない。あの子に気に入られている貴女ならレミィはきっと受け入れてくれる筈よ」
「いえ、それでは意味がありません。私が主導権を握ってお嬢様を愛する事が出来なければ、この疼きを解消させられませんので。お嬢様とお付き合いの長いパチュリー様でしたら何かお力を貸していただけるのではないかと」
「従者とは何か、と考えたくなる発言ね」
 
 一貫して迷いもなく主人を犯したい主張を咲夜は曲げない。気怠く半開きになったパチュリーの目を見ても僅かな揺らぎを見せなかった。彼女の何がその情熱をかき立てるのか解らない。
 しかし、親友が犯されそうになっているのに、その手助けをして欲しいなんてこのメイドの頭のネジは何処へ行ってしまったのか。今の彼女は従者としての慎ましさなんてものは存在せず、自らの欲望に忠実な獣でしかない。
 人間である咲夜が吸血鬼のレミリアに力で敵う筈がない。だからレミリアと対等の立場である魔女を頼るのは道理だろう。けれど、それは普通の人間だったらという話だ。咲夜には魔女にも手にする事が出来ない絶対的な力があるというのに。
 
「そんなにレミィを一方的に犯したいなら時を止めればいいじゃない。幾らレミィの力が強大でも時間へ介入できるあなたには敵う訳がないわ」
「それではお嬢様の反応が見られませんわ。ネクロフェリアの趣味はございませんので」
「人にものを頼む態度とは思えないわね……」
 
 パチュリーが妥協案を出したにも関わらず、咲夜は聴く耳も持たない。恐らく、その口振りからするに既に実行したのだろう。だが、欲していたものは得られなかったと見える。
 どうにもパチュリーが答えを出すまでは此処を引く事はない様子だ。無視をして再び書物に目を落としてもいいが、咲夜はこの場を動かないだろう。何時間でも何日でも。咲夜はそういう奴だ。
 現にパチュリーが数十秒間、口を紡ぎ続けても咲夜は目線を合わせたまま微動だにしない。書物の世界に耽るにも誰かの介入があってはままならない。咲夜もそれを知っているから魔女の邪魔をする。目的のモノが手に入るまで。
 
「……あなたの相談の答えがない事もないわ」
 
 根負けしたつもりはない、魔女は始めに自分に言い聴かせる。本当に此処で立ち尽くされたら屋敷の均衡が乱れてしまうから。妖精メイドたちだけでは炊事も家事も頼りない。それに咲夜が図書館に居座れば当然レミリアがこの場に乗り込んでくる。我が儘な館主の事だ。此処で立ち尽くす咲夜の件に首を突っ込んで事を面倒にしてくれる。咲夜自身も主の背中を押してより騒ぎを大きくする。
 そうなればパチュリーの平穏は崩れ、誤解を解くまでの間は今までの不自由ない本の虫生活から遠ざからねばならない。そもそも、解く必要のある誤解を生み出してしまうのは魔女のポリシーに反する。
 ならばいいだろうと、パチュリーは咲夜の要望に乗っかる。ここ最近は刺激的な日常とは縁遠い日々だった。恐いもの知らずの親友が従者に喰われるのなら、退屈凌ぎの話にはなるだろう。
 
「また後日いらっしゃいな。暇潰しに準備しておいてあげるから」
 
 
 
 
 
 ☆
 
 
 
 
 
 屋敷の知識人に主人を犯したい欲望を打ち明けてから数日。その準備に必要なモノを受け取ってから、また数日が経った日の夜。
 夜はすっかり更け、主人である吸血鬼姉妹以外は寝静まる日付の境界線を少し過ぎたところ。ついに欲望が実現する瞬間に立ち会える事に、らしくなく胸を躍らせていた咲夜。レミリアの私室へ向かう足取りもどことなく浮き足立っているのを自覚していた。
 普段ならこの時間は一日全ての給仕を終え、咲夜自身も床に就こうとする時間帯。なのに今日は目が冴えていて眠気など微塵もなかった。足を運んだレミリアの私室の前にして小さく深呼吸。胸の中の熱気が漏れて吐息が熱い。外気を少し取り入れただけなのに咲夜は身震いした。
 扉を挟んで向こう側のレミリアに向けてノックを二回する。返事がやってこないのを知りながら。少し時間をおいてもレミリアからの返答はなく、今も乾いたノックの残響が部屋の中で飛び交っている気がした。
 ここまでは想定通り。ノックによる保険を掛けてしまったのは後ろめたさか、怖じ気付いたのか。しかし計画の通りに進んでいるのなら咲夜は止まらない。返事のなかった主の部屋へ続く扉のノブに手を掛けた。
 鍵は掛かってない。来る者を拒まないレミリアは基本的に鍵を使用しない。仮に鍵を掛けようとも咲夜には屋敷のマスターキーとも呼べる鍵束がある。ここは問題ではない。咲夜はゆっくりと扉を開け、足を忍ばせて部屋に踏み入った後に後ろ手で扉に鍵を掛けた。
 
 レミリアの私室は物静かで時の流れが緩やかに感じられた。圧倒的な存在感を放つ悪魔が佇むだけで静寂とは無縁になるのにも関わらず。部屋の照明も点いたまま。部屋の主が不在という訳でもない。
 咲夜の足取りはまだ音を殺したまま。けれど歩みに迷いはなかった。真っ直ぐと寝台の方へと進んでいく。主人の小柄な身体には不釣り合いな天幕付きのキングサイズのベッド。彼女が何人分寝転べるのだろうか。
 屋敷の紅い空間とは離れた薄い桃色のシーツで包まれた大きな寝台に咲夜が傍まで寄ると、主人であるレミリアはソコに居た。無防備に身体を投げ出して瞼を閉じたままで。それもすぅすぅと愛らしい寝息で普段の悪魔の姿は何処へやら。表情も朗らかに見えて天使とも呼ぶべき幼い少女が静かに眠っている。
 本当に寝ている、とレミリアを良く知る咲夜だからこそ今の主の姿が狸寝入りではない事を理解した。吸血鬼が深夜に眠るなど珍事とも言うべき出来事。だが咲夜に驚く様子はない。むしろ欲望を加熱させる糧となり、身体が火照り始めた。
 
『……これは睡眠薬。人間用なんかとは比べものにならないぐらいに強力な代物よ。レミィの食事を担当している貴女なら料理に混ぜるのも容易でしょう?』
 
 準備と称して魔女から受け取った一つの小瓶の中身がソレ。薄い水色の粘度のある液体をスープに混ぜて主人の夕食として提供した。
 不純物が混じっている事を感付かれるかと懸念したが、結果はご覧の通り。何の問題もなくスープを飲み干したレミリアはだだっ広いベッドの上で横たわる。吸血鬼である事を忘れ、見た目相応の幼い少女の姿でしかない。
 
「お嬢様」
 
 と、咲夜が声を掛けようとも、ベッドのすぐ傍に近付こうとも当然返事はない。ならばと靴を脱いでベッドに上がろうとも変わりなく。寝息も乱さずに咲夜がプライベートエリアに侵入する事を許した。
 眼前にしてみると主人の美麗さに身震いしてしまう。従者である手前、レミリアと対面する機会は殆どなく、レミリアの尊顔を直視し続ける事がなかった。
 日焼けとは縁遠い純白な肌。瞼を下ろしていても解る睫の長さ。鼻も小さく整っており、ほんのり朱色に染まる唇は薄くてその潤みに触れたくなってしまった。頬の丸みも滑らかな顎のラインもその全てが咲夜を魅了する。
 全てを捧げて尽力する相手がこんなにも近くに。何もせずとも乱れ始める咲夜の吐息。仄かに香るレミリアの甘い匂いに翻弄されつつあった。
 
 理性が溶けつつある咲夜はまず、その半開き唇へ自分の唇を重ねた。時を止めずに主人と口付けを交わすのは初めて。流れが止まった世界では硬く感じたモノとは全く違う。薄い唇なのに形を変えて咲夜の唇を受け止めてくれる。解っていたがあまりの柔らかさと温もりに劣情に火が灯る。
 口付け程度ではレミリアが起きる様子もなかった。流石は魔女が調合した薬という訳か。寝息の乱れもなく、依然として悪魔は脱力しきったままだ。もっと先の事へ進んでも構わないと、咲夜は内なる誘惑に導かれた。
 気持ちが前へ傾けば、指先に迷いはない。咲夜の細く長い指はレミリアの首元へ伸び、ドレスを止めているブローチを取り外す。するとはだける襟元。尊顔と同じ真っ白の肌が覗き、肉付きの薄さから浮かび上がった鎖骨が鮮明に見える。
 お召し替えの際に目にする事はあっても直視する事はあまりない。それに今は主人の許可なく脱衣を行っている。背徳感と緊張感が咲夜をより滾らせていた。身体の内から滲み出る熱で咲夜は溶けてしまいそうだった。
 襟元を外した後は腰のベルトを緩め、その背中側に位置する大きな装飾であるリボンも解いた。レミリアの身体を少し持ち上げても僅かに寝息の波長が変わるだけ。普段、ここまで事を進めればレミリアは忽ち目を覚ますだろう。余程の深い眠りであるのを察する。
 
 ドレスワンピの襟元と腰元を緩めれば、後は上へ引き上げるだけで脱衣が終わる。もう後戻り出来ない咲夜はドレスのスカートを左手で掴み、もう一方の右手でレミリアの腰を浮かせた。
 掴まれたスカートは捲り上げられ、レミリアの生足がお目見え。細さを残しているのに少しだけ肉の付いた脹ら脛と太腿の曲線が魅惑的。執拗に上へ下へ撫でてみたくなった。
 しかし、ここで終わりではない。捲られ続けたスカートはやがて薄い桃色のショーツを露わにする。真っ白な肌だからこそ、その色素の薄さでも存在感が際立つ。すぐにでもその股を広げて顔を埋めたくなる衝動を抑え、咲夜は脱衣を続行。
 浮かせたレミリアの腰をベッドへと沈め、今度は上体を少し起こしてさらにドレスを捲る。ここまで無抵抗だと上半身からドレスを脱がすのも容易かった。袖から腕を引き抜き、背中の翼もドレスの中に収めて引き上げるだけ。するりとレミリアの身体から離れて悪魔はショーツとキャミソールを残した下着姿へと。
 
 ドレスを脱がされた今のレミリアの上体を覆うのはショーツと同色の薄いキャミソール。ブラを付ける程、胸元が成長していない故に。
 下着姿の主人が横たわっているのを目の辺りにして咲夜は生唾を飲み込む。お召し替えは下着姿を目にした事はあっても主人の裸体を拝んだ事はない。この先は未知の領域だ。ドレスに続き、キャミソールも捲り上げる為の手が少し震えていた。
 粗雑に扱うなんて出来なかった。ゆっくりとキャミソールを引き上げ、少しずつ露わになるレミリアの肌に咲夜は釘付けになる。幼い少女特有の太い訳ではないのに指で摘めそうな程に肉を付けた柔らかそうな腹部。撫で回すと手のひらに馴染んできそうな手触りを想起してしまう。
 ただ、これは前座に過ぎない。触れたいという情欲の疼きを堪え、捲られたキャミソールはようやく胸元を露わにさせた。
 
 思わず咲夜は息を漏らす。純白な肌には桜色の蕾がより一層眩しい。それだけじゃない。まだまだ未成熟で平ら同然と思われた乳房は少しばかり膨らみを付けていた。
 少しずつ女の身体として成長しようとしている証が目の前に。こんなものを見せられてしまったら抑圧を続けてきた咲夜が堪えられる筈がない。張り詰めていた糸が弾けるも同然にレミリアへ覆い被さった。
 まずは膨らみかけの乳房に手のひらを添え、優しく包む。すると意外と手のひらでは余ってしまいそうな大きさを感じる。背丈の小柄さからまだまだ幼いと見ていたが、吸血鬼の身体は相手を魅了すべく背丈よりも女性のシンボルから変化がやってくるのだろう。
 手のひらにも吸い付くレミリアの肌の瑞々しさ。指先で小さな乳房を摘んでみても簡単に形を変えて咲夜の指に沿う。時を止めた状態で服の上から触ったモノとは比べる自体が失礼だ。未成熟故の柔肉の張りのなさが心地良い。転がしても引っ張っても、ぷにぷにの感触が手から離れない。
 
「ん……、んぅ――」
 
 ここまで好き勝手に乳房を弄べばレミリアが僅かに声を上げた。起こしてしまったか、と咲夜は背筋を張らせるがレミリアの瞼は落ちきったまま依然とベッドの上で無抵抗のまま。
 目覚めの兆しとも言い切れないのに、咲夜にはここで引き返す選択肢は一切なかった。却ってレミリアの嬌声を耳にして咲夜は劣情をさらに燃え上がらせている。時を止めた世界ではレミリアの声は生まれなかったのだ。今は主人と共に同じ時間を共有している。
 理性の箍が外れてしまったら、次には桜色の乳首に口付けていた。唇に触れた小さな突起を挟み込み、舌先でねちっこく舐り始める。
 
『お節介かもしれないけど、睡眠薬には催淫の効能も混ぜておいたから。精々楽しむといいわ』
 
 魔女の言葉が不意に蘇る。レミリアの肉蕾が容易に硬くなっていくのはその為だろう。彼女も深い眠りの中で淫らな夢の中を漂っているのかもしれない。
 乳房の中央を舌で這わせ続けていると立ち上がってきた乳首に舌を押し返される。主人も快楽を得ている証拠だ。寝息の中にも甘い声が混じり始めている。硬くなったソレを舌で弾くとより強い刺激を与えられ、レミリアをいたぶる事が出来た。
 咲夜の咥内ではだらだらと唾液が溢れ、舌に流れたモノを突起へと塗り付けていく。べたべたになるまで舐られた乳首は熱を持ち、舌先もつられて熱くなった。敏感になった舌はレミリアの乳首に含まれる仄かな甘みを感じ取る。その甘みが本能を増幅させ、咲夜を没頭させていた。
 
「んぁ、ゃ、んん――」
 
 寝息の乱れの波長も大きくなってきている。この愛撫を良いとして主人が応えてくれている。従者としてこの上ない悦びだ。もっと念入りな愛撫を重ねたいが、時間が経過すれば経過する程レミリアが起きてしまうリスクも大きくなる。
 じっくり味わいたいものの目的はさらに先なのだ。魔女の気まぐれによって転がってきたこの機会、次はいつ訪れるのか解ったものではないから。
 名残惜しさを抱えながら咲夜は主人の乳房からゆっくりと口元を離す。舌先は最後まで乳首に触れようとし、やがて離れてもべっとりと付着した唾液が糸を引いて繋がりを持とうとしていた。
 
 乳房への愛撫を一区切りし、咲夜が次に手を掛けたのは股下を覆うショーツ。胸元と同様、その隠された陰部を咲夜は目にした事はない。本能に忠実となった咲夜は目元も口元も緩み、思考の傾くままに身体を任せる。レミリアの腰を浮かせる事もせず、引き剥がすように彼女のショーツをずり下ろした。
 そうして片足だけでも下着から抜き取れれば股を開かせる事が出来る。咲夜は熱くなり続ける吐息を堪えられないままレミリアの両の内腿に手を添え、そのままご開帳。しかし露わになったその秘部を目にした瞬間、咲夜は軽い眩暈を起こしてしまった。
 咲夜が直視出来なかったソレは陰毛の一切ないぷっくりとしてなだらかな痴丘に、ぴっちりと閉じられた紅い肉の筋、にも関わらず触れて欲しそうに芽を出そうとしている陰核がアンバランスで隠微さを際立てていた。
 目の前が白んでいた咲夜もようやくレミリアの秘部に焦点が合う。秘められた花園に誘われるようにして、咲夜は惚けた面もちで顔を近付けてしまう。蒸れた臭気など感じさせなかった。それどころか人を蠱惑させる甘い蜜の香りが鼻の奥まで届いてくる。
 それだけじゃなかった。肉の割れ目からは透明な粘液が溢れてきている。咲夜の乳房への愛撫でレミリアの秘部が疼き始めていた。この劣情を主人は受け入れてくれようとしているのだ。
 
「素敵……」
 
 吐息混じりに咲夜の本心が言葉として出てきた。恋慕を抱きながら忠誠を誓う主人がこんなにも滑らかで艶のある肌をしている。咲夜としては堪らなくて貪り喰らってしまいたい程。
 けれど慎ましさを忘れずに。残された僅かな理性がポリシーを保とうとするも、咲夜の口元はレミリアの魅惑的な花園に誘われてしまう。行き着く先は一つだった。閉じられた肉の筋に自らの舌を這わせる。
 舌が秘部に触れ、ぴっちりと閉じられた筋の間に舌を潜り込ませた瞬間、咲夜は脳裏がビリッと痺れるのを感じて思わず息を呑んでしまった。その先に潜む膣穴に舌をねじ込む算段だったのだが、思わぬ刺激で踏み留まらされる。
 弊害ではない。むしろ誘われる。咲夜の舌先に触れたのはレミリアから滲み出た愛液だった。しかし、ただの愛液ではなく吸血鬼の愛液だ。人間を虜にする事に特化している。少し口に含んだだけで咲夜の全身の血流が騒ぎ出した。身体がレミリアの気質に染まっていくのを感じる。この程度ではなく、もっと彼女に染まってしまいたいと思わされてしまった。
 
「はぁ、ぅ――ぁむっ――」
 
 息を乱しながら咲夜は再びレミリアの秘部に舌を密着させた。今度は手を添えて肉の筋を開き、隠れている膣穴に舌先を突き立てる。入り口は狭かったが舌をゆっくりと押し込むと花園の先へ誘われる。膣内は熱く、濃度の高い愛液が舌に絡み付いてきた。すると先程よりもさらに血が滾り始める。悪魔と関係を持ってしまった罪深さを戒めるように。
 愛液を口に含むと酸味が強い筈なのに、舌に残るのは仄かな甘み。膣の奥から湧き出てくるモノは酸いを感じさせない蜜だった。咲夜はすっかりレミリアの蜜に心を奪われ、夢中になって舌を伸ばして膣道に付着する体液を舐め取る。
 ざらざらした膣道に自分の舌のざらつきを重ねて唾液と愛液で粘液の交換を行う。舌を回し、入り口付近の愛液を舌で掬っても膣奥から流れてくる蜜で膣内は常に潤ったまま。どれだけ口に含み、味わって飲み込んでもレミリアの蜜は渇きを見せなかった。
 レミリアの身体はこれ以上の前戯を必要としていなかったが、咲夜が止まれなかった。自らの渇きを潤す為に主人の愛液を貪っていく。じゅるっ、と浅ましく蜜を啜る音も立ててしまい体裁に構っている余裕もない。口に含む度に咲夜自身の股下も水気で疼いていく。愛撫している咲夜が先に達してしまいそうな勢いだった。
 
「んあっ、ひっ――、んっ――!」
 
 没頭していた最中、レミリアの腰がビクッと浮いたところで咲夜の口元は強制的に主人の秘部と引き離された。レミリアの腰は小さく痙攣し、白く濁った愛液が膣穴からこぼれてくる。咲夜の舌で果てたと察するには難しくない。
 咲夜も当然主人の様子を目にして口元が緩んでしまう。愛らしい声を上げて恋い焦がれたレミリアを果てさせる事が出来た。咲夜にとっての既成事実の一つでもある。息苦しくなるまで愛液を啜り、すっかり頬を朱色に染めた咲夜は次の段階へと進む。
 
 今度は立て膝になって自らのスカートのホックを緩めた咲夜。すとん、と何の抵抗もなくスカートはベッドに落ち、咲夜は黒いショーツを露わにさせた。レミリアへの前戯の見返りで得た水気の影響で、クロッチの部位がさらに色濃くなっている下着。咲夜はそのショーツにも手を掛け、自身の股下から下着を取り払った。
 外気に曝された咲夜の秘部はレミリアと違い、銀色の陰毛で覆われている。股下の筋の間には赤黒い肉ビラが少しはみ出た成熟したモノになる。既に高揚している咲夜の膣口からは愛液がだらだらと溢れていた。お互いに準備が整った形となり、咲夜は達しても尚眠り続けるレミリアと改めて向き直る。
 そうしてエプロンドレスの上着から取り出したのは、手のひらの中にすっぽりと収まってしまいそうな程の小さな小瓶。中には濃い紫色の液体が注がれ、コルクで栓をされている。
 
『もう一つのこっちは陰核を肥大させる塗り薬よ。もっと解りやすく言えば、構造の似てる陰核を男性器へと変化させる薬。でも安心していいわ。半日経てば元に戻るし、時間内なら何度でも射精出来る優れモノよ』
 
 と魔女は自慢げにこちらの薬を渡してくれた。主人を犯したい、とだけ伝えたのに男性器を生成する方法まで用意してくれるとは気が利き過ぎて恐い程。しかし咲夜は魔女の好意に甘え、小瓶の栓を引き抜いた。
 粘度のある紫色の液体を指先に垂らし、魔女から言われた通り自分の陰核にたっぷりと塗り込んでいく。まだ塗り始めたばかりなのに咲夜は股下に血が集まるのを感じていた。小瓶の半分以上を陰核に塗り付けるとやがて変化が訪れる。
 股下が急激に熱くなり始め、その熱が陰核へと一挙に集中。尚も紫色の粘液を塗り付けていくと陰核から芽が出たようにソコがピンと立ち上がった。
 それだけでは終わらない。股下に集中した血液が激しく脈打ち、陰核はぐんぐんと肥大化。薄皮が剥け、中から真っ赤な肉の芯が露わになる。その先端もすぐに膨張し、笠を広げた姿は男性器の亀頭を思わせた。
 クリトリス自身が立ち上がって長くなるだけじゃない。太さもまた男性器を真似るように膨らみ、握っても手に余りそうな太さへと成長。薬を塗り終える頃には雄々しく育ちきった陰茎が出来上がった。
 
「コレでお嬢様を――」
 
 陰茎へと変貌した陰核の竿を軽く握り、咲夜はその先端を水浸しとなっているレミリアの膣口に宛てがった。それだけなのに彼女の膣口は亀頭に吸い付くような密着度で咲夜はぶるりと震えてしまう。
 この中へ挿入したらどうなるのか。そんな思案を一巡りさせる前に、咲夜は剛直となった陰核を悪魔の蜜壺へ潜り込ませていた。狭く閉じられていた膣口が大きく張った亀頭に押し広げられてこじ開けられる。入り口が開き、ぬめった感触が肉棒の先端を通じて快楽となってやってきた。
 愉楽に任せて一気に膣奥まで突き入れたくなるも、未成熟なレミリアの身体だ。性器も出来上がっておらず、咲夜の膨張しきった大きな陰茎を受け入れられるとは思えない。咲夜自身も解っていたのだが、現状は想定とは全く異なった。
 狭い膣道に押し返されるかと思いきや、主人の膣は難なく咲夜の肉棒を受け入れて奥へと引き込もうとする。牙のない蛇に噛まれてしまったように口を広げた膣穴に咥えられ、肉棒が見る見る丸呑みにされていく。
 一番広がった亀頭のエラがぬるりと呑み込まれたら後は根本まで滑るようにして挿入を終えてしまう。恥骨同士がぶつかるまでぴったりと陰茎を突き入れてしまった。レミリアと完全に繋がれた実感に咲夜の表情は恍惚に緩み、口元はだらしなく開き、口際から唾液の筋が伝い始める。
 身体は幼くともヴァギナだけは異常に発達し、相手を悦ばせて懐柔する事に富んでいる。迂闊に挿入してしまった咲夜も例外ではない。この味を覚えてしまったら戻れないと自覚はしていた。だが、咲夜はその危険を冒してでも主人と交わりたいと望む。こんな愛らしい主人に身の全てを捧げられたら命も惜しくない程に。
 
「んっ、ふぁ――」
 
 挿入した亀頭が行き止まりである子宮を押し上げてもレミリアは未だ眠ったまま。けれど、流石に肉棒を奥まで呑み込めば彼女にも変化が。
 吐息は熱を帯びて小刻みになり、頬も赤らんでくる。口は半開きになり微かな嬌声が漏れるまでに。脱力しきった身体の節々の一部にも力が入り、関節を曲げて潜り込んできた太い陰茎を悦んでいるようにも見えた。
 例えそれが起きてしまう前兆だったとしても咲夜はそれにかまけている余裕はない。ぬるついた膣壁に肉棒が包まれるだけでも息が上がるのに、前後へ動いてしまったら飛び切り気持ちがいいのだろう。膣道は咲夜が抽送を行うのを待ちわび、うねうねと蠕動をして誘ってくる始末。あっさりとその誘惑に負けた咲夜はレミリアの腰を両側から掴み、ゆっくりと腰を引いていく。
 すると、膣道の無数の襞が返しのように竿へ柔らかく引っかかり、ざらざらとした刺激を与えてくる。最初に挿入する際はあんなにも容易かったのに引き抜く時は襞が引っ付いて抵抗してきた。それをかき分けて亀頭を入り口へ戻すだけでも快楽が一気に流れ込む。
 膣口まで肉棒の先端が戻ると、一度レミリアの膣内に潜り込んだ竿の部分は粘度のある愛液でぬらぬらに照るまでに。未だ膣内にある亀頭はこれ以上腰を引こうにも狭まった膣穴が亀頭のエラに引っかかり、肉棒を抜き去る事が出来ない。つまるところ、枯れるまで精液を吐き出し続けなければこの悪魔の蜜壺から解放される事はない。けれど咲夜に後悔はなかった。却ってこのまま突き進めば良いと衝動に身を任せられる。
 
「ひぅっ、はっ、ぁ、ぁ――」
 
 咲夜は腰を緩やかに前後させ、肉棒の抽送を始める。腰を打ち付けられ眠ったまま嬌声を上げるレミリア。ぬっちゅぬっちゅと粘着いた愛液による水音を立てながら、咲夜は自身の陰茎を用いた性交に及ぶ。
 剛直を奥へ押し込んでも引いてもやってくる悦楽は強大だった。竿に絶え間なく絡み付いてくる襞をかき分けるだけで、肉棒にはさらに血流が集まって硬度を増していくのを咲夜は実感していた。
 陰茎がレミリアの狭い膣内でさらに膨張しようとしているが咲夜にとっては悦びでしかない。愛してやまない主人ともっと強固な繋がりを得て、さらに強い快楽を得られるならそれを何より望む。
 抽送を続ける度に主人への恋しさと劣情が激しく燃え上がる。膣内を抉る肉棒にもそれは現れて、硬さを増した陰茎はみちみちとレミリアの内部を押し広げていく。最奥である子宮口も叩き、悪魔の蜜壺の全てを味わいたいとした。
 愛液が弾ける程、咲夜は腰をレミリアのヴァギナに打ち付ける事に没頭。締め付けによって生じる痺れる快楽に溺れていると、その中に迫り上がってくる疼きも感じていた。
 この正体を掴もうとするも突如現れた疼きは一気に増大していく。剛直の神経も多感になって快楽にも身体はより反応。すると相乗して疼きもさらに膨れていく。脳裏を痺れさせる正体不明の疼きを止められず、快楽を貪るのも同様だ。
 
「んうっ――!? はっ、ぁ――!」
 
 腰を揺すり続けた瞬間、迫り上がる疼きは途端に弾けて咲夜は呻き声を上げた。暴力的とも言える快感が陰茎を襲い、全身を貫かれる電撃が背筋を走った。
 甘い痺れを纏った陰茎をレミリアの最奥へと押し付けるや否、先端の鈴口からびゅぐっ、と勢い良く白濁色の粘液が噴き出した。最奥に押し付けられた亀頭はしっかりとレミリアの子宮口を捉え、その中へと熱い体液を送り込んでいく。
 咲夜は思わず背筋を反らし、肉棒が達した事を朧気な意識の中で悟る。ペニスを用いての絶頂である射精という未知なる快感に咲夜はすぐに適応出来ない。締め付けてくる悪魔の蜜壷に溺れ、痙攣する剛直で何度もレミリアの中へ精液を吐き出してしまった。
 全身の熱が股下に集約し、それが体液となって主人を内部から犯している。その事実で咲夜の欲求は満たされ、心に溜め込んだ淀みも一緒にレミリアの中へ呑み込まれていく。
 びゅっ、びゅっと長い射精が続き、彼女の小さな子宮はすぐに精液で満たされてしまいそうだった。足りないのならもう一度射精してこの中を満杯にしたくなる。咲夜の新たな欲望の芽吹きとなった。
 
「はぁ、お嬢様――、すばらしいですわ――」
 
 普段の体裁など忘れ、頬を緩めて息を乱した咲夜は性器で繋がったまま寝そべるレミリアを抱き上げた。小柄な身体は軽く、咲夜の腕の中にすっぽりと収まる。未だ眠ったままのレミリアはだらんと脱力して咲夜の胸元へしなだれかかってきた。
 薄い身体をした主人に頼られている錯覚に陥り、射精を終えたばかりの咲夜の陰茎はレミリアの膣内で再び硬くなり膨張を始める。精液を多く吐き出した事でやってくる気怠さも今では心地良い程だった。
 幼さ故の甘い体臭を直に嗅ぐ事で咲夜は発憤してしまう。主人が起きないのをいい事に咲夜はレミリアを抱き締めたまま腰を突き上げ始めた。
 
「んやっ、ぁ、ひぐぅ――!」
 
 咲夜に下から突かれ、くぐもった嬌声を発するレミリア。声はやや苦しそうでも剛直に突き上げられたら膣道は締まり、粘度のある愛液で潤滑を良くしてくれる。胎の内へ注いだ精液も子宮口からこぼれ、愛液と混じり合ってさらなるぬめりとなった。
 ぐっぷぐっぷと抽送する度に濁った水音が響き、こんな淫らな音を立てて受け入れてくれる主人が愛おしくて堪らない。俄然力が入り、怒帳した陰茎で内部の襞をかき分けて絶頂への道を突き進んでいく。
 何度も子宮口を小突かれてレミリアの身体にも変化が訪れた。口をぽっかりと開け、火照る体内から押し出された吐息が一気に熱くなる。途切れ途切れだった喘ぐ声も快楽を受け入れたのか間延びしていった。
 ヴァギナにも変調はやってくる。全体を締め付けるだけだった膣道はうねうねと波打ち、肉棒を奥へと引き込もうとしてきた。内壁の襞も竿に張り付き、潜り込んできた剛直をただで離そうとはしない。
 それでも咲夜が強引に腰を引くと張り付いた襞にぞりぞりと竿全体を擦られて多大な快楽がなだれ込んでくる。頭の裏が痺れ、腰が抜けてしまう程の快感だった。亀頭を入り口まで引き、一度快感をセーブしようと考えた咲夜。しかし、入り口まで戻ったものの、次の瞬間には最奥まで肉棒が呑み込まれてしまった。
 
「お、お嬢さま、ぁ、あぁぁ……」
 
 逃れられない悦楽に咲夜は歓喜にも似た悲鳴を上げる。レミリアの蜜壷は離れる事を許してくれない。ヴァギナ自身が意志を持っているかのように肉棒が吸引される。逃れようと腰を引けば引く程、奥に引き込まれて無数の襞で竿を擦られる事になった。
 子宮に精液を注がれた事でヴァギナの蠕動は活発に。一度射精した咲夜の陰茎に落ち着ける余裕すら与えない。下の口でも体液を吸い尽くそうとしてくるのは流石は吸血鬼だった。
 咲夜もレミリアの膣内の蠢きに準ずるしかなくなってしまう。主人を抱き締めて、じっくりとその身体を手で口で愛でたかったプランが一気に瓦解。今は片腕でレミリアの腰を抱きすくめ、ガシガシと腰を突き上げる事しか出来なくなった。
 ぐちゅぐちゅの膣内を剛直が往復し、一気に絶頂の果てへと突き進む。もう一度レミリアの中へどろどろの精液を吐き出したかった。
 
「うぐ、あっ――、もうダメっ――!」
 
 肉棒を襲う疼きが射精の前兆と知り得た咲夜は、竿の中で迫り上がってきたモノが飛び出す瞬間、勢い良く肉棒をレミリアの子宮口に叩きつけた。
 膨らみ続けた快感は忽ち弾け飛ぶ。剛直の鈴口が再び決壊を起こし、多量の精液が狭い子宮口を通して胎の中へと注ぎ込まれる。びゅくびゅくと精液は吹き出し続け、その中を満杯にしようと継ぎ足されていった。
 咲夜は腰を震わせながらレミリアの身体を固く抱き締め、達した悦びに浸る。レミリアの下腹がとぷんとぷんと脈打っているのも肌で感じていた。主人を内側から自分色に染めている充足感にも包まれる。
 
「ひぁぁ、んやぁっ――」
 
 愛らしい悲鳴を上げたのはレミリア。達したのは咲夜だけではない。熱せられた精液を最奥に送り込まれた影響か、彼女もまた同調するように果てる。するとキュッと膣道の締まりが良くなり、搾り出されるように陰茎の先端から精液がドバッと噴き出した。
 レミリアも全身を痙攣させて細い息遣いをする。それに混じる声が長く高くて、咲夜の精液によがっているようにも思えた。こんな醜い欲望を受け止めてくれる主人に咲夜は心が囚われてしまう。まだ、もっと、とレミリアの寛大さに甘えたくなった。
 ややあって吐精が鎮まると、咲夜はレミリアの膣内から肉棒を抜き去る。姿を見せた陰茎はまだ萎えるつもりはなく、依然としてピンと上を向いたまま。
 対して栓を失ったレミリアのヴァギナは、その入り口からごぷごぷと注がれた精液が逆流を起こし溢れている。呼吸に合わせて粘度の高い白濁色の体液が次々に流れ出てくるのを目の辺りにして、こんな穢れた粘液でレミリアの中を満たせた実感が沸く。
 
「お嬢様、咲夜は幸せです。こんなにも近くで触れ合えてお互いを高め合えるなんて……」
 
 実際は咲夜が一方的に犯しているだけだが、咲夜にとってはそれは些細な事。信頼関係が生まれているからこそ快楽を求め合えるから、と咲夜は盲信していた。
 主人だってもっと欲しがっている。そうでなければ咲夜の精液を受け止めて、あげく絶頂するなんて考えられない。咲夜は自分の都合を正当化し、改めてレミリアと交じり合う事を望む。
 リミッターが弾け飛んだ咲夜は従者である事すら忘れていた。主人の身体を側臥の姿勢にすべく横向けにさせ、自身もベッドに寝そべりレミリアの後ろを取る。次に片腕で彼女の太腿を持ち上げて股を開かせる。そうして露わになった白く濁る膣口に再び肉棒を宛てがった。
 
「こんなにぬるぬる……。お嬢様、今咲夜がお嬢様の疼きを取り除いて見せます」
 
 返事などなくていい。ただ咲夜はこの戯れ事に酔っていたいだけだった。しかし亀頭を宛てがっていた膣穴が口を開け、標準が勝手に定まってしまう。これがレミリアの答えだと受け取った咲夜は感激で身震いを起こし、導かれるように腰を突き出してしまった。
 一度咲夜のモノを受け入れたヴァギナは容易く太い肉棒を呑み込んでいく。咲夜が腰を動かさずとも亀頭をぱっくりと咥えた膣口は引き込むかのように陰茎を丸呑みにしていった。あっという間に先端は最奥まで到達し、竿は柔らかくざらざらの膣道に包み込まれた。
 レミリアにここまでされて咲夜も流されっぱなしではない。自分の絶頂は勿論、彼女にも快楽を与えて共に果てたい欲求が芽生えていた。
 劣情に身を任せれば身体が勝手にレミリアの蜜壷を求める。開かせた股に咲夜は自らの腰を何度も打ち付ける。段階的に激しさを増していくなんて考えは全くなかった。最初から肉欲の為に遠慮などせず交じり合う。
 
「はっ、あっ、お、じょうさまっ――!」
 
 咲夜が夢中になってレミリアの肉体を貪ると、パツンパツンと腰を打ち付けられたレミリアの尻たぶが弾ける音が何度も響く。やがて突いた衝撃でレミリアが離れてしまわないように抱き寄せると、体格差からレミリアの乱れた後ろ髪に顔を埋める形に。
 息苦しさは僅かながらあるものの、清潔に保たれた柔らかい髪の毛に包まれるのは至福だった。五感全てを悪魔に捧げたくて咲夜は突き進む。
 三度目の悦楽の頂点はすぐそこに見えていた。陰茎による快感を知ってしまったらソレを欲して同じ道を辿るだけ。レミリアの子宮口を幾度となく穿つと彼女も身を反らして悦んでくれる。それが咲夜にとって何よりの法悦となった。
 
「お嬢さまっ、一緒にイきましょう――、咲夜が、導いてさしあげますっ」
「ひゃっ、うぁっ、あ、ぁぁぁっ!」
 
 最奥の性感帯を刺激され、レミリアの感度も急上昇。咲夜に膣内を蹂躙されると敏い反応を示すように。彼女も咲夜と同じくして情欲の解放が近かった。メイドの誘う通り絶頂へと導かれる。
 トドメとばかりに咲夜がゴツンと最奥を突き上げる。するとレミリアは咲夜の腕の中で大きく仰け反り、甲高い嬌声を上げて果てる。ぶしゅっと膣の入り口では潮を噴き、膣内は急激に収縮して肉棒を締め上げる。
 限界だった咲夜もつられるように達し、子宮口に鈴口をぴったりと押し付けて射精を行う。もう満杯になろうとしているレミリアの子宮にさらに精液を送り込む。入りきらない程に注いで下腹が膨らんでしまうまでに満たしたかった。
 そんな咲夜の欲望をレミリアの蜜壷も後押ししてくれる。飢えるヴァギナの無数の襞がそれぞれ竿を撫で上げて、ぞりぞりとした柔らかな感触を与えてきた。悪魔が見せる性技に人間である咲夜が耐えられる訳がない。忽ち吐精の勢いが増し、咲夜は呻いてしまった。
 
「こんなの、すごすぎます、お嬢様――! は、あっ、止まらない……」
 
 射精による多大な開放感が長く続く快楽。咲夜はすっかり溺れてしまい、レミリアの蜜壷から逃れられなくなった。ペニスをいたぶられ続け、どぐどぐと射精しっぱなしになり、精液を送り出すポンプと化してしまう。
 レミリアの子宮はすぐにいっぱいに満たされ、性器同士の結合部からは入りきらなくなった精液で噴き出してくるまでに。達したレミリアも腰を痙攣させて火照った長い息遣いで絶頂の中を泳いでいる。
 彼女と性交に及んでからどれだけの量の精液を吐き出したのか解らない。常人が同じ量を吐精すればすっかり枯れてしまっているとだけ。
 存分にレミリアへ種を植え付けたら再び硬いままの逸物を引き抜く。また違う体位でどうレミリアを犯そうか咲夜は胸躍らせる。何度も抽送を行った膣穴は内部でかき混ぜられた精液と愛液によって白く泡立ち、膣口の奥からは送り込んだばかりの粘液が再び漏れ出てくる始末。
 折角注いだ子種を吐き出してしまう小食な主人にはもう一度子宮へ射精を行わなければ、と決意する咲夜。従者として主人にはもっと全てにおいて優れて欲しいと咲夜は願う。
 
「お嬢様、次も咲夜が気持ち良くしてさしあげますわ」
「――そいつは楽しみだね」
 
 時が凍り付くのを感じた。己の時を止める力が誤作動したのかと疑う程。しかし、確かに聴こえた声は幻聴などではない。これまで脱力しきって眠ったままだったレミリアの身体が起き上がる。のっそりと気怠そうに上体だけだが、瞳は寝ぼけ眼とは縁遠い凛とした普段の眼差しで咲夜を捉えていた。
 瞬時の判断が遅れた。主人が起きる素振りを少しでも目にしたら時を止めて何事もなかったかのようにこの場から去る予定だった。だが、目の前の快楽にかまけて状況を見誤るとはなんたる失態。
 ここで時を止めて逃げ出してもそれは悪手。自分の首を絞めるだけなら咲夜はその選択肢を取らない。こうなってしまった以上、咲夜は既に腹をくくっている。引き返そうなんて微塵にも思わなかった。
 
「おはようございますお嬢様。ですが夜明けにはまだ早いですし、もう少しお眠りになられた方がよろしいと思いますわ」
「お前にさっきイかされて寝てるどころじゃなかったよ。それに私は吸血鬼だ。朝に起きるつもりはない」
「左様でしたか。でしたら今、お身体を拭くものをお持ちします」
 
 主人を襲ってしまった事を悪びれたら弱みを見せる事となる。そこを付け込まれるぐらいなら咲夜はこのまま押し通る選択を取った。
 まずはベッドから去ろうと自身の着衣の乱れを直そうとすると、眼前にレミリアの手が差し出される。制止しろとの合図だった。
 
「いや、その必要はないよ」
 
 主人から思わぬ返事が返ってきた。食事に薬を盛られ、眠っている間に犯されたというのに彼女は冷静だった。怒りに身を任せ威圧する様子もなく、穏やかな声色でメイドを制する。
 咲夜も予期せぬ応えに虚を突かれてしまった。いくら気心知れた主従関係でも一線を越える事は別の問題となる。なのに意に介さないとはどういった考えなのだろう。
 その咲夜の思案が一巡りする隙をレミリアが見逃すはずがなかった。上体を起こした身体を伸ばして、いきり立ったままの肉棒を小さな手で握る。逃がさないようにある程度強く。けれど潰してしまわないような柔らかな力加減で。愛しい主人に敏感な竿を握られた悦びで咲夜の身体は正直に反応。陰茎がビクンと跳ね、咲夜は高い声を漏らしてしまう。
 
「随分と楽しんでたみたいじゃないか咲夜。こんな立派なモノをつけちゃってさ。どうせパチェが一枚噛んでるんだろうけど」
「そ、それは――」
「まぁいいさ。私もご無沙汰だったし咲夜が丁度いいモノを用意してくれたならコレで遊ぼうか。主人の寝込みを襲う不逞な従者への罰も含めてね」
 
 口角を吊り上げたレミリアは握った竿を軽く扱いて咲夜に悦楽を与える。思わず天を仰いで鳴いた咲夜。メイドの敏い反応に「感度も良さそうね」とレミリアは満更でもない。
 陰茎からの刺激に不慣れな咲夜が相手なら、緩やかに手で扱くだけでも果てさせるのは容易。けれどそれだけでは面白くないとするのはレミリアの加虐心。悪魔が罰と口にした以上、ただで済む筈がないのは咲夜も重々承知だ。
 手淫を行って劣情を煽った肉棒はレミリアの手のひらの中でビクビクと跳ねて存在を主張している。またレミリアの中に入る事を望んで先端の割れ目からは先走りの汁がゆるゆると漏れ出ていた。
 
「さて咲夜。こんなのは耐えられるかしら」
 
 試すようなレミリアの物言いは咲夜の仰いでしまった視線を陰茎へと落とさせる。そこで目にしたものに咲夜は息を呑んだ。
 悪魔が小さな口を大きく開けてメイドの赤く腫れた亀頭をぱっくりと咥え込む。それだけでは留まらず、薄い舌でべろべろと亀頭を舐め回した。迫り来る法悦に忽ち咲夜は座り込んだまま仰け反ってしまう。
 
「ひっ、あぁぁっ、お、じょうさまぁ――!」
「んっ、んむ、ちゅ、ぷ……、この程度で根を上げちゃダメよ咲夜。私を襲った事を後悔して貰うんだから」
 
 膨れた笠を舐めるところからさらに発展。亀頭だけを咥えていたレミリアの口が竿までも呑み込もうとする。唾液でぬるぬるの咥内では、ざらざらの舌が裏筋に這い、柔らかい頬の裏肉で圧迫されて与えられる刺激は膣内で得られるものと殆ど変わらない。
 レミリアでは咲夜の逞しい剛直を全て呑み込むなんて事は出来ない。竿の半分を呑み込んだところで喉奥に亀頭が突き当たり、子宮口を叩いた時と同じ感触がこれ以上進めない事を報せてくれる。
 しかし、レミリアは吸血鬼。それは人間での常識の話だ。もう行き止まりの筈なのだが、レミリアは陰茎をさらに呑み込もうと喉奥に亀頭を押し付ける。亀頭にぬめった圧迫感がやってきて咲夜は既に絶え絶え。乱れる息を整えるのがやっとで、新たに燃え上がる射精への欲求を抑えきれなかった。
 これだけでも十分過ぎる快楽が流れ込み、咲夜の眼前は火花が散る程に眩む。けれど、喉奥に亀頭を押し当て続けたレミリアの咥内に変化が訪れる。行き止まりだった筈のその先に亀頭が潜り込んでしまい、その先の食道を用いて咥内を性器として扱った。
 すると忽ち根本まで呑み込まれていく肉棒。苦しさなんて感じないのかレミリアは躊躇なく自身の食道へと陰茎を誘い込む。見る見る内にペニスがレミリアに食べられてしまう。小食である主人を知っているからこそ、咲夜は今の姿が信じ難かった。
 
「んぐ、んっ、ぅ――、ぐむ、んんっ――」
「お嬢さまっ、こ、こんなの、耐えられません――」
 
 咥内よりも狭い食道によって締め付けられる快楽を与えられていながら、レミリアはさらに上下へと頭を動かして口淫を行う。がっぽがっぽと食道までも使ったフェラチオは咲夜を果てさせる事しか考えていない。
 容赦などなかった。吸血鬼にはこの程度の苦しさなど造作もなく、咥内を性器として見立て精液を搾り取ろうとしてくる。
 眠っていたレミリアを犯す自分のペースで動けた性交とは訳が違う。疼きをじっくりと練り上げて熱い精液を迸らせる射精などではなく、強引に絶頂へと引き上げる為に流れ込んでくる悦楽が処理しきれない。咲夜の息遣いはすぐに絶え絶えになり、レミリアの口淫に翻弄される。
 主人が起きてしまう肝に冷や水をかけられる事態で我に返った咲夜だったが、この口淫には為す術がなく再び理性が溶かされた。脇目も振らずフェラチオに没頭している主人の咥内に思いっきり吐精をしてみたくなる。その先の事なんて頭にない。目の前にぶら下がった膨大な快感に思考を支配されていた。
 身体と気持ちが一致してしまえば行き着く先はすぐに決まった。唾液でぬるぬるの咥内にぐっぽぐっぽと激しく扱かれ、咲夜の陰茎は痙攣が始まる。それを感じ取ったのかレミリアもさらに肉棒を吸引し、咥内での圧迫感を高めていたぶった。
 
「ダメです、お嬢さまっ――、も、もう、我慢が――」
「じゅぶ、んんっ、じゅるるっ、じゅ、むぅぅ、んむ、じゅぶ、んっ――!」

 レミリアからの返答はない。ただ咲夜を果てさせる道を突き進むだけ。さらにも咲夜が腰を引かして逃げてしまう事がないように、その腰に腕を伸ばして抱え込む。固定されてしまったメイドの陰茎は悪魔の口淫を受け続ける事となった。
 堪えきれなさから咲夜はかぶりを振って髪を振り乱す。しかし、その程度で迫り来る絶頂の大波を留められる筈がない。じゅっぽじゅっぽと粘度のある唾液を泡立たせながら行われるスパートに、腫れた亀頭のエラはさらにぶわっと広がる。竿の中の精管だけでは熱い粘液を塞き止められない。
 
「う、あっ、おじょ、さまぁ、あ、ぁ、ぁああぁっ――!!」
 
 咲夜が長い嬌声を上げた直後、膨張しきったペニスは勢い良く爆ぜた。食道まで突き入れられた中で精液の奔流が行われる。否応なくレミリアの胃袋に白い粘液を直接叩き込む事となった。
 レミリアから存分にいたぶられ、吐き出される子種の量も今日一番のモノが流れ込む。にも関わらず、顔色一つ変えないレミリアは喉奥で吐精する肉棒を呑み込んだまま。それどころか、普段冷静な咲夜が体裁を崩してまで精を迸らせる姿で悦に浸っていた。
 悪魔の口淫に咲夜はもはや声も上げる事も出来ず、細い息を吐き出しながら溜め込んでいた精液を放出する事しか出来ない。強く吸引され、竿の中に一滴も子種を残す事なく吸い尽くされる。肉棒が股下から取れてしまいそうだと錯覚するまでに。
 んぐ、んぐっ、と喉を鳴らして咲夜の劣情を飲み干していくレミリア。今の彼女に小食の姿などなく、人の命を雫を飲み干す悪魔に相応しかった。
 ようやく吐精の勢いが治まってくると喉奥に押し込んでいた陰茎を咥内へと引き戻し、震える亀頭を口でちゅぷちゅぷと小刻みに扱いて精液の残滓を吸い出す。残された粘液も変わらず濃く、レミリアの舌に絡み付く程。ソレを唾液と混ぜて味わい、レミリアは目を細めて混ぜたモノを飲み込んでいく。
 
「じゅむ、んっ、んぐ――、ん、ぷぁ……っ。ごちそうさま、凄く濃くていい味してたわよ」
「はぁ、は、ぁ――、ぁ……」
 
 けぷ、と小さくおくびをして満足そうなレミリアとは対照的に、咲夜は盛大な射精を余儀なくされた反動でぐったりとしたまま動けない。
 初めて射精という快楽を知ったにも関わらず、悪魔の所行を身に受ければ常人では耐えられず精を吸い尽くされてしまっても不思議ではなかった。
 それでも陰茎がまだ立ち上がったままなのは魔女による薬の影響が大きいだろう。一定時間内は無制限という後ろ盾があるが、このままレミリアにいたぶられたら先に肉体が蝕まれてしまいそうだ。
 咲夜は呼吸を整えるのがやっとでレミリアと視線を合わせる事も出来ない。そんなメイドを目にしてレミリアはくくっ、と喉元で笑みを噛み締めながら立て膝で咲夜の元へと歩み寄る。
 
「誰が休んでいいなんて言ったかしら? 次はコッチも楽しませてくれなきゃ」
 
 膝を立てたレミリアが咲夜の腰元に跨がり、コッチと称した自らの肉筋を指で広げて見せる。口淫を行って情欲が高ぶったのか膣穴はぐっしょりと湿ったままで、開かれた穴の奥からは咲夜が植え付けた子種がどろりと溢れてくる。不埒な姿にも恥ずかしがる様子はない。うっすら笑みを浮かべて悪魔がこちらを導いていた。
 何とも扇情的な姿で咲夜のペニスは思わず反り返って反応を見せてしまう。あれだけ強引に射精させられたというのに、また新たな種が体内で生成されていくのを感じていた。
 言葉は発せられない代わりに性器で返答をした咲夜でもレミリアは咎めない。却って恐れをなした姿にご満悦だった。悪魔はピンと上を向いた肉棒に手を添え、腰を沈めて膣口に亀頭を宛てがう。
 
「咲夜、お前は寝ているだけでいいわ。腰を抜かして吸血鬼のヴァギナをた~んと味わいなさいな」
 
 舌舐めずりをして咲夜をベッドに横たわらせた後、レミリアはゆっくりと剛直に腰を落としていく。広げた膣口に肉棒を導き、ぬちゅっと水音が立つと目を細めて太い逸物を呑み込める悦びに酔う。
 彼女の身体では不釣り合いな剛直だが吸血鬼には関係なかった。亀頭が膣穴を割り入ると口淫で行ったバキュームと似た勢いで竿が奥へと引き込まれる。
 レミリアが眠っていても膣内の襞は蠢いて陰茎を弄んできたのだ。それが今ではレミリアが自我を持って陰茎を嬲ろうとしてくる。ぬとぬとと張り付いてくるぬめった襞が張り付くだけでも咲夜は息を呑んでしまった。
 
「あらあら咲夜、まだ全部入ってないわよ?」
 
 悪魔が口にする通り、まだ竿の半分程度しか呑み込まれていないにも関わらずこの快楽だ。全部埋没した後、蜜壷の中でどのように嬲られるのか考えるだけでも恐ろしくなる。
 静かに呼吸をするのがやっとの咲夜を見下ろしてレミリアはご機嫌。彼女自身の性感も高ぶっており、膣内の愛液による潤滑はこの上なく、桜色の乳首は触れられずとも立ち上がっている。火照った吐息を漏らしてこの戯れを楽しんでいた。
 咲夜が快感で悶える様を悦びながらレミリアは最後まで腰を下ろしていく。みちみちと膣口は拡張されながら剛直を受け入れる。咲夜が何度も呻き声を上げていると、ようやく肉棒は根本までレミリアの膣内に呑み込まれた。
 
「んっ、結構大きくて食べ応えあるわね。見て、お腹から咲夜のモノが浮かび上がってきそう」
 
 レミリアは自らの下腹を撫で、肉棒によって押し広げられた膨らみに笑む。咲夜の太い逸物を全て受け入れ、支配出来る愉しみで身震いまで起こす。しかし、対して咲夜は息を途切れさせながら既に迫ってきている射精の欲求を留めるのに精一杯。
 目覚めた悪魔の蜜壷は絶頂へ導く為に容赦などせず、無数の襞が竿に絡み付いて撫で上げてくる。気を緩めてしまえばぴったりと閉じている鈴口から多量の精液が噴出してしまう。
 
「こっちを見る余裕もなさそうね。咲夜も頑張ってるみたいだけど、これならどう?」
「――ぁ、あぁぁっ、それダメです、お嬢さ、まっ――!」
 
 膣内に肉棒を全て収めた後、レミリアは下腹部に力を入れて膣道をキュッと締め上げる。既に破裂寸前の咲夜にはダメ押しとなってしまった。
 陰茎の根本で留めていた疼きが一気に駆け上ってくる。ソレが溢れないように閉じていた鈴口では到底抑えきれるモノではない。滾った粘液がレミリアの内部へ飛び出したいと騒ぎ、咲夜は詰まらせた嬌声を上げて果ててしまう。
 抑え込まれていた体液は堰を切ったように噴き出しレミリアの子宮に流れ込む。煮えた白濁液が胎内で跳ね回り、その熱さにレミリアは目尻を下げる。一つ息を吐き出して咲夜の絶頂による快楽をトレースして酔っていた。
 
「はぁ、まずは一回……。いっぱい出してるわね咲夜。さぁて、咲夜は私がイくまでに何回イっちゃうのかしら?」
「う、ぁぁ、ひぅ――っ」
 
 咲夜が吐精しているのをいい事にレミリアは小刻みに膣を締め上げて精液をねだる。それに応じて濃厚な粘液を子宮内に送り込んでくる咲夜を愛おしく思ってしまうレミリア。
 けれど、これは咲夜を愉しませる為の戯れではない。レミリア自身が久しぶりの陰茎を味わう為のものだ。好きなだけいたぶって、枯れ果てるまでに精を搾り尽くす腹積もりだ。
 まだ射精が鎮まっていないにも関わらず、レミリアは腰を上下に弾ませて騎乗位を行い始めた。肉棒を水気のたっぷり帯びた膣で締め上げたまま、ぬっちゅぬっちゅと緩やかなストロークで咲夜の滾りを再燃させていく。
 幼い身体に反してその技巧は卓越され、上下へ腰を抽送するだけでなく前後へとしゃくる動きも加えられている。そうする事で竿の裏に引っかかる襞が舌で舐め上げられる時と同様の悦楽を与えつつ、亀頭の前頭部にはエラの窪みにも襞を潜り込ませてぞりぞりと擦り上げる刺激を与えた。
 容赦のない悦楽からは決して逃れられない。咲夜自身がどんなに腰を引いても膣口が亀頭をがっぷりと咥え込んで抜ける事を許さなかった。なのに主人に必要とされていると捉えた咲夜は、レミリアの秘部に包まれる多幸感でまた新たに精を迸らせた。
 
「んぁっ、またキた――っ。咲夜、そんなに出して早々に枯れちゃうなんてないでしょうね?」
 
 咲夜が再び射精を行うとレミリアは腰を深く沈めて子宮口を肉棒の先端にぴったりとくっつける。その後は子宮口を人為的に開き、吐き出される精液を胎内へで飲み込んでいく。既に子宮は子種で満たされていても貪欲に求め続ける。この最奥の口は大食らいで、レミリアの下腹が膨らみ始めても子種を飲み込み続けていた。
 血液でなくとも魔力の原料とも呼べる精液を膨大に喰らって、全身に漲る活力にレミリアは惚けてしまった。こんな美味なモノを覚えてしまったら幾らでも欲しくなるのが悪魔というもの。
 息を切らしている咲夜などお構いなく、レミリアは腰を前後へちゅくちゅくと小さくグラインドしてさらなる吐精を促す。悪魔の蜜壷に踏み入れたが最後、陰茎は強制的にいきり立ち、精を吐き出し続ける奴隷になるのだ。
 
「お、ぉじょう、さま――、ひ、ぐぁ……」
「何よ咲夜、この程度でギブアップなんて聴きたくないわ」
 
 レミリアが腰を揺する度に陰茎はどくどくと脈打って子種を漏らす為、子宮に入りきらなかった白濁液が亀頭のエラに掻き出されて接合部では泡立った粘液が溢れ出す。くぐもった水音も淫靡さを増し、この戯れを助長している。
 悦楽を長引かせる筈の腰遣いだったのだが、絡み付く肉壁に咲夜は耐えられずもう一度射精させられてしまった。精液を掻き出したレミリアの膣内を再び真っ白に穢し尽くし、目の前も同じく白に染まっていく。
 ここまで精を搾り取られると、流石にようやく落ち着いて決壊した体液の波はひとまず治まる。レミリアとしては無作為に精を搾り取っても良かったが、粘度の薄いモノでは満足出来なくなる。十分に練り上げられたドロドロの熱い粘液をレミリアは子宮で味わいたいとする。
 悪魔は胎内から子種が漏れないように一度子宮口を閉じる。鮮度の高い精液をまた新たに受け入れられる為に今子宮内に溜まっているモノの消化に移った。その間は腰を持ち上げ、陰茎の張ったエラで膣口付近を小刻みに擦る。
 
「はぅ、んん……、やっぱり入り口の少し先を擦るの好き――。咲夜も先っぽいじめられて気持ちいいでしょ?」
 
 緩やかに入り口を擦る抽送を行う事で自分の絶頂への準備と咲夜の精を生成するのを兼ねる。刺激は先程よりも薄くとも、達し続けて敏感になった咲夜の陰茎には十分すぎるものだった。
 レミリアは膣穴から入ってすぐの天井にあるスポットが好きなようで、ソコへ咲夜の陰茎を押し当てて自慰紛いな行いをする。自ら弱い部分を刺激してレミリアの表情は弛緩。目も頬も緩んで愉楽の海へと船を漕ぎ出す。
 咲夜はそんな快楽に浸る主人を見上げる事しか出来ない。小刻みな抽送でも絶頂への欲求が迫ってくる。なのに主人は悪魔らしく咲夜の望み通りにはさせない。あれだけ立て続けに精を放てば絶頂の蜜の虜になってしまうのを知っているのか、今度は亀頭をいたぶるだけの焦らしで簡単に達する事を許されない。
 それでも刺激に貪欲な陰茎が悦楽を高めて子種を吐き出そうとビクビク震えると、レミリアは腰の動きをピタリと止めて咲夜を見下ろし「ダメよ」と窘める。
 
「今度は簡単にイかせたくないけど、すぐに射精しちゃう早漏な咲夜のおちんちんには栓をしてあげる必要がありそうね」
 
 亀頭ばかりを責めていたレミリアだったが、何を思ったのか腰を深く沈めて鈴口を閉じた子宮口に押し当てる。そして最奥を押し当てたまま腰を回しぐりぐりと子宮口に鈴口を擦り付けた。けれど膣道で竿を締め付ける事はせず、レミリアだけが強い快楽を貪れるような行いで。
 胎の入り口に弾力のある硬いモノで擦られてレミリアの愉楽は忽ち上昇し、最奥からじっとりと高濃度の愛液が滲み出す。ソレを亀頭へ塗り付けるべく、レミリアは依然として腰を回していた。
 だが、塗り付けられたのはただの愛液ではなかった。とろみの域を越え、ベタベタの粘り気を帯びている体液だ。塗り付けられる内にその愛液が鈴口にも付着するのを咲夜も感じていた。直後、ソレが違和感に変わるのは時間を要さなかった。
 鈴口に付着したべたべたの愛液は精管の方へ潜り込んで凝固し、精液の出口をぴっちりと塞いでしまう。これでは射精を行っても精液が行き場をなくして肉棒の中で留まり続けてるのが容易に想像――否、咲夜はすぐに身を持って体感した。
 レミリアの腰遣いに見惚れたメイドは、気の緩みから射精を行っても栓をされた鈴口では精液を吐き出す事が出来なかった。快楽だけが空回りして肉棒が太くなって痙攣するだけに終わる。
 
「ふふ、イったのに射精出来ないでしょ? でも安心しなさいな。いっぱいいじめた後にとっても濃いモノを射精させてあげるから」
「ご、後生を、お嬢様――、苦しくて……」
「誰がお前の願いなど聴くか。この性交は私の為のものなんだよ。お前は大人しく私の中で逸物をおっ立ててればいいの!」
 
 哀願も切り捨てられ、咲夜は精を吐き出したくて肉棒に与えられる刺激をかき集めてしまう。けれど塞がった鈴口では膨れ上がった快楽の放出が出来ない。最高潮の心地良さだけが得られずに生殺しになったまま。
 陰茎の痺れは治まらなくなり、血管が浮かび上がって竿も太くなり痙攣も止まなくなる。その剛直の中で子種が生成される様子をレミリアはヴァギナで感じ取り口元を下弦に歪めていた。
 再びレミリアは腰を持ち上げてちゅこちゅこと膣口付近で亀頭をゆっくりと扱く。やはりソコが好きなのか咲夜の亀頭で自慰をしながら子宮内の精液の消化を行った。
 幾度となく子種を子宮に植え付けられてぽっこりと膨らんでいたレミリアの下腹だったが、悪魔が自らの腹部をさすると徐々にへこみ始めて体内に魔力として吸収されていく。
 多大なる活力が身体の各部に染み渡り、思わず翼を持ち上げた悪魔。久しく味わっていない上質な人間の精をたらふく喰らえる事で全身が羽のように軽くなるのを感じていた。
 咲夜の剛直をいたぶりながら消化を続け、ついには子宮に満杯まで注がれた精液が空っぽになってしまう。これほどまでに精に飢えていたのだとはレミリアも予想外。ならば目の前の咲夜から更なる精を搾り取る他あるまい。
 
「は、んんっ、咲夜ぁ、射精出来なくて苦しい? でもね、その苦しいのをいっぱい溜めておいてね。最後にソレが爆発したら絶対忘れられないわ。今以上に私の虜になっちゃうかもね」
「お、じょうさ、ま……、コレがじんじん痺れて、もうなにも――」
「咲夜は何もしなくていいの。私がいいって言うまで射精させてあげないから。んぁ、また跳ねてエラが広がった――。咲夜ぁ、もうこれで何回イったのかしら?」
 
 精を吐き出せなくても咲夜は達する。けれど身体が満たされる絶頂には程遠く、疼いたモノが全身を駆け巡るだけ。天辺まで到達できる絶頂を求め続ける形になってしまった。
 痙攣し続けて太さを増していく陰茎にレミリアはご満悦。入り口付近のスポットも膨れ上がった亀頭で一頻り刺激できて果ての先が見えてくる。膣口ばかりを責めていたら、今度は最奥が寂しくなってきてしまった。
 射精を禁じられた事で当初より肥大化した肉棒を受け入れられる瞬間にレミリアは生唾を飲み込んだ。ゆっくり腰を沈めていくと太さを増した竿にみちみちと膣内が押し広げられていく。浮き出た血管の凹凸も感じられ悪魔は天を仰いで上質な剛直を味わっていた。
 
「ふ、ぁぁ、凄いわ咲夜――。こんなおっきいおちんちんは初めてよ。でも見てて、ちゃ~んと全部食べてあげるから。んっ、ぁは――」
 
 咲夜は空回りを続ける吐精の欲求と悪魔の蜜壷の熱さと柔らかさで返事など出来ない。しかし、目線だけは主人に言われた通り接合部へと落ちる。ソコでは膣口からだらだらと愛液を垂らしながら剛直を半分まで呑み込んでいる悪魔の姿が。
 視線を誘導された事で咲夜を見下ろすレミリアと不意に目があってしまう。歯を食いしばって全身の疼きに苛まされる咲夜にレミリアの口角は従者をいじめぬける悦びから吊り上がる。果てたいと懇願しても切り捨てられるのは見えていたからこそ、咲夜は耐え続けるしかなかった。
 咲夜の視線を浴びながらレミリアはさらに腰を落としていく。が、根本まであと少しというところで最奥に到達してしまう。これだけでも十分に愉悦を得られるのだが、全てを呑み込めなければ勿体ないというもの。
 人間の欲望を取り込むべく、悪魔の蜜壷は姿を変えていく。子宮が徐々に持ち上がり、奥行きが広くなった事で残された肉棒も膣内へと誘われる。ぬぶぬぶと膣口が自我を持ったように竿を咥え込み、やがて肥大化した肉棒を全て呑み込んだ。
 
「ほらぁ、咲夜のおっきいの食べちゃった。はぅ、んんっ――、ここからもっと気持ち良くなるんだから気を失っちゃダメよ?」
 
 鈴口に栓をした影響でレミリアのヴァギナは咲夜に果てさせる事に特化していく。膣道にぐるりと覆うように在る柔らかい襞が一斉に立ち上がって竿に食い込み始めた。
 弾力のある肉の針に突かれるようで、達し続けて肉棒を痺れさせている咲夜にも刺激は十分に届く。けれど愛液によって痛みはなく性感帯の感度を増幅させられていくようだ。陰茎を苛ませる気怠い痺れが薄れ、新たにもう一度果てたいと逸物が騒ぎ出す。
 本性を見せた悪魔の蜜壷がそれだけでは終わる筈がない。無数の襞が食い込んだままレミリアは上下に腰を揺すり始めた。剛直を包み込んだ柔らかな肉の針たちが竿を擦り、咲夜は表面だけでなく肉棒の芯を直接刺激されている錯覚に陥った。
 流れ込み続ける悦楽の津波に咲夜は太刀打ち出来ない。レミリアが腰を弾ませる度に果ててしまい、眼前は真っ白に染まって肉棒からは痙攣が止まらなかった。
 
「ひぐぁっ、ぁぁああっ、だ、だめっ、あ、ぁぁああっ――!」
「んっ、ふぁ、はっ――、イきっぱなしじゃない咲夜。どんどん膨らんでくるおちんちんで中がいっぱいになるの、はぅ……、すごくイィ――」
 
 咲夜が髪を振り乱して喘いでもレミリアは止まらない。さらに太さを増す肉棒に夢中で腰を激しく打ち下ろしている。尻たぶの肉が弾ける音がパンパンと部屋中に響き渡った。
 レミリアの感度も最高潮にまで高まり、分泌される愛液も垂れ流し状態となって接合部はおろか、咲夜の臀部を伝ってベッドのシーツにも大きなシミを作っていく。
 この戯れの終焉が近かった。色白であるレミリアの全身の肌が熱暴走を起こした事で仄かに朱色を帯びている。乳房の肉蕾も硬く尖って神経も敏くなっているに違いない。だが、咲夜はソコに触れられない。悪魔に蹂躙される一方で終わりを迎えるのを待つばかり。
 いぼいぼとなった膣内の突起に肉棒は包まれ、十分過ぎる程に水気を帯びた蜜壷に扱かれていく。既に法悦は蓋をされた天井に頭打ちでそれを突き破る瞬間を望んでいる。
 じゅぶじゅぶと愛液が水泡となって弾けるまでの悪魔が行う激しいピストン。レミリア自身も口をぽっかりと開けて余裕のなさを報せていた。
 
「ふ、あっ、んゃっ! ぁう、はっ――、さ、咲夜、私もそろそろイきそうよ――。あとちょっとで射精させてあげる、期待していいわ――っ」
 
 伝えた直後、レミリアは腰を深く沈め、最奥を亀頭にぴったりとくっつけた。すると子宮口はがぱっと大口を開けて鈴口に吸着する。最奥で連結された状態となって濃縮された子種を直接子宮に受け入れる準備が整う。
 最奥で固定されてしまっても抽送は激しいまま。レミリアは子宮を上下に揺さぶれる事さえも愉悦としてしまい、終局へ向けて一直線。前屈みとなって咲夜の目も口も開ききった顔を覗き込む。

「さく、やっ、イくっ! イっちゃう! 咲夜も、いっぱい出しちゃいなさい――! んぁっ、はっ、ああぁ、あぁあ――っ!」
「いっ、あぁあっ、あぐ、ぁ、ぁあぁあぁぁァァ――!!」
 
 嬌声と悲鳴が交じり合った瞬間、吸着した子宮口が鈴口を塞いでいる高粘度の愛液を吸い出す。開栓された事で行き場を失っていた白い欲望たちが一気に爆発。凄まじい奔流がレミリアの空っぽの子宮に襲いかかった。
 どぼっ、と濃縮され過ぎた精液が塊となって噴出され子宮の天井にぶち当たり、その衝撃でレミリアは思わず背筋を反らしてしまった。けれど一つの塊程度で溜め込まれた欲求が収まる筈がない。ヨーグルト並の白さと濃度を持った精液がどぼどぼと吐き出されレミリアの子宮はまたしてもすぐに満水になってしまった。
 達したのはレミリアも同じ。翼も手足も背筋もピンと伸び、顔は天を仰ぎ高い声で鳴いて絶頂。彼女も大量の潮を噴いて咲夜の股下をぐっしょりと穢していく。果てた事で滲み出た濃い愛液は竿にべっとりと付着し、急激に締まる膣道との緩衝材になって咲夜の吐精による多幸感を引き上げていた。
 体液を交換しながら長い長い絶頂は続く。子宮を満水にした程度で抑圧され過ぎた陰茎の暴走が止まる筈がない。鈴口にがっぷりと子宮口がかぶり付いている為に吐き出される精液の逃げ場がなく、レミリアの子宮を内側から膨らませていった。
 白濁の大波が押し寄せるもレミリアは苦しい表情なんて見せるどころか悦に入る。下腹が膨らみ続け、やがて妊婦のようにぽっこりと膨れた腹部を両手で支えた悪魔。
 
「ぁ、はっ、凄いじゃない咲夜――、一回の射精でこんなに出しちゃうなんて……。しかも濃すぎて、吸収が追いつかないわ――。これじゃ咲夜に孕まされちゃうわね」
「うぁ、ぁぁぁ……、お嬢、さま――」
 
 主人の呼称を口にするのがやっとの咲夜だが、剛直は衰える事を知らず悪魔に子種を植え付けていく。子宮が膨張してどうにか精液を受け入れていたのだが、それも限界がやってくる。器量を越えてしまった事で鈴口に吸着していた子宮口が決壊。飲み込めなくなった精液が溢れて始めてしまった。
 忽ち接合部からどろどろの白濁液が顔を出す。けれど咲夜の射精はまだ鎮まらず、溢れた分だけ新たな子種を子宮内へ送り込み続けていた。
 レミリアも絶頂の余韻に浸る中で溺れるまでの精液に満たされ、悦楽は最高潮にまで引き上がる。頬を染めて表情は弛緩してうっとりと。
 
「ふぁ、ぁぁ――。こんなに気持ちいいの、初めて……。主人を睡姦した事を多めに見てあげるぐらいにね。感謝なさい、咲夜」
「ひ、ぐぅ、ぅぅ――」
 
 今のメイドには返事をする事も頷く事も出来ない。頭打ちになっていた膨大過ぎる絶頂への渇望を解放され、一度にやってきた快楽で咲夜の意識は事切れそうだった。そんな咲夜の身を案じたのか、レミリアもこの長い射精が鎮まるまでは陰茎に追い打ちをかけない。
 咲夜が落ち着くまでの間、吐き出される濃縮された子種に押されながらも子宮内の精液の吸収を行うレミリア。魔力として変換しても一向に膨れた腹部が萎む事はなかった。
 
「……ここまで濃いのを全部吸収したら高カロリー過ぎて太っちゃいそうね。それが胸に行ってくれたらいいんだけど」
 
 自身の寂しい胸元に触れて悪魔は嘆息する。乳首は硬く立ち上がったままで感度はいいのだが、乳房の膨らみは小さい。従者たちを目にしていると豊かな胸元への憧れは抱かずにはいられなかった。
 子種を吸収する事に尽力していると、ようやく吐精の勢いが落ちてくる。一体、身体の何処にここまでの量の体液を蓄えていたのかは知らないが、魔女が関わった代物だ。咲夜の魔力を媒体にしているのには違いなかった。
 射精の波が鎮まったのを感じ取り、下腹が萎むまで精液を吸収し終えたレミリアは腰を持ち上げて膣内から肉棒を抜き去る。精魂尽きるまで欲望を吐き出した陰茎は流石に硬さを失っていた。
 咲夜が呼吸を整えるのがやっとな一方、レミリアはベッドに座り込み、自らの膣口を指で開帳。子宮内で留められなかったどろどろの精液が膣道を伝って膣口からごぷごぷと溢れ出す。生クリームにも似た濃度の塊が広がって、搾り取ったモノの異常さを知る。
 
「この私が精液を飲み込みきれないなんてね……。やるじゃない咲夜。でも、これで終わりじゃないわ。まだまだ私はイけるもの。主人の要望に応えられないなんて、ガッカリな真似はないでしょうね?」
 
 レミリアの求めが耳に届いた咲夜はのっそりと身体を起こす。数え切れない程、果てさせられた事で意識は朦朧としている。それでも身体は自然と動き出し、座り込んだまま膣口を広げている主人の元へと。
 蓄えていた精の全てを吐き出し、もう怒張させる余力もない筈の陰茎だったがレミリアの痴態を目にして気力を振り絞り隆起する。
 
「そうそう、それでいいの。頑張ってくれた褒美に今度は咲夜の好きにしていいわ。必死になって腰を打ち付けて私を満足させなさい? 射精は好きなだけしていいから」
 
 咲夜の肉棒の味を覚えてしまったレミリアはソレに内部をかき混ぜられる事を望んでいる。慣れ親しんだ従者の逸物だからこそ身を任せられる安心感も快感の後押しとなっていた。ベッドに寝そべり、咲夜を誘う。
 メイドは悪魔に傀儡され、言われるがままに陰茎をレミリアの膣口に宛てがい、腰を押し込んで挿入していく。あれだけ激しい性交の後にも関わらず、悪魔の蜜壷は緩む事なくしっかりと締め付けてくる。硬さの足りていない咲夜の肉棒を完全なモノへとすべく、膣道が蠕動していたぶり始めた。
 
「ほら、すぐにおっきくなってきた。私の中に入れちゃったら勃起せずにはいられないもの」
 
 絡み付く膣肉に弄ばれて忽ち全快状態で怒張する剛直。ガチガチの逸物にピストンされ、レミリアは甘い声で喘ぎ始めるがすぐに身体にやってきた異変に気付く。
 やってくるのは全身を満たすような肉棒に突かれる快感ではない。いや、肉棒によって得られる快感はある。だが、その代償として四肢の力が抜けていく。身体の自由が利かず咲夜の抽送を受け続けるだけになった。
 
『あー、言い忘れてたけど最後に一つ。体力が尽き果てるまで射精すると、今度は性交相手から魔力を奪って勃起し続けるから注意なさい。まぁレミィ相手ならその心配も無用かしら』
 
 思い出される魔女の最後の忠告。何もそこまで主人の肉体を味わおうとする予定はなかった為、気に止めてなかった内容だ。しかし、レミリアに魂までも搾り尽くされる勢いで射精させられた。陰茎も本来なら不能になっても可笑しくはない筈。
 けれど、これは魔女によって生成された疑似ペニス。常識などは通用せずレミリアの魔力を媒体として力を取り戻していた。接合部を通して流れてくる魔力に、咲夜は陰茎を再びいきり立たせるだけでなく体力までも回復し始めていた。
 肥大化した逸物でもう一度悪魔の蜜壷を味わう事となる。愛液と精液が混ざり合ったぐちゅぐちゅの膣内を叩きつける勢いで腰を打ち付けていく。
 
「ひぁっ、あっ――、さ、咲夜、お前なにをしたの――? 力が、入らな、ぃ――、んぁ、ひぅ――」
「いえ、何も。咲夜はご要望にお応えしましてお嬢様を絶頂へと連れていきたい所存ですわ」
 
 精液を吸収して増大した筈の悪魔の魔力を今度は咲夜が根こそぎ奪っていく。白んでいた視界もすっかり晴れ、襲われた愉楽に翻弄されて悦に惚けるレミリアの尊顔が拝めた。
 カラクリは伝えずに咲夜は手放した主導権を今一度握り締める。今度は決して手放したくはない。力で敵わない故に寝込みを襲ったが、まさか目を覚ましている主人を犯せる日が来ようとは。
 魔力を吸われて力の弱ってるレミリアに抵抗する術はない。咲夜がこの好機を見逃す筈がなく、主人の弱点に付け入る。
 大きな抽送で最奥を小突いていたのだが、亀頭を入り口付近にまで戻して膣の天井を擦り付けるように小刻みに突き上げた。レミリアが自ら好きだと漏らしていたスポット。ソコを責め立てるとレミリアは背筋を弓なりに反らして腰を浮かせた。
 
「い、あぁあっ! さ、くや、ソコは、ぁぁ――!」
「お嬢様、ココがお好きでしたよね? 気持ち良さそうなお声が上がっておりますわ。存分に堪能してくださいまし」
「ひ、ひぐぅぅ! ぃ、はぁ、んぁっ、ぁぁん――ぁ――!」
 
 
 
 
 
 ☆
 
 
 
 
 
「で、薬の効果が切れるまで徹底的にレミィを犯したと」
 
 魔女からの問いに「はい」とにこやかな笑みで応えるのは悪魔の従者である咲夜。レミリアを犯し続けた翌日、その機会を与えてくれた魔女が住まう図書館を訪れた折りの事。薬の効能はバッチリであったと伝えたのだが、パチュリーは無関心で得意そうな返事すらもなかった。
 しかし、魔女が冷たくても咲夜にとっては感謝しかない。一時は主人に好き放題にされてしまったが、手放した主導権を握り直した後は咲夜の思うままだった。悪魔としての力を吸われた主人は赤子程度でしかなく、咲夜でも簡単に組み伏せられて好きなだけ犯す事が出来た。甘い嬌声を上げて惚けた顔を見せてくれるレミリアの姿は咲夜にとって何よりの発憤剤だった。
 正常位でレミリアを見下ろしながら腰を打ち付けるのは勿論、主人を四つん這いにさせて後ろから激しく突くのも背徳感で堪らなかった。対面で抱き合いながら交じり合い、キスを何度も行う性交も主人との絆を深めるようで心が満たされた。
 一睡もせず性交に及んだにも関わらず、レミリアから魔力を吸い続けた影響で身体は軽く、普段よりも肌の艶がいい。眠気どころか活力に満ち溢れて何でもこなせそうな気になってしまう。
 
「だれど、それが原因でレミィと絶縁しかけてたら世話ないわね」
「そうなんです。それが困った事にお嬢様は私の言葉に耳を傾けるどころか目も合わせる事もせず、同じ空間に居るのも避けられてしまいまして……。昨晩あんなにも愛し合ったというのに何故でしょうか……。あ、照れ隠しとも言えるかもしれませんわ。乱れた顔を見られてしまって、その後どんな顔をしたらいいのか解らない類の」
「それだけ頭お花畑で生きていけたらどれだけ素敵な事かしらね……」
 
 自分の時間を思慮の足りない解釈に奪われてパチュリーはげんなりと肩を落とす。報告など受けずとも、自分が作り出した薬の効能に間違いがないと自負している。自らの欲望に呑まれたメイドに時間を割きたくはないのだが、一体何用で咲夜は此処へ訪れたのか。
 どうせ主人に見放された事を悔いて、悪魔の親友である魔女の手を貸りに来たのだろう。だが、そこまで含めて自己責任だ。全てを面倒見る義理はない。
 けれどメイドが手ぶらでやってくるとは何事だ。せめて給仕の片手間に話をするならいいものの、紅茶もお茶請けもないなんて。

「先に言っとくけど、私は貴女とレミィの関係の修繕に手を貸さないわよ」
「お構いなく。この咲夜、自らの不始末は己で処理いたしますわ」
「それは頼もしい事。けど、なら何用で此処に来たのかしら? まさか昨晩の惚気を伝えに来ただけじゃないでしょうね?」
「いえ……、実はその、パチュリー様。フランドール様にも同様の事がしたく、同じ薬を頂きたくて」
「全然懲りてないわね貴女……」
 
 悪びれもなく悪魔の妹にも毒牙を向けるメイドは、輝かしいばかりの笑顔を魔女に放っていた。
とっても久しぶりな投稿になります。
リハビリがてらに書いたので色々とひどい出来上がりですがナニかに使ってもらえたら。

>>1様
コメントありがとうございます!楽しんでいただけたら何よりです!
報告して頂いた誤字脱字も全て修正いたしました。助かりました!!
缶田一斗
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
フラン逃げてー!?(おもむろにパンツ下ろして待機)
なんだこのメイド長はw忠誠心のかけらもないどころか欲望が具現化して歩いてるレベルの酷さだwww
眠姦のハイリスクさがすでにエロいのにレミリアみたいな幼い体に肉欲をぶつける背徳感が情欲をことさらかき立ててくる。普通の睡眠薬ならば終わったあとの「バレるかな」のハラハラ具合を楽しむ感じなのに、催淫効果があるせいで睡眠効果薄れたんじゃと思うような反応のよさが臨場感をくれて、咲夜の気持ちに同調するように起きるリスクを忘れさせられました(ひゃあ我慢できねぇ!レイプだぁ!)
それにしてもこの咲夜さん確信犯的(誤用でないほう)というか自分が気持ちいいのだから相手も気持ちいいに違いないを地でいく豪胆さがすごい。没頭しすぎて覚醒の兆し見逃すのは仕方ないにしても平然と立ち去ろうとするのはどうなのよwまああの状況で開き直って対応できちゃうのはさすがの瀟洒っぷりだけども
はじめてのちんちんの奔流に射精魔となっていた咲夜をフェラを皮切りに攻勢にでるお嬢さまエロい。吸血鬼はサキュバスだった…?膣はおろか子宮口まで操作して巨根と化したクリトリスを飲み込めるさまが倒錯的でたまらない!だってあんな小さな体に入ってしかも内側から肌を持ちあげるんですよ最高じゃないですか(鼻血)
結合部からあふれるほどの量もへばりつくほどの粘稠さも、淫らに腰を振り下ろす淫靡な雰囲気までありありと浮かぶようで非常によかったです(煩悩的にはよろしくなかったですシココ)
再度逆転したあとの激しさを物語るレミリアの怯え具合がわかるのも好みでした
とても楽しめました、ありがとうございました
誤字脱字報告にて終わります↓

時を止めた状態で服の上から触ったモノとは比べる事態が失礼だ。→自体
悪魔の所行を見に受ければ常人では耐えられず精を吸い尽くされてしまっても不思議ではなかった。→身に受ければ
翼も手足も背筋もピンと延び、→伸び

こちらは少し自信がないのですが↓

尻たぶの肉が弾けるパンパンと部屋中に響き渡った。→弾ける音が?または「尻たぶの肉が弾ける。パンパン(省略」?
体言止めを多く使われていたので意図してだったらごめんなさい(汗)
2.性欲を持て余す程度の能力削除
こんなに面白い話が読めるなんて。
もう随分とこちらを開くことはなかったけれど、読めて幸運でした。
咲レミ堪能しました。