真・東方夜伽話

明治十七年の上海ペニス

2018/01/21 23:22:35
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明治十七年の上海ペニス

喚く狂人

昔よりここの流速が落ちてるのか、期せずして三連チャンの投稿になってしまった

 遠目からでも分かる形の良い尻は、彼の欲情をかきたてる。ムラムラとしながら、その持ち主に近づいていく。よく居眠りしているのだが、今日はどうやら起きているようだった。
「よう美鈴ちゃん、今日はあっちぃな」
「あ、どうも、あなたはたしか内勤の方ですよね。何かありました?」
 ホフゴブリンというのは背が低く、彼も例外ではない。長身である美鈴と並ぶと、こちらの方が見上げる形になる。
 門番担当の美鈴と違って、彼は館内での勤務だ。顔を合わせる機会もあまりないのだが、覚えてくれているようだ。嬉しいねぇ、と呟きながら、話を続ける。
「別に仕事が増えるとかじゃないけどな。お嬢様が特別に休みをくださった。だから、今日は門番もナシだ」
 部下を気遣うのも主の仕事だわ、とのことだった。こういうことは、この頃は珍しくなかった。そのためか、突如与えられた半ドンにも、彼女は特に変わった反応を見せなかった。
「そういうことだからよ、ちょっと『休憩』しようや? メイド長もあれで話せる相手だが、今日は久々に美鈴ちゃんと話してぇ気分なんだよ」
「なるほど、それで私のところに。そういうことなら構いませんよ。守衛小屋でいいですか?」
 異論はない。美鈴に導かれ、門から中庭の守衛小屋まで移動する。休憩しようと提案してから、美鈴の雰囲気はどこか変わっていた。いつもの明朗快活な彼女は鳴りを潜め、どこか艶やかさを振りまいている。
 その最たる例が、今こうして後ろから眺めている尻だ。服の上からでも分かる豊かな肉鞠は、彼女が足を踏み出すたびに左右にくねって、誘っているようにも見える。わざとでないというなら、かえって大したものだ。
 どうにも劣情をこらえられなくなり、手を伸ばす。口笛を吹きたくなるくらい、手触りのよい尻だ。丸みといい張りといい、一級品だ。歩きながらも、撫でるのを止められない。
「館の中では、今はなにを?」
 真っ昼間から堂々としたセクハラだったが、彼女は特に触れてこない。されるがままだ。そのようなことをされるのに何の問題もない、というかのようだった。
 彼はますます調子に乗り、深く走るスリットをずらす。美しい太腿が露わになる。脚の付け根、白く輝く太腿もだ。メイド長のそれよりはいささか太いが、発達したハムストリングスと大臀筋によって作られたものであり、涎が垂れそうなくらいの魅力に溢れている。
「お嬢様とメイド長なら、俺たちのために『頑張って』くれてるよ。理想の主人、理想の上司ってのは、ああいうののことを言うんだよな、ヘヘッ」
「なるほど、素晴らしいことですね」
「あんたも頑張ってるだろ? それ、ちゃんと着てくれてるじゃないか」
 パフ袖のブラウスにチーパオ風のベストとスカート、下穿きとしてズボンというのが彼女の普段のスタイルだ。だが、今は違う。ホフゴブリン一同でプレゼントしたものに身を包んでいた。
 基本的なデザインは似ているが、上下で分かれていない。いわゆるチャイナドレスに近い。スリットはより深く大きく開かれており、いつもの調子で蹴りなど繰り出せば、あらぬところまで見えてしまうだろう。
 かなりタイトな仕立てである上に布地が薄く、彼女の豊かで女性らしいボディラインを隠すどころか強調している。服の上からも分かるほどたわわな乳房の先端には、小さな突起のシルエットが浮かんでいる。ブラをしていないのは一目瞭然だ。
 覆い隠すためでなく、むしろ見せつけるのを目的とした衣装だった。過激さでいえば、色々と直接見えている分、色町の娼婦のほうが上だろう。しかしこちらは、着る者の身体が極めて男好きのするものであるので、立っているだけで相当なエロスを醸し出している。
 いずれにせよ、門番という、館の顔たる役職の者が袖を通すにはいささか不適切な服だ。はっきりいって、ふしだらだ。そうであってこそだと、彼は内心、独りごちる。ああでもないこうでもないと、皆であれこれ頭を悩ませた甲斐があった。
「そんなの、当然ですよぉ。せっかくくださったものなんですから、箪笥の中にしまいっぱなしじゃ申し訳ないじゃないですか?」
 ふしだらといえば、美鈴の雰囲気も大分ふしだらだった。アジア系の整った顔は上気し、瞳は蕩けている。艶めいた唇の隙間からは、熱い溜息が零れている。初夏の熱がそのようにさせたわけではあるまい。
「嬉しいねぇ。嬉しいから、今日はたっぷり『休憩』するとしようかな」
「あはっ」
 あは、と笑ったときの表情の崩れ方も、またいつもの彼女とは異なっていた。裏表のない元気な笑顔ではなかった。ねっとりとしていて、いやらしい。少し前までは、このような顔は見せなかった。彼らホフゴブリンとの付き合いの中で、彼女なりに学ぶところがあったのだろう。
 そうこう言っている内に、守衛小屋にたどり着いた。見回りから門番から、館外の警備業務はほとんど美鈴が担当しているので、実質彼女の家のようなものだ。今日は日が照っているのもあり、外は初夏らしい暑さになっていたが、部屋の中は涼しいので助かる。
 尻を撫で回しながら、当然のように上がり込む。ものが少ないのを差し引いても、よく整頓されている。性格だろう。
「そういえば、今日は他の方はいないんですか?」
「メイド長が館内で結構頑張ってるんで、俺ひとりだな。足りねぇようなら悪いな」
「いえ、沢山いると、それはそれで一人ひとりをしっかりお相手できませんから」
「そうかい? じゃあ今日は、俺の相手をしっかりやってくれよ」
 もちろんです、と返ってきた。ああでも、また皆さんでシてみたいですねぇ、などと、しみじみ呟いている。自分が言っていることが普通でないという自覚が、まるで存在していないかのようだった。
 一方の彼は、戸棚を勝手に物色していた。箪笥の中には、これまで彼らが渡してきた諸々の衣装が、丁寧にしまわれている。反対に、本来彼女が選んでいた衣装は、雑然と突っ込まれている。価値観の変化が窺えるようだ。駄賃ついでに、下着を一枚いただいておく。
「こんなもんまで大事にしまい込んで、ずいぶん大切にしてくれてんだなぁ?」
「ええ、使わせてもらってますよ」
 えげつのないサイズの張型が、棚の奥にしまわれている。これも彼らによるプレゼントだった。使わせてもらってますと口にした彼女は、そのときのことを思い返したのか、瞳を蕩けさせる。
「へっ。まあ、これからそれよりももっとイイもんをくれてやるんだけどな。ホラ、口開けろ」
「あは……んふッ、ぢゅる、んむっ、んふぅう」
 そう、張型などよりもっといいもので責めぬいてやるつもりだ。ただし、それにしても準備が必要だ。美鈴の頬を掌で包み、口づける。
 ふっくらと柔らかく、吸い付きたくなる唇だ。舌を差し込み、彼女の口壁や舌を舐め回す。彼女は嫌がるどころか、あわせるように、積極的にこちらの唇を貪る。たっぷりと唾液を送り込んでやると、喉を鳴らして嚥下する。お返しだというように、同じように唾液を送ってくる。上等な酒のようなソレを、彼もたっぷりと味わった。
「んはぁッ……」
 ねっとりとしたディープキスはたっぷり一分ほども続いた。といっても、彼らの感覚では「僅か」一分といったところなのだが。口交を終えた美鈴は、すっかり雌の顔になっていた。準備は万端、といったところだ。
 彼と美鈴は、別に恋人でもなんでもない。肉体の関係は明確に存在しているが、セックスフレンドという表現も不適切だ。ホフゴブリン全員にとっての彼女の立場を表現するなら、性奴隷という言葉が最もふさわしい。
 薬入りの酒で前後不覚に陥った彼女をホフゴブリン一同で輪姦してやったのが半年ほど前のこと。こちらとしては弱味を握り、それをネタに恐喝するつもりだった。意外だったのは、わざわざ脅さずとも、彼女の方からハマってくれたということだ。淫乱の本性が備わっていたということだろう。
 本人に抵抗の意思がないのだから、調教も楽なものだった。ズルズルと肉欲の道に引き込まれ、今では紅美鈴は、すっかり淫乱な雌奴隷に成り果てている。
「そんなもん着たままじゃヤりづらいだろ? 脱いじまえよ」
「そうですね」
 ニヤニヤと笑いながら、顎でしゃくる。美鈴はにこやかに頷くと、自らの衣服に手をかける。ホフゴブリン達からプレゼントした服なのだから、そもそも脱がすことが前提になっている。ボタンをいくつか外すだけで、それは簡単に彼女の肌から離れていった。
 露わになったのは、格闘家として訓練を重ねてきた、しっかりとした身体だ。連日犯してやるようになってからは、もともと兼ね備えていた女性らしさがより顕著となった。結果として生まれたのは、出るところは出てへこむところはへこんだ、実に男好きのする肉体だった。門番という外仕事をしているため肌は健康的な小麦色だが、染みは一つとしてなく、極めて滑らかだ。うっすらとかいた汗がきらめいており、宝石で飾っているようだ。
 なだらかでセクシーな肩から下ると、乳房にいきつく。服の上からも分かるほど豊かな柔肉は、掌にも余るほどのサイズだ。衣服の束縛から解き放たれる瞬間には、ふるんっ! と放埒に震えまでしたほどだ。
 彼らの好みにあわせてか、いつからかブラの類をつけなくなった。にも関わらず全く垂れる様子がない。張りがあり、つんと上向いている。素晴らしいことだった。土台となり支えとなる大胸筋がしっかりしているからこそだろう。確かな弾力と柔らかさが共存していると、一目で分かるほどだ。
「へへ、いいねぇ、似合ってんじゃねぇか」
「は、あぁッ、ん」
 その先端は、興奮によってか、既に充血して尖っている。そこには、金色のわっかが嵌められていた。ニップルピアスというやつだ。これも彼らからのプレゼントだった。指先で軽く弄ってやると、それだけで甘い声を零す。ピアスをつけると敏感になるというのは真実なのだろう。あるいは、散々開発してやった結果かもしれない。
 腰はしなやかにくびれていて、うっすらと腹筋をうかがわせている。その真ん中でくっきりと浮かぶ臍が、いいセックスアピールになっていた。女性で腹筋が浮かぶのは、相当な訓練なしには難しい。大したものだった。彼らとの激しい行為に耐えるだけの体力は、こうした筋肉のたまものだ。
「んで、すげぇなぁ、コレ」
 すげえというのは、彼女の着けたGストリングショーツのことだ。ほとんど紐で、布と呼べるのはクロッチだけだ。そのクロッチにしても、秘裂をぎりぎり隠せているかという程度でしかない。下腹を守るという役には、はっきりいって立っていない。
 彼の言うとおり、相当に際どい。鼠径部の線が半ばまで見えている。当然、陰毛などは完全にはみ出してしまっていた。ハート型に整えられており、この下の穴はセックス用ですよという看板の役割を果たしている。関係をはじめて三ヶ月ほどで、このように整えるよう命じたのだ。言いつけを守っているあたり、真面目な性奴隷だ。
 念のために後ろも見てみる。普通の下着というのは、尻も覆い隠すものだ。ちょっと攻めたものでも、半分ほどは覆うだろう。一方、彼女のこれの被覆率はゼロだ。尻の谷間を紐が食い込むばかりで、隠すどころか左右に分けて強調してすらいる。
「どうですか? コレ、結構、いいかなって思って選んだんですけど」
「ああ、いいねぇ、いいチョイスだと思うぜ、こういうの着けときゃ、お前の本性が丸わかりだ」
 くれてやった覚えのない下着だった。自主的に手に入れてきたのだろう。正直、プレゼントした下着類も過激さでは似たり寄ったりだが、彼女が自主的に買ったということが重要だ。どのようにすればこちらが喜ぶか理解してきたということだし、こちらを喜ばせるのが己の義務だと彼女が理解したことも示している。
 勤勉さへのご褒美として、あってないような布の上から、秘裂を指先でなぞってやる。布を擦る擬音の表現としては、本来はすり、すり、というのが妥当なのだろうが、この場合は不適切だ。どちらかというと、くちゃっ、くちゃっというのが適当だろう。
「もうグチョグチョじゃねぇか。相変わらず汁気の多い女だな」
 これからされることへの期待ゆえか、はたまたキスで得た快楽のためか、彼女の秘裂からはとろとろと蜜が溢れだしている。こんな小さな布で吸いきれるはずもなく、汁は太腿まで滴り、透明な筋を作っていた。
「どれ、中はどうなってっかなァ?」
 当然のように紐を解く。触れたときの音でも分かることだったが、秘裂は既に泥沼のようになっていた。秘貝はしきりにヒクついて、快楽を求めている。愛液が留処なくあふれてくる。痛いほど勃起したクリトリスには、乳首同様嵌められたピアスが冷たく輝いている。
 当初はもちろんこんな風ではなかった。出会いの少ない男日照りの職場なぶん、むしろ使っていない方だった。それをここまでの淫穴に仕立て上げたのは、他ならぬ彼らだった。幾度となく指をねじ込み、ペニスを突き入れて、徹底的に快楽を教え込んでやったのだ。それもあって、彼女の秘裂を眺める彼の視線は、自らの良い仕事を眺める建築家に似ていた。
「アッ、は、あぁんっ……」
 滴る愛液は、太腿にまで筋を作っている。鍛錬によって磨かれた筋肉が躍動感を醸し出す、カモシカのようなという形容が似合う美脚だ。ヴァギナを責めたくなったのを我慢し、そちらに舌を這わせる。期待するような媚びた声をあげ、彼女は膝をかくかくと震わせる。たったこれだけの行為で、なんとも堪え性のないことだ。
 脚部を濡らす愛液を、唾液で置換していく。両脚の付け根、股ぐらへと近づくにつれ、彼女の甘い声には明らかに期待が込められていく。秘部直前で舌を離したときには、実に恨めしげなものになった。
「どれ、こっちも見せろ」
 なにせ鍛えているから、大臀筋も相当しっかりとしている。美鈴は足技を主体としているので、なおさらだ。男が訓練を積んだ場合、尻はそれだけむきむきとする。だが女だと、しっかりした土台に脂肪が支えられることで、吸い付きたくなるような美尻が誕生する。彼女の尻がまさにそれだった。しかも、散々彼らと交わり、雌として磨かれてきたためか、実にむっちりとしている。思わず鷲掴みにしたくなるほどだ。うっすら浮かぶ汗がきらきらと輝くことで、魅力をさらに増していた。
「アアッ!」
 衝動に逆らう必要などない。左の尻たぶをがっしりと掴む。反対に右尻を、思い切りはたいてやった。ぱぁんッ、と、鞭打つような小気味よい破裂音が響いた。どこかのオーケストラに打楽器枠で採用されそうなくらいだ。
 突然の暴力に、彼女は悲鳴をあげる。だが、嫌がりも怒りもしていないようだった。スパンキングも、何十発、何百発してきたか分からない。その結果として彼女は、尻を叩かれて悦ぶようになっていた。秘部からさらに涎を垂らしながら、さらなる一発をねだるように尻を突き出してくる。
「そんなに気持ちよくしてほしいかよ、淫乱が」
「アッ、は、アッ、あぁんッ」
 丸肉に追加でもう一発平手を入れてやる。膣口に指を這わせ、擦っていく。媚びた甘い声が、美鈴の喉から零れる。鍛錬のときの凛とした掛け声とは大違いだ。どちらも耳に心地よいことは間違いないが。
 おいしい料理はもっと食べたいし、心地よい音はもっと聴きたい。当たり前のことだ。だから彼は、淫唇を擦る指の動きを速めていく。尺取り虫が這い回るのを、早回しにしたような動きだった。動きのリズムに合わせ、彼女も声をあげる。さながらそういう楽器のようだった。
 ねだるように腰をくねらせてくるので、しょうがないなと指を入れてやる。躾けられた秘裂は、大した抵抗もなく異物を咥え込む。それでいて膣内の締まりは相当なもので、搾り取るように吸い付きながら、奥へ奥へ誘うように蠕動している。スケベ穴めと呟くと、聞こえていたのか、彼女の膣がキュッと引き締まった。
「ッ、あぁ、はぁ、んっ、くふ、あぁんっ」
「汁出しすぎだっての。床を水浸しにする気か?」
「んぅう、だってぇッ」
 表現はオーバーなものではなく、溢れる蜜は彼の手を濡らすだけに飽き足らず、床に滴り染みになっている。感度が良すぎるのも考えものだなと揶揄する。
 そんなことを言いながらも、責めの手を緩めるつもりなど、彼には欠片としてない。このエロ女相手に指一本じゃ足りねぇだろと、中指を追加する。膣内を割り開くように刺激する。襞をめくり、弱いところを指の腹で擦っていく。その一つ一つで彼女は、蕩けるような嬌声をあげる。
「あはっ、いぃ、いいぃッ、ひぃ!」
 ついでにクリトリスも弄くってやる。元々神経の集中しているところにピアスを通したので、感度はさらに増している。ちょっと触れてやっただけで、痙攣するように感じてみせる。
 普段の紅美鈴を知る者が今の姿を見れば、仰天するだろう。――もちろん、あのお嬢様とメイド長は別だ。こういった事情を、知っているのだから。
 快感に身体を震わせるたびに、西瓜のような爆乳がふるふると震える。どうにも辛抱たまらなくなり、空いているほうの手で揉みしだいていく。吸い付くような手触りで、どこまでも指が沈み込んでいくのだが、一方でしっかり押し返してもくる。単純に、手触りがよい。そのうえで、ひと揉みごとに嬌声を漏らすのだから、どれだけでも触っていたくなるというものだった。
「ィひぃッ!」
 乳首を指先で摘まむ。クリトリス同様、ここもピアスによって感度が高まっている。元々けっこうな性感帯だったのもあって、今では彼女の立派な弱点の一つだ。充血して硬くしこった突起を、指先で扱くようにして弄んでやると、それだけでたまらないというような声をあげてヨガってみせる。
「おっ、なんだ? 我慢できなくなったか?」
 あれだけ殴る蹴るに心血を注いでいれば、手などごつごつとしてしまいそうなものだ。しかし、いかなる奇跡か、彼女の場合はそうなっていない。滑らかで、思わず甲に口づけたくなる。
 そんな手が、こちらの股間に伸びてくる。腰布の上から、彼自身のシルエットをそっとなぞってくる。手つきには、明らかな期待が込められていた。コレが自分にもたらしてくれる快楽を、今から想像しているのだろう。
「気持ちよくしてくださったお礼を、と思って」
「そりゃあいい、ぜひとも頼むぜ」
 などといちいち言わなくとも、舌を突き出して犬のように喘ぐ彼女を見ていると、勝手におっ始めそうなところはあった。ともかく彼女の手は、腰布の内側に滑り込んできた。存外にひんやりとした指が、燃えるように熱くなった砲身にとって心地よい。すべすべとした感触が堪らない。
「おっ、おぉ、いいねぇ」
 オーソドックスに、五指を竿にからめて、ゆっくりと扱き立ててくる。ホフゴブリンらによって徹底的に仕込まれた性技は、彼をして快感を覚えさせるに足るものだ。睾丸が活発に活動し始めるのを感じる。ぶちまける瞬間が楽しみだ。そのときには、とびっきり濃いのをお見舞いしてやることとしよう。
 いくら気持ちよいからといって、身を任せっぱなしではよくない。主導権を握るのはあくまでこちらなのだから。蜜壺の中、膣道半ばの腹側を、指先で細かく擦り上げてやる。「はっ、アッ、あ、は、ひぃんっ、あ、アッアッアッアッ!」
 弱いところを責められて、腰は逃げるように蠢く。もっとしてほしいクセによと、手のかかる赤子をあやすように、執拗に追いかけて責め立てる。
 そのように快楽を与えてやるたびに、彼女からの手奉仕にランダムなノイズが乗る。悪くなかった。丁寧でミスのない手淫より、こういった行為のほうがかえって気持ちいいというものだった。
「あくぅッ、もう、意地悪です、こっちもやりかえしちゃいますよ、ッ、んぁぁッ」
「おっ、おっオッ、いいじゃねぇか、悪くねぇぞ、おい」
 はっ、はっと甘い吐息を零しながら、美鈴は手技に変化を加える。親指と人差し指で輪を作り、それで竿を擦りながら、残りの三指で睾丸を弄んでくる。こちらも、負けじと責めの手を激しくしていく。そうこうしているうちに、我慢がならなくなってくる。
「あんっ」
 投げるように、彼女の身体をベッドに放る。乱暴な扱いを受けたというのに、怒りもしない。それどころか、何をされるか察したのか、彼女は自ら両脚を開き、秘唇を強調するようなポーズをとってみせた。だが、挿入れるのはまだだ。
 無防備きわまる股ぐらに、頭を突っ込んだ。膝から太腿にかけて、ナメクジのように舌を這わせていく。今度は焦らすことなく、秘貝にまで舌を届かせる。
「はっ、アッ、あぁんっ、あくぅぅッ」
 くちゃくちゃと、わざと音をたてながら、彼女の淫裂を舐めしゃぶる。わずかに酸っぱく、情欲を強烈に刺激する。雌の味だなと、舌先で蜜を転がしながら断じる。関係が始まったころはそうでもなかったが、近頃はとみに、男を誘う味になった。良い傾向だ。
「ッ、くあ、はッ、あ、ひんっ、ぅううっ」
 彼女の零す嬌声は、先ほどよりは幾分控えめなものになっていた。性器を舐められるという行為に少なからぬ羞恥を覚えているらしく、声を抑えているのだ。ありとあらゆる穴をかっぽじられてきたくせに、今更なにを恥じらう必要があるのか。ただまあ、まるで恥のない女というのもそれはそれでつまらないので、これでよいのだろう。
「ズルいですよ、私にも、舐めさせてくださいよぉ」
 ズルいというわりに、糾弾するような声色ではなかった。どちらかといえば、子供がおねだりをするときのそれに近い。
 どうも彼女は、舐められるのは嫌いなくせに、舐めるのは大好きなようだ。これも教え込んでやった成果かと思いながら、身体を百八十度回転させる。ちょうど、互いの頭に互いの股間が来る形になった。いわゆるシックスナインの体勢で、美鈴が下だ。
「失礼しまぁす」
 わくわくしているのがよく分かる声音とともに、彼女はこちらの腰布を解いてきた。すでにこれ以上ないほど勃起していたペニスは、戒めから解き放たれたと同時に、ブルンッ! と勢いよく跳ねてみせる。
「あっは、すごい匂い、おチンポの匂い……」
 すん、すんと、鼻を蠢かす音が聞こえる。初夏の熱気の中、布の下でずっと蒸れていたペニスの臭気を、肺全部を使って楽しんでいるらしい。声は明らかに恍惚としていた。
「いただきまぁす、はむぅッ、ぢゅるッ、んふぅううッ」
「オッほ、ぉ、う、おおっ」
 聞き苦しい声が、彼の喉から零れる。美鈴の口内は熱くねっとりとしていて、ざらついた舌が竿からエラから舐め回してくる。ちゅうちゅうと吸い付いてくる、膣とはまた違った締まりに、思わず腰が浮きそうになる。
 仕込んでやったとはいえ、なんとまぁ情熱的な口淫か。商売女でもこれほど熱心ではない。本気でペニスに惚れ込んでいないと、こうはならないだろう。感心させられてしまう。
「そんなにチンポしゃぶんのが好きなんか、ん?」
「ぢゅるっ、んふっ、んぅッ、ぐぷっ、んぅう」
 返事をする間も惜しいというように、彼女は首を縦に振ってくる。あまりに必死で、笑えてすらくる。とはいえ、それだけ雌として自覚をもって仕事できているのなら、褒美をくれてやらないわけにはいくまい。
「ふぐぅウウウっ」
 彼女の顔面に、下半身を押しつける。それが褒美だった。蒸れに蒸れ濃厚な匂いを放つ玉裏が、目鼻のあたりに押しつけられる。嫌がるどころか、むしろ深呼吸するようにして、臭気を楽しんでいるようだった。
 褒美をもらってやる気が出たのか、奉仕に熱が入る。現金なことだ。笑えてくる。れろれろと亀頭を舐め回す舌の感覚や、竿を扱き立てる唇の感触は、実に素晴らしいものだった。
 しかし、それでもまだ物足りなさを覚えた。このまま射精しても、いまいち面白くない。仕方がないので、彼女の顔面に向けて、思い切り腰を振りたくり始める。
「ングッ!? ご、ふぅッ!?」
 喉の奥、食道にまで肉棒をねじ込んでは引き抜き、ねじ込んでは引き抜いていく。突然のことに、彼女の喉から悲鳴があがる。亀頭にびりびりと響いて心地がよい。される側は当然痛いし、たまったものではないだろうが、知ったことではない。もがく美鈴を強引に押さえつけながら、イラマチオを続行する。
「ぐぼッ、おぐ、ふぐぅ、うぅ! ゴッ、ふっ、んぅううううッ!?」
 それでももがこうとするので、やかましいという意味も込めて、秘裂に淫核を責め立ててやる。ぢゅるぢゅると、蛸のように吸い付いてやると、腰が何度も跳ねる。こんな状況でも一丁前に感じているらしく、溢れだした蜜がシーツを汚していく。
「がぼっ、ごぼッ、ふぅっ! んぐぅッ、ンッ! んんぅううッ!」
 ばちんばちんと、肉と肉のぶつかり合う音が響く。彼の下腹と美鈴の顔面がぶつかり合っている。がぼっ、ごぼっと、喉に異物が出入りするたび、排水口から水が流れるような音がする。ぐちゃぐちゃと、指と舌とで淫裂や秘核を責め立ててやると、両脚がバタ足でもするように痙攣する。
 くぐもった嬌声は、次第に獣じみたものになっていく。玉裏の匂いでトリップしていたところに、肉棒を叩き込まれて意識を揺さぶられているのだから、そうなるのも当然だろう。
 もちろん、こちらとしては気遣ってやるつもりなど全くない。ただ気持ちよくスペルマをぶっ放すために、腰を振りたくるばかりだ。オナホールかなにかにコき捨てるような、相手を人とも思わない行為だった。だが、それに何の問題があるだろう。ホフゴブリン皆で輪姦してやったあの夜以来、この女はもはや人ではなく、喋る穴っぽこに過ぎないのだから。
「おぉッ、そろそろ射精るぞ、射精るぞ、全部飲み干せよ、オッ、オッ、オオ、オオオッ!」
 全部飲み干せ、とわざわざ口にはしたが、言わずともそうなるに決まっていた。覆い被さられ、顔面をペニスで串刺しにされた状態で、どうして逃げられたりするだろう。
 美鈴のほうも、逃げるつもりはないようだった。このような非道な扱いを受けているというのに、射精るぞと言われたその瞬間、彼女は完全に大人しくなった。
 睾丸から、白濁がせり上がってくるのを感じる。解き放たれる瞬間にあわせ、腰を思い切り突き出す。喉のどこだかに亀頭がブチあたり、ゴッ、とうめき声が聞こえた。知ったことではなかった。衝動のままに、思い切り射精してやる。
 それと同時に、美鈴も絶頂したようだった。身体が思い切り跳ね、脚は爪先までピンと張る。秘裂から、淫蜜が噴水のようにぷしゃぁっと音をたてて噴き出し、彼の顔とシーツを汚した。
「オッふ、おぉお、ッくぅ、ふぅーッ……」
 びゅるびゅると、とびきり濃いのが放たれている。腰の抜けるような快感に、思わず間抜けな声を上げてしまう。何度経験しても、女の身体のどこかに精をぶちまける瞬間というのは最高だ。ついつい、相手の都合も考えず、この気持ちいい穴に腰をぐりぐり押しつけてしまう。
「あ、やっべ」
 しばし夢中で射精していた彼だったが、十数秒ほどの恍惚の後、ようやく我に返った。流石にやばいかと、腰を浮かせ肉棒を引き抜く。食道が絡みつき、敏感な竿を刺激した。
 ラバーカップでトイレの詰まりを流そうとするときのような、グぽっ、という音が口から響いた。亀頭と唇の間に、でろりとした粘液が糸となって伝う。白濁と粘膜の残骸が混ざったものだ。
「っへ、ひでぇ顔」
 そうさせたのが自分であるということを完全に棚に上げた発言だったが、確かに美鈴の顔は酷いものになっていた。快楽と酸欠と痛みを散々与えられ、意識が吹っ飛んでいるらしい。半ば白目をむいている。顔全体にべとべととしたもの――汗と涙と涎だろう――が付着しており、陰毛の張り付いた口端から、先ほどたっぷり放たれた白濁が零れている。かひゅぅ、かひゅうと掠れた呼吸音がしているので、どうやら生きてはいるようだ。
「全部飲めっつったろうが、使えねぇやつ」
 少しは雌としての自覚が芽生えてきたかと評価していたというのに、どうやらまだまだのようだ。溜息をつきながら、ペニスにまとわりつく汚れを、無造作に放り出された乳房で拭き取っていく。ふにふにとした柔らかな感触がなんとも心地よい、最高の竿拭きだ。このままパイズリとしゃれ込んで、もう一発ブチまけてやりたくなるが、我慢する。
 あらかた汚れを落とした彼のモノは、ずいぶんと激しい射精の後にもかかわらず、まるで萎える様子を見せていない。種族として脆弱であるホフゴブリンは、他と比べて底なしといえるほどの精力をもつ。もちろん彼とて例外でなく、たかだか一回の射精で睾丸の中身を全て放てるはずもなかった。
 そういうわけなので、この雌にはもっと相手してもらわなくてはなるまい。もともとそういう話だったのだから、ちょっと気絶していようが、知ったことではなかった。
「こういうときに気の利いたおねだりの一つでもできるのが、立派な性奴隷ってもんじゃねぇのかねェ」
 ぼやきながら、未だ覚醒しない美鈴の両脚を抱える。すべすべとした、触れ甲斐のある脚だ。また舐め回したくなるのを堪え、開かせる。
 とろとろに濡れそぼった裂け目が、あられもなくさらけ出される。冷たく輝くピアスが実に卑猥だ。こんな光景を見せられては、ねじ込まずにはいられない。
「おーおー、マンコが大号泣じゃねぇか。さっさとブチ込んでやらねぇとなぁ」
 本人は気絶しているというのに、洞窟の奥からは次から次に蜜が溢れだしている。栓をしてやらないと、シーツがさらにぐしゃぐしゃになってしまうだろう。
 このような猥褻な穴を塞ぐのにぴったりなモノが、彼の股ぐらには備わっている。穴のほうも、これで塞がれるのを望んでいるに違いなかった。
「ほーれ、起きねぇのか? 起きねぇとレイプされちまうぞ? っと、もしかしてだから起きねぇのかよ? ド変態のド淫乱がよぉ」
 秘唇に、亀頭を押し当てる。ちゅっ、と音がした。何十何百回とほじくられながら未だ締まりを失わぬ穴は、自分を気持ちよくしてくれるモノの形をよく覚えているらしく、その来訪を歓迎してくる。いいねぇ、と呟きながら、腰を思い切り前に突き出した。
「ッ……はああぁぁああああッ!?」
「うぉっ」
 高くけたたましい嬌声が、小屋中に響き渡る。思わず耳を塞ぎかけた。いきなり叩き込まれた性感が、そこらで遊んでいた彼女の意識を無理矢理に引き戻したのだ。それだけ、快楽が強烈なものであったということの裏返しでもある。
「っへ、ちっとうるさかったが、まあいいや。にしても、相変わらずすっげぇマンコしてやがんなァッ」
 ふわふわとした膣襞が蜜を帯びることで、ねっとりと絡みつく最高の淫穴になっている。元々素質があったところに、今までみっちり鍛え上げられてきたことによって作られた、まさにセックスのための穴だ。普通はこうなるまでに緩くなってしまうのだが、彼女の場合は全くそのようなことがないというのが素晴らしい。やはり武術を嗜んでいるためだろう。武術とセックスとは相性が良いということだ。
「はひっ!? ひぃァッ、あぁっ、すごッ、あひあッ、おチンポ、チンポぉおッ」
 間髪を入れず、抽送を開始する。一突きするたび、脂ののった膣襞が絡みついて、ペニスに奉仕してくるかのようだ。そこらの男であれば、これだけで腰を抜かしてしまうだろう。彼であっても、油断するとあっという間に射精してしまいそうだった。
 素晴らしいのは、何を言われることもなくとも、彼女が自ら腰を振っているということだった。覚醒するなり犯されていて、状況も分かっていないだろうというのにだ。本性というのは、こういうときにこそ現れる。性奴隷としてのありようが、芯にまで染みついているということだろう。
「ホレホレッ、ここが良いんだろうが、あ?」
「ひぃッ! はひっ、いぃッ、好きですそこッ、あはぁっ、もっと、もっとぐちゅぐちゅしてくださいぃいッ」
 弱いところをちょっと肉棒で苛めてやるだけで、甚だしいほどの反応を示す。腰を突き出し引き抜くたびに身体を跳ねさせ嬌声をあげるのだから、セックスしていてこれほど楽しい相手もいない。ついつい、突きまくりたくなってくる。
「あひぃッ! アッ、すごっ、これもイイッ、あくぅうッ、はぁんッ、は、ッ、あひぃッ!」
 こつこつと、長い棒で奥を小突いてやる。涎を垂らしながらヨガり狂う様は、完全に雌犬のそれだった。もはや、セックスのこと以外頭にないといった風だった。
 まったく抱いていて楽しい女だ。反応のこともそうだが、視覚的にも素晴らしい。たわわな乳房が突き上げるたび放埒に震える様など、美鈴でなければ味わえないだろう。思わず手が伸びる。揉みしだき、吸い上げる。彼女は甘く媚びるような声をあげ、さらなる行為をねだってきた。
「あら、やってるわね」
「あん?」
 小屋の入口から、聞き慣れた涼しげな声が聞こえた。ちらりと視線をやると、自らの主、レミリア・スカーレットが立っていた。興味深げに、こちらを見つめている。
 彼はベッドから降りるどころか、性交を中断することすらなかった。およそ主に対する態度ではないが、それで問題ないという判断だったし、実際彼女も気にすることはなかった。
「館のほうが一段落ついたんだけどよぉ、お前と門番がどうしてっかお嬢サマが気にしてたから、連れてきたってわけだ」
 彼女の横にはまた別のホフゴブリンが連れ添っている。彼らの間では区別がついているのだが、他種族が見れば同じ顔が二匹いるようにしか見えないだろう。ともあれその彼の手は、レミリアの尻に伸びていた。彼女のほうも、それを咎めるどころか、むしろもっと触れてほしいというように、腰を突き出している。
 もっといえば、レミリアは何一つとして身につけていなかった。生まれたままの姿で、館からここまで歩いてきたのだ。その頬は紅潮しており、全身はどろどろとした白い液にまみれている。まるで、今まで輪姦されていたというように。
 実際、その通りだった。彼女はたった今まで、館の中のホフゴブリン達を相手していたのだ。隠すもののない乳房と淫核には、美鈴同様にピアスが取り付けられている。彼女もまた、ホフゴブリンの性奴隷であるのだ。大事な門番が慰み者にされている事実を知りながら、なにもしてこなかったのは、そういった事情があったからだ。
「へ、お嬢様、その格好、ずいぶん似合ってるじゃないですか。玉座でふんぞり返ってるより、俺らの惨めな性奴隷になってるほうがよっぽど向いてらぁな」
「あらそう? それはありがとう。それで、何か私も楽しめることはあるかしら?」
 直接的な侮辱を浴びせられているというのに、彼女に気を害した様子は全くない。かつての彼女なら、激怒して発言者を消しにかかるか、あるいは相手のレベルが低すぎるからと鼻で笑うかのどちらかだった。今は、もっと言って欲しいと思っているような様子だった。
 楽しめることはあるかしら、と言いながら、彼女はベッドの上で腰を振り続けるホフゴブリンへ、自ら尻を突き出すようにして、秘貝を割り開いてみせる。ねっとりとした汁が溢れ出した。膣内射精された白濁と愛液の混ざった、猥褻きわまるミックスジュースだ。先ほどまで館の中で繰り広げられていた輪姦劇を物語っている。
 レミリアのような幼げな少女がそのようにする様には大いなる背徳が備わっており、どんな聖職者であれ一発で惑わしてしまうほどの魅力がある。けれども彼は、首を横に振る。
「いや悪ぃけど、ご覧の通り今はコイツとヤッてるから、竿は空いてねぇんだよなぁ。途中でやめちゃったら、コイツのマンコが泣いちまうだろうからよ」
「あはッ、そうですよぉ、お嬢様、んぅッ、今は私がシてるんですからぁっ、我慢ッ、してくださ、ひぃんっ!」
「お前は黙ってろよ、お前のマンコがわがままなせいで『同僚』に迷惑かけるんだからよ」
 レミリアこそ主であるのだから、彼女が望むのであれば、都合などかなぐり捨てて要望を叶えるのが本来だ。けれども、ここに居る誰一人として、そうしようとしなかった。当然だ。今のレミリア・スカーレットは、紅魔館の主でなく、ホフゴブリンのための穴としてここにいる。主張が通ることなどあろうはずもなかった。
 性交を期待していたのか、彼女の眉が残念げに下がる。まあそう悲しがるなよと笑いかける。
「竿は空いてねぇけどよ、ここなら空いてるぜ」
「ああ、それは――本当に、お前達は、人を貶める天才ね」
 言って彼が指さしたのは、自らの尻だった。尻穴を舐めろと、そう言っているのだ。相手を見下すにもほどがある提案だ。けれどもレミリアは怒らない。それどころか、素晴らしい提案だと、その整った顔を淫らに崩すのだ。ちょうど、美鈴がしたのと同じように。涼やかな声は、娼婦のそれのような、いやらしいものになっていた。
「失礼するわ」
 ベッドの上に、レミリアも乗る。がつがつと美鈴の膣穴を犯す彼の腰、その後ろに存在する窄まりへ、小さな口をゆっくりと近づけていく。そしてとうとう、触れた。
「ぢゅるぅッ……くちゅ」
「おっほ、オッ、ぉおッほ」
 聞き苦しい声が、彼の喉から上がる。彼女は肛門に口づけるどころか、何も言われずとも、舌まで入れてきた。教育のたまものだ。ぬるぬるとした異物が体内に入り込んでくる。前立腺が刺激され、限界まで勃起していると思っていたペニスが、さらに膨れていく。
「オッオッ、いいぞ、この変態吸血鬼が、嬉しそうにケツ穴舐め回しやがって」
「んぢゅるっ、れるぅ……当然でしょ? 部下のために色々尽くしてあげるのが、主の務めというものだもの」
「ンなこと言って、どうせ自分がヤりたいだけだろうが、変態マゾのお嬢様よぉ」
「アハァッ」
 罵られているというのに、一切反駁してこない。それどころか、そんな素敵なことを言ってくれてありがとうとでも言わんばかりに、尻穴奉仕をより丁寧に、丹念なものにしていく。
 くちゅっ、ぐちゅっと、水音が聞こえてくる。膣穴をほじくり返す音ではない。何かと思って見てみれば、レミリアが己の股ぐらを弄っていた。今日だけで何十というペニスを咥え込んだだろうに、まだ足りないというように、秘裂を指で掻き回している。奥から奥から、たっぷりと出された白濁が溢れているようだった。
 どいつもこいつも、とんだ淫乱だ――それでいて、自分たちが流れ着いてくるまで、この館には男のおの字も存在していなかったのだという。まるで自分たちの奴隷になるのを待っていたようではないか。
 そう考えれば、彼女らの並外れた淫らさも納得がいくという話だった。今まで男がいなくて味わえなかったぶん、たっぷりと味わっておこうということなのだろう。
「おいどうだ、ここが好きなんだろがッ、好きならもっとマンコ締めてみろよなぁッ」
「はひぃッ、締めますからぁっ、締めますからもっと奥ゴリゴリしてぇッ」
「それから口が止まってだよレミリア、オナんのにかまけて仕事サボってんじゃねぇっつうの猿かお前はッ」
「ぢゅるっ、んふッ、んく、ふぅッ、んふぅうッ」
 二人の女に命令を下しながら、狂ったように腰を振りたくる。一突きごとに美鈴はたまらないという声をあげ、猿のように腰をくねらせる。レミリアもレミリアで、美味でたまらないと言わんばかりに、くちゃくちゃと音を立てて彼のアヌスをねぶり回していた。
「おい、お前一人で楽しむのはいいけどよ、俺が暇なんだが?」
「あん? あー、そうだな」
「アハァッ、私、ッ、私やります、お相手します、おチンポしゃぶりたいですっ」
「おっ? なんだ、美鈴ちゃんが相手してくれんのか、ならお願いすっかなぁ」
 手持ち無沙汰にしていたもう一体のホフゴブリンが、相好を崩して美鈴に近づく。腰布を解くとベッドに近づき、既に硬く膨れ上がっていたペニスを彼女に差し出す。
「そぉら、お待ちかねのチンポだぞー、しゃぶりたいんだろ? 雌犬め」
「あっはッ、んっ、意地悪っ、しないでくださいよぉっ」
 しゃぶりつこうとするところを、彼は腰を引く。高いところにある骨が欲しいと必死にジャンプする犬のようだ。あともう少しのところにあるペニスを、舌を突き出してまで味わおうとしている様は、まさに雌犬以外の何物でもなかった。
「まぁ、あんまり焦らしてやるのも悪いな。ホレ」
「あ――」
 彼は美鈴の頭を、両腕でしっかりとホールドする。何をされるのか察したのだろう。美鈴の顔に浮かんだのは、覚悟、恐怖、そしてそれらを遙かに上回る期待だった。
「そらよッ!」
「ゴボッ!」
 半開きだった口に、本日二本目のペニスがねじ込まれる。これまた容赦の無いイラマチオだ。仰向けでのけぞる形でしゃぶらされたことで、白い喉がはっきりと見える。
 彼はそのままの勢いで、ピストンを始める。口腔に対し、おもいきり腰を打ち付けていく。ごぼッ、がぼっと、彼女の喉から音が響く。なるほど自分が責めていたときもあんな感じだったのかと、膣を貫いていた彼は人ごとのような感想を抱く。
「オッ、なんだ、マンコの締まりも良くなってきやがった。なんだ? チンポしゃぶらされて嬉しいのってか? ったくどうしようもねぇ変態だなァ、門番様はよぉ!」
「ぐォッ、ぉグッ、ぐぇ、うぐぅッ、ごぼッ、ぐぅっ!」
 締まるのは良いことなのだが、いかんせん喋られないので、罵っても大した反応が得られないのはつまらない。なら別の手段で反応してもらおうと、ピストンをいっそう速くしていく。
「ふぅうッ、ぢゅるっ、んふぅッ、ぢゅぶ、ッ、ふがッ、うぇ、ふぅッ、んふぅ」
「へっ、豚かよお前」
 レミリアはレミリアで、尻穴奉仕を続けつつ、ときおり舌を引き抜いては、彼の睾丸裏にも奉仕をしていた。玉裏の濃厚な香りを嗅ぐ様は、トリュフを探る豚そっくりだ。およそ最低な比喩をされたというのに、彼女は怒るばかりか、自涜する指の動きをより速めていくばかりだった。罵られるのが気持ちいいと言わんばかりに。
「あー、いい喉マンコだ。そこの吸血鬼も血よりチンポが好きって感じで悪くはないんだが、いかんせん口が小さくてなぁ。その点お前はいいぜぇ美鈴ちゃんよぉ、こうして! 好き! 放題! ズボれる! もんなぁ!」
「おグッ、ゥグゥッ、ッぐぉッ!」
「っへ、すげぇ乳揺れ。誘ってんのか? コレが天然モンだってんだからとんでもねぇな」
 上下からガツガツと犯されることで、乳房はぷるぷると、複雑な震えを見せている。口を犯す彼がその先端の小さなピアスを摘まみ引っ張ってやると、同調するかのように彼女も背を反らしてみせる。もっと弄くってほしいと言わんばかりだった。
「ッへ、心底どうしようもねぇなお前。そんなお前にイイプレゼントがあんだよ、ザーメンってんだけどな、中出ししてほしけりゃもっと腰振れ腰ぃッ」
 今の美鈴は口腔を肉棒に占領され、酸欠と快楽とで意識などまともに保っていられないはずだ。であるというのに、ザーメンの四音節を耳にした瞬間、それが欲しくてたまらないのだというように女穴が絡みついてくる。彼に言われた通り、精をねだるかのごとく腰を振りたくってくる。
 彼も彼で、ピストンをより一層激しくしていく。奥の奥をごりごりと抉りながら、己の肉棒を昂ぶらせていく。これほどの勢いで突き上げていては、子宮も膣も駄目になってしまいそうだ。だが、そもそもこいつはただの、気持ちよく射精するための穴に過ぎないのだ。たかだか穴っぽこのことを気遣う必要が、どうしてあったりするだろう。
 第一、今までさんざっぱら挿入して射精してを繰り返してきて、駄目になどなっていない。それどころか、このような淫穴にまで成長してみせた。だから今回も、問題ないに決まっていた。お構いなく、ブチまけてやる。
「ぉおッ、射精る射精る射精る、うぉおッ、おい何やってんだ、ケツ舐めサボってんじゃねぇっつーのッ、使えねぇなァッ!」
「んぢゅるっ、申し訳ございませんっ、んっふぅ、んぅう!」
 罵倒に、レミリアはすぐさま謝罪する。実際のところ彼女の奉仕は徹頭徹尾丁寧かつ熱心であり、罵られるいわれなど全くない。理不尽だ。だが彼女は、そのように理不尽な命令を下されることそのものに興奮を見いだしているようで、さらに入念なる奉仕を行いながら、自らの身体を弄っていく。ぐちゃぐちゃと、口を開けて米を噛むような下品な音が下半身から響いている。
「よし、射精すぞ射精すぞ射精すぞッ――オオオッ!」
「ッグッ、ォッ、ぉおッ――!」
「オッオッ、なんだ急に締めやがって、あぁくそ射精る、全部飲めよッ、……くウッ!」
「ぢゅる、ぢゅっ、ふむッ、んッ、ふ、あっはぁああッ!」
 四人の叫び声が、ほぼ同時に響き渡った。
 まず膣を犯す彼が射精した。美鈴の奥の奥、子を作る場所の入口を思い切り突き上げ、ついでにピアスの嵌まったクリトリスを指先で弾きながら、己の欲望を解き放ったのだ。
 既に一度射精しているにもかかわらず、白濁はむしろ先ほどよりも濃くなっているかのようだった。糊ほども濃厚なスペルマが、彼女の子宮にどぷどぷと注がれていく。その量も、他種族などとは比べものにならない。女を狂わせ、セックス依存の淫乱に仕立て上げるのに十分な一撃だ。
 そんなものを受けて、美鈴が絶頂しないはずはない。性交の最中にも何度か達していたようだったが、これは比較にならないほど甚だしかった。全身が弓のように反り返り、乳房が思い切りぷるんッ! と跳ねる。喉の奥から上がるくぐもった声は、言葉にこそなってはいないが、幸せですと言わんばかりだった。
 絶頂で全身の筋肉が痙攣したためか、急に喉の締まりがよくなったらしい。容赦なく口辱を加えていた彼も、それでとうとう射精することとなった。ペニスの根元まで美鈴の口腔にねじ込み、低く呻きながら己の欲望を解き放っている。どぷどぷと精液が注ぎ込まれるさまが、さらけ出された喉の小さな蠢きで見えた。
 そのような狂乱を目の当たりにしたレミリアも、また絶頂しているようだった。終始美味そうに尻穴を舐めていた彼女は、結局最後の最後までアヌスから口を離すことなく、官能の極地に至っていた。品なく大きく広げられた脚の間、三本もの指にいじめ抜かれていた秘裂から噴いた潮は、やや白い。たっぷりと射精された白濁が混じっていたためだった。
「ッ、はぁ、いやぁ、射精した、射精した」
「こっちもだ。内勤だとお嬢様とメイド長ばっか使うことになるが、コイツも悪くねぇもんだなぁ」
 二匹のホフゴブリンは、それぞれ満足げな溜息をつきながら、美鈴の穴から肉棒を引き抜いた。ちょうど今まで自分が犯していた女を見、へらへらと笑う。
「ひっでぇな」
 彼の言うとおり、酷い有様だった。夏場に道ばたで潰れた蛙のような格好で、ひくひくと痙攣している。強烈すぎる絶頂は、余韻もまた強烈なものなのだろう。快楽と苦痛とで完全に失神してしまったらしく、白目をむいてのびている。体力あるくせに根性がねぇな、と、このようにした張本人らが言い放った。
「ホレ」
 無様な門番をしばらく笑っていた二人だったが、どちらからともなく、萎えかけの逸物をレミリアへと差し出す。意味するところは一つだ。つまり、清めろ。
「あはっ」
 無論、いまさら拒否するはずもない。尻毛や粘液の張り付いた顔に喜色を浮かべながら、彼女は二本のペニスにそれぞれ奉仕する。射精するためのフェラチオではなく、仕事を終えたばかりの肉棒をいたわるためのデリケートなフェラチオ。その使い分けもまた、彼らによって教え込まれたものだ。
 舌や唇で優しく汚れを落とし、落ちた汚れはちゅるちゅると丁寧に飲み干していく。一人あたまたっぷり三分は使ったところで、掃除はようやく終わった。粘液やら何やらにまみれてどろどろだった肉棒は、すっかりもとの威容を取り戻している。
「さぁって、んじゃ俺らはおいとまするとするかね、館のメイド長も使ってやるかなぁ」
「後片付けは頼んだぜっと」
 美鈴は未だ覚醒せず、がに股で開かれた股間から白濁を垂らしながらひくひくと痙攣するばかりだ。レミリアもレミリアで、掃除によって官能の火がついたのか、他のことは頭に入らないとでも言わんばかりに自涜にいそしんでいる。
 埒があかねぇなと、二人は小屋を後にする。扉を閉めるとき、どちらの声かは分からないが、ありがとうございましたという言葉が背中へ投げかけられた。
咲夜編とレミリア編に続く予定

冬コミの本の委託やってますhttp://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ214184.html
喚く狂人
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
投稿早すぎぃ!喚くニキうらやますぎるほどに絶倫だ…
雇われの身であるはずなのに平然と淫行を働いて、それを闊歩させてる異常感、快楽のためならピアスまで許してしまう美鈴とレミリアの痴態がたまらなくエロい
登場人物の身体描写もさることながら、息遣いや刺激に対する反応の仕方までがなんと肉感的であることか。きっかけはどうであれ性行為に積極な美鈴はかなりの上物であるのに、モノと同等かそれ以下の扱いをしてるホフゴブリンの感覚がやばい。力では圧倒できるレミリアですら性奴隷というニッチに収まることへの抵抗がない、それほどに彼らの性技が卓越しているかが暗にうかがえて、次の物語で犯されるであろう咲夜の乱れっぷりまでもがありありと浮かんでくるようです
それにしてもこの美鈴はドスケベですねぇ、陰嚢スメルトリップとかやばすぎでしょ、チンポ狂いの口まんこですらエロいのに半ば混濁状態から突き挿入れたらきちんと締め付けて、意識が戻ってきての第一声がチンポの感想なんだもん。先日終わった人気投票の代わりにぶち込んでやりたいくらいです
今回はアナル舐めと自慰だけだったレミリアが続きの話のなかでどれだけ乱れるのかが楽しみ。てかこれもう小悪魔やパチェもヤられてるよね。このままだと訪れた客人まで穴っぽこにしてしまうんじゃあ……紫の目指す妖怪最大の目的がセックスによる幻想郷の統治だったら、紫もホフゴブリンの下半身に沈みかねませんねか
今回もめちゃシコで最高でした、咲夜編とレミリア編も楽しみにしております。ありがとうございました
2.たかとし削除
作品の投稿早いですね。
内容も面白くてエロかったので大満足です。
時間があるときでかまいませんので今度は霊夢と魔理沙が妖怪退治の途中で自分達のミスから捕らえられ陵辱されてしまう内容の作品を書いてください。
3.たかとし削除
作品の投稿早いですね。
内容も面白くてエロかったので大満足です。
時間があるときでかまいませんので今度は霊夢と魔理沙が妖怪退治の途中で自分達のミスから捕らえられ陵辱されてしまう内容の作品を書いてください。