真・東方夜伽話

テレ雌メリズム

2018/01/15 01:34:54
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テレ雌メリズム

喚く狂人

高慢ちきな娘が自分から犯されるみたいなやつワイすき

 つややかなロングストレートの髪に知性をうかがわせる通った目鼻は、笠を被っていたとしても、道行く者を振り返らせるのに十分すぎるほどのものだ。もっとも、己が綺麗であることなど、鈴仙にとっては当然のことだ。地上の連中にどう思われようと、鼻を高くこそすれ、ことさらに嬉しく感じなどはしない。
 陽炎が立つほどの熱気の中、汗で額に張り付く髪を鬱陶しがりながら、貧相な一軒家の前で立ち止まる。ごめん下さいと声をかける。中から出てきたのは、いかにも冴えない青年だった。しょぼくれた雰囲気だ。
「ああ、薬屋さんですか。どうも」
 玄関から顔を覗かせた彼が会釈するのにあわせ、こちらも頭を下げた。
 四十点。
 彼の顔面に対する、鈴仙の評点だった。視界に映ることは許すが、道ばたの小石程度にしか意識しない、そういう位置づけだ。
 眼を切り替えて波長を見る。気弱そうな見た目に相応の、我の弱い波だ。
 上がり框に腰かける。青年から独特な臭いが漂っている。精液の臭いだ。といっても、微かなものだった。妖獣の優れた嗅覚があり、かつ嗅ぎ慣れているから分かることだった。昨晩いたした後、そのまま寝たといったところだろう。いつもそうだ。
 青年が薬箱を持ってきたので、置き薬を補充していく。世間話をしながら、暑いですね、などと襟をつまんで胸元を扇ぐ。薬売りの和装は通気性に優れ、そんなことをする必要もないのだが、彼を惑わすには効果てきめんだった。露わになる鎖骨に視線が注がれている。本人はこれで気づかれていないと思っているのだから笑える。
 むっつりスケベめ。
 気弱な顔をしているわりに、彼の性欲はずいぶん強い。薬売りのついでにこれまで何度か訪ねたが、いつ来ても精臭がするのだから筋金入りだ。とはいえ、見下しこそすれ、不快だとは思わない。訪ねる理由――商売以外の――を考えれば、むしろ好都合というものだった。
 下ろした行李を漁るふりをして、彼に尻を向ける。袴にヒップラインが浮かび上がる。視線が注がれているのを感じた。欲情の波長を感じる。良い具合に冷静さを欠いている。そろそろ良いだろうと立ち上がると、青年は一瞬残念そうな表情を浮かべた。
「ちょっと失礼」
「お、わっ、あ、あ?」
 彼に顔を近づける。眼を覗き込み、自らの瞳を赤く光らせる。巫女や魔法使いには流石に厳しいが、このような乱れた貧弱な波長なら簡単に掌握できる。軽く狂わせてやると、青年の息が荒くなり始めた。頬が紅潮し、汗がにじむ。夏の熱気のせいだけではあるまい。今や彼の波長は、明確に発情を示している。今はまだ抑えているようだが、そのうち理性の箍が外れるだろう。
 このようなことをしてこそいるが、鈴仙に害意はない。ただ自分に協力してもらいたいだけだった。
 兎の性欲はかなり強い。月兎もその多分に漏れず、繁殖期は一日中交わり続けるほどだ。むろん、鈴仙も例外ではない。男漁りは趣味の一つだった。
 ただし問題があった。相手を見つけるのが難しいのだ。ヤれれば誰でもいいというわけではない。兎の性欲に付き合える精力があること。薬でのブーストにも限度がある。そしてなにより大事なのは、調子に乗らないこと。性欲は解消したいが、軽い女などと噂が広まるのはごめんなのだ。綿月姉妹の元ペットにして八意永琳の弟子であるこの自分を許可なく見下す権利など、地上の凡骨どもにあろうはずもないのだから。
 そこで狂気の瞳だ。一時的な狂気に陥らせ、精力の尽きるまで暴れるだけ暴れさせる。狂っている間のことだから、事が終われば記憶は残らない。うってつけだった。
「どうされました? 体調が優れないようですけど」
「ああ、いえ、お構い……なく」
 気遣うふりだけしておく。さっさと連れ込めばいいものを、青年は気丈に振る舞ってみせる。紳士的なのでなく、ただのへたれだ。ただしそのへたれっぷりも、長くは続くまい。波長操作の効果は、時間が経つほど強くなるのだから。
 それを助長するため、心配するそぶりを見せつつ、もう一度胸元をチラつかせる。元々意志薄弱で、誘惑を頑として拒否するような理性の持ち主でもない。あっさり陥落した彼は、こちらの腕を掴むと、ぐいぐいと引っ張ってきた。特に抵抗もせず、されるがまま寝室に連れ込まれる。
 部屋には、青年からしたよりも強い精臭が漂っていた。ゴミ箱からだ。普段ならば顔をしかめているところだが、そういう行為を求めている今は、腹の奥が熱くなる。
「フゥッ、フゥッ」
 青年の吐息は、ほとんど獣のそれに近づいていた。好ましいことだ。少し隙を見せれば、今にも飛びかかってくるだろう。部屋の出口を背にするようにしているあたり、なかなか計算高い。
「外もですけど、この部屋も暑いですねえ。……少し、失礼しますね?」
 白々しい台詞を吐きながら、自らの衣服に手をかける。彼は驚愕と期待が入り交じった表情を浮かべた。そんな都合の良いことがあっていいのか、という驚きと、そんな都合の良いことがあったら確かに素敵だ! という期待の。
 呆ける彼を尻目に、彼女は自ら脱衣していく。まずは上だ。そういうことをするからと、上衣の下にはさらし一つ身につけていない。すぐに肌が露わになる。
 元軍人というだけあり、彼女の肉体は、実にしなやかで力強いものだった。見せるためでなく、使うため鍛えられた実用的な筋肉の存在が窺える。それでいて、丸みを帯びた線や穏やかな膨らみは、間違いなく女性のそれだ。肌は上等な絹糸で仕立てたように滑らかで白く、傷の一つとしてありはしなかった。
 すらりとした首から下ると、女性らしいすべやかな肩に行き着く。さらに下へ向かうと、掌にすっぽり収まる程度の乳房が眼を惹きつける。椀を伏せたような非常に整った形で、肌そのものの滑らかさも相まって、美乳と呼ぶにふさわしい。師である永琳ほどの豊かさこそないが、それでも十分なほどだった。先端はぴんと上向き尖っている。乳房に張りと若々しさのあることの証拠だ。硬く膨らんでいるのは、これから何をするか想像した彼女の興奮を示すバロメータだ。乳輪はやや小さく色も淡いが、元の肌の白さもあいまって、十分に目立っている。
 腹回りははっきりとくびれている。といっても砂時計のような不自然なものではない。むしろ健康的ですらあった。しっかりと訓練されてきたことによるものだった。薄らと、腹筋の輪郭が浮かんでいる。あまりくっきりしていると雄々しくなってしまうので、これくらいがちょうどフェミニンだ。縦に走った浮かんだ臍がアクセントになって、身体全体の印象を引き締めている。
「うう、うぉおおッ」
 それは青年にとって、目の前にぶら下げられた人参だった。食えないというところまで。飛びかかった彼だが、その手が鈴仙に触れることはなかった。正しくは、すり抜けた。
「あはっ、もうちょっと待ちなさいよ」
 薬売りとして保っていた敬語ももはや使わず、床に這いつくばり呆ける彼をあざ笑う。飛びついてくるだろうことは分かっていたし、服が汚れるのはごめんなので、あらかじめ位相をずらしておいたのだ。
 失敗に学ぶことなく二度三度と飛びかかる彼を尻目に、下衣に手を掛け、焦らすような早さで脱いでいく。
 しなやかな脚を意味する比喩として、カモシカのような、という表現がある。兎である彼女の脚も、それに負けてはいなかった。撫でることが許されるなら、一日中でも撫でていたくなるようなものだった。
 見事なものだったが、青年の目線はそんなところへは向けられていなかった。より興味をひくところがあったからだ。すなわち、彼女の下腹だ。下着に守られて見えないが――あるいは見えないからこそ、そこは彼の意識を惹きつけてやまないようだった。
 波長はもはや、元の彼のものとは似ても似つかぬ、欲情しきった獣のそれになっていた。ほくそ笑みながら、下着をゆっくりと下ろしていく。するすると、注意しなければ聞き逃してしまうような、衣擦れの音が響く。下着から足を引き抜く。とうとう、産まれたままの姿になったわけだ。
 おおお、と、彼の口から感嘆の溜息がこぼれる。実際、それに値するだけのものだった。露わになった彼女の下腹部は、月兎の淫らなたちに対して意外なほど素朴だった。ただ、肉体全体のスポーティなしなやかさにはよくマッチしていた。
 陰毛は髪をより淡くしたような色合いで、春先の芝生のようにふんわりしている。丁寧に整えられているのが、彼女の几帳面さをよく表している。
 控えめな茂みに守られる裂け目は、よく「使う」わりにはずいぶん綺麗だった。流石にぴっちり閉じた一本線とはいかないが、色素沈着もほとんどなく、鮮やかな肉の色を保っている。やや綻んでいる花弁はときおりひくつき、いつでも交わることができますと主張しているかのようだ。誰であっても、惹きつけられずにはいられまい。
 くるりと振り返り、突き出すようにして臀部を見せつける。きゅっと引き締まりつんと上向いた、小ぶりながらも形の良い尻肉だ。しっかりと大臀筋に支えられていなければ、こうはならないだろう。弾力が見るからに伝わってくる。それでいて、ほどよい脂肪が、丸みを帯びさせてもいる。両の尻たぶの狭間、秘貝はいうまでもなく、薄灰色の窄まりも、これから起こることを期待するようにひくついていた。
「ほら、見たかったんでしょう? 見れてよかったわね」
 目の血走ることといったら、重度の花粉症にでもかかったかというほどだった。そんな彼をさらに挑発する。乳房を強調するように腕を寄せ、秘唇を見せつけるように尻を突き出し、腰をくねらせる。
 動作自体が卑猥である。まして鈴仙のような、男が十人いれば十人とも抱きたいと考えるような女がするともあれば、効果はてきめんだった。青年はもどかしげに自らの下服をずり下ろし、ガチガチに硬くなった己のモノを扱きあげている。情けのないことだ。触れられないのならせめて、ということなのだろう。哀れで笑えてくる。
 もっとも、鈴仙とて、そのまま射精させるほど鬼ではない。大体、それでは当初の目的が達成できないではないか。
「ほぉら、触って良いわよ」
 位相を戻した。これで、彼でもこの最上級の肉体を好きに味わうことができる。彼はなかなか動こうとはしなかった。無論、ここにきて遠慮しているわけではあるまい。先のように飛びかかっても、肩すかしを食らうばかりではないかという疑念が浮かんでいる。
 それでも、好奇心と欲望にはかなわない。手はゆっくりと、彼女の肩へと伸びる。そっと触れると、指は驚いたように離れていった。肩や腕に、ぺたぺたと触れてくる。己の指や掌から伝わってくる感触が信じられない、という手つきだった。よほど先ほどのお預けがこたえたのだろう。
「そんなところでいいの?」
 挑発すると、彼は喉を鳴らした。その手がおそるおそる、乳房へ触れた。見た目以上に柔らかな肉鞠は、ふにゅん、と圧力に対して柔軟に形を変える。おお、と、感動の声が彼からこぼれた。当然の反応だ、この鈴仙・優曇華院・イナバの胸なのだからと、内心で鼻を高くする。
 しばらくは検分するようだった手つきも、問題なく触れられると分かると、次第に遠慮がなくなっていく。もっとこの素晴らしい感触を楽しみたいといわんばかりになっていく。
「あ、は、んッ」
 親指と人差し指が先端を摘まみあげ、くりくり、と転がしていく。温かな吐息が漏れる。反応としては微かなものだったが、青年は聞き逃さなかった。元々乱れていた波長が、さらに掻き乱されるのが分かる。
 鈴仙の反応に味をしめたのか、男はさらに調子に乗る。空いていた片手が、下へと伸びてくる。最も大切な裂け目へ。触れて良いという許可を出した覚えはない。だが、それでいいのだ。何もかも自分が許可を出しているようでは、バイブ代わりといえど面白くない。
 ゆえに、彼女は受け入れる。両脚を閉じるどころか、彼が触れやすいように、わずかに広げてみせた。ごく小さなジェスチャーと、込められた意図を、彼は正確に理解したようだった。
「ふッ、は、んぅ」
 入口に指を這わせ、前後に擦られる。敏感な豆が摘ままれる。脳味噌の後ろにびりびりと響く甘ったるい快感に身を委ねていると、腹の奥が熱く潤んでくるのを感じる。潤みはそのまま、秘貝を湿らせていく。
「あ、は、あぁッ、あ、あ、ああ」
 男は左乳房に吸い付き、右乳房を弄びながら、彼女の体内へ己の指を忍び込ませてくる。入り込んだ中指を蠢かし、問題ない程度に中が濡れていることを確認すると、耕すように掻き回しはじめる。
「あ! はっ、ああ、くっ、ふぁ、ッ、はぁ、ああ!」
 くちゃくちゃと響く水音は、口を開けて米を咀嚼するような、品のないものだ。そんな音が自分の身体から鳴っているということが、快楽と一緒に彼女の興奮を煽る。興奮は、声という形であらわれる。たまらないというような、どこか媚びたような嬌声は、男を昂ぶらせ、手の動きを激しくさせる。
 実のところ、男の性技は、月兎基準で全く大したことのないものだ。狂っている状態であるのでなおさらだった。この愛撫にしても、「愛」などあろうはずもない。ただ弄りたいから弄る、性欲に突き動かされた、相手を感じさせようなどと欠片も思っていない手つきだった。だからこそよかった。こういうのを、自分は求めているのだ。
「ああ! はっ、ああッ、はっ、あぅあッ、はぁぁンッ、いいっ!」
 高いプライドとは裏腹に、彼女の好みは、組み敷かれ蹂躙されるようなプレイだった。その点において、この青年が内に秘めた獣性というのは、とても良い。狂気の瞳で暴いてやれば、あっという間に容赦ないレイプ魔の完成だ。そしてここからが素晴らしいのだが、こいつに犯されても、自分の価値は欠片ほどにも傷つけられない。なんといっても、狂気の瞳があってのことなのだ。ということは、結局は自作自演。ひとり遊びでどうして自らを貶めることになろう?
 まったく、彼には感謝せねばなるまい。こうして過剰なほどの声をあげ、身体をくねらせているのは、本心からのものである一方、愉しませてくれていることへの礼でもあった。
「はッ、あぁ、くは、ひッ、は、あぁッ、ああんんっ」
 彼の手つきにあわせて、自ら腰をゆする。少しでも快楽を貪ろうという姿勢は、まさに月兎のそれだった。おかげで、待ち望んでいた瞬間が訪れそうになっている。快楽の頂点、オーガズムだ。
「はっ、くるッ、あ、はっ、あぁぁッ……あ」
 けれども、それは訪れなかった。彼が指を引き抜いてしまったからだ。お預けを食らった形だ。
 恨めしさを覚え、彼を睨み付ける。が、これでいいと、すぐに考えを改めた。この程度のままならなさは、むしろ犯されているという感じを強めるためのスパイスになる。それに、その瞬間は、どうせなら「もっと素晴らしい行為」の最中に迎えたい。
「フゥウッ、フゥウッ、ウウウウウッ」
 男はもはや狂犬のように唸るばかりだった。はこちらの肩を掴むと、無理矢理己のもとに跪かせてきた。眼前に、股間の一物が突き出される。この瞬間にも爆発してしまいそうなほど膨れ上がっていた。亀頭は鉄のように硬く、充血して赤黒くなっている。弓なりに反り返った肉竿は、びくん、びくんとしきりに跳ねている。
「あはぁッ……」
 先端を頬に擦りつけられる。ぐねぐねと這い回る血管から、火傷しそうなほどの熱が伝わってくる。鈴口ににじんでいた先走りが塗り込まれていく。せっかくの美貌を台無しにするような行為を、しかし彼女は好ましいものとして受け入れる。
 むわりと漂う濃厚な雄臭が、鼻腔から入り込んでくる。夏の熱気の中、衣服の中で蒸らされたペニスから立ち上る、高濃度のフェロモンだ。脳味噌が痺れるようだった。彼女には妖獣の敏感な嗅覚が備わっているので、なおさらだった。
 彼が何を求めているかは分かる。普段ならば、この私に奉仕させようなどとんでもないと考えていたところだろう。しかし、この男なら奉仕をただの奉仕で終わらせはしないだろうという確信があった。だから、彼女は口を開いた。わざわざ犬のように舌を突き出すおまけつきだ。
「ごぼッ――!」
 期待通りだった。ただしゃぶらせるだけで、彼は満足しなかった。目の前の雌の口を、完全に穴として認識していた。彼はこちらの頭を掴むと、逃げられないようにホールドした上で、腰を叩きつけてきた。ペニスが、口腔にねじ込まれる。男の下腹が、顔面にぶち当たる。猛々しく反り返った肉棒が容赦なく喉奥を突き、思わずえずく。
 嗅覚で感じていた雄臭さが、今度は味覚をも埋め尽くす。独特な生臭さのある、本来なら決して快いとはいえない味だ。しかし今は、無理矢理に味わわされているという事実もあいまって、彼女の官能をどうしようもなく刺激する。
「オッ、オオ、オオオオオッ」
「ぐッ、うぐゥ、ぐブッ!」
 抽送が始まる。肉棒がゴリゴリと、口腔内を蹂躙していく。喉が抉られていく。妖怪の頑強さのおかげで痛みを覚えるくらいで済むが、口をオナホールのように使われているという事実は、彼女の腹の奥をきゅうきゅうと疼かせる。
 そうだ。こういうのを求めているのだ。飯屋でおすすめを注文したらまさに食べたかったものが出てきたときのような気分の向上を、彼女は感じていた。
 高ぶりは、行動となって現れる。ただ蹂躙されるのではなく、自ら進んで踏みにじられる。つまり、己の口腔をぐちゅぐちゅと掻き回す肉棒に自ら吸い付き、舌で奉仕を始めたのだ。恍惚としながら肉棒に吸い付く様は、とても普段の鈴仙からは想像できない。
 顔面に下腹が叩きつけられ、くろぐろと茂った陰毛が鼻先をくすぐる。汗の匂いの混じった濃密な男臭さが、鼻腔を満たす。脳味噌を甘く痺れさせる雄のフェロモンだ。この状況でそんなものを嗅がされて、することといったらひとつだった。
「んふぅッ、ぉぐっ! ぢゅるっ、ぐぶ、ッふぅぅ、んぐぷぅうッ」
 高ぶりのまま、下半身に指を伸ばす。絶頂寸前でお預けを食らって蜜を垂れ流しながらヒクつく貝に指をくぐらせると、掻き回し始めた。
 己の身体に対してだというのに、あるいは対してだからこそ、指使いには容赦がなかった。愛液が飛沫となって散るほどの勢いで指を抜き差ししては、くちゃくちゃくちゃと品のない水音をたてる。膣襞は与えられる快感に悦び、異物をきゅうきゅうと締め付ける。
「ウ、ォオオッ」
「ごぶぅっ、ッぐ、ォゴッ、ごぼォッ!」
 鈴仙の痴態は、男の興奮をさらに煽った。ピストンがさらに激しくなる。鼻っ柱が物理的に折れてしまうのではないかという勢いで、腹部が叩きつけられる。喉がペニスにより蹂躙され、ごぼごぼと排水溝のような音を立てる。外から見て、喉に何かが蠢いているのがはっきりうかがえる。彼のペニスが、さながら喉仏のようなシルエットを形作っていた。
「ぐッ、ぼ、おぐッ、ぢゅるッ、ずぞッ、んふぐぅううッ」
 どろどろと口内に苦い汁があふれ出す。カウパーだ。丁寧に味わっていく。味わえば味わうほど興奮も高まり、自らを嬲る指の動きがヒートアップしていく。
 二人はそのようにして互いを高めあい、嬲り嬲られていった。これほどの激しい行為であるから、終点に至るのも、あっという間だ。
「グ、ォ、オオオオッ」
「んふぐぅッ、ぢゅるるッ、んふっ、ングゥウウッ――」
 男の肉棒が、根元から膨れ上がる。口腔とは人体でもっとも敏感な部位で、そこをいっぱいに使ってペニスを感じているからこそ分かることだった。射精される。期待に胸が高鳴る。どうせなら「もっと楽しい行為」で、などと先ほどは考えていたが、実際に射精される瞬間を目の前にすると、そんなことはどうでもよくなってしまっていた。
「オ、オオオオオオオッ!」
「んぐぅ、ごブッ――!」
 男の腰が、前方に突き出される。鈴仙の頭は、反対にぐいと引き寄せられる。互い違いのベクトルがぶつかり合った瞬間、男は自らの欲望を解き放った。
 喉粘膜に、溶鉄ほども熱いものがぶちまけられる。地上の生物の汚らわしい欲望で、体内を汚されている。恍惚に浸る間もなく、彼女の体内は白く汚されていく。ぼびゅぼびゅと、クルミ大の玉のどこにそれほどと思うほどの量を、男は容赦なく放っていく。同時に、男は肉棒を引き抜いていく。エラが粘膜を抉り、舌や口壁、歯間も白濁にまみれていく。亀頭が唇から引き抜かれる瞬間、ぶぽッ、と、およそ彼女のような少女から鳴ってはいけない間抜けな音が響いた。ペニスにぎりぎりまで吸い付いていた唇が、ちょうどワインボトルから栓を抜くときのような作用をしたのだ。
「うぉおおッ、おおおおおおおッ」
「あっはッ、あぁぁッ」
 射精はなおも終わらず、白濁は放物線を描いて彼女の顔面に降りかかる。美貌を台無しにする無粋な行為に対し、怒るどころか、目を閉じ舌を突き出して自ら受け止める。顔面を白濁で汚されるなど、まさに屈従の証、自分が求めていたものではないか。
「あはッ――」
 女の命とも呼べる顔に穢れをたっぷりとまぶされながら、彼女は恍惚に浸っていた。肉体は絶頂に達し、はしたなくおっ広げられた両脚の間、嬲りに嬲られた肉貝から、ぷしっ、と熱い汁があふれ出す。イきながらも、彼女は自らの手の動きを止めなかった。もっと快楽を貪りたいといわんばかりに。
「フゥッ、フゥッ――」
 男の射精は、ずいぶん長く続いた。波長操作によるブーストがあるとはいえ、驚異的だ。元々の精力が相当のものでなくては、こうはならない。
 こうだから、この男を高く買っているのだ――肉バイブとして。
「アハァッ……」
 こぼれた溜息は満足げなものであったが、同時に、全く足りないという思いが込められてもいた。当たり前のことだった。今のは、ほんの前菜だ。メインディッシュは、まだこれからなのだ。
 ゆえに、男を見る鈴仙の視線は、情欲に狂った雌のそれだった。白濁にまみれた顔でそのような表情を浮かべれば、そこらの娼婦では到底太刀打ちできないほど淫らになる。未だ逸物をおっ勃てている、すなわち波長操作の影響下にある彼がそんなものを見て、じっとしていられるはずもなかった。
「あんっ!」
 乱暴に組み伏せられる。何をするつもりかなど、推測する必要すらない。一番楽しいことをするのだ。男の性器と女の性器を重ね合わせる、この世で最も楽しい行為を。
 しかもこの格好は、彼女の最も好む体位だった。気高き月の住人にあるまじき、畜生じみた四つん這い。ただただ快楽を貪る獣に成り果てるにあたって、ぴったりではないか?
「あ、は、来て、はやく、はやくぅっ」
 もはや体面も何もあったものではなく、彼女は彼を――快楽を与えてくれるものを求める。男は口端から涎を垂らしながら、必死に己の魔羅を、とろとろに蕩けた鈴仙の秘貝に押し当てる。ズレないように狙いを定め、そして思い切り、腰を前方へ突き出した。
「あっはぁぁああああッ!」
 肉と肉とがぶつかりあい、ぱぁんという破裂音を奏でる。人里中に響きそうなほどの、ひときわ高く大きな声が続いた。それが性交の始まりとなった。
「アハァッ、ひッ、はぁッ! あ、ひっ、くぅうッ!」
 抽送は、最初からまるで容赦がなかった。しっかりと体重の乗ったストロークでもって、膣内をごりごりと抉ってくる。弓なりに反った彼のペニスは、女の穴を蹂躙するのにうってつけの形状をしていた。知性を駄目にするような快楽に、鈴仙は眼を白黒させながら悶える。
 男は、ただ目の前の女を貫くだけで満足しなかった。痛みが走る。髪の毛を掴まれ、ぐいと引っ張られたのだ。普段なら、そんなことをしてきた奴は精神を崩壊させてやるところだ。しかし情欲に狂った今はむしろ、支配されているという実感を得させてくれているようで、好ましくすらある。
 向こうがそれだけしてくれるならと、鈴仙は腰をグラインドさせる。性欲の象徴とも称される獣の、本気の腰振りだ。快楽と精をねだる様は、淫乱の二文字を形にしたかのようだった。
「っはぁっ!」
 気をよくしたか、あるいは気にくわなかったか、男はさらに鈴仙を昂ぶらせる。ぱぁんと、抽送とはまた異なる破裂音と、続いて悲鳴が響いた。満月のように丸く白い尻肉に、赤い痕が残っている。男がその掌で、彼女の尻をはたいたのだ。
「ひっ! はッ! あはぁあッ!」
 ごりゅごりゅと膣内を耕しながら、二度、三度と平手を繰り出してくる。さながら、出来の悪い獣に躾けを行っているかのようだった。この鈴仙・優曇華院・イナバが、こんなちょっと精力旺盛なだけの男に、調教されている――その事実が、彼女をどんどんと昂ぶらせ、悦びの淵へと追いやっていく。
「あ! ヒッ! はあぁッ、ひッ、ッ――ぐむッ!?」
 突かれるたび、叩かれるたび垂れ流されていた嬌声が、突如くぐもったものに変わる。男は近くにあったゴミ箱を引き寄せた。己の欲を吐き出したちり紙の、たっぷり詰まったゴミ箱を。そしてそこへ、がっしりと掴んだ鈴仙の顔面を突っ込んでいた。
 何が起きたのか、一瞬理解できなかった。が、呼吸をした途端、困惑など吹っ飛んだ。放り込まれ、夏場の熱気の中放置された、恐ろしいほど濃密な精臭。意識を腐らせるには十分すぎるほどだった。トリュフを探す豚のようにふがふがと鼻を鳴らし、彼女はその芳香を求める。
「フゥゥッ、ウウゥッ、おぉおおおおッ」
「んぐむぅッ! ぐふっ、んぐッ、んんぅぅっ!」
 低いうなり声が聞こえてくる。膣襞をめくり返す肉棒の動きが速くなり、スパンキングの頻度も威力も高まっていく。その意味するところを、鈴仙ははっきりと理解していた。射精が近いのだ。
 男がどこに射精すつもりであるかなど、考えるまでもなく明らかなことだ。それでも、どこに欲しいか、アピールせずにはいられなかった。膣穴をきゅうきゅうと締め付け、さかった獣のように腰を振りたくる。どうかこの淫らな穴に快楽の汁を植え付けてほしいという、言葉よりも伝わる主張だった。
 通じていようといなかろうと、彼の考えも鈴仙の願いと一致している。抽送は速くなる。今にも暴発しそうなペニスを引き抜こうという考えなど、まるで窺えないストロークだ。実際、せいぜい最高に気持ちいいタイミングで精を解き放とうくらいのことしか、頭にあるまい。
「ふぅッ、ううッ、うぉおおおおッ」
「んふぐぅッ、んぐッ、ううううッ」
 二匹の獣は絡み合い、交わりあい、互いの快楽を高めあっていく。――そして、その瞬間は訪れた。
「お、オオオオオオオオオオオッ!」
「ッんふぐぅううううううッ――!」
 突き飛ばすような勢いで行われた刺突が、彼女の奥の奥、子宮への入口を思い切り突き上げたのと同時に、それは始まった。睾丸で煮えたぎっていた精液が輸精管を通り、尿道へ侵入する。根元からペニスが膨れ上がり、鈴口から解き放たれる。
 へどろじみた濁液が、彼女の膣内を、子宮を、白く染め上げていく。無数の精子が一斉に泳ぎ始め、細胞の一つ一つに至るまで蹂躙し、膣内射精の快楽を刻み込んでいく。
 快楽狂いの獣に成り果てた鈴仙が、そんなことをされて平気でいられるはずもなかった。恍惚の海へ、助走をつけて飛び込むこととなる。脳味噌がピンクの幸福感で満ち、真っ暗だったはずの視界が白くスパークする。全身が弓なりに反り、激しく痙攣する。うっすらと浮かんでいた汗が飛沫となって散り、乳房と尻肉がふるふると震える。接合部からは、エクスタシーを表す濃密な女の汁がぷしぃっと音を出して噴き出し、彼の身体と床を汚していった。
「おぉおおッ、ひぃっ、ぐううううううッ」
 あまりに巨大な感覚信号を処理するために、喉の奥から、嬌声が垂れ流しになる。時折空気の補充のために呼吸がなされるが、入り込むのは例のとてつもない精臭だ。空気という名の精液を肺に流し込まれているようなものだった。下も上も射精されて、彼女の意識はさらに揺さぶられていく。
「おぉッ、おおおッ、ぐぅ、ふぅううッ、うううッ」
「ひぃッ、うぐ、んふぐぅッ、ふぅッ、ふぅううッ――」
 びゅるびゅると、当然の権利のように鈴仙の膣内に精液を放ちながらも、彼は腰を振りたくり続けていた。ぱぁんッ、ぱぁんッと、本気のスパンキングも続いていた。しかしそれも、ようやく終わりを告げる。睾丸の中身を全て吐き出すような射精は、通常では考えられないほど長く続いたが、それでもようやく終わったのだ。
 男は深く息を吸い、そして吐き出した。自らを飲み込んでいた狂乱を鎮めようとしているかのようだった。腰が引かれ、魔羅が引き抜かれる。絶頂の余韻に痙攣しつづけ、己を躾けたモノを締め付け続けていた雌穴は、最後の最後の瞬間、ぶぽっ、と品のない音を立てる。一瞬遅れて、生存競争に早くも敗北した白濁が、どろりと溢れだしてきた。
 鈴口と膣口の間を、糸が張っている。愛液と精液の混じった粘液だ。僅かに柔らかくなった竿を、彼は幾度となく叩かれ猿のようになった尻に擦りつける。紅に白のコントラストは、どことなく縁起がよかった。
「はひッ、はへッ、ひぃいッ……」
 男は鈴仙の髪を引っ張り、頭を屑箱から引き抜く。臭気地獄から引き抜かれた彼女の顔は、元々白濁にまみれていたこともあって、ひどいものになっていた。目尻からは涙、口からは涎を垂らし、虚ろな瞳をした様は、元々の美貌をゼロ点にしてしまうほどのインパクトがあった。
 そこにきて、鈴仙の意識はようやく戻ってきた。仰向けにされ、両脚を抱えられていることに気づく。正常位の体勢だ。大きく広げられた股の間、とろとろと白濁を垂れ流している淫裂に、男は己のモノを押し当てていた。あれほどの性交のあとだというのに、まるで萎えていない逸物を。
 二回戦をやるつもりだ。
「あ、駄目ぇっ」
 彼の波長は狂いっぱなしだった。あれだけやって、まだ満足していないのだ。こちらは相当に消耗させられたというのに。
 さっきのようなセックスをもう一度やれる自信は、さしもの鈴仙もない。脚を閉じて拒否しようとするが、身体を差し込まれており、かなわない。
「あはぁッ……」
 犯される。
 どうにもならないと気づいた鈴仙が浮かべたのは、蕩けた雌の表情だった。これこそを、自分は求めていたのだ。
「そう、来てぇっ……あっはぁぁあああああッ!」
 刺し貫くような勢いで腰が突き出され、彼女の嬌声が響き渡る。肉欲の宴は、まだまだ終わりそうもなかった。
べつだん短い話にしようと思ったわけでもないんだけどコンパクト(当社比)にまとまった
こんくらいの長さのほうがヌくぶんにはいいのかもしれない

冬コミの本委託してます
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喚く狂人
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
高貴だったり周囲を見下してる子が下民の股ぐらで喘いじゃうカースト逆転ワイもすこ
この鈴仙ちゃん生意気すぎて犯しまくったあとに発情期真っ盛りな豚舎にぶち込みたくなってきますね。なにが四十点か、こっちはエクステンドじゃ!(チョロロ…)
波長をいじくられたとはいえ秘めていた野性性が解放された青年は確かに醜悪かもしれないけど、それを楽しんじゃう玉兎も大概穢れた存在ですねぇ。真夏のゴミ箱の臭気に興奮してるところなんかほんとにやばい顔していそうでした(きっとアヘ顔)
抑制効かなくなってもそれを楽しんじゃったり喘いで“やる”あたりの余裕が終始崩れず、しかし熱に当てられたみたいに乱れていくさまが最高にドスケベ!高慢な性格が後押ししてイラマチオが素晴らしいくらいに映えていて、この鈴仙ちゃんの喉まんこならいくらでも犯せちゃいそう
真っ赤になるくらいスパンキングされている場面が特にたまりませんで、おんなではなく肉や物に近い扱いをしているのだとわかる男の高ぶり具合がもう、共感しまいでか!
膣から引き抜くときに鳴る汚らしい音が大好きで、結局身体的(というか精神的にも)主導権なくしちゃって好き放題されちゃう王道展開endもドスケベでした。…この鈴仙ちゃんは太腿やお腹に正の字書かれて里中を回って、どうぞ、そんでもってやり終わった戦利品のゴムの束をたぷたぷ手で遊んで恍惚としててほしい(本人の前ではきったなぁとか言っちゃってるとなお好しですねぐひひ)
今回もとてもドスケベでした、ありがとうございますまた
2. 削除
読み直すがたまらなくイイ・・・