真・東方夜伽話

妖精の隠し事

2017/07/24 00:49:21
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妖精の隠し事

極楽わんこ

大妖精により頼られたいと願う中、意外な形で関係を発展させるチルノのお話。

・チルノと大妖精のお話になります。
・チルノと大妖精間は純愛オンリーですが、大妖精がオリキャラ相手に輪姦されたり、
 純愛したり、逆レイプしたりするシーンも架空ですがありますので苦手な方はご注意下さい。
・チルノにアレが一時的に生えます。
・内容はチルノ視点の、とある拾い物から関係が進む純愛ものです。























紅の霧が拡がる異変の舞台となった紅魔館、その目前に位置している湖は今日も澄み切った水を湛え、
微量の魔力が漂っている水面の上を多くの妖精達が様々な思惑を胸に飛び回っていた。
異変のない平穏な生活に身を委ねて暮らす者もいれば、新しい異変を密かに心待ちにしている者もいる。
別に他人同士の争いを期待している訳ではなく、単純に退屈が我慢出来ないからという理由ではあるが、
残念ながら自身も暇よりは何か事が起こっている方が楽しめてしまう性格だ。
だから時折釣りに勤しむ人里から来た人間を背後から驚かせてみたり、
もっとテンションが高い時は突き飛ばして水の中に落としてみたりもしていた。
やはり相手が憎たらしい訳ではなくただ楽しみたいだけなのだが、
最近は人間に手を出すのは控えるようにしている。
巫女に見られたら痛い目に合わされると分かっているし、忠告をしてくれる人物がいるからだ。

本来妖精は単純な性格ではあり悪戯が大好きなのだが、何もしてこない人に無闇に
手を出してはいけないと諭してくれる大妖精は、その括りに捉われていないに違いない。
サイドテールに纏めた緑色の髪が風を受けてなびく様は、萌ゆる緑の葉が躍るかのように美しく、
端に黄色い紋様が施されている透き通った羽根も、妖精ならではの気品を感じさせる。
思慮深い性格もあって周囲からは信頼されており、さながらお姉さん的なポジションにいると言えるだろう。
それは自分も同じであり、単なる仲良し以上の感情を抱いているのは間違いなかった。
彼女は相手を打ちのめす強力なスペルカードを持ってはおらず、
敵と戦う際も自衛の弾幕と瞬間移動で翻弄するのが精一杯だ。
戦闘に関しては非力であるからこそ、守ってあげたいという気持ちを抱かずにはいられなかった。

「あたいは、何があっても大ちゃんの事守るから!」

最強だ最強だとは自称しているけれども、実際には強い奴が色々いるのは自分なりに理解しているつもりだった。
博麗の巫女が鬼の形相で迫ってきたとしたらやっぱり怖いし、白黒の魔法使いが見せる異常な火力だって恐ろしい。
それでも、懲りずにちょっかいを出して撃ち落とされたとしても、少しでも強くなりたかった。
この湖に平和と時折の騒ぎ、そして大妖精を守る為の力を得る為に。
素直な思いを投げ掛けると、彼女は嬉しそうに頷き、はにかんで返す。

「チルノちゃんだったら絶対に私を守ってくれるって、信じてるよ」

残念ながら普段の立ち振る舞いの影響もあってか、こちらが真剣に話しているにも関わらず、
冗談として受け止められてしまうケースは非常に多い。
けれども大妖精は違う。
今だって気持ち半分で相手をしている訳ではなく、
心の底から信頼を寄せてくれているのが口調や表情から伝わってくる。
頼りにされている事がこうも素晴らしく、心地が良いものだと教えてくれたのも他ならない彼女だ。
難しい事は分からないけれども、とても大切な存在であるのは間違いない。
ここまで想いが募れば、大妖精が自分の事をどう思っているのか、
知りたいと欲求を抱くのは極極自然な流れというべきだろう。
その機会を窺うも、なかなか切り出せない悶々とした日々が流れているのが今の実情であった。

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相変わらず今日も異変の起こる気配は無し、湖は至極穏便な雰囲気に包まれている。
暇潰しに蛙でも凍らせようかともやもやに苛まれる中、ふと目線を落とすと視界に入った物があった。
湖を囲んでいる草むらの傍には度々幻想郷では見慣れない珍しい品が落ちていたりする。
この前も筒状の入れ物に水を入れ、指で装置を動かすと水流となって一定距離飛ぶという、
不思議な玩具を見つけて暫くは大妖精と共に遊んでみたりしたものだ。
こういった場所には別の世界からの物品が迷い込みやすいという話を曖昧に理解しながら聞いていたが、
今回は見た限りでは、特に魔法使いが欲しがりそうな一品だ。
一度は見せてもらった事があり、残念ながら理解はとても追い付かなかったが、
紙に絵や文字が記された本と呼ばれている物は弾幕を編み出す手助けとなるらしい。

「おーいチルノ、今日は何して遊ぶの~?」

遠くから知り合いの妖精が声を掛けてきたのにはまずい、と思ってしまう。
新しいスペルカードを作るヒントが記された書物とならば頂く他はなく、
何やら強い念が感じられる辺りもしかすると凄い力が秘められているのかもしれない。
出来る事ならばこの本は自分の物にしてしまいたい、直感で瞬時に判断は下った。

「ごめん!そう言えば用事があるんだった!!」

すかさず服の内側に戦利品を収め、誘いを掛けてきた相手に何事もない様に手を振ってみせる。
残念そうな表情を見せ、他を当たる妖精を見送った所で今日は早々に住処へと引き上げたのだった。

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家に着いたところで早速テーブルに本を置いてみせる。
周りから怪しい視線を送られる事もなく帰路に着けたのは幸いというべきだろう。
数は全部で三冊で、よくよく見れば何と表紙に描かれていたのはあの大妖精の姿であった。
苦しいとも心地良いとも取れる、複雑な表情は見た事が無く、
今も漂い続けている念と相まってかなり異様な雰囲気を醸し出している。
見てはいけない物だったのか、しかし一度興味を惹かれた物を
中途半端な状態で忘却してしまえるほど、妖精は上手く作られてはいない。
恐る恐る、一冊目の本に手を伸ばして表紙を捲ってみたのだった。


痛いっ!!どうして私達をこんな所に閉じ込めるんですか!?
確かに売り物のお花を一本勝手に抜いてしまいましたけど、ちゃんと返しましたよ!?
と……取った物を返せば悪くないかって言われますと……ご、ごめんなさいっ……。
この娘は、何も悪くないです!ちゃんと注意をしなかった、私の責任ですからっ!!
……大丈夫だよチルノちゃん、スペルカードは使えなくても、私の能力だったら外に逃がす事だって……!!
さあ、これで……罰を与えるというのなら、私一人で全て受けます。だからっ……。
んむっっ!?んっ、んんっ……んちゅっ、ちゅうっ……うっ、うぇぇっ……く、臭いっ……。
いっ、痛っ……そんなに、乱暴にっ……胸、揉まないで下さいっ……。
な、何ですかっ……妖精の癖にいやらしい身体とかっ……別に好きでこんなっ……きゃあああっっっ!!!
ひっ、酷いっ!!大切な洋服なのにっっ……んああぁっっ!!
なっっ……やだっ、乳首くりくりしてっ……!き、気持ち良くなんかっ……!!
顔が紅いってっ……そんなのっ、これは貴方達のせいじゃないですかっっ!!
感じて、なんかっ……ふぁ、あぁ……な、何……急に、優しく揉むなんてっ……。
えっ、ええっ!?も、物足りないなんて顔っ、してませんっっ!!
いや……そんなねちっこく脚、撫でないで……。ん……ん、んぅぅ……。
はぁ、はぁ……ち、違いますっ……決して自分から、身体を擦り付けてる、なんてぇ……。
ひゃっっ、内股っ、駄目ぇ……な……嘘……このとろとろ、私の……?
ちっ、違うっ!!違うのぉっっ!!私は淫乱なんかじゃぁぁっっっ!!!
おっ、おっっ、おなっっ……!?!?そっ、それはっ……やっっ、やった事ない……訳じゃ、ないですけど……。
ひっっ……こ、こんな太長いのでっ……こ、これですれば、指の、何倍も……気持ち良い……?な、何倍、も……?
はぁ、はぁっ……き、期待なんて、してま……んむぅぅぅっっっ!?
んぶっっ、んぅっ、むぐっっ、うぐっっ……!?ふふぁふぉっ……!!
ぷはっ、はぁっ、はぁっ……く、苦しいっ、いきなり口にそんなの突っ込むなんて……。
い、いやぁ……下着脱がさないでぇっ……。
そんな……もっと必死に抵抗だって出来るんじゃないかって……?だって、身体がっ、もうっ……。
ああっっ……!は、入ってっ……!!んうぅああああぁぁぁぁっっっ!!!
ひゃああぁっっ……!!はぁっ、はぁっっ……んっぐ……なっ……何、これぇっ……。
お股っ、こ……こんなにきつく拡げられてるのにっ、何でこんなにっ、気持ち良いのっ……?
淫乱だからだなんて……あうっっ!!はっ、はぅんっ!!つ、突かれる度に頭チカチカしてっ……!
いたっ、ぁ……え……これ、素直になれる薬が入った注射……?
認めたら、楽になれる……?本当は、エッチが大好きな変態妖精って……。
あ、あぁ……そ……そう、なんだ……私は、スケベで、淫乱だから……こんなに感じちゃってるんだ……。
ふぁっ、ああっ、ひゃぁっ……ゆさゆさされて、嫌なのに……身体ぽかぽかしてきたぁ……。
そっかぁ……これが、私の、本性なんだぁ……無理矢理、セックスさせられてるのに、悦んでるぅぅ……。
お腹の奥まで太いの咥え込んで、お股ぐちょぐちょにして悶えてるんだぁ……。
はいぃっ……もっと、もっとどんどん突いて下さいっ……ひゃうっっ、あんっっ、あはぁぁんっっ!!
お腹っ、お腹の中でびくびくしてるぅっっ!!嬉しいっ、今から私っ、射精されちゃうんですねぇっっ!!
下さいっっ!!一杯っ、私にお仕置きっっ!!して下さいぃぃぃっっっ!!!
二度と悪戯しようなんて考えられない位にぃぃぃっっっ!!!
んひゃああああぁぁぁっっっ!!!熱いの中にどぷどぷ来てるぅぅぅっっっ!!!
身体っっ、飛んじゃう位に気持ち良いぃぃぃっっっ!!!はぐっっ、はふっ、はぁっ、はぁっ……!!
あふぁぁぁ、お腹の中とろとろぉ……あったかいの流れ込んでぇぇ……。
ふはぁぁ、休んでいる暇は、ないってぇ……?んむっ、あむっ、はむぅぅっ……。
さっきはあんなに嫌だったのにぃ……お、おいひぃぃ……んぶっ、んむっ、じゅぼっ、ぐぼっっ……!!
んひゃああっっ、はああぁぁ……イカ臭いミルクいっぱいかかってるぅ……。
顔にも髪にもたくさんかかってぇ、ねっちゃねちゃあぁぁ……。
嬉しいぃ、こんなにもミルク恵んでもらえるなんてぇぇ……。
ああ、あぁ……まだまだ、お仕置きしてもらえるんですねぇ……もっともっと、気持ち良くなれるぅぅ……。
凄く幸せぇぇ……なのにぃ……あれぇ、どうして、私……泣いてるんだろう……?
あ……チルノちゃんにもう、会えない気がするから……かな……?
嫌だよ……ね、強姦を悦んで受け入れる様な私と、親友だなんて……でも……。


「私は、チルノちゃんが無事なら平気だよ……何も後悔なんてしていないから……」

本の締め括りには虚ろな瞳に涙を浮かべ、健気な笑みを見せる大妖精の姿。
最後にはこれはあくまで架空の物語ですという表記から、作り話である事は辛うじて理解が出来た。
だが、描き手の執念を感じてしまう程に良く似せられた絵に、現実との区別を曖昧にさせられてしまう。
自分をかばったが為に里の人間、それも中年とおぼしき複数の男に囲まれて
成す術も無く欲望の吐け口にされてしまい、最後には薬まで打たれてしまう。
自我を失いながらも快楽の沼に呑み込まれる寸前に見せてくれた切実な思いが、
彼女を守れなかったという罪悪を増幅させ、胸の奥を切り裂かれる様な痛みが走る。
それだけではなく、気付けば自然と呼吸が弾み始めていた。
自身の身体の変化をはっきりと感じながらも、程なくして注意は二冊目へと向けられる。
一冊目とは打って変わって幸せ一色の笑みを浮かべる大妖精の絵、既に見ないという選択は存在しなかった。


あのっ……お兄さん、一つ聞いてもいいですか?
私、お兄さんと一緒にいると凄く幸せで……けど、一人になってしまうと胸が苦しいんです……。
傍にもっと、ずっと居たいから……でもそれは迷惑なんじゃないかって……。
だって私は妖精で、お兄さんは人間なんだもの……一緒に居たら、きっと周りから変な目で見られるから……。
えっ……!?わ、私!?私、はっ……好き、です……そうでなきゃ、こんなに切ない想いなんてっ……。
ひゃっっ……!?え、えっ……自分は私が平気なら、ちっとも気にしないって……?
ほ、本当にですか……?あ、あぁ……お兄さんっ、私っ、凄く嬉しいっっ!!
え……あっ、あっ……ん、んっ……キス……しちゃった……。
ふぁぁ……ど、どんな感じって、言われましても……や、顔真っ赤だなんてっ……。
お兄さんだって赤くなってますよっ!!それに……お股の……凄く盛り上がってるんですけど……。
わ、私の身体が柔らかくて、抱き締めてると……興奮してきちゃったって……?
でも私はこの身体、あんまり……好きじゃないんです……。
だって周囲の妖精達から、一人だけおっぱい大きくて変なの~って、からかわれちゃうし……。
ええっ、お兄さんはこういうのの方が好み、なんですか……?
そう言われると、嬉しい、かな……って、ひゃあああっっっ!!
わっ、わぁっ……これが、男の人の……こんなに大きく反り返っちゃってるんだ……。
全く知らない訳ではないですし、その……仕組みとかも一応は、知っているんですけど……。
へっ?えっ、ええっ!?こ、これを……胸で、挟む……んですか……?
わ、分かりました……でも、あんまりじっと見られると……あうぅ、脱ぐのも、見たいんですか……。
ん、んしょ……し、下着姿でも凄く恥ずかしいのに……。
やっぱりブラも、取らないと……駄目なんですよね……はい……。
こ……これでお兄さんのを、間に……と……はぁ、凄いびくびくしてる……気持ち良い、ですか……?
そう言われると、恥ずかしいけど……何だか嬉しくて、お兄さんの為にって、なれます……。
あ、こうして掌でもっと圧迫して、んんっ……私も、コツが解ってきたような気が……。
ふぁ……?あ、有り難うって……わ、私の方こそ……何だか、幸せな気分です……。
胸の中で心地良さそうに震えて、最初はちょっと怖かったけど、可愛いですね……。
へ……あ、もう、いいんですか?まだ、物足りなそうにも見えますけど……?
んっ……こ、こう寝そべって……やぁ、い、糸引いてて……は、恥ずかしいぃ……。
お、お兄さんのを胸に挟んで揺すっていたら、その……興奮してきちゃって……。
ああんっっ!!駄目ぇ、そんなとこにっ、指挿れちゃあぁっっ!!!
ひゃあんっっ、くちゃくちゃってっ、音鳴ってるぅぅっっ!!
ふぁぁぁっっっ!!!やだ、やだぁっ、舌奥まで入ってぇぇっっ!!!
んひゃっっ、ひゃあっ、はぁぁっ……あぁっ……イッ、ちゃったぁぁ……。
も……もう……そ、そんなの……気持ち良かったに……決まっているじゃないです、か……。
ああっ……お兄さんのその、逞しいの……今から私の中に……。
……いえ、大丈夫です。だって私、お兄さんの事……大好きなんですから……!
は……!!はぅ……んっっっ……!!うぅっ……き、つっ……!
くふっっ、ふぅっ、ふぅ、はぁぁっ、はぁっ、はぁっ……。
凄、い……お兄さんの身体の温もりがこんなにも伝わってきて……。
重くなんて、ないです……ぎゅってされて、心地良くて、とても幸せですよ……。
はぁっ……!動かれて、奥っ、突かれるとっ……頭の中、真っ白になっちゃいそうっ……!
あんっ、あんっっ!!もっと、もっと強くしてもいいですからっ、感じさせて下さいっっ!!
ひゃはぁっっ!はあっっ!!ああっっ……またっ、またっ……イッッ……!?
あっ、どう、して……止めちゃうんです、かっ……?
……やっぱり、そうですよね……分かっているんですっ、種族の壁が、高い事位っ……!
人間と妖精が結ばれて……お互いが不幸になってしまって事だってっっ……!!
戸惑ってしまうのも無理は……えっっ?違、う……?
本当はイキたくて仕方がないけれど、私の中に、出来るだけ濃い精液を沢山出したい……。
だから、さっきからずっと我慢してる……?そ……それっ、て……!?
う、嬉しいっっ!!お兄さんがそこまで覚悟してくれているならっ、私はっっ!!!
はいっっ、自分もいっぱい動きますからっっ!!だからっっ!!!
お兄さんの元気な精子っっっ!!!一匹でも多くっっ、私の中に送り届けて下さいぃぃっっっ!!!
ひゃんっっ!!あんっっ!!あはあぁぁぁんんんっっっ!!!
ふあああぁぁぁっっっ!!!でっっ、出てっっ!!!お腹の中打ち付けられてるぅぅっっっ!!!
す、凄いっ……まだ、どくどくしてる……私を、身籠らせようと、必死になって……。
んっ、大丈夫ですよ……窮屈なんて、とんでもないです……。
今夜はずっとこうして、お兄さんの精液で私の子宮、浸しておいて欲しいですから……。
誰にでも優しいお兄さんも好きですけど、もし叶うのなら……
私だけのお兄さんになって欲しいって、ずっと……ずっと思っていました。
そんなお兄さんを知り合いなんかじゃなく、お嫁さんとして支えられるんだって思うと、最高に幸せですよ。
……そう、ですよね。みんなどんな顔するかは、分からないです……。
でも、出来る限りたくさんの人に……おめでとうって、言ってもらえると、嬉しいな……。


「特に、親友のチルノちゃんには、ね……」

一冊目とは全く異なる美形の青年の傍に寄り添い、微かな不安を見せながらも希望に表情を輝かせる大妖精。
お嫁さんとかどういう事なのかは全く理解出来なかったけれども、
彼女が幸せを噛み締めているのが伝わってきて、それなら問題ないかとも思えてしまう。
もっとも、問題は別の箇所で発生していて股の部分の違和感は最早無視出来ないものとなっていた。
スカートを盛り上げている何かは布地との微かな摩擦でさえも驚くような感覚を生み出した。
快楽と興味を前に成す術もなく魅了され、最早一片の迷いすらなく手を伸ばす。
一冊目とも二冊目とも雰囲気の全く違う、妖しげな笑みを浮かべる大妖精が描かれた本の表紙を捲る為に。


ねぇ僕ぅ、どうしてこの湖に一人でフラフラ来ちゃったのかなぁ?
うん、うんうん、そうなんだ。妖精だったら怖くもなんともないから興味本位で遊びに来ちゃったって訳ね。
確かに私達妖精は妖怪みたいな強い力はないし、私もスペルカードは持っていないわ。
それでも……何の力も持っていない人間よりは、遥かに強いんだよ?
逃げようとしたって、ほら、瞬間移動で簡単に捕まえちゃう。ふふっ。
君がそうだったように私も何か面白い事無いかな~って、丁度退屈してたところなの。
そんなに怖がらなくても大丈夫、ちょっと悪戯しちゃうだけだからね。
抱き付いて、ぎゅ~ってして、ちゅっ……人間の女の子とはこんな事、まだした事もなかった?
初心な反応して可愛い。その割に、こっちはむくむくって勃ち上がってるんだけど。
大人しそうな顔して、スケベな所はしっかりスケベなんだから困っちゃうな。
手でしこしこってしてみると、どう、とっても気持ち良いでしょ?
ぶるぶる震えちゃって、本当に可愛い。いいよ、特別におっぱいの間に顔埋めてもたれかかっても。
あはっ、また一段と大きくなったぁ。これじゃ怖がってるのか楽しんでるのか、分からないなぁ。
指でこうして、へこんでいるところをくにくにすると、すっごく感じちゃうでしょ?
ん?もっともっと気持ち良くなりたいって?ふふ、正直な子はお姉さん大好きだからそうしてあげるね。
じゃあ穿いてるもの脱いじゃって、出してみよっか?わぁ、触って欲しそうにびんってなってる。
すこすこされるよりも凄い事、期待しちゃってるんだ?それじゃあ、頂きま~すっと。
んむっ、ふむっ……ん、れろっっ、ぺろっっ……じゅる、ぢゅるっ……。
うぅんっ?もほ、出そうなんふぁ。ひぃよ、遠慮無くらしへ……。
んっっ……!むふぅっ、ごきゅ……ぷはぁっ……はぁぁ、美味しいぃ。
搾り立てのまろっとしたミルクみたいで、喉越しも良かったぁ。
あらら、気持ち良過ぎて脚の力が抜けちゃったって?もう、しょうがないなぁ。
じゃあ君はそこで仰向けに寝ててくればいいから。うん?心配しなくても大丈夫だよ?
ただ、ちょっと君にも協力してもらうだけ。私だって、気持ち良くなりたいもの。
邪魔な下着は脱いじゃって、と……ほら、よ~く見てみて。
君のをおしゃぶりしていたせいで、私のアソコもくちょくちょになっちゃった。
今から君の顔の上に跨るから、しっかり私の事も気持ち良くしてみせて?
うん、難しい事は考えなくていいよ。直感で、したい事をしてくれればそれでいいから。
あっはぁっ、もうっ、男の子って本当におっぱいとお尻が大好きなんだからぁっ。
どさくさに紛れて必死にお尻掴んでっ、撫で回して、楽しんでるんでしょっ?
ひぃんっっ……!んっ、い、良いよっ……そうっっ、縦筋もっとぺろぺろ舐めてぇっっ!
舌も奥まで突っ込んでくれて、いいからっっ!!ひゃうううっっ!!あはんんっっ!!
ふあああっっ!!お豆突かれるのもっ!!ひいいぃぃっっ!!!あっあっああああぁぁっっっ!!!
はあっ、はふっっ、ふぅっ、ふぅ……はあぁぁ、気持ち良かったぁぁ……。
一人でするのとは比べ物にならない位感じちゃった……あっと、顔の真上でイッちゃって、ごめんね?
びっくりしたのはお互い様って所かなぁ?でも、まだ本番が残ってるんだけどな~。
ん、服も脱いじゃって……あら?あらあらあらぁ?すっかり元気になっちゃった。
そっかそっかぁ、どうやら君もまだ物足りなかったって事みたいね。
それじゃあ、やっちゃおうか、セックス。ふふっ。
妖精のアソコなんてなかなか味わえるものじゃないし、ましてや初めてだったら凄く気持ち良くなれるよ?
そう、今から君のこれを、ぱくって咥え込んじゃうの。んっ……んんふぅんんっっ……!!
はぁぁ~っ、中拡げられてるぅっっ……この空いた隙間を埋められる充足感、最高ぉぉ……。
どうかなっ、君もっ、気持ち良いでしょ?さっきなんかよりも、ずっとっっ……!
あはっっ!!下からっ、突き上げられちゃってるぅぅっっ!!
分かるんだっ!セックスの事は知らなくてもっ、腰持ち上げれば気持ち良くなれるのぉぉっっ!!
これは私もっ、負けてられないかなぁっっ!!ほらっ、こうして腰ぐりんぐりんしちゃうからねっ!!
んっっ、心配しなくてもいいよっ!!簡単には千切れないように、出来てるんだからっっ!!
さっきお口の中に出したミルクッ、今度はお腹にいっぱいどぴゅどぴゅしちゃっていいよっっ!!!
必死な顔しちゃってっ、本当に可愛いっっ!!君にとって、忘れられない日にしてあげるっっ!!
んんっっ!!出すのねっっ!!いいよっ、お姉さんが全部っ!受け止めてあげるからっっ!!
はっっ!!んぅああああぁぁぁっっっ!!!ミルクたっぷりっっ、出てるぅっっ……!!
はぁっ、はぁっ……アソコ蕩けてぇ……中出しされるの、堪らないぃぃ……。
ふぅぅ、どうだった……って聞くまでもないかぁ、そんなとろんとした顔しちゃって、可愛いんだから。
ねぇ、今度は君のお友達の子も一緒に連れてきて?
うん、私も、知り合いの娘を連れてこようと思うから、ふふふっ……。


「こんなにも楽しい遊び、勿論チルノちゃんにも教えてあげないと、勿体無いよねぇ……」

まるで本を見ているこちらに語り掛けるかの様な、大妖精の艶やかな微笑みがラストを飾る。
今度は少年を相手に手玉に取り、自身の募る欲求を遠慮無しにぶつけているようであった。
そんな大人びたを通り越して妖艶とも言うべき彼女の立ち振る舞いに耐えられず、
ドロワーズの中に突っ込んでいた手へねばっとした液を放出してしまっていた。
規格外の興奮を感じてしまうと稀に生えてしまう、不思議な塊。
自分だけの秘密にしていた事であり、ここしばらくはそういった状況も無かっただけに、扱いに困惑してしまう。
趣向こそ全く異なる三冊の本、しかしいずれも読み手の興奮を煽るという共通点が存在していた。
そこに惹き込まれ、親友にすら伝えていない身体の変化に手を伸ばしてしまい、
最終的には守るべき筈の彼女を起爆剤に、射精までしてしまったのだから溜め息を吐くしかない。
明日からどんな顔をして大妖精と会えばいいのか、想像する事すら叶わなかった。

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翌日、湖の上を浮遊しながら考えてみるも、結局あの本をどうするべきなのか結論は未だに出せていない。
さっさと元々あった場所に捨てて処分すればいい筈なのに、
その選択に進めないという事は何処かで持っていたいという願望があるからなのだろう。
あれだけの罪悪を感じておきながら、また同じ過ちを繰り返そうとしているのか……。
興奮と葛藤でまともに眠れなかったせいもあり、真っ直ぐな飛行もままならない。

「こんにちはチルノちゃん、今日は何して遊ぶの?」
「あ、あっ……だ、大ちゃんっ……」

きっと間抜けな顔をして飛んでいるのだろうと思った矢先、唐突に現れた大妖精。
別に瞬間移動なんかではなく、ただ普通に目の前に来ただけなのだろうが、
慣れない考え事に耽っていたせいでいきなり登場したかの様な錯覚に陥ってしまっていた。
そして実際の彼女を見た瞬間、本に描かれていた物語が頭の中でぐるぐる巡るのを感じずにはいられなかった。

「ま、守ってあげられなくて、ごめんっ!!それと、おめでとうっ!!」
「え、えっ……?」

不可思議な様を見せる大妖精が妙に艶やかに見えてしまうのも、昨日の影響に違いない。
挙句の果てに、ずっと秘密にしていた部分がタイミングも悪くむくむくと
勃ち上がりつつあるのだから、ここは一旦撤退を決めるしかなかった。

「で、でもあたいはやっぱり、かくれんぼとかして遊ぶ方がいいかなっ!!」
「えっ……けどまだ鬼も決めていないよ!?チルノちゃんっ!」

突然逃げ出す様をきっと大妖精は不審に思っているだろう。
しかし彼女と距離を置かなければ何かが弾けてしまいそうで、危険を直感してしまっていたのだ。
内股をくっ付けながら、慌てて自分の住処に戻るのが精一杯だった。

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何とか住処まで逃げ込み、一呼吸置いたところでスカートの中へそっと手を伸ばしてみる。
しっかり自己主張しているそれを先程は辛うじて抑え込む事が出来たがもう限界と、
右手で盛り上がりを擦りながら残る左手で、捨てずに置いておいた昨日の本を一心不乱に捲る。
白濁を浴びせられる姿、射精を心地良さそうに受ける姿、騎上位になって腰をくねらせる姿。
そのいずれもが性的興奮を煽り、自然と手の上下運動を激しくさせる。
脳の中が真っ白になる瞬間が、後少しで訪れると思ったその時だった。

「チ、チルノ……ちゃん……?」
「あっ……!?」

氷精の自分が冷や水を浴びた様に感じてしまったのだから、相当動揺したに違いない。
おそらくは心配して追いかけてきたのだろう、図らずも自慰の現場に
出くわしてしまった親友に何から伝えればいいのか、見当も付かなかった。

「だ……大ちゃんっ……あ、あたいっ……!」
「お、落ち着いてチルノちゃんっ……その、どういう状況か……私に、教えてくれないかな……?」

驚いているのは大妖精も同じであったが、それでも自分ほど狼狽をしていないのは、
流石普段から大人びた立ち振る舞いを見せているだけはあると、感心するばかりだった。
言われた通り、湖のほとりでふと本を拾った事、そして彼女の題材にした物語を目にして興奮してしまい、
欲望に勝てずに放出してしまった事、全てを洗いざらい話してみせる。

「うん、うん……大体話は分かったよ。私の事、色々と気を遣ってくれたんだね」
「……怒ったり、軽蔑したりしないの?」

恐る恐る、最も心配していた事を尋ねてみる。
真実を話したにも関わらず大妖精が見せる表情は普段通りに穏やかで、
怒りや蔑みの感情が全く伝わってこなかったのが安心した反面、意外でもあったからだ。

「だって、私はチルノちゃんの事が大好きだもの。何があっても、それは変わらないよ」

焦りはまだまだ消えたりはしないが、それでもささやかな安心を得る事は出来た。
自身を慕ってくれているという事実を、はっきりと確かめられたのだから。
そんな中で事態はまた予想していない方向へと進んでいく。
実際に本を手に取り、一通り目を通した大妖精は頬を赤らめながら苦笑を浮かべ、
そして、思いもよらない要求をしてみせたのだ。

「チルノちゃんと、キスしたいな。この本みたいに……」

彼女が手にしたのは二番目に読んだ、青年との純愛物語だった。
想像以上の積極性を見せる大妖精に、今度はこちらが面喰ってしまう。
今まで抱いていたイメージがもっと奥手で、そういう事をするにしても
自分がリードをしてあげるべきだと、潜在意識が決め付けていたからかもしれない。

「で、でもあたい……こんなの生えちゃってるけど、女の子だよ?」
「私はチルノちゃんが相手だったら、細かい事は気にしないよ」

透明な羽根を羽ばたかせて期待を見せる様こそ控え目だが、本人は既にその気になってしまっているらしい。
むしろその方が好都合とばかりの仕草、しかし自分だって思慕を寄せているのは変わらない。

「じゃ、じゃあ……行くね……」
「うん……」

瞳を閉じ、唇を差し出す愛しい大妖精の姿。
肩を抱き寄せる腕が震えてしまっているのは経験や貫録が足りないからに違いなく、少しばかり悔しく思えてしまう。
だが、程なくして触れ合った唇の心地良さに、そんな感情は一瞬にして溶かされた。
柔らかな感覚と咥内に吹き込む吐息が頭の中を真っ白にし、大好きな人と傍にいる幸せを感じさせてくれる。
弾幕勝負だけではなく、彼女を守るというのはこういった具合に、安心させるのも大事であるのかもしれない。

「なんか凄く、ドキドキするね……」
「私も、だよ……」

頬を紅く染めながら、もう一度とばかりに大妖精が顔を寄せてくる。
再び唇を重ね、今度は舌同士をぎこちなく動かして唾液と一緒に絡ませていく。
甘ったるい感覚、だが何か物足りなさも一緒に感じてしまい、自然と身体も擦り付けてしまう。
本に描かれていた彼女の胸はかなり大袈裟な表現となっていると思ってしまっていたが、
実際の質量を体感してみるとほとんど差がないと認識を改めてしまう豊かさが伝わってくる。
その柔らかさに一度は沈んでいた興奮が一気に盛り返してしまい、
気が付けば股の部分が激しい自己主張を見せてしまっていた。

「ぷ、は……そっか、さっき気持ち良くなろうとしていたんだったよね。ごめんね……」
「ひゃうっ!?あっ、だ、大ちゃんっ……!」

伸びてきた手に対して、そこは駄目なんて言えるほどの意思の強さを見せる事は出来なかった。
スカートの上から撫で回す掌の心地良さが拒否という選択を根こそぎ持って行ってしまう、
それどころか逆に腰を前に押し出し、より強い快感を求めようとしてしまっていたのだ。
表面だけの遠慮を、大妖精は口元を緩めて受け止めてくれた。

「構わないよ。私の手でいっぱい感じてくれて」

見覚えのある笑顔も普段通りで、だが口調からは誘惑に惹き込む様な抗えない魅了も漂っている。
甘い囁きに一層の官能を煽られながら、想像以上の慣れを感じさせる手付きに脚が震えてしまう。
まるでこちらが達して発射してしまう少し手前を見越しているかの様な指の動作は、
自身で慰めている時には決して味わえない、未体験の快感を提供してくれた。

「気持ち良さそうなチルノちゃん、羨ましい……私も、触ってもらいたいな……」
「ひゃっ、あっ、ああっ……へぇっ……!?」

大妖精の空いている手がこちらの手首をそっと掴み、自身の股へと宛がう。
またしても唐突な一言に驚くしかなかったが、こちらだけが気持ち良くなっているのは確かに不公平だ。
昨日読んだ本のお陰で、はっきりとまでは行かなくとも愛撫の方法は何となくは思い付く。
自分がされているのと同様にスカートの上から、指を二本くっ付けて指の腹で
擦り上げるようにして割れ目と思しき箇所を少し強めになぞってみせる。

「ふあああっっ!!いいっ!良いよチルノちゃぁんっ!!」

この日もっとも大妖精が感情を露わにしたと言っても間違いではないだろう。
艶やかな喘ぎ声は聞いた事もなく、興奮はより強く刺激されて股に生えている性器も破裂間際に追い込まれる。
遅れを取らないように布地越しの愛撫を繰り返すのに合わせ、
目には見えないものの粘液が内側で付着しているのが指先から伝わってきた。
きっと自分も同じなのだろう、だが下着が汚れてしまうのを気遣う余裕など既に持ち合わせてはいなかった。

「だっ、大ちゃんっっ、あたいもぅっっ……!!」
「一回っ、このまま、イッちゃおっ……チルノちゃんっ……!!」

互いに覚悟を決め、ひたすら一番敏感な箇所を愛撫していく。
指の輪で囲まれた性器は程なくしてドロワーズの中へと白濁を吐き出してしまい、
脱力と共に限界を迎えたのをぼんやりと思い知らされる事となってしまった。
しかしながら身体をくっ付けながらの触り合いは大妖精も充分官能を高められたらしく、
ほぼ同時に彼女もまた大きな息を吐いて膝から崩れ落ちた。

「はぁ、はぁっ……うぁ、なんかべっちゃりしてて……気持ち悪い……」
「はっ、ふぅ……そう、かな……?私は、下着汚したのも含めて、気持ち良かったぁ……」

恍惚とした表情を浮かべる親友の姿。
知らない一面を見せられるというのは性的な興奮を実に強く刺激されてしまうもので、
いつもなら射精した後は萎えてしまっている一物が、この時ばかりは驚くべき速さで復活を遂げていた。
率直に抱いた願望がそうさせているのだろう、それに何処かでリードを取らなくては
大妖精を守ってあげるという、掲げていた目標も成し得られない。

「あたい、大ちゃんの裸、見たいな……」
「……うん、いいよ。私もチルノちゃんに、見てもらいたいから」

頬を赤らめ、心地良さに微笑みを浮かべる仕草こそ普段は全く見慣れないものであったが、
そんな中にも彼女が持ち合わせている純真さは損なわれていなかった。
首元のスカーフや洋服のボタンが外されていく度に、股先の血流が盛んになるのを感じてしまう。
水浴びの時にも大妖精の裸体を見た事はあるけれども、
きっと今見せてくれる姿はその時とは違う、より深く惹き込まれるものであるに違いない。

「ん、はぁ……やっぱり、恥ずかしいね……」

時折視線を反らすなりしてもう少し気遣いをしてあげれば良かったと、
反省した時には衣服は取り去られており、恥じらいながらも裸を披露してくれた親友の姿がそこにあった。
身体に浮いた汗や上品な桃色に染まった肌、特に目を引いたのは大きく尖りを見せる乳房の頂点と、
しっとりと濡れて今も尚粘性を含んだ透明液を垂らし続ける無毛の割れ目だった。
女性らしい神秘的とさえ言える姿に羨望を抱いてしまうのは、
きっと自身の成長がまだ望ましくないという後ろめたさがあるからだろう。
でも嫉妬をする前に同じ立場にならなくてはと、躊躇を感じながらも申し出てみせる。

「あ……あたいも、脱ぐよ……」

にょっきりと勃ち上がってしまっている一物を曝すのはどうかとも思ってしまったが、
そんな不安など不要とばかりに大妖精は優しく頷いてくれた。

「チルノちゃんが隠していた所も含めて、全部見せて欲しいな……」

こういう時の一言は意外な程に勇気を与えてくれる。
意を決してワンピースを脱ぎ、ブラウスと山を作っているドロワーズも捨て去り、
あまり自信は持てない身体と共に興奮の象徴も一緒に曝してみせた。
これが自らの意思で作り出した氷の剣とかであれば格好良く突き出してもみせられるのだが、
残念ながらサイズはそこまで大振りでもなく見せ付けるには頼りない得物ではあった。
それでも頼もしいとばかりの視線を送ってくれているのは、きっと彼女の優しさなのだろう。

「変じゃ、ないかなぁ……?」
「そんな事ないよ。チルノちゃんらしくて素敵だよ……」

微笑みながら両手を拡げ、仰向けになった大妖精はこちらを迎え入れるジェスチャーを見せた。
指とは比較にならない程に具合が良いという知識が
なまじ入ってしまっているだけに、急いてしまう気持ちが強まってしまう。
姿勢を低くして挿入の体勢を取るも、扱いに慣れない一物は定めが効かずにぶれるばかり。

「んっっ、いいよチルノちゃんっ……ここで、腰を落として、そうっ……!」
「んあぁっっ!?」

導かれるままに何とか腰を落とし、ぬるりとした感触が伝わったかと思った後は一瞬だった。
柔らかな肉の壁に全体を包まれた矢先に冷たい身体では耐えるのも大変な程の熱を受け、
先端から溶けてしまうのではと危惧せざるを得ない強烈な快感に襲われる。
こんなにも心地が良くては、本の中で大妖精を相手にしていた男達が例外なく
顔を緩めてしまっているのも仕方が無いと、納得せざるを得なかった。

「はぁぁ、大ちゃんっ、凄いよこれっっ……!!」
「うんっっ、私もっ……!チルノちゃんのっ、熱くてっ……気持ち良いっ……!!」

大粒の汗を浮かべながらも結合の瞬間を迎え、互いに官能が高まったのを伝え合う。
挿入している物を前後させる事で持ち主の自分自身は摩擦で、
そして受け手側の大妖精は奥を突かれる事でより気持ち良くなれるという仕組みは学習済みだ。
本の内容を思い出しながら抜ける少し手前まで慎重に腰を下げ、ゆっくりと前へとまた押し進めてみせる。

「はっ、ん……!もっと、強くしても、いいよっ……」

この辺りはやはり実践が無くては加減も分からず、今のでは少々刺激が足らなかったらしい。
それならと身体を動かすスピードを速め、背を反らせる様にして腰を深く打ち込む。

「ひゃっ!?やっ!あっっ、あんっっ!!」

瞳を細めながらその目尻から涙を流し、甘い声で喘ぐ大妖精の姿に劣情は煽られるばかりだった。
何よりも腰打ちに応じて大きな揺れを見せる胸が、
まるで触って欲しいとばかりに語り掛けてきているように思えてしまう。
この羨ましい膨らみの触り心地は是非とも確かめたいと、腰を掴んでいた片手を伸ばして覆ってみせる。

「あふぅぅっ!!」

今度は大妖精が身体を反らせ、驚いている声色とは裏腹に胸を突き出す様な体勢を見せた。
指には一層強く胸の感触が伝わってくる結果となったが、彼女のイメージを全く損なわない
柔らかさには感動を覚えてしまう程で、加える圧力を柔軟に受け止めてくれている。
同時に挿入している塊を締める力が一段と強まったのだから堪ったものではない。

「ああっっ!!今きゅってなってっっ……!!」
「ふあっ、ああっ!胸も触られてっ!凄くっ、いいのぉっっ!!」

慣れない快感にただ翻弄されてしまいながら、また白いねばねばが間もなく出てしまうのを感じ取る。
今回以外にも幾度かは経験した事、けれども今に限って言えば空撃ちなどではなく
大妖精の奥深くで放出するという、決定的に異なる点がある。
違うと言えば確かにそこだけではあるが、自身の興奮を思慕を寄せている相手に
受け止めてもらえるというのは、何かとても素敵な事だと直感していた。
今まで自信を持ってそれに従い生きてきたのだ、きっと勘違いなんかではない。

「だっっ、大ちゃんっっ!!出ちゃっ……!!!」

膝をわなわなと震わせながら、身体の奥から込み上げてくる射精感に身を委ねて腰を押し付ける。
精が弾け出た瞬間の、頭の中が白一色に染め上げられる、とてつもない心地良さ。
更に大妖精の膣がきつい圧迫を掛け、一物の内部の精液を搾り取ろうと蠢いてくる。
間の抜けた顔をしてしまいながらも放出の快感を前に、正そうとする思考は働いてもくれなかった。

「ひゃあぁっっ!!!ああぁっっ!!あっ、はっ……!あぁぁ……」

親友もまた立てていた脚を数回に渡り跳ねさせ、甲高い悲鳴を上げて悶絶を見せる。
強過ぎる悦楽のせいで強張っていた表情、だがそれが受け止められる範囲に収まってくると
震えていた唇は次第に緩み、余韻に沈めているのが伝わってきた。
こんなにも幸せそうに精を受け止めてくれているのだと思うとまだ興奮が収まらず、
最後の一滴まで必死に搾りそうと腰を幾度も打ち付けてしまう。

「はふっ、はっ、はっ、はぁぁぁっ……」

限界まで身体を前後させ、力尽きたところで大妖精に身を預ける。
程なくして背中に回された腕が、優しくこちらを包み込んでくれた。

「ふぁぁぁ……お腹の中……チルノちゃんでいっぱいだよぉ……嬉しい……」

呼吸の弾みに合わせて触れ合う頬の摩擦がまた何とも心地良い。
夢を見ているかのような声色での囁きに、やれるだけの事は果たせたのだという達成感を得る事が叶ってくれた。
まだ性行の方面では頼りないかもしれないけれど、彼女を守りたいという気持ちならば誰にも負けない。
こうして絆や友好を深めるきっかけが出来、また新しい知識を得られたという点から判断すれば、
今回本を拾ったという選択も間違いなんかではなかったと、今ならば言い切れる。

全てが丸く収まったと思った最中、大妖精が唐突な一言を投げ掛けてきた。

「ごめんね、チルノちゃん……私も、秘密にしていた事があったの……」
「へっ……?」

突然の謝罪に加えて、秘密にしていた事があると打ち明ける親友。
当然ながら蕩けた頭の中では物事の整理が付く筈もなく、疑問詞が浮かぶばかりだ。

「実は、チルノちゃんが色々されちゃう物語が描かれた本、十冊くらい持ってるんだ……」

あ……と、呼吸が凍り付いてしまったのは気のせいだろうか。
もしかすると今度は形勢逆転、次は逆に自分が挿入を受ける立場に回るのかもしれない。
妖精が極度の興奮で生えてしまうというならば、親友が既にその状況を体験していたと充分に考えられる。
だからこそ、自慰を目撃した時もそこまで狼狽えなかったと思い直すと、納得もしてしまう。
ばらばらだった要素が繋がり、その未来が予想もしていなかった方向へと
向かいつつあるのだと分かると、すぐには返事をする事も叶わなかった。

「ね……チルノちゃんが構わないなら今度私の家に来て欲しいな。本に描かれている事、色々と試してみたいの」

無理強いは決してしていない、普段通りの大妖精の優しい声。
浮かべている表情も柔和なものであるには違いない、
ただ、顔を持ち上げて確認するまでの勇気は、残念ながら今は持てなかった。
それでも自分を好いてくれている彼女の願いならばと、了承の意思だけは伝えてみせる。

「……うん、大ちゃんがそうしたいって言うのなら……」
「良かったぁ。私、凄く楽しみにしているね」

誘いを受け入れてくれたと分かった大妖精が、嬉しそうな声を上げる。
どうやらこっちの方面ではリードを譲る形になってしまう可能性が高いようだ。
他のみんなにはとても言えないが、二人だけの隠し事で収められるのならば、それも有りかもしれない。
普段は頼られ、親友以上の関係が続くのでさえあればそうなっても構わないと、納得してみせたのだった。
 今回はチルノ×大妖精で、ふと手にした本の影響で関係が進むも最後はチルノが予想していなかった方向へ、という内容にしてみました。
今作も難航して放置期間で言えば前作以上の長さでしたが、メインの二人の妖精も
自分としては非常に好きなキャラなので、こうして無事に完成させる事が出来たのに安堵しています。
ただ、この二人の場合はどちらがリード側かというのはほぼ半々のイメージだったので、
今までの中でも一番攻め切れていない攻め手視線の作品になってしまいました。
また、構想を考え付いたら是非ともこのコンビで書く事が出来れば、と思っています。
ではでは、ここまで読んで下さって本当に有り難うございました。

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(2017.07.31 追記)
コメント下さった方、どうも有り難うございます。

>1様
大妖精を守り、頼られたいチルノとしては最後は「……あれ?」な展開にはなりましたが、
大人の遊びをする際には、大妖精が主導権を取るのもいいかなと思い、このような話にしてみました。
主役はチルノですが、色んなタイプの大妖精を書く事が出来たのも、個人的にとても楽しめました。
次回は純正な大チルを書ければ、と考えています。
極楽わんこ
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
ラブラブ&エッチで最高でした。やっぱり大チルはいいですね!
2.性欲を持て余す程度の能力削除
1の感想を書いた者です。ampという文が入ってしまいました。すみません。