真・東方夜伽話

愛しい人

2017/04/25 23:59:55
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愛しい人

桜野はる

なにも気にしない人向け。ふたなりレミリアとフランドールがセックスするお話です。

 暗闇に、吸血鬼がふたり。
「ねえお姉さま。出したいの?」
 フランドールが囁く。レミリアはそれには答えず堪えるような息遣いをしていた。
「こんなにおちんちんをびくびくさせて、苦しそうだよ」
 フランドールの白い指先が亀頭をなぞった。
「ッあ、っ、だ、め」
 レミリアは唇を噛んで、こみ上げる射精感を抑えている。
「だめなんて、お姉さまは素直じゃないね。……ほら」
 フランドールの唇からつうっと唾液が垂れ、レミリアの性器に伝った。フランドールはそれを伸ばすように、それを優しく扱く。レミリアはきつく目を閉じている。
 くちゅくちゅと水音が部屋に響いていた。
「こんなに我慢汁出して、おちんちん気持ちよくなりたいって言ってるよ」
「ふ、っ、フランが、勝手にっ……ぁっん」
「そんなこと言って、さあ」
 フランドールの手が止まる。
「こうしたら、お姉さますごく物欲しそうな顔するんだもの」
「っ……!」
「本当は挿れたいんでしょ」
 見ればわかるよ、とフランドールは愛おしそうに笑った。
「私、お姉さまの赤ちゃんが欲しいの」

 一度火をつけられたレミリアは劣情のままにフランドールを押し倒した。
「あは、強引ね」
 レミリアは耳まで朱色に染めて、フランドールの頬にキスをした。
「口にして」
 フランドールは文句を言うものの、プラトニックな姉の気持ちを嬉しく思っていた。頬が緩んでいる。
「んっ……」
 レミリアの口づけは優しい。舌先でそっとフランドールの唇を舐めた。
「ふ、っあ。お姉さま、気持ちいいよ」
 フランドールは楽しそうに目を細める。
「私の子どもが欲しいって、本当に、いいの?」
 レミリアは少し自信なさげに呟いた。
「お姉さま以外となんていやよ、私」
 その返事を聞くと、レミリアはぎゅうっとフランドールを抱きしめた。
「わ、なあに? どうしたの?」
「フラン、愛してる」
 そう言ったレミリアはフランドールの耳を、くすぐるように舐め始めた。ちゅぱちゅぱと、わざと音を立てて。
「お姉さま、余裕あるのね」
「我慢してるだけよ」
 レミリアはいきり立っている自分のものを情けなさそうに見つめた。
「挿れていいよ」
 フランドールはレミリアの首に手をかけ、唇を寄せた。
 レミリアはフランドールの太ももを撫ぜる。
「ん、くすぐったい」
 その手は徐々にフランドールの深い部分へ触れていく。
「フラン、いやらしい匂いがする」
 レミリアとフランドールを隔てるものはもう布一枚だった。
「やだ、そんなに嗅がないで」
 レミリアはゆっくりフランドールのショーツを下す。ごくりと生唾を飲み込む音が生々しく鳴った。
 フランドールの恥部にレミリアの肉棒があてがわれる。
「っは、あ」
 レミリアは気持ちよさそうに腰を沈めてゆく。ぬぷぬぷと、膣内から空気の抜ける音がした。
「お、おね、さま」
「あっ、ぎゅって、なって」
 レミリアががくがくと腰を振る。獣のようだった。
「んっ、ふぅ」
「たくさん出していいよ、おねえさま」
 フランドールは微笑む。
「あっ、で、る、ッ」
 びゅうっと精液が、フランドールのなかに注ぎ込まれた。
「えへ、え、お姉さまの、あつい」
「ごめんなさい、フラン。まだ、収まりそうにないの」
 ペニスを抜かずにレミリアは笑った。
「何度でも」
 それを見て、フランドールもまた幸せそうにしていた。

 夜はまだ長い。
ご読了ありがとうございます。

(@drylove0324)
桜野はる
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