真・東方夜伽話

美しく壊れなさい

2017/04/13 01:03:48
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美しく壊れなさい

シリウス

幽フラの作品です。
誤字脱字、間違った文法があるかもしれませんのでそれらが許せない人はブラウザバックをお願いします。
また、哲学的な思考が含まれますのでそれが苦手な人もブラウザバックを。
そんなの全然構わないぜという人は下スクロールで作品をお楽しみください
また

私は世界がとても壊れやすい物だと知っている。
私には生まれた時から物に目があるのが見えていた。
ここで言う目とは物を視認する体の器官の事を言うのではない。
物の弱点、そこを壊されると物全てが壊れてしまう物、それが目だ。
全ての物に目があった。岩も木も人形もお姉様にも。
そして目を握り潰すと全て例外なく壊れてしまった。岩も木も人形も。
お姉様はそんな私を地下室に閉じ込めた。
それから500年弱の年月が経った後に地下室から出してはもらえた。
が、館の外に出る事は禁じられた。

ある日の夜、私は館を抜け出した。
ただの気まぐれだ。ちょうど館の人は宴会とやらで出かけていた。
長年地下にいた私にとって外の世界は新鮮だった。が、壊れやすい事には変わりなかった。
試しにそこら辺の岩の目を握って見ると岩は木っ端微塵になった。
イライラして近くにあった岩を蹴ると真っ二つになった。
壊れた、目を蹴った訳じゃないのに。こんなにも壊れやすい世界に価値はあるのか?

しばらく歩いていると花畑にたどり着いた。
花畑は綺麗な物だと本には書いてあった。
確かに綺麗だったが、同時にか弱くもあった。
それが分かってしまうこの瞳が憎い。前に瞳を潰してみたが三日以内に再生した。
気が付くと東の空が白みがかっていた。もうすぐ夜が明ける。
いっその事、太陽に焼かれて消えてしまってもいいかもしれない。
そうすればもう目は見なくてすむ。もう何も壊さなくてすむ。
そして夜は明けた。熱い、苦しい。意識が途切れる直前、誰かの声を聞いた気がした。

「ん?誰かしら?・・・この子、吸血鬼みたいね。」


目が覚めると木で出来た天井が見えた。
ここは何処だ?死後の世界とは思えない。
体を起こすと緑の髪の女性が見えた。彼女もこちらに気付いたようだ。

「あら、目が覚めた?」

この女性は強い。直感的に感じた。しかし、目がある事には変わりなかった。

「貴方、私の花畑で倒れてたのよ。太陽の光は吸血鬼の弱点だから気をつけないと。」

彼女は私に水の入ったコップを差し出しながら言った。

「ほっといて良かったのに。というかよく私が吸血鬼だって分かったわね。」
「吸血鬼の知り合いがいるからね。くるみっていって貴方と同じ綺麗な金髪の子なんだけどね。
 あの子、しばらく会ってないけど今頃何してるのかしら?」

幻想郷に私とお姉様以外の吸血鬼が居たのは初耳だ。

「あら、話がそれたわね。遅れたけど私の名前は風見 幽香。貴方は?」
「フランドール・スカーレット。フランで構わないわ。」
「私の事は幽香でいいわ。名字で呼ばれるのには慣れてないしね。
 ところで、私が大切に育てた花達を見た感想聞かせてくれるかしら。」

私はコップの水を飲んで答えた。

「・・・とても、か弱かった。あんなに壊れやすい物をどうして育てるか理解出来ない。」
「そう・・・。壊れるからこそ大切に育てるのよ。」
「どういうこと?」
「壊れ方にも色々あるのよ。」

壊れ方に色々?壊れるなら全て同じではないのか?

「植物の中にはつぼみのまま壊れてしまう物もある。
 でも、大切に育てれば花を咲かせ、実を付けて新たな種を作って壊れる。
 どうせ壊れるなら、ただ壊れるより何かを成し遂げて壊れる方がいい。
 花に限らず人間や妖怪もね。」

そんな事考えた事無かった。

「それに壊れたらそれで終わりではないのよ。
 生き物が壊れると土に還り、新たな植物を育む栄養になる。
 新たな植物は種を宿したり、食べられたりする。
 食べられた植物は動物の内臓で壊されその動物の栄養になる。
 そうして育った動物は土に還ったり、他の動物に食べられたり。
 そうやって世界は廻ってるの。壊れる事によって廻ってると言っても過言じゃないわ。」「凄すぎてよく分からないわ。」
「壊れず永く生きてれば分かる日が来るかもね。」

そして彼女は笑顔で言った。

「あと、か弱くても簡単に壊れないよう進化した生き物も居るの。
 食物連鎖の底辺に居るにも関わらず強くあろうとする、それって素敵じゃない?」
「そうなんだ、どんなのが居るの?」
「例えば・・・そうね・・・毒を持った植物とかかしらね。」
「でも、吸血鬼は毒が効きづらいから意味ないわね。」
「そうかしら?」

私は体に違和感を感じコップを落としてしまう。

「体、動かないでしょ?水に一服盛らせてもらったわ。
 何種類か合わせると毒が効きづらい吸血鬼にも効果が出るの。」
「なんで、こんな、事を?」
「私、可愛い子見ると壊したくなっちゃうのよね。ああ、でも殺しはしないからその点は安心して。
 だって殺しちゃったらもう一度壊して遊べなくなっちゃうからね。」

そう言って彼女は近づいてくる。背筋を何か冷たい物を走るのを感じた。

「壊す側から壊される側に変わった貴方。その恐怖に怯えた表情、とてもいいわ。」
「あ・・・あ・・・。」

逃げる意思はあるのに体は動かない。

「あ、そうだ!言い忘れてた事だけど壊した方がいい物もあるの。
 貴方と姉の関係とかね。」
「なぜ、それを?」
「今はどうでもいいでしょ。それよりもっと気にすべき事があるんじゃない?」

彼女は棚から小瓶を取り出すと中身を口に含む。

「むぐっ!・・・ぷはっ!」

彼女は私に口づけして液体を流し込んできた。

「げほっ、げほっ・・・何、を?」
「理性を壊す薬。余計な事を考えずにすむわよ。」

頭がぼーっとする・・・確かに何も考えられなくなりそう・・・。

「さて、どうやって壊そうかしら?」

そう言いながら彼女は服を脱がしてくる。抵抗しようとしたがやっぱり体が動かない。
体が熱く感じるのは恥ずかしいからだろうか?

「ふふ、もう乳首が立っちゃって・・・かわいい。」
「ひゃっ!」

彼女が乳首を指で弾いた。私の体に電撃が走った気がした。何これ、こんなの知らない。

「こっちはどうかしら?」
「ダメッ、そんな、とこ、広げ、ないで・・・。」

彼女は私の秘所を広げた。
そんなにまじまじと見ないでよ、顔から火が出そう。

「ふーん、やっぱり処女なのね。」

処女ってどういうことだろう?処女の意味は血が美味しい人間という意味以外知らない。

くちゅっ

「いやっ!」

彼女の指が少し秘所に入った。濡れてる?やだ、私お漏らししちゃった?
彼女の指はすぐに出てった。何故だろう、何か物足りなさを感じる。
彼女はそのまま私の液で濡れた指を舐める。

「レロッ、美味しっ。
 あら、物足りなさそうな顔ね?」

ばれた!?

「大丈夫、すぐにもっと壊してあげる。」

そう言って彼女は乳首に吸い付いた。そして片手でもう一方の乳首を弄る。

「あ、らめっ、乳首、吸わないで!」
「あら、ごめんなさい。じゃあこれはどうかしら?」
「あ、噛むのも、駄目!」
「ふふ、いい反応だわ。」

そうして、私は乳首を吸われたり舐められたり歯を立てられたりと彼女に弄られ続けた。
なのになんで、どこかそれを求めてしまうのだろう。体が熱いし私おかしくなっちゃった?
彼女の空いた手が脇腹に添えられる。そしてそのまま肌を撫でながら足の関節、ふとももへと降りていき・・・

「ひやっ!」

秘所に触れられる。そしてそのまま・・・

「私の、中に、入って!」
「最初から中指はキツイかと思ったけど、以外と入る物ね。」

彼女の中指が秘所の中入り、ゆっくり中をこする。ああ、気持ちいい、もっと。

「あっ。」

しかし彼女は唐突に指を抜いた。

「心配しないで、もっと気持ち良くしてあげるから。」

そう言って彼女は人差し指と中指をくっつけ二本とも中に入れてくる。

「あ、さっきより、大きくて・・・」
「さすがに二本は少しきついわね。」

そういいながらもさっきより激しく攻めてくる。
そしてある一点に触れられたとき、電流が駆け巡り私の体が軽く跳ねた。

「見いつけたっ。」
「いやっ、そこっ、ばっか、こすんないで!」

それに気付いた彼女はそこを重点的に攻める。何か熱くて気持ち良くてどっか飛んでっちゃいそう。

「ああ、ダメッ、もう」
「限界なのね、じゃあこれでとどめよ!」

そう言って彼女は親指で私の秘所の前の方にある突起を潰した。

「ひやあああぁぁぁあぁぁぁぁぁあああぁぁぁ」

その瞬間強い電流がわたしをかけのぼりそのまま一気に空高く飛んで行ってしまうような感覚を感じた。
そしてそのままゆっくりと落ちてきて・・・私はベッドの上で荒い息をしていた。
何今の?こんなの知らない・・・。

「あらあら、休んでる暇はないわよ。これからが本番なんだから。」

え、終わりじゃないどころか本番ですらない!?これ以上のことされたら私壊れそう。
彼女は戸棚から一つの植木鉢を手に取る。そこに生えてる植物は奇妙だった。
その植物には葉っぱがなく太い茎しかなかった。ちょうどサボテンの棘を全部取ったような感じだ。
彼女はそれをベッドの近くの床に置く。

「何なの?それ・・・。」
「この子はちょっと変わった植物でね、妖怪の精気を養分にするの。」

そう言ってる間にその植物はシュルシュルと伸びて彼女の股に入っていった。

「貴方、精気、食べられてる、みたいだけど。」
「わざとよ、あっ。私は四季の、んっ、フラワーマスター、あん。操れない植物なんて、やっ、無いわ、くっ。」
「なんか、同じようなこと言ってた、自称ラプラスの悪魔の吸血鬼が居た気が・・・。」
「はあ、はあ、あんな数百年しか生きてないガキと一緒にしないで欲しいわ。
 ふう、この子太いから合体するときに私も結構感じちゃうのよね。」
「へぇー。」
「じゃあ、本番始めるわ。」

そう言って彼女はスカートをたくし上げる。
そこには彼女の秘所の根元あたりで分岐したもう一つの植物の先端があった。
彼女はそれを私の秘所にあてがう。

「え、ちょ、そんな太いのは」
「十分濡れてるから大丈夫よ。それっ。」
「あがっ!」

植物が中に入ってくる。

「貴方の中、きつきつで気持ちいいわ。」
「なんれ、そんあ、こちょ、が、わかっ」
「この植物と感覚をリンクしたからよ。ほら、処女膜に当たってるの分かる。」

彼女が私の中の何かに当たっていた。

「処女、膜?」
「そう、純血の証。性交するとこれが破けるんだけど可愛そうだから破かないでおいてあげる。
 それは大事な男性に破いて貰うといいわ。」

そう言うと彼女の先端から細長いのが生えて伸びてきた。細いので膜を破ることなくさらに奥へ入ってくる。
彼女の先端がこつこつと私の奥を突く。

「今、貴方の子宮口突っついてるの分かる?」
「子宮、口?」
「赤ちゃんの部屋の入り口。今から中に入らせて貰うわ。」
「へ?いやあぁぁ!」

彼女がさらに奥へ入ってくる。

「ここが大切な赤ちゃんの部屋の中よ。」

彼女の先端が二つに分かれ私の最深部を蹂躙する。

「さて、一気に壊してあげましょうか。」
「や、やめっ、ひゃあ。」

そう言って彼女は腰を動かす。

「そういえばここが弱いのよね。」
「しょこはらめ!らめにゃの~!」

一部が膨らみそこが私の弱点をピンポイントで攻める。
浅いところを攻められながらも最深部の中を蹂躙される。こんなんじゃ私訳分かんなくなって・・・。


壊れちゃうよ。


「私もそろそろ限界、私を受け止めて!」
「あああ、熱い、熱いよおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!」

彼女は私の中に熱い何かを放出した。再びあの空高く飛ぶような快楽が私を襲う。
疲れ荒い息をする私に彼女は囁いた。

「壊されるのも悪くないでしょ?」
「うん。」

私は無意識に返事をしていた。

「あ、そうそう。妊娠の心配はしなくていいわ。こっそり気絶してる間に避妊魔法かけておいたから。」






「貴方にこれをあげるわ。」

毒の効果が薄れ服を元に着直した私に彼女は小袋を差し出した。

「これは?」
「花の種よ。これを育てれば貴方も花の良さが分かると思うわ。
 でも貴方が言ったとおり花はか弱いから、壊さないように気をつけてね。」
「でも私、花の育て方なんて」
「貴方の屋敷には優秀な庭師がいるじゃない。噂をすればなんとやらね。」

家のドアがノックされる。

「すみません。幽香さん、フランお嬢様を保護したと聞いてやってきたのですが。」
「えっ!?美鈴?」

入ってきたのは紅 美鈴、館の門番であった。

「私が連絡しといたのよ。」

幽香が言う。

「美鈴と幽香って知り合いだったの?」
「館の庭の花の種は、実は幽香さんから貰ってるんですよ。」
 それよりフランお嬢様、気が乱れてるようですが大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫。何でも無いの。」
「? ならいいんですが。さ、お嬢様が心配しています、戻りますよ。」
「はーい。」

私は美鈴と一緒に幽香の家を後にする。

「壊されたくなったらまた来なさい。」

幽香が言う。

「うん、なんとかお姉様の目を盗んで行くね。」

幽香はため息をついた。

「そうじゃないでしょ。そんな事をしなくてもいいように貴方と姉の関係を一度壊しなさい。
そして新しい関係を築きなさい。」
「うん、帰ったらお姉様と話をしてみるわ。」

去ってくフランの背中が見えなくなってから幽香は呟いた。

「私が見ず知らずの子の背中を後押しするなんてね。私ってやっぱりお人好しなのかしら。」
幽フラって珍しいでしょうか?どうもシリウスです。
いや~、ソシャゲにはまるとなかなかSSが書くのが進みませんね。
今回、フランの目が見える事を題材に書いてみました。フランは物体の目を吸血鬼の怪力で握り潰して破壊するらしいのですが、その目が見える事に焦点を当てた作品って私が知ってる限りないので書いてみました。そのため最初の方が少し哲学じみてしまい
ました。
さて、次はルーミアか大学受験の時に考えた時に思いついたうどみょんを加筆修正した物、またはサグメ様の作品を書こうと思います。今作に何か感想、ご意見などあればコメントしていただけると幸いです。次回作の要望でも構いません。
コメントが何個かあれば返信するかもしれないです。それでは次会う機会までごきげんよう。
シリウス
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