真・東方夜伽話

Want you daze me!

2016/07/11 12:37:12
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Want you daze me!

花火

紫にアレが生えます。注意です。
キャラ崩壊(かもしれない!)注意です。

「相談?」
 ある日のマヨヒガ。昼食も済み、紫が出かけようと玄関へ来た時、紫を見送る為に同行していた藍が紫に相談を持ちかけた。
 「申し訳ありません。悩んだのですが、やはり私では解決できなくて」
 「いいわよ。何かしら?」
 「それが……橙が発情期に入ったようなのですが」
 「……早いわね」
 「はい。普通はもう少し心身共に成長してから訪れるのですが…。橙は自分の体に起きていることを理解出来ていないみたいで。私自身発情期は経験してますが、受け入れてコントロール出来ていましたから、抑えられない情欲というものが分からないので、橙にどう教えたら良いのか、と」
 ふむ、と紫は少し考えたが、やがて顔を上げた。
 「なら、貴女が『抑えられない性欲』というものを経験してみる?」
 そう言って、藍に近寄り背に手を回す。ちょうど抱きしめるような形になる。
 「えっ!?紫様!?」
 「ここで私が教えては貴女にも橙にも良くないわ。橙も貴女に教えてもらった方が良いだろうし」
 「でもどうやって━━━━うっ」
 紫が藍の背後に回した手で妖術をかける。藍は、それが性的欲求を駆り立てる術だと理解したが、瞬間、身体が火照りだし、鼻腔に届く主の香りだけで胸の鼓動が高鳴る。
 術が終わったところで紫はさっと藍から離れる。
 「少しの間、それで過ごしてみなさい。そうすれば橙の気持ちがわかるかもしれないわよ」
 「ゆ、紫様!?」
 「じゃ、いってくるわね」
 ぱたん、と無情にも玄関の戸は閉められる。

 マヨヒガに、発情した九尾が一人、取り残されていた。




 「よっ……と」
 干していた紫の布団を取り込み終え、藍は、ふぅ、と一つ息を吐いた。煩悩を遠ざけるために黙々と家事をこなしてきたが、それも、これで最後だった。時計を見るとまだ5時を少し回ったくらい。
 (まだ帰ってきませんよね)
 紫が出かけたのは昼過ぎであるし、もうしばらくは帰ってくる時間ではない。いつも帰宅するのは夕飯の支度が終わる7時前くらいであるし。
 そう考えてから藍は紫の布団に倒れ込み、枕に顔をうずめる。
 「はぁ……紫様…ぁ…」
 普段誰の前でも気丈に振舞っている藍だが、こうして主である紫に甘えたい気持ちを発散するため、一人の時に紫の部屋に入り浸っては布団にダイブしているのである。
 「あー…紫様の匂いぃ……すんすん」
 獣だからか、はたまた本人の趣向か、気づいた頃には、藍はこうして紫の匂いから満足感を得るようになっていた。
 布団を抱きしめ、枕に顔を埋めて匂いを吸い込む。天日干し後特有の太陽の匂いと、長年使っているが故の紫本人の匂い。知らぬ間に内腿をもじつかせながら一心不乱に主に溺れていく。
 (た、足りません…。これも術のせいでしょうか)
 「あっ…や、やンっ」
 術のせいにする、という免罪符に気づいた途端、全身がむずむずし抑えきれなくなる。
 (無礼をお許し下さい…。ちゃんと後始末はしますから…)
 部屋の窓や襖を閉め切り、念のために部屋の周りに結界を張り、衣服を全て脱ぎ捨て一糸まとわぬ姿になる。
 ぼふっ。
 「ふわぁぁ、あっ、紫様ぁ…んふ、んうぅ」
 片方の手で自らの乳房を揉みしだきながら、もう片方の手は股に滑り込ませ、既に濡れ始めている恥部をいじくる。
 (毎晩ここで寝てらっしゃるんですよねっ。そ、それにもしかしたらっ……、紫様もこういうことするのですかっ!?ああ、でしたら藍が捌け口になりますのに…ぃ!)
 妄想が性欲を加速させていく。硬くしこった乳首をつねれば甘く痺れるような快楽が脳を侵し、もはやお漏らしと見紛うほどに溢れる愛液は、その金色の九尾を淫らに濡らす。
匂いを嗅ぐだけでは飽き足らず、枕に齧り付き唾液でシミをつくっていく。
 「はむっ、んぁ、あっ、んむぅぅ!」
 (ダメですっ!もうダメです紫様ぁ!始めたばかりなのにぃ、藍…藍もう飛んでいってしまいますぅぅぅ!)
 強すぎる性欲が快楽の波を増幅させ、絶頂の荒波となり藍を飲み込もうとする。藍もそれを受け入れさらに行為を激しくしていく。クリトリスの包皮を剥き、執拗に弄り回す。
 「んんう!あぁっ、ああ━━━━」

 「藍」

 聞き慣れた、さっきまで脳内で自らを犯していてくれた声に名を呼ばれ、藍は慌てて声のする方へ顔を向ける。
 「えっ、ゆ、紫様っ!?」
 慌てる藍に紫は近づいていき、覆いかぶさるように上から抱きしめる。
 「随分と楽しいそうだったわね、藍?」
 「紫様…ひゃぁ!」
 紫は藍が自分にしていたように彼女の胸を揉み、びしょびしょになっている秘裂を弄る。
 瞬間、再び藍の中で欲望の炎が燃え上がる。遮られた絶頂へむかってまた加速していく。
 ついには紫は指を挿入し、水音をたてながら藍の中を犯す。
 「あっ、ううう!ふぁっ……あああ!?」
 藍の声が裏返り、膣が締めつけを一層強めた。藍が絶頂するのだと察知した紫は、すっ、と指を引き抜く。
 「…っ、ここまでよ」
 「えっ…どうして……」
 「少ししてからでいいから、夕食の準備、お願いね」
ゆっくりと立ち上がり、紫は部屋を後にする。

 藍は荒くなっていた息を整え、紫の布団一式を綺麗なものと取り替えてから夕食の準備に向かった。






 「藍」
 「あ、紫様。どうしました?」
 風呂から上がり自室に向かおうとしていた藍を、藍より先に風呂を終えていた紫が待っていた。
藍の手を引き紫は藍の部屋へ。

 「藍さまー!」
 「ちぇ、橙!」
 窓から月明かりが差し込むだけの薄暗い部屋。
 藍が入ると、橙が腰に抱きついてきた。
 「橙、いつ帰ってきたんだ?」
 「さっき私が連れてきたのよ」
 橙の代わりに紫が答える。
 「紫さまが『橙の異変を藍が解決してくれるわ』って。体のむずむず、治してくれる、って…」
 藍に背後から紫が耳打ちする。
 「(慰める方法を教えてあげるのよ)」



 敷いてあった布団に橙が座る。その後ろに藍、その後ろ少し離れて紫が二人を見守る。三人とも同じ白い浴衣のような寝間着だ。

 「いいかい……」
 藍が橙の手を持って、橙自身の胸へ導いていく。
 「ここを揉んで…」
 「はい…」
 慣れない手つきで橙はまだ膨らみ始めたばかりの自分の胸を揉んでいく。
 「ぁ……ぁぅ……」
 橙は小さく悩まし気に息を吐く。
 「気持ちいいかい?」
 「わかん、ない…です。くすぐったい…」
 初めての自慰で、未成熟な橙が感じるには時間がかかる。しかし、続けていくうちに、だんだんと橙の吐息は弾みだし、快楽を得始めているよう。
 「ん、ぁあっ、ゃぁ」
 「ここも……」
 藍が橙の人差し指を乳首へ導く。本能が理解しているのか、ピン、と屹立したそこを弾くように擦る。
 「ひゃん!やン、ひゃぁぁ!」
 「橙…」
 顔には恍惚が浮かび、夢中になって胸を弄る自分の式を見ていた藍も、徐々に興奮を感じ始める。
 「橙、足開いて」
 「ん…は、ひゃい……」
 藍が橙に脚を開かせ、まだ毛も生え揃っていない割れ目を確認する。すでにそこは蜜を湛えていた。橙の片方の手を彼女の秘裂へ持っていく。
 「優しく摩るんだ」
 「で、でもここきたない…」
 「大丈夫だよ」
 ゆっくりと上下に擦らせる。ぬちゃ、といやらしい水音が二人の耳に残る届く。
 「ひゃぁああん!」
 橙が一際大きな嬌声を上げ、ビクン、と身体を跳ねさせた。胸より一層強い刺激が橙の身体を駆け巡る。
 「あっ、やっ、き、気持ちイイっ、気持ちイイです…藍しゃま、ぁ」
 「そう……上手だよ、橙…」


 (これは……)
 その様子を後ろから見守っていた紫だが、倒錯的とも言える藍と橙の行為を見て昂りを隠せないでいた。
 (藍……)
 最初はただ座りながら橙に自慰を教えていた藍だが、今は身を乗り出し、ちょうど四つん這いに近い格好になっていた。
 (もう、我慢できない…!)
 紫は自らの寝間着の前を開くようにはだけ、股に妖力を集める。出来上がったのはいきり立つ男性器。それを藍の寝間着の上から尻の谷間に押し当てる。
 「んあっ、紫様…!」
 (当たってる…。これって、やっぱり…紫様の……)
 紫は四つん這いの藍に背中から覆いかぶさる。九尾が紫を包み込むような動きを見せる。どちらからともなく腰がうねり出し、互いの性器をこすり合わせる。
 「ねぇ藍…したい、挿れていいかしら?」
 「紫様……橙、橙がいますし……ああっ」
 紫は手を藍の大きな乳房に回す。優しく、または焦らすように撫でまわす。藍の着ている寝間着も捲りあげ、挿入もしてないのに腰を前後させ打ちつける。
 「はぁ藍……ねぇいいでしょう?いいわよね?はぁはぁ、藍…藍」
 「紫様…紫様…ぁぁぁ」
 藍の中でこの日二度目、理性のたかが外れた。
 後ろの紫を艶っぽい瞳で見つめる。挿れて欲しいと、視線で訴えかける。
 (挿れて、挿れてください紫様!藍の全てが紫様の物だと刻み込んでくださいっ!)
 了承の意を受け取った紫が藍の膣道を押し割ってくる。
 「アア…紫様…っ、ううっ、ンンン!」
 かつては紫の夜伽の相手を務めていた藍だが、橙を式にしてからはそういうことは自然と減り、無くなった。紫からもそれを咎めなかった。
 強められた性欲と随分とご無沙汰だったことが相まって、挿入だけで目の前が真っ白く染まるほどの快楽に襲われる。
肉竿全てが中に収まるころには、藍は口の端から涎を垂らし、声にならない声をあげていた。
 「あ…あぁ、藍の中……久しぶり…ぃ」
 紫も久方ぶりの交わりによる精神的、肉体的両方からの愉悦に震え、息を荒らげる。
 「うあっ、あん!ら、藍様…どうかしたのですか…?」
性感帯を弄る手を止めずに橙が不安定な息遣いになった藍に気づく。
 「ど、どうもしないよ橙。だからほらっ…ここをもっとするんだっ!」
 胸をまさぐっていた方の手を掴み、小さく、それでも確かにぷっくり膨らんでいる陰核に持っていかせ、思いきり押し込んだ。撫でるようにしていた秘裂の方も、指を狭い膣口に挿れさせる。
 「えっ、藍さまぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
 突然の刺激に橙は身体を大きくビクつかせ、小水を漏らしてしまう。知らぬ間の発情期の彼女には強すぎる刺激。それでも決して拒みはせず、むしろその刺激を快楽として受け入れ、意識を桃色に染め上げながら本能でもっとと求める。
 「えうぅ、ぁあー、藍さま…ぁ、あっ、ああっ…ひゃあああ!」
 快楽に身を任せた橙は赴くままに膣道をかき回し、陰核をひねる。幼い理性をかなぐり捨て自らを慰めていく。
 そして紫もとうとう腰を振り始める。
 「ふっ、はぁっ、くぅぅ!」
 「アッ、アア、アアア!」
 愛おしい式を求めるままに貫き、犯していく。藍もまた、求められることに悦びを感じ、主の逞しい分身を咥えこみ、快楽を与える。
 「ああっ、藍の中、熱くてぬるぬるで締めつけてきてっ!気持ちいいわっ!」
 「わ、私もです!紫様のが奥の奥まで中を往復する度にっ、意識が飛んでしまいそうですぅ!」
 紫は欲望に任せ、加減なんて考えず腰を打ちつけていく。それに合わせて、もっと快楽を貪ろうとするかの如く藍も腰を揺する。
揉みしだかれる乳房からは痺れるような快感が伝わり、久しぶりに主を受け入れている女陰は白く濁った本気汁を撒き散らしながらキツく締め上げる。
 (あっダメです来てますイクのがそこまで来ちゃってます!)
 「ふううっ、ううっ、ダメですっ!もう…っ!来てますっ、来てるんですぅ紫様ぁぁ!」
 「うっ!藍の中っ……キツすぎるぅ!」
 絶頂に近づいていく藍は無意識のうちに膣圧を高める。紫も襲ってくる強い快楽をうけ、限界に近づいていく。
 (あ、膨らんでます、紫様っ、出すんですね!私の中に熱いのたくさん出すんですね!)
 「出してっ!出してください!うああぁっ!藍をっ!藍をあなたの子種で孕ませてください紫様ぁぁぁぁ!!」
 「藍っ!藍!!出るっ出るうぅぅ!うううっ!!」
 「っふあぁあああ!!……ひぃぃ………!!」
 紫は出来るだけ中へ押し込んで果て、有らん限りの精液を放つ。大量に注がれる主の精液を子宮で受け止めた瞬間、藍は欠片ほども知性を残さず意識を彼方へやった。


 絶頂の余韻から二人が覚めた時には、橙はすでに疲れたのか眠ってしまっていた。そんな橙を布団に寝かせ、紫と藍は紫の寝室へ移動した。
 随分と久しぶりの交わりにたった一度で満足するはずもなく、二人は何度も何度も互いを求め合った。


 「…んっ……」
 藍が目を覚ましたのは、まだ完全には夜は明けておらず、少し白み始めた頃だった。眠りについてからあまり経っていない。
抱きしめ合いながら床についているのは、紛れもない紫。まだ眠っている。
 (あんなに激しく求めてくれて……)
 「藍は、嬉しいです」
 そっと主の胸に頭をうずめる。
 「あなたの前では、優秀な式でありたいのです。いつでも、必要とされる式でいたいのです」
 気が緩み、藍は己の気持ちを吐露していく。普段は伝えられない気持ちも、眠っている今なら、と。
 「ですが……」
 甘えるようにすりすりと頭を動かす。
 「偶にでいいですから……こうして、抱いてくださると……嬉しゅうございます…」
 式にしたはじめの頃はこちらに住んでいた橙だが、今は妖怪の山で生活しているし。
 ぎゅっ。思わず抱きしめ返され藍は顔を上げる。そこには優しく微笑む紫の顔が。
 「! 起きていらしたのですか…?」
 「ふふ……まぁね」
 恥ずかしくなった藍は先ほどまでよりも強く紫に抱きつき、顔を見られないようにさらに胸にうずめる。
 「……聞いて、いらしたのですか?」
 その問いには言葉では返さず、紫は藍の頭を撫でた。優しく、優しく。
 安心からか、藍をまどろみが襲う。抗わず、緩やかな眠気に意識を任せる。

 (式も式なら主も主ね)
 眠った藍の頭を撫でながら、素直に「もう少し甘えて欲しい」と言えない自分に嘆息する。
 「こんな時でも素直になれないのが情けないわ」
 (でも、これだけは……)

 「いつもありがとう、藍。愛しているわ……」

 すでに眠ってしまっている藍の唇に、そっと唇を重ねる。
 言葉は当然返してくれないけれど、微笑んだ藍の顔は、とても幸せそうだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
拙い文章ですが1ミリでも楽しんでいただけたなら幸いです。
今回あいぽんで投稿してみました。外出先でメモ帳に書いたのをPCに起こすのがちょっとあれだったので。怠惰ですね。

ゆからんがもっともっと普及してくれると嬉しいです。
花火
https://twitter.com/bloom_fireworks
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