真・東方夜伽話

砂糖菓子とガンガンいく僧侶 ~命蓮寺編 その5~

2015/01/06 00:48:22
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砂糖菓子とガンガンいく僧侶 ~命蓮寺編 その5~

オルテガ

オリキャラ男×東方キャラにて苦手な方は注意!

注意)男のオリキャラと東方キャラがネチョい事になる話です。苦手な方は引き返した方がいいかもしれません。
   『砂糖菓子と小さな小さな賢将』から一連の命蓮寺編の続きです。未読の方は順番にどうぞ。










 早朝の墓掃除ついでに響子ちゃんと行為に及んでしまった俺は、その後なんとか朝食の時間までに墓掃除を一通り終えて無事命蓮寺へと戻ることができた。食事部屋である大きな和室に入ると、食事当番らしい一輪さんがちょうど配膳をほぼ完了させた所だった。その様子を見ると、響子ちゃんが嬉しそうに声をあげる。

「今朝はよく運動したから朝ご飯もきっと美味しいですね!」

「そ、そうだね」

 運動というのは掃除のことか、はたまた性行為のことかわからないが、どうにも響子ちゃんはうっかりした拍子で危ない事を言ってしまいそうで不安になる。そう思っていると、不意に背後から聖さんの優しげな声が響いた。

「まあ、運動だなんて、朝からよほどお掃除に精が出たんですね。いっぱい食べなさい、響子ちゃん」

「はーい!」

 まるで母親と子供のようなやり取りで、何だか微笑ましい気分になってくる。廊下の向こうからは村紗さんや星さんの声も近付いて来ており、すぐに皆が揃いそうなので俺はひとまず適当なお膳の前に腰を下ろす。すると、聖さんがすぐに俺の隣のお膳へと歩いて来て、座布団の上に正座する。

「洋菓子屋さんもお疲れ様でした、早朝からのお掃除でお疲れでしょう」

「いえ、あのくらいは大丈夫です。仕事柄早起きして仕事するのは慣れていますから」

「ふふっ、頼もしいですね。‥‥さて、皆揃いましたね。それでは朝食の前に、今日の予定をお伝えしましょう。私と星、それに一輪は人里で信徒の法要へ出向きます。夕方までには戻りますが、それまでのお寺の事は水蜜に任せます。ちゃんと瞑想や写経を行って、日頃の仏事を疎かにしないようにしてください。いいですね?」

 村紗さんは聖さんに言われて一瞬だけ顔をしかめるが、すぐに首を縦に振る。

「りょ、了解。こっちの事は任せて」

「お願いしますね。さて、それでは朝食にしましょう。いただきます」

 聖さんの号令に合わせて、皆でいただきますの唱和をして朝食が開始となった。お粥の上に山菜の醤油漬けを乗せたもの、菜っ葉のおひたし、ごま豆腐と、いかにもお寺の朝食らしいメニューだが、いい具合に米の甘みを引き出したお粥の味わいに山菜の歯ごたえと醤油の風味がよく合って、次々に食が進んでしまう。

「どうでしょう洋菓子屋さん、一輪の食事はお口に合いますか?」

「ええ、とても美味しいです。精進料理というと物足りないようなイメージがありましたが、大間違いでした」

「ふふっ、よかったらおかわりして下さいね。ところで洋菓子屋さん、昨晩はよく眠れましたか? お部屋に何か不都合があれば、なんでもおっしゃって下さいね」

「いえ、特に問題はありませんでした。ぐっすり眠れましたよ」

「そうですか、それは良かったです。ところで洋菓子屋さん‥‥」

 俺は聖さんと話をしながら、次第に違和感を覚えつつあった。確かに俺は体験入門のお客さん扱いかもしれないが、それにしても何だかやたらと聖さんが俺に話しかけて来るような。心なしか、少し離れた所に座った一輪さんから軽く睨まれてしまっているような気がしないでもない。

「あら、もうお粥を食べ切ってしまったんですね? よければ私がおかわりを持って来ますから、そのまま座っていてください」

「あ、大丈夫ですよ、自分で‥‥」

 と、俺が言うのも聞かずに聖さんは笑顔で俺の椀を取り、鍋の方へ向かって行った。ちょうど聖さんとは反対側の隣に座っていたナズーリンさんが、小声で俺に話しかける。

「おい君、まさかもう聖を手籠めにしたんじゃなかろうな。やけに君にベタベタしてるじゃないか」

「い、いくら俺でもたった一日でそんな手の早いことはしませんよ」

「ふむ‥‥それもそうか」

 村紗さんと星さんと響子ちゃんにはしてしまったが、それはまあ黙っておこう。そんなやり取りをしているうちに聖さんはお椀にたっぷりとおかわりのお粥を注いで、俺の所に持って来る。なんだろうこれは。俺をこのまま命蓮寺の門徒にしようとか、そういう意図でもあるのだろうか。とにかく俺はそんな調子で、朝食の間中聖さんから終始話しかけられ続けていた。そしてそれを遮ったのは、食事を終えた一輪さんの声だった。

「姐さん、いつまでのんびり食事をしているのですか。里までは飛ばずに歩いて行くのですから、そろそろ支度をしなければなりません」

「あら、もうそんな時間なのね。わかったわ、一輪。それでは洋菓子屋さん、今日は私が不在で申し訳ありませんが、水蜜の指示に従ってしっかり仏事をこなしてくださいね」

「はい、わかりました」

 聖さんは俺の返事を聞くと笑みを返しつつ立ち上がり、食事部屋を後にする。その後ろに一輪さんが続いたが、一輪さんは一度だけ俺の方を振り返って睨みつけるような視線を送り、それからすぐに出て行った。‥‥うーむ、一輪さんは聖さんをよく慕っているようなので、先ほどの聖さんと俺とのやり取りが気に入らなかったのだろう。困ったものだ。などと思っていると、同じく食事を終えた村紗さんが配膳の片付けをしながら俺に声をかける。

「一輪にも困ったもんだねえ。あいつは凄くいい奴なんだけど、聖に近寄ろうとする男にはいつもあんな調子なんだよ。何しろ聖はあれだけの美人で胸のでかさも半端じゃないから、人里じゃあ結構な人気だからね」

「そ、そうなんですか」

 俺も食事を終えたので、村紗さんの片付けを手伝いながら答える。すると、同じく片付けを開始していたナズーリンさんも頷きながら口を開く。

「もっともさっきのは、聖の方から洋菓子屋に近寄って行ったように見えたがね。珍しいことだよ、あの聖が自分から男に近寄って、あんなに親しく接するなんて。まさか厳格な聖が自分から男を口説くようなこともあるまいし、何か意図があっての事なのかな。‥‥それはさておきご主人、あなたも今日は法要に出向くんだろう。いつまで食べているつもりだ?」

 ナズーリンさんは、美味しそうにお粥を頬張っていた星さんに声をかける。

「もぐもぐ‥‥わかってますよナズーリン、もぐもぐ‥‥」

 マイペースに食事を続ける星さんを尻目に、ナズーリンさんは溜息混じりに朝食部屋を後にして、俺と村紗さんもその後に続いてそのまま台所で三人で食器洗いをする事になった。途中でお膳を持って来た星さんの分も洗い終えた頃に、頭に編み笠をかぶり手に錫杖を持ったお出かけモードの聖さんが台所にひょっこり顔を出して口を開く。

「では、今から行って来ますね。水蜜、後はよろしくお願いします」

「はいはい了解。皆も気をつけてね」

 という具合に、聖さんが星さんと一輪さんを引き連れて人里へと出発し、命蓮寺には俺とナズーリンさんに村紗さん、そして響子ちゃんが残される。朝食の片付けも全て終え、さてこれからどうするのかと思っていると、村紗さんが急須に茶を淹れて湯呑みを用意しつつ口を開く。

「とりあえずお茶にしよっか。皆飲むでしょ?」

「お茶ですか? でも修行とかそういうのは‥‥?」

 村紗さんはにししと少し悪そうな笑みを浮かべつつ俺に答える。

「後回し、後回し。今日の修行はイージーモードってこと」

 それでいいのだろうか、と思っているとナズーリンさんは戸棚からごそごそと茶菓子らしきものを用意し、響子ちゃんも嬉しそうに笑顔を浮かべている。‥‥まあいいか、と思いつつ俺も湯呑みを運ぶのを手伝って、四人で卓を囲んでしばらくのんびりと茶を啜る時間を過ごすこととなった。

◇◇◇

 その日は村紗さんの言ったように修行は昨日と比べてかなり軽いものだった。瞑想の時間も短く写経の量も少なく、修行の合間に茶を啜ったりして過ごしたので、ちょうど昨日の疲れもいい具合に抜けた。これでいいのか、と思わなくも無いが。ちなみにその日の夕食当番はジャンケンで負けたナズーリンさんになってしまい、俺はそれを手伝って台所に立っていた。

「洋菓子屋、ここなら私しかいないから嘘はつかなくていいぞ。本当は聖を手籠めにしたんじゃないのか?」

 ナズーリンさんが野菜の皮を剥きながら俺に尋ねる。俺はすり鉢で胡麻を擦りながらそれに答える。

「それが、本当にそんな事はしていないんですよ。それに、仮にしていたとしたら、むしろあんなにわかりやすい態度を取るのは不自然だと思いますよ」

「ううむ、それは一理あるな。それに聖のあの態度、あれは情事を交わした男に対するものというよりむしろ、まるで親戚の子供を可愛がるおば‥‥ゴホン、お姉さんのように私にも見えたな。ああ洋菓子屋、その擦り胡麻はそっちの豆に和えて軽く醤油を垂らしておいてくれ」

「親戚の子供‥‥ですか。まあいずれにせよ俺の体験入門も明日の昼で終わりですから、考え過ぎても仕方ないですね。ナズーリンさん、出来ました」

 と、そんなやり取りをしていると人里に出かけていた聖さん達が帰って来たようで、寺の裏手にある玄関口から足音が聞こえてくる。夕食もちょうどいい具合に仕上がっており、俺とナズーリンさんは全員分の配膳を用意して食事部屋へと運んで行った。
 そして夕食時も朝と同様、聖さんは素早く俺の隣を確保して俺に色々と話しかけたり、困った事はないかと尋ねたりした。それだけではなく、時折聖さんの表情に哀しげな色が混じっている事にも俺は気付いた。結局聖さんの意図はわからないまま夕食は終わり、後片付けも終えて風呂も浴びれば、お寺の夜はあっという間に眠る時間を迎える事になる。

今夜は昨日のように、風呂場に星さんがやって来るような嬉しいハプニングもなく、俺は手早く風呂を浴び終えて居室に布団も敷き終える。明日の朝を迎えれば、あと半日でこの命蓮寺での体験入門も終わってしまう。これだけの美少女達に囲まれた生活ともおさらばかと思うと、少し残念な気がしないでもない。と、相変わらず馬鹿げた事を俺が考えつつ布団に横になるのとほぼ同時。襖の向こうから女性の声が響いた。

「洋菓子屋さん、まだ起きていらっしゃいますか?」

 その優しげで柔らかな声は、間違いようもない。

「聖さんですか? 起きてますが、どうかしましたか?」

「お部屋に失礼してもよろしいでしょうか?」

「え、ええ、構いませんが」

 構いませんが、こんな夜更けに男の部屋に何の用で来たというのだろうか。まさか聖さんと淫らな行為に及ぶ事が出来たりしてしまうのか、と俺はついついあらぬ期待に胸と股間を膨らませてしまう。

「では、失礼します」

 スゥ、と襖を開けて、聖さんが部屋に入って来る。普段羽織っている黒いゴスロリ調の衣服ではなく、寝巻であろう薄手の浴衣に身を包んでいた。聖さんは畳の上に正座すると、俺に軽く頭を下げてから口を開いた。

「今日は申し訳ありませんでした。お食事中に、あんなに話しかけたりしてしまいまして。一輪にも、みっともないと怒られてしまいました。‥‥本当にすみません、ご迷惑ではありませんでしたか? 私もつい嬉しくなってしまって、つい度が過ぎてしまったようです」

「いえ、迷惑なんて事はありません。でも嬉しくなった、というのはどういう事なんですか?」

 聖さんの浴衣の胸元は、着崩しているわけでもないのに豊満な乳房が谷間を覗かせており、俺はなんとか必死に視線を逸らしながら聖さんに尋ねる。すると聖さんは、少し躊躇った様子を見せてから哀しげな表情で俺に答えた。

「あなたが‥‥とても、似ているのです。かつて死別した私の弟、命連に。もちろん顔立ちは違うのですが、その声や、その仕草、それに人当たりが良く優しげな性格まで、本当に命連にそっくりなのです。私は弟と死別してから程なくして魔界に封じられ、千年の時を封印されたまま過ごして来たのです。その間に弟の記憶も次第に薄れつつあったのですが‥‥洋菓子屋さんを見ていると、弟とともに暮らしていた時の記憶が鮮明に蘇ってくるんです」

 聖さんはどこか遠くを見つめるような視線で話す。‥‥なるほど、弟を思い出して俺にああいう態度で接していた、と。ナズーリンさんの推測も遠からず当たっていた、ということだろう。

「そうだったんですか。俺は全然気にしていませんし、俺と話す事で聖さんが懐かしい思い出に浸れるというのであれば、いくらでもお話しに付き合いますよ」

「ああ、その言い様もまるで命連が目の前に居るかのようです。‥‥うぅ、すみません、それではもう少しだけ、ここでお話にお付き合いください」

 聖さんは目に浮かんだ涙を指で軽く拭ってから、俺と何気ない世間話や昨日今日の出来事を話しはじめる。‥‥今さらながら、聖さんが部屋に訪ねて来た時に不埒な事を考えてしまった自分の不純さが恥ずかしくなってくる。純粋に弟を懐かしんで俺と話しに来ただけだというのに、俺と来たら煩悩まみれでどうしようもないものである。と、自分を恥じていると聖さんがふと声を上げた。

「あら、洋菓子屋さん、少し耳に汚れが溜まっているのではないですか?」

「そういえば、少し耳掃除をサボっていましたね」

「ふふっ、そういえば命連が小さい頃は、私がよく耳掃除をしてあげていたんです。どうでしょう、よろしければ私のつまらない話にお付き合い下さったお礼に、洋菓子屋さんの耳を綺麗にして差し上げましょうか?」

「い、いいんですか?」

 俺が尋ねると、聖さんは早くも部屋の隅にあった小さな棚からごそごそと耳かきを取り出していた。

「ええ、もちろんです。さあどうぞ、私の膝の上に頭を乗せてください」

 聖さんはにっこりと笑みを浮かべ、紫色のグラデーションのかかった髪を揺らして俺のすぐ横に移動して、自身の膝上を俺に差し出す。なんだか恥ずかしいような気もするが、おそらくこれも聖さんが昔を懐かしく思っての行為なのだろう。であれば、それに協力してあげた方がいい。俺は聖さんに従って体を横たわらせて、膝の上に頭をのせた。薄い浴衣の生地を通して、太ももの柔らかな感触が頬に伝わってくる。‥‥いかんぞ、これは。

「それでは失礼しますね、洋菓子屋さん。じっとしていてくださいね」

「は、はい」

 聖さんは俺の頭を軽く撫でると、優しく俺の耳を掃除しはじめる。こしょこしょと耳の中にくすぐったい感触が走る。聖さんの耳掃除はとても丁寧かつ優しいもので、また時折俺の頭を撫でるものだから、俺はすっかりその母性に包まれて穏やかな気持ちになってしまう。おそらく今も俺と弟を重ね合わせて、当時と同じようにしているのだろう。

「それでは、反対の耳を掃除しますので逆を向いてください」

「は、はい、わかりました」

 反対というと、聖さんのお腹側に頭が来ることになる。それも非常に刺激的な位置関係ではないか、と思いつつ頭を反転させると、その過程で俺は頭上に大きく存在を主張する、聖さんの浴衣に包まれた乳房の存在に気付いてしまった。‥‥まずい、この光景は非常に股間に来る。さらに俺は聖さんのお腹側に顔を向けた状態になってしまい、これまたすぐ眼前には浴衣越しとはいえ聖さんの秘所が存在していることになる。まして、この狭い居室に布団が敷かれた状態で、二人きり。

「あらあら、こちらの耳も少し汚れが溜まってしまっていますね」

 ああいかん、聖さんは純粋に弟との思い出を懐かしんで、こうして俺の耳かきをしてくれているのだ。俺が不純な事を考えてはいけない‥‥と、思うのと裏腹に、残念ながら股間の一物は次第に熱を帯びてみるみる硬くなりはじめてしまう。俺が必死にそうした煩悩と脳内で格闘しているうちに、聖さんは耳かきを一通り終えたようだった。

「さて、これで終わりました。すっかり綺麗になりましたよ」

「あ、ありがとうございました」

 いかん、今まで耳に意識を集中させていたから気付かれなかったのかもしれないが、もはや俺の勃起は完全に浴衣を持ち上げる程になっており、隠し切れそうもない。

「いいえ、ほんのお礼の気持ちで‥‥っ、よ、洋菓子屋さんっ、そ、そのっ、こ、股間のそれはっ‥‥」

 気付かれた。

「あ、いやそのあの、す、すみません。俺も男なので、聖さんのような美しい方とこうして密着してしまうと、こうなるのは当然といいますか‥‥」

 俺は聖さんに膝枕された態勢のまま、見苦しい言い訳をする。すると予想外にも、逆に聖さんがやや困惑した表情ながらも申し訳なさそうに答えた。

「わっ、私の方こそ申し訳ありませんでした。私のような者とはいえ、若い男性が女性と密着すれば、そのような状態になるのは仕方の無い事です。まして洋菓子屋さんはただの体験入門中の方で、仏門に入っているわけでもありませんから、禁欲を強要することもできません。にも関わらず、弟との思い出に浸りたいという私の身勝手で無配慮な行動のせいで、そのように苦しい思いをさせてしまい‥‥本当にすみませんでした」

 まさか俺が謝られるとは思わなかった。

「べ、別に苦しいということは‥‥」

「私も仏門に身を捧げている以上、本来このような事は慎むべきかもしれませんが‥‥」

 聖さんはそう言うと、俺を膝枕したままそっと手を俺の下半身へと伸ばす。

「ひ、聖さん!?」

「私の身勝手な話にお付き合いいただいたお礼も兼ねて、洋菓子屋さんのこの滾りは私が責任を持ってお鎮めします」

「い、いいんですか?」

 俺が尋ねると、聖さんは唇の前に人差し指を立てて片目を閉じ、囁くような声で答える。

「内緒ですからね」

 言い終わると同時に聖さんは俺の肉棒に手をそっと触れさせて、そして俺の寝巻の浴衣の間にその手を滑りこませて一物を直接手できゅっと握る。そして膝枕をして、もう片方の手で俺の頭を優しく撫でたままゆっくりと肉棒を上下に扱きはじめる。少しだけひんやりした聖さんの手は熱い肉棒を優しく包みこみ、しゅっ、しゅっ、と緩やかな動きで竿をじわじわ刺激していく。俺は一物にじわじわと快感を覚えつつも、同時に聖さんの温かな包容力に包まれるような気分になって、とても落ち着いた気持ちで聖さんの手コキを堪能する。が、やはりどうしてもすぐ頭上にたゆんと存在を主張する胸の膨らみに欲望の抑えも利かなくなってしまい、俺は両手を伸ばして聖さんの胸へと浴衣越しにそっと触れた。

「あっ、いけません洋菓子屋さん、大人しくいい子にしていてください」

「ちょ、ちょっとだけですから、すみません」

 聖さんはいけませんと口では言いながらも、手コキを続けたまま俺の動きを止めようとはしないので、俺は遠慮なく聖さんの豊かな胸を浴衣の上から揉みしだきはじめる。

「あっ、やっ、あんっ、いけませんっ」

 聖さんの胸は浴衣の上から触っただけでもその指が沈みこむような柔らかさが伝わって来るほどに、極上の触り心地だった。たぷんと重量感のある大きな乳房は俺が弄り回しているうちに少しずつ窮屈な浴衣から肌蹴てしまい、聖さんの白い素肌と豊かな膨らみがどんどん露わになっていく。俺はすっかり欲望に火がついてしまい、浴衣の胸元を掴むとそのままぐいと肌蹴させて、そして聖さんの大迫力の乳房がたぷんと揺れながら完全に露わになってしまう。

「‥‥っ、凄いですね」

「よ、洋菓子屋さんっ、これ以上は‥‥」

「だ、大丈夫です、あとほんの少し触るだけですから」

「ほ、ほんの少しですからね?」

 俺は聖さんの膝上から少しだけ頭を起こして、目の前に晒された凶悪なまでに豊かな乳房へと直接手を触れる。何かに例えるならメロン、いやもはやスイカ並と言っていいだろう。それほどに豊満で、手の平に吸い付くような瑞々しい手触りに、かつ官能的と言える程の柔らかさ。まさしく極上と言えるその見事な聖さんの乳房を俺は夢中でこね回し、たぷたぷ手の中で揺らし、そして桃色の乳首をくにくに弄り回す。

「やぁっ、んんっ、あっ、はぁっ‥‥あっ、洋菓子屋さんっ」

 聖さんも俺が与える刺激に合わせて次第に嬌声を漏らしはじめ、そしてそれに呼応するかのように肉棒を扱く手の動きも少しずつ早めていく。聖さんの乳房は俺が揉みしだく動きに合わせて形を変えて行き、そのあまりに淫猥な光景に俺はますます興奮してより欲望をエスカレートさせ、ほとんど無意識のうちに聖さんの乳首へと吸い付いてしまっていた。

 ちゅぅっ、ちゅぽっ、れろろっ

 俺は軽く頭を上げて聖さんの乳首へと子供のようにしゃぶりつき、本能のままにちゅぱちゅぱ吸い付きつつも横から乳房をぐにぐに揉み続ける。聖さんはその動きに合わせてぴくん、ぴくんと体を小さく震わせて、次第に息を荒げはじめていた。

「あっ、やぁっ‥‥ふふっ、それではまるで子供みたいですよ‥‥んんっ」

 確かに、膝の上に身体を横たえたまま乳首に吸い付いているこの姿は、甘える子供のように見えてしまうかもしれない。だが、聖さんの圧倒的な母性と包容力を前にしては、こうなってしまうのも仕方がないのである。俺はそうしてしばらくの間、甘える子供のように聖さんの乳房をひたすらに舐めて弄り回しながら、聖さんの手によって肉棒を扱かれるその快楽に酔い痴れていた。しかし、次第に一物の快楽も高まり始めると、俺はさらなる欲望に突き動かされて次の行動に出る。

「聖さん、少し失礼します」

 俺はそう言うと、ひたすら刺激し続けていた乳房からようやく手と口を離し、そして身体をむくりと起こすと聖さんの肩をぐっと抱き寄せ、唇を近付けていく。

「あっ、洋菓子屋さんっ‥‥」

 聖さんは少し困ったような表情を浮かべて俺から視線を逸らすが、すぐに再度俺と視線を合わせると、柔らかな笑みを浮かべつつ口を開いた。

「このような時くらい、白蓮と呼んでください」

「白蓮さんっ‥‥」

 俺はそう言い終わると同時に白蓮さんと唇を重ね、白蓮さんはそっと目を閉じて俺の唇を受け入れる。白蓮さんの唇は乳房に劣らず柔らかで官能的なものであり、俺と白蓮さんはすぐに互いを求め合うようにして強く唇を重ね合い、口内で舌をれろれろと絡め合っていく。互いの唾液がぐちゅぐちゅに混じり合って、粘膜の間で擦れ合ってじゅぽじゅぽと淫猥な水音が響いていく。どちらからともなく、俺と白蓮さんは互いの浴衣の帯をするするとほどいて行き、口付けを交わしたまま二人とも布団の上にぱさりと浴衣を脱ぎ捨てて全裸になると、互いの欲望をぶつけ合うかのようにぎゅっと抱きしめ合う。俺は白蓮さんの豊かな乳房が胸板に押し当てられる感触を楽しみながらも、ひたすらに白蓮さんと濃厚な口付けを続けて行く。

 じゅぽっ、ちゅっ、れろれろっ、じゅぴっ、じゅるるっ、ちゅぅっ

 まさかあの真面目で温厚な白蓮さんが、ひとたびスイッチが入るとここまで乱れるとは予想もしていなかった。いや、逆に普段真面目であるからこそ、こういった時に一段と激しい乱れ方をするのだろうか。であれば、どこまで淫猥な姿を見ることができるか試したみたくなってしまうのが人情というものである。俺は片手を白蓮さんの下半身へと伸ばして行き、そして軽く指を裂け目へ沿って触れさせてみた。

 くちゅり

「んっ‥‥」

 思った通り、いや思った以上に白蓮さんの秘所は愛液がぐっしょりと染み出ており、俺が軽く触れただけで白蓮さんはくぐもった喘ぎを唇の間から漏らす。俺は白蓮さんから唇を離すと、そのまま布団へとゆっくり押し倒しながら首筋に舌を這わせ、そして指を秘所の裂け目に沿って緩やかに前後させはじめる。

 くちゅっ、ぬちゅっ、ちゅぷっ、ぐちゅっ

「やっ、あっ、洋菓子屋さんっ、あっ、ああ‥‥」

 布団の上には白蓮さんの長く美しい髪が広がり、俺は白蓮さんの首から耳元にかけて舌をじっくりと這わせながら指で秘所をぐちゅぐちゅと刺激していく。これだけでも白蓮さんはかなり感じているようで、小さな痙攣を繰り返しながら頬を紅潮させて喘ぎを上げる。俺は調子に乗って、秘所の入口付近を弄り回していた指をつぷぷと音を立てて、少しずつ膣の内部へと挿入させ始める。

「んっ、やあぁっ、だ、ダメですっ、それ以上は刺激が強過ぎて‥‥あっ、あっ」

 俺は白蓮さんの言葉にも構わずに、指の根本までを膣内へ挿入させ切ると、そのまま前後に指をスライドさせて秘肉を擦りながら容赦なく刺激しはじめる。愛液に溢れた膣内は、俺の指をぐっしょりと濡らしながらきゅっと収縮しており、これだけの軽い愛撫にも関わらず軽く絶頂しているようだった。

 くちゅっ、つぷぷっ、ずちゅっ、ぬちゅっ、ずぷっ

「やっ、あっ、本当にっ、ダメですっ、それ以上されたらっ、あああああっ!」

 白蓮さんは両手で顔を隠しながらそう喘ぎを上げると、背中をピンと反らしてびくん、びくんと大き目に体を震わせて、そして膣内の秘肉をぶるると震わせると同時に愛液をびゅっ、びゅっ、と勢いよく秘所から吹きだしてしまった。俺の布団はとめどなく溢れる白蓮さんの愛液でびっしょり濡れてしまうが、俺はそんなことも構わずに白蓮さんの絶頂した妖艶な姿を堪能する。

「はぁっ、はぁ‥‥も、申し訳ありませんっ、洋菓子屋さんのお布団が私のせいで‥‥」

「いえ、全く構いません。それよりも白蓮さん‥‥」

 俺は言いながら、白蓮さんの手を取って俺のギンギンに昂ぶった肉棒に触れさせる。白蓮さんは絶頂して荒くなった呼吸を整えながらも、笑みを浮かべて小さく頷くと俺と体を入れ替えるようにして俺を布団に横たわらせて、そして自身は俺の股間に身を屈めて身を乗り出し、そして硬くそそり立った肉棒を豊満な乳房の間へと近付けて行く。

「精一杯ご奉仕しますので、どうか存分に気持ち良くなって下さい」

 そう言うと、白蓮さんは大きな乳房の間に肉棒をぎゅっと挟みこみ、そして亀頭の先端だけをその間から覗かせた状態にする。規格外と言える白蓮さんの乳房は俺の肉棒を余裕でその間にすっぽりと埋めてしまい、そしてあろうことか白蓮さんは唇の間から唾液を垂らして亀頭の先端を濡らしていく。唾液はそこから俺の肉棒や白蓮さんの谷間へと流れて行き、そして白蓮さんは乳房を上下にたぷんたぷんと揺らしはじめる。

 ずちゅっ、たぷっ、たぷん、ぬちゃっ、にゅるん、ずちゅちゅっ

 俺の一物は白蓮さんの谷間で唾液の滑りの助けも受けながら、ぬちゅぬちゅ淫猥な音を奏でつつ扱かれていく。豊満な乳房が上下にばいんばいんと揺れながら肉棒を扱き上げるその光景はただならぬ程に淫靡なものであり、また白蓮さんのように清楚で美しい方にそのような奉仕をされているという事実が余計に興奮を誘う。白蓮さんの大きな乳房は乳圧も並大抵ではなく、次第に肉棒は強い快楽に耐えきれずぴくぴく震え出してしまう。

「やばっ、白蓮さん、気持ち良過ぎてこれ以上されると‥‥」

「いつでもお出しいただいて構いませんので‥‥んっ、ちゅぽっ、じゅぷっ」

 俺の発言を受けて、白蓮さんは谷間から先端を覗かせていた亀頭を唇ですっぽり覆うと、乳房での刺激を続けながら口内でれろれろと舌を絡めていく。これほどのたまらない快感を受けて、もはや我慢などが続くわけも無かった。

「ぐっ‥‥」

 びゅるっ、びゅるるるっ、どくん、どぷぷっ、びゅっ、びゅるっ

「んんっ!? ‥‥んっ、ゴクン‥‥ゴクっ、ゴクっ‥‥ゴクン」

 白蓮さんは乳房でぎゅっと強く肉棒を挟みこんだまま、口内に吐き出された白濁液を嫌な顔一つ見せずにゴクゴクと懸命に飲み干していく。そしてようやく射精が収まった頃合いにちゅぽんと音を立てて亀頭から唇を離し、嬉しそうな笑みを浮かべながら口を開いた。

「ふふっ、凄くたくさん出ましたね。気持ち良くなっていただけて、本当に良かったです。でも、これでなんとか洋菓子屋さんの滾りをお鎮めすることができたでしょうか」

「‥‥白蓮さん、大変申し訳ありませんが、まだ鎮まっていないようです」

 残念ながら、俺の肉棒は一発目の発射後からほとんど間を置かずして、再度とくとく脈打って硬さを取戻しはじめていた。その様子に気付いた白蓮さんは、目をぱちくりと何度か瞬きさせてから、少し困ったような声を上げた。

「ま、まあ、どうしましょう‥‥」

 どうするも何も、もうこの上でする事と言えば一つだろう。俺は白蓮さんの肩をぐっと掴むと、そのまま布団の上に押し倒す。俺の意図を察した白蓮さんは、困った表情のまま口を開く。

「そ、それ以上はいけません、洋菓子屋さん」

「‥‥本当にダメなんですか?」

 俺はそう答えながら、白蓮さんの秘所へと指を触れさせる。そこは先程絶頂した時に劣らずぐっしょり愛液を溢れさせており、これから与えられるであろう快楽を待ち望んでいるようにしか思えなかった。

「わ、私は仏門で皆に教えを説く立場です。そのような行為は、皆を裏切る事に他なりません」

 既に盛大に手遅れなのではないだろうか。というツッコミはさておき、俺はすっかり復活してしまった肉棒の先端を白蓮さんの裂け目の入口へと押し当てて、あと少し腰を突き出せば挿入できてしまう位置を取る。そして白蓮さんの膣口付近に亀頭の先端をくにくに擦りつけながら、口を開く。

「本当にダメなのであれば、俺を押しのけていただいて構いません。ただ、俺はもう我慢の制御が利きませんから、このまま抵抗されなければ少しずつ腰を前に押し出していきます。白蓮さんが俺を押しのけるなり、この場から逃げるなりすれば俺は素直に諦めますよ」

「あ、あ、あ、ダメですっ、ダメなのにっ‥‥やっ、あっ、あああ‥‥」

 白蓮さんは片手の甲を口に当て、もう片手で布団のシーツを掴んだままその場を動こうとしない。俺は宣言通り、ゆっくりと腰を前に押し出して徐々に亀頭の先端から白蓮さんの膣内へと侵入を開始する。

 つぷっ、ずぷぷ‥‥ずちゅっ、ぬぷぷっ

 亀頭の先からゆっくり、ゆっくりと、俺の肉棒は白蓮さんの熱い膣内へと埋もれていく。白蓮さんは顔を紅潮させ息を荒げながらも、やはりその場を動かずに膣内が蹂躙されていくのを見守るばかり。そしてとうとう、俺の一物はその根本まで白蓮さんの秘所へと挿入され切ってしまう。

「ああああっ、ふ、太いのが入って‥‥。ああっ、こんな事っ、いけない事なのにっ、やあぁっ」

「くっ‥‥白蓮さんっ、動きますよ」

 俺は白蓮さんの熱く締まりの良い膣内の感触を堪能しながら、ゆっくりと腰を前後に動かしはじめる。愛液でぐっしょりと溢れたその秘所は、俺が肉棒の出し入れをする動きに合わせて結合部からちゅぷちゅぷと淫猥な水音を響かせる。

 ずちゅっ、ぐちゅっ、ずぷっ、ずっ、じゅぽっ

「はぁっ、あっ、洋菓子屋さんのっ、おちんちんっ、凄く熱くてっ、奥まで届いてますっ、あっ、ああっ、ごめんなさいっ、私っ、尼僧なのにっ、おちんちんで突かれてっ、気持ち良くなっちゃってますっ、はぁっ」

 おそらく白蓮さんは相当感じやすい体質なのだろう、愛液の分泌量がかなり多く、膣内では絶え間なくきゅうきゅうと収縮が繰り返されている。俺が容赦なく肉棒を突き立てると、眼下では豊満な乳房が暴力的なまでにたゆんたゆんと前後に揺れ動き、圧倒的に淫靡な光景が広がる。俺は腰を前後させながらその乳房を鷲掴みにして、白蓮さんにさらなる快楽を与えていく。

「ああっ、凄いっ、あんっ、やっ、いいっ、いいですっ」

 もはやダメという言葉すらも出なくなった。俺はすっかり夢中になって白蓮さんの乳房をこね回しながら腰を振っていたが、やがて白蓮さんは息を荒げながらも下からむくりと身体を起こし、そして俺の体に抱きつきながら耳元で悩ましい吐息とともに囁く。

「良かったら、私が上になります。洋菓子屋さんばかりに動いていただいたのでは悪いですから」

 俺は別に構わないのだが、いかにも真面目で律儀な白蓮さんらしい申し出である。

「それじゃあ、せっかくなのでお願いします」

「はい、どうぞ楽になさってください‥‥んっ、あっ、あっ」

 俺が布団に横たわると、白蓮さんは俺の胸板の上に両手をついて、ただでさえ大きな乳房がより強調された姿勢を取りつつ腰を前後上下にくねらせはじめる。たぷん、たぷんと上下に揺れる乳房はこれまた壮観で、白蓮さんはくびれた腰をくねらせながら俺の肉棒を膣内で扱きあげていく。

 ずちゅっ、ぐちゅっ、ずっ、ぬちゅっ、ずぷぷっ、ぱんっ、ぱんっ

 白蓮さんの尻と俺の腰がぱんぱんと乾いた衝突音を上げつつ、結合部からはぐちゅぐちゅ湿った音が響く。白蓮さんの腰使いはこれまた清楚な普段の姿からは想像もつかないような淫らで激しいものであり、肉棒は白蓮さんの膣内できつく締め上げられながら扱かれて、次第に快楽が限界を迎えはじめてしまう。

「白蓮さんっ、気持ち良過ぎてもう持ちそうにありません」

「はぁっ、はぁっ、はいっ、私もっ、もうイってしまいますっ、どうぞ好きなだけ私の中にっ、洋菓子屋さんの精液を出してしまって下さいっ」

 そう言うと、白蓮さんは前傾姿勢をとって俺と唇を重ねながら、腰を上下に激しくぐちゅぐちゅと振りはじめる。愛液の溢れた膣内はさらに激しくきゅっ、きゅっ、と収縮して肉棒を締めつけて、その強い刺激に俺はあっけなく尽き果ててしまった。

「ぐっ‥‥」

 どくどくっ、びゅるっ、びゅるるるるっ、びゅーっ、どくん、どくっ、どぷぷ

「あああっ、ああ、洋菓子屋さんの精液がっ、膣内にたくさん出てますっ、あっ、やあぁっ、私もイくっ、イってしまいますっ‥‥」

 俺は白蓮さんの膣内へと凄まじい勢いで射精してしまい、それを受けた白蓮さんはぶるんと大きく体を震わせながら俺の体にぐったりと倒れ込み、そのまま絶頂して軽く意識を飛ばしてしまったようだった。俺は白蓮さんの体を抱きしめながら精を解き放つ快楽を堪能し、そして全て出し切った所で肉棒を白蓮さんから抜き取った。裂け目からはとぷどぷ白濁液が溢れ出し、既にぐしょぐしょに汚れた布団をさらに汚していった。

◇◇◇

??(って、私が何も手を回さなくても、結局ヤるんかい!)

 部屋の中で小さな羽虫に擬態し、洋菓子屋と聖の行為を一部始終見ていた謎の大妖怪は、誰にともなく心の中で突っ込みを入れる。が、すぐに謎の大妖怪は悪そうな表情で笑みを浮かべつつ考える。

??(でもまあ、まさかあの聖のこんな痴態を拝めるとは思わなかったね。これは命蓮寺のやつらをこの私の支配下に置くには、非常に好都合なことだ。ククク、何しろこんな事が寺の連中にバレたら聖の信頼もガタ落ちだろうからねぇ‥‥おや?)

 室内では洋菓子屋と白蓮が行為の余韻に浸って体を寄せ合い口付けを交わしていたが、そこで謎の大妖怪はふと違和感に気付く。何か、部屋の襖がほんの少し開いているような気がしたのである。そしてさらに目を凝らすと、暗がりに紛れて部屋の中の様子を見ている人物が、自分以外にももう一人居た事に気付く。

??(あの青い髪は‥‥一輪!? いつから見てたのかしら? 参ったね、この事は私だけの秘密にして聖を脅すネタにしようと思ったのに。‥‥でもまあ、これはこれで面白そうだからいいや。ふふっ、堅物の一輪が果たしてどう動くか、愉しく見物させてもらうとしようかしら)

 夢中で互いの身体を貪りあっていた洋菓子屋と聖は、その目撃者たちの姿に当然気付くはずもなかった。一輪はそうして二人に気付かれぬまま部屋から離れて行き、謎の大妖怪も羽虫に擬態したまま部屋を後にした。

◇◇◇

 翌日の朝。俺は今さらながら、白蓮さんにとんでもない狼藉を働いてしまったことをひどく反省したものの、あの状況で欲望の制御が利く道理も無いのでまあ仕方ないかと思いながら寝床から体を起こした。すぐに浴衣から普段着へ着替え、さっそく朝食作りの手伝いをするべく部屋から出ると、襖のすぐ目の前に立っていた人物が一人。紺色の頭巾を被り、腕組みをした一輪さんだった。

「一輪さん、お早うございます。今朝の当番は一輪さんではないので、まだ寝ていても大丈夫だと思いますが、どうかしましたか?」

「‥‥少し、話したい事があります。寺の裏手に来ていただけますか?」

「ええ、わかりました」

 何の話だろうか、と俺は寝起きのぼんやりした頭で考えながら、一輪さんについて命蓮寺の裏手へと回る。芝生の広がったそのスペースは、寺の外壁と裏山の林に挟まれた、陽当たりの悪く人目につかない寂しげな場所だった。

「それで、お話というのは?」

 俺が尋ねると、一輪さんはぱさりと頭巾を頭から取り、青い綺麗なセミロングの髪をはらりと覗かせる。凛とした表情の美しさも相まって、俺は思わずどきりとしてしまう。そして一輪さんは、むしろ静かな口調でこう答えた。

「──死んでもらいます」


続く
ガンガン(突かれて)イく僧侶。
というわけでひじりん回でした。ひじりんがとんでもない爆乳スケベ僧侶になってしまいましたが、悔いはありません。
長丁場の命蓮寺編もあと二人、一輪さんと謎の大妖怪を残すのみとなりました。次回はこの流れで一輪編となります。
それではここまでお読みいただき、ありがとうございました。
オルテガ
コメント




1.茶露温削除
初1コメがオルテガさんとは光栄です^^
ひじりんも星と一緒できっと色々抑え込んでいただろうというイメージだったので印象とぴったりで非常に楽しませてもらいました!!あと大妖怪と自分のツッコミが被ってウケた(笑)
そろそろ更新されてるかと思って確認したら更新が丁度今日だったとは・・・しかもたまたま耳掃除した後・・・凄い偶然!!
さあラスト2人になりましたね。今まで命がかかった状況を話術で切り抜けたことは4回位ありましたが、今回はそれと違い性的方向に持っていったら100%死にそう・・・・どうなる洋菓子屋!?どうやって一輪を手籠めにするのかナー(期待)
次回も楽しみにしてます!!長々と失礼いたしました((+_+))
2.yozuki削除
一輪の「死んでもらいます。」に、妖夢が重なりました。w
謎の大妖怪の心の声で吹きましたw
女々しい聖もかわいかったです。次回大変そうですが頑張ってください。
3.邪神S.T削除
聖さん=おばさん という風潮...

イヤイヤ、エーリンノホウガズットオバs(ウボァー
4.性欲を持て余す程度の能力削除
待ってたよオルテガ=サン
>>朝からよほどお掃除に精が出たんですね
誰がうまいこと言えと

一輪「しんでもらいます」
続編的な意味でしぬのは困るけど、一度痛い目に見るのはいいんじゃないだろうか
5.性欲を持て余す程度の能力削除
タイトルで既に笑いがw
雲山にフルボッコにされる洋菓子屋も見てみたいです見せてください
謎の大妖怪さん()がどう手籠めにされるのか楽しみになってきました
6.性欲を持て余す程度の能力削除
この洋菓子屋はいい加減痛い目見てもらいましょう。一輪さんやっておしまい!
本当ニヤニヤしながら読ませていただいてます。でもエロいところはちゃんとエロくしてくるからニヤニヤどころじゃないですけど…
7.性欲を持て余す程度の能力削除
確かに洋菓子屋は一度ボコボコにされるべきww