真・東方夜伽話

ふたりのひみつ 

2014/10/23 19:49:44
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ふたりのひみつ 

桜野はる

フランドールのある日の一コマ

 幸せはいつだってこの手の中にあるのでした。



 「っあ、おねえさ、ま」
 頭がぐらぐらするぐらいの快楽が体中を駆け巡る。思わず握り締めた拳が妙に熱かった。
「ほら、もっと鳴きなさい」
 お姉さまの指が私のはしたない所に触れる。それだけで顔がかぁっとなるのが恥ずかしかった。割れ目をそっと撫ぜるお姉さまの指。私のそこはもうとろとろで、溢れ出した液がお姉さまの指を汚した。
「可愛い可愛いフランドール。お前はずっと私のものだよ」
 愛してる、そう耳元でつぶやいてお姉さまは私の頬にキスをした。
「おねえさ、ま、す……き、です」
 私がそう言うと、お姉さまは満足そうに微笑んで私を抱きしめた。
「従順な子は好きだよ、フラン」
 お姉さまは私を抱きしめたままうなじに顔を寄せてそこに舌を這わせた。お姉さまは私が気持ちを口に出すと喜んでくれる。
「あっ、やっ……」
 考え事をしているうちにお姉さまは私にキスマークを付けていた。ちゅぅ、という音に耳まで熱くなる。お姉さまの、ばか。首なんてところに付けたら隠せないじゃん。ばか。大好きなお姉さまでも譲れないところはあるのだ。この前なんて美鈴に仲がよろしいようで、とか言われてしまって、まったく恥ずかしいったらない。お姉さまだってとうとう妹にまで手を出したかとか言われてカリスマブレイクしているっていうのに。
 いつの間にか押し倒されて、お姉さまの指はいつの間にかおっぱいの辺りに来ていて。ふに、と軽く揉まれる。
「……お姉さま、すごくエッチな顔してる」
 率直な意見だと思う。
「ぐぬぬ、心は正直ね……」
 お姉さまにしては可愛く考えるポーズをしていた。
「ね、もっとして、ください、お姉さま?」
 小首を傾げればもう完璧な小悪魔。本物の小悪魔より小悪魔かもね? おねだりが随分上手になったかも、だって、その証拠にお姉さまは撃沈しているもの。私のペースに乗せてしまえば、お姉さまだってお手のもの。すっかり私を自分の手の中に入れたように思っているお姉さまが私はとっても可愛いと思った。
「せ、セーブはできないわよ」
「うん……めちゃくちゃにしていいよ、……レミリアお姉さま」
 名前を呼ぶのがコツだ。そんなことを伝授してくれたのはパチュリーだ。レミィは名前を呼ばれ慣れていないから、と。
 そこからは誘って受けるの繰り返しだった。


「こんなに嬉しそうに私の指を咥えこんでるわ、ね、フラン?」
 お姉さまは生唾を飲み込んで、私に答えを委ねた。まるで童貞だ。
「お姉さま、愛が見えるでしょ。これ、お姉さまがほしくてこうなっちゃったんだよ?」
 そう言うとお姉さまは生娘みたいに顔を真っ赤にして俯いた。
「ほら、触って。分かるでしょ、心臓がドキドキしてるの」
 私の胸に手を当てさせて、様子を見る。お姉さま、どんな顔をしてくれるのかな?
「フランのえっち」
 するとお姉さまはぷいとそっぽを向いて可愛く呟いた。
「お姉さまには敵わないなぁ」 
 後ろからお姉さまに抱きついて、ほっぺにチュウをする。お姉さまが好きだ。とってもとっても好きだ。

「大好き」
 そう耳元で囁いて、お姉さまをごろんとベッドに転がす。お姉さまは泣きそうな顔でふにゃりと笑った。その顔があまりにも私好みで、何も言えなくなってしまった。ぽーっと体が熱くなる。
「わ、私も好きだ」
 だ、なんて男の子みたいな言葉を使って平静を保とうとする。私だけが知ってる可愛い可愛いお姉さま。

 お姉さまは不服そうだけど、私はこうやって二人ベッドでのんびりできるだけで幸せなのでした。
地下は秘密基地。ほんとの気持ちだって持ち込める。

読了ありがとうございます。
3年ぶりの夜伽は空気が大分変わっていました。
ついでに気分を変えるために名前も変えてみました(中骨が前のHNです)。
桜野はる
http://pixiv.me/numatiharu
コメント




1.性欲を持て余す程度の能力削除
素敵なレミフラでした
欲を言えばもっと長いのが見たいです
2.くじら削除
レミリアとフラン可愛い。
攻められるフラン。苛めるレミリアという構成がかなり良い。
もっと長いものも是非!
レミリア「フラン可愛いわね」
フラン「ぅ・・・」