真・東方夜伽話

砂糖菓子と恐るべき井戸の怪

2014/06/22 15:52:30
最終更新
サイズ
32.93KB
閲覧数
6679

分類タグ

砂糖菓子と恐るべき井戸の怪

オルテガ

「砂糖菓子と語られる怪力乱神」の続きです

注意)男のオリキャラと東方キャラがネチョい事になる話です。苦手な方は引き返した方がいいかもしれません。
   『砂糖菓子と暗い洞窟の明るい網』『砂糖菓子と緑眼のジェラシー』『砂糖菓子と語られる怪力乱神』からの続きです。

あらすじ:地底へと続く風穴に落ちてしまった洋菓子屋は、ヤマメの張っていた糸に引っ掛かり運よく助かる。
     その時のショックで洋菓子屋は記憶を失い、そしてなんやかんやあってヤマメとセックスしてしまう。
     記憶を取り戻すべく、洋菓子屋はヤマメとキスメに連れられて地底の奥深くに向かう。
     勇儀の協力を得るべく立ち寄ったパルスィの家で宴会する事になり、その準備中に洋菓子屋はパルスィとやってしまう。
     宴会で皆が酔いつぶれた後、酔った勢いとかなんやかんやで勇儀ともやってしまう。
     酔いが覚めた勇儀と洋菓子屋は、記憶を取り戻すため地霊殿に向かうのであった。 ← 今ここ







 勇儀さんに連れられて足を踏み入れた旧都とやらは、まさしく地底妖怪の集まるちょっとした都のような雰囲気があった。一目で妖怪とわかる目玉の怪物や、ヘドロの塊のような気味の悪いやつもいれば、ほとんど人間と見た目の変わらない者まで、実に多種多様な妖怪がそこでは生活しているようだった。

「ひひ‥‥勇義姐さん、人間ですか? 俺にも腕一本くらい分けてくだせえよ」

「ひ、ひえぇ」

 時折、こんな風に舌なめずりしながら寄って来る妖怪も居て、俺はその度に肝を冷やすのだが。

「これから地霊殿に行くんだが、ついて来るなら考えてやるよ」

 勇儀さんがこう答えるだけで、どの妖怪も青ざめてそそくさと立ち去ってしまう。こんな屈強で邪悪そうな妖怪も恐れるとは、地霊殿というのは一体どれほど恐ろしい所なのだろうか。俺は少しずつ不安に思いながらも、勇儀さんの横を歩き続ける。
 やがて旧都の街並みを抜けると、さらに地の底へと下って行く急な岩場へと差し掛かる。勇儀さんは少し首を捻って考える素振りを見せると、俺の体をひょいと軽々持ち上げて口を開く。

「ちょっと人間が通るにはきつい道が続くからね。このまま一気に地霊殿まで行くよ」

「わ、わかりました」

 俺が答えるのと同時に勇儀さんは急な斜面に飛び込んで、ごつごつした岩を足場に次々と斜面を駆け下りはじめる。その速度も尋常ではなく、俺は勇儀さんの体に必死にしがみついて何とか耐える。そうして数分間は猛スピードで進み続けた頃だろうか。しがみつく腕の力も限界が近付いて痺れを感じ始めた頃に、勇儀さんは立ち止まって俺を地面に下ろす。

「ほら、そこが地霊殿っていう建物だ。ここの主は、他人の記憶を呼び起こす力を持ってるから、そいつに何とかしてもらおう、って寸法さ」

「地の底にこんな大きな洋館があるなんて……。あれ? 何だかこの建物、見たことがあるような気がするんですが」

 俺がそう言うと、勇儀さんは豪快な笑顔を浮かべて答える。

「ははっ、馬鹿言うんじゃないよ。人間が地霊殿に来た事があるなんて、そんなはずないだろう。記憶が無いからって、いい加減な事を言うもんじゃないよ」

「いや、でも確かに……」

 何だか記憶のもやもやが少しずつ晴れて来るような感じがする。もう少し、何かきっかけでもあればもっと思い出せそうなのだが。と、思っていると勇儀さんは屋敷のドアをギィと開けて中に入り、俺もその後ろについて行く。

「さとり、いるかい!? 私だ、星熊勇儀だ! ちょっと用があるんだが、出て来てもらえないかい!?」

 勇儀さんは広い屋敷のロビーに響き渡るような大声を上げる。その中にいた猫やら犬やら、何匹かの動物たちは驚いて奥の方に逃げてしまう。そしてその動物たちとは反対に、屋敷の奥から一名の小柄な女性が歩みを進めて来る。

「わざわざ地霊殿まで来るなんて珍しいですね、勇儀さん。今日はどんな用向きで……あら、洋菓子屋さん? 随分珍しいツーショットね」

 薄桃色のくせっ毛をした可愛らしいその女性は、俺に向かって洋菓子屋さんと言った。それと同時に、俺はその女性の名前を思い出す。さとりさんだ。そして、俺はそうだ、人里の洋菓子屋店主。はっきりと思い出した。これをきっかけに、俺の記憶は堰を切ったかのようにどんどん元通りに戻って行く。

「ん? さとり、あんたこの男を知ってるのか?」

「知っているも何も、その、し、親しい仲の方です。ここに来た理由は……ふむふむ、なるほど。洋菓子屋さんが一時的な記憶喪失に陥ったと。それで私の想起する能力で記憶を戻そうと、やって来たわけですね」

「相変わらず話が早くて助かるね。というわけで、ちゃちゃっと頼むよ」

「どうやらその必要は、今無くなったみたいですよ?」

 さとりさんはくすくすと笑みを浮かべて勇儀さんに答える。首を傾げて俺の方を見る勇儀さんに向けて、俺は口を開く。

「すみません、たった今記憶が全て戻りました。知人であるさとりさんに会ったのが、いいきっかけになったみたいです。俺は人間の里で菓子屋を営んでいる、ただの人間です。偶然風穴に落下した所でヤマメさんの糸にひっかかったんですが、そこで頭をぶつけて記憶喪失になっていたみたいです」

「‥‥何だ、わざわざ地霊殿まで来たってのに、結局さとりの能力抜きで元に戻ったのか」

 勇儀さんは拍子抜けしたかのように小さく息を吐く。するとさとりさんが第三の目を俺と勇儀さんに向けつつ言う。

「ここまでに何があったか、少し詳しく見せてもらいましょうか」

 あ、まずい。と、思っても既に手遅れだった。最初はにこやかだったさとりさんの表情は、時間を追うごとに少しずつ引き攣って、笑みが消え、蔑みの目を俺に向ける。

「さすが洋菓子屋さん‥‥地底の妖怪を相手に随分とご活躍だったようですね」

「あ、いやそのあれは、き、記憶が無かったのでつい‥‥」

「ゆ、勇儀さんも勇儀さんです! 何ですか、鬼の四天王ともあろう方が、人間の男性なんかに手籠めにされてしまうなんて!」

 さとりさんは怒りながらも頬を赤らめた表情で、勇儀さんに向かって言う。勇儀さんは豪快な笑みをさとりさんに返しつつ、答える。

「いやぁ、そうは言ってもこの男がまた凄くってねぇ」

「そ、それはまあわかりますけど‥‥」

「うん? わかる? そういえばさっきも親しい仲とか言ってたし、まさかさとり、あんたもこいつと‥‥」

 勇儀さんが疑いの目を向けると、さとりさんは慌てた様子で咳払いをしてから再び口を開く。

「ゴホン、ゴホン! と、とにかく洋菓子屋さんは少しここで休んでから、地上まで帰るといいでしょう。私が送って差し上げてもいいのですが、どうやらヤマメさん達にも無事記憶が戻った事を報告した方が良さそうですね。帰りの道中も勇儀さんにお任せしましょう」

「あいよ、任された。お代は酒一杯でいいよ」

 とまあこんな具合に、俺はさとりさんから軽い食事とお茶を振る舞ってもらい、しばらく地霊殿で休息を取ってから再び地上へと戻る事になった。

◇◇◇

「ありがとうございました、さとりさん。また地上に出た時にはうちに寄ってください」

「ええ、洋菓子屋さんも帰りの道中お気をつけて。それじゃあ勇儀さん、後はよろしく頼みましたよ」

 俺は地霊殿で十分な休息を取ってから、再び地上を目指して帰路につく事になった。それにしても、こうして地底に来てからどのくらい経っているのだろうか。地上では俺が行方不明になったとかで騒ぎになっていなければいいのだが。

「地上の事が心配かい?」

 俺がぼんやり考えながら歩いていると、不意に勇儀さんが俺の方を横目で見つつ声を上げた。この人は一見すると豪快で大雑把な印象を受けがちなものだが、こうして長い時間を共にするうちに、鋭く思慮深い所もあるという事がよくわかる。

「ええ、なにしろ商店をやってますから、何も言わず何日も留守にしたらお客さんや里の知人も心配するかもしれません」

「そりゃあそうだろうねぇ。よし、とにかく一刻も早く地上に帰してやらないとな。我々地底の妖怪としても、あんたに万が一の事があったら地上のやつらと色々と問題が起きちまうからね。ちょいとパルスィの所まで全力で戻るとしようか」

「ぜ、全力?」

 その言葉に俺はとても嫌な予感を覚えてしまう。何しろ勇儀さんは旧都の荒くれ妖怪たちも恐れる程の強い鬼であり、そんな人が全力を出したら俺の体がついて行けるとは思えない。と、不安に思っていると勇儀さんは不意に俺の目の前に立ち、その力強い腕で俺の体を抱き寄せた。

「ゆ、勇儀さん?」

「しっかり掴まってなよ。振り落とされたら人間のひき肉が出来上がっちまう」

 そう言うと、勇儀さんは俺の顔をその豊満な胸の間にぎゅっと抱きかかえる。おお素晴らしい感触‥‥と、俺が我を忘れてその柔らかさに酔い痴れたその瞬間、勇儀さんは腰を低くしてぐっと全身に力を込める。さらに次の瞬間には凄まじい勢いで勇儀さんは地面を蹴って岩場を飛び上がり、荒れた洞穴をぐんぐん進みはじめる。

「う、うわああぁ!」

「しっかり私に抱きついてな!」

 言われなくとも俺は全力で勇儀さんのくびれた腰を両手で強く抱き締め、必死で強い圧力に耐える。その一方で俺の顔は豊満な両の乳房にうずまった状態であるため、俺はこれ幸いとばかりにその柔らかい感触を堪能しつつ、体のバランスを何とか保つ。
 そうしてしばらく凄まじい速度で進むうちに旧都に到着し、勇儀さんはその勢いのまま旧都の上空を飛んで行き、一気にパルスィさんの住居近くまで辿り着く。勇儀さんは地面に降り立つと、一息吐き出してから口を開く。

「おい、もう止まったからいい加減に胸から顔を離してもいいんだぞ」

「あ、す、すみません」

 俺は慌てて胸から顔を起こし、勇儀さんから離れようとする。しかし勇儀さんはそれよりも早く俺の体をもう一度抱き寄せると、顔を斜めに傾けて角を逸らしつつ俺の唇に自身の唇を重ねる。

ちゅっ、ちゅぷっ、れるっ、じゅぷっ、ちゅぱっ

 俺もすぐその動きに応じて唇を啄み、勇儀さんと唇を絡め合って行く。少しだけ酒の匂いがする勇儀さんの唇はぷるんと張りがあって柔らかく、恐ろしい強さを持つ鬼であってもやはりこうした女性らしさも十分にあってたまらなく魅力的である。

「んっ、ふぅっ‥‥ちゅぱっ、ちゅぷっ‥‥ふふっ、突然悪かったね。あんたが次地底にいつ来れるかもわからないから、ちょっとお別れの代わりにね」

「‥‥また必ず来ます」

「ふふっ、今度は飲み比べで不覚は取らないぞ」

「い、いや、飲み比べは結構です」

 と、話しながら歩いているうちにすぐパルスィさんの住処へと到着し、中で待っていたパルスィさん達が出迎えてくれた。俺が記憶を取り戻した経緯を説明すると、パルスィさんは親指を噛んで嫉妬を露わにした形相を俺に向ける。

「人里の菓子屋ですって‥‥? 甘いお菓子を食べ放題じゃないの、ああ妬ましい!」

「い、いずれ必ず今回のお礼にお菓子をたくさん持って行きますから」

「約束よ‥‥。もし来なかったら丑の刻参りしちゃうかもしれないわよ? まあ、そんな事はさておき後はヤマメとキスメ、あんたらで地上まで送り返してちょうだい。私や勇儀はあんまり地上に近付くとまあいろいろと不都合があるかもしれないからね」

「そ、そうなんですか? とにかく本当にお世話になりました。保存の利く菓子をたくさん作って、また会いに来ます」

 というわけで、俺はここで勇儀さんパルスィさんと別れを告げ、地上に向けてヤマメさんとキスメちゃんの二人と進んで行くこととなった。ヤマメさんは相変わらず明るく楽しげに話しながら道中を進んでいったものの、俺はふとキスメちゃんの様子が少しおかしい事に気付いた。あまり話そうとしないような、俺と目線を合わせようとしないような。

「それにしても里のお菓子屋さんかぁ、いいなぁ。アメちゃんも作れるの?」

 考え込んでいた俺は、ヤマメさんの声で我に返る。

「ええ、飴細工なんかも一応できますよ。次来る時にはお土産に持って行きましょうか?」

「本当? えへへ、嬉しいなぁ」

 屈託の無い笑みを浮かべるヤマメさんはあまりに可愛すぎて、普段は会いに行くのが困難である事が本当に残念に思われる。などと浮ついた事を考えていたため、俺はキスメさんの様子が少し変だった事をすぐに頭から忘れ去ってしまった。
 やがて風穴を進んで行くうちにヤマメさんの住処まで辿り着き、そこから先の地上への道はほぼ垂直だったので俺は自力で進めなくなってしまう。するとヤマメさんが立ち止まり、名残惜しそうな表情を浮かべつつ口を開いた。

「それじゃあ、私はここまでだね。本当は地上まで送ってあげたいんだけど、私がうっかり地上の近くまで出て近くに人間でも居て瘴気に当たっちゃったら、病気にでもなりかねないからね。地上との面倒事を避けるために、私はここで見送らせてもらうよ」

「ここまでですか‥‥。残念ですが、また地底には遊びに行きますよ」

「うん、気長に待ってるから必ず来ておくれよ。じゃあキスメ、地上までお菓子屋さんをよろしく頼むよ」

 ヤマメさんがそう言うと、キスメちゃんはほんの少し躊躇うような素振りを見せてから首を縦に振る。

「う、うん‥‥わかった」

「相変わらず恥ずかしがり屋だなぁ、キスメは。しっかり頼んだよ!」

 という具合に、俺はキスメちゃんの桶に捕まった体勢で地上への垂直な風穴を上がって行く事になった。手を振るヤマメさんの姿はすぐに暗闇の中に消えて、キスメちゃんの桶はどんどん地上に向けて上がりはじめる。微妙にきつい体勢ではあるが、予想以上に桶の上昇する速度が早いため程なくして地上の光が差し込んで周囲が明るくなってくる。

「夕方くらいかな‥‥夜じゃなくて良かった」

 差し込む陽の光はオレンジ色で、暗くなる一歩手前くらいのように思われた。やがてキスメちゃんの桶は風穴を抜けて、俺はとうとう無事地上へと帰り着く事ができた。最初に落下したのと同じ無縁塚近くの岩に囲まれた風穴を抜けて、キスメちゃんの桶から手を離し芝生の地面を踏みしめる。

「ふぅ‥‥。ありがとうキスメちゃん、ここからは自分で帰れるから大丈夫だよ」

 俺がそう言うと、キスメちゃんはさっきからずっと浮かべていた困っているような表情をキッと引き締めて、何か決意したような様子で俺に向けて声を上げた。

「やっぱり‥‥地底の皆を守るために、私がここでお兄さんをやっつけるわ!」

「え?」

 何の事だ、と思う間もなくキスメちゃんは桶の中から半身を乗り出して両手を広げ、一瞬で周囲に鬼火と弾幕を巡らせる。次の瞬間、弾幕が一斉に大挙して俺の方に放たれ、俺は大慌てで地面を転がり何とか直撃を防ぐ。

「キ、キスメちゃん!?」

「逃がさないんだから!」

 俺はとにかく距離を取ろうと走り出すが、その行く手を阻むように鬼火が周囲に張り巡らされて、そのうえ弾幕で動きを制限されるため逃げようが無い。とにかくキスメちゃんが何故こんな凶行に出たのか、理由がわからない。まあ妖怪だから人間を襲うのは当たり前なのかもしれないが。

「キスメちゃん、どうして俺をやっつけようとしてるのかな?」

「騙そうとしたって無駄なんだから! 私見たんだよ、お兄さんがヤマメと勇儀さんをやっつけちゃった所を! 怖くてずっと何も言えなかったけど、このままお兄さんを人里に帰しちゃったらきっと地底に攻め込んで来るに違いないもん!」

 どういう勘違いだ。

「お、俺はヤマメさんも勇儀さんもやっつけたりしていないよ?」

「私見たんだもん! お兄さんがヤマメの上にのしかかって動けない状態で、ヤマメが呻いてる所を! 勇儀さんも後ろから抑えられて苦しそうにしてたもん!」

 ‥‥ひょっとしてそれって。

「ええと‥‥確かに俺はヤマメさんの上にのしかかったし、勇儀さんを後ろから、その、突いたりしたけど、それはやっつけていたわけじゃないんだ」

「え? う、嘘ばっかり! だって二人とも大声で呻いてたし、抵抗もできないみたいだったもん! きっと何か妖術で力を封じていたに決まってるもん! 勇儀さんを倒すような相手に私なんて何も出来ないかもしれないけど‥‥地底の皆のために負けないんだから!」

 キスメちゃんはそう言うと、再び大量の弾幕を俺に向けて放つ。

「ちょっ、ぐわああああ!」

 今度は転がっても避け切れず、俺は地面に倒れ伏しながら全身に弾幕を浴びてしまう。まるで大量の石つぶてを浴びせられているように重い痛みが被弾箇所である背中を襲い、俺はたまらずに芝生を転がって必死に弾幕から逃れる。

「あ、あれ? お兄さん勇儀さんより強いんじゃないの?」

 流石に俺の無様な姿を見てキスメちゃんも疑問に思ったようだった。というか、この子は俺がヤマメさんや勇儀さんとしていた行為の意味を恐らく分かっていないのだろう。

「だ、だから言ったでしょ、俺は勇儀さん達をやっつけたわけじゃないんだって」

「だ、だったらどうして二人ともあんなふうに抵抗できなかったの? 答えられなかったら、やっぱりお兄さんをここでやっつけちゃうからね!」

 なんてこった。キスメちゃんは妖怪とはいえ、外見はまだまだ幼さの色濃く残るせいぜい十代前半、いやそれより下に見えるようなあどけない少女なわけで、セックスという行為について何の知識も無い純真無垢な子である。そんな少女に、セックスというものが何たるか教えなければならないのか。

「ほら、やっぱり答えられないんだ!」

 キスメちゃんは緑色の髪を揺らしながら腕を振り上げ、再度弾幕を展開させようとする。ええい仕方ない、命には代えられない。

「あ、あれは‥‥セックスをしていたんだよ!」

「セッ‥‥? 何それ?」

 未知の単語にキスメちゃんはぽかんと目を丸めて首を傾げる。もうこうなったらヤケクソだ。こんなわけのわからない勘違いで殺されてはたまらないので、俺は腹を括ってキスメちゃんにセックスとは何ぞやという事を説明する事を決意した。

「セックスというのは、人間同士が子供を作るために男性器を女性器に挿入して、射精を行う一連の行為のことなんだ」

「え、え? 子供? よくわからないけど、子供はコウノトリさんがキャベツ畑に運んで来るんだって聞いた事あるよ! お兄さんの嘘吐き!」

 今時子供でもそんな事は信じないと思うのだが。

「う、嘘じゃないよ!」

「じゃあお兄さんはヤマメや勇儀さんと子供を作ろうとしていたの?」

「に、人間と妖怪がセックスをしても基本的に子供は出来ない‥‥らしい」

 そんな話を永琳さんから聞いたような記憶がある。

「じゃあやっぱり嘘じゃない! そのセッ‥‥何とかをする意味ないじゃない!」

「え、ええとねキスメちゃん。セックスというのは、とても気持ちのいい行為なんだ。決して褒められた事ではないというのはわかっているんだけど、その、つい本能に負けてやってしまうんです‥‥」

 純粋なキスメちゃんにこうして説明すればするほど己の不純さが浮き彫りになって、誰にともなく言い訳をしているような気分になってしまう。と、俺が脳内で軽い自己嫌悪に陥っていると、キスメちゃんは少し考える素振りを見せてから口を開いた。

「だったら、私にもそのせっくすっていうのをしてみてよ! それで本当に気持ち良くなったら、お兄さんの事を信じてあげる。でも嘘だったら、鬼火でお兄さんを囲んで焼き殺しちゃうから」

 そう言うと、キスメちゃんは周囲に青い鬼火をいくつも展開させはじめる。傾きかけたオレンジ色の夕陽の中に、禍々しい青い光が俺を囲むようにして広がっていく。いや待て、さすがにキスメちゃんは外見が少し幼すぎやしないか。

「あ、あのねキスメちゃん、セックスというのは、知り合ったばかりの人とみだりにするのはあんまり良くない事なんだよ」

「えっ? で、でもお兄さんはヤマメと勇儀さんと、出会ってすぐだったよね?」

「そ、それはその‥‥お、抑えがきかなくてつい」

 ぐうの音も出ないとはまさにこの事。さらに、キスメちゃんは見ていないようだがパルスィさんともやってしまった。俺は自分の節操の無さを痛感しつつも、同時にこれからもっと節操の無い事態へと突き進んで行くような予感がしていた。

「とにかく、私はお兄さんが嘘ついてないって納得できなければ、地底の皆のためにここでお兄さんを殺しちゃうんだから!」

「わ、わかった! それじゃあキスメちゃん、君はセックスのやり方もわからないと思う。だから、これから少しの間は俺の言う通りにしてもらえるかな」

「いいけど、嘘をついてると思ったらその時点でお兄さんを殺しちゃうからね」

 ‥‥小さな体ながら、案外容赦の無い妖怪らしい所もあるものだ。などと思いつつ、俺は風穴近くの岩場へと向かい腰を下ろす。

「それじゃあキスメちゃん、こっちに来て俺の膝の上に座ってもらえるかな」

「‥‥い、いいけど」

 キスメちゃんは桶の中からひょっこりと立ち上がると、俺の方に歩き出しはじめる。白い薄手の着物からふとももがちらちらと見え隠れして、俺は期待にぐんぐんと股間を熱くしはじめてしまう。キスメちゃんは少し躊躇いながらも俺の膝の上に乗り、困惑した表情を俺に向ける。小ぶりで柔らかな尻が俺の足の上に乗せられて、適度にむっちりしたふとももが乱れた着物から覗く。

「それじゃあ‥‥はじめるよ」

 俺はそう言うと、キスメちゃんの小さな体をぐっと抱き寄せて密着させ、その穢れを知らないであろう無垢で綺麗なピンク色の唇に容赦なく俺の唇を重ねる。

「んっ、んむっ!? んん‥‥」

 ちゅっ、ちゅぷっ、ちゅむっ、ぴちゅっ

 俺はキスメちゃんの綺麗な緑色の髪を軽く撫でながら、ぷるんと弾けるような小さな唇の柔らかさを堪能する。キスメちゃんは当然それにうまく応えることはできず、ただただ俺の唇がキスメちゃんの唇を這い回り、啄み、蹂躙するのを硬直して受け入れるのみだった。俺も命がかかっているので遠慮している場合ではない。

 ちゅぱっ、れるるっ、じゅぷっ、れろっ

 俺はさらにキスメちゃんの唇の間をこじ開けるようにして舌を侵入させ、戸惑うキスメちゃんの口内を容赦なく舐り回していく。キスメちゃんの口内に俺の唾液が侵入し、そして次第にキスメちゃんの口内はぐっしょりと涎まみれになってしまう。次第に口内の粘膜が痺れるようなじんわりした快感に覆われていく。

「んんっ、じゅっ、ちゅぱっ‥‥ぷはっ、ま、待って! な、何これお兄さん?」

「何って、まあキスだね。気持ち悪かったらごめんね」

「ううん、最初はちょっと気持ち悪かったけど、何か変な感じ‥‥」

「そっか、それじゃあ今度はキスメちゃんも俺の口に舌を入れてごらん。一緒に舐めあうともっと気持ち良くなるから」

 俺はそう言うと、再びキスメちゃんを抱き寄せて唇を重ねる。今度は舌を入れずに少し待つと、言われた通りキスメちゃんが俺の口内に恐る恐るといった具合で舌を侵入させて来る。俺はその舌先に自身の舌先を這わせ、軽くちろちろと舐めあげる。するとキスメちゃんはその動きに合わせるようにして、自分の舌を俺の舌と絡め合いはじめる。こうなると、もう後はキスメちゃんがキスに夢中になるのは時間の問題だった。

 じゅぷっ、ちゅっ、ちゅぷぷっ、れろっ、れるるっ

 重ねた口の間から混ざり合った唾液が溢れるのも気にせずに、キスメちゃんは夢中で俺の口内に舌を這わせて唇を押し付け、粘膜同士で交わされる痺れるような快楽に我を忘れてしまう。俺はその隙に、キスメちゃんの着物の帯に手をそっと伸ばすと素早く解き、ぱさりと小さく音を立ててキスメちゃんの着物の前が肌蹴る。

「んっ、ちゅぴっ、お、お兄さんっ、何をするの?」

「大丈夫だから、俺に任せて」

 俺はそう言うとキスメちゃんの両肩に手を伸ばし、ぐっと着物を肌蹴させてそのまま一気に脱がしてしまう。キスメちゃんの肌は白くしっとりとした艶があり、乳房の膨らみはほぼ皆無といっていいくらいにぺったんこだった。しかし先端の乳首は綺麗なピンク色で、こうした子供っぽい体型もちょっとした背徳感を醸し出して俺はさらに興奮してしまう。下着を身に着けていないのもまた興奮を誘う。

「触るよ、キスメちゃん」

「う、うん」

 俺はキスメちゃんが答えるのとほぼ同時にキスメちゃんの乳首に指を触れ、そしてくにくにと転がすようにして弄りはじめる。次第に小さな乳首はピンと硬さを増して行き、俺は執拗に指で摘みクリクリと擦り、時折手の平を胸に押し付けて微かな膨らみをこね回しながら刺激を与えていく。

「んっ、んん‥‥な、何これっ、何か変っ、やっ、あっ、あっ」

 少しずつキスメちゃんの息は荒くなり、幼い声で控えめな喘ぎ声も漏らしはじめる。俺は欲望のままにその硬くなった乳首へとしゃぶりつき、そして両手はキスメちゃんの小ぶりな尻へと伸ばしてむにむにと揉みながら舌先で乳首を転がし、唾液でぐっしょりと濡らしていく。そこで俺はふと、キスメちゃんが下半身をもじもじと動かしている事に気付く。この動きは、ひょっとして。

「ちょっとごめんね、キスメちゃん」

 俺はそう言うと、尻を堪能していた両手のうち右手を前に持っていき、そしてキスメちゃんの毛一本も生えていない秘所の裂け目付近へと触れさせる。

 くちゅっ

 俺の指に微かながら粘性の愛液が付着する。キスメちゃんもそれに気付いたようで、頬を上気させながらも俺の方に戸惑った表情を向ける。

「な、何これお兄さん、お股のところが何かじんじんする‥‥。おしっこ?」

「違うよキスメちゃん。これは、女の人が気持ち良くなったら出て来るものなんだ。ほら、こんな風に‥‥」

 俺は言いながら、キスメちゃんの幼く小さな裂け目に沿って指を前後に擦りつけはじめる。

 ぬちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、ねちゅっ、ぷちゅっ

「んっ、あああっ、何っ、これっ、し、知らないよぉっ、こんなのっ」

 キスメちゃんは俺の膝の上で体をぴくぴくと震わせて、俺の肩を両手で掴み息を荒げながら、下半身の秘部に与えられるはじめての快楽に身を委ねる。経験が無いとはいえ、感じ易い体質なのか俺が指で刺激すればするほどに裂け目からはとめどなく愛液が溢れ出す。俺のズボンにもじっとりと愛液の染みが出来てしまうが、構わずに俺は刺激を続ける。

「ほらキスメちゃん、このエッチなお汁が出て来る所がおまんこ、って言うんだよ」

「ふぇ‥‥おま、んこ? んんっ、あっ、おまんこっ、気持ちいい‥‥」

「それじゃあ、もう少し行けるかな?」

 俺はそう言うと、指を一本キスメちゃんの裂け目にぐっと押し付け、そして狭く穢れを知らないその秘肉の間にずぷずぷと侵入させはじめる。

「痛っ、えっ、やぁっ、な、何してるのっ!? お、お兄さんの指がおまんこに入っちゃってる‥‥」

「大丈夫だから、俺に任せて」

 俺はゆっくりと指を膣内に挿入させて行き、そしてとうとう指の付け根までずっぽりと裂け目に侵入を果たす。いくら濡れているとはいえ、はじめて異物を受け入れた膣穴なのでいきなり激しく動かすことはせず、じっくりほぐして行くようにして軽く指を前後させはじめる。

「んっ、あああっ、お兄さんの指がっ、おまんこに出たり入ったりしてるっ‥‥。あっ、何、これぇっ、おまたがっ、じんじんしてっ、ひぅっ、やあぁ」

 キスメちゃんには少し刺激が強過ぎたのか、少し弄っただけで体をびくびく痙攣させてぐったりと俺の体にもたれかかってしまう。膝の上に乗せて行為を続けるのも難しそうなので、俺は上着を脱いで草むらの上にばさりと広げ、そしてキスメちゃんの軽い体をひょいと抱えるとそのまま上着の上に乗るようにして押し倒してしまう。もはや快楽のため前後不覚状態のキスメちゃんは、ぼうっとしたまま俺にされるがままだった。

「まあこれだけ濡れてれば大丈夫かな。それじゃあキスメちゃん、ここからがセックスの本番だからね」

 俺は言いながらズボンを脱いで、ガチガチに勃起した一物を露わにする。キスメちゃんは突如眼前に現れた凶器に目を丸め、ぱちぱちと瞬きを繰り返す。

「なっ、何これ?」

「これはおちんちんだよ。これをキスメちゃんのおまんこに入れるのが、セックスという行為なんだ」

「えっ、えええ!? こ、こんなに大きいのが入るわけないよ!」

 確かにキスメちゃんの膣内は指一本でも精一杯なくらいにキツキツなものだった。十分に濡らしたものの、念には念を入れた方がいいかもしれない。

「そうだね、大丈夫だと思うけど、一応こっちも濡らしておこうか。キスメちゃん、ちょっとこのおちんちんを舐めてごらん」

 俺は言いながらキスメちゃんのすぐ横に膝立ちの体勢となり、体を起こしたキスメちゃんの眼前に勃起した一物が来る位置になる。俺はキスメちゃんの髪を軽く撫でながら、肉棒をその唇に近付けていく。

「な、舐めればいいの?」

「お願いできるかな。舌でおちんちんの先っぽをぺろぺろしてごらん」

「う、うん、わかった。‥‥ぺろっ、ぴちゅっ」

 キスメちゃんは俺に言われるがまま、その小さな唇の間から舌をぺろりと出して、そして鈴口をちろちろと舐めはじめる。染み出していた先走りが苦かったのか、少しだけ顔をしかめながらも亀頭へと舌を這わせ続ける。

 ぺろっ、れるっ、ぴちゃっ、ちゅぷっ、れるっ

「上手だよキスメちゃん。凄く気持ちいいよ。そのまま棒の横側や裏側、それに袋の所もしっかり舐めてごらん」

「れろっ‥‥こんなのが気持ちいいの?」

「うん、キスメちゃんのおかげで凄く気持ちいいよ」

「そっか‥‥えへへ」

 れろっ、ぴちゅっ、ちゅぷっ、れろろっ

 キスメちゃんは嬉しそうに笑みを浮かべると、さらに懸命にぺろぺろと肉棒に舌を這わせていく。その健気な姿はとても可愛らしく、俺はキスメちゃんの綺麗な緑色の髪を撫でながら、柔らかく幼い舌が一物を這い回る感触に酔い痴れる。やがて一物はキスメちゃんの唾液でぐっしょりと濡れそぼり、俺はキスメちゃんの口から肉棒を離すとキスメちゃんの足元の方へと移動する。

「お、お兄さん、本当にそんなの入れちゃうの? やっぱりうまい事言って、私の事も退治しようとしているだけなんじゃ‥‥」

 俺はキスメちゃんの言葉を遮るようにして不意に唇を重ね、そしてすぐに離す。

「大丈夫だから、信じて。最初は痛いかもしれないけど。それじゃあ、挿入るよ」

「あっ、え、い、痛いの? あ、お兄さ、ちょっ、待って‥‥んんんっ!」

 俺は戸惑うキスメちゃんをよそにぐっと太ももを掴んで開き、眼前に秘所を露わにするとその入り口へと熱を持って勃起し切った肉棒をぐっと添える。そして腰を前に突き出し、肉棒を膣内へと侵入させはじめる。といっても、やはりキスメちゃんの幼い膣はなかなか一物を受け入れず、俺は肉棒に付着した唾液と秘所から溢れる愛液の助けを借りながら、必死で肉棒を押し込んでいく。

「い、痛っ、お兄さんっ、やっぱ無理だよぉっ、そんな大きいの入るわけっ‥‥痛あああっ!」

 キスメちゃんが苦悶の表情を浮かべ一際大きな声を上げる。同じ瞬間に、俺の肉棒はキスメちゃんの処女膜をとうとう突き破り、そしてその狭く締まりの強い膣内に侵入を果たす。結合部からは純潔の証が零れ落ち、もはや狭すぎる膣内は激しい程に俺の肉棒を締め付ける。

「くっ‥‥キ、キスメちゃん、大丈夫?」

「いっ、痛いっ、あああっ‥‥お、お兄さんの嘘吐きっ! やっぱり私を退治するつもりだったのね?」

 キスメちゃんは目に涙を浮かべて苦悶の表情を見せる。さすがにこの幼い見た目に小柄な体型では、成人男性の怒張した肉棒を受け入れるのはかなり苦しいかもしれない。だが、ここで一物を抜いてしまっては結局キスメちゃんはセックスというものを理解しないままになってしまうし、それ以前に俺が殺されてしまうかもしれない。

「ごめんねキスメちゃん、痛かったよね。でも、少しずつ気持ち良くなるから‥‥ちょっとだけ我慢して」

 俺は言いながらキスメちゃんの背中に両手を回し、そしてその軽い体をひょいと抱き上げて対面座位の体位を取る。俺は膣内に肉棒を挿入した状態で、まだ痛みで苦しそうなキスメちゃんの背中をさすりつつぎゅっと抱きしめる。

「ほ、本当に気持ち良くなるの‥‥?」

「ならなかったら、終わった後で俺を殺して構わないよ」

 確かにキスメちゃんの未熟な膣はかなりの狭さであり、肉棒を受け入れるのにすぐ慣れてくれるかはわからない。しかし、先ほどまでの愛撫で感度自体は相当に良好であることはわかっており、俺は何となくすぐに感じてくれるだろうという確信があった。俺はキスメちゃんの気を紛らわすべく、抱き合ったまま唇を重ねて舌を絡めはじめる。

 ちゅっ、ちゅぷっ、れろっ、じゅぷっ、れるっ

「んっ‥‥ちゅっ、じゅぷ‥‥んん‥‥キス、気持ちいい‥‥これ好き」

 キスメちゃんはすっかり口付けが気に入ってしまったようで、自分からも積極的に俺の唇を啄んだり、舌を絡めたりと、かなり夢中でその感触に没頭しているようだった。そのせいか、先ほどまでは破瓜の痛みで全身に入っていた力が少しずつ抜けて行くのがわかる。これはいい傾向かもしれない。

「キスメちゃん、キスしたままでいいから、ちょっとずつおちんちんを動かしてみようか?」

「で、でも痛いのは嫌‥‥」

「さっきからずっと挿入っぱなしだけど、最初の時と比べて痛みが引いてない?」

「えっ? そ、そう言えば‥‥」

 以前お空ちゃんの処女を奪った時もそうだったが、妖怪というのはその人間離れした回復力や生命力のためか、破瓜の痛みから回復して肉棒を受け入れるのに慣れるのが早いのかもしれない。

「それじゃあ、ちょっとずつ動くからね。痛かったら止めるから、すぐに言ってね」

「う、うん‥‥」

 キスメちゃんは小さく頷くと、キスをねだるように顔を上に向けて目を閉じる。俺はそれに応えて唇を重ねながら、両手をキスメちゃんの柔らかな尻に回してぐっと抱え、肉棒をゆったりした速度で前後に動かしはじめる。

「んんっ、あっ、やぁっ!」

 同時に、キスメちゃんは唇を重ねたままくぐもった喘ぎを上げ、そして身体をびくんと大きく震わせる。

「大丈夫? 痛かった?」

「ち、違うの‥‥。なんか、おまんこの中が、凄く痺れたみたいな感じがして‥‥」

 どうやら大丈夫そうである。俺はさらに肉棒をもう一突き、幼い膣内で往復させる。途端に一物を覆う秘肉がきゅっと強く収縮し、凄まじい快感に襲われる。

「あっ、何っ、これぇっ‥‥き、気持ちいいよぉっ」

 ずっ、ずぷっ、ぐちゅっ、ぬちゅっ、ずぽっ

 俺はキスメちゃんの様子を見てもう大丈夫だろうと判断し、腰をリズミカルに前後させて肉棒を膣内へと突き入れはじめる。キスメちゃんの秘所は確かにかなりの狭さではあるのだが、時折結合部から溢れる程に分泌された愛液が肉棒に絡みついて潤滑油の役割を果たしており、締まりの強さとも相まって凄まじい快楽が一物に与えられる。一物を出し入れする度に、亀頭の先端がこつこつと膣内の最奥をノックする。

 ずちゅっ、ぬちゅっ、ぬとっ、ずぷぷっ、ずぷっ

「あああっ、お兄さんっ、凄いよぉっ、あっ、ダメっ、ふぇっ、んんっ」

 キスメちゃんは初めて体験する快楽の余りの激しさに耐えきれず、力が抜けて俺の体にもたれかかってしまう。俺もそろそろ限界が近付いていたので、最後のスパートをかけるべく一度肉棒の動きを止めて、キスメちゃんを再び俺の上着の上に寝かせる。キスメちゃんは息をすっかり荒げながらも、俺に向けて期待に満ちたような視線を向ける。

「また動くよ‥‥キスメちゃん」

 俺はそう言うと同時に、正常位の態勢でキスメちゃんの左右のふとももをぐっと押し広げ、ぐっしょり濡れた膣内へと再度怒張した肉棒を侵入させて行く。ずぷずぷと淫猥な水音を奏でながら一物を出し入れする度に、キスメちゃんの小さな体もその動きに合わせて軽く前後に動く。

 ぬぷっ、ずぷっ、ずっ、ぐちゅっ、ずぽっ

「あっ、あっ、お兄さんっ、何か変っ、気持ち良過ぎてっ、飛んじゃいそうっ、あっ、怖いっ、やあぁっ」

「大丈夫だよキスメちゃん、我慢せずに飛んじゃっていいから‥‥」

 おそらくもう絶頂が近いのだろう、キスメちゃんの膣内はきゅっ、きゅっ、と収縮を繰り返し、一物に強い刺激を与え続けている。当然ながら俺が尽き果てるのも時間の問題で、耐えきれない程に快楽の証が腰の奥からせり上がって来るのがわかる。

「キスメちゃんっ、出るよっ‥‥」

「ああっ、あっ、ふぇっ、で、出るって‥‥? んんっ、やっ、熱っ、ああああっ!」

 びゅるっ、どぷぷっ、どくどくっ、びゅーっ、びゅるるっ、どくんっ

 俺はあまりの快楽に凄まじい量の精液をキスメちゃんの狭い膣内に流し込んでしまい、それを受けてキスメちゃんも完全に絶頂したようで背中をピンと反らし体をびくびくと痙攣させていた。膣内の容量に対して流し込んだ精液の量が多すぎたようで、肉棒を抜き取る前から既に結合部の隙間より白濁液がどぷどぷ溢れはじめていた。‥‥今さらながら、妖怪とはいえこんな幼い見た目の少女相手に結局ここまでやってしまうという、自分の節操の無さに呆れてしまう。

「あっ、何これっ、おまんこにっ、熱いのが凄くいっぱい‥‥」

「え、ええと、これは男の人が気持ち良くなった時に出るもので、精子っていうんだよ」

「せーし‥‥?」

 射精を終えて肉棒を抜き取ると、どろどろと幼い膣内から薄汚れた白濁液が大量に溢れ出す。キスメちゃんはそれを指で少量拭い、そしてあろうことか自らの口に運んで舐め取ってしまう。

「ぺろっ‥‥うぇっ、苦くておいしくない‥‥。でも、気持ち良くなった時にせーしが出るのなら、お兄さんも気持ち良かったの?」

「そうだよ。キスメちゃんのおまんこが気持ち良過ぎて、我慢出来なかったんだ」

「そ、そっか‥‥。これがせっくすなんだね。お兄さん、嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい」

 キスメちゃんは全裸で膣から白濁液を溢れさせた姿のまま、体を起こして背筋をピンと伸ばして俺にぺこりと頭を下げる。俺はキスメちゃんの頭を撫でて、それに答える。

「地底の仲間の事を大切に思ったから、俺を退治しようとしたんだよね。キスメちゃんはいい子だよ、俺も気にしてないから頭を上げて」

 俺の言葉を聞くと、キスメちゃんはほっと安心したような表情を浮かべた。こうしてすっかり勘違いも解けた俺とキスメちゃんは、脱ぎ捨てたままだった衣服を手に取ってそれぞれに身支度を済ませる。と、そこで俺はいつの間にか周囲がすっかり暗くなってしまった事に気付く。

「やば‥‥。人里までは少し距離があるし、帰りに野良妖怪に会わなけりゃいいけど」

「あ、そっか、お兄さん人間だから夜は危ないんだね。‥‥そ、それじゃあ朝になるまで、私のおうちで休んで行ったらどうかな。また風穴に戻る事になっちゃうけど、私は地上の近くの横穴に住んでるから朝になったらすぐ地上まで出られるし、良かったら‥‥」

 キスメちゃんは俺の衣服の袖を掴みながら、もじもじした様子でそう言った。先程性行為をしたばかりのためか、心なしか子供っぽく可愛らしい外見の中にも色気が少し含まれているように感じて、俺はたまらずに即答してしまう。

「キスメちゃんさえ良ければ、お願いしてもいいかな?」

「うん、わかった。それじゃあほら、お兄さんも桶の中に入って!」

 キスメちゃんは俺の手を引っ張って桶の中に連れ込み、先に俺を座らせるとその上にちょこんと腰を下ろす。桶の中はかなり狭いので、当然ながら体が密着する。無警戒に釣瓶落としの桶に入ってもいいのだろうか、などと思っているうちに桶はふわりと浮かび上がり、先ほど出て来た風穴の中へとふよふよ漂いつつ戻って行った。

◇◇◇

「それじゃあお兄さん、絶対にまた地底に遊びに来てね!」

「うん、また必ず来るよ。それじゃあキスメちゃん、元気でね」

 翌朝を迎え、俺はキスメちゃんに見送られながら今度こそ風穴を後にして人里へと帰りはじめた。昨晩は当然のようにキスメちゃんとあの後も身体を重ねてしまい、少し体が重い感じもするのだが早く店に戻らなければ騒ぎになってしまうかもしれない。俺は一度だけ風穴の方を振り返り、また必ず地底に行こうと決意を新たにしてから、人里への道を早足で進みはじめたのであった。


風穴・旧都編 おわり
お、お久しぶりです(小声)

他ジャンルの書き物に浮気をしていてすっかり投稿まで間が空いてしまいました。待ってくれている人がいたらごめんなさい!
とにかくそちらの方は終わったので、またしばらくは夜伽にコンスタントに投稿していけるかと思います。
そして今回は、前回の続きで地底編ラストのキスメちゃん。正直なところイメージ的に幼すぎるキャラのため攻略対象から
外そうかとも悩みましたが、まあ妖怪には年齢とか関係ないし、キスメちゃん可愛いしやっちゃってもいいかな‥‥と。

ちなみに次回は小傘ちゃんの予定です。それではここまでお読みいただき、ありがとうございました。
オルテガ
コメント




1.甘々ry削除
無知シチュいい・・・
ロリいい・・・
いい・・・
2.ASA削除
こいつはほんとに・・・・・・う ら や ま し す ぎ る
3.性欲を持て余す程度の能力削除
小兎姫さーん、こっちでーすあそこに何も知らない少女をたくさん手篭めにした男がいまーす
4.シリウス削除
洋菓子屋さんって「ありとあらゆる女性を手籠めにする程度の能力」を持ってそうですね
5.性欲を持て余す程度の能力削除
この洋菓子屋は、ま〜たヤッてるよ
今度はロリにまで手を出したか…
あ〜もう本当に妬ましい…パルパル
6.性欲を持て余す程度の能力削除
この洋菓子屋は、ま〜たヤッてるよ
今度はロリにまで手を出したか…
あ〜もう本当に妬ましい…パルパル
7.性欲を持て余す程度の能力削除
この洋菓子屋は、ま〜たヤッてるよ
今度はロリにまで手を出したか…
あ〜もう本当に妬ましい…パルパル
8.性欲を持て余す程度の能力削除
なんか3つ
投稿されてる…
ミスです
9.性欲を持て余す程度の能力削除
背徳感がすごい
さとりんと雛様には全部筒抜けですな
10.性欲を持て余す程度の能力削除
待ってたぜオルテガさん
相変わらずこの洋菓子屋はとんでもねえやつだな!滅びろ!
11.性欲を持て余す程度の能力削除
オルテガさんお久しぶりです
続きも全裸で待ってます
12.性欲を持て余す程度の能力削除
どれだけ全裸待機してたと...
洋菓子屋が相変わらずで安心しました(真顔
13.性欲を持て余す程度の能力削除
案外キスメは怖い一面があるらしいからねえ。今回それをうまく表現できてていい感じだと思った・・・が、やっぱりキスメにはふんどしはいてないと物足りないのが惜しかった。(そのふんどしをしゅるりと脱がす工程もまた美味しいのに)
14.性欲を持て余す程度の能力削除
エロすぐる