真・東方夜伽話

霊夢さんがかわいいのが、全ての原因だと思います!【前編】

2014/02/15 03:55:46
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霊夢さんがかわいいのが、全ての原因だと思います!【前編】

黒妖犬

早苗→攻め、S
霊夢→受け、完全にネコ
霊夢ちゃんが少々幼いです。
2015/12/29誤字修正

「……~♪」

 思わず鼻歌が漏れてくるほど上機嫌になり、私、東風谷早苗は空を飛んでいる。上機嫌な理由は、前々から美味しいと評判のお団子を購入して博麗神社へと向かっているから。
 そこに居る初めて会った時から気になっている少女、霊夢さんに会いに行くために。
 初めて会ったのは、私たちが起こした異変を解決するために、守矢神社へと乗り込んで…もとい、殴り込みに来た彼女と相対した。その時の印象は『鬼』『容赦無い』『この人本当に巫女ですか?』だった。
 でもその後の宴会で、面倒臭そうにしていても、時折みせる年相応の屈託のない笑顔をみて、『可愛い子』に印象は変わり興味を持った。

 そして話して行く内にどんどんと彼女に惹かれて行った、それもアブナイ方向へと。
 私は幻想郷へと来る前は女子高に通っていた、その為かガールズトークと言われる物はかなり際どく、いや、アウトな話ばかりだし、お互いそういう話をすればじゃぁ一緒になんて流れにもなる。

 つまりまぁ何を言いたいかと言うと、ぶっちゃけ同性相手の経験は豊富なんです、私は。
 そんな私ですが、今までに無い魅力を彼女から感じ、夢中になっている。
 基本怠惰な彼女は来客者に対し、迷惑そうな態度を示すが決して拒む事はしないで、そして去る人に対しても特に感情を表さず、『あ、そう、じゃぁね』で終わらせる。
 しかしちょっとした事ですぐに表情を変えるのが可愛らしい。薄情で現金で気まぐれ、まるで猫を相手にしているかのよう。

 そんな彼女にこのお団子を見せたらどんな反応をするだろう? いや、どんなタイミングでお団子を出すのが一番可愛い反応をしてくれるだろうか?
 そんな事を考えると、自然と楽しみになり、上機嫌になる。そしてあっという間に博麗神社が見えてきた。

 時折参道を掃除している霊夢さんの姿が見られるが、今日は見えない、となると後は縁側でお茶を飲んでいるか昼寝しているかのどちらかだろう。
 そう思い境内へと降り立つと、社務所兼住居へと向かう。すると予想的中、縁側で仰向けに寝ている彼女を見つけた。
 おそらく縁側に座っている最中に寝てしまったのだろう、腰掛けて座っている体制からそのまま後ろに倒れた体制、両手がちょうど顔の横にくる位置に有り、その手は軽く握られている。なんだか猫のポーズを連想させられ、思わず手が鼻へ。
 いや、どこかのメイドではあるまいし。

 とにかく寝ているなら好都ご……ではなく、起こしたら悪いので、そっと近づく。
 顔を覗き込むほど近付いたけど、起きる様子もなく静かな寝息が聞こえる。
 何度か霊夢さんの顔を近くで見たことあるけど、こんなにもまじまじと見たのは初めてだ。
 すこし幼さを残すも、整った顔立ちと、肩口で切りそろえてあるサラサラとした黒髪。はっきり言って羨ましいです。
 そりゃ私も容姿にはそれなりに自信があります。女子高時代、あっちのテクニックと容姿で慕われていたのは、伊達ではありません、ですが……

 霊夢さんのほっぺたを突っついてみる、するとマシュマロの様な柔らかさとすべすべの肌、そして一房になっている髪を手に取ると、さらさらとした質感。それはまだいい、私だって負けない自信はある、しかしお風呂に行けば体を洗う石鹸で髪を洗い、スキンケアどころか、夜はお酒飲んで寝るだけと聞くし、化粧道具なんてこの神社で見かけた事もない。

 このすべすべ、さらさらのお肌と髪を手に入れるのに、それを維持するのに、私、いや、世の女性達が、どれだけのお金と努力を使っていると思っているのか、知っているのかこのぐうたら巫女は。

 ふにふにとほっぺたの感触を楽しみながら、そんな事を考える。それにしても無防備に寝てますね。
 そして視線を下へと移す。するとシャツの裾が捲り上がり、細い腰と小さなおへそが見える。

「……ごくり」

 こ、これはなかなか……ん?
 視線をお腹から逸らす、いつもの脇が大きく空いた巫女服、そしていつものように見える霊夢さんの脇、しかしそこから少し視線を移すと、いつもは見えているサラシが見えない。つまり今霊夢さんは……

「サ、サラシを付けていない」

 よくよく見れば少し膨らみを帯びた胸が、チラリと見え隠れしている。これは襲っていいのでしょうか? 食べちゃいますよ私。
 指先を脇に当て、そのまま胸へと滑らせる。きめ細かな肌は滑らせる指に抵抗を与えず、そして薄くても柔らかみのある膨らみに到達する。そのまま指を体の中央へと滑らせていくと、白い肌が徐々に現れ、傾らかな丘の中央に薄桃色に色付く頂が見えた。
 まだ硬さを帯びず、少し出ている程度のその部分を、指で軽く撫でる。

「んん……」

 すると可愛い声を出し、身動ぎする霊夢さん。
 もう我慢の限界です、こんなにも美味しそうな美少女が、無防備に寝ているんですよ、そりゃ私だって段階を踏んで、最初はお泊りから一緒にお風呂って思ってましたけど、こんなにも無防備な寝姿見せられたら限界です、頂いちゃいます!
 霊夢さんの可愛らしい胸を、手の平全体で包む。小柄な体躯相応の小さな胸。何人もの女性の胸を触っているから、なんとなく解る。70と少し、AAからAの膨らみ初め。そんな初々しい胸の質感を、手のひらで味わいながら、耳元に口を近づけて静かに呟く。

「霊夢さん? 霊夢さんが悪いんですからね、このまま寝ているのでしたら食べちゃいますよ」
「ん、食べる?」

 私の声に反応したのか、突然むくっと起き上がる霊夢さん。慌てて距離を取り様子をみるが、どうやらまだ半分寝ている様で、さっきまでの私の痴態には気付かれていない様子。
 自分への言い訳に呟いたのが裏目に出た。っく、そのまま襲っていれば、なし崩しに頂けていたかもしれないのに。

「あれ? 早苗じゃないの、どうしたのよ」
「あ、いえ、ちょっと寄っただけで……」

 必死に言い訳を考えるが、霊夢さんの様子がおかしい。まだ眠そうな半開きの目は、私を見ていなく、私の手元を見ている様な……

「ねぇ早苗、その手に持っているもの」
「え? ああ」

 そこでやっと気付く、そう言えば当初の目的はこれでした。

「はい、最近人里で美味しいと評判になっているお団子ですよ」
「ふぅん、っで、もしかして食べるって、私が寝ている間にそれを全部食べようと?」

 え? ちょっ、もしかして『食べる』って言う言葉に反応して起きたんですか?

「ねぇ、それってお土産で持ってきたのよね? それを私が寝ている間に全部食べて、起きた私に空箱を見せようとしてたの?」
「ち、違いますよ、二人で食べる為に買ってきたんですから、さっきのは私の分を先に食べちゃいますよって言う意味ですよ」

 慌てて弁解をする。眠そうに半開きになっていた目は、いつの間にかこちらを睨めつける様になっていた。コワイです。

「そう? じゃぁお茶用意するから上がって待っていて」

 そうかと思うと笑みを浮かべ、上機嫌で勝手場へと向かう霊夢さん。
 本当に気分屋の仔猫ですね。まぁそうコロコロ変わる表情も可愛くていいのですが、当初の予定と違いますね、最初は諏訪子様へのお土産と言って反応を楽しもうとしてたのに、どうしてこうなった? まぁいいです。

「それよりも霊夢さん、少し無防備すぎますよ」
「ん~何が?」

 縁側から上がり、卓袱台にお団子を置きながら話す。すると勝手場から、霊夢さんの呑気な声が聞こえてきた。

「何がじゃ無いですよ、縁側であんなにも無防備に寝て、襲われますよ」
「はぁ? 誰が誰に襲われるって言うのよ、この辺りに低級な妖怪は近づかないし、ある程度力を持った奴なら、博麗の巫女を襲うなんてしないでしょ?
 それに万が一にでも襲って来ても、その程度の殺気は寝てても察知するわよ、それに日が暖かくて気持ちよければ寝なきゃ損でしょ?」

 そう言いながらお盆にお茶を二つ載せて来る霊夢さん。本当に呑気な人ですね。

「霊夢さんが猫の様な習性を持っているのは解りました」
「アンタ馬鹿にしてる?」
「ですがサラシくらいは付けていてくださいよ」
「人の話聞きなさいよ、まったく、んで、サラシ? 別にいいじゃないの派手な動きをする訳でも無く、出かける訳でもないんだから」

 私の向かい側に座り、お盆に乗っているお茶を卓袱台に移しながら話す霊夢さん。けど今の言葉から察するに、下着として使っていない?

「……霊夢さん、普段サラシって何のために付けているんですか?」
「え? そりゃ簡易の結界札を付けるためよ、あ、でも最近なんだか服と胸が擦れるとちょっとピリピリするのよね…だからつけてるけど…って早苗? なんで睨んでるのよ」

 機能性のみですか!

「霊夢さん、前々から思っていましたけど、霊夢さんは素のスペックに胡座をかいていて、女性としての努力を怠りすぎです! そして無頓着すぎます! 恥じらいを持ってください!」
「はぁ? 恥じらいが無いって、人前で裸になっている訳でもないのに、なんでそんな事言われないといけないのよ」
「脇が大きく空いているのに、サラシを付けて無い時点で恥じらいが無いです」
「胸はちゃんと隠れているでしょ」
「ああ、そう言えば小学生の女児って、裸を見られるのを恥ずかしがっても、素肌にノースリーブやキャミソールだけで遊び回ってますよね、その感覚ですか」
「小学生ってのがなんだか解らないけど、確実に馬鹿にしてるわよね?」
「呆れているんです」

 本当に呆れてしまう、でもまさか性知識が本当に小学生並みなのですか?
 そんな事を考えながら、お団子の包を開ける。すると四つのヨモギ団子を串に刺したのが二本あった。

「へぇ本当に美味しそうね」

 さっきまでの不機嫌さは何処へやら、お団子を見たとたん笑顔になり、早速一本とって口へと運ぶ霊夢さん。ちょっと試してみますか?

「ねぇ霊夢さん、オナニーってどれくらいされてますか?」

 ちょっとストレート過ぎたかな?

「は? 何それ?」

 ……そっか、ここは幻想郷、西洋的表現では伝わらないか。

「すみません、自慰の事です」
「じい? なにそれ、和菓子かなにか?」

 なぜ食べ物の話になる、ってまさかここまでとは…いや、この年頃で性欲が出てこないのはおかしい、そうか、自慰とは知らずにそういう行為をしている可能性はある。

「霊夢さん、夜中にムラムラしたりとかしません?」
「は? また唐突に話題を変えるわね、むらむらって言うのはよく解らないけど、お酒飲んで寝るから程よい酔はあるわね」

 っく、これだから幻想郷は…性の快楽の前に、お酒の快楽を覚えたのか。

「じゃ、じゃぁお風呂で胸や、アソコ…股の間を洗う時は?」
「っちょ、なんでそんな話になるのよ、股って排泄する所でしょ、食事中に話す話題じゃないでしょうが」
「いいから、大切な事なんです、もしかして洗っていないとかですか?」
「そんな訳ないでしょうが! その、お、お小水する所だし、そりゃ洗うわよ、ゾワってなって気持ち悪いけど、でもちゃんと洗うわよ」
「き、気持ち悪いですか?」

 ちょっと顔を赤めているのが可愛いなぁって、ではなくて気持ち悪い?

「そりゃそうでしょ、あんな感覚、でも洗わない訳にはいかないじゃない? もしかして早苗、気持ち悪いからあまり洗っていないの?」
「え、いえ、洗ってますよ、そりゃ念入りに……」

 向こうではシャワーも使って、ああ、シャワーオナニー気持ちよかったのになぁ、今度にとりさんに頼んで付けてもらおう。

「へぇ念入りに……まぁ早苗は綺麗好きだろうからね、でも時々うえって感じになるじゃない?
 でも小さい頃紫に『巫女は清純なる者、不浄な場所は常に清潔を保つように』なんて言われててね、お風呂ではちゃんと洗うようにしてるのよ、早苗だってそうでしょ?」
「え、ええそうですね、コレデモミコデスノデ」

 え、なにこの子、本当に小学生並の性知識? ってか霊夢さんが清純かと言われると、疑問に思える所はありますが、少なくても性に関しては清純ですね。
 にしても意外です、あの紫さんがそんな教えをしていたなんて。できれば性格の方も清純に育てて頂ければ、巫女として完璧だったのではないでしょうか?

「って、やめやめ、なんで食事中に不浄な所の話なんてしないといけないのよ、なに? 同じ巫女として気になったの?
 まぁ確かに私も、巫女ってあんな気持ち悪い事我慢してまで、不浄の所を洗わないといけないのかな? って思ったけど、食事中に確認する事ないでしょ?」
「え、ええそうですね、すみませんでした」

 あれ? 私って霊夢さんくらいの年にはオナニー覚えて、一日一回はするようになってたのに……げ、幻想郷では常識に囚われてはいけないのですね!
 でも意外です、普段は傍若無人な霊夢さんがこんなにも無垢なんて。

「霊夢さん、子供ってどうやって出来るか知ってます?」

 ふと霊夢さんがどこまで無垢なのか確認したくなった、まさかキャベツからとか木の股からとかは言わないよね? もしくはコウノトリ?

「子供? そう言えばどうやって出来るのかしらね、そのへんの野良妖怪や妖精みたいに自然発生するのかしら?」

 お団子を口に運びながら答える霊夢さん、そのあっけらかんとした態度から嘘は言っていないだろう、けど、ここの情報教育どうなってるの?

「そういえば、人里で子供が生まれたからって、祈祷をお願いされたりしたのよね、その時に気になって聞いたら『それは神様が授けてくれるのです』なんて言われたっけ?
 私巫女していてそんな場面出会った事ないけど、早苗はどうなの?」
「えぇっとそうですね、見たこと無いですね、って巫女らしい事していたんですね?」
「それはつまり、私を巫女として見ていなかったと?」
「あ、いえ凄く意外で……ですがそれなら安産の祈祷を頼まれませんでした?」
「ええ、凄くお腹が大きい女性に頼まれたわ、そう言えばお腹の中に赤ちゃんがいるんですってね、どうやって作られたのかしら? いつの間にか出来てたのかな?
 まぁ気になる事ではあるけど、特に必要な事でもないしね」
「え? 必要ないって、それだと次代の博麗の巫女はどうするんですか?」
「は? そんなの、私が死ぬか、力が衰えるかすれば紫が新しい巫女を連れてくるんでしょ? 私の時だってそうだったんだから」
「……へ? え、じゃぁ先祖代々続いてる訳じゃないんですか?」
「違うわよ、私は五歳位の時、紫に連れて来られたわけだし、その時には先代なんて居なかったわよ。
 術も紫から習ったし、博麗大結界の維持は、私自身と霊力が要になってるだけで、技術は必要ないし。
 そもそも博麗の巫女は妖怪退治が主、今でこそスペルカードルールで命の危険はほぼ無いけど、先代まではいつ死んでもおかしくない状況よ、例え博麗の巫女が不可侵の存在でも。
 そんな状況で子孫に継承なんて言ってられないでしょ? 実際先代は三十になる前に妖怪退治で命を落としたって聞いたしね。
 ここに来たばかりの時は、博麗の巫女としての修行ばっか、まぁほとんどサボってたけど、紫以外で会ったのは十になる前に魔理沙とアリスに会ったくらいかしら?
 その頃なんて人里との交流もまったく無かったしね。たぶんその間暴れていた妖怪は紫がなんとかしてたんじゃない? まぁ藍かもしれないけど」
「え、そうだったんですか? てっきり私は先祖代々博麗の力を継承して――とかだと思っていたのですが。
 人里との関係も、霊夢さんすっごく良くて、慕われているって感じがしてるのですが、それも先祖代々人里を守っていたからだと」
「そんな訳ないじゃない、そもそも博麗神社って何の神様を祭っているのかも解らないのよ?
 祈祷だって紫が言うには私が初めてらしいわよ、それまでは博麗の巫女は妖怪退治専門って感じだったし。
 博麗の巫女に求められていたのは、幻想郷の維持と人が必要以上に妖怪に殺されない様にする管理。
 結局博麗の巫女は、この幻想郷を維持する一つの歯車でしかないのよ」

 お茶をすすりながら何でもない様に言う、思っていたよりも、博麗神社と人里の関係はドライだったのか、そして今の様になったのはここ最近。
 そのため霊夢さんに性関係の情報が伝わる事がなかったのか、今の話から察するに伝わるとしたら、アリスさんと紫さん? 魔理沙さんはもしかしたら、霊夢さんと同じくらいの性知識しかないかもしれないです。

「早苗、食べないならお団子もらっていい?」
「え、あ……」

 霊夢さんの話を聞くのに夢中で、私の分のお団子に手を付けて居なかった。

「いいですけど、霊夢さん太ってもしりませんよ?」
「なに言ってるのよ、宴会だと暴飲暴食状態でしょ? そんなの続けてるけど、私太った事ってないわよ」

 なんですかそれ、理不尽にも程があります、そもそも話が逸れて行きましたが、元々は霊夢さんが女性としてだらしないと言う話だったじゃないですか、なんでこんな話になったんですか?
 そうです、性に関して無頓着で無防備な霊夢さんがいけないんです。

 そんな事を考えていると、霊夢さんは「頂くわね」と言って身を乗り出し、私の分のお団子を取っていく。そして手を伸ばし、前屈みになった事により服の隙間から見えた薄桃色の先端。
 だめ、一度冷静になったと思っていたけど、さっき中途半端だったためか、またこうムラムラと……

「霊夢さん、先ほどの話を最初に戻しますが、女性として無防備過ぎます、襲っちゃいますよ、私」
「はぁ? アンタが襲うって言うの? いい度胸じゃない、食べたら相手してあげるわ」

 そう言って霊夢さんはお団子に齧り付く。私はその言葉には応えず立ち上がると、彼女の後ろへと歩いていく。そんな私の意図が掴めないのか、彼女は不思議そうに私を見上げている。
 小動物っぽくて可愛いなっと思いつつ、彼女の後ろに座ると、その両肩に手を乗せる。

「ほら霊夢さん無防備過ぎますよ、そんなに無防備だとこのまま襲っちゃいますよ」
「はぁ? ちょっともしかして、それで後ろを取ったとか言うんじゃないでしょうね?
 言っておくけど、その状態から弾幕を撃っても喰らいボムで反撃くらい出来るわよ、それどころか部屋の修理と、私の食事の邪魔をした恨みで、ぼこぼこに…ひゃうっ!」

 霊夢さんの勝ち誇った言葉は、可愛い声で途切れた。なぜなら私が両肩に置いていた手を、脇の下に滑り込ませて、そのまま脇から服の下へと手を入れたから。

「ちょっと早苗、なにして、ひうっ」

 霊夢さんの文句を聞き流して、指を這わせる。小さな胸のふくらみの下部を、優しく、優しく撫でる。
 それにしてもこんな状況で、お団子から手を離さないのはさすがですね。

「ちょっとくすぐったいから、やめなさいよ」

 真っ赤な顔して言っても、可愛いだけですよ。
 そのまま柔らかな感触を堪能しながら指を上へと滑らせる。

「ひゃぁっ!」

 左右の膨らみの頭頂部へと指が触れると、すこし高い声が漏れる。その可愛い反応が嬉しくて、ふにふにと柔らかいその頂点を、円を描くように刺激する。

「ふあ、だめ、早苗、それ胸がピリピリってして、んく、ゾワって、なる」
「くす、感じているんですね。さっきの話を聞いて、もしかしたら不感症なんじゃないかと思ったのですが、自分でするのと他人にされるのでは、感じ方が違うって事ですか、なんにせよ感じてくれてよかったです」

 ふにふにと弄っていると、だんだんと硬さを帯びてきて、私の指を押し返してくる。グミの様な程よい弾力を持った、その小さな突起を、今度は指の先で引っ掻くように刺激する。

「ひやぁっ! さ、早苗、だめ、それ、くぅん」
「仔犬みたいな声ですね、じゃぁこんなのはどうです?」

 今度は二つの突起を、指で軽く摘み、そのまま力を入れたり抜いたり、指の間でコリコリと転がしたりする。

「ひあ、あ、あ、あ、んくぅ、やめ、早苗、後で酷い、わよ、ひゃんっ!」
「そんな可愛い声で凄まれても、全然怖くないですよ~、どうです? 気持ち良くないですか?」
「そ、そんなの、知らな、あ、んあぁ、やめ、引っ張る、な、ふあぁっ!」

 一際強く引っ張った後、一旦手を止めて、手のひら全体で優しく胸を包む。小さくても柔らかいその感触を、ふにふと優しく力を入れて楽しむ。すると手を動かす度に、艶かしい声が、小さな口から漏れる。
 責めを弱めたら、勢いよく文句を言ってくると思っていたのに、予想に反して大人しい彼女を不思議に思い、顔を覗いてみる。すると、顔を赤め、さっきまでこちらを睨んでいた目は、半分閉じて目尻に涙が溜まり、口からは絶えず荒い息が漏れる。それでもなんとかこっちを睨もうとしている健気な姿がそこにはあった。

 うわぁ、あの霊夢さんが、こんな表情をするなんて。もっともっと、いじめたくなるじゃないですか。
 胸を軽くいじめただけでこの反応、こんな初心な子、今までの経験では居ませんでしたよ。
 指だけでこれなら、舌で攻めたらどんな反応をするのだろう?
 乳首を吸い上げたらどんな声を上げるのだろう?
 一番弱い性感帯を徹底的にいじめたら、どんな声で泣いてくれるだろう?
 そう考えるだけで、私の嗜虐心が刺激される。でも慌てない、こんな美味しそうな子を、あっさりと食べたら勿体無い。この初心な反応をじっくりと味わわないと。
 霊夢さんを、私の足の間に招き入れる様に抱き寄せる、彼女は正座を保つのが難しくなったのか、私に体重を預け、膝を立たせる。女の子座りと体育座りの中間の格好と言えばいいのか。例えるなら尻餅を付いた女の子? その例えを思いついたら、曲がり角でぶつかった食パンを加えた霊夢さん、と言うベタなシュチュエーションを想像した。
 うん、頂きます。

「ねぇ、霊夢さん?」

 耳元で呟く、その時霊夢さんの体が小さくびくっと震えた。

「な、なによ早苗、い、今止めれば、む、夢想封印だけで、済ませてあげるわよ」

 声を震わせながら言っちゃって、カワイイなぁ霊夢さんは。
 抱き寄せて解る、思った以上に華奢な体。こんな小さな体で、異変解決の時は、相手を容赦なくボコボコにするのですから、本当に恐ろしいですね。
 でも、今はそんな面影も無く、見た目相応の小さな少女。その少女を美味しく頂けるチャンス、止めるなんてとんでもない。

「へぇ、私夢想封印されてしまうんですか、コワイですねぇ」
「あ、当たり前じゃない、私にこんなことして、無事に済むと思っているんじゃないでしょうね?」

 あれ? すこし調子が戻ってきましたね、まぁいいです、またいじめる楽しみが増えました。

「こんなことってなんですか? 私はただ、霊夢さんとスキンシップをしているだけじゃないですか?」
「え? スキン……いや、でも」

 あは、混乱していますね、されている行為と与えられた刺激に、知識が追い付いてきていないのですね。

「そうですよ、女の子同士の軽いふれあい、じゃれ付きじゃないですか、外では普通にしていますよ」

 少なくても私の周りの子達はね。

「え、そうなの? いや、でも止めてよ、なんか変な気分になってくるんだから」
「変な気分って、どんな気分ですか?」
「そんなの知らな、ひやぁっ!」

 抱き寄せた霊夢さんを、しっかりと抱き留める様に、左手をさらに服の奥へと滑り込ませて、その手で彼女の右胸を柔らかく包む。そして空いた右手は、彼女の赤いスカートを、膝上までたくし上げ、その裾から中に隠れた太ももを撫で上げる。

「ねぇ霊夢さん、ちゃんと答えてくれなければ、解らないじゃないですか。私に胸を弄られて、どんな気分になったんですか?」
「ど、どんなって、っあ…ん、ふ、不快、よ……っはぁん」
「本当ですかぁ? すっごく気持ちよさそうですよ」
「どんな目……してんのよ、ひうっ、その目、永琳の所で……っあ、別、のに……ん、変えてもらいな、っさい」

 健気だなぁ、こんなに顔真っ赤にして、息荒くしてるのに。そんな健気な姿見せられると、余計にいじめたくなるじゃないですか。

「っひ、ああぁっ、だめ、またソコ、んあぁっ!」

 ぷっくりと立ち上がった乳首を、親指と人差し指の間で転がす。それだけで可愛い反応をしてくれるけど、強気な霊夢さんにはまだ足りないと思い、徐々に力を入れ、ツンツンと引っ張り上げる。

「ほら、乳首を弄っただけで、可愛い声を上げて、気持ちいいでしょ?」
「ひあぁ、ひらな…っひん、ふあぁ、やめ、止めて、胸、壊れちゃ、ひうぅっ」
「胸じゃなくて、乳首ってちゃんと言って下さいよ」
「ちくび? やぁ、ちくびだめぇ!」

 いい感じに思考が麻痺してますね、言われた事に素直に従うなんて。でも乳首ばかりに気を取られていいのですか? 私の右手がどこにあるのか、気付いて無いみたいですね。
 太股の内側を撫でていた私の右手は、徐々に上へと向かっていて、既に下腹部の中心へとたどり着いていた。その更に下、鼠径部の中央を、ドロワ越しに撫で上げる。

「ひうぅっ、だめ、早苗、それ、ゾワってなって気持ち悪い」
「違いますよ、霊夢さん、これは気持ちいい事なんですから、今教えて上げますね」
「いらない、そんなのいらな…っひあぁっ!」

 割れ目に食い込ませる様に、人差し指をクリクリと押し付ける。まだあまり慣れていない為か、そこはしっとりと湿っている程度だったが、確かに濡れていた。

「やっぱり感じていたんですね、じゃぁ霊夢さんの初めて絶頂する所、見せて下さいね」

 割れ目に埋もれた人差し指を動かし、クリトリスを探す。ドロワの生地が厚い為か、クリトリスが小さい為なのか、なかなか見つからない、しかし……

「っ……ああぁっ!」

 霊夢さんか今まで以上に体を震わせた。
 見つけた、すこし解りにくいけど、指先にコリコリとした感触が、僅かに感じられる。そして、見つけたらソコをいじめるだけ。

「ひくぅっ、や、やだこれ、んあぁっ、や、あ、っひん、んあぁ、やだぁ、お願い、あ、早苗……お願い、やめて、あぁっ」

 お願い、お願いですか? あの霊夢さんが、目に涙浮かべてお願いしてきましたよ。くぅ……ぞくぞくします! これだけでお股がキュンキュンしてきますよ。ですから当然、そんなお願いは、却下です。

「ひあぁっ! だめ、ほんとにダメなの! んあぁっ、あっ、やぁ、コワイ、やだ、頭、おかしくなる……あ、ひっ、ああぁっ!」

 まるで幼子の様に身を丸め、びくびくと体を震わせる霊夢さん。イちゃったんだ、あの霊夢さんが。可愛いですね。
 顔を覗くと、その幼さを残す顔が、初めての秘め事による絶頂で、表情を崩している。そのギャップが妖艶な雰囲気を感じさせる。ただ刺激が強すぎたのか、意識はない様子。
 そして霊夢さんの右手にふと視線を向ける。するとそこには、しっかりと握られていたお団子があった。食い意地なのか、それとも藁にも縋る思いで握り締めていたのか。どちらにしろ、この小さな少女の仕草一つ一つが愛らしい。
 気を失っている霊夢さんのほっぺを、ツンツンと突っつきながら、右手に握られていたお団子を、包の上に戻す。
 さて、次はどうやっていじめようかと考えたが、その前にこの神社は、人妖問わず訪問者が多い事を思い出す。そうするとここでは邪魔者が入る恐れがある。ここは霊夢さんがよくお茶を飲んでいる縁側の部屋、霊夢さんが寝食をする場所であり、来訪者がまず訪れる場所。ならば場所を変えなければと思い、あたりを見渡す。すると隣に続く襖。その先はたしか客室で、普段は使われていないはず。
 たった襖一枚だけど、ここよりはいい。それに認識阻害の結界を張れば大丈夫だろう。
 そう結論を出すと、気を失ったままの霊夢さんを、お姫様だっこで抱き上げる。華奢な体躯の為か、凄く軽い。そしてそのまま隣の部屋へと運んで行く。
 さて霊夢さん、お楽しみはまだまだこれからですよ。
 荒かった息は整い、今は子供の様に寝ている霊夢さんを見下ろし、これからこの可愛い顔が、どう快楽に歪んで行くのか想像するだけで、私の股の間から愛液が滲み出す。そして下着が新しい水分を補給しきれず、漏れた水分が私の太ももを伝って行った。
初投稿になります。
東方のエロ小説で、霊夢が攻めなのが多いので書いてみた。
普段強気で自由な霊夢が、色事に弱く受身になるって凄く萌えると思うのは俺だけでしょうか?
初めてなので練習がてら前後編で、後編はまだぼちぼちと書いていきます。
余裕があればそのまま早苗の恋人になった霊夢を書いていきたい。
黒妖犬
コメント




1.KARASU削除
一コメゲット
霊夢がウブな反応を見て微笑んでいました。早苗さんはSっ気というより単純に「霊夢さんハァハァ…」っていう感じがしました。これはこれでgj
…え?初投稿ですか…そう見えませんでした…頑張って下さい。
後編も是非早めに作って頂きたいですね
2.絶望を司る程度の能力削除
初投稿でこれとは……。
ところで妙な理不尽さを感じた気がする……何故だ。
3.性欲を持て余す程度の能力削除
これは続きに期待せざるを得ない。
4.性欲を持て余す程度の能力削除
霊夢受けが好物なのでとても楽しめました。
夜伽でも霊夢受けはありそうで中々無いんですよね。
簡単に服を脱がせないのも、大変よろしいと思います(笑)
続きも楽しみにしてます。
5.性欲を持て余す程度の能力削除
さあ早く続きを書く作業に戻るんだ!全力で期待する!
6.ネタを集めて色々書く人削除
全てはここから始まった。経験どころか知識も皆無な霊夢さん。
ちょっとずつ淫らになっていくのが楽しみです。
ちなみに誤字報告です。
「ほら靈夢さん無防備過ぎますよ、そんなに無防備だとこのまま襲っちゃいますよ」
・・・・・旧作でしたっけ?