真・東方夜伽話

マミゾウ恋のたぬき祭 ~せっくす・ちぇんと・してぇ~

2013/08/05 03:06:30
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マミゾウ恋のたぬき祭 ~せっくす・ちぇんと・してぇ~

カスピ海ヨヲグルト

 マミゾウは怯えていた。
聖と青娥に散々っぱら精気を搾り取られた後帰宅し、
「今の覇気のない自分なら逆に近づいても問題ないかもしれない」という作戦を見直しているところである。

「橙もあんなんじゃったら儂、死ぬのう……」

鏡を見ると肌も干からびているように見えなくもない。
長いため息をついて、日本酒をラッパ飲みする。
橙は明らかに自分より格下だ。
とはいえ、明らかに自分より格下の紅魔館の門番はことセックスにかけてはとんでもないという情報を各所から得ていた。
それと同じ例がもし適用されてしまえば、まずい。橙に絞られて下手したら腹上死するかもしれない。

なにはともあれマミゾウは思い立ったが吉日、橙の家を訪れることにした。
哨戒天狗を顔パスで蹴散らし、目指すはマヨヒガ、浮き立つ心。
摘んだねこじゃらしをさすがにそれはないかと土に還してから、橙の家と思しきところに行き当たる。
もちろんおみやげ持参、外の世界から取り寄せさせた高級鰹節を入れた手提げをふりふり扉を勝手に開ける。
妖怪同士はそんなものである。

「橙やー、おるか?」
「はっはい……いますよ……」

おかしい。橙はこんなしなびた妖怪ではないはずだった。
もっと生意気で、可愛くて、思わずほっぺを舐めまわしたくなるような妖怪であるはずだった。
今の橙はまるで風邪でも引いているようで、声がガラガラだった。いや、普通に風邪を引いているのだ。

「ああ……こんにちは。見ての通り現在風邪を引いておりますのでお引き取りください」
(ふむ……式じゃな。橙はこんな丁寧な話し方などせぬわ)

その通り、藍が仕込んだ式で橙は病気をした時用の面会謝絶モードになっているのである。
普段なら藍が来るはずだが、残念なことにその時藍は紫と外の世界を旅していた(別名観光旅行)ので不在だったのだ。

「そうか」

マミゾウは手から妖気を放ち、あろうことか橙を失神させた。
まさかこのまま昏睡レイプか、いやそんなことはしない。
橙の体を抱きかかえ、急いで最上の策を取る。その策とは、永遠亭訪問であった。

「ふー……む。ただの熱ね。あとあなた。
……その猫ちゃんじゃなくて運んできた親分さんのほうよ。顔に死相が出てるから、精力剤だしとくわね」
「この上なく話が早くて助かるわい」

永琳は天才なので仕方ない。のだが、彼女は実践派なのである。

「それ、新薬なのよね……。
あなたみたいな大妖怪に効くかもわからないし、どこまで戻ったか私で確かめてみません?」

言ってから、頬を淫らな紅に染めた永琳。
抱えるほどの胸を封じ込めていた服のボタンを一つ一つじらすように取り外しながら、上目づかいで媚を売る。

ぷるりとこぼれ出そうな張りのある立派な乳を左右に揺らす永琳は天才なので見ただけでわかるのだ。
マミゾウが早漏でも巨根だということを。
そして永琳は小さくぽってりとした唇をゆっくり開き、艶めかしい声と息遣いで囁くのである。

「あなたのおちんぽと、私のこの体……どちらが強いか、勝負してみない?」

マミゾウは刹那、脳に股間に血流沸騰国士無双。
しかけるのだが昨日の悪夢が蘇る。
どれだけの策を弄しどれだけ突いても不死鳥の如く蘇った二人の絶倫宗教者。
その、マミゾウの全身が無想の境界線へほどけ散るほどの性技で枯れさせてきたあの二人が脳裏に蘇るのだ。
熱い乳房に極太を食われ精を吐き出すあの感覚、今でも思い出すだけで射精しそうであった。

「アッ……アア……」
「あら、私の薬の効き目に疑問でも?」

マミゾウは叫んだ。我を失い咆哮した。

「嫌じゃああああああああああああああああああああああああああああああ!
 誰がッそんなおっぱい星人とまぐわうものかッ!
 知っておるぞ儂はァ、どうせそのおっぱいでこねこねして絞るんじゃろう!
 嫌じゃ嫌じゃッッ! い・や・じゃあああああああああああああああッッッッッ!」

駄々をこねるように、癇癪を起こしたようになるマミゾウ。
するとあの永琳が僅かに動揺する素振りを見せながら、それでも平静を装い言った。

「そうですか、見当違いでしたか……すいません、とりあえずお薬は出しますのでお大事に」

永琳はそれこそ朝起きた時輝夜が夜這いを掛けてきたときくらいのショックを受けていた
(永琳特製の母乳を直飲みしたかったらしい)ので、ここであることをやらかす。
それが全ての始まりになろうとは、天才である彼女すらも知らないのである。

マミゾウは橙を抱えて三千里、妖怪らしく距離を大幅に盛りながらマヨヒガに到着。
そして未だに失神している彼女の唇を舐めまわしたい衝動に駆られる。
いかんいかんとセルフ腹パン、気持ちを鎮めて正座する。
そして、錠剤に粉を振ったような薬をそっと押し入れる。

「んっ……あっ、あつぃいい……」
「あの医者は変態性癖を持つ痴女とはいえ腕は確かじゃ。静かに寝ていなさい、橙」
「でっでも、せっかくマミゾウしゃまが来てくれたから……」
(んっんおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)

マミゾウは小さく息を漏らすほど驚き、全身に喜びが駆け巡るのを感じた。
もしかしたら自分に気があるのかもしれない、と人間と同じような思考に陥る。
ただ相手は人間ではなく橙。化け猫は薬でかなり気分がすっきりしてきたらしく言うのだ。

「マミゾウしゃまの妖力を少し分けて欲しいくらいですよ……」

これは熱にうなされているのかはたまた本当の気持ちか、橙はマミゾウの股間に手を伸ばして来ていた。
信じられないような、まさに狐につままれたような気分で呆然とするマミゾウ。
下着を掻き分け股間の極太をそっと握られ、ドキドキ貫通天下布武。
妖力が欲しいならわけてやろうではないか、とばかりに鎌首をもたげる情欲。

「気持ちいい、ですか?」
「もちろんじゃ……」

恍惚とした声色で返すマミゾウ。
床に手を付き、橙の手に極太が愛撫されているのを感じる。
橙のかわいいおててに自分のものが握られている。
そう考えるだけでマミゾウの絞り尽くされたはずの極太は復活してきていた。

柔くなった極太を橙がいたわるようにきゅっ、きゅっとほぐしてくれる。
萎えていた極太を橙が揉むたびに、血流と情欲がそれを硬くし持ち上げていった。
妖獣独特の暖かい掌が、軽い圧を加えながら前後に軽くさすってくれる。
心地よい快感に、マミゾウは目を細め長く息を吐き出す。

橙はもう近くまで、唇を奪えそうな距離にまで近づいてきていた。
だが、敢えてマミゾウはキスしなかった。もう少し、いやずっとこの素晴らしい瞬間を楽しんでいたかったからである。
橙の掌では包みきれないほどの極太が在りし日の勃起を取り戻していく。橙はそれを見て、うっとりしたような声で言った。

「マミゾウしゃまの、おっきいですね……」
「そうか? 橙に大きすぎたら、変化してやるからの」
「ううん、大丈夫ですよ」

マミゾウはもうハメる気マンマンで話しているようである。
なのだが、熱のせいか橙はおとなしい。
極太を愛しげに見つめながら、亀頭までの部分をひたすら手で愛撫しマミゾウの性感を高めていく。
そしてついに、許しを乞うような視線を送ってからマミゾウの極太をそっと口に含んだ。

「おっおふぅうううううイグゥ! ちちちちちょっとまイグッ! 橙のベロキスで射精すりゅうううううう!
 どぷっどぷってしっ絞りとるのやめてくれえぇぇぇえええええっ!」

橙の小さな舌がマミゾウの亀頭を這い回る。
勃起したそれにざらざらとした舌が這い回り、れろれろといやらしく音を立てながら舐めまわす。
首を前後に振りぷにぷにの上唇で亀頭を磨き上げる。
えもいわれぬ快感が一挙に襲い、意識を跳び越え体が跳ね、空をぎゅっと握り潰してマミゾウは射精してしまう。
橙の暖かい口内で極太が跳ね、とぴゅっと少量の精液を吐き出す。
マミゾウは聖と青娥に搾り取られてきたばかりなので、さすがに薄いのだ。

「んー、薄いですね、マミゾウしゃま」

橙は舌を回して精液をゆっくりテイスティングすると、そう言い放つ……
マミゾウはこの上ないショックを受けた。それは妖怪の山より高く地獄より深きショックであった。
橙が精液の味を知っているということ、そしてその「誰か」に負けたということ。しかしその後に明かされる衝撃の真実。

「でもね……マミゾウしゃまかっこいいし、えっちできるの、とってもうれしいです」
「ッッ!」

橙はサッと下を向いた後、怯えるような瞳をしてかすれるような声で言った。

「おこらないでね、本気ですよ?」

驚天動地、マミゾウは息を静かにしかし荒らげていた。さらに橙は追い打ちをかけるようにささやく。

「これ、マミゾウしゃまのおくすりですか?」
「そ、そうじゃよ」

それは橙がこっそり(なぜか)くすねていた精力剤。
熱を出していた橙は本能的になんとなく薬を盗んでいたらしい。
マミゾウは思わずそれを奪い取るように橙からもらい水も含まずに飲み込む。
苦い、がものすごく効きそうな味だ。

体中にあのころの情熱が戻ってくる。
あのころがいつかは覚えていないが、きっとなんかまあ頑張っていた時だろうと適当に流して橙の唇を熱情のままに奪う。
そして、橙の下着の上から淫らなスリットを擦り上げる。
するとマミゾウのキスに応えていた橙の舌が止まり、体がびくんと跳ねて硬直する。

指先に愛液が滲んでいるのを感じながら、
橙の体調を少しは気遣いながらマミゾウはとうとう下着の下、橙の下半身のマヨヒガに指を迷い込ませる。
マミゾウはもうヤリたくてヤリたくてヤリたくて辛いので、いきなり膣の具合を確かめてしまうらしい。

「やっ! んぁあ、やっ、やさしく、してくださいね」
「当然じゃ、おっ、橙の気持ちいいところはここかえ?」
「あっ……んぅ、そっ、そこしてくださいぃ」

橙は唇も離しマミゾウの体に抱きすがってくる。
橙がいかに感じているかが指先から、腕の力から感じられた。
未成熟な橙の体でも辛うじてまぐわいはできるらしい。

おそらく、藍がツバを付けていることは理解できた。
でも、今自分の目の前でかわいく悶えていてくれればマミゾウにはどうでもよかった。

相手は橙ということで、反応を見ながら少しずつ、少しずつ指を動かしていく。
伸ばした指に感じられた湿り気、そして耳に届く甘美な鳴き声。

「ほら、こうやってそっと触ると、気持ちいいじゃろう?」
「あっ、ふぇぇ、くすぐったいです」
「深呼吸して、儂にすべてゆだねなさい」

五本の指を開き、触れるか触れないかくらいの力で背中をなぞる。
右手は橙の浅いところをまさぐり、左手は背中を丁寧に愛撫する。橙は長く伸びていくような嬌声でそれに応えた。

「あああぁぁぁぁっ……やっ、あっ、ふあっあっっ! やっやだぁ、えっちなお豆勃っちゃうぅ……マミゾウしゃまぁ!」
「ふっふっふ、スケベな猫じゃのう橙は……浅いところだけまさぐられるのは効くじゃろう。
儂はも~っと橙の感じるところが見たいからの、おあずけじゃ」
「マミゾウしゃまと早くえっちしたいのにぃいい……ひゃあうっ!
 にゃっ、やぁぁ、いっイケそうなのにイケないよぉ、早くマミゾウしゃまの太いおちんぽ入れてくださいよぉ」
(ひょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)

マミゾウは奇声を上げそうになりなんとかそれを心の中にとどめた。
もうちょっと焦らして橙のとろけ顔をまじまじと眺めたいところだったが方向転換、極太の制御が効かない。
斜め上をバッチリ向いてビキッと勃起、少し触られただけで射精してしまいそうなありさまだった。
今までに幾多の女を犯し、そしてついさっき聖と青娥に犯された極太は黒々と愛液焼けし脈打つ。
永琳の精力剤により気合が戻ってきたのである。

橙はマミゾウのハスキーな低音親分ボイスにあてられくらくらしそうな気持ちであった。
そもそも妖獣の鑑というべき立ち居振る舞いにその立場、憧れないはずがない。
紫に傘でひっぱたかれて許しを乞う主の姿に、違和感や悔しさを覚えないわけではなかった。
橙は知らなかったのだ、ベッドの上ではゆからん主従逆転であることを。

布団に体を沈める橙。
マミゾウとしては服を脱がせたい気分でいっぱいだったが、
昨日の自分から考えると今こうしているのが奇跡なので我慢する。

「マミゾウしゃま、来て……」

ちゅ、と小さな水音と共に橙のマヨヒガが姿を現す。
二本の指でわずかに開かれた鮮やかなピンク色の奥に、マミゾウを待ちヒクつく膣内が見える。
結局触らなかったクリトリスは充血しきっており、小さいながらもぴんと立っていた。
もはやただの息も喘いでいるようにすら聞こえてくる橙の痴態に、マミゾウは昂ぶり覆いかぶさる。

(ゆっくりじゃぞ、橙は幼い、ゆっくり、ゆっくりじゃ……)

亀頭をあてがい、蝸牛の歩みの如く少しずつ挿入していく。
その間、マミゾウは快楽に引きつり唇をぎゅっと閉じる橙と、
そのマヨヒガが自らの極太を受け入れていくさまを交互に見つめた。
隙間も見えないほどぴっちりとくわえ込んだマヨヒガからは汁がにじんでいた。

「いっ、ぎぃいーっ……」
「あっ、橙、痛かったか、」
「うっううん……マミゾウしゃまのおちんぽ、藍しゃまのと違って、太くて、いかついからびっくりしちゃったの……」

やはり藍か、マミゾウは怒りにほんの一瞬震えすぐにそりゃそうじゃと思い直した。

こんなかわいい従者を従えてかわいがりたくならないほうがおかしいくらいだ。
とにかく大丈夫だとは言っているものの心配になったので、マミゾウはもう一度心に言い聞かせた。
激しくし過ぎるといけない、と。

そうはいってもマミゾウは奥までぶち込みたかったので、なんだかんだで一番奥まで入れてしまった。
橙の奥を絞り込むように犯す感覚が下半身から伝わってくる。
橙も喉から声を絞り出すようにして、マミゾウとつながったうれしさに嬌声を上げる。
シーツに鋭い爪が食い込み、

「あッ……っあぁ……………………………………やぁッ! あぁ、マミゾウしゃまのでっ、なか、いっぱい…………」

橙の幼く狭いマヨヒガに極太が呑み込まれていく。
みちみち、といつ音を立ててもおかしくないほどの密着感。
ゆっくり、橙の反応を楽しみながら極太を抜いていく。

愛液にコーティングされ、管でも埋め込んだような血管走る極太が浮かび上がる。
数十回そのように満ち引きを繰り返して散々焦らした後、ついにマミゾウは軽くピストンを始めた。
努めて激しく奥をどつきまわしたりしないように軽く突いていく。くいっくいっと、橙の感触を楽しみながらピストンを続けるマミゾウ。

「ああっあっ、いあっ!」

小さく叫んで橙が絶頂する。
既に赤みを帯びた童顔には涙、四肢を収縮させると呼応するように蠢く膣内。
潮吹きというほどでもないが蜜がとろりとこぼれ出す。
マミゾウは極太を甘噛みしてくる橙のマヨヒガに渾身の魂を込めて射精をこらえる。
そして、目を細めこちらをじっと見てくる橙に腰を止め話しかける。

「ううむ、やはりここじゃのう……」

腰を引いていき、ざらつくポイントに器用にカリ首を当てる。
それだけで橙はまた軽く達し、不思議そうな目でマミゾウを見上げていた。
橙の秘境の中の秘境Gスポットをあっさり探り当て、骨盤をわずかに押し出すような動きで的確にカリ首を擦りつける。
浅いところに入ると橙も一瞬気の抜けたような顔をするが、それはすぐにとろけた牝の顔に変わる。

「やっああっああああああああああっ! ひっいいっ、いっ、ああっ!
 ひゃいい、んぐっ、はぁ、あっあっんにゃあんっ! あああ、うう、っ……」

橙の体に快楽の衝撃波が突き抜ける。
歯を食いしばり体が緩やかなアーチを描く。
焦点の合っていない瞳を見つめ、マミゾウは腰をまた止める。
のだが、橙の収縮に耐えきれずドバドバと精液を放出してしまう。

「んっ、ぐぅっ……(予想はしておったが、締まるうっ!)」
「ああっ、マミゾウしゃまの、びくっびくってぇ……」
「はっ、ふう。気持ちよかったぞ、橙。小さな体でよう頑張った」

それだけうわごとのように言ってから、満ち足りた気持ちがマミゾウを極楽へと運んでいく。
あのかわいい橙がまさか自分のことを普通に尊敬しており、流れでセックスできるとまでは全く思っていなかったからだ。
聖の言っていたことを思い出すまでもない。情けは人のためならず。
慎重に橙のマヨヒガから極太を抜くと、ぽっかり開いた下の口からうれし涙のように精液と愛液の混合液が溢れた。

橙は動けない様子で、放心したまま時折マミゾウと目を合わせ微笑みあっていた。
今はマミゾウも橙の隣に顔の高さを合わせて寝転がっており、たまに橙の猫耳を指でこすって弄んだりしていた。
そうすると橙はくすぐったそうに身をよじらせる。至福の瞬間が永遠に続けばいいとマミゾウは思う。

「マミゾウしゃま、」

橙が口を開いた。うむ、と返すと橙は恥ずかしそうに言う。

「もういっかい、してもらってもいいですか?」
「もちろんいいぞよ、橙が満足するまで付き合ってやるわい」

それからマミゾウは、橙が服を抜きだすのを夢のような気持ちで見つめていた。
トンネルを抜けるような感じでもぞもぞと動き、器用に頭からワンピースを脱いでしまう。
そして、汗でべっとりと湿った純白の肌着をも脱いでいく。

「おぉ」

マミゾウは思わず声を漏らしてしまう。
少女の恥じらいを秘めた丸い頬には羞恥と期待の紅潮、潤んだ瞳がしかとこちらを見据えてくる。
先ほどの絶頂のせいか熱く赤く染まった小麦色の肌、おそらく外でよく遊んでいることの証左なのだろう。
そろそろ夏、苦手とはいえ水遊びなどもしているのかもしれない。

そして掌にすっぽり収まる、いやもっと小さな膨らみがわずかに見られる胸にマミゾウの視線は注がれた。
その未熟な膨らみの頂点にそそり立つしっかりと上を向いた小さな乳首を見ると、
橙は恥ずかしそうに耳をたたみうつむいてしまう。
幼いながらも人を、妖を狂わせる美しい女体のラインを秘めたその体。
美しく可憐ながらしっかりとした肉体を感じる橙の体。
それをまじまじと見ていると、マミゾウは奪われた心をはるか遠くへ運ばれてしまった思いだった。

いいんじゃな、と思いながらマミゾウは橙を抱き寄せる。
これから強く、立派になっていく力を感じる。
たくましく育っていくであろう「命」をマミゾウは両腕に抱き、
愛おしげにその柔らかな肌に掌を這わせ汗まみれの背中を撫でていた。

「私も見せたから……マミゾウしゃまも、おっぱい見せて」

一度体を重ねたからかもう橙も敬語を投げ捨てて要求してくる。
ふふ、さすがは猫じゃわいと心中苦笑いしながらマミゾウもまた服を脱ぎ、肩こりの種である巨乳を橙の前に差し出す。
こちらは成熟した大人の、淫らな果実に育っていた。

鼓動が聞こえてきそうなくらいに密着して、橙がマミゾウの乳首を責める。
舌先でちろちろと弄ばれるだけで、マミゾウは本気で感じて喘ぎ声を漏らし極太を硬くしていた。
焦らしなどない直球の責めに応じるようにして、マミゾウは寄り添ったまま側位の体勢で橙のマヨヒガに極太を再び挿入した。
まだ少し開いていた肉門をぬちゃりと掻き分け、橙が満足してくれるように緩く長いストロークで奥まで出し入れする。

「んっ、んむうっ、ぷはぁ! あっイク、しゅぐいっちゃうぅ、マミゾウしゃまのふといよぉ、ひゃううっ!」

橙の狭いマヨヒガに極太をしっかり挿入し、大蛇の如く緩やかに抜く。
そして抜ける寸前までいってマヨヒガが吸い付いてくる感覚を楽しむマミゾウ。
再び奥まで戻し、入り口がぎゅうっと締め付けてくるのに橙が感じてくれているのを確信しながら突き続ける。
橙の顔がマミゾウの胸に埋まっていく。
快感のあまり内側に丸くなっていく橙を愛おしく思いながら、スパートをかける。
ぎちゅっぎちゅっという淫らな音と共に高まっていく橙、小さく鋭く金切り声のような嬌声を上げて高みへと昇っていく。
涙にまみれた顔を上げ、マミゾウに向けて懇願する。

「もうガマンできない、イクッ、イクゥ、にゃああ、ふうっ」
「儂も我慢できそうにない、我慢などせずに逝きなさい」
「うんっ、だひてぇ、あっ、いいいいいいいいいいいっ!」

橙はこれまでにも数度絶頂していたが、その中でも一番大きな絶頂が押し寄せる。
マミゾウの背中に血がにじむほど強く抱擁し体を硬直させ、一気に解放させて反った体が痙攣する。

「あっあああああああああ!」
「くっ……んっ!」

それと同時にマミゾウも精を解放し、橙の中に大量の精を注ぎ込む。
極太がイキよく跳ねる度に、橙の体もリンクしているかのように跳ねた。
うわごとのように喘ぐ橙は完全に体のコントロールを失っていた。
マミゾウが極太をゆるがしながら抜くと同時に勢いよく蜜を噴き、そのまま失神してしまったのである。
夢のような時間も終わりなのだと、マミゾウは嬉しさと幸せと、ほんの少しの虚しさを覚えていた。


橙はやはり妖獣、マミゾウが船をこぎながら見つめていると数十分で目を覚ましていた。
風呂を沸かして二人で入ることにし、もう汗やらなにやらですっかり式も取れた橙とお風呂に入る。
自らはかけ湯をして汗と橙の愛液を流し、橙の体をお湯につけたタオルで拭いてやる。

拭きながら、いつの間にか正気を取り戻した橙にマミゾウは訊ねる。
本当に、よかったのかと。すると、橙は普段の人をからかうような口調で言った。
よくなかったら、お顔を引っ掻いてでも逃げるよ、と。

マミゾウは複雑な心中をあえて吐露することはなかった。
藍にも、紫にも、そして自分にもすべからく愛を注ごうとする橙。
いわゆるビッチ、淫乱とはまた違う。

橙はそういう「性格」だったのだ。
マミゾウはできれば自分が一番だと嬉しかったが、そうもいかないことはわかり切っていた。
むぅ、と唸るマミゾウ、しかしその唸りは二重の意味を持っていた。
橙のことに関する唸り、そして外に感じられたただならぬ気配。

「主の留守にコソ泥とは、いい度胸をしているな古狸ッ!」
「ひっ!」

耳をたたみ体をかがめて怯える橙。
もちろん怒声は藍のもの、扉一枚隔てて気配だけで姿が見えるかのようだ。
マミゾウはどうしてよいかわからなかった。
もちろんどちらかといえば悪いことをしているのは自分だ。
しかしマミゾウにも言い分がないわけではなかった。
言い返そうとする前に、主の主と思われる声が聞こえる。

「まあまあ藍、そんなに怒ることないじゃない。
あなたを連れだしたのは私なわけだし、その間監督できなかったのはあなたの責任ではないわ」
「しかし……」

藍はまだまだ激おこらんらんしゃま、矛を収める様子がない。

(厄介じゃな、主の主まで一緒になってかかってくるようなことはないはずじゃが)

しかし紫はマミゾウと藍と橙の予想をはるかに超えてきた。
どこか暗い空間に呑み込まれたかと思うとそこは風呂場。
帽子まで脱がされ素っ裸になっていた藍と目が合い、気まずそうにそっぽを向きあう。

「せっかくだし裸の付き合いでもしていたらどう? お互い腹を割って話し合えばいいじゃない」
「紫様、これはどういった意図で」
「自分で考えなさい」

ただ、藍に加えてマミゾウでも遊べると思うといてもたってもいられなくなったのだ。
それで、二人をどこかの風呂場に放り込んだまでである。

とはいえ二人とも大妖怪、いきなりけんかをすることもなくブラックジョークなど言い合いながら風呂に浸かる。
甘美で官能的な香りのする風呂につかり、腹から息を吐き出して聖戦場である謎のマットの上に座る二人。
正座の藍にあぐらをかくマミゾウ。

「ふむ、おぬしの裸ごときで欲情するとは儂もお盛んなことじゃのう」
「ふふ、そのおっ勃てたモノを二度と橙に欲情しないよう搾り取って差し上げましょう……」

そしてこっそりのぞく紫は焦るのである。

「あー間違えちゃった、あれセックスするとき用のお風呂だったわ……
なんでいきなりイイ雰囲気になってるかと思ったら、ねぇ」

そう、紫が二人を間違えて放り込んだのはプレイ用のお風呂。
ちんぽになんか絶対に負けないつもりだったあの子もイチコロのお香を焚いており
処女でもイキ狂う程度のおもちゃを置いてあるとんでもないお風呂である。
たまに、藍をいじめるために二人で入って結局逆レイプされるのが紫である。

「えっ紫様、それじゃあ本当はなにする気だったんですか?」

もじもじした後やはり気になったのか素直に訊ねた橙に、紫は猫なで声で答えた。

「かわいい橙にだけ教えてあげましょうね、熱湯風呂につけて赤緑のそうらーめんを作るつもりだったのよ」
「そ、そうですか」

なにはともかく二匹の妖獣は発情してしまった。
それはそれで面白いので、紫だけしか知らない覗きすきまから見てみることにした二人であった。
マミゾウさんが楽しそうで何よりです。
それにしてもひどいタイトルだ(毎回)

お久しぶりです。夜食は毎日カスピ海ヨーグルトを食べているカスピ海ヨヲグルトです。


今回は割合普通めでしたね、なにせ橙ですからね。
でもマミゾウがいい感じに書けたので楽しかったです。
疾走感も抑え目で至って普通のSSになりました。
いや、橙にあんまり絶倫淫乱キャットのイメージがなかったので。
永琳も書きたかったけど彼女が主演のエピソードはあとで何本か書くので今回はおやすみです。


たまにはこういうのも書いてみたかったので今回はおとなしめですが、
次回はマミゾウVS藍の壮絶な床勝負を書いていきたいと思っています。
橙を留守ファックされて激怒している藍と、普通に藍とセックスしたくなってしまったマミゾウ。
そしてあんまり二人にケンカしてほしくない、みんな大好きでいるタイプの橙は何を思うのか。
そんな感じで次回はやっていこうと思います。



以下コメントレス

1さん
励みになります
ほめられて伸びるタイプなのです

2さん
次のは真面目に書いてみました

3さん
(橙を絡ませる気はなかったけど絡ませてみようかな)
橙は妙に背徳的でいいですよね
カスピ海ヨヲグルト
https://twitter.com/yogbisbis
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
・・・ふぅ
今作も楽しまさせていただきました
次作も楽しみに待ってます
2.名前が無い程度の能力削除
ふぅ…
これ絶対マジメに書いたら上手い人ですよね
3.名前が無い程度の能力削除
夜伽のちぇんはいいものだ
背徳的というかいんやらしい感じがたまらんです