真・東方夜伽話

リグルはヤマメと一緒に男を知るようです

2013/05/11 04:20:12
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リグルはヤマメと一緒に男を知るようです

つつじー
※ この作品は「哀れリグルはヤマメに食べられてしまいましたとさ 」の一応の続編になっています。
この作品の前に、もしよろしければそちらにも目を通して頂けると多少二人の関係なども分かるかもしれません。
もう読んでいるという方や、そんなのかんけーねって方はそのままどうぞ。

























ちょっと薄暗い部屋の中で、ふたつの淫らな声が響いている。

「んぅ、ふぁあっ……! ぁ、ああっ、ヤマメっ、ヤマメぇっ……! ひぁああっ、あああっ!」
「んっく、ぅう……リグルっ……! ふぅ、ぁああっ! はぁ、ぁああっ!」
裸身を交差させるように重ね、互いの股を重ね合わせながら腰を強く、淫らに振りながら二人の声は艶やかに辺りに響く。
ヤマメと呼ばれた方は艶やかなハスキーボイスで喘ぎ、リグルと呼ばれた方は中性的な少年の様な声にも聞こえる声で可愛らしく喘いでいる。
音だけで聞いていれば年上の女性と少年のまぐわいの様にも聞こえるが、実際には男女の交わりではなく、女同士の交わりで普通には見られないものだ。
それもヤマメの魅惑的な体型に比べ、リグルの方は子供の様な小柄な体付きで傍目にも妖し気な雰囲気が漂う。
それでも二人の間には同性同士での行為に抵抗のある要素もなく、お互いを求めるように淫らな声音で名前を呼び合っていた。

動きはヤマメがリードしているようであり、リグルはそれに合わせるように懸命に腰を振っている。
二人の表情は淫らな色に染まり、蕩けそうな表情でお互いを見詰め、名前を呼び合いながら体を動かし続けている。
そして二人の間で粘着質で淫らな音が響き、敏感になっている場所を夢中で擦り合わせながら甘く淫らな声で喘ぎ続けていた。
お互いに発する声は体を動かす程に高くなっていき、それは絶頂の瞬間が近付いてきていることを表しているようで勢いは増していくばかり。

「はぁ、ああっ……! んふぅうっ……! んふっぅっ……ん、ううっ……ああ、わたしいっちゃいそうだよぉっ……んあああっ!」
「私もっ……んぁあっ、私もだよリグルっ! 一緒にっ……ぁ、イうじゃないかっ……! ん、ふぅう、ああんっ!」
お互いの名を呼ぶ声は甘く、求め合う体は熱く淫らで甘い汗にまみれている。
目の前まで迫ってきた絶頂の瞬間に二人は体を抱き合わせながらキスをし、密着した体の間でお互いの淫らな体液が混ざり合う。
そして近付いていくその瞬間に向けて二人の行為は加速していった。

「わたし、もういっちゃ……んんぅう、ぅああああっ!! ああっ、んふぁああああっ!」
「私もだよっ……! 私も……っくぅ、んぁああはあ、ぁあっ、ああああっ!」
そして辺りに二人の甲高い強制が響き渡り、薄闇の中で二人の体は絶頂の衝撃に震え、その瞬間の弾けてしまいそうな快感の奔流に二人はお互いの体を強く抱き締める。
体中に走る甘い快楽の波に二人の喉からは快感に喘ぐ声がこぼれ、しばらくして落ち着いてくるとそこに互いの荒い息遣いだけが残った。
荒い呼吸でも抱き締め合う体の間は温かく、甘い空気が漂い、お互いを見詰める目には満足気な色が浮かんでいる。

「はぁ、はぁ……ヤマメぇ……ん、んん……」
「はぁ、ふぅ……ふふ、どうしたんだい……? そんな甘えるような声を出して……」
「ん、はぁ……だって、はぁ……きもち、よかったからぁ、ぁ……ん、ふぅ……」
リグルの言葉にヤマメは満足気に目を細め、何度か深呼吸をしてからリグルの唇に軽くキスをした。
唇の触れる感触に小さく目を閉じ、唇が離れたところでリグルは可愛らしく笑みを浮かべる。

「すぅ……ふぅ……ん……」
「んふふ、そんなに可愛い顔をされたら、私ももっと続けたくなっちまうねぇ……?」
「ん、ふぁ……だ、だめぇ、いまは……ん、ふぁ……」
「ふふ、冗談だよ。……はぁ、ふぅ……リグルも中々に伽が上手くなったものだねぇ……私も嬉しいよ」
そう言ってヤマメは嬉しそうに笑い、急に褒められたリグルは照れたような表情で唇を尖らせた。

「そ、それは……いっぱい、エッチなことしてきたし……」
「ふふ……そういう表情するから、もっといじめたくなっちまうのさ」
「もう……ん……」
小さく笑いながらヤマメはリグルの体を抱き締め、今度はしばらく何も喋らないで体の中にある絶頂後の心地良い余韻を楽しんだ。
その際の感覚はリグルも気に入っているのか、多少ぶすっとした表情を浮かべるも心地良さにその表情はすぐに溶けていった。

それから少しの間、二人共心地良い余韻に身を任せていたが、ふとヤマメが顔を上げてリグルに何か言いたげな表情を向けた。
その表情にリグルも何かあるのかと思い、ヤマメの方に顔を向けると続きを促すよう瞬きをした。

「時にリグル、あんたもそろそろ“男”を知ったらどうだい?」
「え、男を知る? どういう事……?」
「そろそろ交尾してもいいんじゃないかって言ってるのさ」
「っ……!」
少し意地の悪い笑みを浮かべながらそう言ったヤマメの言葉に、リグルは顔を真っ赤にして手を振る。
何を言われるのかと思っていたところに予想外の言葉を浴びせられ、リグルの顔は驚きとともに一瞬にして林檎の様に赤く、沸騰しそうなほど熱くなってしまった。

「なっ……なんてこと言うのさ……!」
「あははっ! そんなに恥ずかしがることはないじゃないさ」
その様子を見てヤマメは笑い、リグルの頭を自分の胸に押し付けるように抱くと胸の間から覗く頭を撫でた。
その様子はさながら小さな子供をあやす年上のお姉さんといった風で、胸の間から顔を出しながらリグルは恥ずかしそうな表情をした。

「ん、ぷ……はぁっ……も、もう……私はそういうのはいいってば」
「ふぅん……私とは、こういう関係になっているのにねぇ?」
「そ、それはっ……ヤマメが、私に教えたからで……うう」
以前にヤマメと出会ったばかりの事を思い出したのか、リグルは恥ずかしそうに顔を俯けてぶつぶつと小言を呟き始めた。

リグルは以前、落とし穴の底でヤマメに出会い、そこでヤマメから快楽の手ほどきを受けていた。
ヤマメは土蜘蛛の妖怪であり当初は捕食の恐怖に怯えたものの、思っていたよりも優しく触れてくれるヤマメの手付きに、リグルは今まで知らないでいた世界を知る事になった。
そしてその穴から開放された後、しばらく経った後でもう一度再会してからというものリグルはヤマメの教える快楽の虜となり、今ではすっかり彼女に大して従順になっていた。

自分からもう一度会いに来たリグルの無垢な体に自分の思うように快楽を教え込める事にヤマメも当初は若干歪んだ感情を持っていたのだが、快楽を教えて何度も体を重ねていく内、ヤマメの方もリグルに入れ込んでしまったようであった。
今では二人だけの時間を過ごすのがヤマメの楽しみにもなっていて、こうして二人だけで合う時には以前のように快楽を教えるだけでなく、二人で一緒に楽しむ事も多くなっていた。
そうして二人で触れ合う度、リグルも少年のような見た目とは裏腹の可愛らしい笑顔や声を出すので、ヤマメも自然と頬が緩んでしまうのであった、

「ま、どうしてもとは言わないけどさ。でもねぇ……あんたも蛍の端くれなら、一度くらいは交尾も経験しておいた方がいいよ? 虫の生涯で交尾しない事程無益なこともないじゃないさ」
「そうだけど、分かってるけどさぁ……ねえ、そんなにいいものなの? やっぱり何がいいんだか分からないんだよねぇ。寿命に引っ張られなくていいから、別に子供なんて作る必要もないし」
「もちろん。雄との交尾ってのはいいものだよ。例えどうであれ、自分が雌として生まれた喜びを味わえる大事な瞬間さ」
話に微妙に食い付いてきた感触にヤマメは大真面目に頷いて説得に入る。
これまでにも何度か話していたが、何が引っ掛かっているのかリグルは中々乗り気ではなく、言葉を濁すだけだっただけにこの反応は収穫とヤマメは押していく。
実際虫の雌として生まれたなら、自身の生涯における交尾は大事というのはリグルも解っているであろう事。
もっとも、ヤマメが教えたいのはただそれだけという訳でもないのだが。

リグルの小さな体を抱きながらヤマメは何かを考えるように小さく唸り、しばらくして何かを思い付いたのか人差し指を立てて提案した。

「そうだねぇ……じゃあ、今度会う時までに誰か良さげな男を見付けてきてあげるよ」
「ええ!? そ、そんなのいいってば……だって、私は、ヤマメがいればそれで……」
「………」
思わぬ一言に今度はヤマメの方が驚き、言葉を失ってしまった。
よく見ればリグルの頬は赤く染まり、恥ずかしげな顔でもじもじとしている。
その姿の可愛らしさにヤマメは一瞬言葉を失い、気付いた時には頬を緩ませながらリグルの体を抱き締めていた。

「んんー……く、くるしいよ……」
「いやぁ、あんたがあまりに可愛いこと言ってくれちゃうからねぇ。お姉さん嬉しくてつい」
「嬉しいのは分かったから、離して……ん、ふぅ……」
「ふふ……それでどうする? リグルさえ良ければ、ちゃんと教えてあげるよ」
しばらく考えるような仕草をして、それから顔を上げたリグルは苦笑するような表情でヤマメに頷いた。
少しだけ頬を染めるリグルの表情には確かな興味の色が湧いていて、ここまで何度も興味を引こうと語ってきた成果が出てたのだとヤマメも嬉しそうな顔で笑顔を浮かべる。

「うん……まあ、まったく興味がない訳でもないし……でも、本当にいいものなのかな?」
「もちろんさ。そこは私が保証するよ。誰とするかにもよるけど、相性の良い相手と当たったなら色々変わっちまうかもねぇ」
そう言ってヤマメは悪戯っぽい笑みを浮かべてリグルの頭を撫でた。
興味はあるものの実際の経験のないリグルにとっては、ヤマメの言葉興味を引くと共に実感のない言葉でもあるのか、うんうんと小さく唸りながら頭を傾げている。
その仕草がまた可愛く、ヤマメは笑顔で大丈夫だよと伝えると一度体を離した。
名残惜しくも楽しい時間に別れを告げる時間が来てしまったようだ。

「あ……もうそんな時間なんだ……もうちょっと一緒に話を聞きたかったのに……」
「なぁに、またすぐに会えるさ。ただ次はさっき言ったこともあるから、少し日は開くと思うけど、それまで我慢するんだよ」
「う、うん……期待しないで待ってるよ。でもあまり会えないでいると、私待ちくたびれちゃうからね?」
「ふふ、分かってるさ。リグルみたいな可愛い子を放っておけないからねぇ」
そう言って笑顔でリグルの瞼の上に軽くキスをしてヤマメは体を起こした。
瞼の上に指を触れながらリグルも体を起こすと、体に残る快楽の余韻を惜しむ様な目でヤマメを見詰め、それからのろのろと脱いでいた服を着始めた。

「ほら、裾が曲がってるよ。……にしても、あんたももうちょっと可愛い服装とか、着てみないのかい?」
「ん……私は、こういうのの方が動きやすくて好きなの。それにあまり可愛いのは私には似合わないよ」
「そんな事ないさ。リグルは可愛いよ。もっと自分に自信を持ちなって」
ヤマメに大真面目な顔でそう言われ、嬉しくも恥ずかしい気分になったリグルは明後日の方を向きながら頬を掻く。
しかしやはり可愛いと言われた事は嬉しいのか、喜びを隠し切れないように額の上の触覚が揺れていた。
そんなリグルの様子を見ながらヤマメも笑みを浮かべ、シャツの位置などを整えてあげながら服の裾を軽く叩いて埃などを落とすと小さくよしと呟く。

「さ、これでよし。じゃあ気を付けて帰るんだよ」
「うん。ヤマメ、その……今日も気持ち良かった」
「ふふ。今度はもっと良くしてあげるよ」
その言葉に頷き、次に会う機会を楽しみに思いながらリグルはその場から軽く飛び上がる。
そして今日の甘い時間の終わりを名残惜しく思いながら、リグルはヤマメが地上にいる時にねぐらとしている穴を出て自分の住処へと戻った。


「――さてと、ああ言っちまった手前、あの子の為にも一肌脱ごうかね」
どこか嬉しそうな声で呟き、自分の今の格好を思い出してヤマメは苦笑する。
最初は無垢な蛍の少女を自分の色に染めてやろうかと思っていたのに、気が付けばその相手に随分と入れ込んでいた。
そんな自分をおかしく思いながらも、程良く甘い刺激のある今の生活にヤマメは満足していて、もう少しそんな時間に浸っていたいと思うようにもなっていた。

そして今日のリグルの笑顔や、可愛らしくも淫らな声を思い出して小さく笑みを浮かべると、ヤマメは服を着てから穴を抜け何処かへと出掛けて行った。




住処に戻ったリグルは布団の中で一人悶々とした気持ちを抱えていた。
理由は言うまでもなく、ヤマメに言われた事を思い出していたからである。
しかし以前ならともかく、ヤマメと知り合った今ではそこまで性経験に疎いということもなく、今の快楽にこれといって不満もないリグルにとってはそれ以上のものというのはいまいち想像がつかない。
そもそも話には聞いているといっても、実際には経験のないリグルにとっては繁殖の為の行為が快楽とどう結び付くのかという疑問すらあった。
そういう事もあって余計に想像がしにくく、その瞬間の事が分からないのだ。
ただ何度も話しに聞く内に興味は湧いてきていた。だからこそヤマメの提案にも乗ったのだが。

「はぁ……何をするんだか……」
それは次に会うまではお預けということで今のリグルでは何をするのやらといった感じであった。
それ以前に興味があるなら、その辺りで適当な男でも引っ掛けてしまえば良いのだろうが、それはそれで抵抗があり、それであればヤマメに任せていた方がまだ安心できるものであった。

(やっぱりその時になってみるまで分からないよなぁ)
目を閉じて想像しようとしても浮かんでこず、想像は溜め息とともに霧散する。
そしてどの道次にヤマメと会うまでは進展もないと結論付けると、悩んでいても仕方ないとリグルはそのまま目を閉じて眠ることにした。

「んん、ふぁ……ふぅ……」
先程のヤマメとの事もあり、体に残る心地良い疲労感もあって眠気はすぐに来た
そしてその心地良さに身を任せたまま、リグルは夢の世界へと旅立っていった。



先日ヤマメと会ってから言われるまま色々と我慢し続けていたが、どうにも気持ちは晴れず、徐々に溜まっていく欲求に悶々とした日々を過ごす日々。
時々自分で体に触ってみるも、ヤマメに慣らされた体は自分の指だけでは満足できず絶頂しても何か物足りない。、
そしてまた一日が過ぎていく。そんな物足りない時間を過ごしながら一週間ほど経った頃、日の落ち始めた時間帯に自分の住んでいる場所に訪ねてくる者の姿があった。

「この感じ……ヤマメだ。ん……? でももう一人誰かいる?」
触覚を動かしながら知った相手の訪れに喜んだのも束の間、知らない気配が一緒にいることに首を傾げながらもリグルはヤマメを迎えに入口まで行く。

「こんばんわ、リグル」
「うん、こんばんわ。ねえ、そっちの人は……?」
挨拶もそこそこに、リグルの視線はヤマメの隣にいる人物へと注がれていた。
その相手はリグルの知らない男性で、額の上の触覚を見るに虫の妖怪であることは確かなようだった。
リグルの視線に気が付いたのか、ヤマメは嬉しそうに笑顔を浮かべながら隣の男性の肩を軽く叩く。
そして肩を叩かれた方はリグルを見ながら優しげな笑みを浮かべた。

「気付いたかい?」
「やあ、君がリグルちゃん? ヤマメさんから話は聞いてるよ」
「あ、うん……ね、ねえヤマメ、この人って……」
初めて会う筈なのに、ヤマメの連れてきた男の妖怪の姿には忌避感などは一切感じない。
むしろ相手の見せる優しい笑みに何故だか一瞬胸が高鳴るのさえ感じていた。
その感覚は遠い昔に忘れてきたもの。自分がまだ小さく、か弱い存在だった頃に感じていた懐かしい気持ち。
その感覚にリグルは目の前の相手がどういう存在なのかを悟り、ヤマメの方に顔を向けた。

リグルの反応は予想通りだったのか、ヤマメは小さく頷きながら連れてきた男をリグルの前に移動させる。

「ふふ。彼はオタルと言う名で、リグルと同じ蛍の妖怪さ」
「よろしく。紹介された通り、僕の名はオタル。こんな状況だし、多分僕がここにいる理由は分かると思うけど……」
「これでも苦労したんだからねぇ。妖怪の男なんていくらでもいるけど、その中からリグルに合いそうな相手なんて滅多にいるもんでもないし。私の知り合いに端から聞いてやっと探し出したんだから」
そう言って自信ありげに笑みを浮かべるヤマメの姿に、リグルは思わず困惑した表情を浮かべた。
リグルもこんな時に男が来る理由はさすがに思い付くが、まるで見合い話のような事の進み方である。
しかも相手はその辺にいるような男ではなく、リグル同様に蛍が妖怪に変わったもの。
さすがにどこの蛍かの種類までは分からないが、それでもズボン越しに尻の辺りがほの明るく光っているのを見れば、誰が見ても同じ種族だという事はすぐに分かる。
もちろん、ヤマメがわざわざオタルを探し出してここに連れてきた訳も。
その事を考えて何でと思うよりも先に、リグルは体が熱くなってくるのを感じて顔を赤くさせていた。
これから起こる事を想像して、その目的と意味を考えてしまったのだ。
そんなリグルの表情を見てヤマメは小さく笑い、オタルも楽しそうな顔をする。

「悪くない反応だね。どうだいオタル、中々に可愛い子でしょ?」
「ええ、まさかこんな可愛らしい子に引き合わせてくれるだなんて。僕も妖怪になった経緯は同じなんで、この出会いはちょっと嬉しいものです」
それはつまり、オタルもリグルと同じように過去に出会いがなくて妖怪に変わったということを示していた。
もっとも大抵の場合、相手の方から勝手に寄ってくる雌に比べたら、出会いのない雄など自然界で幾らでもいるのだが。
ただそれを受け入れられない中で、たまにこういう風に姿を変え、生活していく者もいるという事もあるのだろう。

とはいえ、今回ヤマメがリグルの前にこのオタルという雄蛍を連れてきたのは、以前言っていた事を実践する為。
交尾の為というよりは快楽の実践。交尾の為の行為がどう快楽に通じるのか、それを体験させるのが目的。
しかし頭では解ってはいても、やはり同族とこうして目の前に相対してみると、自身の中で雌蛍としての本能が疼くのを感じてリグルはますます顔を赤くさせた。
そして同時に自分の中にまだ野生の蛍としての感情が残っているのだと、その事を少しだけ嬉しく感じてもいた。

「ヤマメ、連れてきてくれたのは嬉しいけど、本当にするの……? 私その、まだ心の準備が……」
「あははっ、何言ってるんだい。もうここまで来ちまったんだから、試してみなって。寿命に縛られないのだから、何事にもチャレンジしてみないと」
隣でオタルが頷くのを見て、リグルは最初にヤマメと出逢った日の事を思い出していた。

(あの時もこんな感じで強引に押し切られちゃったんだよなぁ)
そして小さく溜息を吐くと、顔を赤くさせながら二人を部屋の中に招き入れた。
これからの事を思って不安に思う気持ちと、ヤマメの言う快楽がどの程度のものなのだろうかという期待感が胸の内に広がっていくのを感じて、呆れたような表情を浮かべながらもその口元は微かに緩んでいた。


寝室に二人を入れたリグルは、寝床の周りを軽く片付けてからそこに腰を下ろした。
それを見てヤマメとオタルも布団の側に腰を下ろした。

「さてと……リグル、早速事を始めようじゃないか」
「ええ……もうするの? それならせめて、もうちょっと雰囲気とかさぁ……」
「任せておきなって。みんなで気持ち良くなれるように、私がちゃんと教えてあげるからさ」
「みんなって……ヤマメもするの?」
「当然でしょ。目の前で若いもの二人がハッスルしてるの見てるだけなんて、私には出来ないね」
そう言って口元を釣り上げるヤマメにリグルは呆れたような顔を向け、だけど何をするべきかいまいち分かりにくいのも確かなので、教えてくれるというのであればそれはありがたい事でもあった。
ただやはりまだ恥ずかしさが上回っているのか、オタルの方をちらちらと伺いながら体をもじもじとさせている。
その仕草はヤマメの目にも、オタルの目にも可愛く映り、二人共に口元を緩ませていた。

「ま、ここまできたなら実践あるのみ。さあ着ているものを脱ぎな。オタルもだよ」
「もう……分かった、分かったわよ……」
諦めたような表情で頷くと、顔を真赤にさせながらリグルは着ているものを全部脱いで裸になった。
リグルが服を脱ぐのと同じくしてヤマメとオタルも服を脱ぎ始め、しばらくしてその場に裸の男女三人が揃った。

「はぁ……何だろうこの光景。まるで乱交パーティーでも始めるみたい」
「そんな言葉を知ってるのにねぇ。といっても、実際やるのは似たようなことよ」
そう言ってヤマメは程良く肉の付いた、柔らかそうな体を見せ付けるように胸を張った。
その体付きと見比べ、リグルは自分の子供のような体型に肩を落とす。
おまけに二人を見比べてオタルまでもが何とも言い難い表情をするものだから、思わず更に深く肩が落ちてしまう。

「もう、ヤマメと比べないでよ……貧相な自分の体が悲しくなってくる」
「ごめん、悪気はないんだ。でも僕はリグルちゃんのこと気に入ったよ」
「ふふ、あんたみたいな体付きの子ってのは、案外好きもの受けは良いんだよ?」
「そんなこと言われても嬉しくないっ!」
オタルのフォローも虚しく、リグルはぷいとそっぽを向き、少ししてから今度はばつの悪そうな顔でオタルの体を見始めた。
少しばかり値踏みをするような目で自分の体を見詰められ、オタルの体に少しばかりの緊張が走る。

「あんたこそどうなのよ。雄にしてはあまり体付きは良い方じゃないんじゃない?」
「お恥ずかしながら。仮にも子孫を残すのなら、誰だって逞しい方がいいものだからね」
それが自然界の掟。より強い子孫を残すのに、強いものと結ばれるのは普通な事だろう。
しかしこの場においては誰も例外。この場にいる三人共が既に自然からは外れた者達で、掟に縛られる必要はない。
それが分らない程リグルも学がないわけではなく、自然にはない快楽という蜜に染まってしまっているのだから。
そして今日は自分の知らない快楽を教えてもらえる日で、だからこそこんな格好で二人の次の行動を待っている。
裸になっただけでは事は始まらない。もっと触れ合わなければ快楽は得られない。

オタルの体を眺め、それから下半身で大きくなっている雄の象徴を見て、リグルは僅かに興味をそそられた様な表情を浮かべる。

「でもこうして見ると、やっぱりリグルちゃんは可愛いね」
「ちゃんはいいって……リグルだけでいいよ。私もオタルって呼ぶから」
「分かった。うん、リグルは可愛いよ」
「もう……」
頬を締めながら恥ずかしそうに目を伏せるリグルに小さく笑い掛け、ヤマメが二人の間に割って入ってきた。

「さて、準備はよさそうだね」
リグルの様子を見てオタルの方を見て、その下の方の準備も万端になっている姿に笑みを浮かべながら、ヤマメはリグルの肩に手を添えた。
そしてリグルの体を自分の方へと抱き寄せるとその唇に軽くキスをする。
すぐ側に感じたヤマメの匂いはいつもと違い、甘い蜜を思わせる匂いで、その匂いを近くに感じたリグルはどきりと一瞬胸が高鳴るのを感じた。

「んんっ……ん、ん、ふむ……ぷぁ……き、急に何するのさ」
「こうした方が、行為にも入りやすいでしょ?」
「そうだけど……もう、オタルが驚いてるよ?」
リグルとヤマメのキスを間近に見て、オタルの目は驚きに軽く見開かれてた。
しかし驚くのと共に二人の行為に体には力が入り、興奮を隠し切れない様子でもあった。
その様子を見てヤマメは小さく笑いながら一度リグルから離れると、今度はオタルの方に近付いてその手を引いた。

「ほら、あんたもこっちおいでよ。見てるだけじゃ始まらないんだからさ。私とは一度やってるんだから、気兼ねなんてする必要ないんだよ?」
「ええっ!? ヤマメ、今の話どういうこと?」
「あはは、ここに来る前にちょっと味見を。……ほらオタル、リグルに触れてみたらどうだい?」
「節操がないというか、ヤマメらしいというか……ん、ほら触ってみるんでしょ?」
溜息を吐きつつも、その顔からはいつの間にか余計な緊張感は消え、頬は赤いままだがそれでも今の状況に慣れ始めていた。
そして自らオタルの手を引き、自分の方へと引き寄せるとその手を体に触らせた。
その瞬間、リグルは一瞬だが確かに男を誘う蠱惑的な表情を浮かべていたが、自分では気付かずにいた。

「ん……ねぇ、どう? 私の体……」
「綺麗だよ。柔らかくて、すべすべしてる……」
「ぁ……よかった」
肌に触れる手の感触。ヤマメとは違う少し固く、熱のこもった男の手の平。
初めて触れられるのに恥ずかしさはあっても、それが嫌ではない事がリグルには不思議に思えていた。
自分の体に触れるオタルの手をぼうっと見詰めながら、胸の内に感じる不思議な感覚にリグルは戸惑っていた。
肌に触れたオタルの手は、始めにリグルの肩の周りを撫でるように触れて、しばらくその感触を楽しんだ後でやや躊躇うように胸の方へと降りていく。
その微かな快感に意識を戻されたリグルは、オタルの手を見ながら苦笑を浮かべる。

「んんっ……いきなり、そこから……?」
「あ、ごめん。嫌だった?」
「そうじゃないけど……その、キスとかは……」
ヤマメが触れる時は大抵キスから始まって、気分が盛り上がってきたところで胸への愛撫と続いていた。
なので急にそっちから触れ始めた事に少々驚いてしまっていたのだ。
ただそれが嫌という感じでもなく、雄とはそういうものなのかもしれないとリグルは自分を納得させた。

そんな二人の様子を側で見ていたヤマメは、にやにやと笑みを浮かべながら二人の間に割って入ってきた。

「まあまあ、男なんて目の前に可愛い子がいたら我慢が効かなものだけどさ、初めての相手なんだからもうちょっと優しくしないと」
「私の事なら気にしなくてもいいって。ちょっと驚いただけだから」
「だめだめ。もっと優しく、心から溶かしていかないと。こんな風にね……ん、ちゅ……」
そう言ってヤマメがリグルの体を抱き寄せておもむろに唇を奪うと、一瞬だけ驚きの表情を浮かべるも、リグルの表情はすぐに蕩けたものへと変わっていく。
その状態でヤマメが軽く舌を伸ばしてリグルの口の中を掻き回すと、たちまちリグルの体から力が抜けて骨抜きのようになってしまった。

「んんっ、ん、んむ……ん、ちゅ……ん、はぁ……」
「んふ……ほらいい顔になった。あんたもやってごらん?」
「え、ええ。……いやしかし、女性同士のキスって何だか見ていてどきっとするなぁ……」
気恥ずかしそうに笑いながら、オタルはヤマメと入れ替わるようにリグルの前に出ると頬を赤くしながらリグルの肩を掴む。
肩を掴まれた瞬間リグルは僅かに肩を震わせ、それから微かに目を潤ませながらオタルの目を見て小さく頷いた。
そしてその仕草を見てオタルも頷くと、ゆっくりと顔を近付けると、やがて二人の唇が柔らかく重なった。

「ん……ん、んん……ちゅ、ん、ふぅ……」
「ちゅ、んん……んむ、ん、んん……」
最初はただ重ねるように。それから今度は少し啄むように何度も唇を重ねていく。
慣れてくると強く唇を重ねたままお互いの舌を絡め合い、口の中に溢れてくる蜜を啜りながら二人の行為は次第に大胆になっていった。
リグルはヤマメとのキスを、オタルはその様子を間近で見たからなのか、二人はお互いの唇を奪い合うようにキスを続け、それだけで体を熱くさせていた。

「ん、んんちゅ……ん、んふ、ん、えぅ、んじぅ……れぅ、れる……ちゅ……」
「ちゅ、じぅ……んちゅ、ん、んふぅ……はぁ、ん、れる、ぇう、じゅる……ん、んんふ……」
自分達の事をにやにやとした表情で見詰めるヤマメの存在も忘れてしまうほど、二人は長くキスを続け、唇を重ね、溢れてくる蜜を啜り続けた。
そして軽く息苦しさに一息入れるまでキスを続けた後で、ようやく二人の顔は離れた。

「ちゅ、んん……ん、ん……ぷぁっ……はぁ、はぁ……」
「ふぅ……ん、はぁ……ふふ、こういうキスも、悪くないね……?」
「ん、ふぅ……うん、キスって気持ちいい……」
お互いに見詰め合ったまま小さく笑い合い、また顔を近付けて小さく唇で触れ合う。
二人の間にはもう当初の緊張感はなく、キスの時間を通じてお互いを求め合う確かな気持ちが生まれていた。
二人のその変化にヤマメの側で満足そうな笑みを浮かべ、二人だけの空間で自分が忘れられてしまう前に軽く声を掛けた。

「随分と甘い顔になっちゃってまぁ……ふふ、感触はどうだい?」
「ん……ヤマメより硬いけど、でも何だか癖になっちゃいそうな感じ……」
「ええ、やっぱり同族の良さというか……相性は良さそうです」
少しだけ気恥ずかしそうにオタルはそう言うと、自分とリグルを引き合わせてくれたヤマメにありがとうと言って笑みを浮かべた。

しかしキスだけで終わってもらっては二人を会わせた意味がないと、ヤマメはリグルの首筋に小さくキスの雨を降らしながらその控えめな胸を優しく愛撫し始めた。
キスだけでは終らない。むしろ本番はこれからと、小さな膨らみを揉みほぐし、その先で自己主張をしている可愛らしい乳首を指で弾く。
それだけでもリグルには大変に甘く強い快楽の刺激となり、抑えられない甘い声が喉から溢れ出てくる。

「んんっ……ん、はぁっ……あっ、ひぅっ……ん、あ、ぁあんっ……んんふぅ……」
「ふふ……本番はまだまだこれからなんだからね。もっと可愛い顔を見せておくれよ? ほら、オタルももう片方の胸を可愛がってあげな。もっと可愛い顔になるわよ」
「は、はい。じゃあ、リグルの可愛い顔を見せてほしいな」
そう言いながらオタルはヤマメに言われた通りにもう片方の胸を触り始め、その小さな膨らみの感触を楽しむように指で優しく捏ねた。
しかしそんな刺激でもリグルにとっては、自分の中の雌としての感情を揺り起こすに十分な快楽。
ヤマメと何度も体を重ね、その間に調教されてきた胸の性感はとても敏感になっていて、ちょっと触れられるだけでも敏感に受け止めて甘い快楽の刺激へと変えていく。

「はぁ、はぁっ……ああっ! ん、んんっ……ん、ふぁあっ!」
「んふ、ほら可愛くなってきた。でもまだまだよ。これからもっともっと良くなっていくんだからねぇ……ちゅ、んん」
「はぁ、ぁあっ……ん、っくぅ……ぁあっ……!? らめ、乳首すっちゃ……ひぁあっ!」
「ああ、そんな事まで……なら僕も……ん、ちゅ、ちゅじゅじう……」
「や、ぁあっ……! んん、んふぅ……ん、ああっ、あ、んぁあっ!」
ヤマメがリグルの乳首に吸い付いたのを見て、オタルもまた同じように乳首に吸い付く。
だがそこは男と女の違いか、優しく吸う様にしているヤマメとは違い、オタルはそれに比べてやや力強く吸い付いてくる。
敏感になっている乳首の先を舌で転がして味わうように吸い立て、ヤマメは時々軽く歯を立て、オタルは子供のようにただ強く吸い付く。
その左右で違う刺激がリグルの中を強く駆け巡り、声を抑えられない快楽の波になって押し寄せてくる。

「はぁ、んぁあっ! んふぅうっ、んんっ……! あっ、ぁああっ! や、ああっっ……んぁっ、つよい、よぉっ……ああっ、そ、それだめぇっ……! あ、ひやぁああ!」
二人の異なる刺激が同時に胸とその先を攻め、リグルは胸を中心に体中に伝わっていく快感にただ甘い声を上げ続ける。
リグルの幼さを感じさせる体が快楽に悶える姿は非常に背徳的な官能を演出し、彼女の喘ぐ声に興奮してヤマメとオタルは更に刺激を与えた。
ヤマメの調教によってもう何度となく胸での絶頂を迎えてきたリグルの乳首は限界まで尖り、二人の与える刺激を全て快楽に変えて返していく。

胸全体への刺激と敏感になっている乳首への刺激が重なって全身に広がって、甘い刺激の波にリグルの体の震えは強くなっていくばかり。
体の震えが強くなり、浅く早く呼吸を繰り返し、リグルの喉から溢れる声は快楽に震え、上り詰めていくように甲高くなっていく。

「はぁ、はっ! はぁ、ああ、ああっ! ひ、ひぃいっ……! ひぃっ、ひぁっ、はぁ、あああっ! ひぁああっ! ぁあ、らめっ……きちゃっ……ぁあ、きちゃぁ、うぅうっ……! んぁあ、はぁあっ! ぁあ、あああっ、んぁああっ!!」
高くなっていく声が嬌声とも悲鳴とも思えるようなものに変わっていき、やがて体の内側から、もう何度味わったのかも分からない激しさを伴ったものが溢れ出していく。
下半身の敏感な部分で感じるのとはまた違う、一度達したらそのまま手を止めるまでいつまでも続く激しい波がリグルを襲う。
声が溢れ止まらず、過呼吸にでもなったかの様に激しい呼吸と、溢れ出る淫らな感情を全部詰め込んだ様な甲高い嬌声。
そして激し過ぎる絶頂の衝撃に視界が回り、頭の中まで真っ白に染まっていく。

永遠にも思えるその時間は、二人が手を止めて乳首から口を離すまで続いた。
そして開放されたリグルは上も下も涎まみれで、息も絶え絶えな状態になってしまっていた。

「あ、あぁ……はっ、はぁっ、はぁっ……うっ、はぁ……んっく、ふぅ……」
「相変わらずリグルは胸でされるのが好きねぇ。あんなに派手にイッちまうなんて。オタルが驚いてるじゃないの」
「い、いえ……でも胸だけでもこんなに感じられるものなんですね……」
「女の不思議よ。何度も触れてあげれば、体のどこでだって大抵は感じられるようになるのさ」
「はぁ、はぅっ……ん、ふぅ……そ、それは……ヤマメが、いっぱい、はぁはぁ……さわるからっ……」
まだ呼吸も整わない荒い息遣いのまま、リグルは顔を少しだけ起こすと涙目でヤマメを軽く睨んだ。
しかし睨みはするものの、ただそれが嫌という感じではなく、少し恥ずかしげな表情の中に嬉しさの様なものも混じっていた。

「はぁ、はぁ……ね、ねぇ……つぎは、なにするの……? ん、ふぅ、ふ……んっく、んはぁ……」
そういうリグルの頭の中は、次に与えられる快楽がどの様なものであるかで占められていた。
その表情は快楽の余韻で蕩け、見ているだけでも欲情を誘う扇情的な雰囲気を放っている。
そしてその雰囲気に当てられたのか、オタルの体は強く興奮していて、雄としての本能で今にもリグルに飛び掛ってしまいそうな状態になっていた。

「こらこら、まだお楽しみはこれからだっていうのに、ここでがっついてたら楽しむものものも楽しめないじゃないさ。もっとじっくり味わうのが美味しい物の食べ方ってものよ?」
「う……ん、はぁ。面目ない……リグルの姿があまりにも刺激が強いもので、つい……」
「あはは、その気持ちも分かるけどね。確かにあんな状態のリグルの姿を見たら、ほっとけないわ。でもまだまだこれからさ。見てな、次はもっと良くしてあげないとねぇ」
そう言って口の端を小さく歪めると、ヤマメは喜悦の表情でリグルの体を軽く抱き締め、片方の手をリグルの股の間へと持っていく。
その指の動きにリグルの表情も恍惚としたものへと変わり、今触れてほしい最も敏感な場所への刺激を待ちわびていた。

そしてヤマメの指が敏感なクリトリスへと触れると、全身に勢いよく駆け巡っていく刺激にリグルは軽く目を見開いて声を上げた。

「ふふ、ほらリグル、あんたのお待ちかねだよ……?」
「あっ! ひぁあっ! ん、んんっ……! ん、はぁっ、ああっ!」
「あは、こんなにびしょびしょにしちゃって……まるでおもらししたみたいじゃないの」
「ひぃっ! あ、ああっ! ち、ちがぁっ……ん、あっ! お、おもらしなんて……んぁあ、してなぃいっ!」
しかしそういうリグルの秘所はたっぷりと蜜を溢れさせ、そこに触れるヤマメの指を大いに濡らしていた。
そんなリグルの反応が心底楽しいのか、ヤマメは終始笑顔のままでリグルのクリトリスを愛撫し続ける。
敏感な豆を捏ね回され、腰が浮いてしまう様な刺激と、流れ続ける快楽の波にリグルは抑えられない淫らな声を上げ続けた。

「はぁ、ひぁあっ! ぁああっ、んぁあん、んんっ……! はぁっ、ああっ、ぁあんっ! みてるっ……おたるが、みてるよおっ! んはぁっ、ふぁああっ!」
人前でこんな姿を晒している事への羞耻と、ヤマメの触れ続ける手が与える込み上げてくる快楽の感覚にリグルは身悶えし、いやいやをする様に小さく首を振りながら甘い声を上げた。

「はぁ……ん、ふぅ……」
目の前でそんな二人の淫らな絡みを見せ付けら、傍から見ていたオタルはもう我慢の出来ない寸前にまでなっていた。
顔は興奮と目の前の痴態に紅潮し、息は荒く、下半身では雄の象徴が今にも弾けんばかりに滾っている。

リグルへの愛撫を続けながらヤマメはそんなオタルの事をちらりと見ると、笑みを浮かべながら一度リグルへの愛撫の手を止めた。

「ふふ、どうしたんだい? もう我慢出来なくなってきちゃったのかい?」
「はぁ、はい……あんなところを見続けているだけなんて、生殺しですよ……」
「あはは、そう言うと思ったさ。だからほら、今度はまた一緒に触ってみようじゃないか」
そんな風に言いながらリグルの体を軽く撫で、ヤマメは誘うような目で見ながらオタルに言葉を掛ける。
その何とも言えない蠱惑的な表情と仕草で誘われてしまえば、オタルにそれを断る理由は何も出てこない。

そして再びリグルの側までやってきたオタルは、先程のヤマメの愛撫を思い出しながらリグルの敏感な場所へと指を伸ばした。
側で笑顔を浮かべるヤマメと、口の端から涎を溢れさせ、目を潤ませながらどこか誘っているようにも見える仕草でリグルに見詰められ、オタルの喉が何かを飲み込むように小さく動く。
そしてオタルの指がリグルのクリトリスへと触れると、自分に触れるヤマメのそれに比べて少し固い感触にリグルは甘い声を辺りに響かせた。

「ひあぁあっ! ぁ、ああんっ……! ん、んんっ……ふ、ふぅっ、ぅんんっ……あ、ああっ!」
それまでの愛撫と絶頂で既に全身が敏感になっているリグルにとって、ヤマメよりも少し力も強く触れてくる男の指の感触は快楽そのもの。
込み上げてくる絶頂前の感覚がそれまで以上に早く上ってきて、リグルは体をくねらせながら全身に響いてくる快楽の波に喘ぐ。

「はぁあっ、あ、はぁあっ! はぁっ、んぁあっ……つ、つよい、よぉおっ! ひぁあ、んぁあっ!」
甘い声で懇願するように喘ぐリグルの声にオタルは思わず手を止めそうになるが、その手の上からヤマメが手を重ねて続きを促す。
そして一緒に指を動かし、重なって強くなる動きにリグルは一層艶めかしい声を上げ始めた。
薄い皮から芽を出し、尖りきって敏感になり過ぎているクリトリスへの刺激はリグルの性感を一気に高めていく。

「ひぁ、んぁあっ! ら、らめぇえっ……! ふぁあっ、ふあんぁああっ!」
「そこで止めちゃダメだよオタル、ほらそのまま続けてっ……! もうちょっとでリグルもイケるんだからさっ」
「は、はいっ……リグル、もう少しだよっ」
「はぁ、はぁっ、ぁああっ! ん、ふぁあっ、ひぁあっ! も、もうっ……いっちゃ、ぁあっ!」
止め処なく広がっていく快楽にリグルは体中から甘い汗を吹き出し、ぽろぽろと涙をこぼしながら上り詰めていく感覚に淫らな声を上げ続けた。
そして愛撫を続けるオタルとヤマメの指に導かれるまま、再びやってきた大きな絶頂の瞬間に体を震わせた。

「んはぁあっ! ひぃうんううっ! っくぅうっ、ひぃ、っくうぅうううっ!! ぁあっ、あ、ぁぁああっ!!」
リグルの体が一瞬大きく跳ね、次の瞬間全身を震わせながら一際甲高い声を上げてリグルは絶頂の瞬間を迎えた。
胸での絶頂とは違う、込み上げてくるものが弾けてそのままどこかへ飛んでいってしまいそうな、瞬間的で非常に強い走り抜けるような快楽の感覚。
その感覚は瞬く間に全身を駆け抜け、激しい衝撃となってリグルの中を伝わっていく。
そして強く響く絶頂の衝撃に体中をびくびくと震わせ、溢れる感覚に様々な体液を吹き出しながら数十秒ほど体を震わせ続けた後、リグルは糸が切れたようにがくっと崩れた。

「はぁっ! は、はぁっ……ん、っく、ふぅっ……うう、は、はぁっ……」
絶頂の波が過ぎても息はまだ荒く、リグルは度重なる絶頂に疲れを滲ませながらもどこか幸せそうな顔をしていた。
そんなリグルを優しげな顔で見詰め、ヤマメはリグルの体を軽く抱き締めると口元に顔を寄せて口の端から溢れる蜜を舐め取った。

「ちゅ、ん、ふふ……いい顔してるよ、リグル」
「はぁ、はぁっ……ん、ふぁっ、あっ、んん……」
耳元で囁くように声を掛けられ、優しさと艶めかしさの混ざったその声にリグルの体が震える。
そんな状態で体を撫でられてしまえば、全身が性器のように敏感になってしまっているリグルにとって、その柔らかな刺激も甘い快感そのもので声が出てしまう。

「ふぅ……んんふ、ふぁんっ……あ、ああっ……」
「可愛いよ、リグル……ん、ちゅ、んむ……ん、んふ……」
「ふぅ、んん……ん、ぇう……ちゅる、んぁ……はぁ、ぁ……んっく、んん……」
ヤマメの唇が重なって舌が絡み付き、流し込まれる甘い蜜のような唾液をリグルは飲み込んでいく。
そんな二人の行為を羨ましそうに見詰めているオタルの姿に気が付いたのか、唇を離してヤマメが笑みを浮かべた。
そして軽く体を起こすと、リグルの髪の毛を撫でながらオタルの方へと顔を向けさせる。

「さぁ、リグル、今度はあんたの番だよ」
「はぁ、はぁ……わたしの……?」
「そうさ。これだけ気持ち良くしたもらったんだから、今度はリグルが気持ち良くしてあげないと。ねぇ、オタル?」
「え? あ……うん、出来たら僕もリグルに良くしてほしいな。僕ももう、体が熱くて仕方がないよ」
そう言うオタルの下半身では、天を向き大きく自己主張をするペニスが臨戦態勢で待っていて、その先端から先走りの汁さえ滲ませていた。
その姿に気が付いてはいたものの、まともに直視するのは初めてだったリグルは、その禍々しさすら感じる雄の象徴に息を呑む。

「はぁはぁ……ん、これを、どうすればいいの?」
「ふふ、まずは触ってみな。直接肌で感じてみないとね」
「う、うん……」
直接触ってみろというヤマメの言葉に従って、リグルはオタルの方へと体を向けると下半身に見えるそれに指先で軽く触れた。

「ん……」
「あ、大丈夫? 痛かった……?」
「大丈夫だから、軽く握ってみてほしいな」
「うん……はぁ、すごい、熱いね……まるで焼けた棒みたい……」
恐る恐る指を絡めて言われるまま軽く握ると、手の平に伝わってくる予想以上の熱さにリグルは驚きと共に熱い息を吐く。
その表情を側で見てヤマメはにやにやとした笑みを浮かべ、オタルのペニスに手を伸ばすとリグルの手の上に自分の手を重ねた。
自分の手の上に重なったヤマメの手の感触を感じながら、リグルは次に何をしたらいいのかという顔でヤマメの顔を見る。

「ね、ねぇヤマメ……この後はどうしたらいいの……?」
「うん? そうね。こうして、優しく上下に扱いてあげるのよ。そうすると男は気持ちがいいからね」
「っ……はぁ、はは……そう、気持ち良いんだ」
ふたつの柔らかな指に握られ、刺激される感触にオタルは小さく快感に呻く声を上げる。
その瞬間の声に一瞬手を止めてしまいそうになったリグルだが、重なっているヤマメの手が動くのでそのまま上下に動かし続けた。

しかしまだほとんど動かしていないというのに、オタルの様子はみるみる苦しそうなものへと変わっていく。
その様子をリグルは少し心配そうな面持ちで見ているが、そんなリグルとは裏腹にヤマメは少しおかしそうな表情で見詰めていた。

「ふふ、どうだいオタル。このままでも出ちまいそうかい?」
「はぁ、はぁ……ん、はは……お恥ずかしながら、もうすぐに、でも……」
「ん、ふぅ……出るって、何が……このねばねばする透明なの?」
リグルの素朴な疑問の声に、ヤマメは思わず小さく吹き出しながら首を振った。

「違うよ。それはあんたが感じてる時に出てくるのと同じで、男が興奮したり気持ち良くなってたりする時に出てくるんだよ」
「そうなんだ……じゃあ、何が出るの?」
「ふふ……それは、その時のお楽しみさ」
そう言って小さく笑みを浮かべ、次に手の中で震えを大きくする熱を感じながら、オタルに向けて笑みを深めた。

「でもそうかい……ふふ、もう出そうだっていうんなら、折角だからリグルの口でイキたいだろう?」
「それも実に魅力的な提案……ぅ、はぁ……でも、いいのかな……?」
「やってみないと分からないねぇ……ふふ、ねぇリグル?」
「ええ……? 一体何の事なのよう……もう、教えてくれてもいいじゃない」
手を動かしながら、妙にはぐらかすような物言いをするヤマメに唇を尖らせていると、ヤマメは小さく笑いながらおもむろにペニスに顔を近付けると、リグルの聞こうとしていた事を実践に移すした。

「ん、あむ……ん、ちゅ……じゅる、じゅるぅ……ん、ふふ……こうするのよ」
「あぁっ……そ、そんないきなりっ……っく、ああっ……」
「え? ええっ!? そ、そんなことまでするのっ?」
「ちゅる、じぅ……ん、はぁ……そうさ、相手に気持ち良くなってもらうなら、こうするのがいいんだよ……ちゅ、りゅ……んじぅう……じゅる、んん、じゅじゅぅっ……」
そして何の躊躇いもなく口に含んだペニスをいやらし顔でしゃぶり、ヤマメはリグルの方をちらと見た。
その目に暗にリグルも同じ事をする様にという意志を感じて、リグルは難しい顔でしばらく考え込んでしまった。
気持ち良くさせるというのは理解できても、さすがに目の前にあるそれをいきなり口に咥えるというのはさすがに抵抗もあるのか、リグルは根元の方に指を添えて軽く動かすばかり。

「ちゅ……ん、ほら、あんたもやってみな。そう難しい事じゃないって。私達もよく舐め合ってるだろう? それと同じ事だよ」
「って、言われても……こんなのいきなり口でって言われても……うう、分かったよ……ちょっとやってみるよ……」
「ふふ、そうそう。頑張って」
「応援されても嬉しくないよ……もう……」
そう言ってヤマメに多少の非難の表情を向けると、リグルは小さく溜息を吐くと目の前で時折震えている大きなものを見詰め、そして意を決した様にひと息に口に咥える。

「ん、っぐぅ……! っぐ、げほ、げほっ……!」
「り、リグル!? 大丈夫……?」
「げほ、ごほっ……うう……けほっ、んく……」
「ば、馬鹿っ、そんな一気に奥まで飲み込まなくったって……ほら、そんな咳き込んじゃって……もうちょっとゆっくりでいいんだ」
「そんな風に言われても……やり方が……」
涙目でえずくリグルにヤマメは仕方なさそうな顔で苦笑すると、まずは先の方から小さく舐めてみるようにとリグルに伝えた。
それに微かに頷くとリグルは恐る恐る舌を伸ばし、ヤマメやオタルの見ている前で先走りの汁を滲ませるペニスの先端へとした先を触れた。

「ん、えぅ……れろ、ん……なんだか、ちょっとしょっぱいね……」
「んふふ、その内その味が好きになってくるよ」
「そう、なのかな……ん、ぇう……でも、嫌じゃないかも……れろ、ぇろ……んん、オタルは、気持ちいい……?」
「ん、はぁ……うん、とても……いいよ、そのまま続けて?」
小さく頷き、リグルは舌の先に感じる熱を意識しながら、ペニスの先端をしばらく舐め続けた。
リグルの舌が動き、触れ続ける程に先端から滲む汁は増え、止まることなく溢れてくる。
その汁をリグルは舐めて取っては飲み込んでいく。そうしている内にペニスの震えは増していき、オタルの表情も苦しげになっていく。
その表情を見てオタルの限界が近い事を悟ったヤマメは、一度リグルに舐めるのを止めるように言うと、先程自分がやっていた様にもう一度に咥えてみるよう伝えた。

「そろそろ大丈夫だろう。リグル、もう一度口に咥えてみるんだよ。今度はゆっくりとね。さっきよりも抵抗は少なくなってる筈だよ」
「う、うん……ん、あむ……ん、んん……ほ、ほう……? ちゅ、んじう……んんふ……」
「うう、ぁあ……はぁ、いいよ、リグル、その調子だよ……」
「ああ、今度はよさそうだね。そうやって、唇と舌でゆっくり良くしてあげるんだ。口の中でオタルの熱と感触をじっくり味わうんだよ」
口に熱いペニスを咥えたまま、小さく頷いてリグルは言われたようにゆっくりと動いていく。
拙い動きでも、気持ちではちゃんと良くしてあげたいと思っている様で、その気持ちは動きを伝ってオタルに伝わっていく。

そしてしばらく口での奉仕を続けていると、リグルの口の中でペニスがそれまで以上に震えるのを感じてリグルはオタルの顔を見上げた。
色々と始めて尽くしで自分ではどうなっているのかが分からず、その震えの状態やオタルの表情に多少の心配をしつつも動きを止められない。
ヤマメの方を少しだけ見ると、リグルの動きを見ながら小さく頷いていた。

「ん、ふ……んん、じゅぅ……じう、じゅる……ん、んふ……」
「はぁ、はぁっ……っくぅ、もう、もう出そうだっ……っ、ああっっ……」
「いいよ、そのまま出してしまいな。それでリグルにもしっかり味わわせてやるんだよ。雄の味ってやつをね」
そう言って妖しげな笑みを浮かべ、リグルにそのまま最後まで奉仕をするように伝えた。
ヤマメの言葉とオタルの状況に、彼が男の絶頂を迎えようとしているのだと理解したリグルは、それなら最後までしてあげないと逆に悪いと少しだけ動きを早めた。
まだ慣れた動きとはいえないものの、それでも男を悦ばせたいという思いの中でリグルは奉仕を続け、その気持ちが伝わっていくのかオタルの震えはどんどん強くなっていく。

そしてその震えが限界にまで達した瞬間、オタルの体が大きく跳ねた。

「リグルっ……も、もう出るっ……! っくぅ、ぅぁああっ!」
「んんっ……!? ん、んんんー!」
オタルの呻き声と同時に、口の中で彼のペニスが一際強く震えたかと思った次の瞬間、リグルの口の中に熱い何かが勢い良く放たれた。

「んんーっ! んんぶっ……! ん、んんっぐ、げほっ……ぅ、わぁあっ……!」
口の中に勢い良く流れ込んでくるそれをリグルは少し飲み込んでしまい、眉を顰めたくなるようなその味にむせて思わず口からペニスを離してしまう。
そして口から飛び出したペニスの先端からはまだ液体が溢れ続け、その白濁した液体がリグルの顔や胸に飛び散って白く汚していく。
驚きの表情を浮かべるリグルの全身が白く染まった頃、ようやくペニスの震えは収まり、液体の噴出も止まった。

「うう……何これぇ……ねとねとするし、ん……変な臭いだし、口の中もなんか喉がいがいがするし……うう……」
「それが精液だよ、リグル。私達に幸せをくれる魔法の液体さね」
「はぁ、はあ……? このべとべとして臭いのが幸せ……?」
「あはは、本当にリグルは初心だねぇ」
そう言ってヤマメは笑い、何の事だかいまいち分かっていない様子のリグルに、オタルまでもが小さく笑みを浮べている。
二人のその反応に何が何だか分からず、リグルは頬を膨らませてそっぽを向いてしまった。

「むぅ、笑ってないで教えてよ」
「ふふ、それはさ……ちゅ、ん……これを、精液を交尾してる最中に中に出されると、雌はその相手の卵を妊娠するからさ」
「ええ、妊娠!?」
リグルの顔に飛び散った精液を舐め取りながら囁くヤマメの言葉に、リグルは思わずぎょっとした表情で聞き返していた。
そして何をそんなに驚く必要があるのかといった感じで頷くと、リグルの髪の毛を撫でながら妖艶に微笑んだ。

「快楽目当てでも雄と交尾するんだから、たまにはそういう事もあるさ。それに私だってただ男選んでたんじゃないのよ? リグルだって初めての相手がどこの馬の骨ともしれない男よりは、同じ種族同士の方が安心できるでしょ?」
「そ、それはそうだけどさぁ……で、でもいきなりはさすがに心の準備が……」
リグルの言葉にくっくと喉を鳴らし、ヤマメは胸元に付いた精液の一部を指で取って、それをリグルの眼の前に持っていく。

「ほら、もうちょっと味わってみな。じっくり味わえばそう悪いものではないよ。命の源なんだからね」
「それって、味わうものとは違うんじゃ……うう、ぁむ……ん、ちゅぷ……ん、ぅう……やっぱり美味しくないよ」
「あはは、やっぱり子供には分からない味かねぇ」
「これでも大人なんですけど」
そういう反応が子供っぽいのさと言っておかしそうに笑うと、不意に今度は淫らな笑みを浮かべ、ヤマメはリグルの体に触れると飛び散った残りの精液を体中に塗り広げていく。
ぬるりとした精液の感触とヤマメの手の平の感触が合わさり、リグルは不意にやってきた快感に小さく声を上げる。
そしてその刺激が鍵となり、少し鳴りを潜めていた性感が再び呼び起こされ、リグルの体の奥に熱を取り戻していく。

「ぅ、ん、はぁ……ぁ、ふぁ……」
「ふふ、いい匂いでしょ? これが新しい命になるんだと思うと、ぞくぞくしてこないかい?」
「はぁ……ぇ、ええ……? ん、ぁ……いい、匂いなんかじゃないよ、ぁん……青臭いような、生臭いような……は、んぁ……味だって、苦いししょっぱいし……んん」
初めての精液の味に苦い顔を浮かべ、リグルは快感に甘い声を溢しながら小さく小言を言い続けている。
そんなリグルを悪戯っぽい顔で見詰めながら、ヤマメはリグルの体中を撫で続けていく。

「うう、お二人さん僕のこと忘れてない……?」
目の前で盛り上がっていく二人の痴態を側で眺めている内に疎外感を感じてきて、我慢できずにオタルが口を挟むと、ヤマメが振り向いてごめんよと言いながら苦笑していた。
どうやら二人きりの世界に入りかけていたようで、顔を火照らせて蕩けた表情をさせているリグルから体を離した。

「さぁリグル、ここからがいよいよ本番だよ。あんたも男を知るんだからね」
「はぁ、はぁ……ん、あんなの本当に入るの……?」
オタルの下半身で未だに硬さを維持している大きな姿に、リグルは微かに恐怖にも似た表情を浮かべながら不安そうな声でヤマメに言う。
するとヤマメは大丈夫さと言いながら、リグルの零した蜜で濡れそぼった下半身に軽く触れた。

「ぁんっ……ふぁ、ちょっと、んん……聞いてる……?」
「ふふ、大丈夫よ。これだけ濡れていれば、すぐに済むさ。さあほら、オタルが待っていることだし、もう一度軽く舐めてやったらどうだい?」
「う、うん……ほら、舐めてあげるから、ちょっと前に出てよ」
「じゃあ、お願い。さっきのは本当、気持ち良かったよ」
その言葉に嬉しそうな、ちょっと困ったような照れ顔を浮かべ、リグルはオタルのペニスに顔を近付けると、まだ精液の残滓が残っているそれを口に含んだ。
その瞬間、口の中にまたあの精液の味が広がり、リグルは一瞬眉を顰めるが我慢し、ヤマメに言われるままに軽く舐めたり、吸い立てて中に残っていた精液も吸い上げて飲み込んでいく。

「んっ、じゅるぅ……ん、んん……んっく……ちゅるぅ、んはぁ……どう、気持ちいい……?」
奇妙な味で美味しくはない筈なのに、不思議と嫌になりきれない。
その事を不思議に思う表情を浮かべながら、しばらく奉仕を続けた後でリグルは上目遣いにオタルにそう聞いた。

「ぁ、はぁ……うん、すごく良いよ……ふふ、このままじゃまたすぐに出ちゃいそうだよ」
「あはは、じゃあその分はリグルの中で出してやりな。その方がリグルもしっかり感じられていいだろうって。ねぇ?」
「むぅ……気持ちいいのはいいけど、子供までは分からないよ……もうここまできちゃったし、色々興味はあるけどさぁ……」
ペニスの先端を指で弄びながら、口の中に残る青臭さのある味に口をもごもごと動かしながらリグルは少し諦めの入った息を吐いた。
快楽への興味はあっても、さすがにそこからいきなり子供となると思うところもあるのだろう。
しかし元々を辿れば出会すらなく妖怪へと成る方へと進んでしまったのだから、ここでその貴重な経験が出来るというのはリグルとしても悪い事ではなかった。

「………」
そんなこんなで少しの間考え、リグルの出した結論は。

「はぁ、ここまで来たんだから試してみるよ。オタルも見た目はともかく、そう悪い感じじゃないし……気持ちいいことには興味あるし」
オタルの淡い光を放つ尻の辺りを見ながら、リグルはそう言って頬を染めた。
その答えにヤマメは大いに満足した様子で、笑顔を浮かべながらリグルの方を軽く叩いた。

「良かったじゃないか。これでリグルも大人の階段を上れるんだからさ」
「もうっ、ヤマメはこういうのちょっと強引過ぎるんだってばっ!」
「あははっ! でも今までだって悪くはなかったでしょう? さあほら、リグルの答えは出たんだ。あんたもちょっとはいいところ見せなよ、オタル?」
ヤマメに言われてオタルは力強く頷くと、リグルの前に出て軽く肩を抱いた。
いよいよ本番が目前に迫ったのだと、リグルは緊張と微かな興奮で少し身構えてしまう。

「ん……ねえ、最初は優しくしてよね……?」
「約束するよ。さ、後ろを向いて」
「うん……これでいい?」
後ろを向くように言われたリグルは、体を前に倒して四つん這いの格好でオタルの次の行動を待つ。
尻を持ち上げ、相手を誘うように小さく揺らしているその姿は、雄を誘う紛れもない雌蛍の姿そのもの。
表情はこれからの行為に期待と不安で染まり、微かに潤んだ目は後ろ向きにオタルの姿を見詰めている。
しかしそんな雄を誘う仕草もリグルは意図してやっている訳でもなく、ほとんど無意識の内のものであった。

「………」
オタルの行動を待つリグルのそんな姿を見せられてしまえば、彼としても雄の本能に従わざるをえない。
体中が強い興奮に包まれ、まるで意識とは別に勝手に動いて仕舞うような感覚の中で、オタルはリグルを強く意識する。
そしてリグルの体から漂う雌の香りに誘われるまま、オタルは体を近付けると自身の熱く滾った象徴を、リグルの幼さの残る濡れた蜜壺へと押し付けた。

「………」
二人のこれからの行為を見守るヤマメの表情にも期待と微かな緊張の色が浮かび、しかし同時に非常に強い欲情も感じていた。
体は我慢できない程に熱く火照り、奥の方から雌としての本能が呼び起こされていく感覚。
まだほとんど何もしていないというのに、二人の姿を見詰めているだけでヤマメの秘所からはいやらしい蜜が溢れて止まらない。

そしてヤマメの見守る前で、リグルの体にオタルのペニスが飲み込まれていった。

「んっ、くぅ……き、きついよ……やっぱり入らないって、そんな大きなの……」
「大丈夫だよ。さぁ、力を抜いて。あまり痛くならないように、せめて一気に済ませちゃうから」
「えっ、痛いって何のこ――ひぃっ!? ぎ、ぁあああっ!」
痛いと言う言葉の意味を聞こうとした次の瞬間、突如として襲い掛かってきた身を裂くような激痛にリグルは悲鳴を上げていた。
それは本当に突然の事で、痛みと共に体の奥を熱で貫かれたような感覚が全身を包み込んでいく。

「うう、っぐぅ……! ふぅ、うううっ……い、いたいっ! 痛いよぉっ……! ううっ……!」
「ごめんリグル……でもそれが初めての痛みなんだと思う。でもきっとすぐに痛みは引くと思うから、少し我慢して?」
「はぁ、うう……それにしたって、こんなに痛いなんて、聞いてない……! ぃうっ……っくぅ……!」
後ろからリグルの小さな体を抱き締めながら、少しでも早く痛みが収まるようにとオタルはリグルの頭を優しく何度も撫でた。
そして体の内に感じる大きな熱と処女を捧げた痛みに耐えながら、リグルはしばらく身動きもできないまま荒く何度も息をしていた。

「はぁ、はぁ……うう、痛い……こんなに痛くて、はぁ……本当に気持ちよくなんて……」
「なれるさ。そんな痛みすぐになくなって、その内に体がどうしようもないくらいその熱と感触を求めるようになるよ」
それまで側で黙って二人の様子を見守っていたヤマメが声を掛け、リグルに笑顔を向けた。
しかしいくらヤマメの言う事でも、まだ痛みがそれを上回っているリグルにはにわかには信じ難い言葉。

「ぅう、んっく……ふぅ、ふぅ……こんなに痛いのに、そんなの信じられないよ……っく……」
「大丈夫、大丈夫。私だって最初は痛かったさ。でもその後は言葉に出来ない気持ち良さがあったよ?」
「本当かなぁ……うう、でも……ヤマメの言うことなら、ちょっと信じてみる……はぁ、ふぅ……」
処女膜を裂かれた痛みと内側に感じる大きな異物感に涙を浮かべながら、リグルは微妙に困惑したままの表情で頷いた。
しかしヤマメの言う事とはいえ、それが本当になるのかまだ信じられないリグルは、今はただ痛みが過ぎてくれることを祈りながら、目の前のクッションに顔を埋めた。
そんなリグルにオタルが後ろから大丈夫だよと声を掛け、リグルの痛みが落ち着くまで頭を優しく何度も撫でていた。

それからしばらく静かな時間を過ごしていく内に破瓜の痛みは過ぎ、それは最初の刺すような痛みから、熱く疼くような鈍い痛みへと変わっていった。
我慢できないことはない代わりに、鈍く響いてくる感覚にリグルは眉をひそめる。
リグルの様子から痛みもある程度引いてきた事に気が付き、オタルは気遣うような仕草で声を掛けた。

「んはぁ……っ……ふぅ……」
「リグル、痛みは少しは引いた?」
「うん……でもなんていうか、すごく鈍痛……オタルはどうなの……?」
「リグルの中の感触が凄く気持ち良いよ。でもリグルがこんな状態じゃさすがにすぐには動けないからさ」
「気遣ってくれるんだ……? ふふ、優しいんだね……ん、くぅ……」
オタルのちょっとした優しさにリグルは痛みに耐えながら小さく笑みを浮かべ、そんな二人を側で眺めているヤマメが苦笑しながらオタルの額を指で小突く。

「まったくそんなだから、雌の一匹もものにできないんだよ。そこは力強くガツンといくのが正しい雄の姿ってものじゃないのかい?」
「全くその通りで……でもこれが僕なんだから仕方ないです。それに僕を連れてきたのはヤマメさんじゃないですか」
「ふふ、そうだね。確かにあんたを選んだのも連れてきたのも私さ。実際リグルも気に入っているみたいだし、選んで間違いはなかったよ。リグルもそのくらいならもう痛みもすぐなくなりそうね。オタルもそろそろ動きたそうな顔してるけど、動いても大丈夫そうかい?」
ヤマメの問にリグルは小さく頷き、クッションから顔を上げて涙目でオタルの方に顔を向けるともう一度オタルにも頷いた。
リグルとしてもここまで来てしまった以上もう後には引けないし、それ以上にここから先どうなるのかという興味もあった。
それに話している間にも痛みは大分引いてきていて、呼吸も少し落ち着いてきていた。

そしてリグルの返事を聞き、オタルも小さく頷くとやがてゆっくりと腰を動かし始めた。

「んっ、くぅ……は、はぁっ……ぅ、はぁっ……ぁ、あっ……」
膣内を満たす熱が深く前後し、入口近くまで抜けたところで今度は一番奥までゆっくりと戻っていく。
今までに感じたこともない感触で、熱が前後する度に少しの痛みとそれ以上の何かが背筋を駆け上がっていく。
自分の中を余すことなく満たしていたものが抜けていく瞬間は、どこか寂しさにも似た感じで、逆に深く戻って満たしていくのは熱く満たされていく感じ。
その繰り返しがゆっくりとでも絶え間なく続いて、リグルの呼吸が乱れていく。

「は、はぁ、ぁあ……ふぅ、んぅう……ふぅ、ふぁっ……」
「はぁ、ふぅ……リグル、どう……? 痛みとか、気持ち悪さとかはない……?」
「ん、ふぅ……う、ううん……だい、丈夫……ぁっ……でも、なんだか、変な感じなの……んん、はぁ、ぁ……お腹の奥が、むずむずするような……んん、体中が、あつくて……っぁ……」
「リグル、それはあんたが快楽を感じてきている証拠さ。体の奥が痺れて、抜き差しされるチンポの感触が寂しかったり、満たされたりで最初は変に思うかもしれないけどねぇ……でも、その内にその感覚が大きな波みたいになって体の中に広がっていくんだ」
どこか恍惚とした表情でその事を語るヤマメは、二人の姿を見詰めながら自分の秘所をまさぐっていた。
そして時々小さく喘ぎ、その姿をちらっと目に入れたリグルは、ヤマメが今自分達の姿を見て非常に興奮しているのだと気付いて頬を染める。
自分達の姿をおかずにして淫らな姿を晒しているのだ。そんなのを見ていたら、自分の方が恥ずかしくなってきそうだとリグルは目をそらし、目の前の動きにだけ集中していく。

「はぁ、んん……あっ、ふぅ……んんっふぅ……はぁ、ああっ……ぁんっ、ん、はぁっ……」
ゆっくりでも確実に動くオタルの腰の動きが伝わり、内に感じる熱と合わさって徐々にもどかしい気持ちになってくる。
それはゆっくりと動かれる程に強くなり、リグルはいつの間にかオタルの腰の動きに合わせるように自らも腰を振り始めていた。
オタルが動き、その刺激が伝わって反射的に膣内の締め付けを強くし、その刺激がオタルに極上の快楽を伝える。

「はぁ、あっ……んんふ、ふぁっ……はぁ、はぁ……あっ、んぁ……んふ、ふぅ、ぁあんっ……」
「はぁ、はぁっ……っく、ふぅ……は、はぁ……あはは、リグル……締め付けが、強いよ……っ、はぁ……」
「んん、ふぁっ……し、しめつけてなんて……ああっ、いないもん……んっく、ふぅ……はぁ、ぁっ……」
「ふぅ、はぁ……僕のを、こんなにしっかり飲み込んでいるのに……? はぁっ、はぁ……それに、腰が、勝手に動いてるよ?」
「ふぁあっ……んん、ふぅ……だって、うごいちゃうんだもん……ああんっ、はぁ……んぁ、あ、ああっ……」
それはリグルが膣内での快楽を感じ始めている確かな証で、その証拠にリグルの頬は強い快感を感じている時のように紅潮し、息は甘い喘ぎと共に乱れている。
体は刺激に震え、最初の頃の痛みに震えてた様子はもうない。代わりにその表情には蕩けた様な艶色が浮かび、オタルの動きと刺激を甘受している。

「はぁ、ん……ん、ふふ……リグルももう立派に、ふぅ……感じ始めているじゃないか……ん、ぁん……」
胸を軽く揉み、敏感な豆を弄りながらヤマメがリグルの今の様子を小さく口にする。
二人の淫らな様子をただ見ているだけではもう我慢出来ないほど、ヤマメの体も熱くなっていた。
二人の行為を眺めながら自らの体を慰めるヤマメの体は熱く火照り、触れた先で乳首や敏感なクリトリスは尖り、股の間からは淫らな蜜を止め処なく溢れさせている。
二人を見詰めるその目は淫らに光り、今すぐにでも二人の間に飛び込んで混ざってしまいたいという欲望が見て取れる。
しかし今は二人きりの時間。自分が入っていく時ではないと我慢し、自らの体に触れ続けるしかない。

「はぁ、んんぁ……ふぅ、はは、気持ち良いかい、リグル……?」
「ん、ふぁっ……あ、ああんっ……わ、わかんないよぅ……ん、ふぅっ……ん、ぁあっ……体中が浮いちゃいそうで、ひぁあっ……! で、でも、んんっ……これが、かんじてるってこと……? ん、はぁ、あんっ……」
「そうさ……ん、ふぁ……それが、感じてるってことだよ。は、ぁ……今のあんた、すごくイイ顔してるよ……ん、ふぁんっ、んん……オタル、ぅ、はぁ……もうちょっと好きに、動いてもいい頃合いだよ」
二人の姿を見ながら自慰を続けるヤマメを見てオタルの体が少し反応する。
リグルの目にもオタルの目にも、今のヤマメの姿や表情は非常に淫らなものに映り、彼女の動きを見ているだけでも体が疼いてしまいそうになる。
そしてそれは快楽への欲求となって二人の体をより熱くさせる。

「は、はいっ……ん、は、はぁっ……僕も、そう思っていたところで……っふぅ、はぁ……リグル、ふぅ……もうちょっと、早く動いても、いいかな……?」
「ふぁ、んん……うん、ぁあんっ……い、いいよ……もっと、うごいても、ぉ……んうぁあんっ……ふ、ぅう……うごいてぇっ、ああっ……!」
リグルの返事に深く頷いて、オタルはそれまでの気遣いのある動きから自分の思うような感じで腰を少し早く動かした。
その動きの変化は膣内のペニスを通してリグルにも敏感に伝わり、壁を擦る感触に思わず上ずった甘い声が漏れる。

「ひぁあっ……! あ、はぁあっ! うっ、ふぅうっ……んああっ、なか、がぁっ……ああんっ、へんなのぉっ……! ひぅう、ふぅう……はぁ、はぁ……おかしく、なっちゃうよぉっ……ぁ、ああっ……!」
痛みはもう過ぎ去り、後に残ったのは体の奥から沸き上がってくる甘く疼くような不思議な感覚。
それまでの十分な愛撫によって体中が敏感になっているリグルにとって、今の体の中に満ちては引いてを繰り返す熱い感触と刺激は、その不思議な感覚を強く揺さぶる体の震えてしまいそうな刺激。

壁を擦る感触も、奥の子宮の辺りを小突く感触も、抜き差しされる感触もその全てが熱くて甘い疼きを伴う感覚に変わっていく。
それは間違いなく快楽を感じ始めている証拠でもあるが、それがまだ理解しきれていないリグルは以前ヤマメと初めて出逢った頃の愛撫と絶頂を思い出して、軽い恐怖のようなものを感じていた。
体の中をどこまでも昇っていくような刺激の波がいつまでも続いていて、そこから降りられなくなってしまうのではないかと錯覚するような感じ。
全身を包む刺激はオタルが動くほど大きくなっていき、まさにその時と同じような感覚が迫ってくる。

「はぁっ、ぁ、ぁあっ! ぁうぅうっ……ん、んんっ、ふぅ、ふぅうっ……! んぁあっ、ぁ、あぁ、ああっ!」
「はぁ、はっ、はぁっ……リグルっ、僕もう出そうだっ……! このまま、中に出すよっ……うう、くぅっ、はぁ、ふぅ……」
その言葉の意味は頭の中では解っていても体が言う事を聞かない。
今のリグルは身に迫る快楽と生物としての本能の間で激しく揺れ、揺れ動くままに流されている。
オタルの動きに合わせて体が動くも、それが自分の意識なのか勝手に動いているのかも分らない程。
そしてリグルは込み上げてくる大きなものを感じながら、オタルの言葉を肯定するように何度も頷いていた。

「はぁ、ふぅっ、ああっ! う、うんっ……っくぅ、はぁ、うんっ、ぃいよっ……だしてぇ……! っくぁあっ! だして、いいからぁあっ……! ぁあっ、はぁあっ、ぁああんっ!」
「リグルっ……! くっ、ぅうっ……はぁ、はぁっ……じゃあ、いくよっ……! っくぅう、ぅぁあっ!」
そして自身の中に感じるものが大きく弾けようとした瞬間、同時にオタルの欲望も中で大きく弾けた。
その瞬間、自分の内側に熱の奔流のようなものが勢い良く流れ込んでくるのを感じて、リグルは大きな声を上げていた。

「ひぁああっ、ぁああ、あああんぁあっ! ふぅうっ、んぅうううっ……はぁっ、ぁぁああっ! ぁっ、あぁあっ、あ、ぁ……」
込み上げてくるものは弾け、内側でも熱は弾け、ふたつ同時に弾けた感覚がリグルの中を瞬く間に駆け巡っていく。
その衝撃にリグルは全身を震わせ、子宮を熱く満たしていく精液の感触に心を震わせる。
それは快楽への欲求と雌としての本能が合わさったもの。ふたつの感情が混ざり、大きな波となって駆けていく。

「はぁ、はぁっ……ぁ、ああっ……は、ふぅっ……ん、ぅうっ……んんっく、ぅふう……」
「はぁ、ふぅ……ふぅふぅ……ん、はぁ……はぁ……」
呼吸は乱れに乱れ、背中に折れ重なるように寄り掛かってくるオタルの体重と体の熱に、リグルは熱い息を吐く。
オタルの呼吸も荒く、何度も息を吐きながらリグルの体を強く抱き締めていた。

「はぁ、ふぅ……ん、っく……ふぅ、おたるぅ……ふぅ、なか、熱いよう……ふぁ、ぁん……」
「リグル……っく、ふぅ……ふぅ、ふぅ……リグルの中、すごく気持ちよかったよ……ふぅ、ふふ……」
繋がったままでオタルはリグルに声を掛け、髪の毛を軽く撫でると一度リグルの膣内からペニスを引き抜く。
すると引き抜かれた後からまるで洪水のように大量の精液が溢れ出し、ぼたぼたとこぼれ落ちた精液がリグルの足元を濡らした。
それを見たリグルは自分の中にどれ程の量の精液を流し込まれたのかを改めて実感して、苦笑にも近い何ともいえない笑みを浮かべる。

「もう……さっきあんなに出したのに……ふぅ、んん……」
「質より数で勝負だから」
それは当たらないものものも数撃てば当たるということなのだろうかと、リグルは小さく吹き出し、オタルもそれに続いて笑った。

「ふふ……ねぇリグル、んふぅ……初めての感想は、どうだった……?」
「はぁ、ふぅ……気持ちよかった、のかな……? うん、よかったかな……すぅ、ふぅ……うん、よかったとおもう……」
自らに言い聞かせるように何度も小さく頷きながら、リグルは笑みを浮かべる。
初めての痛みもあったが、それ以上に確かに体は色々なものを感じていたのだ。
それが感じられただけでもリグルにとっては収穫で、ヤマメの言葉の通りだったのかもしれないと頷きながらもう一度深呼吸をした。

「良かった……ふぅ……君に気持ち良くなってもらえたのなら、僕が来たかいもあったよ……」
リグルの反応を見てオタルも少しだけほっとしたような表情で笑みを浮かべる。
オタルの体はまだまだ物足りないのか欲の熱が残っていて、リグルの体に触れては腰や尻を撫でている。
オタルの手の動きに苦笑とも喘ぎとも言えない声を漏らした。

そんな二人の様子を眺めながらすぐ近くでヤマメが自慰を続けていて、触れ合っている最中にその事に気が付いた二人はそちらに目を向けた。

「ぁあ、はぁっ……ん、くぅ……んぅう、ぁ、ぁあんっ……! ん、んん……はぁっ、はぁ……」
二人の目が向いてもお構いなしに自慰を続け、やがて体を慰めてたヤマメが甘い声を上げて二人の見ている前で絶頂に達する。
そして絶頂直後の蕩けた目が二人に向けられた。その目は快楽に微かに潤み、これ以上ない程の興奮で淫らな色を映していた。

「ヤマメ……ふぅ、ん……さすがにちょっと、目の前でそんな……」
リグルが少しばかり呆れたような表情で言うが、当のヤマメはすっかり出来上がってしまっているのか、リグルの言葉を聞いても蕩けた笑みを浮かべるばかり。

「ヤマメだって我慢できてないじゃない……って、うぁ……!?」
そんな姿に向かってリグルが何かを言おうとした瞬間、突然ヤマメがオタルを押しのけてリグルに抱き着いてきたのだ。
驚いてヤマメの顔を見ると、非常に扇情的で妖艶な笑みを浮かべていて、リグルと目が合ったヤマメは彼女の首筋に舌を這わせながら蕩けるような甘い声で囁いた。

「はぁ、んん……ふふふ、私も、あんな姿見せられたらもう我慢出来ないよ……私も混ぜておくれよぉ……」
聞いていて思わず背中がぞくりとする様な猫撫で声で囁かれ、リグルは思わず変な声を上げながら反射的に小さく頷いていた。
その返事に満足そうな笑みを浮かべ、ヤマメはリグルの体を抱き締めたまま入れ替わるように自分の体を下にして、リグルを自分の上に乗せると後ろの方で驚きと興奮に満ちた表情浮かべているオタルに微笑みかけた。

「ほぉら、オタル、何ぼぅっとしてるんだい? 飢えた雌が二匹、あんたの事を待ってるんだからさぁ……こっちにおいでよ」
そう言って手招きするヤマメの表情は、快楽と交尾に飢えた雌の表情そのもの。
リグルの表情にもそれは表れていて、ヤマメの言葉に頷くようにオタルのことを待っている。
そんな二人の周りには雄を惹き寄せるに十二分な濃厚な雌のフェロモンが漂っていて、オタルはその匂いに引き寄せられるようにふらふらと二人の間に入っていく。
その視線はふたつのいやらしく光る性器に向けられ、体は雄の本能の赴くままに動いていく。

「ふふ、おいでよほら……どっちから味わったっていいんだ。ん……先にリグルとしたんだし、次は私だろう……?」
「ヤマメずるいっ……そんな言い方したら、ヤマメの方にいっちゃうじゃないか、うう……私だってほら、オタルのこと待ってるんだからぁ……」
「こういうのはね、誘ったもん勝ちだよリグル。さ、ほら……私の体を召し上がれな」
淫らな表情を浮かべながら、お互いの性器を見せ合うように広げている。その姿を見てオタルはより興奮を高め、自身の欲望を硬くさせた。

「はぁ、はぁ……選べって言っても、こんなに魅力的なモノ、選べないっ……!」
欲望にまみれた目を二人に向けながら強くそう言うと、オタルは我慢できないとばかりに二人に近付き、どちらの膣内に挿入するでもなくその間を取る行動に出た。
リグルとヤマメの二人の間、ふたつの敏感なクリトリスの間に自身のペニスを押し込み、そこで擦るように動き出したのだ。

「ええっ……!? そ、そこぉっ? ん、んぁあっ、ふぁああっ!」
「んっくぅ……ふぁっ、あはっ……ふたついっぺんに、ぁあっ……味わおう、だなんて……ひぁっ……贅沢だねぇっ……! ん、ぁああっ!」
「っくぅ……だって、はぁ、選べないんだから、ふぅっ、仕方ないよっ……!」
そう言いながらオタルは腰を動かし、二人の間で激しく欲望を擦り付ける。
その刺激と熱い想いはリグルとヤマメにも届き、敏感な部分を刺激されて体は快楽を甘受し、喉からは嬌声が溢れ出して止まらない。
どちらの声もオタルの耳に甘く響き、性に飢えた雄の感情を大いに刺激する。
そして体の動くまま、求めるままに二人に欲望をぶつけていく。

「はぁ、ぁあんっ……! ん、んんっ、ふぁああっ! これ、あついっ……熱いよぉっ……! あ、ぁはあっ、んぁあっ!」
「ひゃぁっ、ああっ! んふふっ……っくぅ、熱いねっ……くぁっ、雄の欲望に……ふぅ、ああっ! 犯されちゃいそうだよっ……! ん、はぁあっ、ふぅ、ああっ!」
「はぁっ、ふぅっ……二人だって、もうすごく感じてるじゃないかっ! っくぅ……もっと感じてほしいっ! もっと、エッチな姿を見せて欲しいんだっ!」
「はぁっ、ふぅ……あははっ、ぁああんっ……! 言うように、ひぁっ……なったじゃないかっ……ぁあっ、なら……もっと、楽しませておくれよっ……? ふぁ、はぁあんっ!」
リグルもヤマメもお互いに体は絶頂を味わった後で非常に敏感になっていて、クリトリスへの刺激だけでも大きく弾けてしまいそうな強い快楽を味わっていた。
オタルも同様であり、こちらは吐き出し足りない欲望をぶつけたくて仕方ない状態で、二人の淫らな声の求めるままに腰を動かし続けた。
膣内へと精液を吐き出したい欲望は、二人を同時に犯したいという贅沢な欲望の熱となり、オタルの動きを加速させていく。

「はぁ、はぁっ、ああっ……! ん、ふぁあっ、ああっ、ひぁあっ、ぁあんっ! もっと、もっとほしいっ……ふぁあっ、熱いの、もっとぉっ……! はぁあっ、あああっ!」
「ん、くぁあっ……はぁっ、ひぁあっ! 私もっ……もっと、熱いの、欲しいよっ……あついの、ぶっかけておくれれよぉっ……! ああっ、んぁああっ!」
そしてリグルとヤマメも内側に感じたい熱を感じられない分、より淫らな想いを伴って快楽を味わう為に腰をくねらせ、押し付け、クリトリスを熱に擦り付ける。
その姿は極めて扇情的で、こんな二人の間に入ってしまえば誰でも自らの欲望を押さえる事など出来そうにない。
オタルはその典型のような反応で、自らの身体の求めるままに動いていた。

オタルが動けば動くほど反応は返り、ふたつの甘い声が部屋中に響く。
ひとつは成熟した大人の喘ぎ。もうひとつは幼さを残した少女の喘ぎ。
そのどちらもがこの上なく魅力的な香りを放ち、快楽に喘ぎながらオタルの次の動きを誘っている。

「んはぁあっ、ああんっ! ん、んんっ……はぁ、はぁっ、ぁああっ……! きてぇ、もっと、もっとぉ……っんあ、ああっ!」
「オタルっ……んっくぅうっ、そうだよっ……その調子でもっとっ……! ぁああっ! んぁああっ、ふぅうう……っく、ぁああんっ!」
「はっ、はぁっ……ふぅ、っふう……僕、もうっ……っ、また出そうだよっ……! っふう、ううっ……!」
三者三様に喘ぎ、絶頂に向かう波を感じながら止まることなくその瞬間へと近付いていく。
目元は潤み、体は全身に響く快感に強く震え、擦れ合う敏感な部位は止まらない摩擦と刺激で赤く熱くなっている。

「はぁっ、ああっ! おまめ、こすれてぇっ……んぁああっ、ふぅう、んぁううっ……! もう、いっちゃいそうっ……ぁあ、あああっ!」
「私だよリグルっ……私、もう……っくぁあっ、んはぁっ! ん、んん……一緒に、いこうじゃないかっ……ん、ちゅむぅ、んふぅっ……! ん、んんっ……ぅん、ちゅぅ、じゅぅ……ぁあんっ!」
「ぅ、うんっ……! いっしょにぃっ……ん、ちゅぅっ、はぁっ……! んちゅ、ちゅぅうっ、ぷぁあっ……ぁあ、あんっ、んふぁあっ!」
お互いに絶頂が近付いてきているのを感じ、リグルとヤマメは抱き合ってキスをしながら体を擦り合わせる。
すると下半身から伝わってくる快楽と合わさるように、二人の乳首が擦れ合ってより一層甘い刺激となって広がっていく。
体中は敏感になり、上下の刺激が合わさって体の中を上っていく絶頂への波は勢いを増し、その瞬間の訪れを二人にも間近に感じさせた。
オタルの体の震えも強くもう限界が近いのか、荒い息遣いの中で一心不乱に腰を振り続け、射精の瞬間まで止まりそうにない。

そして三人の快楽の波が限界を超えた時、それは大きな波となって体中に広がっていった。

「ぁあっ、あっ、んふぅっ……! んぁあっ、ふぁあっ! んんふぅっ……も、もう、きちゃぁっ……! ぁ、ああっ! はぁあっ! んんぁあっ! ぁああっ、ぁぁあっ!」
「私もだよリグルっ……! 私も、も……っくぅうっ、いくぅううっ……! んぁああっ、ひぁああぁはあっ! っくぅうっ、ぁあぁああっ!」
絶頂の瞬間、二人の甲高い声が重なり、それに微かに遅れて大きな震えと共にオタルにもその波がやってきた。

「っくぅう……! 僕も、もう……い、くよっ……うっ! ううぁあっ!」
僅かに苦しそうな表情を浮かべ、その次の瞬間オタルは呻き声と共に、二人の間に熱い欲望の塊を吐き出した。
熱く滾る肉棒の先より勢い良く吐き出された精液は、白濁した奔流となってリグルとヤマメの肌の上を白く塗り潰していき、二人の嬌声がそこに重なって最上の艷を演出する。
オタルの体が震え、まるで心臓の鼓動のような感覚でどくんどくんと精液を吐き出し続けけ、それは数十秒ほど続いてようやく収まった。

「はぁ、はぁっ……んっくぅ……う、ふぅっ……は、はぁはぁ……うぅ……ぁ、なかも、そともあっついよぅ……ん、ふぁ……」
先程たっぷりと膣内に出された精液の感触と、体中にまとわり付く大量の精液の熱が合わさり、リグルは目に涙を浮かべたままうわ言のように呟く。

「はぁ、ふぅ……んふふ、私もさ……んふぅ……私も、体中が熱くてたまらないよリグル……」
「はぁ、ん、ふぅ……ヤマメも、なの……? わたし、あついよ……ん、ぁ……やまめぇ」
「ああ、そんなに甘えちゃってまぁ……ふふ、あんたは、ほんとうに可愛いねぇ……ん」
熱に浮かされたような表情で甘えてくるリグルの体はまだ絶頂の余韻に震えていて、そんなリグルの表情と様子を見てヤマメは微笑みを浮かべながらリグルの体を抱き締めた。
ヤマメの体の感触と体温を感じて、リグルも手を伸ばして抱き返す。
そうして抱き合いながら、二人は体に残る心地良い快楽の余韻を時味わっていた。

ヤマメの体にもリグルと同様にオタルの吐き出した精液が大量に掛かっていて、抱き合った際にそれがリグルの体に擦れて塗り広げられるように広がっていく。
そのぬめりを帯びた感触がまた何ともいえない快感を生み、二人は喉から甘い声を漏らす。
そしてお互いに見詰め合うと、小さく笑みを浮かべながら軽く唇を重ねた。
そんな二人の様子を見て、オタルは何か神秘的なものでも見る様な視線を二人に向けながら息を整える様に何度も深呼吸をしている。
しかしその目には未だに情欲の火が強く燻っていて、ちょっとの刺激があればまたすぐにでも燃え始めそうな雰囲気をたたえていた。

そうして息を整える小休止の時間を挟んだ後、呼吸が落ち着いてきたところでオタルが二人に声を掛けた。

「ふぅ……ん、次はどうしようか?」
「そうだねぇ……リグルはどうしたい? これはリグルの為でもあるんだ。あんたが選びなよ」
「私が……? そうだなぁ……どうしようかなぁ……」
そう言って首を傾げながらしばらく考えこむ様な仕草の後、顔を上げたリグルの目には雄を誘う確かな雌の色が浮かんでいた。
そしてオタルに体を近付け、その唇に軽く自分の唇を重ねながらリグルは誘うような仕草と共に望みを口にした。

「ん、ふぅ……私、もうちょっと欲しいな……? オタルの熱いの、また中にほしいな……?」
「おやおや、すっかり色気付いちゃって……ふふ、でも私もそうかもねぇ……私も体が火がついたみたいに熱いんだ……ねえ、オタル……あんたの精子でこの熱を鎮めておくれ?」
「ん、っく……」
オタルを見る二人の妖しげな視線と求める言葉を受け、オタルは唾を飲み込むように喉を動かし、体を反応させる。

その胸はリグルのキスの後で強い興奮に浅く早く上下し、下半身では小さくなりかけていた雄の証が再び熱を取り戻していく
その様子にリグルとヤマメは口元ににやりとした笑みを浮かべ、ここぞとばかりにオタルに体を擦り付ける。
その仕草はまるで自分のものだという自己主張のようでもあって、オタルは体を面白いように反応させた。

「ねぇ、今度は私からしておくれよ?」
「ずるいよぉ……私が先なんだから。ヤマメも言ったじゃないかぁ……ね、そうだよねオタル?」
「ううん……どっちにしようかなぁ?」
軽く舌なめずりしてどちらを選ぼうか迷うオタルの体に触れ、ヤマメが誘うような仕草を見せると今度はリグルがオタルの肌に触れて上目遣いに誘う。

「ほらぁオタル、私が先だろう?」
「ね、私が先だよね?」
ヤマメが誘うと負けじとリグルも誘惑し、ふたつの蠱惑的な表情と瞳がオタルを見詰める。
そこには発情しきった雌の匂いが漂い、オタルの体は否応なしに反応する。

「だからね……私とエッチなことして?」
「だからさ……私と交尾しておくれよ?」
そして二匹の濃厚な雌の香りと誘惑を受け、引き寄せられるようにオタルの体が両者の肌に触れた。








                          終わり
久しぶりの短編もの。といっても実質続編だけど
東方の短編ものとしては最後に書いたのがアリスとルーミアの話だからもう一年前か…
内容としては前書きや中身の通り、随分前に書いた作品の続きでリグルが男を知る話
この話の中ではリグルもヤマメも雌なのでふたなりとかはなしにするとモブ男の登場も致し方なく
最初は続きを入れる予定はなかったけど、何だか唐突にあの後の事が書きたくなってきて今に至る
ちなみにモブくんの名前は蛍→ほたる→オタルという安直さ

次に書きたいものの候補はいくつかあるけど、もうちょっと早く上げられたらいいなと思いつつ今回はこの辺りで
つつじー
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
リグルかわいい
2.名前が無い程度の能力削除
ヤマメにすっかりしつけられたリグルちゃんエロい。
オタルがちょっと大人しくて若干やきもきしました。もっと性欲を前面に出してもいいのよ。
3.名前が無い程度の能力削除
エロかったです。
ヤマメとの関係も書かれているので、単品としても読めますね。素晴らしいです。
濃厚な3Pをどうもでした。
4.名前が無い程度の能力削除
オリキャラとりぐるんがいっちょいちょしてる時のヤマメさんの行為を思うと、きゅんきゅんしました。