真・東方夜伽話

非モテ集団がヤマメと衣玖に搾られる話<ヤマメ編>

2013/05/10 09:30:37
最終更新
サイズ
24.37KB
閲覧数
1959

分類タグ

非モテ集団がヤマメと衣玖に搾られる話<ヤマメ編>

ごはん好き

※今回はヤマメ編、となっております。衣玖のネチョは今回はありませんのでご了承ください。
※いわゆる「前編」ですが、まだ後編投稿の目処はたっていません。「後編もできてないのに投稿するな」と仰る方が多ければいったん消し、また後編ができてから同時に投稿致します。
※このお話では、キスメと天子はすでに恋人同士です。ご了承ください。


 以上のことを了承して下さる方は、本編をどうぞ。暇つぶしくらいにはなれれば幸いです。





















 地底に出入りしている不良の天人がいるらしい。
 その噂が、人里に広まったのはいつからだったろう。はっきりとは分からないが、それほど前のことではない。なにせ澄みきった色の長くて青い髪、帽子には桃。不遜な態度で歩き回り、何者かと問われれば何の隠し立てもなく天人だと言い放つ。ここ最近では天気予報めいたことを言い始めたらしく、しかもそれが必ず当たる、と来ている。ただでさえ人目を引く容姿であるのに、行いも突飛。そんな少女のことは、当然のことながら瞬く間に噂になり、人の口に上った。




 しかし、どんな質問にもない胸を反らし、無意味に得意げに語りたがるこの少女は、なぜか地上に来る目的だけは語ろうとしなかった。気になった里人がそれに言及すると、少女はこの時ばかりは目を泳がせ、心なしか顔をうっすら赤くして「ど、どうでもいいじゃない、そんなこと」と歯切れ悪く答えるだけ。
しかし、人の口に戸は立てられない。壁に耳あり、障子に目あり。ほどなくして、少女が地底の方に行くのを見た里人が、ちらほらと現れだした。人気のない山の中へ少女が入っていくのを見た、あの先は旧地獄の入り口しかないはずだ―――と、いうわけである。



 人気のない場所に、可憐な少女が一人、自分からやってくる。



 ……こういう言い方をすれば、いかがわしい妄想をかきたてられる人は少なくともいるだろう。具体的にはこの話の作者とかである。
 そしてそれを、実行に移している者がいた。



「なあ、ほんとにここに来るのか?」
「さっきから気配も感じねえけど……。」
「間違ってんじゃねえのか?」
「大丈夫だ、俺の情報に狂いはない。先日ここに来たのを、確かに見た」
「そうか、なら大丈夫だな」


 やぶの中でこんな会話を繰り広げているのは、里人の間でもお馬鹿で通っている5人組。これから天人を襲おうというのに、えらく暢気に会話している。そのうち一人の手には媚薬の瓶があり、「まあ天人だろうが媚薬でも嗅がせりゃ余裕で襲えるんじゃね?」という浅はか極まりない思考がありありと見て取れた。天人や妖怪のことを知りもしない割に「女ならいいか」と考えているあたり、ある意味羨ましい思考回路である。
 そんなのんきな思考のまま、地底の入り口をくぐる5人。
「へへへ、この媚薬さえあれば、天人だろうが余裕でイチコロだな……。」
「そうなのか」
「一番強力な奴だろ? 男にも妖怪にも効くってんだから、ほんとに永琳先生はすげえな……。」
「男はいらなかったけどな……。……『どんな奴にも効くように』って言ったらこうなってやがった。」
「永琳先生騙したんだろ? 大丈夫か?」
「黙ってりゃばれりゃしねぇって。大丈夫だよ。」
 ……聞いてもいないのにいろいろわざわざ口に出してしまうあたり、やはりこの5人、いまいち頭はよくない。
 
 



 月の頭脳たる永琳は、5人の目的も、媚薬を男に使わないことも最初から見通していた。当然、女性にのみ効く媚薬を作ることなど朝飯前である。それを分かっていて、そして5人のこれからの運命も予想した上で、あえて「男にも効く」物を調合したのだ。




 彼らは永琳の予想のことなど、考えたこともないのだろう。なぜなら、こうして声を発していること自体、妖怪に気づいてくださいと言っているようなものだということにも、誰も気づいていないのだから。
 そしてこの言動のせいで、今から後悔することになるとも、この5人のうちの誰1人、考えていないのだから。
 ぎらり、と闇の中に目が輝く。
 そして彼らの後ろからも、近づいてくる影があった。
 彼らの運命も、もう長くない。


 入っていくうちに、どんどん暗くなる地底に、少しずつ不安になる5人だったが、それでも前に進む。
 すると、

「「う、うわぁああああ!」」
 一番前を行っていた2人が、突如悲鳴を上げた。

「な、なんだ、どうした!」
「きゅ、急に、なんだこりゃ、糸? う、うおぉおお!?」
「だ、駄目だ、み、身動きが、う、うわああぁぁ―――――――……。」

 それっきり、2人の声は聞こえなくなった。
「…………。」
 数瞬顔を見合わせて、3人はようやく、事態の重さに気づく。
「「「ひ、ひえええええぇぇえぇぇぇええええっ!」」」
 悲鳴を上げて逃げ出そうとする3人の後ろから、声。




「……仲間を置いて逃げるのは、感心しませんよ?」



 と同時に3人の体に布のようなものが巻きつき、暗い地底に一瞬だけ閃光が奔った。
「「「ぎゃああああああああああ!」」」
 その途端、3人の悲鳴が地底に響く。地面に倒れ伏し、ぴくぴく、と痙攣して動かない3人を尻目に、天井から声が響いた。
「お、あんたも来てたのかい。久しぶりだね、永江衣玖。」
 その声に、男たちの背後から答えがあった。
「ええ、お久しぶりです。黒谷ヤマメさん。総領娘様は、お元気ですか?」
「ちょっと待って。よっ………と。」
 天井から2人の男を糸でぶら下げ、自身も天井に張り付いていたヤマメは、反転しつつ衣玖の目の前に着地し、質問に答える。
「おお、あの娘なら、毎日キスメとよろしくやってるよ。こっちが淋しくなるくらいのべたべたぶりさ。」
 自分の高圧電流で仕留めた3人など目もくれず、衣玖も答える。
「でしょうね。総領娘様も最近は地底に入り浸りですから。こちらも、少し淋しいです。」
「だろうね。まあでも、居場所を見つける、ってのはそういうことだね。見守ってやんないと。しっかし……」
 そこまで喋ってから、ヤマメはようやく5人に目を向ける。
「こいつらも運がいいねえ。いつも通りキスメがここに居たら、天子を襲うって聞いた瞬間に首切り取ってたろうし。」
 足先で軽くつついても、起きる気配が全くない。5人とも完全に気絶していた。

「でも、この方たち、放っておくわけにもいきませんよね? どうします?」
 衣玖のこの質問に対し、考えを巡らせるヤマメ。

「天子たちに伝えるわけには……。」
「聞いた瞬間この方たちはキスメさんに殺されるでしょうね。」

「さとりに引き渡すわけには……。」
「地霊殿に着く前にキスメさんに見つかるかと。」

「このまま帰すと…。」
「薬は本物ですし、総領娘様が危険にさらされる可能性は、ゼロではありません。それは困ります。」

「と、なると……。」
「と、なれば……。」



 二人は男たちに目をやってから、やがて向き合い、にや、と艶のある笑顔になった。


「こいつらの精を残らず吸い取って、二度とこんな気が起こらないようにしてやるしかないね。」
「この方たちの精を全て絞り出し、二度とこのようなことを起こさないようにしてもらうしかありませんね。」
 そして二人は、糸と羽衣で五人を持ち上げ、肩を並べて歩いていく。
 深い深い地底の奥へ、奥へと。




「ん……ぅん……。」
「お目覚めですか?」
「あ、あぁ……ってなんだこりゃ!?」
 男は、自分の目を疑った。…もっとも、目の前には二人の美女と、糸と羽衣で手足を縛られ、それ以外の衣服をすべて剥ぎ取られた仲間の姿があったのだから、まあ仕方のないことと言える。


「お、おいお前ら、なんで裸で縛り上げられ、……っ!? く、くそっ、この! この!」
 動こうとして、自分もそうなっていることにようやく気づいたらしい。暴れるが、男を縛り上げている糸と羽衣はびくともしない。むしろ暴れれば暴れるほどに絡みついてくるようで、ぞっとした男は抵抗をやめた。代わりに、
「そ、そこの女2人、気をつけろ! ここらにゃ妖怪がいるぞ! 俺たちを助けてくれ、それから一緒にここを出よう!」
 と、とんちんかんなことを言う。どうやらまだ、目の前の2人がその妖怪であることに気づいていないらしい。ただの少女が、こんなところまで来れるはずはないのに。残りの4人も、そんなことは微塵も考えていないようだ。「そうだそうだ!」だの「助けてくれ~!」だのと口々にヤマメと衣玖に訴えかけてくる。5人組のあまりのお馬鹿さ加減に、ヤマメと衣玖は男たちから目を背け、つい噴き出してしまう。


「ぶふっ! あはは、あははははは! あははははは! これは傑作! この人たち、まだ気づいてないとはね!」
「ふふ、ええ、そうですね。信じていただけないかもとは思っていましたが、まさかまだ気づいていらっしゃらないなんて、ふふ、ふふふふふふふ……。」


 さもおかしそうに笑う少女2人に、男たちは怪訝な顔立ちになる。
「お、おい、あんたら、何がそんなにおかしいんだ? 早く助けてくれ、俺たちを襲った恐ろしい妖怪どもが、今もこの辺に………。」
「まだ分からないの?」
 男の声を遮り、ヤマメがにやっ、と笑い、振り返る。その指には、絡み付く無数の蜘蛛の糸。
「はっきり言わないと、伝わらないようですね。」
 衣玖も振り返る。その手には羽衣、そしてバチバチと閃光を放つ電撃。



「え? え? ま、まさか……。」
 二人の手にある物と、自分たちを縛り上げている物を、ゆっくりと見比べる五人。そうしてやっと、5人の顔が青ざめ始めた。ひきつっていくその顔をじっくり眺めてから、ヤマメは妖しい笑みを浮かべ、答える。


「そう、その、まさか。その恐ろし~い妖怪っていうのは、……わ た し た ち。」


 優しい笑顔の衣玖が、それに続く。
「私たちの大切な人に危害を加える気を起こさせないよう、ちょっとだけ、お仕置きさせてもらいます。……あなた方の、ここが、」
 羽衣が、さわさわと焦らすように1人の玉にソフトタッチし、糸がその足を開かせる。
「ぁ……っあ、あぁ……っ!」
 たったそれだけで、男は何とも言えない快感に苛まれる。「男」を知っている触り方だった。身を捩るも、縛り上げられた体では腰をひくひくと動かすのが精一杯だった。
「空になるまで、絞りつくして差し上げますわ……。」
 甘い、しかし底冷えのするその声に、男は快感と恐怖の混じった感覚に打ち震える。その間も、さわさわとじれったい距離を保つ羽衣が、いいように男を弄ぶ。
「どうしたのですか……? 天の使いの羽衣で精巣を弄ばれて、そんなに気持ちいいのですか……?  こんなに陰茎を逆立たせて、いやらしい殿方ですね………。 いやらしいお方には、お仕置きが必要ですね…………。」
「あ、あぁ、っ、うぐぁ、あぁ……っ!」
「はい、おあずけです。」
 衣玖の声とともに、すっ、とその男の前から衣玖の羽衣が離れる。焦らすだけ焦らして、そっけなく離れる。気持ちよくなってきた、といったところで、何の前触れもなく行為は中断された。
「……っ!? ど、どうして、」
「お仕置き、と言ったじゃないですか。」
「ど、どういう……。」
 男の疑問に、横からヤマメが答えた。
「まさかあんた、私たちが何も知らないとでも思ってたんじゃないでしょうね。ほら、これ。この媚薬持ってたのはあんただし、主犯はあんたなんだろ? だからさあ、」
 言いつつ、ヤマメはとろけそうな笑顔になる。妖艶な笑みで男の前に近づき、そして男に体を預け、耳元で囁くように言った。
 



「………そんな奴を望むまま気持ちよくしてあげるほど……私たちは、甘くないよ……?……っと」
「ふぁあ!?」


 ヤマメは男の局部に手をやり、すこしだけ弄って、すぐに手を放す。たったそれだけで、男の陰茎は天に反り返っていた。男に抱き着いたままのヤマメはその様子に目をやって、とてもおかしそうに笑った。

「あははは、健気だねぇ。たったこれだけでささやかなおちんちん、頑張って固くしちゃってさ。もっともっと、気持ちよくなりたいよねぇ? でも、そうしてあげない。あんたは溜めて、溜めて、溜めてから……。空っぽになるまで情けないくらいびゅーびゅーさせてあげるから、それまで、お仲間の情けない姿を、指をくわえて見ているといいさ。」


 手足を絡めるように、獲物を捕らえる蜘蛛のように抱き着いていたヤマメの体が、先ほどの衣玖の羽衣のように、呆気ないほどするりと離れる。ついさっきまで弄ばれていたのに、そっけなく離れる。もっと気持ちよくなりたいのに、淫靡なぬくもりが消えていく。


「じゃ、変態の頭目は置いといて、行こっか、衣玖。」
「ええ、同伴の方のところで、楽しく遊びましょう。ヤマメさん。」
 二人の姿が、遠ざかっていく。
「ま、待て、……イかせて、くれ……。」
 やっと絞り出したその言葉は、しかし、離れていく二人の耳には届かなかった。




 そしてヤマメと衣玖は、残りの4人の前に立つ。
「……衣玖、そっちの二人は任せたよ。 くく、楽しいねえ……。」
「ふふ、そうですね。そちらの二人は、ヤマメさんにお任せします。ふふふふ……。」
 うねうねと動く羽衣に、際限なく出てくる粘性のある糸。そして何よりも二人の上気した淫靡な笑顔に、狙いを定められた4人はぞくりとした。
「ひ、ひぃい……。」とか「や、やめろ、来るなぁ!」と喚く4人。しかしもうどうしようもない。
「この媚薬、男にも効くって、さっき言ってたよねぇ……?」
「この媚薬、殿方にも効くと、仰っていましたね……?」
 彼らに救いはない。
なぜなら旧とはいえ、ここは地獄。ここで天女の羽衣が彼らを救うはずはなく、天国への蜘蛛の糸など、切れるのが当たり前なのだ。




「くぁ……うっ、あ、あぁ……っ」
「がっ、ぐぅあ、いた、いたたたた!?」
 無理やり媚薬をかがされた4人の股間は、一分と経たずに大きく、真っ赤に膨れ上がっていた。
「とても固くなってますね。流石は永琳先生。」
「ふ、あ、あぁああ、っ!?」
 つんつん、と衣玖につつかれ、
「それだけじゃないよ、とっても熱い。こりゃ相当滾ってるね。」
「い、いぎぃいああぁっ!?」
 にぎにぎとヤマメに握られ、それだけで射精感がこみ上げ、情けない声を上げる男たち。「もう出そうなのかい? でもまだ、だめだね。本番はこれからなんだから、もっともっと我慢してよね? じゃ、そろそろはじめようか。」



 先に動いたのはヤマメだった。目の前の男の陰茎を口に含み、もう一人の男のそれを手で激しく扱く。永琳印の媚薬で既に限界寸前の男二人を、容赦なく攻め立てる。
「ぐぁ、あぁぁああ!」
「お、出る出る? 射精しちゃう? いつでもいいけど、ちょっと早すぎない?もうちょっとくらい、頑張ってほしいんだけどなあ。」
「無理、で、すぅううあぁあっ!」
「こっちも、げんか、あ、ぅ、ぐぅ、あぁっ!」
「んむぅ!? んぅ、んむっ、あむっ、れる、けほっ、けほっ!」
 男たちの腰はがくがくと動いて、ヤマメの喉奥深くを突こうとし、溢れる我慢汁で手を湿らせていく。流石にヤマメも、この腰の痙攣には反応できなかった。手を汚し、喉を突かれ、咳き込む。男たちにしてみれば、ヤマメに一矢報いた形になる。


 しかしそれが、ヤマメの嗜虐心に火をつけてしまった。
「けほ、けほ、……あーあー、やってくれるねえ、あんたたち。私の手、我慢汁でこんなに汚れちゃったよ。好き放題、喉も突いてくれちゃってさあ。」
 ヤマメの目が、ギラリと輝く。
「ち、違うんだ、あっ、気持ち、良すぎて、こ、腰が、勝手にぃい!」
「が、我慢汁を、我慢できるわけ、ないだろうっ!?」
 男たちの主張はもっともだったが、


「問答無用。……もう容赦しないからね。」


 ぴしゃり、とヤマメは反論を拒否した。そして手と口の動きを速くする。


「う、ぅあぁあああっ!? 熱、熱いっ!?」
「ち、チンコが爆発するぅぅああぁぁ!」


 攻め方も先ほどより格段にいやらしい。親指で裏筋をコリコリといじり、人差し指で尿道の入り口をカリカリと攻める。逆の手で玉まで揉みしだいていた。口の方も、舌で亀頭、竿、カリ、裏筋、満遍なく攻めていく。その動きはとにかく早く、まるで男性器全体が同時に舐められているかのようだ。ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!と我慢汁と唾液の入り混じった音が聞こえる。


「あむ、んっ、んんぅ、ほら、出したいんでしょ? たくさんびゅーびゅーしたいんでしょ? 私の喉を犯してくれたからには、たくさん出るんでしょ? ぱんぱんに張った玉も舐めてあげるし、爪で尿道もこすってあげるから、ほら、イけ、イけ、イっちゃえっ……!」


 ヤマメの爪が尿道口と裏筋をつつき、舌が玉から裏筋までを長く一舐めする。その瞬間、男たちの竿がぶるっ、と震えた。限界だ。抑えられない物がこみ上げてくる。妖怪にイかされる。口と手に、熱い精液を噴き出してしまう。


「ん、んぅああぁぁああぁっ!? だ、だめだ、で、でるでるっ………っ!!」
「だ、駄目だ、いきなりそんな、ぁ、あぁあ―――――――――っ!」
「ひいよ、ひょら、わらしのくひとてに、れんぶ、らして……!」



 男たちの竿が、腰が、びくん、びくん! と跳ね上がる。彼らが次の瞬間に出すことを、ヤマメは悟った。フィニッシュのために、ヤマメは最後の攻撃をかける。そして、





 ヤマメの手が、玉を握りしめる。
 ヤマメの舌が、ぬるぬるの亀頭を弾く。
 








 その瞬間、二人は同時にイかされた。
「「う、あ、あぁぁああああぁぁあぁああ――――――っ!!!」」
 びゅる、びゅっ、びゅるるる、びゅるるるる! と、精液が噴き出し、ヤマメの手と口を、白く染め上げていく。いや、勢いが強すぎた。手からも口からも溢れ出して。腕も顔も白く染まる。しかしヤマメは手についたそれを、顔についたそれを、気にも留めない。


「ふぉら、それれれんぶじゃらいんれしょ……? なかにのこってうのも、ちょうらい……!」
「っあ、ぁあぁ、イったばっか、なのに、そんな、吸われたらぁあ……!」
「こっひも、ごしごしふるから、もっと、らしてぇ……。」
「や、やめ、し、搾られ、ぁあ、ぅうう……!」
 

 絶頂の最中も、勢いを弱めない。媚薬のおかげで萎えないのをいいことに、まだまだ攻める。


「や、やめろ……竿は勃っても、もう出やしねぇ……!」
「……ぷはっ、へえ、本当に?」


 話しかけられて、ようやくヤマメは口と手を止めた。


「あ、あぁ、本当だ。だから、たすけ―――」
「ふ~ん。これを見ても?」


 言うと、ヤマメは男たちに見せつけるように精液まみれの手で顔の精液を拭った。ただでさえ真っ白だった手が、顔の精液と合わさってべとべとになる。
 その自分の手についた白濁を、ヤマメは愛おしい物のように、恍惚の表情で舐める。ヤマメの真っ赤な舌に白い液体が乗り、手との間に淫靡に輝く橋を架ける。自分たちの精液で手をべとべとにし、それを愛おしそうに舐めとるヤマメの姿に、二人の目は釘付けになった。
 自分を見る男たちの異常な視線に興奮したヤマメに、ついに火がついた。



 熱い。
 私だって、気持ちよくなりたい。



 そしてヤマメは、口は止めずに少しずつ、服を脱ぎ捨てていく。衣擦れの音と共に露わになりゆくヤマメの裸体に、男たちの目が血走る。そして、ヤマメは一糸纏わぬ姿となった。既にリボン以外、身に着けている物は何もない。その状態で、ヤマメは舐め取りきれておらずいまだ真っ白の手を自身の股間に持っていく。


「はぁ、はぁ、熱い、熱い……。」
「!? お、おいあんた、何やって……。」
「あ、あぁん!」


 男の制止も聞かず、ヤマメは足を開き、精液のついた手を自分の中にねじ込む。真っ白になった手を、くちゅ、くちゅ、といやらしい音を立てて掻き回した。


「んっ……。んぅう、あっ、ほら……。あんたたちの、はぁ、精液ついた手で、中、っ、掻き回すの、気持ちいいよ……? わたしのっ、愛液と、あっ、あんたの精液合わさって、ぐちゅ、ぐちゅって、ぅあ、いやらしい音するの、聞こえるよね……。私、あんたたちの子供っ、孕んじゃう、かもっ……!」 


 ごくり、と生唾を飲む男たち。二人の股間は完全に復活しており、ぱんぱんに張っている。決して、「もう出やしねぇ」人間に成せる業ではない。もうひと押し、と確信したヤマメは、熱っぽい視線を男たちに送り、一回指を引き抜いて、自分の秘唇に指をかけた。精液と愛液の混じったそこは、くぱぁ、というよりは、くちゃあ、と開く。ヤマメはそれを見せつけた。


「でも、これくらいじゃ、んっ、足りない、かも……。ほら、白いの、全然奥まで来てないよ……。もっともっと、奥まで欲しい……。」


 ぷつん。
 そしてついに男の一人の我慢が、限界を迎える。




「うおおおおぉぉぉぉっ! そんなに奥に欲しいなら俺が注ぎ込んでやるよぉ!」
「うん、きて、きてぇ!」




 ヤマメの痴態を見せられた男の一人が、ヤマメに飛びかかっていく。手を払いのけ、自分のいきり立った肉棒を差し込もうとする。
 しかし男は、先ほどまで自分をきつく縛っていた糸がヤマメに飛びかかれるほどに急速に緩んだ理由を、もっと深く考えるべきだった。
 挿入の瞬間、ヤマメの手が動く。突き出される陰茎を、挿入直前にがっ、と掴んだ。ぬるぬるの手で力いっぱい握られ、途端に力が抜ける男。


「!? あ、あふぅんっ!?」
「えい!」


 ヤマメはそのまま上下を入れ替え、男の腹の上に跨った。ちょうど、男の反り返った陰茎がヤマメの尻に当たっている。


「お、おい! どういうことだ! 放せ!」
「ほんとにおばかさんだねえ、あんたは。確かに興は乗ってきたけど、主導権を握らせるわけないじゃないか。これからあんたの子種、搾り取ってあげるよ………。まずはお尻で、こすってあげる……。ほら、ほら。」
「うっ……。うぅぁ、うっ、あ、あぁあ!」


 ぬちゃ、ぬちゅ、と、いやらしく腰を振って尻を上下させ、男の陰茎を攻める。いわゆる尻コキだ。男の陰茎はますます反り返ってヤマメの尻に押し当てられ、気持ちよさが増す。


「うあ、あ、ああ、あぁっ!」
「あはははは、お尻からでも分かるくらい、熱くてびんびんになっちゃったねえ。もう出そうでしょ? さっきまで中でびゅーびゅーできると思ってたのに、お尻でイかされちゃうのってどんな気持ち??」
「……せて、……い。」



「え? なんて?」
 男の蚊の鳴くような声を、ヤマメは聞き返した。すると今度は大きな声で、
「な、中で、い、いい、イかせて、くださ、あぁぃっ!」
 中でイきたい、と泣きそうな顔で懇願する男に、ヤマメの嗜虐心はそそられる。最初から中でさせていたら、絶対に見られなかったものだ。


「ふぅ~ん、じゃあ、『私はヤマメさんに搾り取られて喜ぶ変態です、中でびゅーびゅーさせてください』って言えたら、中でさせてあげても――――」
「私はヤマメさんに搾り取られて喜ぶ変た、ぁ、あぁああぁあぁぃ!」
 最後まで聞く前に発せられた必死の男の叫びが途中で途切れる。ヤマメが再び尻を動かしたからだ。もう爆発寸前なのに、先ほどまでより数段激しくこすりあげてきた。



「必死だねぇ、言っとく、けど、んっ、私は、別にどっちでもいいんだよ? あんたが、ここでイこうと、中でイこうと。だから、あんたが言い終わるのを、よっと、待ってやる義理はないね。ほら、ほら、ほらぁ……。」
「い、いぃぅあぁあああぁっ!な、中で、イかせてくださぁいい!」
「そうしたいなら、早く言うことだね。まあ、出来たらの話だけど。」



 尻を最大限に動かし、男を攻める。この快楽地獄で、まともに声を出せる者がいるとは思えなかった。
 しかし、男は根性を見せた。
「わ、わあひはぁ! ひゃまめさ、ぁああんにひぃ、しぼいとられてよろこぶへんたいですゥ!な、なかでぇ、びゅーびゅーさへてくださあぁぁあぁあああいぃぃ!」
「凄い根性だねぇ……。微妙に言えてないけど……。ま、いっか。じゃ、中に入れさせてあげる。よっ……と。はい、……ん、入った、ね……。さて、と。」
「んぁあああ……ヤマメさんのなか、あったかくて、襞が、絡み付いてぇ、もう出そうだ……っ! はやく、動いてくださいぃいっ!」


 男が再び懇願するも、「ちょっと待って」とヤマメは腰を動かさずに首だけで振り向いた。
その視線の先には、先ほど出遅れた男。その男がずっと羨ましそうにこちらを見ていることに、気づかないヤマメでは無かった。


「あんたは、っ、どう、する?」
「え? い、いや、どうするって、どういう……。」


 放置されていたにもかかわらずいきなり話を振られ、戸惑うもう一人の男。しかしお構いなしに、ヤマメは話を続けた。


「たしかに、もう私のおまんこは満員だけどさ。……私の穴だって、1つじゃないんだよ?」


 そして見せつけるように、尻を左右にゆさゆさと振る。下にいる男の茎が刺さったままなので、下の男の気持ちよさが増す。その様子も、もう一人の男の劣情を促す。


「あ、あはぁっ! し、搾られるぅうう!」
「ふふっ、中に入れてちょっと動いただけでだらしない顔になっちゃって……。かーわいい。ほらもうちょっと、お尻、ふりふりっ……てしてあげる。」
「うぁ、ぁああああぁぁぁあん!」
「ほらほら、お友達もっ、気持ち、よさそうだよ? 仲間外れで、っあん、いい、の……?」


 ぷつっ。
 そのときついに、もう一人の男の理性も飛んだ。



「う、うぉぉおおおお!」
「あ、ほら、っ、そんながっつかないの。」
 下の男の気持ちよさそうな様子を先ほどからずっと見せられてむらむらしていたところに、目の前でセクシーに揺れる尻。これに耐えろ、という方が酷という物だろう。男はヤマメの尻を掴み、熱くなって反り返った自分の陰茎を差し込んだ。そしてずんずんと激しく腰を振る。ヤマメの尻は大きいのに、なぜか穴は小さかった。


「うぐぅっ!? ヤマメの尻、キツキツでっ……!」
「うっ、んん……! やっと、来てくれたわけ、ね……。私の、んっ、おしりの締め付け、たっぷり、ぁん、味わって、ち、ちょっと激しぃ、あ、あぁあん! ほら、下の、あ、あんたも、頑張ってぇ、あっ!」
「は、はぃい!」
「ぅん、そうそ、う、いい、ペースにぃ、なった、はぁあん!」


 二穴責めされながら、二人を攻める。男たちも気持ちよくなったもののこれはさすがのヤマメにも難事で、口から嬌声が漏れるのを抑えられない。
「っあ、いい、っ、いいよ、なかなかぁ、あっ! 私を、楽しませて、くれるじゃないかぁあぁ! こっちも、本気で、っああん! いく、よ!」


 ヤマメの声とともに、ヤマメの中がぎゅっ、と締まった。


「かはぁ、だ、駄目だ、そんなに締め付けるなぁあああ!」
「お、お尻に搾り取られちまうぅう!」
「う、うん、搾って、あげる、からぁ、早く、早く出してぇぇええぇ!」


 たまらず絶叫する男2人。しかし締め付け程度は、ヤマメの本気ではない。その証拠に、ヤマメの腰を振る速さが、段違いに速くなった。フィニッシュに向けて徐々にスピードを上げ、ついにトップスピードに達した。
 これまで散々焦らされたうえにこの速さ。男たちもヤマメも、一気に限界まで押し上げられていく。
「は、はぇえええっ! この締まりでこんなの、耐えられねぇええ! 無理、だ、出すぞぉ!」
「し、尻の方も、腸が、はぁ、生きてるみてぇに、吸い付いてきやがるぅぅうう!は、発射するぅ!」
「私も、イきそう……! はぁ、さ、3人一緒に、イきたい…………っ! あんたたち、私の中に、びゅーびゅー、出してぇっ…………! あぁっ!」



 そしてヤマメが、一際強く中をぎゅうぅっと締めた、その時。



「あぁあ! で、出るでるっ、妖怪に種付けしちまうぅううううぅうっ!」
「も、もうだめ、腸内にいっぱい、精液出しちま、あ、あぁああああぁぁぁぁぁっ!」
「ふ、二穴責めされて、精液注ぎ込まれて、イっちゃ、い、いぁあぁああぁぁああっ!」



「「「イ、イくぅううぅうううぅぅううっ!」」」




 びゅるっ、びゅるっるるるっ、ぷしゃぁあぁぁあああ、びゅっ、びゅーーーーーっ!どぴゅどぴゅどぴゅ!びゅりゅりゅりゅ!しゃぁあああ!



 精液が、愛液が奏でる多重奏。絶頂の頂点の3人からは、ぬるぬるした液がいくらでも出てくる。
「す、すげぇ、いつまで出るんだ、これぇえ!」
「わ、わからな、んはぁあ!」
「ま、まだ、な、中に、まだ出てるぅうううぅっ!」



 ………結局何種類もの粘性のある液体の音は、何分も響いてようやく収まった。そして男2人はその場に倒れ伏す。


「はぁ、はぁ、はあ……。」
「はぁ、き、気持ち、ふぅ、よかった……。じゃあな、ヤマメさん……。あんたの言うとおり、もうここには、近づかないよ。」
「そうだな、そうしよう……。うわぁあ!?」
「な、なんだこれ!? 蜘蛛の巣!?」


 しかし、おぼつかない足取りで帰ろうとする二人を、ヤマメは逃さない。慌てて男は反論した。


「はなせ! お前も満足したし、もう十分だろう! 帰してくれ!」
 

 それを聞いたヤマメは、こともなげにこう返した。
「満足? まだ1回イっただけじゃないか。私の満足には、まだまだほど遠いよ。あんたたちには、もうちょっとだけ、頑張ってもらわないとね。じゃあ二回戦、始めようか。」


 ヤマメが2人に、じりじりとにじり寄っていく。結局この2人の男たちには、まだ平穏は訪れないのである。
「「ひぃい!」」
「いただきま~す♪」
「「う、うわあああぁあっぁぁあぁぁぁああああ―――!」」




 結局その後も、男たちは搾られ続けるのであった……。


 後半へ続く




















.
 やっと今回、ずっとやろうと思っていた話を投稿できました。筆が乗ってちょっと長くなったので、分けました。後編がまだないくせに前編投稿すんなカス、という方が多くいらっしゃればいったん消し、再び後編とともに投稿し直します。


 今回のお話では「ネチョをそれ以外より長く書いてみる」ことに挑戦したつもりです。グダグダ、冗長、そういったものになっていなければよいのですが。

 キスメと天子の馴れ初めについて知りたい方は、拙作「キス天(初投稿)」をご覧ください。(宣伝)


コメントしてくれている方がいらっしゃる!ありがとうございます!


 >>ナバリ様
 前回に引き続き拙作にコメントありがとうございます。タグについては、修正いたします。ご指摘ありがとうございました。ぜったいに後編も出します。

 >>こーろぎ様
 前の作品でもコメントを頂きましたね。今回もありがとうございます。最高、ですか。すごく嬉しいです。後編もがんばっていきます。
ごはん好き
コメント




1.ナバリ削除
うわぁい、しんさくだぁ。
やっぱりヤマメは絞る立場だよね!それこそ王道だよね!
後編の目処が立たなくてもいいじゃない、夜伽だもの。
と某詩人の真似事の様に言ってみちゃったり。
今回もおもしろい作品ありがとうございました。私的にはぜんぜんグダグダじゃなかったよ!
でも、モブ男なり名無し男なりオリキャラなりのタグを入れといた方が良いのでは?
2.こーろぎ削除
これはいい…最高だ!!!
後編期待してます!
3.名前が無い程度の能力削除
お、俺はキス天が始まると思ったらヤマメ衣玖が始まっていた
な、何が起こったのかわからなかったがとりあえずパンツ脱いだ。

これぐらいのSっ気責めがいいね。