真・東方夜伽話

秘封倶楽部が催眠オナニーを試すだけ

2013/03/22 23:33:38
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秘封倶楽部が催眠オナニーを試すだけ

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『あー……コホン、じゃあ行くわよ。仰向けに寝転がって、身体を楽にしてリラックスして。まずは深呼吸をしよっか。吸ってー吐いてー。全身の力が抜けていく……。吸ってー吐いてー。難しいことは、なあんにも考えなくていい。吸ってー吐いてー。ゆーっくりと目を閉じる。何も見えなくても大丈夫、私が手を握っててあげるから安心して……』

 蓮子の優しい声が、まどろみの中に居る私を包んでいた。
 耳慣れた親友の声で囁かれるようにして耳から入ってくるその音は、本人が私の横で言っている訳ではなく、録音された音声だ。
 ようやく寒さも和らいできて、そろそろ春かなぁと感じる季節。
 夜に自室で一人横になり、イヤホンから流れてくる録音した友人の声を聞いているというのは、なんともストーカーじみた気持ちにさせたが、持ってきたのが本人なんだから仕方がない。
 何故こんなものを聞いているのかというと、それは数時間前のこと。

「メリー、催眠音声って知ってる?」
「催眠?あの五円玉で振り子するやつとか?」
「まあそれと同じようなものね。催眠音声は人の声だけで催眠状態に持っていくっていうものなんだけど。これがなかなか面白くてね」

 私の家に遊びに来ていた蓮子が、そんなことを言い出した。
 催眠とはまた胡散臭いものを持ち出してきたものだ。

「まったく……いつも思うけれどあなた一体どこからそういうの探してくるのかしら」
「ふふふ……蓮子さんの秘密が気になるようね」

 いや、知りたいか知りたくないかで言うと別に知りたくはない。
 あきれたように半眼で蓮子を見ていると涼しい顔で肩をすくめた。

「……で、それがどうしたの?まさか……」
「お察しの通り、メリーに聞いてみて欲しいのよこれ」

 蓮子はいたずらっぽい笑みを浮かべて、催眠音声のデータが入っているのであろうメモリーカードを取り出す。

「それ大丈夫なのかしら……何だか怖いわね」
「大丈夫だって、解除音声とかあるしさ。それに何にもわからなくなるって訳じゃないのよ」

 確かに少しだけ興味はあった。
 催眠というものをテレビで見たことはあっても、実際に自分でかかったことなどないからだ。
 そこあるのは好奇心と、催眠という言葉に対する少しの恐怖。
 とはいえ未知に対する恐怖を好奇心で乗り越え、不思議を解き明かすのが我が秘封倶楽部の醍醐味である。

「まあ、世界の不思議って訳じゃないけれど。私もちょっと興味が無くはないし……」
「ふふ、いい返事ね」

 そんな訳で今私は催眠音声とやらを聞いている。
 蓮子が聞いたものと同じものを、と思ったのだが、あの子は何を思ったのか、わざわざ自分の声で録音し直したようだった。
 なんでも「私以外の人の声でメリーが気持ちよくなるなんて許せない」らしい。

「気持ちよくって……なんだろう。肩こりに効くとか?」

 リラックスして声に耳を傾けた。
 イヤホンからは、相変わらず眠くなるようなゆったりとした声で蓮子が囁いている。

『深呼吸をしていると身体から力が抜けていく。すると、抜けた力の分だけ、じーんわりと、暖かい気持ちよさが、全身に広がっていきます。まずは右腕から行くよ……?吸ってー。右腕が気持ちいい……。吐いてー。どんどん力が抜けていく……』

 その後も蓮子の声は、右腕から順番に右手、左腕、左手、右足、左足、と全身の力が抜けるように誘っていく。
 気のせいか、身体がポカポカしてきて変な感じがするが、蓮子の声だからか、不思議と安心して聞いていられた。
 こうやって特に内容があるわけでもない声をずっと聞いていると、なんだか少し眠くなってくる。
 しかもいつも話すときよりも遅くて、やさしい声だから、余計に眠い。
 何かを考える力が失われていき、言われるがまま。
 耳に入ってきた言葉の意味を咀嚼せず、頭がそのまま受け入れている。
 ああ、何だか気持ちいい。
 これが、催眠の感覚。

『おなかのあたりがあたたかくなって、すぅーっと広がって、きもちいい』

 きもちいい。
 何にもないはずなのに、確かにきもちいい。

『次に胸。吸ってー。気持ちのいい空気を取り込んで胸が温かくなる。吐いてー。力が抜けて気持ちいい』

 胸が気持ちいい。その言葉に、私は意味も無く反応してしまう。
 これが、間違いだった。

『まだまだ力が抜けてないわねぇメリー……。もう一度吸ってー。乳首に気持ちよさが集まってくる。吐いてー。乳首から、全身へと広がっていく』

「あ……あっ…………」

『乳首が気持ちいいと、だんだんえっちな気分になってくる。そうだよね?メリーはえっちな子だもんね?』

 一度その方向で考えてしまうと。否、何も考えていないからこそもうだめだった。
 その言葉を私の頭と体は受け入れてしまった。
 電流が流れているようなぴりぴりとした快感が、どんどん私を支配していく。
 指一本動かしていないのに……身体はどんどん昂っていっていまう。

『メリー……』『力を抜いて……』
『気持ちいい……』『メリー……』

 蓮子の声が左右で違う言葉を発し始めた。
 ぼんやりとした頭でそれを聞くと、どんどんふわふわとした夢心地の世界へと自分が引きずりこまれていくような錯覚を覚える。
 引き返せない。
 私にはもうこの声を大人しく聞いていることしかできない。

『とっても固くなってる……』『メリーの可愛い……』
『揉んであげるね……』『とても気持ちいい……』

「ん……は……ぁ…………」

 想像の中の世界で私は確かに蓮子に胸をもまれていた。
 淫靡な妄想は留まることを知らず、蓮子は裸で私に覆い被さっている。
 こんなことを考えては駄目だと思う一方で、快楽に抗えない自分が居る。

『今から10から0までカウントダウンする。0に近づくほど、メリーは気持ちいい』
『もし0になったら、気持ち良すぎるかもてイってしまうかも知れない』

 蓮子は友達なのに。
 これではまるで蓮子に犯されているような気分になってくる。
 そんな……蓮子を裏切るような真似はできない。
 だが、蓮子に犯されているという、背徳感めいたものが、さらに私を追い詰めていく。

『でも大丈夫、これは夢の中』
『気持ち良いことなんだから、求めるのは自然なこと』

 駄目だ……駄目だよ蓮子……。
 こんなので、私は……。

『10』『胸が気持ち良い』
『どんどんどんどん気持ちよくなってくる』『9』

 何かがこみ上げてくる。
 でも気持ちいいことを求めるのは人間として自然なこと。
 そんな、免罪符が私の快楽をさらに加速させる。

『8』『気持ちいいのが止まらない』
『際限の無い快楽が』『7』
『6』『メリーの胸を首筋を』
『あるいは下腹部のあたりから』『5』
『4』『全身に広がっていく』

「ふぁ……く、ああ……やぁ……」

 身体が熱い、本当に気持ちが良い。
 このまま行くとゼロがカウントされてしまうと本当に……。

『まだまだ気持ちよくなる』『3』
『2』『どんどん気持ち良くなる』
『我慢なんてしなくていい』『1』
『0』『イってしまえ』

「だめ……っ!!ッぁ!!!!」

 ビクン、と背中を逸らせて全身がはねた。
 ゼロカウントで一際大きな快楽が前進を駆け巡った。
 本当に……イってしまったのだ。

「はあ……はあ………………うそ……こん、な……」

 息を切らしながら汗をぬぐった。
 気になって自分の秘所に手をやってみると、ぐっしょりと濡れている。
 私は催眠という特殊な環境ではあるが、蓮子に犯されているという妄想をして達してしまったことによる罪悪感でいっぱいだった。

「あぁ……れん……こ……」

 イヤホンからはもう催眠の解除音声が流れていた。
 自己嫌悪と、快楽の余韻でうまく働かない頭がゆっくりと眠りに落ちていった。












「ちょっと蓮子なんてもの聞かせてくれたのよ!」

 次の日、大学で会ったメリーは私の顔を見るなり開口一番に叫んだ。

「ちょ、ちょっと……なんでそんなに怒ってるのよメリー」
「何でじゃないわよ!あ、あんな……私……!」

 メリーは続く言葉が出てこないまま、顔を赤くして口をぱくぱくさせている。
 なんかこれ、可愛いな。

「確かにちょっとエッチな感じだったけどさ、そんなに怒らなくてもいいじゃない」
「……怒るわよ!だってこんな……こんなので……!」
「え、と…………もしかしてイったの?」
「……………………」

 じとーっとした視線が私に突き刺さる。
 自分でもあの音源は聞いたが、ピリピリとした快感はあったもののそこまではならなかったのだ。まさか本当にイってしまうとは思わなかった。

「……いいわ、蓮子。今度は私が催眠音声を用意してあげる。もっと気持ちよくなれるやつをね」
「め、メリーさん?目が怖いんですけど……」
「あら、そうかしら?私は今とても穏やかよ。とても気持ちよくしてくれたお礼をしてあげるわ」












 そして二日後、私の手にはメリーから渡されたデータが入れられた携帯電話がある。
 内容はまだ聞いていない。
 メリーからは寝る前とか絶対に家で一人でいる時に聞きなさいといわれているので、今まさに寝る前に聞こうとしていたのだった。

「……なんか、怖いわね」

 あの時メリー、絶対怒ってたし。
 延々と怨嗟の声でも入れられていたらどうしよう。
 そんなの入ってたら今夜は眠れそうにないぞ。

「仕方ない、か。どうか優しいメリーの声でありますように」

 メリーの声で音声催眠にかけられるなら悪くは無いかな。
 いやむしろ良いわね、とても。
 テンション上がる。
 イヤホンをして今朝起きたままの状態の布団にもぐりこむ。
 すぅーっと深呼吸してプレイヤーのスイッチを押した。

『はぁい、蓮子。この間は面白いものを聞かせてくれてありがとう。お礼に私からも催眠音声をプレゼントするわ』

 意外とまともそうな内容で僅かに安堵する。
 もし本当にメリーの声で音声催眠が聞けるなら、なんというか、楽しみだ。

『ふふ……じゃあまずはリラックスして深呼吸から入りましょう?吸ってー、吐いてー。蓮子の身体の力が抜けていく……。力が抜けるととーっても気持ち良い……』

 なんてことはない、セオリー通りだ。
 はじめに深呼吸から入り、催眠にかかりやすい状態へと持って行く。
 この段階では私が聞いたものと内容にも差はあまり無い。
 差が出るのは次の段階、つまり催眠の内容なのだ。
 そのまま10分ほどかけて思考を停止させる。
 考える力の抜けきった頭に、どんどんメリーの声が入り込んでくる。

『蓮子は私のことが好き。とても大好き。私も蓮子のことが好き。だって、あなたは私のことが好きだから、なんでも私の言うことを聞いてくれる』

 わたしは、メリーのことが、すき。

『私は、あなたのご主人様。私のことが大好きな蓮子は、私に仕えることが大好きです。ご主人様の命令に従う。それはとれも嬉しいこと。そうよね?』

 メリーは私に嗜虐的な笑みを浮かべる。
 そうだよ。私は、メリーのためになにかしてあげられるなら、嬉しい。
 メリーのためならなんだってしようと思える。

『良い子ね……あなたは私に顎を撫でられるのがとても好き。だってそれは服従の証。ご主人様に触れてもらうと、あなたはとっても気持ちよくなってしまう』

 メリーに顎を撫でられる。
 弱々しい快感が、メリーの手から流れ込んでくる。
 でもそれだけじゃ足りないと、メリーにもっと触ってほしいと思ってしまう。

『もっと触ってほしい?どこを触ってほしいの?頬?唇?それとももっと下がいいのかしら?……ふふ、じゃあ触ってあげるから、私が指を鳴らしたらワンと鳴きなさい』

 ぱちん、と何かが耳元で鳴った。
 私はワン、と鳴いた。
 ほとんど反射的だった。
 それほど、今はメリーの手が恋しかった。

『いい子ね、蓮子。あなたがそんなにも切なそうな顔してるから、触ってあげましょう。今触れているあなたの顎から、つぅーっと下へ、下へ。二つの突起があるところまで下りていく。どこかわかる?わかるわよね?わかったら、指を鳴らすから口に出してごらんなさい』

 ぱちん。

 ――ち、くび

 言ってしまった。メリーの指が私の胸の突起をなぞる。
 さっきよりも大きな快感。
 くすくすと、メリーが喜んでいる。
 メリーが喜ぶと、私も嬉しい。
 メリーの言うことをもっと、もっと聞いてあげたい。
 そして、気持ちよくなりたい。

『蓮子、とっても気持ちよさそうな顔してる。でもまだ足りない。そうでしょう?触ってほしいところがある。そうよね?指を鳴らしたら言ってごらん?』

 ぱちん。

 ――もっと、さわってほしい。

『どこを?どこを触ってほしいの?』

 ぱちん。

 ――もっと下、あそこ。

『そう。蓮子はそんなにいやらしいところを私に触って欲しい変態さんなの。どうしようかな。ご主人様の命令を聞いて感じちゃう変態さん。触って欲しいなら、ワンと鳴きなさい』

 ぱちん。

 私は、恥もプライドもなく鳴いた。
 メリー。メリー。メリー。もっと触って、メリー。

『よくできました。ふふ、いやらしい蓮子のあそこ。触って気持ちよくしてあげる。でもイっちゃダメ。私が合図するまでは決してイケないわ』

 あそこが切ない。
 メリーの手が私の下におりてくる。
 ほとんど動いていないはずなのに全身から汗をかいていた。
 体が熱を帯び、メリーを待ち望んでいる。
 一時間もしないうちに、私は完全にメリーの声のいいなりだった。

『じゃあ今から数字を数えます。このカウント、蓮子も好きでしょ?数字が増えるごとに、蓮子はどんどん気持ちよくなる。私の指にいじられて感じてしまう。でもイッていいのは私が指を鳴らした時。指を鳴らしたら、蓮子は簡単にイッてしまう。いくよ?1、2、3……』

 メリーの指が私のあそこに触れる。
 きもちいい。

『8、9、10』

 先ほどまでとは比べ物にならない快感がどんどん溢れてくる。

『40、50、60』

 数字が急に増える。
 同時に、メリーの指から伝わる私の快感もそれだけ増していく。

『200、300、400』

 どんどん増える。
 気持ちよすぎて頭がおかしくなりそう。
 でもイケない。なぜなら――

『1000、2000、3000……』

 ――メリーの合図無しにイッてはいけないから。

『10000!』

 ぱちん、と音がして、私はその瞬間にびくんと跳ねてイッてしまった。
 思わず声が漏れる。
 今までしてきた自慰とは全く違う大きな快感だった。
 私はその余韻に浸ろうと息を吐いた。

『20000、30000』
「っ!?」

 それでもカウントはまだ続く。
 今度はカウントする度に、メリーが指を鳴らす音が聞こえる。
 ぱちん、ぱちん。
 音が聞こえる度に私は絶頂を迎える。
 終わらない。まだ終わらない。
 もうイキ過ぎて何が何だかわからない。
 そして十万を超えたあたりで、私は意識を手放した。
















『可愛かったわ、蓮子。またこの指をならす音を聞いたら、あなたは私の犬になれる。私に触れられただけで気持ち良くなれるわ』





















「うっわ完全に遅刻だこれ」

 気付くと、朝を迎えていた。
 まだ頭がぼーっとしている。
 一限はあきらめて、もそもそと身支度を整えて家を出た。
 流石に昨日のあれが利いている。

「メリーってば、とんでもないものを作ったわね……」






 大学に着いて早速メリーと連絡をとり、おちあう。
 わかってはいたが、メリーは会うなり催眠音声の感想を聞いて来た。
 こいつめ、にやにやとしやがって。

「どうだった、蓮子?私の声の感想は」
「どうもこうもないわよ。ちーっともよくなかったですぅ」

 流石に素直にイキ過ぎて遅刻したというのは恥ずかしいし癪だった。

「そう?ほんとに?」
「本当よ。メリーは才能ないわね」
「そっか。残念ね。でもじゃあ、これは?」

 ――――ぱちん

 音がした。
 体が、無意識にぴくんと反応して、私は思わずメリーの方を見た。
 メリーの手が私の顎に伸びてくる。

「本当によくなかった?」
「あ、あぇ……」

 嘘だ。信じられない。
 メリーの手が気持ちいいと、感じてしまう。
 もっと触って欲しいと、そう思ってしまう。

「不思議そうな顔してるわね。でも当り前よ?私は解除音声なんて入れていないもの」
「め、めりぃ……」
「蓮子、触ってほしい?触って欲しいなら……わかるわよね」








 ぱちん
すごくお久しぶりまして。
催眠オナニーというものを題材にしたSSを見たことが無かったので秘封でやってみました。
相棒
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
ぬける
2.名前が無い程度の能力削除
声が聞こえて来るよう
3.名前が無い程度の能力削除
ア、アカン

この催眠音声超欲しい。
4.名前が無い程度の能力削除
蓮子かわいい、連続絶頂ってほんと正義
5.名前が無い程度の能力削除
いい値で買おう。
6.名前が無い程度の能力削除
素晴らしいシチュだった
この音声を録音している心境をとても見たいと思いました
7.名前が無い程度の能力削除
秘封倶楽部は「現代」が舞台だからこういうのもありだな。
自分はこの小説を蓮子は水樹奈々、メリーはレニー・ハートをイメージして読んでいたんだけど、
みんなはどんな声をイメージしたんだろう?

※声優についてよく知らない人のための解説
水樹奈々:子犬系からクールキャラまで何でもござれ。紅白歌合戦にも出たんだゼーット!
レニー・ハート:英語の発音に定評あり。プロレス関係が有名だが実はガンダムUC episode1にも出演している。
8.名前が無い程度の能力削除
最後までエロくて感動した。
9.名前が無い程度の能力削除
誰かつくってくれええええ
10.名前が無い程度の能力削除
本当に催眠音声っぽくなってるな
カウントが何万とかメリー容赦なさすぎる
蓮子は指を鳴らされる度にメリーの従順な犬になってしまうんですね萌えます

そういえばメリーさんとかいう女性用催眠音声がトラウマになるからとかいう理由で公開停止になってたことを思い出した
11.性欲を持て余す程度の能力削除
これは素晴らしい。
12.性欲を持て余す程度の能力削除
和姦寄りの催眠もっと増えろ!
素晴らしい