真・東方夜伽話

蓮メリがちゅっちゅしてるだけ

2013/01/05 23:35:43
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蓮メリがちゅっちゅしてるだけ

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※やまなしおちなしいみなし。まじでちゅっちゅしてるだけです。




 世界には、途方もないほどの言葉があって、そのうち、届かない言葉がどれほどあって、その他に、発せられずに押し込められた言葉があって、さらに意識にも上らなかった言葉があって……と、そんな風に何重にも覆い被さった地層のような中に、大切なものやかけがえのないものや、あるいは取るに足らないものやダブっているものなんかがあって、そんなようなたくさんの取捨選択の中で、奇跡のようにして、私の言葉や彼女の言葉がどうにかこうにか意識の表層に上ってきていて、唇からこぼれ落ちて、鼓膜を震わせて、脳髄に理解されて、ようやく応答になっているのだと、そんなようなことを不意に思ったので、
 すきだよ、と、
 声に出して言ってみたら、メリーが顔をまっ赤にして覆い被さってきたので、あれ? なんか予想していたのと違う。

「ちょ、ちょっとまって。どういうことメリー?」
「蓮子があまりにも可愛いので押し倒したいと思いました、まる」

 ごていねいに『まる』のところまで発音してから、メリーはそのふっくらとした唇を押し当ててきた。最初、あ、柔らかい、と思ったのもつかの間、強引に押し当てられた唇の間をすり抜けて、暖かくて濡れた舌が中に入ってきたので、あわてた。

「んっ、ぁ」

 息を漏らす。鼻の奥に抜ける自分の声が思いの外、甘い。慣らされてしまっている。自分の部屋で二人でお茶をしているときに、こうやって勢いに任せて押し倒されるのは何度目だろう。せいぜい片手で数えられるぐらいだと思うのに、こうやって力を抜いてただ体中を手の平でまさぐられるのに任せている。どこで力を抜いて、どこで息を継いで、どこで誘うように腰をくねらせれば面白いぐらいにメリーが釣れるのかって、本能のように分かってしまって、いる。身体のどこを触れられてどれぐらい甘い声を出せば良いのか、そういうことを十分メリーの指先に調教されてしまっていて、それ以上の何があるともつかないけれど、確実に前へ進んでしまっているようだった。前? それって進歩なんだろうか?
 
「あ、また」
「へ?」
「よそごと、考えてるでしょ、蓮子は。もー」

 メリーはそう言って私の首筋に顔を埋める。そうしてかぶりをふって、動物が匂いをつけるみたいに、肌をすりつけてくる。シャンプーの匂いだろうか、花のような匂いがした。なだめるように髪を撫でてやる。
 埋もれたままでメリーは言った。
 
「蓮子は、ずるい」
「なにが」
「わたしばっかり一生懸命になってる気がする」
「そんなことないよ」
「だといいんだけど」

 ため息をひとつだけ落として、それからメリーは私の身体に触れる。溺れているひとがそうするように、ひどく息を荒くして、息継ぎをするように口づけを落とす。鼻から漏れる息の荒さが、私の頬に当たってひどく熱いのだった。それに合わせるようにして私も息を荒くする。身体の上へ指を這わされる。髪をくしゃりと、そのほっそりとした指で撫でられ、それから首筋と鎖骨の感触を確かめられる。そこにいることを一つ一つ改めて認識するように、幻覚ではないと確信するように。

 深い深い息の後に、私はメリーに口づけをされる。深く潜るように、唇をこじ開けられ、あごを開き、喉奥が有限で閉じていること、無限の穴ではないことを確かめられるように、舌先でなぶられる。
 
「……っ、けほっ」

 あまりに奥を突かれるものだから、むせてしまう。メリーは我に返って、私から少しだけ離れる。

「ごめん、蓮子」
「けほっ、だい、じょうぶ……」
「ごめんね」

 メリーは私を強く抱きしめる。詫びるように頭を伏せて、私の胸元にうずまる。その腕の力は痛いぐらいで、私は少しだけ呼吸をとめる。けれどもしがみついているのは、彼女なのだ。溺れないように。沈み込まないように。板にすがるのは溺れるひとの本能なのだ。それをどうして責められよう。
 
「いいよ」
 そう言って、抱きしめるのが私の役割だと感じる。
「だいじょうぶだよ。して。メリー」

 自分からこうして声に出して彼女を誘うのは、多分今日がはじめてのことで、少し照れた。
 メリーが私の服を脱がせる。シャツのボタンに指を掛けて一つ一つ丁寧に外していく。袖から手を抜くとき、少しだけ背中を浮かせたのを、彼女は気づくだろうか。私が彼女を受け入れて、彼女を誘っているのを、気づくだろうか。
 素肌だけになった上半身が少し寒い。エアコンを入れた方が良い。メリーのワンピースの、襟元のレースが存外ごわごわしていることに気づく。

「ね」
 声をかける。メリーに触れたいと思う。襟元に手をかけるだけで、彼女は分かってくれる。こっくりと、どこかあどけなくうなずく。
 ワンピースの背中のホックをはずして、ジッパーをおろして、私たちは素肌と素肌になる。メリーの身体の柔らかさ、熱さを、改めて感じる。肌どうしがふれあってしっとりと張り付くような心地よい感触を味わう。
 メリーの大きな乳房が私の控えめなそれの上に被さる。弾力と、それからほんの少し、先端の焦れるような感覚。それもつかの間で、メリーの手が私の胸の上へのび、そしてゆっくりと愛撫する。全体を優しく支えるようにして揉まれる。そして微かに勃った乳首の上へ唇が触れる。
「……っ」
 挟み込まれるようにして、敏感なところをねぶられると腰がひとりでにはねる。ひりつくような感覚が芽生え、そして身体の奥が収縮する。自分の熱が上がって、何かを焦がれるように待っているのが分かる。
 腰の後ろに手を回され、それから背中へぞわぞわとするような感触が加えられる。
「ふ、ぁ……っ!」
 腰骨に口づけをおとされる。そしてへそのまわりの、少し肉のつき始めたところを甘噛みされる。
「や、だ……」
 さすがに恥ずかしくて、メリーの頭を撫でて、突き放そうとする。
「いやじゃないでしょ」
 顔を上げたメリーは、唇を弓なりにゆがめる。
「あなたがいやじゃないって、わたし、知ってるんだから」
 メリーはそう言うなり、足の間に手を差し入れてきた。
「……っ、」
 足をいそいで閉じるけれど、ほっそりとした器用な指先は真実をとらえている。
「ほら」
 ほんの僅かに湿り気をまとっている指先を、見せつけてくる。私は顔をそむける。
「しらない」
「あらそう」
「そんな、えろまんがみたいなこと、しらないから」
「ふうん。蓮子もそういうの読むんだ」
「本物は読んだことないけど、研究室の男子がよく冗談で言うから」
 私がそう言うと、メリーの動きが、少しだけ止まる。
「そう、ね」
 声が、なんだか怖い。私は尋ねる。
「おこった?」
「怒ってないわ。ちょっと、なんだかくやしかっただけだから」
 メリーがこんなことで嫉妬してしまうぐらいに、余裕がない理由はしらない。私も特に尋ねない。ただこちらから抱きついて、引き留めてやる。
「はいはい。メリーは焼きもち焼きね」
「そんなんじゃないわ」
「いいから。私が好きなのはメリーだけよ」
 私がそう言うと、メリーは泣きそうになる。少しだけ肩をふるわせて、それから小さく鼻をすすって、それから照れたように口づけを落とす。
 ああ、頭が悪い会話してるなあ。
 私は頭の片隅でそんなことを思い、それからまたメリーが興奮してくるのを待つ。
 メリーは浅い、触れるだけの口づけを、何個か唇、頬、首筋に落とし、それからまた身体の上に指を這わせる。腰に手を回し、尻の肉付きを確かめるようにして手の平でなでつけ、それからようよう太ももへ指を這わせる。メリーの唇が腰骨の上を這って、ひどくこそばゆい。
 彼女は、わざと音を立てるように、口づけをする。私は意地を張るように、文句は言わずにだまっている。
 太ももの間へ顔を埋められる。メリーの吐息が荒い。手を難なく差し入れられて、そしてようやく、私は諦めたように足を開く。
 茂みの中へ指を沿わせて、メリーはうめく。まるで自分が触れられたみたいに。
「……ああ、蓮子」
 その声を聞くと、どうにもばからしいけれど、愛おしい気持ちになる。そして彼女の指と舌先とが私を味わっている、その気持ちを考えながら、愛撫を受ける。
 メリーの少し尖った舌先が、私の陰核へ触れ、そっと皮を持ち上げられてあらわにさせて、わざと勃つように刺激される。そのたびにひくりひくりと陰門が蠢き、そして熱くとろけた欲望が湧き出る。身体の奥の熱がそのまま融解して、メリーのせいでこぼれてしまう。それを美味しそうにメリーは味わう。充血した陰核を唇で挟み込むようにして愛撫する。ちゅっと音を立てて、すすることもある。
 
「ねえ、挿れていい?」
「ん、」
 私はちゃんとした声を出すことが面倒くさくて、ただ吐息とも寝言ともつかないような返事をする。
 メリーの指は細くて長い。だからするりと膣の中に入り込んでしまって、少し物足りなく感じることがある。けれどメリーはただ私の中にいるということだけで満足してしまって、打ち震えたように、ちゃんと動かすこともしないでいる。ただ中指を入れるだけで、まるで全てを手に入れたみたいに。
 それをいたわりとか優しさとか、そんな風に信じられるなら幸せだと思うけど。
 焦らされて、私はきゅっとその中指を締め付けてやる。もっと、何かが、欲しい。狂おしいぐらいの焦燥を。
「……っ、ぁ、れんこ、すき」
 うわごとのようにして、メリーはつぶやく。そして何かをおそれるようにゆっくりと注挿を開始する。膣中が擦られて、私は少しずつ熱が高ぶっていくことを知る。子宮口の奥にまで彼女の指が届くと、やっと自分が待ち望んでいた刺激がやってくることを知る。かき乱されることを望む。その欲望が声になる。
「っ、ふぁ、やぁ、メリー、めりぃ……」
 呼ぶ、欲しいと叫ぶ。自分が彼女の指先を求めていることを知る。そのかすれた声の切実さに、こんなにも彼女を恋しく思っていることに驚かされる。声にだして初めて気づくこともある。
 左手で腰を支えられて、右手の中指と人差し指で貫かれる。腰が動かないように、逃げられないように、確実に性感帯を刺激されるように。いざという時のメリーは、本当に優秀だ。いざという時に思考を逸らして逃げてしまう私なんかよりもずっと。
 子宮口を何度も突かれて腰をそらしてしまう。自分の本能が子種を欲しがって子宮を下ろして、もっともっと激しく突いて欲しいと言っている。
「ふぁ、めりー、すき、だめ、もう、すきすぎて、だめ」
「れんこ、ああ、すき、れんこ……っ」
 自分が何を口走っているのか分からない。もう彼女の言葉も分からない。頭の中が真っ白になって、びくびくと身体を震わせた。
 
 
 
 
 息をなだめて、じんじんと痺れている自分の下半身をどうにかむち打って、やっと布団の中にもぐりこんだ。裸のままだと風邪をひく。
「蓮子、かわいかったぁ……」
 メリーは惚けたように思い出にひたっている。私はそんな彼女を見ているとなんだか、やれやれ、という気分になって、背中を向けて寝てしまう。悔しいけれど、まだ反撃できるような立ち位置にない。だってもし、私の方が下手っぴだったら嫌じゃない。
 わざと聞こえるようにつぶやく。
「ばーか、メリーのばーか」
「えっえっ」
「しらないもんばーか」
 私はそんな、意味もない悪態をついて、どうにかメリーに反撃を果たしたような気持ちになる。
「あの、えっと、ちょっと、強引だったかしら。ごめんね?」
 メリーはおろおろして、一緒の布団に入ってくる。私はそれを許す。そして彼女の左腕をとって、抱きしめる。
「おやすみなさい」
 そして一人で寝たふりをする。メリーは私の頭を撫でて、それから本当に眠る。
 わたしはそっと目を開けて、彼女の横顔を眺めるのが好きなのだと気づく。
 
 
 ふゆこみでかったいろんな(えぐい)本を読んでいたら、脳内のちゅっちゅせいぶんが足りなくなったので生成しました。どうかみなさまもよき秘封ライフを。

 以下、思い出したように宣伝。
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i0-0i
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
誘い受け愛さ蓮子と云う極上の甘味、ごちそうさまでした。
今年も良き秘封ライフが送れそうです。
2.名前が無い程度の能力削除
秘封ちゅっちゅ!ちゅっちゅ!
3.名前が無い程度の能力削除
ナチュラルえろすがたまらないざんす!!
ちゅっちゅ!ちゅっちゅ!
4.名前が無い程度の能力削除
あんまり大きくない蓮子ちゃんを攻めるメリーさんちゅっちゅ!ちゅっちゅ!
5.名前が無い程度の能力削除
ひっひっふー
ひっひっふー



ごちそうさまでしたw