真・東方夜伽話

催眠魔界神 その1

2012/12/05 00:56:18
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催眠魔界神 その1

名も無き脇役
 
「催眠術か……」

 御店の中で手にとった本に書かれていた言葉であった

 相手に特定の暗示を与えて自由に命令出来ると言う眉唾物のお話

(まあ、相手に自由に命令出来るはずがないか)

 少し前に興味を持った魔理沙と霊夢がこの本を見つけてきて

 僕に色々と自由に命令させようとして試したのだが全く効かなかった

 その上ほかの組織の者にも試してみたがそれも効かなかったらしい

 そんな訳で、この本が置いて行かれた訳だ

(第一突拍子もない命令なんて、聞かれただけで確実にからかわれる)

 その命令が目の前の相手に願望として取られると

 下手をすると、全ての人格が否定される

(まあ、冗談っぽく言えば笑い話で終わるかな)

 そう思いながら、御店の中で座って本を読んで居た

「霖之助さ~ん!遊びに来ましたよ」

 そんな時に、何時ものように彼女がやってきた

 紅い服と白く綺麗な髪を赤い髪留めでサイドテールにした、明るい女性の姿

「やあ、いらっしゃい神綺」

「んふふっ♪今日はどんな商品があるんですか?」

 気楽な声で、実に楽しそうに御店にやって来たのは

 神綺、魔界の神様だというが、御店に来てくれている限りは御客様だ
 
 しかも、きっちりと代価を払っていってくれる大得意様である

 今から少し前のクリスマスの前日、訳あってこのお店に家出をしてきて以来

 結構な頻度でこのお店に遊びにきてくれている

(まあ、彼女は御客じゃなくても構わないか)

 まあ、見た目も美人である事も一因ではあるが

 僕の道具に対しての感想を実に楽しそうに聞いてもらえる

 幻想郷でもありがたい人材だ

 それだけでも彼女は僕にとって実に好ましい存在である

「はい、霖之助さん、お茶が入りましたよ」

「ああ、ありがとう」

 そして、彼女が持ってきてくれた紅茶を飲みながら

 他愛もない事を喋るのは、存外貴重な時間なのかもしれない

 





 まあ、そんな他愛もない日常だったのだが

「そう言えば、霖之助さんの読んでいる本ってどんなのがあるんですか?」

「そうだな……例えば」

 その言葉で、机の上に置いてある本を何刷か手渡そうとして

(……むっ?)

 ふと、先程の催眠術の事を思い出した

(どんな命令でも大丈夫……か)

 少しだけ面白いと思った、なにせ相手は魔界の神

 そのような魔法や知識は魔界には大量にあるに違いない

 ならば、話のネタとして冗談半分で話してみる事も面白い

「なあ、神綺」

「はい?なんですか」

「催眠術という言葉は知っているかい?」

 クッキーを頬張りながら、キョトンとした顔で此方を見た彼女に催眠術の話をしてみた

 無論、効果なんて無いし効くはずもないのだろうが

 話のネタには十分になるので、簡単に説明をすると

 彼女も可笑しそうに笑みを浮かべてこたえる

「そんなの効くわけがないですよ」

「まあ、そうだろうな」

 およそ、返ってくる答えも分かっていたので

 その後は二人で何時ものように談笑をする

「ねえ、霖之助さん……ちょっと試してみましょうか?」

「ふむ、そうだな」

 そんな時だった、ふとした気まぐれから彼女がそう答えたのは

 その言葉に催眠術に少し興味を覚えていた僕は頷くと

 催眠術をかけるために五円玉を紐に吊るしたものを用意する

「はいはい!まず私からですよ」

「わかった、はい」

 用意した道具を楽しそうにしている神綺に渡すと

 それを振り子のようにして僕の前で揺らしながら

 彼女が願い事を呟きはじめた

「霖之助さんは~私に~非売品のネックレスをあげたくな~る♪」

 因みに、非売品のネックレスとは【磁気ネックレス】とやらで

 肩の凝りが楽になるとの効能が或らしいので

 誰にも売ることは無い、たまに使うことがあるからだ

 そんな彼女の言葉に苦笑しながらダメというと

 神綺がぶぅと少しだけふくれながら、五円を渡してくれた

「むう~……次は霖之助さんの番ですよ」

「ああ、そうだな」

 さて、そんな神綺に対して僕は手にした五円玉の紐を手にする

「ふむ、どんな事を神綺にしてもらおうかな?」

「ふふん、どんなお願いでも私には無駄ですよ~だ」

 目の前で胸を張る神綺の前でどんな無茶を言って笑わせようかと

 考えながら、ゆっくりと五円を揺らし始める

 そして、本に書かれていた言葉を思い出しながら声をかける

「いいかい神綺?……これをよーく見てくれ」

「はーい……よく……みます……」

 その言葉に彼女が深々と揺れ動く五円を見つめてぽやーんとし始める

(ふむ、そうだな少し神綺をからかって見ようか)

 その姿に振り子のスピードを不安定に動かしながらそう考えると

「今から君は……僕の言うことはなんでも聞くようになる……」

 本に書かれていたようにゆっくりと声の音程を変えながら

 神綺に対して、本に書かれていた通りの事をそれらしく呟いた

「……なんでも……ですか……?」

「……ああ、僕の言う事はなんでも……」

 僕の出した雰囲気に乗ってくれたらしい神綺が

 少しだけ、ぼんやりとした様子で呟く

 その調子で、何度か静かに同じ内容を復唱していくと

 その内彼女が静かになってしまった

(ふむ、流石にこれだけ長いと飽きてくるだろうしな)
 
 そろそろ無茶苦茶な命令を出して神綺に怒られて

 もとの雰囲気に戻した方が良いだろう

「……君は今すぐにそこにあるクッキーを僕に食べさせる」

「……はい」

 僕の声に神綺が静かに頷くと御茶請けにしていたクッキーを手にする

 その様子を見届けてから、少し意地悪な笑みを浮かべて命令を追加した

「……口移しで」

 流石に、此処まで言えば神綺も慌てて顔を真っ赤に染めるだろう

(後は冗談だと言って、膨れる神綺に怒られれば、それで終わりだな)

 そう思って、冗談だと言うタイミングを図ろうとしていた時だった

「………(はむ)」

「はは、流石に冗だn……」

 僕の目の前にクッキーをくわえた神綺の顔が近づいたかと思うと

「……んぅ」

「!?」

 限りなく僕と神綺の顔の距離が近づき

 躊躇することなく僕の口にクッキーをいれてきた

(い、今のは?)

 一瞬だけなにかクッキー以外の感触があった気がしたが

 あまりの事に一瞬思考が止まってしまう

 バクバクと動く心臓を必死に落ち着けながらクッキーを咀嚼して声を出す

「し、神綺?」

「……はい」
 
 出来るだけ無表情を装いながら神綺に声をかけると

 彼女は先ほどと変わらない表情で此方に声を返してきた

(お、おかしい……普段の彼女なら絶対に真っ赤になるはず?)

 頭の中で今の状況を必死に考える

 いくら神綺が少し愛情表現が変わっていても、男性の口にきs……

 せ、接近したのなら、確実に何か羞恥心があるはず

 なのにそれがないとしたら……

(ぼ、僕が慌ててるのを見るのが目的か?)

 幻想郷の人間達も暇つぶしとしてからかう事もある

 可能性が少ないが、それなら先程の神綺の想定外の急接近も分かる

(ならば、やることが出来ない無茶を言えば神綺も降参するだろう)

 神綺が降参する命令を少しだけ考え込む

 そして、一つの命令を考えると口を開いた

「……よし、次の命令を出すよ」

「……はい」

 此方の言葉に神綺が声を返してくるのを見て、僕は椅子に座り込んだ 

(君がどこまで命令を聞いてくれるかわからないが次の命令なら聞けまい)

「……今から君は今着ているローブを上にまくっていって、出来るのなら上着もめくってみせろ」

 要するに、下着姿になれという事であり、かなり直球な言葉での命令で

 いくら温厚な神綺でも流石にこれは聞けないであろうと思って伝えた言葉である

(下手をすると、僕を見る目が変わるかも知れないな)

 だが、その言葉に対して目の前の彼女は小さく頷くと

「……はい」 

 そうつぶやいて、膝の下程の高さのローブのスカートの袖に手をかける

 そして少しずつ捲り上げていくとその下に見えるのは長めの靴下、

 俗に言うニーソックスと呼ばれる物が見える
 
 普段もちらほらと靴の上から見える事があるが、改めて見つめる事になると

 余計に神綺の足が華奢であることがわかる

(ふむ、頑張るなあ……だがどこまで耐えれるかな?)

 神綺が降参しない事に驚きながらも

 更に神綺の手が上がっていくのを見つめる
 
 やがて、スカートが膝と同じ高さまで上がるとニーソックスが途切れ 

 肌とニーソックスとの境界線が露になる

 即に言う『絶対領域』と呼ばれるスカートと言う名前の門の

 最終防衛ラインまでその手は到達していた
 
(さ、流石にこれ以上は無理だろう)

 もうこれ以上は彼女も降参するだろうと思って

 神綺が手を止めるのを待っていたのだがその手は止まることがなく

「っ!?」

 遂に、スカートと言う名の門が突破されたとき

 思わず僕も驚きを隠せずに息を飲んだ

 其処にあるのは、スカートという名の門を突破された際に

 女性を護るための最後の騎士の姿

 すなわち『パンツ』であった

(黒……)

 黒色の下着、しかも丈が短いローライズデザインの黒い下着であった
 
 黒色の下着が神綺の綺麗な白い肌を逆に強調している

 大人の女性の下着としたら別段おかしくはない

 だが、目の前に居る神綺は大人の女性ではあるが

 その顔立ちや仕草からやや子供なイメージがある為

 想像以上のギャップと破壊力を生み出す

 そして、僕が驚きで動けない間も神綺は服を捲っていく

 無言のまま神綺がスカートと一体になっていたローブを更に上げると

 腰に巻いていたベルトを外し、肩に羽織っていたケープを解いた

 今度はその下に着ていた淡いピンク色のノースリーブの上着に手をかける

(ほ、本気なのか?)

 僕の頭の中にそんな言葉が浮かぶが、その光景に口から声が出ない 

 目の前にしているのは神綺のおへそであった

 普段からローブを着ていてわからなかったが

 思っている以上に細いウェストと傷やシミ一つ無い御腹

(綺麗だ)

 そんな陳腐な言葉が今の異常事態に麻痺をしている頭の中に浮かぶ

 そして、神綺の手が更に上に上がりきると

(上も……黒か)

 白い肌の上に黒いブラが包まれて姿をあらわした

(しかし……今まで気にしていなかったが……)

 普段はローブの上からであるのと、更に上着に隠れていたので

 あまり意識をしていなかったが、改めて黒いブラに収まっているその胸は、

 御店に来ている人達の平均よりもかなり大きめで

 やや幼い顔立ちで子供っぽいの神綺には想像しない程の物であり

 上着から少し開放されてあってもなお、ブラの中で少し窮屈であるような印象をうける

(大きいんだな……)

「……これでよろしいですか?」

「!?」

 神綺がそう小さく口を開くと同時に

 僕はハッとして、彼女がほぼ下着姿になっている事に気がつき金縛りが解けた  

「す、すまない!」 

「……」

 それと同時に咄嗟に謝り、急いで顔を背ける

 だが、目の前の神綺は怒ることも恥じらう事もなく

 服の袖を手で持ち上げて下着を披露したままであった 

(さ、流石にこれはおかしいぞ!?)

 ドキドキする心臓を無視して思わず横をむいて考える

 幾らなんでも此処まで恥ずかしい思いをして

 全くの反応がないというのは、おかしすぎる

 そして、もし僕をからかおうとしているのなら

 此処までする必要はないはず

(と、言うことは……)

 そこまで来て、僕の頭に一つの考えが浮かぶ

 あまりにもおかしな可能性であったが

 これまでの行動を考えるとその考えが正しい

 そして、それを確かめる為に更にある命令を下した

「今から君は、僕が手を叩くと同時にこの催眠が解ける」

 そう言って、僕は手を叩こうとして一瞬止まり

「……それと」

 ふと、思い付いたことを付け加えてから手をうちならした












 それから少しして

 僕は今椅子に座って本を読んでいる

 神綺もまた椅子に座って先程の異常などなかったかのように

 のんびりと紅茶を飲んでいた

 その様子を椅子に座りながら、僕は口を開く

「なあ、神綺」

「なんですか?霖之助さん?」

「紅茶を飲ませてくれないか?」

「はい、良いですよ」

 僕の言葉に、神綺はごく自然に僕の分の紅茶を用意しようとして 

 手にしていた紅茶をそっと飲み 

「……ああ、口移しで頼む」

「ふえっ!?」

 僕の意地悪な言葉に少し吹き出しかけた 

「?えっ、ええっ!?む、無理ですよ!そ、そんな……」

「神綺……」

 真っ赤になって慌てる彼女の目の前で、自然を装って眼鏡を取ると

 まだあうあう言っている彼女の前で軽く手をパンと打つ

 それと同時に慌てていた彼女の動きが止まった

「口移しで紅茶を飲ませてくれ」

 そして、動きが止まった神綺に先程の言葉をもう一度告げると、

 目の前に用意してあった僕の紅茶を口腔一杯に含むと

「んぅ……」

 躊躇いもなく、僕の口にキスをするようにして紅茶を注ぎ込んできた

(……うまいな)

 僕はその行為に満足すると、再び眼鏡を付けて再び軽く手を叩いた

「く、口移しって事は霖之助さんと、き、キスするわけじゃないですか!?あうあう」

 それと同時に神綺が先程の事を忘れたかのように真っ赤になって慌て始まる

(つまり、彼女に効いてしまった訳だ……)

 催眠術、相手の言うことをなんでも聞くようになるということ

 なんのことは無い、それが彼女に効いてしまっただけである

(やれやれ、僕らしくもないが……)

 椅子に座りながら、僕は少しだけ意地悪な笑をこぼす

「これから……少しだけ楽しみだな」 




 霖之助が見つめる先には、いまだに頬をそめながら

 真っ赤になっている神綺の姿が見られた
 どうも、昔々こそこそお話書いていた名も無き脇役という者です

 ……霖之助×神綺って需要あるのかな?まあ、いいや……
 とりあえず、今回のお話で神綺様に催眠術がかかってしまいました
 お楽しみはこれからだ!

 ただ、次の作品が書けるのかはどうかは未定です
 出来るだけイチャイチャするような催眠術話が出来ればいいな~

 後、作品の案も書いてくれたら参考にするかも
名も無き脇役
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
投稿お疲れ様です 無邪気神綺様かわゆい
このままアリスを巻き込んだり命令側として霖之助側に混ぜたりとか面白そうだなーと提案してみたり
あと催眠導入の部分は次回でも省かないで欲しいなーと
2.名前がない程度の削除
待ってる、待ってるぞ
3.名前が無い程度の能力削除
下着着衣エロな展開を楽しみにしています。
4.名前が無い程度の能力削除
脱衣描写をじっくり描いてたのがたまらんです
こんな珍カップリングにここまで入れ込むとは……

あと「俗に言う『絶対領域』」が「即に言う『絶対領域』」になってます

>作品の案も書いてくれたら参考にするかも


・催眠術でオナニーさせる
・M字開脚や谷間寄せなどエロいポーズをさせる
・無抵抗なのをいいことにまさぐりまくる

とにかく夢が広がるところですが、下着や裸体の視姦は恒例化なったらなと
今作の霖之助の甲斐性を見ると本番したとしてもラストかな?
5.名前が無い程度の能力削除
いいですな!
神綺様エロもっと増えろ~
6.名前が無い程度の能力削除
おっぱいおっぱい