真・東方夜伽話

ねこまた

2012/08/30 20:34:05
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ねこまた

Esbee
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※注意事項※

◎オリキャラ男の一人称視点です。
◎いわゆる逆レイプものです。
 その手の嗜好を持たない方、自分の中の橙のイメージ的に無理という方はスルーした方が賢明です。
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 家の裏山に、見慣れない小道を見つけたのが全ての始まりだった。
 今思えば、今回のような『特別な事態』を抜きにしても、一人で山の奥へと踏み入るのは危険だったかもしれない。
 でも、その時の僕は、好奇心に負けて、ついその道へと足を踏み入れてしまった。
 好奇心猫を殺す――――その言葉に従えば、僕こそが、好奇心に振り回された哀れな猫だったのかもしれない。




 東京の大学に進学した僕は、大学生になって初めての夏休み、数カ月ぶりに実家へと戻ってきた。
 僕の実家は、東京と比べて……いや、そんな大都会と比べるまでもなく、ド田舎だ。
 元々大地主だった僕の実家では大きな山をいくつも持っているけれど、
 べらぼうに土地も安いから、全部売り飛ばしたとしても東京に豪邸を立てるには足りないだろう。

 ともかく、久しぶり帰ってきたこの田舎は、僕の目に、今までより遥かに心安らぐものに映った。
 そうして、僕は少し懐かしい気持ちに浸りながら、裏山へと出掛けたのだった。
 そこで見つけたのが、道の脇に出来ていた見慣れない小道。
 最初は獣道かとも思ったけれど、それにしては妙に整っていて……
 捻った例え方をすれば、モーゼが海を開いた時のように、草の海が異常なほど綺麗な分かれ方をしていた。
 たとえ人工的に作られた道だと考えても、わざわざこんな綺麗に整える必要はないし、不自然だ。

 気になった僕は、少し迷ったものの、その道へ入ってみることにした。
 イノシシや熊に出会わないように祈りながら、慎重に歩を進める。
 道は、ずっと一定の道幅を保ちながら、真っ直ぐどこまでも続いていく。
 登っては下り、今まで踏み入ったことがないような山の奥の奥へ。

 数十分歩き続け、僕が疲れて引き返そうかと考え始めた時、ようやく木々が開け、風格ある門が僕を出迎えた。
 こんな山奥にこんな立派なお屋敷があるなんて……。
 塀も門も年代を感じさせる作りだが、その割には綺麗で、
 誰かが住んでいる、あるいは、少なくとも管理していることは明白だった。
 試しに門を手で押してみると、特に鍵や蝶番は掛かっていないようで、簡単に戸が開いた。
 大きな庭の奥には、一軒の大きな古屋が見える。
 無断で入るのも気が引けたので、とりあえず、僕はその場で声を掛けてみることにした。

「すみませーん! 誰かいませんかー!」

 返事はなく、ただ『すみませーん! 誰かいませんかー!』と、山彦が返ってくるだけだった。
 ……妙に生き生きした声色の山彦だったような。
 ともかく、誰もいないようなので、僕は諦めて引き返すことにした。
 門に背を向けて、元来た道を歩き出す。










「ちょっと! なんで入りもせずに引き返すのよ!」



 上の方から声がしたと思うと、その声の主は僕の目の前にシュタッ、と華麗に着地した。
 一体どこから……近くの大木にでも登っていたのだろうか?
 突然の登場にも驚かされたが、その奇抜な外見に、僕は再び驚かされた。

「ね……ネコミミ……?」

 赤を基調とした派手な服装もさることながら、緑色の帽子の隙間から覗くのは、
 いわゆるネコミミと呼ばれるもので……
 しかも、服の後ろからは黒い尻尾が覗いている。
 コスプレイヤー、というのだろうか?
 東京の駅で見かけた時も驚いたけれど、まさかこんな山奥で出会うなんて……。
 しかも、外見から判断する限り、その少女はかなり幼い感じで、仕事にしても趣味にしても、こんな服装をするには若すぎて違和感がある。
 唖然とする僕を、彼女は恨めしそうな表情で睨む。

「マヨイガに迷い込んでくる人間なんて数十年ぶりなのに、入りもせずに帰るなんて拍子抜けもいいところよ!
 こんな山奥に、あからさまに怪しい屋敷があるんだから、とりあえず入ってみるのが礼儀ってものでしょ?」

 正直、頭が痛い。
 彼女の言っているセリフが色々とズレまくっていて、理解が追いつかない。
 一応、マヨイガ、というのは聞いたことがあるけれど……。
 ひょっとして、彼女は伝承にあるマヨイガの住人に成り切っているのだろうか?
 さっさとこの場を離れたい気持ちを抑え、ともかく、僕は会話を試みてみることにした。

「ええと……キミは?」
「私? チェンだよ、化け猫の」

 わずか3秒で、僕はマトモなやり取りを期待したことを後悔した。
 たぶん、彼女なりの遊びなんだろう。
 『おままごと』みたいなものだと思えば、どうにか理解できなくもない。
 役に成り切るための道具が、些か本格的すぎるけれど。
 そう考えたら、こんな山奥で、一人で"ごっこ遊び"をしているこの子が少し可哀想になってきた。

「キミのお父さんやお母さんは、今はいないのかな?
 もし一人なら、あんまり長くはいられないけど、僕が遊びに付き合おうか?」
「……アナタ、ひょっとしなくても、馬鹿にしてるわね?」

 ものすごい形相で睨まれる。
 この子は、どうやらわずかでも自分の世界を壊されるのを嫌うようだ。
 いっそ、黙って彼女の設定に付き合うのが得策だろうか……?

「この失礼な人間、どうしてやろうかしら?
 たしか、外から迷い込んだ人間は好きにしていいって話だったわよね。
 マヨイガに訪れた客人ならともかく、中途半端な所で帰ろうとするし……。

 うん、私の好きにしちゃお♪」

 突然、彼女が妖しい笑みを浮かべたかと思ったら、次の瞬間、僕は激しい衝撃を受けて倒れていた。
 視界に彼女の顔と空が広がる……彼女に押し倒されたのだと気付くまでに、数秒を要した。
 地面に強く打ち付けられた頭が、ズキズキと痛み出す。

「あはっ♪ 呆然としちゃって可愛いね、お兄さん」
「う……ぁ……」

 その外見からはあり得ないほどの力で押さえ付けられる。
 肩の骨がミシミシと音を立て、今にも折れるんじゃないかと思うほどの痛みを伴う。

「あ……つい興奮して力が入っちゃった。
 真っ当な人間は結構脆いんだよねー、気を付けないと。
 でも、抵抗したら骨の一本二本くらいは保証できないから、そのつもりでね?」

 彼女から伸びる二本の尻尾が、作り物とは思えないようなしなやかな動きでピョコピョコと揺れる。
 僕の頭に、有り得ない、そして怖ろしい可能性が浮かんだ。

「あのさ、一つ、確認したいんだけど」
「ん? 何?」
「キミって……ひょっとして、本物の化け猫?」
「え?」

 彼女はキョトンと、呆気にとられたような顔をした。
 しばらく間があって……ようやく、彼女は納得いったという表情で、小さく頷いた。

「外の世界で妖怪が信じられなくなってるって、本当の話だったんだ……。
 まさか、ここまでしないと気付かないなんて……。
 ほら、耳、触っていいよ。作り物じゃないでしょ?」

 彼女は僕の右手の拘束を解いて、僕の前に顔を差し出す。
 言われた通り触ってみると、手触りはまさに動物のソレで心地よく、根本から皮膚に付いていた。
 しかも、人間の耳が、彼女にはない。
 完全に、彼女の"ネコミミ"は、自前の耳だとしか思えなかった。

「これで理解できた? 私が、ホンモノの妖怪だって」

 たしかに、ここまで来たら理解せざるを得ない。
 ……と同時に、正直なところ、理解したくなかった。
 なにせそれは、自分がいかに危険で、理解不能な状況に陥っているのかを明確に指し示しているからだ。

「ふふっ、震えてるよ? 急に怖くなっちゃった?
 妖怪冥利に尽きるね、もっと怖がっていいんだよ?」

 彼女は、楽しそうにしながら、僕の頬をペロリと舐めた。
 猫特有のザラザラの舌が、僕の皮膚を擦り、かすかな痛みを生む。
 それだけで僕はパニックになり、ビクリと体を震わせてしまう。

「ふふっ、お兄さんったらノリがいいんだから♪
 じゃあ、遊びはこんなところにして、本番に移ろっか」

 彼女は突然、僕の股間を膝でグッと押し込んできた。
 いきなりの刺激に、僕は自分でも驚くほど大きな声で呻いてしまった。

「ううっ……!?」
「あはっ♪ お兄さんったら、イチイチ反応が可愛い♪
 本当に、妖怪好みのイイ人間だね」

 そのまま、彼女はグリグリと膝を動かす。
 訳も分からず、僕は与えられる刺激に身をよじった。
 瞬く間に、下半身に血が集まっていく。

「あっという間に固くしちゃって……。
 さっきまでブルブル震えてたのに、こんな状況でも感じちゃったんだ?」

 ニヤニヤと、彼女は意地悪く笑う。
 僕は、恥ずかしさに耐え切れずギュッと目を瞑った。

「ふふっ、その反応も可愛いね……♪ 別にそのまま、目、瞑っててもいいよ?」

 彼女はいかにも上機嫌な声色でそう言うと、僕の上で何やらモゾモゾと動き始めた。
 これから何をされるのか、確認するのも怖くて、僕は目を開けることが出来なかった。
 けれど、シュル、と、わずかに布の擦れるような音がして……。
 こんな状況なのに、頭の中にいやらしい想像が浮かんでしまう。
 僕の下半身も、それにつられてピクリと反応する。
 僕は……つい、薄く目を開けてしまった。

 果たして、そこにいた彼女は、裸だった。

「あ、やっぱり期待しちゃったんだぁ♪
 うふふふ……いやらしーんだね、お兄さん♪」

 彼女は、さっきよりさらに意地悪い笑顔を浮かべて、僕に体を擦り寄せてきた。
 綺麗な白い肌、わずかに膨らんだ乳房に、可愛らしいピンク色の乳首。
 衣越しに感じる、彼女のぬくもり、吐息、肌の柔らかさ。
 目から入る情報も、肌に与えられる感触も、あまりにも刺激的すぎる。
 僕のソレはすっかり隆起し、ズボン越しに彼女のフトモモにめり込んでいく。
 僕は、恐怖とは別の原因で、再びパニックに陥ってしまった。

「こ、こんなことして、一体何を……」
「もう、今更わからないフリしても無駄だよ? お兄さんが想像してる通り。
 男の子なら、嫌なんてことはないよね?
 まあ、仮に嫌だとしても、お兄さんに選択権はないけど……♪」

 彼女は、僕のズボンに手を掛ける。
 そして、爪を立て、ズボンの布地をベルトごと、まるで紙切れのように引き裂いてしまった。
 すっかり固くなった僕のペニスが元気よく飛び出し、上を向いてピンと勃つ。
 彼女にソレを、まじまじと見つめられて、僕は恥ずかしさのあまり目を背けた。

「ふふっ、お兄さんの方は準備完了かな? それじゃ、私の方も……あっ、んっ」
「ああっ……!」

 彼女は僕のそそり立ったモノを掴んで、自身の秘唇に擦り付け始めた。
 竿の先端を擦られ、彼女だけでなく僕の口からも甘い声が漏れる。
 徐々に彼女のソコは湿り気を帯び、クチュクチュという水音が大きくなっていく。
 彼女が、僕のモノでオナニーしている――
 あまりの光景に、僕の視線は釘付けになり、竿もますますガチガチに固くなる。
 僕の中から、恐怖を感じる余裕すら失われ、力を抜いて身を委ねてしまう……。

「はふっ……♪ こんな所でいいかな? ふふっ、お兄さん、この程度で放心してたら後がもたないよ?」
「うひぁっ……!?」

 突然、グチュリ、と、先端だけが彼女のナカに飲み込まれる。
 あまりの柔らかさに、熱さに、キツさに、僕は体を震わせながら情けない声を上げることしかできない。
 いたぶるように腰を小さく揺らしながら、彼女は僕の表情を楽しそうに見つめた。

「ああん……お兄さん可愛い…♪
 もっと、このままイジメてあげたいけど……私の方が我慢できないや。もう、全部、挿れちゃうからね?」

 彼女はそう言うなり、一気に奥まで、ズプリ、と腰を下ろした。

「はぁあああんっ♪」
「――――――っ!!?」

 散々焦らされた先端が、彼女のヌメるヒダで強引に擦られ蹂躙される。
 その衝撃で頭が真っ白になり、僕は声にならない嬌声を上げながらガクガクと震えた。
 射精のタイミングを失ったペニスは、今にも暴発しそうになりながらビクビクと彼女のナカで震えている。

「あれ? 挿れただけでトンじゃった? ふふっ、お兄さん、敏感だね。
 このまま一気に白いのも出させてあげる♪」

 未知のドライオーガニズムの感覚に打ち震える僕を休ませることもなく、彼女は激しく動き始めた。
 内部をギュウギュウと押し潰すように締め付けながら、上下左右にガンガンに腰を振り立てる。
 絶頂の快感が引かないまま、容赦なくペニスに暴力的な快感が与えられる。
 無理やり、快楽のレベルを引き上げられる。
 数度彼女の腰が跳ね、そして下り切った瞬間に、僕のペニスは爆発した。

「ああんっ、出てる! 奥叩いて……すごい勢い♪」
「ぐ……ひっ…………」

 腹でも刺されたんじゃないかと思うような呻きを口から漏らしながら、
 僕はビュクビュクと、自分でも信じられない勢いでオスのエキスを吐き出す。
 快感と認識すらできないようなドギツイ衝撃に支配され、思考が壊れる。
 身体は硬直して痙攣し、射精以外のあらゆる機能がストップする。

 彼女は激しく精を吐き出すソレを奥まで咥え込んだまま、グリグリと小さく円を描くように腰を動かす。
 吐精の勢いが衰え始めたペニスが、再びドプリと大きな塊を吹き出す。

 数十秒間の異常に長い射精を終えた僕の体は、魔法を解かれたようにガクリと地に落ちた。
 たった一度の射精で、僕の中にあった精液を全て吸い取られたような感覚。
 激しすぎる快楽の余韻と、怖ろしいほどの疲労感に襲われ、
 僕は死にかけの人間のように、ヒュー、ヒューと弱々しく呼吸を繰り返すことしかできない。
 目の焦点も定まらず、自分でも、酷く情けない顔を晒していることが容易にわかった。

「うふふ、お兄さん、美味しかったよ♪
 でも、私まだまだ食べ足りないなぁ……♪」

 僕を見る可愛らしい少女の目は、気付けば獲物をいたぶる、残虐な肉食獣のソレに変わっていた。
 彼女の腰が、再びゆっくりと動き始める。
 既に疲弊しきって萎えかけた僕のペニスは、彼女の下の口で舐め回され、咀嚼され、強引に隆起させられる。
 一度勃ってしまえば、もう彼女の思うがままだ。
 彼女の腰使いが一気に激しくなり、精液を搾り取ろうと躍動する。
 既に抵抗する力も残されていない僕は、成すすべなく彼女の責めを受け続けることしかできない。

「あんっ、ああんっ♪ またビクビクしてきたぁ……♪ 出して、食べさせてぇっ……♪」

 大量に射精した直後でも、彼女の苛烈な責めは耐えることを許さない。
 あっという間に高められ、僕は再び彼女のナカに精を放った。
 一度目とほとんど変わらない量の精液が、ビュクビュク、勢いよく彼女の子宮口を叩く。
 いや、一度目にあれだけ精液を吐き出した僕の体に、これだけの精液が残っているはずがない。
 足りない分は、明らかに『精液』ではなかった。

「あ゛……あ゛…………?」
「ふふっ、不思議そうな顔してるね……。
 人間との"まぐわい"なら精液だけで済むかもしれないけど……、私が吸ってるのはお兄さんの『精気』だから。
 タマの中に精液がなくなっても終わらないし、出し過ぎだら……死んじゃうよ?」

 さも、面白い話をするかのような笑顔で、彼女はさらりと言ってのけた。
 一時は忘れていた恐怖が蘇る。
 性交の体を成してはいるが、これは、紛れもなく彼女の捕食行為なのだ。
 後何回まで、僕の命は持つのだろうか……?
 そして、彼女は僕を死ぬまで犯す気なのだろうか……?
 快感とは別の何かに支配され、僕の体はブルリと震えた。

「えへへ♪ もっと楽しもうね、お兄さん♪」

 三度、彼女の腰が踊る。
 僕のペニスを締め上げ、擦り、揉みしだき、シゴき、蹂躙する。
 頭の中で恐怖と快感とがグチャグチャになり、僕は犯されながらむせび泣いた。

「はあぁ……、お兄さんの表情、興奮しちゃう……♪
 私も気持ち良くなってきたよ……今度は一緒にイこうねえ、お兄さん……♪」

 彼女の喘ぎが一段と高くなり、ナカが僕の竿を握り潰さんばかりにギュウッと締まる。
 その刺激で、僕のナカから無理やり精が搾り出される。

「にゃぁあああああああんっ!!」
「――――っ! ――――っ!!」

 無理やり吸い上げられるような、強烈な射精。
 僕の腰は、骨が軋みそうなほどバキバキに硬直して、彼女に大量の精を注ぎ込んでいく。
 神経からもたらされる強すぎる刺激が、僕の頭に激しい痛みと不快感をもたらす。
 まるで、脳ミソをかき混ぜられているような感覚。
 もはや、とても快楽といえるようなシロモノではなかった。

「はあぁ……、気持ち良かったぁ……♪
 もっと、いくらでも欲しくなっちゃう……♪ もう止まれないかも……うふふ♪」

 あまりの疲労に、指の一本すらも動かせない。
 それでも彼女は止まらない。
 容赦なく、僕を貪る、ボロボロの身体から精を無理やり吸い上げる。
 段々と自分の体が冷たくなっていくのがわかった。
 何も見えなくなり、何も聞こえなくなり、

 僕の意識は、どこまでも深い闇の中に落ちていった……





 その日、彼は、消えた。
 捜索願いが出され、警察も、両親も、友人たちも、手を尽くして探したが、
 彼の行方はおろか、それを辿る手掛かりさえもぷっつりと途絶え、見つかることはなかった。







 ……………………………………

 …………………………

 ………………












「じゃじゃーん、出来たよ~! さあ、召し上がれ」
「お、いい匂い……。それにしても、今更ながら、マトモに料理が出来るのは意外だなぁ」
「えへへ、まだまだ見よう見まねだけどねー。ま、食べられないことはないでしょ?」

 彼女に襲われたあの日以来、僕は彼女と同棲していた。
 いや、ひょっとしたら、飼われている、と言った方が正解かもしれない。
 彼女の許可無く外出することはできないし、気絶するまで精を吸われる毎日。
 ただ、それらを除けば特に酷いことはされないし、
 それどころか、こうして食事を作ってもらったり、下らない話をしたり……。
 ペットとして考えれば、の話ではあるが、快適な生活と言えなくもないだろう。

「ふぅ……もう、お腹いっぱい」
「もういいの? たっぷり食べておかないと、体がもたないわよ?」
「いや、体がもたないのはキミのせいであって……。休ませてくれれば、それで済むんだけど……」
「ダ~メ♪」

 彼女は、ニヤニヤと、意地悪な笑顔を僕に向ける。

「別にいいでしょ、減るものでもないし……まあ、寿命は五、六十年減るかもしれないけど」
「いくらなんでも減りすぎ……というか、それって言い方変えたら、あと十年生きられるかどうかってことでしょ!?」
「そこは……ほら、猫になったと思えば十分長生きだし」
「……人基準で考えさせて下さい」
「ああ、もう! 細かいこと気にしない! それに……」

 彼女は急に体を寄せ、僕の耳元で、妖艶な声色で、囁く。

「一生分以上、気持ちよ~く、してあげるから……ね?」

 その言葉だけで、僕の身体は震え、脳は痺れる。
 散々に犯され、開発され……僕は、彼女から与えられる快感なしには生きられない体になってしまった。
 もう、彼女と離れることなんて、考えられない……。
 ムクムクと、無意識に反応する僕の股間を見て、彼女はじゅるり、と舌なめずりをした。


「それじゃ、今日も……いただきま~す♪」
昔の人が考えてくれた猫又の設定を生かさないのは失礼に当たると思いました(真顔)
Esbee
コメント




1.yuki削除
ちぇ…橙のS…だと?
チクショウ!先に書かれた!(ありがとうございます)
Sな橙はギャップがあって良かったです!
2.Reincarnationが好きすぎる人削除
うぎぎ…!なんというナイスな橙…!
3.名前が無い程度の能力削除
これはエロい橙!! とても素晴らしい!!!
4.名前が無い程度の能力削除
あ、この橙ジャストミートだわ。
最高!
5.スライスオニオン削除
これはエロい
まさか橙がこんなにエロくなれるなんて…
こんな橙だと藍様も毎日相手をしなきゃいけなくて大変だろうな…
6.名前が無い程度の能力削除
こ う い う の を 待 っ て い た ! !

カップリングの幅が極端に狭く藍の愛玩道具にされるのが大半な上に八雲の末端な立ち位置に縛られっぱなし
容姿も幼いのが主流なせいで精神年齢まで小児レベルまで落とされがち
そんなワンパターンな橙エロの固定概念をよくぞここまで木端微塵にしてくれた!!!!!

こういう「橙"単身"の←ここ非常に重要」ネチョ的魅力を追求した話マジで読みたかった。俺的に殿堂入り。
7.たぬきゅう削除
妖々夢2面の方の橙ですね。これは迷い込んだら帰れない……
8.decreasing削除
これはエロい
Sな橙が素晴らしい。
9.名前が無い程度の能力削除
秘封時空ではなく、現代から幻想郷に入り込むSSを久方ぶりに見ましたね。
それはともかくとしても、妖怪の橙ならこれぐらいやっても違和感がない。

むしろそうだ。幻想少女たちが強すぎるんだ、相対的に橙がへたれに見えてただけなんだ。
つまり、他の幻想少女たちとのエロは、ごくり。
何が言いたいのかというと、いいぞもっとやってくださいということです。