真・東方夜伽話

紅魔館は今日も平和ですね。

2012/08/29 15:31:28
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紅魔館は今日も平和ですね。

彩羅

 暇だ。暇でしょうがない。

 紅魔館の主である私、レミリア・スカーレットは退屈していた。
 最近、際立った話題も異変もなく、とても平和だ。それはいいのだが、流石に500も年を重ねると日々の過ごし方もパターン化されてきてしまう。
 ただただ幻想郷を散歩、もとい放浪するのにも飽きていた。
 今日は暇を潰すもののアテもなく、館の中を歩き回っていた。

 「咲夜・・・は駄目ね。アイツ、人に仕えるばかりで自分の楽しみを何一つ持ってないもの。美鈴は・・・前話したときに言われたネタがあまりにも滑ったんで却下」

 紅魔館内の住人を挙げながら、暇つぶしの相手を探す。私に仕えているヤツはろくなのがいないな、と愚痴をこぼした。
 ・・・と、そのとき、とある友人の言葉が頭をよぎった。
 
 「『本は無限に時間を喰っていく』・・・ねぇ。数百年生きてる魔女が言うのだから間違いないかも」

 とりあえず今日の暇くらいは潰せるだろう。私はその言葉を残した張本人、パチュリーに会いに、紅魔館の地下にある魔法図書館に向かった。




 「あらレミィ、自分からここに来るなんて珍しいわね」

 読んでいた本から顔を上げながら、旧友であるパチュリー・ノーレッジはそんな言葉を寄越した。

 「ここは埃っぽいからあまり来たくないのよ」
 「私の城に随分な言い草ね。掃除なら小悪魔がきちんとしてるわ。塵ひとつ落ちてないわよ」
 「そうでなくとも、こんな薄暗い場所にずっといたらカビでも生えてきそうよ」
 「何言ってるのよ、吸血鬼の癖に。・・・で、結局、何しに来たの?」

 私は自分の目的を伝えた。おすすめの本を適当に見繕って、数冊貸して欲しい、と。 

 「なるほどねぇ。レミィが本・・・無理ね。諦めなさい」
 「なっ・・・!?」
 「どうせ『字がこまごましすぎ!』とか言いながら破り捨てるのがオチよ。本を無駄にしたくないもの」

 言われてみれば確かに、そうなる気はするが・・・。そのとき私は、自分がバカにされてると思い、パチェに逆上した。
 だが、何を言っても軽くあしらわれ、説き伏せられる。イライラが頂点に達した私は、パチェが読んでいる本をひったくった。

 「こんなもん私に読めない訳がないわ!」
 「ちょっ!?レミィ、やめて!」

 呆気にとられるパチェを尻目に、私は音読を開始した。

 「えーとなになに、『やめろ!俺たち、男同士だろ・・・!こんなこと・・・!』・・・。えーと、なにこれ?」

 よくわからないままページを捲る。挿絵のあるページがあった。その絵を見て、私は驚愕した。

 「・・・え!?ちょっ・・・こいつら、何してんのよ!?」

 ページ一面に描かれたのは、男と男がアレ・・・ま、交わっている絵だった。二人とも恍惚の表情を浮かべ、共に快楽に溺れている。

 「なんでこいつら・・・えっと・・・あぅぅ・・・」

 自分が耳まで真っ赤になるのを感じる。とりあえず本を投げ捨て、叫んだ。

 「な、なんてもの見せるのよ!」
 「そっちが勝手に見ただけじゃない!」

 パチェに言われ、ハッとする。もっともだ。
 正論を突きつけられた私は、少し落ち着いた。そして訊ねる。

 「さ、さっきの本はなんなの?男たちが楽しそうに・・・」
 「あれは・・・つまり、同姓でも愛があれば楽しめる、そういうことよ」

 微妙に説明になってない。・・・ん?ということは・・・

 「それって、女同士でもあるの?」
 「っ!」

 パチェの体がぴくっと動いた。そして急にニヤニヤしだした。なにか地雷を踏んだのだろうか。正直言って気味が悪い。

 「うふふ・・・今のタイミングでそういうことを言い出すってことはレミィ、あなた・・・」
 「なっ、なに?パチェ」
 「私と行為に及びたい、そういうことね!」

 やっぱり変なこと言いだした。助けてー。
 とりあえず逃げたい一心の私は、慌て気味にパチェに伝える。

 「きょ、今日はもう部屋に戻るわね!」
 「待てゐ!」

 翼を広げ、全力滑走をしようと思ったら、足元にあった魔方陣が輝きだした。体の動きを強制的に止められる。
 飛ぼうとした勢いで転んだ私の上に、すかさずパチェが乗りかかる。

 「なによこの魔方陣!こらパチェ、なにをっ・・・」
 「それ、泥棒用に仕掛けておいたのだけど・・・思わぬところで役に立ったわ」
 「はーなーせー!」
 「離さないわ!今まで我慢してたけど、もう限界!レミィ、私を受け止めて!」
 「いーやー!!」

・・・自分の中の『平和な一日』が音を立てて崩れていくような気がした。
 


 「さぁ、まずは服を脱ぎましょうか」
 「うぅ・・・」
 
 些細な抵抗を試みるも、やんわりと阻止される。結局、数分もかからずに、私はパチェに服を剥ぎ取られた。
 
 「相変わらずな胸ね。いつ成長するのかしら」
 「・・・・・・」

 気にしてることを言ってきやがった。自分だって大してないくせに。
 せめてもの抵抗として、私はずっと無言で押し通した。

 「なにか喋って頂戴。反応がないとつまらないし」
 「・・・・・・」
 「・・・意地でも口を開かないつもりね。だったら・・・」

 というや否や、パチェは急に胸に吸い付いてきた。いきなりの快楽に、体が反応してしまう。

 「ふぁあっ!?」
 「相当感じやすいみたいね。やっぱり小さいからかしら」

 口に私の乳房を咥えながら喋るパチェ。声の振動が直に伝わってくる。

 「ゃあっ・・・そのまま、しゃべっちゃだめぇ・・・」
 「駄目?そんなことないでしょう。こんなに感じてるのに」

 薄い乳房に舌を這わされる。ざらざらとした舌の感触は、弱い電気を流されたかのような、ぴりぴりとした感覚となって体を駆ける。

 「そろそろ飽きたわね・・・えいっ」
 「っ!?ぅああああっ!!」

 乳首に甘噛みをされる。快楽に呑まれ、身体が跳ねる。

 「あら・・・?軽くイっちゃったの?すごいわレミィ、乳首でここまで感じるなんて」
 
 暢気な声でパチェが言う。私は荒い呼吸を整えるのに精一杯だ。
 ・・・と、そこで、パチェはあることに気づいた様だ。

 「・・・レミィ、下着がぐしょぐしょね」
 「ふぇ・・・?」
 
 確かに、愛液であろう液体によって、下着はひどい有様となっている。肌にくっついて、不快感を増大させていた。

 「こんなに汚れて。綺麗にしなくちゃ」

 そう言うと、私の下着も剥ぎ取られる。これで正真正銘、丸裸だ。

 「ほら、こんなに濡れて・・・おいしそう」
 「っ?パチェ、何を・・・ひゃあっ!?」

 パチェは私の股間に顔をうずめ、秘部の汁を舐め取った。そのまま暫く舐め続けられる。

 「あっ、はァっ、ぅうあっ!」
 
 膣内に舌を捻じ込まれ、内部までくまなく舐められる。自分の中に蠢く舌は、快楽の強い所を的確に探り当てているかの様だ。

 「ふぁっ、ああっ!っくぅん!」

 自分の声から余裕が少なくなってきたのが読み取れる。もう限界が近いようだ。

 「っふぅあっ!んぁあ!」

 絶頂を迎えるその瞬間、パチェは私の陰核をギュッと摘み上げた。

 「ッああぁあああああああっ!!!」

 眼前で火花が散り、視界が真っ白になった。



 夜、自室にて。

 「ああ、今日はひどい目にあったわ。結局、本も借りてないままだし」
 「あらお嬢様、ここにいたのですか。昼間はどこにいってたんです?」

 そこらの空間から降って湧いたように、咲夜がそこにいた。今更驚きもしない。

 「図書館よ。パチェと過ごしてたの」
 「それは珍しい。本なんて読むんですか?」
 「読もうと思ったけどやめたわ。多分、性に合わないだろうから」
 「でしょうねぇ・・・」

 
 数日後、すべてを見ていた小悪魔に事を教えられ、咲夜はレミリアに夜這いをかけたそうな。

 おしまい
 皆様初めまして、彩羅(あやら)と申します。
 私は生涯ロム専でいようと思ったのですが、少し書くほうにも興味が出たのでやらせていただきました。
 文章力の低さについては、生ぬるい眼差しで見守ってくださると嬉しいです。
 
 PS.暴走するパッチェさんは可愛いと思うの!

 よければコメントくださると喜びます。


コメントありがとうございます!返信をば。

>>えぬお 様
はい、レミリアのカリスマは皆無ですね!パチュリーが友人だから本気では嫌がらない、っていうのもありますが。

>>Reincarnationが好きすぎる人 様
可愛すぎた・・・だと・・・。堪能していただけたようで嬉しいです!
そして咲夜さんの人気に嫉妬。

>>yuki 様
私はパチュリー腐女子説を全力で推していますからね!
とりあえずパチェは可愛い。何してても可愛い。

>>4 様
名前覚えて頂けて光栄です!野咲さんはすごいですよね。尊敬しますー。
ちっパチュリーは素晴らしいですね!握手!
期待嬉しい・・・。気が向いたら書く、くらいのペースで投稿しますので、期待せずにお待ちください!

>>5 様
むしろカリスマ抜群なレミリア様が書けません・・・。
レミリアは成長したら半端ない美女になりそうですね!楽しみだ!
彩羅
コメント




1.えぬお削除
書きはじめおめでとうそしてありがとう!しかしレミリアよわっ(笑)
咲夜さんの夜這いシーンも是非是非
2.Reincarnationが好きすぎる人削除
咲夜さんの夜這いの内容をkwsk、といいたいところだがおぜうがかわいすぎた。
3.yuki削除
…まぁあれだけ大きい図書館にだったらそんな本もあるわなw
パチュリーの可愛さはその通りだと思うの!
4.名前が無い程度の能力削除
野咲さんの米欄で見た名前があったもので、ここのパッチェさんは
ちっぱいパチュリー(通称ちっパチュリー)さんですか、握手aa略
次回作期待してます♪
5.名前が無い程度の能力削除
最近カリスマ溢れるレミリア様が多くて、へたレミリアちゃん美味しいです。
レミリアちゃんのおっぱいはいつ成長するかなぁ。将来?が楽しみ。