真・東方夜伽話

人に酒、猫にマタタビ、蜘蛛に…

2012/04/17 00:16:41
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人に酒、猫にマタタビ、蜘蛛に…

緋勇
この作品にはふたなり描写が有ります。苦手な方はブラウザバックを推奨致します。
一向に構わん!という方はどうぞお進み下さい。楽しんで頂ければ幸いです。




















「こんにちはー」
私は地霊殿の入口で挨拶をする。
今、胸には一匹の猫を抱いている。
お燐ちゃんでは無いが、この地底に居る猫はほとんどがさとりさんのペットだろう。

この子はどうも、虫を追って私の糸に掛かってしまったらしい。
か細い声で鳴いている所を私が保護して連れてきたのだ。

「はいは~い、あ、ヤマメお姉さん!どうしたんですか?」
出てきたのはお燐ちゃんだった。

「あぁ、お燐ちゃん。この子、ここの子じゃないかい?」
「にゃっ!そうですそうです!あれ?でも何でお姉さんがその子を?」
「実はかくかくしかじかで…」
こんな感じで伝わってしまうのが文章の良い所だ。

「そうだったんですか…それは迷惑を掛けちゃいましたね…」
「いやいや、気にしなくて良いよ。それよりこの子が帰れて良かったよ」
「にゃぁ…やっぱりお姉さんは優しい人だねぇ…あたい惚れちゃいそうだよ」
「あはは、お燐ちゃんは相変わらず大袈裟だね」
それでも嫌味が全く感じられないのが彼女の良い所だろう。

「何を話しているのですか?」
「あっ、さとり様!」
「さとりさん、どうも」
「あら、ヤマメさんじゃないですか。何か御用ですか?」

「実は…」
以下省略。

「それは…お手数をおかけしました」
「これ位手間でも何でも無いさ」

「そうだ、丁度お茶にしようと思っていたのです。御一緒にどうですか?」
「良いのかい?」
「えぇ、一人では少しつまらないと思っていた所ですので」
本当にその理由かどうか解らないけど、好意は素直に受けておこう。
病気とゴミ以外の貰える物は貰っておくのが私、黒谷ヤマメの信条だ。
病気を撒く事が出来る私がこんな信条だと言うのも皮肉なものかもしれないが。

「それじゃあお言葉に甘えて、少し頂こうかな」
「どうぞ、上がって下さい」
「さとり様、さとり様っ!私の分も有りますか?」
お燐ちゃんの問い掛けにさとりさんがにこりと笑う。

「お燐はまだ仕事が残っているでしょう?」
「にゃあ…」
しょんぼりと肩を落とすお燐ちゃん。

「終わったらちゃんと用意しておくから」
「にゃにゃっ!行ってきます!お空の分もお願いしますね~!」
ぴん、と二本の尻尾を立てて走っていくお燐ちゃんだった。

「全く…現金な子なんだから」
さとりさんの表情は言葉とは裏腹ににこやかだった。
やっぱり、お燐ちゃんが好きなのだろう。
というか飼っている子全員好きなんだろうなぁ、さとりさんは。

ペットの子と話したり、触れ合ってるさとりさんを何回か見たけど、いつも幸せそうだったし。

「そこに座って少し待ってて貰えますか?」
「何か準備が有るなら手伝おうか?」
「ありがとうございます。でも、後は持ってくるだけですので」
「そっか。じゃあ、待たせて貰うよ」
あんまり無理に手伝おうとしても逆に迷惑だろう。

「お待たせしました」
さとりさんはクッキーと黒い飲み物を持っていた。

「美味しそうなクッキーだね。…この飲み物は、何?」
「コーヒーですよ。飲んだ事、有りませんか?」
「うん、初めて見た…どんな味がするの?」
「苦みが強いですけど、独特の風味が美味しいんですよ。苦いのが嫌いならお砂糖やミルクを入れても美味しいです」
説明をしながらカップを私の前に置くさとりさん。
カップからは湯気と共に香りが立ち上っていた。

「へぇ…良い匂いだね。いただきます」
「熱いですから、気をつけて下さいね」
少しふぅふぅと息を吹いて冷ましてから口を付ける。
少量のコーヒーが喉を抜けると、苦みと風味が口の中に広がった。

「はぁ…確かに少し苦いけど、これは美味しいね」
「喜んで頂けて何よりです」
コーヒーが喉を通る度に体の中が暖かくなる。
さとりさんと雑談を交わしながら半分程飲んだ所で、自分の体に違和感を覚えた。
頭がボーッとする事に加えて体がやけに熱い。
クラクラして、何も考えられなくなってくる。

「ヤマメさん、大丈夫ですか?顔、赤くなってますよ?」
「ん…体が…熱いんだ…」
「風邪でもひかれたんじゃないですか?」
さとりさんのおでこが、私の額に付く。
その瞬間、私の意識はふっと途切れた。

「ん~…大分熱いですね…んぅっ!?」
「ちゅう、んむぅ…」
な、何で?何で私ヤマメさんにキスされてるの?
そんな事、考えて無かったはずなのに…

「ん~っ!んんっ、んはぁ…」
「ぷぁっ…ヤ、ヤマメさん…?」
彼女の思考を読もうとする。
が、何も見えないし聞こえない。
それはつまり無意識を意味していた。

「んぁ~…さとりひゃん…しゅき…」
ガバッと抱き着かれ更に頭が混乱するが、一つの事に気付く。
ヤマメさん、酔ってる…?
でも、どうして?彼女はコーヒーしか飲んでいないのに…

「あつい…」
「ヤ、ヤマメさんっ!?」
そんな事を考えている間に彼女が服を脱ぎ捨て始めた。
彼女の形の良い胸が晒される。

「さとりひゃあん…触って…」
「柔らかい…じゃなくって!」
何とかして止めさせないと…

「んんっ…さとりひゃんの手、あったかくってきもちぃのぉ…」
「ヤマメ、さん…」
まずい…段々私まで熱くなって、ボーッとしてきた…

「胸だけじゃなくってぇ、こっちも触って…?」
空いていたもう片方の手が彼女の下半身に導かれる。

「え…?ヤマメさん、これ…?」
「んふぅ…わらひの、おちんちん…」
え、えぇぇぇぇっ!?
何で?どうして女性のヤマメさんにこんな物が!?

「しゃとりさんに触って貰えて…嬉しくてこんなになってるのぉ…」
「あ…あぅ…」
衣服越しだと言うのに熱さと固さが伝わってくる。
その熱さにあてられたのか、気付けば私は彼女のそれをゆっくりと撫でていた。

「んっ…はぁ…」
手を動かす度に彼女が熱を帯びた吐息を漏らす。
しかし、やはり服の上からでは刺激が弱くもどかしかったのだろう。

「さとり、さ…ん…直接、触ってぇ…」
彼女はそう言った。

「分かり、ました…」
私自身も僅かな戸惑いは有るものの、それを上回る興奮と好奇心に思考が支配されていた。
ゆっくりと彼女の服を下ろすと、既にはち切れんばかりに屹立したそれがずるりと首をもたげた。

「すごい…」
初めて間近で見るそれは、びくびくとうごめく蛇の様なグロテスクさと、粘性の有る液体に塗れぬらりと鈍く光る淫靡さを兼ね備えていた。

「触って…」
小さく彼女が呟く。
その一言に操られるかの様に、私は彼女のそれに触れる。

「んっ…」
軽く握る様にすると、彼女が僅かに喘ぐ。
その声と、手から伝わってくる火傷してしまいそうな熱さが、私の中の何かを溶かして行く。

「もう少し、強く握って…前後に扱いて…」
言われるがままに、手を動かす。

「はぁっ…んっ、ふ、うぅ…」
拙い動きであるだろうと思うが、彼女は甘い声を上げる。
段々と先から溢れてくる液体は量を増し、私の手と彼女のそれの間でぬちゅぬちゅと音を立てる。

「ふぁぁ…!だめ…さとりさんの手、気持ち良くて…もう…!」「えっ…きゃあっ!」
握っていたそれからびゅくびゅくと白い液が吐き出され、私の顔や服に掛けられて行く。

「んああ…気持ち、いいぃ…」
蕩けた表情で彼女は射精の余韻に浸っていた。
その表情を見ながら、私は何故そうしたのかは自分でも分からないが、手に付いた精を口元に運んだ。
どろりとしたそれは、舌に絡み、ゆっくりと喉を進み、私の中を浸蝕していった。
美味であるとか、そういった類の物ではない事は間違いなかったが、まるで話に聞く媚薬の様に私の身体に熱を与えていた。

「…あ…んむっ」
「ひゃあぁっん!」
気が付けば私は、彼女のそれを口に含んでいた。
中に残っていたのであろう精が口に流れてくる。
それを意識すると私の体はより熱を増し、彼女との行為を求めていた。

「さとりさんっ、ひゃ、めぇっ!イったばかりのおちんちん、感じすぎちゃうのぉっ!」
急に与えられた強すぎる快感に、彼女はそれを弱めようとしたのか私の頭を手で抑える。

「む、ぐぅっ!」
しかしそれは全くの逆効果で、より深く私の咥内にそれを突き立てる事になってしまっている。

「やっ、あぁ!こんな乱暴なの…こんらの、らめなのにぃ…きもちよすぎてとまんないのぉ!」
喉の奧を蹂躙され、むせてしまいそうになるのを必死にこらえる。
呼吸をする事も、呼吸をする為に咥内で暴れるそれを舌で制御する事も、結果として彼女の快感をより増幅させていた。
彼女のそれが、再びとろりとした汁を零し始める。
彼女が私の口で悦んでくれている。彼女が私の熱を感じてくれている。
それが嬉しくて、ただ夢中で彼女のそれに奉仕を続けた。

「んうっ、く、あぁっ!」
嬌声が激しさを増すと共に、彼女のそれがびくびくと震え始める。

「さとりさ、んんっ!わらひ、またっ、あぁ!だしちゃうっ、でちゃうからぁっ!や…ふぁぁっ!」
喘ぎ声によって途切れた彼女の言葉は、なんと言おうとしたのか。
しかし、何を言われようと今の私には届かなかっただろう。
彼女に気持ち良くなって貰いたい、ただその一心だったのだから。

「やぁっ!も、だめぇっ!でちゃう…さとりさんの口におちんちん汁びゅーびゅーしちゃうぅぅっ!」
「んんんっ…!んく…」
口の中にどくどくと大量の精が放たれる。
先程よりも量も濃さも増したそれを、零さぬ様に嚥下していく。
こく、と喉を鳴らして飲み込む度に身体が甘い痺れに酔わされていく。
逆上せた様にぼうっとする頭が、まだ足りない、もっと欲しいと私に命令する。

「ヤマメさんのおちんちん、硬いまま…まだ、出し足りないんですか…?」
射精の余韻の中、彼女が僅かに首を縦に振る。

「良かった…それなら次は、ここに出してください…」
私は自らの下着を下ろし、彼女に秘所を見せる。

「ヤマメさんのおちんちんを触ってから、まるで熱病に罹ったみたいに熱くて堪らないんです…」
ごくり、と彼女が唾液を飲み込む音が聞こえる。
微睡んでいる様な彼女の視線が私の秘所に注がれている。
堪らなく恥ずかしいのに、もっと見て欲しい。
まるでそんな気持ちが雫となって溢れていくかの様に、私の秘所は湿り気を増していく。

「あ…ヤマメさんのおちんちん、さっきよりも固くなってる…入れたい、ですか…?」
「したい…さとりさんと、もっと気持ち良くなりたい…」
「嬉しい…それでは、そのまま寝ていて下さい、私が、しますから…その、初めてなので、上手に出来るか分からないけれど…」
彼女の固く屹立したそれを、手で固定して秘所にあてがう。

「入れます、ね…」
宣言し、ゆっくり腰を沈め始めた。
ずず、と彼女の物の先端が肉壁を押し拡げて入ってくる。

「ふぅっ…うぅ…」
与えられる異物感と痛みに思わず声が漏れる。
非常にもどかしい行為だと思う。
にも関わらずじっと動きを止め、受け入れてくれている彼女の姿がとても嬉しかった。

彼女に悦んで貰いたい。
その気持ちが、痛みを抑え込んでくれた。
ずぷ、と彼女の物が根本まで沈み込む。

「くっ…んぅ…私の初めて、あげちゃいました…気持ち、良いですか…?」
「うんっ…!さとりさんの中、熱くて、溶けちゃいそう…!」
中で、彼女の物が更に固くなるのを感じる。

「良かった…あの、ゆっくり、動いて貰えますか…?」
「分かった、痛かったりしたら、言ってね?」
私が頷くと、彼女の物がゆっくりと私の中で動き始める。
肉壁を擦られる度に、切なさと気持ち良さがないまぜになった様な感覚が下腹部から身体全体へと伝わっていく。

「んぁっ…ふっ、うぅ…」
他より敏感な場所をなぞられると、思わず声が出てしまう。

「可愛い声…もっと、聞きたいな」
「そんっ、な…はずかしっ…い、ひぁっ!」
彼女の言葉と、急に与えられた胸への刺激が私を責める。

「乳首をくりくりされるの、気持ち良い?」
「やあぁっ!そこ、だめ…はぁ、んあぁんっ!」
頭の中から足の先まで電流の様に快感が走り、何も考えられなくなっていく。

「…ごめんねっ、さとりさんっ…!」
「ヤマメ、さ…んっうぅっ!」
ぐちゅぐちゅと、彼女の物が私の中を激しく抉っていく。

「さとりさん凄く可愛くて、色っぽくて…我慢出来ないのっ…!痛かったら、ごめん…!」
「んあぁぁっ!ヤマ、メさん…ヤマメさぁんっ!」
彼女が私を突き上げる様に動く度に、全身が貫かれる様な違和感と、無重力の中に居るような浮遊感を覚える。

「やっ…い、やぁ…!ヤマメさん…っ!手…私の手、握って…下さい…!」
「これで、良い…?」
指と指が絡み合い、支えられている、繋がっている事に安心する。

「はいっ…さっきのままだと、自分が何処かに行ってしまいそうで、怖かったから…もう大丈夫です、続けて下さい…」
「うん…いくよ…」
再び、行為が再開される。

「んぅぅ、んあぁ!」
ぢゅぶぢゅぶといやらしく響く水音、彼女の物から与えられる僅かな痛みと溶けてしまいそうな快感、繋がった手の柔らかさと温かさ…
それら全てが混ざり合い、私を自分が知らない私へと変えていく。

「ふあぁ!んっ、ふぅぅ!私っ、こんなに…いぃっ!い、いやらしい、妖怪だったんですねっ…初めてなのに…すご、くぅっ!気持ち、良くて…おかしくっ、なってしまいそう…!」
「大丈夫、だよ。どうなっても、さとりさんはさとりさんだし…どんなさとりさんでも、私が一緒に居るから…!」
「ヤマメ、さん…」
こんな時にそういう事を言うのは卑怯だ、と思う。

「あんっ、くっ…ふぁうっ!ヤ、マメさん…私、何か、来ちゃうっ…!」
「さとりさん、一緒に、イこ?私も、もう出ちゃいそう…」
「はいっ…!」
「イっ…く…!出すよ、さとりさん…」
「出してっ…下さいっ!いっぱい、私の中にぃ…んうぅ、ふ、あぁぁぁぁ!」
彼女の物が一際大きく震え、どくどくと私の中に精が注がれているのが分かる。
同時に身体の力が抜けて、私はぱたりと彼女の上に覆いかぶさる。
彼女の鼓動を聴いて少し落ち着いた私に、彼女の謝罪の思念が聞こえた。

「酔い、冷めたんですね…」
「うん、途中から…でも、さとりさんの事好きだったし、気持ち良くて、止められなく…ごめんね…」
「好きだったって事は、今は違うんですか?」
「あぁ、いやっ!決してそういう事じゃなくて今はもっと好きっていうかその…んんっ!?」
聞こえ続ける言葉と思念を止める為に、私は彼女にキスをした。

「ヤマメさんとキスをするの、二回目ですけど…酔ってたから一回目、覚えてませんよね?」
彼女は頬を赤らめ、頷く。

「では、今のが初めてという事で…私の初めてを二つもあげたんですから、ちゃんと責任取って下さい、ね?」
私の言葉にぶんぶんと首を強く振る彼女の姿を見てから、目を閉じた。
彼女の吐息の音と体温を感じる。
その安心感に甘え、私は意識を手放した。
久しぶりの投稿。
蜘蛛はコーヒーで酔うという話を思い出してからずっと書きたかったネタ。
描写が足りてない気がしますがヤマメさんは前からさとりんが好きだった感じです。
酔ってればさとりを攻められるんじゃね?と思ってたはずなのに結局ラブラブになってしまった気がする。
この後寝ているさとり様とヤマメちゃんにはいくつかの未来が待っています。
1.何事もなくお昼寝、その後起床 2.お空の仕事が終わらないので一人で先に戻ってきたお燐に見つかる、裸の二人を見て発情したお燐が… 3.お燐、お空が仕事を終えて帰宅、裸の二人を見て…ry 4.こいしちゃんに見つかって…
この後二人はどうなってしまうんでしょうね。
緋勇
コメント




1.ユウギリヒロユキ削除
か、かわいすぎるぞこの組み合わせ!
いや~新鮮で萌える作品でした!
GJ!
2.名前が無い程度の能力削除
やりとりがかわいらしくて、いい!