真・東方夜伽話

眠っているフランちゃんをよってたかって叩き起こすお話 <5>

2011/10/29 22:13:33
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眠っているフランちゃんをよってたかって叩き起こすお話 <5>

五木降 ニバル

この作品は、東方プロジェクトの二次エロ創作です。
同作者による『理屈っぽいシリーズ』本編、
『眠っているフランちゃんをよってたかって叩き起こすお話 <4>』の続編にあたる作品となります。

このお話全体の前作にあたる『フランちゃんが咲夜さんに理屈っぽく嫉妬するお話』だけはお読みでないと、
内容がちんぷんかんぷんになりますので御注意下さい。
60KB少々の作品なので、さほどお手間は取らせないものと思われます。

相変わらずくどくて長くて申し訳無い事ですが、芸風だと思って諦めて頂けると作者が喜びます。
以上御了承頂ける方は、全裸でこの先にお進み下さい。

























◇◇◇ 第十三章 Der Wecker wird gequält Ⅴ - 真夜中の宴 その5 - ◇◇◇





ぐちゅ、ずちゅっ、ぐちゅぅ。


紅魔館の地下。
吸血鬼、フランドール・スカーレットの幽閉されている場所。
便宜的に『地下牢』と称されるその場所に、湿った音が響いていた。

先日、一月も前にフランドールへの精神干渉に失敗し、
その精神を破壊されかけ、瀕死の重傷を負った筈の男。
その男が、懲りること無く、再びフランドールの白い肉体を蹂躙していた。


ぬちゅっ、ぐぷっ、ぐちゅっ、ぬぷぷぅ。


フランドールの両腕を戒める二本の鎖。
それが、フランドールの両腕ごと交差している。
その艶めかしくも薄く幼い身体が強引にひっくり返されて。
フランドールは、男にその滑らかで艶やかな尻を向け、後背から犯されていた。

「――――――・・・・・。
 ―――――――――」

女が、男の背を抱き締めたまま、誰にともなく呟いた。
快楽に耐え続ける男の感覚が、密着した肌から伝わってくる。
気を抜けば、あっという間に射精に至る程の快感。

それも。

魔法陣、儀式を用いた大掛かりで強力な、快楽を逃がす魔法及び痛覚と触覚を鈍らせる魔法。
これらを用いて、既にフランドールの肉体から受ける快感は当初の十分の一近くな筈である。
加え、同じく大掛かりな感応魔法と、感応力を高める為の強力な薬品を使用して、
フランドールの精神に感応する力は当初の十倍近くに上昇している筈だ。

フランドールを意のままにせんと試みた魔法使いの男とその従者の女。
二人は、此処に来て、今まで自分たちが如何に甘い想定の下でフランドールに干渉を試みていたのかを、
骨の髄まで叩き込まれた気がした。

当初、挿入して、十数秒にも満たない時間じっとしているだけで射精に至らしめられた魅惑の肉穴。
やっと、通常通りに、性感を高める為に腰を振る事が許された。
腰を通常の性交と同じ様に振る事で、射精へ到るまで―――タイムリミットまでの時間は短くなるものの、
フランドールの肉体にも性感を与える事で、精神感応の効率は飛躍的に上がる。
快感による精神の同調が、精神感応の基本であるからだ。


ぱん、ぱん、ぱんっ。


頭上で腕を交差させた、不自然且つ苦しそうな体勢で、
なお意識を失ったまま、フランドールは膝をついたままで後ろから貫かれていた。

吸い付く様な、きめ細やかな尻の肌。
男が衝動に任せて腰を叩き付けるたびに、男の腿の肉にあたって高い音を立てる。
男の両の腕にすっぽりと収まってしまいそうな程に細いウェストを、
男はその細い背中側からがっしと掴み、自らの股間に力任せに押し付けた。


ぐい、ぐちゅうぅぅ・・・・・


男が激しく背を仰け反らせ、フランドールの膣肉が与えてくる柔らかな粘膜の感触に全身を震わせる。
フランドールの膣は細く小さく、男の巨根を強烈に締め上げる。
幼くして絶世の美しさを持つ吸血鬼の、誰一人手の届かぬ筈の魅惑の聖地を蹂躙している事実が、
男の充実感と征服感、背徳感を否が応にも増幅させる。
押し寄せる波の様に、突然高まってくる射精感。

男は、まるで既にフランドールの最奥に到達している事を忘れたかの様に、
より一層にその小さな肢体の奥に侵入しようと、自らの先端をフランドールの子宮口に押し付ける。
今まで、あまりに巨大で収まりきる事の無かった、
フランドールの極上の肉を味わう事の無かった可哀相な柱の根元が、
ほんの少しだけ、赤く充血したフランドールの秘裂の中にうずまっていく。

フランドールの肉体が、その圧迫感に小さく身動ぎした。
男の目の前の白い尻の肉が、なだらかな下腹部が、うなじの白が、
男から与えられる快楽の前に紅く染まっていく。
身体が密着しないのがもどかしいのか、男の太刀に刺し貫かれたまま、
その綺麗な尻を左右に振っている様にも感じる。

いよいよフランドールの膣内の動きが激しくなってくる。
男自身に纏わりつく柔らかな肉の襞は、にゅるにゅると激しく蠢き掻き上げ、男の射精を促そうとする。
ぴく、ぴく、と規則的に、小さく締め付けていたそのリズムが、いよいよ激しくなって音楽を奏で始める。
穴の最奥が、まるで真空であるかの様に、男の先端に吸い付き、吸い上げるのが解る。

これで十分の一。

有り得ない。
有り得ないレベルの快感。

しかし。

やっと。

やっと此処まで漕ぎ着けられた。

フランドールが、精気を吸い上げる快感ではなく、普通の性感を感じるようになるまで。
男が感じる性感を此処まで下げて、悪魔の肉体との性交を対等レベルに持ち込めるまで。
これだけの手間が掛かったのだ。
前回の様な、命の危険は未だ拭えない。
が、やっと此処まで漕ぎ着けられた。
安定してフランドールに干渉する事が可能となったのだ。

前回の様なミスを犯し、フランドールに直接破壊される様な下手を打たない限りは。
安定してフランドールに干渉を続け、時間を掛けて口説き落とす事が可能となったのだ。
男は歓喜した。
歓喜に一瞬気が抜けて、思わず射精に至りそうになる。
男は慌ててフランドールの膣から自分自身を引き抜いた。
引き抜く際にも、絡みつくフランドールの膣壁が男の射精を促してくる。
辛うじて衝動を抑え込み、男は大きく深呼吸を重ねた。
びくん、びくんと跳ね回る醜悪な肉の塊。
この醜い分身が、今の今まで、幼くも美しいこの吸血の姫に収まっていたのかと思うと、
それだけで天高く精を放ってしまいそうになる。

荒い息をもなんとか抑え込んで、男は再度、自らの鋼の太刀をフランドールの裂け目にあてがった。


くちゅ・・・・・


ひくひくと蠢いていたフランドールの穴が、男の黒光りする先端に吸い付いてきた。
それだけでも凶悪なまでの快感だというのに、肉穴はその先端を吸い込む様に、
一気に男の亀頭を呑み込んだ。
びりびりと、電撃の様な激しい快感が、男の脳神経を襲い刺激する。
男が一息ついて、押し寄せる快感の波を収めようとした事など、全く無駄だったのだといわんばかりに。

まるで操られているかの様に、男は仰け反り、フランドールの腰を抱え込んで、
フランドールの尻に自らの腰を叩き付けた。
込み上がってくる射精感。
フランドールの膣内に射精する事による命の危険は、当初に比べてかなり低くなったとは言って良い。
しかし、射精をする事で魔力が抜けてしまい、儀式が途切れてしまうのは当初の想定通りである。
フランドールに吸い尽くされる危険性が少なくなった事を考慮しても、
出来る限り射精はこらえ、繋がっている時間を延ばすのが望ましい。

しかし、流石に今回はもう限界だ。

タイムリミット―――射精に至るまでの時間も、今までの儀式の中では最長を記録した。
今回はこれで充分だろう。
男は、自分が先日の儀式で死にかけ、瀕死の状態から生還した病み上がりである事を考慮し、
今回は無理をせず、儀式を打ち切る判断をした。

高まり、昂ぶった精神を収めるべく。
欲望の白い塊を、美しい少女の膣内に叩き付けるべく、男は腰の動きを早めていく。
射精感は既に留まる事を知らぬレベルに到達している。
その、身体の中に滞るどす黒い欲望の粘液を、フランドールの最奥に植え付ければお終い。
感応は途切れ、フランドールの精神に潜り込んでいた男自身も現実の世界に戻る。
そして、放出と同時に男は強烈な快感と、少女の身体を蹂躙した征服感を得る。

射精が近付いてきた。
射精に至るまでの短い時間、
迫り上がってくる穢れた白濁が勢い良く弾けるまでの短い間、
男は少しでも多くの快感を得ようと、一層激しく肉棒を出し入れする。
少しでも多くフランドールの肉の感触を楽しもうと、肉棒をより一層硬くする。
快感に、男の喉が鳴り、男が小さく呻いた。


唐突に、男の激しい動きが止まった。


「・・・・・・・?」

女は首を傾げた。
男のラストスパートを見て、動きが止まった事で、てっきり射精に到ったものだとばかり思っていたのだが。
どうも、そうではないらしい。
フランドールの膣にその肉棒をうずめたまま、男は動かずにじっとしている。
男から流れてくる強い快感もそのまま。
しかし、果ててはいない。

「―――、―――・・・・・?」

男の反応を訝しく感じ、女は主たる男に声を掛けた。
従者の言葉が届いたのか否か。
男は、その巨大な太刀を、ゆっくりとフランドールの鞘から抜き放った。

フランドールの蜜で濡れた其れが、名残惜しそうに糸を引く。
射精をせぬままに抜き放たれ、その使命を果たせぬまま、
遣り場の無い欲望の矛を向ける先を失い、急速に力を失っていく。

「―――」

男が、従者の女に儀式の終了を促した。
射精に到らぬまま、突然の終了宣言。
男の真意を測りかね、女が首を傾げながら男を問い質そうとする。

女の問いに、男が答えた。


「お姫様が、止めていた思考をやっと開始した。
 我等が、今、其れを邪魔をするのは野暮というものだ」


はっきりと。
その様に、口にした。

男は女に儀式の撤収を命じた。
女は指示に従い、フランドールを楽な体勢に戻して全身を清め、
真新しい服を着せて痕跡を抹消する。

女の作業が終わったのを確認すると、男は部屋の入り口に向かって歩きながら、
女へ話し掛けるとも、独り言ともつかぬ口ぶりで呟いた。


「―――次で決まる」



二人が去った後。
眠ったままのフランドールが一人、部屋に残された。

激しい肉体的干渉を受けながら、無意識の快感を貪りながらも、
幾度と無く犯されながらもフランドールが目覚める事はなかった。


フランドールは、眠っている。
フランドール・スカーレットは、眠り続けている。


しかし。


目醒めの時は、着々と近付いている。





◇◇◇ 第十四章 Das Märchen des Traumes Ⅴ - フランドールの日記Ⅱ その5 - ◇◇◇





『×月×日 くもり

 ○○○がカラダを求めてきた。
 嬉しいはずなのに、何故かその気になれなかった。
 ごめんなさいしたら、『いいよ、気にしないで。今日はゆっくりお休み』だって。
 紛れもなく○○○。心遣いをとても嬉しく感じる。
 ―――それなのに、何だろう、この違和感は。
 心の中に引っかかったままのモヤモヤが、どうやっても晴れてくれない』


『×月×日 くもり

 待ってよ・・・・・ちょっと。そんな。
 そんな・・・・・信じられない。
 私、なんで?!』


『×月×日 くもり

 私は○○○にしかカラダを許したことが無い。
 大切な記憶のはずなのに。
 一生の想い出のはずなのに。
 最も幸せな一瞬であったはずの、○○○との初めての時の記憶を、
 どうやっても呼び覚ます事が出来ない。
 そんな、どうして?!
 そんな、馬鹿げたことがあって良いの?!』


『×月×日 くもり

 気分が優れず、一日中部屋に閉じこもっていた。
 こんな日にまでしっかり日課をこなそうとするんだから、私も大概だと思う。
 魔理沙あたりが強引に連れ出したりしてくれたらいいのに、
 こう言う時に限って、魔理沙は遊びに来てくれないのだ』


『×月×日 くもり

 違和感の正体に気付いて愕然とする。
 何故、何で私はお咎めを受けないんだろう。
 無限の命を持った妖精メイドを●した時、まだ其程の地位ではなかった○○○に、
 散々叱られた記憶がある。
 私の能力は、自然の摂理を無視するだけでなく、
 ヒトの命、生き物の命の価値を壊し、見る人の心と価値観をも破壊し、
 やがて自分の心も蝕み壊してしまうものだから、って。
 ○○○は自分が貶される事に関しては、多分どうとも思っていないだろう。
 でも、自分を庇って私が禁断の力を使った事は、問題視していてもおかしくない。
 私を物凄い剣幕で、二度と力を使う事の無い様に叱り付けてもおかしくない。
 ―――それは、私の事を本当に思って言ってくれている事。
 そんな○○○だから、私は○○○のことを好きになったのだ。
 ―――気付きたくなかった。
 違和感が、私の心を占めようとする。
 苦しい。
 誰か助けて』


『×月×日 あめ

 今日は久方ぶりの雨。
 一月あまりも前に排除したはずの変態ロリコン野郎は、
 何食わぬ顔で(フードに隠れて表情はよく見えないが)館に押し入ってきた。
 美鈴も既に諦めているのか、この頃はアイツが来るたびに、普通に館に通している様だ。
 あの変態なら、ひょっとして答えを知っているのだろうか。
 あの変態の言葉に身を任せて、言う事を聞けば、この悩みから解放されるのだろうか。
 いつもの様に、○○○は私を庇ってくれるが、今の私が欲しいのはソレじゃない。
 黒ずくめの暴言に自分の身を晒す事で、何か得るものがあるだろうかと思ったのだが。
 私の昏い表情を訝しく思ったのか、黒ずくめは“今日はやめておく”と残して、
 身を翻して立ち去っていった。
 アイツが、撃退されたのと、タイムリミット以外で姿を消すのは初めての事だ。
 あのロリコン野郎は、一体何が目的で私に干渉してくるのだろう』


『×月×日 くもり

 一日中、図書館に籠もって、本をしっかり読みふけるでもなく、
 ただぼんやりと眺めて過ごしていた。
 心の機微に敏感なパチュリーの事、私の葛藤にも多分気が付いてるはず。
 それなのに、穏やかな物腰で、何も聞かないままでいてくれるのが、
 今の私にはとても有り難かった。
 パチュリーが姉の親友で、本当に良かったと思う』


『×月×日 くもり

 ココは、この場所は、とても居心地が良い。
 とても居心地が良いけれど、居心地の良さで、
 他のあらゆる私にとって大切な“何か”が隠され続けている様な気がする。
 それは、あたかも悪魔が快楽で人間を虜にして、
 他の全てを忘れさせ、堕落させていくかの様に。
 ううん、いや、そんなに難しく考える事でも無さそうだ。
 単に私が現実から目を逸らしている、というのが正しいんだろうか』


『×月×日 くもり

 私がそんな事を考えるに至った原因、発端となったのは、
 そう、紛れもなく、あの日突然、私の前に現れた不埒な黒ずくめだ。
 私の大切な○○○を貶し、暴言で貶める輩。
 とてもじゃないけど許す気にはなれない。
 ―――でも、私の○○○を真っ向から言い負かす程の奴だ。
 只者ではないのは確か。
 私にちょっかい掛けてくるのにも、何かしらの理由があるのだろう。
 一度、たった一度くらいは、ちゃんと話を聞いてやっても良いかも知れない』





◇◇◇ 第十五章 Ein Festa der Schauspielerinnen Ⅴ - 小悪魔の誘惑 - ◇◇◇





「何故、こんなコトになったのかしら」


紅魔館の一室、大浴場に近い比較的大きな一室。
シャワールームを完備した、大きめのツインのベッドが置かれた部屋である。
十六夜咲夜は、清めた身体をバスローブで包み、ベッドの端に腰掛けながら口にした。

「さあ・・・・・僕には何とも。
 魔法云々は全然わからないし、寧ろ僕が教えて欲しい処なんだけど・・・・・」

同じく、バスローブに身を包んだ執事の少年・○○○は、
咲夜の隣に腰掛けて、肩身が狭そうに身を縮こまらせていた。
普段であれば、半裸の咲夜が側にいる、というだけで、
怒髪天を突いている筈の股間の大砲は情けなく縮こまったまま。

男と女。
身を包むものは薄目のバスローブ一枚のみ。
心を許した者同士。
本来であれば、そのまま熱い抱擁から、貪る様なディープキス、
生々しい性の交わり、愛の営みに移行してもおかしくないシチュエーション。

ムード満点の薄ぼんやりとした大きな照明。
ベッドの側のお洒落な香炉で焚かれた催淫の香。
あの貪る様に愛し合った初めての時と、雰囲気から何もかもほぼ一緒と言っていい。

しかし。

互いがその初めてを捧げあった、この記念すべき部屋にあってなお、
二人の気分は高揚するどころか、一層沈み込んでゆくばかりであった。
それは―――。


「もー、二人とも、いい加減に観念してくださいっ!
 これでも、相当な譲歩なんですからね?
 文句を言いたいのなら、パチュリー様に直接仰ってくださいな。
 もう魔法を駆動させる準備まで整ってるんですよっ。
 あとは、お二方のお覚悟次第なんですよ―――メイド長、○○○さん」


唯一の相違点。
二人と同じくして、その魅力的な肢体をバスローブに包んだ美女。
床に描かれた魔法陣をチェックし、小さな燭台に火を灯しながら、
動かない大図書館―――パチュリー・ノーレッジが使い魔、小悪魔が悪態をついた。

咲夜が冷たく鋭利に刺す様な視線を少年に向ける。
同時に、冷たい汗を額に浮かべながら、少年が咲夜から顔を背ける。

少年のリアクションを見て、咲夜は大きな溜息をつくと。
再度、先と同じ台詞を口にした。


「はぁ。
 ・・・・・・何故、こんなコトになったのかしら・・・・・」



        ☆          ☆          ☆



「・・・・・・は?」


仕事部屋で、紅魔館に対する賠償請求書類の作成に従事していた少年は、
突如として、あわただしく入室してきた三人の魔女の、とんでもない要求に目を剥いた。
少年に紅茶を差し出す為に先だって入室していた咲夜も、ぱちくりと目をしばたかせる。


「細かい説明は後でいくらでもするわ―――パチュリーが。
 貴方達の大切な家族、フランドールを救う為のエッチを実行するに当たって―――。
 先に小悪魔と、エッチして欲しいのよ」


流れるような金髪の、本人も人形のような美しい容姿の人形遣い。
常識人で苦労性、優雅さをこよなく愛し、常に華麗であれと日々努める七色の魔法使い。
性の知識には疎く、純情な少女の一面をも持ち合わせている筈の美少女、
アリス・マーガトロイドの口から、まさかその様な要求が飛び出ようとは。

「魔理沙、貴女、アリスに何を吹き込んだのよ」

咲夜が呆れ顔で魔理沙を窘めた。
紅魔館にやってくる客人の中でも、比較的常識人のアリスにこんな常識外発言をさせるとは。
犯人はまず魔理沙で間違いはあるまい、と最初から決めつけて掛かった。

「なんだよそれ。
 理解できないことはみんな私のせいかよ」

「今までがほぼそれで間違いなかったからね。
 言われた事に不満を感じるのなら、普段の行いを改善なさい」

「ぐぬぬ」

「御免なさいね、誤解を招くような内容で。
 私達だって、決して、伊達や酔狂でこんなトンデモ要求している訳じゃないのよ。
 ―――その、フランドールみたいな見た目幼女とエッチしろ、だとか、小悪魔とエッチしろ、だとか。
 全部、ちゃんとした理由があっての事なの」

歯噛みする魔理沙を横目で眺めながら、アリスが二人に理解出来るように噛み砕いて話し始めた。
眠り続けるフランドールの精神に干渉するにあたって、フランドールの精神防壁が高すぎて、
通常の方法では最早介入が不可能に近い事。
八意永琳が、直接的、物理的な性交渉と同時に感応の魔法を掛ける手段を提示してくれた事。
既に侵入者が同様の方法でフランドールに接触している可能性があり、一刻を争う事。
幻想郷に、名の知れた男性の魔法使いがおらず、
例え居たとしてもフランドールの身体を提供する事に色々と不都合が生じる可能性が高い事。

そして、執事の少年を一時的に魔法使いに仕立てて、フランドールを犯して貰う事が、
フランドール自身にとっても最も望ましいだろうとの結論に至った事。

魔法の使えない少年が感応の魔法を行使するにあたって、
肉体的、精神的にリンクした存在が代わりに魔法を使用する事になる。
その役割を果たす者として、パチュリーの使い魔である小悪魔が適任とされた。
○○○と小悪魔に、一時的に主従関係を結ばせるのが最善という結論に至ったが、
元より魔力を持たない○○○を悪魔の主人とする為には、魔術による契約は不可能。
そこで、小悪魔が淫魔の血を引く『女性型悪魔』である事を利用し、性交渉による儀式契約を考えた。

上手くいくかどうかは解らなかったが、念のために小悪魔に確認を取った処、
『問題無い』との返答が返ってきたとのこと。
人間が異性の悪魔と性交渉を以て契約を結ぶ事は、
例え淫魔でない普通の悪魔であってもさして珍しくは無い事らしい。
『契約』の効力を糧として現界する悪魔にとって、寧ろ儀式の贄として、
契約者の分霊たる精液や愛液、破瓜の血などを捧げられる事は、願ってもない幸運なのだとか。

余談ではあるが、現在大きな力を持つ悪魔達は皆、数多くの契約者との性交渉をこなしており、
それによって大きな力を身につけるに至った者も多いのだそうだ。
小悪魔は未だその経験が無く、それが自分が小悪魔たる所以だと笑っていたらしい。
そして、その行為を経る事によって、どれだけの活力を得る事が出来るのか、
楽しみで仕方ないです、と、結構な乗り気であった様だ。


アリスの説明を一通り聞いた後、少年は溜めていた息を一気に吐き出した。
理屈に綻びはほぼ無いと言って良い。
あるとすれば、その方法を以てしても思惑通りに成功する可能性は100パーセントではない事。
フランドールの純粋な心を踏みにじった上、少年は分不相応な快楽を得る事になる、という事。
―――そして。


めきっ、ばきん。


大きな音に、その場に居た、一名を除く全員がその方向を向いた。
完璧で瀟洒な従者、パーフェクトメイド・十六夜咲夜。
その瀟洒な従者が、両の手で持った木製の盆に力を込め、真っ二つに割った瞬間だった。

「あっ、たっ、大変失礼致しましたっ」

自らの無意識の行動に気付き、咲夜が慌てて木屑の清掃に取り掛かる。
少年はそれを見て、より深い溜息をついて、大きく首を振って頭を抱えると、

「申し訳ありません、御協力出来そうに無いです、パチュリー様。
 それはあくまで最後の手段として、今暫く別の手段を突き詰めては頂けませんか」

と、パチュリーに対して拒否の意を示した。

パチュリーの手前、何とか瀟洒を通そうと躍起になる咲夜と、
それをフォローして優しく声を掛けようとする少年。
そんな二人を眺めながら、アリスと魔理沙は二人に悟られぬようにひそひそと会話を交わしていた。

「何だよ、アレ。
 あの執事だけが咲夜にぞっこんで、咲夜の方はいつも旦那の憎まれ口ばっかりだから、
 大して旦那の事好きじゃないのかと思ってたらさあ・・・・・。
 ラブラブ以外の何物でもないじゃないか」

「咲夜も頭は良いし、多分それがフランドールの為だと理解はしているのよ。
 それでも、理屈では理解していても、女の感情が許してくれないのね。
 なまじプライドが高く、プライド相応の能力の持ち主だけに、
 『この私を抱いて気持ち良い目を見ておいて、更に他の女で気持ち良くなろうだなんて許さない』
 って心理が働くのよ。
 こういった感情は理屈じゃないからね。
 執事クンも大変だわ」

ガールズトークは、二人の頭上を音速の銀のナイフがかすめた時点で終了した。



        ☆          ☆          ☆



結局その後、問答にレミリアが乱入し、二人が四人に押し切られる形となった。
日取り、段取りを決め、少年が小悪魔との性交渉を以て契約を執り行う儀式。
それは、奇しくも少年と咲夜の初めての場所で行われる事となった。

満面の笑みで、ノリノリで少年を部屋に誘う小悪魔と、
咲夜の視線を気にし続け、渋々と、小悪魔にその背を押されながら部屋に入る少年。
部屋に消えていった二人の姿が、目に焼き付いて離れない。
咲夜は二人が行為に及んでいると思しき最中、ずっと心中落ち着かないまま、
レミリアの部屋をぐるぐると歩き回っていた。

「咲夜。
 気持ちは解らないでもないけど、少しは落ち着きなさい。
 小悪魔は確かに美人だし、悪魔だから男にとってその行為も相当の快楽をもたらすでしょう。
 とはいえ、あの男が、その程度の事でぽんぽんと心変わりするようなタマだと思って?」

座って寛いでいたパチュリーが、イライラを隠そうとして尚隠しきれず、滲ませる咲夜を窘めた。

「そ、その様な事は考えておりません。
 ただ、あの変態が、小悪魔の身体を好きに貪り、快楽を得る事で、
 良い気になって、自分が偉いんだと、ハーレムの王なんだと言うような、
 巫山戯た勘違いに及んだりしないか、心を痛めているのですわ。
 もっとも、あのヘタレ男にそのような度胸があるとも思えませんが」

一瞬図星を指されたように、反射的に身を竦ませた咲夜であったが、
すぐに自分を律し、目上に接する為の柔らかな営業スマイルを形作る。
その一瞬の変化を見て、パチュリーは『さすが従者の鏡だわ・・・・』と思わざるを得なかった。

五分もしない内に、再度イライラをつのらせて、部屋を歩き回り始めるのは御愛嬌であったが。


二人が件の部屋に消えてから、二時間が過ぎた頃。


こんこん。


レミリアの部屋に、控えめなノックの音が響いた。
レミリア、パチュリー、咲夜の全員が一斉に扉の方に振り返った。
行為は無事すんだのだろうか。
契約は成ったのだろうか。
もしもそれらが成功しているのであれば―――少年と小悪魔は、男と女の関係となっている筈。
全員が、複雑な気持ちで扉の方を見据える。
咲夜の喉がごくりと鳴った。

「鍵は開いている。入れ」

ベッドに身を横たえたままのレミリアが、ノックの主に声を掛けた。


きぃ・・・・・・


扉を開けて部屋に入ってきたのは―――涙目の小悪魔一人。
魅惑のボディラインをたった一枚のバスローブで包んだだけの、あられもない姿。
男が見れば、すぐにでもいきり立った肉棒を突き立てたくなる様な扇情的な姿の彼女が―――
目を真っ赤に腫らし、泣いていた。

「ぱ、パチュリー様ぁ・・・・・」

「ど、どうしたの、小悪魔?!
 儀式は、性交は最後まで終わったんじゃないの?」

パチュリーが小悪魔を最後まで問いただす前に、咲夜が小悪魔に詰め寄った。

「どうしたの、小悪魔!
 まさか、あの男に変な事をされたり、変な事を要求されたり、
 変なプレイを要求されたりしたんじゃないでしょうね?!
 だとしたら、遠慮無く言いなさい!
 容赦なく切り落として、一生涯不能のままにしてやるから!」

詰め寄る咲夜に若干引きながらも、小悪魔は首を小さく振った。
咲夜の勢いが若干弱まる。

「変な事はされてません、けど・・・・・。
 ある意味それよりヒドイですよぅ・・・・・」

かすれるような涙声で呟いた小悪魔の声。
その瞬間、咲夜の姿が掻き消えた。

「待て、咲夜!」

レミリアの制止の声も、時既に遅し。
レミリアは頭を抱えた。
まあ、咲夜も本気で切り落としはしないだろう。
そう無理矢理自分を納得させて、レミリアは身体を起こし、ベッドの端に腰掛けた。

「主人より自分の感情を優先させるとは、いい加減あの従者も大概だな。
 ―――まあ、ソレはともかく。
 儀式はどうなった、小悪魔。
 詳しく話してみろ」

まるで夢遊病患者の如く、ふらふらと、ゆっくり歩を進める小悪魔を問いただそうとするレミリア。
小悪魔は両の目から涙をボロボロとこぼしながら、
ソファに腰掛けるパチュリーの肢体に、その全身を預けるようにしてもたれかかった。

「・・・・・うっ・・・・・うえぇ・・・・・パチュリぃ様ぁ・・・・・っ。
 あの人・・・・・○○○さん、幾ら何でも酷すぎますよぅ・・・・・」

「い、一体何があったのよ、小悪魔。
 取り敢えず詳しく話して御覧なさい。
 詳しく聞いてみない事には、何が酷いのかどうかも判断しかねるわ」

「詳しくも何も、」

小悪魔は、パチュリーの豊かな胸元を濡らしていたその顔を上げ、



「勃たないんです」



「「・・・・・は?」」



小悪魔のあまりに想定外な言葉に、約二名が石化した。

「いくらメイド長に操を立てているっていったって。
 メイド長がお綺麗なのは重々承知ですけど、
 それにも負けないくらいのプロポーションは維持していた筈なのに。
 外見だけなら、メイド長にも、パチュリー様にだって、負けないくらいの自負はあったのに。
 男の人には誰一人見せた事の無い素肌を全部晒してるのに、
 ぴくりともしないってどういう事ですかっ?!
 私、そんなに魅力無いですかっ?!
 あの人、インポなんじゃないですかっ!?

 ―――女の子として、ショックすぎます・・・・・。
 もう立ち直れないかも知れません・・・・・。
 私がストレスでハゲて死んじゃったら、パチュリー様が骨を拾って下さいね・・・・・?」

小悪魔はそのままパチュリーの双丘に顔をうずめ、わんわんと泣き出した。
その様子を見て、脱力したように大きな溜息をつくレミリア。

「なんだコレは。
 企画倒れも良い処じゃないか。
 貴様達魔女共は一体何をしていたんだ。
 この事態は、どうすれば改善出来るんだ。
 なぁ、パチェ」

レミリアは冷たい視線をパチュリーに向けた。
しかし、意外にもパチュリーは余裕の表情を崩さず、全てが想定の内であったかのような口ぶりで、
小悪魔の頭を優しく撫でながらレミリアの問いに答えた。

「まあ、考えられた可能性の内の一つではあるわ。
 あの男の性欲は相当強いと聞いていたから、
 小悪魔レベルの優れた外見なら問題無く欲情に至ると思っていたのだけが想定の外だった訳ね。
 安心なさい、小悪魔。
 貴女がとても可愛らしく、魅力的であることは、この私が保証するわ。
 あの男の無駄な甲斐性が、今回はマイナスに働いただけの事よ。
 貴女を傷つけた事に関しては、たった今、咲夜がお仕置きをしてくれているから」

「うえぇぇ・・・・・ぱちゅりぃさまぁ・・・・・」

「男を射精に至らしめるにあたって、思い人との交接による精神的充足が与える影響はけして少なくない。
 でも、直接物理的に与えられる快楽だって、人の身である以上、抗う事の叶わぬ要素の一つだわ。
 一般の男性から見て、小悪魔は相当魅力的な女性に映る筈。
 加え、半分淫魔である小悪魔の膣がもたらす快感の強烈さは、
 一般の男性が長時間持ち堪えられる程に甘くは無い筈よ。
 挿入れてさえしまえば、多分あっと言う間。
 結論は簡単、『咲夜で勃てて、小悪魔に挿入れる』で良いのよ」


―――がくっ。


小悪魔が脱力して、上げていた顔を再度パチュリーの胸に埋めた。

「ぜ、全然フォローになって無いじゃないですか・・・・・」

「まあ、それは仕方が無いでしょう。
 あの男がまだ童貞の時に、咲夜と婚姻を結ぶ前に貴女が迫っていたら、多分一発で堕ちたわよ。
 咲夜に惚れて館に残った筈のあの男だけど、小悪魔、貴女と先にエッチしてたら、
 きっと貴女だけを見て、貴女の為に働き、貴女とだけエッチする○○○になっていたんじゃないかしら。
 早いか遅いかだけの違い。
 男の甲斐性を否定する訳にもいかないしね。
 それを踏まえた上で、もう一度だけ協力してくれないかしら」

目を閉じたまま、優しい笑顔で小悪魔を撫で続けるパチュリー。
ぶすっとした表情をパチュリーに向けていた小悪魔は、滅多に見せてくれないパチュリーの笑顔にほだされ、
顔を赤らめ、恥ずかしそうについと目を逸らし、ついつい口を滑らせた。

「あ、あと一回だけですからね。
 次にこんな事があったら、二度と協力しませんからね。
 私、すっごくショックだったんですからね」

「わかってるわよ。
 次にこんな事があったら、その時こそ切り落としてやればいいだけの事よ。
 私の大事な小悪魔に恥を掻かせるなんて、人間の分際で許し難い行為だもの。
 ―――だから、不本意だろうけど、もう一度だけお願いね」

「・・・・・は、はい」


パチュリーの説得を見て、これまた見事な手管だ、とレミリアが感心したのも束の間。
開いたままの部屋の扉の前を、能力で加速された、レーザーの如き亜光速のナイフが横切った。
ナイフは壁に突き刺さると同時に、大音響とともに石の壁を崩壊させた。
レミリア、パチュリー、小悪魔全員の視線が扉の側に集中した。

大きな扉の前を、さほど速くもない速度で、ドタドタと音を立てて、
乱れたバスローブ姿の少年が横切っていった。

「じゃあ、僕はどうすればいいって言うんだよおっ?!
 こあちゃんに欲情したらしたで怒るクセにーーーーーっ!!」

その後を、何故追いつけないのかが不思議なくらいの猛スピードで、
瀟洒な筈の銀色の従者が駆け抜けていった。

「うるさいっ!!
 貴様が女の子に恥を掻かせた事実は変わらないっ!
 おとなしく切り落とされろっ!!」


ちゅどーん。


どかーん。


轟音が紅魔館を揺らす。

「あー・・・・・なんだ。
 奴等を止めてこい、パチェ」

呆れ顔のレミリアが、如何にも面倒臭そうに友人を促した。

「嫌よ。
 それは寧ろレミィの役割でしょう」

パチュリーも面倒臭そうに首を振った。

紅魔館を何度も揺るがす爆発音。
最早ミサイルと言っても良い程の威力を持つ咲夜のナイフ。
一発でもその身に受ければ、人間である少年は一溜まりも無いだろう。
既にこの様な処で命懸け。
レミリアは、コレはお仕置きとしては過剰なくらいなのでは、と思った。

「一般人のクセに、咲夜のナイフをよくかわす。
 予測回避というヤツか?」

「まさか。
 そんなの、単に咲夜が本気を出していないだけよ。
 あの男の身体能力は一般人以下だもの。
 咲夜が本当に本気を出したら、時なんて止めなくたって、二秒で決着が着くわ。
 アレは一種の通過儀礼みたいなものよ。
 咲夜が自分の優位を誇示して、あの男がそれを容認して、いつもの互いの立ち位置を確認し合うための、ね。
 じゃれ合いの域を大きく逸脱するものでもないわ」

「なるほど、理解した。
 そういった事なら、主として理解を示してやるべきではあるな。
 だが、なあ…。
 そのじゃれ合いで、これ以上館を破壊されてはかなわん。
 パチェ、私の盟友として、紅魔館の居候として、奴等のじゃれ合いを止めてきてくれたりはしないか」

「嫌よ、面倒臭い。
 どうせ後片付けするのはあいつらなんだから、好きにさせておけばいいのよ」


取り付くシマもないパチュリーの拒絶の言葉に、レミリアは苦笑する他無かった。


「くっくっく。
 相変わらずいけずだねぇ、パチェは」



        ☆          ☆          ☆



「Das schöne Mädchen steht auf einem Stein, während es singt,
 und kämmt sein Haar mit einem goldenen Kamm.」


歌うような、囀るような声で、小悪魔が呪文の詠唱を開始した。
ベッドの周囲に立てられた小さな燭台の炎が、一斉に青く変化する。


「Die Seele der Person wandert wegen der zweifelhaften Macht,
 die die Singstimme wie Gott vollständig hat.」


光に乏しい暗い部屋の中、描かれていた魔法陣の顔料が光を放ち始める。
その幻想的な光景に、咲夜と少年は目を奪われた。


「Anfang, ein Antriebsanfang.
 Ich verbessere zwei Phasen der Stärke der Gleichförmigkeit.
 Drehe es nur durch eine katalytische magische Macht zu erfolgreicher Ausführung.
 ―――では、始めましょうか。
 メイド長、○○○さん」


魔法陣が駆動を開始したのを確認し終え、小悪魔が二人に振り返った。
普段、おっとり天然系で可愛らしい仕草の小悪魔が見せる素直な微笑みとは違う、妖艶な微笑み。
淫靡で、淫猥な、男の自制心を叩き折るような淫魔の微笑み。
油断すれば、その視線だけで射精に至りかねない危険な微笑み。
咲夜は、此処に来て初めて、小悪魔が『淫魔の血を引く存在』である事を実感した。
これで『半分淫魔』な程度だと言うのだから、本物の淫魔はどれ程のプレッシャーなのだろう。
咲夜は、ごくり、と音を立てて唾液を飲み下した。

小悪魔が、ゆっくりとバスローブを脱ぎ捨てた。
厚い生地の下からその姿を晒した、雪のように白くしなやかな肢体。
すらりと足が長く、足首もきゅっと締まって、無駄な贅肉は一切見えないにも拘わらず、
脚の付け根の辺りから太股にかけてはむっちりとボリューム感溢れている。
腰の辺りは見事に腹筋で締まっており、人間では有り得ない程の、
まるで彫刻のような美しいくびれが二人の目を射抜いた。

「○○○」

咲夜が、ぼそっと呟くように少年の名前を呼んだ。
少年が「何?」と返答するまでの間も、咲夜の視線は小悪魔の見事な肢体に釘付けであった。

「貴方、やっぱり不能なんじゃないの?」

「ぶっ!」

咲夜のとんでもない発言に、思わず少年は吹き出した。
咲夜の言葉を受けて、小悪魔が激しく同意を示す。

「ですよね?!
 コレで勃たない○○○さんがおかしいんですよね?!
 私のカラダ、結構良い線いってますよね?!」

右の手で艶めかしく自らの肩を抱き、左手をくびれた腰に回し、
いやらしく身を捩りながら小悪魔が訴えた。
咲夜が、小悪魔に同意を示す。

「紅魔館メンバーの中でも、スタイルは結構自身があった方なんだけど。
 美鈴もいるし、パチュリー様も素晴らしいプロポーションの持ち主だし。
 私の身体って、お嬢様方を除けば、実は平均以下だったりするのかしら」

「そんなことありませんよぉ。
 むしろメイド長は人間なのに、普通そのスタイルの良さは有り得ません。
 おっぱいは・・・・・ちょっとだけ私の方が大きいみたいですね。
 でも、ウェストの細さではちょっと私が負けてるみたいです。
 私よりもスレンダーな体型、っていう処なんでしょうね。
 ○○○さんが、夢中になる気持ち、よく解る気がします。
 メイド長のカラダを一度味わっちゃったら、
 他の女の子のカラダに目がいかなくなるのも道理かも知れませんね」

「ふふ、有難う。
 小悪魔、ココは半分プライベートみたいなものだし、名前で良いわよ。
 快楽に身を焦がすに当たって、役職名を叫んでも興醒めでしょうし。
 ―――ふう、こうなってしまったものは仕方が無いものね。
 お嬢様の御命令であるのならば、実行しない訳にもいかない。
 せめて、最大限に、精一杯に楽しませて貰う事にしましょう」

「わかりました、咲夜さん。
 今日は、○○○さん共々、宜しくお願いしますね」

魔法陣の輝く碧と、燃えさかる蝋燭の蒼が、下から美女二人の肉体を照らす。
女性らしい、激しい凹凸を持つ肉体が、二人の身体の上に艶めかしい影を描き出す。
少年は、そのあまりに非現実的な光景を目の当たりに、ぽかんと口を開けたまま固まっていた。

自分だって、健全な一男子である。
紆余曲折あって、現在でこそ咲夜という絶世の美女と男女の関係を結ぶ事となったが、
その初めてを咲夜の処女で散らすという究極の幸福に与る以前、
幻想郷にやって来る前は女性経験も無く、常日頃から湧き上がる若き情動を、
溢れる妄想と激しい手淫で収めていた記憶も未だ新しい。

それが、一体どうした事だろう。
一体何だというのだろう。
この不可思議なシチュエーションは。
何で自分は、こんな絶世の美女二人と、こんな事になっているのだろう。

呆けた顔の少年を横目に、呆れ顔の咲夜が肩を竦めて言った。

「この素敵な身体に欲情しない様なインポ野郎は放っておいて、私達だけで気持ち良くなっちゃいましょうか。
 ―――淫魔とはいっても、今迄経験は無かったんでしょう?
 この私が色々教えてあげちゃおうかしら」

唇に指先を当てて、ウィンクしながら悪戯っぽく笑う咲夜。
小悪魔が、余裕の流し目で迎え撃つ。

「えへへ、そうこなくっちゃです。
 淫魔っていうのもまあ半分くらいですけどね。
 本能に刻まれた知識とテクニックを甘く見ないほうがいいですよ」

咲夜と小悪魔が両手の指を絡ませてゆく。
二人の美女の長く細い指がゆっくりと絡みついていく様は、ただそれだけで少年の情動を刺激する。
少年の股間に、急速に血液が集まっていくのを感じる。


むにゅううっっ・・・・・


咲夜の左手と、小悪魔の右手が生々しく絡められたまま、
咲夜の右手と、小悪魔の左手が互いの背に回されていく。
互いの背を引き寄せ、自らの胸に押し付け合う。

必然、二人の豊かで形の良い乳房が重なり、押し潰される形になる。

長い脚を絡ませ、互いの下腹部を擦り合わせるような形で、二人の美女が抱き合った。

「あ・・・・・ん」

咲夜と小悪魔の顔が近付いていく。
小さく口を開き、舌の先を小さく晒しながら、咲夜の舌を待ち受ける小悪魔。
紅く、細く長い舌の先は、その有様だけで男の本能を打ちのめす程に艶めかしく見える。

咲夜が小さく舌を出し、小悪魔を迎え撃った。
舌を伸ばし、絡め取り、軽く吸い、ちろちろと舐め回して牽制する。


ちゅっ、ちゅっ。


遊んでいるかの様な、啄む様な、フレンチキスとも呼べるような口技の応酬が繰り広げられる。
青い炎に照らされて、青白く輝く二人の白い肌が、少しずつ紅潮している様に見えた。
二人の美女のいやらしい行為に、少年の双眸はすっかり釘付けの状態となっていた。
瞬きも殆どせずに、全身微動だにせず、目の前のあまりに淫靡な絡み合いを凝視していた。

―――少年の手が、無意識に自らの股間の巨砲に添えられる。

フレンチキスは、程無くしてディープキスへ。
大きく口を開き、鼻梁が重なり合う程に互いの口腔を押し付け合う。
口内では、何度も何度も長い舌が絡み合い、舐め合い、吸って吸われて、激し戦いが繰り広げられていた。


ぷはっ。


息が続かなくなったか、一旦咲夜と小悪魔の顔が離れた。
二人の口の間を、透明な糸が引いている。
それが周囲の青白い光でキラキラと輝き、少年の性衝動を突き動かそうとする。

「ん・・・・・ふ。
 こ・・・・・これは・・・・・流石と言っても良いのかしら」

分が悪いのは咲夜の様であった。
ほんの少々だけ、悔しそうな表情を浮かべ、はぁはぁと肩で息しているのが見て取れる。
対して、小悪魔は可愛らしくも淫靡な微笑みを浮かべたまま、余裕を見せつけていた。

「咲夜さん・・・・・キス、弱いんですね?
 克服しようと努力の跡が見られはするものの、まだまだ私の敵では無さそうですね。
 その証拠に・・・・・ほら」

「ひゃんっ!」

一瞬、びくっと全身を硬直させる咲夜。
咲夜の背を抱いていた小悪魔の左手が、咲夜の秘所をそろりと撫で上げたのだ。

「うふふ、素敵な声。
 あの厳格で、落ち着いていて、大人っぽくて格好良いメイド長様が。
 ―――こんな可愛らしい声をあげてくれるんですね。
 こんな素敵な声を聞かせてくれるのなら、私、もっともっと虐めてあげたくなっちゃいます。
 もっともっと、素敵に感じさせてあげたくなっちゃいます」

小悪魔は、咲夜の秘所に触れた自らの左手を、
咲夜の秘所から溢れ始めた蜜にまみれた自らの指を、紅い舌で淫らに舐め回した。
小悪魔の瞳が、より紅く、強い輝きを放つ。

「ふふ、美味しい―――咲夜さんのジュース」

咲夜は、その小悪魔の微笑みに、思わず本能的な恐怖を感じた。
何か、小悪魔の、淫魔としてのスイッチを押してしまった様である。
その艶めかしさ、淫靡さは、つい先程までの無邪気で可愛らしい小悪魔の其れとは違う。
人間を誑かし、快楽で堕落させ、魂を奪い去る悪魔の其れだ。

―――これは拙い。

咲夜は一旦仕切り直そうと、小悪魔からその身を離そうとした。
しかし。

「こ、小悪魔?
 ちょ、ちょっとだけ放してくれないかしら。
 体勢がきついから、ちょっと立て直したいんだけど」

咲夜の背に、いつの間にか何かが絡みついていた。
小悪魔の尻尾だ。
存外に力が強く、咲夜が身を離すのを簡単には許してくれそうに無い。
咲夜の左手に絡められた小悪魔の指にも一層力が込められ、咲夜を逃すまいとする。

「こ、小悪魔っ!
 ま、待って、待って!」

「ずるいですよ、咲夜さん。
 経験の無い私に色々、教えてくれるんじゃなかったんですか?
 分が悪くなったからって、まさかココまで昂ぶった私をおいて、逃げる気じゃありませんよね?
 ―――安心して下さい。
 別に私、咲夜さんを堕落させようとか、魂を取ろうとか、そんな大層な事考えてる訳じゃないです。
 ―――私、ただ単に、純粋に。
 咲夜さんの一番綺麗な姿が見たいだけなんですから」

「や、待っ・・・・・んむむううう!!!」

咲夜の口を、再び小悪魔が塞いだ。
小悪魔が、咲夜の舌を強く吸い上げる。
咲夜が両の目を見開いて、なんとか小悪魔の束縛から逃れようと何度も藻掻く。
小悪魔は再度左手を咲夜の背に回し、がっしりと固定すると、
空いた尻尾の先を咲夜の濡れた秘所にかるくうずめた。


つぷっ。


「~~~~~~~~っっっ!!!」

咲夜の眼から涙が溢れてくる。
小悪魔の手を握る左手に、既に力は無い。
快楽の奔流から逃れようと、両の脚をじたばたさせて逃れようとするが、
咲夜の腰を抱える腕はとても力強く、咲夜の全身の体重を支えてなお余裕を見せつけている。

咲夜の表情が快楽にとろけていく。
必死で自分を律しようと足掻く咲夜の理性。
しかし、本職のテクニックを前に、陥落は時間の問題と言っても良かった。


ぷはぁ・・・・・っ


ふと、小悪魔の唇が離れた。
このまま吸われ続けていれば、間違いなく絶頂を迎えさせられていた。
焦らしているつもりなのかどうかは知れないが、咲夜にとっては窮地を脱する願っても無いチャンス。
なんとか体勢を立て直そうと、全身に力を込め、今度こそ小悪魔の束縛から逃れようとする。

そこに。


「咲夜さん・・・・・本当に、ホントに素敵です。




 ・・・・・・イッちゃえ」


ぐりっ。


咲夜の肉穴に埋められた、小悪魔の尻尾の先端。
ソレが倍近くに一気に膨張し、力強く半回転―――捻り込まれた。


「・・・・ひっ・・・・っきゃあああああぁぁああぁぁぁぁっっっっ!!!」


抗えぬ快楽が一旦途切れた事で、一瞬油断した咲夜に襲いかかった止めの一撃。
その落差に耐えきれず、咲夜は悲鳴の様な大声を上げて激しく果てた。


ぷっっしゃああぁぁぁぁっ・・・・・


全身を仰け反らせ、痙攣させ、潮を吹いて、押し寄せる快楽の波に身を預ける咲夜。
その表情を目の当たりに、小悪魔は恍惚の表情を浮かべた。

「素敵・・・・・最高・・・・・!
 その顔・・・・・その快感に身を焦がす、あられもない表情が欲しかったんですぅ・・・・・!
 ああ・・・・・私・・・・・生まれてきて良かったぁ・・・・・!」

自ら絶頂に導いた咲夜の姿を、とろんとした眼で見つめ、身を震わせ捩る小悪魔。
咲夜の様な、厳格で隙の無い、恍惚の表情など滅多に他人に見せる事の無い人間の其れは、
概念に生きる悪魔にとって、この上無い御馳走であるのだろう。


咲夜の身体が崩れ落ちた。

「うふふ、今回は私の勝ちですね、咲夜さん。
 リベンジは何時でも受け付けますよ」

「ま、負けた・・・・・。
 ううっ、存外に悔しいわ・・・・・」

つやつやと生気に溢れた笑顔で微笑む小悪魔と、肩で息をしながら愚痴を漏らす咲夜。

「本当なら、ココで一旦、ゆっくりと休憩を取ってから、といきたい処なんですけど。
 ―――ほら、咲夜さん、立って下さい」

小悪魔が、床に手をついて座り込む咲夜を引っ張り、立たせようとする。
「もうちょっと休ませて」と、精一杯の抵抗をする咲夜に、小悪魔の激励がとんだ。


「ほら、見て下さい、アレ。
 ―――ここからが本番なんですから」


キラキラと輝く瞳で見つめる小悪魔の視線の先。
其処には―――。


咲夜が視線を向けたその場所には、


ただ一人空気のままだった、本当は本日の主役だったの筈の少年。
その少年が、ベッドの端に腰掛け、二人の艶姿を凝視したまま、


その巨大な股間の大砲を天高く聳えさせ、一人掌でさすっている情けない姿があった。



        ☆          ☆          ☆



「うふふ、私達の勝ちですね?」


小悪魔が、淫靡な微笑みを少年に向けながら、その耳元で囁いた。
少年の鋼の剛直に、その柔らかな掌をそっと添えてやる。
少年がびくんと全身を硬直させた。

「しょっ、しょっ、しょうがないだろっ?!
 あ、あんなの、幾ら何でもエロ過ぎだろっ!!
 ぼ、僕だって、まだ若い男なんだから、
 いくら咲夜さんに操を立てているからって、あんなの見せられたら欲情だってするよっ!!」

少年が喚く。

「その言葉、私と二人きりの時に言ってくれたら良かったんですけど。
 私、あの時本当にショックだったんですよ?
 私には、女の子としてそんなに魅力がないのか、って悩んじゃったりして」

「あ、ご、ゴメン」

小悪魔の思いも掛けない反撃に、少年は思わず謝罪の言葉を漏らした。
其れがあまりに滑稽で、小悪魔はくすくすと含み笑いをこぼした。

「もっとエロく感じてもらっても良いんですよ?
 いくらでもエロくなって差し上げますよ?
 ―――もっともっと、私達にエロい事をしても良いんですよ?」

「・・・・あ・・・・ひ・・・・・っ」

小悪魔は少年の前に跪き、少年のそそり立つ巨砲を優しくさすった。
反対の手で、柔らかく少年の陰嚢を包み込み、縮こまった皺を優しく揉みほぐす。
少年のただでさえカチコチの鋼の肉が、ガチガチの金剛石に変化していく。

「あっ・・・・・硬っ・・・・・。
 なんて、なんて凶悪な・・・・・。
 コレが、コレが私を貫くだなんて・・・・・。
 私を貫いて掻き回すだなんて・・・・・。
 想像しただけで・・・・・イッちゃいそう・・・・・」

小悪魔の表情がとろんと蕩けていくように見える。
少年の竿をさすっていた自らの手の指先を、物欲しそうにくわえ、頬を紅潮させている。
少年は、小悪魔に飛びかかって、その顔に擦り付けてやりたい衝動と、
その小さな口にねじ込んでやりたい衝動と、その巨乳で挟み穢してやりたい衝動と、
男を堕落させる為に存在する悪魔の肉穴にねじ入れ、
子種を植え付けてやりたい衝動の全てと、全身全霊で格闘していた。

「ふふ、○○○さん、可愛いです。
 ―――我慢しなくても、良いんですよ?
 貴方が今考えている、いやらしくも淫らな妄想。
 全部、現実の世界で実行しちゃってもかまわないんですよ?
 私なら、そのはしたなくも卑猥な妄想、全て受け止めてあげちゃいますよ?」

小悪魔の言葉一つ一つが、少年の脳裏にエコーのように鳴り響く。
魔力の籠もった、淫魔の囁きだ。
少年の目の焦点が合わなくなってくる。
精神が揺さぶられ、理性を保てなくなってくる。

自らの理性だけでは抵抗しきれないと判断し、少年は咲夜に助けを求めた。

「さ、咲夜さん」

「何? この浮気者」


―――がくっ。


少年はがっくりと肩を落とした。

「咲夜さん、駄目じゃないですか。
 せっかくこれだけ力強くそそり勃っているのに、萎えちゃったら意味が無いでしょう?」

小悪魔の非難が飛ぶ。
其れもさして気にした様子も無く、咲夜は小悪魔に一言、二言提案を述べた。

「―――出来るかしら、小悪魔。
 この男に増長させない為に、協力してくれるかしら」

「男の子なんですから、ちょっと強引に女の子を求めるくらいは良いと思うんですけどぉ。
 ―――はい、出来ますよ。
 一般人相手でしたら、魔法抵抗力も無いに等しいですし、私程度の魔力でも造作もありません」

自分の目の前で物騒な話と思しき会話を行う二人の美女に、
突っ込みを入れてやろうと少年が顔を上げたその瞬間。

小悪魔が両の手で組んだ複雑な印が、強烈な光を放ったのが見えた。

「うわっ?!」

視界が真っ白に染まった後、真っ黒に変わっていく。
目を見開いているはずなのに、一向に視力が回復する気配が無い。
部屋の明かりが全部消えたのかとも思ったが、そういう訳でも無い様だ。
少年は、突然の事態にパニックを起こし掛けた。

「どう? 効いてるかしら」

「ええ、やっぱり一般の方は一発ですね。
 今、○○○さんの視界は完全に闇の中な筈です。
 時間にして一刻半はこのままの筈ですよ」

咲夜と小悪魔の物騒な会話の続きが聞こえてくる。
なんと言う事だろう。
この二人は、共謀して自分の視界を奪い、アドバンテージを奪おうと画策したのだ。
少年の心に、ちょっとした怒りの感情が湧く。
少年の股間が、若干力を失い掛ける。

「ちょ、ちょっと待ってよ!
 せっかく勃ったのに、二人が見えなくなっちゃったら、また萎えちゃうかも知れないだろ?」

少年が、抗議の声を上げた。
一間の先あたりで、咲夜の「んふ」といった含み笑いが聞こえた。
小悪魔も、その抗議の内容がツボだったらしく、しきりにくすくすと笑っている。

不意に、肩の辺りを押され、少年はそのままベッドの上に押し倒された。

「うわっ、な、何するんだよ」

力無い抗議の声を上げる少年の側から、咲夜の声が聞こえた。

「残念だけど、貴方に選択権は無いの。
 大丈夫、こうすれば・・・・・」

「・・・・・?

 ・・・・・いひいいぃっ?!」

少年が身体を仰け反らせ、ベッドの上で跳ねた。
少年の身体に密着する、熱く、滑らかで、柔らかな物体。
其れが、少年の両側から、腕に、脚に、激しく絡みついてくる。
肩の辺りに、胸の当たりに、両側から押し付けられるあまりに柔らかな感触。

「そもそも貴方は女の子を選り好み出来るような器じゃ無いんだから。
 大人しく、私達二人に犯されていれば良いのよ」

股間の砲身に添えられ、ゆっくりとさする二つの手。
少年の両の頬に吹きかけられる、甘い香りの熱い吐息。
これは。

これは、明らかに―――!


「ホント、なんて幸せ者なのかしら、この男は。
 これだけの美女二人に全裸でサンドイッチされるだなんて。
 世界全国、何処を探してもそんな果報者いやしないわよ」


少年から見て左側から、咲夜の声が聞こえてきた。

「あ・・・・・素敵です。
 さっきにも増して、硬くなってきました・・・・・!
 凄い、これだけ硬かったら、天人の岩とかでも貫けそうです・・・・・!」

少年の右側から、小悪魔の声が聞こえてくる。

二人が、両側から少年の真上にのし掛かってくるのが解る。
少年の下腹部に、どちらかの腰が乗っかる様な感触。
毛は薄く、濡れた肉の粘膜の感触がはっきりと伝わってきて、少年の巨砲を一層高く反り返らせる。
少年の胸にのし掛かり、押し付けられる、柔らかくも形の整った大きな乳房。
咲夜と小悪魔、どちらのものかは知れないが、揉みしだいてぐちゃぐちゃにしてやりたい。
そんな少年の衝動を察してか否か、少年が両の手を持ち上げかけて、
自分に押し付けられる柔らかな肉を掴もうとした処を、『どちらかの手』が素早く掴み上げて制し、
少年に押し付けられる乳房とは別の大きな肉の塊に押し付けた。


もにゅん・・・・・


「うは・・・・・」

少年の脳髄がピンク色に染まっていく。
何という絶品の感触。
数ヶ月前、咲夜という絶世の美女の初めてを奪った日、
初めてその柔らかな肉に触れた時の感動と感触を思い出す。

―――やばっ・・・・・!

ふと、少年の全身に、不意に走る電気の様な感覚。
紛れもない、射精の前兆だ。
咲夜にも、小悪魔にも、未だ挿入れている訳でもないのに、これは流石に早すぎる。
なんとかしてその衝動を抑えようと、少年は精神力を総動員して射精感に対抗した。

「我慢する事なんか、無いんですってば。
 むしろ、我慢しないで下さい。
 貴方の欲望のままに、好きなだけ、私達の膣内に放ち、植え付けて下さい・・・・・!」

全霊で抵抗しようと身を震わせる少年の先端に、熱く濡れた肉が触れた。


くちゅ。


少年の先端に、ひくひくと蠢く肉の穴の入り口が吸い付く。
咲夜と小悪魔、どちらのものかは解らない。
だが、少年の中心部に与えられる恐ろしいまでの快感は紛れもなく女性のソレ。
男を受け入れ、男を包み、男を扱き、男を締め上げ、男を快感で絶頂に導く女のソレ。
牝のソレが、ゆっくりと、呑み込む様に、少年の巨砲を呑み込んでいった。


ぐちゅう・・・・・っっ
ずぶぶぶぶ・・・・・ぐちゅんっ!


「くは・・・・・っっ!」

元より絶頂寸前だった少年の肉の砲身を、一気に最後まで呑み込んだ肉の檻。
何とか耐えようと藻掻く少年の理性を嘲笑うかの様に、一定の間隔で、絶え間無く、
きつく柔らかく締め上げてくるその場所。


きゅっ、きゅっ、きゅうう・・・・・っ


にゅるっ、にゅるる・・・・・


気がおかしくなりそうな程の快楽が、少年の脳髄を執拗に打ちのめす。
全身を震わせ、腰を仰け反らせ、少年は全身で息をしながら暴れ回った。
―――射精の時が近付いている。
最早一刻の猶予も無い。
こんな、こんな情けない射精があって良いものか。
せめて、せめてこんな情けない、プライドの欠片もない射精だけは阻止したい。
男として、最低限のプライドだけは持ち合わせていたい。
少年は、そんな儚い希望を未だ持ち合わせていた。

「ふふ、情けない顔。
 どっちの膣内か、当てて御覧なさいな」

咲夜の言葉が、少年の脳裏に響く。
小悪魔の魔法の効果だろうか、声が頭の中で反響して、何処から聞こえてきているのか見当がつかない。
次の瞬間、少年を包み込む肉壺が少年から離れようと、呑み込んでいた巨砲を吐き出し始める。


ちゅぷぷぷ・・・・


少年の砲身に絡みついていた膣の襞が、少年のソレに張り付いたまま膣の外に引き出され。
少年を暗い肉の穴に引き戻そうとして叶わず、少しずつぷちぷちと剥がれていく。
其れが少年には堪らない快感となり、射精をこらえる少年の鋼の意志を少しずつ削り取っていく。
ついには先端近くまで抜き去られようとした瞬間、


ぐちゅ・・・・ずぶぶぶぶっっっ!!


「わっひゃあああっっ?!
 でっっ、で、射精るうっ!!」

女の肉穴が、一気に少年の屹立を呑み込んだ。
突然の侵入者を追い出さんと、強烈に異物を締め上げる柔らかな肉の襞。
少年の敏感な器官を、ミミズがまとわりつくかの如く絡みつき、引っ掻き回す膣の壁。

もう、我慢出来ない。
もう、無理だ。

「さ、咲夜、さんっ・・・・・!!」

込み上げる射精感をギリギリまで耐えながら、少年は最後の最後で最愛の女性の名を呼んだ。
そうだ、この肉の快楽は彼女のものに違いない。
彼女の言葉と共に、今自分を包んでいる其処は激しく動き始めたのだ。
自分の精を搾り取ろうと、自分の情けない姿を目に焼き付けようと。
だから、この膣内射精は浮気にあらず。
最愛の女性に種を植え付けるのだから、許されて然るべき事なのだ。

少年の脳裏を、一瞬で多様な自己弁護が通り過ぎた。



びゅぶぶぶっ、びゅるるびゅるびゅるるぅっ!!!
びぶっ、びぶぶぶ!
びゅくびゅくっ、どぴゅぴゅ!
どくん、どくん、びるびるびるっ!!!



「・・・・・が・・・・・は・・・・・」


少年は、全身を駆け抜ける恐ろしいまでの快感に身を委ねた。
あまりに大量の射精。
咲夜の初めてを奪い、初めての究極の快楽を味わったあの時に匹敵するやも知れぬ、
底知れぬ、得体の知れない程奥深い快楽の波。

「さ、咲夜さん、咲夜さん・・・・・っ!
 好きだっ・・・・・愛してる・・・・・っ!」


どぴゅっ、どぴゅぴゅ!
びゅるるんっ! ぶびゅううっ!


少年は何度も咲夜の名を呼びながら、自分の胸に豊かな乳房を押し当て続ける女性の背を強く抱いた。
程無くして、目の前の女性は少年の呼びかけに答え、少年に優しくキスをする。
この香りと、柔らかな短めの髪は―――少年のよく知るものだ。


「ああ、やっぱり・・・・咲夜さんだったんだね。
 僕、頑張ったよ・・・・・。
 少しは、褒めてくれるかな」

「残念、外れよ」

「うぇ?!」


少年は咲夜の思いも掛けない返答に、勢い良く上体を起こそうとした。
気配を察してか、咲夜は自らも素早く上体を起こし、少年とぶつからない様に仰け反った。



「あ・・・・・はあああぁ・・・・・っ・・・・・
 ・・・・・お・・・・・美味っ・・・・・しぃぃ・・・・・」



少年の股間に跨り、その砲身に最奥まで貫かれたまま、
未だ止まらぬ濁流をその膣で飲みつくさんと腰をくねらせ、大きな胸を揺らす女性の声は。

―――紛れもなく、小悪魔の声だった。

「・・・・・さ・・・・・最っ・・・・・高ぉぉ・・・・・っ・・・・・
 あぁ・・・・・イッちゃう・・・・・イッちゃうぅ・・・・・・」

少年の大量の精を、最後の一滴まで吸い尽くすと、
小悪魔は身を震わせて、未だかつて味わった事も無かった捕食の快感に身を委ね、一気に果てた。
特濃の精が、此程までに美味なものだったとは。
小悪魔は、か細い声で、『クセになっちゃいそぉ・・・・・』と呟くと、
そのまま前のめりに、少年の身体の上に横たわる様にして倒れた。

これ以上無い程に幸せそうな顔で失神した小悪魔の頭を撫でながら、咲夜は少年に冷たい視線を向けた。


「この浮気者」


「え・・・・・えぇー・・・・・」



        ☆          ☆          ☆



それから三時間に及び、三人は絶え間なく絡み合った。
咲夜との交接、膣内射精を望む少年と、自分への膣内射精を望む小悪魔。
少年に、小悪魔へ膣内射精させる事が今回の仕事でありながら、
二人の交接を複雑な気分で見届ける咲夜の三人の鬩ぎ合い、すかし、腹の探り合いであった。

一度小悪魔に膣内射精したことで吹っ切れたのか、
少年は何かと理由を付けて咲夜をいいくるめ、数度にわたる膣内射精に漕ぎ着けた。
咲夜は今回の、主から命じられた使命から逸脱してしまう行為に対しての罪悪感を感じていたが、
何だかんだと気持ちは良かった為、終わり良ければ全て良し、と自分を納得させる事にした。
小悪魔は少年の絶倫っぷりを想定しておらず、咲夜の倍の回数の膣内射精をその身に受けて、
全身溢れる魔力を得たことに対し、満面の笑顔、全身で御機嫌状態を表現していた。
咲夜の目の前で「もう私、○○○さん無しで生きていけないです」と豪語した程に。

儀式は成った。
小悪魔の管理の下、駆動を続けていた魔法陣が閉じられる。
燭台の蝋燭は青から赤の炎に移り変わり、部屋を支配していた魔力の奔流が掻き消える。
理性を呼び戻し、三人同時でなく、各個一人ずつシャワーを浴びて汗を流し、身なりを整える。

紅魔館の一室。
大浴場の近くの比較的広めの部屋。
十六夜咲夜と執事の少年が初めて結ばれ、契りを交わした記念すべき部屋。
ムード満点の薄ぼんやりとした照明の元、三人は向かい合った。


「咲夜さん―――いえ、メイド長。
 おかげさまで、無事契約の儀式は成りました。
 一時的にではありますが、私と○○○さんは主従の関係となります。
 個人的には、一時的に、じゃなくて○○○さんの生ある限り主従を続けたい所ではありますけど」

小悪魔の悪戯っぽい流し目に、咲夜が苦笑する。

「メイド長にも、○○○さんにも悪いので、それは止めておきます。
 パチュリー様にも怒られそうですしね」

「パチュリー様、貴女の事可愛がっているものねぇ」

「はい、それはもう。
 私も、パチュリー様の事大好きですし。
 あの方、あれで、結構可愛い所あるんですよぉ」

三人とも笑った。
既に、話し方は、日常の、普段通りの其れに戻っていた。
この非日常も、終わりが近いのだ。
そう考えると、少しだけ寂しい気はしないでもない。
明日からは、再び忙しい日々がやってくる。

―――フランドール・スカーレットを覚醒させる為に。

眠り続ける悪魔の妹を覚醒させる為の準備が、ようやく整ったのだ。

「私と契約を結び、肉体的にリンクを結んだ事で、
 ○○○さんは一時的に魔法使いと呼べる存在になっています。
 体内で少量の魔力を生産出来る事自体は大した利点ではないですが、
 儀式で失われた体力、魔力を私の身体を通して補給、回復したり、
 私の掛ける感応魔法の効果を最大限に発揮出来るようになるというのが今回の契約の目的ですね。
 その状態で、眠り続けるフランドール様とエッチして、精神感応を行う事になります。
 パチュリー様方の準備が完了次第、儀式決行となりますので、御覚悟願いますよ」

少年がごくりと唾液を呑み込んだ。
緊張に思わず身体が震え、無意識に下顎がガチガチと鳴った。
この後、フランドールが無事覚醒出来るかどうかは、自分の覚悟次第なのだ。


硬直する少年に対し、小悪魔は、最後まで取っておいた言葉を、
一つ一つ、噛み締める様にして口にした。
それが、自分の覚悟の表れであると言わんばかりの、一歩だけ踏み込んだ自己主張。


「○○○さんは、一時的に、私の主―――マスターとなります。
 私の真名は『           』と申します。
 如何様にお呼び頂いても結構です。
 願わくは、今までと同じ『こあちゃん』とお呼び頂けると、個人的には嬉しいです。
 ○○○さんの事は、これより『マスター』とお呼びします。
 慣れないかも知れませんが、悪魔にとって契約というものはそれだけ重要なものであるとお考え下さい。
 一時的に、ではありますけどね」


小悪魔は、そういって、新しい『マスター』に笑いかけた。



「今後とも、宜しくお願いしますね、マイマスター」



   
アリス「ちょっとだけお話が明るくなったわね。このまま最後までいってくれれば良いんだけど」
ニバル「そこはニバルですから。バッドエンドの前科有りだし」
アリス「何よ、御都合主義じゃない終わりのネタを思いついたから書き始めたとか言ってなかった?」
ニバル「とんと記憶に御座いません」


こんばんわあ。
好みのタイプは新城直衛、結婚したいのはハクオロさん。
予告通り第五話をお届け致します、貴方の心にニバルです。

えー、さて、この回の見所ですが、


ニバル脳内小悪魔株爆上げ。


これに尽きます。

天然おっとり清楚なのに淫乱でエロいとか、原作設定全く無視ですが、
ニバルの脳内の小悪魔さんはこのイメージで固定されてしまいました。
設定は盛れば良いものではない、と黒い人も仰ってましたが、
もう知ったこっちゃありません。
ニバル作品の小悪魔さんはもうぶっちゃけこれでいきます。

このシリーズが終わったら、チー符シリーズ(忘れられてるかも知れませんが、まだ続いてます)と、
いっそ小悪魔さんを主人公で一つシリーズ作って、二本立てでいこうかと考えてるくらいです。

さて、お話の終わりもあと少しに迫りました。
お話の真相に関しては大体の方が御理解頂けたものと思います。
次回、第六話はその真相をはっきり明かす回、
完結の七話で全てのお話が決着を迎えます。
ハッピーエンドかアンハッピーエンドかは読んでみてのお楽しみという事で。

ではまた次回。
十一月一日の夜中にお会いしましょう。


十一月一日追記
第六話投下いたしました。
コメント返信です。

>>1様
寧ろ作者が一番爆発しろと思っているので無問題。
でもホントに爆発したらアンハッピーエンドになっちゃうらめえええぇぇ!!

>>2様
おっとり天然なのにノリノリでエッチに誘ってくる小悪魔。ツボ。

>>3様
我が娘と付き合いたくばこの私を倒していくが良い。

>>4様
お粗末様でした。百合は先人達が偉大過ぎて自分には手に余るので・・・・・。

>>5様
現在シリーズ化を目論んでおります。

>>6様
はい、そうですよ?
最初から『○○○を自分の名前に入れ替えて』って言ってたじゃないですか。
そんな貴方に“JavaScript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML.split('○○○').join('ココに自分の名前を入れる');focus();”

>>7様
6様と同一?
コンゴトモヨロシク、は女神転生のオマージュと言った処でしょうか。

>>8様
我が娘と付き(ry
裏山執事、って語感素敵ですね。
以後使わせて頂こうかと思います。

>>9様
外面はパーフェクトでも内面はちょっとお茶目な咲夜さんを表現するのは大変です。
ですが今回はちょっと可愛く描けたかなと思ってます。

>>10様
計画通りっ!

>>11様
お待たせして申し訳ありませんでした。
差し出がましい事を申し上げるようですが、全裸になるのは投下後でも宜しいのではないかと。
秋の寒空、お風邪など召しません様、一層の御壮健をお祈り致します。


2011年12月11日追記
作品数が多くなり、読者様から作品検索のし辛さに付いて貴重な御意見を戴きました。
それを受けて、全シリーズ全作品の統一タグ『東方ニバーランド』を作成しました。
ニバルの旧作などを読んでみたい、とお考えの方は、上記のタグをご利用下さい。


十二月二十八日追記
統一タグとして全作品につけた『東方ニバーランド』が、作品集上のタグ情報として見た際に、
あまり見栄えが宜しくないと感じた為、全て『TNL』に変更することにしました。
お騒がせ致します。


三月二十四日追記
執筆をほったらかして一月強、小悪魔さんのTwitterbotを作ってました。
TNL世界の設定を使ったこぁさんなので、御興味のある方は是非。ttps://twitter.com/#!/LittleDevil_TNL
五木降 ニバル
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
頼みますアンハッピーエンドだけは…
その代わりと言っては難ですが
不幸シリーズのぶ男さんを差し出すんでw

そして二バルさんお疲れさまです
まったくこの執事は羨ましいですね

リア充爆発しろww
あっ爆発しろは冗談です
本気にしないでください(汗)
2.名前が無い程度の能力削除
続きが楽しみだ・・・!
ハッピーなのか、アンハッピーなのか想像つかないが凄く楽しみだ

ニバルさんの書く小悪魔は面白いですねw
ちょっと笑ってしまったw
3.名前が無い程度の能力削除
小悪魔さん可愛すぎる結婚してください。
今回、咲夜さんとの絡みが一番興奮しましたね。やはり百合も良いものだ。
4.名前が無い程度の能力削除
なんだニバルさん百合書けるんじゃないか
オリ男だけでなく、このまま百合作品増やしてくれればいいのに
ごちそうさまでした(^q^)
5.名前が無い程度の能力削除
こあ、かわええええ。

このまま、こあのシリーズを書いて大悪魔までの軌跡とか、うーんないですね。
6.名前が無い程度の能力削除
[その巨大な股間の大砲を天高く聳えさせ、一人掌でさすっている情けない姿があった。]

デ ィ ス プ レ イ の 前 に 座 っ て い る 俺 ら の 事 か

人口が70億人に達したけれども、この羨ま執事の様にハーレムになる訳でもなく、
男一人辺りに付く女の数が増える訳でもない…
増えたのは満員電車の混雑…まだ続きがあるのに泣けてきたorz 裏山執事爆発汁!
7.名前が無い程度の能力削除
>>6
サイズが違ったorz


小悪魔の最後の言葉「今後とも、宜しくお願いしますね、マイマスター」

“今後とも”……だと…
順調にハーレムフラグがw
最終的に何Pになるのか楽しみです
8.名前が無い程度の能力削除
やばいこのこぁは俺の嫁


とかいう前に裏山執事の毒牙にかかってしまった…
許すまじ。死ね!氏ねじゃなくて死ね!
爆発してしまえ!一度してるみたいだけど!

そして残ったこぁはやっぱり俺の嫁 
9.名前が無い程度の能力削除
6、それはいっちゃだめだ 虚しくなりかける これを読んだ後じゃなかったら即死だったw
こぁも可愛いけど嫉妬する咲夜さんも可愛い!
10.名前が無い程度の能力削除
不覚にも勃起した
11.名前が無い程度の能力削除
今日ですよね?
ニバルさんアンタがいつも冒頭で言ってる通り、
全裸待機してるんだから早く次投下してくれ。
このままじゃ風邪ひいちまう
12.名前が無い程度の能力削除
小悪魔エロカワイイ!!
読む方が追い付いておりませんが、次回も楽しみです<m(__)m>