真・東方夜伽話

私のフルコース

2011/10/16 23:43:39
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私のフルコース

お嬢様

触手物。豊胸。そんな感じです。よければ見て行ってやって下さい><。 




 魔界。幻想郷とは全てが異なる世界。それでも、空などは幻想郷と同じ様で、様々な顔があるようだ。今は空は紫に淀み、不気味な雰囲気を出している。が、魔界ではこれが普通らしい。
 そんな魔界に、人形遣いのアリス・マーガトロイドは一軒の屋敷の玄関前にいた。その屋敷は立派な造りで、紅魔館かそれ以上に気品がある。
「じゃあ、もう行くね。夢子さん、母さん」
「もう行くのね、もっとゆっくりしてもいいのよ」
「そうよ、アリスちゃん。後半年位居てもいいのよ?」
 アリスと話しているのは、二人の美麗な女性だった。

 神綺。この魔界とや呼ばれている世界の全てを創造したとされている魔界の神だ。外見は銀髪の腰まで届かんばかりの長髪に、一度見たら忘れないであろう程の特徴を持つサイドテール。
 服は肩口に余裕があり、ゆったりとした赤のローブを着ている。
 背も高く、出るべき所は出て、締まるべき所は締まっている。女性としての魅力を十分に持っている。
 穏やかな雰囲気と外見上、性格も冷静に見えるが、過去には霊夢や魔理沙とも交戦経験があり、その際には中々に荒々しい言動だったとか。
 怒らせると怖い。そんな性格だ。アリスの事が絡むと稀に回りが見えなくなるのも、可愛がってるが故だろう。

 夢子。神綺によって作られた最強クラスの魔界人である。金髪の肩まで届くセミロングに、白いカチューシャを付けている。
 赤のメイド服を着ているのを見るからに、ここの屋敷のメイドであることが窺える。色は神綺と同じの赤。
 神綺によって作られたとはいえ、神綺にも見劣りしない美しさがある。美人が集う幻想郷でも通用するだろう。
 メイドの役職上、咲夜とは気が合いそうだ。

「ありがとう、そう言いってくれて。でも、必要な物は全部揃ったし」
 そう言うアリスの背中には、パンパンに膨らんでいたバッグがあった。
「魔界にしか生息しない食材や植物ばかりだったけど、一体何に使うの?」
 どうやら、アリスが魔界を訪れたのはここにしか無い物を手に入れる為らしい。
「ちょっと料理に使うの。でも、材料を見たらここでしか手に入らない物ばかりだったの」
「そうだったのぉ。大変ねぇ・・・・・・でも」
 納得しつつも神綺は、疑問に思う所があった。
「確かに材料は揃ってるけど、最後の一つが残ってないかしら?」
 神綺はアリスに見せて貰った材料を手に入れて渡した。だが、最後の一つをアリスは受け取らなかった。
「大丈夫よ、母さん。幻想郷に最高のそれを持ってる知り合いが居るから。その娘から貰うわ」
「なら、大丈夫ね」
「ええ、心配してくれてありがとね」
 別れの際の簡単な会話を終えて、アリスは話を切り上げた。
「じゃあ、母さん」
「ええ、任せて」   
 神綺は歩き出し、館の前まで歩き、足で適当に陣を描いた。描き終えた陣から離れ、小さく言葉を発して右手を横に一閃させた。
 陣は淡い青色の光を花ち、其処に丸い穴が出現した。穴はうねうねと不気味に揺らいでおり、何処かに繋がっているようだ。
 神綺は魔法が成功したのを確認し、夢子とアリスの場所まで戻り、アリスを見て笑顔で言った。
「また来てね、アリスちゃん」
「ええ、また来るわ」
 アリスは穴の前まで歩き、入ろうとした所で二人に振り返った。
「母さん!」
「?」
 アリスは二人に聞こえるように大声で叫んだ。
「偶にはこっちにも、遊びに来てねー!」 
「!!!」
 アリスの言葉に一瞬時が止まったかのように動きが停止する神綺。
 そんな母を置いて、アリスは穴の中に入り、消える。穴もそれを追う様に、消えて消滅した。
 アリスが消え、穴が消えた後も神綺は呆然としていた。何の反応も無い神綺に夢子は話かけた。
「神綺様?」
「夢子ちゃーーーん!!」
 ガバッ!!
 ガンッ!!
「ごはっ!」 
 突然夢子を押し倒した。その際に夢子は後頭部を思いっきり地面にぶつけ、変な声が口から漏れる。
 そんな事を気にせず、神綺は夢子の肩を掴みゆさゆさと揺さぶる。
「聞いた、夢子ちゃん!アリスちゃんが私に「遊びに来てねー!」だって!!」
 アリスの声真似をする程嬉しいらしい。
「ええ、聞きまぁーしぃーたぁーよぉ」
 揺さぶられながらなので、夢子はまともに返事すら出来無い。神綺は言葉を続ける。
「初めてよ!アリスちゃんが誘ってくれるの!嬉しいわ、これ程嬉しい事は無いわ!
 いつ遊びに行きましょうかしら!?三日後!?明日!?今日の夜!?」
 神綺は今までアリスに誘われた事が無かった。神綺の過保護や親馬鹿の所為もあるだろう。
 それだけに、アリスから来てと言われて、喜びのリミッターが外れた様だ。
「解りましたぁか・・らぁ、放し・・うっ!」
 夢子の意識はここで途絶えた。
 あまりの嬉しさに夢子の事が頭から消えていた為、夢子の現状を見ていなかった。
「夢子ちゃん聞いて・・・・・てっ、あれ。夢子ちゃん?もう、こんな所で寝たら風邪引いちゃうわよ」
「・・・・・・」
「あらあら、全く世話のかかる娘」
 夢子をひょいっと抱え、館の中へと静かに姿を消した。華奢な身体に見えて、軽々と持ち上げる辺り、力は強いようだ。
 魔界。こんな恐ろしいその場所故に、統治している者が親馬鹿とは誰も思わないだろう。


 昼 幻想郷 魔法の森

 魔法の森。大小様々な草木、植物、食物が鬱蒼と生い茂り、空に届けとばかりに成長を続けるそれらのお陰で太陽の光も僅かにしか差し込まない。
 それにここは、人体には有毒な瘴気を出す植物、人を食料とする食人植物などの危険な植物も生息している。
 昼夜問わず暗く、不気味な雰囲気、危険な植物が数多く生息している事からここを好んで訪れる者は、変わり者か人外くらいだ。
 そんな場所にアリスは居を構えていた。鬱蒼とした木々の群生を抜け、開けた場所にその家はあった。
 その家の前に、ゆらゆらと揺れる穴が出現した。その場所から、この家の主アリス・マーガトロイドが出てきた。
「っと。うん、流石母さんね」
 どうやら魔界で神綺が発動した魔法は転移魔法の様だ。それも空間すら簡単に跳躍する程の。
 そんな魔法をあんな適当な方法で発動する辺り、神を自称しているのは伊達では無いらしい。
「全く、相変わらずデタラメね。ちゃんと式と陣を組んだ私が馬鹿みたい」
 アリスは魔界に行く際、しっかりとした方法と手順と組み魔界へ行った。それを考慮して考えたら、母がやった事は規格外過ぎた。
「でも、それだけに尊敬できるし、憧れでもあるのよね。私も頑張ろう」
 施錠している鍵を開け、家の中に入る。ソファーが並ぶリビングを通り越して、奥へと続く通路を歩き一つの部屋の前で止まり、扉を開ける。
 そこはアリスの個室だった。清潔を保たれ真っ白な色のシーツが敷かれているベッド、魔道書や書物の研究の際に使う机、人形作りの為に作られた大きめのテーブル、
 一体一体が綺麗に並べられ、保存状態の良い人形が大量に置かれた棚と魔導書や書物、料理本等が並べられた棚。それがアリスの部屋を構成する物だった。
 人形が埃を被らないようにしっかりと掃除されており清潔感がある。
 すると、扉を開けたアリスに何かが向かってきた。
「シャンハーイ」
「ホラーイ」  
 部屋に入るなりアリスを迎えたのは二体の人形だった。上海と蓬莱。それが彼女達の名前だ。
 アリスは自分で人形を縫い、作る。その中には少なからず自我がある者も僅かに居る。この二人もそうだ。
「ただいま、上海、蓬莱」
 アリスにとって上海達は家族も同然で、このような日常の挨拶など当然だ。
 アリスが戻ってきたのを喜ぶように、アリスの周りを二人でくるくると回り始める。
 アリスが二人の頭を撫でると、顔がはにかんだように見える。
 それを笑顔で眺めつつ、テーブルの上に料理の材料が詰まったバッグを置く。
 ドサッ。
「ふぅ」
 大きな音が出る当たり、中身の総量が大量だと窺える。
「さて、一段落ついたし。お茶にしましょうか?」
 上海達に聞くように言葉を投げかける。
「シャンハーイ」
「ホラーイ」
 上海達も返事をした。それを聞いたアリスも嬉しくなり嬉々としてお茶の準備に取り掛かる。
「ふふっ、待っててね。準備するから」
 カーテンの隙間から僅かに覗く太陽の光を室内に入れ、三人は静かなお茶の時間が始まる。 
 それから三人でお茶を楽しみ、アリスはまた出掛けるべく、一冊の本を持って部屋を出る。
「シャンハーイ~」
「ホラーイ~」
 その際に表情は無い筈の二人には悲しい顔が思い浮かんで居るようにすら見えた。
 アリスはそれを見て、二人の頭をまた撫でる。
「良い子にしててね?そしたら直ぐに戻ってくるからね」
 二人はコクリと頭を縦に振り、答えた。  
「うん、えらいえらい」
 二人の返事を確認して、アリスは扉を開けたまま家を出た。


 夕刻 紅魔館 大図書館

 コンコン。
「誰かしら?」
 大図書館の扉が静かにノックされる。主であるパチュリーは返事を待つ。
 その間に来訪者の予想をしてみる。
(ノックをするような人物は大分限られるし、この声は)
 曲者揃いの幻想郷でこのように礼儀を守る者は少ない。人物はあらかた限られる。
「私よ、パチュリー。入っていいかしら?」
「どうぞ」
「お邪魔するわ」
 ガチャリッ。 
(やっぱり)
 来訪者はアリスだった。アリスならば、礼儀の良さも頷ける。
 しかし、こんな時間に来るのは珍しかった。その事をパチュリーはアリスに聞く事にした。
 扉からパチュリーの居るテーブルまで歩き、一言断ってから椅子に腰を下ろす。
「失礼するわね」
「どうぞ」
 パチュリーと向かい合う形で座るアリス。パチュリーは早速聞いてみた。
「珍しいわね、こんな時間に」
 アリスも自覚はあるようで肯定するように答えた。
「そうね、普段なら帰る時間ね」
 外は夜の暗さまでは行かないも、陽は半分程落ち、空は夕日色に顔を変えている。人間の里も人の出入りが少なくなり、夕飯の準備で良い匂いが漂う家もあるだろう。。
 いつものアリスならこの時間には帰っている。咲夜に余計な世話を焼かせないのもあるだろうが、彼女の家でも家族が待っているのだ。  
 なので、こんな時間に来る事など今までに無かったのだ。
「で、どんな用かしら?」
「ちょっとこれを見てくれる」
「?」
 そういうアリスがテーブルに出したのは一冊の料理本だった。見た感じはなんの変哲も無い料理本。パチュリーはそれを手に取り、パラパラとページを捲る。
 そこには見た事も無い料理の数々の調理法、写真、その料理に含まれる効能等々。しかし、載っている物の殆どがゲテモノと言っても過言では無い程の見た目をしていた。
 どうやっても食欲は湧くどころか、失せる事必至である。
「料理本と名したゲテモノ図鑑を私に見せてどうするのかしら?」
 気持ち悪い物を見てしまったので、本を閉じアリスに返した。
「あ、御免なさい。中身の事話してなかったわね。料理の外見に関しては、まあ・・・・・・見ての通りね」
 アリスも最初に見た際にかなりの衝撃を受けたようだ。あれを見て衝撃を受けない者など居るのだろうかと思える程だ。
 パチュリーから返された本を受け取りながら、アリスはそれでも聞いて欲しいと話し始める。
「でもね、これを見て」
 アリスはあるページを開き、パチュリーにそれを見せる。
 パチュリーは嫌な顔をしながらも、そのページを見た。
「あら、まともね。見る限りスープかしら」 
 そのページに写っていたのは普通のスープだった、ゲテモノ料理が並ぶ中で、その料理だけは明らかにういており、異質を放っていた。
「そうよ。ちょっと料理に関しての記述に眼を通してみて」
 アリスはそのページを開いたまま、パチュリーに渡した。パチュリーもそれを受け取り、料理の記述に眼を通す。
 写真がチラチラと視界の入るも。まともな外見なので安心して読める。
 パチュリーは記述を読んでも、疑問符しか出てこない。
「材料が聞いた事の無い物ばかりね、効能は・・・・・・嘘でしょ。こんなので」
 パチュリーはそれを読んで顔を驚かせた。そこには只料理を食べただけでは、得られる筈など考えられない効能ばかりだったのだ。
 パチュリーはそれを淡々と読み上げた。
「魔力向上、身体強化、美容美肌美髪効果。・・・・・・最後は兎も角、凄いわね。これ」
「でしょ。材料は仕方ないわよ、全部魔界の材料ですもの」
 アリスの言葉を聞いてパチュリーも納得した。
「魔界のね、道理で。それで、あなたはこれを持って何で私の所に来たのかしら?口ぶりからして材料は揃ってるようだけど」 
 材料があるならば後は作るだけだ。調理法も記述されているので失敗はしないだろう。
 そこでアリスは最後の材料、つまりまだ手に入れてない材料があると言った。 
「実はまだ最後の材料が無いのよ。一番最後の材料を見て」
「一番最後?」
 言われた通りパチュリーは材料欄の最後に眼を移した。そこにはある意味で聞き慣れた単語が記載されていた。
「淫魔の・・・・・・愛液?」
「そう。居るでしょ、魔界の妖怪なんかより上質なそれを持ってそうな持ち主が」
「まあ、居るには居るけどね」
 アリスが言ってるのは間違いなく小悪魔の事だ。
(あの娘なら、確かに最適ね。でも)
「アリス。あなたも解ると思うけどこういうのは継続する事で真価を発揮するわ。身体が強固な者は日々の鍛錬を、魔法が強力な者は研究や実験を。
 一日もそれを欠かさずに続けた者だけが望んだ物を手に入れる事が出来る。中には手に入らない者も居るでしょう。でも、それでも努力しないと手に入らないものよ。
 あなたの人形の扱いや操作だって毎日の鍛錬の賜物でしょ?」
「ええ、あなたの言う通りよ」
アリスもはっきりとした言葉で、パチュリーに答えた。
 パチュリーの言う様に、強固な肉体や強力な魔法が一朝一夕で手に入れば誰も苦労などしない。手に入らないからそれを得ようと日々努力するのだ。
 今回のアリスもそれと変わらない。料理の効能を得る為には食す。それを毎日繰り返す必要があるだろう。継続は力なのだ。  
「知ってるなら良いわ。で、何で小悪魔なの?淫魔なら魔界にうじゃうじゃ居るんじゃないの」
「愛液の質が高いほうが効能も強くなるのよ。書いてなかった?」
 そう言われ、文を読み返す。すると小さく書かれた文字で「愛液の質で効能は変わります」と記載されていた。アリスに言われなければ気づかなかっただろう。
 まるで悪徳契約の手口に似ている気がする。
 パチュリーは詐欺まがいに思えるものがあった。
「アリス、この本信じられるの?」
「私も半信半疑よ。でも、本当なら得じゃない?」
(やっぱり、彼女も魔法使いね)
 疑いがあるなら試せば良い。パチュリーもそうしただろう。魔法使いは探究心が強い者が多い。例外はあまり居ないだろう。
 アリスも人形ばかりが目立っているが、本人曰く様々な種類の魔法を使えるらしい。人に見せないだけなのだ。彼女は嘘をつかない性格なので本当だろう。
「そうね、確かに得ね。でも、副作用も効果増すんじゃないかしら、これは」
 先程の効能には続きがあった。これは副作用に入るのだろう。「性欲向上、感覚鋭敏化、興奮時の身体の火照り等々」と。
 何とも淫魔の愛液を使用した際の副作用に相応しい。
 そこを突かれるも、アリスはあまり動じずに答えた。
「可能性は否定できないわね。それが一時的な物なのか、永続的なものかも解らない。なら調べれば良いわ。そうすればはっきりする」
「いい貪欲さね。でも魔理沙みたいに勝手に本持ちださないでね」
「一緒にしないの。今までそんな事なかったでしょ」
「ふふっ、そうね」  
 再び本を閉じ、アリスに返す。そして、小悪魔の名を呼ぶ。
「小悪魔ー。ちょっと来なさい」
 静かな図書館にパチュリーの声が響く。が、返事は無い。静かといえど、図書館は広い。反応まで時間がかかるのだろう。
 少し待ち、本棚の間からいつもの司書服を来た小悪魔が飛んでやってきた。
 テーブルの前に降り立ち、パチュリーに詫びを入れる。
「すいません、遅れました」
「いいわ、作業中に呼んだんですもの」
 それからアリスに振り向き挨拶をする。
「アリスさんこんばんわです。珍しいですね、こんな時間に?」
 小悪魔にも言われてしまった。殆どがパチュリーと一緒に居るので気づいてしまうのだろう。
「ちょっと用があってね。あなたに」
「ふぇ?私にですか?」
「そ、あなたによ」
 パチュリーからも言われたので益々答えが見つからない。 
 考えるも特にそれといった答えは見つからない。
「うーん、何ですか?」
 考えるのをやめ、アリス達に答えを聞く。
「ふふっ、話すからちゃんと聞いてね」

 ー少女説明中ー


「全然良いですよ、寧ろ歓迎しますよ♪」
「期待通りの反応で嬉しいわ」 
 話を聞いた小悪魔は嬉々としてアリスの話を聞き入れた。性絡みの話を小悪魔が断るとは思えないが。
「じゃあ、私はもう行くわ」
「待ちなさい」 
 用件を言い終え、図書館から出て行こうとするアリスをパチュリーは呼び止めた。 
 アリスは振り向き疑問符を浮かべる。
「何かしら?」
 パチュリーは小悪魔に親指を向けた。
「この娘置いて行く気?あなたの家なんて知らないわよ」
 そう言われてアリスは今までに、小悪魔を招いた事が無い事を思い出した。
「あ、そうだったわね、御免なさい。でも小悪魔連れて行っていいの?」
「その方が手間が省けるでしょ。私が連れいていく?」
 パチュリーは何度かアリスの家を訪れた事があるので小悪魔を連れていけなくは無いのだ。
 アリスも考えた結果その方が楽だと思い至る。 
「そうね。じゃあ連れていくわね」
「ええ、お願い。後、今日は泊まらせてくれると助かるわ」
 外の色も黒に近づいていく。悪魔である小悪魔なら大した問題は無いだろうが、主人の頼みなら無下には出来無い。
「ええ、一泊なら問題は無いわ」
「ありがとう。そういう訳だけど、良いかしら?」
 小悪魔の方を向き、尋ねる。
「はい、問題無いです」
 小悪魔は笑顔でそれを了承した。
 パチュリーも解っていた様で、アリスに顔を向ける。
「だそうよ。後はお願いね」
「ええ、任せて」
「レミィには私から言っておくわ」
「はいです」
 その後、小悪魔は何かの準備へと自室に戻るも、ものの数分で戻ってきた。
 小悪魔はアリスの隣に付き、パチュリーへと挨拶をした。
「では、パチュリー様行って参りますね」
「ええ、行って来なさい」
 二人のやり取りを見てアリスは思った。
(やっぱり、良い物ね。家族って) 
「じゃあ、行くわね」
「ええ」
 アリスもパチュリーに挨拶をして、図書館から静かに退室した。
 パタンッ。
 扉が閉まり、再び図書館が静寂に包まれる。
「静かね・・・・・・こうも静かだったとわね」
 パチュリーは外を見て、黒に染まりつつある空を見て、一人静かに呟く。  

 
 夜 魔法の森 入り口 

 辺りはすっかり暗くなり、魔法の森も一層不気味さを増し、昼間は大人しくしていた植物や動物達も活性化し、気味の悪い声が反響している。
 魔法の森に初めて来る小悪魔は不気味さに引いていた。
「う~、気味の悪い場所です」
 普段は聞けない台詞を聞けて、アリスは何か嬉しかった。意外な一面を見たからであろうか。
 そんな小悪魔を安心させる様にアリスは小悪魔の手を優しく握った。
「?」
「ほら。こうすれば少しは怖くないでしょ?」
「ありがとうございます、アリスさん」 
 手を握った事で安心感を覚えた小悪魔、だがそれでも足りないのかアリスの方に身体を少し寄せてくる。
(可愛いわね。この娘はホント悪魔に見えないわね)
 それに気付きながらもアリスは知らないフリをして。森の中へと歩みを進め、自宅を目指す。


 夜 アリス邸 


「ただいま」
「お邪魔しますー」
 ようやく自宅に戻ったアリスと小悪魔。帰宅の挨拶をするも、昼間の様に上海と蓬莱の出迎えは無かった。
 それに気付いたアリスは声を低くして、少し寂しそうに言った。
「間に合わなかったわね」
「アリスさん?」
 小悪魔が心配そうにアリスの方を見る。アリスはそれを見て大丈夫と言った。
「あ、気にしないで、こっちの話よ。早速だけど取っていいかしら?」
 気持ちを切り替え、小悪魔から早速愛液の採取に移る。
 小悪魔もその提案を笑顔で受け入れた。
「全然良いですよ」
「じゃあ、私の部屋に行きましょう」
「はいです」
 玄関から自室へとゆっくりと向かう。

 夜 アリス邸 自室


 パチッ。
 アリスの部屋に小さい明かりが満ちる。部屋の様子は昼間と何ら変わらない。只一つ、上海と蓬莱がベッドで座っている事以外は。
「御免なさいね、上海、蓬莱」
 二人を優しく持ち、ゆっくりと人形棚へと戻す。小悪魔はそれを見て、アリスの最初の発言を何となくだが理解した。
(アリスさんの最初の発言はこれだったんですね)
 人形を戻したアリスは小悪魔の方を向いて、気持ちを切り替える。
「さ、ベッドに座って」
「あ、はい」
 アリスに言われ白いシーツが敷かれたベッドの端に浅く腰を下ろす。
 腰を下ろした所で小悪魔は思い出した。肩に掛けてあった小さいバッグから小瓶を出して口に入れる。
 量が少ないので一気に飲み干す。
「それは?」
「ちょっとしたおまじないの薬です」   
 それをバッグに戻し、準備は整った。
「はい、良いですよ」
「じゃあ、失礼するわね」
 アリスは腰を下ろし、足を揃えてつま先を後ろに、両膝を前に持ってくる。
 前のめりになり、膝下まである小悪魔のロングスカートの両端を掴んだ所で小悪魔の発言が入る。
「あ、脱がしていいですよ。私のスカート長いですから、邪魔になるかもしれませんし」
「心遣いありがとね。じゃあ、それに甘えさせて貰うわ」
 小悪魔は腰を上げ、アリスが脱がしやすい様にする。アリスも小悪魔のスカートに手をかけ脱がし始める。
 スカートは小悪魔の腰からお尻を通り、太腿から膝、脛へとするする脱がされていく。だが、アリスは小悪魔の腰を見て、いや見る必要も無かった。
(感触が無かったから確定ね) 
 スカートを脱がされた小悪魔は何事も無かった様にシーツに腰を下ろす。
 そこへアリスは確認も込めて小悪魔に聞いた。
「下着履いてないわよね?」
「はい、履いてませんよ♪全部洗濯中なんですよ」
「恥ずかしくないの?」
 小悪魔は下着を履いていなかった。洗濯中と言ってるが真実は解らない。
 いくら小悪魔と言えど、これは恥ずかしい筈だ。だが、この悪魔に常識などない。
「顔見知りの人に見せるなら全然ですよ」
「何かもう・・・・・・流石ね。さ、話が脱線しない内に」
「はい」
 小悪魔は足をゆっくりと両側へ開き、自分の秘裂をアリスへに見せる。ぴっちりと閉じられた其処へ、小悪魔は自ら指を伸ばし、開く。
 アリスを受け入れる為に。
「入れるわね」
 アリスの細く、白く、長く、汚れ一つない綺麗な指が小悪魔の膣へと近づき、先端が当たり、侵入する。
「んっ、やっぱり、狭いわね」
「ふっ、んぅ」
 膣の中は小さく狭い。アリスはその中で自分の指を奥まで進めていき、第二関節の所で止める。
 そこでアリスは詠唱した。指に何かを付加したようだ。
「動かすわね」
 指を腟壁に擦りつけながら、膣内を動かしていく。しかし、愛液は中々出てこない。
 アリスは動きを速め、膣内で指を暴れさせる。
「んぅ、ふぅ、ぁぁ」
 小悪魔からも、小さいながらも嬌声が漏れている。膣壁からも少しづつ愛液が分泌されてくる。
 指を巧みに動かし、一滴も残さず掬い取ろうと指を膣内で掻き回す。
 ぐちゅぐちゅと膣内からアリスが望んでた音が聞こえてくる。掻き回す度に愛液は溢れ出てくる。
「ふぁぁ、ぁぁ、ぐちゅくちゅぅって」
「んぅ、もう少し」
 アリスはまだ、諦めずに指を掻き回す。腟壁をカリアリと優しく擦り、刺激を与える。
 音は卑猥な音を出し続け、じゅぷじゅぷとアリスの指に愛液が纏わり付く。
 十分と判断したのか、アリスは指を抜きにかかる。しかし。
「あ、やっぱり狭い。でも」
 それでも、指が細いお陰で少し力を込めてやれば抜ける。ちゅぷっと膣内から指を引きぬく。
 小悪魔の膣は前戯もまともに行なっていない筈なのだが、膣からは愛液が十分に出ていた。
 アリスの指にも十分に愛液がテラテラと妖しく纏わり付いていた。それをどこから出したか瓶の中に、指を入れまた詠唱する。
 指に纏わり付いていた愛液は一滴残らず瓶の中に落ちていった。
 アリスは愛液の入った瓶を見て、うーんと唸った。
「もう少し欲しいわね、小悪魔いいかしら?」
どうやら料理に使用するには量が足りないらしい。
「あ、いいですよ」
快く引き受ける小悪魔。小悪魔からしてみれば、愛液を取られるのに何ら問題はない。
 寧ろアリスが快感を与えるため、いくらでも取ってくれても構わないのだ。それだけの量を今の小悪魔なら出せるのだ。
「有り難う、入れるわね」
 言ってからのアリスの行動は速かった。今度は指を二本にした。魔法を付与し、愛液が溢れて見えづらい小悪魔の秘裂に指を沈めていく。
「んぅ・・・・・・ふぅ、つっ」
 またも小さく漏れる嬌声。先程飲んだ薬の効能だろう。
「もうちょっと」
そんな声を間近で聞きながらも、頭に入ってないのか、アリスは指を進ませる。
 にちゅ、くちゅ、ジュプと卑猥な音を小悪魔の秘裂は奏でる。アリスは二本の指を大きく動かし始める。一本の時と違い、各々にくねらせる様に動かす。
 上に下に、押しては引き、引いては押し、膣壁を傷付けないよう優しく爪で掻き、または指全体で指圧し膣壁から愛液を分泌させていく。
 アリスの丁寧で優しい愛撫を受ける小悪魔は、気持ちよくなり頭の中は徐々に快感に侵食されていく。
「そこ、んぅっ・・・・・・んっ、ふぅ」
(アリスさんて上手だったんですね)
 アリスの意外な一面を見て、小悪魔は一人興奮していた。まさか性に関して、ここまで出来るとは思わなかったのだ。
 小悪魔が考えてる間も指は止まらない。指は膣内一杯まで拡げられ、愛液を纏わり付かせる様に回す。
 にちっ、にちゅ、ぷちゅ、小悪魔の愛液は止まらず分泌され、全てアリスの指に癒着していく。  
 最後に大きく指を回し、膣内でぐちゅっと音を立て引き抜く。秘裂とアリスの指の間には粘性が高い愛液が橋を作る。アリスはそれすらも、秘裂の部分から愛液を掬い取る。
「ああ!・・・・・・はぁ、ふぅ」
「お疲れ様。十分取れたわ」
 小悪魔の愛液を先程採った愛液と一緒に瓶の中に入れる。小さな瓶内には、粘性で透明度の高い液体が入っている。
 立ち上がり、瓶の中を見てアリスは満足そうに頷く。
「うん、これだけあれば良いわね」
「そうですか、でも・・・・・・」
「小悪魔?」
 採取が終わり、小悪魔から声が聞こえた。見ると、顔は下を向いていた。
 そして小悪魔からこんな声発言が飛んでくる。
「私は満足出来てません!アリスさんずるいですよ!イケルかイケないかのタッチで触ってるんですもん!」
「・・・・・・今回の目的はそれじゃないでしょ」  
 今回の目的はあくまで愛液の摂取であう。別に性行為ではない。
 小悪魔もそれは解っている。だが、身体が求めてしまうのだ。
「そうですけど・・・・・・」
 それでも納得がいかない小悪魔。残念な気持ちを同調する様に秘裂の愛液は触ってもいないのにちょっとづつ漏れている。
 しかしアリスは速く料理して効能を確かめたいのだろう、小悪魔との会話を早々に切り上げてしまう。
「遅いけど食事の準備をしてくるわ。今日はそれで我慢して、ね?」
「う~、解りましたぁ」
 渋々ながらも納得する小悪魔。彼女は無理矢理の行為には余程の事がない限り及ぶことはない。
「じゃあ、準備が出来たら呼ぶから、好きにしてて良いわ」 
 そう言いアリスはキッチンの方へと小走りで走っていった。タッタッタとアリスの走る音が聞こえて、止まった。キッチンに着いた様だ。
「好きにしてて・・・・・・ですか」
 そう言われたので小悪魔は人形棚へと近づいてみた。そこには、何時もアリスが連れている人形と同じ姿の人形が棚一面に並んでいた。
 どれも手入れが行き届いており、皆嬉しそうだ。小悪魔はその内の一体を手に取り、観察してみた。
「凄い・・・・・・」
 思わず声を漏らす程だった。人形には縫い目など殆ど見当たらず、綿の量も全て均一、手足の稼働範囲もかなり広い。首まで回る。
 手の方も関節部分まで精密に再現されており、両腕の関越が全て綺麗に曲がる。人間となんら変わらない動きをこの人形達は可能なのだ。
 ちょっと興味が湧いた為、人形を下から覗いてみる。
「あ、パンツもちゃんと履いてます」
 下着までも人間が履く物を履いており、作りも細かい。手間がかかっている。この人形はピンクの薄い生地の下着を履いていた。
 ここまでの出来が良い人形を大量に所持し、尚且つ手入れを怠らない。アリスがどれだけ人形を大事にし、人形の事を思っているかが察する事が容易に出来る。
 手にしていた人形を棚に戻し、何となく頭を撫でた。
「素敵なご主人様ですね。あら?」
 アリスの事を褒め称えたその言葉に人形が少し微笑んだかに見えた。
「ふふっ、気のせいですかね」
 そう思っても顔は笑顔であった。それから少しの間ベッドで静かに横になるも、人様の家、それも家主の自室というのもあり、落ち着かない一方だった。
 何とか料理が出来るまで時間を潰せないか考えるが、良い案が浮かばない。
「う~ん。料理、料理、アリスさんが料理、アリスさんが料理、アリスさんが・・・・・・、料理?アリスさんが料理、・・・・・・あっ」
 良からね事を思い付いた時の小悪魔の顔は分かりやすい。指を形が整い、ぷっくりと潤った唇に当て、笑みを作り、うふふと小さく笑う。
「あったじゃないですか、時間も潰せて、お腹一杯になる方法が、うふふっ」
 ベッドから立ち上がり、アリスが居るキッチンへゆっくりと歩を進める。小悪魔の気持ちと連動するかの様に羽、尻尾、頭の羽?もピコピコと揺れている。
 秘裂からは愛液が床にぴちゃぴちゃと跡を残していった。


 夜 アリス邸 キッチン

 キッチンに近づくにつれ、スープの良い香りが小悪魔の鼻孔を刺激する。 
「あ、居ました」
 キッチンにはコンロの前に立つアリスの姿があった。料理本は開かれたままだが、どうやら最後の調理部分らしく火の加減を細かくチェックしている。 
 小悪魔はアリスに気付かれないように、ゆっくりと後ろから近づいていく。そして、後ろに立つ。ここまで近づいても振り向かない辺り、調理の事しか頭に無いらしい。
(ここら辺はパチュリー様そっくりですね、魔法使いさんは皆こんな感じなんですかね?)
 知的好奇心旺盛と言ったところだろう。
 後ろからそ、ソーッとアリスの身体に手を伸ばし、抱きつく。
「アーリスさん」
「きゃっ」
 意識の外からの抱きつきにアリスの口から可愛い声が漏れる。
(うん、可愛いです)
「もう、小悪魔。もう少しだから、待っててね」
 アリスは振り向かずに、コンロの火を調整する。小悪魔の手は腰と胸元にある為、作業自体は可能なのだ。
 声にも調理を邪魔されての苛立つ声では無い。子供を宥める様な声だった。
 それを聞いた小悪魔は、アリスの耳に唇を近づけこう囁いた。
「大丈夫ですよ、私も食事にしますから。眼の前のフルコースの」
「へっ?」
小悪魔は左手でアリスの大きなリボンを解き、右手では首周りのリボンをケープと一緒に解く。
パサリと地面に長さが異なる2つのリボンとケープがゆっくりと重力に従い、落ちていく。
 次に小悪魔はアリスの身体に指を這わしていき、服を繋ぎ止めている複数の紐の内、腰と胸元部分に手を掛け、解く。
 紐が解かれた事で服に隙間が生まれ、小悪魔はその隙間に手を滑り込ませる。左手は横から。右手は上から。
「ちょっと!小悪魔!?」
急に小悪魔に身体を触られ驚くアリス。だが、調理の最中でもある為大きく身体を動かせない。言葉で牽制するしか無い。だが無意味だ。
構わず小悪魔は手を這わしていく。右手は大きくも小さくも無く、サイズ的には中の上といった多くの人から好かれそうなサイズの胸だ。
その胸を下着越しに下から持ち上げ、力を加えて揉んで感触を感じてみる。
「ひゃっ」
「柔らかくてどんな形にでも変わっちゃいそうですね」
むにゅむにゅと小悪魔の手によって形が歪に変わっていく。胸も好物な小悪魔にとって、胸は触っているだけでも楽しいのだ。
時には捻って胸を回し、放せば逆方向に勢い良く戻っていく。力強くも緩急を付け、揉む。
ぐにぐにと小悪魔の指が浮き沈みを繰り返し、弾力性もあり、胸全体を掴み、ぎゅっと強く掴んだ。胸が弱いのかアリスからは、小悪魔が胸を弄る度に声が漏れる。
「胸は・・・・・・駄、目。いっ!・・・・・・はぁ、はぁ」
どうやら相当敏感らしく、胸を弄るだけでイってしまいそうであった。小悪魔はアリスの反応と、言葉で胸が弱いと確信した。そしてまた、悪い顔を浮かべる。
「アリスさんは胸弱いんですね。では、こっちはどうなんでしょうね~」
左手も下着越しから秘裂をなぞり上げる。生地が薄いのか、膣内に下着ごと指が入ってしまいそうだ。ただ。
「やっぱり下の方は、これではやりづらいですね、なので」
 特に愛液も出てなく、下着越しなので、刺激は当然あまり与えられない。そこで小悪魔は下着を脱がす事にした。下着の片側に手を回す。
 そこで小悪魔は手に紐の様な感触を感じた。それも細い。アリスの下着は下着のサイド部分を紐でしか留めていない、紐パンだった。
「あら、アリスさん紐パンだったんですね。可愛くてエッチなの履いてますね」
「別に、ふぁ、エッチではないで、つっ」
「あら、良く聞こえませんよ~?」
「あなたが胸を・・・・・・んぅぅ!ぁぁ、ふぁ」
 下着を脱がしにかかっている間も小悪魔は胸の手を休めている訳では無かった。揉みながら進んでいると、下着に違和感を感じた。
「あ、上の下着はフロントホックだったんですね。こっちも脱がしちゃいますね」
「何を・・・・・・勝手に、ぁぁ」
 右手を起用に動かし、ホック部分の金具を外す。アリスの服の下にピンクに可愛い下着が落ちる。
 一方左手の方は、片側の紐を外した後に、前布を引くとあっさりともう片側の紐も解けた。アリスの下には上下ピンクの下着が揃って落ちている。
「さあ、すっきりしましたね」
「あなたはムラムラしてるでしょうが」
 的を射たアリスの言葉に小悪魔は笑いながら、顔をアリスの耳に近づけ囁く。
 指は止めない。脱がした事で露わになったの胸の乳首をきゅっと摘んでみる。
「あっ、胸は、やめ、てぇ、っ!」
「当然ですよ。眼の前にこんなに美味しい料理があるのに我慢なんて出来ませんよ」
 右手は乳首をゆっくりと弄り始める。まだ柔らかくぷにぷにとしている先端をぐにぐにと捏ね回していく。
 きゅっきゅっと摘み、捏ね、回す。刺激を与えるにつれて、先端はピキピキと硬さを増していく。
 左手は膣を探り当て、指を侵入させていく。ちゅぷ にゅぷと、僅かに滲み出ている愛液の所為でアリスの膣は小悪魔の指を受け入れてしまう。
 指を曲げ、カリカリと腟壁を優しく掻く。そのまま指をゆっくり動かす。滲み出る愛液は量を増し、小悪魔の愛撫のサポートをする。
「あら~、アリスさん?乳首は硬くなって、股からはエッチな汁が私の指に絡み付いてますよー?もう感じちゃってるんですかー?やっぱり敏感なんですね」
 アリスの敏感さに嬉々とし責める指を休めずに責め立てる。アリスは身体を走る快感に耐えられず、身体を小さく震わせている。
 小悪魔の為すがままにされ、抵抗も出来ずに只々、声を抑え快感に堪えるしかできない。
「やめなさ・・・・・・い、小悪魔っ!」
 小悪魔にやめる様言うも、小悪魔は聞く耳を持たない。
「やめませんよー。もう止まりませんよ?」
 言葉の通り、小悪魔は指は動きを速めていく。
 指をすっかり硬くなった乳首から放し、ぐにゅぐにゅと胸全体の形を変形させ揉みしだいていく。胸全体が性感帯と思える程アリスは強く反応する。
「だから・・・・・・胸はやめ、って!」
「アリスさんは胸が凄い敏感ですね。股からもどんどん溢れてますし、締め付けも良くなってきましたね」
 下の方では小悪魔の指を愛液が包み、締め付け、じゅぷじゅぷと卑猥な音を立ててアリスにまだまだ刺激を与えていく。
 胸だけでも敏感に反応するアリスに下からも迫る快感には耐えられなかった。
「あぁ!もぅ、駄目・・・・・・もう、はぁ・・・・・・はぁ」
 息も絶え絶え、眼には薄っすらと涙を浮かべている。
 それを横顔から見た小悪魔はくすっと笑った。手で乳首とクリトリスに摘み、呟くと同時に捻った。
「イッていいですよ」
 ギュッ!!
「っ!!あ、ああああ!!!・・・・・・ぁぁっ、うぅ」
 身体が背伸びをし、股から潮を吹き、自身の服を汚す。イッた余韻で脱力し、身体はずるずると人形の様に崩れ落ちていく。
「とっと」
 小悪魔はそれを後ろから支える。支えるといっても、胸を下から掴み、股に指を引っ掛けているだけの不安定な物だ。
 うっかりバランスを崩して、スープを零しては大事だ。そう考えた小悪魔はアリスを床に寝かせる事にした。
「よいしょ」
 コンロから身体を離し、胸と股から手を抜き、背中と膝裏を抱え、床にゆっくりと伏せる。両手足を投げ出した体勢のアリス。
 それからコンロの火を消す。アリスを見ると、小悪魔を睨むも涙目な為凄みが無い。寧ろ性的興奮を増す為の役割を持っているように写ってしまう。 
「はぁ、はぁ。あなたって・・・・・・娘は」
「アリスさん。そんな顔しても怖くないですし、寧ろ・・・・・・」
 小悪魔はアリスの腰に跨って馬乗りになり、両手でアリスの顔を上げ頬を包み、眼と眼と見つめ合わせる。
「もっと食べたくなっちゃいますよ」
 舌で唇を舐める。獲物を捉えた狩人が、これから獲物をどうするかと楽しみにしている様だ。
 アリスは小悪魔から視線を外そうとするも、身体に力が入らない。もう身体が完全に脱力し、弛緩している。 
(これはもう、抵抗も出来ないわね)
 単純な腕力なら互角かアリスが上だろう。だが、身体は脱力し弛緩し、馬乗りの体勢ではどうしようも無かった。
 アリスは諦めた。しかし、行為を行うならムードぐらいは欲しい。キッチンではそれが台無しだ。 
「小悪魔」
「はい?」
 互いに見つめ合ったままなので恥ずかしがるアリス。 
 頬を染めて、まだ拭えていない涙をそのままに、眼を背け小悪魔にお願いする。
「せめて、ベッドで・・・・・・ね?お願い?」
「・・・・・・」
(あれ?まさか、これって) 
 何の反応も無い小悪魔にアリスは不安しか抱かない。そして、それは的中する。
 眼をゆっくりと前に向けると、そこには満面の笑顔の小悪魔がいた。
「御免なさいアリスさん、無理です」
「え!?」
「今のアリスさんの可愛さに私はもう我慢出来ませんので、すいません頂きます」
 言葉と表情は全く一致していない。言葉では詫びても顔は笑っている。
「このぉ、悪魔ー!」
「ありがとうございます!では、頂きますね」
 アリスの罵倒の言葉すら喜んで受け取り、再び地面に伏せさせ行為を再開する。


 小悪魔は馬乗りになったまま、何かをブツブツと唱え始めた。ナニを生やす時よりも長く、複雑で途中で噛んでしまいそうな詠唱だった。
 小悪魔の秘裂から何やら、モゾモゾと蠢く物がゆっくり出てくる。それの表面をぬらぬらとした不気味な粘液を纏い、鎌首を構えてアリスの眼の前に出てきた。
 それは数本の触手だった。アリスはそれを見て、驚きを隠せなかった。
「ちょっ!なんで股から触手が生えるのよ!?」
「魔法ですから~」
 アリスの疑問を一蹴して、小悪魔は触手を操り、アリスの身体に巻き付け身動きが取れないようにする。
 首に巻き付け、吊るし、腕にも巻き、地面に向けさせる。
「ちょ!やめなさい!」
 表面がぬるぬるとしている為、嫌悪感がこみ上げ、ざわざわと鳥肌が立つ。抵抗しようにも力が強く、ビクともしない。
 小悪魔はアリスを自分の眼の前まで持ってくる。触手自体は小悪魔が自在に操れるようだ。
「いい格好ですよ、アリスさん。気持ち良いですか?」
「なわけ無いでしょ。最悪よ」
 そう言い切るアリスの言葉を聞きながら、小悪魔は残った服のボタンを外していく。アリスの胸が小悪魔はの前に晒される。
「うふふ。でも一度経験したら病みつきになって、最終的には自分で召喚して犯される事を望むかもしれませんよ?」 
「絶対ないわ!って外すな!」
「もう遅いですよ。やっぱり良い胸してますね」
 乳首は固くなっており、ピンク色の先端はピンッと自己主張している。身体の興奮は冷め切っていない。
 また胸を揉み感度を改めて確かめる。小悪魔の両手を少しはみ出す感じの胸はやはり触り心地が良い。ふわりと柔らかく、ふにふにとした感触、柔らかな弾力。胸が食べれるのなら間違いなく美味な部類だ。
 両胸を刺激され、先程よりも強い快感がアリスに走る。
「やっ!はあぅ、やめなっ、さっっ!ああ!!」
「やっぱり凄い敏感ですね。体質なんですかね?」
 胸をぐにぐにと、全体を回す様に揉み、乳首も摘む。固いそれを摘んだだけでアリスはカッと眼を見開いた。
「あ、ああ!!駄目ぇぇぇ!!!・・・・・・ぅぅ」
 今日二回目の絶頂を経験し、声はさらに小さくなり、股の部分に位置する服には染みが広がる。 
「・・・・・・本当に敏感ですね」
 小悪魔ですらそれには驚いた。まさか胸を弄るだけで二回もイくとは思わなかったのだ。
 アリスの弱点と感度が解ったので小悪魔は、胸を執拗に責める事にした。責めを再開しようとした所で手を止め、ある考えが浮かんだ。
(あ、折角ですし)    
 小悪魔はアリスの両肩に手を置き、横にずらす。触手が邪魔なので一旦離す。イッた直後のアリスに抵抗する力など無い。
 ドレス状の服も脱がされ、一糸纏わぬアリスの姿が小悪魔に晒される。
 肌は荒れやむくみなど無く、潤いや艶、弾力に満ちている、色も全体が白く光が当たれば、美しさはより一層際立つだろう。
 全体的な細身も相まって、人形の如く美しさと言われているのも納得がいく。身体の各所は引き締まり、必要な所にしか肉は付かず、それ以外は全て削ぎ落とされている。 
 誰が見ても羨むだろう身体を、今小悪魔は一人占めしているのだ。嬉しくない筈がない。
「綺麗・・・・・・それに」
 思わずうっとりして身体に指を這わせる。手を秘裂に移し、膣に入れる、
「んんぅ、駄・・・・・・目ぇ、つっ」
 思った通り膣内はぐちょぐちょで、愛液も十分出ており小悪魔の指も問題なくぬるぬると動く。それを抜き、舐めた後に行動に入る。
 両手をアリスの胸に置き、また唱える。変化は直ぐに訪れた。
 アリスの胸が徐々に大きくなっていったのだ。両手からはみ出る程度だった胸は、端が互いに当たりそうに成程まで大きくなった。形が良いまま大きくしたので崩れなどしない。
「はぁはぁ、ん?・・・・・・ああぁ、ふぅんっっ!」
「ああん、我慢なんて出来ません!」
 胸の異変に気づくも小悪魔が我慢できずにアリスの胸に飛びつく。口で咥え、乳首をちゅぱちゅぱと音を立てながら舐め、もう片方は鷲掴み、張りが強くなった胸の弾力を味わう。
「やめ・・・・・・っ!!」 
 ずにゅう。
 アリスの声は途中で切れた。小悪魔は胸だけでは足りずに尻尾をアリスの膣に挿れたのだ。スペード状の尻尾はアリスの膣に入り、膣壁をゴリゴリと押し退けつつ進んでいく。
 ナニと違い太さが均一でなく丸みを帯びてるが、ナニより固いため快感よりも痛みで蹂躙されている気分であった。しかし、小悪魔にとっては性感帯である為、アリスの膣はとても居心地が良く、動きが活発になっていく。
 胸は大きくなっても感度は変わらない。舌で乳首を舐めていた小悪魔は左手で下乳を揉み始めた。右手は全体を掴みぎゅっぎゅっと捏ねたり、指で乳首を挟んでは摘み、捻る。
「んんぅ!っ・・・・・・うぅん、ふぁっ、痛っ!ああっ!」
 敏感な胸に痛みを伴う膣からの快感にアリスは頭の思考は停止寸前だった。しかし、身体は正直だ。膣では愛液を撒き散らし、尻尾を完全に受け入れ快感をさらに求めている。
 尻尾はもはや無意識に動き、回るだけでなく引いても来るため膣壁の締め付けに無理に抵抗してくる。膣の入口まで戻ると直ぐに奥に突き入れる。繰り返される痛みは快感へ、快感は絶頂への道標へ。
 アリスと小悪魔の興奮は高まり、限界まで達しようとしている。性感帯である尻尾が快感を与えているのだ。小悪魔もそれを察知しているのか、胸の扱いが激しく、大きなる。
 胸を揉んでいた両手は加減をせずに強く激しく揉みたてる。左胸はいいように弄られ、乳を出そうとしているばかりの勢いであった。右胸は更に激しさを増していた。
 小悪魔は乳首を噛み切らんばかりにコリコリと噛み、痛みを伴う強い快感を与えていた。普通なら痛みで叫ぶだろうが、快感が上回れば問題などない。左手は乳を搾らんばかりに根元を揉みしだいていた。
 三箇所を同時に責められるアリス、敏感な尻尾で膣を激しく膣を掻き回す小悪魔。
 乳首を思いきり噛み、捻り、尻尾を奥まで力強く突き入れた。その時は来た。アリスは身体を微妙に震わせた。そして、触手にも変化があった。アリスを拘束していない触手達が大きく震えた。
 そして、アリスの身体に、顔に、髪にそれ先端を向けた。そしてアリスは三度の絶頂を迎えた。
「っっ!!だめぇぇ!!!!」
 アリスの絶頂と同時に、アリスを囲んでいた触手からは白く生温かく、どろりとした粘性の強い液体が放出された。それはアリスの身体や顔中を汚した。
 綺麗な金髪にも白く汚れた液体が飛ぶ。アリスの口や頬は白く汚れ、髪からも液体がねっとりと纏わりつき、前髪から垂れそうである。
 小悪魔の尻尾はアリスの潮と愛液でたっぷりと汚されていた。それを難無く引き抜き、小悪魔はようやくアリスから身体を放した。
「っふぅ。うふふ、とっても美味しく頂きましたよ。あら、素敵な格好になりましたね」
 小悪魔の前には膣からは愛液と潮を垂れ流し、胸は乳首が多少腫れ、顔は白く汚れ、前髪から白い液体が地面に落ちる。身体の各所にも白い液体が目立つ。
 小悪魔は身体の液体を舐め取り、説明する。
「実はこれ精液なんです。触手さんが出してくれるんです。感覚の共有も自由ですし、便利なんですよね。・・・・・・アリスさん?」
「・・・・・・」
 アリスは無言であった。しかし、直ぐに気を取り戻した。目は静かに怒りに燃えていた。
「あなたねぇ~」
「あ、大丈夫ですね、良かった」
「良かったじゃ無いわよ!人の身体弄りすぎよ!」
 今出せる声で精一杯小悪魔を抗議するも、小悪魔はそれに対し、笑みを浮かべてアリスに近づいた。
 指を膣に入れ、軽く掻き回す。にちゃにちゃと卑猥な音が膣から聞こえてくる。
「んぅ、っ!」
「確かに弄りすぎかもしれません。でも身体は正直ですね、もっと欲しがってるみたいですよ?
 こんなに濡れてるのもアリスさんが感じちゃってるからですし」」
 指を抜き、手に付いた愛液を舐める。顔をアリスと合わせ、艶かしく、誘惑の眼をアリスに向ける。
「もっと気持ちよくなりたくないんですか?良いですよ、快感ですよ、最高ですよ?」
「もう十分よ。だから下ろしてくれるかしら、これから」
「そうですか、残念です」
 アリスのつれない態度に小悪魔はしょんぼりしてしまった。しかし、直ぐに顔を上げ、アリスにこう言った。
「では、私は十分では無いので楽しませて貰いますね。大丈夫です、アリスさんも満足させますから」
「人の話を聞きなさいよ!。もういいから下ろして」
「それは出来ません。あれだけではまだ満足してませんし、触手さんも元気ですし。それに・・・・・・」
「それに?」
 次の言葉でアリスは諦めようと思った。
「触手さんにも意思がありますから、それは私の意思では外れませんよ?」
「・・・・・・へ?」
「外れませんよ?触手さんが満足しないと、拘束」     
「・・・・・・本当に?」 
「はい。ですから諦めて一緒に気持ちよくなりましょうね。私が気持ちよくなれば出してくれますし、快感に身を任せた方が今回は楽ですよ?」
 小悪魔の言葉は頭の思考回路が上手く機能していないアリスには効果は高かった。
「そう・・・・・・ね。でも、速く済ませないね」
「ふふ、はいです」
 この様な状況でも強気な態度を崩さない。小悪魔はアリスのそんな所が気に入ってしまった。そして、こんな感情が湧いてくる。
(堕としたいですね、アリスさん。でも今回はやめときます。また、機会があれば、その時は・・・・・・ふふふ)
 黒い感情を心に留め、小悪魔は次の行為を始める。

 
「さて、速く終らせる為にもアリスさんにも頑張って貰いますからね」
「頑張るにも、特に何も出来ないけどね」
「良いんですよ、そのままで」
この時にはもう小悪魔の膣には変化があった。触手の数が増えて、出番を待っていたのだ。
「もう出てきていいですよ」
「出る?」
小悪魔の言葉に引っ掛かる物があったが、直ぐに理解した。ぬらぁ。
 アリスの前に、又も数本の触手が姿を現した。最初のと合わせたら10かそれ以上は下らない数だ。太さにばらつきがあるのを除けば、最初と大きな違いは無い。
「小悪魔!あなた増やし・・・・・・むぐっ!」
 アリスの言葉は一本の触手が口に浸入した事で途絶えた。最初の触手と変わらずぬめぬめした液体を纏わせ、アリスの口を限界まで開かせ口内を暴れまわる。
 それに続く様に触手はアリスに群がっていく。太さが細い五本程の触手がアリスのお尻の穴に、一番太く固そうな一本がアリスの膣に侵入していく。
 二本がアリスの胸に向かい中央から四方向に裂けた。中には穴があり、乳首を捉え、裂けた部分をたわわな胸に這わせ、しっかりと固定する。
 一本の触手が大きくなった胸の谷間へと滑りこんできた。そして、触手達は一斉に動きはじめる。
 膣、口、お尻の触手は自らの身体を穴へと捩じ込もうとしている。


 膣に入っている触手はアリスの膣のサイズのギリギリかそれより僅かに大きい。その為、ミチミチと膣を無理に拡げて犯していく。表面のぬめりと愛液が合わさり、抵抗は小さいも大きさがきつかった。
 中をずりゅずりゅと動く度に痛みが生じていく。腟壁の締め付けもものともしない程の固さと強行な手段でアリスの膣を犯していく。

 お尻の穴を複数本の触手がぞろぞろと動き、這いまわる。細いといえど数が多く、小さい穴に群がり、捻じ込む。未経験の数に、アリスには恐怖と不安と嫌悪感が込みあげる。
 全ての触手が穴に入ると、五本の触手は穴で好き勝手に暴れ始める。ひたすら前後する物、膣壁を擦る物、奥へ奥へと進んでいく物。複数の違う刺激、快感、痛み。
 アリスの穴は触手によって完全に支配され、開発されていく。

 口はそのぬめりと直に接触している気持ち悪さは天下一品、身の毛もよだつ、不快感、嫌悪感、それの塊だ。
 アリスの口を完全に塞いでいるそれは、口内を動きまわってそのぬめりを付着させていく。口内を蹂躙し尽くし、にちゃにちゃとゆっくりと焦らす様に動いていく。
 
 三箇所に違う責めが行われている合間も、胸の触手達も動いている。乳首に組み付いている触手は、じゅるじゅるとひたすらに吸っては摘みや捻りを足していく。
 胸を掴んでいた触手は谷間にある触手と協力として行為を行なっていた。柔らかいその胸で触手を挟み、優しくゆっくりと動き、その柔らかさで優しく触手を温かく包みこむ。
 谷間の触手は表面のぬめりが潤滑油の役割をし、スムーズにぬちゃぬちゃと前後していく。柔らかな胸に挟まれ興奮したのか、みるみるうちに固さと大きさは増し先端からは精液がぴゅくぴゅくと漏れ、胸にこびり付く。
 
「アリスさん良いなぁ。私も次にでもやってもらいましょう」
 アリスと触手の行為を見ていての感想がこれである。流石淫魔、思考が常人とは明らかにずれていた。無抵抗の少女に群がり、犯し蹂躙している。傍から見ればそんな光景だ。
 アリスの身体には触手が巻き付き、白い肌が触手の隙間から覗く程度だった。
「んっ・・・・・・ふぅ、んぅ。触手さんも気持ちいみたいですね」
 小悪魔と触手は感覚を共有しており、触手が感じれば小悪魔も感じ、小悪魔が感じれば触手も感じる。今の触手はアリスの身体を十分に満足している様だ。 
 
 一方のアリスは身体中を走る快感に抗いながらも、徐々にその快感に気持ちや心が傾いていた。
(痛くて、気持ち悪い筈なのに!なんでこんなに・・・・・・気持ちいのよ)
 痛みすらも快感が支配し、アリスを誘惑する。快楽、悦楽、快感の魅惑の世界へと。しかし、アリスの気持ちもまだ折れてはいない。
(触手なんかに・・・・・・負けるもんですか!) 
 
 
 アリスを責め始めて数分が経過し、変化は訪れた。
「んんっ!ふぅぅっ、どうやら・・・・・・そろそろですね」  
 小悪魔は触手達の射精のタイミングを身体で感じていた。小悪魔も身体が疼くのか、手は自然に胸に伸びていた。
 触手に弄られているアリスを見ながら、顔を紅潮させ、その表情は恍惚に染められている。
 
 
 アリスを責めている触手の動きは格段に速く、強く、乱暴になっていく。
 膣、穴、口を責めている触手の太さや固さは最初とは違い、大きく固くなっていた。
 膣の触手は、膣を裂かんばかりに肥大化し膣内を蹂躙していた。愛液、ぬめり、我慢汁。三種の液体が混じった液が膣から溢れ、じゅぷじゅぷと盛んに動き、射精に備えていた。
 穴の五本は倍以上に肥大化していた。穴の締め付けで動きづらい筈なのに強引に動き、穴を犯し、開発していく。
 口内にはぬめりで溢れ、口の隙間からは唾液とぬめりが漏れでており、口内がどろどろとしているのが容易に想像できる。

 
 胸の方も同様であった。しゅっしゅっと動きは速くなり、胸に擦りつけいる。胸には漏れでている我慢汁が飛びてらてらと、卑猥な光沢を放っている。
 乳首は見えないが、最早真っ赤で、腫れ上がっているだろう。吸うのを一切休めず、捏ねては捻り、締め付け甘噛みの責めが続けられたのだ。
 そして、その時は来た。全ての触手が震え、内に貯めていた欲望を吐き出した。膣に、穴に、口に、乳首に、顔に。
「っっっ!!!むぅぅ!!」
 その時のアリスには経験した事が無い快感を体感する。三穴を責められ、大量の精液を注がれた。しかし、アリスはその快感に負けてしまった。気持よかったのだ、気持ちが折れてしまう程。
 胸や顔には精液が飛び、綺麗な顔や柔らかく大きい胸を白く汚している。乳首の方は見えないが精液で溢れている事だろう。
 膣内へ、穴へ、口へ。白く熱くどろどろとした液体がアリスに注ぎ込まれていく。膣内には大量の精液で満ち、収まりいらない精液が膣から溢れでている。
 お尻の穴にも五本分の精液を注がれ、アリスの中を満たしていく。だが、穴二つはまだマシだった。口内は悲惨であった。
 口内に出された精液は、密閉空間の為、飲み込む以外の方法が無かった。アリスはどろどろとした精液を喉を鳴らして飲み込んでいく。
(こんなの、嫌なはずなのに。何で飲み込んでいるのよ、私は)
 自分の心と行動が一致せず、快感に負けた事に悔しさが込み上げてくる。
 触手がゆっくりとアリスから離れていく。ずにゅう、ずぽっずぽっ、ぬぽぉ、くぱぁと音をたて五箇所から触手が離れていく。
「ぷぅっ、はぁはぁ、けほけほっ、あーっ」
 アリスは口内に残っている精液を吐き出すよう咳をした。口からは白い液体が飛び、床に落ちる。、
 アリスの口からは唾液とぬめりが混じった液体が口から漏れていく。お尻の穴や膣からも同じ様に精液が溢れ、足を伝い床に向かって落ちていく。
 胸や顔の精液をそのままに、乳首の方はやはり赤く腫れ上がっていた。そして、乳首からも触手の精液によって白く汚され、先端から精液が床に落ちている。
 酷く消耗しているアリスの前に小悪魔は立ち、アリスに話しかける。
「お疲れ様です、アリスさん」
「もう何も喋りたくないわ」 
 疲れが酷く溜まっているのが顔を見れば一目瞭然だった。だがそんなアリスに小悪魔は無情にも言い放つ。
「でも、まだまだ居ますし、今の触手さんも全然満足してませんよ?」
「・・・・・・嘘でしょ」
「いいえ、ほら見てください」
 小悪魔が言うと10数本の触手がまだまだ元気である事を示すかの様に、動きが荒ぶっていた。
 アリスはこれを見て絶望し、もう自棄になった。
「あーーーもう!!良いわよ、来なさい!!あんた達全員精液枯らして、全部搾り尽くしてやるわよ!!」 
 普段のアリスからは聞こえないであろう乱暴な言葉遣いを言い放った。
「だそうです、皆さん楽しんで来てください!」
 小悪魔の合図でまたも宴が始まる。終わりが遥かに遠い先にある戦いが。
 
 
 深夜 アリス邸 キッチン

 夜も深くなり、草木も眠る丑三つ時。アリス邸のキッチンでは一つの戦いが終わりを告げていた。
「ふぅ、お疲れ様でした。アリスさん」
「あー、もう二度とあいつら呼ぶんじゃないわよ」 
 床に仰向けのアリスの姿は悲惨であった。身体中を精液で汚され、お尻の穴や膣からは精液がこぽこぽと泡立ち、未だに流れ落ちてくる。床一面も白く汚れていた。
 お腹は膨らみ、普通ならば孕んでいても何らおかしくない程の精液を膣に注がれていた。幸いにも触手の精液は相手を孕ませる事はない。
 しかし、これ程蹂躙されたにも関わらず、正気を失わず、意識もある事が何よりも凄かった。余程耐性が無いとこうはいかない。
 小悪魔はその疑問をアリスにぶつけた。
「それにしてもアリスさん、よく耐えましたね?かなりの耐性と強い意思と精神が必要ですよ?」
「あー、昔ちょっと・・・・・・ね」
 声は低く枯れているも、聞き取れないほどでは無かった。どうやら昔に何かあったようだ。
「昔に・・・・・・ですか。解りました、これ以上は聞きません」
「ありがとう、後それから」
「はい?」
 アリスは礼を言い、小悪魔に何かを頼んだ。
「身体・・・・・・洗ってもらえるかしら。凄く不快なのよね」
「ええ、全然良いですよ」
 アリスの身体を見れば、当たり前の提案であった。小悪魔はそれを快諾し、アリスを持ち上げシャワーへと向かって行く。 二人の夜はまだ少し続きそうであった。


 
最後まで読んでくれてありがとうございました>< 
一番好きなアリスが書けて自分満足w ようやく出せて嬉しかったですw
何か触手が出たり、胸大きくした、色々とありましたが、アリス可愛いww
次回は 衣玖さん×小悪魔 衣玖さん×小悪魔&ここぁ 衣玖さん&天子×小悪魔 のどれかです 衣玖さん単体が一番候補かな
 感想や意見等ありましたらお願いします では また  

 1さん>>満足出来たようで何よりです またお願いします~
 
 2さん>>胸の表現ふが気に入ってくれた様で嬉しかったです アリスの胸は手に収まるくらいで敏感! これが理想w

 3さん>>ありがとうございますw

 4さん>>良いですね。感覚がさらに鋭敏化したアリスと、次は小悪魔自身ですねw。書いてみたいかも

 5さん>>神綺様はもう親馬鹿ポジションですw。夢子さんはそれに振り回されてる感じですねw

 6さ・・・あんたかw>>残念でした!俺のアリスは書いてある通りのサイズですw溢れんばかりでは無い!(キリッ)
     しかし、捏ね回すという点については同意ww
     媚薬やローションも良い。潤滑が悪いと痛いですしね。媚薬も互いに興奮できるなら尚更言い。
     因みに小悪魔の唾液には強力な催淫効果がありますw
     エロい人言わないw こっちよりエロいの書こうとしてる癖にww 読んでくれてありがとね>< 

 7さん>>それに舐めたい、捏ね回したい、胸で寝たいも追加しましょうw  
お嬢様
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
ふぅ……エロくて良かった。満足です。
2.名前が無い程度の能力削除
すげえ柔らかそうな肉感描写に悶えました。
ああ、アリスの乳を捏ねくり回したいっ……!
3.名前が無い程度の能力削除
ふぅ……
4.名前が無い程度の能力削除
・・・さてスープを飲んで次のラウンドへいこうか
5.紳士的ロリコン削除
やっぱ魔界組は最高や
6.名前が無い程度の能力削除
もしもアリスに溢れんばかりの胸があったのだとしたらそれは捏ねて弄繰り回すためにあるものだ
もしもアリスの傍に媚薬やローションがあるのだとしたらそれはアリスにぶっかける為にあるものだ
昔の人は偉大ですよね エロい人
7.名前が無い程度の能力削除
揉みたい舐めたい触りたい・・・!