真・東方夜伽話

吸血鬼との戯れ

2011/08/27 00:15:43
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吸血鬼との戯れ

お嬢様

※長いです、長いです、長いです。フランに生えます。いつにも増してネチョ薄いです。
  読んでくれたら嬉しいです。 



「お姉様、遊び相手が欲しい!」
 紅魔館。レミリアの自室で姉妹はお喋りを楽しんでいた。そんな中、フランが切り出した。
 飲んでいた紅茶を置き、レミリアは答えた。
「遊び相手?弾幕の?それとも性的な遊びの?」
「お姉さま、流石に下品だよ」
 可愛い妹に憐れみの視線を投げかけられたので、笑いながら否定する。
「ふふ、冗談よ。しかし、遊び相手ねぇ・・・私じゃ駄目なの?」
 考え、自らを名乗り、指差し、フランに尋ねる。フランはうぅんと可愛く唸りながら考え
「駄目じゃないよ、それは凄く嬉しいよ。でも・・お姉様本気で相手してくれないもん~」
 どうやら、たとえ弾幕勝負をしても、本気で相手してくれないレミリアに不満があるようだ。
 それを聞いたレミリアは、宥める様にフランに言い聞かせる。
「それは仕方無いわよ。フランと私が本気で弾幕ごっこしたらフラン途中から楽しくなってごっこで済まなくなるでしょ。
 そうなった場合、館だけじゃなくて、館の外にも影響が出てしまうわ。そうなると、咲夜や美鈴だけじゃなくて、色んな人に
 迷惑かけたり、どこぞの隙間に借りを作る事になるわ。だから・・本気では相手出来ないのよ。ごめんね」
 理由を喋り終え、フランの頭を優しく撫でる。撫でられてる間のフランは嬉しそうな、しかし、やはり相手して貰えないと解ったのか
 悲しい表情を浮べていた。それを見たレミリアは
(う~ん、こんな顔されると弱いわね。本当に)
 フランの可愛い顔に負け、レミリアはふぅ・・と息をつきフランに言った。
「解ったわ、フラン。私の代わりだけど、遊び相手を探して来てあげるわ」
 それを聞いたフランは、さっきまでの悲しい表情を消し、花が満開の如く笑顔に溢れた。
「本当に!お姉様!?」
「ええ、約束するわ。だから良い子にして待っててくれるかしら?」
「うん!フラン良い子で待ってる!」
 良い返事を聞き、安心するレミリア。
「じゃあ、今日中には探してくるから、館でゆっくりしてなさい」
「はぁい」
 座っていた椅子から降り、扉に向う。扉を開け出て行く際に振り返り
「お姉様」
 レミリアを呼ぶ声。
「?何かしら?」
 その呼び掛けに答え、返事を待つ事しばし
「・・・ありがと」 
 少し照れたようにお礼を言い、ぴゅーっと慌てて出て行った。
 それを見たレミリアは、くすっと笑いながら微笑ましい妹を見れて満足した様だ。
「ほんと・・可愛いわね」
 紅茶を置き、外を見やる。天気は曇り。日傘は必要ない様だ。
(さて、誰を当たりますかね、一人より二人・・ね)
 そう考え、図書館へと足を向ける。

 -大図書館ー
 
「話は概ね理解したわ」
 図書館でいつも通り本を読んでいたパチュリーに事情を説明する。
 聞き終え、本を閉じ、背中を椅子に預ける。
「しかし、相変らずのシスコンね」
「どこがよ。私はフランの頼みを聞き入れただけよ。 度は過ぎて無い筈よ」
(可愛いフランの頼みなら可能な限り叶えたい、これのどこが可笑しいのよ)
「まぁ、それは人によるわ。で、フランの遊び相手・・ねぇ」
「最適な相手・・居るかしら?」
 両腕を組み、互いに思考する。う~んと唸り続ける中、パチュリーが提案する。
「前提として、フランと戦えて、尚且つ本気になった場合死なない相手よね」
「・・・かなり絞られるわね」
 フランの力は強大だ。本気でやればレミリアと互角以上だろう。しかし、フランは力の制御を完璧に出来ない。
 もし、弾幕ごっこの最中、制御不能になっては、相手は良くて大怪我、悪ければ死だ。そんな人物は有象無象が集う幻想郷でも限られる。
 パチュリーはとりあえず、相手してくれる且制御不能になった場合も無事でいられそうな名前を挙げてみた。
「とりあえず、私達は除外するわね。咲夜は仕事、美鈴は門番、私は喘息だし。
 霊夢、魔理沙、山の神々、隙間、隙間の式、鬼二人、寺の魔法使い・・こんな所じゃない?」
 挙げられた名は錚錚たる面子である。全員が実力者揃いだ。
「・・とりあえず神と隙間は却下。借りは作りたくないわ。鬼二人はあっちも加減忘れそうね、館が保つかどうか。
 寺は・・あまり長く居られそうに無いわね・・」
 そこまで聞いて、パチュリーはレミリアに疑問を投げた。
「ねぇレミィ、因みに遊び相手の期間はどれ位なの?」 
 フランの遊び相手の期間を聞いてなかったので聞くことにする。
「そうね、泊り込みの五日程度は欲しいはね。あの子も溜まってるでしょうから」
 予想以上の長い期間に考え、一言。
「・・残り全員無理じゃない?」
 霊夢は巫女で神社の用事もある。寺の魔法使いも同じだ。魔理沙はフランを好んでるが、私用もあるだろう。
 それでもどうにか思案し、レミリアは考える。
「・・・あ、居たわ。実力もあるし、死なない、期間も大丈夫なのが」
「本当に?誰?」
 これだけの条件で、それを満たす人物が居るのだろうか。
「竹林に居る人間。藤原妹紅よ。」
 口を吊り上げ、名前を挙げる。
(妹紅?・・ああ。確かに)
 パチュリーも納得した様にレミリアの方を向き笑う。
「良いんじゃない、相手としては申し分ないと思うわよ、でも竹林の案内役はどうするの?」
 妹紅が居なくなっては、永遠亭への案内兼護衛役が居なくなってしまう。これでは里の人間は薬を取りにいけない。
「そこら辺は里にいる慧音に任せるわ。最悪、永遠亭に居る兎に押し付ける」
(フランの事意外は本当に適当ね、流石シスコン)
「何か言った?」
 何か言われた気がしたのか、急に話かけられる。
(変な所で勘が働くわね)
「何も無いわ。里に話は通しときなさいよ。あの子は人間からみたら大事な役割を担ってるんだから」 
「解ってるわ、じゃ行って来るわね」
 こつこつと音をたて、静かに扉を開き、閉め、室外へと姿を消す。
 足音が聞こえなくなったのを確認し、パチュリーは溜め息を一つ。
「はぁ・・この行動力をもっと別の所でも発揮して欲しいわね」
 フランが絡んだ際の行動力に呆れつつ、読書を再開する。
「あ?・・変身くらいはするわよね?レミィ」

 ー人里ー

 天気が曇りというのもあり、人は疎ら。故に、そんな中を蝙蝠の翼が生えた少女が歩いていれば否でも目立つ。
 人間の里に出向くのに、変身すらしない妖怪が居るだろうか。出来ないなら仕方ない。しかし、レミリア程の妖怪ならば変身など容易いだろう。
 フランの事で頭が一杯なのだろう。
「人が煩いわね。それに皆私を怖がってるみたいだし、何でかしら?これじゃ慧音の場所を聞けないわね」
 人里など基本出向かないので、何処に慧音がいるか解るはずもない。聞こうにも皆レミリアを恐れて近づこうとしない。
(どうしたものかしら)
 しかし、これだけの騒ぎが起きて、異変に気づかない慧音ではなかった。
「これは何の真似だ、レミリア・スカーレット」
 ざっ レミリアの正面に立ち塞がり、警戒するような眼と表情で睨む。
「あら、丁度良いところに来てくれたわね」
 探していた人物が向こうから来てくれて探す手間が省け、嬉しい表情になる。だが慧音はそれを聞いて不信感を高める。
「良いところに・・だと?そんな格好で里に来て、何を企んでいる!」
 怒気を含む声を上げられ、レミリアは頭に?マークを浮べる。
(格好?・・あら・・成る程、これじゃ皆警戒するし、慧音も怪しむわね)
 今更自分が吸血鬼の格好のままを思い出し、今までの人間の行動も思い返し、思わず苦笑する。
「失礼したわ、変身するのを忘れてたの。別に異変や里で何も起こす気も無いわ。安心しなさい」
 レミリアの口調は穏やかで、言葉からも嘘を言ってるとは思えない。変身もうっかり忘れただけらしい。
「・・そうか、解った」
 レミリアのあまりの素直さに驚きながらもどうにか納得する。
「流石ね、話が早くて助かるわ。でも・・立ち話もあれだから、家に上げてもらっていいかしら?」
 周りを見やり、ざわざわと人が騒いでいるのを見て面倒そうな顔をする。
 慧音もそれを察してか、レミリアの意見に賛同する。
「ああ、私としてもその方が助かる。付いてきてくれ」
 レミリアを連れ、慧音は自分の家へと案内する。その後ろを多数の人間達が見守るように見送る。

 -慧音宅ー

 茶を二つ用意し、一つを自分に、もう一つをレミリアに出し、話を始める。
「で、私に話とは一体なんだ?」 
 丸い小さいテーブルを囲み、慧音が出してくれたお茶を一口飲み、話を始める。
「そうね。今から話すわ」
 慧音にこれまでの経緯とこれからの予定を話した。その最中、慧音は真面目に話を聞き続けている。話終え、茶を飲み一息。
 レミリアの話を聞いた慧音は成る程といった様な表情をした後に、レミリアにこう言い放った。
「事情は解った。こちらとしても迷惑を出さないのは嬉しい限りだ。しかし、これには妹紅の考えを考慮しない訳にはいかない。
 生憎今は、竹林に・・」
 そこまで言いかけた所で玄関がガラッと音をたてて開かれた。そこから聞こえてきた声は
「慧音ー、居るかー?」
 藤原妹紅であった。
「あら、嬉しいタイミングで来てくれたわね」
「ああ、全くだな」
 あまりのタイミングの良さに慧音は笑い、レミリアは好都合と言わんばかりであった。
「お、けー・・あれ?」 
 居間に居た慧音とレミリアを見て驚きと困惑の混じった表情になる。
「どうも、先にお邪魔してるわよ」
(何でレミリアが慧音の家に居るんだ?)
「まあ、言いたいことは解る。取り敢えず座ってくれ」
「あ、ありがと」
 慧音に促され、テーブルを囲む位置で座る。
「じゃあ、話をしていいかしら?」
 妹紅が座ったのを確認し、話を再開しようとするレミリア。
「ああ、いいぞ」
「何がなんだかさっぱりだ。解りやすく頼むぞ」 
 妹紅にも慧音と同じように経緯と予定を話した。
「・・なる程ね。確かに私なら死にはしない・・が」
「が?」
「そっちの妹さん、やたら強くなかったか?」
「ええ、強いわよ。本気でやれば私と互角以上よ」
 フランを褒められて嬉しいのか笑顔で答えた。しかし妹紅からしてみれば冗談だろと言いたくなる。
「レミリア以上って・・。そんな娘と5日もか・・」
 頼みを受けようか悩んでいる妹紅にレミリアは挑発するような目付きを向ける。
「あら、怖いのかしら?」
「恐怖しない方がこの場合どうかしてるよ。全く」
 呆れ声になり、どうしたもんかと考える。
「安心しなさい。お礼もするし、食事寝床着替えはここで用意するわ。お礼はあなたが望むなら可能な限り準備するわ」
 ただし、フランをちゃんと満足させる事。これが最優先よ」
「妹紅、私からも頼む」
「慧音まで!」
 まさか慧音からも頼まれるとは思わず驚いてしまう。
「話を聞いて思ったんだ。今のレミリアは只、可愛い妹の願いを叶えたいのに一生懸命なお姉さんなんだとな。
 どうもそれが可愛く見えてな。」
「五月蝿いわよ、半獣」
 可愛いと言われて照れたのか、慧音に可愛く毒づく。
 そんな事を華麗にスルーして妹紅に話しかける。 
「どうだ妹紅?ここは一つ願いを聞いてくれないか?」
 慧音からも頼まれた妹紅は
「解ったよ。慧音からも頼まれたんじゃ断れないよ」
 諦めた顔をして頼みを聞き入れる。
「ありがとう、じゃ館に行くわよ」
「もう行くのか!?」
「当たり前よ。早くしなさい」
 帰る気満々のレミリアに慌てて付いていく妹紅。
「竹林の事は任せておけ、今日にでも優曇華が来るから優曇華に任せるさ」
 さらりと他人任せ&優曇華捕獲を宣言する物騒な半獣が居た。
「あ・・ああ、解った。じゃ、行ってくる」
「ああ、行って来い」
 慧音と別れて、外で待っていたレミリアと共に紅魔館へと飛び去っていく。
 家の中からそれを見送った慧音は?マークを浮かべながら呟いた。
「そういえば・・何しにきたんだろうか、妹紅は?」 
(ま、帰ってきたら聞いてみるか)
 残ったお茶を片付けながらそんな事を考えていた。

 ー紅魔館 門前ー

「ふう、相変わらず暇で平和ですねー。良い事です~」
 あまりののほほんっぷりにふぁ~と欠伸まで出る始末だ。そんな事をしていると
「退屈な様ね、今度遊んであげるわ」
「へ?・・この・・声は」 
 声がした方を振り向き、軽く顔を青ざめる。
「お・・お嬢様!?何でここに居るんですか!?」
 妹紅を引き連れたレミリアが美鈴の前に映る。しかし、美鈴にはレミリアしか映ってないようだ。 
「出掛けてたからよ。その時は門から出なかったからね。しかし、いくら暇だからって欠伸って、あなた・・シャキッとしなさい。またナイフが飛んで来るわよ」
「あ~、どうやら遅かったみたいですね」
 美鈴の頭には銀製のナイフが5本は刺さっていた。その後ろには時計とナイフを手に持った咲夜が呆れた顔をしながら近づいてきた。
「全く、あなたは・・お嬢様の言う通りよ。しっかりしなさい」
「あはは、すいません、咲夜さん」
「笑うな」
「はうっ」
 スコーンと小気味のいい音をたて美鈴の額にナイフが一本追加される。
 そんな光景を一人置いていかれてる様な妹紅は黙って眺めていると。
「あら、妹紅じゃない、どうしたの?」
 やっと咲夜に話しかけられ、事情を説明する。
「なる程ね、悪いわね。私たちの問題なのに」
「ありがとうございます、妹紅さん」
 咲夜や美鈴から素直に感謝を述べられ嬉しくなる。
「そういう訳だからフランに会わせて来るわ。妹紅、行くわよ」
「あ・・ああ」
 妹紅を連れて館へと入っていく。その途中で振り返り、咲夜に命令する。
「咲夜、妹紅の食事、着替え、寝床。準備任せたわ」
「はい、お嬢様!」
 館の中へと消えていく妹紅とレミリアを見送って、咲夜はゆっくりと美鈴へと振り返る。
「め~りん♪」
「はっ、はい!!」
 咲夜の、恐らくレミリア以外には見せないであろう笑顔を見て美鈴は悟った。
(あ、今日ご飯抜きだ)
「妹紅がいる間ご飯抜き!!」
「咲夜さん流石に死にます!!」
「水でも飲んでなさい!!」
 そう言ったあとにはもう居なくなっていた。時を止めて仕事に戻ったのだろう。
「・・・あんまりですよぉ」
 一人夕暮れを眺めながら、本気で食事の心配をする美鈴だった。

 ーフラン自室前ー

 紅魔館の地下にフランの部屋はあった。別に地下でなくても部屋はあるが、一番ここが落ち着くらしい。一人の時は嫌だったこの部屋も、
 今ではレミリアや咲夜が来てくれて嬉しいらしい。館内も自由に動けるので実際はどこで眠っても問題は無い。
「ここがフランの部屋よ。まだ夕方だから起きてる筈よ。寝てたらその時はあなたに任せるわ。
 食事の時間は咲夜が伝えに来るわ。寝床は客間があるわ。着替えは・・合うサイズがあるか解らないけどそこは大目に見て」
 レミリアから矢継ぎ早に説明されるも、大まかなことは理解できた。
「解った、着替えは簡単な物でいいさ」
「そう、助かるわ。じゃあ後はお願い。・・ああ、それと」
「?」
「あまり・・フランを悲しませないであげて」
「・・ああ、解ったよ」
「ありがとう」
 そう言って、レミリアは地下の階段を上がっていった。
「悲しませないで・・か」
 そう言った時のレミリアの眼は不安と焦りが映っていた。
(お姉さんか・・慧音の言ってた事も間違いじゃないみたいだな)
 扉に手を掛け、ぎぃぃと音を立てて開く。

 ーフラン自室ー

(・・可愛い部屋だな、女の子らしい部屋だ)
 部屋を見ての第一印象だった。タンスや机などは勿論、カーテン等の小物に至るまで気が効いている。汚れや埃もなく清潔感がある。
 床は真っ赤な絨毯が敷かれてある。あまりこの部屋にはそぐわない。
(レミリアの趣味かな?・・見当たらないということは寝てるか)
 部屋を見てもフランが見当たらないので寝てると確信する。そして、部屋の奥に天蓋付きの大きいベッドを見つける。
(あの中かな)
 ベッドに近づき、天蓋からぶら下がってるピンクのレースを除け、中をそーっと覗く。
(居た。・・寝てるか)
 案の定そこにはフランが眠っていた。体を横向きにしてぬいぐるみを抱いて眠っていた。寝る気は無かったのかシーツも被らずに眠っていた。
(レミリアは私に任せると言ってたが・・もう少し寝顔を見ていよう。可愛いしな♪)
 場所を変え、丁度顔が正面に見える位置で座って眺める。起きる気配は無く眠り続けている。 
(しかし・・何だ。見続けいていると・・何かドキドキしてくるな。・・うん、起こそう、これ以上は私が危ない)
 見た目だけは幼女なフランに変な気持ちを抱かぬ内に起こすことにした妹紅。
 頭を優しくちょんちょんと突付いて覚醒させる。すると、眠りが浅かったのがすぐに目覚め、むくりと上体を起こし、ぼーっとこちらを見つめている。
(・・起きた・・のか?) 
 こちらを見つめたまま動かないフランを見て、妹紅は本当に起きたのか疑問に思う。すると
「ううん・・お姉・・様?」
(まだ完全には目覚めてないか、なら)
「初めまして、フラン。私は藤原妹紅。今日からフランの遊び相手だ、よろしくね」
 出来るだけ優しく、怖がらせない様フランに自己紹介をする。
「フランの・・遊び相手?・・え!本当に!?」
「っと」
 急に大きな声を出されたのでびっくりして後ずさる。遊び相手と聞いて一気に目覚めたらしい。
「ねえねえ、本当にフランの遊び相手になってくれるの?」
「ああ、そうだよ」
 キラキラと眼を輝かせて迫ってくるフランは、欲しかったおもちゃを手に入れた子供の様に大喜びしている。
「ありがとう!えっっと・・?」
 名前の方は聞いてなかったらしく聞き返してくる。
「妹紅だよ、藤原妹紅。好きに呼んでくれ」
「うん、解った。じゃあ・・妹紅お姉ちゃん・・でもいい?」
「ああ、いいよ。」
(お姉ちゃんか・・なんか照れるな)
 今まで呼ばれなかった言葉に思わず顔が緩んでしまう。
 フランはそんな事は気にせず妹紅に提案してきた。
「じゃあ、早速フランと遊んでくれる?ご飯の時間まであまりないけど少しなら出来る筈だよ」
「ああ、いいよ」
「こっち。付いてきて」
 フランの後を追って着いた場所は高く、広く、奥行きがある真っ白な部屋だった。
 所々穿たれてたり、焦げているのを見るとここで弾幕ごっこをしているのが伺える。     
 フランを探すと、もう空に浮いており戦闘準備万全であった。それをみた妹紅も背中から炎を噴出させ鳳凰の翼に変え展開する。
「妹紅お姉ちゃん凄ーい!そんな事出来るんだ」
「まあな、見栄えも結構気にいってるんだよね」
 互いに戦闘準備が整ったのを確認し、妹紅が言う。
「じゃあ・・いくぞ!!」
「うん!!」
 ぶつかり合う音が部屋中に轟き振動させた。
 それから十分程経ち、咲夜が食事の為二人を呼びに行くと、部屋の外からでも轟音が聞こえる。
(やってるわね、気を付けないと)
 開幕弾幕だらけにならないように注意して扉を開ける。
 どぉん!! がりがり! ちゅちゅんん! ずがぁん!!
(はぁ・・流石ね。妹様といい勝負何て。)
 空中を飛び交い、フランの広範囲の弾幕と妹紅の鳳凰を象った弾幕が衝突し、弾けあう。爆炎が広がり、空中の一部分を黒煙が覆う。先に妹紅が黒煙から抜け出し、次にフランが後を追うように姿を表す。
 フランを見つけ、妹紅が鳳凰の翼を全速力で向かう。フランは立ち止まり、迎撃の構えをとる。妹紅が出すは炎を纏いし拳、フランが出すは炎を纏いし剣。
 加速しながらフランに肉薄し拳を放つ。それに合わせ剣が振り下ろされる。かち合った衝撃で二人は大きく仰け反る。体制を立て直し、相手を視界内に捉え弾幕を放つ構えを取る。
(もう弾幕ごっこかも怪しいわね。さてそれじゃ・・)
 パンパン! 
「っと!」
「にゃ?」
 弾幕以外の音に過剰に反応し、音がした方をフランと妹紅は同時に振り向く。それを確認した咲夜は
「お楽しみの所悪いけど、食事の時間よ」
「えー、もう終わり~」
 あからさまに不満の声を述べるフラン。
「しょうがないよ。それに、ご飯は皆で食べた方が美味しいだろ?」
「そうですよ、妹様。・・見たところあまり汚れてませんし、お手洗いの後に食堂にいらして下さい」 
「う~。解った」
 二人に説得され、諦めて妹紅と食事の準備をする。 
「ではお待ちしてます」
 二人に告げ、美鈴の時のように次の瞬間には消えている。
「相変わらず消えたり、現れたり・・・忙しい奴だな」
 咲夜の神出鬼没っぷりに呆れる妹紅。
「妹紅お姉ちゃん~。早く手洗い行こー」
「ああ、今行くよ」
 フランの後を追い、手洗いを済ませ一緒に食堂へと向かう。

 ー食堂ー 

 いつもの食卓に妹紅が加わり、妹紅に対して話が振られるのは当然でもある。
「感謝するわ、妹紅。早速遊んでくれたみたいね」
 隣に座る妹紅にしか聞こえない声で話しかける。妹紅もそれに答え、言葉を返す。
「あれで遊びの範疇なら少しでも本気になったら私死ぬぞ?」
「あはは、不死者が面白い事を。・・殺されるだけで死にはしないでしょに。・・でも・・出来るだけ殺されないでね」
 レミリアは知っている。誰かを殺してしまっては、フランは・・また壊れてしまうと。それを察した妹紅は声を強めてレミリアに言い放つ。
「ああ、そのつもりだ。フランの悲しい顔なんて見たくない・・殺されないよう努力はする」
「・・ありがとう」
 優しい言葉。夜の王とはあまりにも遠い・・普通の姉妹の姉の様な言葉だった。
 それからは妹紅の話で盛り上がり、レミリアが妹紅に紅魔館での寝床と着替えの件について話し始めた時、騒動は起きた。
「妹紅、あなたの寝床だけど・・客室で良いかしら?内装は上等よ。着替えは・・生憎寝間着位しかなかったわ」
「寝間着か・・他の服は?」
 簡単な服は嫌いじゃないが、裸にそれ一着みたいな物だ。流石に恥ずかしく、他の服が無いか催促する。
「咲夜着用済みのメイド服にYシャツ。サイズが合わないであろう私達の私服。胸のサイズが合わないだろう小悪魔の私服。・・どれがいい?
 個人的に咲夜着用済みを勧めるわ」
「寝間着で頼む!」
 服の種類を聞いて一番まともだと思い寝間着にする。
(最初の2つはともかく、小悪魔のは・・チラッ。・・うん無理だな)
 向かいに座る小悪魔の物を見て軽く落胆する妹紅だった。
「そんなに私の服嫌なのかな・・」
(何か咲夜が悲しんでるが突っ込まない方がいいだろう)
「そんな大きな声出さないの、冗談よ。風呂も来客用があるし、特に問題h・・」
「えー。妹紅お姉ちゃん、フランとお風呂や一緒に眠ってくれないの!?」
 話を聞いていたのであろうフランが、レミリアと妹紅の話に割り込んできた。とんでもない発言と共に。
「え?」
「!?」
 妹紅は意外な顔を、レミリアは平静を装ってるが内心は驚嘆である。
(フランみたいな可愛い娘とお風呂入ったり、寝れたら幸せだけど・・レミリアがそれを・・!!)
 妹紅は隣に座ってた為、気づいた。レミリアの魔力のブレ幅を。激しく上下しているそれを。
(あー・・。やっぱり動揺するよな。当然だ・・あれ?止んだ)
 だがそれも一瞬で、直ぐに落ち着きを取り戻したレミリアはフランに返答した。
「フラン、あなた妹紅と一緒にいたいの?」
「うん。フラン、妹紅お姉ちゃんと一緒にいたい!」
 パチェ達もも手を止め、話に聞き入ってる。少しの無言が続き、レミリアは口を開いた。
「そうね・・なら一緒にいなさい。少なくとも紅魔館にいる間はね。妹紅、あなたもいいでしょ?」
「ああ、私は全然構わないよ」
「やったー♪」
 レミリアが了承し、妹紅も同意。フランはとても上機嫌になった。美鈴達もフランが嬉しそうなのが嬉しい様で皆一様に笑顔だった。
「じゃあ、今日から一緒に眠ろうね」
「ああ、いいよ」
 フランの顔一杯の笑顔に微笑み、返答する妹紅。嬉しそうなフランを見て妹紅はふと考える。 
(誰かと眠るなんて・・何百年振りだろうか・・)
 食事の時間は楽しくも騒がしく過ぎていった。 
 
 そんなこんなで時間は進み、三日目の弾幕ごっこの最中 事は起きる

 今妹紅とフランは、食後の運動と就寝前の弾幕ごっこの最中だった。
 妹紅は地上、フランは空中。膠着状態で様子見が続いてた中、フランがスペルカードを宣言した。
  
   禁弾「スターボウブレイク」

 宣言されたそれから、フランの周りから球状の弾幕が無数に出現し妹紅に向かって落下、襲いかかる。それを寸前の所で回避し続ける妹紅。
 爆炎と爆音が室内を埋め尽くしていく。妹紅が避けている間も弾幕は止むことが無く空中に出現し続けている。
(こんなスペルカードを使ってくるとわね・・輝夜を戦ってなければ直ぐに直撃だな)
 爆炎が辺りを埋め尽くし、黒煙が互いの視界を奪う。
(・・弾幕が止んだ?)
 空中を見ても弾幕は無い。気を緩めず、構える。すると空中で何かが光った。

   禁忌「カゴメカゴメ」

(二枚目!)
 地上に網目状の弾幕が形成される。完全に地上を埋め尽くした後、黒煙を突き破るように大型の球状の弾が襲いかかっる。
 それの回避を試みるも、網目状の弾幕が動きを制限する。
(だが、かならず穴はある。・・・ここだ!)
 網目状の弾幕の隙間を抜け、大型弾を躱す。しかし、躱した所にまたも網目状の弾幕が再構成される。
(常に相手の動きを制限するタイプか。このままじゃ防戦一方だ。どうにk・・)
 ここで妹紅は絶句する。黒煙から現れたフランが持つは剣。だが
(何だ、あの大きさは!)
 今までに見た剣の大きさとは比較にならない巨大で暴力的な魔力を纏った炎の剣。

   禁忌「レーヴァテイン」

(まだ来る!?このレベルのスペカが・・レミリアと互角かそれ以上・・伊達じゃないな)
(凄い。お姉様以外にフランとここまで戦えるなんて。少しなら・・本気でいいよね?)
 この時、フランは昂っていてた。自分とここまで戦える相手に喜びを感じていた。嬉しかった。故に
    タガが外れた。
 巨大な剣が妹紅に向かって振り下ろされる。
(直撃は不味い。死ぬ!!・・なら)
 まだ網目状の弾幕は残っていたが、新しいスペルカードを発動した事で量は消えかけていた。
 妹紅は全力で横に飛ぶ。弾幕はかすりで躱す。だが、それでも
(間に合わない!・・なら、魔力を防御に。それと・・)

   不死「火の鳥 ー鳳翼天翔ー」

 妹紅もスペルカードを発動する。さっきまでとはまるで違う鳳凰の弾幕だ。
 弾幕が巨大な鳳凰を象り、それをすべて剣に向かって発射する。数は四体。
(後はなるようになれ)
 四体の鳳凰と巨大な剣がぶつかり、衝突の際光り、大爆発を起こす。
 ドゴォォォォォォォ!!
 衝撃で部屋全体が揺れる。壁、地面、天井、すべてに亀裂を生み、黒煙が立ちこめる。
 フランは黒煙を払い地面に降りる。黒煙が少しづつははれ、フランの目に映ったのは、
 黒く焦げ、穿たれ、黒いすすに塗れた地面、そして・・血生臭いと赤い液体。決して少ないとは言えない量。
(っっ!!!。あ・ああ・・あああああ!!まただ、また私は・・壊してしまった!)
(もう壊さないって、お姉様と約束したのに、なのに、なのに・・)
「う、ううわわああああ!!」
 悲鳴とも叫びとも取れる大声を上げ、ぼろぼろと瞳から涙を流す。
「ひっく・・ひ・・えぐ・・ごめんね。妹紅お姉ちゃん・・謝って・ヒグ・・許されることじゃないけど・・」
 泣き続け、嗚咽を漏らし続けるフランに覆いかぶさる影があった。
 フランはそれを見上げず、誰が来たか考えた。
(誰?咲夜?お姉様?でも結界があるから、壊さないと入れない筈)
 考えた結果、誰も入れないと思い出した。
(え?・・じゃあ、嘘・・でも・・信じたい!)
 恐る恐る泣きじゃくる顔を上げ、影の人物を視界内に捉える。そこに映っていたのは
「どうしたんだ、フラン?私の名前を呼んでたみたいだが」
「あ・・ああ・・妹紅お姉ちゃーーん!!」
 居ない筈の人物が目に映り、あまりの嬉しさに泣き顔のまま、妹紅に飛びつく。所々怪我をしているが大事に至る怪我ではなかった。
「っと。どうしたフラン?」
 それを受け止め、妹紅の胸の中で泣きじゃくるフラン。妹紅は察した様にフランの好きにさせた。
 時間が経ち、フランが落ち着いた頃にフランから話を聞いて、理解する。
「成程な、つまりフランは私が死んでしまったと思って泣いていたのか」
「うん」
「そうか。ごめんな、心配かけて。でも私はフランの前から居なくならないよ」
 あぐら座りをしている妹紅の上に座るフランを両手で優しく包みこむ。
「それに、フランには笑顔が似合うんだ。だから、あんまり悲しい顔はしないでおくれ」
「うん、フランもう泣かないよ」
「そうか、ありがとな」
 フランの頭にテ手を置き撫でる。擽ったい様に顔を嬉しくする。
「じゃあ、大分遅くなっちゃたけど、お風呂入ろうか?」
「うん、入ろう」
 フランを抱っこするように抱きしめ。風呂場に向かう。

 ー浴場ー

「ふぅ、やっぱり気持ちいいな」
 体を洗いシャワーを浴びていると、後ろからフランが声をかけてきた。
「ねえ・・妹紅お姉ちゃん・・お願いがあるんだけどいい?」
 シャワーを浴びながら、振り返らずに聞き返す。
「うん、何だ?」
「えと・・洗いっこしてもいい?・・今日、その・・酷い事しちゃったから・・」
「え?」
 フランの思いもよらぬ提案に動揺する妹紅。
(洗いっこって・・その・・あれだよな?背中洗ったりとか、まあそれなら)
「いいよ、やろう」
「うん、ありがとう。フランから洗うね」
 スポンジにボディーソープを浸し、しっかり泡立たさせた後に座っている妹紅の背中をごしごしと洗い始める。背中が十分に泡立った所で
「じゃ、今度は私が洗う。後ろ向いてくれ」
「うん」
 妹紅に背中を向ける。フランの背中は小さく、そこから生えている翼が相対的に大きく見える。
「フランの羽って綺麗だな。宝石みたいにキラキラ光って」
「えへへ、褒めてくれて嬉しいな」
 妹紅もフランと同じ様にスポンジを取り、しっかり泡立たせる。背中を洗い、右の羽を洗い始めた所で
「あっ・・んぅ」
「?」
(何か聞こえたような・・気のせいか)
 フランの声に気づかず、そのまま右の羽全体をスポンジで挟み込みながら洗っていく。
「はぁぁ・・んぁ・・あぁぁ」
 嬌声を上げたフランに気づき妹紅が様子を見る。
「フラン!?顔が!」
 すっかり顔を赤く染め、頬も上気し、呼吸も若干荒い。
「はぁ・・フランね・・羽が凄い敏感なの。だから触られたりするだけで・・えっちな声出ちゃうの」
(だから、あんな声が出たのか。・・しかし、これじゃ)
「じゃあ、羽洗うのやめるか?」
(あんな声を聞き続けたらこっちがどうにかなりそうだ)
 心の中でフランが頷いてくれるのを願った。しかし
「え?ううん、続けていいよ。フランも我慢するから、念入りにお願い」 
 まるで、痛みを我慢する子供の様に弱い笑顔を浮かべ、洗ってくれるよう促してきた。
「あ・ああ、解った。じゃあ・・洗うぞ」
「うん」
 もう一度右の羽にスポンジを当て、羽全体を満遍なく洗い根元まで念入りに洗う。
「ひゃぁ・・ぅん・・あぁん・・はぁ」
 洗う度にフランの口からは喘ぎ声が漏れる。それを出来るだけ聞かない様に無心で洗う。しかし
「そこ・・んぅぁ・・気持ち・・いぁぁ・・ふぁ」
(これをずっと聴き続けるのか!?でも・・) 
 フランの喘ぎ声は大きくなり、もはや我慢などは何処へやら。今は敏感な所を責められて、喘ぐ幼い少女だ。
 抱いてはいけない感情、気持ち、欲望、願い。それは
(もっと聞きたい。フランの声)
 フランの声に妹紅の理性はすでに職務放棄していた。こうなってしまっては後はもう
「フラン。もう・・我慢しなくていいよ。フランのえっちな声、もっと聞かせて」
「え?・・うん、いいよ。フランのえっちな声一杯聞いて♪」
 左の羽の洗いにとりかかる。その際にスポンジにボディーソープを補充する。泡立たせ洗い始める。
「はぁん・・は~・はぁ・・ひゃぁ・・」
 声は妖艶さを増し 、妹紅の興奮を煽ってくる。それでも、どうにか我慢し左の羽を洗いにかかる。
 全体を洗い、宝石、根元の順に洗う。そしてここでも
「んぅ・・あぁ・・はぁ・・ひゃぁ・・うんぅ」
 喘ぎ声は絶好調だった。そして妹紅のタガも職務放棄した。
「フラン」
「ふぇ・・え?なn・・きゃっ」
 妹紅に呼ばれ、振り向いた時には妹紅に押し倒されていた。シャワーの音だけが室内を埋める。
「あ・・私、何を?ってごめん、今離r」
 そこでフランに覆いかぶさっている事に気づく。慌てて離れようとしたが、フランの手が妹紅を離さなかった。
「何で離れちゃうの?妹紅お姉ちゃん、フランのえっちな声聞いて変な気分になっちゃったんでしょ・・いいよ」
「へ?」
「フランを・・今日だけ妹紅お姉ちゃんの好きにしていいよ」
「・・いいの?」
 改めて確認する。ここで戻らなければもう・・今日は戻れない。
「いいよ。フランの汚い所全部綺麗にして・・此処も」
 フランは掴んでる腕の指を自分の秘裂に押し当てる。それに驚くも、頷く。
 指にソープを垂らし、フランの秘裂へと近づけていく。
「入れるよ」
「うん」
 フランの秘裂は羽の刺激でヒクついており、透明な液体も見えていた。そこに指を二本通し指の根元が入るまで押しこむ。奥まで入れば中を綺麗にする為、満遍なく指を動かす。
 くちゅ ぐちゃ ずりずちゅう じゅる ぷちゃ
「あぁ・・ふぁぁ・・ふぁ・・んぅ」
 指を出し入れする度に、嬌声が漏れる。その声は妹紅の動きを速めていく。指を広げられるだけ開き、フランの中を掻き回していく。動きも激しくなっていく。
 ずちゅ くちゅ にちゅ くちゃり 
「ひっあ!・・あん・・そこ・・もっ・・んぅ」
 フランもどんどん、高まっていき、妹紅の指を離さないように絞めつけてくる。
「フラン、洗い流すぞ」
「ふぇ?」
 シャーー 洗い流す最中も指の動きは止めず、シャワーも頭の部分を押し当ててぐりぐりと動かす。
「ふぁぁぁぁ!!」
 ぷしゃーーー ぴゅっ ぴゅく ちょろちょろ
 快感に負け、絶頂したフランは妹紅に弱く言った。
「ごめんね・・私、流水にも弱いんだ」
「そうだったのか。ごめん、急に流して」
 未だに指が入った体制のまま、知らなかったことを謝る。
「ううん、気にしてないよ。それよりも・・これで終わりじゃ・・ないよね?」
「!!!?」
 フランの誘うような視線と言葉に負けた妹紅は。
「ああ、続きは・・」
 
 ーフラン室ー

 ベッドに寝そべるは幼く、未発達な肢体。しかし、胸は膨らみ腰は細く、頬は上気し、秘裂からは愛液がつつっと滴っている。
 肌は白く水を弾く程弾力もある。お尻や太腿の肉付きは少ないも無駄な肉が無く、異性や同性を虜にする魅力を十分に持っていた。
 それに覆いかぶさるは、十分に発達した女の身体。腕は細く、肌は白く健康そのもの。各所の肉付きはフランとは比べるまでもなく、豊満な肉体を晒している。
 しかし、胸においてはフランと同格であり、本人も気にしている部分であった。
「妹紅お姉ちゃん・・フラン、を好きにしていいよ?」
「ああ、解った」
 フランに迫り、唇と唇を重ね、互いに舌を絡め相手の舌を味わうかの様に、執拗に舐める。
「はむ・・んぅ・・んく・・くちゅ」
「んむ・・はぁ・ちゅぱ・・んぁ」
 部屋には二人が互いを求める声だけが反響する。
「ぷはっ」
「っぱ」
 唾液塗れの唇、二人を繋ぐ銀色の糸。二人の間でそれは切れ、フランの胸に落ちる。
「胸・・舐めていい?」
 その言葉にフランは目を細くし、蕩けた声色で言った。
「今日のフランは妹紅お姉ちゃんの玩具だよ。玩具に気を遣う事は無いんだよ。フランを好きにしても、滅茶苦茶にしても、いいんだよ」
「そうか。じゃあもう、何も言わないね、私がやりたいことをして・・いいんだな?」
「うん」
 それを聞いた妹紅はフランの胸にしゃぶりついた。唾液を付け、味わうようにくちゅくちゅと音を立て胸を味わう。
 左手はもう片方を、右手は秘裂を。唇は激しく舐め、吸い、弱く甘噛みする。左手は先端を回し、痛むくらいに摘み、弾き、凹ませ、刺激する。
 ぴちゃぴちゅ じゅる ぢゅるる ぷちゅ かりっ くにゅにゃり ぎゅりっ ぴんっ 
「ふぁ・フランの・はぁ・おっぱい・・美味しい?・・んぅ吸わないd・・きゃっ・・おっぱいばっかり・・んぅうぅ」
 胸を刺激され、甘い声を出し、痛みの声を上げるも快感が優っており、気分を高める。
 一方右手は秘裂をなぞるだけで、愛液を指に纏わりつかせ、上下にゆっくり動くだけだ。
「お股・・焦らすんだね・・でも・・ふぁぁ・・んくぅ・・あっ」
 これだけでも感じる程、フランの身体は敏感になっていた。
「んはっ」 
 ちゅぽ 胸から唇と手を離してみると、両方の乳首は上を向き凝り固まっている。赤くなりビンビンと主張している。
 秘裂にやってた手も確認する。にちゃにちゃと音を立て、愛液を馴染ませる。濡れているのを確認し、再度胸を攻める。今度は両手で。
 弄り回され続けた乳首は少し弾いたり、噛んだり、捻るだけでフランはまた絶頂するだろう。妹紅もそれを狙っていた。
 そして、一気に両乳首を弾いて捻った。
 ぐりん ぴっん
「!ひぁぁっっっ・・・・!!!」
 ぴゅっあ しゅぱ ぴゃっ しー
 絶頂を迎えたフランに妹紅は直ぐに次の行動に移った。そこはフランの秘裂。もう二回の絶頂でぬれぬれなそこに顔を近づけ、匂いを嗅いだ、
「ひゃぁ・・そんな所・・嗅がないで」
 余韻から抜けだせない、今のフランは息だけでも刺激になるのだ。
「フランのここ、凄いエッチな匂いがする」
 匂いを堪能し、指で両側を開きクリトリスを露出させる。まだ赤くはなくとも小さく痙攣しているのが解る。
 指でそこをクリクリとこねるも、我慢できず唇でかぶり付く。
「そこ・・!ぁぁぁ・・ヒクヒクしゅる」
 唇で吸っていると、徐々に愛液が垂れてくる。それを全て勢い良く吸い上げる。まるで吸っても吸っても無限に溢れる泉だ。妹紅にとっては至福の時だ。
(あぁ、フランの此処。美味しい、ずっと飲んでいたい)
「フラン・・えっちなお汁・・ひゃぁ・・そんな・あぁっ」
 舌を秘裂に割り込ませ、尚も吸う。枯らすかの如く、吸い切るかの如く、貪欲に只々吸う。吸われ続けたのが刺激になったのかクリトリスも赤く純血し始めていた。
(もうそろそろかな?)
 急に、秘裂から舌を抜き口を離す。もう少しで迎えられる所で止められフランは困惑する。
「・・え、何でっ・・とめちゃっ・・ぁぁっぁ!」
 ぴゅしゃーー ぴゅっ しゅぁぁ
 フランが喋ると同時に、妹紅は指でクリトリスを捻った。刺激は弱かったが今のフランにはこれで丁度良いくらいだ。
 三度目なると流石に量も少なくなるも、フランはイけたのだ。
「はあ・・はあ・・ありがとな、フラン。私の好きにやらせてくれて」
「フランからもお礼言わないとね、一杯気持よくしてくれてありがと、妹紅お姉ちゃん」
 互いに満足のいく結果になりお礼を述べる。そして行為の後にやってくるは当然
「ああ、疲れっちゃたな」
「うん、フランも。眠ろう、妹紅お姉ちゃん」
「うん眠ろうか、フラン」 
 互いに身体を抱き寄せ、まるで本当の姉妹の様に眠りに就いた。

 ー4日目 昼 フラン室ー

 太陽も真上を登り、十分な光が幻想郷に降り注ぐ。殆どの者が活動している中、妹紅とフランはまだベッドの中に居た。
 昨日の疲れが取れずに眠っているのだ。しかし、カーテンの隙間から入り込んだ光に妹紅が目を覚ます。
「んぅ?光り・・?もうお昼か・・大分寝たな」
 寝ぼけ眼を擦り、上体を起こす。そこでちょっとした異変に気づく。
(あれ、毛布なんて被ってなかったぞ?昨日は何も被らずに寝たはずだ)
 寝る前とは違う状態に不信感を抱き、目だけで周りを調べる。すると大きな姿見の前に、バスケットと紙が写った。
 なるべくフランを起さない様に静かに抜ける、そこでも自分やフランの身体、果てはシーツまで綺麗になっていた。ここまで出来る奴は幻想郷でも一人しか居ない。
 姿見の前に立ち、紙を手に取り文章を見る。
(やっぱりか)
 そこにはこう書かれていた

 朝食の時間になっても来ないから悪いけどお邪魔したわ。ベッドを見て驚いたけど貴方達満足な笑顔で寝てたから相互の意思が合致したのでしょうね。
 食事は冷めた物を出す訳には行かないから軽い物にしたわ。妹様と二人で食べてね。シーツと貴方達の身体のケアはメイドとして見過ごせなかったから綺麗にしといたわ。
 着替えも脱衣所においてあるわ。昼食も終わっちゃたから、夕食には出なさいよ。        十六夜咲夜
 追伸 お嬢様に黙っておくから気取られないでね

(全く、本当に完璧で瀟洒なメイドだ。羨ましいよ)
 バスケットの中身を確認する。中にはサンドイッチ、クッキー、ゼリー、サラダ、氷入りのレモンスカッシュ。二人で食べるには十分な量がぎっしり入っていた。
(こんなあれば十分だ。後はフランが起きるのを待つか)
 ベッドに戻り、まだすやすやと眠っているフランを横目に、つい身体の方に目が行ってしまう。
(・・こんな細くて小さい身体であんなに強いとはね。成長したらまた遊びたいね。)
 幼くてあれだけの力を持つのだ、成長したらさらに大きくなるだろう。力も制御出来るだろうし、楽しみだ。
(しかし・・)
 フランの身体を視姦の如く凝視し、思う。
(・・私より胸あるよな・・)
 胸の膨らみを昨日の感触を思い出し、自分のと触って比べる。
(・・負けた・・確実に)
 軽くショックを受け、ベッドであーあー唸っていると、フランが目を覚ました。
「あ、妹紅お姉ちゃん、おはよう」
「はっ!お、おはよう」
「?変な妹紅お姉ちゃん」
 フランも目覚めたので、早速食事に移ろうとしたが、互いの裸を見て思い出す。
「ご飯の前に・・服着ようか」
「うん」 
 脱衣所に向かい、互いに新品同然の服に着替える。やはり着なれた服がしっくりくる。着付けを済ませ、食事に移る。
 テーブルを引っ張り出し、バスケットの中に入っていたものを並べる。全部出してもテーブルにはまだ余裕があった。無いよりは良い。
「「頂きます」」 
 互いに手を合わせ、食事のマナーを守る。
 空腹も相まっての楽しい談笑をしながらの食事は手が進む。食事も終わり、空のバスケットを見ると気分が良い。
 片付けを済ませ、夕食までどうするかを考える。
(さあ、どうするか?)
「フラン、何がしたい?」
 フランにも意見を求め考える。
「弾幕ごっこ!」
 当然といえば当然の結果が来た。だが、それには続きがあった。
「条件付きの。負けた方は勝った方の言う事を明日まで聞く!!」
「?私は此処に居る間はフランの言うことは何でも聞くぞ?そんな事しなくても・・」
「ダメなーの!妹紅お姉ちゃんはフランの言う事聞いて」
 どうやら勝負が終わった際にびっくりさせたいらしく、理由を話してくれない。
「まぁ、フランがそういうなら、いいよ。やろう」
「やった。早速行こう」
 そう言ったフランの口元は笑っていた。

 ー弾幕部屋ー 
 
 ドォん ボォん ゴゴゴゴッ
 弾幕が飛び交う、視界全てを覆い尽くさんばかりの弾幕の波が襲いかかる。
(4日目とはいえ・・この密度は・・辛いぞ!)
 弾幕ごっこ開始から一時間弱。互いにスペカを何枚か消費しつつも、切り札は出していない状況。そうなれば、勝負は互角・・だが。
「っと。相変わらずでたらめだな!」
 毒づき、空中から弾幕を放ち続けるフランを見上げる。弾幕を浅く広く、広範囲にばら撒き、妹紅の飛翔を許さない。隙間は増えても、
 一発一発が論外な威力を持ってるフランの弾は掠るのですら危険を伴う。故に大きく避ける必要がある。が、その御蔭で動きを制限されっぱなしなのだ。
「このままジリ貧じゃなくて一方的に負けるか。なら・・」
 一枚のスペルカードを発動させる。
「行くぞ、フラン。私の・・切り札だ!!」
「!!」

   ーインペリシャブルシューティングー

 自分の全方位に弾幕円状に展開。それを形を変え、また円状に戻り、全方位へと弾け飛ぶ。フランが放つ弾幕は全て撃ち落とされ、妹紅の円状の弾幕も数を増していく。
 そこから放たれる弾幕は、フランの弾幕を全て打ち消し、フランへと襲い掛かる。それを笑顔で躱し続け、空中を滑空しながらスペルを発動させる。
「あはは、凄い!まだこんなの持ってたんだ。じゃあ、フランも・・いっくよー!」

   ーQED「495年の波紋」ー

 フランの左右から円状の弾幕が生まれ、ゆっくりと射出されていく。その弾幕量は圧倒的、壁にも反射し、360°。正に全方位の言葉が相応しかった。
 だが、それでは妹紅の弾幕に勝てず打ち消されていく。それを妹紅は不審に思う。
(・・可笑しい。フランもこれは切り札の筈、この程度で・・!)
 フランの弾幕が変化を見せる。弾幕が速度が、量が、強度が、時間が経つにつれて全てが強化されていく。いつしか妹紅の弾幕と相打ちを繰り返していった。
 弾幕量で劣る妹紅の弾幕をすり抜け、幾つかが妹紅に襲い掛かる。
「っつ・・まだだ!」
 鳳凰の翼を自在に操り、どうにか隙間を見つけ躱していく。爆音と共に、妹紅に弾幕が集中する。
(私狙いか!)
 後ろに飛んで躱し、空中を見上げる。映るは黒煙のみ、フランの姿は見えない。神経を緊張させ、攻撃を予測する。後ろから爆音が鳴り響く。だが振り向かない。
(フェイク、後ろには扉しか無い)
 中央の黒煙を突き破る影があっ。当然それは
「中央とはね、いいよ。来い!・・え」
 思わず間抜けな声が出てしまった。フランが来たのは間違いなかった。だが、数が違った。
「何で四人もいるんだ!!」
 四人のフランは妹紅の周りを飛び交い、狙いを絞らせない。一掃しようとスペルを構えた。それが決め手になった。フランの一人がもう一人の手を掴み妹紅に向かって、投擲した。
「え!ちょ、あり!?」
 ドォん!!
 土煙が吹き、晴れた時、妹紅に馬乗りになったフランが喉元に指を当てていた。その体勢のまま、フランは笑顔で言った。
「フランの勝ち・・だよね♪」 
「ふっ、あはは、ああ、フランの勝ちだ」 
 妹紅から降り、他のフランも降りてくる。そして、役目を終えたのか消えてしまった。
「それにしても、まだそんなスペル持ってたのか。分身か?」
「うん、これだよ」
 そう言ったフランの手には一枚のスペルカードがあった、。
「禁忌「フォーオブアカインド」私が四人に増えるスペルだよ」
 お気に入りのスペルなのか、かなり気に入っている様だ。
「はは、切り札はそっちだったか。完敗だ」
 負けたが清々しい、いい気分だった。起き上がり、格好を見る。服は破れ、所々肌が露出している。それはフランも同じでスカートやお腹の部分が無くなっていた。
 身体も汚れており、このまま夕食に出ては咲夜に怒られるのは目に見えている。なので
「ふぅ、お風呂・・入ろっか」
「さんせー、汗でベトベト~、気持ち悪~い」
「あ、そいえば。フラン、私に何を言い聞かせたいんだ?」
「あ?てへへ、忘れてた。じゃあ、言うね」
 フランからの言葉を緊張して待つ。
「今日の夜・・フランと・・」
(っごくり) 
 笑顔と蕩けた顔、妖艶な視線と声色。今のフランが出せる最大の魅力を妹紅に演出しながら言った。
「えっちするの。昨日よりも凄いの」
「・・・え?」
 あまりの言葉に言葉を失う妹紅だった。
「じゃ、先に行ってるからね~」
 妹紅を置いて風呂場へと向かうフラン。一方の妹紅は固まったままであった。 

 ー食堂ー

 恐らく紅魔館での最後の食事を皆で楽しんでいる中、レミリアが妹紅の今日の事の疑問を投げかけてきた。
「朝食だけでなく、昼食時にも来ないなんて。昨日の夜の弾幕ごっこ、余程の物だったのかしら?」
 何かを探るような視線と声色、それが妹紅を問い詰める。
「ああ、スペルも大分使ったしな。疲れがあまり取れなかったんだろう」
(嘘は言ってないし、咲夜も内緒にしてるから問題ないだろう)
「ふうん、まあいいわ。で、お昼にまた弾幕ごっこして服をぼろぼろにして、寝間着を着ていると・・恥ずかしくない?」
「恥ずかしいに決まってるだろ!」
 妹紅の今の格好は寝間着であった、服は洗濯に出した為寝間着しか無い。着替えの際フランが自分の服を貸してくれると言ったがサイズが合わなさすぎる。
 寝間着は白で帯は赤。その下には一切下着を着ていない。皆それを知っている為、話題には出さないのだろう。
「でも、今までありがとね、助かったわ。フランも大分満足してるし、今日もゆっくりフランと一緒に寝てあげてね」 
「あ、ああ」
 今日はこれから、昨日以上の行為が待っていると思うと気が気でなくい。
「ほら、最後の夜を楽しみましょう」
 そんな妹紅を察してかグラスをこちらに向けてくる。
 そうだ、フランの為とはいえ、ここまで歓迎されているのだ。暗い顔をしていてはレミリアに失礼だ。レミリアのグラスに自分のグラスを合わせる。
「ああ、そうしよう」 
 楽しい食事が終わり、妹紅とフランの夜が始まる。

 ーフラン室ー 

 昨日とはまた違った雰囲気が部屋に溢れる。明かりは月明かりのみ。カーテンは半開きで、ベッドに淡い光が差し込まれる。それが映すは膝立ちのフランの裸体。
 だが、昨日とは違う場所があった。それはフランの股間から生える男性器だった。フランの小さい身体には似つかわしくない、大きな物だった。
 行為の前に、フランが妹紅の前で生やした物だった。それをみた妹紅は
「・・何で・フランに・・生えているんだ・・」
 まるで、初めて見たように戸惑う。それをフランは首を傾げて妹紅に質問する。
「もしかして、妹紅お姉ちゃんておちんちん見るの初めて?」
「!?」
 フランの言葉に顔を真赤にする妹紅。それを見たフランは納得するも疑問が残った。
「でも、昨日はちゃんとえっちしたよね?あれは何で?」
「あれは・・フランが好きにしてって言ったから・・自分のやりたい事と・・本での知識程度なんだ」 
 どうやらあれは、本能と知識の産物らしい。
(へぇー、それであそこまで出来るんだ、良いなぁ。じゃぁ)
「少し質問するね。妹紅お姉ちゃんはえっちの経験が無い、おちんちんも見たことが無いで・・いいんだよね?」
 質問している間もフランの物は妹紅の裸を見て興奮しているのか、徐々に硬くなり、持ち上がっていく。それを横目に留めておき、質問に答える。
「うん、ない。キスまでしか経験が無い。・・フランはまさか、レミリアと・・したのか?」
「うん。フランの初めてはお姉様にあげたの。その時もお姉様が生やして、フランの初めてを貰ってくれたの。
 初めては大好きな人や大切な人にあげるんですよ、って小悪魔が言ってた」
「良い事言うんだな、小悪魔も」
「それでぇ・・妹紅お姉ちゃんが経験無いんじゃ、前は貰えないから、後ろ・・貰うね♪」  
 妹紅を見てほくそ笑み、妹紅を眺める。
「え・・後ろってまさか、おし・・り」
「うん!、大丈夫だよぉ・・出来るだけ痛くしないから」
 フランの物とフランの迫力に押され、後退るもフランの願いを聞き入れようと必死になって聞き入れる。
「解った。フランなら、うん、大丈夫だ。初めてだから・・その・・優しくしてくれよ」
 瞳は怯えや不安で揺らいでいる。そんな表情も見たフランは
 ブハッ
 妹紅の普段見せない可愛さに思わず鼻血が吹き出したフラン。
「ふ、フラン、大丈夫か?」
「大丈夫だよ、うん」
 鼻血を拭い、妹紅を安心させる。
(可愛すぎだよ妹紅お姉ちゃん!)
 それにも反応したフランの物は最高硬度に達し、最初よりも大きさを増し、反り返っている。 それを見ている妹紅は正直怯え、怖がっている。
 フランはゆっくり妹紅に近づきベッドに押し倒し、妹紅の視線から物を映さないようにする。
「大丈夫だよ、フランも最初は怖かったよ。でもお姉様が一緒に居たから、頑張れたの。フランじゃ不安だろうけど頑張るから、妹紅お姉ちゃんも頑張ろう」
 フランも経験はあれど、豊富ではない。不安な気持ちで心は一杯なのだ。それが顔にも出てたのか妹紅も決意を固める。
「・・ああ、頑張る」
(こんな小さい娘が頑張るんだ、私が頑張らないでどうする!)
 起き上がり、膝立ちのフランに視線を合わせる。物は出来るだけ視界には入れないように。
「それで、私はどうすればいいんだ?」
「うん、おちんちん舐めて。このままじゃ、妹紅お姉ちゃんが凄く痛い思いしちゃうから」
 ドクドクと脈打つそれを妹紅に見える様に立ち上がる。目に映る男性器を見た妹紅は引き気味なってしまう。それでも勇気を出す。
「ああ、解った。はむ・・んく・・くちゅ・・ぷち・・んちゅ」
 自分の口よりも若干小さい程度の物を、頬ばり、口の中に入れ、舌を絡め、唾液をつけていく。根元まで咥え込み、男性器を舐め続ける。
「いいよ、妹紅お姉ちゃん。口・・んぅ・・動かして・・はぁん」
 フランの言う通り、口を前後に動かす。その際に身体が動くのをフランのお尻を掴んで抑える。
 じゅぷ じゅちゅ じゅくじゅぶ ずぽっぐぽ にちゅ くちゅ
 フランの男性器を一生懸命に口で奉仕し、舌を舐めるだけではなく、男性器を放すまいと吸いついていく。男性器が妹紅の口で大きく震える。
「妹紅お姉ちゃん、上・・手だよ。・・んぅ・・だめぇ・・出ちゃうぅ・・ごめん!・・射精(で)る」
 射精の際に妹紅の頭を掴み逃さない。フランは妹紅の口の中に勢い良く精液を吐き出した。 
 びゅくっ じゅく どくどく ずぷっ じゅぴゅ
「んぅ!・・ん・・んぅう・・ふぅん・・」
 妹紅は初めての射精経験の筈なのに、精液を喉を鳴らして全て飲み干した。しかし
「ああ・・ごめん・・出しちゃった・・もう抜いて・・え・・ひゃ」
 抜いて貰おうと思ったが、逆に妹紅はもっと精液を欲しがるように口を再度動かし始めた。最初と同じく根元までがっちり咥え込み腕にも力を込める。
「そう。もっと欲しいんだぁ、えっちだなぁ・・妹紅お姉ちゃんは・・なら、フランも頑張るよ」
 妹紅の頭を掴み、前後に動かす。妹紅もフランの動きに合わせて口を動かし、物を扱いていく。フランが放した時は物の先端を舌で突付き、刺激する。
「ひぃあ・・先っぽ・・擽ったい・・おちんちんじんじんしちゃうぅ・・もっともっと・・やって」
 フランに言われたと通り、先端を重点的に刺激し、口全体で物を前後に動かし、刺激を止めない。いつしかフランの物はさっきと変わらない大きさになっていた。
 それでも怯む事は無く、物を放さずじゅるじゅると卑猥な音を立てる。そしてスパートを掛けていく。
 じゅぷじゅぽ ずちゅにちゅ ずぷっ ぐぽっ
 動きを速め、止めと言わんばかりに口を根元で固定し、舌を巻き付け思いっきり吸い上げる。
 じゅじゅ じゅちゅちゅ じゅる
「あぁっ・・出るよぉ・・また・・でちゃうょ・・ふぁぁー」
 どく びゅく びゅるるる じゅびゅるっる
「んぅ・・んく・・うぅん・・ごくっ・・んっぱ」 
 大量の精液を腔内に出し、妹紅も大量の精液を飲み干す。フランと妹紅は互いに満足の表情を浮かべる。
「もう、妹紅お姉ちゃんがっつきすぎだよ。本当に初めてなの?」
 妹紅の慣れ具合と初めてで精液を飲み干す辺りから初めてとは思えない。
「ごめんなぁ・・二回も出させて。でも・フランのが美味しくて・・もっと欲しかったんだ」
「美味しいって・・でも・・ありがとう、全部飲んでくれて」
 残さず飲んでくれたのも、それはそれで嬉しいものである。そして、フランの物も妹紅の唾液で絖っており、光沢の役割を果しているようにも見える。 
「フランのも十分にぬるぬるだよぉ。これなら・・」
「うん・・じゃぁ・・お願い・・」
 ベッドの上で四つん這いになり、フランにお尻を向ける。フランは向けられたお尻の方の寝間着を上に上げ露出させる。
 そこは口とは比べられない程小さく、狭い入口だ。
「挿入るね」
「う・・ん」
 両手で妹紅のお尻を掴み、ぐっと両側に拡げる。ぬめった物を妹紅の中に押し付け、少しづつ挿入ていく。中は狭く、肉壁がフランの物を押し返そうとしてくる。
 唾液のぬめりも多少は潤滑油の役割を果しているが、中が狭く進みづらいもそれはフランに快感を、妹紅には痛みと快感を与える。
 進む中でもフランの物は大きくなり、奥への道をより一層狭めていく。
 ぬぷっ ぐにゅう ずちゅっ ぐちゅっ ずぽうぅぅ
「あぁ・・妹紅お姉ちゃんのお尻・・気持ちい、凄い絞めつけてきて、フランのおちんちん、また大きくなっちゃったよぉ」
「ああっ・・っつ・・おし・りが・・でも・・フランのがどんどん入って・・気持ち・・あぁぁ」
 それぞれの快楽を叫びながらもフランは妹紅のお尻を、どんどん進み続ける。妹紅のお尻の中はきつく、肥大化した物を拒み奥へ通さないと肉壁を狭める。
「んぅ・・きつ・・い・・ごめん、妹紅お姉ちゃん。我慢して・・」
「えぁ・・うん・・いいよ、奥まで・・きて」
 フランは奥へと入れる準備を、妹紅は痛みに耐える覚悟を。フランは物を狭くきつい肉壁を一気に突き進んだ。その際にフランを最高の快感が全身に走った。
 代わりに妹紅は全身を痛みが走る。
 ごりゅ ずりゅ めりめり ごちゅ ずちゅ ぐりゅ
「はぁ・・きつくて・・気持ちいい・・」
「!!っつ・・ああああああ!!!・・はぁはぁ・・はぁぁ」
 フランの声は妹紅の絶叫に掻き消された。その間もフランは進み続ける。奥へ奥へと、そして、最奥へと辿り着く。
 最奥に着いたフランは、妹紅の返事も聞かず、腰を振る。進む際にまたも、押し返してくるもフランにとってはもはや快感でしかない。
 ごちゅ ごりゅ ずりゅりゅ じゅちゅ ぬちゅ
「いい!いい!妹紅お姉ちゃんのなか最高だよ!・・もうぁ・・我慢できなよぉ!」
「はぁ・・こっちも・・きもち・・よく・・ああぁ!!」
 じゃく じゅぷ じゅる びゅくく じゅぽぽ
 大量の精液をお尻に吐き出したフランはゆっくり引きぬく。挿入る時と違い押し返す力も働いて簡単に抜けた。
 妹紅はへたりと力が抜けたのか腕を崩しお尻を突き上げる姿勢になる。そこからは中に出された精液がシーツにしたしたとシミを作っていく。
 フランもへたりとベッドに尻餅をつく。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
「ふぅ・・はぁ・・ふぅ・・」
 互いに呼吸を整える。フランは妹紅に近寄り抱き起こし、こちらを向かせ抱きつく。
「ありがとうね。妹紅お姉ちゃん、一杯気持よくしてくれて」
「こっちこそ、ちょっと痛かったけど、いい経験ができたよ。ありがと」
 妹紅もフランを抱き返す。暫く抱き合った後は行為の後の疲れがどっと押し寄せる。
「ふにゃ~、フラン疲れっちゃたよ」
「私もだよ。また咲夜の世話になるな」
 咲夜には悪いと考えながらも、この身体では動くに動けない。仕方ない事なのだ。うん。きっとそうだ。
「せめて布団は被ろうか」
「うん~、おやすみ~」
「ってフラン!・・寝ちゃった。仕方無いか、頑張ったもんな。・・お疲れ様」 
 フランにも布団を被せて、寝顔を撫でて妹紅も深い眠りに就いた。
 そんな部屋に近づく影が一つあった事は誰も知らない。

 ー5日目 朝 フラン室ー

 パチッ
 昨日よりも遥かに早く目が覚める。まだ朝食前だ。目覚めも良く、直ぐに身体をベッドから出る。
 考え通り、二人の身体とシーツは綺麗になっていた。妹紅は昨日同様姿見の前に立つ。
 
 おはよう。昨夜もお楽しみだったみたいね。悪いとは言わないし、妹様も喜んでるから、何も言わないわ。
 これを見てるなら、朝食前ね。食事を摂るかはあなたに任せるわ。服は脱衣所よ。もし帰るなら、妹様だけでもいいから挨拶していきなさいね。
 四日間本当にありがとう。いつかお礼を持って竹林に行くわ          十六夜咲夜

(世話になりっぱなしだな、ほんと)
 妹紅は帰ることにした。ここに居るのが嫌だからじゃない、ある決心がついたのだ。正確には後押しだが。脱衣所に行き、服を取り替える。汚れやほつれも完璧に治っていた。
(もう感嘆の声しか出ないな)
 ベッドに戻り、可愛い寝顔のフランを躊躇いながらも揺すって起こす。
「んぅ~。おはよー、妹紅お姉ちゃん」
 目を擦り、上体を起こす。
「おはよ、フラン。起きて早々だが私はもう行く」
 それを聞いたフランは悲しい顔と声を上げる。
「えー、もう・・帰っちゃうの?」
「ああ、ごめんな。でも、大事な用事を残したままなんだ」
「そうなんだ。なら、仕方ないね。今日までありがとうね、妹紅お姉ちゃん」
「お礼を言うのはこっちだよフラン。ありがとう」
 お礼を言い、窓に向かう。フランに光が当らないように注意しながら窓を開ける。そこから、飛ぶのだろう。フランを振り返り
「また来るからな!」
「うん、待ってるから!」
 良い返事を聞いた妹紅は、窓に足を掛け、鳳凰の翼を生やし人里へと飛び去って行った。
どうも、お久しぶりです ここまで読んでくれてありがとうございます>< 今回は無駄に長い上にネチョシーンがいつにも増して薄いという。
日常のシーンを削ればもう少し短く出来たんだろうなー こういう所はもっと考えないと
ネチョも百合で行く予定だったんですが、またしても生やしてしまった・・あう
次は一応小悪魔×文の予定です ネチョメインで書きたいですね
いつも通り感想や意見があればお願いします>< ここまで読んでもらい本当にありがとうございました では機会があればまた

 書いてて絵も描けたらと願う今日この頃

JENOさん 他の作家さんが! 有難うございます>< 自分は主に珍しいカップリングを書くと思います
     できれば他の作品もよろしくです ><

2さん フランちゃん可愛いw 有難うございました、またお願いします><

とある天子使いさん だから絵に期待するなとw 可愛いのは正義ですよねー 

4さん ふぅ・・じゃなくてw 誰でしょうねーw 何で慧音のとこに行ったんでしょうねーw 続編書けるかなー
お嬢様
コメント




1.JENO削除
珍カップを見るとなんだかしてやられたと言う気がしてならない・・・・・
モコフラ確かに相性が合うような気がする。。。

十分えろいですはいw
2.名前が無い程度の能力削除
フランが鼻血噴いた瞬間俺の中で何かが弾け飛んだ

愛情が鼻から放出される事は東方ネチョではよくある事だけど
まさか妹様がするとは…想像するだけでニヤついてしまいますがなw
いいもの読ませていただきました
3.とある天子使い削除
一言・・・フランちゃん可愛すぎるんですがw
後半の後半、妹紅可愛さはやばいでありますw
フランちゃんが鼻血噴いた事も納得の可愛さ!・・・一言じゃなかった
それにしてもこの相性抜群なカップリングは・・・他では見たこと無かったですがコレをよんで確かに良いなぁと思いましたw
あ、絵もかなり期待してますので~w
4.名前が無い程度の能力削除
もう二人ともかわいくてかわいくて・・・ふぅ
さて、フランともこうに忍び寄る影!そしてもこうはなぜけいねのとこに来たのか!
次回にも期待!
5.名前が無い程度の能力削除
なんとも爽やかで面白カワイイお話……ごちそうさまでした<m(__)m>