真・東方夜伽話

雛ちゃんラブちゅっちゅっ♪

2011/03/03 21:20:22
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雛ちゃんラブちゅっちゅっ♪

くさなぎとーじ

 本日、我が守矢神社では雛祭りの真っ最中。
 今年はにとりさんを招いて、4人で盛り上がっています。

「それにしても、雛が来れないなんて残念だね~」
「ですよね~、雛祭りって言ったら雛さんのための催し物なのに、肝心の雛さんが来れないなんて」

 そうなんです。今日は、本当は雛さんを祝うために催されたものだったんです。
 だけど、雛さんはにとりさんが言うには急用ができたとかで、来れなくなったそうです。
 その時の雛さんの声が切羽詰まっていたらしいのですが、雛さんは何かの事件にでも巻き込まれたのでしょうか。

「お~い、早苗~っ!! メインディッシュが出来たよ~!!」

 台所から神奈子さまの声が聞こえます。
 メインディッシュは大掛かりの準備が必要だったために、神奈子さまと諏訪子さまのお二人に任せています。

「は~い、分かりました!! すぐ参ります~!」
「あれ? 私も手伝った方がいいかな?」
「いえいえ、にとりさんはお客さんなんですから座っててください。メインディッシュは私たち3人で運んできます」
「おぉ~っ、そんなすごい料理なんだ。それは楽しみだね~」
「えぇ、楽しみにしておいてください。なにせ、神奈子さまと諏訪子さまの二人掛かりでようやく捕えた大物ですからね」
「神様二人掛かりとはすごい獣だね。熊とか牛とか?」
「いえいえ、もっともっとすごいものですよ。たぶん、にとりさんも見るのも食べるのも初めてではないでしょうか」
「お~い、早苗~早く来てくれ~。コイツを二人で運ぶのは少ししんどい」
「あっ、すいません、神奈子様。今参ります」

 にとりさんをリビングに残したまま、私は台所へ向かいます。
 そこには大きな大きな皿に盛りつけられた巨大なメインディッシュ。
「んん~っ!」 ぼかっ!
 木イチゴやバナナなどの果物が飾られて、その上には生クリームやらチョコソースがふんだんにかかっています。
 女の子は甘いものに弱いとは言いますが、私もその例の一人のようで、見ただけで涎が零れてきました。
「ん~っ!」 ずべしっ!

「さて、運ぶよ」

 神奈子さまの合図で、3人で皿を持ちあげます。
 さぁ、いよいよメインディッシュの登場です。





「んんん~っ!!」


「これはすごいね。早苗、これは一体どういう料理なんだい?」
「えぇ、外の世界の料理でして雛祭りケーキ、略して雛ケーキといいます」
「んんん~っ!!」

 メインディッシュ――というか、全裸の雛ケーキさんが頑張って声を上げています。
 でも、それは無駄というもの。
 神奈子さまがしめ縄を口に噛ませているために声が出せないのです。
 同時に諏訪子さまの蛙が雛ケーキさんの両手足を抑えつけているために身動きすらも取れません。
 雛の女体盛り――じゃなくて、雛ケーキというわけです。

「ねえ、早苗。この雛ケーキ、何か言ってるけど?」

 にとりさんが雛ケーキさんの泣きそうな顔を見ながら聞いてきます。
 私はう~んと唸りながら、雛ケーキさんに顔を近づけます。

「『にとりに食べられて、私、幸せ』って言ってますね」
「んん~っ! んんん~っ!(違う~! 離して~!)」
「おりょ? 早苗はいつから読心術ができるようになったの?」
「ふっふっふ~。にとりさん、それはですね~。この前、地霊殿に遊びに行った時にさとりさんに教えてもらったんですよ」
「さすがうちの巫女は一味違うね。まさか読心術すらもマスターしてしまうとはね」
「んん! んんんん~~っ!!(いや、どう考えても無理だからっ!)」
「ま、いいや。雛ケーキがそう言ってるなら私はおいしく頂かないとね」

 そう言ってにとりさんが、雛ケーキさんの胸の周りにある生クリームをスプーンで掬っていきます。

「あれ? もっと生クリームがあるかと思ったら、ただのプリンか~」

 残念そうに言いながらも、にとりさんはプリンをスプーンで突くのが楽しいらしく、何度も突いています。

「んっ! んん~っ!! (ひゃんっ! にとりってば止めて~)」

 スプーンに突かれるたびにふよんふよんと形を変えていく雛ケーキさんのプリン――もとい、胸をプリンに見立てて作られたプリンアラモード。
 先端の木イチゴが小さいながらもアクセントとなっています。
 あれ? 木イチゴが最初よりも大きくなっている気がしますが気のせいですよね。
 木イチゴが勝手に大きくなるなんてありえませんし。

「んんっ!!」

 雛ケーキさんが一際大きな声を出します。
 それは、にとりさんがスプーンで木イチゴを取ろうとしたからでした。

「あれ、おかしいな。この木イチゴ、全然取れないよ?」
「そんなはずはないんですけど……。
 にとりさん、スプーンではなくて直接口に含んでしまったらどうですか?」
「んっ! んんんん、んんんん~っ! (なっ!? なんて事言うのよ、この変態巫女~!!)」
「それもそうだね」

 ぱくっ!

 にとりさんが木イチゴを口に含みます。
 それでもまだ木イチゴはプリンアラモードから離れないらしく、にとりさんは舌を動かして木イチゴを取ろうとします。

「んんん、んんっ! んんんんんんんっ! (にとり、ダメっ! そんなに舌を動かしたら私、感じちゃうっ!)」

 それでも、まだ取れない木イチゴ。
 にとりさんは最終手段とばかりに木イチゴを歯で軽く噛んで引っ張りました。

 びくん、びくん、と身体を振るわせる雛ケーキさん。
 しめ縄から涎が垂れてきます。どうやら、雛ケーキさん軽くイッてしまわれたようです。
 にとりさんが口を離すと、口の周りは生クリームでいっぱいになってしまいました。
 どうやら、私達の用意した雛ケーキを存分に堪能してくれているみたいです。

「いやぁ、私もこんなに美味しいケーキを食べるのは生まれて初めてだよ」
「んんん~っ! んんっ! んんんん~っ!! (何言ってるのよ、にとり! 早く助けてよ~!!)」
「にとりさん、驚くのはまだまだ早いですよ。ほら、バナナのチョコソース掛けがまだ残っているじゃないですか」
「あっ、ほんとだ。こっちも食べつくさないと雛ケーキにも悪いよね」

 柔らかそうな雛ケーキさんの太ももから腰にかけて、たっぷりの生クリームで飾りつけされています。
 中でも目を引くのがその中心にそびえたつ1本のバナナ。
 先端がチョコソースで茶色くコーティングされており、さらにバナナをらせん状に包むようにしてチョコソースが飾り付けられています。
 バナナの周りの生クリームの上にはたくさんの果物。
 それはまさに楽園のような光景でした。
 言い換えるのならば、『神々の愛した幻想郷』。
 幻想郷の楽しい事や嬉しい事などが全てこの下半身に詰まっていると感じても、それは言い過ぎではないでしょう。
 私は思わず我慢ができなくなり、生クリームと一緒に周りの果物をお皿に掬います。
 それが合図となったようで、神奈子さまと諏訪子さまもスプーンを片手に幻想郷の楽園へと飛びかかりました。

「んん~っ!? んんんんっ! んんんっ! んんんんっ! んん~っ! (ちょっ!? そこのバカ神達っ! そこはダメっ! ダメだってばっ! ……ああんっ!)」

 私達3人が楽園に飛び込んだ事で、雛ケーキさんの残っている部分はバナナだけとなりました。
 しかし、このバナナが曲者で、根元からずっぷりと突き刺さっているので簡単に取る事ができません。
 はい、もう一度言います。
 他の果物やらクリームやらは雛ケーキさんの裸体の上に飾りつけただけですが、このバナナは根元から突き刺したものです。
 それはもう、雛ケーキさんの中の部分までずっぷり、と。

「さて、にとりさん。最後の締めをお願いします」
「了解。この河城にとり、任されたよ!」

 にとりさんはスプーンを構えて、バナナと向きあいます。
 しかし、にとりさんが行ったのはスプーンを使わず、そのままバナナへとかぶりつく事でした。

「んんんっ!!!」

 いえ、かぶりついたのではありませんでした。
 にとりさんはバナナが折れないような絶妙な噛み具合でバナナをしゃぶってしまったのでした。
 口を前後に動かします。
 どうやらにとりさんは、最初はバナナにかかっているチョコソースから舐め取っていくつもりなのでしょう。

「んんんっ!? んんんんんんんっ!! (ちょっ!? にとり、何しゃぶってるのよ!!)」

 ふと気づくと、バナナの根元からとろりと新しいソースが滲み出てきているのが分かりました。
 にとりさんもそれに気付いたようで、雛ソースを舌で舐め取ると、たっぷりとバナナにつけてチョコとのミックスを楽しみました。
 ですが、あまりに激しく口を前後に動かしてしまったためにバナナが途中でぽきりと折れてしまいます。

「あらら、バナナが雛ケーキの中に埋まってしまったみたいですね」

 それも折れた場所というのがまた絶妙なところで、ちょうど雛ケーキさんの根元の部分。
 つまり、雛ケーキさんの中に埋もれてしまったバナナを取るには口をつけて吸い出すしか方法がないという事です。
 にとりさんはもしゃもしゃとバナナを食べながら、埋もれてしまったバナナを見るために入口を広げようとします。
 ですが、入口はバナナが入っているだけでも限界のようで、それ以上は開きません。
 代わりに小さなチョコチップが姿を現しました。
 チョコチップは外の風に当たって、ぶるりとその身を振るわせました。
 にとりさんがチョコチップを見逃す事なく、口に含みます。

「んっ!? んんんんん~。 (やっ!? そんなところ口に入れたらダメだってばぁ)」

 雛ケーキさんの身体が大きく揺れます。
 がちゃん、がちゃんと皿がテーブルの上で音を立てました。
 にとりさんはチョコチップから口を離すと、今度は大きな口を開けて――まるでホールケーキを独り占めするぐらいの大きな口で、雛ケーキさんの秘所へと齧り付きました。
 そのまま一気に吸いこみます。

 きゅううう~~~っ!!

「んんっ! んんんっ!! んんんんんんん~~~~~っ!!!!!」

 口を離したにとりさんは、口の周りをべたべたに汚しながらも、満足そうな顔で吸い取ったバナナを齧っていました。
 一方で、全てを食べつくされてしまった雛ケーキさんはあまりの気持ちよさに昇天しまったようです。
 身体をびくんびくんと震わせながら、どこか遠いところをぼぉ~とした目で眺めていました。




※※※※※※




「さて、どうだったかな、守矢式の雛祭りは?」
「うん、最高だったよ。また呼んでほしいものだね♪」

「二度とやらせるか、このエロ河童っ!!!」

すぱぁんっ!!!





 私と諏訪子さまはそんな光景を見ながらお茶をすすります。

「今日も平和だね~」
「えぇ、諏訪子さま。きっと幻想郷はずっとずっと平和ですよ」

 そんな平和な幻想郷のとある1ページ。
 のんびりと、でもどこか忙しない私たちの雛祭りパーティーでした。






おしまい。
ふと今日の午前中にこのネタを思いつきました。
所要時間、およそ2時間。ほぼ1発書きで仕上がったのが今作です。
守矢一家は出てくるたびに変態な事してる気がしますが、きっと気のせいです。


3月5日 追記。
≫1さま
「ルージュ(赤)とノワール(黒)のリボンで包装してあなたの元へお届けします。
 『私を食べて♥』」とかどうでしょう?

≫2さま
守矢一家は幻想郷を一番楽しんでいるような気がするんですよね。
テンソク作ったり、地底の鴉に力を与えたり、星蓮船騒動に参加してみたり、と。
そんなわけで、彼女らの行き過ぎた行動は幻想郷を楽しんでる証拠と思ってもらえれば、暖かい目で見守る事ができると思います。
・・・うん、たぶん早苗は蔑んだ目で見られた方が嬉しいと思うんだけど。

P.S. タグに『ひなまつり』を忘れてたので追加しました。

3月8日 追記。
≫3さま
女体盛りイイですよね。
誰か紅魔館フルコースとか書いてくれないかな~。(デザートはこぁで)
もしくは星蓮船フルコースでもいいんだけどな~。(星ちゃんメインディッシュで)

コメントありがとうございました!!
くさなぎとーじ
takakaede@hotmail.co.jp
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
完全受注予約ケーキ1ホール限りか・・・美味しそう
2.名前が無い程度の能力削除
>言い換えるのならば、『神々の愛した幻想郷』。
ダメだこいつ…、早く何とかしないと
3.名前が無い程度の能力削除
女体盛りってイイよね!
流行れ!増えろ!広まりやがれ!