真・東方夜伽話

東方口淫姫 第5弾

2011/01/25 18:17:46
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東方口淫姫 第5弾

カンジ
 迷った。
 そりゃあそうだ『迷いの竹林』なんて場所で迷わない筈がない。
 すっかり日も沈み、当初は人里から日帰り出来ると踏んでいたが、これは永遠亭に辿り着く前に野宿も考えなきゃいけない事態だ。

 俺はこの日、弟が急に高熱を出した為に薬を買いに永遠亭へと向かっていた。
 薬売りの鈴仙さんも毎日来る訳ではない、昨日人里に来たばかりということを考えると、明日や明後日に来ることは考えづらく、自分から出向こうとしたのだが。

 甘かった、竹林には道案内をしてくれる少女や幸運を授けてくれる兎がいると天狗の新聞で読んでいたので、なんとかなると思っていたが。
 竹林は同じ景色が続くだけでなく、所々緩い勾配になっており長時間歩いていると真っすぐの竹と斜めの竹が絡み合う様が平衡感覚をおかしくして気持ちが悪くなってくる。

 俺がその日のうちに永遠亭に着くことを完全に諦め、寝床になりそうな場所を探していると、遠くで見るも鮮やかな七色の光が空を満たした。

「んっ! あれは、もしかすると」

 その方向を注視していると、続いて炎の様な赤い光が不死鳥を形作り、夜空を駆ける。

(間違いない、スペルカード戦だ!)

 この辺で弾幕ごっこが展開されていると言うことは、永遠亭の住人である確率がかなり高い、俺は疲れた体に鞭打ち、急いで弾幕の方へと駆けた。

 現場に到着し、最初に見つけたのは弾幕が展開される空を見上げている一人の少女、異国風の服装に長い耳、血のような赤い瞳が特徴的な鈴仙・優曇華院・イナバだ。

「あっ、薬屋さん…」

 俺に気づき、こちらを一瞥する鈴仙さん、その瞬間に空で一際大きな爆発音があり、同時に展開していた弾幕群が一斉に霧散、消失する。
 気がつけばスペルカード戦をしていた二人が地に降り立っていた、片方は月都万象展で見たことがある美しい黒髪の少女『蓬莱山輝夜』、もう一人は輝夜を少し離れた位置から睨みつける銀髪の少女、こちらは新聞でしかお目にかかった事がないが、竹林に住む『藤原妹紅』だと判った。

「私の勝ちね、今日はどうしてくれようかしら」

 スペルカード戦に勝ったらしい輝夜が妹紅を見下ろしている、その様子は尊大だが優美さを損なわない。
 妹紅は地面に座り、衣服のあちらこちらに小さな損傷があった。
 俺は二人の事情をよく知らないが、妹紅の尋常ではない憤りと悔しさの混ざった表情を見て、単なる戯れの勝負ではない事は容易に想像がついた。

「ねぇイナバ、ってその人は?」

 こちらを見た輝夜が俺に気づく、突然の闖入者に俺を覗く三名が一瞬だけ毒気を抜かれた表情になった。

「俺は、家族が病気で、それで永遠亭に…」

 俺は突然の事と、輝夜の高貴な雰囲気に気押されて、随分とどぎまぎした自己紹介をしてしまった。

「ふぅん、じゃあ着いてくるといいわ、ん~~」

 輝夜はそこまで言うと宙を見つめ何か考え込んでしまった。
 鈴仙さんはこの間、主の考えを邪魔しないようになのか、無言で事態を見守っている。
 妹紅も悔しげな表情は変わらないが、同様に無言でいた。

「そうだ! そこのあたな、妹紅を好きなように犯していいわよ」
「はぁ!?」

 唐突な展開に俺は言葉を失ってしまい、数秒の間の後、やっとセリフを絞り出した。

「突然、何を… 俺は薬をですね」
「おい!輝夜」

 妹紅の声が俺の言葉を遮る、だが声は輝夜に向かってのもので、こちらには対して全く注意していないようだ。

「なぁに妹紅、あなただって自分が勝った時には好き放題したくせに」
「くそっ、次はこうはいかないからなっ!」

 そこまで言われ黙ってしまった妹紅を尻目に輝夜は、俺に向き直って続けた。

「ほら、妹紅もけっこう可愛いでしょ、こいつは、あっ私もだけど、どんなに好き放題やっても大丈夫なの、こんな機会は滅多にないわよ」

 俺はちらりと妹紅を見る。
 戦いに負けても、なお反抗の光を失わない眼。
 弾幕によって傷つき汚れた姿になっても、輝夜とは趣の異なった、ある種の品のある美しさがある。
 この少女を、蹂躙し泣かせてみたい。
 歪んだ劣情が頭をよぎったが、俺はそれをすぐに振り払う。

「俺は、やりませんよ… それよりも永遠亭に連れて行ってください!」

 矢継ぎ早に『永遠亭へ』と再び要件を述べたのは、そうやって別の話題にしなければ、輝夜の圧力と自分の欲望に負けて、行為に及んでしまいそうだったからだ。

「真面目な人ね、でもそれじゃあ面白くないわ、イナバ!」
「しょうがないですね」

 輝夜の合図にそれまで黙っていた鈴仙が気乗りでない様子ながら同意して、俺の顎をくいっと持ち上げて間近で俺の眼を覗き込んでくる。

(うっ、うわぁ、なんだ気持ちが悪い)

 鈴仙の紅過ぎる眼を見ているうちに俺はまどろんだような感覚へと落ちていく、眠りにつく時のような感覚でありながら、肉体は覚醒し竹林を歩き続けた疲労は何処かへと消し飛び、心の奥底からはどす黒い欲望が呼び覚まされる。

 俺は鈴仙から逃れようと後ずさって顔を逸らすと、ちょうど視線の先に妹紅の姿を捉えた。
 その瞬間、俺の中の何かが壊れてしまった。
 ごくりと、自分の唾を飲む音が妙に大きく聞こえる。

 自分の中の深い部分から自分でも恐ろしい、しかし、とても心地よい高揚感を伴う衝動が駆け昇ってくる。
 
 俺は抑え難い劣情に突き動かされて、一歩一歩妹紅へと近づく、妹紅は既に覚悟を決めたのか、そっぽを向いてその場を動こうとしない。

 妹紅は膝を外側に曲げて尻もちをつく形でしゃがみ、顔を逸らしたままだったので、俺がすぐ正面まで近寄っても、立っている俺から表情はわからなかった。

 俺は間近で妹紅を見下ろす形になる、月光にの下に艶のある銀髪がとても映えていた。
 その銀髪の合間から、唇の端が僅かに見えた瞬間、俺は更に強烈な衝動に駆られる。

 急いで着物を脱ぎ、もう何もしないうちから怒張していた男根を露出させ、妹紅の頬に押し当てた。
 自分でも驚く程の固さと熱を持った男根によって、柔らかい頬が形を変えるが、妹紅はなお感情を押し殺し、無言で耐えている。

 俺は更なる行為に移る為に、妹紅の左顎と右のこめかみのあたりを掴んで、グイッと正面を向かせた。
 今度はもろに唇に亀頭を当てたところ、諦めたのか口を開け、口内に男根を迎えいれた。

「おおっ、これは…」
「んっ、んむ」

 亀頭全体が包まれたことで、妹紅の口内の熱が男根の芯まで伝わってくる。
 妹紅は相変わらず余計な反応をしないように無言で耐えて自分から動こうとはしないが、俺はその事は気にせず、自ら腰を前後させた。

 引き抜いたときに傘の部分に触れる唇、押し入れた時に裏筋をなでる舌、更には鼻息が陰毛のあたりにかかり、長い髪が露出した太腿にサラサラと触れる。

 全ての感触が心地よい、だが俺は更なる快感を得ようと、大きく腰を突き出した。

「んっ!」

 亀頭の先端に喉奥が当たり背筋を突き抜ける快感が走った。
 二度三度と続けて喉奥を突く、妹紅はそれでも耐え続けたが、喉奥に亀頭を当てたまま動きを止めてやると、太腿を押して俺の男根から逃れる。

「けほっ けほっ はぁはぁ ふぅ…」

 俺の先端と妹紅の唇との間が粘ついた唾液で繋がっているが、妹紅はそれを拭うこともなく大きく肩で息をして、必死に呼吸を整えている。
 また、顔を逸らそうとするので再び正面を向けてやると、その眼には涙を溜めている。
 俺が再度、唇に亀頭を当てると妹紅はボロボロと涙を流し、こちらを見上げてきた。

「ほらほら、早く終わらせたきゃ頑張りなさい」

 妹紅の後頭部に手を当て、男根を押し入れようとした時、輝夜がからかいを入れてきた。
 それを聞いた妹紅は、一度男根から逃げるように僅かに横を向いた後、意を決して俺の太腿の後ろに手をまわして、自分から動き始めた。

「んっ んっ はぁっ」
「ああ、いいな、これも…」

 今度は妹紅自ら長い髪を振り乱して必死に前後に動く、舌を絡ませ唇をすぼませて技巧的な快感も加わり、このまま黙っていても射精に導かれてしまいそうだ。

 しかし、苦しさを伴う喉の奥だけは自分からは使ってこない。
 そこで俺は、妹紅が自ら咥え込んでくるタイミングに合わせて両手で後頭部を抑え、引き寄せて、一気に深いところまで突き入れた。

「ん~~、んむっ!」

 すぐに逃れようとする妹紅。
 だが、今度は逃がさずに一瞬だけ腰を引き、すぐまた深くへ突き入れる。

 今までよりも、速く、力を込めて、更に奥まで、無心に俺は動き続けた。
 男根と唇が触れあう部分からはぐちょぐちょと液体の音が止まず、妹紅の唇の端からは、もうかなりの量の唾液がこぼれて、俺の太腿の内側を膝のあたりまで伝っている。

「ふぅ、んっ んぐっ!」

 妹紅は呼吸が荒くなり自ら動く余力をなくしている、俺自身も限界が近い。

「おおっ、イキそうだっ」

 ついに男根を押し入れた瞬間、俺は妹紅の一番奥で果ててしまった。
 かなり深い位置で射精した為、妹紅の意志に関わらず精液は喉奥から食道へと流れ込んでいった。
 一回の脈動では終わらずに、何度も妹紅の口内に欲望を吐き出す。
 出し尽くした後も、俺は男根を咥えたままの妹紅の頭を下腹部にギュッと抱き寄せて、射精の余韻に浸っていた。



 その後、行為を終えてから永遠亭に行くまでの記憶は曖昧だが、無事に薬を入手して里に戻り弟の熱は下がった。
 夢のような現実感のない記憶だが、あれは確かに現実に起こった事なのだ。
お久しぶりです、前回の投稿からだいぶ経ってしまいました。
同じようなコンセプトにしつつも、連続ではなく読み切りにしようと思ったので、
今回から『第5話』でなく『第5弾』にしました。
書いているうちに思いのほか、鬼畜な内容になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
カンジ
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