真・東方夜伽話

無口な子のちょっとした反撃

2010/10/04 18:53:49
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無口な子のちょっとした反撃

戸村 音子
※なぜか学パロです。しかも大学
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大丈夫な方はどうぞお進みください






























「え…?なにこれ?」

朝起きたら体が動かなかった
手が後ろで固定されていて、足も固定されている。
手の方は見えないが、足の方を見る限りこれはガムテープで固定されているようだ。
その一方で、同居人かつ私の恋人のキスメちゃんは何事もないかのように朝食のトースターを齧ってている。
状況をうまく飲み込めずに狼狽してると、私が起きたことに気付いたのかキスメちゃんが近づいてきた

 起きた?

そんな表情。キスメちゃんはあまり声を発さない。
それは本人が無口なことと、幼稚園からの縁で私が顔を見ただけで何を話したいかを解るためか。
「あの…キスメちゃん?これは…一体どういうことなんでしょう?」
私の質問にキスメちゃんは、じーっとジト目で見降ろす。いや、今は見下すか?

 解らないの?

そんな表情。明らかに怒ってる表情。それと、どこか悲しそうな表情。
そんな表情を解ってしまう自分がつらい。
こうなった原因は自分にある。今までこんなことは一度もない。
なんだ?お菓子を勝手に食べたり、家事を手伝わなかったり、好き嫌いを言っても、
後ろから抱き締めたり、急にキスを迫ったり、無理に襲ったりしても怒らなかったのに…
なんだ?いったいなんだ?
必死に考える私に、キスメちゃんはいつの間にか1杯のコップを持ってきた。

 飲んで

そんな表情。
まぁ、寝起き直後で喉が渇いていたからちょうどいいか。
なんだかんだ言ってやさしいのだ。うん、キスメちゃん大好き。
私はキスメちゃんが差し出したコップの中の液体を躊躇なく飲んだ

 ドクン ドクン

「あ、あれ?ちょ、ちょっと!キスメちゃん!これって!」
私が飲んだ『アレ』を理解した時には、キスメちゃんは家を出る準備をしていた。
いつものかばんを持ち、玄関に手をかけ、こちらを振り向く。

 いってきます

そんな表情。そして、緑髪の短いツインテールが翻る。
「ま、待って!キスメちゃ…」
私の訴えは無情にも、バタン、と言う玄関が閉まる音にかき消された。
「……まずい…まずい!まずい!!まずい!!!」
私は焦った。今日の講義のことではない。第一、私は今日は何も講義を入れてないから休みである。
問題は、私が飲まされた『アレ』
『アレ』とは…

私が作った、超強力な媚薬である…

申しおくれたが、私は大学の薬学部の3年生である。
私の専攻は薬を作ること、特に人間に何らかの作用を与えるもの。
良く言えばサプリメント、悪く言えばドーピング
…一応言っておくが、前者のほうである。
つい先日のことである。私が興味本位でその『超強力な媚薬』を作ったのだ。
それをキスメちゃんで試したのだ。
効果はすごかった。キスメちゃんがあんなに淫れたのは、後にも先にもあれが初めてだ。
終わった後、ものすごく怒られた。でも、そのあとの

 ヤマメちゃんだったら、言ってくれれば…いいよ…

と珍しく口に出して言ったことには、キュンと来たなぁ
本能の赴くまま第2ラウンドに行った後、また怒られたけど

「はぅん!!」
油断していたら、体がビクッっとした。
まずい…効いてきた…
「ふぁう……んんぅ……」
体をくねらせるが、それでは満足いかない。
時計を見る。現在9時半。
確か今日のキスメちゃんの講義は…午前中だけだったはず
ちなみにキスメちゃんは私とは違う大学に通ってるので、正確な時間割は把握してない。
いつもは、12時半くらいに帰ってきて一緒にお昼を食べてたから…
多分今日も同じくらいだろう…
あと3時間我慢…
「あぁん!!」
む、無理!無理!!無理!!!
か、体が、体が熱い!熱い!!
なんとかしてこれを逃がしたいが、両手足を拘束されている以上、それは…無理なのか?
生き地獄。まさに、イキ地獄。これは字が違うか。
ぼぅとする頭でなんとか考える。
手。無理、届かない。ガムテープを無理やりちぎろうしたが、意外と丈夫で無理。
足。…届くか?やってみよう。
「ふぁあ!」
届いた、ギリギリかかとが届いた。強い刺激は無理だが、これで何とか
「あぁ!ふぅん!ひぁ……い、痛い!痛い!!」
あ、足がつりかけた。危ない。この状態で足がつったら…それこそ生き地獄だ。
無理な体勢でしてるんだ。これ以上するのは危ない。

「あぅ…中途半端に…しちゃった…から…ふうぅ…」
顔を布団に埋めてみたり、ゴロゴロ転がってみたりしたが、所詮付け刃。
中途半端に刺激してしまい、吐きだせない熱をため込むばかりである。
「ふぅうう…どうしよう…あれ?」
ある違和感に気付く。さっきよりも足の可動域が広がってるような…
足元を見てみると、ガムテープが少し破れかけている。
しめた、ここからなんとかして足を自由にすればなんとかなる!
私は必死に足を動かしてガムテープを破りにかかる。
予想通り、ガムテープは破れていくが…
足を動かすと言うことは、『ソレ』に近い部分を動かすことになり…
つまり、満足のいかない刺激も延々と与えられることになる。
「ふぁぅ!んうぅ…も、もうちょい…あぁあ!」
ガムテープもだいぶ破けてきた。足も最初より動かせる。
ふぅ、と一息ついて一気に破りにかかるため、足に力を入れる。
「ああぁぁぁあああ!…あ、やった!破けた!」
今までで一番強い刺激が来て一瞬イキかけたが、なんとかガムテープを破くことに成功した。
「よし…これで…あぁん!」
立とうとしたが立てなかった。足がガクガクとしている。力が入らない。
せっかく足が自由になったのに何もできないなんて…今までのこの時間は一体何だったんだ!
いや、考えろ!何か、何か使えるものはないか!
もう、藁にもすがる気持ちだった。もう体は限界だ。何とかしないと…
右、クローゼットが並んでるだけ…使えそうなものはない…
左、私とキスメちゃんの机と本棚が並んでるだ…いや!
「あった!使えるもの!」
私はそこに虫のように移動する。私が目をつけたもの、それは机の脚。
もう、下着は役目を果たせないほど濡れており、パジャマにも大きなシミを作っていたもうどうでもいい。
机の脚に自分のソレをこすりつける。
「ああぁぁぁぁ!!」
やっと来た感覚。無我夢中で腰を振り続ける。
考えることはキスメちゃんのこと。あの悲しそうな表情。
どうして彼女はあんな表情をしたのか。あんな表情は2度としてほしくない。
原因は自分。でもわからない、なにが、なにが原因なのか…
「んんッ……はあ……あっ……ああんっ!!んんん!!」
それでも腰は止まらない、頭をよぎるキスメちゃんの表情。
胸が痛む。そんなことを思いながらも、自分は自慰を続ける。涙が止まらない。
「ああんっ!!んんん!!キスメちゃん!!キスメちゃん!!あ、ああああああああああ!!」
体が大きく跳ね上がり、目の前が真っ白になる。

「はぁ……はぁ……はぁ……」
意識がだんだんと戻る。体の熱は収まったようだ。
頭の上の時計の針は12時ちょっと前を指している。
ふぅ、と息を吐き起き上がる。
「あれ?はずれてる…」
なかなかとれなかった手を縛っていたガムテープがはずれいていた。
よっぽど激しかったのだろうか…恥ずかしい…
下もヒドイ。びしょびしょだ。
「何やってんだか…自業自得…なのか。ん?」
足元に落ちていた卓上カレンダーを拾う。机から落ちなのか?
そのカレンダーの昨日の日付に赤い丸印…
その日付が何なのかを思い出す。
「あ…」
かみ合わなかった歯車がカチッ、とかみ合った
「あああああああああ!!!わ、私は、何て事をしてしまったんだあああああああああ!!」















12時半
玄関のドアがカチャ、と開く
緑髪のツインテールが見える
「キスメちゃあああああん」
部屋に入った瞬間、キスメに抱きつく。

え?え?え?

そんな表情。今朝の私のような表情。
「ごめん!ごめん!キスメちゃん。昨日、付き合って5周年だったのに忘れててごめん!」
そう、昨日は私とキスメちゃんが付き合って5年目の節目を迎える日だったのだ。
そんな日をすっぽかされたら怒るにきまっている。
「ごめん!本当にごめん!もう、もう何て言ったらいいか…」
「…いいよ」
「え?」
久しぶりにキスメちゃんの声を聞いて驚く。
「まぁ、そんなんだろうと思ったよ。私もごめん。ちょっと大人気なかった。辛い思いさせちゃって。」
「いやいやいや!辛い思いさせちゃったのは私だよ!キスメちゃんの気持ちも考えないで、自分勝手に行動して…」
「いいよ、その辺も含めてヤマメちゃんが好きなんだから…」
そう言ってキスメちゃんは顔を逸らす。その顔はゆでダコみたいに真っ赤だ。
もう、もうこの子はかわいいんだから!
「キスメちゃん、これ使っていい?」
「うん?え?」
私が取りだしたのは、あの媚薬。
キスメちゃんの顔が固まる。
「前、聞いてから使うならいいって言ったよね」
「いや…でも…んんん!」
やっぱり我慢できない。強引に唇を重ねる、と同時に口移しで媚薬を飲ませる。
しばらくぼぅっとしてたキスメちゃんだが、我に返ったのか私のほっぺを引っ張り出す
「ちょ、ちょ、ちょっと!な、何し…て…うふぅ…」
「もう効いてきたんだね。相変わらずキスメちゃんは薬回るの早いねぇ。」
キスメちゃんはほっぺを膨らませて睨んでくるが、今は逆効果だよ。
「昨日できなかたった分、いや、それ以上やって、あ・げ・る」
ボンッと言う音が聞こえたと思うくらいに、キスメちゃんの顔がさらに真っ赤になる。
うん、かわいいかわいい。

そっとキスメちゃんを抱きかかえて寝室へ。
おっとこれ以上は進入禁止だよ
寝る前にふと思いついた話
ヤマメはぶっきらぼうで、キスメLOVE
キスメは無口だけど、ちょっと嫉妬深い
でも両者その面を含めて大好き

謎の大学生設定は、ルームシェアと言う名の同棲を表現しようとしたが、そんな話はちょっとも出てこなかった

あぁもう、この2人結婚しちゃえ
戸村 音子
コメント




1.名前が無い程度の能力削除
ヒャッハーヤマキスだぜ!
pixivですら決して多い方じゃないからここで成分補給できて感謝
2.名前が無い程度の能力削除
この二人の学パロは珍しいですね。
堂々とデレまくるヤマメと、押しに弱いキスメちゃんが良い関係で和みました。
最後の“進入禁止”はちと残念でしたがw
3.名前が無い程度の能力削除
ヤマメとキスメのイチャイチャな感じが好きだ!
4.名前が無い程度の能力削除
いいねこれ、こういうの好きだ