真・東方夜伽話

こいしのドキドキ☆調教

2010/04/28 01:21:50
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こいしのドキドキ☆調教

arlys
『あいされうさぎ』の最後の古明地姉妹の続きです。
タイトルどおりの感じですけど、あまりきつくないので、そういう方面を期待している人にはかなり物足りないと思います。
だけど、少しでも暴力表現が苦手な人は逃げてください!
OKな方は下から読んでください。



~簡単なあらすじ~
こいし様がさとり様を調教したいらしいよ。
それを止めるために、あたいはこいし様を尾行しているよ。
あれ、みうしな……

「みゃうっ!?」
「お燐、気持ちよくしてあげるよ♪」





「どうしてこうなった!?」

私は、自分の愛しいペットであったお燐を見て思わず叫んでしまう。
そう、おかしい。
私のしっているお燐は活発で、だけれどちょっと臆病な優しい子だったはずだ。

「あ、おっ姉ちゃん!
気持ちよくしてあげるよ~」

妹がまた鞭を持って笑っている。
いつものように縛られてもいないのに、私の身体は縛り付けられたかのように動いてくれない。
いや、この状況を頭が納得したくないと叫び続けている。

「しゃとりさま~?」

とろんとした赤い瞳が私のほうに向けられる。
いつもの深緑のワンピースを着ておらず……
あえて言うなら、トレードマークの三つ編みを縛るためのゴムしか身につけていない。
『きもちいい、きもちいい、もっと、もっとぉ』
お燐の動物じみた快楽におぼれきった声が私の頭を汚染していく。

「さとりさまも、こちらに来てくださいよ」

ゆっくりと腕が伸ばされる。

「ひぃっ!」

そこには蚯蚓腫れがたくさん。
全裸のことばかりに目が言っていたけれど、よく見れば全身に……
だというのに、痛そうな顔一つせず、笑っている。
顔を真っ赤にさせて涎や涙などさまざまなものいっぱいついてしまっている顔で……
それが脊髄反射で、やばいと感じ取ったのか身体が走り出す。

「あぁ、まずは追いかけっこ?
うふふ、小さいころみたいね。
じゃあ、十秒数えるね~」

妹の声が後ろから聞こえてくる。
そして、私の死刑宣告のようにゆっくりと十秒のカウントダウンが始まる。
十秒、間に合うか!

「空!」

なんとか、お目当ての姿を見つけ出し、私は押し倒し

「うにゅ?」
「あなたは、正常よね?」

ペタペタと色んな箇所を触っていく。

「あはは、くすぐった~い」
「あぁ、よかった」

あなたは正常だった。
そうやって、涙を流し、抱きしめようとした瞬間。

「へぇ、何やっているの?」

いつの間にか前に回りこんだこいしがにっこりと笑っていた。
まずい、私の身体もまずいだろうけど、空もまずい。

「ぶ、ぶつかったのよ!
ねえ、そうでしょ?」

私は空に同意を求めようとしたのだが

「じゃあ、なんでぺたぺた触ったの~」

あぁ、終わった。
そうね、あなただもの。
素直なところがあなたの可愛いところだものね。

「あはは、お姉ちゃんは悪くないよ~。
私が離れてたから寂しかったんでしょ?
そうでしょ、ねえそうなんでしょ?」

ぎゅっとこいしに手首を握られていた。
ただ握られているだけだというのにだらだらと汗が流れ出す。

「だからね、これからいっぱ~いしてあげる」

そうやってにっこり笑って、こいしはがっと歯がぶつかる勢いで唇に唇を重ねた。
そして、鼻をつままれてしまう。

「んんっ、んぅ!?」

もう片方の手はがっちりと手首を掴んでいるため、そのまま押し倒されて、必死に足を動かして蹴ったりなどの抵抗もこいしは笑っているだけだ。
こいしは容赦なく私の口の中の全てをなめきってしまうだろう勢いで舌を動かしていく。
酸素を求めて口を動かしてみるが、こいしは隙間を作ってなどくれない。
入ってくるのはこいしの熱すぎるといきだけ。
見えるものもこいしの楽しそうな顔だけで、それも徐々に白くかすんでいって、真っ黒になっていった。



「あぁ、しゃとりさまもきたんですね~」

目を開けた瞬間うっとりとしたお燐の顔がうつる。
あぁ、私はなんてことをしてしまったんだろう。
後悔が頭を駆け巡る。
頭を抑えようとしたら、予想通りというかなんていうかロープでがちがちに縛られていた。
っていうか、これどんな縛り方なのよ?
なんていうか、胸がすごい締め付けられているような気がする。
前の宴会以来、さすがにまずいと記憶力もしっかりとして力もあるお燐にこいしを見張ってもらうようお願いしたのだ。
それから一週間仕事はきちんとされていたが、私のところに来ないと思っていたら……

「こいしさま、早く、早くっ!」

二つの尻尾が揺れている。
そして、あそこの部分が目に入ってしまうと淫らに光っている。

「お燐を気持ちよく、気持ちよくして~」

私は、自分の保身のためにペットを犠牲にしてしまったんだ。
ガンガンと頭の中にお燐の思考が滝のように流れ込んでくる。

「お燐は後でね~」
「こいし、どうしてなのよ」

私はただ普通の関係が築きたかったのよ。

「何が?」
「お燐、なんで?」

もともとほかの子よりも今思い出してみればそっちの素質があったように思う。
きつい仕事を任せれば、その充実感がよいと目を輝かせていた。

「薬の実験かな~?
ほら、お姉ちゃんのときのために」

あぁ、本当に私のために犠牲になってたのね。

「ちょっと使いすぎちゃったみたいだね」
「ひゃうっ、こいし様~」

あなた、なんで蹴られて喜んでるの!
そこは痛いって怒りなさい。
お願いだから、帰ってきて……

「お姉ちゃんはやさしぃくしてあげるからね」
「あはは」

頬が引きつって泣き出しそうになるのをこらえるために、自分が笑っているんだと思い込ませる。

「あぁ、そんなに楽しみなんだ。
そうだよね、そうに決まってるよね。
だって、お姉ちゃんは私のものだもの」

うふふって頬を真っ赤に染めている様は可愛い恋する少女なのに、どうしてその対象が私……
いや、もう女とか姉とか大きい問題だけどおいておこう。
どうして、妹はこんな危ない方向にいったのだろう?
せめて、方向がここまでじゃなかったら私だって怯えずに喜べるのに……

「ねえ、ねえ、お姉ちゃん何したい!
ろうそく、ロープ、コルセット、鞭?
それとも、もっとすごいこと?
でもね、私吸血とかもしたいな~」

ロープ、鞭は今まで使ってたけど、コルセットとろうそくって何に使うんだろう?
いや、考えてどうするのよ。

「ねえ、ねえ、血飲んでいい?
それとも、お姉ちゃんが私の飲んじゃおっか?」

血を飲んでいるこいしと自分の姿を一瞬想像しただけでおそろしい。

「なんで、そんな発想に」
「お姉ちゃん、興味もってくれた~!」

あ、言葉間違えたみたいです。
すごい呆れたって意味で溜息つきながら言ったはずなのに、目が地霊殿にあるステンドグラスと同じくらいキラキラしちゃいだしました。

「あのね、あのねっ。
紅魔館ってところに吸血鬼の姉妹がいるのは知ってる?」
「ま、まあ、知ってますけど」

確か、前持ってきてもらった本か誰かの心を読んだかのどっちかで……

「うふふ、どちらもね誰かの血を吸うときはとっても気持ちよさそうな顔をしていたの」
「食事中だからじゃ」

誰だって、自分の好物を食べればそうなるじゃない。
無表情で怖いっていわれてる私でさえもペットたちが機嫌直すために好きなもの作ったりするんだから……

「えぇ、違うよ~。
だってレミリアとフランも自分の血を吸わせてたりしてたもの」
「そのこたちが特別な性癖」
「お姉ちゃん!」
「は、はい」

ぐいっとこいしが私の顎を持ち上げる。
そして、こいしの瞳と無理やり視線を合わせられ

「心配しなくても大丈夫だから……
だって、私とおねえちゃんだもの」

変な自信を持たないで……

「この世で一番私はおねえちゃんを愛していて、お姉ちゃんも私を愛しているもの」
「私はあなたを一番愛している。
まあ、それは事実だと思うわ。
だけど、それは家族、妹としての愛情よ」

こいし、お願い立ち止まって。
あなたが周りを見ずに走っているのは禁忌の世界なのだから……

「心なんてもの、自分なんかではきちんとわからないものよ」

こいしは、私の言葉に対して笑う。

「だってね、妹としての愛情がどうして女として愛している愛情と違うといいきれるの?
それは、どう違うものなの?
答えてみてよ」
「それは、あのドキドキの感じ?」

そうは言っても自信は持てない。
だって、今まで誰かを好きになったことなんてないもの。
こいし以外といったらペットに向けている親愛の情ぐらいかな?

「ふぅん、それが答え?
私はね、お姉ちゃんを愛しているよ。
こうやってね、今の状態のお姉ちゃんを見ているだけで幸せすぎて心臓が壊れてしまいそうなくらいよ」

妹はくすりとこちらを馬鹿にするように笑う。

「見てみなよ。
ねえ、お燐は私のことがすき?」
「は、はぃ、すきですぅ」
「くすくす、ありがと」

こいしはその返答を薄い笑みで返して、ご褒美とばかりに思いっきり燐のしっぽを踏んだ。

「みゃっ!?」
「くす、いたい?」
「だ、だいじょうぶですぅ」

そして、くるりと私のほうに振り向き

「ねえ、お姉ちゃん。
お姉ちゃんは心が読めるから、今のお燐の気持ちが分かるよね?」

『こいし様、だいすき!』
頭が痛いほどにずっとずっと入り込んできているお燐の思考。
まるで、マタタビを前にしたように夢中になっているお燐。

「どれだけ言葉にしても信じてくれないでしょ。
だけどね、こうしてみたら私の愛がわかるでしょ」

こいしがそっと私に近づいてくる。
そして、耳元で二人だけの秘密のように呟く。

「私はこれ以上におねえちゃんを愛してあげるよ」

『こいしさまぁ!
きもちよくして~……
もっと、もっと、私を』
今まで聞いたこともないお燐のこちらまで溶かしきってしまいそうなほど甘くて幸せそうな声。
そして、こいしに『愛』と呼ぶであろう熱烈な感情を向けている。
恋焦がれて今にも張り裂けてしまいそうな熱量。
このようなものを、こいしが私に向けている?
狂気だけではなく、本当に愛してくれる。
無意識のうちにごくっと唾を飲み込んでいた。

「うふふ、そんなにも欲しいの?」
「ち、ちが」
「ちがわないよ。
お姉ちゃんは欲しいんでしょ?
一言言えば、あげるよ」

にっこりとこいしが微笑む。
一言、一言求めたら、これほど愛される?
違う、これはおかしな愛情だ。
人を傷つけてしまう妹を止めないといけないんだ。
だって、こうやって燐が犠牲になって

「お燐にするのがいやだっていうんなら、今すぐ解毒してあげるよ。
ずぅっと、お姉ちゃんだけを私は見てるよ。
お姉ちゃんもずぅっと私を見てればいいんだよ」

燐が助かる。
『こわい』
『好きだけれど、近づいて欲しくない』
『そんなにも私たちのことを見ないで』
あのような言葉を聞かなくてもいい。
世の中の幸せな人たちのようにこいしだけに愛されて、こいしだけを愛することができる。

「ほらっ、ほら、お燐、きもちいい?」

『バチッバチ』
私だけに向けられていた鞭がお燐に向かっていく。

「ひゃうう、はゆっ、こいし様~」

『こいし様にされるのきもちいい!
もっと、もっと、調教して欲しい』
いわないと、こいしは離れていっちゃう。
こいしがもう私を見てくれなくなっちゃう。
いやだ、それはいや。

「こ、こいし」

震えるような声が出る。
心がケンカしている。
『姉としてはだめ』
『こいしに愛されたい』
二つの心が激突してうねって、ぐちゃぐちゃになって

「わ、私を」
「ん、どうして欲しいの、お姉ちゃん」

『だめだ、だめよ』
心の奥底で理性が叫んでいる。

「私を……愛して」

『これ以上先は言っちゃダメ』

「痛いぐらいに愛して」

最初の言葉を出してしまうと、その後は簡単に言葉があふれ出ていく。

「私を見て?
私以外にしないで……」

にやりと微笑みこいしはぐいっと私の服を掴んで引き寄せて、私はこいしの腕の中にいた。

「ふふっ、本当にぃ~?」
「う、うん、こいし」

これで愛してもらえる。
こいしにあんなにも……
姉妹としての関係なんか理性的に考えていたこと全てが吹っ飛んでいく。

「じゃあ、するね~」
「う、うん、こいし」

何が来るんだろう?
体温が高くなっていくことがわかる。
目を瞑ってこいしを待ちわびる。
何秒かわからないけれど、ようやく首に歯を当てられて噛み付かれる。
一瞬いたみが襲ってきたけれど、それはすぐに別のものへと置き換えられていく。
血が流れていって、それに反して私の今まで感じたことのない感覚が増幅されていく。

「きもちいいんでしょ?」

言葉を漏らすこいしの吐息が首に当たる。

「んっ、もっと」
「しょうがないお姉ちゃんだね」

それに答えて、こいしは私の皮膚はぎりぎりと噛み千切っていく。
『ヌチョッ、ネチョ』
その傷口をえぐるように舐められるのは痛い。

「ねえ、きもちいい?」
「ふっ、ぅん」

これがきもちいいってことなのかな?
縛られていることがもどかしい。
もっと、もっと、自分からも何かをしたい。
こいしの身体を抱きしめたいし、私だってこいしを噛んでしまいたいのに……

「縄、ほどいて」
「だめだよ。
うふふ、動いて抵抗したらほどけるかもしれないよ」
「うん、わかったぁ」

ほどけろほどけろと一生懸命身体をくねらせる。
だけれど、ぎしぎしと音が鳴るだけで解ける気配は一向にない。

「ふふっ、ん、くちゅ」

その間にもこいしは私の首元で血をすすっている。
そんな私に出来るのは、こいしの髪を噛むくらいだった。

「お姉ちゃん、何がしたい?」

そっと私から離れて足を差し出すこいし。

「ねえ、お姉ちゃん」

甘くこちらを誘惑し麻痺させる声。
無意識なんかじゃなくて、はっきりとした自分の意思を持って、私はゆっくりとこいしの足へと口を近づけていく。
自分の胸が高鳴って、息を我慢できずに獣みたいに荒々しい呼吸しか出来ない。
そっと、足にキスをする。
姉妹の戯れとは明らかに場所の違うキス。
たった少しのときなのに、頭はくらくらとしてくる。

「お姉ちゃん、そんなことしたかったんだね」

こちらをさげすむかのように作られた声。
だけれど、それが演技だというのは明らかだ。
だって、確かにこいしの口元は吊り上がり笑みの形を作っているのだから。

「もっと、欲しい?」

こいしの言葉が全て言い終わる前に私の首はコクッとたてに動いていた。
早く、返事をして?

「う~ん、でもやっぱりだめかな~」
「ふぇっ?」

なんで、どうして?
『寂しい、私の相手もして?
私のことはもう何もしてくれないのかな?』
お燐の思考が流れてくる。
やだ、こんな寂しい思いしたくない。

「お願い、させて」
「ちゃんと、何かを言わないとダメでしょ?」

足を引っ込めて、動物をあやすように首を撫でられる。
こいしの大人には遠い小さくてぷにぷにとした手に撫でられるだけでも気持ちいい。
だけど、それだけじゃ足りないと私の心が叫んでいる。

「なめ……たい。
こいしの足」
「じゃあ、もうちょっと近づいて?」
「う、うん」

ゆっくりとこいしに近づいていく。
足にまた顔を近づけようとしたとき、その足がすごい速さで私の前にやってきて……

「い、ったぁ」

私の鼻を蹴る。
今は少しジンジンとしているくらいだけれど、後もう少したったら腫れてしまうだろう。
そして、つっとあたたかいものが流れてくる。
普通はもっと動揺すべきなのに、鼻血出た、どうしようなんて、どこか他人じみた考えだけ。

「あ~ぁ、ひっどい顔~」

こいしが目を細めて汚いものを見るように私の顔を見る。
そんなにも酷いものなのだろうか?

「い、ぅあああああ!?」

腫れだした鼻をこいしが思い切りつねりだす。
鼻がもげてしまうのではないかというくらいの痛みに身をよじって、逃げようとするのだが、ぎゅうっとこいしの片腕に抱きしめられて逃げられない。

「お姉ちゃんは、私のこと愛してる?
じゃあ、これくらい平気だよね。
それにね、お姉ちゃん」

こいしはすっと一度呼吸をし、軽く笑ってから

「そんな顔になってしまったお姉ちゃんを私以外の人間が愛してくれると思う?」

ただでさえ、覚り妖怪で恐れられ続けて……
それが醜い顔の妖怪だったならば、動物達も寄ってこなくなってしまうかもしれない。
でも、こいしは、こいしは……
そんな私でも愛してくれる?

「ねえ、お姉ちゃん愛してる。
お姉ちゃん、私だけのものになって?
そうしたら、ずぅっとお姉ちゃんを愛してあげる。
ほら、愛しているって囁いて」
「あいしてる」

口を開いたら、だらっと未だに出続けている鼻血が口に入って気持ち悪いけれど、そんなことよりもこいしの言葉に従うほうが先だ。

「ほんとうのほんとうに~?」

どうしよう、信じてもらえない。
どうしたら信じてもらえるんだろう?
こいしの体へと倒れる。

「ん、と」

きちんと、私の身体を抱きしめてくれる。
こいしにきちんと示さないと愛しているって……

「こいし」
「どうしたの?」

私の顔に近づいてくるこいし。
今更だけどぼしゅっと頭から煙が出てしまいそう。
最初しようと思った位置には出来なくて、近くの頬に口付ける。
『位置が違うじゃない』
くすくすと意地悪な笑みで返され、もっとすごいことをして欲しいと期待して、目を瞑る。

「よく、出来ました」

ちゅっとわざと音を立てるように唇に口付けられる。
だけど、物足りない。
ちらっと目を開けて、こいしの瞳を覗き込んでみると

「ちゃんと、出来たらご褒美あげる。
舐めるよね」
「ふぅ、うん」

差し出された足に顔を近づける。
まず、右足の親指を口に含み、なめてみる。
ちゅぱ、ちゅぷと音をたてながら、必死に舐めているとあっという間にどろどろ。
口を少し離してみると、こいしが私に穢されちゃったみたい……
私だけの存在になったみたい。
もっと、もっと、こいしを私のものにしたい。
そんな衝動が湧き上がって、口を開き親指以外の指を懸命に口に咥える。
足の裏にも舌を這わせてみると、ふっと熱に浮かされたこいしの声が漏れ出している。
これでいいんだともっと舐め進めてみる。
右足を舐めていないところなんて存在しないってくらい舐めると、こいしが私の髪を掴みそのまま押し倒す。

「よくできました。
ご褒美、欲しいでしょ?」

思えば、そんなことをいっていたような……
でも、こいしがしてくれるのなら、なんだって欲しい。
どんな形でもいいから愛されたい。

「ほ、ほしい」

途中出てくる唾を無理やり飲み込みながら言う。
掴んでいた手は優しくなり、そうっと耳の裏を撫でられる。
突然の感覚に思わず声を漏らしてしまうと、こいしは一番柔らかい耳たぶをふにゅふにゅといじくる。
料理の本に、耳たぶの硬さ程度と書いてあるので何回も自分で触ったことがあるはずなのに、こいしに触られただけで

「やっ、ぁ、こいし」
「ふふ、ちょっと触っているだけじゃない」

こいしが触っている片手に神経は偏っているが、もう一方がどこに向かっているのかくらいわかっている。
止めなければという感情はとっくに消え去っており、早くして欲しいという感情ばかりが急いていた。
太ももをさすられる。
こいしは意地悪に笑っている。

「ご褒美の時間だよ」

そうっと指が下着に掛かっている。
じらすようにゆっくりと確実に指が動いている。
ぞぞぞと這わせられる指に声を漏らさないようにしていても

「はゆっ!?」
「あはっ♪」

私がぬれてしまっているのと声にこいしは目を細める。
周りを確かめるように撫でられる。

「ひぅっ、はっ」

時折、敏感な箇所を撫でられて反応する私を観察し終わったのか、いったん手を止め

「ひゃうっ、ああぁっ、やん」
「ふふ、ここがいいんでしょ?」

その敏感な箇所を的確につかれていく。
それが気持ちよくて身をよじると、ぎゅうって胸が物理的にも精神的にも締め付けられて、声が出てしまう。

「でも、一番はココ」

今までとは比べ物にならない快感に言葉は出ずにただぱくぱくと口を魚が呼吸するようにしか動かせない。

「こうやって、ぐりぐり~ってお豆さんしてほしいんだよね」

こいしが重点的にいじくっているのがわかる。
親指で弾力を確かめるように時には強くだけれど痛みを感じないぎりぎりで優しくされてしまい、何も考えられなくなっていってしまう。
そして、その私をさらに叩き落すように人差し指も加わって、挟まされる。

「涎、たらしちゃって」

こいしの楽しそうな声がどこか遠いところで聞こえる。
ふわふわとして視界が白くなっていって

「もう、限界なんだね」
「いやああっ、ああぁっん!」

ぎゅっとつねられた瞬間にばちっと火花が飛び散ったように視界がチカチカとして、喉が痛くなってしまうほど叫んだ、その次に入ってきたのはこいしの顔。

「もっ……と」

まだ痛む喉で声を搾り取る。
何かが飲みたいと、目の前にあるこいしの唇に貪りついていた。
こいしの中のものを全て奪い取ってしまうように奪い取ったものはすぐに飲み込んでいく。
こいしのものは熱くて、私の中に溜まっていって、そろそろ口を離そうとすると、ただただ受け入れていたこいしががっと私の頬を両手で押さえ込む。
こいしの両目が獣みたいに光っている。
奪われたたものを奪おうと、歯の裏も丹念にこいしの舌が蹂躙していく。
どこにいこうかと迷っている舌も絡みとられていく。
まるで、今までの私達みたいだと思いながら私もゆっくりとそれにこたえる。

「ぷはっ」

唇を離してみると、すっと名残惜しそうに糸が繋がっている。
それが布団の前に落ちてしまう前にと首を動かし、追いかけると、こいしの唇とぶつかる。

「ん、ぅぁ」

服の上からこいしの手が胸に這う。
そうっとマッサージするように優しい手なのに、時々巻きついているロープを引っ張ったりされちゃうから、その刺激で

「おもらしみたい」
「ひゃふっ、ちが」

スカートの一部分だけがぬれているから本当におもらししてしまったみたい。
恥ずかしくて、否定すると

「わかってるよ。
きもちよくて、お腹がきゅんきゅってしちゃってるんでしょ?」

片方の手がまたスカートの中へ入って入り口部分をそっと撫でてちゅぷと入り込む。

「あはっ、欲しかったんだ」
「はっ、ぁあ、こいし」

ぎゅうって押し寄せてくる異物感があるはずなのに、離したくないって締め付けてる。
縁をなぞられていくだけで、自分のものがあふれ出ていってしまう。
ぼろぼろと痛くもないのに、涙があふれ出てくる。
こいしの動く手はゆっくりと優しい。
まるで、ぬるま湯につかっているみたい。

「もっと、乱暴にして」

だけど、私はぬるま湯じゃなくて灼熱の中に放り込まれたい。
乱暴にだけれど、執拗に襞の一つ一つを確かめるように片方の指を動かしつつも、胸に動かされる手も止まらない。
たってしまった乳首に指を這わせ舌で舐められてしまったら、それだけでも限界なのに、こいしの中を責める動きはもっと激しくなって……

「いっちゃって、お姉ちゃん」

すでに限界なんか突破してしまっていた私はこいしの声でぱんっとはじけて

「ふぁっ、や、ぁああっ」

また、声を上げて絶頂にのぼりつめた。
それに打ち震えてがくがくと痙攣してしまっているからだ。
視界も涙でゆらゆらと揺らいで見えない。
日ごろ、運動不足の身体はもう限界を訴えていて、重たくなっていく目蓋。
『ビシィッ』
まあ、当然ながらそのまま目を瞑れるわけもなく、私の身体に鞭が振ってくる。
ジンジンと鞭でぶたれたところが痛くて、赤くなっていく。
振るっているのは間違いもなくこいし。

「まだ、始まったばかりでしょ?」

これで、始まったばかりなのか。
身体は確かに限界を訴えていて、身体にぞっと寒気が走ったはずなのに……

「そんなに楽しみなんだ」

私の顔は確かに笑っていた。
待ちきれないとばかりに顔を歪ませてこいしの行動を待っている。

「ふふ、ほらっ」

こいしがまた鞭を振るう。
『ビシュッ』
と風を切りすごい音をたてながら、私の身体を……
最初は痛くて、ジンジンとする痛みがジュクジュクと何かが身体の中が湧き出てくる。

「あはっ♪」

声が漏れ出る。
痛いよりもただただ湧き出る快感を外に出さないと狂ってしまいそう。
そのまま、またぐにゅって小さい胸を潰されるように押される。
痛さも感じそうなほどの強さなのに、それを全く感じない。

「ひゃはっ、やん、こいしぃ」

ただただ、もっともっととねだる声を出す。
こいしがそれに答えるように笑って、いっぱいしてくれる。

「もっとでしょ?」
「う、はゆっ、うん!」

続けざまにこいしは私を快楽へとおとしていく。
もう声もがらがらと出てこなくなって、頭もガンガンと痛み出してきた……
ふっと、意識と身体を繋いでいた糸が切れた。



「う、ぅう」

一体どれだけ気絶してしまったかわからないけれど、目を覚ましてみるとこいしの姿はなかった。
だけど、ぎしっと愛された証であるロープが残っていた。
意識がはっきりしだすと痛みも襲ってくる。
だけど、もうしばらくはコレに浸ってもいいかもしれないと考えていると

「ん、大丈夫?」

ドアが開いてこいしが入ってくる。
手には二つのマグカップ。
ふわっとチョコレートの甘い香り。
『はい、お姉ちゃん』
心を閉ざす前はよくいれてもらっていたっけ?
料理は全然出来ないくせに、ココアをいれるのはだれよりも上手だった。

「はい、口開けて?」
「うん」

頷いて口をあけると、ココアを飲ませてくれる。
昔と変わらない甘さが心地よくて、あっという間に飲み終わってしまう。

「かわいかったよ」

こくっと、こいしは一回ココアを飲み私の頬を撫でる。

「あ、ありがと」
「痛くなかった?」

そのまま手は滑っていき、腫れている鼻の周囲を優しく撫でられる。

「だ、大丈夫」
「好きだよ」
「うん、私も好き」
「嫌いにならないでね?」

あまりにも、急にこいしがそんなことを言うから、驚いて何も返せずにいると

「昨日は、ね、勢いでやっちゃって……
いっつも、いつもぉ、ごめ、ごめんなさい」

かたかたとカップを持つ手を震えるこいしの姿。
今まで、にこにこと笑っていた妹がこんな風に震えるんだと思えるほど想像もできなかった姿。

「おばさかさんね」

ちゅっと優しくお互いココアで甘い唇を合わせる。

「私が、あなたを嫌いになるはずないでしょ?
好きよ、こいし」

そもそも、あそこまで色々とやられてたのに、嫌がりながらも本当に拒絶しきれていなかったんだから……
ぎゅうって抱きしめられる。
こいしの顔をちらりと見ると、とても嬉しそうに笑っていた。
夢見心地になにかこいしが呟いたような気がしたけれど、聞き取れなかった。





ばたんとそのまま睡眠薬で眠ってしまったお姉ちゃん。
もうどこにも逃がしてあげないよ?
きちんと閉ざした扉にたっくさんの道具。

「好きだったらいいよね?」

返事を聞かずに手を動かしていく。

「もっと、からめとってあげる」

一生、ずぅっと調教してあげるからね♪
読んでいただきありがとうございました。
今まで、待っているとコメントしてくださりありがとうございました。
何か、コメント、誤字指摘していただけるとありがたいです。

一応、今までのこいしちゃんの行動全て計算です。
それを書くとくどいと思ったんで、削ったらよく分からなくなっちゃいましたが……
とりあえず、足を舐めるところをかけたので満足してます。
期待していた人は本当にすいませんでした。

次回は何にしようか悩んでます。
リクエストがあったら、言ってくださるとありがたいです。
それではここまで読んでくださりありがとうございました。
またの機会もよろしくお願いします。
arlys
コメント




1.JENO削除
このこいしはダメだ。
早く何とかしないと
2.名前が無い程度の能力削除
多少歪んでてもお姉ちゃん大好きなら仕方ない。
今度は逆にさとこいで純愛を希望!
3.名前が無い程度の能力削除
愛しすぎた結果、まさに狂愛。
甘々なこいさとを希望したいですね。
4.arlys削除
拍手ありがとうございます。
今回のは、ちょっとアレなんで本当にもらえなかったらどうしようとひやひやしてたんで、ほっとしました。
舌から返信させてもらいます。

JENO様
またコメントありがとうございます。
そんな事を言うあなたもレッツ調教☆
こいしちゃんがやってきますよ(笑

2.様
もう、仕方ないですよね。
だって、こいしちゃんだから。
リクエストありがとうございます!

3.様
狂愛ってまさしく、この二人に似合う言葉だと思います。
リクエストありがとうございます!

次回は二つのリクエストから、やっぱり古明地姉妹ですね。
この二人は、もう危ない方向しか思い浮かばなかったんですけど、なんとかこいしの日までには形にします。
頭に流れだけはできたんで、間に合うといいんですけどね。
純愛さとこいから甘甘こいさとになればいいな……
また、次もよろしくお願いします。