真・東方夜伽話

凌虐の宴~白狼天狗輪姦~

2010/04/25 21:19:45
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凌虐の宴~白狼天狗輪姦~

変態牧師

この作品は、下記の要素を含んであります。
一つでも苦手な要素がある方は、戻ることをお勧め致しますので、よろしくお願いいたします。


分類:鬼畜 輪姦 凌辱 暴行 オリキャラ(複数;名無しの山賊) 犬走椛 バッドエンド





































































丑三つ時――――それは、物言わぬ草木ですら寝静まる時間のこと。
鬱葱と生い茂る木々も、数時間前には思い思いに演奏会を奏でていた虫達も――――
全ては日が昇るまで眠りにつき、不気味なほどの静寂が全てを支配する。
増して、月すらも雲によって隠されているのだ。
今この時、この夜の支配権は“静寂”だけではなく“暗闇”にも委ねられる事は想像に難くない。



「――――はぁあぁッッ!!」



そんな最中、草木の眠りすら覚ますような鋭い咆哮が響き渡った。
声変わりのしていない少年のものと思われる、甲高い叫び声。



「はぁ……、はァッ……!」



さぁっ――――



刹那、突風が吹いた。
木々が風に煽られ、擦れる音が静かに響く。
雲に隠されていた月が顔を出し、声の主の姿が月光に映える。



「てやァぁぁッ!!」



良い艶を見せる紅に塗られた高下駄。
紅葉のような赤色と、夜を色にしたような黒色に染められた袴。
動きやすさを重視したかのような、腋の露出した純白色の着物。
そして、その頭には山伏のような頭巾(きとん)がちょこんと乗っていた。
その姿は、さながら修験者か、山伏のようでもある。

けれど、声の主は修験者や山伏の類ではありえない。
それを如実に示しているのが、右手に握られた大振りの剣と、左手に握られる円形の盾。
一介の修験者や山伏はこのような物騒なものを持つことはないはずだ。



「てえェィッ!!」



――――キィン



再び、気合の込められた声と共に、鋭い金属音が響く。

この声の主を少年と判断するものは少なくはないだろう。
事実、月の光に良く映える短く揃えられた白い髪は、一見すれば少年のようにも見えるからだ。
――――声の主を少年であると判断に迷うものは、そうはいない。



けれど――――“彼女”は男ではない。



和風の衣装に隠された、わずかな膨らみを見せる胸が、彼女が男ではなく女であるということを示していた。



そして――――あえて、付け加えるならば、彼女は人間でもない。



短い白色の髪の上に見える、時折ぴょこぴょこと動く獣の耳。
袴の臀部あたりから垂れ下がっている、ふさふさと毛並みの良い尻尾。

それが、彼女が人間ではないという証だった。
けれども、それらが彼女の魅力を損なわせていることなど断じて無い。
むしろ、彼女の幼げな雰囲気と相まって、不思議な魅力を醸し出していた。



「ぃやぁッッ!!」



ザンッ――――!!



――――彼女の名は、犬走 椛。
この妖怪の山を警護する白狼天狗の一人。

そして、椛に与えられた使命は――――“侵入者の排除”
“天狗”の住まう“妖怪の山”に攻め入ってきた敵を相手に、たった一人で戦え――――というものだった。



(まったく……人使い――――いや、天狗使いが荒い……!)



心中で、彼女が所属する部隊の隊長に毒づきながらも、その意識はまっすぐに襲い掛かってくる侵入者を見据えていた。
視界の全てが黒で覆い隠されるような暗闇の中でも、椛の動きは止まらない。

その瞳は鋭い光を秘め、暗闇に紛れて向かってくる見えざる敵を睨みつける。
その鼻は、ひくひくと動きながら襲い来る狼藉者の臭いを掴み取る。
その肢体が闇に染まる森の中を縦横無尽に跳ね回る。
そして、その華奢な腕は、大振りの剣と盾を振り回し、侵入者を次々に叩き伏せていた。



(前方20米先の木陰に2人、そこから真東10米に3人っ……! あとは――――)



ヒュンッ――――



「――――ッ!!」



――――キィン!!



突如として飛来する一矢を、椛は左手の盾で弾く。
いかに白狼天狗といえど、高速で飛来する黒塗りの矢など見えるものではない。
だが、暗闇に紛れた鋼すらも、白狼特有の常識外れの嗅覚が、それを“読み取る”ことを可能にする。
そして、天狗特有の剛力が、一見華奢に見える椛の腕でも、矢を弾き落とすことを可能にさせるのだ。



「はあぁァッ!!」



気合を込めた咆哮とともに、椛は幾重もの弾幕を放った。
――――狙いは、20メートル先の木陰。



ゴシカァンッ!!!



狙いを定めた弾幕は、椛の意図どおりに正確にターゲットに着弾する。
同時に、激しい破壊音が響き――――数人の男の野太い悲鳴と共に、血の臭いが更に濃くなった。



――――ヒュ ヒュンッ!!



(ちっ――――!!)



再び、殺意交じりの矢が、椛に向かって放たれる。
それも、今度は一本ではない。
弾幕を放つことで、敵に位置を悟られてしまい――――周囲に潜む敵から鋼の矢の一斉射撃を受けてしまったのだ。
さすがに四方から放たれる矢を左手の盾だけで弾くことは、彼女といえど不可能。
即座に、大地に低く伏せてやり過ごし、眼前に見える木陰に身を隠した。



(温い……!)



樹木に背を預けながら、彼女の表情には ある種の余裕すら浮かびつつあった。
それも無理からぬことであろう。
襲い来る矢も、剣も、何一つ椛を脅かすまでは至らない。
ほんの僅かだけ梃子摺らされているものの、既に切り伏せた人数は10を遥かに超えている。
それだけ、かなり優位に戦いを進め、侵入者を追い詰めていたのだから。

だが、結論から言えば、椛は応援を呼ぶべきであった。
余裕を持って侵入者に勝てる――――そんな“驕り”が、彼女の危機感を麻痺させていたに違いない。
椛が知り得ぬ、ある要素すらなければ……この戦いは、椛の勝利で終わっていたはずだったのだが――――
それは、椛にとっては最悪な不運であった。



「え――――」



突如として椛の背後から腕が回された。
椛の首に、ぬるりとした感触が絡みつくと同時に、首を極められる。



(これは――――木じゃない!? )



背を預けていたのは、樹木ではない――――椛はそう気づいたが、全ては遅すぎた。
彼女が背を預け 身を隠していたのは、全身に樹液を塗りたくり、己の体臭を隠していた侵入者だった。
椛がもう少し注意深ければ、樹液の生々しい臭気が強すぎることにも気づけただろうが――――全ては後の祭り。
反撃しようにも、この密着状態では大振りの剣も役に立たず、盾にいたっては文字通りの足手纏いにしかならない。

焦る椛の目に更に絶望的な光景が映る。
眼前にあった数本の樹木が、一斉に椛に向かって動き出したのだ。



(なっ!? 一人じゃ――――しまっ――――!!)



樹液で椛の鼻を欺いていたのは一人ではない。
そして、敵を追い詰めていたのは椛ではなく、その逆――――



「がふぁ……っ……!」



彼女の水月に強烈な一撃が叩き込まれる。
さすがの椛も、薄れ行く意識を掴み戻すことはでできず――――彼女の意識は そこで消失した。
































薄暗い洞窟――――山賊達のアジトの中に女の喘ぎ声が木霊する。



「うぁ、ああ……はぁぅ……っ!!」



胸と下腹部を襲う、延々と途切れることのないジンジンとした疼きに、椛は全身を戦慄かせる。
その薄い桃色の小さな唇は 絶え間なく荒い息を貪り続け、その視線は熱に浮かされた病人のように空ろな色に濁りつつある。
心臓の鼓動は、既に一時間程も前から、その音が耳に届くほどにフルスロットルで爆走し続けていた。
ともすれば正気を失いそうになる意識を必死で引き戻し、椛は脱出の策を練る。
けれども――――蕩けるような快感と、満たされない情欲が思考を侵食し、それを許さない。



「はぁ、ぅっ! うぁあぁっ!!」



そして、椛の袴を脱がし、発情薬を身体に打ち込んだ後は、 山賊達は身悶える彼女に 一切手を出して来なかった。
卑劣な男達が、先程から椛にしてくることと言えば、彼女の悶え苦しむ姿を ただ好色な笑みを浮かながら眺めてくるだけ。
中には、椛の媚態に我慢し切れなかったのだろう――――薄汚い肉棒を取り出し扱きあげる者までいる。
そして、彼らの内、数人の足元からは、濃い白濁液の青臭い性臭が漂っていた。



(いやぁ……く、臭いよぉ……こんな、耐えられ――――)



椛と男達の間には多少の距離が開いている。
人間程度の嗅覚ならば その精液の臭いに顔を顰める程度で済むだろう。
もしくは、嗅覚が鈍感であるならば、何も感じることは無いかもしれない。

けれど、人よりも遥かに優れた嗅覚を持つ椛には、その臭いは我慢できるものではなかった。
彼女がこれまで体験したことがないほどに、烏賊臭く、何かが濁った様な 形容し難い悪臭。
口で息をしようとするも、一度嗅いでしまった その臭いが脳から消えず、何時までも残り続ける。
そして、椛にとって何よりも恐ろしかったのは――――その不快な臭気を“心地よい”と感じ始めている自分自身だった。



(やだ……やだ、やだぁ……! ボクってば、あんなので、何でこんなにドキドキしてるんだよぉ……!)



気づけば、口で息をしていたはずなのに、いつの間にか鼻で男達の臭いを胸いっぱいに吸い込んでしまっている。
強制的に発情させられ、身体から湧き上がる快楽。
それと共に、吐き気すら催すほどに嫌悪感を感じていた悪臭が、次第に嫌でなくなってきている。
しかも、嫌でなくなってきているのは、地面に吐き出された精液の臭いだけではない。
汗に塗れた体臭や、男の股の辺りから匂ってくる雄の臭いもだった。
普段は 敵の位置を掴み取るための 最大の武器である 鋭敏な嗅覚――――この時だけ、椛はそれを心の底から呪っていた。



(耐えられ、ない……!)



男達の臭気に当てられて更に興奮している“雌の本能”と、助けが来ることを信じ必死に自分自身を鼓舞する“理性”が鬩ぎ合う。
けれど、椛の精神力も時と共に次第に磨り減って行く。
彼女の“理性”が陥落するのも時間の問題であることは、この場にいる全ての者たちが理解していた。
尤も、椛はそれを頭では理解できていても、心では認めなかったのだが。



「なんで……手を、出さない……!! 犯したければ……犯せば……っ!!」

「おいおい、『イヤだ、来るな』って言っていただろうがよ。それでなくとも、そんなガキみたいな身体じゃ、食指が沸かねェしなァ……」



自分の願望も僅かに混じらせながら吼え狂うように叫ぶ椛を、山賊の頭目はゆっくりとした口調で嘲り笑う。



「だが、まぁ――――お前が“自分からお願いする”んなら、考えてやっても良いけどな」

「くっ……」



その言葉に、椛は山賊たちの意図を悟る。
男達が、性的な快楽を持って徹底的に焦らし、自ら求めるのを待っているということに。
そう――――屈辱に咽びながら快楽に屈服し、淫らに肉棒をねだる椛の姿を、男達は心待ちにしているのだ。



「くそ、くそぉ……っ!! う、うぁぁああ……あくぅっ! くぅ、ううぁぁ、はぐぅぅぅっ……!!」



呪詛のような言葉を吐きながら、椛は歯を食いしばり必死で耐える。
けれども、それで 発情させられた肉体が治まるわけではない。
思うままにならず 恥辱に塗れるしかない 自分自身の性と生を呪いながら、狂いそうなほどに疼きに 椛は地面の上をのたうち回る。
椛の白く美しい肌が地面と擦れ合い、彼女の肢体に幾つもの擦り傷がつく――――
その傷のジンジンとした苦痛ですら、彼女にとっては快感に変わりつつあった。


「はぁっ、はぁ……っ! こんな、程度で……ボクが思い通りになると、思うなぁ……っ!! くぁ、うぁあああっ! 」

「なかなか しぶてェな……まぁいい。もう一本追加してやるか」



一瞬だけ、頭目が何を言っているのか理解することができずに、椛は呆けてしまう。
そして、快楽で茹った彼女の脳が、頭目の言葉をゆっくりと反芻した。
まるで山彦のように、頭目の残酷な発言が椛の脳裏を幾度となく駆け巡る。



“もう一本追加してやるか”――――



――――……何を?



椛が背後を振り返ると、山賊の副頭格と見られる男が、注射器のアンプルを手にしており 首筋に鋭い針を宛がおうとしていた。
その注射器の中にある薬物が、既に打ち込まれた強制発情剤と同じモノだというコトを理解した瞬間――――
椛は背に冷水をかけられる程の恐怖を感じ、半狂乱になって暴れだした。



「やっ! やぁっ! やめろッ!! やめてえぇッ!! これ以上は――――!!」

「ほら、暴れないで」



暴れる椛を副頭は嗜め、押さえつける。
頭目に比べると副頭の身体はやや華奢ではあったが、薬を打ち込まれた椛の腰にはほとんど力が入らない。
抵抗することはおろか、身体をまともに動かすことすら出来はしないのだ。
それでも諦めず、椛は這いずるようにして必死で副頭の手から逃れようとする。



「いやだぁっ! 離して! 許してぇっ! もう、いやだぁっ!
 薬だけは――――っぐぁ……ぁぁ!! うぁ、ぁあ、あぁぁああぁ……っ!!」



動くことすらままならない椛の首に、副頭は容赦なく針を突き刺した。
そして、ゆっくりと彼女に発情薬を打ち込んでゆく。
二本目の注射によって、自分の身体がどれほどに発情させられてしまうのか――――椛は心の底から恐怖していた。



「嫌ぁ……こんな、いや、だぁ……っ!!」

「はい、終わり」



マイペースな口調で、副頭は椛の首筋から針を抜き去り、椛の傍から離れる。



「う……ぁ……あ……?」



数十秒経過するも、椛の身体には何も異変は起こらない。
強いて言うならば、ほんの僅か 身体の疼きが強くなっただけだった。



(お、思ったほどじゃ……この程度なら、耐えられ――――)



自分の体を襲う異変が、先程と何も変わらないことに安心した矢先――――



ドグンッ――――!!



「――――ッ!! うぁぁあああッ!! な、なに、これぇっ……!?」



これまでとは、桁が違う程の疼きが椛の全身を襲った。
否、それは“疼き”と呼ぶよりも“衝動”と呼んだほうが正しいだろう。
体中――――特に、胸の頂と下腹部の奥が、焼け付くような灼熱の疼痛に襲われる。
その上で、その部位を快美感を伴った剣山で 抉りまわされるような刺激が 断続的に繰り返される。
先程までのが 児戯と思えるほどの、2倍の発情衝動に、椛は口をパクパクとさせながら悶え狂うことしかできなかった。
一本目の薬だけでも限界に近かった椛には、到底 耐えられるものではない。



「うああぁぁぁッ……!! いああぁっ、やぁぁ……うぁああああ……!!」



そして、一分も過ぎるころには、椛はほとんど意味のある言葉を 発することも出来なくなってしまっていた。
体中の皮膚が 焼け付いてしまったかのように 敏感となり、突き刺さる男達の視線すらも 快感と感じつつある。
もはや、今の彼女には身体を動かす余裕すらもなく――――出来ることといえば、顔から涙と涎を噴きこぼし――――
はっ、はっ、と短く激しい呼吸を続けながら――――時折、ぴくん、ぴくんと身体を痙攣させることだけだった。



「やっぱ、薄めて使うと効き目が弱いのかねェ? 原液で使ったほうが良かったかもしれねェなァ、おい」

「お頭……こないだみたく薬で壊すのは、もう勘弁だよ?」



ドクン、ドクン、という己の心臓の鼓動音だけが聞こえていた椛の耳に、頭目を笑いを含んだ声と、副頭の呆れ気味な発言が届く。



(や、だぁっ、怖い……怖いよぉ……! ボク、どうなっちゃうの……!?)



壊す――――つまり、薬で――――快楽で心を殺したことがある。
頭目の残酷な言葉に、椛の恐怖感が更に大きくなった。
余りの恐怖と、自分自身の行く先には永遠の闇しかないことを悟り、舌を噛み切りたくなる。



「に、しても――――」

「――――ッ!!」



仰向けに倒れていた椛の視界に、人影が映る。
いつの間にか、頭目が椛のすぐ傍まで来ていたのだ。
ねっとりとした笑みを口元に浮かべながら、虫ケラでも見るかのように椛を見下ろしていた頭目は、その足をゆっくりと上げ――――



ゲシッッ!!



「ひゃうううッ!!」



――――椛の胸を、足の裏で踏みつけた。
頭目は、そのまま足首を捻り、椛の胸を抉るように踏み躙る。



ぐりぐりぐりぐりグリグリグリグリ……!!



「やぁぁっ!! いあぁ! そんな、グリグリしちゃ、だめぇ……! む、胸ぇ、壊れっ、こわれちゃ――――ぁひぃぃぃッ!! 」



白い厚手の着物に、ビンビンに硬くなりきった椛の乳首が痛いくらいに擦りつけられる。
普通なら、その行為は痛みを覚えるほどの苦痛のはずだった。
けれども、今 椛が感じているのは恐ろしいほどの快美感だけ――――
頭目に胸を足蹴にされ踏みにじられるたびに、刺激に餓え、快楽に乾いていた肉体が、満たされてゆく。
けれども、まだ足りない。



「あああっ! やぁ! やめっ!! ひぃぃぃっ!!」

「こぉーんなに いい気持ちになれるっていうのに、何で我慢するのかねェ、この雌犬は」



快感の虜となりつつある椛の反応に気を良くしたのか、頭目は椛の股の間に右手を伸ばした。
そして、完全に剥け切り、小豆程度に肥大した陰核を人差し指でクリクリと弄り回す。



「いやぁっ! やぁ、やめっ!! そんな、とこ――――ひぃぁあぁっ!!」

「おお、スケベ天狗様はココを弄り回されるのが たまらねェみたいだなァ、おい」

「やだぁっ! 助けてぇ!! だれかぁ!! こんなのイヤだぁっ!!」

「嫌じゃねぇんだろ? もっとシテ欲しいんだよなァ……ヒヒヒ」



頭目の言葉通り、椛の心とは裏腹に、彼女の発情させられた身体は貪欲に快感を求めていた。
その証拠に、頭目の足と指の動きに合わせ――――椛も、自ら胸と腰を擦り付けるように動いていた。
あまりの快楽と それに溺れつつある自分自身の身体に、椛は心の底から混乱し、咽び泣きながら恐怖する。
必死で助けを求めるも、その声は洞窟の内側に空しく響くだけで、正義の味方や仲間達の元へ届くことはない。



「うぁ、あああぁっ! なに、これぇっ!! なにか、来るぅっ!! 来ちゃうよぉ!!」



性的絶頂が近いのだろう、椛の身体がぴくぴくと痙攣し始める。
混乱、恐怖、欲望、快楽、屈辱……そして、僅かな希望。
そんな、混沌と渦巻く感情の中で、絶頂が近づくにつれて“恐怖”が彼女の内面を塗り潰しつつあった。
椛も、性的欲求の強い“獣”ならではの性的な欲望と、ある種の好奇心に耐え切れずに自分自身を慰めたことはある。
それも一度や二度ではないが、彼女は一度たりとて“達した”ことは無かった。



(やだぁっ! 気持ちいのが、弾ける――――ボクが消えちゃうよぉぉッ!!)



これまで一人で慰めていた時に、絶頂に至る椛を思い止まらせた感情も“恐怖”。
自分自身が、弾けて消えてしまいそうな恐怖が、快感や好奇心を上回っていたのだ。
けれど、今、椛の絶頂を自由にできる権利を持つのは 彼女ではなく、卑劣で、残虐で、欲望に塗れた男だった。



「ダメぇっ! もっ、もうダメだよぉ!!」



椛の中で“恐怖”の感情が最大になり、クリクリと潤んだ瞳がぎゅっと閉じられる。
彼女の絶頂が近いことを悟った頭目は、ニヤリと笑みを浮かべた。



「ははッ! もう限界だろ、雌犬? だが、まだ“おあずけ”だな」



そして、彼女が絶頂を極める直前――――頭目は椛の淫核から手を離し、彼女の胸から足を退ける。



「――――え、ぁ……な、なん……で……」



呆然とした表情で、椛は頭目を見上げる。



「どうした? ダメだって言っていたから止めてやったぞ?」

「そ、そんな――――っく、あ、あぅっ……! ふあぁ……!!」



そして、再び、更に勢いを増して椛に襲い掛かる 快楽の乾き。



「ほらほらどうした、素直にお願いしてみろよ? 地面に頭を擦り付けて、チ○ポが欲しいってなァ……キヒヒヒ」

(欲しい、欲しい欲しい欲しい、たまらないよぉ……っ! 今すぐ、満たされたい!)



椛の精神は、限界などとうに超えてしまっていた。
既に、茹だった彼女の脳には、この激しい疼きを鎮め、満たされたいという欲望しかない。
男達に虐げられる屈辱も忘れた。
天狗の誇りも、仲間達との絆も忘れた。
今の彼女には、自分が何のために我慢しているのかすらも思い出せなかった。



(我慢……できない……! さっきみたいに、胸をグリグリって踏まれて、お○んこを弄り回されて……気持ちよくなりたいよぉ!)



一瞬だけ――――椛は男達に求めるのを躊躇う。
なぜ、求めたのかは椛自身にもわからない。
けれども、それは蝋燭の火が消える前に、一際 激しく燃えるような現象であったのかもしれない。
そして、僅かな時間の後――――抵抗の炎は消え去り、沸騰しきった肉欲が理性をねじ伏せ……椛の精神は陥落した。



「して……ください」

「あぁ? 何をだよ?」

「………………っ」



椛の懇親の哀願すらも、男達を動かすにはまるで力が足りなかった。
もっと、椛が淫らに、惨めなほどに媚びへつらい、求めなければ、この卑劣な男達は動かないに違いない。
椛は、仰向けになっていた身体を ゆっくりと欠伸が出るような速度で起こす。
そして、頭目の前に跪き、潤んだ瞳で彼を見上げ――――



「も、もう、我慢できないの……お願いだから、もう苛めないで……
 どうか、ボクを、犯して、くださ――――……どうか、助け――――」



ポロポロと涙を流しながら、羞恥と肉欲が入り混じった紅に頬を染めて、椛は頭目に哀願した。
羞恥に耐え切れずに哀願が終わるや否や、力を失ったかのように くたっと項垂れる。
そんな椛の鼻を、むわっとした性臭が纏わりついた。



「コレが欲しいのか?」



椛が頭を擡げると、彼女の眼前にはギンギンにそそり立ち、ぴくぴくと脈動し続ける醜い肉棒が晒されていた。



(う、うわぁ……すごい。あんなので、おなかの中をかき回されたら……きっと、たまんないよぉ……!!)



ごくり、と喉を鳴らし、椛はそそり立つ肉棒から目を離すことができない。
未だ男と交わる経験は無かったが、その肉棒が己の渇きをきっと満たしてくれるということを、彼女の本能的なモノが理解していた。
期待に胸が高鳴り、思わず涎を垂らしてしまう 彼女を戒めるものは、誰一人としていない。



「じゃあ、まずは準備をしなきゃなァ……舐めろ」

「は、はい……失礼、します」



主に対する口上と共に、そして、溢れ出る肉欲とほんの僅かな好奇心と共に、椛は男の肉棒に舌を伸ばした。
椛の舌が 頭目の肉棒に、ちょんと触れると同時に、汗の塩辛い味が椛の脳をひっぱたく。



(あ、ああ……すごい臭い……でも、こんなの……たまんない。狂っちゃうよぉ……!)



かつては、その雄の臭いを嫌悪していたはずだったというのに、今ではそんなことなど微塵も感じなかった。
自分を支配し、満たしてくれる支配者――――即ち、“オス”の臭いを胸いっぱいに吸い込み、愛液で股を濡らす。
今の彼女は誇り高い狼でもなんでもなく、主に対し ひたすら媚びへつらう雌犬そのものだった。



「はぷ……っ、んぅ、んぷっ、れろ、れろっ……ん、はぁぁ……れる……」



そして、椛は頭目の肉棒に本格的な奉仕を始める。
始めは、ぎこちない動きが目立つだけのたどたどしい口舌愛撫――――



「じゅるっ、じゅるじゅるっ、ちゅぱ、はぷっ、ちゅ、ちゅぅっ、じゅるるっ……!」



けれど、5分も経つころには肉棒を咥え、しゃぶり上げることにも嫌悪感を感じなくなってしまった。
肉棒の裏筋の上に小さな舌が絡みつき、雁裏にうっすらとこびりつく恥垢も――――僅かなためらいの後――――舌先がこそぎ取る。
既に我慢汁に滑る亀頭を口に含み、唇で軽く締め上げるとともに、鈴口に舌を這わせる。
そんな、献身的ともいえるように甲斐甲斐しく肉棒をしゃぶり上げる姿を、椛は男達に晒し続けていた。



「んっ、んっちゅ……ぷは……! あ、はぷっ、じゅる、じゅるるっ……!」



ただし、椛の口と舌による愛撫は、ただ肉棒を満遍なく舐めているだけに過ぎなかった。
無理はない――――男と交わった経験のない彼女には、男が何処を舐められれば気持ちよいか、わかるはずが無いからだ。



「じゅるっ、ちゅ、ちゅぅっ……ぷは、あ、んぷっ、ぷぁっ……!」



そんな、テクニックも何も無い、ただアイスキャンディを舐めしゃぶるような拙い舌技。
それでも、少年のようにも見える少女が跪きながら、ガチガチに勃起しきった肉棒に必死で舌を這わせる様は
どこかアブノーマルでインモラルな光景であり、見る者の情欲をそそらせる。



「わふぅ……っ!? んっ! やっ、やぁぁっ!」

「しゃぶっているだけで、ココをこんなにするとはねェ? 誇り高き 天狗様はドスケベでいらっしゃるようで……」



椛の羞恥を煽るべく、頭目は手を伸ばし、彼女の尻尾を掴み少し強めに引っ張った。
垂れていた尻尾が取り払われ、グショグショに濡れそぼり幾筋もの愛液が糸を引く陰部が、男達の前に露になる。



「うおぉ……スゲェ、グショグショに濡らしまくってやがるぜ」

「見ろよ、あのチ○ポを頬張った締まらねぇツラを……ああいうのを雌犬って言うんだぜ」

「いや、雌犬以下だろ。犬だってしゃぶらされて股濡らすなんてこと、しねェだろうよ」

「んぅっ、れるる、ちゅ、ちゅぱっ……ふぁ、はぷっ、ぷぁ……
 はぁぁ……っ、やぁ、見ないでぇ……」



男達の好奇と嘲笑にあふれた視線をその身に受け、椛は羞恥に頬を紅く染めながらその身をくねらせる。
そんな生娘特有の初々しい反応に、男達のボルテージは高まる一方であった。



「おいコラ、便器が休むんじゃねェ!」

「は、はい、ごめんなさい……!」



頭目の罵りに、椛はびくっと身体を震わせる。
男達の見下したような視線が椛の全身に突き刺さり、頭目の“便器”という罵りが 彼女のいたいけな心を穿つ。
惨めさにマゾヒスティックな快感を感じながら、椛は再び 頭目への肉棒奉仕を再開した。



「はは……本物の犬みてぇに 尻尾を振りたくって まあ……」

「んっんっ、んぷ、ぷぁ、じゅるるっ! ちゅ、ちゅるっ、ちゅぱっ……じゅるるるっ!!」



頭目の言葉どおり、いつしか椛はふさふさと毛つやの良さそうな尻尾をパタパタと左右に振りたくっていた。
けれど、そんな頭目の声も、もはや椛の耳には聞こえてはいない。
今の椛にあるのは、一刻も早く頭目を満足させ、肉棒に可愛がられたいという欲望のみ――――



「はぁ、はぁ……はぷっ、れろ、じゅるっ、じゅるるっ、ちゅ、ちゅぱっ、れるるっ……!!」



既に、彼女にとっては肉棒をしゃぶりあげる事に嫌悪感はなく、逆に病み付きにすらなりつつあった。
そうして、十数分も舐め続けるが、舌技が――――元々お粗末なものではあったが――――ここに至り、更に稚拙なものとなってゆく。



「はぁ、ぁぁ……れる、じゅる……うぁぁぁ、はぅぅっ……!!」



快感に対する椛の理性は、限界に近づいていた。
腰がガクガクと震え、自分の身体を支えることすら難しくなってきている。
口の中は次第に水分がなくなり始め、無理やり唾液を搾り出すも、熱い鉄板の上の水のように乾いてゆく。



「おら……もっと、気合入れて舐めねェか、雌犬が!!」

「んきゃぅぅっ!」



熱の篭らない奉仕に焦れたのか、頭目は椛の胸に手を伸ばし、服の上から乳首を指で強く弾いた。
その瞬間、椛の脳裏に火花が走り、胸を中心にして、脊髄から腰へと激しい衝撃が駆け抜ける。
甘い痺れが何時まで経っても消えず、椛の口から肉棒が抜け落ちてしまう。
そして、そのままその場に崩れ落ちるように、四つん這いにへたり込んでしまった。
頭目は自ら楽しむために椛の胸を弾いたのだが、逆効果となってしまったようだ。



「もうっ、もう我慢できないよぉ……!」



今や、はるか高みにある頭目を仰ぎ見ながら、ゆっくりと潤んだ瞳で、椛は哀願した。
けれども、椛のその行動は、今度は彼女自身にとって逆効果となってしまう。
頭目にとって、椛の“必死”や“快楽”などどうでも良い……ただ、自身の欲望を満たすことのみが大事だった。
“便器”の所有者である頭目よりも、自分の快楽のみを優先させるという椛の態度が、頭目の癇に障ったようであり――――



「チッ……この役立たずの便器が……! ヌルっこくてしょうがねェ……」

「うぁ……ぁ、え……?」



頭目は吐き捨てるように呟くと、呆ける椛の髪を鷲掴みした。



「痛ぁっ、やぁっ! やめ――――髪、掴まないでぇ!!」

「喉の奥まで使って、ちゃんとご奉仕しねェか――――このクズ犬が」

「んっ――――んぶぅうううぅッ!?」



続けざまに、椛の顎を掴んで口を開かせた後、その小さな口に無理やり肉棒を突き込んだ。
くぐもった苦しそうな呻き声などまるで意にも介さず、頭目は椛の喉の奥までその肉棒の先端を擦り付ける。
嘔吐感がこみ上げる程に乱暴に扱われながら、椛は目を白黒させる。
頭目の陰毛が頬をチクチクと掠める嫌悪感と、髪を鷲掴みにされる苦しさに、涙が零れ落ちる。



「お、こいつぁ なかなか具合がいいな」

「んぶっ! んっ、んふぅっ、んひゅううぅっ!! んんぶぅぅっ!!」



椛の喉奥の心地良い感触に、頭目は笑みを浮かべながら腰を突き出してゆく。
槍のように椛の口腔内を穿ち、ゴリゴリと喉の奥――――食堂の入り口を擦り上げる。
そんな、物のように扱われるたびに、椛の背をゾクゾクとした言いようの無い寒気が走った。
その寒気は嫌悪感を伴ったものでは決して無く、むしろ――――



「んっ、んぅっ! んっ、んっ、んぅぅっ!!」



媚薬による性的快感を伴ったまま、苦痛を与えられ、椛は真性のマゾヒストとしての一歩を踏み出そうとしていた。
けれども、椛の生存本能は、彼女に死を許さない。
本当に窒息死してしまうと思えるほどの苦痛に、無意識のうちに椛の顎に力が入った。



「言っとくが、歯を立てたりしやがったら、手足を鋸でブチ切って ダルマにしてやるからな!!
 その後で、薬を原液でブチ込んで、寝る間もなく犯しまくってやる!!!」

「んひゅぅっ! んっ、んっ、んぅうううぅ……っ!! ――――んひゅぅッ……!!」



椛の顎に力が入ったことを、頭目は目ざとく見逃さなかった。
怒鳴り散らす頭目の嗜虐心溢れる視線と、椛の弱々しい視線が一瞬合う。
その瞬間、椛は全ての抵抗の気概を圧し折られてしまった。



(……こ、怖い……怖いよぉ……っ!!)



圧倒的とも言える凶悪な意思が、椛の生存本能すらを押し潰した。
その直後に、椛の心に浮かんだのは、底知れぬ程の 激しい恐怖。
頭目は口元に笑みを浮かべてはいるものの……目が、まるで笑っていない。

この場にいる、他の男達の欲望にまみれた視線は、椛にも見覚えがないわけでもなかった。
男の天狗の中には、椛の身体にそういう視線を送る者も何人かは いたからだ。
そういう意味で、椛は 男が持つ性的な欲望というものを――――認めたくはないが――――ある程度の理解はしていた。

けれど、この男――――頭目だけは、違う。
犯すだけに飽き足らず、貶め、嬲り、虐め――――いかにして椛の身体と共に心も、引き裂いてゆくか――――そんなことだけしか考えてない。
凶悪な嗜虐心という名の悪意と、本能的な欲望を受け、椛の身体は何時しかカタカタと震え始めていた。



(やぁぁ……! 鋸で切られるのなんて、いやだぁ……死にたくない、死にたくないよぉ……!!)



恐怖を抑えきれずに涙を流しながら、せめて自らの命だけでも守ろうと、椛は頭目の肉棒に必死に舌を絡ませる。
とはいえ、口腔内の奥深くまで肉棒を突き込まれている今、椛に出来ることといえば、舌の根のあたりで裏筋を刺激する程度。
あるいは、食道を蠕動させ、頭目の肉棒の先端に刺激を送る程度だ。
涙を滲ませた瞳で、必死に肉棒に奉仕する椛の姿は、もはや誇り高い白狼天狗などではなく、雄に屈服した雌犬そのものだった。



「そろそろ出すぞ……全部飲めよ……!」



何十……あるいは、何百往復ほど、肉棒を椛の口の中に抜き差ししただろうか……ようやく、頭目にも限界が訪れたようだ。
椛の髪を引っ掴んだまま、頭目は最後に強烈な一突きを食らわし、椛の喉の奥に白濁した汚液を撒き散らした。



「んっ、んぶっ、んぐぅぅぅっ!!」



椛にとって、男の肉棒を 至近距離で見ることは これが初めての経験であり、当然、射精も同様だ。
肉棒の先端が、僅かに膨らんだ――――そう考えた瞬間、喉の奥に灼熱が発生した。
爆発と呼んでも差し支えない衝撃と共に、ドロドロと粘つく液体が、喉の奥から食道に流し込まれる。
まるで、溶岩を飲んでいるかのような感覚に、椛は目を白黒させながら、口から肉棒を吐き出そうとする。



「『んぐぅぅぅっ』じゃねェ! さっさと飲み込め、クズ便器が!!」

「ふぅぅっ! ん、んぅぅ……ぐぅぅ……っ!!」



けれども、その行為も頭目の怒声によって遮られる。
頭目によって恐怖の感情を植えつけられてしまった椛は、抵抗する気概すら奪われ、ただただ怯えながら震えることしか出来ない。
未だ、肉棒や精液に対する嫌悪感は去ってはいないが、肉棒を吐き出すことが出来ない以上、遠からず窒息死してしまう。
息が詰まるほどの苦しさに耐え切れず、椛はごくっ、ごくん……と喉を鳴らしながら、喉に絡みつく毒液を飲み干した。



ドガッ!!



「っぐ!!」



頭目は、肉棒から滴る汚液の最後の一滴までを椛の喉奥に擦り付けると、引っ掴んでいた頭をゴミでも捨てるかのように、放り投げた。
後ろ手に縛られて、受身を取ることも出来ずに、椛の華奢な身体が 硬く冷たい地面の上に転がる。
強烈に打ち付けられた肩口の皮膚は、岩肌によって擦り裂かれ、じわりと血が滲む。



「チッ……ったく、使えねェ便器だ」



精液が喉に絡みつき、必死でそれを飲み下す最中に 加えられた強烈な苦痛に、椛は硬い岩の上を転がりながら呻き声を上げる。
激しく咳き込みながら、時折 はーっ、はーっ、と深い呼吸を繰り返し、椛は ただひたすら床の上で小刻みに痙攣を繰り返す。
そんな苦悶に身もだえする椛の下腹を、頭目はボールでも扱うかのように蹴り飛ばした。



「ッ、げほっ、げほッ! っく、ぅぅぐ! がふっ!!」



続けざまに加えられる拷問のような苦痛に、椛は呼吸困難を引き起こしてしまう。
息が出来ない苦しさと、暴行による激しい肉体的苦痛に、椛の意識は次第に薄れてゆく。
このまま意識を失ったら、二度と目が覚めない……そんなリアルな死の恐怖が、椛の脳裏をよぎった。



「はぁ、はぁー……っ、はぁ、はぁっ……」



どれほどの時間が流れただろうか……
床の上には椛の唾液と胃液、そして頭目の精液が交じり合った液体が散っていた。
想像を絶する苦痛に、死を覚悟した椛だったが、何とか呼吸を取り戻すことは出来た。
彼女の涙の滲む視線の先で、副頭が頭目の腕を掴み、抑えていた。
おそらく、副頭が頭目を止めなかったら、椛は頭目によって蹴り殺されていただろう。



「罰だ、おい副頭。もう一本打ち込んでやれ!!」

「ひっ、ひぃぃっ……!!」



副頭は溜息をつきながら、頭目の言葉通りに動くべく、懐から注射器を取り出した。
既に発情薬を二本打たれている椛にとって、その効力はその身体で痛いほど理解している。
けれど、どんなに薬の効果が強いことを理解していても、椛の身体に植えつけられた恐怖の芽は消えない。
頭目の機嫌を損なうような動きを見せれば、、今度こそ殺されてしまう……そんな恐怖に囚われた椛は、もう逃げることも、動くことさえも出来ない。
歯の根があわぬままに、椛は 副頭の行為を受け入れるしかなかった。



「ふっ、うああっ、んんっ……うぁぁっ……!!」



けれど、遠い記憶が次第に薄れてゆくように、椛が抱いていた恐怖もゆっくりと消えてゆく。
いや、消えてゆくのではなく……3本目の媚薬によって、激しく昂ぶらされている生殖本能が恐怖を薄れさせた。
そして、周囲に漂う青臭い匂い、口の中に残る粘っこく 苦い味、男たちの好色で獰猛な雄の視線……
その全てが、椛の精神をドロドロに溶かし込んでゆく。



「はぁ……あ、あぅぅっ……! もうっ、もうダメぇ……!! ダメ、だよぉぉ……!!」



一度は屈服してしまった今、もはや椛に欲望を抑える意思など望むべくも無い。
肌蹴られた上着が、椛の太腿から上を申し訳程度に隠しており、その股座は見えるか見えないかの艶っぽい雰囲気を醸し出していた。
その内側に隠されている 両足の付け根から太腿までは、愛液がべったりと伝い、淫唇は男を求めてひくひくと蠢いている。
陰核も充血しきっており、乳首はカチカチに勃起しきっていた。

そして、椛の凛々しかった表情は、今や快感でトロトロに蕩けきっている。
瞳は潤み切っており、喘ぐように突き出した舌が堪らなく厭らしい。

その幼く見える肢体や容貌と、発情による艶っぽい色気が交じり合い、アンバランスな魅力――――強烈なまでの蠱を周囲に放っていた。



「ひゃああああんっ!!」



悦楽の入り混じった、素っ頓狂な声が洞窟に響き渡る。
身体をよじらせた瞬間、胸の先端が凹凸の激しい岩肌に擦れたのだ。
普通であれば、敏感な柔肌を強く擦られる感覚に、苦痛の悲鳴を上げたであろう。
けれども、苦痛などは微塵も無く、軽い絶頂を覚えるほどに強烈な 快美感が、背筋を中心に全身を駆け巡った。



「くひぃぃぃッ!! んっ、あぅぅ、あんんっ!
 はぁ、や、これ、いいよぉ……! きもちいいっ……!!」



快感が脳を焼き、再び 椛に 自ら胸を擦り付ける行動に駆り立たせる。
何時しか、椛は夢中になって荒い岩肌に乳首を擦りつけ、快感を貪っていた。
その艶かしい光景に、周囲で眺めている男たちのボルテージが、鰻上りに増長してゆく。



「おい、雌犬便器」



びくぅっ!!



唐突に 頭目に声をかけられ、椛の様子が一変した。
快楽を貪るだらしない顔は、一瞬で青褪め、波が引くようにその興奮が収まってゆくのが傍目にもわかる。
先程、乱暴に扱われた時の恐怖がまだ完全には抜けきっていないのだ。



「ひぃ、っ……」

「欲しいんだよな? だったらミジメにお願いしてみろよ……なぁ?」



―――― 男たちに惨めに媚び諂い、犯されることを乞え ――――



さすがの椛も、そんな命令には おいそれと従えるはずが無い。
けれども、逆らえば、今度はどんなひどいことをされるのか……そんな恐怖が、椛の心から自制心や誇りを剥ぎ取ってゆく。
さらに――――恐怖で一時的に鈍ってはいたものの――――
発情させられた肉体が、頭目への恐怖によって拍車をかけられるかのように 椛の情欲を煽る。



「は、はい……」



最初に、媚薬に染まりきった肉体が屈服し、次いで蕩けきった脳が音を上げた。
椛は ゆっくりと項垂れるように顎を地面に擦りつけ、頭目に向かって臀部を向ける。
ぐちゃぐちゃに濡れそぼった淫唇が 男たちの欲望に満ちた視線に晒され、椛の背筋にゾクゾクとした感覚が駆け抜けた。



(ダメ……ダメだ……! 屈服なんて、したくない!! 私は、白狼天狗なんだ……人間、なんかに……!!)



誰一人助けを求めることも出来ず、追い詰められた椛の脳裏に浮かんだのは、自分自身……
厳しい訓練にも必死で耐え、常に凛々しく、強くあろうとしていた自分の姿だった。
消えかけていた誇りと理性が、ふつふつと沸騰してゆく湯のように熱を孕む。
その強靭な意思は、激しい炎と化して椛の心に灯り、全身へと燃え広がりはじめた。
唇から血が滲むほどに歯を立て、椛は、快感に負けじと 必死で矜持を保とうとする。

けれども、顎を地に擦りつけながら男たちに向かって臀部を掲げる屈辱的な姿に、不思議な感覚が湧き上がり始める。
その感覚は、あっという間に椛の心を浸食してゆき、同時に、強く気高かった自らの理想像が揺らぎはじめる。
そして、椛の脳裏に姿を現したのは、男たちにドロドロに犯され、白濁液に汚され、よがり狂う自分の姿。
あまりにもミジメで、みっともなく、淫らな姿を想像した瞬間、椛の喉が、ごくりと音を立てる。
ぞわぞわとした被虐欲が脳を焼き、男たちの精液便所になることが嫌でなくなってくるどころか、便器になりたいとすら思えてくる。
椛が血と汗に塗れながらこれまでに積み重ねてきた全てが、欲望によって塗り替えられてゆく。



(あああ……もう、ダメぇ……)



ぶつ……ん……!!



椛の心の中で、何かが音を立てて切れた。
同時に、椛の心に宿っていたはずの炎は消え……その気高かった心は欲望に屈服し、陥落した。



「お、お願い……です。ボクは、犯してもらうことしか考えられない……色情狂の変態です。
 ど、どうか……皆様のチ○ポを……ボクの、イヤらしい肉の穴に……突っ込んで……ぐちゃぐちゃにかき回してください……!!」



男たちの前に濡れそぼった蜜壷を晒しながら、椛は息も絶え絶えに懇願する。
自分自身を卑下し、屈辱的な言葉を口にするたびに、ざわつくような快感が背筋を走り、太腿に新たな愛液が伝う。
けれども、男たちは誰一人動かず、ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべるだけだった。
どうして、と椛は小声で呟いたが、すぐにその理由を理解した。
もっとミジメに、もっと心から屈服し、媚び諂う姿を晒さなければ、男たちは決して動かないのだ。



「も、もう、二度と逆らいません……! どんな命令にも、従いますから……皆様の精液便所として、一生働きますからぁ……!
 惨めで卑しいボクを、徹底的に、犯してください!! お願いです、犯してぇぇ!!」



一度決壊してしまったが最後、もはや椛に 欲望のまま哀願の言葉を吐露する口を抑える術は無かった。
叫ぶような、喚くような言葉が終わるや否や、椛は呻くように啜り泣き始める。
その哀れな姿を目にした配下の男たちは、一斉に頭目と副頭に視線を向けた。



「俺ァ、もういいぜ。後は、てめーらで楽しみな」

「約束どおり、皆で楽しんでいいよ」



二人がその言葉を口にした瞬間、怒号とも取れる歓声が洞窟中に響き渡った。
無骨な男達の手が一斉に椛に襲い掛かり、肌蹴かかっていた上着を力任せに破く。



「ひゃぁっ! あんっ、んっ、んあああぁっ!!」



椛の露となった椛の幼い肢体は仰向けに抱え上げられ、淫唇や乳房を 無骨な指や掌が乱暴にまさぐり、舌や唇が無遠慮にしゃぶり回す。
男達が椛の胸や尻を乱暴に愛撫すると、発育途上を思わせる乳房や臀部がひしゃげ、歪な形となる。
けれども、限界まで昂ぶらされた椛の肉体は、そんな荒々しい行為による苦痛さえも快感へと変換してしまう。



「へへっ、一番槍は俺だ……そぅらっ!!」

「ひっ、ひいぃっ……!?」



一際 体格の大きな男がズボンを脱ぎ捨て、椛の眼前に巨大な肉棒が晒された。
ピクンピクンと脈動するそれは、太さ7センチ、長さは優に25センチはあるだろうか。
椛の身体からしてみれば、あまりに規格外のそのサイズに、媚薬で蕩かされた椛の脳さえ恐怖を催してしまう。



「や、やだ、ぁ……そんなの、入らないっ! 入らないよぉ!!」

「へっへっへ、挿入れてみなきゃ わかんねえだろぉ……?」

「ま、待って! やだっ! まってって――――」



ずぶぅっ!!



「ひぃ――――ぁ、ぁぁ……ぅぁ、ああ……」

「おぉぅっ……なんて締め付けだ! しかも初物たぁ、運がいいぜ…!!」



椛の制止の声など意にも介さず、男の肉棒は 無情にも一突きで椛の膣肉を 奥の奥まで突き穿つ。
子宮の入り口をゴリゴリと小突かれる未曾有の衝撃に、椛は身体中を痙攣させながら、金魚のようにパクパクと空気を貪る。
媚薬によって 蜜壷が解れていたため、辛うじて裂けずには済んだようだが、あまりの苦痛に、椛の瞳からは大粒の涙がポロポロと零れ落ちた。

一方、ゴリゴリと膣壁を擦りながら肉棒を引き抜いた男は、陰茎にこびりついた椛の処女の証を目にして、口元に笑みを浮かべた。
尤も、男にとって、椛の初めてを奪ったことについては何一つ感慨など湧きはしない。
男が感じているのは、処女は締め付けが良い為、当たりを引いたという幸運。
そして、処女の天狗を犯し、その鼻っ柱を圧し折るという征服感が味わえるという喜悦だけだった。



「やぁぁっ! いああっ! うぁ、ああ、あぁああぁっ!!」



きつい締め付けをものともせず、男の肉棒は椛の膣肉にグリグリと捻じ込まれ、雁首が膣壁をこそぎ取るように引き抜かれる。
初めのうちは、息が詰まるような圧迫感に悶え苦しんでいた椛の悲鳴にも、甘い喘ぎが混ざり始めていた。
許容量以上に打ち込まれている薬が、無理やり犯されているという嫌悪感も、苦痛も奪い去ってゆくのだ。



「あっ、あっ、あっ、あああぁっ!! やぁ、んあぁぁぁっ!! ふぁぁ……!!」



愛液と先走り液が混濁して、白濁の潤滑液を作り出し、椛の肉裂から溢れ落ちる。
男の腰の動きが激しくなり、椛の身体は 巨大な肉棒にも完全に馴染みつつあった。
肉棒が突きこまれる時は優しく纏わり突いて受け止め、引き抜かれる時は 逃がすまいと吸い立てる。



「おらおらァ! 気持ち良いのか!? 人間に犯されて気持ち良いのかァ!?」

「あああぁんっ! ダメ、ダメぇ!! いいのっ! きもちいいのぉぉ!!」



一突きごとに、蕩けるような快美感が全身を悶えさせ、椛は艶かしい声を絞り上げる。
総身を戦慄かせながら腰を動かし、自ら男の肉棒を擦り上げるべく きゅうきゅうと締め付ける。
怒声にも似た男の蔑みの言葉にさえ、被虐の快楽に取りつかれた椛は、素直に反応してしまっていた。



「ああ……もう、たまんねぇぜ……!」

「へへ、しかたねぇ……口で我慢してやっかねェ、ヒヒヒ……」



当然、この艶姿を見ているだけの 順番待ちの男達にとっては、面白くない。
椛が、淫らによがり狂い、快楽に耐え切れぬ声を絞り上げる様は、異常なほどの蠱を放っていた。
それこそ、山賊を相手に凛々しく戦い抜いていた天狗と、同一人物とは想像さえ出来ないほどミジメで、淫らそのもの。
そして、そのブザマな姿が、山賊達の嗜虐心を より大きく増幅させる。



「へへっ、ほ~ら、椛ちゃんの大好きなチンポだ! たっぷり、おしゃぶりして気持ちよくしろよ!!」

「んはぁぁっ! んっ、んぐぅぅっ! んっ、んっ、んちゅぅぅっ!! ちゅ、ちゅばっ、じゅるるるっ……!」



一人の男が、仰向けに抱えられた椛の顔を横に向かせ、その口腔内に 太りきった肉棒を突っ込んだ。
何ヶ月も風呂に入っていない不潔な肉棒の匂いに、椛の脳髄がトロトロに蕩かされる。



「チッ……おら! さっさとチンポ握って扱け、クズ!!」

「ん、んぐぅぅ……ふぁひ、んっ、んふぅぅ……はぁ、んっ、じゅるるっ」



一人の男が、後ろ手に縛られていた椛の手を開放し、その掌に肉棒を握らせる。
これで椛の身体を縛める物は何一つ無くなった筈だが、今の彼女には“抵抗する”ことはおろか、“逃げる”ことさえも頭に浮かばなかった。
掌の中で逞しく脈動する肉棒に、椛はうっとりとした表情で涎を垂らし、たおやかな手で扱きたててゆく。



「穴が足りねェなァ、ココも使うか」

「んぁ、んふぅぅっ、んっ、んぅぅっ! ほ、ほこは――――んっ、んぐぅうぅぅっ!!」



一人の男が、椛の身体の下に潜り込み、秘唇から滴る愛液を肉棒に塗りこめると、一息に尻穴を穿った。
直腸越しに子宮を突き穿たれ、椛は、尻穴で快楽を感じているものと錯覚してしまう。
全身を性欲の掃け口にされながらも、椛の肉体は男達の乱暴な責めに順応し、底知れぬ快楽を生んでいた。



「んっ、んぅぅっ、じゅる、じゅるるっ!! んっ、んぁぁっ……ちゅっ、じゅるるっ」

「おほォ! ケツの穴も、なんて名器なんだよコイツ! キュンキュン締め付けてきやがる!!」



尻穴に肉棒を突き入れた男は、椛の幼い見目から、肉棒を動かすことが出来ないほどの きつい締め付けを予想していた。
しかし、椛の腸内は、意外にも優しく肉棒へ纏わりつき、腸液がほどよい滑りを与えている。
けれど、決して締りが悪いわけではなく、肛門は肉棒から精液を搾り取るかのように、適度な締め付けを与えている。



「んっ、んっ! んひゅうううっ!! んぁ、あんんっ、じゅる、じゅるるるっ、ぷぁ、はぁぅ……」

「へっへへ……お口のほうもいい感じだぜ」



激しい勢いで突き込まれる肉棒に、椛は自分の口腔内が性器になったような錯覚を抱いてしまう。
椛は 唇を突き出すように窄め、頬の内側を肉棒の幹へと貼りつかせるように強く吸い上げた。
肉棒がぴくぴくと痙攣し、ゴリゴリと喉奥に亀頭が擦り付けられるが、苦痛など微塵も湧いて来ない。
舌の腹が肉棒の裏筋や幹の上を這いまわり、時に、突き込まれる肉棒を優しく受け止める。



「手コキは、まだまだ全然ダメだが、これはこれで良いかもなァ……ケケケ、これからたっぷり躾けてやるぜ」



生まれて初めて手に握らされた肉棒に 僅かに怖気づいていた椛も、暫く経つと、自ら男の肉棒を扱き始めた。
とはいえ、そのテクニックはお世辞にも優れているとは言えず、ただ掌に握り、上下に振っているだけのような行為。
けれども、肉棒を掌で扱かれている男にとっては、その ぎこちなさが堪らないようだった。
肉棒から分泌された先走り液が椛の掌に付着し、扱きあげるたびにぬちゃっ、ねちゃっと粘っこい淫音が響き始める。



(うぁぁ……おちんちんが、いっぱいで……ボク、おかしくなっちゃうよぉ……)



膣肉と尻穴を同時に 肉棒に穿たれながら、椛は甲斐甲斐しく肉棒を口に含み 舌を這わせる。
今の椛は、肉便器へと転落してゆく自分自身に酔い、心の奥底から被虐の快美を貪りつくそうとする淫売以外の何者でもない。
欲望に塗れた瞳は理性の欠片さえも無く、劣情に蕩けきった表情は凛々しさなど微塵も感じさせてはいなかった。



「んっ、んぅぅっ! ちゅば、じゅるるるっ、んぶぅっ、んっんっ、んちゅるるっ!!」



肉棒を椛の口に突っ込んでいる男が低い呻き声をあげ、同時に しゃぶりあげているモノがビクビクと蠕動を始める。
射精が近いことを悟った椛は、咥えた肉棒に心の底から愛おしさを抱きながら、熱心に舌を絡め、幹に唾液を擦り付けてゆく。
掌や直腸、膣肉で扱き上げている肉棒も例外ではなく、白濁した汚液を吐き出すのは、そう遠いことではないだろう。
椛のドロドロに滑りきった膣肉や直腸は、ウネウネと肉棒へ絡みつき、精液を搾り取るように、きゅぅっと締め上げる。
また、肉棒を握り締めた指は男の先走り液に塗れ、指先が鈴口をくりくりと軽く抉ると同時に、程よい潤滑が男を楽しませる。
悦楽の最中、椛の体温は、どんどんと熱くなってゆき――――程無くして、その性的感覚が臨界点を超えた。



「ん、ぷぁ! ひゃあんっ! あっあっあ! あぅぅっ!!
 うぁぁ! もうダメっダメぇぇ!! 狂っちゃうっ、狂っちゃうよぉ!!」

「おらおらぁ! 膣内射精で孕ませてやるぜ!! イっちまいな!!」

「へひひ……その可愛い お顔にぶっかけてやるぜ!! しっかり受け止めろよ!!」



椛の口から肉棒が外れ、洞窟の内側に 喉を絞りきるような甲高い嬌声が響く。
肉棒をしゃぶらせていた男は、唇から外れた肉棒を手に取り、扱きあげながら椛の鼻先に突きつける。
椛に肉棒を宛がっている他の山賊たちも、もはや限界が近いのか、全員が全員、荒い息をつきながら腰を振りたくっていた。
誰もが自分の肉欲に狂いながら――――そして、程なくして 最後の時を迎える。



「ダメっ、やだぁ! 消え、弾けちゃ――――ッひいいぃぃああああんっ!!」



男たちの肉棒に愛されながら、椛は背を仰け反らせながら、性的絶頂を極める。
膣内には肉棒が強烈に突き込まれ、子宮口の入り口をこじ開けるようにグリグリと抉られる。
そして、尻穴では肉棒が直腸粘膜をゴリゴリと擦り、掌の肉棒は破裂寸前といわんばかりにビクンビクンと脈動していた。
口腔に突っ込まれていた肉棒は、椛の眼前で、男の手によって扱き立てられている。
次の瞬間、椛の全身に纏わりついていた肉棒の全て――――その先端が、爆ぜた。



「ひゃ……ん、んやぁぁ……あっ、ぁ……あうう……」



掌で愛撫していた肉棒と、眼前で扱き上げられていた肉棒の先端から吹き出た白濁液が、雨のように椛の身体へと降り注ぐ。
そして、直腸と子宮に吐き出された熱い精液が、椛の粘膜を覆い、焼き尽くす。
幼い見目に凛々しさを伴った彼女の淫らな姿は、少し離れた位置から椛の痴態を眺めていた男たちにとっても垂涎モノだったようだ。
一人残らず、自らの肉棒を己の掌で慰め、その先端を椛の肉体に擦りつけながら、凛々しい顔に汚辱の化粧を施してゆく。



どくっ! びゅくっ!! びゅるるるっ!! どぷぅっ!!



「――――ッ、ぁ……ふぁ、ぁぁぁ……」



白濁した精液を端正な顔に浴び、絶頂後の恍惚の表情のまま、椛は絶頂の余韻に身を浸らせる。
そのだらしない表情には凛々しさの欠片も無く、今の椛は“快楽”という名の主に尻尾を振った雌犬そのものだった。



「さぁーて、次は俺の番だ。たっぷり泣き叫ばせてやるからなぁ、椛ちゃんよぉ」

「うひひひひ……このちんまいケツ穴に、ブチ込めるなんて、幸せだねぇ……!!」

「あ……だ、ダメぇっ……イったばっか――――きゃひぃぃぃぃっ!!」



尤も、男達にとっては魅力的な餌が絶頂を迎えたことなど、瑣末なことに過ぎない。
新しい男二人が、股座に陣取っていた二人の男たちをどかせ、男の精液と椛の愛液で滑りきった肉穴に肉棒を突っこんだ。
絶頂直後の敏感な粘膜を擦りあげられ、椛は悲痛な絶叫を絞り上げる。



「あんんっ! やぁ、待って、まってぇ! ひぃぃ、ん、んぐぅぅぅっ!! んっんっんぶぅぅっ!!」



その掌には新たに二本の肉棒が握らされ、口には滾りきった怒張が突っ込れる。
けれども今の椛には、その刺激が望外の幸福としか思えず、涙さえ流しながら よがり狂い、喘ぎ悶えていた。
再び肉棒に愛されながら、椛はただ自らの身体から湧き上がる欲望の洪水に 身を任せることしか出来なかった。
その光景は、“陵辱”とは言えず……むしろ、同意の下の“乱交”と呼んだほうが正しかったであろう。



「んひゅううぅぅっ!! ん、じゅるるっ、はぁ、ああっ! いい、きもちいい! もっとして、もっと犯してぇ!!」



男達と、椛の乱交は――――翌日の日の出まで続いた。



















数時間後……



「はぁ、ん、んぁぁ……いい、ひもひいぃ……あぅぅ……」


灯りすらも消された薄暗い洞窟の中、椛は仰向けになりながら、自らの秘唇を 精液に塗れた指で弄り回し、快楽を貪っていた。
全身の至る所に白濁の汚液がこびり付いているその姿は、見る者に“無残”以外の感情を植え付けはしまい。
特に、端正な顔は涎や涙、鼻水と、その数倍の量の精液によって見る影も無く、カピカピに乾き始めていた。
椛の右足には、身動きを封じるための枷が取り付けられており、彼女の自由を奪っているが、今の彼女にそんなものは必要ないのかもしれない。
既に、椛は“快楽”という名の牢獄に囚われた淫らな虜囚そのものなのだから。



「……あっ♪」



精液でふさがれつつあった椛の鼓膜が人の足音を感知し、次いで濁った瞳が一人の人影を捕える。




「おちんちん……ちんぽちょうだいよぉ……はぅぅん……!」



凛々しかった白狼天狗は、むくりと身体を起こし、濁った瞳を快楽にきらめかせる。
そして、彼女に近づいてきた男のズボンの上から、股間の部分に舌を這わせ始めた。



「うーん、投与しすぎたかな……」



椛に近づいた山賊団の副頭は 苦笑交じりに漏らすと、その首筋に薬剤を注射した。
程なくして、椛は 力尽きたように その場にぐったりと倒れ伏した。
彼女の口元と副頭のズボンの間に銀色のアーチがかかり、すぐに消える。



「これで明日には正気に戻るよ。ゆっくりお休み」



静かな副頭の言葉を耳にする者は、彼以外、誰一人としていなかった。



凌虐の宴~白狼天狗輪姦~……END
こんにちは、はじめまして。
変態牧師と申します。
どうぞよろしく~
変態牧師
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コメント




1.名前が無い程度の能力削除
もげました
某スレでHDが飛んでしまったと聞いた時はもう続きを読めないのかと諦めかけましたが、読めて良かったです
やはり気位の高い種族のプライドを折っていくのは良いものですね。正気に戻った椛がどんな反応をするか考えると堪りません

それでは、変態牧師さんの次の作品も楽しみにさせて頂きます
2.名前が無い程度の能力削除
もげた。次回作も凄く楽しみに待ってます!
3.名前が無い程度の能力削除
すごかったです。なんか、続編を読んでみたくなります。

あと、「襲い来る矢も、剣も、何一つ椛を脅かすには役不足。」は意味が逆だと思います。
この場合は、「力不足」とか「もの足りない」になるのではないでしょうか。
4.最古符「霊夢」削除
バット…エンド…?
いやぁ、正気に戻ったときの事を考えると…!
うはー☆たまらん!!
5.名前が無い程度の能力削除
一瞬開けたサイト間違えたかと思ったけどそんなことなかったぜ
相変わらずのようで安心しました
6.JENO削除
正気に戻ったver.求む!
7.名前が無い程度の能力削除
あの変態牧師がここにいることに衝撃を隠せない。最初開いたサイトを間違えたかと思った
相変わらずで安心しますた。次回作も楽しみに待ってます
8.名前が無い程度の能力削除
反抗的な娘をエロく調教していくのはいいものですね。
濃厚な描写多くてもげました。
9.名前が無い程度の能力削除
椛かわいい
あっちに居ないと思ったらこっちに来てたんですね
次回作も待ってます
10.名前が無い程度の能力削除
「椛はボクっ娘で貧乳」はまさに私のジャスティス!
エロいです。ありがとうございます<m(__)m>